JPH10161183A - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents
フォーカルプレンシャッタInfo
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- JPH10161183A JPH10161183A JP31492796A JP31492796A JPH10161183A JP H10161183 A JPH10161183 A JP H10161183A JP 31492796 A JP31492796 A JP 31492796A JP 31492796 A JP31492796 A JP 31492796A JP H10161183 A JPH10161183 A JP H10161183A
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Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
レンシャッタを提供すること。 【解決手段】シャッタ地板1に略平行に取り付けられた
上地板10に孔10dが形成されていて、そこにラチェ
ット部材14の軸部14aが回転可能に嵌合されてい
る。駆動部材3の軸部3aは、上端がラチェット部材1
4の軸受け部14eに、下端がシャッタ地板1の軸受け
部1hに回転可能に支承されている。駆動ばね16は軸
部3aに嵌装されていて、上端はラチェット部材14の
スリット14gに、下端は駆動部材3の取付部3cに掛
けられている。上地板10には爪部10fと支持部10
hが形成されている。爪部10fはラチェット部材14
の歯部14bに係合し、自己の弾性でラチェット部材1
4を押しているが、支持部10hがラチェット部材14
の鍔部14cを下側から支えているので、ラチェット部
材14が傾かないようになっている。
Description
根群と後羽根群とを同一方向へ順次走行させ、それらに
よって形成されるスリットによってフィルムを露光する
ようにしたカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関す
る。
タには、露光作動時に、夫々の駆動ばねによって回転さ
れ、先羽根群と後羽根群を作動させる先羽根用駆動部材
と後羽根用駆動部材が備えられている。そのうち、各駆
動ばねはコイルばねであって、一端を各駆動部材に掛
け、他端を固定のばね掛けに掛けているが、製造時に
は、その固定のばね掛け位置を変えることによって、駆
動力を調整できるようになっている。そして、その固定
のばね掛け位置を変えることができるようにした構成の
うち最も一般的であって精度良く調整できる構成として
は、ラチェット爪によって回転位置を固定され得るラチ
ェット部材を、上記の駆動部材と同心的且つ回転可能に
に配置し、そのラチェット部材の一部に駆動ばねの他端
を掛けるようにした構成が知られている。
ャッタ地板に略平行に取り付けられた上地板との間に、
回転可能に取り付けられるが、その取り付け方には大別
して二つのタイプがある。その一つは、シャッタ地板に
立設された軸に、駆動部材の筒状部を回転可能に嵌合さ
せる構成であり、もう一つは、駆動部材自身の回転軸の
上下端を、夫々シャッタ地板と上地板に回転可能に支承
させる構成である。そして、前者のタイプの場合には、
上記したラチェット部材は、シャッタ地板と上地板の間
において、シャッタ地板に立設された軸の先端側に回転
可能に嵌合され、後者のタイプの場合には、上記したラ
チェット部材は、通常、上地板に設けられた軸受け部材
に回転可能に嵌合される。本発明は、このような後者の
タイプの構成の改良に関するものである。
し、且つ実際に実施されているものの構成を、図5を用
いて説明する。尚、図5に示したのは要部の断面図であ
って、シャッタ機構の他の構成との関係については、実
施例の説明によって充分に理解できるので、ここではそ
の説明を省略する。また、図5に示した部材のうち、実
施例とは形状が異なっている部材であっても、実施例の
部材,部位に対応するものには実施例と同じ符号を用い
てある。図5において、シャッタ地板1には、カバー板
2と上地板10が略平行になるようにして取り付けられ
ている。上地板10には軸受け部材22が、かしめ加工
によって取り付けられている。
に大径部と小径部を有し、背面側に座部と大径部と小径
部を有している。そして、この駆動部材3は、表面側の
小径部を軸受け部材22の軸受け部22aに嵌合させ、
背面側の大径部をシャッタ地板1に形成された軸受け部
1hに嵌合させることによって、回転可能に支承されて
いる。また、軸受け部材22の外周面22bには、外周
部に歯部14bを形成したラチェット部材14が回転可
能に取り付けられており、その歯部14bには、上地板
10を折り曲げて形成した爪部10fが係合するように
なっている。更に、軸部3aの表面側の大径部には先羽
根用駆動ばね16が嵌装されていて、上端は折り曲げ
て、ラチェット部材14に形成されたスリット14gに
嵌め込まれ、下端はやはり折り曲げて、鉄片部材5の取
付部3cに掛けられている。
動部材3を、図の上方から見て時計方向へ急速に回転さ
せるために、強力な付勢力が付与されている。そこで、
爪部10fには弾性が付与されていて、駆動部材3が往
復回転するに際して、駆動ばね16の上端位置が動かな
いようにするために、即ちラチェット部材14が回転し
ないようにするために、ラチェット部材14に対して、
図5の右方向へ押すような力を作用させ、しっかりと歯
部14bと係合させるようにしている。そして、製作時
に、駆動部材3の駆動力を調整するに際しては、爪部1
0fを撓ませて歯部14bから外し、ラチェット部材1
4を所定の方向へ回転させることによって、異なる歯に
再度係合させるようにする。
な構成は、機能的には何ら問題がないが、製作上に問題
がある。即ち、軸受け部材22が上地板10にかしめら
れているために、かしめ加工後、例えばラチェット部材
14の歯部14bが破損したり、上地板10における他
の部材との組み付け部に異常が生じたりした場合、ラチ
ェット部材14だけを交換したり、上地板10のみを交
換することができず、両者とも交換しなければならなく
なる。そのため、出来ればかしめ加工をしなくて済むよ
うにする方法が望まれる。そうすれば、単に、上記のよ
うな交換時の無駄が省けるばかりでなく、かしめ加工を
無くすことによって工数の削減ができ、コストダウンの
効果が大きくなる。
考えられる。この図6に示した構成は、図5に示したラ
チェット部材14に軸部14aと軸受け部14eを形成
し、軸部14aを上地板10の孔10dに回転可能に嵌
合させ、軸受け部14eに駆動部材3の軸3aを嵌合さ
せるようにしたものである。このような構成にすること
によって、上記した交換時には、上地板10とラチェッ
ト部材14を個々に交換することが可能になるし、軸受
け部材22が不要となり且つかしめ加工も不要になるの
で、コスト面では極端に有利となる。
てしまう。即ち上記したように、ラチェット部材14に
は、爪部10fの弾性によって、図6において右方向へ
の力が掛かっている。他方、軸部14aと孔10dの間
には公差があって、且つ上地板10は比較的薄い部材で
ある。そのため、余程精度よく製作しないと、組立後、
図6の矢印Aのところを支点にして、どうしても傾きが
生じてしまう。そのために、駆動部材3の回転に不具合
が生じ、所期の安定した回転が行われず、ひいては露光
時間の制御にも影響を与えてしまうことになる。
めになされたものであり、その目的とするところは、各
駆動部材自身に設けた回転軸を、その上下端でシャッタ
地板と上地板に回転可能に支承させるようにした構成
を、性能を損なうことなくコストダウンできるようにし
たカメラ用のフォーカルプレンシャッタを提供すること
である。
めに、本発明のフォーカルプレンシャッタは、軸受け孔
を有していてシャッタ地板に所定の間隔を空けて略平行
になるようにして取り付けられた上地板と、同軸上の位
置には相反する側に軸部と軸受け部とを有し径方向位置
には第1係合部と第2係合部を有し外周面には歯部が形
成されていて該軸部を前記上地板の軸受け孔に回転可能
に嵌合させているラチェット部材と、軸部を有していて
その一端を前記シャッタ地板に他端を前記ラチェット部
材の前記軸受け部に回転可能に支承されている駆動部材
と、前記駆動部材の前記軸部に嵌装されていてその一端
を前記駆動部材に他端を前記ラチェット部材の第1係合
部に掛けている駆動ばねと、前記ラチェット部材の外周
面に形成されている前記歯部に圧接し且つ係合している
爪部材と、前記ラチェット部材の第2係合部に係合し前
記爪部材の圧接に対して前記ラチェット部材の姿勢を適
正に支えている支持部材とを備えているようにする。
ャッタにおいては、好ましくは、前記爪部材が前記上地
板に一体的に形成されているようにする。更に、本発明
におけるフォーカルプレンシャッタにおいては、好まし
くは、前記支持部材が前記上地板に一体的に形成されて
いるようにする。また、本発明におけるフォーカルプレ
ンシャッタにおいては、好ましくは、前記爪部材と前記
支持部材が同一部材によって形成されているようにす
る。更にまた、本発明におけるフォーカルプレンシャッ
タにおいては、好ましくは、前記ラチェット部材の外周
面には、前記歯部とは別に、前記歯部の歯に対して半ピ
ッチ歯の位相をずらせたもう一つの歯部が形成されてお
り、前記支持部材は該もう一つの歯部にも係合している
ようにする。
4に示した実施例によって説明する。尚、図1は実施例
の分解斜視図であり、図2は実施例の要部の断面図であ
る。また、図3は実施例において上地板に対するラチェ
ット部材の取り付け状態を示した平面図であり、図4は
その一部斜視図である。
製であって、周知のように略中央部には開口部1aが形
成されている。その開口部1aの左方には三つの円弧状
の孔1b,1c,1dと、円形の孔1eが形成されてい
るが、この円形の孔1eはカメラへ取り付けるために必
要な複数の孔のうちの一つである。また、これらの孔1
b,1c,1d,1eの近傍位置には、二つの軸1f,
1gと二つの軸受け部1h,1iが一体成形にて設けら
れている。このうち、二つの軸1f,1gには、シャッ
タ地板1側から間座部,大径部,小径部が形成されてい
て、各小径部の端面から軸方向へ向けてネジ穴が設けら
れている。また、二つの軸受け部1h,1iの中央部に
は、シャッタ地板1を貫通する孔が形成されている。
に、夫々所定の間隔を空けて、中間板とカバー板が順に
取り付けられているが、そのうちのカバー板2の一部だ
けが図2に示されている。実際には、中間板とカバー板
2にも上記開口部1aと類似の形状をした開口部が形成
されており、通常は、それらの三つの開口部の合成によ
って、シャッタユニットとしての露光開口が形成される
が、本実施例においては、実質上、開口部1aがその露
光開口を規制している。また、本実施例の場合には、シ
ャッタ地板1と中間板の間に形成された空間領域が先羽
根群の羽根室となり、中間板とカバー板2の間に形成さ
れた空間領域が後羽根群の羽根室となっている。そし
て、このようなシャッタユニットをカメラに組み付けた
場合には、シャッタ地板1がレンズ側になり、カバー板
2がフィルム側となる。
成樹脂製であって、軸部3a,作動ピン3b,取付部3
c,被押動部3dを形成している。そのうち、軸部3a
は、図2から分かるように、表面側に順に大径部と小径
部が形成され、背面側には順に座部,大径部,小径部が
形成されている。そして、背面側の大径部をシャッタ地
板1の軸受け部1hに回転可能に嵌合させている。ま
た、周知のように、先羽根群のアーム4と一体的に設け
られた間座の孔には、背面側の小径部を回転可能に嵌合
させている。
に形成された円弧状の孔1bを貫通し、周知のようにシ
ャッタ地板1の背面側で、アーム4に形成された孔に嵌
合している。それにより、先羽根用駆動部材3が露光作
動時に時計方向へ回転した場合には、開口部1aを覆っ
ていた先羽根群を重畳させつつ開口部1aの下方へ作動
させ、開口部1aを開くようになっている。更に、上記
した取付部3cには、後述する先羽根用電磁石の鉄芯部
材に吸着される鉄片部材5が取り付けられている。ま
た、被押動部3dは、その端面がカム面として形成され
ている。
て、実質的には先羽根用駆動部材3と同じ構成になって
おり、軸部6a,作動ピン6b,取付部6c,被押動部
6dを形成している。そのうち、軸部6aは、表面側に
順に大径部と小径部が形成され、図示していないが背面
側には軸部3aと同様に順に座部,大径部,小径部が形
成されている。そして、背面側の大径部をシャッタ地板
1の軸受け部1iに回転可能に嵌合させ、背面側の小径
部を後羽根群のアームに回転可能に嵌合させている。
形成された円弧状の孔1cを貫通し、周知のようにシャ
ッタ地板1の背面側で、後羽根群のアームに形成された
孔に嵌合しており、露光作動時において後羽根用駆動部
材6が時計方向へ回転した場合には、開口部1aの上方
位置に重畳していた後羽根群を展開させ、開口部1aを
閉じるようになっている。更に、上記した取付部6cに
は、後述する後羽根用電磁石の鉄芯部材に吸着される鉄
片部材7が取り付けられている。また、被押動部6d
は、その端面がカム面として形成されている。
タ地板1の軸1fに回転可能に嵌合させている。このセ
ット部材8は、それらの端面をカム面として形成した二
つの押動部8b,8cを有しており、夫々の端面を、上
記した被押動部3d,6dの端面に接触させ得るように
している。また、セット部材8は、ばね掛け8dと被押
動部8eを有している。このうち、ばね掛け8dには、
筒部8aに嵌装されたばね9の一端が掛けられている。
また、被押動部8eは、セット時に、カメラ本体側の部
材によって押される部位であり、その押動によってセッ
ト部材8が、初期位置から、ばね9の付勢力に抗して時
計方向へ回転されるようになっている。
は、上地板10とプリント配線板11が順に取り付けら
れている。その取り付け方は、先ず上地板10の孔10
a,10bを嵌合させ、次にプリント配線板11の孔1
1a,11bを嵌合させた後、該小径部に形成されたネ
ジ穴にビス12,13を螺合させる。また、上地板10
には、ばね掛け10cが形成されているが、これは上記
したばね9の他端を掛けるためのものである。
0eが形成されており、そこにはラチェット部材14,
15の軸部14a,15aが回転可能に嵌合している。
この軸部14a,15aは、更にプリント配線板11の
孔11c,11dにも嵌合しているが、これらの孔11
c,11dは単なる逃げ孔であって径が大きく、軸部1
4a,15aの位置を規制しているものではない。各ラ
チェット部材14,15は同一形状をしており、その外
周部に歯部14b,15b、鍔部14c,15c、周面
部14d,15dが形成されている。また、内部は空洞
になっていて、図2に示したラチェット部材14の断面
図からも分かるように、軸受け部14e(15e〔図示
省略。以下同じ〕)とリング状の凹部14f(15f)
が形成されている。そして、周知のようにして外周部と
内部を径方向に連絡するようにして、下方を開いたスリ
ット14g(15g)が形成されている。
e(15e)には、図2から理解できるように、各駆動
部材3,6の表面側に形成された小径部が回転可能に嵌
合している。また、各駆動部材3,6の表面側の大径部
には、先羽根用駆動ばね16と後羽根用駆動ばね17が
嵌装されている。これらの駆動ばね16,17は、露光
作動時に各駆動部材3,6を時計方向へ回転させるもの
であって、夫々の上端及び下端は折り曲げられ、上端は
上記したスリット14g(15g)に嵌め込まれてお
り、下端は鉄片部材5,7に関係しないようにして取付
部3c,6cに掛けられている。
部材14,15の外周部に係合する二つの折曲部が設け
られている。そして、各折曲部は途中で二つに分かれて
おり、夫々、歯部14b,15bに係合する爪部10
f,10gと、鍔部14c,15cに係合する支持部1
0h,10iを形成している。これらのうち爪部10
f,10gは、強力な駆動ばね16,17の力によっ
て、ラチェット部材14,15が反時計方向へ回転しな
いように係止する役目をするものであるため、図3に示
すように、矢印方向へ付勢力が働くようにして組み付け
られている。また、支持部10h,10iは鍔部14
c,15cの下面に接触してラチェット部材14,15
を支える役目をするものであるため、それらの先端は、
周面部14d,15dに接している必要はない。
の折曲部10j,10kと、それらに対向するようにし
て折り曲げられた折曲部10m,10nとが形成されて
いる。これらの折曲部10j,10k,10m,10n
は、いずれも折曲方向に弾性を有していて、二股の折曲
部10j,10kは、更にその二股を開く方向へも若干
撓むようになっている。そして、図面からは確認できな
いが、折曲部10m,10nには折曲面に孔が形成され
ている。これらの形状は、いずれも後述する電磁石を取
り付けるためのものであって、実際にはこれ以上に詳細
なその他の形状も説明しなければ具体的な取り付け方が
理解されないと考えるが、その詳細な構成については、
本出願人によって既に特許出願されており(特願平7−
291305号)、且つ直接本発明とは関係ないので、
この程度の説明に留めておく。
用電磁石とは、夫々、二つの磁極部を有する鉄芯部材1
8,19と、コイルを巻回したコイルボビン20,21
とで構成されており、コイルボビン20,21は鉄芯部
材18,19の一方の磁極部に嵌装されている。そし
て、先羽根用電磁石はビスを用いることなく折曲部10
j,10m等によって上地板10に取り付けられ、後羽
根用電磁石は折曲部10k,10n等によって同じく上
地板10に取り付けられている。また、このとき、コイ
ルボビン20,21の各々二つの端子ピン20a,21
aは、プリント配線板11の一対の孔11e,11fを
貫通し、プリント配線板11の表面側で半田付けされて
いる。
例においてはラチェット部材14,15を取り付けるに
際して、かしめ加工を必要としないし、図5に示した従
来例のような軸受け部材22を必要としない。また、製
作時において、部品交換が必要となった場合、上地板1
0とラチェット部材14,15を個々に交換することが
可能となって無駄がなくなる。従って、コスト低減上極
めて有利である。また、性能面には全く影響が生じな
い。即ち、ラチェット部材14,15は、その鍔部14
c,15cを上地板10の支持部10h,10iに乗
せ、支えられているので、爪部10f,10gによって
傾かされるような力が働いても、所定の姿勢を保つこと
が可能となり、各駆動部材3,6の回転に何の影響も与
えない。
く。撮影終了後、フィルムが巻き上げられると、それに
連動しているカメラ本体側の部材によって、セット部材
8が、ばね9に抗して時計方向へ回転される。それによ
って、先羽根用駆動部材3と後羽根用駆動部材6とは、
夫々の被押動部3d,6dを、セット部材8の押動部8
b,8cによって押され、夫々の駆動ばね16,17に
抗して反時計方向へ回転される。但し、そのとき、先羽
根用駆動部材3が僅かに早く作動を開始され、作動ピン
3bによって先羽根群を重畳位置から展開させ、そのス
リット形成羽根の一部が、展開状態にある後羽根群のス
リット形成羽根に重なった段階で、後羽根用駆動部材6
が作動を開始し、作動ピン6bによって後羽根群を重畳
させていくようになっている。このようにしてセット作
動が行われ、各駆動部材3,6に取り付けられた鉄片部
材5,7が、各電磁石の鉄芯部材18,19の磁極端面
に接触した段階でセット作動が終了し、カメラ本体側の
部材によって、セット部材8、ひいては各駆動部材3,
6はその状態に保持される。
と、その初期段階において先ず二つの電磁石に通電され
る。そして、鉄片部材5,7、即ち各駆動部材3,6が
各駆動ばね16,17に抗して磁気的に保持された後、
カメラ本体側の部材が退き、セット部材8は、ばね9に
よって初期位置に復帰する。その後、先羽根用電磁石に
対する通電が断たれると、先羽根用駆動部材3は先羽根
用駆動ばね16の力によって急速に時計方向へ回転し、
作動ピン3bによって先羽根群を重畳しつつ開口部1a
を開いていく。所定時間後に後羽根用電磁石に対する通
電が断たれると、後羽根用駆動部材6も後羽根用駆動ば
ね17の力によって急速に時計方向へ回転し、作動ピン
6bによって後羽根群を展開し、開口部1aを閉じてい
く。そして、両羽根群のスリット形成羽根間のスリット
でフィルムを露光し、撮影を終了するようになってい
る。
部材14,15に形成され、支持部10h,10iに係
合し且つ支持される部位の形状を、鍔部14c,15c
としてディスク状に形成したが、本発明においては、こ
のような形状に限定されるものではなく、支持部10
h,10iによってラチェット部材14,15の姿勢が
所定の姿勢に保たれ得るのであれば、どのような形状で
もよく、例えば実施例において周面部14d,15dの
下側にある面を係合部として、それを下方から長めに形
成した支持部10h,10iによって支えるようにして
も差し支えない。また、ラチェット部材14,15の軸
受け部14e(15e)は実施例のように孔として形成
したものに限定されず、それらを軸部として形成し、各
駆動部材3,6の軸部3a,6aの先端面に形成された
孔に嵌合させるようにしても差し支えない。
fと支持部10h、並びに爪部10gと支持部10i
を、夫々共通の折曲部に形成しているが、それらを個々
の折曲部に形成するようにしてもよく、且つこれらの爪
部10f,10g、支持部10h,10iを選択的に別
部材で構成し、上地板10に取り付けるようにしても差
し支えないし、更には上地板10以外の部材に取り付け
るようにしても差し支えない。
ト部材14,15に周面部14d,15dが形成されて
いるが、この部位は実施例の機能上からは特に必要とし
ないものである。しかし、公知のシャッタにおいては、
鍔部14c,15cが形成されておらず、周面部14
d,15dの部位に、歯部14b,15bとは半ピッチ
位相をずらせて、もう一つの歯部を形成したものがあ
る。そして、その場合、実施例における支持部10h,
10iが爪部として構成されており、それを、そのもう
一つの歯部に係合させている。このような構成のもの
は、各駆動ばね16,17の力量を細かく調整できるの
で、通常、高分解能タイプの調整機構と称しているが、
本発明を上記の実施例のように構成する場合には、その
ようなタイプのものに用いられている上地板を共通部品
として使用することが可能であり、また、本発明をその
ようなタイプのものに適用したい場合には、実施例にお
いて周面部14d,15dが形成されている部位に、歯
部14b,15bとは半ピッチ位相をずらせたもう一つ
の歯部を形成するだけで可能となる。
部材自身に設けた回転軸を、その上下端でシャッタ地板
と上地板に回転可能に支承させるようにしたタイプのフ
ォーカルプレンシャッタにおいて、性能を損なうことな
く従来よりもコスト低減が行え、極めて有効である。
の取り付け状態を示した平面図である。
る。
0e,11a,11b,11c,11d,11e,11
f 孔 1f,1g 軸 1h,1i,14e,22a 軸受け部 2 カバー板 3 先羽根用駆動部材 3a,6a,14a,15a 軸部 3b,6b 作動ピン 3c,6c 取付部 3d,6d,8e 被押動部 4 アーム 5,7 鉄片部材 6 後羽根用鼓動部材 8 セット部材 8a 筒部 8b,8c 押動部 8d,10c ばね掛け 9 ばね 10 上地板 10f,10g 爪部 10h,10i 支持部 10j,10k,10m,10n 折曲部 11 プリント配線板 12,13 ビス 14,15 ラチェット部材 14b,15b 歯部 14c,15c 鍔部 14d,15d 周面部 14f 凹部 14g スリット 16 先羽根用駆動ばね 17 後羽根用駆動ばね 18,19 鉄芯部材 20,21 コイルボビン 20a,21a 端子ピン 22 軸受け部材 22b 外周面
Claims (5)
- 【請求項1】 軸受け孔を有していてシャッタ地板に所
定の間隔を空けて略平行になるようにして取り付けられ
た上地板と、同軸上の位置には相反する側に軸部と軸受
け部とを有し径方向位置には第1係合部と第2係合部を
有し外周面には歯部が形成されていて該軸部を前記上地
板の軸受け孔に回転可能に嵌合させているラチェット部
材と、軸部を有していてその一端を前記シャッタ地板に
他端を前記ラチェット部材の前記軸受け部に回転可能に
支承されている駆動部材と、前記駆動部材の前記軸部に
嵌装されていてその一端を前記駆動部材に他端を前記ラ
チェット部材の第1係合部に掛けている駆動ばねと、前
記ラチェット部材の外周面に形成されている前記歯部に
圧接し且つ係合している爪部材と、前記ラチェット部材
の第2係合部に係合し前記爪部材の圧接に対して前記ラ
チェット部材の姿勢を適正に支えている支持部材とを備
えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。 - 【請求項2】 前記爪部材が前記上地板に一体的に形成
されていることを特徴とする請求項1に記載のフォーカ
ルプレンシャッタ。 - 【請求項3】 前記支持部材が前記上地板に一体的に形
成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
フォーカルプレンシャッタ。 - 【請求項4】 前記爪部材と前記支持部材が同一部材に
よって形成されていることを特徴とする請求項1に記載
のフォーカルプレンシャッタ。 - 【請求項5】 前記ラチェット部材の外周面には、前記
歯部とは別に、前記歯部の歯に対して半ピッチ歯の位相
をずらせたもう一つの歯部が形成されており、前記支持
部材は該もう一つの歯部にも係合していることを特徴と
する請求項1乃至4の何れかに記載のフォーカルプレン
シャッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31492796A JP3801705B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | フォーカルプレンシャッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31492796A JP3801705B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | フォーカルプレンシャッタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10161183A true JPH10161183A (ja) | 1998-06-19 |
| JP3801705B2 JP3801705B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=18059332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31492796A Expired - Fee Related JP3801705B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | フォーカルプレンシャッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3801705B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31492796A patent/JP3801705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3801705B2 (ja) | 2006-07-26 |
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Legal Events
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