JPH1016079A - 取付穴を有する中空板状体およびその製造方法 - Google Patents
取付穴を有する中空板状体およびその製造方法Info
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- JPH1016079A JPH1016079A JP18833296A JP18833296A JPH1016079A JP H1016079 A JPH1016079 A JP H1016079A JP 18833296 A JP18833296 A JP 18833296A JP 18833296 A JP18833296 A JP 18833296A JP H1016079 A JPH1016079 A JP H1016079A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 他部品を固着するための固着用部品を後加工
で取り付ける必要がなく、しかも他部材が取り付けられ
る部位の剛性等の機械的強度に優れたものにする。 【解決手段】 取付穴を有する中空板状体Pは、間隔を
おいて対向する一方の壁1と他方の壁2を備え、両者の
周縁部が端壁3で閉塞されたものであって、一方の壁1
と他方の壁2との壁間には互いに交差する板状のインナ
ーリブ4が両壁1、2と一体成形されており、インナー
リブ4の交差する部位には他方の壁2に開口する他部材
を取り付けるための取付穴5が一体成形されている。こ
の取付穴5は、他部材の軸部材等を嵌挿するための軸穴
5aと、軸穴5aの内周面からインナーリブ4内に外方
へ向けて放射状に切れ込んだ複数の溝部5bからなる。
で取り付ける必要がなく、しかも他部材が取り付けられ
る部位の剛性等の機械的強度に優れたものにする。 【解決手段】 取付穴を有する中空板状体Pは、間隔を
おいて対向する一方の壁1と他方の壁2を備え、両者の
周縁部が端壁3で閉塞されたものであって、一方の壁1
と他方の壁2との壁間には互いに交差する板状のインナ
ーリブ4が両壁1、2と一体成形されており、インナー
リブ4の交差する部位には他方の壁2に開口する他部材
を取り付けるための取付穴5が一体成形されている。こ
の取付穴5は、他部材の軸部材等を嵌挿するための軸穴
5aと、軸穴5aの内周面からインナーリブ4内に外方
へ向けて放射状に切れ込んだ複数の溝部5bからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂材料
からブロー成形によって製造された、他部品を取り付け
るための取付穴を有する中空板状体およびその製造方法
に関するものである。
からブロー成形によって製造された、他部品を取り付け
るための取付穴を有する中空板状体およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロー成形によって製造された中
空二重壁構造の合成樹脂製台車荷台用中空板状体が知ら
れている。
空二重壁構造の合成樹脂製台車荷台用中空板状体が知ら
れている。
【0003】この台車荷台用中空板状体は、図7に示す
ように、パリスンをエアブローして一体に形成した中空
の板状体を本体とし、かつ本体は内部に上面板101と
下面板102とにわたり一体に形成されたパリスンの一
部による所要数の補強板103を所要の位置に有するも
のである(特開昭58−206461号公報参照)。
ように、パリスンをエアブローして一体に形成した中空
の板状体を本体とし、かつ本体は内部に上面板101と
下面板102とにわたり一体に形成されたパリスンの一
部による所要数の補強板103を所要の位置に有するも
のである(特開昭58−206461号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、台車荷台用中空板状体に他の部材であるキャス
タを取り付けるには、別途用意した固着用部品を後加工
により取り付けたうえで、キャスタを固着しなければな
らない。このため、製造段階における工程数が多くなり
コスト高を招く。また、キャスタを前記補強板が一体に
形成された部位以外の部位に取り付けなければならない
ため、キャスタを取り付ける部位の剛性等の機械的強度
が弱いという問題点があった。
術では、台車荷台用中空板状体に他の部材であるキャス
タを取り付けるには、別途用意した固着用部品を後加工
により取り付けたうえで、キャスタを固着しなければな
らない。このため、製造段階における工程数が多くなり
コスト高を招く。また、キャスタを前記補強板が一体に
形成された部位以外の部位に取り付けなければならない
ため、キャスタを取り付ける部位の剛性等の機械的強度
が弱いという問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、他の部材を固着するた
めの固着用部品を後加工で取り付ける必要がなく、しか
も他の部材を取り付けられる部位の剛性等の機械的強度
に優れた取付穴を有する中空板状体およびその製造方法
を実現することを目的とするものである。
に鑑みてなされたものであって、他の部材を固着するた
めの固着用部品を後加工で取り付ける必要がなく、しか
も他の部材を取り付けられる部位の剛性等の機械的強度
に優れた取付穴を有する中空板状体およびその製造方法
を実現することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の取付穴を有する中空板状体は、間隔をおい
て対向する一方の壁と他方の壁を備え、両者の周縁部が
端壁で閉塞された熱可塑性樹脂製の中空板状体であっ
て、前記一方の壁と他方の壁との壁間には、互いに交差
するインナーリブが一体成形されており、前記インナー
リブが交差する部位には前記他方の壁に開口する取付穴
が一体成形されていることを特徴とするものである。
め、本発明の取付穴を有する中空板状体は、間隔をおい
て対向する一方の壁と他方の壁を備え、両者の周縁部が
端壁で閉塞された熱可塑性樹脂製の中空板状体であっ
て、前記一方の壁と他方の壁との壁間には、互いに交差
するインナーリブが一体成形されており、前記インナー
リブが交差する部位には前記他方の壁に開口する取付穴
が一体成形されていることを特徴とするものである。
【0007】また、取付穴が、他の部材の軸部材等を嵌
挿するための軸穴と、前記軸穴の内周面からインナーリ
ブ内に外方へ向けて切り込んだ放射状の溝部からなると
することができる。
挿するための軸穴と、前記軸穴の内周面からインナーリ
ブ内に外方へ向けて切り込んだ放射状の溝部からなると
することができる。
【0008】本発明の取付穴を有する中空板状体の製造
方法は、間隔をおいて対向する一方の壁と他方の壁を備
え、両者の周縁部が端壁で閉塞された熱可塑性樹脂材料
製の中空板状体の製造方法であって、型閉じしたときに
前記一方の壁、前記他方の壁および前記端壁の外面を規
制するキャビティを形成するキャビティ面を有するとと
もに取付穴の内周面を規制するための取付穴形成用突出
部が前記他方の壁の外面を規制するキャビティ面に突設
された分割形式の金型を用い、型開きした前記金型間に
熱可塑性樹脂材料からなる溶融したパリスンを配置した
のち型閉じを行ない、互いに交差するインナーリブを形
成するための前記取付穴形成用突出部と干渉することを
防止するための切欠部を有するスライド部材を突き出す
ことによって、前記パリスンの他方の壁となる部分の一
部を前記パリスンの一方の壁となる部分に向けて突出変
形させて凹部を形成してその先端部を前記パリスンの一
方の壁となる部分に溶着するとともに前記パリスンを挟
持し、ついで前記スライド部材を引き込んだのち、前記
パリスン内に加圧流体を導入して前記キャビティに沿っ
て膨張させるとともに前記凹部のうちの前記取付穴形成
用突出部の外周面を除く部位を前記加圧流体の内圧によ
って押圧変形させてその対向壁面を圧着することによ
り、前記一方の壁と前記他方の壁との壁間に内在する互
いに交差するインナーリブを形成するとともに前記イン
ナーリブの交差する部位に取付穴を形成することを特徴
とするものである。
方法は、間隔をおいて対向する一方の壁と他方の壁を備
え、両者の周縁部が端壁で閉塞された熱可塑性樹脂材料
製の中空板状体の製造方法であって、型閉じしたときに
前記一方の壁、前記他方の壁および前記端壁の外面を規
制するキャビティを形成するキャビティ面を有するとと
もに取付穴の内周面を規制するための取付穴形成用突出
部が前記他方の壁の外面を規制するキャビティ面に突設
された分割形式の金型を用い、型開きした前記金型間に
熱可塑性樹脂材料からなる溶融したパリスンを配置した
のち型閉じを行ない、互いに交差するインナーリブを形
成するための前記取付穴形成用突出部と干渉することを
防止するための切欠部を有するスライド部材を突き出す
ことによって、前記パリスンの他方の壁となる部分の一
部を前記パリスンの一方の壁となる部分に向けて突出変
形させて凹部を形成してその先端部を前記パリスンの一
方の壁となる部分に溶着するとともに前記パリスンを挟
持し、ついで前記スライド部材を引き込んだのち、前記
パリスン内に加圧流体を導入して前記キャビティに沿っ
て膨張させるとともに前記凹部のうちの前記取付穴形成
用突出部の外周面を除く部位を前記加圧流体の内圧によ
って押圧変形させてその対向壁面を圧着することによ
り、前記一方の壁と前記他方の壁との壁間に内在する互
いに交差するインナーリブを形成するとともに前記イン
ナーリブの交差する部位に取付穴を形成することを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】一方の壁と他方の壁との壁間に一体成形されて
いる互いに交差するインナーリブの互いに交差する部位
に取付穴が形成されているため、取付穴の形成された部
位の剛性等の機械的強度が大きくなる。また前記取付穴
は一体成形されているため、この取付穴に他の部材の軸
部材等を嵌挿するだけで取り付けることができる。
いる互いに交差するインナーリブの互いに交差する部位
に取付穴が形成されているため、取付穴の形成された部
位の剛性等の機械的強度が大きくなる。また前記取付穴
は一体成形されているため、この取付穴に他の部材の軸
部材等を嵌挿するだけで取り付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0011】先ず、本発明の取付穴を有する中空板状体
の一実施例について説明する。
の一実施例について説明する。
【0012】図1は、本実施例の取付穴を有する中空板
状体の一部を破断して示す模式正面図、図2は本実施例
の取付穴を有す中空板状体の他方の壁側から見た模式部
分平面図である。また、図3は、本実施例の取付穴を有
する中空板状体の主要部を示し、(a)は図1のA−A
線に沿う模式部分断面図、(b)は(a)のB−B線に
沿う模式部分断面図である。
状体の一部を破断して示す模式正面図、図2は本実施例
の取付穴を有す中空板状体の他方の壁側から見た模式部
分平面図である。また、図3は、本実施例の取付穴を有
する中空板状体の主要部を示し、(a)は図1のA−A
線に沿う模式部分断面図、(b)は(a)のB−B線に
沿う模式部分断面図である。
【0013】本実施例の取付穴を有する中空板状体P
は、熱可塑性樹脂材料からブロー成形によって一体成形
されたものであって、間隔をおいて対向する一方の壁1
と他方の壁2を備え、両者の周縁部が端壁3で閉塞され
たものであって、一方の壁1と他方の壁2との壁間には
互いに交差する板状のインナーリブ4が両壁1、2と一
体成形されており、インナーリブ4の交差する部位には
他方の壁2に開口する他部材を取り付けるための取付穴
5が一体成形されている。
は、熱可塑性樹脂材料からブロー成形によって一体成形
されたものであって、間隔をおいて対向する一方の壁1
と他方の壁2を備え、両者の周縁部が端壁3で閉塞され
たものであって、一方の壁1と他方の壁2との壁間には
互いに交差する板状のインナーリブ4が両壁1、2と一
体成形されており、インナーリブ4の交差する部位には
他方の壁2に開口する他部材を取り付けるための取付穴
5が一体成形されている。
【0014】本実施例において、取付穴5は、他部材の
軸部材等を嵌挿するための軸穴5aと、軸穴5aの内周
面からインナーリブ4内に外方へ向けて放射状に切れ込
んだ(本実施では4個)の溝部5bからなり、軸穴5a
に他の部材であるキャスタ10の軸部材10a等を嵌挿
するときにその内径が拡大して軸部材10a等を容易に
嵌挿できるように工夫されている。
軸部材等を嵌挿するための軸穴5aと、軸穴5aの内周
面からインナーリブ4内に外方へ向けて放射状に切れ込
んだ(本実施では4個)の溝部5bからなり、軸穴5a
に他の部材であるキャスタ10の軸部材10a等を嵌挿
するときにその内径が拡大して軸部材10a等を容易に
嵌挿できるように工夫されている。
【0015】なお、熱可塑性樹脂材料として、軟質のも
のや弾性変形し易いものを用いる場合には、上述した溝
部は必ずしも設ける必要はなく軸穴のみからなる取付穴
とすることができる。
のや弾性変形し易いものを用いる場合には、上述した溝
部は必ずしも設ける必要はなく軸穴のみからなる取付穴
とすることができる。
【0016】次に、本発明の取付穴を有する中空板状体
の製造方法の一実施例について、図1ないし図3に示し
た取付穴を有する中空板状体を製造する場合を例に挙げ
て説明する。
の製造方法の一実施例について、図1ないし図3に示し
た取付穴を有する中空板状体を製造する場合を例に挙げ
て説明する。
【0017】先ず、本実施例において用いる分割形式の
金型について説明する。
金型について説明する。
【0018】図4、図5に示すように、分割形状の金型
は、一方の金型11および他方の金型12を備え、一方
の金型11は取付穴を有する中空板状体Pの一方の壁1
の外面および端壁3の外面を規制する形状のキャビティ
面11aを有し、他方の金型12は、取付穴を有する中
空板状体Pの他方の壁2の外面を規制するキャビティ面
12aを有するとともに、該キャビティ面12aにおけ
る互いに交差するインナーリブ4の交差部に対応する部
位には、上述した軸穴5aおよび軸穴5aの内周面から
インナーリブ内に外方へ向けて放射状に切れ込んだ溝部
5bからなる取付穴5を形成するための、円柱状の軸穴
形成部13aの外周面に放射状に突設された溝部形成用
突出部13bを有する取付穴形成用突出部13が突設さ
れている。
は、一方の金型11および他方の金型12を備え、一方
の金型11は取付穴を有する中空板状体Pの一方の壁1
の外面および端壁3の外面を規制する形状のキャビティ
面11aを有し、他方の金型12は、取付穴を有する中
空板状体Pの他方の壁2の外面を規制するキャビティ面
12aを有するとともに、該キャビティ面12aにおけ
る互いに交差するインナーリブ4の交差部に対応する部
位には、上述した軸穴5aおよび軸穴5aの内周面から
インナーリブ内に外方へ向けて放射状に切れ込んだ溝部
5bからなる取付穴5を形成するための、円柱状の軸穴
形成部13aの外周面に放射状に突設された溝部形成用
突出部13bを有する取付穴形成用突出部13が突設さ
れている。
【0019】加えて、他方の金型12には、そのキャビ
ティ面12aにおける互いに交差するインナーリブ4に
対応する部位に沿って前記取付穴形成用突出部13を間
に挟み該取付穴形成用突出部13の側面との間に所定の
間隔Lをおいて断続的に開口する案内スリット12bが
設けられており、該案内スリット12bには次に説明す
るようなスライド部材14が摺動自在に嵌挿されてい
る。
ティ面12aにおける互いに交差するインナーリブ4に
対応する部位に沿って前記取付穴形成用突出部13を間
に挟み該取付穴形成用突出部13の側面との間に所定の
間隔Lをおいて断続的に開口する案内スリット12bが
設けられており、該案内スリット12bには次に説明す
るようなスライド部材14が摺動自在に嵌挿されてい
る。
【0020】本実施例において、スライド部材14は上
述した案内スリット12bに摺動自在に嵌挿されてお
り、該スライド部材14を一方の金型11に向けて突き
出したときに他方の金型12における案内スリット12
bが開口されていない前記取付穴形成用突出部13が突
設された部位およびその周辺部位と干渉することを防止
するための切欠部14aが設けられている。
述した案内スリット12bに摺動自在に嵌挿されてお
り、該スライド部材14を一方の金型11に向けて突き
出したときに他方の金型12における案内スリット12
bが開口されていない前記取付穴形成用突出部13が突
設された部位およびその周辺部位と干渉することを防止
するための切欠部14aが設けられている。
【0021】次に、本実施例の取付穴を有する中空板状
体の製造方法の工程について説明する。
体の製造方法の工程について説明する。
【0022】 図4に示すように、一方の金型11お
よび他方の金型12を図示しないブロー成形機に取り付
けて型開きするとともに、スライド部材14をその先端
面が他方の金型12のキャビティ面12aとほぼ同一面
になるように他方の金型12内へ引き込んでおく。
よび他方の金型12を図示しないブロー成形機に取り付
けて型開きするとともに、スライド部材14をその先端
面が他方の金型12のキャビティ面12aとほぼ同一面
になるように他方の金型12内へ引き込んでおく。
【0023】 上記ののち、図示しない押出機の押
出ヘッド23より溶融した熱可塑性樹脂材料からなるパ
リスン20を押出して型開きされた前記金型11、12
間に配置して型閉じを行ない、取付穴形成用突出部13
の先端面でパリスン20の他方の壁となる部分22を一
方の壁となる部分21に向けて押圧するとともに、スラ
イド部材14を一方の金型11に向けて突き出すことに
よって、図5に示すように、パリスン20の他方の壁と
なる部分22をパリスン20の一方の壁となる部分21
に向けて突出変形させ、取付穴形成用突出部13および
互いに交差するインナーリブ4に見合う形状の凹部22
aを形成し、型閉じ完了時に前記凹部22aの先端部を
パリスン20の一方の壁となる部分21に当接させて溶
着部20aを形成するとともにパリスン20を挟持す
る。
出ヘッド23より溶融した熱可塑性樹脂材料からなるパ
リスン20を押出して型開きされた前記金型11、12
間に配置して型閉じを行ない、取付穴形成用突出部13
の先端面でパリスン20の他方の壁となる部分22を一
方の壁となる部分21に向けて押圧するとともに、スラ
イド部材14を一方の金型11に向けて突き出すことに
よって、図5に示すように、パリスン20の他方の壁と
なる部分22をパリスン20の一方の壁となる部分21
に向けて突出変形させ、取付穴形成用突出部13および
互いに交差するインナーリブ4に見合う形状の凹部22
aを形成し、型閉じ完了時に前記凹部22aの先端部を
パリスン20の一方の壁となる部分21に当接させて溶
着部20aを形成するとともにパリスン20を挟持す
る。
【0024】なお、本工程において、パリスン20の先
端開口部を閉鎖し、押出ヘッド23に内設された吹込手
段等によって加圧流体を所定量導入する、いわゆるプリ
ブローを行なったのち型閉じを完了させるとよい。
端開口部を閉鎖し、押出ヘッド23に内設された吹込手
段等によって加圧流体を所定量導入する、いわゆるプリ
ブローを行なったのち型閉じを完了させるとよい。
【0025】 上記ののち、スライド部材14を他
方の金型12内に引き込んだのち、パリスン20に吹込
針等の吹込手段を突き刺して加圧流体を導入し、前記キ
ャビティに沿って膨張させると同時に凹部22aのうち
の取付穴形成用突出部の外周面を除く部位を前記加圧流
体の内圧によって押圧変形させる。これにより凹部22
aにおける取付穴形成用突出部5の周面を除いた部分の
対向壁面が圧着されて互いに交差する板状のインナーリ
ブ4が一体に成形されるとともにインナーリブ4の交差
部に取付穴5が一体成形される。
方の金型12内に引き込んだのち、パリスン20に吹込
針等の吹込手段を突き刺して加圧流体を導入し、前記キ
ャビティに沿って膨張させると同時に凹部22aのうち
の取付穴形成用突出部の外周面を除く部位を前記加圧流
体の内圧によって押圧変形させる。これにより凹部22
aにおける取付穴形成用突出部5の周面を除いた部分の
対向壁面が圧着されて互いに交差する板状のインナーリ
ブ4が一体に成形されるとともにインナーリブ4の交差
部に取付穴5が一体成形される。
【0026】ところで、本実施例においては、他方の金
型12が上述したように軸穴形成部13aの外面に溝部
形成用突出部13bが放射状に突設された取付穴形成用
突出部13を備えているため、軸穴5aの内周面からイ
ンナーリブ4内に外方へ向けて放射状に切れ込んだ溝部
5bを有する取付穴5が一体成形される。
型12が上述したように軸穴形成部13aの外面に溝部
形成用突出部13bが放射状に突設された取付穴形成用
突出部13を備えているため、軸穴5aの内周面からイ
ンナーリブ4内に外方へ向けて放射状に切れ込んだ溝部
5bを有する取付穴5が一体成形される。
【0027】なお、取付穴5に溝部を設ける必要がない
場合は、外面に溝部形成用突出部を持たない柱状の軸穴
形成部が突設された他方の金型を用いることはいうまで
もない。
場合は、外面に溝部形成用突出部を持たない柱状の軸穴
形成部が突設された他方の金型を用いることはいうまで
もない。
【0028】 ついで、金型中で冷却したのち、型開
きを行ない、取付穴を有する中空板状体Pを取り出し、
不要なバリを除去する。
きを行ない、取付穴を有する中空板状体Pを取り出し、
不要なバリを除去する。
【0029】本発明においてブロー成形製中空二重壁成
形品の用途は、各種台車荷台の他、軽量であるとともに
剛性等の機械的強度が大きいことが要請される、キャビ
ネットの棚板、テーブルの天板、電器装置のハウジング
等がある。
形品の用途は、各種台車荷台の他、軽量であるとともに
剛性等の機械的強度が大きいことが要請される、キャビ
ネットの棚板、テーブルの天板、電器装置のハウジング
等がある。
【0030】また、熱可塑性樹脂材料としては、ABS
樹脂、変性ポリフェニレノキサイド系樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、ポリプロピレン等が用いられる。
樹脂、変性ポリフェニレノキサイド系樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、ポリプロピレン等が用いられる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0032】取付穴がインナーリブが交差する部位に一
体成形されているため、取付穴の形成された部位の剛性
等の機械的強度が大きくなり、他の部材を取り付けた際
に両者の結合強度も増大する。
体成形されているため、取付穴の形成された部位の剛性
等の機械的強度が大きくなり、他の部材を取り付けた際
に両者の結合強度も増大する。
【0033】また、取付穴が一体成形されているため、
この取付穴に他部品の軸部材等を直接嵌挿して他部品を
簡単に取り付けることができる。
この取付穴に他部品の軸部材等を直接嵌挿して他部品を
簡単に取り付けることができる。
【図1】本発明の取付穴を有する中空板状体の一実施例
の一部を破断して示す模式正面図である。
の一部を破断して示す模式正面図である。
【図2】図1に示す取付穴を有する中空板状体を他方の
壁側から見た模式部分平面図である。
壁側から見た模式部分平面図である。
【図3】図1に示す取付穴を有する中空板状体の主要部
を示し、(a)は図1のA−A線に沿う模式部分断面
図、(b)は(a)のB−B線に沿う模式部分断面図で
ある。
を示し、(a)は図1のA−A線に沿う模式部分断面
図、(b)は(a)のB−B線に沿う模式部分断面図で
ある。
【図4】本発明の取付穴を有する中空板状体の製造方法
の一工程であって、型開きした金型間にパリスンを配置
した状態を示す模式要部断面図である。
の一工程であって、型開きした金型間にパリスンを配置
した状態を示す模式要部断面図である。
【図5】図4に示す工程後、スライド部材を突き出して
パリスンの他方の壁となる部分を突出変形させて溶着部
を形成する工程を示す模式要部断面図である。
パリスンの他方の壁となる部分を突出変形させて溶着部
を形成する工程を示す模式要部断面図である。
【図6】図5に示す工程後、スライド部材を引き込んで
パリスンを膨張させて金型キャビティの形状に成形する
と同時に互いに交差するインナーリブおよびインナーリ
ブの交差する部位に取付穴を一体成形する工程を示す模
式要部断面図である。
パリスンを膨張させて金型キャビティの形状に成形する
と同時に互いに交差するインナーリブおよびインナーリ
ブの交差する部位に取付穴を一体成形する工程を示す模
式要部断面図である。
【図7】従来の台車荷台用中空板状体を示し、(a)は
全体を示す模式斜視図、(b)は(a)の円Xで囲んだ
部分を拡大して示す模式部分斜視図である。
全体を示す模式斜視図、(b)は(a)の円Xで囲んだ
部分を拡大して示す模式部分斜視図である。
1 一方の壁 2 他方の壁 3 端壁 4 インナーリブ 5 取付穴 5a 軸穴 5b 溝部 10 キャスタ 10a 軸部材 11 一方の金型 11a,12a キャビティ面 12 他方の金型 13 取付穴形成用突出部 13a 軸穴形成部 13b 溝部形成用突出部 14 スライド部材 14a 切欠部 20 パリスン 20a 溶着部 21 一方の壁となる部分 22 他方の壁となる部分 23 押出ヘッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 24:00
Claims (3)
- 【請求項1】 間隔をおいて対向する一方の壁と他方の
壁を備え、両者の周縁部が端壁で閉塞された熱可塑性樹
脂製の中空板状体であって、 前記一方の壁と他方の壁との壁間には、互いに交差する
インナーリブが一体成形されており、前記インナーリブ
が交差する部位には前記他方の壁に開口する取付穴が一
体成形されていることを特徴とする取付穴を有する中空
板状体。 - 【請求項2】 取付穴が、他の部材の軸部材等を嵌挿す
るための軸穴と、前記軸穴の内周面からインナーリブ内
に外方へ向けて切れ込んだ放射状の溝部からなることを
特徴とする請求項1記載の取付穴を有する中空板状体。 - 【請求項3】 間隔をおいて対向する一方の壁と他方の
壁を備え、両者の周縁部が端壁で閉塞された熱可塑性樹
脂材料製の中空板状体の製造方法であって、 型閉じしたときに前記一方の壁、前記他方の壁および前
記端壁の外面を規制するキャビティを形成するキャビテ
ィ面を有するとともに取付穴の内周面を規制するための
取付穴形成用突出部が前記他方の壁の外面を規制するキ
ャビティ面に突設された分割形式の金型を用い、型開き
した前記金型間に熱可塑性樹脂材料からなる溶融したパ
リスンを配置したのち型閉じを行ない、互いに交差する
インナーリブを形成するための前記取付穴形成用突出部
と干渉することを防止するための切欠部を有するスライ
ド部材を突き出すことによって、前記パリスンの他方の
壁となる部分の一部を前記パリスンの一方の壁となる部
分に向けて突出変形させて凹部を形成してその先端部を
前記パリスンの一方の壁となる部分に溶着するとともに
前記パリスンを挟持し、ついで前記スライド部材を引き
込んだのち、前記パリスン内に加圧流体を導入して前記
キャビティに沿って膨張させるとともに前記凹部のうち
の前記取付穴形成用突出部の外周面を除く部位を前記加
圧流体の内圧によって押圧変形させてその対向壁面を圧
着することにより、前記一方の壁と前記他方の壁との壁
間に内在する互いに交差するインナーリブを形成すると
ともに前記インナーリブの交差する部位に取付穴を形成
することを特徴とする取付穴を有する中空板状体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18833296A JPH1016079A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 取付穴を有する中空板状体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18833296A JPH1016079A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 取付穴を有する中空板状体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016079A true JPH1016079A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16221768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18833296A Pending JPH1016079A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 取付穴を有する中空板状体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016079A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009132111A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyoraku Co Ltd | 中空二重壁構造体及びその製造方法 |
| CN114620106A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-06-14 | 灌南县园艺技术指导站 | 一种食用菌栽培瓶流转车定位装置 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18833296A patent/JPH1016079A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009132111A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyoraku Co Ltd | 中空二重壁構造体及びその製造方法 |
| CN114620106A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-06-14 | 灌南县园艺技术指导站 | 一种食用菌栽培瓶流转车定位装置 |
| CN114620106B (zh) * | 2022-03-09 | 2023-12-15 | 灌南县园艺技术指导站 | 一种食用菌栽培瓶流转车定位装置 |
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