JPH10167544A - 通路切換機構 - Google Patents

通路切換機構

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JPH10167544A
JPH10167544A JP33077596A JP33077596A JPH10167544A JP H10167544 A JPH10167544 A JP H10167544A JP 33077596 A JP33077596 A JP 33077596A JP 33077596 A JP33077596 A JP 33077596A JP H10167544 A JPH10167544 A JP H10167544A
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JP33077596A
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English (en)
Inventor
Koji Takifuji
浩治 滝藤
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙等の物品を搬送用通路に沿って搬送する
際に、その搬送用通路の切換を行う通路切換機構を極め
て簡素化することにより、その機構を使用した装置を安
価にすること。 【解決手段】 用紙通路切換機構J0は、搬送ローラ7
3、74により搬送された用紙Y1を第一の通路J1上
で搬送するとともに、第一の通路J1から分岐する第二
の通路J2の内に、第一、第二の通路J1、J2の切換
を行う切換部材J3の切り換え動作に基づいて、用紙Y
1を搬送させる。第一の通路J1における用紙搬送方向
の切替部材J3の下流側には、開閉部材J4が配設さ
れ、この開閉部材J4は、通路J1の開閉動作を行う。
また、開閉部材J4を開閉させる駆動モータJ5を設
け、この駆動モータJ5の駆動力を用いて、切換部材J
3の切り換え動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、用紙、紙
幣、切符、カード等の薄状媒体またはそれ以外の物品を
搬送する第一、第二の通路を、通路切り換え手段を用い
て切り換えるための通路切換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄状媒体またはそれ以外の物品の
搬送通路の切り換えを行う通路切換機構は、種々の装置
または機械に採用されているが、例えば、証明書を自動
的に発行できる発行機の用紙取り出し口においても採用
されている。この証明書自動的発行機は、例えば、住所
がある市役所等、該当する行政区画内に住む住民が、例
えば住民票、結婚証明書、戸籍抄本及び戸籍謄本等の証
明書の取得を希望する場合に利用できる機械であって、
市役所の担当者に申請書を直接提出せずに、利用者が証
明書自動発行機に対して所定操作を行えば、希望する証
明書を自動的に発行することができる機械である。この
発行機の場合、利用者は発行機等の用紙取り出し口か
ら、発行された証明書を取り出すことができるが、取り
忘れる場合もある。そのため、プライバシー保護等の観
点から、この発行機は用紙取り出し口に残った証明書
を、所定時間経過後に装置内部に回収する動作をするの
が望ましい。
【0003】そのため、新たに開発した証明書自動発行
機では、用紙取り出し口を以下のように構成した。すな
わち、発行機100は、図5、6に示されるように、証
明書108を利用者に渡すための用紙取り出し口101
に、証明書108発行時に上側に移動して用紙取り出し
口101を解放し、それ以外は閉鎖している用紙発行扉
102と、この用紙発行扉102を上下に移動して開閉
動作させるための駆動モータ部103とを備えている。
それにより、駆動モータ部103が駆動すると、駆動モ
ータ部103のモータ軸に取り付けられたピニオン10
3bが、用紙発行扉102内側に固着されたラック10
3cと噛合しながら、時計回りまたは反時計回りに回動
する。その結果、ラック103cが用紙発行扉102と
一体的に上下動することにより、用紙発行扉102は上
下に移動して用紙取り出し口101を開閉することがで
きる。
【0004】発行機100は、更に証明書108の発行
と回収の2つの動作を切り換えるため用紙通路の一部を
構成する発行回収切換部104と、この発行回収切換部
104を実線位置と仮想線位置とに切り替えるためのソ
レノイド105b、リンク機構105c等からなる駆動
部105と、証明書108を用紙取り出し口101まで
搬送したり回収時に引き戻したりするための上下一対の
搬送ローラ106b等からなる用紙搬送部106と、発
行回収切換部104の下方に回収された証明書108を
貯蔵する用紙回収部107とを備えている。
【0005】通常時では、用紙発行扉102は、図5に
示されるように、用紙取り出し口101を閉鎖してお
り、発行回収切換部104は水平状態になっている。そ
のため、その切換部104は、装置内部に設けられた用
紙搬送部106とつながった状態になって、用紙通路を
構成している。それに対し、証明書108の発行時に
は、図5のように、駆動モータ部103に取り付けられ
たピニオン103bが、時計回り方向に回転して用紙発
行扉102を開放さるとともに、発行回収切換部104
を水平状態に保つ。それにより、用紙搬送部106の搬
送ローラ106bが矢印方向に回転して、証明書108
を前記取り出し口101側へ搬送すると、利用者は用紙
取り出し口101から証明書108を取り出すことがで
きる。
【0006】しかし、利用者が、用紙取り出し口101
から証明書108を取り出さずに一定時間放置した場合
には、証明書自動発行機は取り忘れと判断して、以下の
動作を行う。即ち、図6に示されるように、まず用紙搬
送部106の搬送ローラ106bが矢印方向に回転し、
用紙取り出し口101から発行されている証明書108
の先端部108bを用紙搬送部106まで引き戻す。次
に駆動モータ部103に取り付けられたピニオン103
bが左回転し、開放されていた用紙扉102を降ろし、
用紙取り出し口101を閉鎖する。そして、駆動部10
5のソレノイド105b、リンク機構105cが想像線
の位置に移動すると、発行回収切換部104も想像線の
位置に移動することになる。その後、前記搬送ローラ1
06bが、図5の矢印方向に回転し、証明書108を用
紙取り出し口101方向に搬送すると、証明書108の
先端部108bは、発行回収切換部104の下面側に案
内されて、回収部107内に回収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通路切
換機構の一例としての証明書自動発行機100は、用紙
発行扉102と発行回収切換部104を駆動するため、
それぞれ駆動モータ部等103、105を有しており、
この発行機は極めて高価のものになった。本発明は、上
述した問題点を解決するためになされたものであり、例
えば薄状媒体またはそれ以外の物品を搬送用通路に沿っ
て搬送する際に、その搬送用通路の切換を行う通路切換
機構を極めて簡素化することにより、その機構を使用し
た装置を安価にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の通路切換機構は、搬送手段により、薄状媒
体またはそれ以外の物品を第一の通路上で搬送するとと
もに、第一の通路から分岐する第二の通路の内に、第
一、第二の通路の切換を行う通路切換手段の切り換え動
作に基づいて、薄状媒体またはそれ以外の物品を搬送さ
せる通路切換機構において、前記第一の通路における物
品搬送方向の通路切替手段の下流側に配設され、この通
路の開閉動作を行う開閉部材と、この開閉部材を開閉さ
せる駆動手段とを備え、この駆動手段の駆動力を用い
て、前記通路切換手段の切り換え動作を行うことを特徴
とする。それにより、駆動手段は、前記開閉部材の開閉
動作と前記通路切換手段の切り換え動作を行うことを可
能とする。
【0009】請求項2に記載の通路切換機構によれば、
前記開閉部材が第一の通路を開くのに連動して、前記通
路切換手段が第二の通路を閉じて、第一の通路とつなが
る場合と、前記開閉部材が第一の通路を閉じるのに連動
して、前記通路切換手段が第一の通路を閉鎖して、第二
の通路を開く場合とがあることを特徴とする。それによ
り、開閉部材が第一の通路を開くと、前記通路切換手段
が第二の通路を閉じて、第一の通路とつながる。また、
前記開閉部材が第一の通路を閉じると、前記通路切換手
段が切り換え動作を行って、第一の通路を閉鎖して第二
の通路が開く。
【0010】請求項3に記載の通路切換機構によれば、
前記開閉部材は、装置筐体開口部の開閉を行うととも
に、第二の通路は薄状媒体またはそれ以外の物品の回収
貯蔵部と連通していることを特徴とする。それにより、
前記開閉部材が前記開口部を開くと、物品を取り出すこ
とができ、開閉部材が前記開口部を閉じると、物品を取
り出すことができなくなるとともに、物品は、第二の通
路を通って回収貯蔵部に搬送される。
【0011】請求項4に記載の通路切換機構によれば、
物品提供装置の内部に設けられた物品搬送経路に取り付
けられていることを特徴とする。それにより、物品提供
装置は、1つの駆動手段で、前記開閉部材の開閉動作と
前記通路切換手段との切り換え動作を行うことが可能と
なる。この場合、一例として、以下の態様を取るのが望
ましい。即ち、物品提供装置より物品を一定時間経過し
ても取らなかった場合、物品を装置内部に引き戻し開閉
部材で装置筐体開口部を閉じる。この時、通路切換部
は、開閉部材に押されて、第一の通路を閉鎖するととも
に第二の通路を開き、第二の通路は回収貯蔵部と連通す
る。それにより、物品は、搬送手段により装置内部に搬
送された後、第二の通路を介して回収貯蔵部へ回収され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例として証明書自動発行機を参照して説明する。図1は
本発明を具体化した証明書自動発行機の外観図である。
図1は、本実施例の証明書自動発行機1の斜視図である
が、この発行機1は、既述した如く、住民等が前記証明
書の取得を希望する場合に発行機1に対して所定操作を
行えば、証明書を自動的に発行することができる。従っ
て、この発行機1を設置すれば、担当者を増員しなくて
も、待ち時間がなく証明書を取得できる他、休日または
時間外に発行機1を稼働することができる。但し、この
発行機1を利用できる者は、住民のプライバシー保護等
の観点から、暗証番号(即ちユーザID識別コード)等
の情報を記録する磁気テープを備えた磁気カード(若し
くはICチップを備えたIDカード)などを所有する者
(以下利用者ともいう)に限られる。
【0013】この証明書自動発行機1の筐体1aの前面
パネルには、証明書の発行を希望する利用者個々が所有
する磁気カード(もしくはIDカード)を挿入するため
のカード挿入口2aが設けられ、このカード挿入口2a
の機械内部には、前記磁気テープ記録された情報を読み
取るカードリーダが配設されている。このカード挿入口
2a内側には、カードを検出するセンサ(図示せず)及
びカード挿入口2aからカードリーダ2(図3参照)の
位置まで、カードを搬送する搬送部(図示せず)が設け
られており、センサによるカードの検出に基づいて搬送
部が駆動することにより、カードをカードリーダ2まで
搬送することができる。それにより、カードリーダ2に
より読み取られたデータと、入力される暗所番号との一
致を検出することによって、カード所有者を確認するこ
とができる。
【0014】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動発行機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。ま
た、その呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方
法や案内等の表示される表示手段としてのCRT表示装
置3が設けられており、そのCRT表示装置3の画面
は、利用者が表示されている部分の一部に直接触れるこ
とによって、所定の情報を入力することのできる入力手
段としてのタッチパネル4になっている。
【0015】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらは硬貨を貯めることができるコイ
ンメック5及び紙幣を貯めることができるビルバリ6
(図3参照)と連通している。これらのコイン投入口5
a及び紙幣挿入口6aの下方には、釣り銭及びレシート
を取り出すための取り出し口8が設けられている。ま
た、取り出し口8の側方には、レーザプリンタ11(図
3参照)にて印刷された住民票、戸籍謄本等の証明書を
排出する証明書排出口7が形成されている。それによ
り、利用者がタッチパネル4を触れながら所定操作を行
えば、希望する証明書が証明書排出口7から発行され
る。
【0016】また、前記呼び出しボタン22の下方に
は、車椅子を利用している人がこの証明書自動発行機1
を利用する際、容易に操作できるように配慮したアシス
トバー42が設けられている。更に、このアシストバー
42の下方で筐体1aの一部には、車椅子の利用者が利
用しやすくなるように、車椅子に乗車している人の膝か
ら下が納まる程度の大きさの掘り込み43が形成されて
おり、その掘り込み43の内側面には、車椅子の一部が
衝突した場合にショックを吸収するためのショック吸収
シート44が設けられている。
【0017】尚、この証明書自動発行機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。また、上述したタッ
チパネルの上方には、この証明書自動発行機1が使用可
能状態であるか使用不能状態にあるかを表示する操作表
示器10が設けられている。
【0018】次に、図3を参照して、証明書自動発行機
1を含む証明書自動発行システムの電気的構成について
説明する。本実施例の証明書自動発行機1は、ホストコ
ンピュータ31と接続された、CPU13の指令によっ
て動作する。このCPU13は、上述したカードリーダ
2と、CRT表示装置3と、CRT表示装置3の画面に
表示されているタッチパネル4と、前記コインメック5
及びビルバリ6と、保守担当員を呼び出すための呼び出
しボタン22と、領収書用のレシートを印刷するための
レシートプリンタ12と、操作方法等を音声にて説明す
るための発声装置16と、CPU13を制御して証明書
自動発行機1を所定のプロセス通りに動作させ、証明書
を発行するための動作プログラムを格納するハードディ
スク(HDD)17と、証明書自動発行機1から離れた
位置にいる保守担当員の近くに設置され、証明書自動発
行機1の稼働状況や呼び出しボタン22が押されたこと
等を保守担当員に知らせるためのリモート操作パネル3
3と、証明書自動発行機1内の記録装置としてのレーザ
プリンタ11と、レーザプリンタ11で印刷された書類
を搬送するための搬送ユニット51と、タッチパネル4
から入力された書類が複数枚である場合にそれらの書類
の端部を綴じるためのステープラ14及びそれらの書類
に割印を付すための割印機15と、書類を証明書排出口
7まで書類を搬送する用紙排出ユニット71と、証明書
自動発行機1を所定のプロセス通りに動作させる動作プ
ログラムがロードされるRAM49と、証明書自動発行
機1を動作させるためのプログラムを記憶するROM5
0とに接続されている。証明書自動発行機1を動作させ
るための必要なプログラム、例えば、本発明に係る用紙
通路切換機構J0及び用紙排出ユニット71等を制御す
るプログラムは、ROM50に記憶しているもの以外
は、ハードディスク17から適宜RAM49に転送さ
れ、そのプログラムに基づいて証明書自動発行機1は動
作するが、RAM49は、更に証明書自動発行機1を動
作させる際に必要なデータ等を記憶することができる。
尚、CPU13は、時間を測定するタイマ機能を有し、
後述するセンサS1が用紙Y1を検知した後所定時間、
利用者が用紙Y1を抜き取らなかった場合、それを検出
することができる。
【0019】また、ホストコンピュータ31には、該当
する行政区画内の全住民に関する住民票、戸籍謄本等の
証明書用データを記憶するデータベース32が接続され
ており、ホストコンピュータ31は、IDカードより得
たユーザID識別コード、及び、利用者が希望選択した
例えば住民票、戸籍謄本等の証明書及び必要な部数等に
関するデータに基づいて、データベース32を検索しこ
のベース32から必要な証明書作成用データを抽出し
て、CPU13へ証明書作成用データを送信することが
できる。
【0020】次に、本実施例における証明書自動発行機
1内部機構について、図2を参照して説明する。図2
は、証明書自動発行機1内部の用紙搬送路等を示す概略
断面図である。この発行機1内の下方部には、レーザプ
リンタ11が設置されており、そのプリンタ11上部に
は、該レーザプリンタ11によって印刷された用紙Y1
を発行機1外へ排出するための、上部排出口11aが形
成されている。レーザプリンタ11の上面には、用紙ガ
イド54が形成されており、この用紙ガイド54は、前
記上部排出口11aから排出された用紙Y1を、搬送路
下流側に搬送させることができる。
【0021】この用紙ガイド54の上方側には、用紙Y
1を搬送する搬送ユニット51が設置されている。この
搬送ユニット51は、その内部に用紙ガイド55を設け
ており、用紙ガイド54から送り出された用紙Y1は用
紙ガイド55に沿って一方向(図2紙面右方)に搬送さ
せることができる。また、搬送ユニット51内の用紙ガ
イド55の上方側には、幅揃えトレイ56が形成されて
おり、用紙ガイド55から幅揃えトレイ56に向かう場
合、搬送路はその搬送方向をほぼ180度Uターンさせ
て反対方向(図2紙面左方)に向かう。この搬送ユニッ
ト51側方(図2紙面左方)には、用紙排出ユニット7
1が配設されており、この用紙排出ユニット71は、前
記用紙Y1を証明書排出口7に向かって搬送させること
ができる。
【0022】具体的には、搬送ユニット51の内部に
は、レーザプリンタ11の上面に沿うとともにその端部
(図2紙面右端部)側で上方に向かう搬送路としての用
紙ガイド55が形成されており、この用紙ガイド55の
上側及び下側には、用紙ガイド54から送り出された用
紙Y1を搬送するための、送りローラ55a及び55b
が複数個設置されている。それら送りローラ55a及び
55b間には、用紙Y1の重送を検出するための、光透
過型等もしくは光反射型の重送検出センサHSが設けら
れている。
【0023】その用紙ガイド55の上方端部側(図2紙
面右上方側)には、用紙Y1の重送等の際にレーザプリ
ンタ11の上面側に戻すように、搬送方向を180度U
ターンさせる退避ガイド55cが分岐路の一つとして形
成されており、切替バー55dの位置が切り替わること
により、重送した用紙Y1は、退避部としての退避ガイ
ド55cに搬送される。このように用紙搬送ユニット5
1において、重送した用紙Y1を退避ガイド55cに搬
送する理由は、このプリンタ11は複製(複写)防止用
の改竄防止用紙に記録を行うので、用紙Y1の重送によ
り、未印刷の公的な用紙Y1を装置1外部に出さないよ
うにするためである。
【0024】また、用紙ガイド55は、前記退避ガイド
55cとの分岐点の右上方側で、搬送方向をほぼ90度
折曲げて用紙排出ユニット71(図2紙面左方)側に向
かっており、折曲げられた用紙ガイド55の左方には、
用紙ガイド55を通過した用紙Y1の幅を揃えるための
幅揃えトレイ56が形成されている。その幅揃えトレイ
56の一端(図2紙面右端)側には、該幅揃えトレイ5
6上に載せられた用紙Y1の後端を押し出すためのツメ
57aが設けられ、具体的には、このツメ57aは押し
出しガイド57に固定されて配置されている。その用紙
排出ユニット71の上方には、幅揃えされた用紙Y1を
綴じるステープラ14が設けられ、このステープラ14
の上方には、割印を押すことができる割印機15が設置
されている。
【0025】また、該幅揃えトレイ56の一端(図2紙
面右端)側には、前記ツメ57aに隣設して支軸56c
が設けられており、この支軸56cは、幅揃えトレイ5
6を図2点線で示す上方位置と実線で示す下方位置との
間を揺動させるための支点としての働きをする。即ち、
用紙Y1が幅揃えトレイ56上に複数枚載せられた場合
に、幅揃えトレイ56を点線で示す上方位置に移動さ
せ、幅揃えされた用紙Y1をステープラ14に差し込ん
で綴じるとともに、差し込まれた用紙Y1に割印機15
が割印を押すことができる。
【0026】その幅揃えトレイ56の他端(図2紙面左
端)には、該幅揃えトレイ56上の用紙Y1を、用紙排
出ユニット71へ送り出すための送りローラ58a、5
8bが設置されている。そして、該送りローラ58a、
58bの近傍には、排出トレイ確認センサ59が取り付
けられており、このセンサ59の信号に基づいて、CP
U13は用紙排出ユニット71の排出トレイ72上に用
紙Y1が送られたか否かを判断することができる。ま
た、幅揃えトレイ56の途中には、複数枚の用紙Y1の
幅揃えを行う幅揃えツメ84が設置されている。
【0027】また、用紙排出ユニット71は、下方側に
配置された複数(4個)の下側ローラ73と、上方側に
配置された複数(4個)の上側ローラ74と、これらロ
ーラ73、74を支持するローラ軸に固着されたプーリ
73b、74bを回転させるタイミングベルト75、7
6、77と、このタイミングベルト75、76、77を
回転させるステップモータ78とを備えている。それに
より、用紙Y1を介して上下一対のローラ73、74を
相互に当接した状態で、ステップモータ78が駆動して
タイミングベルト75、76、77を回転させると、こ
れら下側及び上側ローラ73、74が回転することによ
り、用紙Y1を証明書排出口7へ搬送する。
【0028】次に、図4を参照して用紙搬送路に取り付
けられた用紙通路切換機構J0について説明すると、こ
の用紙通路切換機構J0は、用紙排出ユニット71出口
側に(図2紙面左方)に取り付けられている。用紙通路
切換機構J0は、図2、4に示されるように、搬送ロー
ラ73、74により搬送された用紙Y1を、前記用紙搬
送路の一部を構成する第一の通路J1上で搬送する。第
一の通路J1は、第二の通路J2から分岐しており、こ
の第二の通路J2内に用紙Y1を搬送させるべく、通路
切換手段としての切換部材J3は、その切り換え動作に
基づいて、第一、第二の通路J1、J2を切り換えるこ
とができる。
【0029】具体的には、第二の通路J2は、第一の通
路J1の下方側に位置し、切換部材J3が、通常時は
(図4の仮想線)水平状態にあって、第一の通路J1の
一部を構成するとともに、第二の通路J2を閉じる役割
を果たしている。その状態に対し、切換部材J3がその
切り換え動作に基づいて、その基端部J3c側の回動軸
J3aを回動中心として反時計回りに回動し(図4の実
線)、その先端側J3bが上方側に位置すると、第一、
第二の通路J1、J2を切り換えて、第一の通路J1を
閉鎖して、第二の通路J2を開く。尚、この実施の形態
の場合、第一の通路J1は、搬送ローラ73、74以降
に設けられた、証明書排出口7とを結ぶ用紙通路切換機
構J0内の通路をいう。また、搬送ローラ73、74が
搬送手段を構成するが、搬送ベルト等のそれ以外の搬送
手段を採用しても、何等差し支えない。
【0030】第一の通路J1における用紙搬送方向の切
替部材J3の下流側には、扉の役割を果たす開閉部材J
4が配設され、この開閉部材J4は、通路J1の開閉動
作を行う。また、開閉部材J4を開閉させる駆動手段と
して、例えば、ステップモータ等の駆動モータJ5を装
置内に設け、この駆動モータJ5の駆動力を用いて、切
換部材J3の切り換え動作を行うことができる。そし
て、この実施例の場合、開閉部材J4が第一の通路J1
を開くのに連動して、前記切換部材J3が第二の通路J
2を閉じて、第一の通路J1とつながる場合と、前記開
閉部材J4が第一の通路J1を閉じるのに連動して、前
記切換部材J3が第一の通路J1を閉鎖して、第二の通
路J2を開く場合とがあるように構成してある。
【0031】具体的には、開閉部材J4内側には、ラッ
クJ4bが固着されており、ラックJ4bが開閉部材J
4と一体的に上下に移動することができる。このラック
J4bには、ピニオンJ5bが噛合しており、このピニ
オンJ5bは、開閉部材J4を移動させるための駆動モ
ータ部J5のモータ軸に取り付けられている。そして、
駆動モータ部J5が駆動して、そのモータ軸に取り付け
られたピニオンJ5bが、ラックJ4bと噛合しながら
時計方向に回転すれば、図4の仮想線で示した如く、開
閉部材J4は上方に移動するのに対し、反時計方向に回
転すると図4実線で示した下方に移動する。従って、開
閉部材J4は装置筐体開口部としての証明書排出口7の
開閉を行い、証明書発行時では、上側に移動して証明書
排出口7を解放した場合、利用者は用紙Y1(証明書)
を取り出すことができるのに対し、それ以外は閉鎖し
て、用紙Y1(証明書)を取り出すことができなくな
る。
【0032】そして、開閉部材J4の下端側の先端部分
J4cは、鋭角を成すように内側に曲げられており、こ
の先端部分J4cは、切換部材J3の基端部J3cと係
合することができる。すなわち、先端部分J4cは、切
換部材J3の基端部J3cを押圧することにより、回動
軸J3aを回動中心として切換部材J3を反時計回りに
回動し、その先端側J3bを上方側に位置させることが
できる(図4の実線)。その結果、既述した如く、第
一、第二の通路J1、J2を切り換えて、第一の通路J
1を閉鎖して、第二の通路J2を開くことができる。従
って、1つの駆動モータJ5で、前記開閉部材J4の開
閉動作と前記切換部材J3との切り換え動作を行うこと
が可能となる。
【0033】第二の通路J2は、用紙Y1の回収貯蔵部
J6と連通しているので、用紙Y1は、第二の通路J2
を通って回収貯蔵部J6に搬送され、用紙Y1を回収貯
蔵部J6に回収する。具体的には、切換部材J3が図4
実線で示す位置に保持された場合、切換部材J3の下面
側J3dは、回収貯蔵部J6へ用紙Y1を案内する誘導
部材となる。また、証明書排出口7が図中破線で示す開
放状態の時には、開閉部材J4の先端部分J4cに押さ
えられていた切換部材J3がその押圧から開放され、切
換部材J3は自重により図中破線で示す位置に移動し、
用紙Y1の搬送路とつながる。尚、この用紙排出ユニッ
ト71の排出側の先端下部(図2、4の左方側)Q1
は、切換部材J3のストッパにもなっているとともに、
ローラ73の排出側近傍には、用紙Y1が利用者により
抜き取られたことを検知するセンサS1が設けられてい
る。また、回収貯蔵部J6は、筐体1aの内側に上下方
向に設けられており、プライバシー保護等の観点から、
この発行機1は証明書排出口7に残った用紙Y1(証明
書)を、所定時間経過後に回収貯蔵部J6に回収する。
尚、この回収貯蔵部J6内の用紙Y1(証明書)は、保
守担当員のみが取り出せるようになっている。
【0034】次に、用紙通路切換機構J0の作用を説明
する。用紙排出ユニット71に用紙搬送ユニット51か
