JPH1016167A - ポリエステル複合フィルム - Google Patents

ポリエステル複合フィルム

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JPH1016167A
JPH1016167A JP7885097A JP7885097A JPH1016167A JP H1016167 A JPH1016167 A JP H1016167A JP 7885097 A JP7885097 A JP 7885097A JP 7885097 A JP7885097 A JP 7885097A JP H1016167 A JPH1016167 A JP H1016167A
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JP
Japan
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acid
resin
group
water
polyester
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Application number
JP7885097A
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English (en)
Inventor
Takashi Sumiya
隆 角谷
Satoru Horiuchi
哲 堀内
Kenji Yamamoto
健二 山本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH1016167A publication Critical patent/JPH1016167A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/036Multilayers with layers of different types
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/281Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿条件に耐久性のある易滑性、易接着
性、帯電防止性を有するポリエステルフィルムを提供す
るものである。 【解決手段】 ポリエステル樹脂Aにポリエステル樹脂
Bが積層され、さらにその上に、水溶性あるいは水分散
性樹脂が、積層されており、樹脂Aの融解エネルギーΔ
A と樹脂Bの融解エネルギーΔHB がΔHA >ΔHB
なる関係にあり、該樹脂Bが実質的に融点を有しないこ
とを特徴とするポリエステル複合フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易滑性、易接着
性、帯電防止性などの各種加工適性に優れたポリエステ
ル二軸延伸フィルム、具体的には各種コーティングフィ
ルム、フレキシブルプリントサーキット用フィルム、P
PC用フィルム、各種受像ベース用フィルム、各種ラミ
ネートフィルム、ラベルなどに好適であるポリエステル
フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような用途については、ポリ
エステル二軸延伸フィルム上に各種樹脂により表面処理
を施したフィルムが使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
表面処理フィルムは初期特性は良好であるものの、耐湿
性、特に高温耐湿性などの耐久性に欠けるという欠点あ
るいはサンドマット加工等の表面粗面化加工後の接着性
に劣るという欠点があった。本発明はかかる問題を改善
し、耐久性の改良を計ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1) ポリエステル樹脂Aの少くとも片面にポリエステ
ル樹脂Bついで、水溶性あるいは水分散性樹脂が、積層
され、樹脂Aの融解エネルギーΔHA と樹脂Bの融解エ
ネルギーΔHB がΔHA >ΔHB なる関係にあり、該樹
脂Bが実質的に融点を有しないことを特徴とするポリエ
ステル複合フィルム、 2)該水溶性または水分散性樹脂が少なくとも一軸に延
伸されてなることを特徴とする(1)記載のポリエステ
ル複合フィルム、を要旨とするものである。
【0005】本発明に用いられるポリエステル樹脂
(A,B)は、ジカルボン酸とジオールとの縮合重合に
よってえられるエステル基を含むポリマーである。ジカ
ルボン酸としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、アジピン酸、セバシン酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ビス−α,β
(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボ
ン酸、コハク酸、蓚酸などの脂肪族および芳香族のジカ
ルボン酸及び、これらの混合物をあげることができる。
ジオールとしては、例えばエチレングリコール、1,4
−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール、ポリエチレングリコール等及び、これ
らの混合物を挙げることができる。なお、このようなポ
リエステル樹脂の固有粘度は、25℃のo−クロルフェ
ノール中で測定した値が0.4〜2.0が好ましく、さ
らに好ましくは0.5〜1.0である。
【0006】本発明においては、ポリエステル樹脂Aの
融解エネルギーΔHA >ポリエステル樹脂Bの融解エネ
ルギーΔHB であることが必要である。特にΔHA ≧1
1cal/g、さらに好ましくはΔHA ≧12cal/
gであることが好ましい。また、樹脂Bは実質的に融点
を有していない。
【0007】本発明に使用できる樹脂Aの代表例として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,
6−ナフタレート、ポリエチレン−α,βビス(2−ク
ロルフェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボキシレー
トを挙げることができる。
【0008】また樹脂Bとしては酸成分としてテレフタ
ル酸とイソフタル酸を25モル%対75モル%〜75モ
ル%対25モル%の比率で用い、またアルコール成分と
してエチレングライコールとシクロヘキサンジメタノー
ルを75モル%対25モル%〜75モル%対25モル%
の比率で共重合したものを、あるいは上のイソフタル酸
をセバチン酸やアジピン酸に変更したものをその代表例
としてあげることができる。
【0009】本発明に用いられるポリエステル樹脂に
は、本発明の目的を阻害しない範囲で、他種のポリマ
ー、紫外線吸収剤、滑剤、顔料、酸化防止剤、熱安定
剤、難燃剤、帯電防止剤などの添加剤を含有していても
良い。
【0010】本発明の樹脂A、Bに含有される滑剤、遮
光剤としては、各種核剤により重合時に生成した粒子、
凝集体、球状あるいはじゅず状の二酸化ケイ素粒子、炭
酸カルシウム粒子、アルミナ粒子、酸化チタン粒子、硫
酸バリウム粒子などの無機粒子を、また、シリコン粒
子、オレフィン系粒子、架橋ポリスチレン粒子、アクリ
ル粒子、イミド粒子のような有機粒子を、あるいは、そ
れらの混合体をその代表例としてあげることができる。
【0011】特性から見て、樹脂Bの粒子量のコントロ
ールが肝要であり、樹脂Aの粒子処方は限定されない。
【0012】樹脂Bに使用される各種粒子の粒径は特に
限定されないが、通常は沈降法あるいは光散乱法により
測定した平均粒径が0.01〜10μm、好ましくは
0.1〜4.0μmをその代表としてあげることができ
る。その中でもその平均粒径の比が1:2以上、好まし
くは1:3以上の2種以上の粒子を併用するのが好まし
い。また、遮光性を要求される場合、硫酸バリウム、酸
化チタン、炭酸カルシウムなどを5〜20重量%添加す
るのがよい。
【0013】本発明のフィルムの樹脂A、Bは、共に二
軸延伸されていることが望ましい。また、本発明におけ
るフィルム厚みは特に限定されないが、通常は0.1〜
1500μm、好ましくは0.5〜300μmである。
【0014】樹脂Bは、樹脂Aの両面に積層されていて
も良いし片面であってもよい。
【0015】また樹脂Bの厚みは特に限定されないが、
代表的な厚みとして0.01〜50μmを、好ましくは
0.08〜10μmを挙げることができる。
【0016】樹脂Aが単層である必要は特にない。
【0017】本発明における水溶性または水分散性樹脂
層の機能は、該樹脂層の種類、ベースとなるポリエステ
ル二軸延伸フィルムの種類や用途により様々であるが、
易接着性、帯電防止性、易滑性、離型性などがあげられ
る。
【0018】本発明における水溶性または水分散性樹脂
は、水に溶解あるいは分散する樹脂であればよいのであ
り、熱可塑性、熱硬化性は特に問わないが、代表例とし
ては以下のものを挙げることができる。アクリル系樹
脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン
系樹脂、フッ素系樹脂、ビニル系樹脂、塩素系樹脂、ス
チレン系樹脂、各種グラフト系樹脂、エポキシ系樹脂、
尿素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリアミド系樹脂等を
挙げることができる。また、その塗布方法は特に限定さ
れないが、該樹脂層に延伸が施されている場合、接着性
がより良好でありより好ましいのである。
【0019】その中でも好適な水溶性または水分散性樹
脂としては以下のもの、またはそれらの混合物を挙げる
ことができる。但し、ここでいう水溶性または水分散性
とは、若干量、その量は特に限定されないが通常は20
重量%以下、好ましくは10重量%以下、各種有機溶剤
等の水以外の物質を含んでいてもよい。
【0020】(A)アクリル系樹脂 少なくとも40モル%のアクリルおよび/またはメタク
リルモノマと、その他の官能基含有モノマ0.1〜20
モル%と、1種またはそれ以上のハロゲン非含有モノエ
チレン性不飽和モノマ約0〜49.0モル%とのコポリ
マ、あるいは少なくとも25モル%のアクリル酸、メタ
クリル酸またはアクリル酸もしくはメタクリル酸のアル
キルエステルの中から選ばれたコモノマと1〜50モル
%のビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタクリル
スルホン酸及びp−スチレンスルホン酸ならびにこれら
の酸の塩の中から選ばれたコモノマから導かれる共重合
体を挙げることができる。
【0021】(B)ビニル系樹脂 一般式
【0022】
【化1】
【0023】(但し、R1 およびR2 は水素またはアル
キル基、M1 およびM2 は水素、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム(置換アンモニウムも含む)
またはアルキル基を示し、M1 とM2 が同時にアルキル
基ではない。)を挙げることがきる。
【0024】(C)ウレタン系樹脂 カルボン酸塩基、スルホン酸塩基または硫酸半エステル
塩基により水への親和性が高められたポリウレタンを挙
げることができる。但しカルボン酸塩基、スルホン酸塩
基、硫酸半エステル塩基等の塩基の量は0.5〜15重
量%が好ましく、またポリウレタンの合成に用いるポリ
ヒドロキシ化合物としては、例えばポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン・プロ
ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、テトラメチレングリコール、
1,5−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリカプロラクトン、ポリヘキ
サメチレンアジペート、ポリヘキサメチレンセバケー
ト、ポリテトラメチレンアジペート、ポリテトラメチレ
ンセバケート、トリメチロールプロパン、トリメチロー
ルエタン、ペンタエリストール、グリセリン等を挙げる
ことができる。ポリイソシアネート化合物としては、例
えばヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートと
トリメチロールプロパンの付加物、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートとトリメチロールエタンの付加物等を挙げ
ることができる。カルボン酸含有ポリオールとしては、
例えばジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸、
ジメチロール吉草酸、トリメリット酸ビス(エチレング
リコール)エステル等を挙げることができる。アミノ酸
含有カルボン酸としては、例えばβ−アミノプロピオン
酸、γ−アミノ酪酸、p−アミノ安息香酸等を挙げるこ
とができる。水酸基含有カルボン酸としては、例えば3
−ヒドロキシプロピオン酸、γ−ヒドロキシ酪酸、p−
(2−ヒドロキシエチル)安息香酸、リンゴ酸等を挙げ
ることができる。アミノ基または水酸基とスルホン基を
有する化合物としては、例えばアミノメタンスルホン
酸、2−アミノエタンスルホン酸、2−アミノ−5−メ
チルベンゼン−2−スルホン酸、β−ヒドロキシエタン
スルホン酸ナトリウム、脂肪族ジ第1級アミン化合物の
プロパンサルトン、ブタンサルトン付加生成物等が挙げ
られ、好ましくは、脂肪族ジ第1級アミン化合物のプロ
パンサルトン付加物があげられる。更に、アミノ基また
は水酸基と硫酸半エステル基を含有する化合物として
は、例えばアミノエタノール硫酸、エチレンジアミンエ
タノール硫酸、アミノブタノール硫酸、ヒドロキシエタ
ノール硫酸、γ−ヒドロキシプロパノール硫酸、α−ヒ
ドロキシブタノール硫酸等があげられる。
【0025】あるいは、特公昭42−24194号公
報、特公昭46−7720号公報、特公昭46−101
93号公報、特公昭49−37839号公報、特開昭5
0−123197号公報、特開昭53−126058号
公報、特開昭54−138098号公報などで公知のア
ニオン性基を有するポリウレタン系樹脂あるいはそれら
に準じたポリウレタン系樹脂を挙げることができる。
【0026】ここでポリウレタン形成成分の主要な構成
成分は、ポリイソシアネート、ポリオール、鎖長延長
剤、架橋剤などである。
【0027】また、分子量300〜20000のポリオ
ール、ポリイソシアネート、反応性水素原子を有する鎖
長延長剤およびイソシアネート基と反応する基、および
アニオン性基を少なくとも1個有する化合物からなる樹
脂が好ましい。
【0028】ポリウレタン系樹脂中のアニオン性基は、
好ましくは−SO3 H、−OSO2H、−COOHおよ
びこれらのアンモニウム塩、リチウム塩、ナトリウム
塩、カリウム塩あるいはマグネシウム塩として用いられ
る。
【0029】ポリウレタン系樹脂中のアニオン性基の量
は、0.05重量%〜8重量%が好ましい。
【0030】(D)ポリエステル系樹脂 全ジカルボン酸成分中0.5〜15モル%がスルホン酸
金属塩基含有ジカルボン酸であるジカルボン酸類と、多
価アルコール類とから成るポリエステル共重合体を挙げ
ることができる。
【0031】但し、上記のスルホン酸金属塩基含有ジカ
ルボン酸としては、スルホテレフタル酸、5−スルホイ
ソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレ
ン−2,7−ジカルボン酸、5[4−スルホフェノキ
シ]イソフタル酸等の金属塩が挙げられ、特に好ましい
のは5−ナトリウムスルホイソフタル酸、ナトリウムス
ルホテレフタル酸である。
【0032】あるいは、分子内に遊離カルボン酸基及び
カルボン酸塩基を少なくとも1種有する水性ポリエステ
ル樹脂と2個以上のエポキシ基を有する架橋剤、及び必
要に応じて反応促進化合物を含むものを挙げることがで
きる。但し、この水性ポリエステル樹脂の分子内にカル
ボン酸基を導入するためには、例えば無水トリメリット
酸、トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ピロメリッ
ト酸、トリメシン酸、シクロブタンテトラカルボン酸、
ジメチロールプロピオン酸等の多価化合物をポリマ製造
原料の1つとして用いることが好ましい。また、カルボ
ン酸塩はポリマ中に導入されたカルボン酸基をアミノ化
合物、アンモニア、アルカリ金属等で中和することによ
って導入することができる。
【0033】(E)各種グラフト樹脂 ポリメチルメタアクリレートを幹鎖としポリ2−ヒドロ
キシエチルメタアクリレートを枝鎖とする櫛型グラフト
ポリマを挙げることができる。
【0034】あるいは、幹ポリマがポリエステルであっ
て枝ポリマがアクリル系重合体であるアクリルグラフト
ポリエステルを挙げることができる。
【0035】但し、この水性ポリエステル−アクリルグ
ラフトポリマの幹ポリマになるポリエステルは多塩基酸
またはそのエステル形成性誘導体とポリオールまたはそ
のエステル形成性誘導体とから合成される実質的に線状
のポリマである。このポリマの多塩基酸成分としては、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、無水フタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリ
メリット酸、ピロメリット酸、ダイマ酸等を例示するこ
とができる。これら成分は2種以上を用いることができ
る。更に、これら成分と共にマレイン酸、フマール酸、
イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やp−ヒドロキシ安
息香酸、p−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の
如きヒドロキシカルボン酸を少割合用いることができ
る。不飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸成分の
割合は高々10モル%、好ましくは5モル%以下であ
る。
【0036】また、ポリオール成分としてはエチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、キシリレングリコール、ジメチロール
プロピオン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ポリ(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメ
チレンオキシド)グリコール等を例示することができ
る。これらは2種以上を用いることができる。
【0037】該アクリル系重合体のモノマとしては例え
ばアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(ア
ルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、ベンジル基、フェニルエチル基等)、
ヒドロキシ含有モノマ(2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート等)、アミド基含有モノマ(アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリ
ルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,N−
ジメチロールアクリルアミド、N−メトキシメチルアク
リルアミド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、N
−フェニルアクリルアミド等)、アミノ基含有モノマ
(N,N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N,N
−ジエチルアミノエチルメタクリレート等)、エポキシ
基含有モノマ(グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート等)、カルボキシル基またはその塩を含有
するモノマ(アクリル酸、メタアクリル酸及びそれらの
塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩)等)
等があげられる。これらは他種モノマと併用することが
できる。他種モノマとしては例えばエポキシ基含有モノ
マ(アリルグリシジルエーテル等)、スルホン酸基また
はその塩を含有するモノマ(スチレンスルホン酸、ビニ
ルスルホン酸及びそれらの塩(ナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩等)等)、カルボキシル基またはそ
の塩を含有するモノマ(クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸及びそれらの塩(ナトリウム塩、カ
リウム塩、アンモニウム塩等)等)、酸無水物を含有す
るモノマ(無水マレイン酸、無水イタコン酸等)、ビニ
ルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレン、
ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニル
トリスアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエス
テル、アルキルフマール酸モノエステル、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アルキルイタコン酸モノエ
ステル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、塩化ビニル等が
挙げられる。上述のモノマは1種もしくは2種以上を用
いて共重合される。
【0038】(F)ブロックポリマ 水性アクリル系重合体−ポリエステルブロックポリマを
挙げることができる。但し、このブロックポリマを構成
するアクリル系重合体のモノマとしては、例えばアルキ
ルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基
としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル
基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基、フェニ
ル基、ベンジル基、フェニルエチル基等)、ヒドロキシ
含有モノマ(2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート等)、アミド基含有モノマ(アクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−メチ
ルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、N,N−ジメチロール
アクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、
N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−フェニルア
クリルアミド等)、アミノ基含有モノマ(N,N−ジエ
チルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミ
ノエチルメタクリレート等)、エポキシ基含有モノマ
(グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
等)、カルボキシル基またはその塩を含むモノマ(アク
リル酸、メタアクリル酸およびそれらの塩(ナトリウム
塩、カリウム塩、アンモニウム塩等)等)等が挙げられ
る。これらは他種モノマと併用することができる。他種
モノマとしてはエポキシ基含有モノマ(アリルグリシジ
ルエーテル等)、スルホン酸基またはその塩を含有する
モノマ(スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸及びそ
れらの塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩
等)等)、カルボキシル基またはその塩を含有するモノ
マ(クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸
及びそれらの塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニ
ウム塩等)等)、酸無水物を含有するモノマ(無水マレ
イン酸、無水イタコン酸等)、ビニルイソシアネート、
アリルイソシアネート、スチレン、ビニルトリスアルコ
キシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキ
ルフマール酸モノエステル、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、アルキルイタコン酸モノエステル、塩化
ビニリデン、酢酸ビニル、塩化ビニル等が挙げられる。
上述のモノマは1種もしくは2種以上を用いて共重合さ
せることができるが、アクリル系重合体への親水性付
与、水溶液の分散安定性、ポリエステルフィルムとの密
着性等の点から、水酸基、アミド基やカルボキシル基ま
たはその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩等)等の官能基を有するものが好ましい。
【0039】水性ブロックポリマのもう1つの構成成分
であるポリエステルは、多塩基酸またはそのエステル形
成性誘導体とポリオールまたはそのエステル形成性誘導
体とから合成される実質的に線状の飽和ポリエステルで
ある。このポリエステルの多塩基酸成分としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸、フタル酸、無水フタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、ダイマ酸等を例示することが
できる。これらは2種以上を用いることができる。ま
た、これら成分と共にp−ヒドロキシ安息香酸、p−
(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等のヒドロキシカ
ルボン酸も用いることができる。
【0040】また、ポリオール成分としてはエチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、キシリレングリコール、ジメチロール
プロピオン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ポリ(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメ
チレンオキシド)グリコール等を例示することができ
る。これらは2種以上を用いることができる。
【0041】このポリエステルは水性ポリマであること
が好ましく、例えば有機スルホン酸塩、カルボン酸塩、
ジエチレングリコール、ポリアルキレンエーテルグリコ
ール等の如き親水基を有する化合物を含むものが水分散
液を作るのに有利となり、好ましい。このカルボン基塩
の導入は、通常三官能以上のカルボン酸を用いるが、該
カルボン酸は重合の工程で分岐が起り、ゲル化しやすい
のでその共重合割合は小さくすることが望ましい。その
点、スルホン酸、ジエチレングリコール、ポリアルキレ
ンエーテルグリコール等による親水基の導入は、これら
の問題がなく、より有利である。
【0042】スルホン酸塩の基をポリエステル分子内に
導入するためには、例えば5−Naスルホイソフタル
酸、5−アンモニウムスルホイソフタル酸、4−Naス
ルホイソフタル酸、4−メチルアンモニウムスルホイソ
フタル酸、2−Naスルホテレフタル酸、5−Kスルホ
イソフタル酸、4−Kスルホイソフタル酸、2−Kスル
ホテレフタル酸、Naスルホコハク酸等のスルホン酸ア
ルカリ金属塩系またはスルホン酸アミン塩系化合物等を
用いることが好ましい。スルホン酸塩の基を有する多価
カルボン酸または多価アルコールは全多価カルボン酸成
分または多価アルコール成分中0.5〜20モル%、更
には1〜18モル%を占めることが好ましい。
【0043】本発明の水溶性または水分散性樹脂層にお
いては、必要に応じ各種架橋剤を使用してもよい。その
種類は特に限定されないが代表的なものとしては、イソ
シアネート系架橋剤、イソシアヌレート系架橋剤、メラ
ミン系架橋剤、尿素系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤あ
るいはエポキシ系架橋剤を挙げることができる。
【0044】エポキシ系架橋剤としては、具体的にはポ
リエポキシ化合物、ジエポキシ化合物、モノエポキシ化
合物などが挙げられ、ポリエポキシ化合物としては、例
えばソルビトール、ポリグリシジルエーテル、ポリグリ
セロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトー
ルポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアネート、グリセロールポリグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエー
テル、ジエポキシ化合物としては、例えばネオペンチル
グリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジ
オールジグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジル
エーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
レングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレン
グリコールジグリシジルエーテル、モノエポキシ化合物
としては、例えばアリルグリシジルエーテル、2−エチ
ルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテルなどが挙げられる。またイソシアネート系架橋剤
としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネートなどを挙げること
ができる、尿素系架橋剤としては、例えばジメチロール
尿素、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロールプロピ
レン尿素、テトラメチロールアセチレン尿素、4エトキ
シ5ジメチルプロピレン尿素ジメチロールなどが挙げら
れる。メラミン系架橋剤としては、メラミンとホルムア
ルデヒドを縮合して得られるメチロールメラミン誘導体
に低級アルコールとしてメチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール等を反応させてエーテ
ル化した化合物およびそれらの混合物が好ましい。メチ
ロールメラミン誘導体としては、例えばモノメチロール
メラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロールメラ
ミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロールメ
ラミン、ヘキサメチロールメアミンなどが挙げられる。
これらの架橋結合剤は単独、場合によっては2種以上併
用してもよい。
【0045】また、本発明においては、水溶性または水
分散性樹脂層厚みは特に限定されないが、好適な範囲と
しては0.001μm〜0.5μm、好ましくは0.0
1μm〜0.3μm、更に好ましくは0.06μm〜
0.15μmである。
【0046】これは、厚みが0.001μmより薄い場
合、接着性改良効果がやや少なくなり、また0.5μm
より厚い場合、耐湿、耐溶剤性が若干悪化する。
【0047】該樹脂層の厚みは、種々の方法で測定でき
るが、例えば、積層フィルムの断面を電子顕微鏡で測定
したり、該樹脂層が溶剤その他で除去できる場合は、除
去した部分と除去していない部分の段差から求めること
もできる。
【0048】本水溶性あるいは水分散性樹脂層には、各
種滑性、耐ブロッキング性粒子を添加することができ
る。添加される粒子としては凝集あるいは真球など各種
形状の酸化ケイ素、酸化アルミナ、酸化カルシウム、タ
ルク、クレー、フッ化リチウムなどの無機粒子あるい
は、架橋系−非架橋系のシリコン系、アクリル系、スチ
レン系、アミド系、ポリエステル系、フッ素系、オレフ
ィン系有機粒子を挙げることができる。特に滑性主成分
として有機系粒子を用いた場合、水溶性または水分散性
樹脂との親和性が良好であるため粒子の脱落が起こりに
くくより好ましい。
【0049】ここで添加される粒子径は特に限定されな
いが、通常は0.05〜20μm、好ましくは0.1〜
10μm程度である。ただし粒径は沈降法あるいは光散
乱法により測定することとする。
【0050】また、本発明においては、水溶性または水
分散性樹脂層は延伸されていることが望ましい。これ
は、延伸されることにより基材ポリエステル樹脂Bとの
親和性がさらに向上するためである。延伸の有無を製品
で判定する方法としてはFT−IRなどを用いた該水溶
性、水分散性樹脂の配向の有無による判定をその代表例
としてあげることができる。
【0051】該樹脂層に延伸を与える方法としては、該
樹脂を塗布したフィルムをベースフィルムと共に延伸す
るという方法を挙げることができる。
【0052】次に本発明のポリエステル複合フィルムの
代表的製造方法について説明する。ただし、本発明は以
下の方法に限定されるものではない。
【0053】まず常法により重合、各種添加物を必要に
応じて添加したポリエステル樹脂A、Bのペレットを充
分乾燥した後、各々公知の押出機を用いて250〜35
0℃の範囲で溶融混練した後、スリット状ダイからA、
Bを積層したシート状に溶融押出し、ドラム上で冷却固
化して未延伸シートを作る。このようにして、得られた
未延伸のフィルム状物あるいは未延伸フィルムを必要に
応じて一軸以上に延伸することにより得られたフィルム
上に、コロナ放電処理等の表面処理を必要に応じ適宜施
した後、水溶性または水分散性樹脂を公知の方法(グラ
ビアコート、リバースコート、キスコート、ダイコー
ト、バーコート、コンマコートなど)を用いて塗布す
る。このようにして得られた複合フィルムに延伸を施
す。この延伸方向は特に限定されないが一軸方向に延伸
されたフィルム上に塗布した場合は、通常は一軸方向と
直角方向に延伸する。また未延伸フィルム上に塗布した
場合は、縦横どちらの方向でもよいし、また同時に二軸
方向に延伸してもよい。該未延伸フィルムを延伸温度7
0〜120℃で縦方向に2.0〜10.0倍延伸、冷却
した後70〜160℃で横方向に2.0〜6.0倍延伸
を行なう。その後150〜250℃で所定時間、必要に
応じて0〜30%の範囲で横方向に弛緩処理をしつつ熱
処理を行なう。必要に応じて冷却工程を通した後、縦方
向に0〜30%の範囲で弛緩処理を行ないつつ熱処理を
施してもよい。
【0054】また、二軸延伸したフィルム上に、コロナ
放電処理などの表面処理を必要に応じて適宜施した後、
所定の水溶性または水分散性樹脂を塗布、乾燥してもよ
いことは言うまでもない。
【0055】本発明の測定方法及び効果の評価方法は以
下の通りである。
【0056】(1)融解エネルギー(ΔHA 、ΔHB ) 1)測定機:示差操作熱量分析機 2)融解エネルギー:10℃/minで昇温、融解によ
り観測される吸熱曲線下の面積S1 (ベースラインは、
溶融開始温度〜終了温度間で結ぶこととする。)を、同
一の条件で測定したIn(インジウム)の吸熱曲線下の
面積S2 と比較、S1 /S2 ×6.8=ΔH(cal/
g)で計算する。
【0057】樹脂AについてはΔHA 、樹脂Bについて
はΔHB と表示する。
【0058】樹脂Aと樹脂Bの分離が困難な場合は便宜
的に各樹脂AとB、各々の結晶化度を比較(結晶化度は
例えばFT−IRレーザーラマンなどで評価可能であ
り、必要に応じ樹脂組成分析をIR、NMRで分析する
こととする)ΔHA とΔHB の大小決定の指標としても
よい。
【0059】(2)接着性:アチソン株式会社製、UV
効果型レジストインキ450SSとML25089を1
対1で混合、作成したインキを、225メッシュのスク
リーンでサンプルフィルムの水溶性または水分散性樹脂
層面に塗布、80W/cmの高圧水銀ランプ下を2.5
m/分で通し、効果させる。この印刷作業を3回繰返
し、サンプルフィルム上に厚さ45μmのレジストイン
キ層を設ける。該フィルムサンプル及び該フィルムを6
0℃、95%RH下で500時間放置したサンプル、各
々のついて200mm/分の剥離速度で180度剥離を
行い、剥離に要した力(g/cm)を接着力として表示
した。
【0060】
【実施例】樹脂Aとして、常法により製造されたポリエ
チレンテレフタレートのホモポリマー(固有粘度=0.
62、融点259℃、ΔHA =13cal/g)を、ま
た樹脂Bとして樹脂Aと同じ成分(比較例1、2)ある
いは酸成分としてテレフタル酸、イソフタル酸をアルコ
ール成分としてエチレングリコールを使用、酸成分のテ
レフタル酸とイソフタル酸の比率を60対40(実施例
1)(モル比)なるポリマーを用意した。
【0061】また、酸成分としてテレフタル酸、アルコ
ール成分としてエチレングリコールとシクロヘキサンジ
メタノール60対40なるポリマー(実施例2)を用意
した。樹脂Bには沈降法で評価した平均粒径が1.0μ
mである粒子を0.05重量%添加した。
【0062】該樹脂A、Bを180℃で3時間、実施例
1、2の場合は樹脂Bを110℃で18時間乾燥した
後、各々押出機を用いて溶融し、樹脂B、樹脂A、樹脂
Bなる順に積層、口金から押出、静電印加法を用いて表
面温度20℃の冷却ドラムに巻き付けて冷却固化せし
め、未延伸フィルムとした。
【0063】該未延伸フィルムを90℃で3.3倍縦方
向に延伸した後、該一軸延伸フィルム片面にコロナ放電
処理を施した後、樹脂(I)(以下に示す)を塗布、乾
燥した。その後、横方向に110℃で3.6倍延伸した
後、横方向に3.5%弛緩させつつ220℃で熱処理を
施した。(以下比較例1、実施例1、2)延伸後の厚み
は樹脂A100μm、樹脂B0.3μm、樹脂(I)
0.1μmであった。
【0064】また、該未延伸フィルム片面にコロナ放電
処理を施した後、樹脂(I)を塗布、乾燥した後、縦横
同時に各3.4倍同時二軸延伸を施した。該フィルムに
ついても同様横方向に3.5%弛緩させつつ220℃で
熱処理を施した。(実施例5、6)各層厚みは実施例1
と同じであった。
【0065】また、樹脂(I)を塗布することなく比較
例1、実施例2と同様に二軸延伸、熱処理を施したフィ
ルム上片面にコロナ放電処理を施した後に、樹脂(I
I)を塗布、乾燥した(比較例2、実施例3)各層厚み
は実施例1と同じであった。
【0066】各々のフィルムについてΔHA 、ΔHB
び接着性を評価し、表1に示す。
【0067】樹脂(I):メチルメタクリレートとブチ
アルアクリレート50モル%対50モル%なるポリマ
ー、ただし親水化のため−CH2 OH、−COOH基を
各2.5モル%導入している。また、沈降法による平均
粒径0.8μmの酸化ケイ素を固形分比で0.8重量%
含む。
【0068】樹脂(II):エチルアクリレートとブチ
アルアクリレート50モル%対50モル%なるポリマ
ー、ただし親水化のため−CH2 OH、−COOH基を
各2.5モル%導入している。また、沈降法による平均
粒径0.8μmの酸化ケイ素を固形分比で0.8重量%
含む。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】ポリエステルフィルムを水溶性樹脂ある
いは水分散性樹脂で易滑性、易接着性、帯電防止性向上
などの目的で表面処理するに際し、ポリエステルフィル
ムと水溶性または水分散性樹脂層との界面接着性、特に
高湿耐久性が改善された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂Aの少くとも片面にポ
    リエステル樹脂Bついで、水溶性あるいは水分散性樹脂
    が、積層され、樹脂Aの融解エネルギーΔHA と樹脂B
    の融解エネルギーΔHB がΔHA >ΔHB なる関係にあ
    り、該樹脂Bが実質的に融点を有しないことを特徴とす
    るポリエステル複合フィルム。
  2. 【請求項2】 該水溶性または水分散性樹脂が少なくと
    も一軸以上に延伸されてなることを特徴とする請求項1
    記載のポリエステル複合フィルム。
JP7885097A 1997-03-12 1997-03-12 ポリエステル複合フィルム Pending JPH1016167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006054239A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Teijin Dupont Films Japan Ltd フレキシブルプリント回路基板用二軸配向ポリエステルフィルム
US7871691B2 (en) 2004-05-14 2011-01-18 Teijin Dupont Films Japan Limited Oriented polyester film

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US7871691B2 (en) 2004-05-14 2011-01-18 Teijin Dupont Films Japan Limited Oriented polyester film
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