JPH10164754A - 単相変圧器用突入電流防止装置 - Google Patents

単相変圧器用突入電流防止装置

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JPH10164754A
JPH10164754A JP8314898A JP31489896A JPH10164754A JP H10164754 A JPH10164754 A JP H10164754A JP 8314898 A JP8314898 A JP 8314898A JP 31489896 A JP31489896 A JP 31489896A JP H10164754 A JPH10164754 A JP H10164754A
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JP
Japan
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power supply
power
turned
transformer
phase
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Pending
Application number
JP8314898A
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English (en)
Inventor
Takao Kojima
孝男 小島
Kazuhiko Noguchi
一彦 野口
Nobuaki Sato
伸明 佐藤
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Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Toko Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変圧器は、電源を遮断後再投入すると、突入
電流が発生する場合があり、その対策が必要であった。 【解決手段】 変圧器2への電源3の投入・遮断を検出
するとともに、電源3が遮断されたときの電源電圧の位
相角度を検出する。また、変圧器2の一次側電源回路上
に電源3の遮断時にオフされるスイッチング素子9を接
続しておく。変圧器2への電源が遮断されたことが検出
されると、電源遮断時の電源電圧の位相角度が記憶さ
れ、次いで、変圧器2へ電源が再投入されたことが検出
されると、記憶手段に記憶されている前回遮断時の電源
電圧位相角度にもとづき突入電流を小さくする電源投入
タイミングが求められ、そのタイミングに達した時点で
スイッチング素子9をオンして電源を再投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低圧の単相変圧器
への電源投入時に突入電流の発生を防止する単相変圧器
用突入電流防止装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、単相変圧器へ電
源を投入する場合は図4のようにして行われていた。す
なわち、負荷1が接続された変圧器2と商用電源3との
間にスイッチ4を接続しておいて、スイッチ4の操作に
より電源の投入・遮断がなされる。ここで、変圧器2の
励磁電流は、通常、定格電流の2〜5%程度である。と
ころが、電源投入時には、電源電圧の位相によっては定
格電流の数倍から20倍近く流れることがあり、この電
流を励磁突入電流、または単に突入電流と呼んでいる。
以下、この突入電流が発生するメカニズムについて述べ
てみる。変圧器の磁束は電源電圧に対して90度の遅れ
位相を持つ。
【0003】図5は電源電圧と磁束の位相の関係を示し
たものであり、図において、磁束の変化が一番大きい
点、すなわち電源電圧が0ボルトで電源を投入すると、
残留磁束の有無およびその方向によって三つの形態があ
り、磁束変化の大きさの順位は図(a)、(b)、
(c)となる。図(a)の場合、残留磁束が+φRであ
るため、最大磁束は2φm+φRとなる。図(b)の場
合、残留磁束が0であるため、最大磁束は2φmとな
る。図(c)の場合、残留磁束が−φRであるため、最
大磁束は2φm−φRとなる。
【0004】図6は、図5の(a)の場合における、電
源電圧と負荷電流の変化を示すものであり、磁束が最大
値となる電源電圧の位相が180度のゼロクロスとき
に、スイッチ3を開いて電流を遮断し、次に、位相が0
度のゼロクロスときにスイッチ3を閉じて電流を投入し
たものである。このように磁束変化が大きいと、図7の
B−H曲線からもわかるように、鉄心の磁気飽和現象の
ため、投入直後に必要とする励磁電流が急激に大きくな
り、突入電流を発生する。この突入電流は、発生後に急
速に減衰して、定常値に戻る。また、電源電圧が最大値
で投入された場合は、磁束変化は定常状態と同じである
ため、突入電流は生じない。実際は、任意のタイミング
で電源が投入されるため、突入電流の大きさもいろいろ
な値となる。そこで突入電流を抑制する方法として、電
源投入時に直列抵抗を挿入しておいて電源を投入した
り、負荷をかけた状態で電源投入していたが、いずれも
突入電流の発生を完全に防ぐことはできなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、本発明は、変圧器の一次側電源回路上に接続
した電源監視回路が電源の投入・遮断を検出するととも
に、変圧器の一次側電源回路上に接続した位相検出回路
が、電源遮断時の電源電圧の位相角度を検出する。ま
た、変圧器の一次側電源回路上に電源の遮断時にオフさ
れるスイッチング素子を接続しておく。それにより、変
圧器への電源が遮断されたことが検出されると、電源遮
断時の電源電圧の位相角度が記憶され、次いで、変圧器
へ電源が再投入されたことが検出されると、記憶手段に
記憶されている前回遮断時の電源電圧位相角度にもとづ
き突入電流を小さくする電源投入タイミングを求め、そ
のタイミングに達した時点で前記スイッチング素子をオ
ンして電源の再投入をする。それにより、電源の再投入
は、常に突入電流を少なくするタイミングで行われる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の実施形態を示すブロック
図であり、図2は図1の要部を示すブロック図である。
図1において、2は負荷1が接続された単相の変圧器で
あり、その一次側に商用電源3が接続されるとともに、
その接続された電源回路に、メインスイッチ4および対
策装置5が接続されている。対策装置5は図2に示され
るように、電源回路6、遮断位相検出回路7、投入制御
回路8、スイッチング素子9により構成されている。
【0007】スイッチング素子9は、メインスイッチ4
が開操作されて変圧器2への電源が遮断されると同時に
オフされる。また、スイッチング素子9は、メインスイ
ッチ4が閉操作されて電源が再投入されると、投入制御
回路8の指令にもとづき最適な投入位相範囲内のタイミ
ングでオンされる。遮断位相検出回路7は、メインスイ
ッチ4が閉操作されて電源が投入されている間、電源電
圧の波長に比べて充分に短い間隔で、電源電圧をサンプ
リングし、その電圧値をA/D変換して投入制御回路8
へ送る。この実施形態ではサンプリングの周期を0.5
msとした。
【0008】ここで、電気設備の保守点検等のため、メ
インスイッチ4が開操作されて、変圧器2へ供給してい
た電源が遮断されると、同時に電源回路6および遮断位
相検出回路7が停止するとともに、スイッチング素子9
がオフ状態となる。このとき、投入制御回路8は、開操
作される以前の少なくとも1サイクル以上の区間の電源
電圧値の変化パターンあるいは最大値・最小値より遮断
時点の位相を算出して記憶する。次に、保守点検等が終
了して、メインスイッチ4が閉操作されて、変圧器2へ
電源が再投入されると、電源回路6および遮断位相検出
回路7は動作状態となる。
【0009】この時点では、スイッチング素子9はまだ
オフの状態である。次に、動作を開始した遮断位相検出
回路7からは、サンプリングした電源電圧値がA/D変
換されて投入制御回路8へ送られる。次いで、投入制御
回路8では、記憶されている遮断以前の電圧位相データ
と再投入後に新たに入力された電圧値とから、スイッチ
ング素子9をオンにして変圧器2へ電源を再投入する最
適な位相タイミングを求め、そのタイミングに達する
と、スイッチング素子9をオンにする。
【0010】ここで、投入制御回路8が算出する最適な
位相タイミングとは、例えば、遮断された時点の位相
に、投入するときの位相を一致させることであり、位相
の一致により、残留磁束の影響がなくなり突入電流の発
生が防がれる。図3は、この実施形態における制御結果
の一例を示すもであり、電源電圧が0ボルトで残留磁束
が最大のときに遮断された場合、同一位相で電源が投入
されることにより、電源電圧および電流が遮断前と再投
入後が連続する正弦波を形成して、定常状態と同じく突
入電流の発生が防止される。また、換言すると、再投入
時に、遮断以前の磁束密度に対して反対の極性の磁束が
発生するように電圧を印加するので、遮断以前の残留磁
束密度にさらに磁束密度が加算されるように電圧が印加
されることはない。
【0011】これらの投入制御回路8およびスイッチン
グ素子9の動作は、大がかりな設備や機器を用いること
なく、マイクロコンピュータと比較的簡単な論理回路に
より構成することができる。なお、この実施形態では、
図3に示すように、遮断時と再投入時の電源電圧を完全
に一致させるものとしたため、メインスイッチ4が閉操
作されてから、スイッチング素子9がオンされるまでの
待ち時間が、最大で1サイクル分になることがあった。
しかしながら遮断時の位相によっては完全に一致させな
くてもよい場合があるため、遮断時の位相に応じて、残
留磁束の影響を少なくする最も早い位相タイミングでス
イッチング素子9をオンすることも可能である。
【0012】これらのことから本発明の実施形態では、
電圧が最適投入位置範囲内でスイッチング素子をオンす
ることができる。また、スイッチング素子がオンされて
変圧器に電源電圧が再投入された瞬間に、演算誤差、あ
るいは開閉に要する機構的な時間遅れを伴う場合もあ
り、また残留磁束の大きさによっては突入電流の発生を
完全に防ぐことができない場合もあるが、それでも実害
が発生しない程度の突入電流に抑えることができる。と
くに、この実施形態を、低圧電源回路に用いると、電源
再投入に伴うブレーカの誤動作およびフューズの溶断を
防止することに有効である。また、高圧電源回路に用い
ると、電源再投入に伴うリレーの誤動作およびトランス
の劣化を防止することに有効である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、変圧
器への電源が遮断されたことが検出されると、電源遮断
時の電源電圧の位相角度が記憶され、次いで、変圧器へ
電源が再投入されたことが検出されると、記憶手段に記
憶されている前回遮断時の電源電圧位相角度にもとづき
突入電流を小さくする電源投入タイミングが求められ、
そのタイミングに達した時点でスイッチング素子がオン
されて電源の再投入がなされる。それにより、電源の再
投入は、常に突入電流を少なくするタイミングで行われ
て、電源再投入時の突入電流の発生を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の要部を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の動作例を示す説明図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例における電源電圧と磁束の位相の関係を
示した図である。
【図6】図5の場合における電源電圧と負荷電流の変化
を示した図である。
【図7】図5の場合におけるB−H曲線を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 負荷 2 変圧器 3 商用電源 4 メインスイッチ 5 対策装置 6 電源回路 7 遮断位相検出回路 8 投入制御回路 9 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02H 7/04 H02H 7/04 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器の一次側電源回路上に接続されて
    電源の投入・遮断を検出する電源監視回路と、 変圧器の一次側電源回路上に接続されて電源が遮断され
    たときの電源電圧の位相角度を検出する位相検出回路
    と、 変圧器の一次側電源回路上に接続されて電源の遮断時に
    オフされるスイッチング素子と、 変圧器への電源が遮断されたことが検出されると、電源
    遮断時の電源電圧の位相角度を記憶しておく記憶手段
    と、 変圧器へ電源が再投入されたことが検出されると、記憶
    手段に記憶されている前回遮断時の電源電圧位相角度に
    もとづき突入電流を小さくする電源投入タイミングを求
    め、そのタイミングに達した時点で前記スイッチング素
    子をオンする投入タイミング制御手段と、 を備えたことを特徴とする単相変圧器用突入電流防止装
    置。
JP8314898A 1996-11-26 1996-11-26 単相変圧器用突入電流防止装置 Pending JPH10164754A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336712A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Chugoku Electric Power Co Inc:The 励磁突入電流制御機能内蔵ディジタル保護リレー装置
JP2009176263A (ja) * 2007-12-26 2009-08-06 Nippon Makisen Kogyo Kk 電源装置及び電源装置におけるタイミング制御回路
US9906074B2 (en) 2011-09-13 2018-02-27 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Power supply system
WO2019093100A1 (ja) * 2017-11-10 2019-05-16 株式会社興電舎 励磁突入電流抑制装置

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Effective date: 20020903