JPH1016709A - シートベルト用プリテンショナー - Google Patents
シートベルト用プリテンショナーInfo
- Publication number
- JPH1016709A JPH1016709A JP8185375A JP18537596A JPH1016709A JP H1016709 A JPH1016709 A JP H1016709A JP 8185375 A JP8185375 A JP 8185375A JP 18537596 A JP18537596 A JP 18537596A JP H1016709 A JPH1016709 A JP H1016709A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- piston
- grease
- pressure
- seat belt
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- Pending
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で膨張ガスを有効に利用すると共
に、炎や火花がシリンダーの外部に噴出するのを防止す
ることができる良好なシートベルト用プリテンショナー
を提供する。 【解決手段】 シリンダー20内に摺動自在に案内された
ピストン10に作用する膨張ガスの圧力による推力を以
て、緊急時にウェビングを引込み駆動するシートベルト
用プリテンショナーにおいて、前記シリンダー20の内壁
24と前記ピストン10との間にグリース30を充填する。
に、炎や火花がシリンダーの外部に噴出するのを防止す
ることができる良好なシートベルト用プリテンショナー
を提供する。 【解決手段】 シリンダー20内に摺動自在に案内された
ピストン10に作用する膨張ガスの圧力による推力を以
て、緊急時にウェビングを引込み駆動するシートベルト
用プリテンショナーにおいて、前記シリンダー20の内壁
24と前記ピストン10との間にグリース30を充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急時にシートベ
ルトを引き込んで緊張させるシートベルト用プリテンシ
ョナーに関し、特に、シリンダー内に摺動自在に案内さ
れると共に高圧の膨張ガスにより駆動されてシリンダー
内を変位しウェビングを引き込むピストンの改良に関す
る。
ルトを引き込んで緊張させるシートベルト用プリテンシ
ョナーに関し、特に、シリンダー内に摺動自在に案内さ
れると共に高圧の膨張ガスにより駆動されてシリンダー
内を変位しウェビングを引き込むピストンの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等の乗員を座席に安全に保持
するためのシートベルト装置は、乗員のウェビング装着
感を低減するためにリトラクターによるウェビングの巻
取り力を低くする傾向があるため、衝突時に大きな力が
加わると、どうしてもウェビングの遊びが増え、このよ
うなウェビングの遊びにより拘束が遅れ、乗員の効果的
及び安全な拘束が行えないことがあった。
するためのシートベルト装置は、乗員のウェビング装着
感を低減するためにリトラクターによるウェビングの巻
取り力を低くする傾向があるため、衝突時に大きな力が
加わると、どうしてもウェビングの遊びが増え、このよ
うなウェビングの遊びにより拘束が遅れ、乗員の効果的
及び安全な拘束が行えないことがあった。
【0003】そこで、緊急時にウェビングを引き込んで
緊張することによりシートベルトの遊びを除去すべく、
リトラクターの巻取り軸を巻取り方向へ瞬時に回転させ
るシートベルト用プリテンショナー(引締め装置)やバ
ックル自体をウェビング緊張方向へ瞬間的に引き込むシ
ートベルト用プリテンショナーをシートベルト装置に組
み込んだものがある。
緊張することによりシートベルトの遊びを除去すべく、
リトラクターの巻取り軸を巻取り方向へ瞬時に回転させ
るシートベルト用プリテンショナー(引締め装置)やバ
ックル自体をウェビング緊張方向へ瞬間的に引き込むシ
ートベルト用プリテンショナーをシートベルト装置に組
み込んだものがある。
【0004】前記シートベルト用プリテンショナーは、
例えばリトラクターの巻取り軸(シャフト)に軸着した
プーリーに掛回した索条体の一端にピストンを連結し、
シリンダー内に摺動自在に受容された前記ピストンに作
用する膨張ガスの圧力による推力をもって、索条体に張
力を及ぼし、該索条体がリトラクターのシャフトをウェ
ビング巻取り方向へ引込み駆動することにより、乗員に
掛け渡された状態にあるウェビングを緊急時に引き込む
ものである。
例えばリトラクターの巻取り軸(シャフト)に軸着した
プーリーに掛回した索条体の一端にピストンを連結し、
シリンダー内に摺動自在に受容された前記ピストンに作
用する膨張ガスの圧力による推力をもって、索条体に張
力を及ぼし、該索条体がリトラクターのシャフトをウェ
ビング巻取り方向へ引込み駆動することにより、乗員に
掛け渡された状態にあるウェビングを緊急時に引き込む
ものである。
【0005】そして、中空円筒状の前記シリンダー内に
案内されて膨張ガスの圧力によりピストン駆動される前
記ピストンは、例えば図4に示すピストン10のよう
に、ワイヤー6を連結固定するためのかしめ領域である
小径円柱部11と、膨張ガスの圧力を有効に推力に変換
するために十分な直径を有する大径円柱部13と、これ
ら小径円柱部11及び大径円柱部13を連続的につなぐ
円錐部12とを有する段付き円柱形状に形成されてい
る。一方、前記シリンダー20は中空円筒形状とされ、
その先端開口部21がピストン10を制動すべくシリン
ダー先端へ向かってほぼ円錐状に窄まった円錐状内周壁
22を有し、ピストン10がシリンダー20から飛び出
すのを防止している。
案内されて膨張ガスの圧力によりピストン駆動される前
記ピストンは、例えば図4に示すピストン10のよう
に、ワイヤー6を連結固定するためのかしめ領域である
小径円柱部11と、膨張ガスの圧力を有効に推力に変換
するために十分な直径を有する大径円柱部13と、これ
ら小径円柱部11及び大径円柱部13を連続的につなぐ
円錐部12とを有する段付き円柱形状に形成されてい
る。一方、前記シリンダー20は中空円筒形状とされ、
その先端開口部21がピストン10を制動すべくシリン
ダー先端へ向かってほぼ円錐状に窄まった円錐状内周壁
22を有し、ピストン10がシリンダー20から飛び出
すのを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシー
トベルト用プリテンショナーにおいては、図4及び図5
に示すように、ピストン10の大径円柱部13の外径は
シリンダー内を摺動自在とすべくシリンダー20の内径
よりわずかに小さくされており、各々の部品加工精度を
考慮して大径円柱部13の外周面とシリンダー20の内
壁24との間には隙間16が設けられている。
トベルト用プリテンショナーにおいては、図4及び図5
に示すように、ピストン10の大径円柱部13の外径は
シリンダー内を摺動自在とすべくシリンダー20の内径
よりわずかに小さくされており、各々の部品加工精度を
考慮して大径円柱部13の外周面とシリンダー20の内
壁24との間には隙間16が設けられている。
【0007】そこで、図示しないガス発生器が発生した
膨張ガスの一部がこの隙間16からシリンダーの外部に
漏れてしまい、膨張ガスの圧力を有効に利用できなかっ
たり、ガス発生器の推薬等が燃焼する際の炎や火花が隙
間16を通ってシリンダー20の上端部開口23からシ
リンダー20の外部に噴出してしまう可能性があった。
その上、プリテンショナー作動時には高圧の膨張ガスに
よりシリンダー内の圧力が急上昇し、シリンダー20は
拡径方向に変形されるので、通常時に比べてピストン1
0との隙間が拡がり、上述の如き現象が起こる可能性は
更に高くなる。
膨張ガスの一部がこの隙間16からシリンダーの外部に
漏れてしまい、膨張ガスの圧力を有効に利用できなかっ
たり、ガス発生器の推薬等が燃焼する際の炎や火花が隙
間16を通ってシリンダー20の上端部開口23からシ
リンダー20の外部に噴出してしまう可能性があった。
その上、プリテンショナー作動時には高圧の膨張ガスに
よりシリンダー内の圧力が急上昇し、シリンダー20は
拡径方向に変形されるので、通常時に比べてピストン1
0との隙間が拡がり、上述の如き現象が起こる可能性は
更に高くなる。
【0008】又、上述の如き膨張ガスの漏れ現象を防止
する為に、樹脂製のワッシャー等の封止部材をピストン
に取り付けることも考えられるが、この場合はピストン
への封止部材の固定方法や部品増加によるコストアップ
等の問題が生じる。従って、本発明の目的は上記課題を
解消することに係り、簡単な構造で膨張ガスを有効に利
用すると共に、炎や火花がシリンダーの外部に噴出する
のを防止することができる良好なシートベルト用プリテ
ンショナーを提供するものである。
する為に、樹脂製のワッシャー等の封止部材をピストン
に取り付けることも考えられるが、この場合はピストン
への封止部材の固定方法や部品増加によるコストアップ
等の問題が生じる。従って、本発明の目的は上記課題を
解消することに係り、簡単な構造で膨張ガスを有効に利
用すると共に、炎や火花がシリンダーの外部に噴出する
のを防止することができる良好なシートベルト用プリテ
ンショナーを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、シ
リンダー内に摺動自在に案内されたピストンに作用する
膨張ガスの圧力による推力を以て、緊急時にウェビング
を引込み駆動するシートベルト用プリテンショナーにお
いて、前記シリンダーの内壁と前記ピストンとの間にグ
リースを充填したことを特徴とするシートベルト用プリ
テンショナーによって達成される。
リンダー内に摺動自在に案内されたピストンに作用する
膨張ガスの圧力による推力を以て、緊急時にウェビング
を引込み駆動するシートベルト用プリテンショナーにお
いて、前記シリンダーの内壁と前記ピストンとの間にグ
リースを充填したことを特徴とするシートベルト用プリ
テンショナーによって達成される。
【0010】上記構成によれば、シリンダーの内壁とピ
ストンとの間に充填されたグリースによって、ピストン
の摺動を妨げることなくシリンダーに対するピストンの
密封度を高めることができると共に、ガス発生器の推薬
等が燃焼する際の炎や火花がシリンダーの外部に噴出す
ることもない。
ストンとの間に充填されたグリースによって、ピストン
の摺動を妨げることなくシリンダーに対するピストンの
密封度を高めることができると共に、ガス発生器の推薬
等が燃焼する際の炎や火花がシリンダーの外部に噴出す
ることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1に示すシートベル
ト用プリテンショナーは、シートベルト不使用時に自動
的にウェビング9を引込む装置であるリトラクター1の
ベース側壁2に配設された図示しないワイヤーハウジン
グと、該ワイヤーハウジング内においてリトラクター1
のシャフトに軸着した図示しないプーリーの回りに若干
の隙間をもって掛回された索条体であるワイヤー6と、
該ワイヤー6の一端に連結されたピストン10と、該ピ
ストン10が摺動可能に受容されるシリンダー20と、
該シリンダー20内に高圧ガスを供給する図示しないガ
ス発生器とを有している。
の一実施形態を詳細に説明する。図1に示すシートベル
ト用プリテンショナーは、シートベルト不使用時に自動
的にウェビング9を引込む装置であるリトラクター1の
ベース側壁2に配設された図示しないワイヤーハウジン
グと、該ワイヤーハウジング内においてリトラクター1
のシャフトに軸着した図示しないプーリーの回りに若干
の隙間をもって掛回された索条体であるワイヤー6と、
該ワイヤー6の一端に連結されたピストン10と、該ピ
ストン10が摺動可能に受容されるシリンダー20と、
該シリンダー20内に高圧ガスを供給する図示しないガ
ス発生器とを有している。
【0012】前記ピストン10は、図2に示すように、
ワイヤー6を連結固定するためのかしめ領域である小径
円柱部11と、膨張ガスの圧力を有効に推力に変換する
ために十分な直径を有する大径円柱部13と、これら小
径円柱部11及び大径円柱部13を連続的につなぐ円錐
部12とを有する段付き円柱形状に形成されている。前
記大径円柱部13の外径は、シリンダー内を摺動自在と
すべくシリンダー20の内径よりわずかに小さくされて
おり、大径円柱部13の外周面とシリンダー20の内壁
24との間に設けられた隙間には、図2及び図3に示す
ように、グリース30が充填されている。
ワイヤー6を連結固定するためのかしめ領域である小径
円柱部11と、膨張ガスの圧力を有効に推力に変換する
ために十分な直径を有する大径円柱部13と、これら小
径円柱部11及び大径円柱部13を連続的につなぐ円錐
部12とを有する段付き円柱形状に形成されている。前
記大径円柱部13の外径は、シリンダー内を摺動自在と
すべくシリンダー20の内径よりわずかに小さくされて
おり、大径円柱部13の外周面とシリンダー20の内壁
24との間に設けられた隙間には、図2及び図3に示す
ように、グリース30が充填されている。
【0013】前記グリース30は、予め大径円柱部13
の外周面又はシリンダー20の内壁24に塗布した後、
シリンダー20にピストン10を組付けることによって
容易に前記隙間に充填することができる。この際、グリ
ース30は大径円柱部13又はシリンダー20の全周に
亘って塗布しても良いし、一部に塗布しても良い。即
ち、一部に塗布した場合でも、プリテンショナー作動時
の膨張ガスの圧力によりグリース30は前記隙間の全体
に広がることができる。
の外周面又はシリンダー20の内壁24に塗布した後、
シリンダー20にピストン10を組付けることによって
容易に前記隙間に充填することができる。この際、グリ
ース30は大径円柱部13又はシリンダー20の全周に
亘って塗布しても良いし、一部に塗布しても良い。即
ち、一部に塗布した場合でも、プリテンショナー作動時
の膨張ガスの圧力によりグリース30は前記隙間の全体
に広がることができる。
【0014】次に、本実施例のピストン10の作動につ
いて説明する。車両衝突等の緊急時に、図示しないガス
発生器が作動して高圧の膨張ガスを発生すると、先ず、
ガス発生器より発生した膨張ガスの圧力Pによりシリン
ダー20内のピストン10が上方へ駆動され、ワイヤー
6を引っ張りながらシリンダー20の先端部に向かって
変位する。そして、プーリーに掛回されている部分のワ
イヤー6は、プーリーの外周面上に締め付けられる。こ
のため、プーリーに掛回されている部分のワイヤー6と
プーリーの外周面との間に摩擦係合が生じ、図1に一点
鎖線で示すようにピストン10が更に上方へ駆動される
と、シャフトはウェビング巻取り方向へ駆動されるの
で、乗員に掛け渡された状態にあるウェビングが引き込
まれ、ウェビングの遊びが除去される。
いて説明する。車両衝突等の緊急時に、図示しないガス
発生器が作動して高圧の膨張ガスを発生すると、先ず、
ガス発生器より発生した膨張ガスの圧力Pによりシリン
ダー20内のピストン10が上方へ駆動され、ワイヤー
6を引っ張りながらシリンダー20の先端部に向かって
変位する。そして、プーリーに掛回されている部分のワ
イヤー6は、プーリーの外周面上に締め付けられる。こ
のため、プーリーに掛回されている部分のワイヤー6と
プーリーの外周面との間に摩擦係合が生じ、図1に一点
鎖線で示すようにピストン10が更に上方へ駆動される
と、シャフトはウェビング巻取り方向へ駆動されるの
で、乗員に掛け渡された状態にあるウェビングが引き込
まれ、ウェビングの遊びが除去される。
【0015】この時、ピストン10の大径円柱部13の
外周面とシリンダー20の内壁24との隙間にはグリー
ス30が充填されており、ピストン10がシリンダー2
0内を移動すると、前記隙間がグリース30によって埋
められる。該グリース30は膨張ガスの圧力Pにより隙
間内に広がることができるので、膨張ガスの圧力Pによ
りシリンダー20が拡径方向に変形されて前記隙間が拡
がっても、ピストン10とシリンダー20の密封度を高
めることができる。
外周面とシリンダー20の内壁24との隙間にはグリー
ス30が充填されており、ピストン10がシリンダー2
0内を移動すると、前記隙間がグリース30によって埋
められる。該グリース30は膨張ガスの圧力Pにより隙
間内に広がることができるので、膨張ガスの圧力Pによ
りシリンダー20が拡径方向に変形されて前記隙間が拡
がっても、ピストン10とシリンダー20の密封度を高
めることができる。
【0016】従って、ガス発生器が発生した膨張ガスが
この隙間からシリンダー20の外部に漏れることはな
く、ガス発生器が発生した膨張ガスの圧力Pを有効にピ
ストン10に作用させることができる。又、グリース3
0は潤滑性を有しているので、シリンダー20の内壁2
4に対する大径円柱部13の摩擦抵抗が下がり、シリン
ダー20内を摺動するピストン10の移動がスムーズに
なる。
この隙間からシリンダー20の外部に漏れることはな
く、ガス発生器が発生した膨張ガスの圧力Pを有効にピ
ストン10に作用させることができる。又、グリース3
0は潤滑性を有しているので、シリンダー20の内壁2
4に対する大径円柱部13の摩擦抵抗が下がり、シリン
ダー20内を摺動するピストン10の移動がスムーズに
なる。
【0017】更に、ピストン10とシリンダー20の隙
間がグリース30によって塞がれるので、ガス発生器の
推薬等が燃焼する際の炎や火花がこの隙間からシリンダ
ーの外部に噴出することもない。即ち、本実施形態のシ
ートベルト用プリテンショナーは、膨張ガスの圧力を無
駄なく有効にピストン10に作用させることができると
共に、ピストン10の移動をスムーズにすることができ
るので、小型のガス発生器を使用することも可能とな
る。
間がグリース30によって塞がれるので、ガス発生器の
推薬等が燃焼する際の炎や火花がこの隙間からシリンダ
ーの外部に噴出することもない。即ち、本実施形態のシ
ートベルト用プリテンショナーは、膨張ガスの圧力を無
駄なく有効にピストン10に作用させることができると
共に、ピストン10の移動をスムーズにすることができ
るので、小型のガス発生器を使用することも可能とな
る。
【0018】また、グリース30はピストン10とシリ
ンダー20の隙間の寸法公差を吸収することができるの
で、ピストン10及びシリンダー20の加工精度を下げ
て製造コストの低減を図ることもできる。更に、ピスト
ン10とシリンダー20の隙間を予めグリース30を塗
布するだけで塞ぐことができるので、樹脂製のワッシャ
ー等の封止部材をピストンに取り付ける場合に比べ、極
めて容易に膨張ガスの漏れを防ぐことができる。
ンダー20の隙間の寸法公差を吸収することができるの
で、ピストン10及びシリンダー20の加工精度を下げ
て製造コストの低減を図ることもできる。更に、ピスト
ン10とシリンダー20の隙間を予めグリース30を塗
布するだけで塞ぐことができるので、樹脂製のワッシャ
ー等の封止部材をピストンに取り付ける場合に比べ、極
めて容易に膨張ガスの漏れを防ぐことができる。
【0019】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の形態を採り
得ることは勿論である。例えば、上記実施形態において
は、本発明に基づくシートベルト用プリテンショナーを
リトラクターに取り付けた場合について述べたが、本発
明のシートベルト用プリテンショナーはこれに限らず、
バックル自体をウェビング緊張方向へ瞬間的に引き込む
シートベルト用プリテンショナーに応用することも可能
である。また、上記実施形態におけるプリテンショナー
付リトラクターの構成も上記の如き形式に限定されるも
のではなく、種々の形式を用いることができる。更に、
ピストンの形状も上記の如く段付き円柱形状に限らず、
円柱形状等の様々な形状のピストンを使用することがで
きる。
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の形態を採り
得ることは勿論である。例えば、上記実施形態において
は、本発明に基づくシートベルト用プリテンショナーを
リトラクターに取り付けた場合について述べたが、本発
明のシートベルト用プリテンショナーはこれに限らず、
バックル自体をウェビング緊張方向へ瞬間的に引き込む
シートベルト用プリテンショナーに応用することも可能
である。また、上記実施形態におけるプリテンショナー
付リトラクターの構成も上記の如き形式に限定されるも
のではなく、種々の形式を用いることができる。更に、
ピストンの形状も上記の如く段付き円柱形状に限らず、
円柱形状等の様々な形状のピストンを使用することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】本発明のシートベルト用プリテンショナ
ーによれば、シリンダーの内壁とピストンとの間に充填
されたグリースによって、ピストンの摺動を妨げること
なくシリンダーに対するピストンの密封度を高めること
ができる。そこで、ガス発生器が発生した膨張ガスがこ
の隙間からシリンダーの外部に漏れることはなく、ガス
発生器が発生した膨張ガスの圧力を有効にピストンに作
用させることができる。又、グリースは潤滑性を有して
いるので、シリンダー内を摺動するピストンの移動がス
ムーズになる。
ーによれば、シリンダーの内壁とピストンとの間に充填
されたグリースによって、ピストンの摺動を妨げること
なくシリンダーに対するピストンの密封度を高めること
ができる。そこで、ガス発生器が発生した膨張ガスがこ
の隙間からシリンダーの外部に漏れることはなく、ガス
発生器が発生した膨張ガスの圧力を有効にピストンに作
用させることができる。又、グリースは潤滑性を有して
いるので、シリンダー内を摺動するピストンの移動がス
ムーズになる。
