JPH10162565A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクドライブ装置

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JPH10162565A
JPH10162565A JP31943196A JP31943196A JPH10162565A JP H10162565 A JPH10162565 A JP H10162565A JP 31943196 A JP31943196 A JP 31943196A JP 31943196 A JP31943196 A JP 31943196A JP H10162565 A JPH10162565 A JP H10162565A
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秀人 村元
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正昭 遊佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵効果が高く、かつ構成が簡単な光ディス
クドライブ装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク2のドライブ機構3を収容し
た筺体5の内外を、トレイ引き出し口5aを介してディ
スク装着位置とディスク駆動位置との間で往復動するロ
ーディングトレイ12に、トレイ引き出し口5aを覆う
大きさの前面板13と、前面板13の背面に突設したホ
ルダ部18と、ホルダ部18にフラップ部16が撓み変
形余裕を残して嵌装され、ディスク駆動位置においてフ
ラップ部16がトレイ引き出し口5aの開口縁部と前面
板13の背面との間に介在して筺体5内への塵埃の侵入
を阻止する防塵材14を設けて構成してある。防塵性能
の維持とローディングトレイ12のための駆動機構やそ
の動力源に対する負荷抑制を、両立させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのロー
ディングトレイに構造の簡単な防塵材を取り付け、防塵
性を高めた光ディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを回転駆動し、光ピックアッ
プにより記録又は再生を行う光ディスクドライブ装置
は、ドライブ機構を収容する装置筺体の前面部にローデ
ィング機構を配設したフロントローディング方式が大半
を占めている。この種のフロントローディングトレイ方
式では、筺体前面に開口するトレイ引き出し口を介して
ローディングトレイを出し入れし、光ディスクを筺体外
のディスク装着位置と筺体内のディスク駆動位置との間
で搬送できるようになっている。図5は、従来の光ディ
スクドライブ装置の一例を示す斜視図、図6は、図5に
示した光ディスクドライブ装置の要部側面図である。
【0003】図5に示した光ディスクドライブ装置1
は、記録媒体である光ディスク2をドライブ機構3によ
り回転駆動し、光ピックアップ4を介して信号を記録又
は再生する構成とされており、その主要部は偏平な箱状
の筺体5に収容されている。筺体5前面には、光ディス
ク2をディスク装着位置とディスク駆動位置との間で搬
送するローディングトレイ6のためのトレイ引き出し口
5aが開口している。ローディングトレイ6は、底面板
6aと、底面板6aの両側に一体形成した一対の側面板
6bと、底面板6aの前端に一体形成した前面板6cと
からなる。底面板6aには、光ディスク2の外径よりも
僅かに大径のディスク収納凹部が刻設されており、光デ
ィスク2を載置されて拘束支持する。側面板6bには、
ローディングトレイ6を筺体5内外に搬送するピニオン
・ラック機構等のローディング機構(図示せず)が組み
付けてある。前面板6cは、底面板6aからの光ディス
ク2の飛び出しを防止するとともに、トレイ引き出し口
5aを覆って塵埃の侵入を防ぐ働きをする。6dは、光
ピックアップ4が半径方向の走査するための案内路であ
る。筺体5内のディスク駆動位置まで案内された光ディ
スク2は、昇降機構(図示せず)により光ピックアップ
4とともに一体的に昇降駆動されるターンテーブルに付
属するチャッキングプーリ3aとこれに対向するクラン
パプレート3bとの間に挟持され、ターンテーブルとと
もに回転駆動される。
【0004】ところで、ローディングトレイ6先端に設
けた前面板6cの背面には、弾性材料からなる防塵材7
が固着してあり、図6に示したように、この防塵材7が
筺体5のトレイ引き出し口5aの開口部を囲繞する係合
溝8に係合し、ローディングトレイ6がディスク駆動位
