JPH10162039A - 故障シミュレーション装置 - Google Patents

故障シミュレーション装置

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JPH10162039A
JPH10162039A JP8318002A JP31800296A JPH10162039A JP H10162039 A JPH10162039 A JP H10162039A JP 8318002 A JP8318002 A JP 8318002A JP 31800296 A JP31800296 A JP 31800296A JP H10162039 A JPH10162039 A JP H10162039A
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JP
Japan
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mos transistor
signal
input
event
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JP8318002A
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Inventor
Takahiro Tani
隆浩 谷
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3183Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
    • G01R31/318342Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences by preliminary fault modelling, e.g. analysis, simulation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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    • G01R31/2607Circuits therefor
    • G01R31/2621Circuits therefor for testing field effect transistors, i.e. FET's

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタで構成された回路動作を
検証する故障シミュレーションにおいては、疑似エラー
が多発し、故障シミュレーション結果である故障検出率
の信頼性が低く、テストパターンのデバッグ効率も低い
という課題があった。 【解決手段】 イベント発生MOSトランジスタの導電
形式と制御端子より得られる制御信号値及び入力端子よ
り得られる入力信号値を抽出し、このイベント発生MO
Sトランジスタがオンする際の出力信号強度を決定する
MOSトランジスタ出力信号強度決定部6を備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はMOSトランジス
タを用いた回路動作を検証する故障シミュレーション装
置、特に計算機上に検証すべき論理回路と等価な論理回
路モデルとして回路接続データを構築し、前記論理回路
の外部から与えられる入力印加信号刺激をもとにイベン
トドリブン手法のスイッチレベル・シミュレーションを
実施することにより前記論理回路設計を検証し、前記論
理回路に対するテストパターンの故障検出率評価を行う
故障シミュレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特定用途向けLSIであるアプリケーシ
ョン スペシフィック アイシー「Aplicatio
n Specific IC(以下、ASICと略称す
る)手法」の設計と異なり、フルカスタム設計ではフリ
ップフロップ,ラッチ回路(FlipFlop,Lat
ch回路)及びセレクター回路(Selector回
路)等をゲートレベルまたはスイッチレベルで回路図を
入力しているため、従来方式で故障シミュレーションを
実施すると、疑似エラーが検出される可能性がある故障
「ポシビリティ ディテクテッド フォルト(Poss
ibility Detected Fault)」と
して出力される。
【0003】図10は検証対象回路となる論理回路を表
わす回路接続図であり、図において、109はSELの
入力端子、110、111はDATAIN_A、DAT
AIN_Bの入力端子、112はDATAOUTの出力
端子、I1はインバータ素子113で構成されたCMO
S、I2はPMOSトランジスタ114とNMOSトラ
ンジスタ115とで構成されたCMOS、I3はPMO
Sトランジスタ116とNMOSトランジスタ117と
で構成されたCMOSである。
【0004】図11は上記NMOSトランジスタ11
5、117の論理動作を表す真理値表、図12はPMO
Sトランジスタ114、116の論理動作を表す真理値
表である。
【0005】図13は図10の回路接続図に対する故障
シミュレーション結果を表わす図であり、領域Rはイン
バータ素子113の出力端子に故障を発生させない場
合、領域Sはインバータ素子113の出力端子にStu
ck−At1故障「1縮退故障(電源側への短絡)」を
発生させた場合、領域Tはインバータ素子113の出力
端子にStuck−At0故障「0縮退故障(接地側へ
の短絡)」を発生させた場合である。
【0006】次に動作について説明する。図11、図1
2に示す真理値表のNMOSトランジスタ115、11
7およびPMOSトランジスタ114、116を用いて
構成した図10の回路モデルにおいて、インバータ素子
113の出力端に不図示の故障生成部によってSAt1
故障を発生させると、CMOSI2のトランスミッショ
ン(伝送)ゲートのNMOSトランジスタ115だけが
動作して、論理シミュレーション上は電気的特性(論理
値1の伝搬はpoorである)を無視してDATAIN
_A信号NAを出力する。このため、CMOSI3を通
過したDATAIN_Bからきた論理値0の信号NBと
衝突して不定値Xとなり、故障検出されるか否かが不確
定であり、疑似エラーとなる可能性がある故障P(Po
ssbility Detect)として出力される。
【0007】しかし、実際の回路では一般にNMOSト
ランジスタ115が伝搬する論理値1の信号NAは弱い
ため、PMOSトランジスタ116が伝搬する論理値0
の信号NBが勝ち、確実に故障を検出できるため、本
来、実回路に対する実機(以下、Testerと称す
る)検出(図13参照)では、信号D「デフィニトリィ
ディテクテッド フォルト(Definitoly D
etected Fault)」として検出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の故障シミュレー
ション装置は以上のように構成されているので、図13
より明らかなように、回路素子に故障を生成させた場合
は、fault sim検出結果として疑似エラーが多
発し、tester検出結果が相違し、故障シミュレー
ション結果である故障検出率の信頼性が低く、テストパ
ターンのデバッグ効率も低いという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、上記疑似エラーをなくし、故障シ
ミュレーションの信頼性とテストパターンのデバッグ効
率を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る故障シミュレーション装置は、検証すべき回路の回路
接続関係を規定した回路接続データを付与する回路接続
データ付与手段と、前記回路接続データ上における各素
子の入出力に縮退故障を発生させる故障生成手段と、回
路入力部にテストパターンを印加する入力パターン信号
付与手段と、前記テストパターンに基づき、前記回路接
続データ上における各素子の入出力にイベントを発生さ
せるイベント発生手段と、前記イベントに基づき、入力
端子及び制御端子にイベントが発生したMOSトランジ
スタを抽出し、該MOSトランジスタをイベント発生M
OSトランジスタとして出力するMOSトランジスタ入
力信号抽出手段と、前記イベント発生MOSトランジス
タの導電形式と制御端子より得られる制御信号値及び入
力端子より得られる入力信号値を抽出し、前記イベント
発生MOSトランジスタがオンする際の出力信号強度を
決定するMOSトランジスタ出力信号強度決定手段とを
備え、配線信号値決定手段は前記イベント発生MOSト
ランジスタの出力端子に接続されている出力配線を抽出
し、この出力配線が信号競合状態にあり、前記MOSト
ランジスタの出力信号と前記出力配線に付与する他の信
号との信号強度比較を行う際、前記MOSトランジスタ
出力信号強度決定手段の出力信号強度に基づき比較を行
い、前記MOSトランジスタ出力配線の信号値を決定す
るものである。
【0011】請求項2記載の発明に係る故障シミュレー
ション装置は、検証すべき回路は、ソース端子、ゲート
端子に印加される信号値が論理値「1」である場合、ド
レイン端子上に伝搬する出力信号値をシュレッショルド
レベルの信号値「1th」を論理要素とした真理値表の
NMOSトランジスタ及びソース端子、ゲート端子に印
加される信号値が論理値「0」である場合、ドレイン端
子上に伝搬する出力信号値をシュレッショルドレベルの
信号値「0th」を論理要素とした真理値表のPMOS
トランジスタを用いて構成したものである。
【0012】請求項3記載の発明に係る故障シミュレー
ション装置は、論理回路の回路接続関係を規定した回路
接続データを付与する回路接続データ付与手段と、前記
回路接続データ上の疑似エラーの発生する回路部分を除
いた箇所にのみ縮退故障を発生させる故障生成手段と、
前記論理回路の入力部にテストパターンを印加する入力
パターン信号付与手段と、前記テストパターンに基づ
き、前記回路接続データ上における各MOSトランジス
タの入出力にイベントを発生させるイベント発生手段
と、前記イベントに基づき、入力端子または制御端子に
イベントが発生したMOSトランジスタを抽出し、該M
OSトランジスタをイベント発生MOSトランジスタと
して出力するMOSトランジスタ入力信号抽出手段と、
前記イベント発生MOSトランジスタの真理値表の論理
動作及び該イベント発生MOSトランジスタの入力端子
より得られる入力信号値を抽出し、前記イベント発生M
OSトランジスタの出力信号を決定するMOSトランジ
スタ出力信号決定手段とを備え、配線信号値決定手段は
前記イベント発生MOSトランジスタの出力端子に接続
されている出力配線を抽出し、この出力配線が信号競合
状態にあり、前記MOSトランジスタの出力信号と前記
出力配線に付与する他の信号との信号強度比較を行う
際、前記MOSトランジスタ出力信号決定手段の出力信
号強度に基づき比較を行い、前記MOSトランジスタ出
力配線の信号値を決定するものである。
【0013】請求項4記載の発明に係る故障シミュレー
ション装置は、回路接続データ上の疑似エラーの発生す
る回路部分に縮退故障を発生させないように、故障生成
部にマスクデータを付与するマスクデータ付与手段を備
えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による故
障シミュレーション装置の構成を示すブロック図であ
り、図1において、1は検証すべき回路としての論理回
路の回路接続関係を規定した回路接続データを付与する
回路接続データ付与部(回路接続データ付与手段)、2
は前記回路接続データ上における各素子の入出力に縮退
故障を発生させる故障生成部(故障生成手段)、3は前
記論理回路の入力部にテストパターンを印加する入力パ
ターン信号付与部(入力パターン信号付与手段)、4は
前記入力パターンに基づき、前記回路接続データ上にお
けるインバータ、トランジスタ等の各素子の入出力にイ
ベント(信号変化)を発生させるイベント発生部(イベ
ント発生手段)、5は前記イベントに基づき、入力端子
(ソース)及び制御端子(ゲート)にイベントが発生し
たMOSトランジスタを抽出し、該MOSトランジスタ
をイベント発生MOSトランジスタとして抽出するMO
Sトランジスタ入力信号抽出部(MOSトランジスタ入
力信号抽出手段)である。
【0015】6は前記イベント発生MOSトランジスタ
の導電形式と制御端子より得られる制御信号値及び入力
端子より得られる入力信号値を抽出し、前記イベント発
生MOSトランジスタがオンする際の出力信号の駆動能
力である出力信号強度を決定するMOSトランジスタ出
力信号強度決定部(MOSトランジスタ出力信号強度決
定手段)、7は配線信号値決定部(配線信号値決定手
段)であり、前記イベント発生MOSトランジスタの出
力端子に接続されているMOSトランジスタ出力配線を
抽出し、該MOSトランジスタ出力配線が信号競合状態
にあり、前記出力信号と前記MOSトランジスタ出力配
線に付与する他の信号との信号強度比較を行う際、前記
出力信号強度決定部の出力信号強度に基づき比較を行
い、前記MOSトランジスタ出力配線の信号値を決定す
る。8は故障生成しない場合の論理シミュレーション結
果と故障生成した場合の論理シミュレーション結果とを
比較判断する故障検出判断部である。
【0016】図2は上記NMOSトランジスタ及びPM
OSトランジスタの入力電圧Vinに対するオン抵抗R
onの抵抗特性曲線を示したもので、図において、L1
はNMOSトランジスタの抵抗特性曲線、L2はPMO
Sトランジスタの抵抗特性曲線、L3は伝送ゲートの抵
抗特性曲線である。
【0017】図示のように、NMOSトランジスタは入
力信号値Vinが高くなるにつれて(“1”に近づくにつ
れて)、そのオン抵抗が高くなる傾向があり、PMOS
トランジスタは入力信号Vinが低くなるにつれて
(“0”に近づくにつれて)、そのオン抵抗が高くなる
傾向にある。
【0018】図3はこの発明に適用するNMOSトラン
ジスタの論理動作を表わす真理値表であり、図3におい
て、「1th」はNMOSトランジスタのソース端子に
印加される入力信号値が論理値1であり、ゲート端子に
印加される信号値が論理値1である場合、ドレイン端子
上に伝搬する出力電圧値はNMOSしきい値電圧Vth
分入力電圧から下降する為、この出力信号値をシュレッ
ショルドレベルの信号値つまり論理要素としたものであ
る。
【0019】図4はこの発明に適用するPMOSトラン
ジスタの論理動作を表わす真理値表であり、図4におい
て、「0th」は上記NMOSトランジスタ同様、PM
OSトランジスタのソース端子に印加される入力信号値
が論理値0であり、ゲート端子に印加される信号値が論
理値0である場合、この出力信号値をシュレッショルド
レベルの信号値つまり論理要素としたものである。
【0020】図5は検証対象となる論理回路を表わす回
路接続図であり、図5において、9はSELの入力端
子、10、11はDATAIN_A、DATAIN_B
の入力端子、12はDATAOUTの出力端子、I1は
インバータ素子13で構成されたCMOS、I2はPM
OSトランジスタ14とNMOSトランジスタ15とで
構成されたCMOS、I3はPMOSトランジスタ16
とNMOSトランジスタ17とで構成されたCMOSで
ある。
【0021】次に動作について説明する。図6は実施の
形態1による故障シミュレーション装置の実行フロー図
である。動作開始後、まず、回路接続データ付与部1を
用いて、MOSトランジスタより構成される論理回路の
回路接続関係を規定した回路接続データを付与する(ス
テップST1)。次に、入力パターン信号付与部3によ
ってテストパターンを付与し(ステップST2)、イベ
ント発生部4によってイベントを発生させるステップS
T3)。
【0022】次に、MOSトランジスタ入力信号抽出部
5によって、前記イベント情報に基づき、入力端子(ソ
ース)及び制御端子(ゲート)にイベントが発生したM
OSトランジスタ素子のMOS種別(NMOSかPMO
S)及びソース端子及びゲート端子に印加されている各
信号値を抽出する(ステップST4)。
【0023】また、MOSデバイスにおけるエンハンス
メント・トランジスタの電気特性(オン抵抗)は一般的
に図2に示すようになっているので、MOSトランジス
タ出力信号強度決定部6において、PMOSトランジス
タ14、16及びNMOSトランジスタ15、17の故
障シミュレーション用動作モデルを、それぞれ図3及び
図4の真理値表に従って論理動作する。
【0024】上記のように論理動作をするNMOSトラ
ンジスタ15、17としては、ソース端子、ゲート端子
に印加される信号値が論理値「1」である場合、ドレイ
ン端子上に伝搬する出力信号値をシュレッショルドレベ
ルの信号値つまり論理要素「1th」として表し、PM
OSトランジスタ14、16としては、ソース端子、ゲ
ート端子に印加される信号値が論理値「0」である場
合、ドレイン端子上に伝搬する出力信号値をシュレッシ
ョルドレベルの信号値つまり論理要素「0th」として
表したものである。
【0025】次に、MOSトランジスタ出力信号強度決
定部6は前記真理値表に従って信号強度を決定し(ステ
ップST5)、PMOSトランジスタの0伝搬及びNM
OSトランジスタの1伝搬に対しては出力信号強度を弱
くして、しきい値信号値情報“th”を出力信号値に付
加して出力する。
【0026】次に、配線信号値決定部7は前記イベント
発生MOSトランジスタの出力端子に接続されているM
OSトランジスタ出力配線を検出し、該MOSトランジ
スタ出力配線が信号競合状態にあり、前記出力信号と前
記MOSトランジスタ出力配線に信号付与する他の信号
との信号強度比較を行う際、前記出力信号の前記信号強
度に基づき比較を行い、前記MOSトランジスタ出力配
線の信号値を決定する(ステップST6)。
【0027】次に、前記信号値に基づき、新たなイベン
トが発生し、順次、次段素子に伝搬させて行き、全ての
テストパターンに対応した前記論理回路の出力信号が得
られるまで論理シミュレーションを続行し、現シミュレ
ーション時刻の全てのイベントが発生したかを判断し
(ステップST7)、YESであれば、全ての入力テス
トパターンを入力したかを判断する(ステップST
8)。
【0028】このステップST8の判断結果がYESで
あれば、故障検出判断部8は故障生成しない場合の論理
シミュレーション結果と故障生成した場合の論理シミュ
レーション結果とを比較判断して、故障検出判断を行い
(ステップST9)、両者の信号値が異なる場合は前記
入力パターン信号によって検出可能な故障であるとし、
両者の信号値が全く等しい場合は検出不可能な故障であ
るとしてメッセージを出力する。
【0029】そして、全ての故障を生成したかを判断し
(ステップST10)、YESであれば動作を終了し、
NOであれば、故障生成部2は前記回路接続データを構
成する別の素子の入出力端子に対して一つずつ1縮退故
障及び0縮退故障を生成して、その度にステップST2
に戻って前記論理シミュレーションを実施する(ステッ
プST11)。以下、同様に前記回路接続データを構成
する全ての素子の入出力端子に対して一つずつ1縮退故
障及び0縮退故障を生成して、その度に前記論理シミュ
レーションを実施する。
【0030】また、上記ステップST7の判断結果がN
Oの場合は、ステップST3に戻り、上記ステップST
8の判断結果がNOの場合は、ステップST2に戻って
上記の動作を繰り返すものである。
【0031】図7は図5の回路モデルに対する故障シミ
ュレーション結果を示す表である。表から明らかなよう
に、CMOSI2の出力NA、CMOSI3の出力NB
は、0対1thまたは1対0thの対比となり、DAT
AOUT12は「1」、「0」となり、fault s
im検出は「D」、「U」となり、Tester検出と
同一結果が得られる。
【0032】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、NMOSトランジスタのソース端子、ゲート端子に
印加される信号値が論理値1である場合、ドレイン端子
上に伝搬する出力電圧値はNMOSトランジスタしきい
値電圧Vth分入力電圧から下降するため、この出力信
号値をシュレッショルドレベルの信号値つまり論理要素
‘1th’として表わし、上記同様、PMOSトランジ
スタのソース端子、ゲート端子に印加される信号値が論
理値0である場合、この出力信号値をシュレッショルド
レベルの信号値つまり論理要素‘0th’として表わす
ので、この‘1th’、‘0th’と1、0との論理に
より、論理回路出力は必ず1、0となって、疑似エラー
がなくなり、故障生成しない場合の論理シミュレーショ
ン結果と故障生成した場合の論理シミュレーション結果
とを同じにすることができる。
【0033】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による故障シミュレーション装置の構成を示すブロ
ック図であり、図において、1は論理回路の回路接続関
係を規定した回路接続データを付与する回路接続データ
付与部、2は故障生成箇所決定部(図示せず)からの情
報に基づき回路接続関係にある特定の回路部分にのみ故
障を生成する故障生成部、3は前記論理回路の入力部に
テストパターンを印加する入力パターン信号付与部であ
る。
【0034】4は前記入力パターンに基づき、前記回路
接続データ上における各MOSトランジスタモデルの入
出力にイベント(信号変化)を発生させるイベント発生
部、5は前記イベント情報に基づき、入力端子または制
御端子にイベントが発生したMOSトランジスタを抽出
し、該MOSトランジスタをイベント発生MOSトラン
ジスタとして出力するMOSトランジスタ入力信号抽出
部、60は前記イベント発生MOSトランジスタの真理
値表の論理動作と前記イベント発生MOSトランジスタ
の入力端子及び制御端子より得られる入力信号値を抽出
し、前記イベント発生MOSトランジスタの出力信号を
決定するMOSトランジスタ出力信号決定部(MOSト
ランジスタ出力信号決定手段)である。
【0035】7は配線信号値決定部であり、前記イベン
ト発生MOSトランジスタの出力端子に接続されている
MOSトランジスタ出力配線を抽出し、該出力配線が信
号競合状態にあり、前記出力信号と前記出力配線に付与
する他の信号との信号強度比較を行う際、前記MOSト
ランジスタ出力信号決定部の出力信号強度に基づき比較
を行い、前記出力配線の信号値を決定する。8は故障生
成しない場合の論理シミュレーション結果と故障生成し
た場合の論理シミュレーション結果とを比較判断する故
障検出判断部、18は前記回路接続データ上の疑似エラ
ーの発生する回路部分に縮退故障を発生させないように
マスクするマスクデータ付与部(マスクデータ付与手
段)である。なお、疑似エラーの発生する回路部分は、
回路設計者においてはわかっており、この回路部分をマ
スクデータ付与部18に設定しておくものである。
【0036】この実施の形態2の発明において適用する
PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタは、
図3、4に示す真理値表のものを用いる。
【0037】次に動作について説明する。図9は実施の
形態2における故障シミュレーション装置の実行フロー
図である。まず、回路接続データ付与部1を用いて、論
理回路の回路接続関係を規定した回路接続データを付与
する(ステップST11)。次に、付与した回路接続デ
ータ上の疑似エラーの発生する回路部分にマスクデータ
付与部18によってマスクデータを付与する(ステップ
ST12)。
【0038】然る後、入力パターン信号付与部3によっ
て入力パターン信号を付与し(ステップST13)、イ
ベント発生部4によってイベントを発生させる(ステッ
プST14)。
【0039】次に、MOSトランジスタ入力信号抽出部
5は前記イベント情報に基づき、各入力端子、制御端子
にイベントが発生したMOSトランジスタの動作種別及
び入力端子、制御端子に印加されている各信号値を抽出
する(ステップST15)。次に、MOSトランジスタ
出力信号決定部60は前記図11、12に示すPMOS
トランジスタおよびNMOSトランジスタの真理値表の
論理動作と該イベント発生MOSトランジスタの入力端
子及び制御端子より得られる入力信号値に従って、出力
信号を決定する(ステップST16)。
【0040】次に、配線信号値決定部7は前記イベント
発生MOSトランジスタの出力端子に接続されているM
OSトランジスタ出力配線を抽出し、該MOSトランジ
スタ出力配線が信号競合状態にあり、前記MOSトラン
ジスタ出力信号決定部60の出力信号強度と前記MOS
トランジスタ出力配線に付与する他の信号との信号強度
比較を行う際、前記出力信号強度に基づき比較を行い、
前記MOSトランジスタ出力配線の信号値を決定する
(ステップST17)。
【0041】次に、前記信号値に基づき、新たなイベン
トが発生し、順次、次段素子に伝搬させて行き、全ての
入力パターンに対応した前記論埋回路の出力信号が得ら
れるまで論理シミュレーションを続行したかを判断し
(ステップST18)、NOであれば、ステップST1
4に戻り上記の動作を繰り返し、YESであれば、全て
の入力パターンを入力したかを判断する(ステップST
19)。このステップST19の判断結果がYESであ
れば、故障検出判断部8は故障生成しない場合の論理シ
ミュレーション結果と故障生成した場合の論理シミュレ
ーション結果とを比較判断して故障判断を行い(ステッ
プST20)、両者の信号値が異なる場合は前記入力パ
ターン信号によって検出可能な故障であるとし、両者の
信号値が全く等しい場合は検出不可能な故障であるとし
てメッセージを出力する。
【0042】そして、全ての故障を生成したかを判断し
(ステップST21)、YESであれば動作を終了し、
NOであれば、故障生成部2は前記回路接続データを構
成するMOSトランジスタの入出力端子に対して一つず
つ1縮退故障及び0縮退故障を生成して(ステップST
22)、その度に前記論理シミュレーションを実施する
が、故障生成の際に前記回路接続データから「Sele
ctor回路」、「Multiplexer回路」及び
「同期式Latch回路」をその接続関係から検出し、
これらの回路内に存在する予め決定している疑似エラー
発生箇所(図5のインバータ素子13の出力端、PMO
Sトランジスタ14のゲート端子、NMOSトランジス
タ17のゲート端子)に対しては、前記したように縮退
故障を生成しないようにマスクデータ付与部18によっ
てマスクする。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、付与された回路接続データ上の疑似エラー発生箇所
にマスクデータを付与して、故障を発生させないように
構成したので、疑似エラーがなくなり、故障生成しない
場合の論理シミュレーション結果と故障生成した場合の
論理シミュレーション結果とを同じにすることができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、MOSトランジスタ出力信号強度決定手段によ
り、イベント発生MOSトランジスタの導電形式と制御
端子より得られる制御信号値及び入力端子より得られる
入力信号値を抽出し、このイベント発生MOSトランジ
スタがオンする際の出力信号強度を決定するように構成
したので、スイッチレベル(MOSトランジスタ)で構
成されたフルカスタム設計データに対する故障シミュレ
ーションにおいて、従来多発していた疑似エラーがなく
なり、故障シミュレーション結果の信頼性が向上する効
果がある。
【0045】請求項2記載の発明によれば、検証すべき
回路は、ソース端子、ゲート端子に印加される信号値が
論理値「1」である場合、ドレイン端子上に伝搬する出
力信号値をシュレッショルドレベルの信号値つまり論理
要素「1th」としたNMOSトランジスタ及びソース
端子、ゲート端子に印加される信号値が論理値「0」で
ある場合、ドレイン端子上に伝搬する出力信号値をシュ
レッショルドレベルの信号値つまり論理要素「0th」
としたPMOSトランジスタを用いて構成したので、イ
ベント発生MOSトランジスタがオンする際の出力信号
強度の決定が容易であり、疑似エラーの発生がなくな
り、故障シミュレーション結果の信頼性が向上する効果
がある。
【0046】請求項3記載の発明によれば、疑似エラー
の発生する回路部分を除いて、付与された検証すべき回
路に1縮退故障及び0縮退故障を生成させるように構成
したので、疑似エラーがなくなり、故障シミュレーショ
ン結果の信頼性が向上する効果がある。
【0047】請求項4記載の発明によれば、検証すべき
回路の疑似エラーの発生する回路部分に故障を生成しな
いように、マスクデータ付与手段によりマスクデータを
付与するように構成したので、スイッチレベル(MOS
トランジスタ)で構成されたフルカスタム設計データに
対する故障シミュレーションにおいて、従来多発してい
た疑似エラーを確実になくすことができ、故障シミュレ
ーション結果の信頼性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による故障シミュレ
ーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 NMOSトランジスタおよびPMOSトラン
ジスタの入力電圧Vinに対するオン抵抗RONの抵抗特性
曲線図である。
【図3】 実施の形態1の回路に適用するNMOSトラ
ンジスタの論理動作を表す真理値表を示す図である。
【図4】 実施の形態1の回路に適用するPMOSトラ
ンジスタの論理動作を表す真理値表を示す図である。
【図5】 検証対象となる論理回路例の一部分を表す回
路モデル図である。
【図6】 実施の形態1による回路モデルに対する故障
シミュレーション結果を示す図である。
【図7】 図1に示す故障シミュレーション装置の処理
動作を説明するフロー図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による故障シミュレ
ーション装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 図8に示す故障シミュレーション装置の処理
動作を説明するフロー図である。
【図10】 従来装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来装置に適用されているNMOSトラン
ジスタの論理動作を表す真理値表を示す図である。
【図12】 従来装置に適用されているPMOSトラン
ジスタの論理動作を表す真理値表を示す図である。
【図13】 従来の故障シミュレーション装置による故
障シミュレーション結果を示す図である。
【符号の説明】
1 回路接続データ付与部(回路接続データ付与手
段)、2 故障生成部(故障生成手段)、3 入力パタ
ーン信号付与部(入力パターン信号付与手段)、4イベ
ント発生部(イベント発生手段)、5 MOSトランジ
スタ入力信号抽出部(MOSトランジスタ入力信号抽出
手段)、6 MOSトランジスタ出力信号強度決定部
(MOSトランジスタ出力信号強度決定手段)、7 配
線信号値決定部(配線信号値決定手段)、18 マスク
データ付与部(マスクデータ付与手段)、60 MOS
トランジスタ出力信号決定部(MOSトランジスタ出力
信号決定手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSトランジスタを用いた回路動作を
    検証する故障シミュレーション装置において、 検証すべき回路の回路接続関係を規定した回路接続デー
    タを付与する回路接続データ付与手段と、 前記回路接続データ上における各素子の入出力に縮退故
    障を発生させる故障生成手段と、 回路入力部にテストパターンを印加する入力パターン信
    号付与手段と、 前記テストパターンに基づき、前記回路接続データ上に
    おける各素子の入出力にイベントを発生させるイベント
    発生手段と、 前記イベントに基づき、入力端子及び制御端子にイベン
    トが発生したMOSトランジスタを抽出し、該MOSト
    ランジスタをイベント発生MOSトランジスタとして出
    力するMOSトランジスタ入力信号抽出手段と、 前記イベント発生MOSトランジスタの導電形式と制御
    端子より得られる制御信号値及び入力端子より得られる
    入力信号値を抽出し、前記イベント発生MOSトランジ
    スタがオンする際の出力信号強度を決定するMOSトラ
    ンジスタ出力信号強度決定手段と、 前記イベント発生MOSトランジスタの出力端子に接続
    されている出力配線を抽出し、この出力配線が信号競合
    状態にあり、前記MOSトランジスタの出力信号と前記
    出力配線に付与する他の信号との信号強度比較を行う
    際、前記MOSトランジスタ出力信号強度決定手段の出
    力信号強度に基づき比較を行い、前記MOSトランジス
    タ出力配線の信号値を決定する配線信号値決定手段と、 を備えた故障シミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 検証すべき回路は、ソース端子、ゲート
    端子に印加される信号値が論理値「1」である場合、ド
    レイン端子上に伝搬する出力信号値をシュレッショルド
    レベルの信号値「1th」を論理要素とした真理値表の
    NMOSトランジスタ及びソース端子、ゲート端子に印
    加される信号値が論理値「0」である場合、ドレイン端
    子上に伝搬する出力信号値をシュレッショルドレベルの
    信号値「0th」を論理要素とした真理値表のPMOS
    トランジスタを用いて構成したことを特徴とする請求項
    1記載の故障シミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 MOSトランジスタを用いた回路動作を
    検証する故障シミュレーション装置において、 論理回路の回路接続関係を規定した回路接続データを付
    与する回路接続データ付与手段と、 前記回路接続データ上の疑似エラーの発生する回路部分
    を除いた箇所にのみ縮退故障を発生させる故障生成手段
    と、 前記論理回路の入力部にテストパターンを印加する入力
    パターン信号付与手段と、 前記テストパターンに基づき、前記回路接続データ上に
    おける各MOSトランジスタの入出力にイベントを発生
    させるイベント発生手段と、 前記イベントに基づき、入力端子または制御端子にイベ
    ントが発生したMOSトランジスタを抽出し、該MOS
    トランジスタをイベント発生MOSトランジスタとして
    出力するMOSトランジスタ入力信号抽出手段と、 前記イベント発生MOSトランジスタの真理値表及び該
    イベント発生MOSトランジスタの入力端子より得られ
    る入力信号値を抽出し、前記イベント発生MOSトラン
    ジスタの出力信号を決定するMOSトランジスタ出力信
    号決定手段と、 前記イベント発生MOSトランジスタの出力端子に接続
    されている出力配線を抽出し、この出力配線が信号競合
    状態にあり、前記MOSトランジスタの出力信号と前記
    出力配線に信号付与する他の信号との信号強度比較を行
    う際、前記MOSトランジスタ出力信号決定手段の出力
    信号強度に基づき比較を行い、前記MOSトランジスタ
    出力配線の信号値を決定する配線信号値決定手段と、 を備えた故障シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 回路接続データ上の疑似エラーの発生す
    る回路部分に縮退故障を発生させないように、故障生成
    部にマスクデータを付与するマスクデータ付与手段を備
    えたことを特徴とする請求項3記載の故障シミュレーシ
    ョン装置。
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