【0021】更に、ピストンとシリンダーの隙間がグリ
ースによって塞がれるので、ガス発生器の推薬等が燃焼
する際の炎や火花がこの隙間からシリンダーの外部に噴
出することもない。従って、簡単な構造で膨張ガスを有
効に利用すると共に、炎や火花がシリンダーの外部に噴
出するのを防止することができる良好なシートベルト用
プリテンショナーを提供できる。
ースによって塞がれるので、ガス発生器の推薬等が燃焼
する際の炎や火花がこの隙間からシリンダーの外部に噴
出することもない。従って、簡単な構造で膨張ガスを有
効に利用すると共に、炎や火花がシリンダーの外部に噴
出するのを防止することができる良好なシートベルト用
プリテンショナーを提供できる。
【図1】本発明の一実施例に基づくシートベルト用プリ
テンショナーの部分断面側面図である。
テンショナーの部分断面側面図である。
【図2】図1に示したプリテンショナーの要部拡大断面
図である。
図である。
【図3】図2に示したピストンとシリンダーのIII−
III断面矢視図である。
III断面矢視図である。
【図4】従来のシートベルト用プリテンショナーの要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図5】図4に示したピストンとシリンダーのV−V断
面矢視図である。
面矢視図である。
1 リトラクター 2 ベース側壁 6 ワイヤー 9 ウェビング 10 ピストン 11 小径円柱部 12 円錐部 13 大径円柱部 20 シリンダー 24 内壁 30 グリース
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダー内に摺動自在に案内されたピ
ストンに作用する膨張ガスの圧力による推力を以て、緊
急時にウェビングを引込み駆動するシートベルト用プリ
テンショナーにおいて、 前記シリンダーの内壁と前記ピストンとの間にグリース
を充填したことを特徴とするシートベルト用プリテンシ
ョナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185375A JPH1016709A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | シートベルト用プリテンショナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185375A JPH1016709A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | シートベルト用プリテンショナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016709A true JPH1016709A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16169708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8185375A Pending JPH1016709A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | シートベルト用プリテンショナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016709A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005020644A1 (de) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Trw Automotive Gmbh | Gurtstraffer |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP8185375A patent/JPH1016709A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005020644A1 (de) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Trw Automotive Gmbh | Gurtstraffer |
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