JPH10166192A - 感応式プレス起動装置及びその方法 - Google Patents

感応式プレス起動装置及びその方法

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JPH10166192A
JPH10166192A JP33892596A JP33892596A JPH10166192A JP H10166192 A JPH10166192 A JP H10166192A JP 33892596 A JP33892596 A JP 33892596A JP 33892596 A JP33892596 A JP 33892596A JP H10166192 A JPH10166192 A JP H10166192A
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JP
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press
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JP33892596A
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English (en)
Inventor
Iwashige Takahashi
岩重 高橋
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Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/28Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
    • B30B15/285Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof preventing a full press stroke if there is an obstruction in the working area

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の意図と異なる自動起動による作業者
の疲労度を軽減するとともに、作業性の向上を図る。 【解決手段】 スライド2の作業領域に作業者の手や素
材が侵入する作業面の入口に設けられ、かつ、侵入物に
よる光線の遮光を検出して動作中のスライド2を非常停
止させるための光線式安全装置4の遮光信号と回復信号
に基づいてプレス機械1を自動起動させる感応式プレス
起動装置において、前記自動起動を可能とする特定の遮
光範囲を起動範囲として設定する起動範囲設定手段10
と、この設定した起動範囲を記憶する起動範囲記憶手段
22と、入力した各光軸の前記遮光信号に基づいて求め
られた遮光範囲が前記記憶した起動範囲内にあるか否か
をチェックし、起動範囲内にあるときは起動指令を出力
する起動範囲比較判定手段23と、この起動指令に基づ
いてプレス機械1を自動起動させるPSDI起動手段2
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械の光線
式安全装置を用いて自動起動させる感応式プレス起動装
置の、不意な起動を防止する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス機械の動作中にスライド動
作領域内に作業者の身体の一部が侵入したときの事故防
止のために、作業面の入口に光線式安全装置を設けてい
る。そして、特定のプレス機械においては、この光線式
安全装置を自動起動装置のために使用しているものがあ
る。すなわち、光線式安全装置によって検出した遮光信
号によってプレス機械を自動起動させるものであり、通
常これを感応式プレス起動装置(以後、PSDIと言
う)と呼んでいる。図8はこのような光線式安全装置を
備えたプレス機械の一例を示す斜視図であり、以下に図
8に基づいて上記PSDIを説明する。
【0003】プレス機械1の中央部には、下面に金型が
取着されたスライド2が上下動自在に設けられており、
このスライド2が上下動する作業領域3を危険領域とし
ている。そして、作業者が作業する作業面(通常はプレ
ス機械の前面)を除いた他の面は外部から部材等が侵入
しないようにガード等で囲われている。作業面の入口の
左右には光線式安全装置4が配設されており、この光線
式安全装置4は対向する投光器4aと受光器4bとから
なっている。
【0004】図9に示すように、通常の投光器4aには
発光素子(例えば、発光ダイオード等)が上下方向に所
定間隔Pで配設されており、また、受光器4bには受光
素子(例えば、フォトダイオード等)が上下方向に所定
間隔Pで配設されている。そして、投光器4aから発光
された光線が受光器4bに受光された状態で前記作業面
の入口に光線のカーテンを形成している。この光線カー
テンを外部からの侵入物(例えば、手や素材等)が遮光
することによって、前記危険領域への侵入が検知される
ようになっている。通常、図示しない制御器は、光線式
安全装置4からこの遮光信号を入力したときスライド2
が動作中であれば、スライド2を非常停止させて事故を
防止している。
【0005】一方、上記のような光線式安全装置4を使
用するPSDIにおいては、手等を上記光線のカーテン
に挿入して遮光した後この遮光を回復した状態(以後、
これをブレークと言う)を検知し、このブレークの回数
に基づいて起動信号を出力してプレス機械1を自動的に
起動させるようにしている。通常、1回のブレークで自
動起動する「1ブレークモード」と、2回のブレークで
自動起動する「2ブレークモード」とがあり、例えば切
換スイッチ等によって選択可能となっている。
【0006】この1ブレークモードは、例えば作業者が
手で素材を持って金型に設置した後、この手をプレス機
械1の外に引っ込めた場合に相当し、2ブレークモード
は、例えばプレス加工されたワークを一方の手で外部に
取り出した後に他方の手で次の素材を持って金型に設置
し、この手を外部に引っ込めた場合に相当する。PSD
Iはこの選択されたブレークモードに基づいてブレーク
回数を比較し、この回数が設定モードのブレーク回数と
一致したときにプレス機械1を自動起動するようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光線式安全装置においては、ワークを出し入れするエリ
アを防護する光線式安全装置の防護範囲(図9における
光線カーテンの上下方向長さ)を、不特定なワークを扱
うために実際より広くとっているのが普通である。した
がって、光線式安全装置の全光軸をPSDIによる自動
起動のためのセンサとした場合、起動可能な光軸範囲が
広すぎる。このために、無意識の内に身体の一部(例え
ば頭や、肩や、肘等)を侵入させて遮光する場合があ
り、例えば、作業者が疲労してきた場合には姿勢が悪く
なり、その結果無意識に頭を侵入させることが多い。
【0008】そして、例えば2ブレークモードの場合に
は、作業者が意識せずに身体の一部を光軸範囲に侵入さ
せて戻すと、PSDIはこれを第1回目のブレークと判
断する。そして、作業者が1回目のブレークと思って手
を挿入して戻したとき、PSDIは第2回目のブレーク
と判断してスライド2を自動起動させてしまう。このと
き、作業者は、次に第2回目のブレークを行うつもりで
手を作業領域3内に挿入しようとする。このため、作業
者は予期しないプレス機械の突然の起動に対して非常な
危険を感じ、作業者の疲労やストレスが大きくなる。
【0009】また、従来の構成では、スライド2が上死
点に停止しているときのみ、PSDIによる自動起動が
働くようになっており、その他の行程時にはこの自動起
動は受付られない。このために、スライド2が上死点で
停止するまで待たなくてはならないので、作業能率が上
がらない。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、作業者の意図と異なる自動起動による作
業者の疲労度を軽減するとともに、起動受付可能な行程
範囲を広くして作業性の向上が図れる感応式プレス起動
装置及びその方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、スライ
ド2の作業領域に作業者の手や素材が侵入する作業面の
入口に設けられ、かつ、侵入物による光線の遮光を検出
して動作中のスライド2を非常停止させるための光線式
安全装置4の各光軸の遮光信号とその後の回復信号に基
づいてプレス機械1を自動起動させる感応式プレス起動
装置において、プレス機械1の前記自動起動を可能とす
る光線式安全装置4の光軸の特定の遮光範囲を起動範囲
として設定する起動範囲設定手段10と、この設定した
起動範囲を記憶する起動範囲記憶手段22と、前記光線
式安全装置4から入力した各光軸の前記遮光信号に基づ
いて求められた遮光範囲が前記記憶した起動範囲内にあ
るか否かをチェックし、起動範囲内にあると判定したと
きは、起動指令を出力する起動範囲比較判定手段23
と、この起動指令に基づいてプレス機械1を自動起動さ
せるPSDI起動手段24とを備えた構成としている。
【0012】請求項1に記載の発明によると、光線式安
全装置の光軸の特定の遮光範囲を起動範囲として設定
し、記憶しておき、この起動範囲内でブレーク(遮光と
その後の回復)操作をした場合にのみ、感応式プレス起
動装置での自動起動が可能なようにする。したがって、
誤って、あるいは無意識の内に頭や肩等で、上記設定さ
れた起動範囲外において遮光してもブレークとして判断
されることが無くなる。この結果、作業者の意志に反し
た上記自動起動が行われることはないので、作業者の疲
労度が軽減され、かつ、作業性及び安全性も向上する。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の感応式プレス起動装置において、前記起動範囲
設定手段10は、前記光線式安全装置4からの各光軸の
遮光信号を取り込むタイミングを指令する遮光設定取込
手段21を備えると共に、この遮光設定取込手段21か
らの取り込みタイミング指令を受けたとき取り込んだ各
光軸の遮光信号に基づいて、前記遮光範囲を求めて設定
する構成としている。
【0014】請求項2に記載の発明によると、作業者が
プレス作業する際に遮光によって自動起動可能な光軸範
囲、つまり起動範囲を、実際にティーチングによって設
定することが可能となる。すなわち、実際に素材を搬入
したとき、あるいは、作業者が起動のための遮光操作を
したときの遮光信号を、遮光設定取込手段の取り込みタ
イミング指令によって取り込む。そして、この遮光信号
に基づいて遮光光軸範囲を求め、これにより許容値を考
慮して起動範囲を算出し、設定することができる。この
結果、起動範囲が実際のプレス作業に則して設定される
ので、プレス作業時の操作性及び作業性を向上できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の感応式プレス起動装置において、前記遮光設定
取込手段21が、前記スライド2の位置が所定のプレス
行程内のときに前記取り込みタイミング指令を出力する
ロータリカム装置、前記スライド2の位置信号を出力し
て前記取り込みタイミングを指令するスライド位置検出
手段、又は手動操作によって取り込みタイミング指令を
出力する取り込みスイッチのいずれか一つであることを
特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によると、前記遮光
設定取込手段は、前記起動範囲を実際にティーチングに
よって設定する際に、スライド位置が所定のプレス行程
内のときに上記教示された光軸遮光位置の取り込みタイ
ミング指令を出力してもよい。このときプレス行程は、
例えばロータリカム装置の出力信号、又はクランク軸回
転角度検出手段やスライド位置検出手段等のスライド位
置信号等によって検出が可能である。したがって、ティ
ーチング時の操作性が向上する。または、前記遮光設定
取込手段を取り込みスイッチとし、作業者がこの取り込
みスイッチを操作して前記教示された光軸遮光位置を取
り込んで記憶するようにすることもできる。この結果、
容易に起動範囲の設定及び記憶を行うことができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の感応式プレス起動装置において、前記起動範囲
設定手段10は、前記起動範囲の光軸位置を直接設定す
ることが可能な起動範囲設定スイッチ30であることを
特徴としている。
【0018】請求項4に記載の発明によると、感応式プ
レス起動装置による自動起動時に遮光される光軸位置の
許容範囲を指定することによって、前記起動範囲を直接
設定できる。したがって、起動範囲を正確に、かつ、容
易に設定することができるので、設定時の操作性がよ
い。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の感応式プレス起動装置において、スライド2の位置に
基づいて、現在のプレス行程を判定するプレス行程判定
手段12と、プレス行程判定手段12が判定した結果に
基づいて、現在のプレス行程が起動受付可能な行程か否
かを判定し、起動受付可能な行程のときは起動許可指令
を出力する起動受付可能判定手段25と、この起動許可
指令を入力したときにのみ、前記起動範囲比較判定手段
23からの起動指令に基づいてプレス機械1を自動起動
させるPSDI起動手段24とを備えた構成としてい
る。
【0020】請求項5に記載の発明によると、遮光操作
したときのプレス行程が所定の起動受付可能な行程のと
きのみ、感応式プレス起動装置による自動起動が可能と
している。この起動受付可能な行程を、遮光操作しても
安全な行程に設定しておくことにより、遮光操作時の安
全性が高められる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の感応式プレス起動装置において、前記起動受付可能判
定手段25は、スライド2の上昇行程又は上死点停止行
程のときに起動受付可能とし、また、スライド2の下降
行程のときには起動受付不可とすると共に、プレスを非
常停止させることを特徴としている。
【0022】請求項6に記載の発明によると、前記起動
受付可能な行程をスライドの上昇行程又は上死点停止行
程のときのみとし、下降行程のときには起動受付不可と
すると共に、プレスを非常停止させる。したがって、遮
光操作時の安全性が高められる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずかれ一つに記載の感応式プレス起動装置において、
前記起動範囲記憶手段22は、作業者別に対応させて前
記起動範囲の記憶が可能で、かつ、読み出しが可能であ
り、この起動範囲記憶手段22が前記起動範囲を記憶す
るとき、又は、この記憶した起動範囲を読み出すとき
に、作業者を特定する作業者特定信号を出力する作業者
特定手段11を設けた構成としている。
【0024】請求項7に記載の発明によると、作業者の
体格や作業時の姿勢又は癖等の個人差に合わせて、作業
者別に起動範囲を記憶すると共に、プレス作業時に作業
者に対応させた起動範囲を設定できる。したがって、作
業者が自然な姿勢で作業できるので作業がやり易くな
り、作業性を向上でき、かつ、無意識な自動起動を減少
させることができる。
【0025】また、請求項8に記載の発明は、スライド
2の作業領域に作業者の手や素材が侵入する作業面の入
口に設けられ、かつ、侵入物による光線の遮光を検出し
て動作中のスライド2を非常停止させるための光線式安
全装置4の各光軸の遮光信号とその後の回復信号に基づ
いてプレス機械1を自動起動させる感応式プレス起動装
置の起動方法において、光線式安全装置4の全光軸の内
で特定の光軸範囲を起動範囲として予め設定し、この起
動範囲のデータを記憶しておき、プレス作業時に、光線
式安全装置4の前記遮光信号の光軸位置と前記記憶され
た起動範囲とを比較し、前記遮光信号の光軸位置が前記
記憶された起動範囲内にあるときは、プレス機械1を起
動する方法としている。
【0026】請求項8に記載の発明によると、光線式安
全装置の光軸の特定の遮光範囲を起動範囲として設定
し、記憶しておき、この起動範囲内でブレーク(遮光と
その後の回復)操作をした場合にのみ、感応式プレス起
動装置での自動起動が可能なようにする。したがって、
誤って、あるいは無意識の内に頭や肩等で、上記設定さ
れた起動範囲外において遮光してもブレークとして判断
されることが無くなる。この結果、作業者の意志に反し
た上記自動起動が行われることはないので、作業者の疲
労度が軽減され、かつ、作業性及び安全性も向上する。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の感応式プレス起動装置の起動方法において、前記起動
範囲としての特定の光軸範囲は、前記光線式安全装置4
の光線を実際に素材の搬入によって遮光した位置、ある
いは、作業者の操作によって遮光した位置を教示して設
定される方法としている。
【0028】請求項9に記載の発明によると、作業者が
プレス作業する際に遮光によって自動起動可能な特定の
光軸範囲、つまり起動範囲を、実際にティーチングによ
って設定する。すなわち、実際に素材を搬入したとき、
あるいは、作業者が起動のための遮光操作をしたときの
遮光信号に基づいて遮光光軸範囲を求め、これにより許
容値を考慮して起動範囲を算出し、設定することができ
る。この結果、起動範囲が実際のプレス作業に則して設
定されるので、プレス作業時の操作性及び作業性を向上
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る感応式プレ
ス起動装置及びその方法について、図面を参照しながら
詳述する。
【0030】前述のように、本発明は、光線式安全装置
の光軸の特定範囲を予め起動範囲として定め、この起動
範囲内でブレークした場合にのみ起動可能とし、他の光
軸範囲で遮光された場合にはブレークとしてカウントし
ないようにしている。
【0031】図1は起動範囲及びその設定方法の説明図
であり、同図に基づいて起動範囲設定方法の一例を示
す。ここで、投光器4aの各発光素子と受光器4bの各
受光素子とを結ぶ各光軸の符号を上からA〜Lとする。
図1(a) において、作業者がプレス機械1内からワーク
を取り出したり、あるいは素材をセットするときには、
一般には光軸i,J,Kのような下部光軸の範囲を使う
ので、この範囲が遮光されることが多い。しかしなが
ら、上記の遮光範囲は作業者の体格又は癖等の個人差に
よって異なっているので、これらの個人差を考慮し、本
発明は、作業者毎にティーチングによって、あるいは遮
光光軸位置を直接設定することによって前記起動範囲を
定める設定方法を説明している。
【0032】ティーチングによって起動範囲を定めるに
当たっては、図1(a) に示すように作業者毎に実際の作
業に則して遮光をトライアルし、このとき実際に遮光さ
れた光軸位置を検出する。あるいは、直接設定する場合
は、この遮光光軸位置を起動範囲設定スイッチ等で入力
し、設定する。そして、この遮光光軸位置に基づいて、
起動範囲を設定している。例えば、図1(b) に示すよう
に隣接した光軸i,J,Kが遮光光軸位置である場合に
は、図1(c) に示すように、この遮光位置の上下各N本
の光軸を許容値として加算するようにしている。同図で
は、Nを1として、上下各1本の光軸Hと光軸Lを許容
値として加算しており、これによって光軸H〜Lの範囲
を起動範囲として設定している。そして、この設定され
た起動範囲内で、予め選択された所定回数のブレークが
なされた場合に自動起動するようにする。上記起動範囲
外の光軸A〜Gの範囲が遮光された場合にはブレークと
してカウントせず、スライド動作中であればプレスを非
常停止させる。
【0033】以下、図2〜図5に基づいて第1実施形態
を説明する。図2は、本実施形態に係わる不意な起動の
防止装置のハード構成ブロック図を示している。光線式
安全装置4は複数の光軸を有し、光軸が遮光されたと
き、各光軸に対応した遮光信号を制御器13に出力す
る。また、遮光設定取込手段21は、上記の各光軸の遮
光信号から得られる遮光光軸範囲を起動範囲として取り
込むタイミングを指令するものであり、この取り込み信
号を制御器13に出力する。この遮光設定取込手段21
は、例えば、機械式プレスにおけるクランク軸の所定の
回転角度範囲で所定出力信号をオン/オフさせるロータ
リカム装置、又はスライド2の位置を検出するスライド
位置検出手段(クランク軸回転角度検出器や、直動型プ
レスにおけるリニアセンサ)等によって構成することが
できる。なお、遮光設定取込手段21を、作業者の操作
により上記取り込み信号を出力可能な取り込みスイッチ
により構成してもよい。
【0034】作業者特定手段11はプレス作業を行う作
業者を特定する機能を有するものであり、このための作
業者特定信号又は/及び作業者IDデータを制御器13
に出力する。この作業者特定手段11は、例えば作業者
のID番号(識別番号)を直接設定可能な設定スイッ
チ、又は作業者ID番号及びこの作業者に対応して登録
された起動範囲データ等を記憶しているIDカード等に
よって構成することができる。また、プレス行程検出手
段16はスライド2の位置に基づいてプレス行程を検出
し、その検出信号を制御器13に出力する。ここで、プ
レス行程検出手段16は、プレス機械1が機械式プレス
である場合には前記ロータリカム装置やエンコーダ等に
よってクランク軸回転角度を検出し、また、プレス機械
1が直動型プレスの場合にはマグネスケール等のリニア
センサによってスライド2の位置を検出できる。
【0035】制御器13は、例えばマイクロコンピュー
タ等を主体に構成されている。そして、起動範囲を設定
する際は、前記遮光設定取込手段21からの取り込み信
号の入力タイミングで、前記光線式安全装置4からの遮
光信号、及び前記作業者特定手段11からの作業者特定
信号や作業者IDデータを入力し、これらの信号及びデ
ータに基づいて、特定された作業者毎に対応する起動範
囲データを所定エリアに記憶する。あるいは、この作業
者毎に対応する起動範囲データを対応する作業者用のI
Dカードに記憶する。また、プレス作業の際には、前記
プレス行程検出手段16からの検出信号に基づいてプレ
ス行程を判定し、所定の行程のときに前記遮光信号を入
力してこのときの遮光光軸位置が上記設定された起動範
囲内か否かを判断し、起動範囲内であればプレス起動回
路14に起動指令信号を出力する。
【0036】また、プレス起動回路14は制御器13か
らの起動指令信号によりスライド2の駆動装置を制御
し、プレス機械1を起動又は停止させる。なお、このス
ライド2の駆動装置は、機械式プレスのクランク軸回転
用の駆動モータであっても、また、直動型プレスの液圧
シリンダや直動型モータであってもよい。
【0037】次に、第1実施形態の機能構成を、図3に
示す機能構成ブロック図に基づいて説明する。光線式安
全装置信号入力手段20は光線式安全装置4から各光軸
毎の遮光信号を入力し、全光軸の遮光状態信号(遮光及
び通光の状態を表す)を起動範囲設定手段10及び起動
範囲比較判定手段23に出力する。本実施形態において
は、起動範囲設定手段10は遮光設定取込手段21を備
えている。この遮光設定取込手段21は、起動範囲設定
モード時に、前記ロータリカム装置やスライド位置検出
手段からの入力信号に基づいてスライド2の位置(行程
に相当)が所定範囲内か否かチェックし、所定範囲内の
とき、上記光線式安全装置信号入力手段20からの遮光
状態信号を取り込む。この後、起動範囲設定手段10は
この遮光状態信号に基づいて求めた遮光光軸位置を起動
範囲データとして起動範囲記憶手段22に出力する。な
お、遮光設定取込手段21として前記取り込みスイッチ
(図示せず)を設けた場合は、起動範囲設定手段10は
この取り込みスイッチからの取り込み信号によって前記
遮光状態信号を取り込んだ後、この遮光状態信号に基づ
いて求めた起動範囲データを起動範囲記憶手段22に出
力するようにする。
【0038】また、作業者特定手段11は設定スイッチ
やIDカードによって指令された作業者特定信号(例え
ばID番号データ等)を起動範囲記憶手段22に出力す
る。あるいは、作業者特定手段11は作業者用IDカー
ドに記憶されている当該作業者固有の起動範囲データ等
の作業者IDデータを起動範囲記憶手段22に出力して
もよい。この起動範囲記憶手段22は、起動範囲設定モ
ード時に、上記入力した作業者特定信号に対応させて、
起動範囲設定手段10からの起動範囲データを作業者別
に記憶し、次にプレス作業時には、記憶された前記起動
範囲データの内で前記作業者特定信号に対応する起動範
囲データを起動範囲比較判定手段23に出力する。
【0039】そして、起動範囲比較判定手段23は、プ
レス作業時に、前記光線式安全装置信号入力手段20か
らの遮光状態信号と前記起動範囲記憶手段22からの前
記起動範囲データとを比較し、遮光光軸位置が起動範囲
内か否かを判定する。この判定の結果、遮光光軸位置が
起動範囲内にある場合には、起動範囲比較判定手段23
はPSDI起動手段24に起動指令を出力する。
【0040】また、プレス行程判定手段12は、プレス
行程検出手段16からの検出信号に基づいてプレスがど
の行程にあるかを判定する。例えば、ロータリカム信
号、クランク軸回転角度信号又はスライド位置信号に基
づいて、スライド位置が上死点停止行程か、下降行程か
又は上昇行程かの判定を行い、この判定結果を起動受付
可能判定手段25に出力する。さらに、起動受付可能判
定手段25は、この判定結果をチェックし、例えば上昇
行程又は上死点停止行程にある場合には起動受付可能と
判断し、起動許可指令をPSDI起動手段24に出力す
る。また、スライド位置が下降行程にある場合には起動
受付不可と判断し、起動許可指令を出力しない。なお、
本発明に係わる上記起動受付可能な行程は上昇行程又は
上死点停止行程に限定されず、例えば「200°〜33
0°」のように加工条件やプレス機械仕様に適した範囲
を設定することができる。
【0041】PSDI起動手段24は、起動受付可能判
定手段25から起動許可指令を入力したときにのみ、起
動範囲比較判定手段23からの起動指令に基づいてスラ
イド2を起動させる。また、起動許可指令が入力されな
いときは、起動指令が入力されてもスライド2を非常停
止させる。
【0042】次に、本発明に係わる感応式プレス起動装
置の起動方法について、図4及び図5に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。ステップ100において、1
ショット目は、作業者が図示しない手動起動スイッチ
(例えば、両手操作用の左右運転ボタン等)を操作し、
プレス機械1を起動する。2ショット目以降は、(起動
範囲比較判定手段23)後述するステップでの自動起動
によってプレス機械1が起動される。この後、ステップ
101では(PSDI起動手段24)下降行程に入り、
上死点停止状態にあったスライド2を下降させる。そし
て、ステップ102で(PSDI起動手段24)、制御
器13は光線式安全装置4からの遮光信号を受けて起動
受付不可の行程中に(ここでは、下降行程中に)遮光し
たか否かを判定し、遮光したときは、ステップ103で
非常停止指令を出力してスライドを非常停止させる。ま
たステップ102で、起動受付不可の行程中(例えば、
下降行程中)に遮光してないときは、ステップ104で
上昇行程に入り、スライド2を上昇させる。さらに、ス
テップ105で、上死点停止行程に入り、スライド2を
上死点停止させる。
【0043】次に、ステップ106では、作業者はトラ
イアルで光軸遮光操作(ブレーク)を行う。なお、この
遮光操作は、ステップ104の上昇行程〜ステップ10
5の上死点停止行程までの間ならいつでも実行可能とし
ている。そして、ステップ107で(光線式安全装置信
号入力手段20)、制御器13は前記遮光操作が上昇行
程〜上死点停止行程までの間に行われたか否かを判断
し、遮光されてないときはステップ106に戻って遮光
操作が行われるまで待ち、遮光されたときはステップ1
08に移行する。
【0044】ステップ108では(光線式安全装置信号
入力手段20)光線式安全装置4の遮光信号に基づいて
遮光光軸の位置及び本数(遮光状態信号)を求め、次に
ステップ109で(起動範囲設定手段10)この遮光光
軸の位置及び本数を取り込んで、隣接して遮光された光
軸範囲(つまり起動範囲に相当)を求める。この後、ス
テップ110で(起動範囲設定手段10)1ショット目
完了フラグがセットされたか否かをチェックし、セット
されてないときは(1ショット目)ステップ111に移
行し、セットされているときは(2ショット目以降)ス
テップ115に移行する。
【0045】ステップ111では(起動範囲設定手段1
0)、制御器13は前記求めた遮光光軸範囲に前記許容
値を加算して起動範囲を演算する。そして、ステップ1
12で(起動範囲設定手段10)遮光設定取込手段21
の取り込み信号によって、上記演算した起動範囲データ
を取り込む。ここで、遮光設定取込手段21がロータリ
カム装置やスライド位置検出手段の場合は、例えば上昇
行程又は上死点停止行程等の所定位置で取り込まれ、取
り込みスイッチの場合は、作業者がこの取り込みスイッ
チを操作したときに取り込まれる。次にステップ113
で(起動範囲記憶手段22)、制御器13は取り込んだ
起動範囲データを記憶する。このとき、作業者特定手段
11によって指定された作業者ID番号に対応する所定
のメモリエリアに記憶する。そして、ステップ114で
1ショット目完了フラグをセットした後、ステップ10
6に戻って前記処理を繰り返す。
【0046】また制御器13は、ステップ115で(起
動範囲比較判定手段23)、作業者特定手段11により
指定された作業者に対応する前記記憶された起動範囲を
読み出した後に、ステップ116で、前記ステップ10
9において求めた遮光光軸範囲がこの記憶された起動範
囲内にあるか否かを判定し、起動範囲内にないときは前
記ステップ103へ移行して非常停止し、起動範囲内の
ときはステップ100に戻ってプレス起動回路14に起
動指令を出力し、(PSDI起動手段24)プレスを自
動起動する。
【0047】上記で説明したように、第1ショット目の
プレス作業時、ティーチングにより起動範囲が自動的に
設定され、第2ショット目以降は、この設定された起動
範囲内の遮光操作時のみ、起動可能としている。したが
って、作業者が誤って頭や肩等で起動範囲外を遮光して
も、ブレークとしてカウントされずに非常停止している
ので、不意にプレス機械1が起動することがなくなる。
この結果、作業者の有意志に基づいたPSDIによる起
動が可能となるので、作業者の疲労度が軽減される。ま
た、作業者の適性に合った起動範囲でのPSDI操作が
できるので無理なく作業ができる。さらに、プレス行程
(つまり、スライド位置)が起動受付可能範囲、例えば
上昇行程又は上死点等でないときに遮光された場合は、
PSDIによる自動起動を行わないので、安全性が向上
される。
【0048】次に、第2実施形態について図6及び図7
に基づいて説明する。本実施形態は、起動範囲の設定を
起動範囲設定スイッチによって手動で設定する例を示し
ている。したがって、ここでは、起動範囲設定手段10
以外の構成については第1実施形態と同一なので図2と
同じ符号を付してその説明を省略し、本実施形態の特徴
有る構成についてのみ説明する。
【0049】図6は、本実施形態におけるハード構成ブ
ロック図である。起動範囲設定スイッチ30は作業者が
起動範囲データを直接入力して設定可能とするスイッチ
であり、例えば、起動範囲となる光軸位置(光軸A、B
等、又は位置番号)を入力する光軸位置入力スイッチ
と、入力された光軸位置データを取り込む取り込みスイ
ッチ等からなる。そして、この取り込んだ光軸位置デー
タを制御器13に出力する。
【0050】制御器13は、起動範囲設定スイッチ30
から入力した光軸位置データに基づいて起動範囲を求
め、この起動範囲データを作業者特定手段11によって
指定された作業者ID番号に対応するメモリ内の所定エ
リアに記憶する。そして、プレス作業時は、プレス行程
判定手段12からの出力信号に基づいて起動受付可能な
所定行程かを判定し、起動受付可能な行程のときは光線
式安全装置4からの遮光信号に基づいて求めた遮光位置
が上記記憶された起動範囲内かをチェックし、起動範囲
内のとき、プレス起動回路14に起動指令を出力する。
【0051】図7は、本実施形態に係わる機能構成ブロ
ック図である。光線式安全装置信号入力手段20は光線
式安全装置4から各光軸毎の遮光信号を入力し、全光軸
の遮光状態信号を起動範囲比較判定手段23に出力す
る。また起動範囲設定手段10は、起動範囲設定モード
時に、起動範囲設定スイッチ30によって取り込まれた
光軸位置データに基づいて起動範囲データを求め、この
起動範囲データを起動範囲記憶手段22に出力する。
【0052】また、起動範囲記憶手段22は、起動範囲
設定モード時に、作業者特定手段11からの作業者特定
信号に対応させて、起動範囲設定手段10からの起動範
囲データを記憶し、次にプレス作業時に指定された作業
者特定信号に対応する前記起動範囲データを起動範囲比
較判定手段23に出力する。起動範囲比較判定手段23
は、プレス作業時に、入力した前記遮光状態信号と前記
起動範囲データとを比較し、遮光光軸位置が起動範囲内
のときは、PSDI起動手段24に起動指令を出力す
る。
【0053】また、プレス行程判定手段12は、プレス
行程検出手段16からの検出信号に基づいて現在のプレ
ス行程がどこかを判定し、判定結果を起動受付可能判定
手段25に出力する。さらに、起動受付可能判定手段2
5はこの判定結果をチェックし、起動受付可能な行程の
ときは、起動許可指令をPSDI起動手段24に出力
し、起動受付不可の行程のときは、起動許可指令を出力
しない。そして、PSDI起動手段24は、この起動許
可指令を入力したときにのみ、起動範囲比較判定手段2
3からの起動指令に基づいてスライド2を起動させ、ま
た、起動許可指令が入力されないときは、上記起動指令
が入力されてもスライド2を停止させたままとする。
【0054】上記構成における処理フローチャートは、
前述の図4〜図5に示したフローチャートと略同様であ
る。ただし、起動範囲の設定をティーチングではなくて
起動範囲設定スイッチ30によって行うので、ステップ
110〜ステップ114の処理は不要となる。したがっ
て、第1ショット目から以降も同様に、ステップ109
で遮光光軸位置を求め、次にステップ115に移行し、
記憶された起動範囲を読み出し、ステップ116でこの
両者を比較することができる。
【0055】以上説明したように、起動範囲設定手段1
0は起動範囲設定スイッチ30を備えており、作業者は
この起動範囲設定スイッチ30によって起動範囲を直接
入力し、設定することができる。この起動範囲データは
作業者毎に対応して記憶され、プレス作業時に実際の作
業者に対応した起動範囲データに基づいてPSDIによ
る起動か可能か否かがチェックされる。この結果、作業
者が誤って頭や肩等で起動範囲外を遮光した場合でも作
業者が意図しない起動が無くなるので作業者の疲労度や
ストレスが軽減され、また、作業者に合った起動範囲で
のPSDI操作ができるので無理なく作業ができる。さ
らに、起動範囲の設定や変更が容易となり、起動範囲設
定時の操作性がよい。また、プレス行程(つまり、スラ
イド位置)が起動受付可能範囲、例えば上昇行程又は上
死点等でないときに遮光された場合は、PSDIによる
自動起動を行わないので、安全性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる感応式プレス起動装置の起動範
囲設定の説明図である。
【図2】本発明に係わる第1実施形態のハード構成ブロ
ック図である。
【図3】本発明に係わる第1実施形態の機能構成ブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係わる第1実施形態の処理フローチャ
ート例(前半)である。
【図5】本発明に係わる第1実施形態の処理フローチャ
ート例(後半)である。
【図6】本発明に係わる第2実施形態のハード構成ブロ
ック図である。
【図7】本発明に係わる第2実施形態の機能構成ブロッ
ク図である。
【図8】光線式安全装置を備えたプレス機械の外観斜視
図である。
【図9】光線式安全装置の光線カーテンの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プレス機械 2 スライド 3 作業領域 4 光線式安全装置 4a 投光器 4b 受光器 10 起動範囲設定手段 11 作業者特定手段 12 プレス行程判定手段 13 制御器 14 プレス起動回路 16 プレス行程検出手段 20 光線式安全装置信号入力手段 21 遮光設定取込手段 22 起動範囲記憶手段 23 起動範囲比較判定手段 24 PSDI起動手段 25 起動受付可能判定手段 30 起動範囲設定スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド(2) の作業領域に作業者の手や
    素材が侵入する作業面の入口に設けられ、かつ、侵入物
    による光線の遮光を検出して動作中のスライド(2) を非
    常停止させるための光線式安全装置(4) の各光軸の遮光
    信号とその後の回復信号に基づいてプレス機械(1) を自
    動起動させる感応式プレス起動装置において、 プレス機械(1) の前記自動起動を可能とする光線式安全
    装置(4) の光軸の特定の遮光範囲を起動範囲として設定
    する起動範囲設定手段(10)と、 この設定した起動範囲を記憶する起動範囲記憶手段(22)
    と、 前記光線式安全装置(4) から入力した各光軸の前記遮光
    信号に基づいて求められた遮光範囲が前記記憶した起動
    範囲内にあるか否かをチェックし、起動範囲内にあると
    判定したときは、起動指令を出力する起動範囲比較判定
    手段(23)と、 この起動指令に基づいてプレス機械1を自動起動させる
    PSDI起動手段(24)とを備えたことを特徴とする感応
    式プレス起動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    において、 前記起動範囲設定手段(10)は、前記光線式安全装置(4)
    からの各光軸の遮光信号を取り込むタイミングを指令す
    る遮光設定取込手段(21)を備えると共に、この遮光設定
    取込手段(21)からの取り込みタイミング指令を受けたと
    き取り込んだ各光軸の遮光信号に基づいて、前記遮光範
    囲を求めて設定することを特徴とする感応式プレス起動
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の感応式プレス起動装置
    において、 前記遮光設定取込手段(21)が、前記スライド(2) の位置
    が所定のプレス行程内のときに前記取り込みタイミング
    指令を出力するロータリカム装置、前記スライド(2) の
    位置信号を出力して前記取り込みタイミングを指令する
    スライド位置検出手段、又は手動操作によって取り込み
    タイミング指令を出力する取り込みスイッチのいずれか
    一つであることを特徴とする感応式プレス起動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    において、 前記起動範囲設定手段(10)は、前記起動範囲の光軸位置
    を直接設定することが可能な起動範囲設定スイッチ(30)
    であることを特徴とする感応式プレス起動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    において、 スライド(2) の位置に基づいて、現在のプレス行程を判
    定するプレス行程判定手段(12)と、 プレス行程判定手段(12)が判定した結果に基づいて、現
    在のプレス行程が起動受付可能な行程か否かを判定し、
    起動受付可能な行程のときは起動許可指令を出力する起
    動受付可能判定手段(25)と、 この起動許可指令を入力したときにのみ、前記起動範囲
    比較判定手段(23)からの起動指令に基づいてプレス機械
    1を自動起動させるPSDI起動手段(24)とを備えたこ
    とを特徴とする感応式プレス起動装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の感応式プレス起動装置
    において、 前記起動受付可能判定手段(25)は、スライド(2) の上昇
    行程又は上死点停止行程のときに起動受付可能とし、ま
    た、スライド(2) の下降行程のときには起動受付不可と
    すると共に、プレスを非常停止させることを特徴とする
    感応式プレス起動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずかれ一つに記載の感
    応式プレス起動装置において、 前記起動範囲記憶手段(22)は、作業者別に対応させて前
    記起動範囲の記憶が可能で、かつ、読み出しが可能であ
    り、 この起動範囲記憶手段(22)が前記起動範囲を記憶すると
    き、又は、この記憶した起動範囲を読み出すときに、作
    業者を特定する作業者特定信号を出力する作業者特定手
    段(11)を設けたことを特徴とする感応式プレス起動装
    置。
  8. 【請求項8】 スライド(2) の作業領域に作業者の手や
    素材が侵入する作業面の入口に設けられ、かつ、侵入物
    による光線の遮光を検出して動作中のスライド(2) を非
    常停止させるための光線式安全装置(4) の各光軸の遮光
    信号とその後の回復信号に基づいてプレス機械(1) を自
    動起動させる感応式プレス起動装置の起動方法におい
    て、 光線式安全装置(4) の全光軸の内で特定の光軸範囲を起
    動範囲として予め設定し、この起動範囲のデータを記憶
    しておき、プレス作業時に、光線式安全装置(4) の前記
    遮光信号の光軸位置と前記記憶された起動範囲とを比較
    し、前記遮光信号の光軸位置が前記記憶された起動範囲
    内にあるときは、プレス機械(1) を起動することを特徴
    とする感応式プレス起動装置の起動方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の感応式プレス起動装置
    の起動方法において、前記起動範囲としての特定の光軸
    範囲は、前記光線式安全装置(4) の光線を実際に素材の
    搬入によって遮光した位置、あるいは、作業者の操作に
    よって遮光した位置を教示して設定されることを特徴と
    する感応式プレス起動装置の起動方法。
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