JPH10160968A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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Publication number
JPH10160968A
JPH10160968A JP32444196A JP32444196A JPH10160968A JP H10160968 A JPH10160968 A JP H10160968A JP 32444196 A JP32444196 A JP 32444196A JP 32444196 A JP32444196 A JP 32444196A JP H10160968 A JPH10160968 A JP H10160968A
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JP
Japan
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housing
ferrule
optical fiber
outer housing
inner housing
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Pending
Application number
JP32444196A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Hitohiro Momotsu
仁博 百津
Yukio Hayashi
幸生 林
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPOコネクタ等の従来品では、部品点数が
多く、組み立てやハウジングのからのフェルールの取り
出し等の作業に時間がかかる。 【解決手段】 筒状の外部ハウジング21と、外部ハウ
ジング21に開口した挿抜口22にて外部ハウジング2
1内外に出し入れ可能に収納される内部ハウジング23
と、突き合わせ接続して内部ハウジング23に収納した
一対のMT形フェルール35、35に付勢力を作用させ
て突き合わせ力を付与する付勢手段33を備える光コネ
クタ20を提供し、低コスト化、フェルール35の接
続、切替作業性の向上、実装密度の向上等を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタに係
り、特にフェルールを取り出し可能に保護収納するハウ
ジングを有する光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ同士を切替可能に接続する光
コネクタとしては、例えば、JISC 5981等に制
定されるような、いわゆるMT形光コネクタ(Mechanica
llyTransferable)が提供されている。図4は、MT形光
コネクタの一例を示す。図中符号1は光ファイバ(テー
プ心線)、2はフェルール(光コネクタプラグ)、3は
ブーツ、4はガイドピン、5はガイドピン穴、6はクラ
ンプスプリングである。このMT形光コネクタは、光フ
ァイバ1の先端に露出させた複数本の裸ファイバ7を、
精密金型を用いて成形した樹脂製フェルール2に形成し
た光ファイバ挿入穴9に挿入固定した構造になってい
る。光ファイバ挿入穴9は他のフェルール2と突き合わ
される接合端面8に開口し、前記裸ファイバ7は該接合
端面8と面一に精密に位置決めされている。ガイドピン
穴5は光ファイバ挿入穴9に対する相対位置および平行
度が極めて精密であり、精密な円筒側面を有する金属製
ガイドピン4を一対のフェルール2の対向させた両接合
端面8のガイドピン穴5、5間に架け渡すようにして挿
入することで、両フェルール2の接合端面8に露出する
裸ファイバ7同士が精密に位置決めされる。そして、両
フェルール2の接合端面8同士を当接させた後、両フェ
ルール2の後端面10間にクランプスプリング6を嵌込
むと、該クランプスプリング6のバネ力によって接合端
面8間の圧接状態が維持され、突き合わせられた裸ファ
イバ7間に所望の接続損失が安定に確保されるようにな
っている。
【0003】ところで、前記MT形光コネクタは、クラ
ンプスプリング6の着脱に専用の治具を必要とするた
め、作業性に不満があり、接続や接続切替等の作業を簡
便に行うことができる光コネクタの開発が求められてい
た。また、フェルール2がむき出しになることを防止す
るために、キャップ等の保護手段を設ける必要があり、
扱いが面倒であるといった不満があった。
【0004】前記問題に鑑みて、近年では、いわゆるM
POコネクタ(JIS C 5981等に制定される光
コネクタフェルールをハウジング内部に収納した構造の
光コネクタ)が提供されている。図5および図6は前記
MPOコネクタ11を示す。図6において、このMPO
コネクタ11は、MT形光コネクタのフェルール2およ
び該フェルール2の後端部(図6右側)に突出させたガ
イドピン4をクランプするピンクランプ12を筒状のハ
ウジング13に内装支持し、該ハウジング13の後端部
を筒状のカップリング14に内装支持し、カップリング
14内に突き合わせ力発生用のスプリング15を収容し
た構成になっている。フェルール2はハウジング13内
を前後(図6左右)方向に移動可能であり、ハウジング
13は別途設置されたハウジング用スプリング16によ
って前方に付勢されており、フェルール2がMPOコネ
クタ11の奥方に押し込まれた際にハウジング13がフ
ェルール2に従動せずにMPOコネクタ11の先端位置
にあれば、ハウジング13内側にフェルール2全体が入
り込んで保護される。ハウジング13は側面に突設した
係合突起13aが光コネクタアダプタ17等の受け側の
ハウジングと係脱可能に係合することで、該受け側のハ
ウジングに差し込んだMPOコネクタ11の差し込み状
態を維持する。
【0005】前記MPOコネクタ11によれば、受け側
のハウジングに対して挿抜するだけで、光ファイバ1同
士の接続や接続切替等を簡便に行うことができる。ま
た、フェルール2をハウジング13内に収容保護する構
造になっているので、フェルール2の保護手段を別途講
じる必要が無い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なMPOコネクタ11は、部品点数が多く構成が複雑で
あるため組み立てに手間がかかり、コストも高いといっ
た不満があった。また、図4に示すMT形光コネクタに
比べてかなり大型になるので、装置に高密度に実装する
には不向きであり、実装密度の向上に限界があった。ま
た、専用のアダプタ17を装置に実装した場合、アダプ
タ17が深くなるため、フェルール2の接合端面8の清
掃に手間がかかるといった不満があった。また、ハウジ
ング13や光コネクタアダプタ17では、組み込んだフ
ェルール2の取り出し、再収納では作業工数が多いた
め、例えばフェルール2の交換等の作業では作業時間が
長くなる不満があった。このため、このMPOコネクタ
11では前記MT形光コネクタの有する問題点の根本的
な解決に至らなかった。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、部品点数が少なく構成が単純で組み立てが容易で
あり、しかも光ファイバ同士の接続や接続切替等の作業
を簡便に行うことができる低コストの光コネクタを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、筒状の外部ハウジングと、光ファイバを突
き合わせ接続可能に成端するフェルールを内側に収納し
前記外部ハウジングに挿抜可能に収納されるトレー状の
内部ハウジングと、突き合わせ接続状態で内部ハウジン
グ内に収納したフェルール同士間に突き合わせ力を付与
する付勢手段とを具備し、外部ハウジングに内部ハウジ
ングを挿抜するための挿抜口を外部ハウジングの中心軸
線方向一端部に開口し、外部ハウジングの内外に光ファ
イバを挿通するための光ファイバ挿通口を外部ハウジン
グの中心軸線方向他端部に開口し、内部ハウジングと係
脱することにより該内部ハウジングの挿抜口外方への移
動を規制、許可するストッパ手段を外部ハウジング内の
内部ハウジング収納領域あるいは挿抜口に設け、光ファ
イバ挿通口に臨ませて内部ハウジングに開口した連通口
を介して、外部ハウジングに反力をとった付勢手段を該
内部ハウジング内のフェルールに当接して挿抜口方向に
付勢したことを特徴とする光コネクタを前記課題の解決
手段とした。外部ハウジングおよび内部ハウジングは、
それぞれ樹脂等により一体性成形された部品であること
が好ましい。これにより部品点数が減少して低コスト化
や製造能率の向上が可能になる。内部ハウジングは接続
状態のフェルールの対を一対以上収納する形状にする必
要がある。外部ハウジングは、フェルールを収納した内
部ハウジングを収納可能な内部ハウジング収納領域を有
する必要があり、角筒状等の各種形状の採用が可能であ
る。例えばJIS C 5981等に制定されるいわゆ
るMT形光コネクタ(Mechanically Transferable)を
収納する外部ハウジングは角筒状にすることが好まし
い。また、外部ハウジングや内部ハウジング形状を適宜
変更すれば、例えば、JIS C 5973等に制定さ
れるいわゆるSC形光コネクタのフェルール等の各種フ
ェルールを収納することができる。ストッパ手段として
は、内部ハウジング収納領域あるいは挿抜口に形成した
弾性爪や突出寸法の小さい小突起、内部ハウジング収納
領域内に出没自在に設けた可動部材、外部ハウジングの
周方向寸法を伸縮させて内部ハウジング収納領域内の内
部ハウジングをクランプ、クランプ解除する構造、内部
ハウジングに形成した突部または凹部と係脱可能に係合
する凹部または突部等、各種構成の採用が可能である。
これらストッパ手段はいずれも樹脂製の外部ハウジング
と一体成形により得られるので、部品点数が増加しな
い。付勢手段としては、コイルスプリングや板バネ等の
バネ類の他、ゴム等の伸縮性の高い素材などの採用が可
能である。
【0009】本発明では、請求項2に記載したように、
外部ハウジング内に収納した内部ハウジングが載置され
る該外部ハウジングの底板と対向する外周壁に、フェル
ールから引き出された光ファイバが通過可能なスリット
を該外部ハウジングの中心軸線に沿って光ファイバ挿通
口と挿通口とに連通させて開口し、外部ハウジング内外
への前記光ファイバの移動を可能にした構成も採用可能
である。スリットは、全長にわたって、どこでも光ファ
イバの通過が可能である形状が好ましい。これにより、
外部ハウジング内外へ光ファイバを自由に移動すること
ができ、外部ハウジング内外へのフェルールの収納、取
り出しの作業性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の光コネクタの実施の
形態を図1から図3を参照して説明する。図1中符号2
0は光コネクタであり、角筒状の外部ハウジング21
と、該外部ハウジング21に開口した挿抜口22にて外
部ハウジング21内外に出し入れ可能に収納される内部
ハウジング23と、突き合わせ接続して内部ハウジング
23に収納した一対のフェルール35、35(MT形光
コネクタフェルール)に付勢力を作用させて突き合わせ
力を付与する付勢手段33(コイルスプリング)とを備
えている。なお、フェルール35は、図4に示したフェ
ルール2と同様の構成になっている。
【0011】外部ハウジング21はプラスチック等の軽
量かつ成形の容易な樹脂からなり、全体が一体成形され
ている。外部ハウジング21の中心軸線方向一端部24
には前記挿抜口22を開口し、該挿抜口22と対向する
中心軸線方向他端部25には外部ハウジング21の内外
に光ファイバ26を挿通するための光ファイバ挿通口2
7を開口している。さらに、外部ハウジング21の外周
壁28には、該外部ハウジング21の中心軸線方向に沿
って貫通するスリット29を開口している。スリット2
9は、挿抜口22と光ファイバ挿通口27とに連通し、
しかも、その全長にわたって光ファイバ26が通過可能
な開口幅を有している。スリット29と対向する外周壁
28は、外部ハウジング21内に収納した内部ハウジン
グ23が載置される平坦な底板30を形成している。外
部ハウジング21は、底板30が下側、スリット29が
上側となる向きで配置される。なお、光ファイバ26
は、本実施の形態においては4心または8心光ファイバ
テープ心線であるが、多心あるいは単心の各種光ファイ
バの採用が可能である。また、スリット29の開口幅は
光ファイバ26の外形に合わせて調整される。
【0012】挿抜口22には突壁状のストッパ手段31
を底板30側から突設している。このストッパ手段31
は、外部ハウジング21内に収納した内部ハウジング2
3と係合して該内部ハウジング23の挿抜口22外方へ
の移動を規制するものである。挿抜口22では、内部ハ
ウジング23をスリット29方向に移動させることでス
トッパ手段31との係合を回避することができ、これに
より外部ハウジング21内外への内部ハウジング23の
挿抜が可能になる。なお、ストッパ手段31は外部ハウ
ジング21内の内部ハウジング収納領域21aに収納し
た内部ハウジング23が挿抜口22外方に移動すること
を規制する構成であれば突壁に限定されず、各種構成の
採用が可能であり、その設置位置も挿抜口22に限定さ
れない。光ファイバ挿通口27は前記スリット29と連
通して底板30の近傍に到達するスリット状になってい
る。光ファイバ挿通口27の両側には、付勢手段33の
反力を確保するための支圧壁32を立設している。
【0013】図2に示すように、前記付勢手段33は、
内部ハウジング23に開口した連通口34を介して外部
ハウジング21内に収納した内部ハウジング23内のフ
ェルール35と支圧壁32との間に介装されて、フェル
ール35に挿抜口22方向の付勢力を付与する。なお、
図1および図2において、付勢手段33はフェルール3
5から引き出された光ファイバ26に挿通しているが、
これに限定されず、例えば、光ファイバ26の両側に一
対を対向配置して、フェルール35において光ファイバ
26を引き留めるブーツ36の両側でフェルール35に
当接させる構成も採用可能である。
【0014】図1に示すように、内部ハウジング23は
外観細長トレー状であり、プラスチック等の成形の容易
な樹脂から全体が一体成形される。図2に示すように、
内部ハウジング23の平面視形状は、突き合わせ接続し
た一対のフェルール35、35とほぼ一致している。図
1に示すように、内部ハウジング23の長手方向一端部
には連通口34を開口し、他端部には光ファイバ26が
挿通される光ファイバ口37を開口している。連通口3
4は光ファイバ口としても機能する。内部ハウジング2
3は、連通口34を支圧壁32側に向け、光ファイバ口
37を挿抜口22外方に向けて、外部ハウジング21内
に収納される。
【0015】図3に示すように、内部ハウジング23内
には、それぞれフェルール35を取り出し可能に収納す
るフェルール収納溝38、39を形成している。これら
フェルール収納溝38、39は、内部ハウジング23内
で連続している。一方のフェルール収納溝38はフェル
ール35とほぼ一致する形状であり、光ファイバ口34
と連通している。他方のフェルール収納溝39は一方の
フェルール収納溝38に対するフェルール35の進退を
許容するクリアランス40を有する形状であり、連通口
34と連通している。光ファイバ口37の近傍の側壁部
41には、挿抜口22にて外部ハウジング21内外に内
部ハウジング23を挿抜するためのツマミ42を突設し
ている。図2および図3に示すように、このツマミ42
は、内部ハウジング23を外部ハウジング21内に収納
した際に、挿抜口22の外方に突出する寸法になってい
る。なお、ツマミ42は、挿抜口22から突出しない形
状とすることも可能であり、この場合には光コネクタ2
0の小型化が可能になる。また、内部ハウジング23を
挿抜口22にて挿抜操作するための構成としては、ツマ
ミ42以外、挿抜口22外から差し込まれる治具と係合
する凹部等を採用することも可能である。
【0016】この光コネクタ20によれば、図3に示す
ように、外部ハウジング21内に内部ハウジング23を
収納することで簡便に組み立てることができ、突き合わ
せ接続状態で内部ハウジング23内に収納した一対のフ
ェルール35を露出させることなく、安定に収納するこ
とができる。また、挿抜口22から内部ハウジング23
を引き出すだけで、フェルール35を簡便に取り出すこ
とができ、しかも、取り出したフェルール35の再収納
も容易である。接続状態の一対のフェルール35、35
を光コネクタ20内に収納するには、図1に示すよう
に、外部ハウジング21外で内部ハウジング23内にフ
ェルール35、35を収納し、内部ハウジング23を挿
抜口22から外部ハウジング21内に挿入して収納す
る。連通口34側のフェルール収納溝39に収納するフ
ェルール35から引き出された光ファイバ26は、外部
ハウジング21外でフェルール35、35同士の突き合
わせ接続後でも、スリット29を通過させることで外部
ハウジング21内に簡便に収納できる。これにより、こ
の光コネクタ20は、光ファイバ26先端に組み立て済
みのフェルール35を簡便に収納することができ、従来
のMPOコネクタ等に比べて組み立て作業性が向上す
る。光ファイバ口37側のフェルール収納溝38に収納
したフェルール35から引き出された光ファイバ26
は、光ファイバ口37および挿抜口22に挿通する。挿
抜口22は、光ファイバ挿通口としても機能する。な
お、コイルスプリング33は、予め光ファイバ26に挿
通しておき、内部ハウジング23を外部ハウジング21
に挿入する作業でフェルール35とともに一体的に外部
ハウジング21内に収納する。光コネクタ20の組み立
て後には、着脱自在のカバー等でスリット29を閉塞し
て、粉塵等の侵入を防止することが好ましい。
【0017】図2および図3に示す組み立て状態では、
付勢手段33の付勢力が内部ハウジング23内に収納し
た一対のフェルール35、35間の突き合わせ力として
作用するので、両フェルール35の突き合わせにより接
続される光ファイバ26、26間に目的の接続損失を確
実に確保することができる。なお、付勢手段33の付勢
力は、内部ハウジング23の挿抜口22外方への移動が
ストッパ手段31により規制され、一方のフェルール収
納溝38に収納したフェルール35が該フェルール収納
溝38に臨む側壁部41に押圧されることで、フェルー
ル35、35間の突き合わせ力として作用する。また、
ストッパ手段31は、内部ハウジング23との係合が解
除されない限り内部ハウジング23の挿抜口22外方へ
の移動を規制し、内部ハウジング23に作用する付勢力
を負担する支圧壁として機能する。
【0018】光コネクタ20内に収納したフェルール3
5を取り出すには、ツマミ42を手動操作してストッパ
手段31を乗り越えさせるようにして、内部ハウジング
23を内部ハウジング収納領域21aから外方へ引き出
し、フェルール収納溝38、39からフェルール35を
取り出す(図3中矢印の動作)。この際、内部ハウジン
グ23がストッパ手段31を乗り越えると同時に、付勢
手段33の付勢力で内部ハウジング23が挿抜口22外
方に押し出されるので、挿抜口22から内部ハウジング
23を容易に引き出すことができる。連通口34側のフ
ェルール収納溝39から取り出したフェルール35は、
スリット29を介して光ファイバ26も外部ハウジング
21の外部へ取り出すことで移動が自由になるので、こ
れにより、切替装置での接続切替や、別の光コネクタへ
の移設等の作業性が向上する。
【0019】この光コネクタ20は、接続前の片側のフ
ェルール35のみの収納でも、このフェルール35を安
定に保護収納することができる。すなわち、連通口34
側のフェルール収納溝39のみにフェルール35を収納
した内部ハウジング23を外部ハウジング21に収納す
ると、該フェルール35が付勢手段33の付勢力で内部
ハウジング23内に突出した内部突壁43に押し付けら
れて定位置に保持される。この時、付勢手段33の付勢
力が内部突壁43から内部ハウジング23に伝達される
ので、内部ハウジング23も付勢力によってストッパ手
段31に押し付けられて内部ハウジング収納領域21a
内で移動すること無く安定に収納される。したがって、
光コネクタ20に振動が加えられても前記フェルール3
5は外部ハウジング21内の定位置に安定に収納され、
光コネクタ20内部で内外ハウジング21、23との接
触等により傷付くといった心配が無い。一方、光ファイ
バ口37側のフェルール収納溝38にフェルール35を
収納した内部ハウジング23を外部ハウジング21に収
納すると、フェルール収納溝38自体がフェルール35
の移動を規制して、フェルール35を安定に収納するこ
とができる。この時、連通口34側のフェルール収納溝
39に、フェルール35と同等の形状に形成したダミー
部品を挿入すると、外部ハウジング21内での内部ハウ
ジング23の移動を付勢手段33の付勢力を利用して規
制できるので、連通口34側のフェルール収納溝39の
みにフェルール35を収納した場合と同様の効果が得ら
れる。
【0020】前記光コネクタ20は、外部ハウジング2
1と、内部ハウジング23と、付勢手段33の3部品に
よってフェルール35、35の突き合わせ接続状態を維
持して収納する構成であるので、部品点数が少なく低コ
スト化できるとともに、組み立て、分解が容易であり、
光ファイバ26同士の接続や接続切替等の作業を簡便に
行うことができる。組み立て、分解が容易であること
は、フェルール35の清掃等の作業性を向上する。ま
た、小型化が容易であり、しかも外周壁28同士を当接
させると複数の外部ハウジング21を縦横に隙間無く接
続することができるので、実装密度を大幅に向上するこ
とができる。また、光コネクタ20は、余長収納ケース
等の余長収納部を有する装置に実装すると、装置内外の
光ファイバ26同士の接続や接続切替等の作業性を向上
することができる。この場合、挿抜口22を装置外側、
光ファイバ挿通口27を装置内側として外部ハウジング
21を装置に実装する。
【0021】なお、外部ハウジング21や内部ハウジン
グ23の形状等は、本実施の形態に限定されるものでは
なく、各種構成が採用可能であることは言うまでも無
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
コネクタによれば、筒状の外部ハウジングと、光ファイ
バを突き合わせ接続可能に成端するフェルールを内側に
収納し前記外部ハウジングに挿抜可能に収納されるトレ
ー状の内部ハウジングと、突き合わせ接続状態で内部ハ
ウジング内に収納したフェルール同士間に突き合わせ力
を付与する付勢手段とを具備し、外部ハウジングの光フ
ァイバ挿通口に臨ませて内部ハウジングに開口した連通
口を介して、外部ハウジングに反力をとった付勢手段を
該内部ハウジング内外に連通状態に配置して内部ハウジ
ング内のフェルールを前記光ファイバ挿通口と対向する
挿抜口方向に付勢する構成としたことにより、以下のよ
うな優れた効果を奏する。 (1)極めて小型に形成することができ、適宜必要箇所
に容易に実装することができ、汎用性が高い。また、多
数集合させた場合、従来品の光コネクタに比べて実装密
度を向上することができる。 (2)外部ハウジングに対して内部ハウジングを出し入
れするだけでフェルールを簡便に収納、取り出しするこ
とができ、フェルールによって成端された光ファイバ同
士の接続や接続切替等の作業性が向上し、作業時間が短
縮する。 (3)別途固定用の部品を設置すること無く、フェルー
ルをそのまま収納することができる。 (4)部品点数が少なく、構造が単純であるので、製造
に有利であり、低コスト化することができる。
【0023】請求項2記載の光コネクタによれば、外部
ハウジング内に収納した内部ハウジングが載置される該
外部ハウジングの底板と対向する外周壁に、フェルール
から引き出された光ファイバが通過可能なスリットを該
外部ハウジングの中心軸線に沿って光ファイバ挿通口と
挿通口とに連通させて開口し、外部ハウジング内外への
前記光ファイバの移動を可能にしたことにより、以下の
ような優れた効果を奏する。 (5)先端に光コネクタを組み立て済みの光ファイバ
を、スリットを通過させることで光ファイバ挿通口と挿
抜口とに連通させることができ、光コネクタの組み立て
の作業性が向上する。 (6)光コネクタ内からフェルールを取り出し、さら
に、該フェルールに係る光ファイバをスリットを通過さ
せて取り出すことにより、このフェルールの移動が自由
になるので、外部ハウジング外でのフェルール同士の接
続、接続切替や、他の光コネクタへのフェルールの移設
といった作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタの実施の形態を示す分解
斜視図である。
【図2】 図1の光コネクタを示す平断面図である。
【図3】 図1の光コネクタを示す斜視図であり、組み
立て状態を示す。
【図4】 従来例の光コネクタを示す図であって、MT
形光コネクタを示す分解斜視図である。
【図5】 従来例の光コネクタを示す図であって、MP
Oコネクタを示す斜視図である。
【図6】 図5のMPOコネクタの正断面図である。
【符号の説明】
20…光コネクタ、21…外部ハウジング、21a…内
部ハウジング収納領域、22…挿抜口、光ファイバ挿通
口、23…内部ハウジング、24…一端部、25…他端
部、26…光ファイバ、27…光ファイバ挿通口、28
…外周壁、29…スリット、30…底板、31…ストッ
パ手段(突壁)、33…付勢手段(コイルスプリン
グ)、34…連通口、35…フェルール(MT形光コネ
クタフェルール)。
フロントページの続き (72)発明者 野村 義和 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外部ハウジング(21)と、光フ
    ァイバ(26)を突き合わせ接続可能に成端するフェル
    ール(35)を内側に収納し前記外部ハウジングに挿抜
    可能に収納されるトレー状の内部ハウジング(23)
    と、突き合わせ接続状態で内部ハウジング内に収納した
    フェルール同士間に突き合わせ力を付与する付勢手段
    (33)とを具備し、 外部ハウジングに内部ハウジングを挿抜するための挿抜
    口(22)を外部ハウジングの中心軸線方向一端部(2
    4)に開口し、外部ハウジングの内外に光ファイバを挿
    通するための光ファイバ挿通口(27)を外部ハウジン
    グの中心軸線方向他端部(25)に開口し、内部ハウジ
    ングと係脱することにより該内部ハウジングの挿抜口外
    方への移動を規制、許可するストッパ手段(31)を外
    部ハウジング内の内部ハウジング収納領域(21a)あ
    るいは挿抜口に設け、 光ファイバ挿通口に臨ませて内部ハウジングに開口した
    連通口(34)を介して、外部ハウジングに反力をとっ
    た付勢手段を該内部ハウジング内のフェルールに当接し
    て挿抜口方向に付勢することを特徴とする光コネクタ
    (20)。
  2. 【請求項2】 外部ハウジング内に収納した内部ハウジ
    ングが載置される該外部ハウジングの底板(30)と対
    向する外周壁(28)に、フェルールから引き出された
    光ファイバが通過可能なスリット(29)を該外部ハウ
    ジングの中心軸線に沿って光ファイバ挿通口と挿通口と
    に連通させて開口し、外部ハウジング内外への前記光フ
    ァイバの移動を可能にしたことを特徴とする請求項1記
    載の光コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7090408B2 (en) * 2004-04-01 2006-08-15 Harris Corporation Ruggedized module for securely retaining multi-optical fiber interconnect ferrules
CN110673271A (zh) * 2019-09-24 2020-01-10 武汉电信器件有限公司 一种aoc光模块

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