JPH1015697A - トランスファープレス装置 - Google Patents

トランスファープレス装置

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Publication number
JPH1015697A
JPH1015697A JP8170992A JP17099296A JPH1015697A JP H1015697 A JPH1015697 A JP H1015697A JP 8170992 A JP8170992 A JP 8170992A JP 17099296 A JP17099296 A JP 17099296A JP H1015697 A JPH1015697 A JP H1015697A
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JP
Japan
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upper die
work
die
mold
transfer press
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Application number
JP8170992A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nagashima
清 長嶋
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上型を小型化することができるトランスファ
ープレス装置を提供すること。さらに、上型を手間をか
けずに交換できるトランスファープレス装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 トランスファープレス装置1において、
ダンパー機構50は上型受け台10側に構成され、ダン
パー機構50と上型20cとは分離している。このた
め、ダンパー機構50については上型20cの上下スト
ロークとの関係で小型化が困難であっても、上型20c
については小型化できる。プレート51の下端面おい
て、上型20cをガイドレール60に沿ってスライドさ
せると、上型20cが位置決めピン65に突き当たり、
上型20cはそこで位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークが各加工エ
リアで順次プレス加工されていくトランスファープレス
装置に関するものである。さらに詳しくは、トランスフ
ァープレス装置における上型およびその周辺部分の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トランスファープレス装置では、図7に
示すように、上型20Aの下端面から突出するワーク押
圧ピン23に対して、プレス加工の際にワーク押圧ピン
23が弾性をもってワーク70を下型30Aに向けて押
しつけることを可能とするダンパー機構50Aが構成さ
れている。このダンパー機構50Aは、従来、上型20
A内部に構成されている。すなわち、ダンパー機構50
Aでは上型20Aの内部にパイプ59が上下方向に配置
され、このパイプ59の内部において、コイルスプリン
グ592は、パイプ59の上端開口に固定された端板5
91と、ワーク押圧ピン23との間に配置されている。
従って、上型受け台10とともに上型20Aが下降する
と、まず、ワーク押圧ピン23がダンパー機構50Aに
付勢されながらワーク70に弾性をもって当接し、次に
上型20Aと下型30Aとの間でワーク70をプレス加
工する際にノックアウト24が上型20Aの内部に引っ
込んだときでもワーク押圧ピン23はワーク70に弾性
をもって当接したままである。また、プレス加工が終了
した後、上型20Aが上昇する際にも、その途中まで
は、ワーク押圧ピン23は、弾性をもってワーク70を
下型30Aの方に押し付ける状態にある。
【0003】このようなトランスファープレス装置にお
いて、上型20Aを交換する際には、まず、上型20A
の上端部で突出するシャンク201Aを上型受け台10
のシャンク押さえ11で保持させ、そこに仮締めする。
この状態から、上型受け台10を下降させて、上下型の
芯だしを行う。この芯だしは、上型20Aから下方に突
き出ているガイドポスト29と下型のガイドポスト受け
孔(図示せず)とを基準にして行う。この芯だし作業の
後に、上型20Aの角度位置を調整して上型20Aを本
締めする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成されて
いる従来のトランスファープレス装置では、以下の問題
点がある。まず第1に、ダンパー機構50Aが上型20
Aと一体化されているため、上型20Aを小型化するこ
とができないという問題点がある。すなわち、ダンパー
機構50Aは、プレス時のストロークに相当する寸法が
必要であることから小型化が困難であるため、上型20
Aの小型化も困難である。第2には、上型20Aをシャ
ンク押さえ11で仮締めした後、上型20Aの角度位置
の調整などといったいくつもの調整作業が必要であるた
め、上型20Aを交換する際に手間がかかるという問題
点がある。
【0005】そこで、本発明の課題は、以上の問題点を
解消することにあり、上型を小型化することのできるト
ランスファープレス装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の課題は、上型を手間をかけ
ずに交換できるトランスファープレス装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、ワークが載置される下型と、該下型上
のワークをプレス加工するための上型と、この上型を上
型装着部で保持しながら上下動する上型受け台と、前記
上型の下端面から前記下型に向けて突出するワーク押圧
ピンと、プレス加工する際に前記ワーク押圧ピンがワー
クを弾性をもって前記下型に向けて押しつけ可能とする
ダンパー機構とを有するトランスファープレス装置にお
いて、前記ダンパー機構は前記上型受け台の側に構成さ
れていることを特徴とする。
【0008】本発明では、上型とダンパー機構とが一体
化されているのではなく、ダンパー機構が上型受け台の
側に構成され、上型とダンパー機構とが分離されてい
る。従って、ダンパー機構の小型化が困難な場合でも、
上型を小型化できる。
【0009】このように構成した場合でも、前記ダンパ
ー機構と前記ワーク押圧ピンとの機構的な接続は、前記
上型装着部に前記上型を装着する動作に連動して自動的
に行われるように構成されていることが好ましい。
【0010】本発明において、前記上型装着部と前記上
型との接合面が平坦面で構成すると、該接合面同士をス
ライドさせることにより、前記上型装着部に前記上型を
装着することができる。
【0011】本発明において、前記上型装着部は、前記
上型が横方向にスライド可能なガイドレールを備え、該
ガイドレールを利用して該スライド方向と直交する横方
向における前記上型の装着位置を規定するように構成さ
れていることが好ましい。
【0012】このように構成すると、上型をガイドレー
ルに沿ってスライドさせていくだけで、このスライド方
向と直交する横方向については上型を自動的に位置決め
できるので、上型を手間をかけずに交換できる。
【0013】本発明において、前記上型装着部は、前記
ガイドレールに沿ってスライドしてくる前記上型と干渉
して該スライド方向における前記上型の装着位置を規定
する位置決め用部を備えていることが好ましい。
【0014】このように構成すると、上型をガイドレー
ルに沿ってスライドさせていくだけで、このスライド方
向においても上型を自動的に位置決めできるので、上型
を手間をかけずに交換できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】[全体構成]図1は本発明に係るトランス
ファープレス装置を示す正面図、図2(a)は、トラン
スファープレス装置において上型受け台の下端部に構成
されている上型装着部を示す正面図、図2(b)は、上
型装着部に複数の上型が保持されている状態を示す上型
受け台側の底面図である。
【0017】図1において、トランスファープレス装置
1には、矢印Aで示すワーク搬送方向に沿って第1工程
から第11工程を行う合わせて11箇所の加工エリアが
構成され、ワーク70が順次各加工エリアに自動的に搬
送されていくうちにモータケースなどのプレス完成品に
まで成形される装置である。
【0018】トランスファープレス装置1では、いずれ
の加工エリアにも、ワーク70が載置される下型30a
〜kと、下型30a〜k上のワーク70を加工するため
の上型20a〜kと、これらの上型20a〜kをすべて
保持しながら、上型20a〜kを同時に上下動させる上
型受け台10が構成されている。いずれの上型20a〜
kにおいても、各下端面からはプレス加工の際に下型3
0a〜k上のワーク70を弾性をもって押しつけるワー
ク押圧ピン23が突出している。
【0019】このように構成したトランスファープレス
装置1では、上型受け台10が上下動する1サイクルの
うちに上型20a〜kと下型30a〜kとの間でワーク
