JPH1015657A - 減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置 - Google Patents
減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置Info
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- JPH1015657A JPH1015657A JP17610296A JP17610296A JPH1015657A JP H1015657 A JPH1015657 A JP H1015657A JP 17610296 A JP17610296 A JP 17610296A JP 17610296 A JP17610296 A JP 17610296A JP H1015657 A JPH1015657 A JP H1015657A
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Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳型収納室内を弱く吸引減圧しながら湯口を
溶湯金属に接触させて鋳型収納室内の圧力変化を識別し
て湯面を検知するとき、鋳型収納室内の減圧度が予め決
めた値になるようにする。 【解決手段】 溶湯吸引用開口部と減圧用開口部を有す
る鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビテイ
を有する鋳型を、湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口部
から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して前
記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造に
おける湯面検知方法において、予め設定した吸引流量値
に対し、実際の流量値をフィードバックして流量調節手
段を制御し、鋳型収納室より所定流量を排出しながら鋳
型収納室を溶湯に接近させ、湯口が溶湯面に接した時に
生ずる圧力変化を検出する。
溶湯金属に接触させて鋳型収納室内の圧力変化を識別し
て湯面を検知するとき、鋳型収納室内の減圧度が予め決
めた値になるようにする。 【解決手段】 溶湯吸引用開口部と減圧用開口部を有す
る鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビテイ
を有する鋳型を、湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口部
から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して前
記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造に
おける湯面検知方法において、予め設定した吸引流量値
に対し、実際の流量値をフィードバックして流量調節手
段を制御し、鋳型収納室より所定流量を排出しながら鋳
型収納室を溶湯に接近させ、湯口が溶湯面に接した時に
生ずる圧力変化を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】鋳型のキャビテイ内の圧力を
大気圧以下に減圧し、溶湯をキャビテイ内に吸引して充
填することにより鋳物を鋳造する減圧吸引鋳造におい
て、溶湯面の検出を自動的に行う方法及び装置に関する
ものである。
大気圧以下に減圧し、溶湯をキャビテイ内に吸引して充
填することにより鋳物を鋳造する減圧吸引鋳造におい
て、溶湯面の検出を自動的に行う方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は以前減圧吸引鋳造方法におけ
る湯面検知方法を出願している。これは、溶湯吸引用開
口部を有する鋳型収納室に、湯口が鋳型収納室の溶湯吸
引用開口部から突出するように鋳型を配置し、鋳型収納
室内を大気圧以下に減圧することにより、前記湯口より
溶湯を湯道を経由してキャビテイに充填する減圧吸引鋳
造方法において、鋳型を鋳型収納室内に設置した後、鋳
型容器内を弱く吸引減圧しながら鋳型収納室を溶湯上に
下降し、湯口が溶湯表面と接触すると、それまで湯口か
ら吸引されていた空気流が遮断されて鋳型収納室内の圧
力は低下するその圧力変動を圧力センサで捉えて湯口先
端が湯面に到達したことを検知するものである。この信
号により鋳型収納室の下降を停止すると供に鋳型収納室
をさらに減圧して溶湯をキャビテイ内に吸引することに
より鋳造する。
る湯面検知方法を出願している。これは、溶湯吸引用開
口部を有する鋳型収納室に、湯口が鋳型収納室の溶湯吸
