JPH10163131A - 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH10163131A
JPH10163131A JP8317465A JP31746596A JPH10163131A JP H10163131 A JPH10163131 A JP H10163131A JP 8317465 A JP8317465 A JP 8317465A JP 31746596 A JP31746596 A JP 31746596A JP H10163131 A JPH10163131 A JP H10163131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
forming
ruthenium oxide
ruthenium
ruo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8317465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3676004B2 (ja
Inventor
Masaaki Nakabayashi
正明 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31746596A priority Critical patent/JP3676004B2/ja
Publication of JPH10163131A publication Critical patent/JPH10163131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3676004B2 publication Critical patent/JP3676004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】酸化ルテニウム膜の形成方法に関し、500℃
以上の温度で成膜が可能で、しかも500℃以上の高温
に耐えられる膜を形成すること。 【解決手段】ルテニウム有機金属化合物と酸化ガスを成
膜領域1に導入し、酸素分圧を6Torr以下に設定して基
板W上に酸化ルテニウム膜32を気相成長することを特
徴とする酸化ルテニウム膜の形成方法を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化ルテニウム膜
の形成方法および酸化ルテニウム薄膜を備えた半導体装
置の製造方法に関し、より詳しくは、有機金属化合物の
原料を使用して酸化ルテニウム膜を形成する方法と、酸
化ルテニウの製造工程を含む半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】導電膜である酸化ルテニウム膜(RuO2)
は、強・高誘電体を用いた薄膜コンデンサのキャパシタ
電極としてDRAM、FeRAMなどのデバイスに応用
されている。RuO2の成膜方法として、スパッタリング、
CVDなどの種々の方法が採用されてきた。CVDによ
るRuO2の製造方法は、特開平6-283438号公報に記載され
ている。そのCVDは、図10に示すような構造のCV
D装置を用いて行われる。
【0003】そのCVD装置は、気化器101 に気化原料
を入れ、加熱した気化器101 内にアルゴンガス(キャリ
アガス)と酸素ガスを導入し、これらのガスと気化原料
のガスとを反応室102 に導いて、加熱した基板保持台10
3 上にガスを接触させて成膜するようになっている。例
えば2,2,6,6-テトラメチル-3,5- ヘプタンジオンルテニ
ウム(2,2,6,6-Tetramethyl3,5-heptanedioneRutheniu
m、Ru(DPM)3)を気化器101 内に入れ、その温度を12
5℃として、この気化器101 にArガスを100ml/minの
流量で供給し、ここに酸素ガスを200ml/minの流量で
混合し、この混合ガスを原料ガスとして使用する。そし
て、ガス管を通して原料ガスを反応室102 内に供給す
る。
【0004】反応室102 内では、電熱により360℃に
加熱しているステンレス熱板(基板保持台)103 の上に
基板104 を置き、その基板104 に原料ガスを供給して基
板104 上でRu(DPM)3を熱分解して基板104 上にRuO2膜を
析出する。反応系のガス圧は5Torrである。この成膜方
法によるRuO2膜の析出速度は約15nm/minである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来で
は、RuO2膜を成長するために、120℃程度の低温成長
によってRuO2膜を得ていた。しかし、低温で成長された
RuO2膜は表面及び結晶粒界にRu金属、RuO2以外の酸化物
相が存在する。ルテニウム(Ru)は、2〜8価の価数を
もつ元素であり、その酸化物にはRuO2やRuO4などがあ
る。RuO2は固体であるのに対して、RuO4は気体であるた
めに、RuO2膜をCVDによって成長する際に基板温度を
500℃程度に加熱し、ガス流量などの他の条件を上記
した値に設定すると、RuO4が多く生成されて膜が堆積し
ない。これは、反応室102 内に搬送されたRu(DPM)3は、
500℃程度の高温下では基板104 表面で分解し、ガス
中に多く含まれる酸素と反応してRuO4を生成するためで
ある。
【0006】ルテニウム含有ガスとしては、その他に、
2,6-ジメチル-3,5- ヘプタンジオンルテニウム(2,6-di
methyl-3,5-heptanedioneRuthenium、 Ru(DMHPD)3 )、
ビス・サイクロペンタ−ジオニル・ルテニウム( Bis(sy
clopenta-dienyl)Ruthenium、Ru(C5H5)) などがあり、
この原料によっても同じ結果が生じる。ところで、低温
成長によってRuO2膜を形成しても、以下に述べることが
原因となってRuO2膜の表面のモフォロジが荒れることが
ある。
【0007】薄膜コンデンサは、誘電体膜を電極で挟ん
だ構造を有しており、その下部電極としてRuO2膜を用
い、その誘電体膜として高誘電体の(Ba,Sr)TiO3膜を用
いた構造を採用すると、RuO2膜表面のモフォロジが荒れ
る。これは、(Ba,Sr)TiO3の成膜温度が500℃以上で
あるため、RuO2膜の上に(Ba,Sr)TiO3を成長すると、Ru
O2膜の表面或いはその結晶粒界に存在するRuO2以外のル
テニウム酸化物及びルテニウム純金属が、500℃以上
の温度によって酸素と反応してRuO4となり気化し易くな
るからである。
【0008】このように、RuO2膜表面のモフォロジが荒
れると、その表面には大きな凹凸が発生する。したがっ
て、RuO2膜を薄膜コンデンサの電極として使用し、この
電極に電圧を印加すると、RuO2よりなる電極表面の凸部
に局部的に電界が集中して電極間の誘電体膜に絶縁破壊
が生じ易くなる。以上のように、酸素流量の多い雰囲気
内で酸化ルテニウ膜を高温で成長しようとするとRuO4
優先的に生成されて膜が基板上に成長せず、しかも、低
温で酸化ルテニウム膜を成長すると、膜中にRuO2だけで
なくそれ以外のルテニウム酸化物やルテニウムが存在
し、その上に誘電体膜を成長する際にルテニウム酸化膜
表面が荒れる原因となる。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、500℃以上の温度で成膜が可能で、し
かも500℃以上の高温に耐えられる酸化ルテニウム膜
の形成方法と、その酸化ルテニウムの形成工程を含む半
導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(手段)上記した課題は、図1、図2に例示するよう
に、ルテニウム有機金属化合物と酸化ガスを成膜領域1
に導入し、酸素分圧を6Torr以下に設定して基板W上に
酸化ルテニウム膜32を気相成長することを特徴とする
酸化ルテニウム膜の形成方法によって解決する。
【0011】上記酸化ルテニウム膜の形成方法におい
て、前記ルテニウム有機金属化合物は、Ru(DPM)3、Ru(D
MHPD)3、Ru(C5H5)のいずれかであることを特徴とする。
上記酸化ルテニウム膜の形成方法において、前記酸化ガ
スは、酸素(O2)、二酸化窒素(NO2 )、一酸化窒素
(N2O )のうちの一種又は複数のガスを混合したガスで
あることを特徴とする。
【0012】上記酸化ルテニウム膜の形成方法におい
て、前記気相成長を行うための反応圧力は5〜10Torr
であることを特徴とする。上記酸化ルテニウム膜の形成
方法において、前記気相成長の際の前記基板温度を50
0〜600℃に設定することを特徴とする。上記した課
題は、図6、図7に例示するように、半導体基板40上
に直接又は絶縁膜を介して第1の金属膜52を形成する
工程と、該第1の金属膜52の上に誘電体膜54を形成
する工程と、該誘電体膜54の上に第2の金属膜55を
形成する工程とを有するコンデンサの形成を含む半導体
装置の製造方法において、前記第1の金属膜52と前記
第2の金属膜55のうち少なくとも一方を形成する工程
は、ルテニウム有機金属化合物と酸化ガスを導入し、酸
素分圧を6Torr以下に設定して酸化ルテニウムを気相成
長する工程からなることを特徴とする半導体装置の製造
方法によって解決する。
【0013】上記した半導体装置の製造方法において、
前記ルテニウム有機金属化合物は、Ru(DPM)3、Ru(DMHP
D)3、Ru(C5H5)2 のいずれかであることを特徴とする。
上記した半導体装置の製造方法において、前記気相成長
を行うための反応圧力は5〜10Torrであることを特徴
とする。上記した半導体装置の製造方法において、前記
気相成長の際の前記基板温度を500〜600℃に設定
することを特徴とする。
【0014】上記した半導体装置の製造方法において、
前記コンデンサの前記誘電体膜54の形成は、(Ba,Sr)T
iO3 、SrTiO3、Pb(Zr,Ti)O3 、PbTiO3、(Pb,Ln)(Zr,Ti)
O3又はBi4Ti3O12 を形成することによって行うことを特
徴とする。上記した半導体装置の製造方法において、前
記第1の電極52又は前記第2の電極55を構成する前
記酸化ルテニウムを形成する前に、前記酸化ルテニウム
の下地としてルテニウム膜を形成する工程を有すること
を特徴とする。
【0015】(作用)次に、本発明の作用について説明
する。本発明によれば、酸化ルテニウム膜を形成するた
めに、ルテニウム有機金属化合物と酸化ガスを成膜領域
に導入し、酸素分圧を6Torr以下に設定することを条件
としている。これによれば、成長温度を500℃以上に
しても、気相成長法による酸化ルテニウム膜の形成が可
能になる。
【0016】その酸化ルテニウム膜の成長は、成長圧力
を5〜10Torrに設定することにより、その表面モフォ
ロジを調整することが容易になるし、成長速度も50〜
100nm/min 程度にすることができる。表面モフォロ
ジは酸素圧力の調整によって制御される。また、酸化ル
テニウムの表面モフォロジを滑らかにすると、その酸化
ルテニウム膜をコンデンサの電極として適用する場合
に、局部的な電界集中が抑制される。
【0017】さらに、酸化ルテニウム成長時の酸素分圧
を6Torr以下に設定すると、膜中にルテニウム相及びRu
O2以外のルテニウム酸化物相が含まれずにRuO2相のみが
存在する。したがって、その酸化ルテニウム膜の上に5
00℃以上の高温で酸化物誘電体膜を形成する際に、酸
化ルテニウムの表面及び結晶粒界においてRuO2以外のル
テニウム酸化物及びルテニウムの酸化物であるRuO4の生
成は無くなり、RuO4の生成によるRuO2膜表面のモフォロ
ジが荒れることはない。
【0018】
【発明の実施の形態】そこで、以下に本発明の実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形
態の成膜に使用するCVD装置である。図1に示すCV
D装置は、ステンレス、アルミニウムなどからなる成膜
室(チャンバ)1を有している。その成膜室1内には、
基板Wを支持する基板支持部2と、基板Wを加熱するヒ
ータ3と、反応ガスを導入する空間であるガス導入部4
と、ガス導入部4内のガスを基板支持部2に向けて放出
する多数の孔を有するシャワー板5とが設けられてい
る。
【0019】ガス導入部4には、酸素を導入するための
第1のガス供給管6と、ルテニウム含有ガスを導入する
ための第2のガス供給管7が接続されている。第1のガ
ス供給管6のガス上流側にはマスフローコントローラ
(MFC)6aを介して酸素ボンベ(不図示)が接続さ
れている。また、第2のガス供給管7のガス上流側の端
部は、開閉弁8,10及び流量調整弁9を介してルテニ
ウム原料容器11の空間内に差し込まれている。
【0020】ルテニウム原料容器11は恒温槽12によ
って第1の温度T1 に加熱されており、その中に収納し
た粉末状のルテニウム原料Rを加熱して昇華するように
なっている。また、昇華したルテニウム原料Rを第2の
ガス供給管7内に送るために、ルテニウム原料R容器1
1には、アルゴンガスのような不活性キャリアガスを導
入するための第3のガス供給管13が開閉弁を介して接
続されている。その第3のガス供給管13のガス下流側
には開閉弁14,15、マスフローコントローラ(MF
C)16を通してアルゴンガスボンベ(不図示)が接続
されている。
【0021】ルテニウム原料容器11に収納されるルテ
ニウム固体原料として、例えばRu(DPM)3、 Ru(DMHPD)
3 、Ru(C5H5)などがある。また、成膜室1内では、基板
支持部2に対してガス導入部4と反対側には第1の排気
管17が接続されており、その第1の排気管17に接続
された圧力調整弁18、メカニカルブースタポンプ19
及びドライポンプ20によって成膜室1内部を所定の圧
力まで減圧するように構成されている。
【0022】上記した第2のガス供給管7には開閉弁2
1を通して第2の排気管22が接続されている。また、
第2のガス供給管7と第3のガス供給管13にはバイパ
ス管23が接続され、さらにそのバイパス管23には開
閉弁24が接続されていて、開閉弁24を開き且つ開閉
弁8,14を閉じ、第3のガス供給管13を通してキャ
リアガスを第2のガス供給管7内に供給し続けることに
よって、第2のガス供給管7内のルテニウム含有ガスを
第1のガス供給管6又は第2の排気管22を通して排出
するように構成されている。
【0023】第2及び第3のガス供給管7,13と第2
の排気管22とガス導入部4の周囲には、それらを第1
の温度T1 よりも高い第2の温度T2 に加熱するための
ヒータ25が配置されており、これにより、ガス導入部
4管、第2の排気管22、第2及び第3のガス供給管
7,13の中でのガス状の原料の凝縮化が抑制されてい
る。
【0024】なお、図中符号26は、第1の排気管17
に取付けられた第1の圧力計であって、測定した圧力の
データは圧力調整弁18に入力するように構成されてい
る。また、符号27は、第2のガス供給管7に接続され
た第2の圧力計で、その圧力に応じて第2のガス供給管
7に取付けられた流量調整弁9での流量が所定値になる
ように調整している。
【0025】このようなCVD装置を使用して基板W上
にルテニウム膜と酸化ルテニウム膜を形成し、その酸化
ルテニウム膜の相と表面モフォロジを調べた。まず、膜
を形成しようとする基板Wを基板支持部2に取付け、つ
いでメカニカルブースタポンブ19等を駆動して成膜室
1内を成膜時に1〜10Torrになるまで減圧するととも
に、ヒータ3によって基板Wを500〜600℃の温度
に加熱する。
【0026】また、ルテニウム原料容器11には粉末状
のRu(DPM)3を収納して密閉し、さらに恒温槽12によっ
てRu(DPM)3をその昇華温度である200℃で加熱保持す
ると、Ru(DPM)3は昇華する。第3のガス供給管13を通
してルテニウム原料容器11内にキャリアガスとしてア
ルゴン(Ar)ガスを約300sccmの流量で供給すると、
昇華したRu(DPM)3はArガスとともに第2のガス供給管7
を通してガス導入部4に導入される。
【0027】この場合、ヒータ25によって第2のガス
供給管7をルテニウム原料Rの昇華温度よりも10℃高
い210℃に加熱すると、管内での原料の凝縮は抑制さ
れ、効率よく原料を成膜室1内に供給される。そして、
成膜室1内でガス導入部4及びガスシャワー板5の孔を
通して基板WにRu(DPM)3とアルゴンの混合ガスを供給す
ると、ヒータ3からの熱による分解によって基板W上に
は図2(a) に示すようなルテニウム(Ru)膜31が成長
する。
【0028】そのRu膜31を形成した後に第1のガス供
給管6を通して酸素(O2)ガスをガス導入部4にマスフ
ローコントローラによって10〜50sccmの範囲内の一
定の流量で導入すると、ガス導入部4内では酸素とRu(D
PM)3とArが混合する。その混合ガスは、ガスシャワー板
5の孔を通して基板W上に供給される。本発明者等は、
成長圧力と酸素分圧を異ならせて酸化ルテニウム膜の相
を調べたところ、条件によっては図2(b) に示すように
酸化ルテニウム膜32の形成が可能になった。その酸化
ルテニウム膜32の相を調べたところ、酸素分圧の相違
によってRuO2相のみならずRu相が含まれることがあっ
た。さらに、酸素分圧を変えることによって、酸化ルテ
ニウム膜32の表面モフォロジが変化することがわかっ
た。
【0029】例えば、成膜室1内の圧力を10Torrまで
減圧し、基板温度を500℃として酸素分圧を0.05
〜0.5Torrまで変化させたところ、図3のような結果
が得られ、酸素分圧0.1Torr以上では未酸化のRu相を
含まないRuO2膜が形成され、また、図3に示さないが、
酸素分圧5TorrまではRu相を含まないRuO2膜が形成され
たが、それ以上の酸素分圧では酸化ルテニウム膜は形成
されなかった。
【0030】即ち、成長圧力を10Torrとし、酸素分圧
を0.1Torrよりも低くすると、酸化ルテニウム膜32
中には未酸化のRu相が含まれることがわかった。Ru相を
含む酸化ルテニウム膜の上に複合酸化物である高誘電体
膜を成長すると、ルテニウム相(Ru相)が高誘電体の成
膜時に酸化されたり、Ru相が高誘電体中の酸素と反応
し、この結果、RuO2以外のルテニウム酸化物が生成され
ることになる。前記のルテニウムの酸化が起こると、ル
テニウム表面のモフォロジの凹凸荒れを生じ、コンデン
サ電極に電圧を印加した時に発生する凸部での電界集中
が生じたる。また、高誘電体中の酸素によるルテニウム
の酸化は酸素を欠損した膜となって膜質を劣化する。
【0031】高誘電体酸化物、例えば(Br,Sr)TiO3 が劣
化すると、誘電率の低下とリーク電流の増加を招き、(B
r,Sr)TiO3 膜がコンデンサの誘電体膜として十分に機能
しなくなる。酸素分圧を0.05〜5.0Torrとして形
成したRuO2膜の比抵抗を4深端子法により測定したとこ
ろ、50〜60μΩcmとなり、バルク結晶とほぼ同じ値
が得られた。
【0032】なお、図3は、X線回折法(XRD)によ
って測定し、また、以下に述べる酸化ルテニウム膜の相
も同じ方法によって測定した。次に、基板温度を600
℃、成長圧力を10Torrとして酸素分圧を変化させて図
2(b) と同じように酸化ルテニウム膜32を成長したと
ころ、表1に示すような結果が得られ、0.1〜6.0
Torrの酸素分圧では未酸化のRu相を含まない酸化ルテニ
ウム膜32が成長した。しかし、酸素分圧が0.07To
rr以下ではRu相を含む膜が形成され、また、酸化分圧が
7.0Torrになると酸化ルテニウム膜が成長しないこと
がわかった。
【0033】
【表1】
【0034】以上により、成長室圧力を10Torrとし
て、基板温度を500〜600℃の範囲内に設定する
と、0.1〜6.0Torrの酸素分圧ではRu相を含まない
RuO2膜の成長が可能になった。次に、スパッタによって
形成した従来のRuO2膜と、CVD法により上記条件で成
長したRu相を含まないRuO2膜とを別々に形成し、それら
の試料を、酸素ガス流量5slm 、常圧(760Torr)の
雰囲気下で、温度500℃、60分間で加熱した。スパ
ッタによって形成した従来のRuO2膜は、基板加熱温度3
50℃で作成した。各試料の膜厚はともに100nmであ
る。そして、各試料の表面モフォロジは、表2に示すよ
うに変化した。
【0035】
【表2】
【0036】表2によれば、CVD法によって形成され
たRu相を含まないRuO2膜によれば、成長後の加熱による
表面モフォロジの変化が小さいことがわかった。一方、
スパッタにより形成したRuO2膜によれば、表面モフォロ
ジが大きくなり、このRuO2膜をコンデンサの電極として
使用すると、電極表面の凹凸が大きくなって局所的に電
界集中が生じて絶縁破壊が生じ易くなる。
【0037】表面モフォロジが生じるのは、RuO2膜表面
及びRuO2結晶粒界に存在するルテニウム純金属、或い
は、RuO2以外のルテニウム酸化物が酸化してRuO2とRuO4
となり、表面と結晶粒界に析出したり気化するためであ
る。RuO2は、酸素雰囲気中で500℃で加熱されても安
定して存在しているが、ルテニウム純金属と、RuO2以外
のルテニウム酸化物は酸化される。
【0038】次に、成長室内の成長圧力を5Torrにし
て、酸素分圧を変えて酸化ルテニウム膜を形成し、その
酸化ルテニウム膜の相を調べた。ルテニウム原料として
Ru(DPM)3を使用し、そのキャリアガスとしてとアルゴン
ガスを用いた。この場合、基板温度を600℃とした。
この条件によって成長した酸化ルテニウム膜の相は表3
に示すようになった。表3によれば、酸素分圧を2.5
Torrにすると、RuO2膜が成長しないことがわかった。
【0039】
【表3】
【0040】表3によれば、成長圧力を5Torr、酸素分
圧を0.1〜2.0Torrの範囲内で設定することによ
り、未酸化のRu相を含まないRuO2膜が形成された。以上
のことから、ルテニウム原料としてRu(DPM)3を使用する
場合に、基板温度600℃、成長圧力5〜10Torrの範
囲内では、酸素分圧を0.1〜6.0Torrの範囲内に設
定することにより、Ru相を含まないRuO2膜が成長され
る。
【0041】また、Ru(DPM)3をアルゴンガスによって成
長室1内に導入し、基板温度を600℃として、成長圧
力を5Torr、10TorrとしてRuO2膜を成長したところ、
酸素分圧と表面モフォロジ(凹凸)の関係は図4に示す
ようになった。図4によれば、成長圧力を5Torrよりも
さらに小さくすると、酸素分圧の調整によって、表面モ
フォロジを所望の大きさに設定することは難しいことが
わかる。一方、成長圧力を10Torrにすると、表面モフ
ォロジの調整は比較的容易であるが、それ以上の成長圧
力ではRuO2膜の成長速度が小さくなるので好ましくな
い。
【0042】次に、反応ガスとしてRu(DPM)3の代わりに
Ru(C5H5)2 を用い、基板温度を600℃、成長圧力を5
Torr、10Torrとした場合の表面モフォロジ(凹凸)と
酸素分圧との関係を調べたところ、図5に示すような結
果が得られた。即ち、成長圧力が小さい方が表面モフォ
ロジの大きさの調整が難しいことがわかり、成長圧力5
Torr以下は好ましくない。
【0043】ところで、表1及び表3によれば、酸素分
圧が大きくなると、RuO2膜が成長しなくなる。これは、
原料ガスであるRu(DPM)3又はRu(C5H5)2 が酸化ガスと分
解、反応して酸化ルテニウムを生成する際に、RuO2より
もRuO2の生成よりもRuO4の生成の方が優位となり、膜が
成長せず生成物が気化したためである。次に、反応ガス
としてRu(DPM)3の代わりにRu(C5H5)2 を用い、基板温度
を600℃とし、成長圧力を5Torrとした場合の酸素分
圧と酸化ルテニウム膜の相の関係を表4に示す。また、
これと同じ反応ガスを用いて同じ基板温度とし、成長圧
力を10Torrとした場合の酸素分圧と酸化ルテニウム膜
の相を表5に示す。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】表4と表5から、Ru(C5H5)2 を用いてもRu
相を含まないRuO2膜を形成することができたが、Ru相を
含まないRuO2膜を得るための酸素分圧はRu(DPM)3を用い
る場合に比べて1桁小さくなり、Ru相を含まないRuO2
を形成するための酸素分圧の調整が難しいことがわかっ
た。なお、原料ガスとして、Ru(DMHPD)3を用いた場合に
は、Ru(DPN)2を用いた場合と同様な結果を得た。 (コンデンサの形成工程の説明)次に、DRAMセルの
製造工程において、上記したRuO2膜を電極として使用す
る薄膜コンデンサの形成工程について説明する。
【0047】まず、図6(a) に示すように、シリコン基
板40W表面のうちトランジスタ形成領域の周囲にLO
COS法によりフィールド酸化膜41を形成する。つい
で、トランジスタ形成領域にゲート酸化膜42を介して
MOSトランジスタ44,45のゲート電極43を形成
する。このゲート電極43は、フィールド酸化膜41の
上に延在してワード線を兼ねている。また、ゲート電極
43の両側にはMOSトランジスタ44,45のソー
ス,ドレインとなる不純物拡散層46a,46bが形成
されている。図6(a) では、隣設する2つのMOSトラ
ンジスタ44,45のうちの一方の不純物拡散層44は
共通であり、その不純物拡散層44にはビット線BLが
接続されている。なお、ゲート電極43は、SiO2などの
絶縁膜47に覆われている。
【0048】このような状態で、図6(b) に示すよう
に、MOSトランジスタ44,45及びフィールド酸化
膜41をSiO2などの層間絶縁膜48で覆った後に、MO
Sトランジスタ44,45のビット線BLが接続されな
い側の不純物拡散層46bの上にコンタクトホール48
aを形成する。その後に、図6(c) に示すように、コン
タクトホール48a内にタングステン又はポリシリコよ
りなるプラグ49を形成した後に、チタン(Ti)膜50
と窒化チタン(TiN )膜51をスパッタリングにより形
成する。これらのTi層50とTiN 層51は、バリアメタ
ルとして機能する。Ti膜50の代表的な成膜条件は、成
膜圧力を1mTorr 、成膜基板温度を300℃、成膜雰囲
気中に導入するアルゴンガス流量を40sccmとする。ま
た、TiN 膜51の場合は、Ti膜50の成膜条件に導入す
るアルゴンガスとともに窒素ガスを30sccmの流量で導
入することにより成膜する。
【0049】次に、図6(d) に示すように、コンデンサ
の蓄積電極52として、上記したCVD装置を用いてTi
N 膜51上にRu膜52a及びRuO2膜52bを形成する。
Ru膜52aは、バリアメタルとして機能するTi層50及
びTiN 層51によって下層との反応が防止される。RuO2
膜52bの形成は、既に述べたように、Ru相を含まない
条件に設定する。
【0050】続いて、RuO2膜表面に第一のレジスト53
を塗布し、これを露光、現像して、プラグ49とその周
辺の領域にのみ残存させる。そして、図6(e) に示すよ
うに、第一のレジスト53をマスクとして使用し、イオ
ンミリング法により、マスクに覆われないRuO2膜52
b、Ru膜52a、TiN膜51及びTi膜50をエッチング
する。イオンミリングの条件は、加速電圧1kV、圧力2
×10-4Torr、イオンの入射角は膜の法線方向に対して
15度、エッチング時間は7分30秒とする。
【0051】イオンミリングを終え、第一のレジスト5
3を剥離した後に、図7(a) に示すように、高誘電体で
ある(Ba,Sr)TiO3 を誘電体膜54としてスパッタにより
180nm程度の厚さに成膜する。スパッタ条件につい
て、スパッタ圧力を25 mTorr、基板温度を加熱せず、
パワーを1kW、スパッタ時間を5分とする。次に、図7
(b) に示すように、対向電極55として、Ru膜、又はRu
O2膜又はこれらの積層膜(いずれが下側であってもよ
い)を形成する。その形成条件は、蓄積電極52を構成
するそれらの成膜条件と同じにする。
【0052】この後に、第二のレジスト56を対向電極
55の表面に塗布し、これを露光、現像して、第二のレ
ジスト56を蓄積電極52よりも広い領域に残す。そし
て、図7(c) に示すように、第二のレジスト56をマス
クとして使用し、イオンミリング法により、マスクに覆
われない対向電極55及び誘電体膜54をエッチングす
る。イオンミリングの条件については、加速電圧を1k
V、圧力を2×10-4Torr、イオンの入射角を膜の法線
方向に対して15度、エッチング時間を9分とする。
【0053】このパターニングによってコンデンサの形
成を終了する。次に、熱CVD法によりSiO2膜57を2
00nmの厚さに形成し、このSiO2膜57によってコンデ
ンサなどを覆う。そのSiO2膜57の成長条件として、Si
H4とNO 2 のガスを使用して基板温度を300℃、圧力を
10Torr、成膜時間を10分とする。
【0054】この後に、レジストマスクとRIE法を使
用してSiO2膜57に開口部(不図示)を形成し、ついで
SiO2膜及びその開口部の上にスパッタにより窒化チタン
膜を形成し、その窒化チタン膜をパターニングして配線
58を形成する。以上のプロセスにより、薄膜スタック
構造のコンデンサを有するDRAMセルが作製される。
そのコンデンサの電気的特性は、2V印加時に電流密度
10-8A/cm2 、比誘電率は200であった。
【0055】次に、コンデンサとMOSトランジスタを
ローカルインターコネクションによって接続する工程を
説明する。まず、図6(a) と同じようになMOSトラン
ジスタを形成する。次に、図8(a) に示すように、全体
にRu膜61aとRuO2膜61bを順に形成した後に、レジ
ストマスク(不図示)とイオンミリングを用いてRu膜6
1a及びRuO2膜61bをパターニングしてMOSトラン
ジスタの周囲の絶縁膜60上に残して蓄積電極61とす
る。
【0056】それらの膜は、上記したCVD装置を用い
て成長し、図6(d) に示したRu膜52aとRuO2膜52b
と同じ成膜条件及び同じ膜厚で形成する。また、RuO2
61bは、Ru相が存在しないような上記した条件で行
う。なお、そのイオンミリング法の条件について、加速
電圧を1kV、圧力を2×10-4Torr、イオンの入射角を
膜の法線方向に対して15度、エッチング時間を7分3
0秒とする。
【0057】続いて、図8(b) に示すように、強誘電体
であるPb(Zr,Ti)O3 からなる誘電体膜62をRfスパッ
タリングにより180nmの厚さに成膜する。スパッタ条
件については、スパッタ圧力を25mTorr 、基板Wを常
温とし、パワーを1kW、スパッタ時間を5分とする。次
に、図8(c) に示すように、RuとRuO2(いずれが上側で
もよい)を積層してなる膜又はRu膜又はRuO2膜からなる
対向電極63を形成する。その成膜条件は、蓄積電極6
1を構成する膜と同じにする。続いて、対向電極63の
上にレジスト54を塗布し、これを露光、現像して蓄積
電極61の上とその周囲に残す。
【0058】その後に、図9(a) に示すように、レジス
ト64から露出した対向電極63及び誘電体膜62をエ
ッチングして除去する。そのエッチングは、イオンミリ
ング法により行い、加速電圧を1kV、圧力を2×10-4
Torr、イオンの入射角を膜の法線方向に対して15度、
エッチング時間を9分とする。レジスト54を除去した
後に、図9(b) に示すように、全体にSiO2膜65をCV
D法により200nmの厚さに形成し、続いて、SiO2膜6
5のうち、コンデンサの対向電極65の上とMOSトラ
ンジスタの一対の不純物拡散層46a,46bの上に第
1〜第3のスルーホール65a〜65cを形成する。
【0059】SiO2膜65の成膜条件は、SiH4ガスとN2O
ガスを用いて、基板温度を300℃、成長圧力を10To
rr、成膜時間を10分とする。次に、全体に窒化チタン
膜を形成した後に、図9(c) に示すように、窒化チタン
膜をパターニングしてMOSトランジスタの一方の不純
物拡散層46bの上の第2のスルーホール65bからコ
ンデンサの対向電極65の上の第1のスルーホール65
aまで延びるローカルインターコネクション66を形成
するとともに、MOSトランジスタの他方の不純物拡散
層46aの上の第3のスルーホール65cに接続させる
ビット線BL1 を形成する。さらに、全体を層間絶縁膜
67を形成し、その上にTiN からなる配線68を形成す
る。
【0060】コンデンサに電極として使用するRu膜の膜
厚は10〜50nm、RuO2膜は50〜100nmとするのが
好ましい。以上の説明したコンデンサの蓄積電極、対向
電極のうちの一方を、白金などの金属から形成してもよ
い。なお、上記したコンデンサに使用する誘電体膜とし
ては、上記した(Ba,Sr)TiO 3 、Pb(Zr,Ti)O3 の他に、Sr
TiO3、PbTiO3、(Pb,Ln)(Zr,Ti)O3、Bi4Ti3O12 を用いて
もよい。また、対向電極として、Ru膜及びRuO2膜の代わ
りにスパッタで形成した白金膜を使用してもよい。さら
に、酸化ガスとしては、酸素だけでなく、酸素(O2)、
二酸化窒素(NO2 )、一酸化窒素(N2O )のうちの一種
又は複数のガスを混合したガスであっても同様な効果が
得られる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、酸化
ルテニウム膜を形成するために、ルテニウム有機金属化
合物と酸化ガスを成膜領域に導入し、酸素分圧を6Torr
以下に設定することを条件としているので、成長温度を
500℃以上にしても、気相成長法による酸化ルテニウ
ム膜の形成が可能になる。
【0062】その酸化ルテニウム膜の成長は、成長圧力
を5〜10Torrに設定することにより、その表面モフォ
ロジを調整することが容易になるし、成長速度も50〜
100nm/min 程度にすることができる。表面モフォロ
ジは酸素圧力の調整によって制御することができる。ま
た、酸化ルテニウムの表面モフォロジを小さくすると、
その酸化ルテニウム膜をコンデンサの電極として適用す
る場合に局部的な電界集中が抑制される。
【0063】さらに、酸化ルテニウム成長時の酸素分圧
を6Torr以下に設定すると、膜中のルテニウム相が含ま
れず、その上に500℃以上の高温で誘電体膜を形成し
たときに酸化ルテニウムの表面及び結晶粒界から気体で
あるRuO4が発生し難くなり、酸化ルテニウム膜の熱によ
る表面モフォロジの荒れの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において成長するルテニウム
膜、酸化ルテニウム膜の成長装置の構成図である。
【図2】本発明の実施形態においてルテニウム膜と酸化
ルテニウム膜の成長を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態における酸化ルテニウム膜の
相のX線回折法による分析結果を示す図である。
【図4】本発明の実施形態において原料にRu(DPM)3を用
いて形成される酸化ルテニウム膜の表面モフォロジと酸
素分圧の関係を示す図である。
【図5】本発明の実施形態において原料にRu(CP)2 を用
いて形成される酸化ルテニウム膜の表面モフォロジと酸
素分圧の関係を示す図である。
【図6】本発明の実施形態におけるルテニウム膜、酸化
ルテニウム膜の成長工程を含む第1のDRAMセルの製
造工程を示す断面図(その1)である。
【図7】本発明の実施形態におけるルテニウム膜、酸化
ルテニウム膜の成長工程を含む第1のDRAMセルの製
造工程を示す断面図(その2)である。
【図8】本発明の実施形態におけるルテニウム膜、酸化
ルテニウム膜の成長工程を含む第2のDRAMセルの製
造工程を示す断面図(その1)である。
【図9】本発明の実施形態におけるルテニウム膜、酸化
ルテニウム膜の成長工程を含む第2のDRAMセルの製
造工程を示す断面図(その2)である。
【図10】従来の酸化ルテニウム膜を成長する装置の概
要構成図である。
【符号の説明】
1 成膜室 2 基板支持部 3 ヒータ 4 ガス導入部 5 シャワー板 11 ルテニウム原料容器 31 Ru膜 32 RuO2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/108 H01L 27/10 651 21/8242

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルテニウム有機金属化合物と酸化ガスを成
    膜領域に導入し、酸素分圧を6Torr以下に設定して基板
    上に酸化ルテニウム膜を気相成長することを特徴とする
    酸化ルテニウム膜の形成方法。
  2. 【請求項2】前記ルテニウム有機金属化合物は、Ru(DP
    M)3、Ru(DMHPD)3、Ru(C5H5)2 のいずれかであることを
    特徴とする請求項1記載の酸化ルテニウム膜の形成方
    法。
  3. 【請求項3】前記酸化ガスは、酸素、二酸化窒素、一酸
    化窒素のうちの一種又は複数のガスを混合したガスであ
    ることを特徴とする請求項1記載の酸化ルテニウム膜の
    形成方法。
  4. 【請求項4】前記気相成長を行うための反応圧力は5〜
    10Torrであることを特徴とする請求項1記載の酸化ル
    テニウム膜の形成方法。
  5. 【請求項5】前記気相成長の際の前記基板温度を500
    〜600℃に設定することを特徴とする請求項1記載の
    酸化ルテニウム膜の形成方法。
  6. 【請求項6】半導体基板上に直接又は絶縁膜を介して第
    1の金属膜を形成する工程と、該第1の金属膜の上に誘
    電体膜を形成する工程と、該誘電体膜の上に第2の金属
    膜を形成する工程とを有するコンデンサの形成を含む半
    導体装置の製造方法において、 前記第1の金属膜と前記第2の金属膜のうち少なくとも
    一方を形成する工程は、ルテニウム有機金属化合物と酸
    化ガスを導入し、酸素分圧を6Torr以下に設定して酸化
    ルテニウムを気相成長する工程からなることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記ルテニウム有機金属化合物は、Ru(DP
    M)3、Ru(DMHPD)3、Ru(C5H5)2 のいずれかであることを
    特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記気相成長を行うための反応圧力は5〜
    10Torrであることを特徴とする請求項6記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記気相成長の際の前記基板温度を500
    〜600℃に設定することを特徴とする請求項6記載の
    酸化ルテニウム膜の形成方法。
  10. 【請求項10】前記コンデンサの前記誘電体膜の形成
    は、(Ba,Sr)TiO3 、SrTiO3、Pb(Zr,Ti)O3 、PbTiO3、(P
    b,Ln)(Zr,Ti)O3又はBi4Ti3O12 を形成することによって
    行うことを特徴とする請求項6記載の酸化ルテニウム膜
    の形成方法。
  11. 【請求項11】前記第1の電極又は前記第2の電極を構
    成する前記酸化ルテニウムを形成する前に、前記酸化ル
    テニウムの下地としてルテニウム膜を形成する工程を有
    することを特徴とする請求項6記載の酸化ルテニウム膜
    の形成方法。
JP31746596A 1996-11-28 1996-11-28 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JP3676004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31746596A JP3676004B2 (ja) 1996-11-28 1996-11-28 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31746596A JP3676004B2 (ja) 1996-11-28 1996-11-28 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10163131A true JPH10163131A (ja) 1998-06-19
JP3676004B2 JP3676004B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=18088539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31746596A Expired - Lifetime JP3676004B2 (ja) 1996-11-28 1996-11-28 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3676004B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022658A1 (en) * 1998-10-14 2000-04-20 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP2001345285A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置
KR100336774B1 (ko) * 1999-11-26 2002-05-16 박종섭 유기금속 화학기상증착 장비를 이용한 전극 제조방법
WO2001095376A3 (en) * 2000-06-08 2002-06-27 Micron Technology Inc Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
US6461961B1 (en) 2000-09-28 2002-10-08 Hitachi Kokusai Electric Inc. Methods of manufacturing semiconductor devices with ruthenium films formed by CVD using an oxygen-containing reactant gas
JP2012134508A (ja) * 1998-09-03 2012-07-12 Mosaid Technologies Inc 拡散バリアー層及びその製造方法
JP2013117067A (ja) * 2011-11-04 2013-06-13 Tokyo Electron Ltd 酸化ルテニウム膜の成膜方法
CN113235066A (zh) * 2021-05-19 2021-08-10 重庆大学 有机铂族金属化学气相沉积装置和方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012134508A (ja) * 1998-09-03 2012-07-12 Mosaid Technologies Inc 拡散バリアー層及びその製造方法
US6821845B1 (en) 1998-10-14 2004-11-23 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for manufacturing the same
US7071053B2 (en) 1998-10-14 2006-07-04 Hitachi, Ltd. Method of forming capacitor with ruthenium top and bottom electrodes by MOCVD
KR100403435B1 (ko) * 1998-10-14 2003-10-30 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 반도체장치 및 그 제조방법
WO2000022658A1 (en) * 1998-10-14 2000-04-20 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for manufacturing the same
KR100336774B1 (ko) * 1999-11-26 2002-05-16 박종섭 유기금속 화학기상증착 장비를 이용한 전극 제조방법
JP2001345285A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置
KR100769513B1 (ko) * 2000-03-31 2007-10-23 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체장치의 제조방법 및 반도체 제조장치
US6548404B2 (en) 2000-03-31 2003-04-15 Hitachi Kokusai Electric, Inc. Method and apparatus for manufacturing semiconductor devices
US6784504B2 (en) 2000-06-08 2004-08-31 Micron Technology, Inc. Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
US6897160B2 (en) 2000-06-08 2005-05-24 Micron Technology, Inc. Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
US7144810B2 (en) 2000-06-08 2006-12-05 Micron Technology, Inc. Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
US6429127B1 (en) 2000-06-08 2002-08-06 Micron Technology, Inc. Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
WO2001095376A3 (en) * 2000-06-08 2002-06-27 Micron Technology Inc Methods for forming rough ruthenium-containing layers and structures/methods using same
US6461961B1 (en) 2000-09-28 2002-10-08 Hitachi Kokusai Electric Inc. Methods of manufacturing semiconductor devices with ruthenium films formed by CVD using an oxygen-containing reactant gas
JP2013117067A (ja) * 2011-11-04 2013-06-13 Tokyo Electron Ltd 酸化ルテニウム膜の成膜方法
CN113235066A (zh) * 2021-05-19 2021-08-10 重庆大学 有机铂族金属化学气相沉积装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3676004B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4719358B2 (ja) キャパシターの製造方法
KR100334206B1 (ko) 반도체장치의 제조방법
US6800521B2 (en) Process for the formation of RuSixOy-containing barrier layers for high-k dielectrics
JP5328065B2 (ja) 拡散バリアー層及びその製造方法
US5618761A (en) Method of manufacturing a perovskite thin film dielectric
US6525365B1 (en) Dielectric films and capacitor structures including same
US5686151A (en) Method of forming a metal oxide film
KR100392047B1 (ko) 박막 형성 방법
JPH10163131A (ja) 酸化ルテニウム膜の形成方法および半導体装置の製造方法
JP3488007B2 (ja) 薄膜形成方法、半導体装置及びその製造方法
JPWO2000036640A1 (ja) 薄膜形成方法
JP3672115B2 (ja) 薄膜形成方法及び半導体装置の製造方法
US6297122B1 (en) Method of forming conductive film and capacitor
JP3130757B2 (ja) キャパシタ電極用薄膜の形成方法、半導体装置及びその製造方法
JP3176069B2 (ja) 一リン化チタン層の形成方法およびその使用
US6271077B1 (en) Thin film deposition method, capacitor device and method for fabricating the same, and semiconductor device and method for fabricating the same
JPH09249972A (ja) 薄膜形成方法、半導体装置及びその製造方法
JP3171246B2 (ja) 金属酸化物誘電体膜の気相成長方法
JP2001077110A (ja) 金属酸化物誘電体膜の気相成長方法
KR100306387B1 (ko) 반도체 기억소자용 전극구조 및 그 제조방법
JP2001158964A (ja) 半導体装置
KR19990069791A (ko) 유전체 하부전극용 백금박막 및 증착방법
KR20020031529A (ko) 반도체 소자의 유전막 형성 방법
JPH05247653A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080513

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term