JPH10166768A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH10166768A
JPH10166768A JP8330671A JP33067196A JPH10166768A JP H10166768 A JPH10166768 A JP H10166768A JP 8330671 A JP8330671 A JP 8330671A JP 33067196 A JP33067196 A JP 33067196A JP H10166768 A JPH10166768 A JP H10166768A
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JP
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exterior material
card
frame
metal panel
exposed
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JP8330671A
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Shigeo Onoda
重雄 小野田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
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    • G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波溶着法を用いることなく上下の外装材
を結合させ、また、簡単な構成で上下の金属パネルどう
しを電気的に導通させる。 【解決手段】上側フレーム2Uと上側金属パネル7とを
一体化して上側外装材10Uを形成する一方、下側フレ
ーム2Lと下側金属パネル8とを一体化して下側外装材
10Lを形成し、所定の電子部品等4を組み込んだ電気
回路基板3と該基板3に接続されるコネクタ5とを介装
した上で、上記上側外装材10Uと下側外装材10Lと
を結合させて組み立てるICカード1において、上側外
装材10Uと下側外装材10Lとの結合部に上側金属パ
ネル7と下側金属パネル8の一部をそれぞれ露出させ、
片側の露出部分16に爪部を設ける一方、他側の露出部
分12に係合穴を設け、該係合穴に上記爪部を係合させ
て上記上側外装材10Uと下側外装材10Lとを結合さ
せることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICカードの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所謂ICカードでは、所定の電子
部品等を組み込んだ電気回路基板などの内部部品を枠体
(フレーム)内に配置し、その上下を一対の金属パネル
で覆うようにした構造が、一般に幅広く採用されてい
る。尚、本明細書において、「ICカード」とは、カー
ド状もしくは平板状で、半導体回路を含む電子回路ある
いは電気回路を備えたものを言い、例えば、PCカー
ド,モデムカード,LANカードあるいはメモリカー
ド、更には電子カードなど、種々の他の異なる名称で呼
ばれるカード類で、同様の基本構成を備えたものも、こ
れに含まれるものとする。
【0003】かかるICカードの構造として、カードの
外枠を成すフレーム体を上下2分割構造とするととも
に、上下の各フレームと上下の各金属パネルとをそれぞ
れ一体化した上で、上下のフレームどうしを超音波溶着
で結合させて組み立てるようにしたものが知られてい
る。すなわち、図16〜図19にその一例を示すよう
に、従来例に係るICカード101は、カード本体の外
枠を構成する樹脂製のフレーム体102と、所定の電子
部品等104を組み込んだ電気回路基板103と、該電
気回路基板103の一端側に取り付けられるコネクタ1
05と、電気回路基板103およびコネクタ105を含
むカード101の上下(表裏)をそれぞれ覆う一対の金
属製パネル107,108とを備えている。尚、上記コ
ネクタ105は、ICカード101が使用される機器
(例えばパーソナルコンピュータなど)との電気的な接
続を得るためのものである。
【0004】上記樹脂製のフレーム体102は上下に2
分割して上側フレーム102Uと下側フレーム102L
とで構成されている。そして、上側フレーム102Uと
上側パネル107とを一体化して上側外装材110Uが
形成される一方、下側フレーム102Lと下側パネル1
08とを一体化して下側外装材110Lが形成されてい
る。この各フレーム102U,102Lと各金属パネル
107,108とは、例えば、所謂パネル−フレーム一
体成形法により、樹脂製フレーム102U,102Lの
成形時にそれぞれ一体化される。そして、上記電気回路
基板103とこれに接続されたコネクタ105とを介装
した上で、上記上側外装材110Uと下側外装材110
Lとを結合させてICカード101が組み立てられる。
なお、図19においては、上側外装材110Uは、その
構造をより理解し易くするために、上下逆に表示されて
いるが、実際の組立時には、図19における1点鎖線の
曲線で示すように、図19の表示状態から180度反転
させた状態で下側外装材110Lと組み合わされる。
【0005】上記上下のフレーム102U,102Lの
いずれか一方(この従来例では下側フレーム102L)
の結合面には、図17から良く分かるように、断面が所
定のサイズ及び形状に設定された溶着用突起部111
(溶着代)が、フレーム102Lの周縁に沿って例えば
連続するように形成されている。そして、この溶着用突
起部111と上側フレーム102Uの端面とが当接する
ように、上下の外装材110U,110Lを組み合わ
せ、当接部を上下から加圧しながら超音波振動を与えて
上記突起部111を溶融させ、上下のフレーム102
U,102Lどうしをその端面で接合するようになって
いる。かかる構成を採用することにより、一体物のフレ
ームの上下に金属パネルを接着固定する場合に比べて、
時間と手間の掛かる接着工程を無くすることができる上
に、より強固な固定が得られ、しかも、フレームの固定
幅を狭く設定することが可能であるので、ICカード内
の電子部品等に対する実装面積を大きく確保することが
できる。
【0006】なお、上記上下のフレーム102U,10
2Lの各結合面には、各金属パネル107,108に至
るまで貫通するスリット112U,112Lが互いに対
応するように形成されている。そして、上下の外装材1
10U,110Lの組立に先立って、このスリット11
2U,112Lに例えば環状の金属製リング(不図示)
を予め装着しておくことにより、組立状態で上下の金属
パネル107,108間の導通が得られるようになって
いる。これにより、外部から印加される静電気等から、
上記電気回路基板103に搭載された電子部品等104
を、より有効に電気的に保護することができる。このよ
うに上下の金属パネルどうしを相互に導通させて静電気
耐性の向上を図るものとして、フレーム体を上下に分割
したタイプのものではないが、例えば実開平4−632
84号公報では、上下の各金属パネルの側縁部分を折り
曲げ成形して互いに係号し得る爪部を形成する一方、樹
脂製フレームの上記各爪部に対応する部位に、上下に貫
通する空隙部を設けておき、カードを組み立てることに
より、上記空隙部内で上下の金属パネルの爪部どうしが
係合し、両金属パネル間の導通を得るようにした構造が
知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のICカード101では、上側外装材110Uと下側
外装材110Lとを超音波溶着によって結合しているの
で、この溶着工程で結合部に超音波振動を加える際、そ
の振動エネルギーが電気回路基板103上の電子部品等
104にまで及び、これら電子部品等104がダメージ
を受ける可能性がある。この問題を回避するためには、
上下の金属パネル107,108と電子部品等104と
の間隔を一定以上に確保する必要があり、電子部品等1
04の高さがそれだけ制限されるなど、設計上の問題が
あった。また、上記従来のICカード101では、外部
からの静電気に対する耐性をより高めるために上下の金
属パネル107,108どうしを相互に導通させるに際
して、専用の部品(例えば上記環状の金属製リング)が
必要とされる上、この部品を装着するスリット112
U,112Lを上下のフレーム102U,102Lに設け
ておく必要があるので、部品点数が増加するとともにフ
レーム102U,102Lの成形型も複雑化し、更に、
組立工数も増加するという問題があった。
【0008】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたもので、超音波溶着法を用いることなく上下の
外装材を結合でき、また、簡単な構成で上下の金属パネ
ルどうしを電気的に導通させることができるICカード
を提供することを基本的な目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の第1
の態様に係るICカードは、カードの外枠を成すフレー
ム体を上下に2分割して上側フレームと下側フレームと
で構成し、上側フレームとカード上側を覆う上側金属パ
ネルとを一体化して上側外装材を形成する一方、下側フ
レームとカード下側を覆う下側金属パネルとを一体化し
て下側外装材を形成し、所定の電子部品等を組み込んだ
電気回路基板と該電気回路基板の一端側に接続されるコ
ネクタとを介装した上で、上記上側外装材と下側外装材
とを結合させて組み立てるようにしたICカードにおい
て、上記上側外装材と下側外装材との結合部に上記上側
金属パネルと下側金属パネルの一部をそれぞれ露出さ
せ、いずれか片側の露出部分に爪部を設ける一方、他側
の露出部分に上記爪部と係合し得る被係合部を設け、該
被係合部に上記爪部を係合させて上記上側外装材と下側
外装材とを結合させることを特徴としたものである。
【0010】また、本発明の第2の態様に係るICカー
ドは、上記第1の態様に係るICカードにおいて、上記
上側フレームの結合面と下側フレームの結合面のいずれ
か片側に凹部が形成される一方、他側に上記凹部と嵌合
し得る凸部が形成されており、上記上側外装材と下側外
装材とが結合させられた際には、上記凹部と凸部とが嵌
合することを特徴としたものである。
【0011】更に、本発明の第3の態様に係るICカー
ドは、上記第2の態様に係るICカードにおいて、上記
凸部の内部には、金属パネルの一部を凸状に形成した骨
材が埋設されていることを特徴としたものである。
【0012】また、更に、本発明の第4の態様に係るI
Cカードは、上記第2または第3の態様に係るICカー
ドにおいて、上記凹部および凸部は、平面視で矩形状ま
たは長円状に形成されていることを特徴としたものであ
る。
【0013】また、更に、本発明の第5の態様に係るI
Cカードは、上記第1〜第4のいずれか一の態様に係る
ICカードにおいて、上記爪部は、上記片側の金属パネ
ルの露出部分の先端を折り曲げて形成されていることを
特徴としたものである。
【0014】また、更に、本発明の第6の態様に係るI
Cカードは、上記第1〜第4のいずれか一の態様に係る
ICカードにおいて、上記爪部は、上記被係合部が設け
られた他側の金属パネルの露出部分に対して直角方向か
ら上記被係合部に係合することを特徴としたものであ
る。
【0015】また、更に、本発明の第7の態様に係るI
Cカードは、上記第6の態様に係るICカードにおい
て、上記爪部は、該爪部が設けられた片側の金属パネル
の露出部分と同一平面内にあることを特徴としたもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態について、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本実施の
形態に係るICカード1の全体斜視図、図2はこのIC
カード1の分解斜視図である。これらの図に示すよう
に、上記ICカード1は、カード本体の外枠を構成する
樹脂製のフレーム体2と、所定の電子部品等4を組み込
んだ電気回路基板3と、該電気回路基板3の一端側に取
り付けられるコネクタ5と、電気回路基板3およびコネ
クタ5を含むカード1の上下(表裏)をそれぞれ覆う一
対の金属製パネル7,8とを備えている。上記コネクタ
5は、本ICカード1が使用される機器(例えばパーソ
ナルコンピュータなど)と電気的に接続されて信号授受
を行うためのもので、ICカード1の一側面(フロント
側の側面)に位置している。また、上記電子部品等4お
よびコネクタ5は、例えば、はんだ付け等の手法によ
り、電気回路基板3に対して電気的および機械的に接続
されている。なお、この電気回路基板3とコネクタ4と
は、多数の金属導体6を介して電気的および機械的に接
続されている。
【0017】本実施の形態では、上記樹脂製のフレーム
体2は上下に2分割して上側フレーム2Uと下側フレー
ム2Lとで構成されている。そして、上側フレーム2U
とカード上側を覆う上側パネル7とを一体化して上側外
装材10Uが形成される一方、下側フレーム2Lとカー
ド下側を覆う下側パネル8とを一体化して下側外装材1
0Lが形成されている。この各フレーム2U,2Lと各
金属パネル7,8とは、例えば、所謂パネル−フレーム
一体成形法により、樹脂製フレーム2U,2Lの成形時
に一体化される。すなわち、所定形状にプレス成形され
た各金属パネル7,8を各フレーム2U,2Lの成形型内
にセットした上で、この型内に溶融樹脂を供給してフレ
ーム2U,2Lを成形することにより、各フレーム2U,
2Lと各金属パネル7,8とが一体化された外装材10
U,10Lが得られる。なお、この代わりに、予め所定
形状に成形されたフレームとプレス成形された金属パネ
ルとを、嵌合等の機械的な方法あるいは接着などにより
相互に固定して一体化するようにしても良い。
【0018】そして、上記電気回路基板3とこれに接続
されたコネクタ5とを介装した上で、上記上側外装材1
0Uと下側外装材10Lとを結合させてICカード1が
組み立てられる。なお、図2においては、上側外装材1
0Uは、その構造をより理解し易くするために、上下逆
に表示されているが、実際の組立時には、図2における
1点鎖線の曲線で示すように、図2の表示状態から18
0度反転させた状態で下側外装材10Lと組み合わされ
る。本実施の形態では、このICカード1の組立に際し
て、従来の超音波溶着法に代えて、上下の金属パネル
7,8どうしの機械的な係合により、上記上側外装材1
0Uと下側外装材10Lとを結合させるようにしてい
る。
【0019】以下、この上下の外装材10U,10Lど
うしの結合構造について説明する。上記上側外装材10
Uのフレーム2U(上側フレーム)の結合面には、複数
(本実施の形態では4つ)の所定深さの凹部11(第1
凹部)が形成されており、図3に詳しく示すように、こ
の第1凹部11内に上側パネル7の一部が露出してい
る。この上側パネル7の長手方向に沿った各側縁部分に
は、パネル素材を略90度折り曲げて断面L字状の曲折
部7aがそれぞれ形成されており、各曲折部7aの長手
方向に沿った複数箇所(本実施の形態では、例えば片側
2箇所)について、該曲折部7aから所定高さ突出した
部分が設けられ、この突出した部分の先端側が上記凹部
11内に露出して露出部12(上側露出部)を構成して
いる。そして、この上側露出部12には、例えば三角形
状の穴部13(係合穴)が形成されている。また、より
好ましくは、上記上側フレーム2Uの結合面には、複数
(本実施の形態では4つ)の所定深さの凹部14(第2
凹部)が設けられている。第7図から良く分かるよう
に、この第2凹部14の周縁形状は円形を成している。
【0020】一方、下側外装材10Lのフレーム2L
(下側フレーム)の結合面には、上記各上側露出部12
にそれぞれ対応した箇所に、下側パネル8の一部が露出
している。この下側パネル8の長手方向に沿った各側縁
部分には、パネル素材を略90度折り曲げて断面L字状
の曲折部8aがそれぞれ形成されており、各曲折部8a
の長手方向に沿った複数箇所(本実施の形態では、例え
ば片側2箇所)について、該曲折部8aから所定高さ突
出した部分が設けられ、この突出した部分の先端側が下
側フレーム2Lの結合面から露出して露出部16(下側
露出部)を構成している。そして、図4に詳しく示すよ
うに、この下側露出部16には、上記上側露出部12の
係合穴13に係合し得る爪部18が設けられている。こ
の爪部18は、下側露出部16の基部17が含まれる面
から僅かに傾斜して下開き状に反るように延びており、
より好ましくは、その少なくとも一方の側部が所定角度
のテーパ状に形成されている。本実施の形態では、上記
爪部18は三角形状に形成されており、したがって、そ
の両側部がテーパ状に形成されている。また、より好ま
しくは、上記下側フレーム2Lの結合面には、上側フレ
ーム2Uの各第2凹部13に対応した箇所に、所定高さ
の突起部19が設けられている。第8図から良く分かる
ように、この突起部19は円筒状に形成され、上記第2
凹部13に対して、微小な隙間もしくは締め代をもって
嵌合し得るように寸法設定されている。
【0021】以上の構成において、上記ICカード1の
最終組立工程で、互いに結合された電気回路基板3およ
びコネクタ5を上側外装材10Uと下側外装材10Lと
の間に配置した上で、両外装材10U,10Lを結合さ
せる際には、上側フレーム2Uの各第2凹部14と下側
フレーム2Lの対応する各突起部19とを位置合わせす
る。このとき、上側露出部12と対応する下側露出部1
6とが係合可能な相互位置に位置決めされるようになっ
ている。そして、このように組み合わされた上下の外装
材10U,10Lの各フレーム2U,2Lを上下方向から
加圧する。これにより、図9に示すように、上側フレー
ム2Uの各第2凹部14と下側フレーム2Lの対応する
各突起部19とが、微小な隙間もしくは締め代をもって
嵌合する。また、図5および図6に示すように、各上側
露出部12の係合穴13と各下側露出部16の爪部18
とが係合する。このとき、より好ましくは、上記爪部1
8と被係合部とが係合するよりも前に、上記第2凹部1
4と突起部19との嵌合動作が始まり、この第2凹部1
4と突起部19によって上下のフレーム2U,2Lが位
置決めされた後に、上記爪部18と被係合部との係合動
作が完了するようになっている。これにより、より確実
かつ高精度の位置決めを達成することができる。なお、
上記図5は、爪部18と係合穴13との嵌合状態を説明
するためのもので、上側外装材10Uについては、上側
露出部12以外の部材を省略して図示されている。
【0022】この係合穴13と爪部18との係合は、上
側露出部12が爪部18の上記「反り」に起因する弾性
力に抗しながら下側露出部16に沿うようにして相対移
動し、係合穴13の下端部分が爪部18の下端部を越え
て両者が係合することにより行われる。このように係合
した後は、上述のように下開き状に反った爪部18自体
が戻り止めになるので、上側露出部12が爪部18から
容易に脱落することはない。また、上記爪部18の側部
は上述のように所定角度のテーパ状に形成されているの
で、この爪部18の側部が三角形状の係合穴13の内周
と組み合わされて相互に摺動し得ることにより、爪部1
8および係合穴13の形状・寸法あるいは両者の相対位
置の製造上の微小な誤差を吸収した上で、両者が確実に
係合できるようになっている。なお、このように上下の
外装材10U,10Lどうしを結合した状態で、下側露
出部16が上側フレーム2U内に(つまり、上側フレー
ム2Uの第1凹部11内に)支障なく収納され得るよう
に、上側フレーム2Uの厚さと下側露出部16の高さの
寸法関係が設定されている。
【0023】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、上側外装材10Uと下側外装材10Lとの結合部
に上側金属パネル7と下側金属パネル8の一部をそれぞ
れ露出させ、いずれか片側(本実施の形態では、例えば
下側)の露出部分16に爪部18を設ける一方、他側
(本実施の形態、例えば上側)の露出部分12に上記爪
部18と係合し得る係合穴13を設け、該係合穴13に
上記爪部18を係合させて上記上側外装材10Uと下側
外装材10Lとを結合させるようにしたので、超音波溶
着法を用いることなく上下の外装材10U,10Lを結
合できる。したがって、超音波溶着法における場合よう
に、これら外装材10U,10Lの内部に収納された電
気回路基板3上の電子部品等4が結合時にダメージを受
けることはなく、また、かかるダメージ回避のために電
子部品等4の高さが特に制限されることもない。更に、
上下の金属パネル7,8の一部(露出部分12,16)ど
うしを係合させるので、外部からの静電気に対する耐性
向上のために上下の金属パネル7,8どうしを電気的に
導通させるに際して、従来のように専用部品(例えば上
記環状の金属製リング)を用いる必要はなく、部品点数
および組立工数の増加を抑制することができる。すなわ
ち、比較的簡単な構成で静電気耐性の向上を達成するこ
とができるのである。
【0024】しかも、その上、上側フレーム2Uの結合
面と下側フレーム2Lの結合面のいずれか片側(本実施
の形態では上側フレーム2Uの結合面)に凹部14(第
2凹部)が形成される一方、他側(本実施の形態では下
側フレーム2Lの結合面)に上記第2凹部14と嵌合し
得る凸部突起部19が形成されており、上記上側外装材
10Uと下側外装材10Lとが結合させられた際には、
上記各第2凹部14と各突起部19とが嵌合するように
したので、上側外装材10Uと下側外装材10Lとを結
合させるに際して、上下の金属パネル7,8の各露出部
分12,16どうしの係合による結合力に加えて、上記
各第2凹部14と各突起部19の嵌合による結合力をも
得ることができ、上記両外装材10U,10Lをより強
固に結合させることができる。
【0025】実施の形態2.次に、本発明に係るICカ
ードの各種変形例について説明する。なお、以下の説明
において図1〜図9に示した実施の形態における場合と
同様のものには同一の符号を付し、それ以上の説明は省
略する。図10および図11は、フレームに(上述の実
施の形態では下側フレーム2Lに)設けられる突起部1
9の変形例を示している。これらの図に示すように、こ
の変形例では、フレーム(例えば下側フレーム)22L
に設けられた各突起部29の内部に、金属パネル(例え
ば下側パネル)28の一部を凸状に形成した骨材部28
bが埋設されている。この骨材部28bは、下側パネル
28の長手方向に沿った縁部に形成された曲折部28a
において、上記各突起部29に対応した部位のパネルの
一部を所定高さ突出させて形成されている。このよう
に、本変形例によれば、上記各突起部29は各骨材28
bによって補強される。すなわち、金属パネル28の一
部を利用した簡単な構成で、上記各突起部29の強度お
よび剛性を高めることができる。
【0026】実施の形態3.また、図12は、上下のフ
レームの各結合面に設けられる突起部とこれに嵌合する
凹部(第2凹部)の変形例を示している。この変形例で
は、上側フレーム32Uの結合面に設けられた各第2凹
部34および下側フレーム32Lの結合面に設けられた
各突起部39は、平面視で矩形状(より好ましくは長方
形状)に形成されている。上記各フレーム32U,32
Lはその幅が制限されているので、上記各第2凹部34
および各突起部39を、このように平面視で長方形状に
形成したことにより、図1〜図9で示した実施の形態に
おけるように、それらを平面視で円形とした場合に比べ
て、嵌合部分の面積をより大きく確保することができ、
上側外装材30Uと下側外装材30Lとの結合力をより
一層高めることができるのである。なお、各第2凹部3
4および各突起部39の平面視における形状を、上記の
ように矩形状とする代わりに、長円状としても良い。
【0027】実施の形態4.図13は、上下いずれかの
金属パネルの露出部に形成される爪部の変形例を示して
いる。この図において破線で示されるように、本変形例
では、爪部が設けられるべき金属パネル45(例えば下
側パネル)の露出部46は、例えば矩形状の基部47
と、該基部47の末端から一体的に延長して形成された
延長部48とで構成されている。この延長部48は、上
記金属パネル45がフレーム42L(下側フレーム)と
一体化されるまでは、基部47と同一平面内にあり、し
たがって下側露出部46はその全体が平坦に形成されて
いる。そして、下側パネル45は、この露出部46が平
坦に維持された状態で、前述のパネル−フレーム一体成
形法により、樹脂製の下側フレーム42Lの成形時に該
フレーム42Lに一体化される。この一体化が完了した
後、図13において実線で示されるように、上記延長部
48を折り返して、上側露出部12に形成された係合穴
13(例えば図3,図5および図6参照)と係合し得る
爪部48が形成されるようになっている。
【0028】本変形例では、上述のように、下側パネル
45がフレーム42L(下側フレーム)と一体化される
時点では、爪部を形成する延長部48が基部47と同一
平面内にあり、したがって下側露出部46はその全体が
平坦に維持されれている。このため、下側フレーム42
Lの成形時に下側パネル45を一体化するパネル−フレ
ーム一体成形において、下側パネル45をフレーム42
Lの一方の成形型(不図示)内にセットした後、これと
組み合わされる他方の成形型(不図示)を閉じ合わせて
成形キャビティを形成する際の型締めを極めて容易に行
うことができる。また、成形後の型抜きも簡単である。
これに対して、図4〜図6で示される露出部16のよう
に、当初から爪部18が反っており基部17と同一平面
上にない場合には、成形時(成形キャビティへの溶融樹
脂の充填時)にキャビティからの樹脂漏れが無いように
型締めを行うことが一般に容易でなく、また、型締めさ
れた成形型を成形後に型抜きするのが困難である。
【0029】すなわち、本変形例では、爪部48は、下
側パネル45の露出部46の先端に位置する延長部48
を折り返して形成されているので、この折り返す前の状
態で当該金属パネル45とフレーム42Lとを一体化
し、その後に上記延長部48を折り返すようにすること
により、爪部の折り返し部が存在することによる金属パ
ネル45とフレーム42Lとの一体化作業に及ぼす悪影
響を排除することができ、この一体化をより容易かつ確
実に行うことができるのである。なお、この変形例で
は、金属パネル45とフレーム42Lとは、所謂パネル
−フレーム一体成形法により一体化されていたが、かか
る場合に限らず、例えば、予め所定形状に成形されたフ
レームとプレス成形された金属パネルとを、嵌合等の機
械的な方法で一体化する場合においても、爪部をパネル
の露出部の先端に位置する延長部を折り返して形成する
とともに、この折り返す前の状態で当該金属パネルとフ
レームとを一体化するようにすることにより、この一体
化作業を容易に行うことができる。
【0030】実施の形態5.図14および図15は、爪
部についての他の変形例を示している。この変形例で
は、爪部58を有する露出部56(下側露出部)は、金
属パネル55(下側パネル)の長手方向に沿った縁部に
設けられた曲折部(不図示)から略90度だけねじ曲げ
られて形成されている。爪部58は、露出部56の基部
57と同一平面内にあるので、上側露出部12の係合穴
13に係合するに際して、露出部12に対し直角方向か
ら係合することとなり、より確実な係合状態が得られ
る。この場合において、上記爪部58は、該爪部58が
設けられた下側パネル55の露出部56と(つまりこの
露出部56の基部57と)同一平面内にあるので、該露
出部56に対して爪部58を更に折り曲げる必要はな
く、爪部58の曲折加工工程がより複雑化することを回
避できる。
【0031】尚、以上の実施の形態では、下側外装材の
金属パネルの露出部分に爪部が設けられ、上側外装材の
金属パネルの露出部分に被係合部(係合穴)が設けられ
ていたが、本発明は、かかる上下関係に限定されるもの
ではなく、上下をこの逆に構成しても何ら差し支えはな
い。このように、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更等が可能であることは
言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、上側フレームと上側金属パネルとを一体化して形成
された上側外装材と下側フレームと下側金属パネルとを
一体化して形成された下側外装材とを結合させて組み立
てるようにしたICカードにおいて、上側外装材と下側
外装材との結合部に上記上側金属パネルと下側金属パネ
ルの一部をそれぞれ露出させ、いずれか片側の露出部分
に爪部を設ける一方、他側の露出部分に上記爪部と係合
し得る被係合部を設け、該被係合部に上記爪部を係合さ
せて上記上側外装材と下側外装材とを結合させるように
したので、超音波溶着法を用いることなく上下の外装材
を結合できる。したがって、超音波溶着法における場合
のように、これら外装材の内部に収納された電気回路基
板上の電子部品等が結合時にダメージを受けることはな
く、また、かかるダメージ回避のために電子部品等の高
さが特に制限されることもない。更に、上下の金属パネ
ルの一部(露出部分)どうしを係合させるので、外部か
らの静電気に対する耐性向上のために上下の金属パネル
どうしを電気的に導通させるに際して、従来のように専
用部品(例えば上記環状の金属製リング)を用いる必要
はなく、部品点数および組立工数の増加を抑制すること
ができる。すなわち、比較的簡単な構成で静電気耐性の
向上を達成することができる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、基本的に
は、上記請求項1の発明と同様の効果を奏することがで
きる。しかも、その上、上側フレームの結合面と下側フ
レームの結合面のいずれか片側に凹部が形成される一
方、他側に上記凹部と嵌合し得る凸部が形成されてお
り、上記上側外装材と下側外装材とが結合させられた際
には、上記凹部と凸部とが嵌合するようにしたので、上
側外装材と下側外装材とを結合させるに際して、上下の
金属パネルの露出部分どうしの係合による結合力に加え
て、上記凹部と凸部の嵌合による結合力をも得ることが
でき、上記両外装材をより強固に結合させることができ
る。
【0034】また、請求項3の発明によれば、基本的に
は、上記請求項2の発明と同様の効果を奏することがで
きる。特に、上記凸部の内部には、金属パネルの一部を
凸状に形成した骨材が埋設されているので、上記凸部は
この骨材によって補強される。すなわち、金属パネルの
一部を利用した簡単な構成で、上記凸部の強度および剛
性を高めることができる。
【0035】また、請求項4の発明によれば、基本的に
は、上記請求項2または請求項3の発明と同様の効果を
奏することができる。特に、上記凹部および凸部は平面
視で矩形状または長円状に形成されているので、幅が制
限されているフレームの結合面に上記凹部および凸部を
設けるに際し、平面視で円形の場合に比べて嵌合部分の
面積をより大きく確保することができ、上側外装材と下
側外装材との結合力をより一層高めることができる。
【0036】また、請求項5の発明によれば、基本的に
は、上記請求項1〜請求項4のいずれか一の発明と同様
の効果を奏することができる。特に、上記爪部は、上記
片側の金属パネルの露出部分の先端を折り曲げて形成さ
れているので、この折り曲げる前の状態で当該金属パネ
ルと対応するフレームとを一体化し、その後に折り曲げ
るようにすることにより、爪部の折り返し部が存在する
ことによる金属パネルとフレームとの一体化作業に及ぼ
す悪影響を排除することができ、この一体化をより容易
かつ確実に行うことができる。
【0037】また、請求項6の発明によれば、基本的に
は、上記請求項1〜請求項4のいずれか一の発明と同様
の効果を奏することができる。特に、上記爪部は、上記
被係合部が設けられた他側の金属パネルの露出部分に対
して直角方向から上記被係合部に係合するので、より確
実な係合状態を得ることができる。
【0038】また、請求項7の発明によれば、基本的に
は、上記請求項6の発明と同様の効果を奏することがで
きる。特に、上記爪部は、該爪部が設けられた片側の金
属パネルの露出部分と同一平面内にあるので、該露出部
分に対して爪部を更に折り曲げる必要はなく、爪部の曲
折加工工程がより複雑化することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るICカードの全
体斜視図である。
【図2】 上記ICカードの分解斜視図である。
【図3】 上記ICカードの上側金属パネルの露出部を
拡大して示す斜視図である。
【図4】 上記ICカードの下側金属パネルの露出部を
拡大して示す斜視図である。
【図5】 上記ICカードの爪部と係合穴との係合状態
を説明するための斜視図である。
【図6】 上記爪部と係合穴との係合状態を示すICカ
ードの縦断面説明図である。
【図7】 上記ICカードの上側フレームの第2凹部を
拡大して示す斜視図である。
【図8】 上記ICカードの下側フレームの突起部を拡
大して示す斜視図である。
【図9】 上記第2凹部と突起部との嵌合状態を示すI
Cカードの縦断面説明図である。
【図10】 実施の形態2に係る下側フレームの突起部
を示す斜視図である。
【図11】 上記実施の形態2に係る突起部の側面説明
図である。
【図12】 実施の形態3に係る第2凹部と突起部を示
すICカードの分解斜視図である。
【図13】 実施の形態4に係る爪部を示す斜視図であ
る。
【図14】 実施の形態5に係る爪部を示す斜視図であ
る。
【図15】 上記実施の形態5に係る爪部と係合穴との
係合状態を示す斜視図である。
【図16】 従来例に係るICカードの全体斜視図であ
る。
【図17】 上記従来例に係るICカードの組立前の状
態を示す縦断面説明図である。
【図18】 図16におけるXVIII−XVIII線に沿った縦
断面説明図である。
【図19】 従来例に係るICカードの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ICカード、2U,32U 上側フレーム、2L,2
2L,32L,42L,52L 下側フレーム、3 電気
回路基板、4 電子部品等、5 コネクタ、7 上側パ
ネル、8,28,45,55 下側パネル、10U,30U
上側外装材、10L,30L 下側外装材、12 上
側露出部、13 係合穴、14,34第2凹部、16,4
6,56 下側露出部、18,48,58 爪部、19,2
9,39 突起部、28b 骨材部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードの外枠を成すフレーム体を上下に
    2分割して上側フレームと下側フレームとで構成し、上
    側フレームとカード上側を覆う上側金属パネルとを一体
    化して上側外装材を形成する一方、下側フレームとカー
    ド下側を覆う下側金属パネルとを一体化して下側外装材
    を形成し、所定の電子部品等を組み込んだ電気回路基板
    と該電気回路基板の一端側に接続されるコネクタとを介
    装した上で、上記上側外装材と下側外装材とを結合させ
    て組み立てるようにしたICカードにおいて、 上記上側外装材と下側外装材との結合部に上記上側金属
    パネルと下側金属パネルの一部をそれぞれ露出させ、い
    ずれか片側の露出部分に爪部を設ける一方、他側の露出
    部分に上記爪部と係合し得る被係合部を設け、該被係合
    部に上記爪部を係合させて上記上側外装材と下側外装材
    とを結合させることを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 上記上側フレームの結合面と下側フレー
    ムの結合面のいずれか片側に凹部が形成される一方、他
    側に上記凹部と嵌合し得る凸部が形成されており、上記
    上側外装材と下側外装材とが結合させられた際には、上
    記凹部と凸部とが嵌合することを特徴とする請求項1記
    載のICカード。
  3. 【請求項3】 上記凸部の内部には、金属パネルの一部
    を凸状に形成した骨材が埋設されていることを特徴とす
    る請求項2記載のICカード。
  4. 【請求項4】 上記凹部および凸部は、平面視で矩形状
    または長円状に形成されていることを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載のICカード。
  5. 【請求項5】 上記爪部は、上記片側の金属パネルの露
    出部分の先端を折り曲げて形成されていることを特徴と
    する請求項1〜請求項4のいずれか一に記載のICカー
    ド。
  6. 【請求項6】 上記爪部は、上記被係合部が設けられた
    他側の金属パネルの露出部分に対して直角方向から上記
    被係合部に係合することを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれか一に記載のICカード。
  7. 【請求項7】 上記爪部は、該爪部が設けられた片側の
    金属パネルの露出部分と同一平面内にあることを特徴と
    する請求項6記載のICカード。
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