引用開口部から突出するように鋳型を配置し、鋳型収納
室内を大気圧以下に減圧することにより、前記湯口より
溶湯を湯道を経由してキャビテイに充填する減圧吸引鋳
造方法において、鋳型を鋳型収納室内に設置した後、鋳
型容器内を弱く吸引減圧しながら鋳型収納室を溶湯上に
下降し、湯口が溶湯表面と接触すると、それまで湯口か
ら吸引されていた空気流が遮断されて鋳型収納室内の圧
力は低下するその圧力変動を圧力センサで捉えて湯口先
端が湯面に到達したことを検知するものである。この信
号により鋳型収納室の下降を停止すると供に鋳型収納室
をさらに減圧して溶湯をキャビテイ内に吸引することに
より鋳造する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鋳型収納室から突出し
た湯口の先端が溶湯に達したときには鋳型収納室内が密
閉状態となり鋳型収納室内の減圧度は高まるが、このと
きの減圧度は溶湯がキャビティまで到達せず、かつ制御
部が変化を識別できる程度の減圧度が適当である。この
ために、鋳型収納室の減圧に際しては予め決めた所定量
の流量を吸引する必要がある。しかし前記従来の湯面検
知方法では、制御部からの開度指令に対し流量調節弁を
オープンループで制御しているため、弁体部の摩擦や機
械的劣化により、弁開度は開度指令値に正確に対応しな
いことがある。このような場合、鋳型収納室内が密閉状
態となったときの鋳型収納室内の減圧度は変動する。例
えば、減圧度が高くなりすぎた場合には溶湯がキャビテ
ィまで到達してしまい、逆に減圧度が低く充分な圧力変
化が生じなかった場合には、鋳型収納室が下降停止せず
溶湯内に浸漬することとなる。
た湯口の先端が溶湯に達したときには鋳型収納室内が密
閉状態となり鋳型収納室内の減圧度は高まるが、このと
きの減圧度は溶湯がキャビティまで到達せず、かつ制御
部が変化を識別できる程度の減圧度が適当である。この
ために、鋳型収納室の減圧に際しては予め決めた所定量
の流量を吸引する必要がある。しかし前記従来の湯面検
知方法では、制御部からの開度指令に対し流量調節弁を
オープンループで制御しているため、弁体部の摩擦や機
械的劣化により、弁開度は開度指令値に正確に対応しな
いことがある。このような場合、鋳型収納室内が密閉状
態となったときの鋳型収納室内の減圧度は変動する。例
えば、減圧度が高くなりすぎた場合には溶湯がキャビテ
ィまで到達してしまい、逆に減圧度が低く充分な圧力変
化が生じなかった場合には、鋳型収納室が下降停止せず
溶湯内に浸漬することとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶湯吸引用開
口部と減圧用開口部を有する鋳型収納室に、湯道と前記
湯道に連通するキャビテイを有する鋳型を湯口が鋳型収
納室の溶湯吸引用開口部から突出するように配置し、減
圧開口部から減圧して前記湯口から溶湯をキャビテイに
充填する減圧吸引鋳造における湯面検知方法において、
予め設定した吸引流量値に対し、実際の流量値をフィー
ドバックして流量調節手段を制御し、鋳型収納室より所
定流量を排出しながら鋳型収納室を溶湯に接近させ、湯
口が溶湯面に接した時に生ずる圧力変化を検出すること
を特徴としている。
口部と減圧用開口部を有する鋳型収納室に、湯道と前記
湯道に連通するキャビテイを有する鋳型を湯口が鋳型収
納室の溶湯吸引用開口部から突出するように配置し、減
圧開口部から減圧して前記湯口から溶湯をキャビテイに
充填する減圧吸引鋳造における湯面検知方法において、
予め設定した吸引流量値に対し、実際の流量値をフィー
ドバックして流量調節手段を制御し、鋳型収納室より所
定流量を排出しながら鋳型収納室を溶湯に接近させ、湯
口が溶湯面に接した時に生ずる圧力変化を検出すること
を特徴としている。
【0005】また、溶湯吸引用開口部と減圧用開口部を
有する鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビ
テイを有する鋳型を湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口
部から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して
前記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造
における湯面検知装置において、前記鋳型収納室の減圧
用開口部と真空排気装置を連通する配管に設けた流量調
節手段及び流量検出手段と、設定流量値と検出した流量
値の差分を流量調節手段に出力し、鋳型収納室内圧力値
を入力し圧力変化を識別する制御装置を有することも特
徴としている。
有する鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビ
テイを有する鋳型を湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口
部から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して
前記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造
における湯面検知装置において、前記鋳型収納室の減圧
用開口部と真空排気装置を連通する配管に設けた流量調
節手段及び流量検出手段と、設定流量値と検出した流量
値の差分を流量調節手段に出力し、鋳型収納室内圧力値
を入力し圧力変化を識別する制御装置を有することも特
徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す。鋳
型1は通気性材料からなり、内部に鋳造製品形状に対応
したキャビテイ14と、キャビテイ14と連通する湯道
15を有する。鋳型収納室2は鋳型1を外気から密閉し
て収納可能な構造とし、底部には湯口吸引開口部17を
有し、湯口部16を密接的に取り付けて湯口19と湯道
15を連通する。上部には減圧開口部18を有し、鋳型
収納室2を減圧吸引する管路11を貫挿する。鋳型収納
室2は昇降装置(図示せず)により上下方向に昇降自在
である。前記管路11の他端部には真空ポンプ7を設
け、かつ前記減圧用開口部18に近接した箇所に流量計
測器4を設け、かつ前記流量計測器4と前記真空ポンプ
7の途中に制御部10からの信号に対応して連続的に所
定の流体抵抗をつくることのできるアナログ流量調節弁
5を介装する。さらに、前記アナログ流量調節弁5と前
記流量計測器4間の管路12途中には分岐管を設け、一
端を大気に開放したデジタルバルブ6(日立金属(株)
製商品名)を介装する。さらに圧力センサー9を前記管
路12より鋳型1側の管路11、又は鋳型収納室2の上
部に設ける。前記アナログ流量調節弁5及びデジタルバ
ルブ6は、制御部10により開閉を制御される。制御部
10は、圧力センサー9と流量計測器4からの出力を入
力し、アナログ流量調節弁5とデジタルバルブ6を調整
することができる。
型1は通気性材料からなり、内部に鋳造製品形状に対応
したキャビテイ14と、キャビテイ14と連通する湯道
15を有する。鋳型収納室2は鋳型1を外気から密閉し
て収納可能な構造とし、底部には湯口吸引開口部17を
有し、湯口部16を密接的に取り付けて湯口19と湯道
15を連通する。上部には減圧開口部18を有し、鋳型
収納室2を減圧吸引する管路11を貫挿する。鋳型収納
室2は昇降装置(図示せず)により上下方向に昇降自在
である。前記管路11の他端部には真空ポンプ7を設
け、かつ前記減圧用開口部18に近接した箇所に流量計
測器4を設け、かつ前記流量計測器4と前記真空ポンプ
7の途中に制御部10からの信号に対応して連続的に所
定の流体抵抗をつくることのできるアナログ流量調節弁
5を介装する。さらに、前記アナログ流量調節弁5と前
記流量計測器4間の管路12途中には分岐管を設け、一
端を大気に開放したデジタルバルブ6(日立金属(株)
製商品名)を介装する。さらに圧力センサー9を前記管
路12より鋳型1側の管路11、又は鋳型収納室2の上
部に設ける。前記アナログ流量調節弁5及びデジタルバ
ルブ6は、制御部10により開閉を制御される。制御部
10は、圧力センサー9と流量計測器4からの出力を入
力し、アナログ流量調節弁5とデジタルバルブ6を調整
することができる。
【0007】次に前記構成をもとに、その作用を図1、
図2、図3及び図4を基に説明する。減圧吸引鋳造装置
の起動開始とともに、真空ポンプ7を作動させるが、鋳
型収納室2は大気圧環境下にあるように、制御部10は
アナログ流量調節弁5を閉止状態に、デジタルバルブ6
を開放状態にする。次に、鋳型1が鋳型収納室2に密閉
的に収納されると、その信号を受け、減圧吸引制御のサ
イクルが開始される。該減圧吸引制御は湯面検知モード
と実吸引モードからなる。
図2、図3及び図4を基に説明する。減圧吸引鋳造装置
の起動開始とともに、真空ポンプ7を作動させるが、鋳
型収納室2は大気圧環境下にあるように、制御部10は
アナログ流量調節弁5を閉止状態に、デジタルバルブ6
を開放状態にする。次に、鋳型1が鋳型収納室2に密閉
的に収納されると、その信号を受け、減圧吸引制御のサ
イクルが開始される。該減圧吸引制御は湯面検知モード
と実吸引モードからなる。
【0008】湯面検知モードに入ると、湯口19からの
予め設定された微少量のエアの流入を確保するように、
アナログ流量調節弁5を少し開くように、かつデジタル
バルブ6は開放状態を保持するか少し閉止するように制
御する。即ち、流量計測器4からの流量値を制御部10
に読み込み、この値が設定された範囲内に入っていなけ
れば、後述する実吸引モード時と同様のPID調節を行
い、アナログ流量調節弁5とデジタルバルブ6の開度を
調整する。
予め設定された微少量のエアの流入を確保するように、
アナログ流量調節弁5を少し開くように、かつデジタル
バルブ6は開放状態を保持するか少し閉止するように制
御する。即ち、流量計測器4からの流量値を制御部10
に読み込み、この値が設定された範囲内に入っていなけ
れば、後述する実吸引モード時と同様のPID調節を行
い、アナログ流量調節弁5とデジタルバルブ6の開度を
調整する。
【0009】流量値が設定された範囲よりも小さければ
アナログ流量調節弁5は少し開くと同時に、デジタルバ
ルブ6は少し閉止されるか開放状態を保持し、逆に設定
範囲よりも大きければアナログ流量調節弁5は少し閉止
すると同時に、デジタルバルブ6は少し開くか開放状態
を保持する。流量値が予め指定した範囲に入っていれば
そのときの開度を保持したまま、図2(a)に示すよう
に鋳型収納室2の下降を開始し、同時に圧力センサー9
の圧力値のモニタリングを開始する。この時の圧力セン
サー9の検出値は、図4のA部に表されるように、例え
ば、約−1000Paと微小である。なお、鋳型1の通
気度は品種が違えば多少異なり、この場合圧力センサー
9の検出値もそれに応じて変わる。
アナログ流量調節弁5は少し開くと同時に、デジタルバ
ルブ6は少し閉止されるか開放状態を保持し、逆に設定
範囲よりも大きければアナログ流量調節弁5は少し閉止
すると同時に、デジタルバルブ6は少し開くか開放状態
を保持する。流量値が予め指定した範囲に入っていれば
そのときの開度を保持したまま、図2(a)に示すよう
に鋳型収納室2の下降を開始し、同時に圧力センサー9
の圧力値のモニタリングを開始する。この時の圧力セン
サー9の検出値は、図4のA部に表されるように、例え
ば、約−1000Paと微小である。なお、鋳型1の通
気度は品種が違えば多少異なり、この場合圧力センサー
9の検出値もそれに応じて変わる。
【0010】図2(b)に示すように湯口19が溶湯面
に達すると、湯口19及び鋳型1を介して鋳型収納室2
内に流入していた大気が遮断され、その流量分だけ鋳型
収納室2内の減圧度は高まる(例えば、約−3000P
aへ)。即ち、設定する流量は、鋳型収納室をそれに相
当する排気を行った時所定の減圧度になるような量に設
定しておく。圧力センサー9でこの圧力変化が検出され
ると(図4のB部)、制御部10は湯口19が溶湯面に
達したと判断し、さらに所定量例えば吸引相当分下降さ
せて湯面検知モードを完了する。その後実吸引モードを
開始する。図3に湯面検知モードから実吸引モードまで
のフローチャートを示す。
に達すると、湯口19及び鋳型1を介して鋳型収納室2
内に流入していた大気が遮断され、その流量分だけ鋳型
収納室2内の減圧度は高まる(例えば、約−3000P
aへ)。即ち、設定する流量は、鋳型収納室をそれに相
当する排気を行った時所定の減圧度になるような量に設
定しておく。圧力センサー9でこの圧力変化が検出され
ると(図4のB部)、制御部10は湯口19が溶湯面に
達したと判断し、さらに所定量例えば吸引相当分下降さ
せて湯面検知モードを完了する。その後実吸引モードを
開始する。図3に湯面検知モードから実吸引モードまで
のフローチャートを示す。
【0011】実吸引モードでは、減圧度は実際の圧力セ
ンサ9で検出された圧力を基にPID調節を行いアナロ
グ流量調節弁5とデジタルバルブ6両方に操作用信号を
出力し制御を行う。そのとき、アナログ流量調節弁5に
は、その開閉操作用信号に変換されたアナログ電圧又は
電流のかたちで出力される。減圧度を高めるには、アナ
ログ流量調節弁5を開いて、鋳型収納室2内の排気を強
めればよい。即ち、PID調節部からの0%から100
%への出力値変化に対応して、弁を全閉から全開へ比例
的に開くように操作用信号を出力する。
ンサ9で検出された圧力を基にPID調節を行いアナロ
グ流量調節弁5とデジタルバルブ6両方に操作用信号を
出力し制御を行う。そのとき、アナログ流量調節弁5に
は、その開閉操作用信号に変換されたアナログ電圧又は
電流のかたちで出力される。減圧度を高めるには、アナ
ログ流量調節弁5を開いて、鋳型収納室2内の排気を強
めればよい。即ち、PID調節部からの0%から100
%への出力値変化に対応して、弁を全閉から全開へ比例
的に開くように操作用信号を出力する。
【0012】一方デジタルバルブ6にはPID調節され
た操作用信号の0〜100%出力値に対応したデジタル
バルブ6の複数の電磁弁各々へのON―OFF信号が出
力される。減圧度を高めるには、デジタルバルブ6を閉
じて大気の流入量を減らすようにすればよい。即ち、P
ID調節された操作用信号の0%から100%への出力
値に対応して、弁全体の開口度が全開から全閉へ段階的
ではあるが比例的に閉まるように計算、判断処理をし、
複数個の電磁弁に各々操作用信号を出力する。
た操作用信号の0〜100%出力値に対応したデジタル
バルブ6の複数の電磁弁各々へのON―OFF信号が出
力される。減圧度を高めるには、デジタルバルブ6を閉
じて大気の流入量を減らすようにすればよい。即ち、P
ID調節された操作用信号の0%から100%への出力
値に対応して、弁全体の開口度が全開から全閉へ段階的
ではあるが比例的に閉まるように計算、判断処理をし、
複数個の電磁弁に各々操作用信号を出力する。
【0013】デジタルバルブ6は電磁弁で開口部を開閉
するため、開口面積調整が0.01秒単位で極めて応答
性高く行うことができる。即ち、急激な減圧指示に対し
て大気の流入量の減少が瞬時に行われ、目標減圧カーブ
追従を可能にする。さらに、所定圧到達後のオーバシュ
ートに対して瞬時に流入量を増加することができ、行き
すぎ量をほとんどなくすことができる。一方、アナログ
流量調節弁5は応答性は劣るものの、なだらかな流量変
化をさせることができ、デジタルバルブ6のステップ的
流量変化をなめらかにする。従って、両者のバルブの相
乗効果により、減圧を急速に立ち上げることができると
ともに、目標値には大きなハンチングなく到達すること
ができ、以降も鋳型収納室2等から多少のリークがあっ
ても所定の減圧度を保持することができる。図4に、本
実施例における減圧開始から一定圧力になるまでの減圧
吸引圧力変化を示しているが、約0.04Mpa/秒と
いう急激な減圧速度(C部)にかかわらず、行き過ぎな
く目標値に落ち着いていることがわかる。
するため、開口面積調整が0.01秒単位で極めて応答
性高く行うことができる。即ち、急激な減圧指示に対し
て大気の流入量の減少が瞬時に行われ、目標減圧カーブ
追従を可能にする。さらに、所定圧到達後のオーバシュ
ートに対して瞬時に流入量を増加することができ、行き
すぎ量をほとんどなくすことができる。一方、アナログ
流量調節弁5は応答性は劣るものの、なだらかな流量変
化をさせることができ、デジタルバルブ6のステップ的
流量変化をなめらかにする。従って、両者のバルブの相
乗効果により、減圧を急速に立ち上げることができると
ともに、目標値には大きなハンチングなく到達すること
ができ、以降も鋳型収納室2等から多少のリークがあっ
ても所定の減圧度を保持することができる。図4に、本
実施例における減圧開始から一定圧力になるまでの減圧
吸引圧力変化を示しているが、約0.04Mpa/秒と
いう急激な減圧速度(C部)にかかわらず、行き過ぎな
く目標値に落ち着いていることがわかる。
【0014】上述した減圧制御により、溶湯3は、鋳型
1のキャビティ14内に鋳型との接触でも凝固すること
なく急速に充填され、かつ一定の吸引力を受けた状態で
凝固する。凝固完了した所定時間後にアナログ流量調節
弁5、デジタルバルブ6を各々初期状態の開閉位置に戻
し、鋳型収納室2内を大気圧にして減圧吸引制御サイク
ルが完了する。その後、鋳型収納室2を上昇させて、鋳
型収納室2から鋳型1を取り出して鋳造が完了する。
1のキャビティ14内に鋳型との接触でも凝固すること
なく急速に充填され、かつ一定の吸引力を受けた状態で
凝固する。凝固完了した所定時間後にアナログ流量調節
弁5、デジタルバルブ6を各々初期状態の開閉位置に戻
し、鋳型収納室2内を大気圧にして減圧吸引制御サイク
ルが完了する。その後、鋳型収納室2を上昇させて、鋳
型収納室2から鋳型1を取り出して鋳造が完了する。
【0015】
【発明の効果】本発明の減圧吸引鋳造における湯面検知
方法及び装置によれば、以上説明したような手段を用い
ており、次のような効果がある。 1)湯口が溶湯で閉止された時の鋳型収納室内の減圧度
は、予め設定したエアの流入量で決まるので、一定の減
圧度にすることができ、キャビティへの溶湯の流入や圧
力変化検出ミスがない。 2)エアの流入量は、流量計測器での流量値をフィード
バックして流量調節手段を制御するので、所定の流入量
を得ることができる。 3)溶湯レベル計などを使用せず、減圧制御機器を利用
して、湯面検知を行うことができ周辺設備が簡略にな
る。
方法及び装置によれば、以上説明したような手段を用い
ており、次のような効果がある。 1)湯口が溶湯で閉止された時の鋳型収納室内の減圧度
は、予め設定したエアの流入量で決まるので、一定の減
圧度にすることができ、キャビティへの溶湯の流入や圧
力変化検出ミスがない。 2)エアの流入量は、流量計測器での流量値をフィード
バックして流量調節手段を制御するので、所定の流入量
を得ることができる。 3)溶湯レベル計などを使用せず、減圧制御機器を利用
して、湯面検知を行うことができ周辺設備が簡略にな
る。
【図1】本発明の減圧吸引鋳造装置を説明する図
【図2】湯面検知原理の概念を説明する図
【図3】減圧吸引制御を説明するフローチャート図
【図4】減圧吸引圧力変化の例を示す図
1…鋳型 2…鋳型収納室 3…溶湯 4…流量計測器 5…アナログ流量調節弁 6…デジタルバルブ 7…真空ポンプ 9…圧力センサー 10…制御部 14…キャビティ 15…湯道 16…湯口部 19…湯口
Claims (2)
- 【請求項1】 溶湯吸引用開口部と減圧用開口部を有す
る鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビテイ
を有する鋳型を、湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口部
から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して前
記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造に
おける湯面検知方法において、 予め設定した吸引流量値に対し、実際の流量値をフィー
ドバックして流量調節手段を制御し、鋳型収納室より所
定流量を排出しながら鋳型収納室を溶湯に接近させ、湯
口が溶湯面に接した時に生ずる圧力変化を検出すること
を特徴とする減圧吸引鋳造における湯面検知方法。 - 【請求項2】 溶湯吸引用開口部と減圧用開口部を有す
る鋳型収納室に、湯道と前記湯道に連通するキャビテイ
を有する鋳型を、湯口が鋳型収納室の溶湯吸引用開口部
から突出するように配置し、減圧開口部から減圧して前
記湯口から溶湯をキャビテイに充填する減圧吸引鋳造に
おける湯面検知装置において、 前記鋳型収納室の減圧用開口部と真空排気装置を連通す
る配管に設けた流量調節手段及び流量検出手段と、設定
流量値と検出した流量値の差分を流量調節手段に出力
し、鋳型収納室内圧力値を入力し圧力変化を識別する制
御装置を有することを特徴とする減圧吸引鋳造における
湯面検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17610296A JPH1015657A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17610296A JPH1015657A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1015657A true JPH1015657A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16007735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17610296A Pending JPH1015657A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1015657A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT412238B (de) * | 2002-10-31 | 2004-11-25 | Oridis Biomed Forschungs Und E | Verfahren und vorrichtung zur manipulation mit proben |
| JP2007069255A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Denso Corp | 溶湯供給装置、及び溶湯供給方法 |
| CN102847916A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-02 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种真空吸铸铸件出型方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17610296A patent/JPH1015657A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT412238B (de) * | 2002-10-31 | 2004-11-25 | Oridis Biomed Forschungs Und E | Verfahren und vorrichtung zur manipulation mit proben |
| JP2007069255A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Denso Corp | 溶湯供給装置、及び溶湯供給方法 |
| CN102847916A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-02 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种真空吸铸铸件出型方法 |
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