70がプレス加工され、プレス加工されたワーク70は
次の加工エリアに搬送されるようになっている。
【0020】詳しくは後述するが、本形態では、図2
(a)、(b)に示すように、いずれの加工エリアにお
いても、上型20a〜kは、上型受け台10の下端面を
構成する各プレート51に対し、その下面部においてワ
ーク搬送方向Aと直交する方向からスライドさせること
によって装着され、1対の油圧クランパ63a、63b
によって保持されている。
【0021】[下型の取り付け構造]図3(a)は、ト
ランスファープレス装置において複数の下型が下型受け
台に保持されている状態を示す下型受け台側の平面図、
図3(b)は、下型受け台において複数の下型が装着さ
れる下型装着部の構成を示す正面図である。
【0022】図3(a)、(b)において、ワーク搬送
方向Aに沿って並ぶいずれの加工エリアにおいても、下
型30a〜kは、以下に説明するように、下型受け台4
0上でワーク搬送方向Aと直交する方向から装着され、
1対の油圧クランパ431a、431bに保持されるよ
うになっている。
【0023】まず、下型受け台40には、機台に固定さ
れた平板状のボルスタ41と、その表面に固定された2
個のサブボルスタ43、45が構成されている。ボルス
タ41の表面にはワーク70のワーク搬送方向Aに沿っ
て4個の位置決めピン411が構成され、これらの位置
決めピン411によって、サブボルスタ43、45が位
置決めされている。
【0024】サブボルスタ43、45の表面には、前後
一対の油圧クランパ431a、431bが合わせて11
組構成され、これらの油圧クランパ431a、431b
のヘッドは、サブボルスタ43、45の表面から突出し
ている。一対の油圧クランパ431a、431bのう
ち、図面に向かって上側の油圧クランパ431aは固定
式であり、下側の油圧クランパ431bは可動式であ
る。従って、油圧クランパ431bをそこから退避させ
ておけば、たとえば、下型30bの先端部に構成されて
いる溝内に油圧クランパ431aの軸が嵌まるまで下型
30bを油圧クランパ431aのヘッドの下に差し込む
ことができる。このようにして下型30bを装着した後
は、油圧クランパ431bを下型30bの溝内に出現さ
せ、しかる後に、油圧クランパ431a、431bで下
型30bを保持すれば、下型30bを下型受け台40上
に固定することができる。ここで、油圧クランパ431
aの両側には位置決めピン432が構成されている。従
って、下型30bを装着するときには、下型30bの先
端部が位置決めピン432に突き当たるので、下型30
bは、自動的に位置決めされる。
【0025】このような下型装着構造は、いずれの加工
エリアでも同様な構造になっているので、その他のエリ
アについては説明を省略する。
【0026】[プレートの上型装着部の構成]トランス
ファープレス装置1では、いずれの加工エリアも基本的
には同じ構成になっているので、第3の加工エリアに相
当する上型20cおよびその周辺部分の構造を、図4お
よび図5を参照して説明する。
【0027】図4は、トランスファープレス装置の1つ
の加工エリアをワーク搬送方向に沿って切断したときの
上型およびその周辺部分の断面図、図5は、この加工エ
リアで上型を交換するための動作を示すために、トラン
スファープレス装置の1つの加工エリアをワーク搬送方
向に直交する方向に沿って切断したときの上型およびそ
の周辺部分の断面図である。
【0028】図4および図5において、上型受け台10
の下端面を構成するプレート51は、その下端面が上型
20cの装着部(上型装着部)になっている。すなわ
ち、プレート51の下端面(接合面)は平坦とされ、そ
こには、ワーク搬送方向Aに沿って互いに向き合うよう
に下方に突出するL字形のガイドレール60と、搬送方
向Aに垂直な方向(上型の装着方向)でヘッドが下方に
突出する固定式の油圧クランパ63aと、油圧クランパ
63aよりややずれた位置で下方に突出する位置決めピ
ン65(位置決め用部)とが構成されている。油圧クラ
ンパ63aに対峙する位置には、図2(a)に示すよう
に、それと対になるもう1つの油圧クランパ63b(可
動式の油圧クランパ)が構成されているが、この油圧ク
ランパ63bは、金型20cを装着する際には退避させ
ておくので、図5には図示を省略してある。
【0029】[上型の構造]上型20cは、サブプレー
ト21、パンチホルダー26、バックプレート27、お
よび下端部においてワーク70を所定形状にプレスする
金型部分28から構成されている。サブプレート21
は、上端面(接合面)が平坦とされ、かつ、ガイドレー
ル60に引っ掛かるための張出部分211が構成されて
いる。
【0030】このような上型20cについては、図5に
おいて図示を省略した方の油圧クランパ63bを退避さ
せておけば、上型20cをガイドレール60に沿ってス
ライドさせて上型20cの先端部に構成されている溝内
に油圧クランパ63aの軸が嵌まるまで上型20cを油
圧クランパ63aのヘッドの下に差し込むことができ
る。この際に、上型20cの先端部は位置決めピン65
に突き当たるので、このスライド方向における上型20
cの装着位置については位置決めピン65によって規定
できる。また、上型20cはガイドレール60によって
スライド方向と直交する方向の装着位置が規定される。
このようにして上型20cを装着した後は、退避してい
た油圧クランパ63bを上型20cの後端部に構成され
ている溝内に出現させれば、油圧クランパ63a、63
bによって上型20cを上型受け台11のプレート51
に固定することができる。また、パンチホルダー26の
下端面からは、上型20cおよび下型30cの芯出しを
行うためのガイドポスト29が突出している。従って、
上型20cを装着した後にガイドポスト29で芯出しさ
えすれば、上型20cはガイドレール60および位置決
めピン65によってすでに位置決めされているので、角
度調整を行う必要がない。それ故、上型20cを手間を
かけずに交換できる。
【0031】このような上型装着構造は、いずれの加工
エリアでも同様な構造になっているので、その他のエリ
アについては説明を省略する。
【0032】[ワーク押圧ピンの構造]上型20cは、
サブプレート21、パンチホルダー26、バックプレー
ト27、および金型部分28のいずれも円筒状に構成さ
れ、その中空部分の上端部にはスプリング蓋251が嵌
め込まれている。上型20cの下端部にはノックアウト
24が嵌められ、このノックアウト24は上型20cの
内部で上下動可能である。サブプレート21とノックア
ウト24との間には、それらに形成されている孔内にパ
イプ22が嵌められている。パイプ22の下端部はノッ
クアウト24と連結されているが、上端側はサブプレー
ト21の孔に通されているだけである。ノックアウト2
4にはパイプ22に連通する孔が形成され、そこにワー
ク押圧ピン23が通されおてり、ワーク押圧ピン23は
上下に摺動できる。また、ワーク押圧ピン23の上端部
には連結ロッド231が連結されており、ワーク押圧ピ
ン23の上下動に連動する。従って、ワーク押圧ピン2
3がワーク70に当接して押し上げられると、それに連
動して連結ロッド231がパイプ22の内部にガイドさ
れながら、サブプレート21の上端面から突き出ること
になる。また、パイプ22の周囲において、ノックアウ
ト24とスプリング蓋251との間にはコイルスプリン
グ25が配置されている。このため、ノックアウト24
は、その外周部分がバックプレート27の内周部分と係
合して金型部分28から下方に飛び出すことはないが、
コイルスプリング25によって下方に向けて付勢された
状態にある。
【0033】[ダンパー機構の構造]このように構成し
た上型20cは、上型受け台10の下端面を構成してい
るプレート51の下面部に装着されると上端面が塞がれ
る。ここで、上型受け台10のシャンク押さえ11と対
峙する位置には、プレート51に対してフランジ部分を
介して略円筒状のホルダー53が嵌められ、このホルダ
ー53の内部には、上型20cの方から連結ロッド23
1の上端部が突き出たときに、この連結ロッド231を
介してワーク押圧ピン23を下方に向けて付勢するダン
パー機構50が構成されている。
【0034】ダンパー機構50ではホルダー53の内部
にロッド55が配置されている。ロッド55の下端部に
は円板状の受け板57が取り付けられ、この受け板57
によって、ロッド55の周囲に装着されたコイルスプリ
ング551が支持されている。ここで、ロッド55は、
上型20cの方から連結ロッド231の上端部が突き出
たときには、受け板57を介して突き上げられることに
なる。この際に、上型20cの方から連結ロッド231
の上端部が大きく突き出てロッド55や受け板57とと
もに大きく突き上げられたときには、コイルスプリング
551は、ホルダー53の上端部に固定された端板53
1の下端面に突き当たって受け板57を下方に付勢す
る。このように機構的に接続可能なように、上型受け台
10の所定位置に上型20cを装着すると、上型20c
における連結ロッド231の位置と上型受け台10にお
ける受け板57の位置とは自動的に重なるように構成さ
れている。
【0035】ロッド55の上端側は、ホルダー53の上
端部に固定された端板531に形成されている孔に通さ
れた状態にある。ホルダ53の上方には、円筒状のパイ
プ59が直立した状態で取り付けられ、このパイプ59
の下端部は端板531の上端面に連結している。パイプ
59は、上端開口が端板591によって塞がれ、その内
部にはコイルスプリング592が配置されている。コイ
ルスプリング592の上端部は端板591に固定され、
下端部は端板531から突出しているロッド55の先端
部に連結している。従って、コイルスプリング592
は、ロッド55を下方に向かって常に付勢可能である。
すなわち、上型20cの方から連結ロッド231の上端
部が突き出たときに、まず、コイルスプリング592
が、ロッド55、受け板57、連結ロッド231を介し
てワーク押圧ピン23を下方に向けて付勢し、さらに連
結ロッド231の上端部が大きく突き出たときには、コ
イルスプリング592およびコイルスプリング551の
双方がロッド55、受け板57、連結ロッド231を介
してワーク押圧ピン23を下方に向けて付勢することに
なる。
【0036】[動作]このように構成した加工エリアに
おいて、ワーク70を下型30c上に載置した後、上型
20cを上型受け台10とともに下降させると、まず、
ワーク押圧ピン23はワーク70に当接するが、このと
き、ワーク押圧ピン23は連結ロッド231、受け板5
7、ロッド55を介してコイルスプリング592に付勢
され、ワーク70に弾性をもって当接する。次に、上型
20cと下型30cとの間でワーク70をプレス加工す
る際には、ノックアウト24がコイルスプリング25に
抗しながら上型20cの内部に引っ込む。さらに、ワー
ク押圧ピン23が上方に押し上げられ、連結ロッド23
1の上端部が大きく突き出たときにはコイルスプリング
551もワーク押圧ピン23を付勢することになる。こ
の状態でプレス加工が行われ、しかる後に、上型20c
が上昇する。この際にも、その途中までは、ワーク押圧
ピン23は、コイルスプリング551、592によって
付勢された状態にあるので、ワーク70を下型30cの
上端面に保持しておくことが可能である。
【0037】このような動作は、いずれの加工エリアで
も同様であるので、その他のエリアでの動作については
説明を省略する。
【0038】[本形態の効果]このように構成したトラ
ンスファープレス装置1において、ダンパー機構50
は、上型受け台10の側に構成され、上型20a〜kと
別体である。従って、ダンパー機構50については上型
20a〜kの上下ストロークより小型化できないという
制約があっても、上型20a〜kについては小型化でき
る。また、ダンパー機構50とワーク押圧ピン23との
機構的な接続は、上型受け台10のプレート51に上型
20cを装着する動作に連動して自動的に行われるの
で、ダンパー機構50と上型20a〜kとを別体に構成
しても支障がない。この場合に、プレート51と上型2
0a〜kとの接合面は平坦面であるので、プレート51
に上型20cをスライドさせながら装着すると、ダンパ
ー機構50とワーク押圧ピン23との機構的な接続が自
動的に行われるような構造としやすい。
【0039】さらに、上型受け台10の側においてガイ
ドレール60や位置決めピン65を利用して上型20a
〜kの位置決めを行うことができるので、大きな手間を
かけずに上型20a〜kを交換できる。
【0040】[その他の実施の形態]上記形態では、ワ
ーク押圧ピン23をワークの位置ずれ防止用とイジェク
ト用とを兼用させるために、ダンパー機構50では、ワ
ーク押圧ピン23に対する付勢力を2段階に切り換える
構成であったが、本発明は、図6に示すように、ワーク
押圧ピン23に対して、1本のコイルスプリング529
だけがダンパー機構50に構成されている場合にも適用
できる。この場合にも、上型20lの側にワーク押圧ピ
ン23を構成し、ダンパー機構50については上型受け
台10の側に構成してある。従って、ダンパー機構50
については上型の上下ストロークより小型化できないと
いう制約があっても上型20a〜kについては小型化で
きる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトランス
ファープレス装置では、ダンパー機構が上型受け台の側
に構成され、上型とダンパー機構とが分離されている。
従って、本発明によれば、ダンパー機構の小型化が困難
な場合でも、上型を小型化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトランスファープレ
ス装置を示す正面図である。
【図2】(a)は、トランスファープレス装置において
上型受け台の下端部に構成されている上型装着部を示す
正面図、(b)は、上型装着部の上型受け台側の底面図
である。
【図3】(a)は、トランスファープレス装置において
複数の下型が装着される下型受け台側の平面図、(b)
は、下型受け台において複数の下型が装着される下型装
着部の構成を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るトランスファープレ
ス装置の1つの加工エリアをワーク搬送方向に沿って切
断したときの上型およびその周辺部分の断面図である。
【図5】図4の加工エリアで上型を交換するための動作
を示すために、トランスファープレス装置の1つの加工
エリアをワーク搬送方向に直交する方向に沿って切断し
たときの上型およびその周辺部分の断面図である。
【図6】本発明の別の実施の形態に係るトランスファー
プレス装置の1つの加工エリアをワーク搬送方向に沿っ
て切断したときの上型およびその周辺部分の断面図であ
る。
【図7】従来のトランスファープレス装置に用いられて
いるダンパー機構一体型の上型を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トランスファープレス装置 10 上型受け台 20a〜l 上型 21 サブプレート 23 ワーク押圧ピン(イジェクターピン) 231 連結ロッド 30a〜l 下型 40 下型受け台 50 ダンパー機構 51 プレート 55 ロッド 551、592 コイルスプリング 57 受け板 59 パイプ 60 ガイドレール 65 位置決めピン 70 ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが載置される下型と、該下型上の
    ワークをプレス加工するための上型と、この上型を上型
    装着部で保持しながら上下動する上型受け台と、前記上
    型の下端面から前記下型に向けて突出するワーク押圧ピ
    ンと、プレス加工する際に前記ワーク押圧ピンがワーク
    を弾性をもって前記下型に向けて押しつけ可能とするダ
    ンパー機構とを有するトランスファープレス装置におい
    て、前記ダンパー機構は前記上型受け台の側に構成され
    ていることを特徴とするトランスファープレス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ダンパー機構と
    前記ワーク押圧ピンとの機構的な接続は、前記上型装着
    部に前記上型を装着する動作に連動して自動的に行われ
    るように構成されていることを特徴とするトランスファ
    ープレス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記上型装
    着部と前記上型との接合面が平坦面で構成されているこ
    とにより、該接合面同士をスライドさせて前記上型装着
    部に前記上型を装着するように構成されていることを特
    徴とするトランスファープレス装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記上型装着部は、前記上型が横方向にスライド可能な
    ガイドレールを備え、該ガイドレールを利用して該スラ
    イド方向と直交する横方向における前記上型の装着位置
    を規定するように構成されていることを特徴とするトラ
    ンスファープレス装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記上型装着部は、
    前記ガイドレールに沿ってスライドしてくる前記上型と
    干渉して該スライド方向における前記上型の装着位置を
    規定する位置決め用部を備えていることを特徴とするト
    ランスファープレス装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155435A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 トヨタ自動車株式会社 トランスファー型プレス加工機
WO2025102926A1 (zh) * 2023-11-14 2025-05-22 江苏立导科技有限公司 一种治具装置及热压装置

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WO2025102926A1 (zh) * 2023-11-14 2025-05-22 江苏立导科技有限公司 一种治具装置及热压装置

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