JPH10164437A - 放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法 - Google Patents
放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法Info
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- JPH10164437A JPH10164437A JP8314512A JP31451296A JPH10164437A JP H10164437 A JPH10164437 A JP H10164437A JP 8314512 A JP8314512 A JP 8314512A JP 31451296 A JP31451296 A JP 31451296A JP H10164437 A JPH10164437 A JP H10164437A
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- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/29—Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
- G01T1/2914—Measurement of spatial distribution of radiation
- G01T1/2921—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions; Radio-isotope cameras
- G01T1/2928—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions; Radio-isotope cameras using solid state detectors
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/30—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from X-rays
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動画表示と静止画表示を瞬時に切り換えられ
るようにする。 【解決手段】 光電変換素子PD(1,1)〜(409
6,4096)を4つのフレームに分けて、4行おきに
読み出す。即ち、第1フレームでは第1行から、第2フ
レームでは第2行から、第3フレームでは第3行から、
第4フレームでは第4行から、第5フレームでは第1行
から、それぞれ4行おきに読み出す。読み出された格フ
レームの画像は、別々のフレームメモリMa1〜4に格
納され、動画表示に利用される。静止画表示の指示に対
しては、メモリMa1〜4に格納されている画像を合成
して表示する。
るようにする。 【解決手段】 光電変換素子PD(1,1)〜(409
6,4096)を4つのフレームに分けて、4行おきに
読み出す。即ち、第1フレームでは第1行から、第2フ
レームでは第2行から、第3フレームでは第3行から、
第4フレームでは第4行から、第5フレームでは第1行
から、それぞれ4行おきに読み出す。読み出された格フ
レームの画像は、別々のフレームメモリMa1〜4に格
納され、動画表示に利用される。静止画表示の指示に対
しては、メモリMa1〜4に格納されている画像を合成
して表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線撮像装置及
び放射線撮像素子の駆動方法に関し、より具体的には、
X線固体撮像素子を使用する放射線撮像装置及びX線固
体撮像素子の駆動方法に関する。
び放射線撮像素子の駆動方法に関し、より具体的には、
X線固体撮像素子を使用する放射線撮像装置及びX線固
体撮像素子の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のX線撮像装置では、X線源から医
療患者のような被検体にX線ビームを投射し、被検体を
透過したX線ビームによるX線像を例えば、II−TV
系では、イメージ倍増管等により可視光線像に変換し、
通常のビデオカメラなどでその可視光線像をビデオ信号
に変換してモニタに表示する。現在、1000×100
0画素以上の高解像度の画像を毎秒30フレームのレー
トで表示できる。勿論、II−TV系で映像信号をディ
ジタル化することも既に行なわれている。
療患者のような被検体にX線ビームを投射し、被検体を
透過したX線ビームによるX線像を例えば、II−TV
系では、イメージ倍増管等により可視光線像に変換し、
通常のビデオカメラなどでその可視光線像をビデオ信号
に変換してモニタに表示する。現在、1000×100
0画素以上の高解像度の画像を毎秒30フレームのレー
トで表示できる。勿論、II−TV系で映像信号をディ
ジタル化することも既に行なわれている。
【0003】既に高分解能の固体X線イメージセンサが
提案されており、これは水平垂直の各方向に3000〜
4000個の検出素子(例えば、フォトダイオード)を
配置した2次元アレー構造からなる。個々の検出素子
は、入射するX線像の画素輝度に対応する電気信号を作
成する。各検出素子の電気信号は個別に読み出されてデ
ィジタル化された後、画像処理、記憶及び表示される。
提案されており、これは水平垂直の各方向に3000〜
4000個の検出素子(例えば、フォトダイオード)を
配置した2次元アレー構造からなる。個々の検出素子
は、入射するX線像の画素輝度に対応する電気信号を作
成する。各検出素子の電気信号は個別に読み出されてデ
ィジタル化された後、画像処理、記憶及び表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような高分解能の
イメージセンサでは、その全ての画素信号を動画像とし
て取り込み、全ての画素信号を表示することは、処理速
度の観点から非常に難しい。このように、本来の解像度
では静止画しか得られないのでは、イメージセンサの能
力を十分に引き出しているとは言い難い。
イメージセンサでは、その全ての画素信号を動画像とし
て取り込み、全ての画素信号を表示することは、処理速
度の観点から非常に難しい。このように、本来の解像度
では静止画しか得られないのでは、イメージセンサの能
力を十分に引き出しているとは言い難い。
【0005】また、一部の画素のみをサンプリングする
ことで処理速度の問題を克服して動画表示を実現できる
が、注目する部分について高解像度の静止画として観察
したい場合がある。従来例では、動画から静止画への切
り替えるのに時間がかかっており、被検体を観察しなが
ら注目する部分の静止画を得られるように操作するのは
非常に難しかった。
ことで処理速度の問題を克服して動画表示を実現できる
が、注目する部分について高解像度の静止画として観察
したい場合がある。従来例では、動画から静止画への切
り替えるのに時間がかかっており、被検体を観察しなが
ら注目する部分の静止画を得られるように操作するのは
非常に難しかった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決し、よ
り高い分解能の動画像を得られる放射線撮像装置を提示
することを目的とする。
り高い分解能の動画像を得られる放射線撮像装置を提示
することを目的とする。
【0007】本発明はまた、分解能及び/又はフレーム
レートを改善した放射線撮像装置を提示することを目的
とする。
レートを改善した放射線撮像装置を提示することを目的
とする。
【0008】本発明はまた、動画から静止画への切替え
を迅速に行なえる放射線撮像装置を提示することを目的
とする。
を迅速に行なえる放射線撮像装置を提示することを目的
とする。
【0009】本発明は更に、高速な動画と高分解能の静
止画とを両立させた放射線撮像装置を提示することを目
的とする。
止画とを両立させた放射線撮像装置を提示することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
放射線撮像装置は、行列に配置された二次元撮像素子か
らなる放射線検出手段と、前記放射線検出手段の二次元
撮像素子をn行毎に飛び越し走査を行なうように駆動す
る駆動手段と、前記駆動手段の駆動によるn系統の各フ
レーム毎の画素データを記憶するn系統の記憶手段と、
画像表示手段と、前記n系統の記憶手段の記憶内容を切
り替えて、少なくとも一部の記憶内容を前記画像表示手
段へ出力する表示データ切替手段とを有することを特徴
とする。
放射線撮像装置は、行列に配置された二次元撮像素子か
らなる放射線検出手段と、前記放射線検出手段の二次元
撮像素子をn行毎に飛び越し走査を行なうように駆動す
る駆動手段と、前記駆動手段の駆動によるn系統の各フ
レーム毎の画素データを記憶するn系統の記憶手段と、
画像表示手段と、前記n系統の記憶手段の記憶内容を切
り替えて、少なくとも一部の記憶内容を前記画像表示手
段へ出力する表示データ切替手段とを有することを特徴
とする。
【0011】このような構成により、高いレートで動画
表示しつつ、実質的に瞬時に高精細静止画表示に切り換
えることができる。
表示しつつ、実質的に瞬時に高精細静止画表示に切り換
えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例を使用するX線
撮像システムの概略構成ブロック図を示す。10はX線
室、12はX線制御室、14は診断室である。
撮像システムの概略構成ブロック図を示す。10はX線
室、12はX線制御室、14は診断室である。
【0014】X線制御室12には、本X線撮像システム
の全体的な動作を制御するシステム制御装置20が配置
される。タッチパネル、マウス、キーボード、ジョイス
ティック及びフットスイッチなどからなる操作者インタ
ーフェース22は、操作者が種々の指令をシステム制御
装置20に入力するのに使用される。操作者の指示内容
は、例えば、撮影条件(静止画/動画、X線管電圧、管
電流及びX線照射時間など)、撮影タイミング、画像処
理条件、被検者ID及び取込み画像の処理方法などがあ
る。撮像制御装置24は、X線室10に置かれるX線撮
像系を制御し、画像処理装置26はX線室10のX線撮
像系による画像を画像処理する。画像処理装置26にお
ける画像処理は、例えば、画像データの補正、空間フィ
ルタリング、リカーシブ処理、階調処理、散乱線補正及
びDR圧縮処理などである。
の全体的な動作を制御するシステム制御装置20が配置
される。タッチパネル、マウス、キーボード、ジョイス
ティック及びフットスイッチなどからなる操作者インタ
ーフェース22は、操作者が種々の指令をシステム制御
装置20に入力するのに使用される。操作者の指示内容
は、例えば、撮影条件(静止画/動画、X線管電圧、管
電流及びX線照射時間など)、撮影タイミング、画像処
理条件、被検者ID及び取込み画像の処理方法などがあ
る。撮像制御装置24は、X線室10に置かれるX線撮
像系を制御し、画像処理装置26はX線室10のX線撮
像系による画像を画像処理する。画像処理装置26にお
ける画像処理は、例えば、画像データの補正、空間フィ
ルタリング、リカーシブ処理、階調処理、散乱線補正及
びDR圧縮処理などである。
【0015】28は、画像処理装置26により処理され
た基本画像データを記憶する大容量高速の記憶装置であ
り、例えば、RAID等のハードディスクアレーからな
る。30は映像を表示するモニタディスプレイ(以下、
モニタと略す。)、32はモニタ30を制御して種々の
文字及び画像を表示させる表示制御装置、34は、大容
量の外部記憶装置(例えば、光磁気ディスク)、36は
X線制御室12の装置と診断室14の装置を接続し、X
線室10での撮影画像などを診断室14の装置に転送す
るLANボードである。
た基本画像データを記憶する大容量高速の記憶装置であ
り、例えば、RAID等のハードディスクアレーからな
る。30は映像を表示するモニタディスプレイ(以下、
モニタと略す。)、32はモニタ30を制御して種々の
文字及び画像を表示させる表示制御装置、34は、大容
量の外部記憶装置(例えば、光磁気ディスク)、36は
X線制御室12の装置と診断室14の装置を接続し、X
線室10での撮影画像などを診断室14の装置に転送す
るLANボードである。
【0016】X線室10には、X線を発生するX線発生
装置40が置かれる。X線発生装置40は、X線を発生
するX線管球42、撮像制御装置24により制御されて
X線管球42を駆動する高圧発生源44、及びX線管球
42により発生されたX線ビームを所望の撮像領域に絞
り込むX線絞り46からなる。撮影用寝台48上に被検
体としての患者50が横たわる。撮影用寝台48は、撮
像制御装置24からの制御信号に従って駆動され、X線
発生装置40からのX線ビームに対する患者の向きを変
更できる。撮影用寝台48の下には、被検体50及び撮
影用寝台48を透過したX線ビームを検出するX線検出
器52が配置されている。
装置40が置かれる。X線発生装置40は、X線を発生
するX線管球42、撮像制御装置24により制御されて
X線管球42を駆動する高圧発生源44、及びX線管球
42により発生されたX線ビームを所望の撮像領域に絞
り込むX線絞り46からなる。撮影用寝台48上に被検
体としての患者50が横たわる。撮影用寝台48は、撮
像制御装置24からの制御信号に従って駆動され、X線
発生装置40からのX線ビームに対する患者の向きを変
更できる。撮影用寝台48の下には、被検体50及び撮
影用寝台48を透過したX線ビームを検出するX線検出
器52が配置されている。
【0017】X線検出器52は、グリッド54、シンチ
レータ56、光検出器アレー58及びX線露光量モニタ
60の積層体と、光検出器アレー58を駆動する駆動装
置62とからなる。グリッド54は、被検体50を透過
することによって生じるX線散乱の影響を低減するため
に設けられる。グリッド54はX線低吸収部材と高吸収
部材とから成り、例えば、AlとPbのストライプ構造
からなる。光検出器アレー58とグリッド54との格子
比の関係によりモアレが生じないることがないように、
X線照射時には、X線検出器52は、撮像制御装置24
からの制御信号に従いグリッド54を振動させる。
レータ56、光検出器アレー58及びX線露光量モニタ
60の積層体と、光検出器アレー58を駆動する駆動装
置62とからなる。グリッド54は、被検体50を透過
することによって生じるX線散乱の影響を低減するため
に設けられる。グリッド54はX線低吸収部材と高吸収
部材とから成り、例えば、AlとPbのストライプ構造
からなる。光検出器アレー58とグリッド54との格子
比の関係によりモアレが生じないることがないように、
X線照射時には、X線検出器52は、撮像制御装置24
からの制御信号に従いグリッド54を振動させる。
【0018】シンチレータ56では、エネルギーの高い
X線によって蛍光体の母体物質が励起(吸収)され、そ
の再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が発生する。
即ち、X線を可視光に変換する。その蛍光はCaWo4
やCdWo4などの母体自身によるものや、CsI:T
lやZnS:Agなどの母体内に付加された発光中心物
質によるものがある。光検出器アレー58は、シンチレ
ータ56による可視光を電気信号に変換する。
X線によって蛍光体の母体物質が励起(吸収)され、そ
の再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が発生する。
即ち、X線を可視光に変換する。その蛍光はCaWo4
やCdWo4などの母体自身によるものや、CsI:T
lやZnS:Agなどの母体内に付加された発光中心物
質によるものがある。光検出器アレー58は、シンチレ
ータ56による可視光を電気信号に変換する。
【0019】X線露光量モニタ60は、X線透過量を監
視する目的で配置される。X線露光量モニタ60として
は、結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を検
出しても良いし、シンチレータ56による蛍光を検出し
てもよい。この実施例では、X線露光量モニタ60は、
光検出器アレー58の基板裏面に成膜されたアモルファ
ス・シリコン受光素子からなり、光検出器アレー58を
透過した可視光(X線量に比例)を検知して、その光量
情報を撮像制御装置24に伝達する。撮像制御装置24
は、X線露光量モニタ60からの情報に基づいて高圧発
生電源40を制御し、X線量を調節する。
視する目的で配置される。X線露光量モニタ60として
は、結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を検
出しても良いし、シンチレータ56による蛍光を検出し
てもよい。この実施例では、X線露光量モニタ60は、
光検出器アレー58の基板裏面に成膜されたアモルファ
ス・シリコン受光素子からなり、光検出器アレー58を
透過した可視光(X線量に比例)を検知して、その光量
情報を撮像制御装置24に伝達する。撮像制御装置24
は、X線露光量モニタ60からの情報に基づいて高圧発
生電源40を制御し、X線量を調節する。
【0020】駆動装置62は、撮像制御部24の制御下
で光検出器アレー58を駆動し、各画素から信号を読み
出す。光検出器アレー58及び駆動装置62の動作につ
いては、後で詳細に説明する。
で光検出器アレー58を駆動し、各画素から信号を読み
出す。光検出器アレー58及び駆動装置62の動作につ
いては、後で詳細に説明する。
【0021】診断室14には、LANボード36からの
画像を画像処理したり、診断支援する画像処理端末7
0、LANボード36からの画像(動画像/静止画)を
映像表示する映像表示モニタ72、イメージ・プリンタ
74及び画像データを格納するファイルサーバ76が設
けられている。
画像を画像処理したり、診断支援する画像処理端末7
0、LANボード36からの画像(動画像/静止画)を
映像表示する映像表示モニタ72、イメージ・プリンタ
74及び画像データを格納するファイルサーバ76が設
けられている。
【0022】システム制御装置20の基本的な動作を説
明する。システム制御装置20は、X線撮像系のシーケ
ンスを制御する撮像制御装置24に、操作者の指示に基
づいた撮影条件を指令し、撮像制御装置24は、その指
令に基づき、X線発生装置40、撮影用寝台48及びX
線検出器52を駆動して、X線像を撮影させる。X線検
出器52から出力されるX線画像信号は、画像処理装置
26に供給され、操作者指定の画像処理を施されてモニ
タ30に画像表示され、同時に、基本画像データとして
記憶装置28に格納される。システム制御装置20は更
に、操作者の指示に基づいて、再画像処理とその結果の
画像表示、ネットワーク上の装置への画像データの転
送、保存、映像表示及びフィルム印刷等を実行する。
明する。システム制御装置20は、X線撮像系のシーケ
ンスを制御する撮像制御装置24に、操作者の指示に基
づいた撮影条件を指令し、撮像制御装置24は、その指
令に基づき、X線発生装置40、撮影用寝台48及びX
線検出器52を駆動して、X線像を撮影させる。X線検
出器52から出力されるX線画像信号は、画像処理装置
26に供給され、操作者指定の画像処理を施されてモニ
タ30に画像表示され、同時に、基本画像データとして
記憶装置28に格納される。システム制御装置20は更
に、操作者の指示に基づいて、再画像処理とその結果の
画像表示、ネットワーク上の装置への画像データの転
送、保存、映像表示及びフィルム印刷等を実行する。
【0023】次に、信号の流れに従って、図1に示すシ
ステムの基本的な動作を説明する。X線発生装置40の
高圧電圧源44は、撮像制御装置24からの制御信号に
従いX線管球42にX線発生のための高圧を印加する。
これにより、X線管球42はX線ビームを発生する。発
生されたX線ビームはX線絞り46を介して被検体たる
患者50に照射される。X線絞り46は、X線ビームを
照射すべき位置に応じて撮像制御装置24により制御さ
れる。即ち、X線絞り46は、撮像領域の変更に伴い、
不必要なX線照射を行なわないようにX線ビームを整形
する。
ステムの基本的な動作を説明する。X線発生装置40の
高圧電圧源44は、撮像制御装置24からの制御信号に
従いX線管球42にX線発生のための高圧を印加する。
これにより、X線管球42はX線ビームを発生する。発
生されたX線ビームはX線絞り46を介して被検体たる
患者50に照射される。X線絞り46は、X線ビームを
照射すべき位置に応じて撮像制御装置24により制御さ
れる。即ち、X線絞り46は、撮像領域の変更に伴い、
不必要なX線照射を行なわないようにX線ビームを整形
する。
【0024】X線発生装置40が出力するX線ビーム
は、X線透過性の撮影用寝台48の上に横たわった被検
体50、及び撮影用寝台48を透過してX線検出器52
に入射する。なお、撮影用寝台48は、被検体の異なる
部位又は方向でX線ビームが透過するように撮像制御装
置24により制御される。
は、X線透過性の撮影用寝台48の上に横たわった被検
体50、及び撮影用寝台48を透過してX線検出器52
に入射する。なお、撮影用寝台48は、被検体の異なる
部位又は方向でX線ビームが透過するように撮像制御装
置24により制御される。
【0025】X線検出器52のグリッド54は、被検体
50を透過することによって生じるX線散乱の影響を低
減する。撮像制御装置24は、光検出器アレー58とグ
リッド54との格子比の関係によりモアレが生じないよ
うに、X線照射時にグリッド54を振動させる。シンチ
レータ56では、エネルギーの高いX線によって蛍光体
の母体物質が励起(X線を吸収)され、その再結合結合
エネルギーにより可視領域の蛍光を発生する。シンチレ
ータ56に隣接して配置された光検出器アレー58は、
シンチレータ56で発生する蛍光を電気信号に変換す
る。即ち、シンチレータ56がX線像を可視光像に変換
し、光検出器アレーが可視光像を電気信号に変換する。
X線露光量モニタ60は、光検出器アレー58を透過し
た可視光(X線量に比例)を検出し、その検出量情報を
撮像制御装置24に供給する。撮像制御装置24は、こ
のX線露光量情報に基づき高圧発生電源44を制御し
て、X線を遮断又は調節する。駆動装置62は、撮像制
御装置24の制御下で光検出器アレー58を駆動し、各
光検出器から画素信号を読み出す。光検出器アレー58
と駆動装置62の詳細については、後述する。
50を透過することによって生じるX線散乱の影響を低
減する。撮像制御装置24は、光検出器アレー58とグ
リッド54との格子比の関係によりモアレが生じないよ
うに、X線照射時にグリッド54を振動させる。シンチ
レータ56では、エネルギーの高いX線によって蛍光体
の母体物質が励起(X線を吸収)され、その再結合結合
エネルギーにより可視領域の蛍光を発生する。シンチレ
ータ56に隣接して配置された光検出器アレー58は、
シンチレータ56で発生する蛍光を電気信号に変換す
る。即ち、シンチレータ56がX線像を可視光像に変換
し、光検出器アレーが可視光像を電気信号に変換する。
X線露光量モニタ60は、光検出器アレー58を透過し
た可視光(X線量に比例)を検出し、その検出量情報を
撮像制御装置24に供給する。撮像制御装置24は、こ
のX線露光量情報に基づき高圧発生電源44を制御し
て、X線を遮断又は調節する。駆動装置62は、撮像制
御装置24の制御下で光検出器アレー58を駆動し、各
光検出器から画素信号を読み出す。光検出器アレー58
と駆動装置62の詳細については、後述する。
【0026】X線検出器52から出力される画像信号
は、X線室10からX線制御室12内の画像処理装置2
6に印加される。X線室10内はX線発生に伴うノイズ
が大きいので、X線検出器52から画像処理装置26へ
の信号伝送路は耐雑音性の高いものである必要があり、
具体的には、高度の誤り訂正機能を具備するディジタル
伝送系としたり、差動ドライバによるシールド付きより
対線又は光ファイバを用いることが望ましいことはいう
までもない。
は、X線室10からX線制御室12内の画像処理装置2
6に印加される。X線室10内はX線発生に伴うノイズ
が大きいので、X線検出器52から画像処理装置26へ
の信号伝送路は耐雑音性の高いものである必要があり、
具体的には、高度の誤り訂正機能を具備するディジタル
伝送系としたり、差動ドライバによるシールド付きより
対線又は光ファイバを用いることが望ましいことはいう
までもない。
【0027】画像処理装置26は、詳細は後述するが、
撮像制御装置24からの指令に基づき画像信号の表示形
式を切り換えるが、その他には、画像信号の補正、空間
フィルタリング及びリカーシブ処理などをリアルタイム
で行ない、階調処理、散乱線補正及びDR圧縮処理など
を実行できる。画像処理装置26により処理された画像
は、モニタ30の画面に表示される。リアルタイム画像
処理と同時に、画像補正のみを行なわれた画像情報(基
本画像)は、記憶装置28に保存される。また、操作者
の指示に基づいて、記憶装置28に格納される画像情報
は、所定の規格(例えば、IS&C)を満たすように再
構成された後に、外部記憶装置34及びファイル・サー
バ76内のハードディスクなどに格納される。
撮像制御装置24からの指令に基づき画像信号の表示形
式を切り換えるが、その他には、画像信号の補正、空間
フィルタリング及びリカーシブ処理などをリアルタイム
で行ない、階調処理、散乱線補正及びDR圧縮処理など
を実行できる。画像処理装置26により処理された画像
は、モニタ30の画面に表示される。リアルタイム画像
処理と同時に、画像補正のみを行なわれた画像情報(基
本画像)は、記憶装置28に保存される。また、操作者
の指示に基づいて、記憶装置28に格納される画像情報
は、所定の規格(例えば、IS&C)を満たすように再
構成された後に、外部記憶装置34及びファイル・サー
バ76内のハードディスクなどに格納される。
【0028】X線制御室12の装置は、LANボード3
6を介してLAN(又はWAN)に接続する。LANに
は、複数のX線撮像システムを接続できることは勿論で
ある。LANボード36は、所定のプロトコル(例え
ば、DICOM)に従って、画像データを出力する。L
AN(又はWAN)に接続されたモニタ72の画面にX
線画像を静止画又は動画表示することにより、X線撮影
とほぼ同時に、医師によるリアルタイム遠隔診断が可能
になる。
6を介してLAN(又はWAN)に接続する。LANに
は、複数のX線撮像システムを接続できることは勿論で
ある。LANボード36は、所定のプロトコル(例え
ば、DICOM)に従って、画像データを出力する。L
AN(又はWAN)に接続されたモニタ72の画面にX
線画像を静止画又は動画表示することにより、X線撮影
とほぼ同時に、医師によるリアルタイム遠隔診断が可能
になる。
【0029】図2は、光検出器アレー58の構成単位の
等価回路を示す。1素子は、光検出部80と電荷の蓄積
及び読み取りを制御するスイッチング薄膜トランジスタ
(TFT)82とからなり、一般には、ガラス基板上に
アモルファスシリコン(α−Si)により形成される。
光検出部80は更に、光ダイオード80aとコンデンサ
80cの並列回路からなる。コンデンサ80cは光ダイ
オード80aの寄生容量でも、光ダイオード80aのダ
イナミックレンジを改善する追加的なコンデンサでもよ
い。光検出部80(光ダイオード80a)のアノードA
は共通電極であるバイアス配線Lbを介してバイアス電
源84に接続する。光検出部80(光ダイオード80
a)のカソードKは、スイッチングTFT82を介して
コンデンサ86及び電荷読出し用プリアンプ88に接続
する。プリアンプ88の入力はまた、リセット用スイッ
チ90及びVBT電池91を介してアースに接続する。
等価回路を示す。1素子は、光検出部80と電荷の蓄積
及び読み取りを制御するスイッチング薄膜トランジスタ
(TFT)82とからなり、一般には、ガラス基板上に
アモルファスシリコン(α−Si)により形成される。
光検出部80は更に、光ダイオード80aとコンデンサ
80cの並列回路からなる。コンデンサ80cは光ダイ
オード80aの寄生容量でも、光ダイオード80aのダ
イナミックレンジを改善する追加的なコンデンサでもよ
い。光検出部80(光ダイオード80a)のアノードA
は共通電極であるバイアス配線Lbを介してバイアス電
源84に接続する。光検出部80(光ダイオード80
a)のカソードKは、スイッチングTFT82を介して
コンデンサ86及び電荷読出し用プリアンプ88に接続
する。プリアンプ88の入力はまた、リセット用スイッ
チ90及びVBT電池91を介してアースに接続する。
【0030】先ず、スイッチングTFT82とリセット
用スイッチ90を一時的にオンにして、コンデンサ80
bをリセットし、スイッチングTFT82とリセット用
スイッチ90をオフにする。その後、X線を発生させ
て、被検体50に曝射する。シンチレータ54が被検体
50を透過してX線像を可視光線像に変換し、光ダイオ
ード80aは、その可視光線像により導通状態になり、
コンデンサ80bの電荷を放電させる。スイッチングT
FT82をオンにして、コンデンサ80bとコンデンサ
86を並列接続する。これにより、コンデンサ80bの
放電量の情報がコンデンサ86にも伝達される。コンデ
ンサ86の蓄積電荷の電圧がプリアンプ88により増幅
され、外部に出力される。
用スイッチ90を一時的にオンにして、コンデンサ80
bをリセットし、スイッチングTFT82とリセット用
スイッチ90をオフにする。その後、X線を発生させ
て、被検体50に曝射する。シンチレータ54が被検体
50を透過してX線像を可視光線像に変換し、光ダイオ
ード80aは、その可視光線像により導通状態になり、
コンデンサ80bの電荷を放電させる。スイッチングT
FT82をオンにして、コンデンサ80bとコンデンサ
86を並列接続する。これにより、コンデンサ80bの
放電量の情報がコンデンサ86にも伝達される。コンデ
ンサ86の蓄積電荷の電圧がプリアンプ88により増幅
され、外部に出力される。
【0031】図2に示す光電変換素子を2次元に拡張し
て構成した場合の光電変換動作を説明する。図3は、2
次元配列の光電変換素子を具備する光検出アレー58の
等価回路図である。光検出アレー58は、2000×2
000〜4000×4000程度の画素から構成され、
アレー面積は200mm×200mm〜500mm×5
00mm程度である。図3では、光検出アレー58は4
096×4096の画素から構成され、アレー面積は4
30mm×430mmである。よって、1画素のサイズ
は約105×105μmである。横方向に配置した40
96個の画素を1ブロックとし、4096個のブロック
を縦方向に配置して、2次元構成としている。
て構成した場合の光電変換動作を説明する。図3は、2
次元配列の光電変換素子を具備する光検出アレー58の
等価回路図である。光検出アレー58は、2000×2
000〜4000×4000程度の画素から構成され、
アレー面積は200mm×200mm〜500mm×5
00mm程度である。図3では、光検出アレー58は4
096×4096の画素から構成され、アレー面積は4
30mm×430mmである。よって、1画素のサイズ
は約105×105μmである。横方向に配置した40
96個の画素を1ブロックとし、4096個のブロック
を縦方向に配置して、2次元構成としている。
【0032】図3では、4096×4096画素からな
る光検出器アレーを1枚の基板で構成しているが、20
48×2048画素を持つ4枚の光検出器アレーを組み
合わせてもよいことは勿論である。この場合、4つの光
検出器アレーを組み付ける手間が発生するものの、各光
検出器アレーの歩留まりが向上するので、全体としても
歩留まりが向上するという利点がある。
る光検出器アレーを1枚の基板で構成しているが、20
48×2048画素を持つ4枚の光検出器アレーを組み
合わせてもよいことは勿論である。この場合、4つの光
検出器アレーを組み付ける手間が発生するものの、各光
検出器アレーの歩留まりが向上するので、全体としても
歩留まりが向上するという利点がある。
【0033】図2で説明したように、1画素は、1つの
光検出部80とスイッチングTFT82とからなる。光
電変換素子PD(1,1)〜(4096,4096)は
光検出部80に対応し、転送用スイッチSW(1,1)
〜(4096,4096)はスイッチングTFT82に
対応する。光電変換素子PD(m,n)のカソードK
は、対応するスイッチSW(m,n)を介してその列に
対する共通の列信号線Lc−mに接続する。例えば、第
1列の光電変換素子PD(1,1)〜(1,4096)
は、第1の列信号線Lc−1に接続する。各光電変換素
子PD(m,n)のアノードAは全て、バイアス配線L
bを介してバイアス電源84に接続する。
光検出部80とスイッチングTFT82とからなる。光
電変換素子PD(1,1)〜(4096,4096)は
光検出部80に対応し、転送用スイッチSW(1,1)
〜(4096,4096)はスイッチングTFT82に
対応する。光電変換素子PD(m,n)のカソードK
は、対応するスイッチSW(m,n)を介してその列に
対する共通の列信号線Lc−mに接続する。例えば、第
1列の光電変換素子PD(1,1)〜(1,4096)
は、第1の列信号線Lc−1に接続する。各光電変換素
子PD(m,n)のアノードAは全て、バイアス配線L
bを介してバイアス電源84に接続する。
【0034】同じ行のスイッチSW(m,n)の制御端
子は、共通の行選択線Lr−nに接続する。例えば、第
1行のスイッチSW(1,1)〜(4096,1)は、
行選択線Lr−1に接続する。行選択線Lr−1〜40
96は、ラインセレクタ92を介して撮像制御装置24
に接続する。ラインセレクタ92は、撮像制御装置24
からの制御信号を解読し、どのラインの光電変換素子の
信号電荷を読み出すべきかを決定するアドレスデコーダ
94と、アドレスデコーダ94の出力に従って開閉され
る4096個のスイッチ素子96から構成される。この
構成により、任意のラインLr−nに接続するスイッチ
SW(m,n)に接続する光電変換素子PD(m,n)
の信号電荷を読み出すことができる。ラインセレクタ9
2は、最も簡単な構成としては、単に液晶ディスプレイ
などに用いられているシフトレジスタによって構成して
もよい。
子は、共通の行選択線Lr−nに接続する。例えば、第
1行のスイッチSW(1,1)〜(4096,1)は、
行選択線Lr−1に接続する。行選択線Lr−1〜40
96は、ラインセレクタ92を介して撮像制御装置24
に接続する。ラインセレクタ92は、撮像制御装置24
からの制御信号を解読し、どのラインの光電変換素子の
信号電荷を読み出すべきかを決定するアドレスデコーダ
94と、アドレスデコーダ94の出力に従って開閉され
る4096個のスイッチ素子96から構成される。この
構成により、任意のラインLr−nに接続するスイッチ
SW(m,n)に接続する光電変換素子PD(m,n)
の信号電荷を読み出すことができる。ラインセレクタ9
2は、最も簡単な構成としては、単に液晶ディスプレイ
などに用いられているシフトレジスタによって構成して
もよい。
【0035】列信号線Lc−1〜4096は、撮像制御
装置24により制御される信号読出し回路100に接続
する。信号読出し回路100で、102−1〜4096
は、それぞれ列信号線Lr−1〜4096をリセット基
準電源104の基準電位にリセットするリセット用スイ
ッチ、106−1〜4096は、それぞれ列信号線Lr
−1〜4096からの信号電位を増幅するプリアンプ、
108−1〜4096はそれぞれプリアンプ106−1
〜4096の出力をサンプルホールドするサンプルホー
ルド(S/H)回路、110は、S/H回路108−1
〜4096の出力を時間軸上で多重化するアナログ・マ
ルチプレクサ、112はマルチプレクサ110のアナロ
グ出力をディジタル化するA/D変換器である。A/D
変換器112の出力波画像処理装置26に供給される。
装置24により制御される信号読出し回路100に接続
する。信号読出し回路100で、102−1〜4096
は、それぞれ列信号線Lr−1〜4096をリセット基
準電源104の基準電位にリセットするリセット用スイ
ッチ、106−1〜4096は、それぞれ列信号線Lr
−1〜4096からの信号電位を増幅するプリアンプ、
108−1〜4096はそれぞれプリアンプ106−1
〜4096の出力をサンプルホールドするサンプルホー
ルド(S/H)回路、110は、S/H回路108−1
〜4096の出力を時間軸上で多重化するアナログ・マ
ルチプレクサ、112はマルチプレクサ110のアナロ
グ出力をディジタル化するA/D変換器である。A/D
変換器112の出力波画像処理装置26に供給される。
【0036】図3に示す光検出器アレーでは、4096
×4096個の画素を列信号線Lc−1〜4096によ
り4096個の列に分け、1行あたり4096画素の信
号電荷を同時に読み出し、各列信号線Lc−1〜409
6、プリアンプ106−1〜4096及びS/H回路1
08−1〜4096を介してアナログ・マルチプレクサ
110に転送し、ここで時間軸多重化して、順次、A/
D変換器112によりディジタル信号に変換する。
×4096個の画素を列信号線Lc−1〜4096によ
り4096個の列に分け、1行あたり4096画素の信
号電荷を同時に読み出し、各列信号線Lc−1〜409
6、プリアンプ106−1〜4096及びS/H回路1
08−1〜4096を介してアナログ・マルチプレクサ
110に転送し、ここで時間軸多重化して、順次、A/
D変換器112によりディジタル信号に変換する。
【0037】図3では、信号読出し回路100が、1つ
のA/D変換器112のみを具備するように図示されて
いるが、実際には4乃至32系統で同時にA/D変換を
実行する。これは、アナログ信号帯域とA/D変換レー
トを不必要に大きくすることなく、画像信号の読み取り
時間を短くすることが要求されるためである。信号電荷
の蓄積時間とA/D変換時間とは密接な関係にある。高
速にA/D変換を行なうとアナログ回路の帯域が広くな
り所望のS/Nを達成することが難しくなるので、通常
は、A/D変換速度を不必要に速くすることなく、画像
信号の読み取り時間を短くすることが要求される。多く
のA/D変換器でマルチプレクサ110の出力をA/D
変換すればよいが、A/D変換器の数を増せば、それだ
け、コストが高くなる。よって、上述の点を考慮して適
当な数のA/D変換器を用いる。
のA/D変換器112のみを具備するように図示されて
いるが、実際には4乃至32系統で同時にA/D変換を
実行する。これは、アナログ信号帯域とA/D変換レー
トを不必要に大きくすることなく、画像信号の読み取り
時間を短くすることが要求されるためである。信号電荷
の蓄積時間とA/D変換時間とは密接な関係にある。高
速にA/D変換を行なうとアナログ回路の帯域が広くな
り所望のS/Nを達成することが難しくなるので、通常
は、A/D変換速度を不必要に速くすることなく、画像
信号の読み取り時間を短くすることが要求される。多く
のA/D変換器でマルチプレクサ110の出力をA/D
変換すればよいが、A/D変換器の数を増せば、それだ
け、コストが高くなる。よって、上述の点を考慮して適
当な数のA/D変換器を用いる。
【0038】X線の照射時間はおよそ10〜500ms
ecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電荷蓄
積時間を100msecのオーダーあるいはやや短めに
することが適当である。例えば、全画素を順次駆動して
100msecで画像を取り込むためには、アナログ信
号帯域を50MHz程度にし、例えば、10MHzのサ
ンプリングレートでA/D変換を行なうと、最低でも4
系統のA/D変換器が必要になる。本実施例では、16
系統で同時にA/D変換を行なう。16系統のA/D変
換器の出力はそれぞれに対応する16系統の図示しない
メモリ(FIFOなど)に入力される。そのメモリを選
択して切り替えることにより、連続した1ラインの走査
線にあたる画像データが画像処理装置26に転送され
る。
ecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電荷蓄
積時間を100msecのオーダーあるいはやや短めに
することが適当である。例えば、全画素を順次駆動して
100msecで画像を取り込むためには、アナログ信
号帯域を50MHz程度にし、例えば、10MHzのサ
ンプリングレートでA/D変換を行なうと、最低でも4
系統のA/D変換器が必要になる。本実施例では、16
系統で同時にA/D変換を行なう。16系統のA/D変
換器の出力はそれぞれに対応する16系統の図示しない
メモリ(FIFOなど)に入力される。そのメモリを選
択して切り替えることにより、連続した1ラインの走査
線にあたる画像データが画像処理装置26に転送され
る。
【0039】次に、図4を参照して、図3に示す光検出
器アレーの駆動から画像表示までの動作を説明する。図
4で、Fk,m,nは、画素を表わしており、添え字の
kは動画時のフレームを指定する番号、mは二次元光検
出器アレーの列、nはその行(走査線に対応する。)を
それぞれ示す。本実施例では、k=1〜4、m=1〜1
024、n=1〜4096である。勿論、kは大きすぎ
ない適当な数字(例えば、1〜8)で変更可能である。
図4では、X線は、紙面の表から裏へ進行するものとす
る。
器アレーの駆動から画像表示までの動作を説明する。図
4で、Fk,m,nは、画素を表わしており、添え字の
kは動画時のフレームを指定する番号、mは二次元光検
出器アレーの列、nはその行(走査線に対応する。)を
それぞれ示す。本実施例では、k=1〜4、m=1〜1
024、n=1〜4096である。勿論、kは大きすぎ
ない適当な数字(例えば、1〜8)で変更可能である。
図4では、X線は、紙面の表から裏へ進行するものとす
る。
【0040】本実施例の2次元光検出器アレーの駆動順
序は、動画表示の場合、4つのフレームF1、F2、F
3及びF4を繰り返す。具体的には、1番目のフレーム
では、F1,n,1の行、F1,n,2の行、F1,
n,3の行、・・・、及びF1,n,1024の行の電
荷信号をこの順に読み出す。2番目のフレームでは、F
2,n,1の行、F2,n,2の行、F2,n,3の
行、・・・、及びF2,n,1024の行の電荷信号を
この順に読み出す。3番目のフレームでは、F3,n,
1の行、F3,n,2の行、F3,n,3の行、・・
・、及びF3,n,1024の行の電荷信号をこの順に
読み出す。4番目のフレームでは、F4,n,1の行、
F4,n,2の行、F4−n,3の行、・・・、及びF
4,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
序は、動画表示の場合、4つのフレームF1、F2、F
3及びF4を繰り返す。具体的には、1番目のフレーム
では、F1,n,1の行、F1,n,2の行、F1,
n,3の行、・・・、及びF1,n,1024の行の電
荷信号をこの順に読み出す。2番目のフレームでは、F
2,n,1の行、F2,n,2の行、F2,n,3の
行、・・・、及びF2,n,1024の行の電荷信号を
この順に読み出す。3番目のフレームでは、F3,n,
1の行、F3,n,2の行、F3,n,3の行、・・
・、及びF3,n,1024の行の電荷信号をこの順に
読み出す。4番目のフレームでは、F4,n,1の行、
F4,n,2の行、F4−n,3の行、・・・、及びF
4,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
【0041】5番目のフレームでは、1番目のフレーム
と同じ画素を同じ順で、即ち、F1,n,1の行、F
1,n,2の行、F1,n,3の行、・・・、及びF
1,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
と同じ画素を同じ順で、即ち、F1,n,1の行、F
1,n,2の行、F1,n,3の行、・・・、及びF
1,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
【0042】6番目のフレームでは、2番目のフレーム
と同じ画素を同じ順で、即ち、F2,n,1の行、F
2,n,2の行、F2,n,3の行、・・・、及びF
2,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
と同じ画素を同じ順で、即ち、F2,n,1の行、F
2,n,2の行、F2,n,3の行、・・・、及びF
2,n,1024の行の電荷信号をこの順に読み出す。
【0043】このように、本実施例では、2次元光検出
器アレーを4系統に分けて、繰り返し操作する。駆動順
序又は読み出しの走査順序は、図4に示す例に限定され
ない。例えば、図4では、フレームF4からフレームF
1に戻る際に画素ラインが3ライン飛ぶことになる。こ
れを小さく抑えるために、例えば、フレームF1、F
2、F4、F3、F1及びF2・・・と駆動走査するこ
とにより、ライン飛び幅を最大2ラインに抑えることが
できる。また、表示画素の重心移動が気になる場合に
は、F1とF4の対応画素と、F2とF3の対応画素と
をそれぞれ加算して交互に表示(出力)することによ
り、表示画素の重心の移動を避けることができる。
器アレーを4系統に分けて、繰り返し操作する。駆動順
序又は読み出しの走査順序は、図4に示す例に限定され
ない。例えば、図4では、フレームF4からフレームF
1に戻る際に画素ラインが3ライン飛ぶことになる。こ
れを小さく抑えるために、例えば、フレームF1、F
2、F4、F3、F1及びF2・・・と駆動走査するこ
とにより、ライン飛び幅を最大2ラインに抑えることが
できる。また、表示画素の重心移動が気になる場合に
は、F1とF4の対応画素と、F2とF3の対応画素と
をそれぞれ加算して交互に表示(出力)することによ
り、表示画素の重心の移動を避けることができる。
【0044】図5は、光検出器アレー58の検出画像の
表示系の概略構成ブロック図を示す。通常、画像処理装
置26は、動画表示モードでは、A/D変換器112の
出力のうち、フレームF1の画像データを、メモリMa
1に記憶すると同時に、モニタ30Mのリフレッシュレ
ートに合わせてビデオボード32aのメモリに転送す
る。これにより、フレームF1の画像が、モニタ30M
の画面上に表示される。以下同様に、順次、フレームF
2、F3及びF4の画像データをそれぞれメモリMa
2、Ma3及びMa4に記憶するとビデオボード32a
のメモリに転送する。
表示系の概略構成ブロック図を示す。通常、画像処理装
置26は、動画表示モードでは、A/D変換器112の
出力のうち、フレームF1の画像データを、メモリMa
1に記憶すると同時に、モニタ30Mのリフレッシュレ
ートに合わせてビデオボード32aのメモリに転送す
る。これにより、フレームF1の画像が、モニタ30M
の画面上に表示される。以下同様に、順次、フレームF
2、F3及びF4の画像データをそれぞれメモリMa
2、Ma3及びMa4に記憶するとビデオボード32a
のメモリに転送する。
【0045】次に、フレームF1の画像を取り込むとき
には、メモリMa1を更新し、新しいフレームF1の画
像をモニタ30Mに表示する。以後同様に、メモリMa
2,Ma3及びMa4の記憶データを更新する。
には、メモリMa1を更新し、新しいフレームF1の画
像をモニタ30Mに表示する。以後同様に、メモリMa
2,Ma3及びMa4の記憶データを更新する。
【0046】画像表示と同時に、その画像データを圧縮
して記憶装置28に蓄積記憶することができる。
して記憶装置28に蓄積記憶することができる。
【0047】尚、フレームFk(但し、k=1〜4)
は、4096×1024のマトリックス画像であるの
で、主走査方向にはディジタル加算するようにしてもよ
い。例えば、主走査線方向の4画素を加算することによ
り、1024×1024の正方行列にして表示する。こ
の加算処理は、システム制御装置20からの指示に基づ
き画像処理装置26内のデータ処理及び切替部で行なわ
れる。
は、4096×1024のマトリックス画像であるの
で、主走査方向にはディジタル加算するようにしてもよ
い。例えば、主走査線方向の4画素を加算することによ
り、1024×1024の正方行列にして表示する。こ
の加算処理は、システム制御装置20からの指示に基づ
き画像処理装置26内のデータ処理及び切替部で行なわ
れる。
【0048】また、別の表示方法として、フレームF1
〜4の全画素の内の一部のエリアをセンサ画素そのまま
の分解能で表示してもよい。この際、表示画素の1/4
が、順次、更新されていく。更に、別の表示方法とし
て、フレームF1〜4の全画素の4096×4096の
内から4×4のマトリックスで加算平均処理し、102
4×1024の画像にして画像表示してもよい。その
他、4096×4096画素の画像から2×2の正方マ
トリックスの加算処理を行なって、2048×2048
画素の前述の動画と同じ輝度の画像を表示するようにし
てもよい。
〜4の全画素の内の一部のエリアをセンサ画素そのまま
の分解能で表示してもよい。この際、表示画素の1/4
が、順次、更新されていく。更に、別の表示方法とし
て、フレームF1〜4の全画素の4096×4096の
内から4×4のマトリックスで加算平均処理し、102
4×1024の画像にして画像表示してもよい。その
他、4096×4096画素の画像から2×2の正方マ
トリックスの加算処理を行なって、2048×2048
画素の前述の動画と同じ輝度の画像を表示するようにし
てもよい。
【0049】撮影者の指示に従い、任意の時点で動画表
示モードから高解像度静止画像表示モードに移行でき
る。その際、画像処理装置26は、既にメモリMa1〜
4に記憶されている画像を同時に、4096×4096
画素の画像として、ビデオボード32bを介して高精細
静止画表示用モニタ30Hに印加、高精細静止画像を表
示させる。つまり、動画の1フレームを取り込む時間
で、動画表示から高解像度静止画表示に切り換えること
ができる。このとき、表示制御装置は、先の加算処理を
行なわない。勿論、4096×4096画素の画像を1
度にモニタ30Hの画面内に表示できないので、その一
部をモニタ30Hの画面に表示することになる。この
時、全画像から適当な画素を間引いて全体を一度に表示
するようにしても良いし、縦横にスクロールできるよう
にしてもよい。その表示動作と並行して、高精細画像に
対して予め定められた画像処理を施す。これにより、撮
影者は、高精細画像の画像処理が終了する以前に、取り
込んだ画像のおよその状態を目視確認できる。
示モードから高解像度静止画像表示モードに移行でき
る。その際、画像処理装置26は、既にメモリMa1〜
4に記憶されている画像を同時に、4096×4096
画素の画像として、ビデオボード32bを介して高精細
静止画表示用モニタ30Hに印加、高精細静止画像を表
示させる。つまり、動画の1フレームを取り込む時間
で、動画表示から高解像度静止画表示に切り換えること
ができる。このとき、表示制御装置は、先の加算処理を
行なわない。勿論、4096×4096画素の画像を1
度にモニタ30Hの画面内に表示できないので、その一
部をモニタ30Hの画面に表示することになる。この
時、全画像から適当な画素を間引いて全体を一度に表示
するようにしても良いし、縦横にスクロールできるよう
にしてもよい。その表示動作と並行して、高精細画像に
対して予め定められた画像処理を施す。これにより、撮
影者は、高精細画像の画像処理が終了する以前に、取り
込んだ画像のおよその状態を目視確認できる。
【0050】図6は、画像処理装置26の変更例を示
す。画像処理装置26には、図6に示すように、2系統
の4つのフレーム・メモリMa1〜4,Mb1〜4を設
け、表示系として動画表示系と静止画表示系とを有する
ように構成してもよい。この場合、動画モード時には画
像データをメモリMa1〜4に上述のように記憶し、動
画表示用モニタ30Mで画像に表示する。
す。画像処理装置26には、図6に示すように、2系統
の4つのフレーム・メモリMa1〜4,Mb1〜4を設
け、表示系として動画表示系と静止画表示系とを有する
ように構成してもよい。この場合、動画モード時には画
像データをメモリMa1〜4に上述のように記憶し、動
画表示用モニタ30Mで画像に表示する。
【0051】撮影者により静止画の取り込みを指示され
ると、メモリMa1〜4の内容はそのまま保持して、そ
の内容を間引くなり、又は一部なりを静止画表示用モニ
タ30Hに表示する。これと同時に、メモリMb1〜4
に新たに動画を記憶し、その記憶内容を動画表示用もに
た30Mに表示する。これにより、静止画を取り込む時
間を気にすることなく、動画撮影とその表示を継続でき
る。
ると、メモリMa1〜4の内容はそのまま保持して、そ
の内容を間引くなり、又は一部なりを静止画表示用モニ
タ30Hに表示する。これと同時に、メモリMb1〜4
に新たに動画を記憶し、その記憶内容を動画表示用もに
た30Mに表示する。これにより、静止画を取り込む時
間を気にすることなく、動画撮影とその表示を継続でき
る。
【0052】図7は、図6に示す画像処理装置26の撮
像タイミングを示すタイミングチャートである。図7
(1)は電源の投入状態を、同(2)は撮影者の動画撮
影指示を、同(3)は高精細画像取得指示を、同(4)
はX線曝射状態をそれぞれ示す。また、図7(5)〜
(8)は、図4で示したセンサ領域の駆動状態を示して
おり、1つのパルスがフレームF1〜4を取り込むため
にセンサを駆動することを模擬的に示している。1つの
列パルスに対してTFTが図7(9)に示すように、1
024回ON/OFFされており、その1回のON/O
FF動作に応じて、図7(10)に示すように4096
個ののアナログ出力がマルチプレクサ110から順次出
力される。図7(10)では、1つの列パルスに対して
アナログ出力が4096個ののパルス列として出力され
るとしているが、実際には、1つの列出力あたり16系
統による読み出しであるので、16個のパルス信号が同
時に出力され、256のパルス列をA/D変換すること
になる。16系統に分割して読み出すことにより、この
1フレーム当たりの空読みおよび本読みの動作時間T0
はおよそ25msになる。
像タイミングを示すタイミングチャートである。図7
(1)は電源の投入状態を、同(2)は撮影者の動画撮
影指示を、同(3)は高精細画像取得指示を、同(4)
はX線曝射状態をそれぞれ示す。また、図7(5)〜
(8)は、図4で示したセンサ領域の駆動状態を示して
おり、1つのパルスがフレームF1〜4を取り込むため
にセンサを駆動することを模擬的に示している。1つの
列パルスに対してTFTが図7(9)に示すように、1
024回ON/OFFされており、その1回のON/O
FF動作に応じて、図7(10)に示すように4096
個ののアナログ出力がマルチプレクサ110から順次出
力される。図7(10)では、1つの列パルスに対して
アナログ出力が4096個ののパルス列として出力され
るとしているが、実際には、1つの列出力あたり16系
統による読み出しであるので、16個のパルス信号が同
時に出力され、256のパルス列をA/D変換すること
になる。16系統に分割して読み出すことにより、この
1フレーム当たりの空読みおよび本読みの動作時間T0
はおよそ25msになる。
【0053】各センサの電荷蓄積時間は、リセット動作
が完了した時、即ち空読み時にTFT82をオフしてか
ら、次の電荷読み出しのためにTFT82がオンするま
での間である。よって、各行の選択線Lr毎に蓄積時間
及び時刻が異なる。
が完了した時、即ち空読み時にTFT82をオフしてか
ら、次の電荷読み出しのためにTFT82がオンするま
での間である。よって、各行の選択線Lr毎に蓄積時間
及び時刻が異なる。
【0054】図6に示す画像処理装置26を使用した画
像の取り込みと表示の動作を説明する。先ず、電源投入
時に、全ての光検出素子PD(n,m)を基準電位にリ
セットする。即ち、リセット用スイッチ102−1〜4
096をオンして信号読線Lc−1〜4096をリセッ
ト基準電源104の電圧VBTにリセットした後、リセ
ット用スイッチ102−1〜4096をオフにする。そ
の後、バイアス配線Lbを所定の電位にし、第1行の転
送用スイッチSW(1,1)〜SW(4096,1)を
オンし、光電変換素子PD(1,1)〜PD(409
6,1)に逆バイアスVBTを印加してリセットする。
光電変換素子PD(1,1)〜PD(4096,1)を
リセットするのに十分な時間経過後、スイッチSW
(1,1)〜(4096,1)をオフにする。再びリセ
ット用スイッチ102−1〜4096を操作して信号線
Lc−1〜4096をリセットし、転送用スイッチSW
(1,5)〜SW(4096,5)により第5行の光電
変換素子PD(1,5)〜PD(4096,5)をリセ
ットする。同様に、第9行、第13行、・・・第409
3行とリセットする。
像の取り込みと表示の動作を説明する。先ず、電源投入
時に、全ての光検出素子PD(n,m)を基準電位にリ
セットする。即ち、リセット用スイッチ102−1〜4
096をオンして信号読線Lc−1〜4096をリセッ
ト基準電源104の電圧VBTにリセットした後、リセ
ット用スイッチ102−1〜4096をオフにする。そ
の後、バイアス配線Lbを所定の電位にし、第1行の転
送用スイッチSW(1,1)〜SW(4096,1)を
オンし、光電変換素子PD(1,1)〜PD(409
6,1)に逆バイアスVBTを印加してリセットする。
光電変換素子PD(1,1)〜PD(4096,1)を
リセットするのに十分な時間経過後、スイッチSW
(1,1)〜(4096,1)をオフにする。再びリセ
ット用スイッチ102−1〜4096を操作して信号線
Lc−1〜4096をリセットし、転送用スイッチSW
(1,5)〜SW(4096,5)により第5行の光電
変換素子PD(1,5)〜PD(4096,5)をリセ
ットする。同様に、第9行、第13行、・・・第409
3行とリセットする。
【0055】以降、第2行から4行おき、第3行から4
行おき、第4行から4行おきと、リセットを順次繰り返
し、全ての画素をリセットする。
行おき、第4行から4行おきと、リセットを順次繰り返
し、全ての画素をリセットする。
【0056】以上の動作は光検出器アレーにとっては信
号電荷の読み出し操作と同じであり、信号電荷を取り込
んでA/D変換以後の処理を行なうか否かの差しかな
い。各転送用スイッチSW(1,1)〜(4096,4
096)をオンするが、A/D変換を行なわない、この
リセット動作を、以後、「空読み」と呼ぶ。撮影者の撮
影開始の指示があるまで、1フレーム駆動速度T0で、
所定時間間隔T1毎に、この空読み動作を繰り返す。
号電荷の読み出し操作と同じであり、信号電荷を取り込
んでA/D変換以後の処理を行なうか否かの差しかな
い。各転送用スイッチSW(1,1)〜(4096,4
096)をオンするが、A/D変換を行なわない、この
リセット動作を、以後、「空読み」と呼ぶ。撮影者の撮
影開始の指示があるまで、1フレーム駆動速度T0で、
所定時間間隔T1毎に、この空読み動作を繰り返す。
【0057】撮影者から撮影開始の指示が入力される
と、撮像制御装置24は、空読み動作の終了を待ってX
線の被検体50への曝射を開始する。デフォルトでは、
動画モードで曝射をスタートする。動画モードの基本的
な駆動方法は空読みと同じである。但し、信号電荷を取
り込んでA/D変換以後の処理を行ない、画像処理装置
26に画像データを転送し、モニタ30に画像表示す
る。各フレームF単位の駆動時間はT0で同じ、連続す
るフレームFの駆動開始時間間隔T5は33msec、
同一フレームの繰り返し周期T2は約132msecで
ある。以後、この動作を、空読みに対して「本読み」と
呼ぶ。始めの駆動では、フレームメモリMa1〜4に画
像が記憶される。
と、撮像制御装置24は、空読み動作の終了を待ってX
線の被検体50への曝射を開始する。デフォルトでは、
動画モードで曝射をスタートする。動画モードの基本的
な駆動方法は空読みと同じである。但し、信号電荷を取
り込んでA/D変換以後の処理を行ない、画像処理装置
26に画像データを転送し、モニタ30に画像表示す
る。各フレームF単位の駆動時間はT0で同じ、連続す
るフレームFの駆動開始時間間隔T5は33msec、
同一フレームの繰り返し周期T2は約132msecで
ある。以後、この動作を、空読みに対して「本読み」と
呼ぶ。始めの駆動では、フレームメモリMa1〜4に画
像が記憶される。
【0058】撮影者が高精細画像の取り込みを指示する
と、その指示タイミングの時に駆動しているフレームF
nの駆動終了を待って、最後に取り込んだフレームを含
むそれ以前のフレームメモリMa1〜4の内容を合わせ
て1枚の画像を構成し、モニタ30Hに出力しながら、
図示しない別の記憶媒体(メモリ、外部記憶装置など)
に記録する。同時に、フレームメモリMb1〜4に動画
を記憶させつつ、モニタ30Mに動画を出力する。以
後、高精細画像取得の指示があるごとに、メモリMa1
〜4とメモリMb1〜4の用途(動画表示用か静止画表
示用か)とをトグル状に交互に交換する。
と、その指示タイミングの時に駆動しているフレームF
nの駆動終了を待って、最後に取り込んだフレームを含
むそれ以前のフレームメモリMa1〜4の内容を合わせ
て1枚の画像を構成し、モニタ30Hに出力しながら、
図示しない別の記憶媒体(メモリ、外部記憶装置など)
に記録する。同時に、フレームメモリMb1〜4に動画
を記憶させつつ、モニタ30Mに動画を出力する。以
後、高精細画像取得の指示があるごとに、メモリMa1
〜4とメモリMb1〜4の用途(動画表示用か静止画表
示用か)とをトグル状に交互に交換する。
【0059】撮影者が動画の撮影を中止したら、再び空
読みを繰り返して光検出器アレー58を待機させる。
読みを繰り返して光検出器アレー58を待機させる。
【0060】図8は、高精細モード画像の別の取得方法
のタイミングチャートを示す。図8(1)は電源の投入
状態を、同(2)は撮影者の動画撮影指示を、同(3)
は高精細画像取得指示を、同(4)はX線曝射状態をそ
れぞれ示す。また、図8(5)〜(8)は、図4で示し
たセンサ領域の駆動状態を示しており、1つのパルスが
フレームF1〜4を取り込むためにセンサを駆動するこ
とを模擬的に示している。T0は25msec、T1は
所定時間間隔、T2は132msecである。
のタイミングチャートを示す。図8(1)は電源の投入
状態を、同(2)は撮影者の動画撮影指示を、同(3)
は高精細画像取得指示を、同(4)はX線曝射状態をそ
れぞれ示す。また、図8(5)〜(8)は、図4で示し
たセンサ領域の駆動状態を示しており、1つのパルスが
フレームF1〜4を取り込むためにセンサを駆動するこ
とを模擬的に示している。T0は25msec、T1は
所定時間間隔、T2は132msecである。
【0061】タイミングは、基本的には図7と同じであ
るが、簡単に説明する。電源投入時には全ての光検出素
子PD(1,1)〜(4096、4096)を基準電位
にリセットする。撮影者からの撮影開始の指示を受ける
と、撮像制御装置24は空読み動作の終了を待ってX線
の被検体50への曝射を開始する。デフォルトでは動画
モードで曝射を始め、本読みを開始する。
るが、簡単に説明する。電源投入時には全ての光検出素
子PD(1,1)〜(4096、4096)を基準電位
にリセットする。撮影者からの撮影開始の指示を受ける
と、撮像制御装置24は空読み動作の終了を待ってX線
の被検体50への曝射を開始する。デフォルトでは動画
モードで曝射を始め、本読みを開始する。
【0062】撮影者が高精細画像の取り込みを指示する
と、その指示タイミングの時に駆動しているフレームF
nの駆動終了を待って、次のフレームFn+1の駆動が
始まるまでの8msecの間に、予め高精細画像用に設
定されたX線量を曝射する。曝射が終了してから、まず
最初に直後のフレーム(ここではF2)を読み込む。こ
れをフレームメモリMa2に取り込むと同時に、簡易画
像処理を施してモニタ30Hに画像表示する。これによ
り、高線量のX線画像を、操作者は総ての画素を取り込
む以前に確認できる。表示と並行して残り3フレームを
メモリMa1〜4に取り込み、1枚の画像に合成してモ
ニタ30Hに出力する。同時に、フレームメモリMb1
〜4に動画を記憶させつつ、モニタ30Mに動画を出力
する。以後、高精細画像取得の指示があるごとに、メモ
リMa1〜4とMb1〜4の用途をトグル状に交互に交
換する。
と、その指示タイミングの時に駆動しているフレームF
nの駆動終了を待って、次のフレームFn+1の駆動が
始まるまでの8msecの間に、予め高精細画像用に設
定されたX線量を曝射する。曝射が終了してから、まず
最初に直後のフレーム(ここではF2)を読み込む。こ
れをフレームメモリMa2に取り込むと同時に、簡易画
像処理を施してモニタ30Hに画像表示する。これによ
り、高線量のX線画像を、操作者は総ての画素を取り込
む以前に確認できる。表示と並行して残り3フレームを
メモリMa1〜4に取り込み、1枚の画像に合成してモ
ニタ30Hに出力する。同時に、フレームメモリMb1
〜4に動画を記憶させつつ、モニタ30Mに動画を出力
する。以後、高精細画像取得の指示があるごとに、メモ
リMa1〜4とMb1〜4の用途をトグル状に交互に交
換する。
【0063】撮影者が動画の撮影を中止したら、再び空
読みを繰り返して光検出器アレー58を待機させる。
読みを繰り返して光検出器アレー58を待機させる。
【0064】図8に示すように駆動した場合、光検出器
アレー58の駆動方法を変えることなく、X線発生装置
の制御を変えるのみで、高精細画像と動画の両方を表示
できる。
アレー58の駆動方法を変えることなく、X線発生装置
の制御を変えるのみで、高精細画像と動画の両方を表示
できる。
【0065】以上の記載では、センサ・エリアの全域を
用いた実施例を説明したが、全てのセンサ・エリアを用
いることは必要条件ではなく、必要なエリアだけの信号
を必要に応じて読みだすように駆動してもよい。
用いた実施例を説明したが、全てのセンサ・エリアを用
いることは必要条件ではなく、必要なエリアだけの信号
を必要に応じて読みだすように駆動してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、飛び越し走査による画素(1/
n)を表示する動画モードと全ての画素を表示する高精
細モードとを有し、そのために、容量1/nのn枚のフ
レームメモリを持ち、そのメモリの出力を選択すること
により、画像取込みと表示の速度の高速化できる。ま
た、動画撮像中にも、高分解能な画像など異なる時間・
空間分解能の画像を任意のタイミングで表示できるよう
になる。
に、本発明によれば、飛び越し走査による画素(1/
n)を表示する動画モードと全ての画素を表示する高精
細モードとを有し、そのために、容量1/nのn枚のフ
レームメモリを持ち、そのメモリの出力を選択すること
により、画像取込みと表示の速度の高速化できる。ま
た、動画撮像中にも、高分解能な画像など異なる時間・
空間分解能の画像を任意のタイミングで表示できるよう
になる。
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図をで
ある。
ある。
【図2】 センサの等価回路図である。
【図3】 光検出器アレー58の構成例である。
【図4】 二次元センサの駆動順序例である。
【図5】 画像処理装置26の構成例の概略構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】 画像処理装置26の別の構成例の概略構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】 光検出器アレー58の駆動タイミングチャー
トである。
トである。
【図8】 光検出器アレー58の別の駆動タイミングチ
ャートである。
ャートである。
10:X線室 12:X線制御室 14:診断室 20:システム制御装置 22:操作者インターフェース 24:撮像制御装置 26:画像処理装置 28:記憶装置 30:モニタディスプレイ 30M:動画表示用モニタ 30H;高精細静止画表示用モニタ 32:表示制御装置 32a,32b:ビデオボード 34:外部記憶装置 36:はLANボード 40:X線発生装置 42:X線管球 44:高圧発生源 46:X線絞り 48:撮影用寝台 50:患者(被検体) 52:X線検出器 54:グリッド 56:シンチレータ 58:光検出器アレー 60:X線露光量モニタ 62:駆動装置 70:画像処理端末 72:映像表示モニタ 74:イメージ・プリンタ 76:ファイルサーバ 80:光検出部 80a:光ダイオード 80b:コンデンサ 82:スイッチング薄膜トランジスタ(TFT) 84:バイアス電源 86:コンデンサ 88:電荷読出し用プリアンプ 90:リセット用スイッチ 91:電池 92:ラインセレクタ 94:アドレスデコーダ 96:スイッチ素子 100:信号読出し回路 102−1〜4096:リセット用スイッチ 104:リセット基準電源 106−1〜4096:プリアンプ 108−1〜4096:サンプルホールド(S/H)回
路 110:アナログ・マルチプレクサ 112:A/D変換器 Lb:バイアス配線 Lc−1〜4096:列信号線 Lr−1〜4096:行選択線 Ma1〜4:フレームメモリ Mb1〜4:フレームメモリ SW(1,1)〜(4096,1):転送用スイッチ
路 110:アナログ・マルチプレクサ 112:A/D変換器 Lb:バイアス配線 Lc−1〜4096:列信号線 Lr−1〜4096:行選択線 Ma1〜4:フレームメモリ Mb1〜4:フレームメモリ SW(1,1)〜(4096,1):転送用スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】 行列に配置された二次元撮像素子からな
る放射線検出手段と、 前記放射線検出手段の二次元撮像素子をn行毎に飛び越
し走査を行なうように駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動によるn系統の各フレーム毎の画素
データを記憶するn系統の記憶手段と、 画像表示手段と、 前記n系統の記憶手段の記憶内容を切り替えて、少なく
とも一部の記憶内容を前記画像表示手段へ出力する表示
データ切替手段とを有することを特徴とする放射線撮像
装置。 - 【請求項2】 前記放射線がX線である請求項1に記載
の放射線撮像装置。 - 【請求項3】 前記二次元撮像素子がアモルファス・シ
リコン・センサからなる請求項1又は2に記載の放射線
撮像装置。 - 【請求項4】 行列形式で配列された放射線二次元固体
撮像素子から画素信号を読み出して表示する方法であっ
て、 n行毎の飛び越し走査を行なって前記撮像素子の画素信
号を読み出す読出しステップと、n行毎に読み出された
画素信号から構成される画像を表示する表示ステップと
を繰り返して実行する動画表示ステップと、 動画表示ステップ中の連続するn枚の画像から1枚の画
像を再構成して表示する高精細画像表示ステップとから
なることを特徴とする放射線撮像素子の駆動方法。 - 【請求項5】 行列形式で配列された放射線二次元固体
撮像素子から画素信号を読み出して表示する方法であっ
て、 n行毎に前記撮像素子の画素信号を読み出す第1の読出
しステップと、 前記n行毎に読み出された画素信号から構成される画像
を表示する第1の表示ステップと、 前記第1の表示ステップと並行して残りの画素信号を読
み出す第2の読出しステップと、 前記第2の読出しステップの終了後に、全画素を用いて
画像を表示する第2の表示ステップとからなることを特
徴とする放射線撮像素子の駆動方法。 - 【請求項6】 前記第2の読出しステップで、残りの画
素をn行の飛び越し走査で読み出す請求項5に記載の放
射線撮像素子の駆動方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314512A JPH10164437A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法 |
| US08/976,233 US6084939A (en) | 1996-11-26 | 1997-11-21 | Image processing apparatus and method |
| DE69732279T DE69732279D1 (de) | 1996-11-26 | 1997-11-24 | Bildverarbeitungsgerät und -verfahren |
| EP97309464A EP0844588B1 (en) | 1996-11-26 | 1997-11-24 | Image processing apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314512A JPH10164437A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164437A true JPH10164437A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18054185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8314512A Pending JPH10164437A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 放射線撮像装置及び放射線撮像素子の駆動方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6084939A (ja) |
| EP (1) | EP0844588B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10164437A (ja) |
| DE (1) | DE69732279D1 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002335446A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
| JP2006026287A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Shimadzu Corp | X線撮影装置 |
| JP2007071735A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Shimadzu Corp | X線検査装置 |
| JP2008228346A (ja) * | 2008-05-23 | 2008-09-25 | Canon Inc | 放射線撮像装置、その駆動方法及び放射線撮像システム |
| JP2010171856A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Canon Inc | 撮像装置 |
| JP2011062530A (ja) * | 2010-10-15 | 2011-03-31 | Canon Inc | 放射線撮像装置及びシステム |
| JP2011249891A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 放射線画像撮影装置および放射線画像処理装置 |
| JP2013009831A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Canon Inc | X線撮影装置 |
Families Citing this family (46)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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