JPH10160065A - 管の接合方法とその管の接合構造体 - Google Patents
管の接合方法とその管の接合構造体Info
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- JPH10160065A JPH10160065A JP31211896A JP31211896A JPH10160065A JP H10160065 A JPH10160065 A JP H10160065A JP 31211896 A JP31211896 A JP 31211896A JP 31211896 A JP31211896 A JP 31211896A JP H10160065 A JPH10160065 A JP H10160065A
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- Japan
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- outer periphery
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つ以上のコンクリート管を連結する際、そ
の連結部位から流出し得る流体を完璧に遮断する管の接
合方法及びその管の接合構造体を提供する。 【解決手段】 管の接合方法は、連結しようとする管を
長さ方向に当接させて配置する工程と、管の連結部位の
外周をシール材で取り囲む工程と、シール材の外周をポ
ケットで取り囲む工程と、ポケット内に水と混合された
アルミナセメント粉末体を注入する工程と、ポケットの
外周をクリップで締結する工程とを含む。この方法に用
いる管の接合構造体は、長さ方向に当接して配置された
管A、Bの連結部位の外周を取り囲むシール材14と、
シール材の外周を取り囲みアルミナセメント粉末体16
が注入されるポケット18とを備えた水密手段12と、
ポケットの外周に配置されこのポケットを円周方向に引
き締めるクリップ2とを含む。
の連結部位から流出し得る流体を完璧に遮断する管の接
合方法及びその管の接合構造体を提供する。 【解決手段】 管の接合方法は、連結しようとする管を
長さ方向に当接させて配置する工程と、管の連結部位の
外周をシール材で取り囲む工程と、シール材の外周をポ
ケットで取り囲む工程と、ポケット内に水と混合された
アルミナセメント粉末体を注入する工程と、ポケットの
外周をクリップで締結する工程とを含む。この方法に用
いる管の接合構造体は、長さ方向に当接して配置された
管A、Bの連結部位の外周を取り囲むシール材14と、
シール材の外周を取り囲みアルミナセメント粉末体16
が注入されるポケット18とを備えた水密手段12と、
ポケットの外周に配置されこのポケットを円周方向に引
き締めるクリップ2とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に下水道管、排
水管、水抜暗渠管、農工業用水管及び取水管等として使
用されるコンクリート管を接続する接合方法とその管の
接合構造体に関する。
水管、水抜暗渠管、農工業用水管及び取水管等として使
用されるコンクリート管を接続する接合方法とその管の
接合構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記に列挙したコンクリート管は無限に
長く製造することはできないので、一定の長さの管を多
数製造し、目的に応じてこれらの管を長さ方向や互いに
直交する方向に接合して使用している。図9は、従来の
コンクリート管接続方法を示している。図9の(A)は
ソケット部が形成されていない管の接合方法を示してお
り、図9の(B)はソケット部が形成された管の接合方
法を示している。図9の(A)に示した接合方法では、
接合しようとする管100、102の接合部位に滑剤を
塗布した後、樹脂モルタルやセメントモルタル104を
接合部位に塗布する。また、図9の(B)に示すよう
に、接合部位にソケット部が形成された管の場合には、
まず管100のソケット部106の内周面に接合剤10
8を塗布し、次に接合剤の内側にゴムリング110を嵌
挿した後、管102をその内側に挿入する。
長く製造することはできないので、一定の長さの管を多
数製造し、目的に応じてこれらの管を長さ方向や互いに
直交する方向に接合して使用している。図9は、従来の
コンクリート管接続方法を示している。図9の(A)は
ソケット部が形成されていない管の接合方法を示してお
り、図9の(B)はソケット部が形成された管の接合方
法を示している。図9の(A)に示した接合方法では、
接合しようとする管100、102の接合部位に滑剤を
塗布した後、樹脂モルタルやセメントモルタル104を
接合部位に塗布する。また、図9の(B)に示すよう
に、接合部位にソケット部が形成された管の場合には、
まず管100のソケット部106の内周面に接合剤10
8を塗布し、次に接合剤の内側にゴムリング110を嵌
挿した後、管102をその内側に挿入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9の(A)に示す従
来の接合方法では、セメントモルタルが伸縮性を有しな
いため、管がずれている場合は水密性が低下するという
問題がある。また、図9の(B)に示す接合方法では、
管が完全に挿入されない場合に隙間が生じて水密性が低
下するという問題がある。
来の接合方法では、セメントモルタルが伸縮性を有しな
いため、管がずれている場合は水密性が低下するという
問題がある。また、図9の(B)に示す接合方法では、
管が完全に挿入されない場合に隙間が生じて水密性が低
下するという問題がある。
【0004】上記問題点を解消するために、本発明が解
決しようとする課題は、従来技術とは全く新しい方法に
より管を接合できる接合方法とその管の接合構造体を提
供することにある。本発明の目的をより具体的に説明す
ると、管の連結作業を容易にすると共に、管が一定の角
度を有して接合することができるような接合方法と管の
接合構造体を提供することにある。
決しようとする課題は、従来技術とは全く新しい方法に
より管を接合できる接合方法とその管の接合構造体を提
供することにある。本発明の目的をより具体的に説明す
ると、管の連結作業を容易にすると共に、管が一定の角
度を有して接合することができるような接合方法と管の
接合構造体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る管
の接合方法は、連結しようとする管を長さ方向に当接さ
せて配置する工程と、管の連結部位の外周をシール材で
取り囲む工程と、シール材の外周をポケットで取り囲む
工程と、ポケット内に水と混合されたアルミナセメント
粉末体を注入する工程と、ポケットの外周をクリップで
締結する工程とを含む。
の接合方法は、連結しようとする管を長さ方向に当接さ
せて配置する工程と、管の連結部位の外周をシール材で
取り囲む工程と、シール材の外周をポケットで取り囲む
工程と、ポケット内に水と混合されたアルミナセメント
粉末体を注入する工程と、ポケットの外周をクリップで
締結する工程とを含む。
【0006】本発明において、アルミナセメント粉末体
は水との化学反応により発熱するとともに膨張する。こ
のとき、アルミナセメント粉末体が発熱しているためシ
ール材は殆ど溶融状態になっている。本発明では、アル
ミナセメント粉末体の膨張力により、溶融状態のシール
材をコンクリート管の接合部位に浸透させることで管の
接合効果を得る。
は水との化学反応により発熱するとともに膨張する。こ
のとき、アルミナセメント粉末体が発熱しているためシ
ール材は殆ど溶融状態になっている。本発明では、アル
ミナセメント粉末体の膨張力により、溶融状態のシール
材をコンクリート管の接合部位に浸透させることで管の
接合効果を得る。
【0007】本発明の別の見地に係る管の接合方法は、
連結しようとする管を長さ方向に当接させて配置する工
程と、管の連結部位の外周をシール材で取り囲む工程
と、ポケット内にアルミナセメント粉末体を注入する工
程と、シール材の外周をアルミナセメント粉末体が注入
されたポケットで取り囲む工程と、ポケット内に水を供
給する工程と、ポケットの外周をクリップで締結する工
程とを含む。この場合、内部にあらかじめアルミナセメ
ント粉末体が内填された状態でポケットがシール材の外
周に取り付けられているため、水だけを供給すれば本発
明の管の接続効果が得られる。従って、取付作業が簡単
である。
連結しようとする管を長さ方向に当接させて配置する工
程と、管の連結部位の外周をシール材で取り囲む工程
と、ポケット内にアルミナセメント粉末体を注入する工
程と、シール材の外周をアルミナセメント粉末体が注入
されたポケットで取り囲む工程と、ポケット内に水を供
給する工程と、ポケットの外周をクリップで締結する工
程とを含む。この場合、内部にあらかじめアルミナセメ
ント粉末体が内填された状態でポケットがシール材の外
周に取り付けられているため、水だけを供給すれば本発
明の管の接続効果が得られる。従って、取付作業が簡単
である。
【0008】本発明に係る管の接合構造体は、水密手段
と、ポケットの外周に配置されポケットを円周方向に引
き締めるクリップとを含む。水密手段は、長さ方向に当
接して配置された管の連結部位の外周を取り囲むシール
材と、シール材の外周を取り囲みアルミナセメント粉末
体が注入されるポケットとを備えている。ポケットの内
側には、水と混合されることにより膨張するアルミナセ
メント粉末体の膨張力が管の外周部に加わるようにする
ための加圧増大部材が配置されていてもよい。この場合
には、アルミナセメント粉末体の膨張力がすべて管の外
周部に加わるため、コンクリート管の接合部位により充
分な量の溶融状態のシール材を浸透させることができ
る。
と、ポケットの外周に配置されポケットを円周方向に引
き締めるクリップとを含む。水密手段は、長さ方向に当
接して配置された管の連結部位の外周を取り囲むシール
材と、シール材の外周を取り囲みアルミナセメント粉末
体が注入されるポケットとを備えている。ポケットの内
側には、水と混合されることにより膨張するアルミナセ
メント粉末体の膨張力が管の外周部に加わるようにする
ための加圧増大部材が配置されていてもよい。この場合
には、アルミナセメント粉末体の膨張力がすべて管の外
周部に加わるため、コンクリート管の接合部位により充
分な量の溶融状態のシール材を浸透させることができ
る。
【0009】ポケットの内側には長さ方向に両分された
別のポケットが配置されていてもよい。この場合には、
アルミナセメント粉末体が膨張することによってポケッ
トが円筒状になることを防止できる。また、簡単な構造
で本発明の管の接続効果を得ることができ、取り扱いも
容易である。加圧増大部材はクランク状であってもよ
い。この構造は、連結しようとするコンクリート管がソ
ケット部を備えている場合に効果的である。
別のポケットが配置されていてもよい。この場合には、
アルミナセメント粉末体が膨張することによってポケッ
トが円筒状になることを防止できる。また、簡単な構造
で本発明の管の接続効果を得ることができ、取り扱いも
容易である。加圧増大部材はクランク状であってもよ
い。この構造は、連結しようとするコンクリート管がソ
ケット部を備えている場合に効果的である。
【0010】クリップは1対のバンド体であってもよ
く、単一板材であってもよい。ポケットは防水布で構成
されることが好ましい。管接続施工の際に一時的にクリ
ップをバンド体に固定するための結束部材をさらに備え
ていてもよい。この場合には、水密手段の取り付け作業
が容易になる。
く、単一板材であってもよい。ポケットは防水布で構成
されることが好ましい。管接続施工の際に一時的にクリ
ップをバンド体に固定するための結束部材をさらに備え
ていてもよい。この場合には、水密手段の取り付け作業
が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態による管の接合構造体の斜
視図であり、2はクリップを表す。また、図2に管の接
合構造体の水密手段を示している。クリップ2は2列に
配列された帯状のバンド体4を横断部材6で互いに連結
させた構造を有し、これらのバンド体がクリップとして
作用するようにバンド体の両終端部には締結板8が固定
されている。締結板8を貫通するねじ10の回転量及び
回転方向に応じて、バンド体4を円弧形状にしつつこの
円弧形状の内径を増大させたり縮小させたりすることが
可能である。
ら、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態による管の接合構造体の斜
視図であり、2はクリップを表す。また、図2に管の接
合構造体の水密手段を示している。クリップ2は2列に
配列された帯状のバンド体4を横断部材6で互いに連結
させた構造を有し、これらのバンド体がクリップとして
作用するようにバンド体の両終端部には締結板8が固定
されている。締結板8を貫通するねじ10の回転量及び
回転方向に応じて、バンド体4を円弧形状にしつつこの
円弧形状の内径を増大させたり縮小させたりすることが
可能である。
【0012】クリップ2は、実質的に、接合される管の
接合部外周面を取り囲むように配置される水密手段12
の外側面を引き締めるためのものである。なお、この実
施形態においては例示しない他の引き締め手段を使用す
ることもできる。この水密手段12は、コンクリート管
の接合部外側面を取り囲むように配置され熱により軟質
に変わる材料からなるシール材14と、このシール材1
4の一側面側に接着されてクリップ2により円周方向に
拘束され、水との化学反応により高温の熱を放出しつつ
膨張するアルミナセメント粉末体16が内在されるポケ
ット18とを含む。
接合部外周面を取り囲むように配置される水密手段12
の外側面を引き締めるためのものである。なお、この実
施形態においては例示しない他の引き締め手段を使用す
ることもできる。この水密手段12は、コンクリート管
の接合部外側面を取り囲むように配置され熱により軟質
に変わる材料からなるシール材14と、このシール材1
4の一側面側に接着されてクリップ2により円周方向に
拘束され、水との化学反応により高温の熱を放出しつつ
膨張するアルミナセメント粉末体16が内在されるポケ
ット18とを含む。
【0013】シール材14としては高熱により軟質に変
わるアスファルトゴムを使用することができ、ポケット
18としては空気は通すが水分は通さない防水布を使用
することができる。ポケット18の内側には、加圧増大
部材20が設けられている。ポケット18に内在するア
ルミナセメント粉末体16が水との化学反応により膨張
する際、加圧増大部材20によりその膨張力がシール材
14側に全て伝達されるようになっている。この加圧増
大部材20は、1mm以上の厚さを有する金属製板材をコ
字形状にプレス加工し、さらに円形状に加工することに
より構成される。このように加工された加圧増大部材2
0は、開口部がシール材14側に向くように、ポケット
18内に挿入される。
わるアスファルトゴムを使用することができ、ポケット
18としては空気は通すが水分は通さない防水布を使用
することができる。ポケット18の内側には、加圧増大
部材20が設けられている。ポケット18に内在するア
ルミナセメント粉末体16が水との化学反応により膨張
する際、加圧増大部材20によりその膨張力がシール材
14側に全て伝達されるようになっている。この加圧増
大部材20は、1mm以上の厚さを有する金属製板材をコ
字形状にプレス加工し、さらに円形状に加工することに
より構成される。このように加工された加圧増大部材2
0は、開口部がシール材14側に向くように、ポケット
18内に挿入される。
【0014】図3は、2つのコンクリート管A、Bを長
さ方向に当接させ、本発明の第1実施形態による水密手
段12をこれら管の接合部位の外周側を取り囲むように
配置し、さらにクリップ2を配置して水密手段の引き締
め作業を行った状態を示す。ここでは、まず2つのコン
クリート管を長さ方向に当接させた状態で、管の接合部
位にシール材14を巻き付けるように配置した後、この
シール材14の外周にポケット18を配置する。ポケッ
ト18は、その内側に配置された金属製の加圧増大部材
20が円形状に加工されているので、全体的に円形状で
ある。従って、取り付けの際は、この加圧増大部材20
の両端を広げた状態にして外挿すればよい。
さ方向に当接させ、本発明の第1実施形態による水密手
段12をこれら管の接合部位の外周側を取り囲むように
配置し、さらにクリップ2を配置して水密手段の引き締
め作業を行った状態を示す。ここでは、まず2つのコン
クリート管を長さ方向に当接させた状態で、管の接合部
位にシール材14を巻き付けるように配置した後、この
シール材14の外周にポケット18を配置する。ポケッ
ト18は、その内側に配置された金属製の加圧増大部材
20が円形状に加工されているので、全体的に円形状で
ある。従って、取り付けの際は、この加圧増大部材20
の両端を広げた状態にして外挿すればよい。
【0015】この状態で、別の容器で水と混合しておい
たアルミナセメント粉末体混合物を水密手段12のポケ
ット18内に注入すればよい。このとき、アルミナセメ
ント粉末体は、水と混合されることにより化学反応を起
こして発熱するとともに膨張する。アルミナセメント粉
末体が膨張する間に、本発明の第1実施形態によるクリ
ップ2を水密手段12の外周側に取り囲むように配置す
ると共に、バンド体4の両端に固定された締結板8をね
じ10により締結する。
たアルミナセメント粉末体混合物を水密手段12のポケ
ット18内に注入すればよい。このとき、アルミナセメ
ント粉末体は、水と混合されることにより化学反応を起
こして発熱するとともに膨張する。アルミナセメント粉
末体が膨張する間に、本発明の第1実施形態によるクリ
ップ2を水密手段12の外周側に取り囲むように配置す
ると共に、バンド体4の両端に固定された締結板8をね
じ10により締結する。
【0016】このような状態では、ポケット18内で発
熱しつつ膨張したアルミナセメント粉末体16は、外周
側が金属材の加圧増大部材20により取り囲まれている
と共に、この加圧増大部材20が外側のクリップ2によ
り引き締められているため、アルミナセメント粉末体の
膨張力はコンクリート板A、Bの外周側に伝達される。
その結果、アルミナセメント粉末体16はシール材14
の外周側を加圧することになるが、このとき、アルミナ
セメント粉末体16は発熱してほぼ90℃になっている
ので、シール材14は殆ど溶融状態になる。
熱しつつ膨張したアルミナセメント粉末体16は、外周
側が金属材の加圧増大部材20により取り囲まれている
と共に、この加圧増大部材20が外側のクリップ2によ
り引き締められているため、アルミナセメント粉末体の
膨張力はコンクリート板A、Bの外周側に伝達される。
その結果、アルミナセメント粉末体16はシール材14
の外周側を加圧することになるが、このとき、アルミナ
セメント粉末体16は発熱してほぼ90℃になっている
ので、シール材14は殆ど溶融状態になる。
【0017】このようにシール材14が溶融状態にな
り、この溶融状態のシール材14の外周側から内周側へ
押圧力が加えられるので、図4に示す如く、相互に当接
したコンクリート管A、Bの接合部位にこのシール材1
4が浸透する。このような作用は、管の接合部位の全周
にわたって行われるので、コンクリート管の接合部位は
漏水を完全に防止できる連結状態になる。なお、ある程
度の時間が経つとアルミナセメント粉末体16は硬化す
るが、より堅固な硬化状態にするためにはアルミナセメ
ント粉末体に砂を混合すればよい。
り、この溶融状態のシール材14の外周側から内周側へ
押圧力が加えられるので、図4に示す如く、相互に当接
したコンクリート管A、Bの接合部位にこのシール材1
4が浸透する。このような作用は、管の接合部位の全周
にわたって行われるので、コンクリート管の接合部位は
漏水を完全に防止できる連結状態になる。なお、ある程
度の時間が経つとアルミナセメント粉末体16は硬化す
るが、より堅固な硬化状態にするためにはアルミナセメ
ント粉末体に砂を混合すればよい。
【0018】図5は、水密手段12のポケット18の両
端を折って相互に当接させ、その当接部位に鉄片22を
配置し、クリップ2により引き締めた状態を示す。この
ような構造は、アルミナセメント粉末体16が膨張して
ポケット18の両端から流出することを防止するために
効果的である。第2実施形態 図6は、本発明の第2実施形態による管の接合構造体を
用いて管を連結させた状態を示す断面図である。この実
施形態における構造体は、連結しようとするコンクリー
ト管がソケット部を備えている場合に使用され得る。一
方の管Aに形成されたソケット部24内に他方の管Bを
挿入すると、ソケット部24が形成されているために連
結部位に段差が生じる。従って、この実施形態では、第
1実施形態の加圧増大部材20に相当する加圧増大部材
26をクランク状に加工してポケット28内に配置して
いる。そして、ソケット部24の外側に位置したポケッ
ト28の外周部と、管Bの外側に位置したポケットの外
周部をそれぞれクリップ2により締結固定している。
端を折って相互に当接させ、その当接部位に鉄片22を
配置し、クリップ2により引き締めた状態を示す。この
ような構造は、アルミナセメント粉末体16が膨張して
ポケット18の両端から流出することを防止するために
効果的である。第2実施形態 図6は、本発明の第2実施形態による管の接合構造体を
用いて管を連結させた状態を示す断面図である。この実
施形態における構造体は、連結しようとするコンクリー
ト管がソケット部を備えている場合に使用され得る。一
方の管Aに形成されたソケット部24内に他方の管Bを
挿入すると、ソケット部24が形成されているために連
結部位に段差が生じる。従って、この実施形態では、第
1実施形態の加圧増大部材20に相当する加圧増大部材
26をクランク状に加工してポケット28内に配置して
いる。そして、ソケット部24の外側に位置したポケッ
ト28の外周部と、管Bの外側に位置したポケットの外
周部をそれぞれクリップ2により締結固定している。
【0019】この実施形態の接続法の原理は第1実施形
態の場合と同様であるが、シール材14が管の接合部位
にクランク状に配置される点が異なっている。この場
合、シール材14が溶融されることに伴ってソケット部
24の内周面と管Bの外周面との間に浸透し、管が確実
に連結される。第3実施形態 図7及び図8は、本発明の第3実施形態による管の接合
構造体を示している。この構造体では、第1実施形態に
おける管の接合構造体で使用していた加圧増大部材を使
用しない点にその特徴がある。加圧増大部材を使用しな
い代わりに、水密手段12のポケット18内に別のポケ
ット30を使用する。ポケット30は長さ方向にその内
部が両分されており、このような構造はこのポケット内
部に注入されるアルミナセメント粉末体によりポケット
が円筒状になることを防止するために効果的である。
態の場合と同様であるが、シール材14が管の接合部位
にクランク状に配置される点が異なっている。この場
合、シール材14が溶融されることに伴ってソケット部
24の内周面と管Bの外周面との間に浸透し、管が確実
に連結される。第3実施形態 図7及び図8は、本発明の第3実施形態による管の接合
構造体を示している。この構造体では、第1実施形態に
おける管の接合構造体で使用していた加圧増大部材を使
用しない点にその特徴がある。加圧増大部材を使用しな
い代わりに、水密手段12のポケット18内に別のポケ
ット30を使用する。ポケット30は長さ方向にその内
部が両分されており、このような構造はこのポケット内
部に注入されるアルミナセメント粉末体によりポケット
が円筒状になることを防止するために効果的である。
【0020】なお、この実施形態においては、第1実施
形態の場合と異なり、クリップ2のバンド体を単一板材
32にしている。これは加圧増大部材を使用する場合の
効果を得るためである。ポケット30はアルミナセメン
ト粉末体が内在された状態で第1実施形態のポケット1
8内に挿入され、クリップ2の板材32で固定されるこ
とにより単一構造体を構成するようになる。
形態の場合と異なり、クリップ2のバンド体を単一板材
32にしている。これは加圧増大部材を使用する場合の
効果を得るためである。ポケット30はアルミナセメン
ト粉末体が内在された状態で第1実施形態のポケット1
8内に挿入され、クリップ2の板材32で固定されるこ
とにより単一構造体を構成するようになる。
【0021】なお、板材32には結束部材34が取り付
けられる。第1実施形態では加圧増大部材が円形状にな
っているため、コンクリート管の接合部を取り囲む際に
特に問題はない。しかしながら、この実施形態では、加
圧増大部材を使用していないため板材32を円形状にす
ることが困難であり、これを解決するために結束部材3
4を用いる。
けられる。第1実施形態では加圧増大部材が円形状にな
っているため、コンクリート管の接合部を取り囲む際に
特に問題はない。しかしながら、この実施形態では、加
圧増大部材を使用していないため板材32を円形状にす
ることが困難であり、これを解決するために結束部材3
4を用いる。
【0022】即ち、第1実施形態のように、まずシール
材でコンクリート管の接合部位の外周を取り囲んだ後、
シール材の外周をクリップ2の板材32で取り囲む状態
にして結束部材34を用いて板材の両側を一時的に結束
すればよい(図7参照)。このとき、ポケット30内に
はアルミナセメント粉末体が内在されているので水だけ
を注入すればよいが、そのためには板材32は両側端が
固定されていると共に広げられていなければならない。
従って、結束部材34は板材の両端部からある程度離れ
た位置で板材に固定される。
材でコンクリート管の接合部位の外周を取り囲んだ後、
シール材の外周をクリップ2の板材32で取り囲む状態
にして結束部材34を用いて板材の両側を一時的に結束
すればよい(図7参照)。このとき、ポケット30内に
はアルミナセメント粉末体が内在されているので水だけ
を注入すればよいが、そのためには板材32は両側端が
固定されていると共に広げられていなければならない。
従って、結束部材34は板材の両端部からある程度離れ
た位置で板材に固定される。
【0023】この実施形態の管の接合構造体では、第1
実施形態の場合と同様の効果が得られる。また、この実
施形態では、ポケット内部に挿入される金属製の加圧増
大部材を使用しないため構造が簡単で且つ取扱いが容易
である。さらに、内部のポケットにアルミナセメント粉
末体が内在しているため、設置する際は水だけ注入すれ
ばよいので作業が容易である。
実施形態の場合と同様の効果が得られる。また、この実
施形態では、ポケット内部に挿入される金属製の加圧増
大部材を使用しないため構造が簡単で且つ取扱いが容易
である。さらに、内部のポケットにアルミナセメント粉
末体が内在しているため、設置する際は水だけ注入すれ
ばよいので作業が容易である。
【0024】
【発明の効果】本発明による管接合方法と管の接合構造
体は、2つの管を連結する際に連結部位を充分に密封す
ることができる。従って、管の連結部位を通じて漏水す
るという従来技術の問題点を解決することができると共
に、特に、高圧水管に適用する場合には従来技術の管連
結方法が有する問題点を根本的に解決することできる。
体は、2つの管を連結する際に連結部位を充分に密封す
ることができる。従って、管の連結部位を通じて漏水す
るという従来技術の問題点を解決することができると共
に、特に、高圧水管に適用する場合には従来技術の管連
結方法が有する問題点を根本的に解決することできる。
【図1】本発明に係る管の接合構造体の分解斜視図。
【図2】本発明に係る管の接合構造体の水密手段を切断
して示した斜視図。
して示した斜視図。
【図3】本発明に係る管の接合構造体により管が接続さ
れた状態を示す斜視図。
れた状態を示す斜視図。
【図4】本発明に係る管の接合構造体により管が接続さ
れた状態を示す断面図。
れた状態を示す断面図。
【図5】本発明に係る管の接合構造体の連結部位断面
図。
図。
【図6】本発明に係る他の実施形態による管の接合構造
体の管接合状態を示す断面図。
体の管接合状態を示す断面図。
【図7】本発明に係るさらに他の実施形態による管の接
合構造体の斜視図。
合構造体の斜視図。
【図8】図7に示した管の接合構造体の断面図。
【図9】本発明に係る技術分野の従来技術を説明するた
めの図。
めの図。
2 クリップ 4 バンド体 6 横断部材 8 締結板 10 ねじ 12 水密手段 14 シール材 16 粉末体 18 ポケット 20 加圧増大部材 22 鉄片 24 ソケット部 26 加圧増大部材 28 ポケット 30 ポケット 32 単一板材 34 結束部材 A,B 管
Claims (9)
- 【請求項1】連結しようとする管を長さ方向に当接させ
て配置する工程と、 前記管の連結部位の外周をシール材で取り囲む工程と、 前記シール材の外周をポケットで取り囲む工程と、 前記ポケット内に水と混合されたアルミナセメント粉末
体を注入する工程と、 前記ポケットの外周をクリップで締結する工程と、を含
む管の接合方法。 - 【請求項2】連結しようとする管を長さ方向に当接させ
て配置する工程と、 前記管の連結部位の外周をシール材で取り囲む工程と、 ポケット内にアルミナセメント粉末体を注入する工程
と、 前記シール材の外周を前記アルミナセメント粉末体が注
入された前記ポケットで取り囲む工程と、 前記ポケット内に水を供給する工程と、 前記ポケットの外周をクリップで締結する工程と、を含
む管の接合方法。 - 【請求項3】長さ方向に当接して配置された管の連結部
位の外周を取り囲むシール材と、前記シール材の外周を
取り囲みアルミナセメント粉末体が注入されるポケット
とを備えた水密手段と、 前記ポケットの外周に配置され、前記ポケットを円周方
向に引き締めるクリップと、を含む管の接合構造体。 - 【請求項4】前記ポケットの内側には、水と混合される
ことにより膨張するアルミナセメント粉末体の膨張力が
前記管の外周部に加わるようにするための加圧増大部材
が配置される、請求項3に記載の管の接合構造体。 - 【請求項5】前記ポケットの内側には長さ方向に両分さ
れた別のポケットが配置される、請求項3に記載の管の
接合構造体。 - 【請求項6】前記加圧増大部材はクランク状である、請
求項4に記載の管の接合構造体。 - 【請求項7】前記クリップは1対のバンド体または単一
板材からなる、請求項3に記載の管の接合構造体。 - 【請求項8】前記ポケットは防水布で構成されることを
特徴とする、請求項3に記載の管の接合構造体。 - 【請求項9】管接続施工の際に一時的に前記クリップを
前記バンド体に固定するための結束部材をさらに備え
た、請求項7に記載の管の接合構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8312118A JP2828167B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | コンクリート管の接合方法とコンクリート管の接合構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8312118A JP2828167B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | コンクリート管の接合方法とコンクリート管の接合構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160065A true JPH10160065A (ja) | 1998-06-16 |
| JP2828167B2 JP2828167B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18025469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8312118A Expired - Fee Related JP2828167B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | コンクリート管の接合方法とコンクリート管の接合構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2828167B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50415A (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-07 | ||
| JPS60121381A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-28 | 工業技術院長 | 低温配管用断熱支持材 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8312118A patent/JP2828167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50415A (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-07 | ||
| JPS60121381A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-28 | 工業技術院長 | 低温配管用断熱支持材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2828167B2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |