JPH10157740A - 複合容器 - Google Patents
複合容器Info
- Publication number
- JPH10157740A JPH10157740A JP33300796A JP33300796A JPH10157740A JP H10157740 A JPH10157740 A JP H10157740A JP 33300796 A JP33300796 A JP 33300796A JP 33300796 A JP33300796 A JP 33300796A JP H10157740 A JPH10157740 A JP H10157740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic bottle
- composite container
- carton
- convex portion
- engaging means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】減量化されたプラスチックボトルと板紙による
有底の筒状体とからなり、使用後は分別可能な環境適応
性のある複合容器を提供する。 【解決手段】 角柱状の胴部を有する薄肉化されたプラ
スチックボトルと該プラスチックボトルP1,P2の前
記胴部を被覆する板紙による有底の筒状体C1,C2か
らなり、前記プラスチックボトルの胴部と前記有底の筒
状体とを所定の位置において一体化する係合手段を設
け、前記係合手段を、ホットメルト接着材を介するか、
あるいは予め筒状体の内面にスポットコートされたヒー
トシーラント剤を介する熱接着によるものとし、また、
前記係合手段を、前記プラスチックボトルの胴部稜線上
の少なくとも一箇所に設けられた凸状部Nと前記筒状体
の一部に設けられた凸状部被覆領域Mの嵌合によるもの
とする。
有底の筒状体とからなり、使用後は分別可能な環境適応
性のある複合容器を提供する。 【解決手段】 角柱状の胴部を有する薄肉化されたプラ
スチックボトルと該プラスチックボトルP1,P2の前
記胴部を被覆する板紙による有底の筒状体C1,C2か
らなり、前記プラスチックボトルの胴部と前記有底の筒
状体とを所定の位置において一体化する係合手段を設
け、前記係合手段を、ホットメルト接着材を介するか、
あるいは予め筒状体の内面にスポットコートされたヒー
トシーラント剤を介する熱接着によるものとし、また、
前記係合手段を、前記プラスチックボトルの胴部稜線上
の少なくとも一箇所に設けられた凸状部Nと前記筒状体
の一部に設けられた凸状部被覆領域Mの嵌合によるもの
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料、調味料、ト
イレタリー、医薬品、医薬部外品、化学薬品等の液体、
準液体、粉体、顆粒体用の容器であって、薄肉化したプ
ラスチックボトルの外面を筒状の板紙で補強した複合容
器に関する。
イレタリー、医薬品、医薬部外品、化学薬品等の液体、
準液体、粉体、顆粒体用の容器であって、薄肉化したプ
ラスチックボトルの外面を筒状の板紙で補強した複合容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、環境保護のためプラスチック
ボトルのプラスチック使用量を低減して薄肉化し、外側
を板紙によるカートンあるいは筒状体(スリーブ)で保
護して強度を持たせた複合容器が数多く提案されてい
る。この複合容器を大別するとプラスチックボトルと板
紙による筒状体とをプラスチックボトルの胴部周辺にお
いて、何らかの結合手段で一体化したもの、プラスチッ
クボトルとカートンをプラスチックボトルの口頚部周辺
で結合して一体化したものがある。例えば、特表平6−
505949号公報、実開平7−833号公報、実開平
7−22968号公報には前者のタイプが提案され、実
開平6−80668号公報には後者のタイプが提案され
ている。特表平6−505949号公報で提案されてい
るものは、図4(a)に示すようにプラスチックボトル
の胴部側壁に凹部と突起部を設けて板紙の筒状体を固定
するものであり、実開平7−833号公報で提案されて
いるものは図4(b)に示すように、プラスチックボト
ルの胴部上下に肉厚部を設け、その中間を薄肉化し、薄
肉化部分の凹部に板紙を巻装したものである。さらに、
実開平6−80668号公報に提案されているものは、
図4(c)に示すように、3パーツからなり、カートン
が薄肉プラスチックボトルのネック部で結合され、注出
口がその上に熱接着されるものである。
ボトルのプラスチック使用量を低減して薄肉化し、外側
を板紙によるカートンあるいは筒状体(スリーブ)で保
護して強度を持たせた複合容器が数多く提案されてい
る。この複合容器を大別するとプラスチックボトルと板
紙による筒状体とをプラスチックボトルの胴部周辺にお
いて、何らかの結合手段で一体化したもの、プラスチッ
クボトルとカートンをプラスチックボトルの口頚部周辺
で結合して一体化したものがある。例えば、特表平6−
505949号公報、実開平7−833号公報、実開平
7−22968号公報には前者のタイプが提案され、実
開平6−80668号公報には後者のタイプが提案され
ている。特表平6−505949号公報で提案されてい
るものは、図4(a)に示すようにプラスチックボトル
の胴部側壁に凹部と突起部を設けて板紙の筒状体を固定
するものであり、実開平7−833号公報で提案されて
いるものは図4(b)に示すように、プラスチックボト
ルの胴部上下に肉厚部を設け、その中間を薄肉化し、薄
肉化部分の凹部に板紙を巻装したものである。さらに、
実開平6−80668号公報に提案されているものは、
図4(c)に示すように、3パーツからなり、カートン
が薄肉プラスチックボトルのネック部で結合され、注出
口がその上に熱接着されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、薄肉化した
プラスチックボトルの胴部周辺で板紙筒状体を固定する
手段については、特表平6−505949号公報で提案
されているように、プラスチックボトルの胴部に凹部あ
るいは凸部を設け、この部分で筒状体を係止させるもの
が多いが、プラスチックボトル側にあるレベルの剛度が
存在している場合は有効であるが、薄肉化が進み剛度が
失われると、この手段は全く無効になる。換言すれば、
この種の複合容器の薄肉化には限界があるという問題が
ある。また、実開平7−833号公報で提案されている
複合容器は、広義の凹部嵌合方式であるが、胴部の上下
を厚肉にしているのでプラスチックの減量効果が期待で
きないという問題がある。また筒状体をセットするには
筒状体のブランクを胴部中間の凹部に巻き付けるラベラ
ー的な装置が必要になるという問題がある。また、実開
平6−80668号公報で提案されている複合容器の場
合は、薄肉化を進めることは可能であっても、外箱の上
端の折込みフラップを口頚部下部のくびれた部分に折り
込む作業に手間がかかり、また別に用意した通常の肉厚
の口頚部を後からボトル本体に取り付けるので、作業工
程が増える問題がある。
プラスチックボトルの胴部周辺で板紙筒状体を固定する
手段については、特表平6−505949号公報で提案
されているように、プラスチックボトルの胴部に凹部あ
るいは凸部を設け、この部分で筒状体を係止させるもの
が多いが、プラスチックボトル側にあるレベルの剛度が
存在している場合は有効であるが、薄肉化が進み剛度が
失われると、この手段は全く無効になる。換言すれば、
この種の複合容器の薄肉化には限界があるという問題が
ある。また、実開平7−833号公報で提案されている
複合容器は、広義の凹部嵌合方式であるが、胴部の上下
を厚肉にしているのでプラスチックの減量効果が期待で
きないという問題がある。また筒状体をセットするには
筒状体のブランクを胴部中間の凹部に巻き付けるラベラ
ー的な装置が必要になるという問題がある。また、実開
平6−80668号公報で提案されている複合容器の場
合は、薄肉化を進めることは可能であっても、外箱の上
端の折込みフラップを口頚部下部のくびれた部分に折り
込む作業に手間がかかり、また別に用意した通常の肉厚
の口頚部を後からボトル本体に取り付けるので、作業工
程が増える問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明は、角柱状の胴部を有する薄肉化され
たプラスチックボトルと該プラスチックボトルの前記胴
部を被覆する板紙による有底の筒状体からなり、前記プ
ラスチックボトルの胴部と前記有底の筒状体とを所定の
位置において一体化する係合手段を設け、前記係合手段
を、ホットメルト接着材を介するか、あるいは予め筒状
体の内面にスポットコートされたヒートシーラント材を
介する熱接着によるものとし、また、前記係合手段を、
前記プラスチックボトルの胴部の隣接する側壁面同志が
交わって形成する稜線上の少なくとも一箇所において、
上下両端部にかけて次第に低くなり、中間に所定の巾で
水平な谷部を有する凸状部と該凸状部を覆う前記筒状体
の一部であって、前記谷部に嵌合する水平な帯状部を形
成する上下2本の切り込み線と該切り込み線から前記稜
線に沿って上下に分岐する垂直な切り込み線が設けられ
た凸状部被覆領域との嵌合によるものとする、ことから
構成する。
になされた本発明は、角柱状の胴部を有する薄肉化され
たプラスチックボトルと該プラスチックボトルの前記胴
部を被覆する板紙による有底の筒状体からなり、前記プ
ラスチックボトルの胴部と前記有底の筒状体とを所定の
位置において一体化する係合手段を設け、前記係合手段
を、ホットメルト接着材を介するか、あるいは予め筒状
体の内面にスポットコートされたヒートシーラント材を
介する熱接着によるものとし、また、前記係合手段を、
前記プラスチックボトルの胴部の隣接する側壁面同志が
交わって形成する稜線上の少なくとも一箇所において、
上下両端部にかけて次第に低くなり、中間に所定の巾で
水平な谷部を有する凸状部と該凸状部を覆う前記筒状体
の一部であって、前記谷部に嵌合する水平な帯状部を形
成する上下2本の切り込み線と該切り込み線から前記稜
線に沿って上下に分岐する垂直な切り込み線が設けられ
た凸状部被覆領域との嵌合によるものとする、ことから
構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下,本発明を図面を用いてさら
に詳しく説明する。図1は、本発明による複合容器の斜
視図であり、図1(a)は本発明による実施例1の複合
容器の斜視図であり、図1(b)は同じく実施例2の斜
視図である。本発明による実施例1の複合容器10は、
図1(a)に示すように、薄肉化されたプラスチックボ
トルP1の胴部に有底の筒状体(以下カートンと称す
る)C1を被覆し、両者が接触する部分の中から選ばれ
た所定の位置であるスポット接着部Sにおいて両者が係
合されている。この係合位置は、理論上は任意である
が、作業性、効果を考慮すると、プラスチックボトルの
肉厚がある程度ある、上端部の方が好ましい。また、本
発明による実施例2の複合容器20は、図1(b)に示
すように、プラスチックボトルP2の胴部の隣接する側
壁11、12同志が交わって形成する稜線上にプラスチ
ックボトルP2とカートンC2との係合手段が設けられ
ているもので、その位置はM,Nによって示されてい
る。この位置も稜線上であれば任意であるが、肉厚があ
る程度ある位置の方が好ましい。
に詳しく説明する。図1は、本発明による複合容器の斜
視図であり、図1(a)は本発明による実施例1の複合
容器の斜視図であり、図1(b)は同じく実施例2の斜
視図である。本発明による実施例1の複合容器10は、
図1(a)に示すように、薄肉化されたプラスチックボ
トルP1の胴部に有底の筒状体(以下カートンと称す
る)C1を被覆し、両者が接触する部分の中から選ばれ
た所定の位置であるスポット接着部Sにおいて両者が係
合されている。この係合位置は、理論上は任意である
が、作業性、効果を考慮すると、プラスチックボトルの
肉厚がある程度ある、上端部の方が好ましい。また、本
発明による実施例2の複合容器20は、図1(b)に示
すように、プラスチックボトルP2の胴部の隣接する側
壁11、12同志が交わって形成する稜線上にプラスチ
ックボトルP2とカートンC2との係合手段が設けられ
ているもので、その位置はM,Nによって示されてい
る。この位置も稜線上であれば任意であるが、肉厚があ
る程度ある位置の方が好ましい。
【0006】図2は、本発明による複合容器のカートン
ブランクの展開図である。本発明による複合容器の実施
例1のカートンブランクBL1は、図2(a)に示すよ
うに、4枚の側壁パネル1〜4と糊代5が折線a〜dを
介して連接され、各側壁パネル1〜4の下部には折線e
を介してカートン底部成形用折込み片6〜8が連接され
ている。この底部Bの展開図は、一般紙器にも使用され
ているもので、オートボトムと言われるワンタッチで底
部成形を可能とする機能を有するものである。このオー
トボトムは、水平断面が正方形のカートンだけでなく、
矩形のカートンに対しても適用可能である。また、ブラ
ンクBL1の上部にはボトルとの係合の位置にスポット
接着部Sが設けられており、このスポット接着部Sはミ
シン目mによって区画されている。このスポット接着部
においては、カートン裏面に、低温シール性のポリオレ
フィン系樹脂等からなるヒートシーラント層を予め設け
ておいてもよい。本発明による複合容器の実施例2のカ
ートンブランクBL2は、図2(b)に示すように、4
枚の側壁パネル11〜14と糊代15が折線a〜dを介
して連接され、側壁パネル12、14の下部には折線e
を介してメインフラップ16が、側壁パネル11、13
の下部にはサブフラップ17がカートン底部を形成する
ために連接されている。さらに、折線a、c上に水平な
帯状部Eを形成する所定の巾の上下2本の切り込み線
g,hが折線a,cと直交して設けられ、さらにこの切
り込み線から折線a,cに沿って上下に伸びる垂直な切
り込み線i,jが設けられている。この部分は後述する
プラスチック容器の凸状部Nを被覆する部分であって凸
状部被覆領域Mと称される。図1では、この凸状部被覆
領域Mは2箇所に設けられているが、いずれか一箇所で
も良い。
ブランクの展開図である。本発明による複合容器の実施
例1のカートンブランクBL1は、図2(a)に示すよ
うに、4枚の側壁パネル1〜4と糊代5が折線a〜dを
介して連接され、各側壁パネル1〜4の下部には折線e
を介してカートン底部成形用折込み片6〜8が連接され
ている。この底部Bの展開図は、一般紙器にも使用され
ているもので、オートボトムと言われるワンタッチで底
部成形を可能とする機能を有するものである。このオー
トボトムは、水平断面が正方形のカートンだけでなく、
矩形のカートンに対しても適用可能である。また、ブラ
ンクBL1の上部にはボトルとの係合の位置にスポット
接着部Sが設けられており、このスポット接着部Sはミ
シン目mによって区画されている。このスポット接着部
においては、カートン裏面に、低温シール性のポリオレ
フィン系樹脂等からなるヒートシーラント層を予め設け
ておいてもよい。本発明による複合容器の実施例2のカ
ートンブランクBL2は、図2(b)に示すように、4
枚の側壁パネル11〜14と糊代15が折線a〜dを介
して連接され、側壁パネル12、14の下部には折線e
を介してメインフラップ16が、側壁パネル11、13
の下部にはサブフラップ17がカートン底部を形成する
ために連接されている。さらに、折線a、c上に水平な
帯状部Eを形成する所定の巾の上下2本の切り込み線
g,hが折線a,cと直交して設けられ、さらにこの切
り込み線から折線a,cに沿って上下に伸びる垂直な切
り込み線i,jが設けられている。この部分は後述する
プラスチック容器の凸状部Nを被覆する部分であって凸
状部被覆領域Mと称される。図1では、この凸状部被覆
領域Mは2箇所に設けられているが、いずれか一箇所で
も良い。
【0007】図3は、本発明による実施例1の複合容器
の組み立て説明図である。カートンC1の成形は、次の
ステップで行われる。先ず、カートンブランクBL1の
底部フラップを胴部D側に折り返し、全体を折線a,c
で三つ折りし、糊代5によって胴貼りを行うと同時に、
折込み片6、8同志もドットで示す位置で接着して、フ
ラットに折り畳まれたカートンとする。次にこれを起こ
し図3(b)に示すようなカートンC1とする。この
時、底部はオートボトム構造であるので、自動的に成形
される。最後に、成形されたカートンC1のスポット接
着部Sか、あるいはスポット接着部Sが最終的に対向す
るプラスチックボトルP1の側壁パネル側の位置にホッ
トメルト接着材を部分的にコートしてからプラスチック
ボトルP1をカートンC1内に定位置まで挿入し、両者
をホットメルト接着材を介して係合すればよい。また、
スポット接着部Sに、予め部分コートしてあるヒートシ
ーラントをホットエアーでスポット的に溶融してから、
プラスチックボトルP1を挿入し、両者を係合するよう
にしてもよい。さらにまた、プラスチックボトルP1を
挿入してからスポット接着部Sをカートンの外側から加
熱ロッドを押し当て熱接着させてもよい。この場合の、
ヒートシーラントとしては感熱性のあるディレードタッ
ク性のあるシーラントが好適に利用できる。このスポッ
ト接着部Sの位置は、プラスチックボトルにある程度の
肉厚があって両者が確実に接触し、接着剤のコートの作
業性のよいカートンの上端部が好ましい。このスポット
接着部Sにおける係合は、カートンC1がプラスチック
ボトルP1から抜け落ちるのを防止するだけの目的であ
るので、強接着の必要はなく、むしろ、使用後に紙とプ
ラスチックを分別し易くするように、剥離可能に接着し
ていれば十分である。この実施例1の複合容器10に対
する内溶液の充填は組み合わせ後に行う。
の組み立て説明図である。カートンC1の成形は、次の
ステップで行われる。先ず、カートンブランクBL1の
底部フラップを胴部D側に折り返し、全体を折線a,c
で三つ折りし、糊代5によって胴貼りを行うと同時に、
折込み片6、8同志もドットで示す位置で接着して、フ
ラットに折り畳まれたカートンとする。次にこれを起こ
し図3(b)に示すようなカートンC1とする。この
時、底部はオートボトム構造であるので、自動的に成形
される。最後に、成形されたカートンC1のスポット接
着部Sか、あるいはスポット接着部Sが最終的に対向す
るプラスチックボトルP1の側壁パネル側の位置にホッ
トメルト接着材を部分的にコートしてからプラスチック
ボトルP1をカートンC1内に定位置まで挿入し、両者
をホットメルト接着材を介して係合すればよい。また、
スポット接着部Sに、予め部分コートしてあるヒートシ
ーラントをホットエアーでスポット的に溶融してから、
プラスチックボトルP1を挿入し、両者を係合するよう
にしてもよい。さらにまた、プラスチックボトルP1を
挿入してからスポット接着部Sをカートンの外側から加
熱ロッドを押し当て熱接着させてもよい。この場合の、
ヒートシーラントとしては感熱性のあるディレードタッ
ク性のあるシーラントが好適に利用できる。このスポッ
ト接着部Sの位置は、プラスチックボトルにある程度の
肉厚があって両者が確実に接触し、接着剤のコートの作
業性のよいカートンの上端部が好ましい。このスポット
接着部Sにおける係合は、カートンC1がプラスチック
ボトルP1から抜け落ちるのを防止するだけの目的であ
るので、強接着の必要はなく、むしろ、使用後に紙とプ
ラスチックを分別し易くするように、剥離可能に接着し
ていれば十分である。この実施例1の複合容器10に対
する内溶液の充填は組み合わせ後に行う。
【0008】図4は、本発明による実施例2の複合容器
における組み立て説明図である。図4(a)に示すよう
に、プラスチックボトルP2の胴部の隣接する側壁面同
志が交わって形成する稜線上には凸状部Nが設けられて
いる。この凸状部Nの位置は稜線上であれば任意で、ま
た凸状部Nの数は、図4(a)のように2箇所でも、ま
た一箇所でもよい。この凸状部Nは、上下凸状部18と
中間の谷部19からなり、上下凸状部18は、端部ほど
低く形成されていて胴部側壁面と同じレベルになってい
る。図4(b)は本発明による実施例2の複合容器のカ
ートンC2の斜視図である。カートンC2の成形は、カ
ートンブランクBL2を胴貼りし、底部形成用のサブフ
ラップ17に次いでメインフラップ16を折り返し、メ
インフラップ同志で接着すれば終了する。この底部の成
形はプラスチックボトルP2との係合の後でもよい。次
に、成形された図4(b)に示すカートンC2にプラス
チックボトルP2を凸状部Nと凸状部被覆領域Mが一致
するまで挿入する。この挿入は、底部成形をあとから行
うのであれば、プラスチックボトルP2の上下いずれの
方向から行ってもよい。カートンC2にプラスチックボ
トルP2を挿入させると、前記の凸状部NにカートンC
2の凸状部被覆領域Mが重なった時点で帯状部Eが谷部
19に嵌合して係合手段が働き、カートンC2はその上
下移動を阻止されてプラスチックボトルP2に対して係
合される。この係合時点の直前で帯状部Eは上下凸状部
18のいずれかを乗り越える必要がある。しかるにプラ
スチックボトルP2は薄肉化しているため、この乗り越
える時点で胴周は外圧によって締めつけられて瞬間的に
外周が僅かに小さくなり、帯状部Eは上下凸状部18の
いずれかを乗り越えることができ、嵌合を果たすことが
できる。図1(b)は、この嵌合がなされて、カートン
C2が係合された状態図でもあり、上下凸状部18の上
のカートンC2の一部は切り込み線i,jによって、若
干外側に開いた状態となる。以上の組み立てられた実施
例2の複合容器20に対する内容物の充填は組み立て後
におこなう。
における組み立て説明図である。図4(a)に示すよう
に、プラスチックボトルP2の胴部の隣接する側壁面同
志が交わって形成する稜線上には凸状部Nが設けられて
いる。この凸状部Nの位置は稜線上であれば任意で、ま
た凸状部Nの数は、図4(a)のように2箇所でも、ま
た一箇所でもよい。この凸状部Nは、上下凸状部18と
中間の谷部19からなり、上下凸状部18は、端部ほど
低く形成されていて胴部側壁面と同じレベルになってい
る。図4(b)は本発明による実施例2の複合容器のカ
ートンC2の斜視図である。カートンC2の成形は、カ
ートンブランクBL2を胴貼りし、底部形成用のサブフ
ラップ17に次いでメインフラップ16を折り返し、メ
インフラップ同志で接着すれば終了する。この底部の成
形はプラスチックボトルP2との係合の後でもよい。次
に、成形された図4(b)に示すカートンC2にプラス
チックボトルP2を凸状部Nと凸状部被覆領域Mが一致
するまで挿入する。この挿入は、底部成形をあとから行
うのであれば、プラスチックボトルP2の上下いずれの
方向から行ってもよい。カートンC2にプラスチックボ
トルP2を挿入させると、前記の凸状部NにカートンC
2の凸状部被覆領域Mが重なった時点で帯状部Eが谷部
19に嵌合して係合手段が働き、カートンC2はその上
下移動を阻止されてプラスチックボトルP2に対して係
合される。この係合時点の直前で帯状部Eは上下凸状部
18のいずれかを乗り越える必要がある。しかるにプラ
スチックボトルP2は薄肉化しているため、この乗り越
える時点で胴周は外圧によって締めつけられて瞬間的に
外周が僅かに小さくなり、帯状部Eは上下凸状部18の
いずれかを乗り越えることができ、嵌合を果たすことが
できる。図1(b)は、この嵌合がなされて、カートン
C2が係合された状態図でもあり、上下凸状部18の上
のカートンC2の一部は切り込み線i,jによって、若
干外側に開いた状態となる。以上の組み立てられた実施
例2の複合容器20に対する内容物の充填は組み立て後
におこなう。
【0009】本発明による実施例2の複合容器20にお
けるカートンC2とプラスチックボトルP2の係合を強
めるには、カートンC2の内周とプラスチックボトルP
2の外周をできる限り近づけ、かつ凸状部Nと凸状部被
覆領域Mからなる嵌合箇所を増やした方がよい。この嵌
合箇所を複数箇所設ける場合、図4(a)で示すような
同レベルに設けるより千鳥の位置関係に設けた方が挿入
による一体化作業時の抵抗が少なくなり作業が容易にな
る。
けるカートンC2とプラスチックボトルP2の係合を強
めるには、カートンC2の内周とプラスチックボトルP
2の外周をできる限り近づけ、かつ凸状部Nと凸状部被
覆領域Mからなる嵌合箇所を増やした方がよい。この嵌
合箇所を複数箇所設ける場合、図4(a)で示すような
同レベルに設けるより千鳥の位置関係に設けた方が挿入
による一体化作業時の抵抗が少なくなり作業が容易にな
る。
【0010】本発明による複合容器10、20は、有底
の筒状体によって被覆されているので、従来の筒状体
(スリーブ)によって被覆されている複合容器に較べて
プラスチックボトルの胴部ばかりでなく底部の薄肉化を
さらに進めることができる。また、底部を被覆するカー
トンが落下強度を高める効果を示す。使い終わった本発
明による複合容器の紙とプラスチックの分別は容易であ
る。すなわち、実施例1の複合容器10においては、図
1(a)に示す、ミシン目mによって区画されている部
分を上端から指先で引きちぎると、スポット接着部Sは
剥離され、カートンC1部を容易に取り外すことができ
る。また実施例2の複合容器20においては、上側の凸
状部18に指を当てた状態で、プラスチックボトルP2
を上方に引き抜くと容易に取り外すことができる。ま
た、本発明による複合容器10、20の組み立て作業を
行う装置は、ラベラーのようにブランクを胴部に巻き付
ける装置に比べ、初期投資は少なくて済み、またライン
化し易くなる。
の筒状体によって被覆されているので、従来の筒状体
(スリーブ)によって被覆されている複合容器に較べて
プラスチックボトルの胴部ばかりでなく底部の薄肉化を
さらに進めることができる。また、底部を被覆するカー
トンが落下強度を高める効果を示す。使い終わった本発
明による複合容器の紙とプラスチックの分別は容易であ
る。すなわち、実施例1の複合容器10においては、図
1(a)に示す、ミシン目mによって区画されている部
分を上端から指先で引きちぎると、スポット接着部Sは
剥離され、カートンC1部を容易に取り外すことができ
る。また実施例2の複合容器20においては、上側の凸
状部18に指を当てた状態で、プラスチックボトルP2
を上方に引き抜くと容易に取り外すことができる。ま
た、本発明による複合容器10、20の組み立て作業を
行う装置は、ラベラーのようにブランクを胴部に巻き付
ける装置に比べ、初期投資は少なくて済み、またライン
化し易くなる。
【0011】本発明が対象とする複合容器の容量は50
0〜2000ml程度である。本発明による複合容器1
0、20のカートンC1,C2は、殆ど全ての板紙が使
用できる。中でも、再生パルプを裏面や中間層に漉き合
わせした板紙も十分に使用可能である。また板紙の坪量
は、1000mlの容量の場合、例えばコートボールを
例にとると、200〜300gr/m2 の範囲のものが
好適に使用できる。一方、プラスチックボトルの方も素
材に巾があり、HDPE,PP,PET,PA等の熱可
塑性樹脂からなる成形ボトル、さらにPP/EVOH/
PP等の層の一部にバリアー性樹脂を用いた多層押出し
成形によるボトルも十分使用可能である。ここで、 HDPE :高密度ポリエチレン PP :ポリプロピレン PET :ポリエチレンテレフタレート PA :アクリロニトリルコポリマー EVOH :エチレンビニルアルコールコポリマー
0〜2000ml程度である。本発明による複合容器1
0、20のカートンC1,C2は、殆ど全ての板紙が使
用できる。中でも、再生パルプを裏面や中間層に漉き合
わせした板紙も十分に使用可能である。また板紙の坪量
は、1000mlの容量の場合、例えばコートボールを
例にとると、200〜300gr/m2 の範囲のものが
好適に使用できる。一方、プラスチックボトルの方も素
材に巾があり、HDPE,PP,PET,PA等の熱可
塑性樹脂からなる成形ボトル、さらにPP/EVOH/
PP等の層の一部にバリアー性樹脂を用いた多層押出し
成形によるボトルも十分使用可能である。ここで、 HDPE :高密度ポリエチレン PP :ポリプロピレン PET :ポリエチレンテレフタレート PA :アクリロニトリルコポリマー EVOH :エチレンビニルアルコールコポリマー
【0012】以上のように薄肉化したプラスチックボト
ルP1,P2とカートンC1,C2を一体化あるいは複
合化することによって、容器としての強度を極端に落と
すことなく、使用樹脂量を削減することができ、使用後
は分別廃棄することによって焼却処理が行い易くなり、
また薄肉化によって使用後のプラスチックボットルを容
易に減容化できるというメリットもある。また場合によ
ってはリサイクルを可能とする。また、カートンブラン
クBL1,BL2の全面にわたって美麗な印刷を施すこ
とが可能となり、従来のプラスチックボトル単体の場合
と異なり、優れた装飾効果、訴求力を製品に賦与させる
ことが可能となる。
ルP1,P2とカートンC1,C2を一体化あるいは複
合化することによって、容器としての強度を極端に落と
すことなく、使用樹脂量を削減することができ、使用後
は分別廃棄することによって焼却処理が行い易くなり、
また薄肉化によって使用後のプラスチックボットルを容
易に減容化できるというメリットもある。また場合によ
ってはリサイクルを可能とする。また、カートンブラン
クBL1,BL2の全面にわたって美麗な印刷を施すこ
とが可能となり、従来のプラスチックボトル単体の場合
と異なり、優れた装飾効果、訴求力を製品に賦与させる
ことが可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明による複合容器10、20によれ
ば、角柱状に起こされたカートンC1,C2に薄肉化さ
れたプラスチックボトルP1,P2を挿入し、両者を一
部で接着あるいは嵌合するだけで容易に一体化ができ、
底部も板紙で被覆されているので、底部の落下強度が高
めることができ,使用されるプラスチックの使用量を従
来の半分以下に減らすことが可能となる。使用後は板紙
とプラスチックに分別して廃棄処理あるいはリサイクル
することができ、環境負荷を低減させることができる。
また両者の一体化にあたって特殊な設備は必要としな
い。また、従来のプラスチック容器に比較して、印刷ス
ペースは拡がり、公知の印刷技術による印刷が可能であ
ることから、印刷の自由度、効率、美麗さは飛躍的に増
加し、商品としての意匠性、訴求力が高まり、印刷媒体
として多くの商品情報を消費者に伝達することが可能で
ある。
ば、角柱状に起こされたカートンC1,C2に薄肉化さ
れたプラスチックボトルP1,P2を挿入し、両者を一
部で接着あるいは嵌合するだけで容易に一体化ができ、
底部も板紙で被覆されているので、底部の落下強度が高
めることができ,使用されるプラスチックの使用量を従
来の半分以下に減らすことが可能となる。使用後は板紙
とプラスチックに分別して廃棄処理あるいはリサイクル
することができ、環境負荷を低減させることができる。
また両者の一体化にあたって特殊な設備は必要としな
い。また、従来のプラスチック容器に比較して、印刷ス
ペースは拡がり、公知の印刷技術による印刷が可能であ
ることから、印刷の自由度、効率、美麗さは飛躍的に増
加し、商品としての意匠性、訴求力が高まり、印刷媒体
として多くの商品情報を消費者に伝達することが可能で
ある。
【図1】本発明による複合容器の斜視図
【図2】本発明による複合容器のカートンブランクの展
開図
開図
【図3】本発明による実施例1の複合容器の組み立て説
明図
明図
【図4】本発明による実施例2の複合容器の組み立て説
明図
明図
1〜4 側壁パネル 5 糊代 6〜8 底部形成折込み片 10 本発明による実施例1の複合容器 11〜14 側壁パネル 15 糊代 16 メインフラップ 17 サブフラップ 18 上下凸状部 19 中間の谷部 20 本発明による実施例2の複合容器 a〜f 折線 g〜j 切り込み線 m ミシン目 B 底部 BL1 本発明による実施例1のブランク BL2 本発明による実施例2のブランク C1 本発明による実施例1のカートン C2 本発明による実施例2のカートン D 胴部 E 帯状部 M 凸状部被覆領域 N 凸状部 P1 本発明による実施例1のプラスチックボトル P2 本発明による実施例2のプラスチックボトル S スポット接着部
Claims (3)
- 【請求項1】 角柱状の胴部を有する薄肉化されたプラ
スチックボトルと該プラスチックボトルの前記胴部を被
覆する板紙による有底の筒状体からなり、前記プラスチ
ックボトルの胴部と前記有底の筒状体とを所定の位置に
おいて一体化する係合手段が設けられていることを特徴
とする複合容器。 - 【請求項2】 前記係合手段が、ホットメルト接着材を
介するか、あるいは予め筒状体の内面にスポットコート
されたヒートシーラント材を介する熱接着によることを
特徴とする請求項1記載の複合容器。 - 【請求項3】 前記係合手段が、前記プラスチックボト
ルの胴部の隣接する側壁面同志が交わって形成する稜線
上の少なくとも一箇所において、上下両端部にかけて次
第に低くなり、中間に所定の巾で水平な谷部を有する凸
状部と該凸状部を覆う前記筒状体の一部であって、前記
谷部に嵌合する水平な帯状部を形成する上下2本の切り
込み線と該切り込み線から前記稜線に沿って上下に分岐
する垂直な切り込み線が設けられた凸状部被覆領域との
嵌合によることを特徴とする請求項1記載の複合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33300796A JPH10157740A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33300796A JPH10157740A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 複合容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157740A true JPH10157740A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18261251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33300796A Withdrawn JPH10157740A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 複合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10157740A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108237694A (zh) * | 2016-12-27 | 2018-07-03 | 谢忠民 | 一种接缝式热成型塑料盖 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP33300796A patent/JPH10157740A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108237694A (zh) * | 2016-12-27 | 2018-07-03 | 谢忠民 | 一种接缝式热成型塑料盖 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0825123B1 (en) | Packaging container and method of manufacturing the same | |
| EP2001755B1 (en) | Multi-ply carton having reclosable opening feature | |
| EP0657359B1 (en) | Product and process for heat sealing a paperboard carton having a patterned organic solvent-based polymer coating on one side only | |
| US5156295A (en) | Bag lined carton with pour spout | |
| JP4593104B2 (ja) | チャックテープ付き紙容器 | |
| GB2531013A (en) | Container | |
| IL211719A (en) | Flexible container packaging with extra bag | |
| JP4108846B2 (ja) | 平底袋およびその製造方法 | |
| US20100257821A1 (en) | Soap bar wrapper | |
| MX2007010153A (es) | Recipientes de tres capas y metodos de elaboracion de los mismos. | |
| JP3292527B2 (ja) | バッグインボックス用袋体およびその製造方法 | |
| JP2007045493A (ja) | 注出口部付き袋 | |
| JPH10157740A (ja) | 複合容器 | |
| KR0179062B1 (ko) | 종이용기 | |
| EP1575834B1 (en) | A package and a method of producing a package | |
| AU2002310184A1 (en) | Soap bar wrapper | |
| JPH10139068A (ja) | 複合容器 | |
| JPH10139067A (ja) | 複合容器 | |
| JPH11165763A (ja) | ブランクシート、およびそれを用いた紙容器または複合容器 | |
| JP3407414B2 (ja) | 液体紙容器用角筒状スリーブ | |
| JP3327176B2 (ja) | 注出口部付包装袋 | |
| JP7723594B2 (ja) | 容器 | |
| JP2003128138A (ja) | 持ち運びが容易なバッグインカートン | |
| JPH08151059A (ja) | チューブ容器 | |
| JPH11157550A (ja) | 包装袋 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |