JPH10165558A - 野球又はソフトボール用捕球具 - Google Patents
野球又はソフトボール用捕球具Info
- Publication number
- JPH10165558A JPH10165558A JP34677396A JP34677396A JPH10165558A JP H10165558 A JPH10165558 A JP H10165558A JP 34677396 A JP34677396 A JP 34677396A JP 34677396 A JP34677396 A JP 34677396A JP H10165558 A JPH10165558 A JP H10165558A
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- JP
- Japan
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- skin
- finger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 野球又はソフトボール用捕球具の縫製工程や
紐通し工程を含む製造工程をできるだけ少なくし、しか
も造りやすくすると共に、使用する皮革の量を減らし
て、従来にない軽量で安価な野球又はソフトボール用捕
球具を提供する。 【解決手段】 手指挿入部を形成する為の上面皮3を縫
い付けた5本の略指型形状を有する背面皮1と、背面皮
1と略同一形状の受球面皮2とを、受球面2側に弧状に
なるように縫着又は/及び接着し、親指部4と人差し指
部5との間には球受部71を設けた構成よりなる野球又
はソフトボール用捕球具とする。
紐通し工程を含む製造工程をできるだけ少なくし、しか
も造りやすくすると共に、使用する皮革の量を減らし
て、従来にない軽量で安価な野球又はソフトボール用捕
球具を提供する。 【解決手段】 手指挿入部を形成する為の上面皮3を縫
い付けた5本の略指型形状を有する背面皮1と、背面皮
1と略同一形状の受球面皮2とを、受球面2側に弧状に
なるように縫着又は/及び接着し、親指部4と人差し指
部5との間には球受部71を設けた構成よりなる野球又
はソフトボール用捕球具とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球又はソフトボ
ール用の新規な構成の捕球具に関するものである。
ール用の新規な構成の捕球具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の野球又はソフトボール用捕球具
は、図7に示すように、5本の略指型形状を有する受球
面皮16と、それぞれ5本の指袋を形成するように複数
の皮革から成るパーツを縫製して仕上げた背面皮15と
を、両者とも銀面側が内側になるように、手口挿入部を
除いて周縁を縫製した後、銀面側が表側となるように表
裏をひっくり返し、これを表部材とする。次に、前記表
部材よりも小さく裁断した5本の略指型形状を有する手
掌皮18と、それぞれ5本の指袋を形成するように複数
の皮革から成るパーツを縫製して仕上げた手甲皮17と
を、これも両者の銀面側が内側になるように、手口挿入
部を除いて周縁を縫製した後、これを裏部材とする。
は、図7に示すように、5本の略指型形状を有する受球
面皮16と、それぞれ5本の指袋を形成するように複数
の皮革から成るパーツを縫製して仕上げた背面皮15と
を、両者とも銀面側が内側になるように、手口挿入部を
除いて周縁を縫製した後、銀面側が表側となるように表
裏をひっくり返し、これを表部材とする。次に、前記表
部材よりも小さく裁断した5本の略指型形状を有する手
掌皮18と、それぞれ5本の指袋を形成するように複数
の皮革から成るパーツを縫製して仕上げた手甲皮17と
を、これも両者の銀面側が内側になるように、手口挿入
部を除いて周縁を縫製した後、これを裏部材とする。
【0003】前記表部材の所要部に、フェルト等で作ら
れた芯体やその他の衝撃吸収体、ワックス等を挿入した
り、オイルを含浸させた後、前記裏部材を挿入し、図6
に示すように、表部材と裏部材の手口挿入部を皮紐75
で結合する。さらに、親指袋と人差し指袋の間には、別
体に形成した球受部19を、これも皮紐75で結合し
て、最終的に野球又はソフトボール用の捕球具として仕
上げるものである。図8は、中指袋を横に切った断面図
であるが、受球面皮16と背面皮15とから成る表部材
に、手掌皮18と手甲皮17とから成る裏部材が挿入さ
れていることがわかる。また、手掌皮18には、指芯2
0が縫い付けられている。
れた芯体やその他の衝撃吸収体、ワックス等を挿入した
り、オイルを含浸させた後、前記裏部材を挿入し、図6
に示すように、表部材と裏部材の手口挿入部を皮紐75
で結合する。さらに、親指袋と人差し指袋の間には、別
体に形成した球受部19を、これも皮紐75で結合し
て、最終的に野球又はソフトボール用の捕球具として仕
上げるものである。図8は、中指袋を横に切った断面図
であるが、受球面皮16と背面皮15とから成る表部材
に、手掌皮18と手甲皮17とから成る裏部材が挿入さ
れていることがわかる。また、手掌皮18には、指芯2
0が縫い付けられている。
【0004】以上のように、従来の野球又はソフトボー
ル用捕球具は、その製造に非常に手間がかかるものであ
った。特に、手口挿入部を除いて指型形状に周縁を縫製
した受球面皮16と背面皮15とを、銀面側が表側とな
るように表裏をひっくり返すという作業は、面倒で力を
要するだけでなく、次のような問題点もあった。
ル用捕球具は、その製造に非常に手間がかかるものであ
った。特に、手口挿入部を除いて指型形状に周縁を縫製
した受球面皮16と背面皮15とを、銀面側が表側とな
るように表裏をひっくり返すという作業は、面倒で力を
要するだけでなく、次のような問題点もあった。
【0005】すなわち、受球面皮16と背面皮15との
周縁を縫着しそのまま表裏をひっくり返しただけでは、
縫い糸が表面に露出して見栄えが良くないだけでなく、
ゴロを捕球する際捕球具の先端が地面と接触した時に、
縫い糸も地面と接触して糸切れを起こすという欠点も生
ずる。そこで、受球面皮16と背面皮15とを縫着する
際に、はみ出し76と称される帯状の皮紐を間に挟んで
縫着する(図6、図8参照)。このようにすると、受球
面皮16と背面皮15とを縫着した後表裏をひっくり返
しても、縫い糸が表面に出にくいから見栄えがよく、ま
た縫い糸が地面と直接接触することがないから、糸切れ
を起こすこともない。しかし、縫製上は、受球面皮16
と背面皮15とを縫着する際に、細い帯状の皮紐である
はみ出し76を挟みながら縫製しなければならず、縫製
の手間がかかると共に熟練を要するものであった。
周縁を縫着しそのまま表裏をひっくり返しただけでは、
縫い糸が表面に露出して見栄えが良くないだけでなく、
ゴロを捕球する際捕球具の先端が地面と接触した時に、
縫い糸も地面と接触して糸切れを起こすという欠点も生
ずる。そこで、受球面皮16と背面皮15とを縫着する
際に、はみ出し76と称される帯状の皮紐を間に挟んで
縫着する(図6、図8参照)。このようにすると、受球
面皮16と背面皮15とを縫着した後表裏をひっくり返
しても、縫い糸が表面に出にくいから見栄えがよく、ま
た縫い糸が地面と直接接触することがないから、糸切れ
を起こすこともない。しかし、縫製上は、受球面皮16
と背面皮15とを縫着する際に、細い帯状の皮紐である
はみ出し76を挟みながら縫製しなければならず、縫製
の手間がかかると共に熟練を要するものであった。
【0006】また、表裏をひっくり返した時に、それぞ
れの指の指股部77の皮の変形(伸び)が最も大きくな
るところから、この部分に大きな力がかかることにな
る。他方、この指股部77付近は、捕球具の中心に近
く、頻繁にボールが当たるところでもある。従って、捕
球を繰り返すうちに、この部分の糸が切れたり皮が破れ
てきたりし易いという欠点もあった。
れの指の指股部77の皮の変形(伸び)が最も大きくな
るところから、この部分に大きな力がかかることにな
る。他方、この指股部77付近は、捕球具の中心に近
く、頻繁にボールが当たるところでもある。従って、捕
球を繰り返すうちに、この部分の糸が切れたり皮が破れ
てきたりし易いという欠点もあった。
【0007】さらに、受球面皮16、背面皮15、手掌
皮18、手甲皮17という大きく分けて4つの皮革から
構成されており、これにフェルト等で作られた芯体やそ
の他の衝撃吸収体を挿入し、球受けを付けると、捕球具
全体が非常に重くなってしまった。前記したような捕球
具の構成をとる限り、軽量化の為に皮革の量を減らすこ
とは困難で、重量を軽減しようと思えば内蔵されるフェ
ルト等で作られた芯体やその他の衝撃吸収体を減らすし
かなく、これも衝撃力の緩和との兼ね合いからそれほど
減らせるものではなかった。その上、表部材と裏部材の
手口挿入部を皮紐75で結合していく工程は、紐通し工
程が非常に多くて、力がいるばかりでなく大変手間のか
かるものであった。
皮18、手甲皮17という大きく分けて4つの皮革から
構成されており、これにフェルト等で作られた芯体やそ
の他の衝撃吸収体を挿入し、球受けを付けると、捕球具
全体が非常に重くなってしまった。前記したような捕球
具の構成をとる限り、軽量化の為に皮革の量を減らすこ
とは困難で、重量を軽減しようと思えば内蔵されるフェ
ルト等で作られた芯体やその他の衝撃吸収体を減らすし
かなく、これも衝撃力の緩和との兼ね合いからそれほど
減らせるものではなかった。その上、表部材と裏部材の
手口挿入部を皮紐75で結合していく工程は、紐通し工
程が非常に多くて、力がいるばかりでなく大変手間のか
かるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の野球
又はソフトボール用捕球具の前記欠点に鑑み、縫製工程
や紐通し工程を含む製造工程をできるだけ少なく、しか
も造りやすくして熟練者でないとできないというような
ことをなくすると共に、使用する皮革の量を減らして、
従来にない軽量でしかも安価な野球又はソフトボール用
捕球具を提供しようとするものである。
又はソフトボール用捕球具の前記欠点に鑑み、縫製工程
や紐通し工程を含む製造工程をできるだけ少なく、しか
も造りやすくして熟練者でないとできないというような
ことをなくすると共に、使用する皮革の量を減らして、
従来にない軽量でしかも安価な野球又はソフトボール用
捕球具を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
為に、本発明は、5本の略指型形状を有する背面皮と、
前記背面皮と略同一形状の受球面皮とを、縫着又は/及
び接着する際に、受球面側に弧状になるように癖付けし
ながら行うことにより、野球又はソフトボール用の捕球
具にしようというもので、部品点数が少なく軽量安価に
なり、しかも縫製や紐通し等の製造工程が少なく、製造
しやすいという特徴を有するものである。
為に、本発明は、5本の略指型形状を有する背面皮と、
前記背面皮と略同一形状の受球面皮とを、縫着又は/及
び接着する際に、受球面側に弧状になるように癖付けし
ながら行うことにより、野球又はソフトボール用の捕球
具にしようというもので、部品点数が少なく軽量安価に
なり、しかも縫製や紐通し等の製造工程が少なく、製造
しやすいという特徴を有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、手指挿入部を形成する
為の上面皮を縫い付けた5本の略指型形状を有する背面
皮と、前記背面皮と略同一形状の受球面皮とを、受球面
側に弧状になるように縫着又は/及び接着し、親指部と
人差し指部との間には球受部を設けて野球又はソフトボ
ール用の捕球具としたものである。
為の上面皮を縫い付けた5本の略指型形状を有する背面
皮と、前記背面皮と略同一形状の受球面皮とを、受球面
側に弧状になるように縫着又は/及び接着し、親指部と
人差し指部との間には球受部を設けて野球又はソフトボ
ール用の捕球具としたものである。
【0011】前記背面皮は、前記受球面皮よりやや大き
く裁断しておくと、両者を合わせて縫着又は/及び接着
する際に、自然と捕球具が受球面側に弧状となり、癖付
けがしやすいものである。また、前記背面皮と前記受球
面皮との間で、人差し指部、中指部、薬指部相当位置に
は、補強部材を挟み込んで縫着又は/及び接着しておく
と、指部でボールを受けた時に、指部が捕球圧に負けて
背面側に曲がることが少なくなる。
く裁断しておくと、両者を合わせて縫着又は/及び接着
する際に、自然と捕球具が受球面側に弧状となり、癖付
けがしやすいものである。また、前記背面皮と前記受球
面皮との間で、人差し指部、中指部、薬指部相当位置に
は、補強部材を挟み込んで縫着又は/及び接着しておく
と、指部でボールを受けた時に、指部が捕球圧に負けて
背面側に曲がることが少なくなる。
【0012】また、前記受球面皮に、親指部から土手部
を通り小指部に至るまで、連続的あるいは断続的に切り
欠き部を設けておき、前記背面皮と前記受球面皮とを、
受球面側に弧状になるように縫着又は/及び接着するに
際し、前記受球面皮の切り欠き部から、衝撃吸収部材を
皮革内に内蔵した緩衝体が突出するように挟み込んでお
く。このようにすると、ちょうど親指部から土手部を通
り小指部に至るまで衝撃吸収部材を内蔵した突出部が存
在することになるから、この部分に当たったボールは捕
球具の中心方向に跳ね返ることになって落球する恐れが
少なくなると共に、ボールが当たった時の衝撃を和げる
ことができる。さらに、捕球したボールは、前記突出部
よりも奥に入り込み、ボールが出ようとする時は前記突
出部に引っかかることになるから、捕球具からボールが
こぼれ落ちることもなくなるものである。
を通り小指部に至るまで、連続的あるいは断続的に切り
欠き部を設けておき、前記背面皮と前記受球面皮とを、
受球面側に弧状になるように縫着又は/及び接着するに
際し、前記受球面皮の切り欠き部から、衝撃吸収部材を
皮革内に内蔵した緩衝体が突出するように挟み込んでお
く。このようにすると、ちょうど親指部から土手部を通
り小指部に至るまで衝撃吸収部材を内蔵した突出部が存
在することになるから、この部分に当たったボールは捕
球具の中心方向に跳ね返ることになって落球する恐れが
少なくなると共に、ボールが当たった時の衝撃を和げる
ことができる。さらに、捕球したボールは、前記突出部
よりも奥に入り込み、ボールが出ようとする時は前記突
出部に引っかかることになるから、捕球具からボールが
こぼれ落ちることもなくなるものである。
【0013】なお、衝撃吸収部材を皮革内に内蔵した緩
衝体には、挿入した手の手掌部と向かい合う面となる側
(緩衝体の背面皮側)に板状体を挟み込んでおくと、ボ
ールが当たった時の衝撃が板状体全体に分散されて伝わ
ることになり、指に加わる衝撃をさらに減少することが
できる。
衝体には、挿入した手の手掌部と向かい合う面となる側
(緩衝体の背面皮側)に板状体を挟み込んでおくと、ボ
ールが当たった時の衝撃が板状体全体に分散されて伝わ
ることになり、指に加わる衝撃をさらに減少することが
できる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の野球又はソフトボール用捕
球具を受球面皮側から見た図であり、図2は前記捕球具
を小指部側面側から見た図である。また、図3は、前記
捕球具のパーツ図である。以下、図3のパーツ図に従っ
て説明する。
球具を受球面皮側から見た図であり、図2は前記捕球具
を小指部側面側から見た図である。また、図3は、前記
捕球具のパーツ図である。以下、図3のパーツ図に従っ
て説明する。
【0015】まず、図3(a)(c)のように、5本の
略指型形状を有する背面皮1と、前記背面皮1と略同一
形状の受球面皮2とを裁断する。背面皮1と受球面皮2
とは、縫い合わせた時に銀面側が表に出るように対称に
裁断しておくと良い(図3(a)(c)は、それぞれ銀
面側から見たところである)。次に、図3(b)のよう
に、背面皮2には手指挿入部を形成する為の上面皮3を
縫い付ける。上面皮3は1枚の皮革でなく、指毎に異な
るパーツをそれぞれ縫製して構成されている。これは、
指が挿入される立体的な空間を作る為であり、パーツの
分割の仕方は図面に表わされた分割の仕方に限定される
ものではない。
略指型形状を有する背面皮1と、前記背面皮1と略同一
形状の受球面皮2とを裁断する。背面皮1と受球面皮2
とは、縫い合わせた時に銀面側が表に出るように対称に
裁断しておくと良い(図3(a)(c)は、それぞれ銀
面側から見たところである)。次に、図3(b)のよう
に、背面皮2には手指挿入部を形成する為の上面皮3を
縫い付ける。上面皮3は1枚の皮革でなく、指毎に異な
るパーツをそれぞれ縫製して構成されている。これは、
指が挿入される立体的な空間を作る為であり、パーツの
分割の仕方は図面に表わされた分割の仕方に限定される
ものではない。
【0016】図3(c)の受球面皮2のように、親指部
24から土手部22を通り小指部28に至るまで、切り
欠き部21を設けておくこともできる。図3(c)の受
球面皮2においては、切り欠き部21は2か所に分けて
断続的に設けている。これは、受球したボールが落球し
ないように、捕球具は2つに折り畳むように屈曲するの
が良いとされていることから、屈曲を阻害する可能性の
ある後述する緩衝体9を、屈曲線上には設けないように
した為である。なお、図1の実施例では、緩衝体9を親
指部4から土手部22を通り小指部8に至るまで連続的
に設けているが、このように実施することも可能であ
る。もちろん、緩衝体9を3つ以上断続的に設けたり、
全く設けずに構成しても良い。
24から土手部22を通り小指部28に至るまで、切り
欠き部21を設けておくこともできる。図3(c)の受
球面皮2においては、切り欠き部21は2か所に分けて
断続的に設けている。これは、受球したボールが落球し
ないように、捕球具は2つに折り畳むように屈曲するの
が良いとされていることから、屈曲を阻害する可能性の
ある後述する緩衝体9を、屈曲線上には設けないように
した為である。なお、図1の実施例では、緩衝体9を親
指部4から土手部22を通り小指部8に至るまで連続的
に設けているが、このように実施することも可能であ
る。もちろん、緩衝体9を3つ以上断続的に設けたり、
全く設けずに構成しても良い。
【0017】受球面皮2の切り欠き部21には、図3
(d)に示すような緩衝体9を、切り欠き部21から突
出10するように設置する。設置したところを、図1の
A−A線断面図である図4で示す。緩衝体9は、衝撃吸
収部材91を皮革93、94内に内蔵したものである。
さらに図4では、緩衝体9の背面皮1側に板状体92を
挟み込んで、ボールが当たった時の衝撃を分散させよう
としているが、この板状体92を挟み込むか否かは任意
である。衝撃吸収部材91としては、スポンジ、フェル
ト、空気袋、シリコンバウンシングパテ、ポリウレタン
エラストマー、シリコンゲル、ポリノルボルネン等が使
用できる。また、板状体92としては、プラスチック、
金属板等が使用できる。
(d)に示すような緩衝体9を、切り欠き部21から突
出10するように設置する。設置したところを、図1の
A−A線断面図である図4で示す。緩衝体9は、衝撃吸
収部材91を皮革93、94内に内蔵したものである。
さらに図4では、緩衝体9の背面皮1側に板状体92を
挟み込んで、ボールが当たった時の衝撃を分散させよう
としているが、この板状体92を挟み込むか否かは任意
である。衝撃吸収部材91としては、スポンジ、フェル
ト、空気袋、シリコンバウンシングパテ、ポリウレタン
エラストマー、シリコンゲル、ポリノルボルネン等が使
用できる。また、板状体92としては、プラスチック、
金属板等が使用できる。
【0018】上面皮3を縫い付けた背面皮1と、受球面
皮2とは、受球面側に弧状になるように癖付けしながら
縫着又は接着していく。縫着と接着とを併用しても良
い。背面皮1を受球面皮2よりやや大きく裁断しておく
と、両者を合わせて縫着又は/及び接着する際に、自然
と捕球具が受球面側に弧状となり、癖付けがしやすいも
のである。
皮2とは、受球面側に弧状になるように癖付けしながら
縫着又は接着していく。縫着と接着とを併用しても良
い。背面皮1を受球面皮2よりやや大きく裁断しておく
と、両者を合わせて縫着又は/及び接着する際に、自然
と捕球具が受球面側に弧状となり、癖付けがしやすいも
のである。
【0019】背面皮1と受球面皮2との間で、人差し指
部5、中指部6、薬指部7相当位置には、図3(e)の
ような補強部材55、56、57を挟み込んで縫着又は
/及び接着しておくと、指部が捕球圧に負けて背面側に
曲がることが少なくなる。補強部材55、56、57と
しては、皮革、プラスチック、金属板等が使用できる。
図5は、本発明の野球又はソフトボール用捕球具の中指
部6を横に切った断面図であり、背面皮1と受球面皮2
との間に補強部材56が挟み込んであることがわかる。
補強部材55、56、57は、通常人差し指部5、中指
部6、薬指部7の3か所に設けるが、この内のどれかを
省略してもよく、また親指部4や小指部8に挿入しても
良い。
部5、中指部6、薬指部7相当位置には、図3(e)の
ような補強部材55、56、57を挟み込んで縫着又は
/及び接着しておくと、指部が捕球圧に負けて背面側に
曲がることが少なくなる。補強部材55、56、57と
しては、皮革、プラスチック、金属板等が使用できる。
図5は、本発明の野球又はソフトボール用捕球具の中指
部6を横に切った断面図であり、背面皮1と受球面皮2
との間に補強部材56が挟み込んであることがわかる。
補強部材55、56、57は、通常人差し指部5、中指
部6、薬指部7の3か所に設けるが、この内のどれかを
省略してもよく、また親指部4や小指部8に挿入しても
良い。
【0020】緩衝体9は、図4のように、背面皮1と受
球面皮2とを縫着又は/及び接着するに際し、受球面皮
2の切り欠き部21から突出部10を形成するように挟
み込む。図1及び図4では、予め受球面皮2に縫着61
してあるが、受球面皮2や背面皮1に接着したり、受球
面皮2と背面皮3とを貫くように縫着しても良い。な
お、背面皮1と受球面皮2とを縫着又は/及び接着する
に際し、その間に従来と同様に、フェルト等で作られた
芯体やその他の衝撃吸収体ワックス等を挿入したり、オ
イル等を含浸することもできる。
球面皮2とを縫着又は/及び接着するに際し、受球面皮
2の切り欠き部21から突出部10を形成するように挟
み込む。図1及び図4では、予め受球面皮2に縫着61
してあるが、受球面皮2や背面皮1に接着したり、受球
面皮2と背面皮3とを貫くように縫着しても良い。な
お、背面皮1と受球面皮2とを縫着又は/及び接着する
に際し、その間に従来と同様に、フェルト等で作られた
芯体やその他の衝撃吸収体ワックス等を挿入したり、オ
イル等を含浸することもできる。
【0021】図1は、背面皮1と受球面皮2とを縫着6
2と接着を併用しながら結合した後、親指部4と人差し
指部5との間には球受部71を設けて完成させた野球又
はソフトボール用捕球具の一実施例である。球受部71
としては、図示する形状の外どのような形状の球受でも
良い。親指部4、球受部71、人差し指部5との結合及
び人差し指部5、中指部6、薬指部7、小指部8との結
合には、従来と同様に皮紐72を使用している。さら
に、親指部4から土手部22を通り小指部8に至る縁部
には当て皮73を使用している。これは、背面皮1と受
球面皮2との合わせ目の縁部が見えて、見栄えが悪くな
ることを防止する為に使用しているものである。
2と接着を併用しながら結合した後、親指部4と人差し
指部5との間には球受部71を設けて完成させた野球又
はソフトボール用捕球具の一実施例である。球受部71
としては、図示する形状の外どのような形状の球受でも
良い。親指部4、球受部71、人差し指部5との結合及
び人差し指部5、中指部6、薬指部7、小指部8との結
合には、従来と同様に皮紐72を使用している。さら
に、親指部4から土手部22を通り小指部8に至る縁部
には当て皮73を使用している。これは、背面皮1と受
球面皮2との合わせ目の縁部が見えて、見栄えが悪くな
ることを防止する為に使用しているものである。
【0022】親指部4から土手部22を通り小指部8に
至るまで、前記したように緩衝体9を設けており、その
緩衝体9が受球面皮2から突出部10を形成するように
構成しているから、この部分に当たったボールは捕球具
の中心方向に跳ね返ると共に、当たった時の衝撃を和げ
る役目も果たしている。さらに、捕球したボールは、緩
衝体9が構成する突出部10に引っかかって、捕球具か
らこぼれ落ちることを防止している。人差し指部5、中
指部6、薬指部7相当位置には、補強部材55、56、
57が挿入されている。
至るまで、前記したように緩衝体9を設けており、その
緩衝体9が受球面皮2から突出部10を形成するように
構成しているから、この部分に当たったボールは捕球具
の中心方向に跳ね返ると共に、当たった時の衝撃を和げ
る役目も果たしている。さらに、捕球したボールは、緩
衝体9が構成する突出部10に引っかかって、捕球具か
らこぼれ落ちることを防止している。人差し指部5、中
指部6、薬指部7相当位置には、補強部材55、56、
57が挿入されている。
【0023】図2は、図1の捕球具を小指部8側面側か
ら見たところであり、背面皮1には上面皮3が縫着され
ている。従って、図面の下部が、手指を挿入することの
できる手指挿入口11となっている。小指部8の背面皮
1と上面皮3との間には、従来通り指かけ12を設けて
いる。また、図2では見えないが、親指部4にも指かけ
を設けることができる。指かけを設けるか否かは、任意
の実施事項である。
ら見たところであり、背面皮1には上面皮3が縫着され
ている。従って、図面の下部が、手指を挿入することの
できる手指挿入口11となっている。小指部8の背面皮
1と上面皮3との間には、従来通り指かけ12を設けて
いる。また、図2では見えないが、親指部4にも指かけ
を設けることができる。指かけを設けるか否かは、任意
の実施事項である。
【0024】
【発明の効果】本発明では、基本的に上面皮3を縫い付
けた背面皮1と、受球面皮2とで構成されているだけで
あるから、使用する皮革の量が少なくてすみ、軽量な野
球又はソフトボール用の捕球具となる。また、背面皮1
と受球面皮2を受球面側に弧状になるように合わせて縫
着するだけであるから、それほど熟練した技術がなくと
も比較的容易に縫製ができる。また、縫製でなく、接着
にすれば、さらに容易に野球又はソフトボール用の捕球
具を造ることができる。そして、従来の野球又はソフト
ボール用の捕球具のように、一旦縫製した背面皮と受球
面皮との表裏をひっくり返すという手間も不要となる。
けた背面皮1と、受球面皮2とで構成されているだけで
あるから、使用する皮革の量が少なくてすみ、軽量な野
球又はソフトボール用の捕球具となる。また、背面皮1
と受球面皮2を受球面側に弧状になるように合わせて縫
着するだけであるから、それほど熟練した技術がなくと
も比較的容易に縫製ができる。また、縫製でなく、接着
にすれば、さらに容易に野球又はソフトボール用の捕球
具を造ることができる。そして、従来の野球又はソフト
ボール用の捕球具のように、一旦縫製した背面皮と受球
面皮との表裏をひっくり返すという手間も不要となる。
【0025】背面皮1は、受球面皮2よりやや大きく裁
断しておくと、両者を合わせて縫着又は/及び接着する
際に、自然と受球面側に弧状となり、癖付けがしやすい
ものである。背面皮1と受球面皮2との間で、人差し指
部5、中指部6、薬指部7相当位置に、補強部材55、
56、57を挟み込んでおくと、指部が捕球圧に負けて
背面側に曲がることが少なくなる。
断しておくと、両者を合わせて縫着又は/及び接着する
際に、自然と受球面側に弧状となり、癖付けがしやすい
ものである。背面皮1と受球面皮2との間で、人差し指
部5、中指部6、薬指部7相当位置に、補強部材55、
56、57を挟み込んでおくと、指部が捕球圧に負けて
背面側に曲がることが少なくなる。
【0026】受球面皮2に、親指部24から土手部22
を通り小指部28に至るまで、連続的あるいは断続的に
切り欠き部21を設けておき、衝撃吸収部材91を皮革
93、94内に内蔵した緩衝体9が突出部10を形成す
るように挟み込んでおくと、この部分に当たったボール
は捕球具の中心方向に跳ね返ることになって落球する恐
れが少なくなると共に、ボールが当たった時の衝撃を和
げることができる。さらに、捕球したボールは突出部1
0よりも奥に入り込み、ボールが出ようとする時は、突
出部10に引っかかって捕球具から出ることがないか
ら、落球することもなくなる。
を通り小指部28に至るまで、連続的あるいは断続的に
切り欠き部21を設けておき、衝撃吸収部材91を皮革
93、94内に内蔵した緩衝体9が突出部10を形成す
るように挟み込んでおくと、この部分に当たったボール
は捕球具の中心方向に跳ね返ることになって落球する恐
れが少なくなると共に、ボールが当たった時の衝撃を和
げることができる。さらに、捕球したボールは突出部1
0よりも奥に入り込み、ボールが出ようとする時は、突
出部10に引っかかって捕球具から出ることがないか
ら、落球することもなくなる。
【0027】なお、衝撃吸収部材91を内蔵した緩衝体
9の背面皮1側に、板状体92を挟み込んでおくと、ボ
ールが当たった時の衝撃が板状体92全体に分散して伝
わるから、指に加わる衝撃をさらに減少することができ
る。
9の背面皮1側に、板状体92を挟み込んでおくと、ボ
ールが当たった時の衝撃が板状体92全体に分散して伝
わるから、指に加わる衝撃をさらに減少することができ
る。
【図1】本発明の野球又はソフトボール用捕球具の一実
施例を、受球面皮側から見た図である。
施例を、受球面皮側から見た図である。
【図2】図1の野球又はソフトボール用捕球具を、小指
部側面側から見た図である。
部側面側から見た図である。
【図3】本発明の野球又はソフトボール用捕球具のパー
ツ図である。
ツ図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1の野球又はソフトボール用捕球具の中指部
の横断面図である。
の横断面図である。
【図6】従来の野球又はソフトボール用捕球具を、受球
面皮側から見た図である。
面皮側から見た図である。
【図7】従来の野球又はソフトボール用捕球具のパーツ
図である。
図である。
【図8】従来の野球又はソフトボール用捕球具の中指部
の横断面図である。
の横断面図である。
1 背面皮 2 受球面皮 21 切り欠き部 22 土手部 3 上面皮 4 親指部 5 人差し指部 6 中指部 7 薬指部 8 小指部 9 緩衝体 91 衝撃吸収部材 92 板状体 10 突出部 55 補強部材 56 補強部材 57 補強部材 61 縫着 62 縫着 71 球受部 72 皮紐 73 当て皮
Claims (5)
- 【請求項1】 手指挿入部を形成する為の上面皮を縫い
付けた5本の略指型形状を有する背面皮と、前記背面皮
と略同一形状の受球面皮とを、受球面側に弧状になるよ
うに縫着又は/及び接着し、親指部と人差し指部との間
には球受部を設けた構成よりなる野球又はソフトボール
用捕球具。 - 【請求項2】 前記背面皮は、前記受球面皮よりやや大
きく裁断した請求項1記載の野球又はソフトボール用捕
球具。 - 【請求項3】 前記背面皮と前記受球面皮との間で、人
差し指部、中指部、薬指部相当位置には、補強部材を挟
み込んで縫着又は/及び接着する請求項1乃至2のいず
れか1項に記載の野球又はソフトボール用捕球具。 - 【請求項4】 前記受球面皮には、親指部から土手部を
通り小指部に至るまで、連続的あるいは断続的に切り欠
き部を設けておき、前記背面皮と前記受球面皮とを、受
球面側に弧状になるように縫着又は/及び接着するに際
し、前記受球面皮の切り欠き部から、衝撃吸収部材を皮
革内に内蔵した緩衝体が突出するように挟み込んで構成
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の野球又はソ
フトボール用捕球具。 - 【請求項5】 前記衝撃吸収部材を皮革内に内蔵した緩
衝体には、さらに背面皮側に板状体を挟み込んだ請求項
4記載の野球又はソフトボール用捕球具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34677396A JP3164772B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 野球又はソフトボール用捕球具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34677396A JP3164772B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 野球又はソフトボール用捕球具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10165558A true JPH10165558A (ja) | 1998-06-23 |
| JP3164772B2 JP3164772B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=18385729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34677396A Expired - Fee Related JP3164772B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 野球又はソフトボール用捕球具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3164772B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000010658A1 (fr) * | 1998-08-24 | 2000-03-02 | Mizuno Corporation | Gant de base-ball ou de softball |
| JP2002537958A (ja) * | 1999-03-11 | 2002-11-12 | ロイシュ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | スポーツグローブ、特にゴールキーパ用グローブ |
| JP2009136339A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Mizuno Corp | 野球またはソフトボール用捕球具 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP34677396A patent/JP3164772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000010658A1 (fr) * | 1998-08-24 | 2000-03-02 | Mizuno Corporation | Gant de base-ball ou de softball |
| US6305022B1 (en) | 1998-08-24 | 2001-10-23 | Mizuno Corporation | Glove for baseball or softball |
| JP2002537958A (ja) * | 1999-03-11 | 2002-11-12 | ロイシュ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | スポーツグローブ、特にゴールキーパ用グローブ |
| JP2009136339A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Mizuno Corp | 野球またはソフトボール用捕球具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3164772B2 (ja) | 2001-05-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |