JPH10161226A - 磁気読み取り装置 - Google Patents

磁気読み取り装置

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JPH10161226A
JPH10161226A JP8320380A JP32038096A JPH10161226A JP H10161226 A JPH10161226 A JP H10161226A JP 8320380 A JP8320380 A JP 8320380A JP 32038096 A JP32038096 A JP 32038096A JP H10161226 A JPH10161226 A JP H10161226A
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JP
Japan
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signal
magnetic
magnetic information
recording
error
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Withdrawn
Application number
JP8320380A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kodama
晋一 児玉
Kazuya Tsukamoto
和哉 塚本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10161226A publication Critical patent/JPH10161226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】S/Nが悪くとも正確に磁気情報を読み取るこ
とができる磁気読み取り装置を提供する。 【解決手段】銀塩フィルム面上に設けた磁気記録部より
磁気情報を読み取って記録再生信号を出力する磁気ヘッ
ド101と、記録再生信号を少なくとも3つの異なる判
定レベルにて判定するコンパレータ104、105、1
06と、この判定結果に基づいて磁気情報を生成するR
ISC107とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気読み取り装置に
関し、特に、銀塩フィルム面上に設けた磁気記録部より
磁気情報を読み取って記録再生信号を出力する磁気読み
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影時の情報を磁気情報として光学的な
画像と同時にセルフクロック方式で記録できるフィルム
(IX240)では、画像再生(プリントを含む)時に
記録された磁気情報を活用することができる。セルフク
ロック方式は同一データ列の中にクロック信号とデータ
信号を交互に配置した方式である。
【0003】ところで、フィルムに記録された磁気情報
は、必ずしもS/Nが良い状態で記録されているとはい
えず、データ列の読み出し時にクロックまたはデータの
抜けが発生することが考えられる。このため、特開平0
5−34793号公報はノイズ防止にヒステリシスを設
けることを開示している。また、特開平05−1503
15号公報は、2つのコンパレータによって信号レベル
を判定してデータの抜けを検出し、データ抜けが検出さ
れた場合はデータ抜けが検出された位置より前の情報を
用いてデータの復元を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平05−34793号公報に開示された方法で
は、前段でS/Nを向上させたとしてもノイズレベルが
大きいとヒステリシスの設定、例えばヒステリシス幅の
最適化などが難しくなってしまう。
【0005】また、上記した特開平05−150315
号公報に記載の復元方法では、ノイズによる影響でコン
パレータの出力信号にリンギングが発生し、正確な磁気
情報の読み取りができなくなってしまう。また、データ
抜けが検出された位置より前の情報を用いているので、
フィルム給送の速度にばらつきが生じた場合は正確な磁
気情報の読み出しができなくなってしまう。
【0006】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、S/Nが悪く
とも正確に磁気情報を読み取ることができる磁気読み取
り装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、フィルムの給
送速度にばらつきが生じても、正確に磁気情報を読み取
ることができ、検出エラーが生じた場合でも読み取られ
た磁気情報からデータを復元することができる磁気読み
取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る磁気読み取り装置は、銀塩フィ
ルム面上に設けた磁気記録部より磁気情報を読み取って
記録再生信号を出力する磁気読み取り手段と、上記記録
再生信号を少なくとも3つの異なる判定レベルにて判定
する信号判定手段と、この信号判定手段の判定結果に基
づいて磁気情報を生成する磁気情報生成手段とを具備す
る。
【0009】また、第2の発明に係る磁気読み取り装置
は、クロック信号とデータ信号とが交互に記録された銀
塩フィルム面上の磁気記録部から、フィルムを給送しつ
つ磁気情報を読み取って記録再生信号を出力する磁気読
み取り手段と、連続して読み取られた少なくとも2つの
信号の時間間隔を測定する間隔測定手段と、上記クロッ
ク信号またはデータ信号の検出エラーを判定するエラー
判定手段と、このエラー判定手段が、上記クロック信号
の検出エラーを判定した場合には、この検出エラーが生
じた近傍で測定された時間間隔を基準にクロック信号を
復元する磁気情報復元手段とを具備する。
【0010】また、第3の発明に係る磁気読み取り装置
は、第2の発明に係る磁気読み取り装置において、上記
磁気読み取り手段は、同一内容の磁気情報を複数の記録
領域に記録した磁気記録部から磁気情報を読み取るもの
であり、上記エラー判定手段が上記データ信号の検出エ
ラーを判定した場合、上記磁気情報復元手段は、いった
ん仮信号を生成し、この仮信号を上記複数の記録領域の
対応する位置にあるデータ信号で置換することにより復
元する。
【0011】すなわち、第1の発明に係る磁気読み取り
装置は、銀塩フィルム面上に設けた磁気記録部より磁気
読み取り手段によって磁気情報を読み取って記録再生信
号を出力し、信号判定手段によってこの記録再生信号を
少なくとも3つの異なる判定レベルにて判定する。そし
て、上記信号判定手段の判定結果に基づいて磁気情報生
成手段によって磁気情報を生成するようにする。
【0012】また、第2の発明に係る磁気読み取り装置
は、クロック信号とデータ信号とが交互に記録された銀
塩フィルム面上の磁気記録部から、フィルムを給送しつ
つ磁気読み取り手段によって磁気情報を読み取って記録
再生信号を出力する。このとき、連続して読み取られた
少なくとも2つの信号の時間間隔を間隔測定手段によっ
て測定するとともに、エラー判定手段によって上記クロ
ック信号またはデータ信号の検出エラーを判定する。そ
して、このエラー判定手段が、上記クロック信号の検出
エラーを判定した場合には、この検出エラーが生じた近
傍で測定された時間間隔を基準に磁気情報復元手段によ
ってクロック信号を復元するようにする。
【0013】また、第3の発明に係る磁気読み取り装置
は、第2の発明に係る磁気読み取り装置において、上記
磁気読み取り手段は、同一内容の磁気情報を複数の記録
領域に記録した磁気記録部から上記磁気読み取り手段に
よって磁気情報を読み取り、上記エラー判定手段が上記
データ信号の検出エラーを判定した場合には、上記磁気
情報復元手段によっていったん仮信号を生成し、この仮
信号を上記複数の記録領域の対応する位置にあるデータ
信号で置換することにより復元するようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。まず、本実施形態の概略を
説明する。図1は、S/Nが良好な理想的な状態で記録
された場合のクロック信号とデータ信号を示す図であ
り、(a)はセルフクロック方式にて記録された情報の
様子を示す。信号判定レベルV1,V3は基準電圧に対
して所定の値に設定される。V1はクロック信号を検出
するのに用いられ、V3(V1とは判定極性が逆にな
る。つまり、V3より低い電圧を検出する)はデータ信
号を検出するのに用いられる。
【0015】また、(b)はクロック信号C1の概略を
簡単に示している。信号間隔Yiはほぼ一定の間隔にな
る。(c)はデータ信号C3の概略を簡単に示してい
る。クロック信号C1間のどの位置にデータ信号C3が
現れるかによって“1”と“0”を判別する。例えば、
クロック信号C1の次のデータ信号C3がYi/2まで
に現れれば“0”となり、Yi/2より後に現れれば
“1”となる。この判定基準によれば図ではZ2、Z3
が“0”、Z1、Z4が“1”と判定される。
【0016】S/Nが良好な場合はこのようにしてデー
タ信号の“1”と“0”が判別される。図2は、S/N
が悪い現実的な状態で記録されたクロック信号とデータ
信号を示す。実際の信号には各種のノイズが重畳してお
りコンパレータ出力は振動を起こしてしまう。
【0017】(a)はクロック信号の抜けが存在する場
合のコンパレータ出力の様子を示しており、(b)はデ
ータ信号の抜けが存在する場合のコンパレータ出力の様
子を示している。
【0018】図2(a)、(b)では、判定レベルV1
に対するコンパレータ出力の様子をC1で示し、判定レ
ベルV2に対するコンパレータ出力の様子をC2で示し
ている。また、判定レベルV3に対するコンパレータ出
力(極性をV1,V2とは逆に設定する。つまりV3以
下の信号を検出する)の様子はC3で示されている。
【0019】(a),(b)ともにV1,V3の2つの
コンパレータだけで判定を行うとすると、リンギングし
ている信号を検出しながらクロック信号、データ信号の
判別およびデータ信号の現れる時間を計算する作業が必
要となってしまう。
【0020】そこで本実施形態では、図に示すように判
定レベルV1、V3のほかに、基準電圧付近に判定レベ
ルV2を設定することで容易に信号判定ができるように
している。本実施形態では、電源電圧として5(V)、
基準電圧(V2)として2.5(V)を用い、V1はV
2+0.2(V)、V3はV2−0.2(V)に設定し
ている。基準電圧V2は電源電圧レンジのほぼ中央付近
に設定するようにするとよい。
【0021】図3(a)は本発明の一実施形態に係る磁
気読み取り装置の構成を示す図であり、銀塩フィルム1
00の磁気層の信号を検出する磁気読み取り手段として
の磁気ヘッド101と、この磁気ヘッド101で検出さ
れた信号を増幅するアンプ(本実施形態では約6000
0倍の増幅を複数のアンプにて行う)102と、増幅さ
れた信号に帯域制限を加えるバンドパスフィルター(B
PF)103と、このBPF103の出力を3つの信号
レベルで判定する信号判定手段としての3つのコンパレ
ータ(C1,C2,C3)104,105,106と、
各コンパレータ出力を取り込むためのPO1、PO2、
PO3の割り込みポートを有し、上記信号判定手段の判
定結果に基づいて磁気情報を生成する磁気情報生成手段
としてのRISC(reduced instruction set computer)
107と、読み取った情報を一時記録するRAM108
と、読み取った情報を表示する表示回路(本体とは別の
部分にあってもよい。例えば本体とは別のPCの表示回
路等でもよい)109とから構成される。
【0022】ここで、上記したRISC107は2つの
信号の時間間隔を測定する間隔測定手段及び、クロック
信号またはデータ信号の検出エラーを判定するエラー判
定手段としての機能を有している。
【0023】コンパレータ(C1,C2,C3)10
4,105,106の基準電圧V1,V2,V3は、図
3(b)に示すように、電源電圧Vddを抵抗で分圧する
ような形で実現する。各抵抗値は調整可能である。ま
た、コンパレータ(C1,C2,C3)104,10
5,106は入力極性を逆に設定してあるのでコンパレ
ータC3に関してはV3の電圧信号以下を検出するよう
に設定してある。
【0024】上記した構成において、磁気ヘッド101
で検出された信号は増幅、帯域制限されて、コンパレー
タ(C1,C2,C3)104,105,106にて信
号レベルが判定され、RISC107の割り込みポート
PO1、PO2、PO3に入力される。RISC107
は以下に述べるように割り込み条件を検出信号に応じて
変更するとともに、検出した信号の順番と信号間隔を測
定する。そして検出された順番によりエラー判定を行
い、エラーがある場合は測定した時間間隔データを用い
て信号の最適化を行う。
【0025】図4(a)は磁気読み込みのシーケンスの
詳細を示すフローチャートである。まず、磁気読み込み
を開始する(#1101)。磁気読み込みはフィルム1
00を1駒送る中で行われる。次に#1102でイニシ
ャライズを行う。ここでは、データD(i),データ変
数i,エラー変数fを初期化するとともに、RISC1
07の割り込みポートPO1,PO2,PO3を割り込
み禁止状態にする。ここでPO1は判定レベルV1によ
ってクロック信号を検出するのに用いられ、PO2は判
定レベルV2によって信号を検出するのに用いられ、P
O3は判定レベルV3によってデータ信号を判定するの
に用いられる。
【0026】次にPO1の割り込みを許可してPO1の
信号レベルを読み取る(#1103)。次にPO1の割
り込み判定を行い(#1104)、割り込みがない場合
は、図4(b)に示すように駒送りの終了判定をしなが
ら#1104へ戻る。そして、割り込みが発生した場合
はPO1の割り込みを禁止する(#1105)。ここで
はPO1の信号レベルを読み取った後、直ちにPO1の
割り込みが禁止される。
【0027】次に、タイマーをリセットして再スタート
して(#1106)、PO2の割り込みを許可してPO
2の信号レベルを読み取る(#1107)。次にPO2
の割り込み判定を行い(#1108)、割り込みがない
場合は、図4(b)に示すように駒送りの終了判定をし
ながら#1108へ戻る。そして、割り込みが発生した
場合はPO2の割り込みを禁止する(#1109)。
【0028】次に、PO1、PO3の割り込みを許可し
てPO1、PO3の信号レベルを読み取る(#111
0)。次に、PO1とPO3の割り込みを判定し(#1
111、#1112)、PO1、PO3のどちらの割り
込みも発生していない場合は、図4(b)に示すように
駒送り終了判定を行いながら#1111へ戻る。
【0029】また、PO1の割り込みが発生してPO1
の信号レベルが読み取られたときは、図7(b)に示す
ようなデータ抜けがあるためにP3の読み取りが出来な
かった場合であり、タイマーを停止するとともに(#1
131)、データD(i)に仮信号として0を代入して
(#1132)、#1125へ移行する。ここで0を代
入する理由は、0を代入しないとこの位置には何も信号
がないものと判断されて以降のデータがつめて読み出さ
れてしまい、全体のデータ補正が正しく行われなくなっ
てしまうためである。また、D(i)に代入するのは0
でなく1でもよい。
【0030】このようなデータ抜けがあったものについ
ては以下の方法により復元される。すなわち、同一内容
の磁気情報を複数の記録領域、例えば3つの記録領域に
記録しておき、上記仮信号を、データ抜けがあった記録
領域より後の記録領域の対応する位置にあるデータ信号
によって置換することによって復元する。
【0031】一方、PO1ではなくPO3の割り込みが
発生した場合(図7(a)に示すようにデータ抜けがな
くPO3が正しく読み取られた場合)は、タイマーを停
止してその時点のタイマー時間を変数aに代入する(#
1113)。次に、PO1、PO3の割り込みを禁止す
るとともに(#1114)、タイマーをリセットして、
再スタートする(図5の#1115)。そして、PO2
の割り込みを許可してPO2の信号レベルを読み取り
(#1116)、その後PO2の割り込み判定を行う
(#1117)。
【0032】ここで、割り込みがない場合は、図4
(b)に示すように駒送りの終了判定をしながら#11
17へ戻る。割り込みが発生した場合は、PO2の割り
込みを禁止し(#1501)、PO1、PO3の割り込
みを許可してPO1、PO3の信号レベルを読み取る
(#1118)。次に、PO3とPO1の割り込みを判
定し(#1119、#1120)、PO3、PO1のど
ちらの割り込みも発生しない場合は、図4(b)に示す
ように、駒送り終了判定を行いながら#1119へ戻
る。
【0033】また、PO3の割り込みが発生した場合
は、クロック信号の読み取りが出来なかった場合であり
図6の#1141へ移行する。また、PO3ではなくP
O1の割り込みが発生した場合は、タイマーを停止して
タイマー時間を変数bに代入して(#1121)、変数
a,bの比較を行う(#1122)。ここで、変数a及
び変数bに代入されたタイマー時間は図7(a)に示す
時間間隔a、bに対応しており、aはデータ信号を中心
にして左隣に位置するクロック信号までの時間間隔とし
て、bは当該データ信号を中心にして右隣に位置するク
ロック信号までの時間間隔として定義されている。
【0034】図7(a)に示すように#1122の比較
結果がa>bの場合はD(i)に1を代入する(#11
23)。また、a>bでない場合は、D(i)に0を代
入する(#1124)。次に変数iにi+1を代入して
(#1125)、PO1、PO3の割り込みを禁止して
(#1126)、図4の#1106へ戻る。
【0035】一方、図6の#1141ではタイマーを停
止してタイマー時間を変数cに代入する。次に、PO
1、PO3の割り込みを禁止し(#1142)、タイマ
ーをリセットして再スタートする(#1143)。
【0036】次にPO2の割り込みを許可してPO2の
信号レベルを読み込む(#1144)。次にPO2の割
り込みの判定を行う(#1145)。ここで割り込みが
ない場合は、図4(b)に示すように駒送りの終了判定
をしながら#1145へ戻る。
【0037】また、割り込みが発生した場合は、PO2
の割り込みを禁止して(#1146)、PO1、PO3
の割り込みを許可してPO3、PO1の信号レベルを読
み込む(#1147)。次に、PO3とPO1の割り込
みを判定し(#1148、#1149)、PO3、PO
1のどちらかの割り込みも発生しない場合は、図4
(b)に示すように駒送り終了判定を行いながら#11
48へ戻る。
【0038】また、PO3の割り込みが発生した場合は
クロック信号の読み取りが連続して失敗したことにな
る。この場合は修復が不可能であるのでエラー変数fに
f+1を代入して(#1161)、表示回路109にエ
ラー表示を行う。次にデータ変数iにi+3を代入して
(#1162)、#1106へ移行する。
【0039】また、PO3ではなくPO1の割り込みが
発生した場合は、タイマーを停止してタイマー時間を変
数dに代入する(#1150)。次にPO1、PO3の
割り込みを禁止して(#1151)、変数aと変数(a
+c+d)/4の比較を行う(#1152)。ここで、
a、c、dは図7(c)に示す時間間隔に対応してお
り、a+c+dは2つのクロック信号間の時間間隔に相
当し、aは左側のクロック信号から、a+c+dの時間
間隔に入る2つのデータ信号のうち左側のデータ信号ま
での時間間隔として定義され、かつdは右側のクロック
信号から、a+c+dの時間間隔に入る2つのデータ信
号のうち右側のデータ信号までの時間間隔として定義さ
れ、cは2つのデータ信号間の時間間隔として定義され
ている。また、変数(a+c+d)/4は2つのクロッ
ク信号間の時間間隔a+c+dを4等分したものの1つ
の時間間隔である。
【0040】図7(c)に示すようにa>((a+c+
d+)/4)が成立する場合はD(i)に1を代入し
(#1153)、a>((a+c+d)/4)が成立し
ない場合はD(i)に0を代入する(#1154)。次
に、変数a+cと変数(a+c+d)*3/4の比較を
行う(#1155)。
【0041】ここで、a+c>((a+c+d)*3/
4)が成立する場合はD(i+1)に1を代入し(#1
156)、図7(c)に示すようにa+c>((a+c
+d)*3/4)が成立しない場合、すなわち、クロッ
ク抜けが存在する位置により近い位置にデータ信号があ
るときは、D(i+1)に0を代入する(#115
8)。次に変数iにi+2を代入して(#1157)、
#1106へ戻る。
【0042】上記したように、本実施形態では、連続し
て読み取られた少なくとも2つの信号(データ信号、ク
ロック信号)の時間間隔を測定し、クロック信号の検出
エラーがあったときには、この検出エラーが生じた近傍
で測定された時間間隔(a+c+d)を基準に自動的に
クロック信号を復元するようにしている。
【0043】図8は本発明の磁気読み取り装置をフィル
ムスキャナに適用した場合の構成を示す図であり、カー
トリッジに収納されたフィルム500と、このフィルム
500を駆動する駆動回路506と、フィルム500を
照明する光源(蛍光管等を用いるとよい)501と、フ
ィルム500の画像を撮像素子(例えばエリアCCD)
に結像させる光学系502と、フィルム500からの光
学像をディジタル画像に変換する撮像回路503と、フ
ィルム500の磁気情報を磁気ヘッド509によって読
み取る磁気回路505と、光源501、撮像回路50
3、磁気回路505、駆動回路506を制御すると共に
PC507と通信を行うRISC504と、情報通信を
行うPC507と、画像及び読み取った磁気情報の表示
や操作表示環境を提供するディスプレー508とから構
成される。
【0044】上記した構成において、フィルム500の
1駒送りの時点で磁気回路505はフィルム500に記
憶された磁気情報を読み込む。光源501、光学系50
2、撮像回路503にて画像を取り込みPCに情報を送
る。正常に磁気情報が得られた場合は画像と同時に情報
を表示する。正常なデータに復元できなかった場合は画
像のみ表示を行う。
【0045】図9は上記したフィルムスキャナの画像取
り込み・表示のシーケンスの詳細を示すフローチャート
である。まずスキャナのシーケンスを開始する(#21
01)。次にフィルム500を所定の状態にセットして
(#2102)、イニシャライズを行う(ここではエラ
ー変数fを0にする)(#2103)。次にPC507
からのコマンド入力により取り込む駒ナンバーKを指定
する(#2104)。次に指定された駒ナンバーKの直
前のK−1駒目まで高速に駒を駆動する(#210
5)。そしてK駒目を所定の速度で駆動する動作に同期
して磁気読みを行う(このときの磁気読み込みは前記し
た図4、図5、図6のフローに従って行われる)(#2
106、#2107)。次にエラー変数fの判定を行う
(#2108)。
【0046】ここでf=0の場合はエラーがないものと
判断して(データが復元可能な場合も含む)、上記した
復元方法でデータを復元して(#2109)、正常に生
成された磁気情報に応じて画像の取り込みを行い、読み
取った画像と磁気情報の表示(表示a)を行う(#21
10)。
【0047】また、エラーがある場合(f=1あるいは
2などf=0でない場合)はデータの復元ができない場
合であるので、所定のフォーマットで画像取り込みを行
い、取り込んだ画像と磁気データの読み取りにエラーが
発生した旨のエラー表示(表示b)を行う(#211
1)。すなわち、クロック信号の読み取りエラーが2個
以上連続した場合には、クロック信号の復元をあきらめ
て磁気データが以上である旨の警告(表示b)のみを行
うようにしている。
【0048】そして、何らかのコマンドがPCから指示
されるまで待機し(#2112)、コマンドが指示され
たときにはこのコマンドが終了コマンドであるかまたは
駒指定コマンドであるかを判断し(#2113)、いず
れかのコマンドである場合は次に駒指定コマンドである
か否かを判断し(#2115)、駒指定コマンドである
ときは#2103に戻り、駒指定コマンドでないときは
終了コマンドなので終了する(#2116)。
【0049】また、#2114で終了または駒指定以外
のコマンドであると判断されたときは、そのコマンドに
対応した処理を行なう(#2117)。上記した実施形
態によれば、磁気情報再生信号を少なくとも3つの判定
レベルにて判定するようにしたので、S/Nが悪くとも
正確に磁気情報を読み取ることができる。
【0050】また、クロック信号の検出エラーを判定し
た場合には、検出エラーが生じた近傍で測定された時間
間隔を基準にクロック信号を復元するようにしたので、
フィルムの給送速度にばらつきが生じても、正確に磁気
情報を読み取ることができ、かつ、検出エラーが生じた
場合には、読み取られた磁気情報からクロック信号を復
元することができる。
【0051】さらに、上記検出エラーを判定した場合に
は、いったん仮信号を生成し、この仮信号を、対応する
位置にある他の記録領域のデータ信号で置換して復元す
るようにしたので、検出できなかったデータ信号を復元
することができ、これによって、読み出した磁気情報の
信頼性を向上することができる。
【0052】なお、本実施形態では、信号レベルの検出
に3つのコンパレータを用いたが、エラーの最適化(検
出エラー近傍の時間間隔を用いる方式)に関しては2つ
のヒステリシスを有するコンパレータと組み合わせても
よい。この場合、ヒステリシスの幅はノイズレベルより
十分に広く設定する。また、3つの信号レベルではな
く、それ以上の信号レベルを用いてもよく、これによっ
てより細かい信号処理を行うことができる。
【0053】また、上記した実施形態では本発明をフィ
ルムスキャナに適用した場合について説明したが、これ
に限定されず例えばカメラ等に用いてもよい。また、上
記した実施形態ではRISCを用いてプログラム処理し
たが、これに限定されるものではなく、CISCなどを
用いてプログラム処理してもよい。CISCを用いる
と、RISCと比較して処理速度が低下するが、装置の
小型化を図ることができる。また、ハードロジックで処
理系を構成してもよい。
【0054】なお、上記した具体的実施形態から次のよ
うな構成を有する発明が導き出される。 (1)磁気情報を読み取る磁気読み取り手段と、この磁
気読み取り手段にて読み取られた信号を増幅する増幅手
段と、この増幅手段にて増幅された信号の帯域制限を行
うフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力信号を少な
くとも3つのレベルにて判定する信号判定手段と、この
信号判定手段の信号検出順番に応じて、磁気情報のデー
タを生成する磁気情報生成手段と、を具備することを特
徴とする磁気読み取り装置。 (2)磁気情報を読み取る磁気読み取り手段と、この磁
気読み取り手段にて読み取られた信号を増幅する増幅手
段と、この増幅手段にて増幅された信号の帯域制限を行
うフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力信号を少な
くとも3つのレベルにて判定する信号判定手段と、この
信号判定手段で判定した少なくとも2つの連続した信号
の時間間隔を測定する間隔測定手段と、上記信号判定手
段が判定した信号検出順番と、上記間隔測定手段の測定
した時間間隔とに応じて、上記磁気情報のデータを生成
する磁気情報生成手段と、を具備することを特徴とする
磁気読み取り装置。 (効果)上記(1)、(2)によれば、磁気情報再生信
号を少なくとも3つの判定レベルにて判定するので、S
/N比が悪くとも正確に磁気情報を読み取ることができ
る。 (3)クロック信号とデータ信号が交互に記録されるセ
ルフクロック方式にて記録された磁気情報を読み取る磁
気読み取り手段と、この磁気読み取り手段にて読み取ら
れた信号を増幅する増幅手段と、この増幅手段にて増幅
された信号の帯域制限を行うフィルタ手段と、このフィ
ルタ手段の出力信号を少なくとも3つのレベルにて判定
する信号判定手段と、この信号判定手段の出力信号列か
ら信号エラーを判定するエラー判定手段と、上記信号判
定手段の出力信号と、上記エラー判定手段の判定結果に
基づいて磁気情報のデータを生成する磁気情報生成手段
と、を具備することを特徴とする磁気読み取り装置。 (効果)上記(3)によれば、信号エラーが判定された
場合には、エラー復元処理などの磁気情報処理を行うこ
とができるので、信号読み取りミスを低減することが可
能となる。 (4)クロック信号とデータ信号とが交互に記録される
セルフクロック方式にて記録された磁気情報を読み取る
磁気読み取り手段と、この磁気読み取り手段の出力を識
別する信号判定手段と、この信号判定手段から順次出力
されるクロック信号またはデータ信号の時間間隔を測定
する間隔測定手段と、上記信号判定手段の出力信号列か
ら信号エラーを判定するエラー判定手段と、上記信号判
定手段の出力信号、上記間隔測定手段の出力値、および
上記エラー判定手段の判定結果に基づいて磁気情報のデ
ータを生成する磁気情報処理手段と、を具備することを
特徴とする磁気読み取り装置。 (5)クロック信号とデータ信号とが交互に記録される
セルフクロック方式にて記録された磁気情報を読み取る
磁気読み取り手段と、この磁気読み取り手段の出力をヒ
ステリシスを有する少なくとも2つのコンパレータにて
識別する信号判定手段と、この信号判定手段から順次出
力されるクロック信号またはデータ信号の時間間隔を測
定する間隔測定手段と、上記信号判定手段の出力信号列
から信号エラーを判定するエラー判定手段と、上記信号
判定手段の出力信号、上記間隔測定手段の出力値、およ
び上記エラー判定手段の判定結果に基づいて、磁気情報
のデータを生成する磁気情報処理手段と、を具備するこ
とを特徴とする磁気読み取り装置。 (効果)上記(3)、(4)、(5)によれば、信号エ
ラーが判定された場合には、エラー復元処理などの磁気
情報処理を行うことができるので、信号読み取りミスを
低減することが可能となる。 (6)上記(3)、(4)、(5)の磁気読み取り装置
において、上記エラー判定手段が上記クロック信号の抜
けを検出した場合には、この抜けたクロック信号を復元
する。 (7)上記(3)、(4)、(5)の磁気読み取り装置
において、上記エラー判定手段が上記クロック信号の抜
けを検出した場合には、上記磁気情報処理手段が、上記
間隔測定手段の測定した時間間隔に基づいて、抜けたク
ロック信号を復元する。 (8)上記(3)、(4)、(5)の磁気読み取り装置
において、上記エラー判定手段が上記クロック信号の抜
けを検出した場合には、上記磁気情報処理手段が、上記
間隔測定手段の測定した時間間隔に基づいて、抜けたク
ロック信号を復元する。 (効果)上記(6)、(7)、(8)によれば、抜けた
クロック信号の復元ができるので、読み出した磁気情報
の信頼性を向上することができる。 (9)同一内容の磁気情報を複数の記録領域に記録した
磁気記録部から磁気情報を読み取る上記(3)、
(4)、(5)の磁気読み取り装置において、上記エラ
ー判定手段がデータ信号を抜けを検出した場合には、上
記磁気情報手段がいったん仮信号を生成し、この仮信号
を上記複数の記録領域の対応するデータ信号で置換する
ことにより復元する。 (効果)上記(9)によれば、抜けたデータ信号の復元
ができるので、読み出した磁気情報の信頼性を向上する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、S/N
が悪くとも正確に磁気情報を読み取ることができる。ま
た、請求項2に記載の発明によれば、フィルムの給送速
度にばらつきが生じても、正確に磁気情報を読み取るこ
とができ、かつ、検出エラーが生じた場合には、読み取
られた磁気情報からクロック信号を復元することができ
る。
【0056】また、請求項3に記載の発明によれば、検
出できなかったデータ信号を復元することができ、これ
によって、読み出した磁気情報の信頼性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において、S/Nが良好な
理想的な状態で記録された場合のクロック信号とデータ
信号を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態において、S/Nが悪い現
実的な状態で記録されたクロック信号とデータ信号を示
す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る磁気読み取り装置の
構成を示す図である。
【図4】磁気読み込みのシーケンスの詳細を示すフロー
チャートの前部である。
【図5】磁気読み込みのシーケンスの詳細を示すフロー
チャートの中部である。
【図6】磁気読み込みのシーケンスの詳細を示すフロー
チャートの後部である。
【図7】クロック信号及びデータ信号の抜けについて説
明するための図である。
【図8】本発明の磁気読み取り装置をフィルムスキャナ
に適用した場合の構成を示す図である。
【図9】フィルムスキャナの画像取り込み・表示のシー
ケンスの詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…フィルム、101…磁気ヘッド、102…アン
プ、103…バンドパスフィルタ、104、105、1
06…コンパレータ、107…RISC、108…RA
M、109…表示回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩フィルム面上に設けた磁気記録部よ
    り磁気情報を読み取って記録再生信号を出力する磁気読
    み取り手段と、 上記記録再生信号を少なくとも3つの異なる判定レベル
    にて判定する信号判定手段と、 この信号判定手段の判定結果に基づいて磁気情報を生成
    する磁気情報生成手段と、 を具備することを特徴とする磁気読み取り装置。
  2. 【請求項2】 クロック信号とデータ信号とが交互に記
    録された銀塩フィルム面上の磁気記録部から、フィルム
    を給送しつつ磁気情報を読み取って記録再生信号を出力
    する磁気読み取り手段と、 連続して読み取られた少なくとも2つの信号の時間間隔
    を測定する間隔測定手段と、 上記クロック信号またはデータ信号の検出エラーを判定
    するエラー判定手段と、 このエラー判定手段が、上記クロック信号の検出エラー
    を判定した場合には、この検出エラーが生じた近傍で測
    定された時間間隔を基準にクロック信号を復元する磁気
    情報復元手段と、 を具備することを特徴とする磁気読み取り装置。
  3. 【請求項3】 上記磁気読み取り手段は、同一内容の磁
    気情報を複数の記録領域に記録した磁気記録部から磁気
    情報を読み取るものであり、上記エラー判定手段が上記
    データ信号の検出エラーを判定した場合、上記磁気情報
    復元手段は、いったん仮信号を生成し、この仮信号を上
    記複数の記録領域の対応する位置にあるデータ信号で置
    換することにより復元することを特徴とする請求項2記
    載の磁気読み取り装置。
JP8320380A 1996-11-29 1996-11-29 磁気読み取り装置 Withdrawn JPH10161226A (ja)

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