置にあるときにトレイ引き出し口5aの隙間から塵埃が
筺体5内に侵入するのを阻止するようになっている。す
なわち、ローディングトレイ6が筺体5内部に収容され
た状態にあっては、防塵材7によって筺体5前面と前面
板6cとの間が閉塞され、筺体5の気密性が保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
ドライブ装置1は、防塵材7をローディングトレイ6の
前面板6cの背面部分に貼着していたため、ローディン
グトレイ6の取り付け公差によって防塵材7と係合溝8
との間に間隙ができてしまったときなどに、十分な防塵
効果が得られないことがあり、またローディグトレイ6
が筺体5内部にあって光ディスク2を回転駆動している
状態において、気密性維持のためローディングトレイ6
を筺体5奥側へ付勢し続けねばならないために、ローデ
ィング機構に対し余分な負荷を及ぼすといった課題があ
った。さらに、防塵材7は貼着面積の僅かな前面板6c
の背面周縁部に両面テープによって貼着していたため、
取り付け時の作業能率が非常に悪いといった課題を抱え
るものであった。
【0006】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、防塵材の取り付けが容易であり、しかも高い防塵性
能を得ることのできる光ディスクドライブ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、光ディスクを回転駆動し、光ピックアッ
プにより記録又は再生を行うドライブ機構と、該ドライ
ブ機構を収容し、前面にトレイ引き出し口が開口する筺
体と、前記トレイ引き出し口を介してディスク装着位置
とディスク駆動位置との間で前記筺体内外を往復動自在
に保持したローディングトレイとを備えた光ディスクド
ライブ装置において、前記ローディングトレイは、前記
トレイ引き出し口を覆う大きさの前面板と、該前面板の
背面に突設したホルダ部と、該ホルダ部に一部分が撓み
変形余裕を残して嵌装され、前記ディスク駆動位置にお
いて前記一部分が前記トレイ引き出し口の開口縁部と前
記前面板の背面との間に介在して前記筺体内への塵埃の
侵入を阻止する防塵材とを具備することを特徴とするも
のである。
【0008】また、前記ホルダ部が、楔状の係合突起が
複数箇所に突設されており、前記防塵材が、前記係合突
起に係合して位置決め及び抜け止めを果たす係合孔が複
数箇所に穿設されていること、さらには前記防塵部材
が、前記トレイ引き出し口に遊嵌する筒状体と、該筒状
体から延出して前記一部分となるフラップ部とを具備す
ること等を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図5を参照して説明する。図1は本発明の光ディス
クドライブ装置の一実施形態を示す要部側面図、図2
は、図1に示した防塵材部分の分解斜視図、図3は、図
2に示した防塵材部分の変形例を示す分解斜視図、図4
は、防塵材の変形例を示す要部斜視図である。
【0010】図1に示す光ディスクドライブ装置11
は、ローディングトレイ12の前面に取り付けた前面板
13の背面に配設される防塵材14の構造を改良し、か
つこの防塵材14が簡単に装着できるよう前面板13の
背面形状に工夫を凝らしたものである。防塵材14は、
塩化ビニールシートやポリエステルフィルムシート或い
はゴムシート等の可撓性シートを箱状に一体成型したも
のであり、図2に示したように、正面と背面が開口する
四角筒状のダクト部15と、ダクト部15から延びる4
枚のフラップ部16とから構成される。ダクト部15
は、横長の2枚の水平側面15aと縦に短い2枚の垂直
側面15bを有しており、水平側面15aには左右端の
近傍にそれぞれ係合孔17が、また垂直側面15bには
そのほぼ中央に係合孔17が穿設してある。
【0011】一方、前面板13の背面には、防塵材14
のダクト部15が外挿嵌合により固定される四角筒状の
ホルダ部18が突設してある。このホルダ部18は、前
面板13に一体成型により形成したもので、四隅の各隅
部近傍に形成した弾性に富む舌片19に楔状の係合突起
20が突設してあり、係合突起20の楔の方向は前面板
13の背面方向を向いている。
【0012】防塵材14を取り付ける場合、まず防塵材
14のダクト部15の正面開口部をホルダ部18の開口
部分に正対させ、そのままの姿勢でダクト部15をホル
ダ部18に押し込む。ダクト部15は、計6個の係合孔
17に対し、ホルダ部18の係合突起20がすべて係合
するまで押し込む。すべての係合突起20が、楔状の案
内面を滑らせて係合孔17に係合し終えると、防塵材1
4は前面板13の背面にしっかりと固定される。また、
このときにダクト部15から延びる4枚のフラップ部1
6は、可撓性を保ったまま先端が前面板13の背面に係
止され、ホルダ部18の各面とは撓み余裕となる空間を
介して対峙する。
【0013】こうして、防塵材14は前面板13の背面
に嵌合固定され、ローディングトレイ12をディスク装
着位置からディスク駆動位置まで搬送駆動したときに、
搬送終端においてフラップ部16がトレイ引き出し口5
aの開口縁部と前面板13の背面との間に介在し、フラ
ップ部16が撓み変形することで、トレイ引き出し口5
aの開口縁部と前面板13の背面との間を気密に封止す
る。フラップ部16の撓み変形に伴う弾発力はごく小さ
なものであり、従ってローディングトレイ12をディス
ク駆動位置から排出させようとする力は殆どなく、従っ
てローディングトレイ12をディスク駆動位置に保持す
る目的でローディング機構を常時駆動状態に付勢する必
要はない。
【0014】このように、上記光ディスクドライブ装置
11によれば、光ディスク2のドライブ機構3を収容し
た筺体5の内外を、トレイ引き出し口5aを介してディ
スク装着位置とディスク駆動位置との間で往復動するロ
ーディングトレイ12に、トレイ引き出し口5aを覆う
大きさの前面板13と、前面板13の背面に突設したホ
ルダ部18と、ホルダ部18にフラップ部16が撓み変
形余裕を残して嵌装され、ディスク駆動位置においてフ
ラップ部16がトレイ引き出し口5aの開口縁部と前面
板13の背面との間に介在して筺体5内への塵埃の侵入
を阻止する防塵材14を設けて構成したから、ローディ
ングトレイ12がディスク駆動位置にあるときに、前面
板13背面のホルダ部18に嵌合装着した防塵材14の
一部が撓み変形して筺体5前面のトレイ引き出し口5a
の開口縁部に密接し、外部からの塵埃の侵入を阻止する
ことができ、防塵性能の維持とローディングトレイ12
のための駆動機構やその動力源に対する負荷抑制を両立
させることができ、光ディスク2を回転駆動している最
中にローディグトレイ12を筺体5奥側に付勢して気密
性を維持するといったことは不要であり、また防塵材1
4は前面板13背面に嵌装するだけで固定されるため、
取り付けが非常に簡単であり、従来のように貼着面積の
小さな前面板6cの背面周縁部に両面テープを使って防
塵材7を貼着するといった能率の悪い組み付け作業は不
要であり、しかも前面板13の構造上の制約やローディ
ングトレイの取り付け公差等に影響されることなく、し
っかりと防塵機能を果たすことができる。
【0015】また、ホルダ部18に、楔状の係合突起2
0を複数箇所に突設し、防塵材14に、係合突起20に
係合して位置決め及び抜け止めを果たす係合孔17を複
数箇所に穿設したので、ホルダ部18とこれに嵌装され
る防塵材14とを、係合突起20と係合孔17の係合に
より位置決め及び抜け止めされた状態で合体させること
ができ、これにより組み立て時の作業性の大幅な向上を
図るとともに、ローディングトレイ12の出し入れの繰
り返しや多少乱暴な取り扱い等に起因する防塵材14の
脱落を確実に防止することができる。
【0016】さらに、防塵材14が、トレイ引き出し口
5aに遊嵌するダクト部15と、ダクト部15から延出
して前記一部分となるフラップ部16とを具備するた
め、塩化ビニールシートやポリエステルフィルムシート
或いはゴムシート等の可撓性シート等から一体成型によ
り形成した防塵材14を用い、気密シール部分にフラッ
プ部16の可撓性を十分活かした防塵構造を作り出すこ
とができ、ローディングトレイ12の駆動機構に対する
過剰な負担を軽減し、良好な防塵性能を発揮することが
できる。
【0017】なお、上記実施形態では、前面板13の背
面に突設したホルダ部18に弾性変形可能な舌片19を
形成し、この舌片19に楔状の係合突起20を突設する
構成としたが、図3に要部を示す光ディスクドライブ装
置21のごとく、四角筒状のホルダ部28の各面に直接
楔状の係合突起30を突設するようにしてもよい。ま
た、防塵材の取り付け性を高めるため、例えば図4に示
した防塵材34のごとく、ダクト部35の各側面の接続
部分に1/3程度までの深さの切り込み35aを形成
し、取り付け時のフラップ部36の拡開範囲を拡大する
構成とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスクのドライブ機構を収容した筺体の内外を、ト
レイ引き出し口を介してディスク装着位置とディスク駆
動位置との間で往復動するローディングトレイに、トレ
イ引き出し口を覆う大きさの前面板と、前面板の背面に
突設したホルダ部と、ホルダ部に一部分が撓み変形余裕
を残して嵌装され、ディスク駆動位置において該一部分
がトレイ引き出し口の開口縁部と前面板の背面との間に
介在して筺体内への塵埃の侵入を阻止する防塵材を設け
て構成したから、ローディングトレイがディスク駆動位
置にあるときに、前面板背面のホルダ部に嵌合装着した
防塵材の一部が撓み変形して筺体前面のトレイ引き出し
口の開口縁部に密接し、外部からの塵埃の侵入を阻止す
るため、防塵性能の維持とローディングトレイのための
駆動機構やその動力源に対する負荷抑制を両立させるこ
とができ、光ディスクを回転駆動している最中にローデ
ィグトレイを筺体奥側に付勢して気密性を維持するとい
ったことは不要であり、また防塵材は前面板背面に嵌装
するだけで固定されるため、取り付けが非常に簡単であ
り、貼着面積の小さな前面板の背面周縁部に両面テープ
を使って防塵材を貼着するといった能率の悪い組み付け
作業は不要であり、しかも前面板の構造上の制約やロー
ディングトレイの取り付け公差等に影響されることな
く、しっかりと防塵機能を果たすことができる等の優れ
た効果を奏する。
【0019】また、ホルダ部に、楔状の係合突起を複数
箇所に突設し、防塵材に、係合突起に係合して位置決め
及び抜け止めを果たす係合孔を複数箇所に穿設したか
ら、ホルダ部とこれに嵌装される防塵材とを、係合突起
と係合孔の係合により位置決め及び抜け止めされた状態
で合体させることができ、これにより組み立て時の作業
性の大幅な向上を図るとともに、ローディングトレイの
出し入れの繰り返しや多少乱暴な取り扱い等に起因する
防塵材の脱落を確実に防止することができる等の効果を
奏する。
【0020】さらに、防塵材が、トレイ引き出し口に遊
嵌する筒状体と、筒状体から延出して前記一部分となる
フラップ部とを具備するため、塩化ビニールシートやポ
リエステルフィルムシート或いはゴムシート等の可撓性
シート等から一体成型により形成した防塵材を用い、気
密シール部分にフラップ部の可撓性を十分活かした防塵
構造を作り出すことができ、ローディングトレイの駆動
機構に対する過剰な負担を軽減し、良好な防塵性能を発
揮することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクドライブ装置の一実施形態
を示す要部側面図である。
【図2】図2に示した防塵材部分の分解斜視図である。
【図3】図2に示した防塵材部分の変形例を示す分解斜
視図である。
【図4】防塵材の変形例を示す要部分解斜視図である。
【図5】従来の光ディスクドライブ装置の一例を示す斜
視図である。
【図6】図5に示した光ディスクドライブ装置の要部側
面図である。
【符号の説明】
2 光ディスク 3 ドライブ機構 4 光ピックアップ 5 筺体 5a トレイ引き出し口 11,21 光ディスクドライブ装置 12 ローディングトレイ 13 前面板 14,34 防塵材 15,35 筒状体(ダクト部) 16,36 フラップ部 17 係合孔 18,28 ホルダ部 20,30 係合突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転駆動し、光ピックアッ
    プにより記録又は再生を行うドライブ機構と、該ドライ
    ブ機構を収容し、前面にトレイ引き出し口が開口する筺
    体と、前記トレイ引き出し口を介してディスク装着位置
    とディスク駆動位置との間で前記筺体内外を往復動自在
    に保持したローディングトレイとを備えた光ディスクド
    ライブ装置において、前記ローディングトレイは、前記
    トレイ引き出し口を覆う大きさの前面板と、該前面板の
    背面に突設したホルダ部と、該ホルダ部に一部分が撓み
    変形余裕を残して嵌装され、前記ディスク駆動位置にお
    いて前記一部分が前記トレイ引き出し口の開口縁部と前
    記前面板の背面との間に介在して前記筺体内への塵埃の
    侵入を阻止する防塵材とを具備することを特徴とする光
    ディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ部は、楔状の係合突起が複数
    箇所に突設されており、前記防塵材は、前記係合突起に
    係合して位置決め及び抜け止めを果たす係合孔が複数箇
    所に穿設されていることを特徴とする請求項1記載の光
    ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記防塵部材は、前記トレイ引き出し口
    に遊嵌する筒状体と、該筒状体から延出して前記一部分
    となるフラップ部とを具備することを特徴とする請求項
    1又は2記載の光ディスクドライブ装置。
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