ら用紙Y1が送られてくると、駆動モータJ5の駆動に
よりピニオンJ5bが時計方向に回転し、開閉部材J4
を図4の実線で示す上方に移動させる。すると、切換部
材J3は、自重により図4の想像線で示す位置に移動
し、証明書排出口7と用紙排出ユニット71の間の用紙
搬送路となる。それにより、用紙排出ユニット71中を
搬送された用紙Y1は、更に用紙排出ユニット71の排
出側のローラ対73、74により搬送されて、切換部材
J3の上面を通り証明書排出口7へ発行される。この
時、利用者がその用紙Y1(証明書)を証明書自動発行
機1から取らない場合には、装置1内に回収する必要が
あるため、用紙排出ユニット71の先端のローラ対7
3、74は用紙Y1の後端をはさんでいる。
【0035】そして、証明書自動発行機1の利用者が、
証明書排出口7より発行された用紙Y1を一定時間経過
しても取らなかった場合、用紙排出ユニット71の先端
のローラ対73、74は、その用紙Y1を用紙排出ユニ
ット71内部に引き戻す。その後、駆動モータJ5はピ
ニオンJ5bを反時計方向に回転し、開閉部材J4を図
中実線で示す下方に移動させる。この時、切換部材J3
の基端部J3cは、開閉部材J4の下端側の先端部分J
4cに押されて、切換部材J3は図4の実線で示す位置
に移動して、第一の通路J1を閉鎖するとともに第二の
通路J2を開き、回収貯蔵部J6と連通することとな
る。それにより、用紙排出ユニット71内の用紙Y1
は、用紙排出ユニット71の先端のローラ対73、74
により搬送され、切換部材J3の下面側J3dに沿い回
収貯蔵部J6へ回収される。
【0036】以上のように、本実施の形態の用紙通路切
換機構J0によれば、搬送ローラ73、74により、用
紙Y1を第一の通路J1上を搬送するとともに、第一の
通路J1から分岐する第二の通路J2の内に、第一、第
二の通路J1、J2の切換を行う切換部材J3の切り換
え動作に基づいて、用紙Y1を搬送させる用紙通路切換
機構J0において、前記第一の通路J1における用紙搬
送方向の切替部材J3の下流側に配設され、この通路J
1の開閉動作を行う開閉部材J4と、この開閉部材J4
を開閉させる駆動モータJ5とを備え、この駆動モータ
J5の駆動力を用いて、切換部材J3の切り換え動作を
行う。それにより、1つの駆動モータJ5で開閉部材J
4の開閉動作と前記切換部材J3の切り換え動作を行う
ことを可能とするため、安価な用紙通路切換機構J0を
提供することができる。
【0037】尚、本発明を具体化した一実施例として証
明書自動発行機1において採用した用紙通路切換機構J
0について説明したが、本発明の通路切換機構は、必ず
しもこの実施例に限定されることなく、例えば、複写
機、ファクシミリ装置、印刷機、プリンタ、券売機など
に採用されている用紙搬送機構において用いても良い。
また、この実施例にとらわれることなく、通路切換機構
J0を例えば用紙排出口以外の搬送経路に設け、複数の
書類の分離に使用してもよい。更に、用紙Y1以外の薄
状媒体、例えば、紙幣、切符、カード等の搬送装置に、
本発明の通路切換機構を採用しても良いし、薄状媒体以
外の物品の通路切換機構、例えば、荷物用の通路切換機
構として採用しても良い。
【0038】また、開閉部材が第一の通路を開くのに連
動して、通路切換手段が第二の通路を閉じて、第一の通
路とつながる場合と、前記開閉部材が第一の通路を閉じ
るのに連動して、前記通路切換手段が第一の通路を閉鎖
して、第二の通路を開く場合とがあるように構成するの
が好ましいが、これ以外であっても良い。また、開閉部
材は、装置筐体開口部の開閉を行うとともに、第二の通
路は薄状媒体またはそれ以外の物品の回収貯蔵部と連通
しているのが望ましいが、必ずしもこの態様に限定され
ない。更に、物品提供装置の内部に設けられた物品搬送
経路以外に取り付けられていてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の通路切換機構によれば、搬送手段によ
り、薄状媒体またはそれ以外の物品を第一の通路上で搬
送するとともに、第一の通路から分岐する第二の通路の
内に、第一、第二の通路の切換を行う通路切換手段の切
り換え動作に基づいて、薄状媒体またはそれ以外の物品
を搬送させる通路切換機構において、前記第一の通路に
おける物品搬送方向の通路切替手段の下流側に配設さ
れ、この通路の開閉動作を行う開閉部材と、この開閉部
材を開閉させる駆動手段とを備え、この駆動手段の駆動
力を用いて、前記通路切換手段の切り換え動作を行うの
で、1つの駆動手段で、前記開閉部材の開閉動作と前記
通路切換手段の切り換え動作を行うことが可能になるた
め、通路切換機構を極めて簡素化することにより、その
機構を使用した装置を安価にすることができる。
【0040】請求項2に記載の通路切換機構によれば、
開閉部材が第一の通路を開くのに連動して、前記通路切
換手段が第二の通路を閉じて、第一の通路とつながる場
合と、前記開閉部材が第一の通路を閉じるのに連動し
て、前記通路切換手段が第一の通路を閉鎖して、第二の
通路を開く場合とがあるので、通路の切り換えを円滑に
することができる。
【0041】請求項3に記載の通路切換機構によれば、
開閉部材は、装置筐体開口部の開閉を行うとともに、第
二の通路は薄状媒体またはそれ以外の物品の回収貯蔵部
と連通しているので、開閉部材が前記開口部を開くと、
前記物品を取り出すことができ、開閉部材が前記開口部
を閉じると、物品を取り出すことができなくなる。更
に、物品は、第二の通路を通って回収貯蔵部に搬送さ
れ、物品を装置筐体開口部を介して提供できたり、ある
いは、回収貯蔵部に回収できたりする。
【0042】請求項4に記載の通路切換機構によれば、
物品提供装置の内部に設けられた物品搬送経路に取り付
けられているので、物品提供装置は、1つの駆動手段
で、前記開閉部材の開閉動作と前記通路切換手段との切
り換え動作を行うことが可能となって、安価な装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した実施例の証明書自動発行
機の外観を示す概略図である。
【図2】 本実施例における証明書自動発行機の用紙送
り経路の構成を示す概略断面図である。
【図3】 本実施例における証明書自動発行機及びこの
発行機を含むシステムの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 本実施例の通路切換機構を示す拡大側面図で
ある。
【図5】 出願人が従前に開発した通路切換機構の構成
を示す図である。
【図6】 出願人が従前に開発した通路切換機構の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 証明書自動発行機 7 証明書排出口 73、74 搬送ローラ J0 用紙通路切換機構 J1 第一の通路 J2 第二の通路 J3 切換部材 J4 開閉部材 J5 駆動モータ J6 回収貯蔵部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により、薄状媒体またはそれ以
    外の物品を第一の通路上で搬送するとともに、第一の通
    路から分岐する第二の通路の内に、第一、第二の通路の
    切換を行う通路切換手段の切り換え動作に基づいて、薄
    状媒体またはそれ以外の物品を搬送させる通路切換機構
    において、 前記第一の通路における物品搬送方向の通路切替手段の
    下流側に配設され、この通路の開閉動作を行う開閉部材
    と、 この開閉部材を開閉させる駆動手段とを備え、 この駆動手段の駆動力を用いて、前記通路切換手段の切
    り換え動作を行うことを特徴とする通路切換機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された通路切換機構にお
    いて、 前記開閉部材が第一の通路を開くのに連動して、前記通
    路切換手段が第二の通路を閉じて、第一の通路とつなが
    る場合と、前記開閉部材が第一の通路を閉じるのに連動
    して、前記通路切換手段が第一の通路を閉鎖して、第二
    の通路を開く場合とがあることを特徴とする通路切換機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された通路切換
    機構において、 前記開閉部材は、装置筐体開口部の開閉を行うととも
    に、第二の通路は薄状媒体またはそれ以外の物品の回収
    貯蔵部と連通していることを特徴とする通路切換機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一に記載された
    通路切換機構において、 物品提供装置の内部に設けられた物品搬送経路に取り付
    けられていることを特徴とする通路切換機構。
JP33077596A 1996-12-11 1996-12-11 通路切換機構 Pending JPH10167544A (ja)

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