JPH10167113A - 自動車のフロントピラー構造 - Google Patents

自動車のフロントピラー構造

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JPH10167113A
JPH10167113A JP32561396A JP32561396A JPH10167113A JP H10167113 A JPH10167113 A JP H10167113A JP 32561396 A JP32561396 A JP 32561396A JP 32561396 A JP32561396 A JP 32561396A JP H10167113 A JPH10167113 A JP H10167113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
front pillar
brace
roof rail
hinge
Prior art date
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Pending
Application number
JP32561396A
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English (en)
Inventor
Yasushi Murakami
泰 村上
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントピラーの捩れ剛性の向上と座屈剛性
の向上とを図る。 【解決手段】 ピラーアウタ2の内面に沿って配設した
ヒンジブレース7の上端部とピラーインナ3の車室側の
側面に沿って配設したフロントルーフレールブレース8
の下端部の何れか一方の断面形状を変化させ、これらヒ
ンジブレース7の上端部とフロントルーフレールブレー
ス8の下端部とがラップするフロントピラー1の中間部
で、該フロントピラー1の断面の中立軸Pを上下方向に
なだらかに連続させることによって、フロントピラー1
の捩れ剛性と座屈剛性とが高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のフロントピ
ラー構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、自動車のフロン
トピラー構造としてドアヒンジ固定部周りを補強するヒ
ンジブレースを、フロントピラーの下端部から中間部に
亘ってピラーアウタの内面に沿って離間状態に配設する
一方、ルーフサイドレールとフロントルーフレールおよ
びフロントピラーとが集合する部分を補強する3つ股状
のフロントルーフレールブレースを、フロントピラーの
上端部から中間部に亘ってピラーインナの車室側の側面
に沿って離間状態に配設し、ヒンジブレースの上端部と
フロントルーフレールブレースの下端部とを、フロント
ピラーの中間部で側面視してラップするように配置する
ことにより、該フロントピラーを補強するようにしたも
のが知られている。
【0003】ところが、前記ヒンジブレースおよびフロ
ントルーフレールブレースは何れも一定の断面形状で上
下方向に延在していて、ヒンジブレースの上端部とフロ
ントルーフレールブレースの下端部とがラップするフロ
ントピラーの中間部よりも上側部では、該フロントピラ
ーの断面の中立軸(断面2次モーメントの中立軸)がピ
ラーインナ側に偏寄する一方、前記中間部よりも下側部
ではフロントピラーの断面の中立軸がピラーアウタに沿
うヒンジブレース側に偏寄して存在するようになり、そ
して、前記中間部でこの中立軸がヒンジブレースの上端
末と、フロントルーフレールブレースの下端末とに対応
した部分で急に段差状に変化して上下方向に連続するよ
うになるため、該フロントピラーの中間部分での断面の
中立軸の急激な変化により捩れ剛性,座屈剛性が低下し
てしまう可能性がある。
【0004】そこで、本発明はヒンジブレース上端部と
フロントルーフレールブレース下端部とがラップするフ
ロントピラーの中間部分の捩れ剛性,座屈剛性を別途補
強部材を用いることなく高めることができる自動車のフ
ロントピラー構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、ヒ
ンジブレースをその両側縁のフランジをフロントピラー
のフランジ重合部に接合して該フロントピラーの下端部
から中間部に亘ってピラーアウタの内面に沿って離間状
態に配設する一方、フロントルーフレールブレースをそ
の両側縁のフランジをフロントピラーのフランジ重合部
に接合して該フロントピラーの上端部から中間部に亘っ
てピラーインナの車室側の側面に沿って離間状態に配設
して、ヒンジブレースの上端部とフロントルーフレール
ブレースの下端部とをフロントピラーの中間部で側面視
してラップするように配置した構造において、前記ヒン
ジブレースの上端部とフロントルーフレールブレースの
下端部とがラップするフロントピラーの中間部で、ヒン
ジブレースの上端部又はフロントルーフレールブレース
の下端部の何れか一方の断面形状を変化させて、前記フ
ロントピラーの中間部で該フロントピラーの断面の中立
軸が上下方向になだらかに連続するようにしたことを特
徴としている。
【0006】請求項2にあっては、請求項1に記載のヒ
ンジブレースの上端部をピラーアウタ側に向けて深絞り
成形して断面形状を変化させ、該ピラーアウタの裏面に
接合したことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】請求項1によれば、ヒンジブレースの上
端部又はフロントルーフレールブレースの下端部の何れ
か一方の断面形状を変化させることで、これらヒンジブ
レースの上端部とフロントルーフレールブレースの下端
部とがラップするフロントピラーの中間部で、該フロン
トピラーの断面の中立軸が上下方向になだらかに連続す
るようにしてあるから、専用の補強部材を別途付設する
ことなく該フロントピラーの中間部の捩れ剛性、座屈剛
性を高められて、強度,剛性の高いフロントピラーをコ
スト的に有利に得ることができる。
【0008】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、ヒンジブレースの上端部をピラーアウタ側に向けて
深絞り成形して断面形状を変化させ、該ピラーアウタの
内面に接合してあるから、サンルーフ仕様の車両の場
合、フロントピラーとルーフサイドレールおよびフロン
トルーフレールとが集合した閉断面部内にサンルーフド
レーンホースを挿入して、該サンルーフドレーンホース
をフロントピラーの閉断面内に挿通配索する際に、ヒン
ジブレースの上端部の深絞り成形部分がホースガイドと
して機能して、サンルーフドレーンホースの先端を該深
絞り成形部分に沿って下方へ誘導させることができ、従
って、フロントピラーの中間部でサンルーフドレーンホ
ースの先端が引掛かることがなくスムーズな挿通配索を
行えて作業性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0010】図1〜5において、1はピラーアウタ2と
ピラーインナ3とで閉断面に形成したフロントピラーを
示し、本実施形態では前記ピラーアウタ2をサイドシル
アウタ4、図外のセンターピラーアウタおよびルーフサ
イドレールアウタ6と一体にプレス成形してある。
【0011】7はピラーアウタ2の下側部の図外のドア
ヒンジ締結部分を補強するヒンジブレースで、該ヒンジ
ブレース7はその両側縁のフランジ7aをフロントピラ
ー1のフランジ重合部1aに接合して、ピラーアウタ2
の下端部から中間部に亘って配設してある。
【0012】このヒンジブレース7はドアヒンジ締結部
周りではピラーアウタ2の下側部内面に重合して、ドア
ヒンジ締結部を多重パネルとして面剛性を高め、他の部
分はピラーアウタ2の内面に沿って若干離間状態に配置
し、フロントピラー1の閉断面を車幅方向に仕切る梁部
として存在させて該フロントピラー1の捩れ剛性,座屈
剛性を高めるようにしてある。
【0013】8はフロントピラー1とルーフ骨格部材で
ある図外のルーフサイドレールおよびフロントルーフレ
ールとが集合する部分を補強する3つ股状のフロントル
ーフレールブレースを示し、該フロントルーフレールブ
レース8のフロントピラー1側に延びる延出部分は、そ
の両側縁のフランジ8aをフロントピラー1のフランジ
重合部1aに接合して、該フロントピラー1の上端部か
ら中間部に亘ってピラーインナ3の車室側の側面に沿っ
て若干離間状態に配設してある。
【0014】前述のヒンジブレース7の上端部とフロン
トルーフレールブレース8の下端部とは、側面視してラ
ップするように配置して、フロントピラー1の中間部分
に不連続ではあるが、これらヒンジブレース7およびフ
ロントルーフレールブレース8からなる補強部材を存在
させて、該フロントピラー1を補強するようにしてあ
る。
【0015】ここで、前記ヒンジブレース7のフロント
ピラー中間部へ延びる略上半部、およびフロントルーフ
レールブレース8のフロントピラー1側に延びる部分
は、何れもピラーアウタ2又はピラーインナ3の断面形
状に略沿って一定の断面形状で上下方向に延在してい
る。
【0016】従って、ヒンジブレース7の上端部とフロ
ントルーフレールブレース8の下端部とがラップするフ
ロントピラー1の中間部よりも上側部では、該フロント
ピラー1の断面の中立軸Pはフロントルーフレールブレ
ース8が付設されたピラーインナ3側に偏寄する一方、
前記中間部よりも下側部ではこのフロントピラー1の断
面の中立軸Pはピラーアウタ2に沿うヒンジブレース7
側に偏寄し、フロントピラー1の中間部を境にした上,
下部分で断面の中立軸Pがピラーインナ3側と、ピラー
アウタ2側とにずれてしまい、前記中間部でこの中立軸
Pがヒンジブレース7とフロントルーフレールブレース
8の強度に合わせて位置を変えて上下方向に連続するよ
うになる。
【0017】ところが、ヒンジブレース7の上端部およ
びフロントルーフレールブレース8の下端部の断面形状
が前述の一定断面形状のままであると、図1の2点鎖線
で示すようにフロントピラー1の中間部分で前記断面の
中立軸Pが、ヒンジブレース7の上端末と、フロントル
ーフレールブレース8の下端末とにそれぞれ対応した部
分で急に段差状に変化して上下方向に連続するようにな
る。
【0018】そこで、この発明は前述のヒンジブレース
7の上端部、又はフロントルーフレールブレース8の下
端部の何れか一方の断面形状を変化させて、フロントピ
ラー1の中間部で該フロントピラー1の断面の中立軸P
が図1の1点鎖線で示すように上下方向になだらかに連
続するようにしてある。
【0019】この実施形態では、ヒンジブレース7の上
端部を図1,4の2点鎖線の状態からピラーアウタ2側
に向けて深絞り成形して断面形状を変化させ、この深絞
り成形した上端部をピラーアウタ2の裏面に接合するこ
とによって、断面の中立軸Pが、フロントピラー1の中
間部でピラーアウタ2に沿ったヒンジブレース7側か
ら、フロントルーフレールブレース8を付設したピラー
インナ3側へ上下方向になだらかに連続するようにして
ある。
【0020】以上の実施形態の構造によれば、ピラーア
ウタ2の内面に沿って離間状態に配設したヒンジブレー
ス7の上端部を深絞り成形して該ピラーアウタ2の内面
に接合することによって、該ヒンジブレース7の上端部
とピラーインナ3の車室側の側面に沿って離間状態に配
設したフロントルーフレールブレース8の下端部とがラ
ップするフロントピラー1の中間部で、フロントピラー
1の断面の中立軸Pが上下方向になだらかに連続するよ
うにして、該中立軸Pの段差状の急な変化をなくしてい
るから、専用の補強部材を別途用いることなく該フロン
トピラー1の中間部の捩れ剛性,座屈剛性を高めること
ができ、強度,剛性の高いフロントピラー1をコスト的
に有利に得ることができる。
【0021】また、前述のようにフロントピラー1の閉
断面内に存在するヒンジブレース7の上端部をピラーア
ウタ2側に向けて深絞り成形して断面形状を変化させ、
該ピラーアウタ2の内面に接合してあるから、サンルー
フ仕様の車両の場合、フロントピラー1と図外のルーフ
サイドレールおよびフロントルーフレールとが集合した
閉断面部内にサンルーフドレーンホース9を挿入して、
該サンルーフドレーンホース9をフロントピラー1の閉
断面内に挿通配索する際に、ヒンジブレース7の上端部
の深絞り成形部分がホースガイドとして機能して、サン
ルーフドレーンホース9の先端を該深絞り成形部分に沿
って下方へ誘導させることができ、従って、フロントピ
ラー1の中間部に例えば実開平1−81383号公報に
示されているような専用のガイド部材を設けなくても、
該中間部でサンルーフドレーンホース9の先端が引掛か
ることがなくスムーズな挿通配索を行えて作業性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図2のA−A線に沿
う断面図。
【図2】同実施形態の分解斜視図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図。
【図5】図1のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 フロントピラー 1a フランジ重合部 2 ピラーアウタ 3 ピラーインナ 7 ヒンジブレース 7a フランジ 8 フロントルーフレールブレース 8a フランジ P 中立軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジブレースをその両側縁のフランジ
    をフロントピラーのフランジ重合部に接合して該フロン
    トピラーの下端部から中間部に亘ってピラーアウタの内
    面に沿って離間状態に配設する一方、フロントルーフレ
    ールブレースをその両側縁のフランジをフロントピラー
    のフランジ重合部に接合して該フロントピラーの上端部
    から中間部に亘ってピラーインナの車室側の側面に沿っ
    て離間状態に配設して、ヒンジブレースの上端部とフロ
    ントルーフレールブレースの下端部とをフロントピラー
    の中間部で側面視してラップするように配置した構造に
    おいて、前記ヒンジブレースの上端部とフロントルーフ
    レールブレースの下端部とがラップするフロントピラー
    の中間部で、ヒンジブレースの上端部又はフロントルー
    フレールブレースの下端部の何れか一方の断面形状を変
    化させて、前記フロントピラーの中間部で該フロントピ
    ラーの断面の中立軸が上下方向になだらかに連続するよ
    うにしたことを特徴とする自動車のフロントピラー構
    造。
  2. 【請求項2】 ヒンジブレースの上端部をピラーアウタ
    側に向けて深絞り成形して断面形状を変化させ、該ピラ
    ーアウタの裏面に接合したことを特徴とする請求項1記
    載の自動車のフロントピラー構造。
JP32561396A 1996-12-05 1996-12-05 自動車のフロントピラー構造 Pending JPH10167113A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314532B1 (ko) * 1999-11-26 2001-11-15 정주호 차량의 프론트 필라 강성 구조
DE10037492B4 (de) * 1999-08-27 2004-07-15 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu Obere Konstruktion einer A-Säule eines Kraftfahrzeugs
JP2006248461A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Kobe Steel Ltd 自動車パネル構造体
CN111703507A (zh) * 2020-05-11 2020-09-25 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车前立柱上加强件结构

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