JPH10164805A - 電機子の製造方法 - Google Patents
電機子の製造方法Info
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- JPH10164805A JPH10164805A JP8314726A JP31472696A JPH10164805A JP H10164805 A JPH10164805 A JP H10164805A JP 8314726 A JP8314726 A JP 8314726A JP 31472696 A JP31472696 A JP 31472696A JP H10164805 A JPH10164805 A JP H10164805A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、電機子の製造の自動化が容易
な電機子の製造方法を提供することにある。 【解決手段】1本の線からなるコイル10を、円環状に
巻方向が互いに逆になるように、上下に2分割された巻
枠20A,20Bに巻回して2つのコイル部材30A,
30Bを形成する。これらのコイル部材は、径方向に成
形されて、凹凸部を有する2つの成形コイル40A,4
0Bを形成する。さらに、成形コイル40A,40Bに
成形した後、上下に2分割された巻枠20A,20Bの
一方を他方に対して回転させることにより、成形コイル
40A,40Bの凹部と凸部が各々対向するように重ね
合わせてステータコイル50を形成する。ステ−タコイ
ル50を、ステ−タコア70の複数のスロット72に各
々挿入することにより、電機子が製造される。
な電機子の製造方法を提供することにある。 【解決手段】1本の線からなるコイル10を、円環状に
巻方向が互いに逆になるように、上下に2分割された巻
枠20A,20Bに巻回して2つのコイル部材30A,
30Bを形成する。これらのコイル部材は、径方向に成
形されて、凹凸部を有する2つの成形コイル40A,4
0Bを形成する。さらに、成形コイル40A,40Bに
成形した後、上下に2分割された巻枠20A,20Bの
一方を他方に対して回転させることにより、成形コイル
40A,40Bの凹部と凸部が各々対向するように重ね
合わせてステータコイル50を形成する。ステ−タコイ
ル50を、ステ−タコア70の複数のスロット72に各
々挿入することにより、電機子が製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電機子の製造方法
に係り、特に、車両用交流発電機に使用するに好適な電
機子の製造方法に関する。
に係り、特に、車両用交流発電機に使用するに好適な電
機子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用交流発電機としては、小型軽量な
ものが求められている。車両用交流発電機を小型軽量化
するためには、その構成要件の一つである電機子を小型
軽量化する必要がある。電機子の小型軽量化のために
は、電機子のスロットに挿入される成形コイルの占積率
を向上する必要がある。占積率が低い場合には、同じ出
力を得るため、成形コイルの巻数を多くする必要があ
り、結果として、電機子が大型化せざるを得ないからで
ある。
ものが求められている。車両用交流発電機を小型軽量化
するためには、その構成要件の一つである電機子を小型
軽量化する必要がある。電機子の小型軽量化のために
は、電機子のスロットに挿入される成形コイルの占積率
を向上する必要がある。占積率が低い場合には、同じ出
力を得るため、成形コイルの巻数を多くする必要があ
り、結果として、電機子が大型化せざるを得ないからで
ある。
【0003】従来の電機子の占積率を高める方法として
は、例えば、特公平4−42899号公報に記載されて
いるように、コイル部材を形成するために成形したコイ
ルを2分割し、さらに、片方のコイルを反転させた上
で、他方のコイルに重ね合わせて成形コイルを形成し、
この成形コイルをステータのスロットに挿入する方法が
知られている。
は、例えば、特公平4−42899号公報に記載されて
いるように、コイル部材を形成するために成形したコイ
ルを2分割し、さらに、片方のコイルを反転させた上
で、他方のコイルに重ね合わせて成形コイルを形成し、
この成形コイルをステータのスロットに挿入する方法が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法では、コイル部材を形成するために成形した
コイルを2分割し、さらに、片方のコイルを反転させた
上で、他方のコイルに重ね合わせて成形コイルを形成す
るため、コイルを反転させる際に、コイルの形状が不安
定になり、その結果として、電機子の製造の自動化が困
難であるという問題点があった。
従来の方法では、コイル部材を形成するために成形した
コイルを2分割し、さらに、片方のコイルを反転させた
上で、他方のコイルに重ね合わせて成形コイルを形成す
るため、コイルを反転させる際に、コイルの形状が不安
定になり、その結果として、電機子の製造の自動化が困
難であるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、電機子の製造の自動化が
容易な電機子の製造方法を提供することにある。
容易な電機子の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、1本の線からなるコイルを、円環状に巻
方向が互いに逆になるように巻回して2つのコイル部材
を形成し、これらのコイル部材を径方向に成形して、凹
凸部を有する2つの成形コイルを形成し、それぞれの成
形コイルの凹部と凸部が各々対向するように重ね合わせ
て得られるステ−タコイルを、ステ−タコアの複数のス
ロットに各々挿入するようにしたものであり、かかる方
法により、電機子の製造の自動化を容易に行い得るもの
となる。
に、本発明は、1本の線からなるコイルを、円環状に巻
方向が互いに逆になるように巻回して2つのコイル部材
を形成し、これらのコイル部材を径方向に成形して、凹
凸部を有する2つの成形コイルを形成し、それぞれの成
形コイルの凹部と凸部が各々対向するように重ね合わせ
て得られるステ−タコイルを、ステ−タコアの複数のス
ロットに各々挿入するようにしたものであり、かかる方
法により、電機子の製造の自動化を容易に行い得るもの
となる。
【0007】上記電機子の製造方法において、好ましく
は、上記2つのコイル部材は、上下に2分割された巻枠
に、1本の線からなるコイルを、円環状に巻方向が互い
に逆になるように巻回して形成し、上記成形コイルに成
形した後、上記上下に2分割された巻枠の一方を他方に
対して回転させることにより、それぞれの成形コイルの
凹部と凸部が各々対向するように重ね合わせるようにし
たものである。
は、上記2つのコイル部材は、上下に2分割された巻枠
に、1本の線からなるコイルを、円環状に巻方向が互い
に逆になるように巻回して形成し、上記成形コイルに成
形した後、上記上下に2分割された巻枠の一方を他方に
対して回転させることにより、それぞれの成形コイルの
凹部と凸部が各々対向するように重ね合わせるようにし
たものである。
【0008】上記電機子の製造方法において、好ましく
は、上記2つの成形コイルは、上下に2分割された雇に
搭載され、上記上下に2分割された雇の一方を他方に対
して回転させることにより、それぞれの成形コイルの凹
部と凸部が各々対向するように重ね合わせるようにした
ものである。
は、上記2つの成形コイルは、上下に2分割された雇に
搭載され、上記上下に2分割された雇の一方を他方に対
して回転させることにより、それぞれの成形コイルの凹
部と凸部が各々対向するように重ね合わせるようにした
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜6を用いて、本発明
の一実施形態による電機子の製造方法について説明す
る。最初に、図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態
による電機子の製造方法の内のステータコイルの製造工
程について説明する。図1は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第1の製造
工程の説明図であり、図2は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第2の製造
工程の説明図であり、図3は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第3の製造
工程の説明図であり、図4は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第4の製造
工程の説明図である。
の一実施形態による電機子の製造方法について説明す
る。最初に、図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態
による電機子の製造方法の内のステータコイルの製造工
程について説明する。図1は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第1の製造
工程の説明図であり、図2は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第2の製造
工程の説明図であり、図3は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第3の製造
工程の説明図であり、図4は、本発明の一実施形態によ
る電機子の製造方法の内のステータコイルの第4の製造
工程の説明図である。
【0010】図1において、1本の線からなるコイル1
0は、巻枠20に巻回される。巻枠20は、6個の巻枠
から構成されている。後述するように、電機子のステー
タコアに形成されているスロットの総数が、36個であ
り、3相の回転電機の場合、巻枠20の個数は、6個と
している。それぞれの巻枠20は、上側巻枠20Aと下
側巻枠20Bに分割されている。上側巻枠20A及び下
側巻枠20Bは、径方向(図中の矢印R1方向)に移動
可能である。径方向の移動については、図2を用いて後
述する。
0は、巻枠20に巻回される。巻枠20は、6個の巻枠
から構成されている。後述するように、電機子のステー
タコアに形成されているスロットの総数が、36個であ
り、3相の回転電機の場合、巻枠20の個数は、6個と
している。それぞれの巻枠20は、上側巻枠20Aと下
側巻枠20Bに分割されている。上側巻枠20A及び下
側巻枠20Bは、径方向(図中の矢印R1方向)に移動
可能である。径方向の移動については、図2を用いて後
述する。
【0011】また、上側巻枠20Aは、下側巻枠20B
に対して、円周方向(図中の矢印R2方向)に回転可能
である。なお、上側巻枠20Aが反時計廻りに回転し、
下側巻枠20Bが時計廻りに回転するように、相互に回
転可能なものであってもよいものである。円周方向の回
転については、図3を用いて後述する。
に対して、円周方向(図中の矢印R2方向)に回転可能
である。なお、上側巻枠20Aが反時計廻りに回転し、
下側巻枠20Bが時計廻りに回転するように、相互に回
転可能なものであってもよいものである。円周方向の回
転については、図3を用いて後述する。
【0012】さらに、上側巻枠20Aは、下側巻枠20
Bに対して、軸方向(図中の矢印R3方向)に移動可能
であり、上側巻枠20Aは、下側巻枠20Bの側面位置
に移動可能である。この側面位置への移動については、
図3を用いて、後述する。
Bに対して、軸方向(図中の矢印R3方向)に移動可能
であり、上側巻枠20Aは、下側巻枠20Bの側面位置
に移動可能である。この側面位置への移動については、
図3を用いて、後述する。
【0013】最初に、コイル10は、下側巻枠20Bに
対して、時計方向に自動的に巻回されるて、コイル部材
30Bが形成される。一相分のコイルの必要巻数をnと
するとき、下側巻枠20Bには、巻数がn/2になるま
で巻回される。
対して、時計方向に自動的に巻回されるて、コイル部材
30Bが形成される。一相分のコイルの必要巻数をnと
するとき、下側巻枠20Bには、巻数がn/2になるま
で巻回される。
【0014】次に、コイル10は、巻回の方向を逆にし
て、上側巻枠20Aに対して、残りの巻数であるn/2
回だけ巻回されて、コイル部材30Aが形成される。円
環状に互いに逆方向に巻回されたコイル部材30Aとコ
イル部材30Bによって、一相分のコイル部材30が形
成される。
て、上側巻枠20Aに対して、残りの巻数であるn/2
回だけ巻回されて、コイル部材30Aが形成される。円
環状に互いに逆方向に巻回されたコイル部材30Aとコ
イル部材30Bによって、一相分のコイル部材30が形
成される。
【0015】図2は、図示しない成形機によって成形さ
れた成形コイルを示している。図1に示したコイル部材
30A,30Bの隣接する巻枠20の間の部分を、図示
されていない成形機を用いて、中心方向に押し込む。こ
の成形機の動作に伴い、6個の巻枠20は、図1に示し
た径方向(矢印R1方向)に移動する。巻枠20に係合
している部分は、凸部として残り、図示しない成形機に
よって径方向に押し込まれた部分は、凹部となり、図示
するように、円環状でかつ径方向に凹凸部を有する形状
の成形コイル40A,40Bに成形される。
れた成形コイルを示している。図1に示したコイル部材
30A,30Bの隣接する巻枠20の間の部分を、図示
されていない成形機を用いて、中心方向に押し込む。こ
の成形機の動作に伴い、6個の巻枠20は、図1に示し
た径方向(矢印R1方向)に移動する。巻枠20に係合
している部分は、凸部として残り、図示しない成形機に
よって径方向に押し込まれた部分は、凹部となり、図示
するように、円環状でかつ径方向に凹凸部を有する形状
の成形コイル40A,40Bに成形される。
【0016】図3は、ステータコイルを示している。図
2に示す状態から、上側巻枠20Aを、下側巻枠20B
に対して、円周方向(矢印R2方向)に回転する。回転
角度は、30゜である。即ち、成形コイル40A,40
Bは、等間隔に配置された6個の凸部と6個の凹部を有
しており、隣合う凸部のなす角度は、60゜である。こ
こでは、下側の成形コイル40Bの凸部と凸部の間に、
上側の成形コイル40Aの凸部を位置付けるようにする
ため、回転角度は30゜となる。
2に示す状態から、上側巻枠20Aを、下側巻枠20B
に対して、円周方向(矢印R2方向)に回転する。回転
角度は、30゜である。即ち、成形コイル40A,40
Bは、等間隔に配置された6個の凸部と6個の凹部を有
しており、隣合う凸部のなす角度は、60゜である。こ
こでは、下側の成形コイル40Bの凸部と凸部の間に、
上側の成形コイル40Aの凸部を位置付けるようにする
ため、回転角度は30゜となる。
【0017】さらに、上側巻枠20Aを、下側巻枠20
Bに対して、軸方向(図1の矢印R3方向)に移動可能
することにより、上側巻枠20Aは、下側巻枠20Bの
側面位置に移動できる。
Bに対して、軸方向(図1の矢印R3方向)に移動可能
することにより、上側巻枠20Aは、下側巻枠20Bの
側面位置に移動できる。
【0018】以上説明したような上側巻枠20Aの回転
と移動により、上側の成形コイル40Aの凸部と下側の
成形コイル40Bの凹部が対向し、また、上側の成形コ
イル40Aの凹部と下側の成形コイル40Bの凸部が対
向して、重ね合わせられたステータコイル50が形成さ
れる。
と移動により、上側の成形コイル40Aの凸部と下側の
成形コイル40Bの凹部が対向し、また、上側の成形コ
イル40Aの凹部と下側の成形コイル40Bの凸部が対
向して、重ね合わせられたステータコイル50が形成さ
れる。
【0019】次に、図4に示すように、ステータコイル
50は、雇60に搭載される。雇60は、12本のスリ
ットを有する形状となっている。図3に示した上側の成
形コイル40Aと下側の成形コイル40Bが対向して重
ね合わせられたステータコイル50の対向部分が、雇6
0に形成されたスリットの間に挿入することにより、ス
テータコイル50は、雇60に搭載される。その後、巻
枠20A,20Bは、取り外される。
50は、雇60に搭載される。雇60は、12本のスリ
ットを有する形状となっている。図3に示した上側の成
形コイル40Aと下側の成形コイル40Bが対向して重
ね合わせられたステータコイル50の対向部分が、雇6
0に形成されたスリットの間に挿入することにより、ス
テータコイル50は、雇60に搭載される。その後、巻
枠20A,20Bは、取り外される。
【0020】次に、図5を用いて、図1〜図4に示した
工程で製造されたステータコイルが挿入されるステータ
コアの形状について説明する。図5は、本発明の一実施
形態による電機子の製造方法によって製造される電機子
のステータコアの部分斜視図である。
工程で製造されたステータコイルが挿入されるステータ
コアの形状について説明する。図5は、本発明の一実施
形態による電機子の製造方法によって製造される電機子
のステータコアの部分斜視図である。
【0021】図5に示すステータコア70は、全体の約
1/4の部分を示している。ステータコアの全体形状
は、円環状である。ステータコア70の内周面には、軸
方向に延在する複数個のスロット72が形成されてい
る。ステータコア70の全周には、36個のスロット7
2が形成されているものとする。
1/4の部分を示している。ステータコアの全体形状
は、円環状である。ステータコア70の内周面には、軸
方向に延在する複数個のスロット72が形成されてい
る。ステータコア70の全周には、36個のスロット7
2が形成されているものとする。
【0022】図4に示したように、雇60に搭載された
ステータコイル50は、図5に示した円環状のステータ
コア70の内部に挿入される。その後、雇60の内側か
ら円柱状の治具を挿入して、雇60の内側に突出してい
るステータコア70を上方に突き上げることにより、ス
テータコイル50は、ステータコア70の各スロットに
順次挿入される。ここでは、図1〜図4において説明し
たステータコイルは、1相分のコイルであり、3相の回
転電機とすると、ステータコイル50は、ステータコア
70の2つ置きのスロット72に順次挿入される。この
状態について、図6を用いて説明する。
ステータコイル50は、図5に示した円環状のステータ
コア70の内部に挿入される。その後、雇60の内側か
ら円柱状の治具を挿入して、雇60の内側に突出してい
るステータコア70を上方に突き上げることにより、ス
テータコイル50は、ステータコア70の各スロットに
順次挿入される。ここでは、図1〜図4において説明し
たステータコイルは、1相分のコイルであり、3相の回
転電機とすると、ステータコイル50は、ステータコア
70の2つ置きのスロット72に順次挿入される。この
状態について、図6を用いて説明する。
【0023】次に、図6を用いて、ステ−タコイル50
をステ−タコア70の各スロット72に挿入したステ−
タアッセンブリについて説明する。図6は、本発明の一
実施形態による電機子の製造方法によって製造されるス
テータアッセンブリの部分展開平面図である。
をステ−タコア70の各スロット72に挿入したステ−
タアッセンブリについて説明する。図6は、本発明の一
実施形態による電機子の製造方法によって製造されるス
テータアッセンブリの部分展開平面図である。
【0024】図において、スロット72は、例えば、ス
ロット72−1,72−2,72−3,72−4,72
−5,72−6,72−7,72−8から構成されてい
ると、U相用のステータコイル50Uは、2つ置きのス
ロット72−3,72−6に挿入される。
ロット72−1,72−2,72−3,72−4,72
−5,72−6,72−7,72−8から構成されてい
ると、U相用のステータコイル50Uは、2つ置きのス
ロット72−3,72−6に挿入される。
【0025】V相用のステータコイル50V及びW相用
のステータコイル50Wもそれぞれ、図1〜図4に示し
た工程を経て製造される。V相用のステータコイル50
Vは、2つ置きのスロット72−2,72−5,72−
8に挿入され、W相用のステータコイル50Wは、2つ
置きのスロット72−1,72−4,72−7に挿入さ
れる。
のステータコイル50Wもそれぞれ、図1〜図4に示し
た工程を経て製造される。V相用のステータコイル50
Vは、2つ置きのスロット72−2,72−5,72−
8に挿入され、W相用のステータコイル50Wは、2つ
置きのスロット72−1,72−4,72−7に挿入さ
れる。
【0026】3相分のステータコイル50U,50V,
50Wを、それぞれ、ステータコア70のスロット72
に挿入することにより、ステ−タアッセンブリが形成さ
れる。
50Wを、それぞれ、ステータコア70のスロット72
に挿入することにより、ステ−タアッセンブリが形成さ
れる。
【0027】以上説明したように、本実施形態において
は、上下に2分割された巻枠を使用し、1本のコイル
を、上側の巻枠と下側の巻枠では、巻く方向を逆にして
巻回し、その後、上側の巻枠で成形された成形コイルを
回転させ、さらに、重ね合わせてステータコイルを製造
するようにしているため、電機子の製造の自動化が容易
に行えるものとなる。即ち、本実施形態における方法で
は、従来のように、分割したコイルを反転させるという
工程がないため、自動化が容易に行えるものである。
は、上下に2分割された巻枠を使用し、1本のコイル
を、上側の巻枠と下側の巻枠では、巻く方向を逆にして
巻回し、その後、上側の巻枠で成形された成形コイルを
回転させ、さらに、重ね合わせてステータコイルを製造
するようにしているため、電機子の製造の自動化が容易
に行えるものとなる。即ち、本実施形態における方法で
は、従来のように、分割したコイルを反転させるという
工程がないため、自動化が容易に行えるものである。
【0028】次に、図7〜図9を用いて、本発明の他の
実施形態による電機子の製造方法について説明する。図
7は、本発明の他の実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第1の製造工程の説明図であり、
図8は、本発明の他の実施形態による電機子の製造方法
の内のステータコイルの第2の製造工程の説明図であ
り、図9は、本発明の他の実施形態による電機子の製造
方法の内のステータコイルの第3の製造工程の説明図で
ある。
実施形態による電機子の製造方法について説明する。図
7は、本発明の他の実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第1の製造工程の説明図であり、
図8は、本発明の他の実施形態による電機子の製造方法
の内のステータコイルの第2の製造工程の説明図であ
り、図9は、本発明の他の実施形態による電機子の製造
方法の内のステータコイルの第3の製造工程の説明図で
ある。
【0029】図7において、1本の線からなるコイル1
0は、巻枠20に巻回される。巻枠20は、6個の巻枠
から構成されている。巻枠20は、図1において説明し
たものとは異なり、上下に分割されていないものであ
る。電機子のステータコアに形成されているスロットの
総数が、36個であり、3相の回転電機の場合、巻枠2
0の個数は、6個としている。上側巻枠20A及び下側
巻枠20Bは、径方向(図中の矢印R1方向)に移動可
能である。
0は、巻枠20に巻回される。巻枠20は、6個の巻枠
から構成されている。巻枠20は、図1において説明し
たものとは異なり、上下に分割されていないものであ
る。電機子のステータコアに形成されているスロットの
総数が、36個であり、3相の回転電機の場合、巻枠2
0の個数は、6個としている。上側巻枠20A及び下側
巻枠20Bは、径方向(図中の矢印R1方向)に移動可
能である。
【0030】最初に、コイル10は、下側巻枠20Bに
対して、時計方向に自動的に巻回されるて、コイル部材
30Bが形成される。一相分のコイルの必要巻数をnと
するとき、下側巻枠20Bには、巻数がn/2になるま
で巻回される。
対して、時計方向に自動的に巻回されるて、コイル部材
30Bが形成される。一相分のコイルの必要巻数をnと
するとき、下側巻枠20Bには、巻数がn/2になるま
で巻回される。
【0031】次に、コイル10は、巻回の方向を逆にし
て、上側巻枠20Aに対して、残りの巻数であるn/2
回だけ巻回されて、コイル部材30Aが形成される。円
環状に互いに逆方向に巻回されたコイル部材30Aとコ
イル部材30Bによって、一相分のコイル部材30が形
成される。
て、上側巻枠20Aに対して、残りの巻数であるn/2
回だけ巻回されて、コイル部材30Aが形成される。円
環状に互いに逆方向に巻回されたコイル部材30Aとコ
イル部材30Bによって、一相分のコイル部材30が形
成される。
【0032】図8は、図示しない成形機によって成形さ
れた成形コイルを示している。図7に示したコイル部材
30A,30Bの隣接する巻枠20の間の部分を、図示
されていない成形機を用いて、中心方向に押し込む。こ
の成形機の動作に伴い、6個の巻枠20は、図7に示し
た径方向(矢印R1方向)に移動する。巻枠20に係合
している部分は、凸部として残り、図示しない成形機に
よって径方向に押し込まれた部分は、凹部となり、図示
するように、円環状でかつ径方向に凹凸部を有する形状
の成形コイル40A,40Bに成形される。
れた成形コイルを示している。図7に示したコイル部材
30A,30Bの隣接する巻枠20の間の部分を、図示
されていない成形機を用いて、中心方向に押し込む。こ
の成形機の動作に伴い、6個の巻枠20は、図7に示し
た径方向(矢印R1方向)に移動する。巻枠20に係合
している部分は、凸部として残り、図示しない成形機に
よって径方向に押し込まれた部分は、凹部となり、図示
するように、円環状でかつ径方向に凹凸部を有する形状
の成形コイル40A,40Bに成形される。
【0033】次に、図9に示すように、成形コイル40
A,40Bは、雇60に搭載される。雇60は、円柱を
12個に分割された形状を有している。また、雇60
は、上側雇60Aと下側雇60Bのように、上下に2分
割されている。上側雇60Aは、下側雇60Bに対し
て、円周方向(図中の矢印R2方向)に回転可能であ
る。なお、上側雇60Aが反時計廻りに回転し、下側雇
60Bが時計廻りに回転するように、相互に回転可能な
ものであってもよいものである。
A,40Bは、雇60に搭載される。雇60は、円柱を
12個に分割された形状を有している。また、雇60
は、上側雇60Aと下側雇60Bのように、上下に2分
割されている。上側雇60Aは、下側雇60Bに対し
て、円周方向(図中の矢印R2方向)に回転可能であ
る。なお、上側雇60Aが反時計廻りに回転し、下側雇
60Bが時計廻りに回転するように、相互に回転可能な
ものであってもよいものである。
【0034】次に、図9に示すように、ステータコイル
50は、雇60に搭載される。雇60は、12本のスリ
ットを有する形状となっている。図8に示した上側の成
形コイル40Aと下側の成形コイル40Bが対向して重
ね合わせられたステータコイル50の対向部分が、雇6
0に形成されたスリットの間に挿入することにより、成
形コイル40Aは、上側雇60Aに搭載され、成形コイ
ル40Bは、下側雇60Bに搭載される。その後、巻枠
20は、取り外される。
50は、雇60に搭載される。雇60は、12本のスリ
ットを有する形状となっている。図8に示した上側の成
形コイル40Aと下側の成形コイル40Bが対向して重
ね合わせられたステータコイル50の対向部分が、雇6
0に形成されたスリットの間に挿入することにより、成
形コイル40Aは、上側雇60Aに搭載され、成形コイ
ル40Bは、下側雇60Bに搭載される。その後、巻枠
20は、取り外される。
【0035】図9に示す状態から、上側雇60Aを、下
側雇60Bに対して、円周方向(矢印R2方向)に回転
する。回転角度は、30゜である。ここでは、下側の成
形コイル40Bの凸部と凸部の間に、上側の成形コイル
40Aの凸部を位置付けるようにするため、回転角度は
30゜となる。
側雇60Bに対して、円周方向(矢印R2方向)に回転
する。回転角度は、30゜である。ここでは、下側の成
形コイル40Bの凸部と凸部の間に、上側の成形コイル
40Aの凸部を位置付けるようにするため、回転角度は
30゜となる。
【0036】以上説明したような上側雇60Aの回転に
より、上側の成形コイル40Aの凸部と下側の成形コイ
ル40Bの凹部が対向し、また、上側の成形コイル40
Aの凹部と下側の成形コイル40Bの凸部が対向して、
重ね合わせられたステータコイルが形成される。
より、上側の成形コイル40Aの凸部と下側の成形コイ
ル40Bの凹部が対向し、また、上側の成形コイル40
Aの凹部と下側の成形コイル40Bの凸部が対向して、
重ね合わせられたステータコイルが形成される。
【0037】図9に示したように、雇60に搭載された
ステータコイルは、図5に示した円環状のステータコア
70の内部に挿入される。その後、雇60の内側から円
柱状の治具を挿入して、雇60の内側に突出しているス
テータコア70を上方に突き上げることにより、コイル
は重ね合わせられ、ステータコイルは、ステータコア7
0の各スロットに順次挿入される。ここでは、図7〜図
9において説明したステータコイルは、1相分のコイル
であり、3相の回転電機とすると、ステータコイルは、
ステータコア70の2つ置きのスロット72に順次挿入
される。
ステータコイルは、図5に示した円環状のステータコア
70の内部に挿入される。その後、雇60の内側から円
柱状の治具を挿入して、雇60の内側に突出しているス
テータコア70を上方に突き上げることにより、コイル
は重ね合わせられ、ステータコイルは、ステータコア7
0の各スロットに順次挿入される。ここでは、図7〜図
9において説明したステータコイルは、1相分のコイル
であり、3相の回転電機とすると、ステータコイルは、
ステータコア70の2つ置きのスロット72に順次挿入
される。
【0038】図6に示したように、3相分のステータコ
イル50U,50V,50Wを、それぞれ、ステータコ
ア70のスロット72に挿入することにより、ステ−タ
アッセンブリが形成される。
イル50U,50V,50Wを、それぞれ、ステータコ
ア70のスロット72に挿入することにより、ステ−タ
アッセンブリが形成される。
【0039】以上説明したように、本実施形態において
は、1本のコイルを、巻枠に対して、巻く方向を逆にし
て巻回し、その後、上下に2分割された雇に成形コイル
を搭載して、上側雇を回転させることによって、上側の
成形コイルを回転させてステータコイルを製造するよう
にしているため、電機子の製造の自動化が容易に行える
ものとなる。
は、1本のコイルを、巻枠に対して、巻く方向を逆にし
て巻回し、その後、上下に2分割された雇に成形コイル
を搭載して、上側雇を回転させることによって、上側の
成形コイルを回転させてステータコイルを製造するよう
にしているため、電機子の製造の自動化が容易に行える
ものとなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電機子の製造の自動化が容易に行えるものとなる。即
ち、円環状に巻方向が互いに逆になるように巻かれた1
本の線からなる2つのコイル部材の径方向に凹凸部を形
成し、それぞれのコイル部材の凹部と凸部が各々対向す
るように重ね合わせてステ−タコイルを形成し、ステ−
タコアのスロットに各々挿入するので、成形したコイル
を分割したり、反転させたりすることなくコイル部材を
形成するため、自動化が容易になる。
電機子の製造の自動化が容易に行えるものとなる。即
ち、円環状に巻方向が互いに逆になるように巻かれた1
本の線からなる2つのコイル部材の径方向に凹凸部を形
成し、それぞれのコイル部材の凹部と凸部が各々対向す
るように重ね合わせてステ−タコイルを形成し、ステ−
タコアのスロットに各々挿入するので、成形したコイル
を分割したり、反転させたりすることなくコイル部材を
形成するため、自動化が容易になる。
【図1】本発明の一実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第1の製造工程の説明図である。
内のステータコイルの第1の製造工程の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第2の製造工程の説明図である。
内のステータコイルの第2の製造工程の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第3の製造工程の説明図である。
内のステータコイルの第3の製造工程の説明図である。
【図4】本発明の一実施形態による電機子の製造方法の
内のステータコイルの第4の製造工程の説明図である。
内のステータコイルの第4の製造工程の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による電機子の製造方法に
よって製造される電機子のステータコアの部分斜視図で
ある。
よって製造される電機子のステータコアの部分斜視図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態による電機子の製造方法に
よって製造されるステータアッセンブリの部分展開平面
図である。
よって製造されるステータアッセンブリの部分展開平面
図である。
【図7】本発明の他の実施形態による電機子の製造方法
の内のステータコイルの第1の製造工程の説明図であ
る。
の内のステータコイルの第1の製造工程の説明図であ
る。
【図8】本発明の他の実施形態による電機子の製造方法
の内のステータコイルの第2の製造工程の説明図であ
る。
の内のステータコイルの第2の製造工程の説明図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態による電機子の製造方法
の内のステータコイルの第3の製造工程の説明図であ
る。
の内のステータコイルの第3の製造工程の説明図であ
る。
10…コイル 20…巻枠 30…コイル部材 40…成形コイル 50…ステ−タコイル 60…雇 70…ステ−タコア 72…スロット
Claims (3)
- 【請求項1】 1本の線からなるコイルを、円環状に巻
方向が互いに逆になるように巻回して2つのコイル部材
を形成し、 これらのコイル部材を径方向に成形して、凹凸部を有す
る2つの成形コイルを形成し、 それぞれの成形コイルの凹部と凸部が各々対向するよう
に重ね合わせて得られるステ−タコイルを、ステ−タコ
アの複数のスロットに各々挿入することを特徴とする電
機子の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電機子の製造方法におい
て、 上記2つのコイル部材は、上下に2分割された巻枠に、
1本の線からなるコイルを、円環状に巻方向が互いに逆
になるように巻回して形成し、 上記成形コイルに成形した後、上記上下に2分割された
巻枠の一方を他方に対して回転させることにより、それ
ぞれの成形コイルの凹部と凸部が各々対向するように重
ね合わせることを特徴とする電機子の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の電機子の製造方法におい
て、 上記2つの成形コイルは、上下に2分割された雇に搭載
され、 上記上下に2分割された雇の一方を他方に対して回転さ
せることにより、それぞれの成形コイルの凹部と凸部が
各々対向するように重ね合わせることを特徴とする電機
子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314726A JPH10164805A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電機子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314726A JPH10164805A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電機子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164805A true JPH10164805A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18056838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8314726A Pending JPH10164805A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電機子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164805A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999034499A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von wellenwicklungen für elektrische maschinen |
| EP1160957A1 (en) * | 1997-03-18 | 2001-12-05 | Pavesi S.R.L. | Method and apparatus for forming a multi-lobed winding for the stator of an alternator |
| EP1294082A1 (en) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Delphi Technologies, Inc. | Method of winding a stator core |
| EP1313201A3 (en) * | 2001-11-16 | 2005-04-20 | Pavesi S.R.L. | Methods and apparatus for winding electric machine cores |
| JP2011211826A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Honda Motor Co Ltd | ステータコイル製造装置及び製造方法 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8314726A patent/JPH10164805A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1160957A1 (en) * | 1997-03-18 | 2001-12-05 | Pavesi S.R.L. | Method and apparatus for forming a multi-lobed winding for the stator of an alternator |
| WO1999034499A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von wellenwicklungen für elektrische maschinen |
| AU731628B2 (en) * | 1997-12-23 | 2001-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Procedure and device for the manufacture of wave windings for electric motors |
| EP1294082A1 (en) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Delphi Technologies, Inc. | Method of winding a stator core |
| US6851175B2 (en) | 2001-09-12 | 2005-02-08 | Delphi Technologies, Inc. | Wound stator core and method of making |
| EP1313201A3 (en) * | 2001-11-16 | 2005-04-20 | Pavesi S.R.L. | Methods and apparatus for winding electric machine cores |
| JP2011211826A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Honda Motor Co Ltd | ステータコイル製造装置及び製造方法 |
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