JPH10161178A - カメラの電源装置 - Google Patents

カメラの電源装置

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JPH10161178A
JPH10161178A JP8322965A JP32296596A JPH10161178A JP H10161178 A JPH10161178 A JP H10161178A JP 8322965 A JP8322965 A JP 8322965A JP 32296596 A JP32296596 A JP 32296596A JP H10161178 A JPH10161178 A JP H10161178A
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JP
Japan
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voltage
power supply
vcc2
motor
vcc1
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JP8322965A
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Saori Shimizu
さおり 清水
Katsutoshi Nishiuchi
勝敏 西内
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/26Power supplies; Circuitry or arrangement to switch on the power source; Circuitry to check the power source voltage
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/007Details of energy supply or management

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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低電圧の電源でも効率よく重負荷系を駆動する
ことでカメラの撮影シーケンスの短時間でも重負荷回路
を問題なく駆動させる。 【解決手段】このカメラの電源装置は、直流電源1の電
圧を昇圧した電圧をコンデンサに充電する充電部3と、
上記充電部3の出力電圧と上記直流電源1の電圧とが入
力され、いずれか一方の電圧を重負荷部6,7…に選択
的に出力する切換え部5と、上記切換え部5と上記充電
部3の動作を制御する制御部2とを有し、特に上記制御
部2は、上記重負荷部6,7…への給電期間の初期には
上記充電部3の出力電圧を出力し、それ以後は上記直流
電源1の電圧を出力するように上記切換え部5を制御す
ると共に、上記直流電源1の電圧の負荷への出力中に、
上記充電部3により上記直流電源1の電圧を昇圧し充電
するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電圧の電源でも
効率良くアクチュエータ等の重負荷系を駆動可能とする
カメラの電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、精密機器等、例えばカメラなどの
撮像装置においては、低電圧化が嘱望されているが、当
該カメラを低電圧で動作させることを実現する為には、
その内部のモータやプランジャ等のアクチュエータや、
アクティブ式測距の際に必要な投光用IRED等といっ
た、大電流を消費し、且つある程度の電源電圧を必要と
する重負荷回路のいかに駆動するかが課題となってい
た。
【0003】例えば、投光用の赤外発光ダイオード(以
下、IREDと称する)は、発光時のアノード・カソー
ド間電圧VF が2.5V程度必要となる為、電源電圧が
2.5V以下程度の低電圧の場合は電源により直接IR
EDを発光させることは不可能であり、例えば1.5V
の電池一本では駆動できないことになる。
【0004】また、モータやプランジャ等の初期駆動、
即ち起動には、ある程度の電圧及び例えば1Aといった
大電流が必要となるため、電源電圧が例えば1V程度で
あった場合は電源で直接アクチュエータを起動すること
が困難となる。尚、このアクチュエータの起動に必要な
電圧は、負荷や使用するアクチュエータの種類により異
なるが、例えば2V程度の電圧が必要となる。
【0005】かかる点に鑑みて、例えば特開昭2−23
2629号公報では、1個のコンデンサにチャージした
昇圧電圧を用いて一個のアクチュエータを駆動する技術
が開示されている。即ち、同技術では、特に展開ローラ
に大きな負荷が加わり、モータに大きなトルクが必要と
されるときには、内蔵バッテリよりも高い電圧まで充電
されたコンデンサからの放電電流をモータに供給するよ
うに切り換えることで、内蔵バッテリに対する負荷を軽
減し、内蔵バッテリを小型化している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にカメラでは、一
つのアクチュエータの断続的な使用、例えば一個のモー
タで巻上げや巻戻し、ミラー駆動を行う場合や、複数の
アクチュエータの使用、例えば巻上げ・巻戻しモータと
レンズ駆動モータを別個に有する場合がある。更に、こ
れらのアクチュエータ等の重負荷回路の動作は、カメラ
の撮影シーケンス内で短時間に行われる必要がある。
【0007】しかしながら、かかる要求に対して、上記
の従来技術では、複数のモータの駆動を考慮していなか
った。また、一般的な撮影シーケンスで複数のアクチュ
エータをカメラの動作上問題ないように制御するには、
複数のコンデンサを用いること、コンデンサにチャージ
する昇圧電圧を高くすること、昇圧時間を短くするこ
と、コンデンサの容量を大きくすること等の対策が考え
られるが、実使用上困難な点が多い。また、アクチュエ
ータ以外の重負荷系、例えばアクティブ式測距の際に必
要な投光用IREDの駆動等も何等かの方法で行わねば
ならない。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、低電圧の電源でも効率よ
く重負荷系を駆動することによりカメラの撮影シーケン
スの短時間でも重負荷回路を問題なく駆動し、且つ簡単
な構成で実装上有利なカメラの電源装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によるカメラの電源装置は、直
流電源電圧を昇圧した電圧をコンデンサに充電する直流
昇圧回路と、上記直流昇圧回路の出力電圧と上記直流電
源電圧とが入力され、いずれか一方の電圧を複数の負荷
に選択的に出力する切換回路と、上記切換回路と上記直
流昇圧回路の動作を制御する制御回路とを具備すること
を特徴とする。
【0010】第2の態様によるカメラの電源装置は、上
記直流電源電圧と上記直流昇圧回路の出力電圧とをそれ
ぞれ検出する電圧検出回路を更に備え、上記制御回路
は、この電圧検出回路の出力信号に応じて上記切換回路
を制御することを特徴とする。
【0011】第3の態様によるカメラの電源装置は、上
記制御回路は、少なくとも上記負荷への給電期間の初期
には上記直流昇圧回路の出力電圧を出力し、それ以後は
上記直流電源電圧を出力するように上記切換回路を制御
すると共に、上記直流電源電圧の負荷への出力中に、上
記直流昇圧回路によって上記直流電源電圧を昇圧し当該
昇圧した電圧をコンデンサに充電するように制御するこ
とを特徴とする。
【0012】即ち、本発明の第1の態様によるカメラの
電源装置では、直流昇圧回路により直流電源電圧が昇圧
された後に昇圧された電圧がコンデンサに充電され、切
換回路に上記直流昇圧回路の出力電圧と上記直流電源電
圧とが入力され、いずれか一方の電圧を複数の負荷に選
択的に出力され、制御回路により上記切換回路と上記直
流昇圧回路の動作が制御される。
【0013】第2の態様によるカメラの電源装置では、
電圧検出回路により、上記直流電源電圧と上記直流昇圧
回路の出力電圧とがそれぞれ検出され、上記制御回路に
より、この電圧検出回路の出力信号に応じて上記切換回
路が制御される。
【0014】第3の態様によるカメラの電源装置では、
上記制御回路により、少なくとも上記負荷への給電期間
の初期には上記直流昇圧回路の出力電圧が出力され、そ
れ以後は上記直流電源電圧を出力するように上記切換回
路が制御され、且つ上記直流電源電圧の負荷への出力中
に、上記直流昇圧回路によって上記直流電源電圧が昇圧
され当該昇圧した電圧がコンデンサに充電される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るカメラの電源回路の構成図である。同図に示されるよ
うに、電源1は電池等の電源であり、カメラ内の各回路
に電流を供給する。上記電源1に直接接続されたライン
11は電源ラインであり、このライン11の電圧をVCC
1 とする。上記電源1には、更に制御部2が接続されて
いる。この制御部2は、例えばCPUや制御IC等で構
成されており、カメラの各回路を制御する。上記電源1
には、更に充電部3が接続されている。
【0016】この充電部3は、昇圧回路とコンデンサ等
で構成されており、昇圧回路により上記電源1の電源電
圧が昇圧され、コンデンサに当該昇圧電圧が充電され
る。この実施の形態では、上記充電部3のコンデンサに
接続された上記電源電圧1より高い電圧、即ち電源ライ
ン12の電圧をVCC2 とする。このVCC2 は、少なくと
もIREDを駆動可能な電圧よりも高い電圧に昇圧され
ている。
【0017】上記ライン11とライン12は共に切換え
部5に接続されており、当該切換え部5は制御部2によ
り制御され、ライン11の電圧VCC1 とライン12の電
圧VCC2 の一方を選択的にライン13に出力する。ここ
で、上記ライン11及びライン12は検出部4に接続さ
れており、当該検出部4により各電圧VCC1 ,VCC2が
モニタされる。そして、この検出部4で検出された電圧
は制御部2に送られ、当該値によって制御部2が適切な
電圧を重負荷部6,7…に与えるべく、上記切換え部5
の制御シーケンスを可変する。
【0018】この重負荷部6,7…は、例えばモータや
プランジャ、オートフォーカス用投光IRED及びそれ
らの駆動回路であり、これらは共に並列に接続されてい
る。上記駆動回路は全て共通の電源ライン13に接続さ
れているが、この電源ライン13の電圧をVCC3 とす
る。
【0019】このような構成により、アクチュエータ及
びIREDを一つの昇圧電源で駆動することが可能とな
る。すなわち、上記充電部3の一つのコンデンサの電荷
により駆動可能となる。また、前述したように、上記電
圧VCC1 ,VCC2 を検出部4によりモニタし、制御部2
が切換え部5の切換えのシーケンスを変更することで電
池及びコンデンサの電荷を効率よく使用することができ
る。
【0020】さらに、アクチュエータの負荷の大きい初
期駆動時と負荷が比較的小さくなる定常駆動(以下、単
に駆動と称する)時とで、重負荷部6,7…の駆動回路
に与えられる電源ライン13の電圧VCC3 を起動時には
VCC2 、駆動時にはVCC1 に切換えて、VCC1 で駆動し
ている時には同時にVCC2 の昇圧充電を行うことで、限
られたシャッタシーケンスの時間内に効率的にVCC2 の
昇圧充電を行うことができるようになる。
【0021】図2には上記図1の構成を更に具現化した
構成を示し説明する。同図において、VE は電池であ
り、図1の電源部1に相当する。本実施の形態では、電
源電池は新品時にはモータやプランジャの起動が可能で
ある電圧(例えば、単三電池の1.5V)が、電池が消
耗し電圧が低下すると、プランジャやモータ等の起動は
不可能となる電圧(例えば、0.9V)となり、且つ新
品でもIREDの駆動が不可能である電池を想定してい
る。ここでも、この電源部1に直接的に接続されている
電源ライン11の電圧をVCC1 とする。
【0022】CPU2aは、不図示のA/D変換器を有
し、回路各部を制御する。CPU2aに接続されている
スイッチS1はレンズリセットスイッチであり、不図示
のレンズがリセット位置にある場合はON、そうでない
場合はOFFとなる機械的スイッチであり、例えばリセ
ット位置のレンズがリセット位置を通過するとONから
OFFに切換り、これによりレンズ位置を検出可能とし
ている。
【0023】制御IC2bは、上記CPU2aと共に図
1の制御部2に相当し、CPU2aに制御されて回路各
部の制御や昇圧等を行う。制御IC2bにはフォトイン
タラプタ(以下、PIと称する)1、PI2、フォトリ
フレクタ(以下、PRと称する)1が接続されている。
このPI1はレンズ駆動用モータの動作をモニタし、モ
ータの動作時はその動作量に従ってパルス信号を発生す
る。PI2はシャッタ羽根の動作をモニタし、シャッタ
羽根の開動作に連動して信号を発生する。PR1はフィ
ルム給送機構におけるフィルムの動きを検出し、フィル
ムのパーフォレーションの動作に連動してパルス信号を
発する。これらPI1,PI2,PR1からの信号はそ
れぞれ制御IC2bを介してCPU2aに送られる。
【0024】符号DCDC1,DCDC2は昇圧回路で
あり、DCDC1はコイルL2,L3、ダイオードD
2、トランジスタQ10、コンデンサC2,C3によ
り、DCDC2はコイルL4、ダイオードD3、トラン
ジスタQ11、コンデンサC1によりそれぞれ構成され
ている一般的な昇圧回路である。これらは、制御IC2
bに制御され、各重負荷駆動用電圧VCC2 、安定化電圧
VCC4 を作成するための昇圧動作を行う。VCC4 は、C
PU2aやその他の安定化電源を使用する軽負荷回路用
の電源電圧であり、この実施の形態では、V4 (V)に
設定されている。また、VCC2 は図1のVCC2 に相当す
る重負荷回路駆動用の電圧であり、この実施の形態で
は、V2 (V)に設定されている。制御IC2bは、昇
圧電圧がV2 (V)以上になると昇圧が停止するように
制御する。
【0025】上記昇圧回路DCDC2により昇圧された
昇圧電圧VCC2 はコンデンサC1に蓄積される。いま、
このコンデンサC1の容量をα(μF)とすると、当該
コンデンサC1にはα*V2 (*はべき乗を示す。以下
同じ)の電荷が蓄積可能となる。制御IC2bは、CP
U2aにより昇圧が許可されると、常にVCC2 ,VCC4
がそれぞれ常に所定電圧となるように昇圧を制御する。
【0026】符号B1はレンズ駆動用モータ、B2はフ
ィルム巻上げ巻戻し用駆動モータ(以下、フィルム給送
用モータと称する)、Q3〜Q8はモータ制御用トラン
ジスタ、L1はシャッタ駆動用プランジャ、Q9はプラ
ンジャ制御用トランジスタ、3は投光用のIREDであ
り、これらは図1における重負荷部6,7…の駆動回路
に相当する。これらの重負荷部の駆動回路は、共通の電
源ライン13に並列に接続されており、当該共通電源ラ
イン13の電圧をVCC3 とする。
【0027】上記モータB1,B2制御用トランジスタ
Q3〜Q8は、CPU2aの端子M1〜M6により制御
される。そして、レンズ駆動用モータB1は正転時はレ
ンズの繰出し、逆転時はレンズの繰込み(レンズリセッ
ト)を行い、フィルム給送用モータB2は正転時はフィ
ルムの1コマ給送、逆転時はフィルムの巻戻しを行うよ
うに構成されている。
【0028】上記電源ライン13(=VCC3 )に十分な
電圧及び電流が供給され、トランジスタQ3,Q6がO
Nされ、トランジスタQ4,Q5がOFFされると、レ
ンズ駆動用モータB1は正転する。トランジスタQ4,
Q5がONされ、トランジスタQ3,Q6がOFFされ
ると、レンズ駆動用モータB1は逆転する。トランジス
タQ3,Q4がOFFされ、トランジスタQ5,Q6が
ONされると、レンズ駆動用モータB1にはブレーキが
かかる。トランジスタQ3乃至Q6が全てOFFされる
とレンズ駆動用B1はオフ状態となる。
【0029】同様に、電源ライン13(=VCC3 )に十
分な電圧及び電流が供給され、トランジスタQ4,Q8
がONされ、トランジスタQ6,Q7がOFFされると
フィルム給送用モータB2は正転する。トランジスタQ
6,Q7がONされ、トランジスタQ4,Q8がOFF
されるとフィルム給送用モータB2は逆転する。トラン
ジスタQ4,Q7がOFFされ、トランジスタQ6,Q
8がONされるとフィルム給送用モータB2にはブレー
キがかかる。トランジスタQ4乃至Q8が全てOFFさ
れるとフィルム給送用モータB2はオフ状態となる。
【0030】上記トランジスタQ9はプランジャ駆動ト
ランジスタであり、その状態は上記CPU2aによって
制御される。上記電源ライン13に十分な電圧、電流が
供給され、トランジスタQ9がONされると、プランジ
ャは吸着され、シャッタが開いた状態となる。一方、ト
ランジスタQ9がOFFされると、プランジャは吸着さ
れず、シャッタが閉じた状態となる。
【0031】IRED3は三角測距による測距のために
被写体に赤外光を投光する。その投光動作は、制御IC
2bを介してCPU2aにより制御される。IRED3
のカソード側には、制御IC2bのIRED端子が接続
されている。IRED端子は定電流シンク回路を有して
おり、制御IC2bがIRED端子よりI(A)の電流
をシンクすると、電源ライン13(=VCC3 )に十分な
電圧が供給されている条件で、IRED3が赤外光を発
光する。
【0032】こうして発光した赤外光は不図示のカメラ
の投光レンズを介して、被写体に投光され、この時の被
写体の反射光が不図示のカメラの受光レンズを介して不
図示の受光センサに入射する。このセンサに入射した入
射光による光電流を積分し、その積分電圧を定電流で逆
積分するのに要する時間を測定し、測定値より演算によ
って被写体の測距が行われる。
【0033】トランジスタQ1,Q2は図1の切換え部
5に相当する動作をするスイッチングトランジスタであ
り、CPU2aにより制御されている。トランジスタQ
1はエミッタがVCC1 、コレクタがVCC3 、ベースが抵
抗を介してCPU2aの端子VSW1に接続され、トラ
ンジスタQ2はエミッタがVCC2 、コレクタがVCC3、
ベースが抵抗を介してCPU2aの端子VSW2に接続
されている。端子VWS1がLOWレベル、VSW2が
HIGHレベルの時には電源ラインVCC3 には電圧VCC
1 が、端子VSW2がLOWレベル、端子VSW1がH
IGHレベルの時には電源ライン13には電圧VCC2 が
供給される。
【0034】また、電源ライン11,12はそれぞれC
PU2a、制御IC2bに接続され、端子VCC1IN ,V
CC2IN で各電圧をモニタしている。本実施の形態では、
電源ライン11(=VCC1 )は抵抗R1,R2で分割し
た電圧をCPU2aでモニタしている。電源ライン12
(=VCC2 )は制御IC2bで設定したスレッシュ電圧
V2 より高い電圧かどうかを検出している。抵抗R1,
R2は、図1の検出部4に相当する。ここで、スレッシ
ュ電圧V2 はCPU2aからの信号によって設定可能で
ある。実際は、V2 が制御IC2bの電源電圧に比べて
高い電圧であるため、制御IC2bの内部でVCC2 を抵
抗分割した1/5*VCC2 となる電圧を、制御IC2b
内のスレッシュ電圧1/5*V2 と比較し、その結果を
CPU2aに送っている。
【0035】ここで、本実施の形態では、電圧VCC2 を
用いて、少なくともIREDの駆動やモータ、プランジ
ャの起動を行うが、IREDの駆動の方が必要とするV
CC2の電圧が高いため、IREDによる投光を行うため
に、設定電圧V2 は少なくとも次式を満たさなければな
らない。
【0036】V2 ≧VF +VI +VQ …(1) IRED端子の電圧は詳しい説明は省略するが、上記V
I は制御IC2bが端子IREDよりI(A) の定電流を
シンクした時の制御IC2bのIRED端子の電圧であ
り、今回の回路では、Min0.6Vは必要である。V
F はIREDにI(A) の定電流が流れた時のIREDの
両端の電圧(約2.5V)であり、略一定値である。さ
らに、VQ は一回のシャッタシーケンスにおいて測距の
ためIREDに定電流を流した場合の充電電圧の降下電
圧であり、次式を満たす電圧である。
【0037】VQ ≧I*T/α …(2) ここで、上記IはIREDに流れる定電流であり、αは
コンデンサC1の容量であり、Tは一回のシャッタシー
ケンスにおいてIREDに定電流を流す時間の合計の時
間である。例えば、I=1[A]、全投光回数が64
回、1回当りの発光時間が80μS、コンデンサC1の
容量が2200μFとするとVQ は、 VQ ≧I*T/α=2.33V となり、必要とするV2 は、 V2 ≧VF +VI +VQ =5.43V となる。尚、上記VCC1 ,VCC2 と各重負荷回路に必要
な電圧の関係については図3及び図4を参照して後述す
る。
【0038】以下、図5乃至図11のフローチャート及
び図12のタイムチャートを参照して上記実施の形態の
動作を説明する。図5は本実施形態の動作を説明するメ
インフローチャートである。
【0039】先ず操作者により不図示のカメラ電源スイ
ッチがONされると、CPU2aは初期設定を行った後
に(ステップS1)、制御IC2bの昇圧を許可する
(ステップS2)。このとき、CPU2aは初期設定に
より,端子VSW1,VSW2よりLOW,HIGHレ
ベルの信号をそれぞれ出力し、電源ライン13(=VCC
3 )には電圧VCC1 が供給される。そして、制御IC2
bが昇圧を開始し、電源ライン12(=VCC2 ),14
(=VCC4 )がそれぞれ電圧V2 ,V4 となるよう昇圧
し、電源スイッチがONしている間は電圧VCC2 ,VCC
4 がそれぞれV2,V4 を保持するよう動作する。
【0040】次いで、CPU2aは、カメラのレリーズ
SWが押されたか否かを判断し(ステップS3)、当該
スイッチS1が押されていればステップS4に進みシャ
ッタシーケンスを開始し、押されていなければステップ
S3の動作を繰返す。
【0041】続いて、CU2aは、バッテリチェック及
び電圧VCC1 ,VCC2 の検出等を行うべく、サブルーチ
ン“電圧検出”(図6)を実行し(ステップS4)、A
F用のIREDの投光、測距を行うべくサブルーチン
“測距”(図7)を実行した後(ステップS5)、被写
体の測光を行う(ステップS7)。そして、測距値に基
づいて撮影レンズを駆動すべくサブルーチン“レンズ駆
動”(図8)を実行し(ステップS7)、測光値に基づ
いた露出制御を行うべくサブルーチン“露出制御”(図
9)を実行する(ステップS8)。
【0042】これにて1コマ撮影が終了したので、サブ
ルーチン“レンズリセット”(図10)を実行してレン
ズをリセット位置に戻した後(ステップS9)、サブル
ーチン“フィルム1コマ給送”(図11)を実行しフィ
ルムを1コマ給送し(ステップS10)、シャッタシー
ケンス終了処理を行い(ステップS11)、こうしてシ
ャッタシーケンスを終了する。
【0043】以下、図6乃至図11のフローチャートを
参照して、上記各サブルーチン“電圧検出”、“測
距”、“レンズ駆動”、“露出制御”、“レンズリセッ
ト”、“フィルム給送”の動作について説明する。
【0044】先ず、図6のフローチャートを参照して、
サブルーチン“電圧検出”を説明する。このサブルーチ
ンは、電圧VCC1 ,VCC2 を検出し、バッテリチェッ
ク、及びモータ、投光用IRED、プランジャ駆動の際
に電源ライン13(=VCC3 )に供給する電圧の切換え
シーケンスの設定を行うものである。
【0045】まず、電源放電用の電流(本実施の形態で
は約500mA)を制御IC2bの不図示の端子を介し
て電源ライン11(=VCC1 )よりダミーロードし(ス
テップS21)、そのときの電源ライン11の電圧VCC
1 をA/D変換する(ステップS22)。続いて、CP
U2aはバッテリチェック判定を行い(ステップS2
3)、VCC1 ≧VBCならばシャッタシーケンスを続行
し、VCC1 <VBCならばシャッタシーケンスを終了し、
バッテリーロック処理を行い、撮影者に表示する(ステ
ップS28)。尚、上記VBCは、本実施の形態のカメラ
において予め設定されたバッテリロック電圧(=約0.
9V)を意味している。上記ステップS23にて、VCC
1 ≧VBCならば、続いてCPU2aは、電圧VCC1 がア
クチュエータの起動可能に十分なものかどうかを判別す
る(ステップS24)。
【0046】ここで、図3及び図4には、電圧VCC1 ,
VCC2 と各重負荷回路に必要な電圧の関係を示し説明す
る。本実施の形態では、電源電池は新品時はモータやプ
ランジャの起動が可能であるが、電池が消耗し電圧が低
下すると、プランジャやモータ等の起動は不可能となる
ような電圧の電池を使用する構成となっており、モータ
やプランジャの起動に必要な電源電圧、駆動に必要な電
源電圧VCC1 は図3に示されるように設定されている。
ここで、VCC1MAXが本実施形態における電源電池の最高
電圧である。前述のように、単三電池の場合は1.5V
程度になる。
【0047】図3から明らかなように、VCC1 ≧V12な
らばVCC1 でモータの起動、プランジャの起動が共に可
能、V12>VCC1 ≧V11ならばVCC1 でモータの起動は
可能だがプランジャの起動は不可能、VBC≦VCC1 <V
11ならばVCC1 ではモータの起動及びプランジャの起動
が共に不可能となっている。
【0048】また、VCC1MAXの電圧でも投光用IRED
は投光不可であること、及びIREDを投光させるため
には3.1V以上の電圧が必要であることが判る。よっ
て、IREDの駆動もVCC2 で行うが、これについては
後述する。
【0049】本実施の形態では、VCC1 ≧V11ならば、
プランジャは起動のみを電圧VCC2で行い、続く定常駆
動はVCC1 で行う。そして、モータについては起動・駆
動を電圧VCC1 で行う。また、VBC≦VCC1 <V11なら
ば、プランジャ、モータ共に起動を電圧VCC2 で行い、
プランジャ、モータ共に続く定常駆動をVCC1 で行うこ
ととする。ここで、VCC1 ≧V12ならば電圧VCC1 でモ
ータ、プランジャの起動が共に可能であるが、電圧V12
は1.4V程度であり、VCC1MAX>VCC1 ≧V12の電圧
幅が少ないので、VCC1 ≧V12であってもプランジャの
起動は電圧VCC2 で行うこととしている。
【0050】そこで、上記ステップS24にてVCC1 ≧
V11ならば、VIR=Va 、VPL=Vc 、フラグMSTA
RT=0と設定し(ステップS25)、VBC≦VCC1 <
V11ならば、VIR=Va 、VPL=Vd 、VMO=Vf 、フ
ラグMSTART=1と設定する(ステップS26)。
ここで、上記VIRは測距用IRED投光の際に、電圧V
CC2 がk回(本実施の形態では64回)発光可能な電圧
まで昇圧されているかどうか判定するためのスレッショ
ルド電圧であり、次のステップで電圧VCC2 の電圧チェ
ックに使用される。
【0051】また、Va は図4に示すような電圧(Va
≧VI +VF +VQ )であり(前述の例では約5.43
Vとなる)、VCC2 ≧Va であれば、VCC2 で投光用I
REDをk回駆動が可能となる電圧である。また、図4
に示すように、今回の実施形態においては制御IC2b
が端子IREDよりI(A) の定電流をシンクしたときの
IRED端子の電圧VI 、及びIRED3にI(A) の定
電流が流れた時のIRED3の両端の電圧VF とする
と、電圧VI +VF (=3.1V)はモータの起動に最
低必要なVCC1 電圧であるV11(=1.1V)よりも十
分高い電圧であるため、VCC2 ≧Va であればIRED
投光後の電圧Va −VQ はVa −VQ ≧VI +VF ≧V
11を満たしている。
【0052】よって、IRED投光前VCC2 ≧Va であ
ったなら、IRED投光後にVCC2を再昇圧・再充電し
なくても、続いてVCC2 でモータの起動を行うことが可
能である。つまり、電圧Va がコンデンサC1に蓄積さ
れていればVCC2 で投光用IREDの駆動後でも電圧V
CC2 がVCC2 ≧Vf であり、投光用IREDの駆動後の
レンズ駆動用モータの起動が可能となる。
【0053】この時の動作は、図12のタイムチャート
の期間T2のようになり、VCC2 の電圧(=3.1V)
でモータの起動が行われる。ここで、図12の期間T1
のように、VCC2 の再昇圧・再充電を行った後にレンズ
駆動用モータの起動を行っても良い。この時、測距のた
め逆積分を行っている期間があるので、その期間が終了
した後、再昇圧・再充電する必要がある。
【0054】図12の期間T3においては電圧VCC1 で
モータの定常駆動が行われると共に、電圧VCC2 の再昇
圧・再充電が行われる。また、フラグMSTARTはモ
ータを駆動する際に電源電圧VCC1 でモータの起動を行
うか、電圧VCC2 でモータの起動を行うかを示すフラグ
であり、フラグMSTART=0ならば電源電圧VCC1
でモータの起動を行い、フラグMSTART=1ならば
VCC1 ≦V11で電源電圧VCC1 によるモータの起動が困
難なので、VCC2 でモータの起動を行う。
【0055】上記VPLはプランジャ起動の際に、VCC2
が使用可能な電圧まで昇圧されているかどうか判定する
ためのスレッシュ電圧であり、露出制御サブルーチンで
使用する。Vd 又はVc はプランジャ起動に必要なVCC
2 の電圧であり、本実施の形態ではVCC1 の電圧によっ
て変更しないのでVc =Vd であるが、プランジャの起
動に必要なVCC2 の電圧がVCC1 に大きく依存する場合
にはVPLをVCC1 の電圧によって変えることも可能であ
る。
【0056】電圧Vc ,Vd は図4に示す電圧であり、
VCC2 ≧Vc 、VCC2 ≧Vd ならばVCC2 でプランジャ
の起動が可能な電圧に設定されている。さらに、VMOは
レンズリセット時のレンズ駆動用モータB1の起動、フ
ィルム給送用モータB2の起動に必要なVCC2 の電圧で
あり、フィルム給送用モータB2をVCC2 で起動するV
CC1 <V11の条件の時のみ設定される。Vf は図4に示
すようにVCC2 ≧Vfであればモータの起動が可能とな
る電圧である。
【0057】こうして、ステップS27で制御IC2b
がVCC2 の電圧チェックを行い、VCC2 ≧VIRならばメ
インルーチンにリターンし(ステップS29)、VCC2
≦VIRならVCC2 ≧VIRになるまで待ち、その間にVCC
2 が昇圧充電される。
【0058】次に図7のフローチャートを参照して、サ
ブルーチン“測距”を説明する。このサブルーチンは、
ピントをあわせるために被写体の距離を測定するもので
あり、被写体に赤外光を投光し、受光センサに入射した
反射光による光電流を積分し、その積分電圧を定電流で
逆積分するのに要する時間を測定し、測定値より演算す
ることにより被写体の測距を算出するものである。
【0059】詳細には、先ずCPU2aは投光回数kを
設定する(ステップS31)。次にCPU2aが端子V
SW2をLOWレベルの出力、端子VSW1をHIGH
レベルの出力とし、電源ライン13にVCC2 が供給され
るよう設定する(ステップS32)。このときサブルー
チン“電圧検出”において電圧VCC2 の電圧チェックが
行われているので、VCC2 ≧VIRである。
【0060】続いて、制御IC2bが端子IREDより
tirl(μs)間だけI(A) をシンクする(S33,S3
4)。本実施の形態では、tirl =80μsとしてい
る。従って、上記IRED3がtirl(μs)間だけ発光
し、被写体に赤外光が投光される。ここで、tirl(μ
s)は予め設定されている一回の投光時間である。この
とき、被写体に投光された赤外光の反射光を不図示のセ
ンサで受光し、光電流積分が行われることになる。
【0061】次いで、制御IC2bがtir2(μs)間だ
けIRED端子をオープンとし、電流のシンクを停止
し、IREDによる投光を停止する(ステップS35,
S36)。本実施の形態では、tir2 =400μsとし
ている。続いて、投光回数を一回減らし(ステップS3
7)、投光回数が0回になったかどうかを判断する(ス
テップS38)。ここで、0回になっていなければ、ス
テップS33に戻り、上記ステップS33〜S37の処
理を繰り返す。
【0062】以上のステップS31〜S38を行うこと
により、IREDのtirl(μs)間の投光がtir2(μ
s)おきにk回だけ行われる。この時、VCC2 よりIR
EDの投光により失われる電圧は、 VQ =I/α*(tirl *k) となり、コンデンサC1の充電電圧がVQ(V)減少する。
もし、充電電圧がVa だった場合は、電圧VCC2 は、便
宜上この間に昇圧される電圧を除くと、 VCC2 =Va −VQ となっている。この時の動作は、図12のタイムチャー
トの期間T0のようになり、電圧VCC2 は5.43Vか
ら3.1Vに降下する。
【0063】ここで、投光、光量積分が終了したので、
VSW1をLOWレベル出力、VSW2をHIGHレベ
ル出力とし、電源ライン13にVCC1 が供給されるよう
設定する(ステップS39)。次いで、光電流の積分電
圧を定電流をシンクすることで逆積分し、ある基準電圧
VAFとなるまでの時間tAFを測定、tAFより測距値の演
算を行う(ステップS41〜S48)。この時、DCD
Cによるノイズの影響をなくすため、制御IC2bが、
DCDC2の昇圧動作を停止するよう制御する(ステッ
プS40)。このとき、トランジスタQ2はOFFして
いるため、電源ライン12の電圧(VCC2 =Va −VQ
)は保持される。
【0064】こうして測距演算が終了した後、制御IC
2bがDCDC2の昇圧を許可するよう制御する(ステ
ップS47)。いま、VCC2 ≦V2 となっているので、
昇圧が開始され、測距サブルーチンは終了する。この測
光サブルーチンでは、不図示の測光センサで被写体輝度
の測光、演算が行われ、露出制御の際の露出値が決定さ
れ、それに伴いプランジャ駆動時間tp1が決定される。
本実施の形態では、例えば5msである。
【0065】次に図8のフローチャートを参照して、サ
ブルーチン“レンズ駆動”を説明する。このサブルーチ
ン“レンズ駆動”は、測距の結果より決定したレンズ位
置へレンズを駆動制御するためのものであり、レンズの
位置を図2のPI1でモニタしながら、求めるレンズ位
置まで駆動するものである。レンズ駆動のためのモータ
はB1であり、CPU2aが端子M1〜M6の出力をそ
れぞれ制御し、レンズ駆動用モータB1の状態正転、逆
転、ブレーキ、オフ等を制御することにより、レンズ駆
動用モータB1を駆動する。すなわち、CPU2aはレ
ンズ駆動用モータB1の起動を行う(ステップS51〜
S59)。ここで、VCC1 ≧V11ならばVCC1 でレンズ
駆動用モータB1の起動が行われ、VBC≦VCC1 ≦V11
ならばVCC2 でレンズ駆動用モータB1の起動が行われ
る。具体的には,サブルーチン“電圧検出”で設定され
たフラグMSTARTが0の場合(VCC1 ≧V11の場
合)はVCC1 でレンズ駆動用モータB1の起動を行い、
フラグMSTARTが1の時(VBC≦VCC1 ≦V11の場
合)はVCC2 で行う。
【0066】詳細には、先ずCPU2aは、フラグMS
TARTの判定を行う(ステップ51)。以下、フラグ
MSTARTが1の場合について説明する。このとき、
レンズ駆動用モータB1はコンデンサC1に充電された
電圧VCC2 によって起動される。フラグMSTARTが
1の場合はCPU2aがVSW2端子をLOWレベル出
力、VSW1端子をHIGHレベル出力とし、電源ライ
ン13にVCC2 を供給する(ステップS52)。
【0067】次に、M1をLOW、M4をHIGHレベ
ル出力とし、コンデンサC1に蓄積された電圧でレンズ
駆動用モータB1の起動を開始する(ステップS5
3)。この時、測距サブルーチン終了後の電圧VCC2
は、 VCC2 =Va −VQ であるが、V2 は電圧検出サブルーチンにて、 Va ≧VF +VI +VQ となるような電圧まで昇圧されているので、この時、 VCC2 ≧VF +VI である。図4より、これはVCC2 でレンズ駆動用モータ
B1を起動するのに必要な電圧よりも高く、その後もV
CC2 は昇圧されているのでここでVCC2 が起動に必要な
電圧まで昇圧されているかどうかチェックする必要はな
い。
【0068】ここで、VI は制御IC2aが端子IRE
DよりI(A) の電流をシンクしたときのIRED端子の
電圧であり、VF はIRED3にI(A) の電流が流れた
時のIRED3の両端の電圧であり、VQ はVQ =I/
α*(tir1 *K)を満足する電圧である。
【0069】次いで、CPU2aは、モニタ故障時用の
リミッタタイマ(20msec)を開始した後(ステッ
プS54)、モータPIをモニタし(ステップS5
5)、PI信号が変化したら、レンズ駆動用モータB1
が動作開始したので、CPU2aが端子VSW1をLO
W出力、VSW2をHIGH出力とし、電源ライン13
にVCC1 が供給されるよう設定する(ステップS5
6)。それにより、レンズ駆動用モータB1は電圧VCC
1 によって駆動される。この時、電圧VCC2 はレンズ駆
動用モータB1の起動に使用されたため、VCC2 ≦V2
となっているので、制御IC2bが電圧VCC2 の昇圧を
開始する。電圧VCC1 はレンズ駆動用モータB1起動時
の電圧(VCC2 )よりも低いが、レンズ駆動用モータB
1の負荷の大きい初期駆動(起動)は終わっているので
問題なく動作する。ここで、レンズ駆動用モータB1の
起動が終了したので駆動シーケンスへ進む。電圧VCC1
が高い時にはVCC1 のみでレンズ駆動用モータB1の起
動、駆動が可能である。
【0070】一方、上記ステップS51にてフラグMS
TARTが0の場合には、レンズ駆動用モータB1はV
CC1 によって起動される。CPU2aはフラグMSTA
RTが0の場合はCPU2aが端子VSW1をLOW出
力、端子VSW2をHIGH出力とし(ステップS5
7)、電源ライン13(=VCC3 )に電圧VCC1 を供給
する。フラグMSTARTが1の場合と同様にモータP
Iをモニタし(ステップS55)、PI信号が変化した
ら、レンズ駆動用モータB1が動作開始したので駆動シ
ーケンスへ進む(ステップS56)。
【0071】上記ステップS55で20ms待ってもP
Iが変化しなかったらモニタ故障シーケンスへ進み、モ
ニタ故障処理を行う(ステップS58)。ここで、レン
ズ駆動用モータB1の起動に要する時間は数msec程
度なので、20msたってもレンズ駆動用モータB1が
起動しない場合は故障と判断する。
【0072】以上でレンズ駆動用モータB1の起動が終
了したので、ステップS59以降でモータをレンズが求
める位置近傍になるまで駆動する。レンズリセットスイ
ッチをモニタし、レンズがリセット位置を通過したら、
すなわちレンズリセットスイッチがONからOFFにな
ったら(ステッウS59)、測距サブルーチンで求めた
測距値により、レンズ駆動用モータのパルスカウントを
開始する(ステップS0)。次いで、CPU2aはモー
タPIをモニタしてパルスをカウントし、求めるパルス
カウント目標に達するまでレンズを駆動する(ステップ
S61)。ここで、求めるパルスカウント目標は測距サ
ブルーチンで算出した被写体の測距値によって決まるレ
ンズの目標位置から決定される。
【0073】こうして求めるパルスカウント目標に達し
たら、CPU2aが端子M1をHIGH出力、M3をH
IGH出力に設定し、レンズ駆動用モータB1にブレー
キをかけ、レンズ駆動を停止する(ステップS62)。
その後、端子M3,M4を共にLOW出力し、レンズ駆
動用モータB1をOFFする(ステップS63)。以上
でレンズ駆動が終了する。
【0074】次に図9のフローチャートを参照して、サ
ブルーチン“露出制御”について説明する。このサブル
ーチンでは、測光の結果、シャッタ秒時tpl( mse
c) と絞りが決定したので、プランジャシャッタを動作
させ、決定した絞りで求めるシャッタ秒時tpl の間シャ
ッタを開放する。
【0075】まず、CPU2aはVCC2 ≧VPLかどうか
を判定し(ステップS71)、VCC2 <VPLの場合には
VCC2 ≧VPLとなるようVCC2 が昇圧されるまで待つ。
前記のように電圧検出サブルーチンでVPL=Vc に設定
され、Vc は図4のような電圧に設定されているので、
VCC2 ≧VPLであればコンデンサC1に充電された電圧
VCC2 でプランジャの起動は可能である。
【0076】次いで、CPU2aが端子VSW1をHI
GHレベル出力、端子VSW2をLOWレベル出力と
し、電源ライン13にVCC2 が供給されるよう設定する
(ステップS72)。さらに、端子P1をHIGHレベ
ル出力し、プランジャを吸着させる(ステップS7
3)。これにより、プランジャシャッタが開く。この
時、プランジャはコンデンサC1に充電された電圧VCC
2 によって起動される。この時の動作は、図12のタイ
ムチャートの期間T4のようになる。
【0077】続いて、CPU2aはモニタ故障時用のリ
ミットタイマ(20ms)を開始した後(ステップS7
4)、シャッタPIをモニタし、PI信号が変化した
ら、シャッタが開動作を行ったので、プランジャの起動
が終了したことになる(ステップS75)。これで起動
が終了したのでCPU2aが端子VSW1をLOWレベ
ル出力、端子VSW2をHIGHレベル出力とし、電源
ライン13に電圧VCC1が供給されるようセットする
(ステップ77)。このとき、VCC2 の電荷はプランジ
ャの起動に使用されたため、VCC2 ≧V2 となっている
ので、VCC2 の再昇圧・再充電が開始され、この後、プ
ランジャは電源電圧VCC1 によって駆動される。この時
の動作は、図12のタイムチャートの期間T5のように
なる。VCC1はプランジャ起動時の電圧(VCC2 )より
も低いが、プランジャの負荷の大きい初期起動は終わっ
ているので問題なく動作する。
【0078】続いて、ステップS76で20ms待って
もPIが変化しなかったら、CPU2aはモニタ故障シ
ーケンスでモニタ故障処理を行う(ステップS76)。
シャッタ開となってから、シャッタタイマをスタートし
(ステップS78)、tplms後(ステップS79)、
CPU2aが端子PIをLOWレベル出力し(ステップ
S80)、プランジャの吸着を終える。これにより、プ
ランジャシャッタが閉じ、露出が終了したこととなる。
シャッタ終了処理(ステップS81)を行い、露出制御
サブルーチンが終了する。
【0079】次に図10のフローチャートを参照してサ
ブルーチン“レンズリセット”を説明する。ここでは、
レンズの繰込み(レンズリセット)を行う。レンズ繰出
しと同様にフラグMSTARTが0の場合(VCC1 ≧V
11の場合)はレンズ駆動用モータB1の起動をVCC1 で
行い、MSTARTが1の時(VBC≦VCC1 ≦V11の場
合)はVCC2 で行う。
【0080】まず、CPU2aは、フラグMSTART
の判断を行う(ステップS91)。フラグMSTART
が1の場合はレンズ駆動用モータB1はコンデンサC1
に充電された電圧VCC2 によって起動される。続いて、
シャッタのプランジャ駆動(露出制御動作)によって電
圧VCC2 が低下しているので、電圧VCC2 がレンズ駆動
用モータB1を起動するのに必要な電圧に昇圧されるま
で待ち(ステップS92)、CPU2aが端子VSW2
をLOW出力、端子VSW1をHIGH出力とし、電源
ライン13(=VCC3 )に電圧VCC2 を供給するようセ
ットする(ステップS93)。そして、端子M2をLO
W、端子M3をHIGH出力し、レンズ駆動用モータB
1を逆転させる(ステップS94)。この時、レンズ駆
動用モータB1はコンデンサC1に充電された電圧VCC
2 によって駆動される。この時の動作は、図12のタイ
ムチャートに期間T6として示されている。
【0081】続いて、モニタ故障時用のリミッタタイマ
(20msec)を開始した後(ステップS95)、モ
ータPIをモニタし(ステップS96)、モニタ故障時
用のリミッタタイマ(20msec)の開始から20m
s過ぎてもPI信号が変化しなかった時は(ステップS
98)は、モニタが故障したと判断し、モニタ故障処理
を行う。
【0082】そして、CPU2aはモータPIをモニタ
し(ステップS96)、PI信号が変化したら、レンズ
駆動用モータB1が動作開始したので、CPU2aが端
子VSW1をLOW出力、端子VSW2をHIGH出力
とし、電源ライン13(=VCC3 )に電圧VCC1 が供給
されるようセットする(ステップS99)。それにより
レンズ駆動用モータB1は電圧VCC1 によって駆動され
る。
【0083】このとき、VCC2 の電荷はレンズ駆動用モ
ータB1の起動に使用され、VCC2≧V2 となっている
ので、制御IC2bがVCC2 の昇圧を開始する。この時
の動作は、図12のタイムチャートに期間T7として示
されている。VCC1 はレンズ駆動用モータB1の起動時
の電圧(VCC2 )よりも低いが、レンズ駆動用モータB
1の負荷の大きい初期起動は終わっているので問題なく
動作する。ここで、レンズ駆動用モータB1の起動が終
了したのでレンズ駆動用モータB1が駆動し、それに伴
い、レンズが駆動される。
【0084】以上でレンズ駆動用モータB1の起動が終
了したので、ステップS99以降の処理でレンズ駆動用
モータB1によりレンズをリセット位置まで駆動する。
すなわち、レンズリセットスイッチをモニタし、レンズ
がリセット位置に到達するまで、すなわちレンズリセッ
トスイッチがOFFからONになるまでレンズを駆動す
る(ステップS100)。
【0085】こうしてレンズがリセット位置に到達した
ら、CPU2aが端子M2をHIGH出力、M4をHI
GH出力に設定し、レンズ駆動用モータB1にショート
ブレーキをかけ、レンズ駆動を停止する(ステップS1
01)。その後、端子M3、M4を共にLOW出力、レ
ンズ駆動用モータB1をOFFする(ステップS10
2)。以上でレンズリセットが終了するので、レンズリ
セットスイッチをモニタし(ステップS100)、レン
ズリセットスイッチがONしたら、レンズがリセット位
置にもどったものとし、レンズ駆動用モータB1にブレ
ーキをかけ、レンズ駆動を停止する(ステップ11
1)。その後、端子M3、M4を共にLOW出力し、レ
ンズ駆動用モータをOFFする(ステップS112)。
VCC1 の電圧が高い時にはVCC1 のみでレンズ駆動用モ
ータB1の起動、駆動が可能である。
【0086】上記ステップS91にてフラグMSTAR
Tの判定を行い、フラグMSTARTが0の場合につい
て次に説明する。この時、レンズ駆動用モータB1はV
CC1によって起動される。フラグMSTARTが0の場
合はCPU2aが端子VSW1をLOW出力、端子VS
W2をHIGH出力とし(ステップS97)、電源ライ
ン13(=VCC3 )にVCC1 を供給する。フラグMST
ARTが1の場合と同様にモニタ故障時用のリミッタタ
イマ(20msec)を開始した後(ステップS9
5)、モータPIをモニタし(ステップS96)、モニ
タ故障時用のリミッタタイマ(20msec)スタート
から20ms過ぎてもPI信号が変化しなかった時は
(ステップS98)は、モニタが故障したと判断し、モ
ニタ故障処理を行う。
【0087】モータPIをモニタし(ステップS9
6)、PI信号が変化したら、レンズ駆動用モータB1
が動作開始し、起動が終了したのでフラグMSTART
が1の場合と同様にステップS99以降の処理を行う。
【0088】次に図11のフローチャートを参照して、
サブルーチン“フィルム1コマ給送”について説明す
る。ここでは、レンズ駆動と同様にフラグMSTART
が0の場合(VCC1 ≧V11の場合)は電圧VCC1 でフィ
ルム給送用モータB2の起動を行い、MSTARTが1
の時(VBC≦VCC1 ≦V11の場合)は電圧VCC2 で行
う。
【0089】先ず、CPU2aはフラグMSTARTの
判断を行う(ステップS111)。フラグMSTART
が1の場合はフィルム給送用モータB2はコンデンサC
1に充電された電荷VCC2 によって起動される。レンズ
リセット用モータB1の駆動によって電圧VCC2 の電圧
が低下しているので、電圧VCC2 がフィルム給送用モー
タB2を起動するのに必要な電圧に昇圧されるまで待ち
(ステップS112)、CPU2aが端子VSW2をL
OW出力、端子VSW1をHIGH出力とし、電源ライ
ン13(=VCC3 )にVCC2 を供給されるようセットす
る(ステップS113)。
【0090】次に、CPU2aは端子M2をLOW、端
子M6をHIGH出力し、フィルム給送用モータB2を
正転させる(ステップS114)。この時、フィルム給
送用モータB2はコンデンサC1に充電された電圧VCC
2 によって起動される。この時の動作は、図11のタイ
ムチャートに期間T8で示されている。
【0091】次に、CPU2aはtmo(msec)タ
イマの計時を開始させ(ステップS115)、tmo
(msec)が経過したら(ステップS116)、CP
U2aが端子VSW1をLOW出力、端子VSW2をH
IGH出力とし、電源ライン13(=VCC3 )にVCC1
が供給されるようセットする(ステップS117)。よ
って、フィルム給送用モータB2はVCC1 によって駆動
される。この時の動作は、図11のタイムチャートに期
間T9で示される。
【0092】ここで、tmoはフィルム給送用モータB
2の起動に十分な時間でかつVCC2の電圧が、 VCC2 ≧VCC1 であるよう電圧検出サブルーチンで設定されているの
で、フィルム給送用モータB2が起動され、停止する前
にモータ駆動用電源VCC3 に供給される電圧がVCC2 か
らVCC1 に切り換えられる。
【0093】また、VCC2 の電荷はフィルム給送用モー
タB2の起動に使用され、VCC2 ≦V2 となっているの
で、制御IC2bがVCC2 の昇圧を開始する。VCC1 は
フィルム給送用モータB2の起動時の電圧(VCC2 )よ
りも低いが、フィルム給送用モータの負荷の大きい初期
起動は終わっているので問題なく動作する。フィルム給
送用モータB2の起動が終了したので駆動シーケンスへ
進む。
【0094】次にフィルム給送用モータB2を駆動した
ままフィルムのパーフォレーションの移動を検出するP
Rの信号をカウント開始する(ステップS120)。P
Rの信号変化のエッジをモニタ、カウントし、カウント
数が所定の値に達し、フィルム1コマ分の給送が終了し
たら(ステップS121)、制御IC2bが端子M2を
HIGH、端子M4をHIGH出力し、フィルム給送用
モータB2にブレーキをかけ(ステップS122)、制
御IC2aが端子M4をLOW、端子M6をLOW出力
しフィルム給送モータをOFFする(ステップS12
3)。以上でフィルム1コマ給送は終了し、シャッタシ
ーケンス終了処理を行った後、シャッタシーケンスは終
了する。
【0095】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、昇圧してコンデンサに充電した電圧と電源電
圧とをトランジスタQ1、Q2のスイッチング素子で切
換えて、二つのモータ、プランジャ、発光回路に供給
し、各重負荷回路のうち、モータ駆動回路、プランジャ
駆動回路には負荷の大きい起動時のみ昇圧した電圧を使
用し、負荷の小さい定常駆動時には電源電圧を使用して
いるため、電源電圧が二つのモータ、プランジャ駆動が
不可能な低電圧であっても、二つのモータ、プランジャ
の駆動が可能となる。また、発光回路には昇圧充電した
電圧のみ供給することにより、電池一本(1.5V)で
も発光回路の駆動が可能となる。
【0096】また、各重負荷回路のうち、モータ駆動回
路、プランジャ駆動回路には負荷の大きい起動時のみ昇
圧した電圧を使用し、負荷の小さい定常駆動時には電源
電圧を使用し、かつ、重負荷回路の駆動中であっても昇
圧電源を昇圧充電するので、短時間でまた続けて重負荷
回路を動作させることが可能となる。
【0097】さらに、電源電圧を検出し、電源電圧が高
い時には、モータの起動を昇圧電圧では行わず、電源電
圧で行うようシーケンスを変更することにより昇圧電圧
の使用を減らし、電源の節約をする。
【0098】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。例え
ば、上記実施形態では、VCC2 の電圧をそれぞれのサブ
ルーチンで各設定電圧と比較して、シャッタシーケンス
中にVCC2 の電圧が求める設定電圧となるまで昇圧し、
アクチュエータの起動に用いたが、例えば、設定電圧を
一定値としてその電圧よりもVCC2 が高ければアクチュ
エータの動作を開始するようにしても良い。また、IR
ED投光前に必要な電圧にVCC2 が達しているかどうか
を確認した後は、シャッタシーケンス中にはVCC2 をモ
ニタせず、VCC2 によるアクチュエータの起動、又はI
REDの投光を行なった後、予め設定した昇圧時間昇圧
を行い、その後次の動作を行うことも可能である。
【0099】尚、本発明の上記実施の態様には以下の発
明が含まれる。 (1) 電源電圧を昇圧し、コンデンサに充電する充電
部と、前記電源電圧と前記充電部の出力電圧とを選択的
に切換え、複数の負荷回路に供給する切換え部と、を具
備することを特徴とするカメラの電気回路。 (2) 前記複数の負荷回路は、少なくとも一つ以上の
アクチュエータ駆動部と、対象物を照射する照射光を生
じる発光部とを有することを特徴とする上記(1)に記
載のカメラの電気回路。 (3) 前記切換え部は、アクチュエータ駆動時に前記
電源電圧と前記充電部の出力電圧とを選択的に切換えて
アクチュエータ駆動部に供給し、発光部駆動時に前記充
電部の出力電圧を前記発光部に供給することを特徴とす
る上記(1)に記載のカメラの電気回路。 (4) 電源電圧を昇圧し、コンデンサに充電する充電
部と、断続的に動作する少なくとも一つ以上のアクチュ
エータ駆動部と、前記電源電圧と前記充電部の出力電圧
を選択的に切換え、前記アクチュエータ駆動部に供給す
る切換部と、前記電源電圧及び前記充電部の出力電圧を
検出する検出部と、前記切換部の切換えシーケンスを制
御し、前記検出部の検出結果に基づいて、切換えのシー
ケンスを変更する制御部と、を有することを特徴とする
カメラの電気回路。 (5) 前記制御部と、アクチュエータ駆動時間の初期
には前記充電部の出力電圧を、それ以外のときは前記電
源電圧を前記アクチュエータ駆動回路に供給するように
前記切換部を制御すると共に、前記検出部の検出結果に
基づいて、前記電源電圧と前記充電部の出力電圧を供給
する時間の割合を変更することを特徴とする上記(4)
に記載のカメラの電気回路。 (6) 前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づい
て、前記充電部の出力電圧でアクチュエータを駆動する
時間を変更するか、または前記充電部の出力電圧でのア
クチュエータの駆動を禁止して前記電源電圧のみでアク
チュエータの駆動を行うように制御することを特徴とす
る上記(5)に記載のカメラの電気回路。 (7) 電源電圧を昇圧し、コンデンサに充電する充電
部と、断続的に動作する少なくとも一つのアクチュエー
タ駆動部と、前記電源電圧と前記充電部の出力電圧とを
選択的に切換え、前記アクチュエータ駆動部に供給する
切換部と、切換部の切換えシーケンスを制御し、アクチ
ュエータ駆動の際には前記電源電圧と前記充電部の出力
電圧とを切換え、前記電源電圧をアクチュエータ駆動部
に供給しているときには、前記充電部を昇圧充電するよ
う制御する制御部と、を有することを特徴とするカメラ
の電気回路。 (8) 前記制御部は、アクチュエータ駆動期間の初期
には前記充電部の出力電圧を、それ以外の時間は前記電
源電圧をアクチュエータ駆動回路に供給するように前記
切換部を制御し、前記電源電圧をアクチュエータ駆動回
路に供給しているときには前記充電部を昇圧充電するよ
うに制御することを特徴とする上記(7)に記載のカメ
ラの電気回路。
【0100】本発明によれば、低電圧の電源を使用した
場合であってもアクチュエータ駆動や、投光用IRED
等の負荷の大きい回路の駆動が可能となり、それらを一
つの昇圧充電電圧と電源とを切換えて駆動するようにし
たので、簡単な構成でかつ実装上も有利となる。また、
電源電圧が高い時には昇圧電圧を可能な限り使用しない
ようにし、重負荷回路に電源を供給するようにしている
ので電源が節約ができる。さらに、アクチュエータ駆動
中であっても昇圧充電電圧を使用していない時には、昇
圧・充電するよう制御することによって、短い時間内に
昇圧充電電圧を完了するので、カメラにおけるシャッタ
シーケンスのような短い時間であっても複数の重負荷部
を次々に駆動したり、または一つ以上の重負荷回路を断
続的に続けて駆動することが可能となる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
低電圧の電源でも効率よく重負荷系を駆動することによ
りカメラの撮影シーケンスの短時間でも重負荷回路を問
題なく駆動し、且つ簡単な構成で実装上有利なカメラの
電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの電源装置の
構成を示す図である。
【図2】図1の構成を更に具現化した構成を示す図であ
る。
【図3】電圧VCC1 ,VCC2 と各重負荷回路に必要な電
圧の関係を示す図である。
【図4】電圧VCC1 ,VCC2 と各重負荷回路に必要な電
圧の関係を示す図である。
【図5】実施の形態の動作を説明するメインフローチャ
ートである。
【図6】サブルーチン“電圧検出”のシーケンスを示す
フローチャートである。
【図7】サブルーチン“測距”のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図8】サブルーチン“レンズ駆動”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図9】サブルーチン“露出制御”のシーケンスを示す
フローチャートである。
【図10】サブルーチン“レンズリセット”のシーケン
スを示すフローチャートである。
【図11】サブルーチン“フィルム一コマ給送”のシー
ケンスを示すフローチャートである。
【図12】実施の形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電源 2 制御部 3 充電部 4 検出部 5 切換え部 6,7 重負荷部 11〜13 電源ライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05F 1/56 310 G02B 7/11 B // H02M 3/155 G03B 3/00 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源電圧を昇圧した電圧をコンデン
    サに充電する直流昇圧回路と、 上記直流昇圧回路の出力電圧と上記直流電源電圧とが入
    力され、いずれか一方の電圧を複数の負荷に選択的に出
    力する切換回路と、 上記切換回路と上記直流昇圧回路の動作を制御する制御
    回路と、を具備することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 上記直流電源電圧と上記直流昇圧回路の
    出力電圧とをそれぞれ検出する電圧検出回路を更に備
    え、上記制御回路は、この電圧検出回路の出力信号に応
    じて上記切換回路を制御することを特徴とする請求項1
    に記載のカメラの電源装置。
  3. 【請求項3】 上記制御回路は、少なくとも上記負荷へ
    の給電期間の初期には上記直流昇圧回路の出力電圧を出
    力し、それ以後は上記直流電源電圧を出力するように上
    記切換回路を制御すると共に、上記直流電源電圧の負荷
    への出力中に、上記直流昇圧回路によって上記直流電源
    電圧を昇圧し当該昇圧した電圧をコンデンサに充電する
    ように制御することを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラの電源装置。
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