JPH10159200A - 外壁板の縦張り通気構造 - Google Patents
外壁板の縦張り通気構造Info
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- JPH10159200A JPH10159200A JP31622296A JP31622296A JPH10159200A JP H10159200 A JPH10159200 A JP H10159200A JP 31622296 A JP31622296 A JP 31622296A JP 31622296 A JP31622296 A JP 31622296A JP H10159200 A JPH10159200 A JP H10159200A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外壁板を横胴縁材に縦張りする構造でありな
がら、外壁板裏側の空気をほぼ均等に対流させることが
できるようにする。 【解決手段】 外壁板34を縦張りするための横胴縁材
21を金属により形成すると共に、該横胴縁材21に、
上下方向に貫通する多数の通気孔27を該横胴縁材21
の全長にわたってほぼ均等に配置するように形成する。
更に、この横胴縁材21に、該横胴縁材21の長さ方向
に延びるスライド係合溝24を形成し、このスライド係
合溝24に角ナット28を係合保持させると共に、この
角ナット28にボルト31で固定した留付金具30で外
壁板34の左右の実部35を係合保持する。また、留付
金具30は、金属板を断面がほぼハット形状になるよう
に折曲加工して形成し、該留付金具30の左右両側に突
出する片部33を外壁板34の実部35を係合する係合
片部33として用いる。
がら、外壁板裏側の空気をほぼ均等に対流させることが
できるようにする。 【解決手段】 外壁板34を縦張りするための横胴縁材
21を金属により形成すると共に、該横胴縁材21に、
上下方向に貫通する多数の通気孔27を該横胴縁材21
の全長にわたってほぼ均等に配置するように形成する。
更に、この横胴縁材21に、該横胴縁材21の長さ方向
に延びるスライド係合溝24を形成し、このスライド係
合溝24に角ナット28を係合保持させると共に、この
角ナット28にボルト31で固定した留付金具30で外
壁板34の左右の実部35を係合保持する。また、留付
金具30は、金属板を断面がほぼハット形状になるよう
に折曲加工して形成し、該留付金具30の左右両側に突
出する片部33を外壁板34の実部35を係合する係合
片部33として用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気構法を採用し
た縦張り外壁板の縦張り通気構造に関するものである。
た縦張り外壁板の縦張り通気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の通気構法を採用した縦張り外壁下
地構造は、図5に示すように、柱材10に透湿防水シー
ト11を介して横胴縁材12を複数段に水平に取り付
け、各段の横胴縁材12の左右両脇に通気用の隙間13
を設け、この横胴縁材12に外壁板(図示せず)を取り
付けるようになっている。この通気構法では、各段の横
胴縁材12の両脇の通気用の隙間13が上下方向に一直
線状に並び、外壁板の裏側の空気を自然対流により通気
用の隙間13を通って上昇させることで外壁板の裏側の
湿気を外部へ放出し、それによって該外壁板の裏側への
結露を防止して、建物の耐久性を向上させるようにして
いる。
地構造は、図5に示すように、柱材10に透湿防水シー
ト11を介して横胴縁材12を複数段に水平に取り付
け、各段の横胴縁材12の左右両脇に通気用の隙間13
を設け、この横胴縁材12に外壁板(図示せず)を取り
付けるようになっている。この通気構法では、各段の横
胴縁材12の両脇の通気用の隙間13が上下方向に一直
線状に並び、外壁板の裏側の空気を自然対流により通気
用の隙間13を通って上昇させることで外壁板の裏側の
湿気を外部へ放出し、それによって該外壁板の裏側への
結露を防止して、建物の耐久性を向上させるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外壁板の裏
側の空気の流れは、外壁板の裏側の空気が外壁板を通し
て太陽熱で暖められて上方へ自然対流することで発生す
る。従って、上記従来の通気構法では、外壁板の裏側の
空気の流れが、各段の横胴縁材12の両脇の隙間13に
集中し、各段の横胴縁材12の中間部分では空気の上昇
が横胴縁材12で遮られて空気が流れ難くなる傾向があ
る。このため、各段の横胴縁材12の中間部分で湿気が
滞留して局部的に結露を生じてしまい、結露防止効果が
不十分である。しかも、通気用の隙間13を形成するた
めに、比較的短い横胴縁材12を用いて施工しなければ
ならず、その分、横胴縁材12の本数が多く必要とな
り、施工が面倒である。
側の空気の流れは、外壁板の裏側の空気が外壁板を通し
て太陽熱で暖められて上方へ自然対流することで発生す
る。従って、上記従来の通気構法では、外壁板の裏側の
空気の流れが、各段の横胴縁材12の両脇の隙間13に
集中し、各段の横胴縁材12の中間部分では空気の上昇
が横胴縁材12で遮られて空気が流れ難くなる傾向があ
る。このため、各段の横胴縁材12の中間部分で湿気が
滞留して局部的に結露を生じてしまい、結露防止効果が
不十分である。しかも、通気用の隙間13を形成するた
めに、比較的短い横胴縁材12を用いて施工しなければ
ならず、その分、横胴縁材12の本数が多く必要とな
り、施工が面倒である。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、外壁板を横胴縁材に
縦張りする構造でありながら、外壁板裏側の空気をほぼ
均等に対流させることができて、結露防止性能を向上で
きると共に、施工性も向上できる外壁板の縦張り通気構
造を提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、外壁板を横胴縁材に
縦張りする構造でありながら、外壁板裏側の空気をほぼ
均等に対流させることができて、結露防止性能を向上で
きると共に、施工性も向上できる外壁板の縦張り通気構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の外壁板の縦張り通気構造は、外
壁板を縦張りするための横胴縁材を金属により形成する
と共に、該横胴縁材に、上下方向に貫通する複数の通気
孔を該横胴縁材の全長にわたってほぼ均等に配置するよ
うに形成したものである。この構造では、外壁板裏側の
空気の上昇が横胴縁材で遮断されず、該横胴縁材の全長
にわたってほぼ均等に形成された通気孔を通して外壁板
裏側の空気が上昇し、外壁板裏側の空気がほぼ均等に流
れる。従って、横胴縁材の両脇に必ずしも従来のような
通気用の隙間を形成する必要がなく、長い横胴縁材を用
いて通気性の高い通気構造を施工できる。しかも、横胴
縁材は金属により形成されているため、比較的大きな通
気孔を多数形成しても、必要な強度を確保できる。
に、本発明の請求項1の外壁板の縦張り通気構造は、外
壁板を縦張りするための横胴縁材を金属により形成する
と共に、該横胴縁材に、上下方向に貫通する複数の通気
孔を該横胴縁材の全長にわたってほぼ均等に配置するよ
うに形成したものである。この構造では、外壁板裏側の
空気の上昇が横胴縁材で遮断されず、該横胴縁材の全長
にわたってほぼ均等に形成された通気孔を通して外壁板
裏側の空気が上昇し、外壁板裏側の空気がほぼ均等に流
れる。従って、横胴縁材の両脇に必ずしも従来のような
通気用の隙間を形成する必要がなく、長い横胴縁材を用
いて通気性の高い通気構造を施工できる。しかも、横胴
縁材は金属により形成されているため、比較的大きな通
気孔を多数形成しても、必要な強度を確保できる。
【0006】この場合、請求項2のように、横胴縁材
に、該横胴縁材の長さ方向に延びるスライド係合溝を形
成し、このスライド係合溝に非円形のナットを係合保持
させると共に、このナットにボルトで固定した留付金具
で前記外壁板の左右の実部を係合保持するようにしても
良い。この構造では、施工時に、外壁板の取付位置に応
じて、スライド係合溝に沿ってナットをスライドさせる
ことで、留付金具の取付位置を自由に調整できる。
に、該横胴縁材の長さ方向に延びるスライド係合溝を形
成し、このスライド係合溝に非円形のナットを係合保持
させると共に、このナットにボルトで固定した留付金具
で前記外壁板の左右の実部を係合保持するようにしても
良い。この構造では、施工時に、外壁板の取付位置に応
じて、スライド係合溝に沿ってナットをスライドさせる
ことで、留付金具の取付位置を自由に調整できる。
【0007】更に、請求項3のように、留付金具は、金
属板を断面がほぼハット形状になるように折曲加工して
形成すると共に、その底面部にボルトを挿通するボルト
挿通孔を形成し、該留付金具の左右両側に突出する片部
を外壁板の実部を係合する係合片部として用いるように
しても良い。施工時には、この留付金具のボルト挿通孔
に挿通したボルトを前記ナットに締め込むことで、該留
付金具をボルトとナットを介して横胴縁材に保持させる
ことができる。
属板を断面がほぼハット形状になるように折曲加工して
形成すると共に、その底面部にボルトを挿通するボルト
挿通孔を形成し、該留付金具の左右両側に突出する片部
を外壁板の実部を係合する係合片部として用いるように
しても良い。施工時には、この留付金具のボルト挿通孔
に挿通したボルトを前記ナットに締め込むことで、該留
付金具をボルトとナットを介して横胴縁材に保持させる
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1を用いて横胴縁材21
の構造を説明する。横胴縁材21は、例えばアルミ等の
金属の押出し成形により形成されている。この横胴縁材
21には、上下2つの水平面部22が形成され、両水平
面部22のやや前寄り部分が垂直面部23で連結される
と共に、両水平面部22の前端部を互いに相手側に向け
てL字形に形成することで、垂直面部23の前面側に、
該横胴縁材21の長さ方向に延びるスライド係合溝24
が形成されている。
に基づいて説明する。まず、図1を用いて横胴縁材21
の構造を説明する。横胴縁材21は、例えばアルミ等の
金属の押出し成形により形成されている。この横胴縁材
21には、上下2つの水平面部22が形成され、両水平
面部22のやや前寄り部分が垂直面部23で連結される
と共に、両水平面部22の前端部を互いに相手側に向け
てL字形に形成することで、垂直面部23の前面側に、
該横胴縁材21の長さ方向に延びるスライド係合溝24
が形成されている。
【0009】上下の両水平面部22の後端部には、それ
ぞれ上下方向に延びる固定片部25が形成され、各固定
片部25に、釘又はビスを挿通する複数の挿通孔26が
所定間隔で形成されている。更に、上下の両水平面部2
2には、多数の通気孔27が横胴縁材21の全長にわた
ってほぼ均等に配置されるように穿設され、上下の両水
平面部22の通気孔27が垂直面部23の裏側の空間部
を通して連通されている。尚、図1にAで示す部分は、
横胴縁材21の強度が強い場合には不要であるが、強度
が弱い場合には、上下の両固定片部25間に補強部Aを
一体に形成することで、横胴縁材21を補強するように
しても良い。
ぞれ上下方向に延びる固定片部25が形成され、各固定
片部25に、釘又はビスを挿通する複数の挿通孔26が
所定間隔で形成されている。更に、上下の両水平面部2
2には、多数の通気孔27が横胴縁材21の全長にわた
ってほぼ均等に配置されるように穿設され、上下の両水
平面部22の通気孔27が垂直面部23の裏側の空間部
を通して連通されている。尚、図1にAで示す部分は、
横胴縁材21の強度が強い場合には不要であるが、強度
が弱い場合には、上下の両固定片部25間に補強部Aを
一体に形成することで、横胴縁材21を補強するように
しても良い。
【0010】以上のように形成された横胴縁材21のス
ライド係合溝24には、非円形のナットである角ナット
28が左右方向にスライド可能に係合保持される。
ライド係合溝24には、非円形のナットである角ナット
28が左右方向にスライド可能に係合保持される。
【0011】一方、図2に示すように、留付金具30
は、1枚の帯状金属板を断面がほぼハット形状になるよ
うに折曲加工して形成され、その底面部には、ボルト3
1(図3参照)を挿通するボルト挿通孔32が形成され
ている。この留付金具30の左右両側に突出する片部3
3は、図3に示すように窯業系の外壁板34の実部35
を係合する係合片部33として用いられる。尚、係合片
部33の折曲角度θは、外壁板34の実部35の形状に
応じて設定すれば良く、図2(a)に示すようにθ=9
0°でも良く、或は、(b)に示すようにθ=90°+
αでも良い。
は、1枚の帯状金属板を断面がほぼハット形状になるよ
うに折曲加工して形成され、その底面部には、ボルト3
1(図3参照)を挿通するボルト挿通孔32が形成され
ている。この留付金具30の左右両側に突出する片部3
3は、図3に示すように窯業系の外壁板34の実部35
を係合する係合片部33として用いられる。尚、係合片
部33の折曲角度θは、外壁板34の実部35の形状に
応じて設定すれば良く、図2(a)に示すようにθ=9
0°でも良く、或は、(b)に示すようにθ=90°+
αでも良い。
【0012】次に、横胴縁材21と留付金具30を用い
て外壁板34を縦張りする施工法を説明する。図4に示
すように、基礎コンクリート36上に土台(図示せず)
を介して立設された柱材37と間柱材38に透湿防水シ
ート39を張り付け、その上から横胴縁材21を複数段
に水平に取り付ける。この横胴縁材21の取付は、ビス
40(図3参照)又は釘を固定片部25の挿通孔26
(図1参照)に挿通して柱材37や間柱材38に打ち付
けて固定する。そして、横胴縁材21のスライド係合溝
24に、外壁板34の取付枚数に応じた個数の角ナット
28を挿通する(この作業は横胴縁材21の取付前に行
っても良い)。
て外壁板34を縦張りする施工法を説明する。図4に示
すように、基礎コンクリート36上に土台(図示せず)
を介して立設された柱材37と間柱材38に透湿防水シ
ート39を張り付け、その上から横胴縁材21を複数段
に水平に取り付ける。この横胴縁材21の取付は、ビス
40(図3参照)又は釘を固定片部25の挿通孔26
(図1参照)に挿通して柱材37や間柱材38に打ち付
けて固定する。そして、横胴縁材21のスライド係合溝
24に、外壁板34の取付枚数に応じた個数の角ナット
28を挿通する(この作業は横胴縁材21の取付前に行
っても良い)。
【0013】この後、縦長の外壁板34を壁面の例えば
左端から1枚ずつ次のようにして縦張りする。まず、壁
面の左端の出隅部に断面L字形の出隅部材41(図4参
照)を留付金具30を用いて横胴縁材21に取り付け
る。この際、留付金具30の固定は、留付金具30のボ
ルト挿通孔32にボルト31を挿通して、このボルト3
1を横胴縁材21のスライド係合溝24に係合保持され
ている角ナット28に締め込む。この際、留付金具30
は、各段の横胴縁材21にそれぞれ1個ずつ固定する。
左端から1枚ずつ次のようにして縦張りする。まず、壁
面の左端の出隅部に断面L字形の出隅部材41(図4参
照)を留付金具30を用いて横胴縁材21に取り付け
る。この際、留付金具30の固定は、留付金具30のボ
ルト挿通孔32にボルト31を挿通して、このボルト3
1を横胴縁材21のスライド係合溝24に係合保持され
ている角ナット28に締め込む。この際、留付金具30
は、各段の横胴縁材21にそれぞれ1個ずつ固定する。
【0014】出隅部材41の取付後、該出隅部材41を
固定する各段の留付金具30の係合片部33に外壁板3
4の左端の実部35を嵌め込んで係合保持させた後、該
外壁板34の右端の実部35に別の留付金具30を宛が
って、該留付金具30をボルト31で角ナット28に固
定する。この際、留付金具30は、各段の横胴縁材21
にそれぞれ1個ずつ固定する。以上の作業で、1枚の外
壁板34が留付金具30を用いて横胴縁材21に取り付
けられる。以後、上述した作業を繰り返すことで、外壁
板34を壁面の例えば左端から右側へ1枚ずつ順次取り
付けていく。
固定する各段の留付金具30の係合片部33に外壁板3
4の左端の実部35を嵌め込んで係合保持させた後、該
外壁板34の右端の実部35に別の留付金具30を宛が
って、該留付金具30をボルト31で角ナット28に固
定する。この際、留付金具30は、各段の横胴縁材21
にそれぞれ1個ずつ固定する。以上の作業で、1枚の外
壁板34が留付金具30を用いて横胴縁材21に取り付
けられる。以後、上述した作業を繰り返すことで、外壁
板34を壁面の例えば左端から右側へ1枚ずつ順次取り
付けていく。
【0015】以上のように施工された縦張り通気構造で
は、図3に示すように、横胴縁材21に多数の通気孔2
7が該横胴縁材21の全長にわたってほぼ均等に配置形
成されているので、外壁板34の裏側を上方に対流する
空気の流れが横胴縁材21によって遮られず、該横胴縁
材21の多数の通気孔27を通って上方へ流れるように
なる。これにより、横胴縁材21が存在していても、外
壁板34の裏側の空気がほぼ均等に流れて、外壁板34
の裏側の湿気が横胴縁材21で滞留することなく外部へ
放出され、外壁板34の裏側で従来発生していた局部的
な結露が防止される。
は、図3に示すように、横胴縁材21に多数の通気孔2
7が該横胴縁材21の全長にわたってほぼ均等に配置形
成されているので、外壁板34の裏側を上方に対流する
空気の流れが横胴縁材21によって遮られず、該横胴縁
材21の多数の通気孔27を通って上方へ流れるように
なる。これにより、横胴縁材21が存在していても、外
壁板34の裏側の空気がほぼ均等に流れて、外壁板34
の裏側の湿気が横胴縁材21で滞留することなく外部へ
放出され、外壁板34の裏側で従来発生していた局部的
な結露が防止される。
【0016】この場合、横胴縁材21の両脇に必ずしも
従来のような通気用の隙間を形成する必要がなく、長い
横胴縁材21を用いて通気性の高い通気構造を施工で
き、施工性を向上できる。しかも、横胴縁材21を金属
により形成しているため、通気性向上を狙って、比較的
大きな通気孔27を多数形成しても、必要な強度を確保
できる。
従来のような通気用の隙間を形成する必要がなく、長い
横胴縁材21を用いて通気性の高い通気構造を施工で
き、施工性を向上できる。しかも、横胴縁材21を金属
により形成しているため、通気性向上を狙って、比較的
大きな通気孔27を多数形成しても、必要な強度を確保
できる。
【0017】更に、横胴縁材21に、該横胴縁材21の
長さ方向に延びるスライド係合溝24を形成し、このス
ライド係合溝24に角ナット28を係合保持させると共
に、この角ナット28に留付金具30をボルト31で固
定するようにしたので、施工時に、外壁板34の取付位
置に応じて、スライド係合溝24に沿って角ナット28
をスライドさせることで、留付金具30の取付位置を自
由に調整でき、留付金具30の位置合わせが極めて容易
である。しかも、留付金具30を保持する角ナット28
は施工後もスライド係合溝24に沿ってずれ動くことが
できるので、地震荷重や風圧荷重による建物の横揺れや
気温・湿度変化による外壁板34の膨張・収縮変形に追
従して留付金具30の位置を左右にずれ変位させること
ができ、留付金具30で保持される外壁板34の実部3
5に加わる過大な荷重を逃がすことができて、実部35
のひび割れや欠けを防ぐことができ、外壁板34の取付
強度を長期間にわたって良好に維持できる。
長さ方向に延びるスライド係合溝24を形成し、このス
ライド係合溝24に角ナット28を係合保持させると共
に、この角ナット28に留付金具30をボルト31で固
定するようにしたので、施工時に、外壁板34の取付位
置に応じて、スライド係合溝24に沿って角ナット28
をスライドさせることで、留付金具30の取付位置を自
由に調整でき、留付金具30の位置合わせが極めて容易
である。しかも、留付金具30を保持する角ナット28
は施工後もスライド係合溝24に沿ってずれ動くことが
できるので、地震荷重や風圧荷重による建物の横揺れや
気温・湿度変化による外壁板34の膨張・収縮変形に追
従して留付金具30の位置を左右にずれ変位させること
ができ、留付金具30で保持される外壁板34の実部3
5に加わる過大な荷重を逃がすことができて、実部35
のひび割れや欠けを防ぐことができ、外壁板34の取付
強度を長期間にわたって良好に維持できる。
【0018】但し、本発明は、留付金具30、角ナット
28及びスライド係合溝24を省いて外壁板34をビス
等で通気孔付きの横胴縁材に取り付ける構成としても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的は十分に達成で
きる。
28及びスライド係合溝24を省いて外壁板34をビス
等で通気孔付きの横胴縁材に取り付ける構成としても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的は十分に達成で
きる。
【0019】その他、本発明は、角ナット28に代えて
六角ナットを用いても良く、要は、スライド係合溝24
内でナットの回転が拘束される非円形のナットを用いれ
ば良い。
六角ナットを用いても良く、要は、スライド係合溝24
内でナットの回転が拘束される非円形のナットを用いれ
ば良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の外壁板の縦張り通気構造によれば、金属製
の横胴縁材に、上下方向に貫通する複数の通気孔を該横
胴縁材の全長にわたってほぼ均等に配置するように形成
したので、この通気孔によって外壁板裏側の空気をほぼ
均等に対流させることができて、結露防止性能を向上で
きると共に、長い横胴縁材を用いて通気性の高い通気構
造を施工でき、施工性も向上できる。
の請求項1の外壁板の縦張り通気構造によれば、金属製
の横胴縁材に、上下方向に貫通する複数の通気孔を該横
胴縁材の全長にわたってほぼ均等に配置するように形成
したので、この通気孔によって外壁板裏側の空気をほぼ
均等に対流させることができて、結露防止性能を向上で
きると共に、長い横胴縁材を用いて通気性の高い通気構
造を施工でき、施工性も向上できる。
【0021】更に、請求項2では、横胴縁材に形成した
スライド係合溝に非円形のナットを係合保持させると共
に、このナットに留付金具をボルトで固定するようにし
たので、施工時に、外壁板の取付位置に合わせて留付金
具の取付位置を自由に調整でき、留付金具の位置合わせ
が容易になると共に、地震・風圧荷重や外壁板の膨張・
収縮変形に追従して留付金具の位置をずれ変位させるこ
とができて、外壁板の実部のひび割れや欠けを防ぐこと
ができ、外壁板の取付強度を長期間にわたって良好に維
持できる。
スライド係合溝に非円形のナットを係合保持させると共
に、このナットに留付金具をボルトで固定するようにし
たので、施工時に、外壁板の取付位置に合わせて留付金
具の取付位置を自由に調整でき、留付金具の位置合わせ
が容易になると共に、地震・風圧荷重や外壁板の膨張・
収縮変形に追従して留付金具の位置をずれ変位させるこ
とができて、外壁板の実部のひび割れや欠けを防ぐこと
ができ、外壁板の取付強度を長期間にわたって良好に維
持できる。
【0022】また、請求項3では、留付金具を、金属板
を断面がほぼハット形状になるように折曲加工して形成
したので、留付金具を容易に製造できる。
を断面がほぼハット形状になるように折曲加工して形成
したので、留付金具を容易に製造できる。
【図1】本発明の一実施形態で用いる横胴縁材の部分斜
視図
視図
【図2】(a)と(b)はそれぞれ異なる形状の留付金
具を示す斜視図
具を示す斜視図
【図3】縦張り通気構造を示す横断面図
【図4】施工途中の外壁構造を示す斜視図
【図5】従来の縦張り外壁下地構造を示す斜視図
21…横胴縁材、22…水平面部、23…垂直面部、2
4…スライド係合溝、25…固定片部、27…通気孔、
28…角ナット(非円形のナット)、30…留付金具、
31…ボルト、32…ボルト挿通孔、33…係合片部、
34…外壁板、35…実部、37…柱材、38…間柱
材、39…透湿防水シート、40…ビス、A…補強部。
4…スライド係合溝、25…固定片部、27…通気孔、
28…角ナット(非円形のナット)、30…留付金具、
31…ボルト、32…ボルト挿通孔、33…係合片部、
34…外壁板、35…実部、37…柱材、38…間柱
材、39…透湿防水シート、40…ビス、A…補強部。
Claims (3)
- 【請求項1】 建物の壁面下地に取り付けられた横胴縁
材に外壁板を縦張りする外壁板の縦張り通気構造におい
て、 前記横胴縁材を金属により形成すると共に、該横胴縁材
に、上下方向に貫通する複数の通気孔を該横胴縁材の全
長にわたってほぼ均等に配置するように形成したことを
特徴とする外壁板の縦張り通気構造。 - 【請求項2】 前記横胴縁材には、該横胴縁材の長さ方
向に延びるスライド係合溝を形成し、このスライド係合
溝に非円形のナットを係合保持させると共に、このナッ
トにボルトで固定した留付金具で前記外壁板の左右の実
部を係合保持することを特徴とする請求項1に記載の外
壁板の縦張り通気構造。 - 【請求項3】 前記留付金具は、金属板を断面がほぼハ
ット形状になるように折曲加工して形成すると共に、そ
の底面部に前記ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成
し、該留付金具の左右両側に突出する片部を前記外壁板
の実部を係合する係合片部として用いることを特徴とす
る請求項2に記載の外壁板の縦張り通気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31622296A JP3321376B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 外壁板の縦張り通気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31622296A JP3321376B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 外壁板の縦張り通気構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159200A true JPH10159200A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3321376B2 JP3321376B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18074671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31622296A Expired - Fee Related JP3321376B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 外壁板の縦張り通気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321376B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349040A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Arutekku:Kk | 建築用外装部材の取り付け部材 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31622296A patent/JP3321376B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349040A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Arutekku:Kk | 建築用外装部材の取り付け部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3321376B2 (ja) | 2002-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |