JPH10163515A - フォトディテクタおよびその製造方法 - Google Patents
フォトディテクタおよびその製造方法Info
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- JPH10163515A JPH10163515A JP8323107A JP32310796A JPH10163515A JP H10163515 A JPH10163515 A JP H10163515A JP 8323107 A JP8323107 A JP 8323107A JP 32310796 A JP32310796 A JP 32310796A JP H10163515 A JPH10163515 A JP H10163515A
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- Japan
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- photodetector
- silicon substrate
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- concave portion
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
- H10F30/21—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
- H10F30/22—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes
- H10F30/221—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a PN homojunction
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/10—Semiconductor bodies
- H10F77/14—Shape of semiconductor bodies; Shapes, relative sizes or dispositions of semiconductor regions within semiconductor bodies
- H10F77/147—Shapes of bodies
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シリコン基板上に選択エピ成長により作製した
フォトディテクタの光吸収層の厚膜化によって増加する
ファセット形成による段差を低減し、アノード電極の断
線を防ぐ。 【解決手段】フォトディテクタの光吸収層を、基板に側
壁酸化膜で囲まれて形成した凹部に選択エピ成長により
形成し、光吸収層5a,6a,7とコンタクト層8の膜
厚の合計を凹部の深さよりも厚くすることで、凹部内周
辺部のファセット形成による段差を低減し、上部コンタ
クト層8に電気的に接続するアノード電極12の引き出
し部の断線を防ぐ。
フォトディテクタの光吸収層の厚膜化によって増加する
ファセット形成による段差を低減し、アノード電極の断
線を防ぐ。 【解決手段】フォトディテクタの光吸収層を、基板に側
壁酸化膜で囲まれて形成した凹部に選択エピ成長により
形成し、光吸収層5a,6a,7とコンタクト層8の膜
厚の合計を凹部の深さよりも厚くすることで、凹部内周
辺部のファセット形成による段差を低減し、上部コンタ
クト層8に電気的に接続するアノード電極12の引き出
し部の断線を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトディテクタ
およびその製造方法に係わり、特にシリコン基板上に選
択エピタキシャル成長技術を用いてに形成したフォトデ
ィテクタおよびその製造方法に関する。
およびその製造方法に係わり、特にシリコン基板上に選
択エピタキシャル成長技術を用いてに形成したフォトデ
ィテクタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システム等に用いられるフォトデ
ィテクタとしては、一般に、例えば、InGaAsP等
の化合物によるフォトディテクタが広く用いられている
が、シリコンプロセスとの整合性の良い点では、シリコ
ンもしくは、SiGeを光吸収層に用いたフォトディテ
クタが有利であり、シリコントランジスタと同一基板上
にフォトディテクタを搭載したOEIC(Opto−E
lectronic Integrated Circ
uits)の開発が行われている。
ィテクタとしては、一般に、例えば、InGaAsP等
の化合物によるフォトディテクタが広く用いられている
が、シリコンプロセスとの整合性の良い点では、シリコ
ンもしくは、SiGeを光吸収層に用いたフォトディテ
クタが有利であり、シリコントランジスタと同一基板上
にフォトディテクタを搭載したOEIC(Opto−E
lectronic Integrated Circ
uits)の開発が行われている。
【0003】ここで、フォトディテクタの構造は大別し
て、表面入射型と導波路型の二つがある。表面入射型の
場合は、光の入射方向は基板に対して深さ方向であり、
導波路型は、基板の表面に平行な方向である。両者とも
フォトディテクタの光感度を高める方法の一つとして、
その光吸収層を厚くする手段がある。
て、表面入射型と導波路型の二つがある。表面入射型の
場合は、光の入射方向は基板に対して深さ方向であり、
導波路型は、基板の表面に平行な方向である。両者とも
フォトディテクタの光感度を高める方法の一つとして、
その光吸収層を厚くする手段がある。
【0004】表面入射型の場合、光吸収層を厚くするこ
とで、光の入射経路が長くなり、より深い位置まで光が
通過する分だけ、光の吸収ができるので、光感度が高く
なる。
とで、光の入射経路が長くなり、より深い位置まで光が
通過する分だけ、光の吸収ができるので、光感度が高く
なる。
【0005】一方、導波路型の場合には、ファイバから
でた光の受光断面積が広くなる分だけ、光を受光しやす
くなるので、結果としてフォトディテクタの光感度が高
くなる。
でた光の受光断面積が広くなる分だけ、光を受光しやす
くなるので、結果としてフォトディテクタの光感度が高
くなる。
【0006】例えば、杉山らの1995 IEDM T
ech.Dig.,pp.583−586には、SiG
eを用いたフォトディテクタに関する報告がなされてい
る。図10(A)は、このフォトディテクタの構成を示
す断面図、図10(B)は図10(A)のB部すなわち
ファセット形成部を拡大した断面図である。
ech.Dig.,pp.583−586には、SiG
eを用いたフォトディテクタに関する報告がなされてい
る。図10(A)は、このフォトディテクタの構成を示
す断面図、図10(B)は図10(A)のB部すなわち
ファセット形成部を拡大した断面図である。
【0007】シリコン基板21上にN型拡散層22を形
成し、光吸収層を形成する場所をシリコンエッチングで
開口し、シリコン酸化膜を成長した後、エッチバックを
行い側壁酸化膜24を形成する。そして、光吸収層とし
て、Siエピタキシャル層25a、SiGeエピタキシ
ャル層26aを積層構造に交互に選択的に成長し、Si
バッファ層27、P+ 型コンタクト層28を連続的に選
択成長した後、表面に被膜したカバー酸化膜29にアノ
ードコンタクト30およびカソードコンタクトを開け、
アノード電極32、カソード電極33を形成する。
成し、光吸収層を形成する場所をシリコンエッチングで
開口し、シリコン酸化膜を成長した後、エッチバックを
行い側壁酸化膜24を形成する。そして、光吸収層とし
て、Siエピタキシャル層25a、SiGeエピタキシ
ャル層26aを積層構造に交互に選択的に成長し、Si
バッファ層27、P+ 型コンタクト層28を連続的に選
択成長した後、表面に被膜したカバー酸化膜29にアノ
ードコンタクト30およびカソードコンタクトを開け、
アノード電極32、カソード電極33を形成する。
【0008】光吸収層の成長の際、(100)基板上に
おいては、エピ成長面の中央部と周辺部とでエネルギー
の安定度が異なるため、エピ成長面の周辺部には(10
0)面以外の結晶面が現れる。この面の成長速度は(1
00)面よりも遅いために、図10(B)に示すような
ファセットが発生して成長面は傾斜する。これは、光吸
収層が厚くなるほど顕著に大きくなり、(エピ成長膜
厚)=(成長面の深さ)とすると、上部電極を接続する
ときにファセットにより生ずる段差のためにアルミ電極
が断線するおそれがある。
おいては、エピ成長面の中央部と周辺部とでエネルギー
の安定度が異なるため、エピ成長面の周辺部には(10
0)面以外の結晶面が現れる。この面の成長速度は(1
00)面よりも遅いために、図10(B)に示すような
ファセットが発生して成長面は傾斜する。これは、光吸
収層が厚くなるほど顕著に大きくなり、(エピ成長膜
厚)=(成長面の深さ)とすると、上部電極を接続する
ときにファセットにより生ずる段差のためにアルミ電極
が断線するおそれがある。
【0009】従来は、杉山らのフォトディテクタのよう
に、図10(A)の光吸収層を超格子構造にすることに
よって、ファセットが発生しにくい構造にする手段がと
られていた。
に、図10(A)の光吸収層を超格子構造にすることに
よって、ファセットが発生しにくい構造にする手段がと
られていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の問題点
は、さらに光吸収層を厚くした場合では、周辺部におい
ては(SiGeエピ成長膜厚)<(エピ成長面の深さ)
になり、周辺部で段差を生じてしまい、この段差により
そこを延在する電極配線の断線を発生する可能性を有す
ることであるその理由は、成長方法の最適化によって
も、厚膜化によってファセットの抑制に限界がきてしま
うためである。
は、さらに光吸収層を厚くした場合では、周辺部におい
ては(SiGeエピ成長膜厚)<(エピ成長面の深さ)
になり、周辺部で段差を生じてしまい、この段差により
そこを延在する電極配線の断線を発生する可能性を有す
ることであるその理由は、成長方法の最適化によって
も、厚膜化によってファセットの抑制に限界がきてしま
うためである。
【0011】本発明の目的は、フォトディテクタの光吸
収層を厚くすることによりファセットが発生するような
条件においても、上部電極が断線することなくフォトデ
ィテクタを作製することができて、その上、光吸収層の
厚膜化によって光感度の向上を可能としたフォトディテ
クタを提供することにある。
収層を厚くすることによりファセットが発生するような
条件においても、上部電極が断線することなくフォトデ
ィテクタを作製することができて、その上、光吸収層の
厚膜化によって光感度の向上を可能としたフォトディテ
クタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、シリコ
ン基板中に形成されたフォトディテクタであり、前記フ
ォトディテクタが、前記シリコン基板内部に形成された
側壁絶縁膜で囲まれた凹部を有し、前記凹部内に前記シ
リコン基板の表面に平行に形成された、バッフア層を含
む光吸収層を有し、前記光吸収層の上に第1導電型のエ
ピタキシャル層を有し、前記凹部底部に第2導電型の拡
散層を有するフォトディテクタにおいて、前記光吸収層
と前記第1導電型のエピタキシャル層の成長膜厚の合計
が、前記凹部の深さよりも厚いことにある。ここで、前
記凹部内の周辺部における、前記光吸収層と前記第1導
電型のエピタキシャル層の成長膜厚の合計が、前記凹部
の深さと実質的に等しいことが好ましい。具体的には、
中央部から周辺部まで一様に平坦な底部を有する凹部の
深さに対して、光吸収層と第1導電型のエピタキシャル
層の成長膜厚の合計が−(マイナス)500nm〜0n
mで有ることが好ましい。また、前記光吸収層がSiG
e層によって形成されていることができる。この場合、
前記光吸収層がSiGe層とSi層の積層構造で形成さ
れていることができる。また、前記第1導電型のエピタ
キシャル層が高不純物濃度の第1導電型のコンタクト層
で形成されていることが好ましい。さらに、前記第1導
電型のエピタキシャル層が高不純物濃度の第1導電型の
コンタクト層と低不純物濃度の第1導電型のシリコンエ
ピタキシャル層で形成されていることができる。そし
て、前記第1導電型がN型であり、前記第2導電型がP
型であっても、あるいは前記第1導電型がP型であり、
前記第2導電型がN型であってもよい。
ン基板中に形成されたフォトディテクタであり、前記フ
ォトディテクタが、前記シリコン基板内部に形成された
側壁絶縁膜で囲まれた凹部を有し、前記凹部内に前記シ
リコン基板の表面に平行に形成された、バッフア層を含
む光吸収層を有し、前記光吸収層の上に第1導電型のエ
ピタキシャル層を有し、前記凹部底部に第2導電型の拡
散層を有するフォトディテクタにおいて、前記光吸収層
と前記第1導電型のエピタキシャル層の成長膜厚の合計
が、前記凹部の深さよりも厚いことにある。ここで、前
記凹部内の周辺部における、前記光吸収層と前記第1導
電型のエピタキシャル層の成長膜厚の合計が、前記凹部
の深さと実質的に等しいことが好ましい。具体的には、
中央部から周辺部まで一様に平坦な底部を有する凹部の
深さに対して、光吸収層と第1導電型のエピタキシャル
層の成長膜厚の合計が−(マイナス)500nm〜0n
mで有ることが好ましい。また、前記光吸収層がSiG
e層によって形成されていることができる。この場合、
前記光吸収層がSiGe層とSi層の積層構造で形成さ
れていることができる。また、前記第1導電型のエピタ
キシャル層が高不純物濃度の第1導電型のコンタクト層
で形成されていることが好ましい。さらに、前記第1導
電型のエピタキシャル層が高不純物濃度の第1導電型の
コンタクト層と低不純物濃度の第1導電型のシリコンエ
ピタキシャル層で形成されていることができる。そし
て、前記第1導電型がN型であり、前記第2導電型がP
型であっても、あるいは前記第1導電型がP型であり、
前記第2導電型がN型であってもよい。
【0013】本発明の他の特徴は、シリコン基板中に拡
散層を形成する工程と、前記拡散層にシリコンエッチン
グによって凹部を形成する工程と、前記凹部の側壁に絶
縁膜を形成する工程と、前記凹部の内部にバッフア層を
含む光吸収層およびコンタクト層を選択的に、前記凹部
の深さより厚く成長する工程と、表面に絶縁膜を被膜す
る工程と、フォトディテクタのカソードコンタクトとア
ノードコンタクトを開口する工程と、各電極を形成する
工程とを有するフォトディテクタの製造方法にある。あ
るいは、本発明の他の特徴は、シリコン基体中に拡散層
を形成する工程と、前記拡散層上を含む前記シリコン基
体上にエピタキシャル層を成長することによって、該シ
リコン基体と該エピタキシャル層とからシリコン基板を
構成する工程と、シリコンエッチングによって前記エピ
タキシャル層を貫通して前記拡散層の内部に達する凹部
を前記シリコン基板に形成する工程と、前記凹部の側壁
に絶縁膜を形成する工程と、前記凹部の内部にバッフア
層を含む光吸収層およびコンタクト層を選択的に、前記
凹部の深さより厚く成長する工程と、表面に絶縁膜を被
膜する工程と、フォトディテクタのカソードコンタクト
とアノードコンタクトを開口する工程と、各電極を形成
する工程とを有するフォトディテクタの製造方法にあ
る。
散層を形成する工程と、前記拡散層にシリコンエッチン
グによって凹部を形成する工程と、前記凹部の側壁に絶
縁膜を形成する工程と、前記凹部の内部にバッフア層を
含む光吸収層およびコンタクト層を選択的に、前記凹部
の深さより厚く成長する工程と、表面に絶縁膜を被膜す
る工程と、フォトディテクタのカソードコンタクトとア
ノードコンタクトを開口する工程と、各電極を形成する
工程とを有するフォトディテクタの製造方法にある。あ
るいは、本発明の他の特徴は、シリコン基体中に拡散層
を形成する工程と、前記拡散層上を含む前記シリコン基
体上にエピタキシャル層を成長することによって、該シ
リコン基体と該エピタキシャル層とからシリコン基板を
構成する工程と、シリコンエッチングによって前記エピ
タキシャル層を貫通して前記拡散層の内部に達する凹部
を前記シリコン基板に形成する工程と、前記凹部の側壁
に絶縁膜を形成する工程と、前記凹部の内部にバッフア
層を含む光吸収層およびコンタクト層を選択的に、前記
凹部の深さより厚く成長する工程と、表面に絶縁膜を被
膜する工程と、フォトディテクタのカソードコンタクト
とアノードコンタクトを開口する工程と、各電極を形成
する工程とを有するフォトディテクタの製造方法にあ
る。
【0014】このような本発明によれば、シリコン基板
に形成した凹部内部に、凹部の深さよりも厚く選択エピ
成長層を成長しているため、(選択エピ成長膜厚)=
(凹部の深さ)とした場合に比べて、ファセット発生に
より生ずる段差は少なくなる。これによって、上部電極
に接続した配線が段差部において断線するおそれが無く
なるため、信頼性が向上する。また、光が入射する部分
の光吸収層は厚くなるため、量子効率の向上に寄与して
伝送効率が向上する。
に形成した凹部内部に、凹部の深さよりも厚く選択エピ
成長層を成長しているため、(選択エピ成長膜厚)=
(凹部の深さ)とした場合に比べて、ファセット発生に
より生ずる段差は少なくなる。これによって、上部電極
に接続した配線が段差部において断線するおそれが無く
なるため、信頼性が向上する。また、光が入射する部分
の光吸収層は厚くなるため、量子効率の向上に寄与して
伝送効率が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態のフォト
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線A−Bで切断し矢印の方向を視た断面図
である。また平面図の(A)では、表面に被膜するマス
ク酸化膜3、カバー酸化膜9の図示を省略している。
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線A−Bで切断し矢印の方向を視た断面図
である。また平面図の(A)では、表面に被膜するマス
ク酸化膜3、カバー酸化膜9の図示を省略している。
【0017】このフォトディテクタはシリコン基板表面
から入射した光を検出する表面入射型フォトディテクタ
であり、シリコン基板1内にフォトディテクタが形成さ
れている。
から入射した光を検出する表面入射型フォトディテクタ
であり、シリコン基板1内にフォトディテクタが形成さ
れている。
【0018】P型シリコン基板1もしくはシリコン基板
1のP型領域に高不純物濃度のN型拡散層2を形成し
て、N型拡散層2の表面から長方形の枠型にシリコン酸
化膜の側壁酸化膜4に囲まれた凹部を形成して、この凹
部の底部及び周辺部にN型拡散層2の一部を有し、さら
に凹部の内部には光吸収層としてSiエピタキシャル層
5a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造
に成長しその上にSiバッファ層7、さらにその上にP
+ 型Siコンタクト層8を順次成長して充填した構成に
なっている。この凹部内に前記シリコン基板の表面に平
行に光吸収層を形成するから、凹部の底部はシリコン基
板の表面と平行で、かつその中央部から周辺部まで平坦
の底部である。
1のP型領域に高不純物濃度のN型拡散層2を形成し
て、N型拡散層2の表面から長方形の枠型にシリコン酸
化膜の側壁酸化膜4に囲まれた凹部を形成して、この凹
部の底部及び周辺部にN型拡散層2の一部を有し、さら
に凹部の内部には光吸収層としてSiエピタキシャル層
5a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造
に成長しその上にSiバッファ層7、さらにその上にP
+ 型Siコンタクト層8を順次成長して充填した構成に
なっている。この凹部内に前記シリコン基板の表面に平
行に光吸収層を形成するから、凹部の底部はシリコン基
板の表面と平行で、かつその中央部から周辺部まで平坦
の底部である。
【0019】例えば、凹部の平面形状は70〜80μm
□の正方形であり、その深さは1〜3μmである。光吸
収層に関与する部分は極力低不純物濃度(1×1015c
m-3以下)にするので、SiGeエピタキシャル層6a
およびSiエピタキシャル層5aのそれぞれは、200
〜400μmの膜厚を有し、i層もしくは低不純物濃度
のP型である。また、N型拡散層2は1×1019cm-3
以上の不純物濃度を有し、Siバッファ層7は200〜
500nmの膜厚で1×1015cm-3以下の不純物濃度
を有し、P+ 型Siコンタクト層8は100〜200n
mの膜厚で1×1019cm-3以上の不純物濃度を有して
いる。
□の正方形であり、その深さは1〜3μmである。光吸
収層に関与する部分は極力低不純物濃度(1×1015c
m-3以下)にするので、SiGeエピタキシャル層6a
およびSiエピタキシャル層5aのそれぞれは、200
〜400μmの膜厚を有し、i層もしくは低不純物濃度
のP型である。また、N型拡散層2は1×1019cm-3
以上の不純物濃度を有し、Siバッファ層7は200〜
500nmの膜厚で1×1015cm-3以下の不純物濃度
を有し、P+ 型Siコンタクト層8は100〜200n
mの膜厚で1×1019cm-3以上の不純物濃度を有して
いる。
【0020】そして、シリコン基板1の表面にはたがい
に同じ膜厚のカバー酸化膜9とマスク酸化膜3とを形成
する。さらに、カバー酸化膜9に設けられたアノードコ
ンタクト10、マスク酸化膜3に設けられたカソードコ
ンタクト11を介してフォトディテクタのアノード電極
12、カソード電極13が設けられている。
に同じ膜厚のカバー酸化膜9とマスク酸化膜3とを形成
する。さらに、カバー酸化膜9に設けられたアノードコ
ンタクト10、マスク酸化膜3に設けられたカソードコ
ンタクト11を介してフォトディテクタのアノード電極
12、カソード電極13が設けられている。
【0021】次に、このフォトディテクタの製造工程に
ついて図2乃至図3を用いて説明する。
ついて図2乃至図3を用いて説明する。
【0022】まず、図2(A)に示すように、例えばP
型シリコン基板1上に、レジストマスク(図示省略)を
設け、選択的にヒ素をドーズ量約1×1015cm-2でイ
オン注入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡
散層2を形成する。そして、全面にマスク酸化膜3を成
長する。
型シリコン基板1上に、レジストマスク(図示省略)を
設け、選択的にヒ素をドーズ量約1×1015cm-2でイ
オン注入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡
散層2を形成する。そして、全面にマスク酸化膜3を成
長する。
【0023】続いて、フォトディテクタを形成する位置
のマスク酸化膜3をフォトリソグラフィ技術によりエッ
チングした後、これをマスクに、N型拡散層3内のシリ
コンエッチングを行い、約1〜3μm深さに相当するフ
ォトディテクタ凹部14を形成して、図2(B)に示す
ような構造を形成する。
のマスク酸化膜3をフォトリソグラフィ技術によりエッ
チングした後、これをマスクに、N型拡散層3内のシリ
コンエッチングを行い、約1〜3μm深さに相当するフ
ォトディテクタ凹部14を形成して、図2(B)に示す
ような構造を形成する。
【0024】次に、全面にシリコン酸化膜を堆積した
後、エッチバックによってフォトディテクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図3(A)に示すよう
な構造を形成する。
後、エッチバックによってフォトディテクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図3(A)に示すよう
な構造を形成する。
【0025】そして、図3(B)に示すように、フォト
ディテクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3
上に酸化膜選択を利用して、Siエピタキシャル層5
a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造に
選択成長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタ
クト層8を連続して選択成長する。
ディテクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3
上に酸化膜選択を利用して、Siエピタキシャル層5
a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造に
選択成長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタ
クト層8を連続して選択成長する。
【0026】さらに、図1に示すように、表面にカバー
酸化膜9をマスク酸化膜3と同じ膜厚に成長した後、ア
ノードコンタクト10およびカソードコンタクト11を
開口し、アノード電極12とカソード電極13を設け
る。
酸化膜9をマスク酸化膜3と同じ膜厚に成長した後、ア
ノードコンタクト10およびカソードコンタクト11を
開口し、アノード電極12とカソード電極13を設け
る。
【0027】以上のような工程により、図1に示すよう
なフォトディテクタを作製する。
なフォトディテクタを作製する。
【0028】ここで、ファセット形成による段差を0に
するためには、以下のようにすればよい。
するためには、以下のようにすればよい。
【0029】Si層をエピタキシャル成長する場合に比
べて、SiGe層をエピタキシャル成長する方がはるか
に表面エネルギーの安定度がないため、格子不整合が主
原因となりファセットが顕著になる。もちろんSi層に
おいてもファセットが皆無ではないが、SiGe層のフ
ァセットを比較すると無視することが出来る。
べて、SiGe層をエピタキシャル成長する方がはるか
に表面エネルギーの安定度がないため、格子不整合が主
原因となりファセットが顕著になる。もちろんSi層に
おいてもファセットが皆無ではないが、SiGe層のフ
ァセットを比較すると無視することが出来る。
【0030】したがって、ファセット形成による段差
は、ほぼSiGeエピタキシャル層6aの成長膜厚の合
計に、ほぼ比例することから、各エピタキシャル層の膜
厚が等しい場合、この実施の形態では、SiGeエピタ
キシャル層6aが3層なので、周辺部での膜厚は、おお
よそTSiGe(SiGeエピタキシャル層6aの膜厚)×
α×3になる。ここで、α<1、である。
は、ほぼSiGeエピタキシャル層6aの成長膜厚の合
計に、ほぼ比例することから、各エピタキシャル層の膜
厚が等しい場合、この実施の形態では、SiGeエピタ
キシャル層6aが3層なので、周辺部での膜厚は、おお
よそTSiGe(SiGeエピタキシャル層6aの膜厚)×
α×3になる。ここで、α<1、である。
【0031】従って、フォトディテクタ凹部深さ:d=
TSi(Siエピタキシャル層5aの膜厚)×3+T
B (Siバッファ層7の膜厚)+TP+(P+ コンタクト
層膜厚)+3αTSiGeとする事で、段差はほとんど無く
することが出来る。
TSi(Siエピタキシャル層5aの膜厚)×3+T
B (Siバッファ層7の膜厚)+TP+(P+ コンタクト
層膜厚)+3αTSiGeとする事で、段差はほとんど無く
することが出来る。
【0032】さらに、TSi=TSiGeの場合では、上式よ
り、d=3TSiGe+TB +TP++3αTSiGe=3(1+
α)TSi+TB +TP+となるから、TB =d−3(1+
α)TSi−TP+を満たすように、Siバッファ層を成長
すればよい。
り、d=3TSiGe+TB +TP++3αTSiGe=3(1+
α)TSi+TB +TP+となるから、TB =d−3(1+
α)TSi−TP+を満たすように、Siバッファ層を成長
すればよい。
【0033】次に、本発明の作用について、図を参照に
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0034】フォトディテクタの光感度を高めるために
は、光吸収層の厚さを厚くしなければならない。したが
って前述したように従来技術では図10に示すように、
選択エピタキシャル層の成長の際に成長面の周辺部でフ
ァセットが大きく形成されるので、フォトディテクタ形
成用凹部の周辺部で大きな段差が出来てしまい、このた
めにアノード電極32の引き出し部において電極配線が
断線してしまうおそれがある。
は、光吸収層の厚さを厚くしなければならない。したが
って前述したように従来技術では図10に示すように、
選択エピタキシャル層の成長の際に成長面の周辺部でフ
ァセットが大きく形成されるので、フォトディテクタ形
成用凹部の周辺部で大きな段差が出来てしまい、このた
めにアノード電極32の引き出し部において電極配線が
断線してしまうおそれがある。
【0035】そこで本発明では図1に示すように、シリ
コン基板1上に形成したN型拡散層2内に凹部を形成
し、凹部内部に選択エピ成長によってSiエピタキシャ
ル層5aとSiGeエピタキシャル層6aを積層構造に
光吸収層として形成し、連続して、Siバッファ層7と
P+ コンタクト層8を成長する時に、これらの総膜厚を
凹部の深さよりも厚くすることで、(選択エピ成長膜
厚)=(凹部の深さ)とした場合より、ファセット発生
によって生ずる段差は軽減出来る。したがって、アノー
ド電極12の引き出し部分はスムーズに外部に引き出す
ことが可能となり、断線をするおそれはなくなる。した
がって、信頼性が大幅に向上する。
コン基板1上に形成したN型拡散層2内に凹部を形成
し、凹部内部に選択エピ成長によってSiエピタキシャ
ル層5aとSiGeエピタキシャル層6aを積層構造に
光吸収層として形成し、連続して、Siバッファ層7と
P+ コンタクト層8を成長する時に、これらの総膜厚を
凹部の深さよりも厚くすることで、(選択エピ成長膜
厚)=(凹部の深さ)とした場合より、ファセット発生
によって生ずる段差は軽減出来る。したがって、アノー
ド電極12の引き出し部分はスムーズに外部に引き出す
ことが可能となり、断線をするおそれはなくなる。した
がって、信頼性が大幅に向上する。
【0036】さらに、(選択エピ成長膜厚)=(凹部の
深さ)とした場合より、結果として、凹部の深さ以上に
光吸収層を厚膜化することになるので、フォトディテク
タの量子効率は向上する。
深さ)とした場合より、結果として、凹部の深さ以上に
光吸収層を厚膜化することになるので、フォトディテク
タの量子効率は向上する。
【0037】本発明では、(エピ成長膜厚の合計(中央
部における合計))>(凹部の深さ)とすることで、凹
部内の周辺部におけるエピ成長膜厚の合計が、前記凹部
の深さと丁度等しいことが理想的である。
部における合計))>(凹部の深さ)とすることで、凹
部内の周辺部におけるエピ成長膜厚の合計が、前記凹部
の深さと丁度等しいことが理想的である。
【0038】しかしながら少しの段差が生じてもその上
を延在する電極配線に断線を生じなければよいのである
から、その範囲内で等しいすなわち凹部内の周辺部にお
けるエピ成長膜厚の合計が前記凹部の深さと実質的に等
しいことが必要となる。具体的には、通常は膜厚500
〜800nmの電極配線(アルミ電極配線)を用いるの
で、この膜厚以上に段差を生じないこと、また凹部の周
辺部から積層された選択エピ成長膜が突出しないことが
好ましいから、凹部の深さに対して凹部内の周辺部にお
けるエピ成長膜厚の合計が−(マイナス)500nmか
ら0の範囲であることが必要となる。
を延在する電極配線に断線を生じなければよいのである
から、その範囲内で等しいすなわち凹部内の周辺部にお
けるエピ成長膜厚の合計が前記凹部の深さと実質的に等
しいことが必要となる。具体的には、通常は膜厚500
〜800nmの電極配線(アルミ電極配線)を用いるの
で、この膜厚以上に段差を生じないこと、また凹部の周
辺部から積層された選択エピ成長膜が突出しないことが
好ましいから、凹部の深さに対して凹部内の周辺部にお
けるエピ成長膜厚の合計が−(マイナス)500nmか
ら0の範囲であることが必要となる。
【0039】図4は本発明の第2の実施の形態のフォト
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線C−Dで切断し矢印の方向を視た断面図
である。尚、図4において図1と同一もしくは類似の箇
所は同じ符号を付したあるから、重複する説明はなるべ
く省略する。
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線C−Dで切断し矢印の方向を視た断面図
である。尚、図4において図1と同一もしくは類似の箇
所は同じ符号を付したあるから、重複する説明はなるべ
く省略する。
【0040】この第2の実施の形態において先の第1の
実施の形態と異なるのは、光吸収層が単層のSiGeエ
ピタキシャル層6bである点である。
実施の形態と異なるのは、光吸収層が単層のSiGeエ
ピタキシャル層6bである点である。
【0041】次に、この第2の実施の形態のフォトディ
クタの製造工程について図5乃至図6を用いて説明す
る。
クタの製造工程について図5乃至図6を用いて説明す
る。
【0042】まず、図5(A)に示すように、シリコン
基板1上に、例えばレジストマスク(図示省略)を用い
て選択的にヒ素をドーズ量約1×1015cm-2でイオン
注入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡散層
2を形成する。そして、全面にマスク酸化膜3を成長す
る。
基板1上に、例えばレジストマスク(図示省略)を用い
て選択的にヒ素をドーズ量約1×1015cm-2でイオン
注入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡散層
2を形成する。そして、全面にマスク酸化膜3を成長す
る。
【0043】続いて、フォトディテクタを形成する位置
のマスク酸化膜3をフォトリソグラフィ技術によりエッ
チングした後、これをマスクに、N型拡散層3内のシリ
コンエッチングを行い、約1〜3μm深さに相当し全底
部部分が平坦なフォトディテクタ凹部14を形成して、
図7(B)に示すような構造を形成する。
のマスク酸化膜3をフォトリソグラフィ技術によりエッ
チングした後、これをマスクに、N型拡散層3内のシリ
コンエッチングを行い、約1〜3μm深さに相当し全底
部部分が平坦なフォトディテクタ凹部14を形成して、
図7(B)に示すような構造を形成する。
【0044】次に、全面にシリコン酸化膜を堆積した
後、エッチバックによってフォトディテクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図6(A)に示すよう
な構造を形成する。ここまでは第1の実施の形態と同じ
である。
後、エッチバックによってフォトディテクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図6(A)に示すよう
な構造を形成する。ここまでは第1の実施の形態と同じ
である。
【0045】次に図6(B)に示すように、フォトディ
テクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3上に
酸化膜選択を利用して、SiGeエピタキシャル層6b
を成長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタ
クト層8を連続して選択成長する。
テクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3上に
酸化膜選択を利用して、SiGeエピタキシャル層6b
を成長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタ
クト層8を連続して選択成長する。
【0046】さらに、表面にカバー酸化膜9を成長した
後、アノードコンタクト10およびカソードコンタクト
11を開口し、アノード電極12とカソード電極13を
設ける。
後、アノードコンタクト10およびカソードコンタクト
11を開口し、アノード電極12とカソード電極13を
設ける。
【0047】以上のような工程により、図4に示すよう
なフォトディテクタを作製する。
なフォトディテクタを作製する。
【0048】この第2の実施の形態では光吸収層がSi
Geエピタキシャル層6bのみであるため、ファセット
形成による段差は、ほぼSiGeエピタキシャル層6b
の膜厚に比例する。
Geエピタキシャル層6bのみであるため、ファセット
形成による段差は、ほぼSiGeエピタキシャル層6b
の膜厚に比例する。
【0049】よって、(Siバッファ層7の膜厚)+
(P+ コンタクト層膜厚)をSiGeエピタキシャル層
6bの膜厚×α(<1)とすることで段差をほぼ完全に
なくすことが出来る。したがって、第1の実施の形態の
ように光吸収層が複数層である場合に比べて最適膜厚の
設計が容易である点が優れている。
(P+ コンタクト層膜厚)をSiGeエピタキシャル層
6bの膜厚×α(<1)とすることで段差をほぼ完全に
なくすことが出来る。したがって、第1の実施の形態の
ように光吸収層が複数層である場合に比べて最適膜厚の
設計が容易である点が優れている。
【0050】図7は本発明の第3の実施の形態のフォト
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線E−Fで切断し矢印の方向を視た断面図
である。
ディテクタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)を切断線E−Fで切断し矢印の方向を視た断面図
である。
【0051】第1の実施の形態と異なるのは、N型拡散
層2を設けたP型シリコン基体1A上にN型エピタキシ
ャル層15を成長し、このシリコン基体1AとN型シリ
コンエピタキシャル層15とからシリコン基板1を構成
している点である。
層2を設けたP型シリコン基体1A上にN型エピタキシ
ャル層15を成長し、このシリコン基体1AとN型シリ
コンエピタキシャル層15とからシリコン基板1を構成
している点である。
【0052】シリコン基体1A上にN型拡散層2を形成
して、N型のシリコンエピタキシャル層15を約1μm
成長し、N型エピタキシャル層15の表面から、すなわ
ちシリコン基板1の表面からN型エピタキシャル層15
を貫通してN型拡散層2の内部にまで長方形の枠型に側
壁シリコン酸化膜4に囲まれた凹部を形成して、この凹
部の底部および周辺部にN型拡散層2の一部を有し、さ
らにに凹部の内部に光吸収層としてSiエピタキシャル
層5a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構
造に成長し、Siバッファ層7、P+ 型Siコンタクト
層8を順次成長して充填した構造になっている。
して、N型のシリコンエピタキシャル層15を約1μm
成長し、N型エピタキシャル層15の表面から、すなわ
ちシリコン基板1の表面からN型エピタキシャル層15
を貫通してN型拡散層2の内部にまで長方形の枠型に側
壁シリコン酸化膜4に囲まれた凹部を形成して、この凹
部の底部および周辺部にN型拡散層2の一部を有し、さ
らにに凹部の内部に光吸収層としてSiエピタキシャル
層5a、SiGeエピタキシャル層6aを交互に積層構
造に成長し、Siバッファ層7、P+ 型Siコンタクト
層8を順次成長して充填した構造になっている。
【0053】そしてシリコン基板1の表面であるN型エ
ピタキシャル層15の表面をマスク酸化膜3で被覆し、
Siバッファ層7の表面をカバー酸化膜9で被覆してお
り、とマスク酸化膜3を形成する。さらに、マスク酸化
膜3に設けられたカソードコンタクト11を通して高濃
度N+ 型コンタクト層16にフォトディテクタのカソー
ド電極13が接続形成され、カバー酸化膜9に設けられ
たアノードコンタクト10を通してP+ 型Siコンタク
ト層8にフォトディテクタのアノード電極12が接続形
成されている。
ピタキシャル層15の表面をマスク酸化膜3で被覆し、
Siバッファ層7の表面をカバー酸化膜9で被覆してお
り、とマスク酸化膜3を形成する。さらに、マスク酸化
膜3に設けられたカソードコンタクト11を通して高濃
度N+ 型コンタクト層16にフォトディテクタのカソー
ド電極13が接続形成され、カバー酸化膜9に設けられ
たアノードコンタクト10を通してP+ 型Siコンタク
ト層8にフォトディテクタのアノード電極12が接続形
成されている。
【0054】次に図8乃至図9を参照して図7のフォト
ディテクタの製造工程について説明する。
ディテクタの製造工程について説明する。
【0055】まず、図8(A)に示すように、P型シリ
コン基体1Aもしくはシリコン基体の1AのP型領域内
に、例えばレジストマスク(図示省略)をマスクにして
砒素をドーズ量約1×1015cm-2で選択的にイオン注
入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡散層2
を形成する。次に、N型エピタキシャル層15を約1μ
m成長してシリコン基体1Aとエピタキシャル層15と
からシリコン基板1を構成した後、その全面にシリコン
酸化膜からなるマスク酸化膜3を成長する。
コン基体1Aもしくはシリコン基体の1AのP型領域内
に、例えばレジストマスク(図示省略)をマスクにして
砒素をドーズ量約1×1015cm-2で選択的にイオン注
入の後、1000℃以上の熱処理を行い、N型拡散層2
を形成する。次に、N型エピタキシャル層15を約1μ
m成長してシリコン基体1Aとエピタキシャル層15と
からシリコン基板1を構成した後、その全面にシリコン
酸化膜からなるマスク酸化膜3を成長する。
【0056】次に図8(B)に示すように、フォトディ
テクタを形成する位置のマスク酸化膜3をフォトリソグ
ラフィ技術によりエッチングした後、これをマスクに、
N型エピタキシャル層15とN型拡散層3内のシリコン
エッチングを行い、約1〜3μm深さに相当するフォト
ディテクタ凹部14を形成する。
テクタを形成する位置のマスク酸化膜3をフォトリソグ
ラフィ技術によりエッチングした後、これをマスクに、
N型エピタキシャル層15とN型拡散層3内のシリコン
エッチングを行い、約1〜3μm深さに相当するフォト
ディテクタ凹部14を形成する。
【0057】次に、全面にシリコン酸化膜を堆積した
後、エッチバックによってフォトデティクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図9(A)に示すよう
な構造を形成する。
後、エッチバックによってフォトデティクタ凹部14の
側壁に側壁酸化膜4を形成して、図9(A)に示すよう
な構造を形成する。
【0058】そして、図9(B)に示すように、まず、
カソードコンタクト11を形成する位置に、例えばリン
のイオン注入を行い、続けて熱処理を行うことで、高濃
度N型コンタクト層16を形成する。次に、フォトディ
テクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3上に
酸化膜選択を利用して、Siエピタキシャル層5a、S
iGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造に選択成
長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタクト層
8を連続して選択成長する。
カソードコンタクト11を形成する位置に、例えばリン
のイオン注入を行い、続けて熱処理を行うことで、高濃
度N型コンタクト層16を形成する。次に、フォトディ
テクタ凹部14の底部に露出しているN型拡散層3上に
酸化膜選択を利用して、Siエピタキシャル層5a、S
iGeエピタキシャル層6aを交互に積層構造に選択成
長した後、Siバッファ層7とP+ 型Siコンタクト層
8を連続して選択成長する。
【0059】さらに、表面にカバー酸化膜9を成長した
後、アノードコンタクト10およびカソードコンタクト
11を開口し、アノード電極12とカソード電極13を
設ける。
後、アノードコンタクト10およびカソードコンタクト
11を開口し、アノード電極12とカソード電極13を
設ける。
【0060】以上の工程によって、図7に示すようなフ
ォトディテクタを作製する。
ォトディテクタを作製する。
【0061】ここで、ファセット形成による段差を0
(ゼロ)にする方法は、第1の実施の形態と同じである
が、この第3の実施の形態ではN型エピタキシャル層1
5が存在することによって、N型拡散層2をバイポーラ
トランジスタの埋込層形成と兼ねることが出来るため、
同一基板上の別の位置にバイポーラトランジスタを容易
に作製出来るという点が優れている。
(ゼロ)にする方法は、第1の実施の形態と同じである
が、この第3の実施の形態ではN型エピタキシャル層1
5が存在することによって、N型拡散層2をバイポーラ
トランジスタの埋込層形成と兼ねることが出来るため、
同一基板上の別の位置にバイポーラトランジスタを容易
に作製出来るという点が優れている。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の効果
は、フォトディテクタの光感度を向上するために、光吸
収層を厚くすることによりファセット形成による段差が
従来はより顕著になるような場合でも、アノード電極の
引き出しが断線するおそれが無くなり、信頼性が向上す
ることである。
は、フォトディテクタの光感度を向上するために、光吸
収層を厚くすることによりファセット形成による段差が
従来はより顕著になるような場合でも、アノード電極の
引き出しが断線するおそれが無くなり、信頼性が向上す
ることである。
【0063】その理由は、フォトディテクタ形成用凹部
の深さよりも厚く、光吸収層とコンタクト層の成長を行
うので、フォトディテクタ形成用凹部周辺でのファセッ
ト形成による段差を、その成長膜厚に応じて低減もしく
は無くすことが出来るためである。
の深さよりも厚く、光吸収層とコンタクト層の成長を行
うので、フォトディテクタ形成用凹部周辺でのファセッ
ト形成による段差を、その成長膜厚に応じて低減もしく
は無くすことが出来るためである。
【0064】本発明の第2の効果は、フォトディテクタ
形成用凹部の深さを変えずに量子効率が向上出来ること
である。
形成用凹部の深さを変えずに量子効率が向上出来ること
である。
【0065】その理由は、フォトディテクタ形成用凹部
の深さよりも厚く、光吸収層とコンタクト層の成長を行
うので、結果として、光吸収層が厚膜になっているため
である。
の深さよりも厚く、光吸収層とコンタクト層の成長を行
うので、結果として、光吸収層が厚膜になっているため
である。
【図1】本発明の第1の実施の形態のフォトディテクタ
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線A−Bで切断し矢印の方向を視た断面図である。
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線A−Bで切断し矢印の方向を視た断面図である。
【図2】図1のフォトディテクタを製造する実施の形態
の方法を工程順に示す断面図である。
の方法を工程順に示す断面図である。
【図3】図2の続きの工程を順に示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のフォトディテクタ
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線C−Dで切断し矢印の方向を視た断面図である。
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線C−Dで切断し矢印の方向を視た断面図である。
【図5】図4のフォトディテクタを製造する実施の形態
の方法を工程順に示す断面図である。
の方法を工程順に示す断面図である。
【図6】図5の続きの工程を順に示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のフォトディテクタ
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線E−Fで切断し矢印の方向を視た断面図である。
を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)を切
断線E−Fで切断し矢印の方向を視た断面図である。
【図8】図7のフォトディテクタを製造する実施の形態
の方法を工程順に示す断面図である。
の方法を工程順に示す断面図である。
【図9】図8の続きの工程を順に示す断面図である。
【図10】従来技術のフォトディテクタを示す図であ
り、(A)は断面図、(B)は(A)のB部を拡大した
断面図である。
り、(A)は断面図、(B)は(A)のB部を拡大した
断面図である。
1,21 シリコン基板 1A シリコン基体 2,22 N型拡散層 3,23 マスク酸化膜 4,24 側壁酸化膜 5a,25a Siエピタキシャル層 6a,6b,26a SiGeエピタキシャル層 7,27 Siバッファ層 8,28 P+ 型Siコンタクト層 9,29 カバー酸化膜 10,30 アノードコンタクト 11,31 カソードコンタクト 12,32 アノード電極 13,33 カソード電極 14 フォトディテクタ凹部 15 N型エピタキシャル層
Claims (10)
- 【請求項1】 シリコン基板中に形成されたフォトディ
テクタであり、前記フォトディテクタが、前記シリコン
基板内部に形成された側壁絶縁膜で囲まれた凹部を有
し、前記凹部内に前記シリコン基板の表面に平行に形成
された、バッフア層を含む光吸収層を有し、前記光吸収
層の上に第1導電型のエピタキシャル層を有し、前記凹
部底部に第2導電型の拡散層を有するフォトディテクタ
において、 前記光吸収層と前記第1導電型のエピタキシャル層の成
長膜厚の合計が、前記凹部の深さよりも厚いことを特徴
とするフォトディテクタ。 - 【請求項2】 前記凹部内の周辺部における、前記光吸
収層と前記第1導電型のエピタキシャル層の成長膜厚の
合計が、前記凹部の深さと実質的に等しいことを特徴と
する請求項1に記載のフォトディテクタ。 - 【請求項3】 前記光吸収層がSiGe層によって形成
されていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2
に記載のフォトディテクタ。 - 【請求項4】 前記光吸収層がSiGe層とSi層の積
層構造で形成されていることを特徴とする請求項1もし
くは請求項2に記載のフォトディテクタ。 - 【請求項5】 前記第1導電型のエピタキシャル層が高
不純物濃度の第1導電型のコンタクト層で形成されてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載のフォトディテクタ。 - 【請求項6】 前記第1導電型のエピタキシャル層が高
不純物濃度の第1導電型のコンタクト層と低不純物濃度
の第1導電型のシリコンエピタキシャル層で形成されて
いることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載のフォトディテクタ。 - 【請求項7】 前記第1導電型がN型であり前記第2導
電型がP型であることを特徴とする請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載のフォトディテクタ。 - 【請求項8】 前記第1導電型がP型であり前記第2導
電型がN型であることを特徴とする請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載のフォトディテクタ。 - 【請求項9】 シリコン基板中に拡散層を形成する工程
と、前記拡散層にシリコンエッチングによって凹部を形
成する工程と、前記凹部の側壁に絶縁膜を形成する工程
と、前記凹部の内部にバッフア層を含む光吸収層および
コンタクト層を選択的に、前記凹部の深さより厚く成長
する工程と、表面に絶縁膜を被膜する工程と、フォトデ
ィテクタのカソードコンタクトとアノードコンタクトを
開口する工程と、各電極を形成する工程とを有すること
を特徴とするフォトディテクタの製造方法。 - 【請求項10】 シリコン基体中に拡散層を形成する工
程と、前記拡散層上を含む前記シリコン基体上にエピタ
キシャル層を成長することによって、該シリコン基体と
該エピタキシャル層とからシリコン基板を構成する工程
と、シリコンエッチングによって前記エピタキシャル層
を貫通して前記拡散層の内部に達する凹部を前記シリコ
ン基板に形成する工程と、前記凹部の側壁に絶縁膜を形
成する工程と、前記凹部の内部にバッフア層を含む光吸
収層およびコンタクト層を選択的に、前記凹部の深さよ
り厚く成長する工程と、表面に絶縁膜を被膜する工程
と、フォトディテクタのカソードコンタクトとアノード
コンタクトを開口する工程と、各電極を形成する工程と
を有することを特徴とするフォトディテクタの製造方
法。
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