JPH10159094A - 山留め壁の支保構造 - Google Patents
山留め壁の支保構造Info
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- JPH10159094A JPH10159094A JP33506096A JP33506096A JPH10159094A JP H10159094 A JPH10159094 A JP H10159094A JP 33506096 A JP33506096 A JP 33506096A JP 33506096 A JP33506096 A JP 33506096A JP H10159094 A JPH10159094 A JP H10159094A
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 13
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- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 3
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 埋め殺しとなる鋼材量を削減し、敷地を
有効利用する建築計画が可能となる。 【解決手段】 山留め壁14と対向する場所打ち杭4の
杭頭部に支柱10を建て、この支柱10と山留め壁14
との間に切梁22を架設する。山留め壁14を構成する
親杭材には、再利用レールを用いることができる。山留
め壁14に作用する土圧は切梁22と支柱10を介して
場所打ち杭4に伝達され、場所打ち杭4の耐力により受
け止められる。
有効利用する建築計画が可能となる。 【解決手段】 山留め壁14と対向する場所打ち杭4の
杭頭部に支柱10を建て、この支柱10と山留め壁14
との間に切梁22を架設する。山留め壁14を構成する
親杭材には、再利用レールを用いることができる。山留
め壁14に作用する土圧は切梁22と支柱10を介して
場所打ち杭4に伝達され、場所打ち杭4の耐力により受
け止められる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種建築現場の周
辺に構築される山留め壁の支保構造に関し、特に、構築
すべき建物の杭を利用した山留め壁の支保構造に関する
ものである。
辺に構築される山留め壁の支保構造に関し、特に、構築
すべき建物の杭を利用した山留め壁の支保構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図7に示すような平面計画図に
おいて、実線で囲まれた敷地A内に建物Bを建築する場
合において、建物Bが隣地との境界線BLに近接する部
分(ハッチングにて図示した部分)には、山留め壁を構
築した上で地盤を掘削することが必要となる。
おいて、実線で囲まれた敷地A内に建物Bを建築する場
合において、建物Bが隣地との境界線BLに近接する部
分(ハッチングにて図示した部分)には、山留め壁を構
築した上で地盤を掘削することが必要となる。
【0003】このような場合、一般に、H形鋼を親杭と
して1m前後の間隔で打設し、地盤を掘削しながら親杭
の間に木製矢板を嵌め込む工法が採用される。当該親杭
横矢板工法は、例えば、図8の断面計画図に示すよう
に、掘削深さがGLから4〜5mの場合には、親杭とし
て H-300×300 ×L-6,000 mm程度のH形鋼2を使用
し、これを境界線BLに沿って自立させ、この後、建物
Bの杭4を打設し、フーチング6、基礎梁7および柱8
を構築するものである。
して1m前後の間隔で打設し、地盤を掘削しながら親杭
の間に木製矢板を嵌め込む工法が採用される。当該親杭
横矢板工法は、例えば、図8の断面計画図に示すよう
に、掘削深さがGLから4〜5mの場合には、親杭とし
て H-300×300 ×L-6,000 mm程度のH形鋼2を使用
し、これを境界線BLに沿って自立させ、この後、建物
Bの杭4を打設し、フーチング6、基礎梁7および柱8
を構築するものである。
【0004】上記山留め工法では、躯体基礎を構築した
後にH形鋼2を引き抜くことは周辺地盤を乱す虞がある
ことから、近隣に及ぼす影響を考慮して、通常、H形鋼
2を地盤中に埋め残している。このため、大量の鋼材が
埋め殺しとなるという問題点が指摘されている。
後にH形鋼2を引き抜くことは周辺地盤を乱す虞がある
ことから、近隣に及ぼす影響を考慮して、通常、H形鋼
2を地盤中に埋め残している。このため、大量の鋼材が
埋め殺しとなるという問題点が指摘されている。
【0005】一方、特開平5−179647号公報に
は、山留め壁の支保構造として、構築すべき建物の杭を
利用する方法が開示されており、山留め壁を支保するた
めの斜め切梁の控え基礎を、構築すべき建築物の杭頭部
に設けた山留め壁の支保構造が公知である。
は、山留め壁の支保構造として、構築すべき建物の杭を
利用する方法が開示されており、山留め壁を支保するた
めの斜め切梁の控え基礎を、構築すべき建築物の杭頭部
に設けた山留め壁の支保構造が公知である。
【0006】しかしながら、この支保構造は斜め切梁を
用いているので、境界線近くでの施工が構造的に不可能
であることから、敷地を有効利用した建築計画ができな
い上に、地下工事の邪魔になるような鉄筋コンクリート
製の控え基礎を、わざわざ構築する必要があるという問
題点を有している。
用いているので、境界線近くでの施工が構造的に不可能
であることから、敷地を有効利用した建築計画ができな
い上に、地下工事の邪魔になるような鉄筋コンクリート
製の控え基礎を、わざわざ構築する必要があるという問
題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、埋め殺しと
なる鋼材量を削減することのできる山留め壁の支保構造
を提供するものである。また、本発明は、敷地を有効に
利用した建築計画が可能となる山留め壁の支保構造を提
供することを目的とするものである。
なる鋼材量を削減することのできる山留め壁の支保構造
を提供するものである。また、本発明は、敷地を有効に
利用した建築計画が可能となる山留め壁の支保構造を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る山留め壁の
支保構造は、山留め壁と対向する場所打ち杭の杭頭部に
支柱を建て、この支柱と山留め壁との間に切梁を架設し
たことを特徴とするものである。前記山留め壁を構成す
る親杭材としては、レールを用いることが好ましい。
支保構造は、山留め壁と対向する場所打ち杭の杭頭部に
支柱を建て、この支柱と山留め壁との間に切梁を架設し
たことを特徴とするものである。前記山留め壁を構成す
る親杭材としては、レールを用いることが好ましい。
【0009】
【作用】山留め壁に作用する土圧は前記切梁と支柱を介
して場所打ち杭に伝達され、場所打ち杭の耐力により受
け止められる。
して場所打ち杭に伝達され、場所打ち杭の耐力により受
け止められる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に示す山留め工
事の施工手順図により、本発明の好適な実施形態を説明
する。
事の施工手順図により、本発明の好適な実施形態を説明
する。
【0011】先ず、図1に示すように、建物B用の場所
打ち杭4を施工する。場所打ち杭4は、通常行われてい
るアースドリル工法その他により施工する。場所打ち杭
4のコンクリートを打設した後、直ちに、図2に示すよ
うに、支柱10となるH形鋼を杭頭部に建て込む。根切
り深さを4〜5mとする場合には、支柱10として、例
えば、 H-400×400 ×L-3,000 mm程度のH形鋼を用い
ることができる。
打ち杭4を施工する。場所打ち杭4は、通常行われてい
るアースドリル工法その他により施工する。場所打ち杭
4のコンクリートを打設した後、直ちに、図2に示すよ
うに、支柱10となるH形鋼を杭頭部に建て込む。根切
り深さを4〜5mとする場合には、支柱10として、例
えば、 H-400×400 ×L-3,000 mm程度のH形鋼を用い
ることができる。
【0012】次に、空堀り部分12を埋め戻し、図3に
示すように、山留め壁14を構成する親杭16を打ち込
む。親杭16は打込み工法の他、埋込み工法によっても
施工することができる。本発明では山留め壁14が後述
する支保構造により支えられるので、前記した従来の親
杭横矢板工法のように、親杭16としてH形鋼を用いた
場合でも軽微なものでよく、また、H形鋼に代えてレー
ルを以て賄うことができる。レールは再利用品でもよ
い。
示すように、山留め壁14を構成する親杭16を打ち込
む。親杭16は打込み工法の他、埋込み工法によっても
施工することができる。本発明では山留め壁14が後述
する支保構造により支えられるので、前記した従来の親
杭横矢板工法のように、親杭16としてH形鋼を用いた
場合でも軽微なものでよく、また、H形鋼に代えてレー
ルを以て賄うことができる。レールは再利用品でもよ
い。
【0013】本実施形態では、50kgレールを使用す
ることが好ましい。50kgレールの高さは125mm
であるから、削孔径も小さくて済み、また、境界線BL
に近接した建物の建築計画が可能となる。
ることが好ましい。50kgレールの高さは125mm
であるから、削孔径も小さくて済み、また、境界線BL
に近接した建物の建築計画が可能となる。
【0014】親杭16、16間に矢板18を嵌め込みな
がら、根切り作業に入る。親杭16と矢板18からなる
山留め壁14は、本発明の支保構造により支えられる。
図4において、符号20は山留め壁14の上部側に設け
た腹起しであり、この腹起し20と支柱10の上部との
間に切梁22を配設する。符号24は腹起し20のため
に親杭16に設けたブラケットである。
がら、根切り作業に入る。親杭16と矢板18からなる
山留め壁14は、本発明の支保構造により支えられる。
図4において、符号20は山留め壁14の上部側に設け
た腹起しであり、この腹起し20と支柱10の上部との
間に切梁22を配設する。符号24は腹起し20のため
に親杭16に設けたブラケットである。
【0015】本発明では、山留め壁14に作用する土圧
は腹起し20、切梁22と支柱10を介して場所打ち杭
4に伝達され、場所打ち杭4の耐力により受け止められ
る。場所打ち杭4の耐力は、通常、山留め壁14に掛か
る土圧を受け止めるのに十分な大きさを有している。な
お、本実施形態では切梁22による支保を1段とした
が、本発明はこれに限らず、切梁22が2段以上の支保
構造とすることもできる。
は腹起し20、切梁22と支柱10を介して場所打ち杭
4に伝達され、場所打ち杭4の耐力により受け止められ
る。場所打ち杭4の耐力は、通常、山留め壁14に掛か
る土圧を受け止めるのに十分な大きさを有している。な
お、本実施形態では切梁22による支保を1段とした
が、本発明はこれに限らず、切梁22が2段以上の支保
構造とすることもできる。
【0016】支保作業完了後、図5に示すように、地盤
を所定の深さまで更に掘削し、杭頭処理を行った後、所
定位置に建物Bのためのフーチング6、基礎梁7および
柱8を構築すべく基礎躯体工事に取りかかる。このと
き、切梁22、腹起し20およびブラケット24は、図
6に示すように、基礎梁7の施工前に撤去しておくこと
が望ましい。
を所定の深さまで更に掘削し、杭頭処理を行った後、所
定位置に建物Bのためのフーチング6、基礎梁7および
柱8を構築すべく基礎躯体工事に取りかかる。このと
き、切梁22、腹起し20およびブラケット24は、図
6に示すように、基礎梁7の施工前に撤去しておくこと
が望ましい。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、山留
め壁の親杭としてレール等の軽微な鋼材を用いることが
可能となるから、地盤中に埋め殺しとなる鋼材量を大幅
に削減することができる。また、山留め壁は水平状態に
配設された切梁を介して、建築されるべき建物の場所打
ち杭の杭頭部に立設した支柱により支保されるので、隣
地との離隔寸法を構造的に短縮することができる。
め壁の親杭としてレール等の軽微な鋼材を用いることが
可能となるから、地盤中に埋め殺しとなる鋼材量を大幅
に削減することができる。また、山留め壁は水平状態に
配設された切梁を介して、建築されるべき建物の場所打
ち杭の杭頭部に立設した支柱により支保されるので、隣
地との離隔寸法を構造的に短縮することができる。
【0018】請求項2に記載した発明によれば、前記効
果に加えて、H形鋼より高さの低いレールを使用するこ
とにより、その差分、隣地境界線に近接した建物の建築
計画が可能となり、敷地の有効利用を図ることができ
る。また、親杭としてのレールを埋込みにより施工する
場合には、オーガー等による削孔径を小さく抑えること
ができ、施工効率を上げることができるという優れた効
果を発揮する。
果に加えて、H形鋼より高さの低いレールを使用するこ
とにより、その差分、隣地境界線に近接した建物の建築
計画が可能となり、敷地の有効利用を図ることができ
る。また、親杭としてのレールを埋込みにより施工する
場合には、オーガー等による削孔径を小さく抑えること
ができ、施工効率を上げることができるという優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
場所打ち杭を施工した状態を示す。
場所打ち杭を施工した状態を示す。
【図2】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
支柱を杭頭部に建て込んだ状態を示す。
支柱を杭頭部に建て込んだ状態を示す。
【図3】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
山留め壁を構成する親杭を打ち込んだ状態を示す。
山留め壁を構成する親杭を打ち込んだ状態を示す。
【図4】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
切梁を架設した状態を示す。
切梁を架設した状態を示す。
【図5】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
杭頭処理まで行った状態を示す。
杭頭処理まで行った状態を示す。
【図6】本発明による山留め工事の施工手順図であり、
基礎躯体工事中の状態を示す。
基礎躯体工事中の状態を示す。
【図7】本発明を敷地Aに適用する場合の平面計画図で
ある。
ある。
【図8】従来の山留め壁の構造を示す断面計画図であ
る。
る。
4 場所打ち杭 10 支柱 14 山留め壁 16 親杭 18 横矢板 22 切梁
Claims (2)
- 【請求項1】 山留め壁と対向する場所打ち杭の杭頭部
に支柱を建て、この支柱と山留め壁との間に切梁を架設
したことを特徴とする山留め壁の支保構造。 - 【請求項2】 前記山留め壁を構成する親杭材としてレ
ールを用いたことを特徴とする請求項1記載の山留め壁
の支保構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33506096A JPH10159094A (ja) | 1996-11-30 | 1996-11-30 | 山留め壁の支保構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33506096A JPH10159094A (ja) | 1996-11-30 | 1996-11-30 | 山留め壁の支保構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159094A true JPH10159094A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18284314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33506096A Withdrawn JPH10159094A (ja) | 1996-11-30 | 1996-11-30 | 山留め壁の支保構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10159094A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2822172A1 (fr) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Spie Fond S | Dispositif d'etayage d'une paroi de soutenement de fouille et utilisation d'un tel dispositif |
| EP1526220A1 (en) * | 2003-10-23 | 2005-04-27 | Applied Geotechnical Engineering Limited | Apparatus for providing support in building construction |
| JP2014101647A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Yamada Co Ltd | 鋼製杭及び鋼製杭の使用方法 |
| JP2017110382A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 大成建設株式会社 | 山留支持ユニット、山留め構造およびその構築方法 |
| WO2020140405A1 (zh) * | 2018-11-12 | 2020-07-09 | 上海建工集团股份有限公司 | 基坑围护结构体系及其施工方法 |
-
1996
- 1996-11-30 JP JP33506096A patent/JPH10159094A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2822172A1 (fr) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Spie Fond S | Dispositif d'etayage d'une paroi de soutenement de fouille et utilisation d'un tel dispositif |
| EP1243702A1 (fr) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Spie Fondations | Dispositif d'étayage d'une paroi de soutènement de fouille et utilisation d'un tel dispositif |
| EP1526220A1 (en) * | 2003-10-23 | 2005-04-27 | Applied Geotechnical Engineering Limited | Apparatus for providing support in building construction |
| JP2014101647A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Yamada Co Ltd | 鋼製杭及び鋼製杭の使用方法 |
| JP2017110382A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 大成建設株式会社 | 山留支持ユニット、山留め構造およびその構築方法 |
| WO2020140405A1 (zh) * | 2018-11-12 | 2020-07-09 | 上海建工集团股份有限公司 | 基坑围护结构体系及其施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |