JPH1016127A - イージーオープン缶用蓋 - Google Patents
イージーオープン缶用蓋Info
- Publication number
- JPH1016127A JPH1016127A JP8175307A JP17530796A JPH1016127A JP H1016127 A JPH1016127 A JP H1016127A JP 8175307 A JP8175307 A JP 8175307A JP 17530796 A JP17530796 A JP 17530796A JP H1016127 A JPH1016127 A JP H1016127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- lid
- ethylene
- open
- easy
- Prior art date
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- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 指でつまんで容易に開封できるイージーオー
プン缶用の蓋であり、特に耐腐蝕性、耐フェザーリング
性及び長期保管時の保存性、フレーバー性に優れたイー
ジーオープン缶用蓋を提供する。 【解決手段】 アルミニウム板または鋼板の少なくとも
片面に、エポキシ樹脂、脂肪酸又はヒドロキシ置換フェ
ノールからなる薄膜を350℃以上の温度で熱処理した
熱変性被膜を介してポリアミド樹脂層/ポリオレフィン
系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂層を順次被覆した金属積層板を、
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層が最内面と
なるように冷間加工してなるイージーオープン缶用蓋。
プン缶用の蓋であり、特に耐腐蝕性、耐フェザーリング
性及び長期保管時の保存性、フレーバー性に優れたイー
ジーオープン缶用蓋を提供する。 【解決手段】 アルミニウム板または鋼板の少なくとも
片面に、エポキシ樹脂、脂肪酸又はヒドロキシ置換フェ
ノールからなる薄膜を350℃以上の温度で熱処理した
熱変性被膜を介してポリアミド樹脂層/ポリオレフィン
系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂層を順次被覆した金属積層板を、
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層が最内面と
なるように冷間加工してなるイージーオープン缶用蓋。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指でつまんで容易
に開封できるイージーオープン缶に好適に使用できる、
耐腐蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管時の保存
性、フレーバー性に優れたイージーオープン缶用蓋に関
する。
に開封できるイージーオープン缶に好適に使用できる、
耐腐蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管時の保存
性、フレーバー性に優れたイージーオープン缶用蓋に関
する。
【0002】
【従来技術及びその課題】指でつまんで容易に開封でき
るイージーオープン缶が、飲料缶等の用途に使用されて
いる。このようなイージーオープン缶用の蓋材には、通
常、アルミニウム板の表面にエポキシユリア樹脂塗料、
熱硬化性ビニル樹脂系塗料、塩化ビニルオルガノゾル系
塗料等によって塗装された塗装アルミニウム板を用いて
蓋の形状に冷間加工されたものが使用されている。
るイージーオープン缶が、飲料缶等の用途に使用されて
いる。このようなイージーオープン缶用の蓋材には、通
常、アルミニウム板の表面にエポキシユリア樹脂塗料、
熱硬化性ビニル樹脂系塗料、塩化ビニルオルガノゾル系
塗料等によって塗装された塗装アルミニウム板を用いて
蓋の形状に冷間加工されたものが使用されている。
【0003】このような塗装アルミニウム板は、アルミ
ニウムに対する腐蝕性の穏やか内容物の場合には、特に
品質上の問題はないが、アルミニウムに対する腐蝕性の
強い内容物の場合には、塗装される被膜の厚みを厚くす
ることがなされ、開封時に開口部に塗膜が千切れてフェ
ザーといわれる膜残りが発生し、いわゆる耐フェザーリ
ング性に劣るという問題があった。
ニウムに対する腐蝕性の穏やか内容物の場合には、特に
品質上の問題はないが、アルミニウムに対する腐蝕性の
強い内容物の場合には、塗装される被膜の厚みを厚くす
ることがなされ、開封時に開口部に塗膜が千切れてフェ
ザーといわれる膜残りが発生し、いわゆる耐フェザーリ
ング性に劣るという問題があった。
【0004】ここで、上記問題を解決するために、塗装
に変えて変性ポリオレフィン樹脂層を接着層としてポリ
オレフィン樹脂層をアルミニウム板に熱圧着する技術が
提案されている(特開平1−152057号)が、ポリ
オレフィン樹脂独特の臭気が内容物に移り、フレーバー
性に劣る傾向が見られた。そこで、この問題を解決する
ために上記ポリオレフィン系樹脂に変えて、ポリアミド
樹脂層またはポリアミド樹脂層とエチレン−ビニルアル
コール共重合体樹脂層を被覆した金属積層体を冷間加工
してなるイージーオープン缶用蓋が提案されている(特
開平6−227546号)。
に変えて変性ポリオレフィン樹脂層を接着層としてポリ
オレフィン樹脂層をアルミニウム板に熱圧着する技術が
提案されている(特開平1−152057号)が、ポリ
オレフィン樹脂独特の臭気が内容物に移り、フレーバー
性に劣る傾向が見られた。そこで、この問題を解決する
ために上記ポリオレフィン系樹脂に変えて、ポリアミド
樹脂層またはポリアミド樹脂層とエチレン−ビニルアル
コール共重合体樹脂層を被覆した金属積層体を冷間加工
してなるイージーオープン缶用蓋が提案されている(特
開平6−227546号)。
【0005】しかしながら、この構成のものは、上記耐
フェザーリング性やフレーバー性の性能は改良できた
が、耐水性に劣る傾向にあり、長期間の保存では樹脂層
が変質し長期間保存性に劣るという問題があった。
フェザーリング性やフレーバー性の性能は改良できた
が、耐水性に劣る傾向にあり、長期間の保存では樹脂層
が変質し長期間保存性に劣るという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解消したイージーオープン缶用蓋を見出したものであ
り、その要旨とするところは、アルミニウム板または鋼
板の少なくとも片面に、エポキシ樹脂、脂肪酸又はヒド
ロキシ置換フェノールからなる薄膜を350℃以上の温
度で熱処理した熱変性被膜を介してポリアミド樹脂層/
ポリオレフィン系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチ
レン−ビニルアルコール共重合体樹脂層を順次被覆した
金属積層板を、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹
脂層が最内面となるように冷間加工してなるイージーオ
ープン缶用蓋にある。
解消したイージーオープン缶用蓋を見出したものであ
り、その要旨とするところは、アルミニウム板または鋼
板の少なくとも片面に、エポキシ樹脂、脂肪酸又はヒド
ロキシ置換フェノールからなる薄膜を350℃以上の温
度で熱処理した熱変性被膜を介してポリアミド樹脂層/
ポリオレフィン系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチ
レン−ビニルアルコール共重合体樹脂層を順次被覆した
金属積層板を、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹
脂層が最内面となるように冷間加工してなるイージーオ
ープン缶用蓋にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するアルミニウム板は、加工性や強度の点
からマグネシウムとの合金であるJISH0001によ
る5,000系のものが好適に使用される。また、表面
には通常のクロメート処理、ジルコニウム処理やチタネ
ート処理などの化成処理したものや、電解エッチングな
どの物理的表面処理したものを使用してもよい。アルミ
ニウム板の厚みは、0.2mm〜0.4mm、好ましく
は0.25mm〜0.35mmの範囲のものが使用でき
る。
本発明で使用するアルミニウム板は、加工性や強度の点
からマグネシウムとの合金であるJISH0001によ
る5,000系のものが好適に使用される。また、表面
には通常のクロメート処理、ジルコニウム処理やチタネ
ート処理などの化成処理したものや、電解エッチングな
どの物理的表面処理したものを使用してもよい。アルミ
ニウム板の厚みは、0.2mm〜0.4mm、好ましく
は0.25mm〜0.35mmの範囲のものが使用でき
る。
【0008】また、本発明で使用する鋼板は、両面にめ
っき被膜を有する錫めっき鋼板、ニッケルめっき鋼板、
あるいはこれらの表面に化成処理を施した鋼板、下層が
金属クロム、上層がクロム水和酸化物の2層構造を有す
るティンフリースチール等が好適に使用される。鋼板の
厚みは、0.2mm〜0.4mm、好ましくは0.25
mm〜0.35mmの範囲のものが使用できる。
っき被膜を有する錫めっき鋼板、ニッケルめっき鋼板、
あるいはこれらの表面に化成処理を施した鋼板、下層が
金属クロム、上層がクロム水和酸化物の2層構造を有す
るティンフリースチール等が好適に使用される。鋼板の
厚みは、0.2mm〜0.4mm、好ましくは0.25
mm〜0.35mmの範囲のものが使用できる。
【0009】上記アルミニウム板または鋼板の少なくと
も片面には、熱変性被膜を介して特定の樹脂層を被覆す
る必要がある。熱変性被膜としては、エポキシ樹脂、脂
肪酸、あるいはヒドロキシ置換フェノールからなる薄膜
を350℃以上の温度で熱処理して形成したものであ
る。熱処理温度が350℃未満では樹脂層との接着性が
向上しにくいという問題がある。
も片面には、熱変性被膜を介して特定の樹脂層を被覆す
る必要がある。熱変性被膜としては、エポキシ樹脂、脂
肪酸、あるいはヒドロキシ置換フェノールからなる薄膜
を350℃以上の温度で熱処理して形成したものであ
る。熱処理温度が350℃未満では樹脂層との接着性が
向上しにくいという問題がある。
【0010】ここで、薄膜に使用するエポキシ樹脂とし
ては、ビスフェノ一ルAとエポクロルヒドリンからなる
ビスフェノ一ル型エポキシ樹脂で分子量が330〜3,
000のものが好適に使用でき、脂肪酸としては、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ヒドロキシ置換
フェノ一ルとしてはサリチルアルコール、ヒドロキシメ
チルクレゾール等が挙げられる。薄膜は、通常のロール
コータで塗布すればよい。
ては、ビスフェノ一ルAとエポクロルヒドリンからなる
ビスフェノ一ル型エポキシ樹脂で分子量が330〜3,
000のものが好適に使用でき、脂肪酸としては、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ヒドロキシ置換
フェノ一ルとしてはサリチルアルコール、ヒドロキシメ
チルクレゾール等が挙げられる。薄膜は、通常のロール
コータで塗布すればよい。
【0011】本発明の樹脂層で使用するポリアミド樹脂
としては、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン6/66共重合体等が挙げられ、またポリアミド系
エラストマー、耐衝撃性ナイロン等も使用できるがこれ
らに限定されるものではない。
としては、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン6/66共重合体等が挙げられ、またポリアミド系
エラストマー、耐衝撃性ナイロン等も使用できるがこれ
らに限定されるものではない。
【0012】また、樹脂層で使用するポリオレフィン系
接着樹脂としては、無水マレイン酸などの酸成分で変性
した酸変性ポリオレフィン樹脂、エチレンと(メタ)ア
クリル酸コポリマー、エチレンとメタアクリル酸コポリ
マーをナトリウム・亜鉛等の金属イオンで部分的に架橋
したいわゆるアイオノマー樹脂、エチレンとエチルアク
リレートのコポリマー等が使用できるがこれらに限定さ
れるものではない。さらに、樹脂層で使用するエチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂としては、エチレン含
量が20モル%〜60モル%のものが好適に使用でき、
厚みは5μm〜30μm、好ましくは10μm〜20μ
mの範囲のものが好適に使用できる。
接着樹脂としては、無水マレイン酸などの酸成分で変性
した酸変性ポリオレフィン樹脂、エチレンと(メタ)ア
クリル酸コポリマー、エチレンとメタアクリル酸コポリ
マーをナトリウム・亜鉛等の金属イオンで部分的に架橋
したいわゆるアイオノマー樹脂、エチレンとエチルアク
リレートのコポリマー等が使用できるがこれらに限定さ
れるものではない。さらに、樹脂層で使用するエチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂としては、エチレン含
量が20モル%〜60モル%のものが好適に使用でき、
厚みは5μm〜30μm、好ましくは10μm〜20μ
mの範囲のものが好適に使用できる。
【0013】上記組成からなる樹脂層はポリアミド樹脂
層/ポリオレフィン系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層からなり、
熱変性被膜を介して金属板上に被覆される。
層/ポリオレフィン系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層からなり、
熱変性被膜を介して金属板上に被覆される。
【0014】ここで、上記樹脂層の総厚みは20〜10
0μm、好ましくは30〜80μmの範囲で好適に使用
できる。また各層の厚み比率は、ポリアミド樹脂層の合
計厚み:ポリオレフィン系接着樹脂層:エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層=(1:1:1)〜(1:
2:1)の範囲とすることが好ましく、ポリオレフィン
系接着樹脂層の比率が低すぎると、内容物が水溶性のも
のでは耐腐食性に劣り易く、比率が高すぎると冷間加工
性が劣り易い傾向がある。
0μm、好ましくは30〜80μmの範囲で好適に使用
できる。また各層の厚み比率は、ポリアミド樹脂層の合
計厚み:ポリオレフィン系接着樹脂層:エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層=(1:1:1)〜(1:
2:1)の範囲とすることが好ましく、ポリオレフィン
系接着樹脂層の比率が低すぎると、内容物が水溶性のも
のでは耐腐食性に劣り易く、比率が高すぎると冷間加工
性が劣り易い傾向がある。
【0015】上記樹脂層は熱変性被膜を介して、アルミ
ニウム板または鋼板の少なくとも片面に被覆されるが、
被覆方法としては、通常の溶融ラミネート方法によれば
よい。 また、樹脂層は予め共押出し成形法により製膜
した4層の複合フイルムを用いてもよいし、ラミネート
時に順次、積層してもよい。得られた金属積層体は、樹
脂層が内面となるように通常の冷間加工により蓋の形状
に応じて成形される。
ニウム板または鋼板の少なくとも片面に被覆されるが、
被覆方法としては、通常の溶融ラミネート方法によれば
よい。 また、樹脂層は予め共押出し成形法により製膜
した4層の複合フイルムを用いてもよいし、ラミネート
時に順次、積層してもよい。得られた金属積層体は、樹
脂層が内面となるように通常の冷間加工により蓋の形状
に応じて成形される。
【0016】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0017】
(実施例1)表面をクロメート処理したアルミニウム板
(A5052−O 厚み0.25mm)の片側表面にビ
スフェノ一ル型エポキシ樹脂(分子量:380 エポキ
シ当量:180〜200)を1,1,1,トリクロロエ
タンで溶解した後ロールコーターにて、塗布乾燥後の厚
みが、1μmとなるように塗布した。
(A5052−O 厚み0.25mm)の片側表面にビ
スフェノ一ル型エポキシ樹脂(分子量:380 エポキ
シ当量:180〜200)を1,1,1,トリクロロエ
タンで溶解した後ロールコーターにて、塗布乾燥後の厚
みが、1μmとなるように塗布した。
【0018】上記アルミニウム板を400℃以上で熱処
理して上記エポキシ樹脂を熱変性させた後、ナイロン6
/酸変性直鎖状低密度ポリエチレン樹脂/ナイロン6/
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(厚み:7.
5μm/15μm/7.5μm/10μm)からなる複
合フイルムを溶融ラミネートした。
理して上記エポキシ樹脂を熱変性させた後、ナイロン6
/酸変性直鎖状低密度ポリエチレン樹脂/ナイロン6/
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(厚み:7.
5μm/15μm/7.5μm/10μm)からなる複
合フイルムを溶融ラミネートした。
【0019】上記金属積層板を用いて樹脂層が内面とな
るように、スコアー加工(スコアー残存厚み、95μ
m)、リベット取付け加工をプレスにて行ない、83m
m径のイージーオープン缶用蓋を成形した。得られた蓋
により耐腐蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管後の
保存性、フレーバー性を評価し、その結果を表1に示し
た。
るように、スコアー加工(スコアー残存厚み、95μ
m)、リベット取付け加工をプレスにて行ない、83m
m径のイージーオープン缶用蓋を成形した。得られた蓋
により耐腐蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管後の
保存性、フレーバー性を評価し、その結果を表1に示し
た。
【0020】ここで、評価方法は下記の通りである。 [耐腐蝕性評価]1%食塩水中にて、蓋内面を陰極、白
金電極を陽極として取り付け、6Vの印加電圧をかけた
時の10秒後に流れる電流値を測定した。
金電極を陽極として取り付け、6Vの印加電圧をかけた
時の10秒後に流れる電流値を測定した。
【0021】[耐フェザーリング性評価]缶本体上部に
上記蓋を巻締めして取り付けた。ついで缶を120℃で
90分間レトルト殺菌した前後で、実際に指で蓋を開封
した時の膜残りの発生状況を目視にて評価した。膜残り
が全くなかったもの(○)、膜残りが若干みられたもの
(△)膜残りが顕著にみられたもの(×)とした。
上記蓋を巻締めして取り付けた。ついで缶を120℃で
90分間レトルト殺菌した前後で、実際に指で蓋を開封
した時の膜残りの発生状況を目視にて評価した。膜残り
が全くなかったもの(○)、膜残りが若干みられたもの
(△)膜残りが顕著にみられたもの(×)とした。
【0022】[長期保管評価]内容物として市販のスポ
ーツ飲料水を用い、缶内に収納し上記蓋を取り付け、5
0℃で2月間保管した後、蓋を開封して、保存性とフレ
ーバー性を評価した。保存性は保管後に全く異常がなか
ったもの(○)、樹脂層等の被膜に膨れが部分的にみら
れるもの(△)、被膜に膨れが全面的にみられるもの
(×)とした。フレーバー性は保管後、内容物の臭気の
有無をチェックしたものであり、異臭が感じられなかっ
たもの(○)、異臭が感じられたもの(×)とした。
ーツ飲料水を用い、缶内に収納し上記蓋を取り付け、5
0℃で2月間保管した後、蓋を開封して、保存性とフレ
ーバー性を評価した。保存性は保管後に全く異常がなか
ったもの(○)、樹脂層等の被膜に膨れが部分的にみら
れるもの(△)、被膜に膨れが全面的にみられるもの
(×)とした。フレーバー性は保管後、内容物の臭気の
有無をチェックしたものであり、異臭が感じられなかっ
たもの(○)、異臭が感じられたもの(×)とした。
【0023】(実施例2)アルミニウム板に代えて下層
が金属クロム、上層がクロム水酸化物の2層の化成被膜
を有するティンフリースチールを用いる以外は実施例1
と同一内容でイージーオープン缶用蓋を構成した後、実
施例1と同様に評価テストを行なった。
が金属クロム、上層がクロム水酸化物の2層の化成被膜
を有するティンフリースチールを用いる以外は実施例1
と同一内容でイージーオープン缶用蓋を構成した後、実
施例1と同様に評価テストを行なった。
【0024】(比較例1)実施例1の複合フイルムに代
えてナイロン6フイルム(厚み40μm)を溶融ラミネ
ートした以外は実施例1と同一内容でイージーオープン
缶用蓋を構成した後、実施例1と同様に評価テストを行
なった。
えてナイロン6フイルム(厚み40μm)を溶融ラミネ
ートした以外は実施例1と同一内容でイージーオープン
缶用蓋を構成した後、実施例1と同様に評価テストを行
なった。
【0025】(比較例2)クロメート被膜量が10mg
/m2 を有する表面化成処理アルミニウム板(A518
2−O厚み0.25mm)に塩ビオルガノゾル系塗料に
て10μmの膜厚に塗装し焼き付けした。得られた塗装
アルミ板にて、実施例1と同様にイージーオープン缶用
蓋を成形した後、実施例1と同様に評価テストを行なっ
た。
/m2 を有する表面化成処理アルミニウム板(A518
2−O厚み0.25mm)に塩ビオルガノゾル系塗料に
て10μmの膜厚に塗装し焼き付けした。得られた塗装
アルミ板にて、実施例1と同様にイージーオープン缶用
蓋を成形した後、実施例1と同様に評価テストを行なっ
た。
【0026】(比較例3)クロメート被膜量が10mg
/m2 を有する表面化成処理アルミニウム板(A518
2−O 厚み0.25mm)に厚さ50μmの積層フイ
ルム(ポリプロピレン層、40μm/酸変性ポリプロピ
レン層、10μm)を、酸変性ポリプロピレン層がアル
ミニウム板側になるように熱融着により接着した後、実
施例1と同様にイージーオープン缶用蓋を成形し、実施
例1と同様に評価テストを行なった。
/m2 を有する表面化成処理アルミニウム板(A518
2−O 厚み0.25mm)に厚さ50μmの積層フイ
ルム(ポリプロピレン層、40μm/酸変性ポリプロピ
レン層、10μm)を、酸変性ポリプロピレン層がアル
ミニウム板側になるように熱融着により接着した後、実
施例1と同様にイージーオープン缶用蓋を成形し、実施
例1と同様に評価テストを行なった。
【0027】
【表1】
【0028】表1より、本発明の実施例1,2について
は、いずれの評価項目も優れていることが判る。これに
対して、樹脂層としてポリアミド樹脂フイルムのみを被
覆した比較例1は、長期保管時の保存性に劣り、塩ビオ
ルガノゾル系塗料による塗装品である比較例2について
は、耐腐蝕性と耐フェザーリング性に劣り、ポリオレフ
イン樹脂を被覆してなる比較例3については、耐腐蝕性
と耐フェザーリング性は優れているが、フレーバー性に
劣ることが判る。
は、いずれの評価項目も優れていることが判る。これに
対して、樹脂層としてポリアミド樹脂フイルムのみを被
覆した比較例1は、長期保管時の保存性に劣り、塩ビオ
ルガノゾル系塗料による塗装品である比較例2について
は、耐腐蝕性と耐フェザーリング性に劣り、ポリオレフ
イン樹脂を被覆してなる比較例3については、耐腐蝕性
と耐フェザーリング性は優れているが、フレーバー性に
劣ることが判る。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明の蓋によれば耐腐
蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管時の保存性、フ
レーバー性に優れており、各種内容物を収納したイージ
ーオープン缶用として好適に使用できる。
蝕性、耐フェザーリング性及び長期保管時の保存性、フ
レーバー性に優れており、各種内容物を収納したイージ
ーオープン缶用として好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/42 101 B32B 27/42 101 B65D 53/00 B65D 53/00 A
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウム板または鋼板の少なくとも
片面に、エポキシ樹脂、脂肪酸又はヒドロキシ置換フェ
ノールからなる薄膜を350℃以上の温度で熱処理した
熱変性被膜を介してポリアミド樹脂層/ポリオレフィン
系接着樹脂層/ポリアミド樹脂層/エチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂層を順次被覆した金属積層板を、
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層が最内面と
なるように冷間加工してなるイージーオープン缶用蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175307A JPH1016127A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | イージーオープン缶用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175307A JPH1016127A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | イージーオープン缶用蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016127A true JPH1016127A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15993814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8175307A Pending JPH1016127A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | イージーオープン缶用蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016127A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006008913A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Toyo Kohan Co., Ltd. | 樹脂被覆アルミニウム合金板およびそれを用いた缶蓋 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP8175307A patent/JPH1016127A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006008913A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Toyo Kohan Co., Ltd. | 樹脂被覆アルミニウム合金板およびそれを用いた缶蓋 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040816 |