JPH1016417A - 記録方法及び記録装置 - Google Patents
記録方法及び記録装置Info
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- JPH1016417A JPH1016417A JP1899497A JP1899497A JPH1016417A JP H1016417 A JPH1016417 A JP H1016417A JP 1899497 A JP1899497 A JP 1899497A JP 1899497 A JP1899497 A JP 1899497A JP H1016417 A JPH1016417 A JP H1016417A
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- solvent
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱や特殊なインクを使用することなく、簡
単な方法で印刷後のインクの定着を短時間に行うことが
できるようにしたものである。 【解決手段】 記録媒体1にインク2を転写後、インク
転移面にインク含有溶剤に対して膨潤性を示す固体部材
11を接触させて、インクの定着を行うものである。こ
こで用いられるインクは、インク中に樹脂及び該樹脂と
相溶性を示す溶剤を含有しているインクである。樹脂と
しては、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性エステ
ル樹脂、石油樹脂、DCPD樹脂、アルキド樹脂等が適
当である。樹脂と相溶性を示す溶剤としては、脂肪族炭
化水素、芳香族、ケトン類、アルコール類等、極性溶
剤、無極性溶剤何れでもよく、100℃以上の高沸点で
不揮発性溶剤が望ましい。
単な方法で印刷後のインクの定着を短時間に行うことが
できるようにしたものである。 【解決手段】 記録媒体1にインク2を転写後、インク
転移面にインク含有溶剤に対して膨潤性を示す固体部材
11を接触させて、インクの定着を行うものである。こ
こで用いられるインクは、インク中に樹脂及び該樹脂と
相溶性を示す溶剤を含有しているインクである。樹脂と
しては、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性エステ
ル樹脂、石油樹脂、DCPD樹脂、アルキド樹脂等が適
当である。樹脂と相溶性を示す溶剤としては、脂肪族炭
化水素、芳香族、ケトン類、アルコール類等、極性溶
剤、無極性溶剤何れでもよく、100℃以上の高沸点で
不揮発性溶剤が望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機、プリンタ
等の画像記録方法及び装置、より詳細には、画像形成中
又は形成後におけるインクの記録媒体への定着に関す
る。
等の画像記録方法及び装置、より詳細には、画像形成中
又は形成後におけるインクの記録媒体への定着に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印刷機等の画像形成装置においては、記
録用紙や表示フィルム等の記録媒体上にインクで印刷を
行っているが、一般に、印刷等に用いるインクは高沸点
溶剤を用いているため乾燥しにくく、短時間では記録媒
体上でインクは定着しない。このため、印刷後、直ちに
記録媒体を重ねると所謂裏移りの問題が生じる。また、
記録媒体上の両面に記録を行う場合、片面に記録したイ
ンクが完全に硬化しないと、もう一方の片面に記録がで
きないため、両面記録に時間がかかる等の問題がある。
録用紙や表示フィルム等の記録媒体上にインクで印刷を
行っているが、一般に、印刷等に用いるインクは高沸点
溶剤を用いているため乾燥しにくく、短時間では記録媒
体上でインクは定着しない。このため、印刷後、直ちに
記録媒体を重ねると所謂裏移りの問題が生じる。また、
記録媒体上の両面に記録を行う場合、片面に記録したイ
ンクが完全に硬化しないと、もう一方の片面に記録がで
きないため、両面記録に時間がかかる等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めのインク定着の従来技術を以下に列記する。 (1)酸化重合乾燥法 ビヒクルに含まれる乾性油、及び重合油、又は樹脂ワニ
スなどのビヒクル分子が酸素のもとで緩やかに酸化重合
して乾燥するため、インクの乾燥には長時間を要する。
従って、印刷後、記録紙を積み重ねると乾燥時間が更に
長くなるため、裏移りやブロッキングなどを生ずる主因
となり、印刷の高速化に対する大きな問題となる。この
問題を解決するため、パウダーコートを実施する場合も
あるが、粉末が装置の周りに飛散して人体に悪影響を及
ぼすなどの問題がある。
めのインク定着の従来技術を以下に列記する。 (1)酸化重合乾燥法 ビヒクルに含まれる乾性油、及び重合油、又は樹脂ワニ
スなどのビヒクル分子が酸素のもとで緩やかに酸化重合
して乾燥するため、インクの乾燥には長時間を要する。
従って、印刷後、記録紙を積み重ねると乾燥時間が更に
長くなるため、裏移りやブロッキングなどを生ずる主因
となり、印刷の高速化に対する大きな問題となる。この
問題を解決するため、パウダーコートを実施する場合も
あるが、粉末が装置の周りに飛散して人体に悪影響を及
ぼすなどの問題がある。
【0004】(2)光重合乾燥法 紫外線硬化型インクを用い、印刷後、印刷したインク画
像に紫外線を照射してインクを固化させる方法である
が、高価なインクや紫外線照射装置を必要とするため実
用性に問題がある。
像に紫外線を照射してインクを固化させる方法である
が、高価なインクや紫外線照射装置を必要とするため実
用性に問題がある。
【0005】(3)電子線乾燥法 電子線硬化型インクを用い、印刷後、印刷したインク画
像に電子線を照射してインクを固化させる方法である
が、高価なインクや電子線照射装置を必要とするため実
用性に問題がある。
像に電子線を照射してインクを固化させる方法である
が、高価なインクや電子線照射装置を必要とするため実
用性に問題がある。
【0006】(4)加熱乾燥法 高速に乾燥するためには記録紙を瞬時に加熱する必要が
あるため、消費電力の大きな高価な加熱源を用いる必要
がある。また、加熱により記録紙中の水分が蒸発し所謂
火しわが発生する問題がある。
あるため、消費電力の大きな高価な加熱源を用いる必要
がある。また、加熱により記録紙中の水分が蒸発し所謂
火しわが発生する問題がある。
【0007】特開平2−16053号公報に示されるイ
ンク定着方法は、記録紙に過剰に付着したインクを、記
録紙と転写紙を重ねることにより転写紙に転移させてイ
ンクの乾燥を早めている。しかし、記録紙1枚1枚に対
して転写紙が必要となるため、ランニングコストの増
大、及び、転写紙ロール収納スペースの確保による装置
形状の拡大といった問題が生じることとなる。また、転
写紙にインクがある程度転移するため、記録紙上のイン
クの濃度が低下する恐れがある。
ンク定着方法は、記録紙に過剰に付着したインクを、記
録紙と転写紙を重ねることにより転写紙に転移させてイ
ンクの乾燥を早めている。しかし、記録紙1枚1枚に対
して転写紙が必要となるため、ランニングコストの増
大、及び、転写紙ロール収納スペースの確保による装置
形状の拡大といった問題が生じることとなる。また、転
写紙にインクがある程度転移するため、記録紙上のイン
クの濃度が低下する恐れがある。
【0008】特開昭59−29197号公報に示される
インク定着方法は、印刷後、脂肪酸の金属塩を主成分と
する液状ドライヤーを塗布してインクの乾燥を促進させ
る方法であるが、湿度が高かったり、インク中で湿し水
が乳化したり、また、酸性の紙へ印刷した場合などに
は、乾燥時間が長くなる問題がある。
インク定着方法は、印刷後、脂肪酸の金属塩を主成分と
する液状ドライヤーを塗布してインクの乾燥を促進させ
る方法であるが、湿度が高かったり、インク中で湿し水
が乳化したり、また、酸性の紙へ印刷した場合などに
は、乾燥時間が長くなる問題がある。
【0009】特開昭58−84794号公報に示される
インク定着方法は、インクのビヒクルに含有される、樹
脂を溶解した溶剤(A)を、その樹脂を溶解せず且つ溶
剤Aと相溶性の溶剤(B)で、記録紙上のインク中の溶
剤(A)を抽出除去し、インクを硬化させる方法である
が、溶剤(B)には揮発性の高い溶剤が多く含まれてい
るため環境衛生の点で好ましくない。また、溶剤の使用
量が多く、溶剤(B)の塗布機構、及び溶剤(B)の回
収機構が必要で、装置が複雑になる。また、溶剤(B)
がビヒクル中の樹脂内部に浸透する恐れがあり、この場
合、硬化したインク被膜は脆くなり、定着後のインクが
摩耗等で記録紙からはがれる問題がある。
インク定着方法は、インクのビヒクルに含有される、樹
脂を溶解した溶剤(A)を、その樹脂を溶解せず且つ溶
剤Aと相溶性の溶剤(B)で、記録紙上のインク中の溶
剤(A)を抽出除去し、インクを硬化させる方法である
が、溶剤(B)には揮発性の高い溶剤が多く含まれてい
るため環境衛生の点で好ましくない。また、溶剤の使用
量が多く、溶剤(B)の塗布機構、及び溶剤(B)の回
収機構が必要で、装置が複雑になる。また、溶剤(B)
がビヒクル中の樹脂内部に浸透する恐れがあり、この場
合、硬化したインク被膜は脆くなり、定着後のインクが
摩耗等で記録紙からはがれる問題がある。
【0010】特開昭54−49208号公報に示される
インク定着方法は、脂肪酸の金属塩を含む油性インクを
用い、印刷後、記録紙に転移したインクに有機過酸化物
を接触させてインクの乾燥を促進させる方法であるが、
使用するインクが脂肪酸の金属塩を含む特殊なインクで
あり、また、インク中の脂肪酸の金属塩が空気中の酸素
と徐々に反応するため、長時間のインク保存には問題が
ある。
インク定着方法は、脂肪酸の金属塩を含む油性インクを
用い、印刷後、記録紙に転移したインクに有機過酸化物
を接触させてインクの乾燥を促進させる方法であるが、
使用するインクが脂肪酸の金属塩を含む特殊なインクで
あり、また、インク中の脂肪酸の金属塩が空気中の酸素
と徐々に反応するため、長時間のインク保存には問題が
ある。
【0011】本発明は、上記問題点の解決を目的として
なされたもので、樹脂と樹脂と相溶性を示す溶剤を含有
したインクに関して、市販されている油性印刷インク
(オフセットインク、水無平版インク、活版インク)は
もとより、酸化重合反応機構等のインク硬化成分を持た
ないその他の従来のインクを用いても、記録媒体にイン
クが転写された時のインク濃度を低下させることなく、
インクの定着を短時間で行うことが可能なインク定着方
法及び装置を提供するものである。
なされたもので、樹脂と樹脂と相溶性を示す溶剤を含有
したインクに関して、市販されている油性印刷インク
(オフセットインク、水無平版インク、活版インク)は
もとより、酸化重合反応機構等のインク硬化成分を持た
ないその他の従来のインクを用いても、記録媒体にイン
クが転写された時のインク濃度を低下させることなく、
インクの定着を短時間で行うことが可能なインク定着方
法及び装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
クが樹脂と該樹脂に対して相溶性を示す溶剤とを含有
し、該インクを記録媒体へ転写後、前記インクに含有さ
れた溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前記記録媒体
表面に転写されたインクに接触させることにより、該記
録媒体表面のインクを硬化させることを特徴とし、もっ
て、加熱や特殊なインクを使用することなく、簡単な方
法で印刷後のインクの定着を短時間に行うことができる
ようにしたものである。
クが樹脂と該樹脂に対して相溶性を示す溶剤とを含有
し、該インクを記録媒体へ転写後、前記インクに含有さ
れた溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前記記録媒体
表面に転写されたインクに接触させることにより、該記
録媒体表面のインクを硬化させることを特徴とし、もっ
て、加熱や特殊なインクを使用することなく、簡単な方
法で印刷後のインクの定着を短時間に行うことができる
ようにしたものである。
【0013】請求項2の発明は、インクが樹脂と該樹脂
に対して相溶性を示す溶剤とを含有し、該インクを記録
媒体へ転写後、前記インクに含有された溶剤に対して膨
潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示さな
い固体部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接
触させることにより、該記録媒体表面のインクを硬化さ
せることを特徴とし、もって、請求項1の発明に加え
て、記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させること
なくインク定着を行うことができるようにしたものであ
る。
に対して相溶性を示す溶剤とを含有し、該インクを記録
媒体へ転写後、前記インクに含有された溶剤に対して膨
潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示さな
い固体部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接
触させることにより、該記録媒体表面のインクを硬化さ
せることを特徴とし、もって、請求項1の発明に加え
て、記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させること
なくインク定着を行うことができるようにしたものであ
る。
【0014】請求項3の発明は、樹脂を樹脂に対して相
溶性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを
記録媒体へ転写してインク画像を形成した後、前記イン
クに含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前
記記録媒体表面のインク画像に接触させる固体部材接触
手段を有することを特徴とし、もって、加熱や特殊なイ
ンクを使用することなく、簡単な手段で印刷後のインク
の定着を短時間に行うことができるようにしたものであ
る。
溶性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを
記録媒体へ転写してインク画像を形成した後、前記イン
クに含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前
記記録媒体表面のインク画像に接触させる固体部材接触
手段を有することを特徴とし、もって、加熱や特殊なイ
ンクを使用することなく、簡単な手段で印刷後のインク
の定着を短時間に行うことができるようにしたものであ
る。
【0015】請求項4の発明は、樹脂と樹脂に対して相
溶性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを
記録媒体へ転写した後、該インクに含有された溶剤に対
して膨潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を
示さない固体部材を前記記録媒体表のインク画像に接触
させる固体部材接触手段を有することを特徴とし、もっ
て、請求項1の発明に加えて、記録媒体(紙等)上のイ
ンク濃度を低下させることなくインク定着を行うことが
できるようにしたものである。
溶性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを
記録媒体へ転写した後、該インクに含有された溶剤に対
して膨潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を
示さない固体部材を前記記録媒体表のインク画像に接触
させる固体部材接触手段を有することを特徴とし、もっ
て、請求項1の発明に加えて、記録媒体(紙等)上のイ
ンク濃度を低下させることなくインク定着を行うことが
できるようにしたものである。
【0016】請求項5の発明は、請求項3又は4の発明
において、前記固体部材をインク画像に接触する前又は
接触時に、前記記録媒体を加熱する加熱手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3又は4の発明におい
て、インク定着時間をさらに短時間で行うことができる
ようにしたものである。
において、前記固体部材をインク画像に接触する前又は
接触時に、前記記録媒体を加熱する加熱手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3又は4の発明におい
て、インク定着時間をさらに短時間で行うことができる
ようにしたものである。
【0017】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記加熱手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる下限臨界溶液温度以上で加熱することを
特徴とし、もって、請求項5の発明において、更に確実
に定着が行えるようにしたものである。
て、前記加熱手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる下限臨界溶液温度以上で加熱することを
特徴とし、もって、請求項5の発明において、更に確実
に定着が行えるようにしたものである。
【0018】請求項7の発明は、請求項3又は4の発明
において、前記固体部材をインク画像に接触する前又は
接触時に、前記記録媒体を冷却する冷却手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3又は4の発明におい
て、装置内温度を上昇せずに、インク定着時間をさらに
短時間で行うことができるようにしたものである。
において、前記固体部材をインク画像に接触する前又は
接触時に、前記記録媒体を冷却する冷却手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3又は4の発明におい
て、装置内温度を上昇せずに、インク定着時間をさらに
短時間で行うことができるようにしたものである。
【0019】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記冷却手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる上限臨界溶液温度以下で冷却することを
特徴とし、もって、請求項7の発明において、更に確実
に定着が行えるにうにしたものである。
て、前記冷却手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる上限臨界溶液温度以下で冷却することを
特徴とし、もって、請求項7の発明において、更に確実
に定着が行えるにうにしたものである。
【0020】請求項9の発明は、請求項3乃至8のいず
れかの発明において、前記固体部材がシリコーン樹脂か
らなることを特徴とし、もって、部材中、インクが最も
付着しない固体部材を用いることにより、画像の濃度低
下が起こらないようにしたものである。
れかの発明において、前記固体部材がシリコーン樹脂か
らなることを特徴とし、もって、部材中、インクが最も
付着しない固体部材を用いることにより、画像の濃度低
下が起こらないようにしたものである。
【0021】請求項10の発明は、請求項3乃至9のい
ずれかの発明において、前記固体部材の表面が鏡面であ
ることを特徴とし、もって、請求項4乃至9の発明にお
いて、さらに、定着時にインクが固体部材に付着しない
ようにし、画像の濃度低下が起こらないようにしたもの
である。
ずれかの発明において、前記固体部材の表面が鏡面であ
ることを特徴とし、もって、請求項4乃至9の発明にお
いて、さらに、定着時にインクが固体部材に付着しない
ようにし、画像の濃度低下が起こらないようにしたもの
である。
【0022】請求項11の発明は、請求項3乃至10の
いずれかの発明において、前記インク画像と接触する固
体部材が複数設けられていることを特徴とし、もって、
請求項3乃至10の発明において、加熱や特殊なインク
を使用することなく、簡単な手段で印刷後のインクの定
着を短時間に行うことができるようにし、インク定着の
信頼性を向上させたものである。
いずれかの発明において、前記インク画像と接触する固
体部材が複数設けられていることを特徴とし、もって、
請求項3乃至10の発明において、加熱や特殊なインク
を使用することなく、簡単な手段で印刷後のインクの定
着を短時間に行うことができるようにし、インク定着の
信頼性を向上させたものである。
【0023】請求項12の発明は、請求項3乃至11の
いずれかの発明において、前記固体部材がベルト状の形
態をしていることを特徴とし、もって、請求項3乃至1
1の発明において、インク定着の信頼性を向上させたも
のである。
いずれかの発明において、前記固体部材がベルト状の形
態をしていることを特徴とし、もって、請求項3乃至1
1の発明において、インク定着の信頼性を向上させたも
のである。
【0024】請求項13の発明は、請求項3乃至12の
いずれかの発明において、前記インク画像と接触後、前
記固体部材を常時又は適時加熱する加熱手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3乃至12の発明におい
て、インク定着能力の耐久性を飛躍的に向上させたもの
である。
いずれかの発明において、前記インク画像と接触後、前
記固体部材を常時又は適時加熱する加熱手段を有するこ
とを特徴とし、もって、請求項3乃至12の発明におい
て、インク定着能力の耐久性を飛躍的に向上させたもの
である。
【0025】
(請求項1の説明)図1乃至図5は、それぞれ請求項1
の発明を説明するための図で、図中、1は記録媒体、2
はインク、3は記録層、4は基板、5は版、10はイン
ク定着ユニット、11は接触固体部材、12は加圧ロー
ラで、図1は平版印刷(直刷り)、図2は平版印刷(オ
フセット)、図3は凸版印刷、図4は孔版印刷、図5は
簡易印刷の例を示し、ここで、記録媒体1は矢印A方向
に搬送されるものとする。
の発明を説明するための図で、図中、1は記録媒体、2
はインク、3は記録層、4は基板、5は版、10はイン
ク定着ユニット、11は接触固体部材、12は加圧ロー
ラで、図1は平版印刷(直刷り)、図2は平版印刷(オ
フセット)、図3は凸版印刷、図4は孔版印刷、図5は
簡易印刷の例を示し、ここで、記録媒体1は矢印A方向
に搬送されるものとする。
【0026】本発明は、以下に説明するように、記録媒
体1にインク2を転写後、インク転移面にインク含有溶
剤に対して膨潤性を示す固体部材11を接触させて、イ
ンクの定着を行うものである。ここで用いられるインク
は、インク中に樹脂及び該樹脂と相溶性を示す溶剤を含
有しているインクである。樹脂としては、ロジン変性フ
ェノール樹脂、ロジン変性エステル樹脂、石油樹脂、D
CPD樹脂、アルキド樹脂等が適当である。樹脂と相溶
性を示す溶剤としては、脂肪族炭化水素、芳香族、ケト
ン類、アルコール類等、極性溶剤、無極性溶剤何れでも
よく、100℃以上の高沸点で不揮発性溶剤が望まし
い。例としては、市販のオフセットインク、活版イン
ク、水無平版インク、孔版インクなどの油性インクがあ
げられる。また、酸化重合乾燥に必要な乾性油(不飽和
脂肪酸)やその他の硬化剤を含むインクはもちろんのこ
と、含まないインクでも良い。
体1にインク2を転写後、インク転移面にインク含有溶
剤に対して膨潤性を示す固体部材11を接触させて、イ
ンクの定着を行うものである。ここで用いられるインク
は、インク中に樹脂及び該樹脂と相溶性を示す溶剤を含
有しているインクである。樹脂としては、ロジン変性フ
ェノール樹脂、ロジン変性エステル樹脂、石油樹脂、D
CPD樹脂、アルキド樹脂等が適当である。樹脂と相溶
性を示す溶剤としては、脂肪族炭化水素、芳香族、ケト
ン類、アルコール類等、極性溶剤、無極性溶剤何れでも
よく、100℃以上の高沸点で不揮発性溶剤が望まし
い。例としては、市販のオフセットインク、活版イン
ク、水無平版インク、孔版インクなどの油性インクがあ
げられる。また、酸化重合乾燥に必要な乾性油(不飽和
脂肪酸)やその他の硬化剤を含むインクはもちろんのこ
と、含まないインクでも良い。
【0027】インク含有溶剤に対して膨潤性を示す固体
部材において、本発明における膨潤性とは、固体部材に
含有溶剤を滴下すると、1分程度以下で溶剤滴下領域が
体積膨張する性質を示すもので、このような性質を示す
固体部材として、有機材料、無機材料何れでもよいが、
特に、樹脂部材が望ましい。樹脂としては、ポリマーや
ポリマーブレンドやポリマーアロイやそれらの架橋体や
加硫体が望ましい。また、記録媒体との接触性がよくな
り、インク定着効果がよいことから、ゴムなどの弾性が
大きな部材が望ましい。具体的には、シリコーン樹脂
(ポリマー及びゴム)、ブチルゴム、クロロプレンゴ
ム、天然ゴム、飴ゴム、オレフィン系エラストマー等が
望ましい。
部材において、本発明における膨潤性とは、固体部材に
含有溶剤を滴下すると、1分程度以下で溶剤滴下領域が
体積膨張する性質を示すもので、このような性質を示す
固体部材として、有機材料、無機材料何れでもよいが、
特に、樹脂部材が望ましい。樹脂としては、ポリマーや
ポリマーブレンドやポリマーアロイやそれらの架橋体や
加硫体が望ましい。また、記録媒体との接触性がよくな
り、インク定着効果がよいことから、ゴムなどの弾性が
大きな部材が望ましい。具体的には、シリコーン樹脂
(ポリマー及びゴム)、ブチルゴム、クロロプレンゴ
ム、天然ゴム、飴ゴム、オレフィン系エラストマー等が
望ましい。
【0028】本発明者らは、これら固体部材を記録媒体
上のインク層表面に接触したところ、直ちにインク層が
硬化することを見出した。更に、インク層が硬化後、接
触固体部材をインク層から離すと、接触固体部材にはイ
ンクが全く付着しておらず、記録媒体上の硬化前後でイ
ンクの濃度に変化がないことも見出した。また、溶剤に
対して膨潤性を示さないが浸透性を示す固体部材をイン
ク層表面に接触する場合、3分間程度の長時間接触でも
インクが硬化しないか僅かに硬化する程度で、且つ、イ
ンクがある程度硬化後、接触部材をインクから離すとイ
ンクが接触固体上にも付着しており記録媒体上のインク
濃度が低下することも見出した。また、溶剤に対して膨
潤性も浸透性も示さない固体部材の場合、10分間程度
の長時間接触でもインクが硬化しないことも見出した。
本発明は、この現象を利用したものである。
上のインク層表面に接触したところ、直ちにインク層が
硬化することを見出した。更に、インク層が硬化後、接
触固体部材をインク層から離すと、接触固体部材にはイ
ンクが全く付着しておらず、記録媒体上の硬化前後でイ
ンクの濃度に変化がないことも見出した。また、溶剤に
対して膨潤性を示さないが浸透性を示す固体部材をイン
ク層表面に接触する場合、3分間程度の長時間接触でも
インクが硬化しないか僅かに硬化する程度で、且つ、イ
ンクがある程度硬化後、接触部材をインクから離すとイ
ンクが接触固体上にも付着しており記録媒体上のインク
濃度が低下することも見出した。また、溶剤に対して膨
潤性も浸透性も示さない固体部材の場合、10分間程度
の長時間接触でもインクが硬化しないことも見出した。
本発明は、この現象を利用したものである。
【0029】上記インク硬化現象は、以下のように説明
できる。本発明者らは硬化前後でインク中の溶剤含有量
が低下することを確認した。すなわち、インク硬化は、
固体部材との接触によりインク含有溶剤が固体部材に拡
散してインク中での含有量が低下するためと推定してい
る。インク溶剤に対して浸透も膨潤性も示さない固体部
材接触の場合、含有溶剤は接触部材に拡散しにくいこと
が予想されインクが硬化しないのは容易に考えられる。
できる。本発明者らは硬化前後でインク中の溶剤含有量
が低下することを確認した。すなわち、インク硬化は、
固体部材との接触によりインク含有溶剤が固体部材に拡
散してインク中での含有量が低下するためと推定してい
る。インク溶剤に対して浸透も膨潤性も示さない固体部
材接触の場合、含有溶剤は接触部材に拡散しにくいこと
が予想されインクが硬化しないのは容易に考えられる。
【0030】一方、インク溶剤に対して、膨潤性を示さ
ず浸透性を示す固体部材と膨潤性を示す固体部材はとも
にインク接触時に含有溶剤の固体部材中への拡散が起こ
りうる。しかし、両者におけるインク硬化度合いは大き
く異なっている。本発明者らは、この違いを以下のよう
に考える。すなわち、溶剤に対して膨潤性を示さずに浸
透性を示す部材は一般に多孔質構造の場合が多い。その
ため、インクと接触するとインク自身がある程度接触部
材中に浸透することが予想される。このため、インク含
有溶剤がインクから分離しにくくなり硬化し難いと思わ
れる。一方、膨潤性を示す部材は、分子鎖の網目が密な
場合が多く、このため、インク自身が接触固体に拡散し
にくく、含有溶剤のみが固体中に拡散するためインクが
硬化すると思われる。
ず浸透性を示す固体部材と膨潤性を示す固体部材はとも
にインク接触時に含有溶剤の固体部材中への拡散が起こ
りうる。しかし、両者におけるインク硬化度合いは大き
く異なっている。本発明者らは、この違いを以下のよう
に考える。すなわち、溶剤に対して膨潤性を示さずに浸
透性を示す部材は一般に多孔質構造の場合が多い。その
ため、インクと接触するとインク自身がある程度接触部
材中に浸透することが予想される。このため、インク含
有溶剤がインクから分離しにくくなり硬化し難いと思わ
れる。一方、膨潤性を示す部材は、分子鎖の網目が密な
場合が多く、このため、インク自身が接触固体に拡散し
にくく、含有溶剤のみが固体中に拡散するためインクが
硬化すると思われる。
【0031】更に、溶剤に対する固体の膨潤性は固体と
溶剤の溶解度パラメータ(SP値)により最適化ができ
る。インクの溶剤がわかっている場合、そのSP値に近
い値を持つ固体部材を選定すれば、インク硬化の効率化
が図れる。
溶剤の溶解度パラメータ(SP値)により最適化ができ
る。インクの溶剤がわかっている場合、そのSP値に近
い値を持つ固体部材を選定すれば、インク硬化の効率化
が図れる。
【0032】(請求項2の説明)この発明は、前記請求
項1の発明において、記録媒体1へのインク転写後、イ
ンク含有溶剤に対して膨潤性を示し、かつ、インク全体
に対して浸透性を示さない固体部材を該記録媒体表面に
接触させることにより該記録媒体表面のインクを定着す
るものである。インク含有溶剤に対して膨潤性を示す固
体部材はインクを硬化させる。しかし、固体部材表面近
傍がたとえば多孔質や極めて粗面でインクが浸透しやす
い表面となっていると、若干ながらインクが接触固体に
とられ、記録媒体上のインク濃度が低下する恐れがあ
る。そこで、接触固体の少なくとも表面近傍はインクに
対して浸透性を示さないことが望ましい。
項1の発明において、記録媒体1へのインク転写後、イ
ンク含有溶剤に対して膨潤性を示し、かつ、インク全体
に対して浸透性を示さない固体部材を該記録媒体表面に
接触させることにより該記録媒体表面のインクを定着す
るものである。インク含有溶剤に対して膨潤性を示す固
体部材はインクを硬化させる。しかし、固体部材表面近
傍がたとえば多孔質や極めて粗面でインクが浸透しやす
い表面となっていると、若干ながらインクが接触固体に
とられ、記録媒体上のインク濃度が低下する恐れがあ
る。そこで、接触固体の少なくとも表面近傍はインクに
対して浸透性を示さないことが望ましい。
【0033】(請求項3の発明)この発明は、請求項1
の記録方法の発明を、記録装置として構成したもので、
その動作原理は、請求項1の発明と同じである。図6
は、印刷後、インク定着を行う定着専用装置の一例を示
す構成図で、図中、10は図1乃至図4に示した定着ユ
ニット10と同様の作用をする定着装置、21は定着前
印刷物、22は定着後印刷物で、接触固体部材11の接
触前に設けられた定着前印刷物搬送用ガイドローラ13
は、印刷物21の表面にローラが接触するとインクが該
ガイドローラ13に付着する恐れがあるため、印刷物2
1の端部のみ接触したガイドする。また、接触固体部材
通過後の印刷物ガイドローラ14は、該ローラ部14の
部材が接触固体11と同じ部材である方が、定着の信頼
性が向上する。
の記録方法の発明を、記録装置として構成したもので、
その動作原理は、請求項1の発明と同じである。図6
は、印刷後、インク定着を行う定着専用装置の一例を示
す構成図で、図中、10は図1乃至図4に示した定着ユ
ニット10と同様の作用をする定着装置、21は定着前
印刷物、22は定着後印刷物で、接触固体部材11の接
触前に設けられた定着前印刷物搬送用ガイドローラ13
は、印刷物21の表面にローラが接触するとインクが該
ガイドローラ13に付着する恐れがあるため、印刷物2
1の端部のみ接触したガイドする。また、接触固体部材
通過後の印刷物ガイドローラ14は、該ローラ部14の
部材が接触固体11と同じ部材である方が、定着の信頼
性が向上する。
【0034】接触固体部材11の形状はローラ形状が最
も構成が簡単で望ましい。しかし、固体部材の種類によ
ってはインク硬化に時間がかかり、硬化が十分でないう
ちに固体部材からインク層が離れると固体部材にインク
が付着する場合がある。このような部材を用いる場合
は、図7に示すごとく、平板状の接触固体部材11′及
び印刷物保持部材12′を用いて記録媒体全体と接触し
て、硬化後剥離する構成が望ましい。
も構成が簡単で望ましい。しかし、固体部材の種類によ
ってはインク硬化に時間がかかり、硬化が十分でないう
ちに固体部材からインク層が離れると固体部材にインク
が付着する場合がある。このような部材を用いる場合
は、図7に示すごとく、平板状の接触固体部材11′及
び印刷物保持部材12′を用いて記録媒体全体と接触し
て、硬化後剥離する構成が望ましい。
【0035】図8は、前述のごとき定着装置10を記録
装置30内に組み込んで記録装置として構成した場合の
例を示す概略構成図で、図中、20は印刷部、22は定
着後印刷物、23は記録用紙で、印刷部20は、インキ
ングローラ20a、版胴20b、ブランケット胴20
c、圧胴20d等からなり、該印刷部20によって記録
用紙23に印刷し、前述のごとき定着装置10によって
定着する。図8では、定着装置10として、図6に示し
た構成の定着装置を使用した例を示したが、それに代っ
て、図7に示した構成の定着装置を使用してもよい。
装置30内に組み込んで記録装置として構成した場合の
例を示す概略構成図で、図中、20は印刷部、22は定
着後印刷物、23は記録用紙で、印刷部20は、インキ
ングローラ20a、版胴20b、ブランケット胴20
c、圧胴20d等からなり、該印刷部20によって記録
用紙23に印刷し、前述のごとき定着装置10によって
定着する。図8では、定着装置10として、図6に示し
た構成の定着装置を使用した例を示したが、それに代っ
て、図7に示した構成の定着装置を使用してもよい。
【0036】図9に示す例は、各色インク転写部C(シ
アン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラッ
ク)の各間にインク定着装置10を配してインク定着を
行うもので、このようにすると記録紙1上の前色インク
をある程度硬化させた後に次色インクを転写できるた
め、記録紙上の前色インクが次色用の版又はブランケッ
ト上に転移せずに、高速多色印刷が可能となる。また、
各色ごとにインク定着するため定着効率がよくなる。し
かし、使用するインクや紙、装置構成などにより、転写
時において他色と混ざりにくい場合には、図10に示す
ように、最後にのみ定着ユニット10を設けて定着を行
ってもよい。
アン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラッ
ク)の各間にインク定着装置10を配してインク定着を
行うもので、このようにすると記録紙1上の前色インク
をある程度硬化させた後に次色インクを転写できるた
め、記録紙上の前色インクが次色用の版又はブランケッ
ト上に転移せずに、高速多色印刷が可能となる。また、
各色ごとにインク定着するため定着効率がよくなる。し
かし、使用するインクや紙、装置構成などにより、転写
時において他色と混ざりにくい場合には、図10に示す
ように、最後にのみ定着ユニット10を設けて定着を行
ってもよい。
【0037】図11及び図12は、本発明における定着
装置を多色刷り記録に適用した例を示す図で、図11に
は、輪転機のごとくロール紙24を用いた多色刷り記録
における例、図12には、枚葉紙23を用いた多色刷り
記録における例を示すが、何れの装置でも、多色印刷
後、定着装置10の固体部材11に接触させてインクを
定着する。
装置を多色刷り記録に適用した例を示す図で、図11に
は、輪転機のごとくロール紙24を用いた多色刷り記録
における例、図12には、枚葉紙23を用いた多色刷り
記録における例を示すが、何れの装置でも、多色印刷
後、定着装置10の固体部材11に接触させてインクを
定着する。
【0038】なお、図11,図12の例においても、各
色毎に印刷後に定着を行う方が最後に一度に定着するよ
りもインク硬化が効率的に行われるため定着の信頼性は
向上する。また、オフセット印刷に限らず、活版印刷、
孔版印刷、グラビア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相
溶性を示す溶剤を含有したインクを用いる記録装置すべ
てに適用できる。
色毎に印刷後に定着を行う方が最後に一度に定着するよ
りもインク硬化が効率的に行われるため定着の信頼性は
向上する。また、オフセット印刷に限らず、活版印刷、
孔版印刷、グラビア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相
溶性を示す溶剤を含有したインクを用いる記録装置すべ
てに適用できる。
【0039】(請求項4の発明)この発明は、前記請求
項3の記録装置において、記録媒体1へのインク転写
後、インク含有溶剤に対して膨潤性を示し、かつ、イン
ク全体に対して浸透性を示さない固体部材を該記録媒体
表面に接触させることにより該記録媒体表面のインクを
定着するものである。前述のように、インク含有溶剤に
対して膨潤性を示す固体部材はインクを硬化させる。し
かし、固体部材表面近傍がたとえば多孔質や極めて粗面
でインクが浸透しやすい表面となっていると、若干なが
らインクが接触固体にとられ、記録媒体上のインク濃度
が低下する恐れがある。そこで、接触固体の少なくとも
表面近傍はインクに対して浸透性を示さないことが望ま
しい。
項3の記録装置において、記録媒体1へのインク転写
後、インク含有溶剤に対して膨潤性を示し、かつ、イン
ク全体に対して浸透性を示さない固体部材を該記録媒体
表面に接触させることにより該記録媒体表面のインクを
定着するものである。前述のように、インク含有溶剤に
対して膨潤性を示す固体部材はインクを硬化させる。し
かし、固体部材表面近傍がたとえば多孔質や極めて粗面
でインクが浸透しやすい表面となっていると、若干なが
らインクが接触固体にとられ、記録媒体上のインク濃度
が低下する恐れがある。そこで、接触固体の少なくとも
表面近傍はインクに対して浸透性を示さないことが望ま
しい。
【0040】(請求項5の説明)この発明は、請求項3
又は4の記録装置において、固体部材と接触する前、又
は、接触時に記録媒体を加熱することにより該記録媒体
表面のインクを硬化させるものである。一般に、樹脂と
該樹脂に相溶性を示す溶剤との相溶性の相関は、図13
のごとく表わされる。すなわち、樹脂と溶剤が相溶して
いても、下限臨界溶液温度以上又は上限臨界溶液温度以
下になると樹脂と溶剤は相分離してしまう。たとえば、
図13で、ある樹脂比率(図中、P%)を決めると、相
溶している樹脂液をその時の下限臨界溶液温度T2c以
上で加熱する、もしくは、上限臨界溶液温度T1c以下
に冷却すると、樹脂液は、樹脂と溶剤に分離してしま
う。
又は4の記録装置において、固体部材と接触する前、又
は、接触時に記録媒体を加熱することにより該記録媒体
表面のインクを硬化させるものである。一般に、樹脂と
該樹脂に相溶性を示す溶剤との相溶性の相関は、図13
のごとく表わされる。すなわち、樹脂と溶剤が相溶して
いても、下限臨界溶液温度以上又は上限臨界溶液温度以
下になると樹脂と溶剤は相分離してしまう。たとえば、
図13で、ある樹脂比率(図中、P%)を決めると、相
溶している樹脂液をその時の下限臨界溶液温度T2c以
上で加熱する、もしくは、上限臨界溶液温度T1c以下
に冷却すると、樹脂液は、樹脂と溶剤に分離してしま
う。
【0041】本発明者らは、この性質と上記の固体接触
による硬化を組み合わせることでインク硬化時間を更に
短縮できることを見出した。このうち、加熱する方法
は、冷却する方法に比べ一般に安価な装置を利用できる
利点を有する。そこで、記録媒体上のインクを固体部材
と接触する前、又は接触時に加熱することでインク硬化
をより促進させる。加熱温度は下限臨界溶液温度T2C
以上にすれば最も効果的であるが、加熱のための消費電
力を大きくする必要がある。本発明者らが検討した結
果、固体接触と組み合わせると、必ずしも下限臨界溶液
温度以上に加熱しなくても加熱することでインク硬化時
間が短縮できることを見出した。これは、加熱するだけ
で樹脂と溶剤との相溶性の均一性が崩れやすくなり、更
に固体部に溶剤が拡散することで、硬化が促進されるた
めと思われる。なお、加熱によりインク含有溶剤が蒸発
するために硬化が促進されることも考えられたが、本発
明者らが検討したときの加熱温度はインク含有溶剤が揮
発する温度に対してかなり低く、低温加熱で硬化促進効
果があることから、溶剤の蒸発による寄与は低いと思わ
れる。
による硬化を組み合わせることでインク硬化時間を更に
短縮できることを見出した。このうち、加熱する方法
は、冷却する方法に比べ一般に安価な装置を利用できる
利点を有する。そこで、記録媒体上のインクを固体部材
と接触する前、又は接触時に加熱することでインク硬化
をより促進させる。加熱温度は下限臨界溶液温度T2C
以上にすれば最も効果的であるが、加熱のための消費電
力を大きくする必要がある。本発明者らが検討した結
果、固体接触と組み合わせると、必ずしも下限臨界溶液
温度以上に加熱しなくても加熱することでインク硬化時
間が短縮できることを見出した。これは、加熱するだけ
で樹脂と溶剤との相溶性の均一性が崩れやすくなり、更
に固体部に溶剤が拡散することで、硬化が促進されるた
めと思われる。なお、加熱によりインク含有溶剤が蒸発
するために硬化が促進されることも考えられたが、本発
明者らが検討したときの加熱温度はインク含有溶剤が揮
発する温度に対してかなり低く、低温加熱で硬化促進効
果があることから、溶剤の蒸発による寄与は低いと思わ
れる。
【0042】(請求項6の説明)この発明は、請求項5
の記録装置において、固体部材と接触する前、又は、接
触時に記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる下限
臨界溶液温度T2C以上で加熱することにより、記録媒
体表面のインクを硬化させるものである。前述のごと
く、消費電力が大きくなるが、下限臨界溶液温度T2C
以上で加熱すると、硬化は瞬時であり、飛躍的な効果が
ある。
の記録装置において、固体部材と接触する前、又は、接
触時に記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる下限
臨界溶液温度T2C以上で加熱することにより、記録媒
体表面のインクを硬化させるものである。前述のごと
く、消費電力が大きくなるが、下限臨界溶液温度T2C
以上で加熱すると、硬化は瞬時であり、飛躍的な効果が
ある。
【0043】(請求項7の説明)この発明は、請求項3
又は4の記録装置において、固体部材と接触する前、又
は、接触時に記録媒体を冷却することにより記録媒体表
面のインクを硬化させるものである。前述のごとく加熱
により硬化を促進する方法は、記録装置にインク定着手
段を組み込んだ場合、装置内温度を上昇させ、印刷時の
インク粘度低下による地汚れを引き起こす恐れがある。
そこで、記録媒体上のインクを固体部材と接触する前、
又は接触時に冷却することでインク硬化をより促進させ
る。冷却温度は上限臨界溶液温度T1C以下にすれば最
も効果的であるが、冷却のための消費電力を大きくする
必要がある。本発明者らが検討した結果、固体接触と組
み合わせると、必ずしも上限臨界溶液温度T1C以下に
冷却しなくても、冷却することでインク硬化時間が短縮
できることを見出した。これは、冷却するだけで樹脂と
溶剤との相溶性の均一性が崩れやすくなり、更に固体部
材に溶剤が拡散することで硬化が促進されるためと思わ
れる。
又は4の記録装置において、固体部材と接触する前、又
は、接触時に記録媒体を冷却することにより記録媒体表
面のインクを硬化させるものである。前述のごとく加熱
により硬化を促進する方法は、記録装置にインク定着手
段を組み込んだ場合、装置内温度を上昇させ、印刷時の
インク粘度低下による地汚れを引き起こす恐れがある。
そこで、記録媒体上のインクを固体部材と接触する前、
又は接触時に冷却することでインク硬化をより促進させ
る。冷却温度は上限臨界溶液温度T1C以下にすれば最
も効果的であるが、冷却のための消費電力を大きくする
必要がある。本発明者らが検討した結果、固体接触と組
み合わせると、必ずしも上限臨界溶液温度T1C以下に
冷却しなくても、冷却することでインク硬化時間が短縮
できることを見出した。これは、冷却するだけで樹脂と
溶剤との相溶性の均一性が崩れやすくなり、更に固体部
材に溶剤が拡散することで硬化が促進されるためと思わ
れる。
【0044】(請求項8の説明)この発明は、請求項7
の記録装置において、固体部材と接触する前、又は、接
触時に記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる上限
臨界溶液温度T1C以下で冷却することにより、該記録
媒体表面のインクを硬化させるものである。前述のごと
く、消費電力が大きくなるが、上限臨界溶液温度T1C
以下で冷却すると、硬化は瞬時であり、飛躍的な効果が
ある。
の記録装置において、固体部材と接触する前、又は、接
触時に記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる上限
臨界溶液温度T1C以下で冷却することにより、該記録
媒体表面のインクを硬化させるものである。前述のごと
く、消費電力が大きくなるが、上限臨界溶液温度T1C
以下で冷却すると、硬化は瞬時であり、飛躍的な効果が
ある。
【0045】(請求項9の説明)この発明は、請求項3
乃至8の記録装置において、接触固体をシリコーン樹脂
としたものである。本発明者らは、インク溶剤に対して
膨潤性を示す固体部材をさまざま検討した結果、この中
で、シリコーン樹脂が特に優れていることを見出した。
まず、シリコーン樹脂は、接触固体部材のうちで硬化時
間が早い。更に、他の接触固体部材は、インクがある程
度硬化しないうちにインク層から離すと若干インクが固
体部材表面に付着するのに対して、シリコーン樹脂はイ
ンクが柔らかいうちに離してもシリコーン樹脂表面にイ
ンクが付着しない。すなわち、インク濃度低下を起こさ
ずにインク定着を行う方法において、シリコーン樹脂は
最も信頼性が高いと言える。シリコーン樹脂がインクが
柔らかいうちにインクから離してもインクがシリコーン
樹脂表面に付着しないのは、シリコーン樹脂の表面エネ
ルギーが低いこと、WBFL理論に示されるごとくシリ
コーン樹脂表面には極く薄いシリコーンオイル層が形成
されていることが寄与していると思われる。しかし、単
に表面エネルギーが低い部材はフッ素樹脂など他にもあ
るが、フッ素樹脂はインク含有溶剤に対して膨潤性が乏
しく、インク硬化に効果がない。すなわち、シリコーン
樹脂は、インクが付着せず、且つ、インク含有溶剤に対
して膨潤性を示すという特異な性質を持っており、この
シリコーン樹脂と組み合わせることでインク定着の信頼
性が飛躍的に向上する。
乃至8の記録装置において、接触固体をシリコーン樹脂
としたものである。本発明者らは、インク溶剤に対して
膨潤性を示す固体部材をさまざま検討した結果、この中
で、シリコーン樹脂が特に優れていることを見出した。
まず、シリコーン樹脂は、接触固体部材のうちで硬化時
間が早い。更に、他の接触固体部材は、インクがある程
度硬化しないうちにインク層から離すと若干インクが固
体部材表面に付着するのに対して、シリコーン樹脂はイ
ンクが柔らかいうちに離してもシリコーン樹脂表面にイ
ンクが付着しない。すなわち、インク濃度低下を起こさ
ずにインク定着を行う方法において、シリコーン樹脂は
最も信頼性が高いと言える。シリコーン樹脂がインクが
柔らかいうちにインクから離してもインクがシリコーン
樹脂表面に付着しないのは、シリコーン樹脂の表面エネ
ルギーが低いこと、WBFL理論に示されるごとくシリ
コーン樹脂表面には極く薄いシリコーンオイル層が形成
されていることが寄与していると思われる。しかし、単
に表面エネルギーが低い部材はフッ素樹脂など他にもあ
るが、フッ素樹脂はインク含有溶剤に対して膨潤性が乏
しく、インク硬化に効果がない。すなわち、シリコーン
樹脂は、インクが付着せず、且つ、インク含有溶剤に対
して膨潤性を示すという特異な性質を持っており、この
シリコーン樹脂と組み合わせることでインク定着の信頼
性が飛躍的に向上する。
【0046】用いるシリコーン樹脂は、シロキサン構造
を単位とした鎖状高分子や分枝状高分子や熱加硫シリコ
ーンゴムのごとき架橋体又は加硫体の何れでもよい。ま
た、ジメチル系やメチルビニル系、メチルフェニルビニ
ル系等の変性シリコーン樹脂の何れでもよい。樹脂は、
剛体やゴムのごとき弾性体やゲルのごとき半固体の何れ
でもよい。また、シリコーン樹脂を含有した弾性体も優
れている。更に、架橋型シリコーン樹脂を用いる場合、
架橋密度が低い方が溶剤膨潤性に優れるため、より望ま
しい。
を単位とした鎖状高分子や分枝状高分子や熱加硫シリコ
ーンゴムのごとき架橋体又は加硫体の何れでもよい。ま
た、ジメチル系やメチルビニル系、メチルフェニルビニ
ル系等の変性シリコーン樹脂の何れでもよい。樹脂は、
剛体やゴムのごとき弾性体やゲルのごとき半固体の何れ
でもよい。また、シリコーン樹脂を含有した弾性体も優
れている。更に、架橋型シリコーン樹脂を用いる場合、
架橋密度が低い方が溶剤膨潤性に優れるため、より望ま
しい。
【0047】(請求項10の説明)この発明は、請求項
3乃至9の記録装置において、固体部材表面を鏡面とす
るものである。表面が粗面であるとインクと接触時に固
体表面の凹部にインクがめり込み、記録媒体上のインク
が若干固体側にとられてインク濃度が低下する恐れがあ
る。このため、固体部材表面は鏡面であることが望まし
い。ここでいう鏡面とは、10点平均粗さが2μm以下
の粗度状態である表面をさす。
3乃至9の記録装置において、固体部材表面を鏡面とす
るものである。表面が粗面であるとインクと接触時に固
体表面の凹部にインクがめり込み、記録媒体上のインク
が若干固体側にとられてインク濃度が低下する恐れがあ
る。このため、固体部材表面は鏡面であることが望まし
い。ここでいう鏡面とは、10点平均粗さが2μm以下
の粗度状態である表面をさす。
【0048】(請求項11の説明)この発明は、請求項
3乃至10の発明において、当該固体部材接触手段が複
数設けられたインク定着装置又は記録装置で、図14に
その具体例を示す。図14において、図8に示した例と
同様の作用をする部分には、図8の場合と同一の参照番
号が付してある。而して、図14に示した例において
は、定着装置10は複数の固体接触部材11を有してい
る。接触部材が一つであり、ある程度接触時間をとらな
いと硬化が起こらない固体部材を用いる場合、十分なイ
ンク定着を行うためには、記録後の印刷物の接触部材通
過速度が遅くなってしまう。そこで、図14に示したよ
うに接触固体部材11を複数設けることで接触時間を等
価的にかせぐことができる。この例に限らず、図6に示
したようなインク定着専用装置にも適用できる。また、
オフセット印刷に限らず、活版印刷、孔版印刷、グラビ
ア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相溶性を示す溶剤を
含有したインクを用いる記録装置すべてに適用できる。
3乃至10の発明において、当該固体部材接触手段が複
数設けられたインク定着装置又は記録装置で、図14に
その具体例を示す。図14において、図8に示した例と
同様の作用をする部分には、図8の場合と同一の参照番
号が付してある。而して、図14に示した例において
は、定着装置10は複数の固体接触部材11を有してい
る。接触部材が一つであり、ある程度接触時間をとらな
いと硬化が起こらない固体部材を用いる場合、十分なイ
ンク定着を行うためには、記録後の印刷物の接触部材通
過速度が遅くなってしまう。そこで、図14に示したよ
うに接触固体部材11を複数設けることで接触時間を等
価的にかせぐことができる。この例に限らず、図6に示
したようなインク定着専用装置にも適用できる。また、
オフセット印刷に限らず、活版印刷、孔版印刷、グラビ
ア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相溶性を示す溶剤を
含有したインクを用いる記録装置すべてに適用できる。
【0049】(請求項12の説明)この発明は、請求項
3乃至10のインク定着装置又は記録装置において、当
該固体部材がベルト状の形態をしているものである。図
15にその具体例を示す。図15において、15はベル
ト状の固体部材であり、その他、図7に示した例と同様
の作用をする部分には図7の場合と同一の参照番号が付
してある。前述のように、接触部材が一つであり、ある
程度接触時間をとらないと硬化が起こらない固体部材を
用いる場合、十分なインク定着を行うためには、記録後
の印刷物の接触部材通過速度が遅くなってしまう。そこ
で、接触部材を、図15に示すように、ベルト状15と
し、接触面積を広くとることで接触時間を等価的にかせ
ぎ、定着速度を遅くしないようにする。この例に限ら
ず、記録装置内部に組み込む場合にも適用できる。ま
た、オフセット印刷に限らず、活版印刷、孔版印刷、グ
ラビア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相溶性を示す溶
剤を含有したインクを用いる記録装置すべてに適用でき
る。
3乃至10のインク定着装置又は記録装置において、当
該固体部材がベルト状の形態をしているものである。図
15にその具体例を示す。図15において、15はベル
ト状の固体部材であり、その他、図7に示した例と同様
の作用をする部分には図7の場合と同一の参照番号が付
してある。前述のように、接触部材が一つであり、ある
程度接触時間をとらないと硬化が起こらない固体部材を
用いる場合、十分なインク定着を行うためには、記録後
の印刷物の接触部材通過速度が遅くなってしまう。そこ
で、接触部材を、図15に示すように、ベルト状15と
し、接触面積を広くとることで接触時間を等価的にかせ
ぎ、定着速度を遅くしないようにする。この例に限ら
ず、記録装置内部に組み込む場合にも適用できる。ま
た、オフセット印刷に限らず、活版印刷、孔版印刷、グ
ラビア印刷等、インク中に樹脂と樹脂と相溶性を示す溶
剤を含有したインクを用いる記録装置すべてに適用でき
る。
【0050】(請求項13の説明)この発明は、請求項
3乃至10のインク定着装置又は記録装置において、固
体部材をインクと接触後、当該固体部材を常時又は適時
加熱する手段を設けたものである。前述のごとく、固体
部材はインクと接触時にインクの溶剤が拡散して膨潤す
る。固体部材の厚みが厚い場合、インク含有溶剤が固体
中に十分拡散するが、薄い場合、固体中に溶剤がたま
り、拡散能力が低下する恐れがある。そこで、固体部材
を常時あるいは適時加熱し、固体中に拡散した溶剤を除
去する。インク含有溶剤は不揮発性とはいえ、室温下で
も徐々に蒸発し、1日放置するだけでもかなりの量が固
体中からなくなる。従って、加熱温度は、必ずしも溶剤
の沸点以上にする必要はなく、室温よりも高い温度であ
れば固体中に拡散した溶剤は蒸発する。
3乃至10のインク定着装置又は記録装置において、固
体部材をインクと接触後、当該固体部材を常時又は適時
加熱する手段を設けたものである。前述のごとく、固体
部材はインクと接触時にインクの溶剤が拡散して膨潤す
る。固体部材の厚みが厚い場合、インク含有溶剤が固体
中に十分拡散するが、薄い場合、固体中に溶剤がたま
り、拡散能力が低下する恐れがある。そこで、固体部材
を常時あるいは適時加熱し、固体中に拡散した溶剤を除
去する。インク含有溶剤は不揮発性とはいえ、室温下で
も徐々に蒸発し、1日放置するだけでもかなりの量が固
体中からなくなる。従って、加熱温度は、必ずしも溶剤
の沸点以上にする必要はなく、室温よりも高い温度であ
れば固体中に拡散した溶剤は蒸発する。
【0051】図16は、加熱装置を組み込んだ記録装置
の具体例を示す図で、図16において、40は加熱源
で、図示例の場合は、加熱源40は加熱ローラで、接触
固体部材11と脱着できる機構を有する。固体部材中の
インク含有溶剤量に応じて加熱ローラ40を接触し溶剤
を除去する。
の具体例を示す図で、図16において、40は加熱源
で、図示例の場合は、加熱源40は加熱ローラで、接触
固体部材11と脱着できる機構を有する。固体部材中の
インク含有溶剤量に応じて加熱ローラ40を接触し溶剤
を除去する。
【0052】図17は、固体部材の加熱の他の例を示す
図で、この例は、中空の支持部材(ローラ)41に加熱
ヒータ42を設け、該支持部材41上に接触固体部材1
1を形成したもので、このように、加熱を接触固体部材
11内に設け、該接触固体部材を内部から加熱するよう
にしているので小型化できる利点を有する。
図で、この例は、中空の支持部材(ローラ)41に加熱
ヒータ42を設け、該支持部材41上に接触固体部材1
1を形成したもので、このように、加熱を接触固体部材
11内に設け、該接触固体部材を内部から加熱するよう
にしているので小型化できる利点を有する。
【0053】また、請求項7の具体例として、図18
に、冷却装置を組み込んだ記録装置の具体例を示す。図
18において、50は冷却源で、図示例の場合、冷却源
としてペルチェ効果素子を用い、該ペルチェ効果素子5
0を固体部材11に接触できる構成を有するが、その
他、冷却液又は冷風等で冷却したローラを接触させる
等、既存の種々の冷却手段を用いることができる。
に、冷却装置を組み込んだ記録装置の具体例を示す。図
18において、50は冷却源で、図示例の場合、冷却源
としてペルチェ効果素子を用い、該ペルチェ効果素子5
0を固体部材11に接触できる構成を有するが、その
他、冷却液又は冷風等で冷却したローラを接触させる
等、既存の種々の冷却手段を用いることができる。
【0054】実施例1 ●版構成:・記録層材料:乳化重合タイプパーフロロア
ルキルアクリレート(LS317[旭硝子])、厚み:1μm ・記録体基板:粗面化PETフィルム、サイズ:350
×220mm厚み:25μm ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ30mm、硬度30度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度20
度)
ルキルアクリレート(LS317[旭硝子])、厚み:1μm ・記録体基板:粗面化PETフィルム、サイズ:350
×220mm厚み:25μm ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ30mm、硬度30度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度20
度)
【0055】上記条件のもと、図1の構成にてインク定
着を行った結果、2種類の接触部材ともに上記どのイン
ク、ビヒクルでも1分以内にインクが硬化し、記録紙を
重ねて裏移りやブロッキングの生じない良好なインク定
着を行うことができた。なお、用いた版は、加熱状態で
液体または液体を発生する固体などの接触部材と接触さ
せた時に後退接触角が低下し、かつ、液体または液体を
発生する固体と非接触状態で加熱した時に後退接触角が
上昇する表面特性を持つ。
着を行った結果、2種類の接触部材ともに上記どのイン
ク、ビヒクルでも1分以内にインクが硬化し、記録紙を
重ねて裏移りやブロッキングの生じない良好なインク定
着を行うことができた。なお、用いた版は、加熱状態で
液体または液体を発生する固体などの接触部材と接触さ
せた時に後退接触角が低下し、かつ、液体または液体を
発生する固体と非接触状態で加熱した時に後退接触角が
上昇する表面特性を持つ。
【0056】実施例2 ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)湿し水使用平版インク F Gloss 85 墨(大日本インキ化学工業) Master Black(NIKKEN CHEMICAL LABORATORIES) (3)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4)
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)湿し水使用平版インク F Gloss 85 墨(大日本インキ化学工業) Master Black(NIKKEN CHEMICAL LABORATORIES) (3)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4)
【0057】●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、
リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度) 上記条件のもと、図2に示されるようなオフセット印刷
機の印刷出力と、ローラを用いて上記インクを直接付着
させた紙に対してインク定着を行った結果、2種類の接
触部材ともに上記どのインク、ビピクルでも5分以内に
インクが硬化し、記録紙を重ねて裏移りやブロッキング
の生じない良好なインク定着を行うことができた。
リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度) 上記条件のもと、図2に示されるようなオフセット印刷
機の印刷出力と、ローラを用いて上記インクを直接付着
させた紙に対してインク定着を行った結果、2種類の接
触部材ともに上記どのインク、ビピクルでも5分以内に
インクが硬化し、記録紙を重ねて裏移りやブロッキング
の生じない良好なインク定着を行うことができた。
【0058】実施例3 ●使用インク:活版用インク Graf-G 墨(大日本イ
ンキ化学工業) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度) 上記条件のもと、図3に示されるような凸版印刷機の印
刷出力と、ローラを用いて上記インクを直接付着させた
紙に対してインク定着を行った結果、2種類の接触部材
ともに5分以内にインクが硬化し、記録紙を重ねても裏
移りやブロッキングの生じない良好なインク定着を行う
ことができた。
ンキ化学工業) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度) 上記条件のもと、図3に示されるような凸版印刷機の印
刷出力と、ローラを用いて上記インクを直接付着させた
紙に対してインク定着を行った結果、2種類の接触部材
ともに5分以内にインクが硬化し、記録紙を重ねても裏
移りやブロッキングの生じない良好なインク定着を行う
ことができた。
【0059】実施例4 ●使用インクビヒクル: (1)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(ダイアレン168:oソルベント(H)=4:1) (2)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(AF7号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ30mm、硬度30度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度20
度)
(ダイアレン168:oソルベント(H)=4:1) (2)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(AF7号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ30mm、硬度30度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度20
度)
【0060】上記条件のもと、図4に示されるような孔
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記ビヒクルを
成分とするインクを直接付着させた紙に対してインク定
着を行った結果、2種類の接触部材ともに上記ビヒクル
を成分とするインクは5分以内に硬化し、記録紙を重ね
ても裏移りやブロッキングの生じない良好なインク定義
を行うことができた。
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記ビヒクルを
成分とするインクを直接付着させた紙に対してインク定
着を行った結果、2種類の接触部材ともに上記ビヒクル
を成分とするインクは5分以内に硬化し、記録紙を重ね
ても裏移りやブロッキングの生じない良好なインク定義
を行うことができた。
【0061】実施例5 ●使用インク:プリントゴッコインク(理想シアン、理想
ハイメッシュインク黒) ●記録紙:はがき ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度)
ハイメッシュインク黒) ●記録紙:はがき ●接触部材A: (1)塩ビローラ(φ40mm、硬度50度) (2)クロロプレンゴムローラ(φ40mm、硬度40
度)
【0062】上記条件のもと、図5に示されるようなプ
リントゴッコによる印刷結果と、ローラを用いて上記イ
ンクを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、5分程度でインクが硬化し、はがきを重ねても裏移
りの生じない良好なインク定着を行うことができた。
リントゴッコによる印刷結果と、ローラを用いて上記イ
ンクを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、5分程度でインクが硬化し、はがきを重ねても裏移
りの生じない良好なインク定着を行うことができた。
【0063】実施例6 ●版構成:・記録層材料:乳化重合タイプパーフロロア
ルキルアクリレート(LS317[旭硝子])、厚み:1μm ・記録体基板:粗面化PETフィルム、サイズ:350
×220mm厚み:25μm ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
ルキルアクリレート(LS317[旭硝子])、厚み:1μm ・記録体基板:粗面化PETフィルム、サイズ:350
×220mm厚み:25μm ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
【0064】上記条件のもと、図1の構成にてインク定
着を行った結果、上記どのインク、ビヒクルでも10秒
程度でインクが硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロ
ッキングの生じない良好なインク定着を行うことができ
た。なお、用いた版は、加熱状態で液体または液体を発
生する固体などの接触部材と接触させた時に後退接触角
が低下し、かつ、液体または液体を発生する固体と非接
触状態で加熱した時に後退接触角が上昇する表面特性を
持つ。
着を行った結果、上記どのインク、ビヒクルでも10秒
程度でインクが硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロ
ッキングの生じない良好なインク定着を行うことができ
た。なお、用いた版は、加熱状態で液体または液体を発
生する固体などの接触部材と接触させた時に後退接触角
が低下し、かつ、液体または液体を発生する固体と非接
触状態で加熱した時に後退接触角が上昇する表面特性を
持つ。
【0065】実施例7 ●使用インク:(1)水なし平版用インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)湿し水使用平版インク F Gloss 85 墨(大日本インキ化学工業) Master Black(NIKKEN CHEMICAL LABORATORIES) (3)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4)
洋インキ) アクワレス ファイブ K2 墨、藍、紅、黄 M(東
洋インキ) アクワレス スーパー FC 墨、藍、紅、黄 Y X
U(東洋インキ) ニューアルポ G 墨、藍、紅、黄 M(TOKA C
O.LTD) Waterless S PL 墨 S(ザインクテック) Waterless S GT 墨 N(ザインクテック) (2)湿し水使用平版インク F Gloss 85 墨(大日本インキ化学工業) Master Black(NIKKEN CHEMICAL LABORATORIES) (3)その他インクビヒクル ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(ダイ
アレン168:oソルベント(H)=4:1) ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤(AF7
号ソルベント:ダイアレン168=1:4)
【0066】●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、
リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
【0067】上記条件のもと、図2に示されるようなオ
フセット印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記イン
クを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、上記どのインク、ビヒクルでも10秒程度でインク
が硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロッキングの生
じない良好なインク定着を行うことができた。
フセット印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記イン
クを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、上記どのインク、ビヒクルでも10秒程度でインク
が硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロッキングの生
じない良好なインク定着を行うことができた。
【0068】実施例8 ●使用インク:活版用インク Graf-G 墨(大日本イ
ンキ化学工業) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
ンキ化学工業) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
【0069】上記条件のもと、図3に示されるような凸
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記インクを直
接付着させた紙に対してインク定着を行った結果、10
秒程度でインクが硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブ
ロッキングの生じない良好なインク定着を行うことがで
きた。
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記インクを直
接付着させた紙に対してインク定着を行った結果、10
秒程度でインクが硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブ
ロッキングの生じない良好なインク定着を行うことがで
きた。
【0070】実施例9 ●使用インクビヒクル: (1)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(ダイアレン168:oソルベント(H)=4:1) (2)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(AF7号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
(ダイアレン168:oソルベント(H)=4:1) (2)ポリマー(ロジン変性フェノール樹脂)+溶剤
(AF7号ソルベント:ダイアレン168=1:4) ●記録紙:(1)PPC用紙(Type6200、リコー) (2)合成紙(ピーチコート、日清紡) ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
【0071】上記条件のもと、図4に示されるような孔
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記ビヒクルを
成分とするインクを直接付着させた紙に対してインク定
着を行った結果、上記ビヒクルを成分とするインクは1
0秒程度で硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロッキ
ングの生じない良好なインク定着を行うことができた。
版印刷機の印刷出力と、ローラを用いて上記ビヒクルを
成分とするインクを直接付着させた紙に対してインク定
着を行った結果、上記ビヒクルを成分とするインクは1
0秒程度で硬化し、記録紙を重ねても裏移りやブロッキ
ングの生じない良好なインク定着を行うことができた。
【0072】実施例10 ●使用インク:プリントゴッコインク(理想シアン、理想
ハイメッシュインク黒) ●記録紙:はがき ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
ハイメッシュインク黒) ●記録紙:はがき ●接触部材B:一液型RTVゴム(信越化学工業)ロー
ラ シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬度20度)周囲
に1mm厚程度塗布し、室温下にて半日放置して硬化さ
せたもの。
【0073】上記条件のもと、図5に示されるようなプ
リントゴッコによる印刷結果と、ローラを用いて上記イ
ンクを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、10秒程度でインクが硬化し、はがきを重ねても裏
移りの生じない良好なインク定着を行うことができた。
リントゴッコによる印刷結果と、ローラを用いて上記イ
ンクを直接付着させた紙に対してインク定着を行った結
果、10秒程度でインクが硬化し、はがきを重ねても裏
移りの生じない良好なインク定着を行うことができた。
【0074】実施例11 各条件及び装置構成を実施例6〜10と同様にして、接
触部材を下に示す鏡面のシリコーンゴムローラとしてイ
ンク定着を行った結果、接触部材へのインク転移を最小
限に抑えることができ、どのインクにおいても5秒程度
でインクが硬化し、はがきを重ねても裏移りの生じない
良好なインク定着を行うことができた。 ●接触部材C:シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬
度20度)…10点平均粗さ=1μm程度
触部材を下に示す鏡面のシリコーンゴムローラとしてイ
ンク定着を行った結果、接触部材へのインク転移を最小
限に抑えることができ、どのインクにおいても5秒程度
でインクが硬化し、はがきを重ねても裏移りの生じない
良好なインク定着を行うことができた。 ●接触部材C:シリコーンゴムローラ(φ20mm、硬
度20度)…10点平均粗さ=1μm程度
【0075】実施例12 ●使用インク組成: インク1 樹脂:ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(ダイアレン168) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% インク2 樹脂:石油樹脂(日本ゼオン) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% インク3 樹脂:DCPD樹脂(日本ゼオン) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(AF−7号) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% インク4 樹脂:ロジンエステル樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(AF−5号) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量%
【0076】●接触固体部材 ・インク含有溶剤に対して膨潤性を示す部材として、ブ
チルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレ
フィン系エラストマーの各板材(厚みはどれもおおよそ
1mm)。 ・インク含有溶剤に対して膨潤性を示さず、浸透性を示
す部材として、セルソルブ、油取り紙、多孔質テフロン
フィルタの各板材。 ・インク含有溶剤に対して膨潤性も浸透性も示さない部
材として、ウレタンゴム、フッ素ゴム、NBRゴム、エ
チレンプロピレンの各板材。
チルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレ
フィン系エラストマーの各板材(厚みはどれもおおよそ
1mm)。 ・インク含有溶剤に対して膨潤性を示さず、浸透性を示
す部材として、セルソルブ、油取り紙、多孔質テフロン
フィルタの各板材。 ・インク含有溶剤に対して膨潤性も浸透性も示さない部
材として、ウレタンゴム、フッ素ゴム、NBRゴム、エ
チレンプロピレンの各板材。
【0077】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、直ちに上記接触部材をインク
面に一定時間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウ
エスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表1に示す。表1のごとく、溶剤に対して膨
潤性を示す部材のみインクが定着した。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、直ちに上記接触部材をインク
面に一定時間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウ
エスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表1に示す。表1のごとく、溶剤に対して膨
潤性を示す部材のみインクが定着した。
【0078】
【表1】
【0079】実施例13 ●使用インク組成: インク1 樹脂:ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(ダイアレン168) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性を示す部材として、ブチ
ルゴム(厚みはどれもおおよそ1mm)で、表面が極め
て粗面な板材と比較的光沢を有する板材を用いた。
ルゴム(厚みはどれもおおよそ1mm)で、表面が極め
て粗面な板材と比較的光沢を有する板材を用いた。
【0080】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、直ちに上記接触部材をインク
面に一定時間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウ
エスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表2に示す。表2のごとく、インク自身がや
や浸透性を示すブチルゴム(粗面)はインクは硬化する
が、硬化が十分でないと接触固体にインクが付着し、画
像のインク濃度が低下する。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、直ちに上記接触部材をインク
面に一定時間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウ
エスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表2に示す。表2のごとく、インク自身がや
や浸透性を示すブチルゴム(粗面)はインクは硬化する
が、硬化が十分でないと接触固体にインクが付着し、画
像のインク濃度が低下する。
【0081】
【表2】
【0082】実施例14 ●使用インク組成: インク1 樹脂:ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性を示す部材として、ブチ
ルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレフ
ィン系エラストマー、シリコーンゴムの各板材(厚みは
どれもおおよそ1mm)。
ルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレフ
ィン系エラストマー、シリコーンゴムの各板材(厚みは
どれもおおよそ1mm)。
【0083】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙をホットプレート上
に置き、加熱しながら上記接触部材をインク面に一定時
間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウエスで拭く
ことでインクの定着を評価した。●評価結果 評価結果を表3に示す。表3のごとく、何れの接触固体
も、加熱することで硬化時間が短縮する。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙をホットプレート上
に置き、加熱しながら上記接触部材をインク面に一定時
間接触し、接触部材を剥離後、インク面をウエスで拭く
ことでインクの定着を評価した。●評価結果 評価結果を表3に示す。表3のごとく、何れの接触固体
も、加熱することで硬化時間が短縮する。
【0084】
【表3】
【0085】実施例15 ●使用インク組成: インク1 樹脂:ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性を示す部材として、ブチ
ルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレフ
ィン系エラストマー、シリコーンゴムの各板材(厚みは
どれもおおよそ1mm)。
ルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、飴ゴム、オレフ
ィン系エラストマー、シリコーンゴムの各板材(厚みは
どれもおおよそ1mm)。
【0086】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙を冷蔵庫中に置き、
冷却後上記接触部材をインク面に一定時間接触し、接触
部材を剥離後、インクをウエスで拭くことでインクの定
着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表4に示す。表4のごとく、何れの接触固体
も、冷却することで硬化時間が短縮する。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙を冷蔵庫中に置き、
冷却後上記接触部材をインク面に一定時間接触し、接触
部材を剥離後、インクをウエスで拭くことでインクの定
着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表4に示す。表4のごとく、何れの接触固体
も、冷却することで硬化時間が短縮する。
【0087】
【表4】
【0088】実施例16 ●使用インク組成: インク1 樹脂:ロジン変性フェノール樹脂(荒川化学) 31重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 51重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性を示す部材として、シリ
コーンゴムのローラ部材。
コーンゴムのローラ部材。
【0089】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙上にシリコーンゴム
ローラを一定速度で転がし、接触部材を剥離後、インク
面をウエスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 まだインクが硬化していなくても、シリコーンローラは
インクが付着したアート紙上を転がしても全くローラ表
面にインクは付着しなかった。また、すばやく硬化し
た。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙上にシリコーンゴム
ローラを一定速度で転がし、接触部材を剥離後、インク
面をウエスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 まだインクが硬化していなくても、シリコーンローラは
インクが付着したアート紙上を転がしても全くローラ表
面にインクは付着しなかった。また、すばやく硬化し
た。
【0090】実施例17 ●使用インク組成: インク1 樹脂:DCPD樹脂(日本ゼオン) 60重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 22重量% 顔料:カーボンブラック 18重量% インク2 樹脂:DCPD樹脂(日本ゼオン) 41重量% 溶剤:脂肪族炭化水素(O号ソルベント) 41重量% 顔料:カーボンブラック 18重量%
【0091】●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性し、表面が鏡面の部材と
して、シリコーンゴムのローラ部材(表面粗度0.5μ
m)。比較として、粗面のシリコーンゴムローラ(表面
粗度10μm)。
して、シリコーンゴムのローラ部材(表面粗度0.5μ
m)。比較として、粗面のシリコーンゴムローラ(表面
粗度10μm)。
【0092】●評価方法 各インクをフッ素ゴム(バイトン)製のハンドローラで
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙上にシリコーンゴム
ローラを一定速度で転がし、接触部材を剥離後、インク
面をウエスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表5に示す。表5のごとく、シリコーン表面
を鏡面にすることで柔らかいインクでも接触部材表面に
インクが付着することなくインクを硬化できた。
薄く練り、アート紙上でローラを転がすことで紙上にイ
ンクを塗布した。その後、アート紙上にシリコーンゴム
ローラを一定速度で転がし、接触部材を剥離後、インク
面をウエスで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 評価結果を表5に示す。表5のごとく、シリコーン表面
を鏡面にすることで柔らかいインクでも接触部材表面に
インクが付着することなくインクを硬化できた。
【0093】
【表5】
【0094】実施例18 ●使用インク組成: 市販水無平版インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄(東洋イ
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ150mm)。 ●記録用紙 アート紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、図8のごとく、インク排紙部にシリコーンロー
ラを配置した。上記インクを用い、1cm×1cmのベ
タ画像パターンを印刷し、インク面をウエスで拭くこと
でインクの定着を評価した。 ●評価結果 印刷速度40ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ150mm)。 ●記録用紙 アート紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、図8のごとく、インク排紙部にシリコーンロー
ラを配置した。上記インクを用い、1cm×1cmのベ
タ画像パターンを印刷し、インク面をウエスで拭くこと
でインクの定着を評価した。 ●評価結果 印刷速度40ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。
【0095】実施例19 ●使用インク組成: プリントゴッコインク(理想科学) ●版:プリントゴッコマスター ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ150mm)。 ●記録用紙 官製はがき ●評価方法 図6のごとくシリコーンローラを配置し、インク定着専
用機を作製。上記インクを用い、1cm×1cmのベタ
画像パターンを印刷し、印刷5分後、定着専用機に印刷
したはがきを通した。定着装置通過後、インク面をウエ
スで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 定着装置通し速度5mm/sにおいて、はがき上のイン
クは十分定着されていた。
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ150mm)。 ●記録用紙 官製はがき ●評価方法 図6のごとくシリコーンローラを配置し、インク定着専
用機を作製。上記インクを用い、1cm×1cmのベタ
画像パターンを印刷し、印刷5分後、定着専用機に印刷
したはがきを通した。定着装置通過後、インク面をウエ
スで拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 定着装置通し速度5mm/sにおいて、はがき上のイン
クは十分定着されていた。
【0096】実施例20 ●使用インク組成: 湿し水を用いる市販オフセット平版インク F Gloss85 墨(大日本インキ化学工業) ●版:ピンクマスター ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ40mm)。 ●記録用紙 上質紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、図14のごとく、インク排紙部にシリコーンロ
ーラを20本配置した。上記インクを用い、1cm×1
cmのベタ画像パターンを印刷し、インク面をウエスで
拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 印刷速度140ppm/A4において、インク定着ユニ
ットを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定
着され、実施例7よりも高速印刷においてインク定着が
できた。
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径φ40mm)。 ●記録用紙 上質紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、図14のごとく、インク排紙部にシリコーンロ
ーラを20本配置した。上記インクを用い、1cm×1
cmのベタ画像パターンを印刷し、インク面をウエスで
拭くことでインクの定着を評価した。 ●評価結果 印刷速度140ppm/A4において、インク定着ユニ
ットを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定
着され、実施例7よりも高速印刷においてインク定着が
できた。
【0097】実施例21 ●使用インク組成: 市販水無平版インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄(東洋イ
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのベ
ルト状部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ベ
ルト厚み3mm)。ベルト搬送ローラ径:φ30mm。
ローラ間距離:200mm。 ●記録用紙 微塗工紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、インク排紙部にシリコーンローラを配置した。
上記インクを用い、1cm×1cmのベタ画像パターン
を印刷し、インク面をウエスで拭くことでインクの定着
を評価した。 ●評価結果 印刷速度70ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのベ
ルト状部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ベ
ルト厚み3mm)。ベルト搬送ローラ径:φ30mm。
ローラ間距離:200mm。 ●記録用紙 微塗工紙 ●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、インク排紙部にシリコーンローラを配置した。
上記インクを用い、1cm×1cmのベタ画像パターン
を印刷し、インク面をウエスで拭くことでインクの定着
を評価した。 ●評価結果 印刷速度70ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。
【0098】実施例22 ●使用インク組成: 市販水無平版インク アクワレス スーパー KB 墨、藍、紅、黄(東洋イ
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径:φ150mm)。 ●記録用紙 アート紙 ●接触部材加熱装置 図17に示すごとく、ヒータを内蔵した中空シリコーン
ゴムローラ(普通紙複写機の定着ユニット)。加熱設定
温度は60℃。
ンキ) ニーアルポ G 墨、藍、紅、黄(T&K
TOKA) ●版:水なし平版 ●接触固体部材 インク含有溶剤に対して膨潤性するシリコーンゴムのロ
ーラ部材(表面粗度0.5μm ゴム硬度20度 ロー
ラ径:φ150mm)。 ●記録用紙 アート紙 ●接触部材加熱装置 図17に示すごとく、ヒータを内蔵した中空シリコーン
ゴムローラ(普通紙複写機の定着ユニット)。加熱設定
温度は60℃。
【0099】●評価方法 単色枚葉紙市販オフセット印刷機(リコー1310)を
改造し、図16のごとく、インク排紙部にシリコーンロ
ーラと加熱装置を配置した。加熱ローラは印刷後接触部
材に接触し、5分間ローラどうしを回転した。上記イン
クを用い、1cm×1cmのベタ画像パターンを印刷
し、インク面をウエスで拭くことでインクの定着を評価
した。 ●評価結果 印刷速度40ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。また、加熱しない場合、1000枚印刷を
50回繰り返すと定着能力が低下したが、加熱すること
で、1000枚印刷を100回繰り返しても問題なかっ
た。
改造し、図16のごとく、インク排紙部にシリコーンロ
ーラと加熱装置を配置した。加熱ローラは印刷後接触部
材に接触し、5分間ローラどうしを回転した。上記イン
クを用い、1cm×1cmのベタ画像パターンを印刷
し、インク面をウエスで拭くことでインクの定着を評価
した。 ●評価結果 印刷速度40ppm/A4において、インク定着ユニッ
トを装着することで、印刷後の紙上のインクは十分定着
されていた。また、加熱しない場合、1000枚印刷を
50回繰り返すと定着能力が低下したが、加熱すること
で、1000枚印刷を100回繰り返しても問題なかっ
た。
【0100】
請求項1の効果:インクが樹脂と該樹脂に対して相溶性
を示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒体へ転写後、
前記インクに含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体
部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接触させ
ることにより、該記録媒体表面のインクを硬化させるよ
うにしたので、もって、加熱や特殊なインクを使用する
ことなく、簡単な方法で印刷後のインクの定着を短時間
に行うことができる。
を示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒体へ転写後、
前記インクに含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体
部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接触させ
ることにより、該記録媒体表面のインクを硬化させるよ
うにしたので、もって、加熱や特殊なインクを使用する
ことなく、簡単な方法で印刷後のインクの定着を短時間
に行うことができる。
【0101】請求項2の効果:インクが樹脂と該樹脂に
対して相溶性を示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒
体へ転写後、前記インクに含有された溶剤に対して膨潤
性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示さない
固体部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接触
させることにより、該記録媒体表面のインクを硬化させ
るようにしたので、もって、請求項1の発明に加えて、
記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させることなく
インク定着を行うことができる。
対して相溶性を示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒
体へ転写後、前記インクに含有された溶剤に対して膨潤
性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示さない
固体部材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接触
させることにより、該記録媒体表面のインクを硬化させ
るようにしたので、もって、請求項1の発明に加えて、
記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させることなく
インク定着を行うことができる。
【0102】請求項3の効果:樹脂を樹脂に対して相溶
性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを記
録媒体へ転写してインク画像を形成した後、前記インク
に含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前記
記録媒体表面のインク画像に接触させる固体部材接触手
段を有するので、加熱や特殊なインクを使用することな
く、簡単な手段で印刷後のインクの定着を短時間に行う
ことができる。
性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを記
録媒体へ転写してインク画像を形成した後、前記インク
に含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前記
記録媒体表面のインク画像に接触させる固体部材接触手
段を有するので、加熱や特殊なインクを使用することな
く、簡単な手段で印刷後のインクの定着を短時間に行う
ことができる。
【0103】請求項4の効果:樹脂と樹脂に対して相溶
性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを記
録媒体へ転写した後、該インクに含有された溶剤に対し
て膨潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示
さない固体部材を前記記録媒体表のインク画像に接触さ
せる固体部材接触手段を有するので、請求項1の発明に
加えて、記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させる
ことなくインク定着を行うことができる。
性を示す溶剤とを含有するインクを用い、該インクを記
録媒体へ転写した後、該インクに含有された溶剤に対し
て膨潤性を示し、かつ、インク全体に対して浸透性を示
さない固体部材を前記記録媒体表のインク画像に接触さ
せる固体部材接触手段を有するので、請求項1の発明に
加えて、記録媒体(紙等)上のインク濃度を低下させる
ことなくインク定着を行うことができる。
【0104】請求項5の効果:請求項3又は4の発明に
おいて、前記固体部材をインク画像に接触する前又は接
触時に、前記記録媒体を加熱する加熱手段を有するの
で、請求項3又は4の発明に加えて、インク定着時間を
さらに短時間で行うことができる。
おいて、前記固体部材をインク画像に接触する前又は接
触時に、前記記録媒体を加熱する加熱手段を有するの
で、請求項3又は4の発明に加えて、インク定着時間を
さらに短時間で行うことができる。
【0105】請求項6の効果:請求項5の発明におい
て、前記加熱手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる下限臨界溶液温度以上で加熱するように
したので、請求項5の発明に加えて、更に確実に定着を
行うことができる。
て、前記加熱手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる下限臨界溶液温度以上で加熱するように
したので、請求項5の発明に加えて、更に確実に定着を
行うことができる。
【0106】請求項7の効果:請求項3又は4の発明に
おいて、前記固体部材をインク画像に接触する前又は接
触時に、前記記録媒体を冷却する冷却手段を有するの
で、請求項3又は4の発明に加えて、装置内温度を上昇
せずに、インク定着時間をさらに短時間で行うことがで
きる。
おいて、前記固体部材をインク画像に接触する前又は接
触時に、前記記録媒体を冷却する冷却手段を有するの
で、請求項3又は4の発明に加えて、装置内温度を上昇
せずに、インク定着時間をさらに短時間で行うことがで
きる。
【0107】請求項8の効果:請求項7の発明におい
て、前記冷却手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる上限臨界溶液温度以下で冷却するように
したので、請求項7の発明に加えて、更に確実に定着を
行うことができる。
て、前記冷却手段を、前記記録媒体をインク含有樹脂と
溶剤とで決まる上限臨界溶液温度以下で冷却するように
したので、請求項7の発明に加えて、更に確実に定着を
行うことができる。
【0108】請求項9の効果:請求項3乃至8の発明に
おいて、前記固体部材としてシリコーン樹脂を用いるの
で、すなわち、部材中、インクが最も付着しない固体部
材を用いるので、画像の濃度低下が起こらない。
おいて、前記固体部材としてシリコーン樹脂を用いるの
で、すなわち、部材中、インクが最も付着しない固体部
材を用いるので、画像の濃度低下が起こらない。
【0109】請求項10の効果:請求項3乃至9の発明
において、前記固体部材の表面が鏡面であるので、定着
時にインクが固体部材に付着せず、画像の濃度低下が起
こらない。
において、前記固体部材の表面が鏡面であるので、定着
時にインクが固体部材に付着せず、画像の濃度低下が起
こらない。
【0110】請求項11の効果:請求項3乃至10の発
明において、インク画像と接触する固体部材を複数有す
るので、加熱や特殊なインクを使用することなく、簡単
な手段で印刷後のインクの定着を短時間に行うことがで
き、インク定着の信頼性を向上させることができる。
明において、インク画像と接触する固体部材を複数有す
るので、加熱や特殊なインクを使用することなく、簡単
な手段で印刷後のインクの定着を短時間に行うことがで
き、インク定着の信頼性を向上させることができる。
【0111】請求項12の効果:請求項3乃至11の発
明において、固体部材がベルト状の形態をしているの
で、インク定着の信頼性を向上させることができる。
明において、固体部材がベルト状の形態をしているの
で、インク定着の信頼性を向上させることができる。
【0112】請求項13の効果:請求項3乃至12の発
明において、前記インク画像と接触後、前記固体部材を
常時又は適時加熱する加熱手段を有するので、インク定
着能力の耐久性を飛躍的に向上させることができる。
明において、前記インク画像と接触後、前記固体部材を
常時又は適時加熱する加熱手段を有するので、インク定
着能力の耐久性を飛躍的に向上させることができる。
【図1】 請求項1の発明の実施例を説明するための要
部構成図である。
部構成図である。
【図2】 請求項1の発明の他の実施例を説明するため
の要部構成図である。
の要部構成図である。
【図3】 請求項1の発明の他の実施例を説明するため
の要部構成図である。
の要部構成図である。
【図4】 請求項1の発明の他の実施例を説明するため
の要部構成図である。
の要部構成図である。
【図5】 請求項1の発明の他の実施例を説明するため
の要部構成図である。
の要部構成図である。
【図6】 印刷後、インク定着を行う定着専用装置の一
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図7】 印刷後、インク定着を行う定着専用装置の他
の例を示す構成図である。
の例を示す構成図である。
【図8】 定着装置を記録装置内に組み込んで記録装置
として構成した場合の例を示す概略構成図である。
として構成した場合の例を示す概略構成図である。
【図9】 本発明における定着装置を多色刷り記録に適
用した例を示す図である。
用した例を示す図である。
【図10】 本発明における定着装置を多色刷り記録に
適用した他の例を示す図である。
適用した他の例を示す図である。
【図11】 本発明における定着装置を多色刷り記録に
適用した更に他の例を示す図である。
適用した更に他の例を示す図である。
【図12】 本発明における定着装置を多色刷り記録に
適用した更に他の例を示す図である。
適用した更に他の例を示す図である。
【図13】 インク中における樹脂含有率と環境温度と
の相関を示す図である。
の相関を示す図である。
【図14】 請求項11の発明の実施例を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
【図15】 請求項12の発明の実施例を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
【図16】 請求項13の発明の実施例を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
【図17】 固体部材を加熱する加熱手段の例を示す図
である。
である。
【図18】 請求項7の発明の実施例を説明するための
構成図である。
構成図である。
1…記録媒体、2…インク、3…記録層、4…基板、5
…版、10…インク定着ユニット、11…接触固体部
材、12…加圧ローラ、13…定着前印刷物搬送用ガイ
ドローラ、14…印刷物ガイドローラ、15…ベルト、
20…印刷部、21…定着前印刷物、22…定着後印刷
物、23…記録用紙、24…ロール紙、25…枚葉紙、
30…記録装置、40…加熱源、50…冷却源。
…版、10…インク定着ユニット、11…接触固体部
材、12…加圧ローラ、13…定着前印刷物搬送用ガイ
ドローラ、14…印刷物ガイドローラ、15…ベルト、
20…印刷部、21…定着前印刷物、22…定着後印刷
物、23…記録用紙、24…ロール紙、25…枚葉紙、
30…記録装置、40…加熱源、50…冷却源。
Claims (13)
- 【請求項1】 インクが樹脂と該樹脂に対して相溶性を
示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒体へ転写後、前
記インクに含有された溶剤に対して膨潤性を示す固体部
材を前記記録媒体表面に転写されたインクに接触させる
ことにより該記録媒体表面のインクを硬化させることを
特徴とする記録方法。 - 【請求項2】 インクが樹脂と該樹脂に対して相溶性を
示す溶剤とを含有し、該インクを記録媒体へ転写後、前
記インクに含有された溶剤に対して膨潤性を示し、か
つ、インク全体に対して浸透性を示さない固体部材を前
記記録媒体表面に転写されたインクに接触させることに
より該記録媒体表面のインクを硬化させることを特徴と
する記録方法。 - 【請求項3】 樹脂と該樹脂に対して相溶性を示す溶剤
とを含有するインクを用い、該インクを記録媒体へ転写
してインク画像を形成した後、前記インクに含有された
溶剤に対して膨潤性を示す固体部材を前記記録媒体表面
のインク画像に接触させる固体部材接触手段を有するこ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項4】 樹脂と該樹脂に対して相溶性を示す溶剤
とを含有するインクを用い、該インクを記録媒体へ転写
した後、該インクに含有された溶剤に対して膨潤性を示
し、かつ、インク全体に対して浸透性を示さない固体部
材を前記記録媒体表のインク画像に接触させる固体部材
接触手段を有することを特徴とする記録方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4において、前記固体部材
をインク画像に接触する前又は接触時に、前記記録媒体
を加熱する加熱手段を有することを特徴とする記録装
置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記加熱手段は、前
記記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる下限臨界
溶液温度以上で加熱することを特徴とする記録装置。 - 【請求項7】 請求項3又は4において、前記固体部材
をインク画像に接触する前又は接触時に、前記記録媒体
を冷却する冷却手段を有することを特徴とする記録装
置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記冷却手段は、前
記記録媒体をインク含有樹脂と溶剤とで決まる上限臨界
溶液温度以下で冷却することを特徴とする記録装置。 - 【請求項9】 請求項3乃至8のいずれかにおいて、前
記固体部材がシリコーン樹脂からなることを特徴とする
記録装置。 - 【請求項10】 請求項3乃至9のいずれかにおいて、
前記固体部材の表面が鏡面であることを特徴とする記録
装置。 - 【請求項11】 請求項3乃至10のいずれかにおい
て、前記インク画像と接触する固体部材が複数設けられ
ていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項12】 請求項3乃至11のいずれかにおい
て、前記固体部材がベルト状の形態をしていることを特
徴とする記録装置。 - 【請求項13】 請求項3乃至12のいずれかにおい
て、前記インク画像と接触後、前記固体部材を常時又は
適時加熱する加熱手段を有することを特徴とする記録装
置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1899497A JPH1016417A (ja) | 1996-05-02 | 1997-01-31 | 記録方法及び記録装置 |
| DE69720839T DE69720839T2 (de) | 1996-05-02 | 1997-04-30 | Bilderzeugungsverfahren und Gerät um einen Farbstoff schnell auf einem Aufzeichnungsmedium zu binden |
| EP97107202A EP0805050B1 (en) | 1996-05-02 | 1997-04-30 | Image forming method and apparatus for rapidly fixing ink on a recording medium |
| US08/850,674 US6084620A (en) | 1996-05-02 | 1997-05-02 | Image forming method and apparatus for rapidly fixing ink on a recording medium |
| US09/505,164 US6161928A (en) | 1996-05-02 | 2000-02-16 | Image forming method and apparatus for rapidly fixing ink on a recording medium |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-111539 | 1996-05-02 | ||
| JP11153996 | 1996-05-02 | ||
| JP1899497A JPH1016417A (ja) | 1996-05-02 | 1997-01-31 | 記録方法及び記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016417A true JPH1016417A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=26355781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1899497A Pending JPH1016417A (ja) | 1996-05-02 | 1997-01-31 | 記録方法及び記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016417A (ja) |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1899497A patent/JPH1016417A/ja active Pending
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