JPH10159093A - 海底ヘドロ等舞上り抑止砂の海底撒布装置 - Google Patents

海底ヘドロ等舞上り抑止砂の海底撒布装置

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JPH10159093A
JPH10159093A JP32406896A JP32406896A JPH10159093A JP H10159093 A JPH10159093 A JP H10159093A JP 32406896 A JP32406896 A JP 32406896A JP 32406896 A JP32406896 A JP 32406896A JP H10159093 A JPH10159093 A JP H10159093A
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sludge
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フリッツ・ジェイ・ヨンクマン
Oki Kimura
氣 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海上施設構築時の基礎工事における海底沈積
ヘドロ等の舞上り抑止砂の海底撒布装置を提供する。 【解決手段】 撒布バージ1から海中に吊設した撒布砂
吐出管5の撒布口6を稍々上方に開口させ、該撒布口6
を海底ヘドロ7の上面に接近させて、撒布口6から吐出
される撒布砂のヘドロ層への落下衝撃を少なくしてヘド
ロの舞上りを抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空港等の施設を海上に構築す
る際に、海底に沈積したヘドロ等の海水汚染物(以下単
にヘドロ等という)を舞上らせないで基礎工事を行い、
海中の汚染、漁業への悪影響等を抑止して、環境保全、
公害防止等をはかるため、前記工事開始前に工事海域の
海底沈積ヘドロ等の上に約1.5mの厚さのヘドロ等舞
上り抑止砂を撒布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浚渫船による埋立て、又は底開き
バージによる海中投棄によって海底に土砂層を形成させ
る場合においては、図4又は図5の概略図で示す如く、
海面近くから土砂等を海底に投下していた。すなわち、
図4の埋立て工事においては、浚渫船S1で浚渫した土
砂M1を浮上輸送管H1を経て海面L近くに位置する吐
出口D1より吐出して海底に投下し、図5の海中投棄に
おいては、底開きバージS2の底板A1及びA2を開い
て、一挙に大量の土砂等M2を海面Lの近くより海底に
投下していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、土砂の吐出方向がいずれも海底Bに指向し、土
砂の吐出圧又は投下圧が海底に沈積しているヘドロ面を
破壊してヘドロ等を舞上らせ、特に図5に示す底開きに
よる大量の土砂等の投下は、該大量の土砂が一挙に海底
に衝突してヘドロ等の層を爆発的に舞上らせることとな
り、海水の汚染等の環境破壊を著しく増大させるという
問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、海底に沈積し
ているヘドロ等の舞上りを抑止してヘドロ層上に砂の層
を形成させる砂撒布装置であって、撒布砂貯槽を有する
砂輸送船に設置した撒布砂送出本管に可撓性浮上輸送管
を介して連結した砂撒布量調整ポンプと該ポンプから分
岐した複数の撒布砂送出分岐管とを有する海底ヘドロ等
舞上り抑止砂の撒布バージに、前記複数の撒布砂送出分
岐管の夫々に可撓性接手管を介して連通した複数の撒布
砂吐出管を海中に吊設するとともに、該複数の撒布砂吐
出管の夫々の海底撒布口を海底のヘドロ面に対して稍々
上方に向けて指向保持した撒布口集合ホルダを平行リン
クを介して海底ヘドロ面に対して昇降可能に吊持した、
海底ヘドロ等舞上り抑止砂の海底撒布装置により、前記
課題を解決した。
【0005】
【作用】砂輸送船の貯槽内において海水と混合され撒布
砂送出本管によって撒布バージ上の撒布量調整ポンプに
送給された撒布砂は、複数の送出分岐管を経て海底に沈
積したヘドロ層上面近くに開口した吐出管の撒布口から
海底に撒布されるが、前記撒布口は稍々上方に向けられ
ているので、撒布口から吐出した砂は、ヘドロ層上面に
向けて直接吐出されず、したがって、吐出圧によってヘ
ドロ層が破壊されることなく、また、撒布口がヘドロ層
上面近くに稍々上向きに開口しているから、撒布口とヘ
ドロ層との落差がきわめて小さく、しかも、落下中の海
水の抵抗により撒布口より落下した砂は、ヘドロ層に大
きな落下衝撃を加えることなく撒布されるので、ヘドロ
等の舞い上がりを抑止するものである。
【0006】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の実
施形態の平面説明図、図2は本発明の斜視図、図3は本
発明の実施例正面説明図であって、図1において、撒布
砂輸送船Sには複数の撒布砂貯槽Tが設けられ、各貯槽
Tに海水を注入して貯槽T内の撒布砂を流動化し、流動
化した貯槽内の撒布砂を貯槽Tに付設したサンドポンプ
Pにより吸上げ、撒布砂送出管Hに合流させて浮体Fに
より海上に浮上した可撓性輸送管H’を経て撒布バージ
1上の撒布量調整ポンプ室2内のポンプに送出する。
【0007】該調整ポンプ室2内のポンプは複数の送出
分岐管3に夫々等量の撒布砂を分給し、夫々の分岐管に
可撓性接手管4を介して連結した複数の吐出管5を経て
稍々上向きに開口した撒布口6より海底に沈積したヘド
ロ層7上に約1.5mの層厚のヘドロ等舞上り抑止砂8
の敷砂層9を形成しながら撒布バージ1を移動させる。
【0008】撒布バージ1は、前記撒布口6よりの吐出
圧により急速に図1の矢印E方向に移動するおそれがあ
るので、撒布バージ1の両側舷にはタグボート10,1
0を横付けにし、タグボート10,10のスクリュを回
転させてE方向の撒布バージ1の移動速度に制動力を付
与させるとともに、該タグボート10,10は撒布バー
ジ1を所望の海底撒布位置に移動させるものである。
【0009】また、前記撒布口6は、前記複数の吐出管
5の端部に取付けた撒布口6を集合保持したホルダ11
に撒布口6の開口を稍々上方に向けて設け、該ホルダ1
1は平行リンク12A,12A,12B,12Bを介し
て前記撒布バージ1の両舷側に吊持されるとともに、公
知の手段、例えば捲上げロープW又は引上げ杆等を適宜
の駆動手段で操作することにより、前記ホルダ11を図
3に鎖線で示す如く平行に昇降移動させ、撒布口6の開
口を海底に沈積しているヘドロ層上面に接近させた位置
に降下保持させる。
【0010】したがって、前記撒布口6の開口と海底に
沈積したヘドロ層上面との落差が著しく小さくなるの
で、撒布口6より吐出される撒布砂のヘドロ層上面に与
える落下衝撃がきわめて小さくなり、ヘドロの舞上りが
極力抑止される。
【0011】なお、ヘドロの性状又はヘドロ層の層厚等
によってヘドロの舞上りが生ずるおそれのある場合に
は、撒布バージ1の両舷側よりヘドロ層上面までスカー
トを吊垂してヘドロの浮遊拡散を防止する。
【0012】
【発明の効果】本発明は、撒布砂の撒布口を稍々上方に
向けて開口したので、撒布口からの吐出圧は、海底に沈
積したヘドロ層上面に直接衝撃を与えず、また、撒布口
の開口を昇降調整して前記ヘドロ層上面に接近させ、該
開口より吐出される砂とヘドロ層上面との落差を小さく
して、該開口より吐出される撒布砂のヘドロ層に対する
落下衝撃を小さくすることができるから、該開口から吐
出される撒布砂は、海底に沈積したヘドロ等の舞上りを
抑止して撒布され、海中のヘドロによる汚染を最小限に
することができる。
【0013】そして、海底のヘドロ上に撒布された敷砂
層は、海上施設構築の際の基礎工事に伴う打杭作業等に
おいて、ヘドロの舞上りを防止することができるので、
前記打杭等の基礎工事は、工事区域の海水を汚染するこ
となく遂行され、公害防止、環境保全、さらには同域の
漁業問題の解決等に画期的な効果をもたらすものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す平面説明図。
【図2】 本発明の斜視図。
【図3】 本発明の正面説明図。
【図4】 従来例の概略正面説明図。
【図5】 他の従来例の側断面による概略説明図。
【符号の説明】
1 撒布バージ 2 撒布量調整ポンプ室 3 送出分岐管 4 可撓性接手管 5 吐出管 6 撒布口 7 ヘドロ層 8 ヘドロ舞上り抑止砂 9 敷砂層 10 タグボート 11 撒布口集合ホルダ 12A,12B 平行リンク S 撒布砂輸送船 T 撒布砂貯槽 P サンドポンプ H 送出本管 H’ 輸送管 F 浮体 L 海面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撒布砂貯槽を有する砂輸送船に設置した
    撒布砂送出本管に可撓性浮上輸送管を介して連結した砂
    撒布量調節ポンプと該ポンプから分岐した複数の撒布砂
    送出分岐管とを有する海底ヘドロ等舞上り抑止砂の撒布
    バージに、前記複数の撒布砂送出分岐管の夫々に可撓性
    接手管を介して連通した複数の撒布砂吐出管を海中に吊
    設するとともに、該複数の撒布砂吐出管の夫々の海底撒
    布口を海底ヘドロ等面に対して稍々上方に向けて指向保
    持した撒布口集合ホルダを平行リンクを介して海底ヘド
    ロ等面に対して昇降可能に吊持した、海底ヘドロ等舞上
    り抑止砂の海底撒布装置。
JP32406896A 1996-12-04 1996-12-04 海底ヘドロ等舞上り抑止砂の海底撒布装置 Expired - Lifetime JP2860287B2 (ja)

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JPH10159093A true JPH10159093A (ja) 1998-06-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2004826C2 (nl) * 2010-06-04 2011-12-06 Bos & Kalis Baggermaatsch Persleiding met aan het uiteinde een spuitstuk.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL2004826C2 (nl) * 2010-06-04 2011-12-06 Bos & Kalis Baggermaatsch Persleiding met aan het uiteinde een spuitstuk.

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JP2860287B2 (ja) 1999-02-24

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