JPH10167657A - ボンベの移送装置 - Google Patents

ボンベの移送装置

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JPH10167657A
JPH10167657A JP33760996A JP33760996A JPH10167657A JP H10167657 A JPH10167657 A JP H10167657A JP 33760996 A JP33760996 A JP 33760996A JP 33760996 A JP33760996 A JP 33760996A JP H10167657 A JPH10167657 A JP H10167657A
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JP
Japan
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cylinder
clamp
gripping
cylinders
clamp arms
Prior art date
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Pending
Application number
JP33760996A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunjiro Nakamura
文次郎 中村
Takeshi Saotome
武 早乙女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOKOKEN KK
Wako KK
Original Assignee
SOKOKEN KK
Wako KK
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Publication date
Application filed by SOKOKEN KK, Wako KK filed Critical SOKOKEN KK
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  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のクランプアームでボンベを安全かつ確
実に把持し、ボンベの移送作業時における信頼性や安全
性を向上させるようにする。 【解決手段】 液化ガス等の充填工場に水平移動機構、
昇降機構27、旋回機構31および把持機構33等から
なるボンベ1の積込み装置18を配設する。そして、把
持機構33の懸垂体34には、2本ずつ1組となった合
計6組のクランプアーム35,35,…を各連結ピン等
を介して揺動可能に取付ける。また、各組のクランプア
ーム35を各ボンベ1に対しその配列方向に一定間隔を
もって配設し、これらの各クランプアーム35をそれぞ
れエアシリンダ等で各ボンベ1の配列方向と直交する方
向に駆動することにより、各クランプアーム35の把持
部で各ボンベ1を配列方向の両側から把持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液化プロパ
ンガス等の液化ガスが充填される圧力容器としてのボン
ベをトラック等の荷台から積み出したり、荷台に積込ん
だりするのに好適に用いられるボンベの移送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用や業務用の燃料として使
用される液化ガスを充填用のボンベ内に充填する充填工
場にあっては、液化ガスをボンベに充填する充填機が配
設された充填ステーションと、液化ガスを充填すべきボ
ンベを該充填ステーションに向けて搬入する搬入手段
と、前記充填ステーションの充填機により液化ガスが充
填されたボンベを前記充填ステーションから搬出する搬
出手段とからなる液化ガス充填装置が設けられている。
【0003】そして、この種の従来技術による液化ガス
充填装置では、前記搬入手段の上流側に多量の充填前の
ボンベを整列状態でストックする入荷ヤードが設けら
れ、該入荷ヤードには充填前の各ボンベを搬入手段に向
けて入荷する複数の入荷用コンベアが配設されている。
また、前記搬出手段の下流側には液化ガスが充填された
多量のボンベを整列状態でストックする出荷ヤードが設
けられ、該出荷ヤードには前記搬出手段で搬出されてく
る充填済みの各ボンベを搬出手段から順次出荷させる出
荷用コンベアが配設されている。
【0004】ここで、家庭や業務等の燃料として使用に
供された後の液化ガスを充填すべき各ボンベが配送トラ
ック等によって充填工場に運搬されてくると、これらの
トラック等は前記入荷ヤードのプラットホームに近接し
て、例えば入荷用コンベアの上流端側に停車される。そ
して、充填前の各ボンベを入荷ヤード側に入荷するとき
には、例えば入荷作業者が手作業で各ボンベを配送トラ
ックから入荷用コンベアへと積み出すようにしている。
【0005】また、入荷ヤードに入荷された各ボンベは
前記搬入手段により充填ステーションへと搬入され、該
充填ステーションの充填機により液化ガスが充填され
る。そして、充填済み状態となった各ボンベは前記搬出
手段により出荷ヤードに向けて搬出される。
【0006】一方、充填工場の出荷ヤード側には、配送
トラック等を予め決められた位置に駐停車させるように
プラットホームが設けられ、このプラットホーム上には
充填済みの各ボンベを搬出手段から順次出荷させる出荷
用コンベアの下流端側が延設されている。そして、充填
済みの各ボンベを出荷するときには、出荷用コンベアに
よりプラットホーム上に順次搬送されてくる各ボンベ
を、例えば出荷作業者が手作業で配送トラック等に決め
られた順序で積込むようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、充填済みの各ボンベを配送トラック等に積
込む場合に、出荷用コンベアから配送用トラックの荷台
へと各ボンベを手作業で積込むようにしているから、こ
の積込み作業に多大な労力と時間を費やし、充填工場の
出荷ヤード側には充填済みのボンベが多量に出荷待ち状
態で滞留してしまうことがある。
【0008】このため、従来技術にあっては、充填工場
の出荷ヤード側に広いスペース(敷地面積)を確保する
必要が生じ、例えば地価の高い都市部等に充填工場を建
てるのが非常に難しくなるという問題がある。一方、出
荷ヤード側を限られたスペース内に収めようにすると、
出荷ヤード側に滞留した充填済みボンベの量が多くなっ
たときに、充填ステーション側での充填作業を一時的に
停止させ、ボンベの出荷を待って充填作業を再開する等
の対策が必要となり、充填装置としての能力を十分に発
揮できないという問題がある。
【0009】また、充填工場の入荷ヤード側において
も、入荷作業者等が手作業で各ボンベを配送トラックか
ら入荷用コンベアへと積み出すようにしているから、出
荷時とほぼ同様にボンベの積み出し作業に多大な労力と
時間を費やし、作業性を向上させることができないとい
う問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はボンベを安全かつ確実に把持し
てボンベの積み出し、積込み作業を容易に行うことがで
き、ボンベの移送作業を効率化し信頼性や安全性を向上
できると共に、例えば充填工場等の敷地面積を有効活用
でき、工場全体の省スペース化を図ることができるよう
にしたボンベの移送装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、圧力容器としてのボンベを
上方から着脱可能に把持する把持手段と、該把持手段を
上,下に昇降させる昇降手段と、前記把持手段を水平方
向に移動させる水平移動手段とからなるボンベの移送装
置において、前記把持手段は、前記昇降手段により昇降
可能に吊下された懸垂体と、上端側が該懸垂体に揺動可
能に連結され下端側が前記ボンベの外周側に向けて進退
する把持部となった複数のクランプアームと、常時は該
各クランプアームの把持部を前記ボンベから離間させ、
作動時には該各クランプアームの各把持部で前記ボンベ
の外周面を把持すべく該各クランプアームを駆動するク
ランプ駆動機構とからなる構成を採用している。
【0012】上記構成によれば、水平移動手段で把持手
段を予めボンベが置かれている位置に向けて水平方向に
移動させつつ、昇降手段により任意の高さ位置まで把持
手段を昇降させることができ、把持手段の各クランプア
ームをボンベの上方からその外周側に導くことができ
る。そして、この状態で把持手段のクランプ駆動機構を
作動させることにより、各クランプアームの把持部をボ
ンベの外周面に向けて押付けるように駆動でき、各クラ
ンプアームによってボンベを確実に把持することができ
る。
【0013】また、請求項2の発明は、複数のボンベを
該各ボンベの上方から一括して着脱可能に把持する把持
手段と、該把持手段を上,下に昇降させる昇降手段と、
前記把持手段を前,後、左,右へと水平方向に移動させ
る水平移動手段と、前記把持手段を水平方向に回転させ
る回転手段と、該回転手段を前記水平移動手段、昇降手
段および把持手段と共に駆動制御し、前記各ボンベを第
1の位置から第2の位置に一括して移送する移送制御手
段とからなり、前記把持手段は、前記昇降手段により回
転手段を介して昇降可能でかつ水平方向に回転可能に吊
下された懸垂体と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結
され下端側が前記ボンベの外周側に向けて進退する把持
部となった複数組のクランプアームと、これら各組のク
ランプアームに対応して前記懸垂体にそれぞれ設けられ
常時は該各クランプアームの把持部を前記各ボンベから
離間させ、作動時には該各クランプアームの把持部を前
記各ボンベの外周面に向けて駆動する複数のクランプ駆
動機構とからなる構成を採用している。
【0014】上記構成によれば、昇降手段により回転手
段を介して把持手段の懸垂体を昇降可能でかつ水平方向
に回転可能に吊下しつつ、該懸垂体に設けた各組のクラ
ンプアームにより各把持部で各ボンベの上部外周側を着
脱可能に把持でき、各クランプアームの把持部で把持し
た各ボンベを例えば第1の位置から一括して積み出した
り、第2の位置に一括して積込んだりする移送作業を自
動的に行うことができる。また、回転手段で把持手段を
適宜に回転させることにより、例えば1列に並べられた
各ボンベの方向に沿って把持手段を配向したり、該把持
手段で把持した各ボンベを任意の方向に配向したりする
ことができる。
【0015】さらに、請求項3の発明では、前記各組の
クランプアームは、予め決められた方向に列をなして並
べられた複数のボンベに対し該各ボンベの配列方向に一
定間隔をもって配設され、前記各クランプ駆動機構は各
クランプアームを前記各ボンベの配列方向と直交する方
向に駆動し、前記各クランプアームの把持部によって前
記各ボンベを配列方向の両側から把持させる構成として
いる。
【0016】上記構成によれば、予め決められた方向に
列をなして並べられた複数のボンベに対して、回転手段
で把持手段の懸垂体を適宜に回転させることにより、各
ボンベの配列方向に沿って各組のクランプアームを並行
に配向することができ、各組のクランプアームを各ボン
ベ間に位置決めすることができる。そして、この状態で
各クランプ駆動機構により各組のクランプアームを各ボ
ンベの配列方向と直交する方向に駆動すれば、各クラン
プアームの把持部によって各ボンベを配列方向の両側か
ら把持することができ、一列に並べられた複数のボンベ
を把持手段で一括して把持しつつ、前記第1の位置と第
2の位置との間を安定させた状態で移送することができ
る。
【0017】また、請求項4の発明では、前記クランプ
駆動機構を、前記懸垂体に設けられ外部から圧力流体が
給排されることにより上,下方向に縮小,伸長するシリ
ンダ装置と、該シリンダ装置の下端側に設けられ前記各
クランプアームに沿って上,下方向に摺動変位すること
により該各クランプアームの把持部を互いに離間,接近
させるクランプガイドとから構成している。
【0018】これにより、例えばシリンダ装置を縮小さ
せたときにはクランプガイドが各クランプアームに沿っ
て上方向に摺動変位し、該各クランプアームの把持部を
ボンベの外周面から離すように互いに離間させることが
できる。また、シリンダ装置を伸長させたときにはクラ
ンプガイドが各クランプアームに沿って下方向に摺動変
位し、該各クランプアームの把持部をボンベの外周面に
向けて押付けるように互いに接近させることができる。
【0019】さらに、請求項5の発明では、前記クラン
プガイドを、前記シリンダ装置のロッド下端側に取付け
られ前記各クランプアームと交差するように水平方向に
延びたガイド板と、該ガイド板にそれぞれ回動可能に設
けられ前記各クランプアームに沿って滑動することによ
り前記各クランプアームの把持部を前記ボンベに向け進
退させる複数のローラとから構成している。
【0020】これにより、シリンダ装置のロッドでクラ
ンプガイドのガイド板を上,下に上昇,下降させると、
ガイド板にそれぞれ回動可能に設けた各ローラが各クラ
ンプアームに沿って滑動し、上端側が懸垂体に揺動可能
に連結された各クランプアームは各ローラの滑動に応じ
て互いに離間したり、接近したりするように動作し、下
端側の各把持部を前記ボンベの外周面に向けて進退させ
ることができる。
【0021】また、請求項6の発明では、前記ボンベは
上部側外周に全周に亘って延びる溶接ビート部を有し、
前記各クランプアームの把持部は該溶接ビート部の下側
で前記ボンベの外周側を把持する構成としている。
【0022】これにより、各クランプアームの把持部は
ボンベの外周側を把持するのみでなく、例えば各把持部
の上端側でボンベの溶接ビート部を掛止めすることがで
き、ボンベが各クランプアームの把持部から誤って脱落
したりするのを確実に防止できる。
【0023】一方、請求項7の発明は、複数のボンベが
配置される指定位置と予め決められたエリア内の運搬台
との間で前記複数のボンベを一括して移送するようにし
たボンベの移送装置であって、前記運搬台の位置を検出
するため前記エリア上に設けられた位置検出手段と、前
記複数のボンベをその上方から一括して着脱可能に把持
する把持手段と、該把持手段を上,下に昇降させる昇降
手段と、前記把持手段を前,後、左,右へと水平方向に
移動させる水平移動手段と、前記把持手段を水平方向に
回転させる回転手段と、前記位置検出手段からの検出信
号に基づいて前記回転手段、水平移動手段、昇降手段お
よび把持手段を駆動制御し、前記指定位置と運搬台との
間で各ボンベを一括して移送する移送制御手段とを備
え、前記把持手段は、前記昇降手段により回転手段を介
して昇降可能でかつ水平方向に回転可能に吊下された懸
垂体と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結され下端側
が前記ボンベの外周側に向けて進退する把持部となった
複数組のクランプアームと、これら各組のクランプアー
ムに対応して前記懸垂体にそれぞれ設けられ常時は該各
クランプアームの把持部を前記各ボンベから離間させ、
作動時には該各クランプアームの把持部を前記各ボンベ
の外周面に向けて駆動する複数のクランプ駆動機構とか
らなる構成を採用している。
【0024】上記構成によれば、予め決められたエリア
上に設けた位置検出手段により運搬台の位置を検出で
き、この位置検出結果に基づき移送制御手段で水平移動
手段、昇降手段および把持手段を駆動制御することによ
り、指定位置と運搬台との間で複数のボンベを一括して
迅速に移送でき、トラック等の運搬台からボンベを積み
出したり、運搬台にボンベを積込んだりする作業を自動
化することができる。
【0025】また、回転手段で把持手段の懸垂体を各組
のクランプアームと共に任意の方向に回転させることに
より、例えば1列に並べられた各ボンベの方向に沿って
各組のクランプアームを並行に配向したり、該各クラン
プアームで把持した各ボンベを任意の方向に配向したり
することができる。そして、昇降手段により回転手段を
介して把持手段の懸垂体を昇降可能でかつ水平方向に回
転可能に吊下しつつ、各組のクランプアームによりそれ
ぞれの把持部でボンベの上部側外周を着脱可能に把持で
き、各把持部で把持した各ボンベを運搬台から一括して
積み出したり、運搬台に一括して積込んだりする作業を
自動的に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳述する。
【0027】ここで、図1ないし図12は本発明の第1
の実施例によるボンベの移送装置を液化ガスの充填工場
に適用した場合を例に挙げて示している。
【0028】図において、1,1,…は液化ガスが充填
されるボンベで、該各ボンベ1は図5ないし図7等に示
すように、例えば50kg前,後の重量をもった円筒状
の圧力容器として形成され、その上端側には充填口部等
を開,閉するバルブ(いずれも図示せず)と、このバル
ブを保護すべく上側から着脱可能に螺着された保護キャ
ップ2(図6参照)とが設けられている。
【0029】また、ボンベ1は高圧ガスが充填される圧
力容器であり、高い耐圧性能を得るためにボンベ1の上
部側には図6および図7に示す如く、その外周面に全周
に亘って延びる溶接ビート部1Aが肉盛りをするように
設けられている。そして、ボンベ1の溶接ビート部1A
には後述の各把持部35Bが引っ掛かるようにして掛止
めされる。
【0030】3は各ボンベ1に液化ガスの充填を行う充
填ステーションを示し、該充填ステーション3は図1に
示すように、回転中心Oの周囲を例えば矢示A方向に回
転する大径の回転テーブル4と、該回転テーブル4の上
方からチェーン(図示せず)等を介して昇降可能に吊下
され、該回転テーブル4と同期して回転中心Oの周囲を
移動する例えば8個の充填機5,5,…とからなり、所
謂回転式自動充填機を構成している。
【0031】ここで、該各充填機5は本出願人が先に、
例えば特開平6−50496号(特公平7−81678
号)公報で提案した液化ガス自動充填装置等が用いら
れ、ボンベ1のバルブを開,閉するバルブ開閉ヘッドお
よび充填口部に嵌着する充填ノズル(いずれも図示せ
ず)等を備えている。
【0032】そして、後述の搬入コンベア6側から各ボ
ンベ1が回転テーブル4上に搬入される度毎に、各充填
機5は各ボンベ1の充填口部に充填ノズルを嵌着させ、
この状態でボンベ1のバルブをバルブ開閉ヘッドにより
開弁しつつ、各ボンべ1内に液化ガスを自動充填する。
また、液化ガスの自動充填が完了したときには、バルブ
開閉ヘッドでバルブを閉弁させた後に充填ノズルをボン
ベ1の充填口部から離脱させ、充填済みの各ボンベ1を
回転テーブル4上から後述の搬出コンベア8へと搬出ロ
ボット(図示せず)で搬出する。
【0033】6は充填前の各ボンベ1を充填ステーショ
ン3に搬入する搬入手段としての搬入コンベアを示し、
該搬入コンベア6は複数のチェーンコンベア等を組合わ
せることにより構成され、液化ガスを充填すべき各ボン
ベ1を正立状態で順次矢示B方向に搬送する。
【0034】7は搬入コンベア6の途中位置に設けられ
た検査装置を示し、該検査装置7は各ボンベ1に貼着さ
れたバーコードラベル(図示せず)等から該各ボンベ1
に固有の情報(充填有効期間、固有重量、販売店名およ
び各種の識別情報等)を読取り、これによってボンベ1
が良品であるか否かを判定する。また、検査装置7は充
填前のボンベ1の重量を計測し、当該ボンベ1に充填機
5で充填すべき液化ガスの充填量等を演算する。
【0035】8は充填済みのボンベ1を充填ステーショ
ン3から搬出する搬出手段としての搬出コンベアを示
し、該搬出コンベア8は搬入コンベア6とほぼ同様に複
数のチェーンコンベア等を組合わせることにより構成さ
れ、液化ガスを充填した後の各ボンベ1を正立状態で順
次矢示C方向に搬送する。
【0036】9は搬入コンベア6に隣接して充填工場の
敷地上に設けられた入荷ヤード側のプラットホームで、
該プラットホーム9は搬入コンベア6に沿って形成さ
れ、その長手方向には複数の入荷エリア10,10,…
が互いに間隔をもって配設されている。そして、各入荷
エリア10はプラットホーム9から外側に向けて長方形
状に延び、それぞれが充填工場の敷地内に予め決められ
た大きさのエリアとして設置されている。
【0037】ここで、各入荷エリア10は長さ寸法が、
例えば10〜14m(メートル)程度で、その幅寸法は
3〜4m(メートル)程度となっている。そして、各入
荷エリア10内には図12に例示するように、プラット
ホーム9に接近して後述の配送トラック15が駐停車さ
れ、配送トラック15に積載された液化ガスを充填すべ
き各ボンベ1は、後述の積み出し装置 によって入荷コ
ンベア11へと自動積み出しされるものである。
【0038】11,11,…は各入荷エリア10毎に設
けられた入荷コンベアを示し、該各入荷コンベア11は
搬入コンベア6と入荷ヤード側のプラットホーム9との
間に延設され、液化ガスを充填すべきボンベ1を入荷エ
リア10側から搬入コンベア6に向けて順次送込むもの
である。
【0039】12は搬出コンベア8に隣接して充填工場
の敷地上に設けられた出荷ヤード側のプラットホームを
示し、該プラットホーム12は搬出コンベア8に沿って
形成され、その長手方向には複数の出荷エリア13,1
3,…が互いに間隔をもって配設されている。そして、
各出荷エリア13はプラットホーム12から外側に向け
て長方形状に延び、それぞれが充填工場の敷地内に予め
決められた大きさのエリアとして設置されている。
【0040】ここで、各出荷エリア13は長さ寸法が、
例えば10〜14m(メートル)程度で、その幅寸法は
3〜4m(メートル)程度となっている。そして、各出
荷エリア13内には図2および図3等に例示するよう
に、プラットホーム12に接近して出荷用の配送トラッ
ク15が駐停車され、この配送トラック15には液化ガ
ス充填済みの各ボンベ1が後述の積込み装置18により
出荷コンベア14側から自動積込みされるものである。
【0041】14,14,…は各出荷エリア13毎に設
けられた出荷コンベアを示し、該各出荷コンベア14は
搬出コンベア8と出荷ヤード側のプラットホーム12と
の間に延設され、搬出コンベア8によって搬送されてく
る液化ガス充填済みの各ボンベ1を出荷エリア13側に
向けて順次送出すものである。
【0042】15はボンベ1の配送を行う運搬台として
の配送トラックで、該配送トラック15は充填済みの各
ボンベ1を充填工場から出荷するときに、図2および図
3等に示す如く荷台16の後端側を出荷ヤード側のプラ
ットホーム12に接近させた状態で出荷エリア13内に
駐停車される。また、例えば販売店等から充填工場に液
化ガスを充填すべき各ボンベ1を入荷するときには、図
12に示す如く荷台16の後端側を入荷ヤード側のプラ
ットホーム9に接近させた状態で配送トラック15は入
荷エリア10内に駐停車される。
【0043】17,17,…は配送トラック15の荷台
16側に設けた標識で、該各標識17は図2に示すよう
に、長方形状をなす荷台16の長さ方向および幅方向両
端に位置する4個の角隅部のうち、例えば3個の角隅部
の位置に取付けられた光反射板等によって構成されてい
る。そして、各標識17は後述の標識検索器42でそれ
ぞれの位置を検出させることにより、充填工場側に設け
たコントローラ等の制御装置(図示せず)で荷台16の
位置と方向を識別させる。即ち、標識検索器42で各標
識17の位置を検出することにより、前記制御装置側で
は荷台16の長さL、車幅Wを識別すると共に、出荷エ
リア13内での配送トラック15の傾きαと荷台16の
位置とを識別する。
【0044】18は各出荷エリア13毎に設けられたボ
ンベ1の自動移送装置を構成する積込み装置で、該積込
み装置18は後述の水平移動機構19、昇降機構27、
旋回機構31、把持機構33、標識検索器42および前
記制御装置等によって構成されている。
【0045】19は出荷エリア13の上方で把持機構3
3を水平方向に移動させる水平移動手段を構成する水平
移動機構を示し、該水平移動機構19は図2ないし図5
に示す如く、出荷エリア13の各角隅等にX軸方向(左
右方向)およびY軸方向(前後方向)に離間して配設さ
れた支柱20,20,…と、該各支柱20の上端側に設
けられ、互いに平行にY軸方向に延びたY軸ガイドとし
ての左,右のガイドレール21,21と、該各ガイドレ
ール21上に移動可能に配設されたY軸方向の走行機2
2,22と、該各走行機22間にX軸方向に延びて両端
側が該各走行機22上に固着され、該各走行機22を介
してY軸方向に移動可能となったX軸ガイドとしてのガ
イドレール23,23等とを備えている。
【0046】また、水平移動機構19は各ガイドレール
23に沿ってX軸方向に移動可能となったX軸側の走行
機24を備え、該走行機24はX軸側モータ25によっ
て走行駆動される構成となっている。一方、Y軸方向の
各走行機22はY軸側モータ26によって走行駆動さ
れ、X軸側の走行機24を各ガイドレール23と共にY
軸方向に移動させる。そして、走行機24は出荷エリア
13上をY軸方向に移動しつつ、把持機構33をX軸方
向に走行移動させることにより、把持機構33を出荷エ
リア13の全ての領域に亘って走査または位置決めでき
るように構成されている。
【0047】27は水平移動機構19の走行機24に設
けられた昇降手段としての昇降機構で、該昇降機構27
は図5に示すように、把持機構33をチェーン等の吊り
具28を介して上,下に昇降させる昇降用電動ブロック
29と、該昇降用電動ブロック29に対して旋回機構3
1が相対回転するのを防止するために、上端側が該昇降
用電動ブロック29にピン結合され、下端側が旋回機構
31側にピン結合された平行リンク30とから構成され
ている。そして、該平行リンク30は、昇降用電動ブロ
ック29から吊下される吊り具28の長さに応じて
「く」の字状に屈伸動作し、出荷エリア13の地面等に
対して把持機構33等を常に水平に保つ構成となってい
る。
【0048】31は把持機構33を水平方向に回転させ
る回転手段としての旋回機構で、該旋回機構31は昇降
機構27の吊り具28および平行リンク30を介して走
行機24の下側に吊下され、下側の旋回部31Aには後
述の懸垂体34が一体的に取付けられている。そして、
旋回機構31には旋回モータ32が設けられ、該旋回モ
ータ32は旋回部31Aを懸垂体34と共に水平方向に
旋回(回転)させる構成となっている。
【0049】33はボンベ1を把持する把持手段として
の把持機構を示し、該把持機構33は旋回機構31の旋
回部31Aに固着された細長い箱形状の懸垂体34と、
該懸垂体34の下面側に列設された後述の各クランプア
ーム35と、後述の各エアシリンダ36および各クラン
プガイド38等とから構成されている。そして、懸垂体
34の下面側には例えば合計12個で、2個ずつ1組と
なった6組のブラケット34A,34A,…が、懸垂体
34の長さ方向および幅方向にそれぞれ間隔をもって配
設され、該各ブラケット34Aは図6に示す如くコ字形
状をなして懸垂体34の下側面から下向きに突出してい
る。
【0050】ここで、各組のブラケット34Aは図7に
示す如く懸垂体34の幅方向で対をなすように配設さ
れ、一対のブラケット34A,34A間の間隔はボンベ
1の外径寸法よりも一定寸法だけ小さくなっている。ま
た、各組のブラケット34Aは図6に示すように、懸垂
体34の長さ方向ではボンベ1の外径寸法に対応した間
隔をもって配設され、各ブラケット34Aには各クラン
プアーム35の上端側が揺動可能にピン結合されてい
る。一方、懸垂体34の幅方向両側面には、その長さ方
向中間部に把手34B,34Bが設けられ、該各把手3
4Bはオペレータ等が手動操作で把持機構33全体を任
意の方向に移動させるときの便宜を図るようになってい
る。
【0051】35,35,…は各ボンベ1を把持するた
めのクランプアームで、該各クランプアーム35は懸垂
体34の各ブラケット34Aに対応して合計12個、即
ち2個で一対の組をなすように合計6組のクランプアー
ム35が懸垂体34の下面側に配設されている。そし
て、各クランプアーム35の上端側は懸垂体34の各ブ
ラケット34Aに各連結ピン35Aを介して揺動可能に
ピン結合されている。
【0052】ここで、各組のクランプアーム35は懸垂
体34の長さ方向でボンベ1の外径寸法に対応した間隔
をもって配設され、図7に示す如く懸垂体34の幅方向
で対をなす一対のクランプアーム35,35はエアシリ
ンダ36によりボンベ1の上部側外周に向けて進退する
ように互いに接近,離間される。また、各クランプアー
ム35は図7に示すように僅かに「く」の字形状なして
屈曲し、その下端側には図9に示す如く横断面が略V字
形状または楔形状をなす把持部35Bが設けられてい
る。
【0053】また、該把持部35Bには例えば硬質ゴム
等の弾性樹脂材料からなる平板状のパッド35C,35
Cが固着され、該各パッド35Cはボンベ1の外周面に
摩擦接触するようになっている。なお、合計6組の各ク
ランプアーム35のうち図9中の左,右両端側に位置す
る各クランプアーム35の把持部35Bは、その横断面
形状が略V字状をなすように形成する必要がなく、図9
中に例示した各把持部35B′のように形成してもよい
ものである。
【0054】さらに、各クランプアーム35の把持部3
5Bは各エアシリンダ36の作動によって、各ボンベ1
の径方向で図9中の矢示D,E方向に進退される。そし
て、各クランプアーム35の把持部35Bは、ボンベ1
の外周面に向けて矢示D方向に駆動されたときに各パッ
ド35Cを介してボンベ1を把持すると共に、このとき
にボンベ1の中心側に向けた矢示F方向の把持力を発生
させるものである。
【0055】36,36,…はクランプガイド38と共
にクランプ駆動機構37を構成するシリンダ装置として
のエアシリンダで、該各エアシリンダ36は各組のクラ
ンプアーム35に対応して懸垂体34上に合計6本配設
され、懸垂体34の幅方向では図7に示すように一対の
ブラケット34A,34A間に固定されている。そし
て、各エアシリンダ36はロッド36Aが懸垂体34か
ら下向きに突出し、外部から圧力流体としてのエア圧が
給排されることによりロッド36Aを上,下に伸縮させ
る。
【0056】また、ロッド36Aの下端側にはジョイン
ト36Bが固着され、該ジョイント36Bは後述するク
ランプガイド38のコネクタ41にロッド36Aの下端
側を一体的に連結している。そして、エアシリンダ36
のロッド36Aが伸縮するときには、ジョイント36B
およびコネクタ41を介してクランプガイド38が上下
動することにより、各クランプアーム35が図7中に実
線で示すクランプ位置と仮想線で示すクランプ解除位置
とに進退される。
【0057】38,38,…は各エアシリンダ36と共
にクランプ駆動機構37を構成するクランプガイドで、
該各クランプガイド38は図7および図8に示す如く、
各クランプアーム35の両面側に配設され、各クランプ
アーム35と交差するように水平方向に延びた一対のガ
イド板39,39と、各クランプアーム35を左,右両
側から挟むように各ガイド板39間に各支持ピン40A
を介して回動可能に設けられた左,右それぞれ一対のロ
ーラ40,40,…と、図7に示す如く各クランプアー
ム35間に位置して各ガイド板39に固着されたコネク
タ41とから構成されている。
【0058】ここで、各クランプガイド38の各ガイド
板39はその両端側がそれぞれ連結板39A,39Aに
よって図8に示す如く連結され、各ローラ40との間で
各クランプアーム35を摺動可能に保持する構成となっ
ている。また、クランプガイド38のコネクタ41は図
7に示す如くジョイント36Bを介してエアシリンダ3
6のロッド36Aに連結され、ロッド36Aの伸縮に応
じて図7中に実線で示すクランプ位置と仮想線で示すク
ランプ解除位置とに昇降される。
【0059】そして、クランプガイド38が実線で示す
クランプ位置へと下降するときには各ローラ40が各ク
ランプアーム35に沿って滑動することにより、各クラ
ンプアーム35の把持部35Bを矢示D方向へと互いに
接近するように押動し、クランプガイド38が仮想線で
示すクランプ解除位置まで上昇するときには各ローラ4
0が各クランプアーム35に沿って滑動することによ
り、各クランプアーム35の把持部35Bが矢示E方向
へと互いに離間するように各クランプアーム35を移動
させる。
【0060】42は把持機構33の懸垂体34に設けら
れた位置検出手段としての標識検索器で、該標識検索器
42は発光器と受光器とからなる光センサ等によって構
成され、水平移動機構19により把持機構33と共に出
荷エリア13の全ての領域に亘ってX軸,Y軸方向に走
査される。そして、標識検索器42はこの走査途中にお
いて、例えば図6中の矢示G方向へと発光器から下向き
に発射した光を各標識17(図2参照)で反射させつ
つ、この反射光を受光器側で受光することによって各標
識17の位置を検出する。
【0061】43は液化ガスの充填工場に設けた屋根
で、屋根43は充填ステーション3、搬入コンベア6お
よび搬出コンベア8等を上側から覆うと共に、入荷ヤー
ド側のプラットホーム9および出荷ヤード側のプラット
ホーム12を図3,図11に示す如く上側から覆う構成
となっている。そして、各ボンベ1の積込み装置18は
各ガイドレール21が屋根43の下側をプラットホーム
12の外側へと延び、出荷ヤード側のプラットホーム1
2側から配送トラック15の荷台16に向けて各ボンベ
1の積込み作業を行う。
【0062】44は各入荷エリア10毎に設けられたボ
ンベ1の自動移送装置を構成する積み出し装置で、該積
み出し装置44も前述の積込み装置18とほぼ同様に図
12に示す昇降機構27、旋回機構31、把持機構33
および後述の水平移動機構45等によって構成されてい
る。
【0063】45は入荷エリア10の上方で積み出し装
置44側の把持機構33を水平方向に移動させる水平移
動手段としての水平移動機構を示し、該水平移動機構4
5は図12に示す如く、入荷エリア10の各角隅等にX
軸方向(左右方向)およびY軸方向(前後方向)に離間
して配設された支柱(図示せず)と、これらの支柱の上
端側に設けられ、互いに平行にY軸方向に延びたY軸ガ
イドとしての左,右のガイドレール46,46と、該各
ガイドレール46上に移動可能に配設されたY軸方向の
走行機47,47と、該各走行機47間にX軸方向に延
びて両端側が該各走行機47上に固着され、該各走行機
47を介してY軸方向に移動可能となったX軸ガイドと
してのガイドレール48,48等とを備えている。
【0064】また、水平移動機構45は各ガイドレール
48に沿ってX軸方向に移動可能となったX軸側の走行
機49を備え、該走行機49はX軸側モータ50によっ
て走行駆動される構成となっている。一方、Y軸方向の
各走行機47はY軸側モータ51によって走行駆動さ
れ、X軸側の走行機49を各ガイドレール48と共にY
軸方向に移動させる。
【0065】そして、走行機49は入荷エリア10上を
Y軸方向に移動しつつ、把持機構33をX軸方向に走行
移動させることにより、把持機構33を入荷エリア10
の全ての領域に亘って走査または位置決めできるように
構成されている。なお、積み出し装置44には水平移動
機構45の走行機49に昇降手段としての昇降機構27
が設けられ、該昇降機構27は積込み装置18側で説明
した通り旋回機構31等を介して把持機構33を上,下
に昇降させる構成となっている。
【0066】本実施例によるボンベ1の移送装置は上述
の如き構成を有するもので、次に、液化ガスを充填した
各ボンベ1を配送トラック15等に積込む場合の作業に
ついて説明する。
【0067】まず、図2に示すように出荷ヤード側のプ
ラットホーム12に接近させて出荷エリア13内に配送
トラック15を駐停車させる。そして、この状態で前記
制御装置による処理動作を開始させると、水平移動機構
19のX軸側モータ25およびY軸側モータ26が駆動
されることにより、標識検索器42を把持機構33と共
に出荷エリア13の全ての領域に亘ってX軸,Y軸方向
に走査させる。
【0068】そして、この走査途中において標識検索器
42の発光器から図6中の矢示G方向に光を発射させ、
配送トラック15の荷台16に設けた各標識17で光が
矢示G方向とは逆向きに反射されたときに、この反射光
を受光器側で受光することによって各標識17の位置を
検出する。
【0069】この場合、反射光の光量が一定レベルに達
するまでは、X軸側モータ25およびY軸側モータ26
を高速で駆動することにより、標識検索器42をX軸,
Y軸方向に粗く走査させる。そして、光量が一定の閾値
レベルを越えたときには、X軸側モータ25およびY軸
側モータ26を低速で駆動することにより、標識検索器
42をX軸,Y軸方向に密に走査させ、反射光の光量が
最高のピーク値となる位置を検出する。
【0070】次に、各標識17の検索が完了したときに
は、前記制御装置により標識検索器42からの検出信号
に基づいて図2に示す如く荷台16の長さL、車幅Wを
演算すると共に、出荷エリア13内での配送トラック1
5の傾きαと荷台16の位置とを演算して求める。
【0071】また、前記制御装置側では、出荷エリア1
3内での配送トラック15の傾きαと荷台16の位置
(長さLおよび車幅Wを含む)から、荷台16上におけ
る各ボンベ1の積込みパターンを、配送トラック15の
傾きαと荷台16の長さLおよび車幅Wに対応したパタ
ーン(例えばN行5列の配置パターン)として演算する
ようにする。
【0072】次に、この状態で実際の積込み作業を行う
場合には、出荷コンベア14で搬出されてくる液化ガス
充填済の各ボンベ1のうち、図2等に示す如く出荷コン
ベア14の先端(下流端)側で予め決められた指定位置
に配置された合計5本の各ボンベ1を把持機構33で把
持するようにする。
【0073】即ち、この場合には前記制御装置により水
平移動機構19のX軸側モータ25およびY軸側モータ
26を駆動制御し、把持機構33を出荷コンベア14の
先端側に向けて水平移動させると共に、旋回機構31で
把持機構33を旋回制御して前記指定位置の各ボンベ1
上に把持機構33を配置する。
【0074】そして、この状態で昇降機構27を作動さ
せることにより、把持機構33の各クランプアーム35
を図3に示す如く各ボンベ1間に配置すると共に、各エ
アシリンダ36のロッド36Aを図7に示すように下向
きに伸長させることにより、各クランプアーム35の把
持部35Bをクランプガイド38を介して実線で示すク
ランプ位置に駆動し、各ボンベ1の上部外周側を各把持
部35B間で図9に示す如く把持する。次に、この状態
で各ボンベ1と共に把持機構33全体を昇降機構27に
より上向きに持上げ、各ボンベ1を前記指定位置から一
定の高さ位置まで上昇させる。
【0075】その後、水平移動機構19のX軸側モータ
25およびY軸側モータ26を駆動制御することによ
り、前記出荷コンベア14上の指定位置から持上げた各
ボンベ1を把持機構33と共に荷台16上の位置まで水
平移動させる。また、このときに旋回機構31で把持機
構33を図10および図11に示す位置から90度近い
角度分だけ旋回させると共に、さらに配送トラック15
の傾きα分だけ旋回制御し、把持機構33により把持し
た各ボンベ1を荷台16上で車幅W方向(図2参照)に
配置できるようにする。
【0076】そして、この状態で昇降機構27を下向き
に下降させることにより、把持機構33の各クランプア
ーム35で把持した各ボンベ1を配送トラック15の荷
台16上に自動積込みし、各ボンベ1を荷台16上に前
記積込みパターンに沿って図10に例示する如く順次積
込む。
【0077】かくして、前述の如き積込み作業を複数回
に亘って順次繰返すことにより、配送トラック15の荷
台16上を各ボンベ1でほぼ埋めるようにする。そし
て、各ボンベ1が荷台16上に前記積込みパターンに沿
って積込まれた状態になると、配送トラック15の荷台
16に対する各ボンベ1の積込み作業を完了させる。
【0078】一方、入荷エリア10側で各ボンベ1の積
み出し作業行う場合にも、前述した積込み作業とほぼ同
様に、図12に示す配送トラック15の荷台16から各
標識17の位置を検索することにより、荷台16上での
各ボンベ1の配置パターンとしての積み出しパターンを
演算し、この積み出しパターンに基づいて各ボンベ1を
荷台16上から指定位置となる入荷コンベア11の先端
(上流端)側に自動積み出しする。
【0079】而して、本実施例によれば、液化ガス等の
充填工場に配送トラック15等が駐停車される各入荷エ
リア10および各出荷エリア13を設け、これらの入
荷,出荷エリア10,13上には水平移動機構19,4
5、昇降機構27、旋回機構31、把持機構33、標識
検索器42および制御装置等からなる各ボンベ1の積込
み装置18および積み出し装置44を配設すると共に、
配送トラック15の荷台16側には該荷台16の各角隅
部のうち、3個の角隅部の位置に光反射板等からなる各
標識17を設ける構成としたから、下記のような作用効
果を得ることができる。
【0080】即ち、出荷コンベア14によって出荷ヤー
ドのプラットホーム12側に搬送されてくる液化ガス充
填済みの各ボンベ1を、出荷エリア13内に駐停車され
た配送トラック15の荷台16上に積込む場合には、出
荷エリア13上で水平移動機構19により標識検索器4
2を走査させつつ、該標識検索器42で荷台16側の各
標識17を検索することによって、出荷エリア13内で
の配送トラック15の傾きαと荷台16の位置(長さL
および車幅Wを含む)を検出できると共に、このときの
検出結果から荷台16上における各ボンベ1の積込みパ
ターンを、配送トラック15の傾きαと荷台16の長さ
Lおよび車幅Wに対応したパターン(例えばN行5列の
配置パターン)として正確に演算することができる。
【0081】そして、液化ガス充填済みの各ボンベ1を
出荷エリア13内で配送トラック15の荷台16上に実
際に積込む場合には、前記積込みパターンに基づいて水
平移動機構19および旋回機構31を駆動制御しつつ、
昇降機構27および把持機構33を駆動制御することに
より、把持機構33の各クランプアーム35で把持した
各ボンベ1を出荷コンベア14の指定位置から配送トラ
ック15の荷台16上へと前記積込みパターンに沿って
自動積込みすることができる。
【0082】また、入荷エリア10側でも図12に示す
配送トラック15の荷台16から各標識17の位置を検
索することにより、荷台16上での各ボンベ1の配置パ
ターンとしての積み出しパターンを自動的に演算でき、
この積み出しパターンに基づいて充填前の各ボンベ1を
荷台16上から指定位置となる入荷コンベア11の先端
(上流端)側に自動積み出しすることができる。
【0083】さらに、本実施例では、昇降機構27によ
り昇降可能に吊下した把持機構33の懸垂体34に、2
本ずつ1組となった合計6組のクランプアーム35,3
5,…を各連結ピン35Aを介して揺動可能に取付ける
と共に、各組のクランプアーム35を各エアシリンダ3
6により各クランプガイド38を介して駆動し、各クラ
ンプアーム35の下端側に設けた把持部35Bを各ボン
ベ1の外周面に向けて進退させる構成としている。
【0084】これにより、エアシリンダ36のロッド3
6Aでクランプガイド38の各ガイド板39を上,下に
昇降させると、各ガイド板39間ににそれぞれ回動可能
に設けた各ローラ40が各クランプアーム35に沿って
滑動するから、各クランプアーム35は懸垂体34との
間の連結ピン35Aを中心にして各ローラ40の滑動に
応じて互いに離間したり、接近したりするように動作
し、下端側の各把持部35Bを各ボンベ1の外周面に向
けて図9中の矢示D,E方向へと確実に進退させること
ができる。
【0085】また、把持機構33の懸垂体34には各組
のクランプアーム35を、予め決められた方向に列をな
して並べられた各ボンベ1に対しその配列方向に一定間
隔をもって配設し、各エアシリンダ36によりこれらの
各クランプアーム35を各ボンベ1の配列方向と直交す
る方向に各クランプガイド38を介して駆動し、各クラ
ンプアーム35の把持部35Bによって各ボンベ1を配
列方向の両側から把持させる構成としている。
【0086】この結果、一列に配列された各ボンベ1に
対して、旋回機構31で把持機構33の懸垂体34を適
宜に旋回させつつ、各ボンベ1の配列方向に沿って各組
のクランプアーム35を並行に配向して、各組のクラン
プアーム35を各ボンベ1間に位置決めできると共に、
この状態で各エアシリンダ36により各組のクランプア
ーム35を駆動すれば、各クランプアーム35の把持部
35Bによって各ボンベ1を配列方向の両側から把持す
ることができ、各ボンベ1を各クランプアーム35の把
持部35Bで一括して把持しつつ、配送トラック15の
荷台16等に向けて安定させた状態で移送することがで
きる。
【0087】特に、各クランプアーム35を図7に示す
ように僅かに「く」の字状に屈曲させ、下端側の把持部
35Bは図9に示す如く横断面形状が略V字状または楔
形状をなす構造とすると共に、把持部35Bの表面側に
は例えば硬質ゴム等からなる各パッド35Cを設け、該
各パッド35Cをボンベ1の外周面に摩擦接触させる構
成としたから、各クランプアーム35の把持部35Bを
各エアシリンダ36でボンベ1の外周面に向け図9中の
矢示D方向に駆動したときには、各クランプアーム35
の把持部35Bにより各パッド35Cを介してボンベ1
の中心側に向けた矢示F方向の把持力を発生でき、各把
持部35Bによりボンベ1の上部外周側を確実に把持す
ることができる。
【0088】さらに、各ボンベ1は上部側外周に全周に
亘って延びる溶接ビート部1Aを有し、各クランプアー
ム35の把持部35Bは溶接ビート部1Aの下側で各ボ
ンベ1の外周側を把持する構成としているから、各クラ
ンプアーム35の把持部35Bで各ボンベ1の外周側を
把持したときには、各把持部35Bの上端側を各ボンベ
1の溶接ビート部1Aに引っ掛けるように掛止めするこ
とができ、各ボンベ1が各クランプアーム35の把持部
35Bから誤って脱落したりするのを確実に防止でき
る。
【0089】従って、本実施例によれば、昇降機構27
により昇降可能に吊下した把持機構33を懸垂体34、
各クランプアーム35、各エアシリンダ36および各ク
ランプガイド38等で構成することにより、各クランプ
アーム35の把持部35Bを各ボンベ1の外周面に向け
て進退させ、各ボンベ1を安全かつ確実に把持できると
共に、各ボンベ1の積み出し、積込み作業を容易に行う
ことができ、ボンベ1の移送作業を効率化し信頼性や安
全性を大幅に向上できる。
【0090】そして、充填工場の各入荷エリア10側で
は配送トラック15の荷台16上から液化ガス充填前の
各ボンベ1を入荷コンベア11側に自動積み出しでき、
これらの各ボンベ1を入荷コンベア11から搬入コンベ
ア6を介して充填ステーション3に順次搬入できると共
に、該充填ステーション3ではこれらの各ボンベ1に対
して各充填機5により液化ガスを円滑に自動充填でき、
その後は充填済みの各ボンベ1を搬出コンベア8により
出荷ヤード側の出荷コンベア14に向けて順次搬出して
行くことができる。
【0091】また、充填工場の出荷エリア13側では出
荷コンベア14で搬出されてきた充填済みの各ボンベ1
を配送トラック15の荷台16側に自動積込みでき、各
ボンベ1を積み出したり、積込んだりするボンベ1の移
送作業を自動化することができる。これにより、各ボン
ベ1の移送作業を短時間で効率的に行うことが可能とな
り、従来技術で述べた如く充填工場の出荷ヤード側に充
填済みのボンベ1が多量に出荷待ち状態で滞留してしま
うような事態をなくすことができる。
【0092】この結果、充填工場の出荷ヤード側に広い
スペース(敷地面積)を確保する必要がなくなり、充填
工場等の敷地面積を有効活用でき、工場全体の省スペー
ス化を図ることができる。そして、充填ステーション3
の各充填機5を実質的にフル稼働させることが可能とな
り、充填装置としての能力を十分に発揮でき、液化ガス
の充填作業を効率的に行うことができる。
【0093】次に、図13は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例の特徴は、例えば3本のクランプアームを
シリンダ装置で駆動することによってボンベを把持する
構成としたことにある。なお、本実施例では前記第1の
実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0094】図中、61は本実施例による把持手段とな
る把持機構で、該把持機構61は前記第1の実施例で述
べた把持機構33とほぼ同様に懸垂体62、後述の各ク
ランプアーム63およびクランプ駆動機構64等によっ
て構成されている。ここで、懸垂体62の下面側には3
個で1組となったブラケット62A,62A,…が複数
組設けられ、各組のブラケット62Aは後述するエアシ
リンダ65の周方向において、例えば120度の間隔を
もって配設されている。
【0095】63,63,…は各ボンベ1を把持するた
めのクランプアームで、該各クランプアーム63は前記
第1の実施例で述べたクランプアーム35とほぼ同様に
形成されているものの、該各クランプアーム63は懸垂
体62の各ブラケット62Aに対応して3本で1組をな
すように懸垂体62の下面側に配設されている。そし
て、各クランプアーム63の上端側は懸垂体62の各ブ
ラケット62Aに各連結ピン63Aを介して揺動可能に
ピン結合され、ボンベ1の中心に向け例えば120度の
角度間隔をもって放射方向に揺動する構成となってい
る。
【0096】また、各クランプアーム63は僅かに略
「く」の字状またはクランク状をなして屈曲し、その下
端側にはボンベ1の上部外周面に沿って下向きに延びる
把持部63Bが設けられている。そして、各クランプア
ーム63の把持部63Bはエアシリンダ65によりボン
ベ1の中心側に向けて放射方向で進退するように互いに
接近,離間される。また、各クランプアーム63の把持
部63Bには例えば硬質ゴム等の弾性樹脂材料からなる
平板状のパッド63C,63Cが固着され、該各パッド
63Cはボンベ1の外周面に摩擦接触するようになって
いる。
【0097】65は後述のクランプガイド66と共にク
ランプ駆動機構64を構成するシリンダ装置としてのエ
アシリンダで、該エアシリンダ65は前記第1の実施例
で述べたエアシリンダと同様に、各組のクランプアーム
63に対応して懸垂体62上に設けられているものの、
この場合には懸垂体62の各ブラケット62Aはエアシ
リンダ65の周囲に等間隔に配設されている。そして、
各エアシリンダ65はロッド65Aが懸垂体62から下
向きに突出し、外部から圧力流体としてのエア圧が給排
されることによりロッド65Aを上,下に伸縮させる。
【0098】66はエアシリンダ65と共にクランプ駆
動機構64を構成するクランプガイドで、該クランプガ
イド66はその上部側がボンベ1の保護キャップ2を上
側から取囲むようにカップ状に形成され、その上面側は
エアシリンダ65のロッド65Aに固着されている。ま
た、クランプガイド66の下部側には、該クランプガイ
ド66の周方向に120度の角度間隔をもって離間し、
各クランプアーム63と交差するように水平方向に延び
た例えば3組のガイド板67,67,…が設けられてい
る。
【0099】ここで、クランプガイド66の各ガイド板
67にはクランプアーム63を前,後で挟むようにそれ
ぞれ一対のローラ68,68,…が回動可能に設けら
れ、エアシリンダ65のロッド65Aでクランプガイド
66が上,下に昇降されるときに、各ローラ68は各ク
ランプアーム63に沿って滑動することにより、各クラ
ンプアーム63をボンベ1の中心側に向けて互いに接
近,離間させる。
【0100】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、3本のクランプアー
ム63をエアシリンダ65で駆動することにより、ボン
ベ1をその外周側で120度の角度間隔をもって3点支
持するように把持でき、各クランプアーム63によって
ボンベ1を安定した状態で持ち上げることができる。
【0101】なお、前記第2の実施例では、3本のクラ
ンプアーム63でボンベ1を3点支持するように把持す
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、ボンベ
1をその外周側で例えば90度程度の角度間隔をもって
4点支持するように各クランプアームを配設する構成と
してもよい。
【0102】また、前記第1の実施例では、把持機構3
3の懸垂体34に合計6組のクランプアーム35を設け
る場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば2組〜5組または6組以上のクランプアーム
を懸垂体の下面側に設ける構成としてもよいことは勿論
である。
【0103】さらに、前記各実施例では、配送トラック
15の荷台16に各標識17を設け、把持機構33側に
設けた標識検索器42で各標識17を検索することによ
り入荷,出荷エリア10,13内での配送トラック15
の位置(方向を含む)を検出するものとして述べたが、
これに替えて、例えば超音波式センサ、赤外線式センサ
またはテレビカメラ等の位置検出手段を用いて、入荷,
出荷エリア10,13内での配送トラック15の位置
(方向を含む)を検出する構成としてもよい。
【0104】一方、前記各実施例では、配送トラック1
5の荷台16に設ける各標識17を荷台16の4個の角
隅部のうち、3個の角隅部の位置に配設するものとして
述べたが、これに替えて、荷台16の少なくとも2個の
角隅部に各標識17を設け、これらの各標識17を把持
機構33側に設けた標識検索器42で検索することによ
って、配送トラック15の傾きαと荷台16の車幅W
(または長さL)を検出し、例えば車幅Wを検出した場
合には予め登録した配送トラック15の車種等から、荷
台16の長さLを演算等により求めるようにしてもよ
い。
【0105】また、前記各実施例では、運搬台としての
配送トラック15の荷台16上に各ボンベ1を積込んだ
り、積み出したりする場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限らず、例えばパレット等の運搬台上に各
ボンベ1を積込んだりする移送作業に適用してもよく、
この場合には各ボンベ1をパレット毎にフォークリフト
等の運搬手段で配送トラック15等に積込むことが可能
となる。
【0106】さらに、前記各実施例では、搬入コンベア
6および搬出コンベア8をそれぞれ直線状に伸長させた
場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
例えば充填工場の敷地面積を有効活用するように搬入コ
ンベアや搬出コンベア等を適宜に曲線状に湾曲させる構
成としてもよい。
【0107】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、ボンベを上方から着脱可能に把持する把持
手段を、昇降手段により昇降可能に吊下された懸垂体
と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結され下端側が前
記ボンベの外周側に向けて進退する把持部となった複数
のクランプアームと、該各クランプアームの各把持部を
前記ボンベの外周面に向けて駆動するクランプ駆動機構
とにより構成したから、水平移動手段および昇降手段に
よって把持手段の各クランプアームをボンベの上方から
その外周側に導くことができ、この状態で把持手段のク
ランプ駆動機構を作動させることにより、各クランプア
ームの把持部をボンベの外周面に向けて押付けるように
駆動でき、各クランプアームによってボンベを確実に把
持することができる。従って、ボンベを安全かつ確実に
把持してボンベの積み出し、積込み作業を容易に行うこ
とができ、ボンベの移送作業を効率化し信頼性や安全性
を向上できると共に、例えば充填工場等の敷地面積を有
効活用でき、工場全体の省スペース化を図ることができ
る。
【0108】また、請求項2に記載の発明では、把持手
段の懸垂体に複数組のクランプアームを設け、これら各
組のクランプアームを各クランプ駆動機構で駆動するよ
うにしたから、昇降手段により回転手段を介して把持手
段の懸垂体を昇降可能でかつ水平方向に回転可能に吊下
しつつ、懸垂体に設けた各組のクランプアームにより各
把持部で各ボンベの上部外周側を着脱可能に把持でき、
各クランプアームの把持部で把持した各ボンベを例えば
第1の位置から一括して積み出したり、第2の位置に一
括して積込んだりする移送作業を自動的に行うことがで
きる。また、回転手段で把持手段を適宜に回転させるこ
とにより、例えば1列に並べられた各ボンベの方向に沿
って把持手段を配向したり、該把持手段で把持した各ボ
ンベを任意の方向に配向したりすることができ、例えば
充填工場等の敷地面積を有効活用して、工場全体の省ス
ペース化を図ることができる。
【0109】さらに、請求項3の発明では、予め決めら
れた方向に列をなして並べられた複数のボンベに対し
て、回転手段で把持手段の懸垂体を適宜に回転させるこ
とにより、各ボンベの配列方向に沿って各組のクランプ
アームを並行に配向することができ、各組のクランプア
ームを各ボンベ間に位置決めすることができると共に、
この状態で各クランプ駆動機構により各組のクランプア
ームを各ボンベの配列方向と直交する方向に駆動でき、
各クランプアームの把持部によって各ボンベを配列方向
の両側から把持することができる。従って、一列に並べ
られた複数のボンベを把持手段で一括して確実に把持で
きると共に、これらのボンベを第1の位置から第2の位
置へと安定させた状態で移送でき、ボンベの移送作業を
効率化し信頼性や安全性を向上させることができる。
【0110】また、請求項4の発明では、前記クランプ
駆動機構をシリンダ装置とクランプガイドとから構成す
ることにより、例えばシリンダ装置を伸縮させたときに
はクランプガイドを各クランプアームに沿って上,下に
摺動変位させつつ、該各クランプアームの把持部をボン
ベの外周面に向けて進退させることができ、各クランプ
アームの把持部によりボンベの外周面を確実に把持する
ことができる。
【0111】さらに、請求項5の発明では、各クランプ
アームと交差するように水平方向に延びたガイド板をク
ランプガイドに設けると共に、前記ガイド板には各クラ
ンプアームに沿って滑動する複数のローラを設ける構成
としたから、シリンダ装置のロッドでクランプガイドの
ガイド板を上,下に上昇,下降させることにより、各ロ
ーラを各クランプアームに沿って滑動させつつ、各クラ
ンプアームを互いに接近,接近させることができ、各ク
ランプアームの各把持部で前記ボンベの外周面を確実に
把持できる。
【0112】また、請求項6の発明では、前記ボンベの
上部側外周に全周に亘って延びる溶接ビート部の下側で
各クランプアームの把持部により前記ボンベの外周側を
把持する構成としたから、各クランプアームの把持部に
よりボンベの外周側を把持するのみでなく、例えば各把
持部の上端側をボンベの溶接ビート部に引っ掛けるよう
に掛止めでき、ボンベが各クランプアームの把持部から
誤って脱落したりするのを確実に防止できる。
【0113】一方、請求項7の発明は、予め決められた
エリア上に設けた位置検出手段により運搬台の位置を検
出し、この位置検出結果に基づき移送制御手段で水平移
動手段、昇降手段および把持手段を駆動制御する構成と
したから、指定位置と運搬台との間で複数のボンベを一
括して迅速に移送でき、トラック等の運搬台からボンベ
を積み出したり、運搬台にボンベを積込んだりする作業
を自動化することができる。また、回転手段で把持手段
の懸垂体を各組のクランプアームと共に任意の方向に回
転させることにより、例えば1列に並べられた各ボンベ
の方向に沿って各組のクランプアームを並行に配向した
り、該各クランプアームで把持した各ボンベを任意の方
向に配向したりすることができ、トラック等の運搬台か
ら複数のボンベを一括して積み出したり、運搬台に各ボ
ンベを一括して積込んだりする移送作業を自動的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるボンベの移送装置
が適用された液化ガスの充填工場を示す全体図である。
【図2】図1中の出荷エリアに設けたボンベの積込み装
置等を拡大して示す平面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた断面図で
ある。
【図4】図2中の矢示IV−IV方向からみた拡大断面図で
ある。
【図5】図3中の要部を拡大して示す断面図である。
【図6】図5中の各クランプアーム等をさらに拡大して
示す要部断面図である。
【図7】図6中の矢示 VII−VII 方向からみた断面図で
ある。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図で
ある。
【図9】各把持部間で各ボンベを把持した状態を示す図
5中の矢示IX−IX方向からみた拡大断面図である。
【図10】配送トラックの荷台上にボンベを積込んでい
る状態を示す図2とほぼ同様の平面図である。
【図11】図10中の矢示XI−XI方向からみた断面図で
ある。
【図12】図1中の入荷エリアに設けたボンベの積み出
し装置等を拡大して示す平面図である。
【図13】本発明の第2の実施例によるボンベの移送装
置に設けた把持機構を示す一部破断の正面図である。
【符号の説明】
1 ボンベ 1A 溶接ビート部 3 充填ステーション 4 回転テーブル 5 充填機 6 搬入コンベア 8 搬出コンベア 9,12 プラットホーム 10 入荷エリア 11 入荷コンベア(指定位置) 13 出荷エリア 14 出荷コンベア(指定位置) 15 配送トラック(運搬台) 16 荷台 17 標識 18 積込み装置(移送装置) 19,45 水平移動機構(水平移動手段) 27 昇降機構(昇降手段) 31 旋回機構(回転手段) 33,61 把持機構(把持手段) 34,62 懸垂体 35,63 クランプアーム 36,65 エアシリンダ(シリンダ装置) 37,64 クランプ駆動機構 38,66 クランプガイド 39,67 ガイド板 40,68 ローラ 42 標識検索器(位置検出手段) 44 積み出し装置(移送装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力容器としてのボンベを上方から着脱
    可能に把持する把持手段と、該把持手段を上,下に昇降
    させる昇降手段と、前記把持手段を水平方向に移動させ
    る水平移動手段とからなるボンベの移送装置において、 前記把持手段は、前記昇降手段により昇降可能に吊下さ
    れた懸垂体と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結され
    下端側が前記ボンベの外周側に向けて進退する把持部と
    なった複数のクランプアームと、常時は該各クランプア
    ームの把持部を前記ボンベから離間させ、作動時には該
    各クランプアームの各把持部で前記ボンベの外周面を把
    持すべく該各クランプアームを駆動するクランプ駆動機
    構とから構成してなるボンベの移送装置。
  2. 【請求項2】 複数のボンベを該各ボンベの上方から一
    括して着脱可能に把持する把持手段と、該把持手段を
    上,下に昇降させる昇降手段と、前記把持手段を前,
    後、左,右へと水平方向に移動させる水平移動手段と、
    前記把持手段を水平方向に回転させる回転手段と、該回
    転手段を前記水平移動手段、昇降手段および把持手段と
    共に駆動制御し、前記各ボンベを第1の位置から第2の
    位置に一括して移送する移送制御手段とからなり、 前記把持手段は、前記昇降手段により回転手段を介して
    昇降可能でかつ水平方向に回転可能に吊下された懸垂体
    と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結され下端側が前
    記ボンベの外周側に向けて進退する把持部となった複数
    組のクランプアームと、これら各組のクランプアームに
    対応して前記懸垂体にそれぞれ設けられ常時は該各クラ
    ンプアームの把持部を前記各ボンベから離間させ、作動
    時には該各クランプアームの把持部を前記各ボンベの外
    周面に向けて駆動する複数のクランプ駆動機構とから構
    成してなるボンベの移送装置。
  3. 【請求項3】 前記各組のクランプアームは、予め決め
    られた方向に列をなして並べられた複数のボンベに対し
    該各ボンベの配列方向に一定間隔をもって配設され、前
    記各クランプ駆動機構は各クランプアームを前記各ボン
    ベの配列方向と直交する方向に駆動し、前記各クランプ
    アームの把持部によって前記各ボンベを配列方向の両側
    から把持させる構成としてなる請求項2に記載のボンベ
    の移送装置。
  4. 【請求項4】 前記クランプ駆動機構は、前記懸垂体に
    設けられ外部から圧力流体が給排されることにより上,
    下方向に縮小,伸長するシリンダ装置と、該シリンダ装
    置の下端側に設けられ前記各クランプアームに沿って
    上,下方向に摺動変位することにより該各クランプアー
    ムの把持部を互いに離間,接近させるクランプガイドと
    から構成してなる請求項1,2または3に記載のボンベ
    の移送装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプガイドは、前記シリンダ装
    置のロッド下端側に取付けられ前記各クランプアームと
    交差するように水平方向に延びたガイド板と、該ガイド
    板にそれぞれ回動可能に設けられ前記各クランプアーム
    に沿って滑動することにより前記各クランプアームの把
    持部を前記ボンベに向け進退させる複数のローラとから
    構成してなる請求項4に記載のボンベの移送装置。
  6. 【請求項6】 前記ボンベは上部側外周に全周に亘って
    延びる溶接ビート部を有し、前記各クランプアームの把
    持部は該溶接ビート部の下側で前記ボンベの外周側を把
    持する構成としてなる請求項1,2,3,4または5に
    記載のボンベの移送装置。
  7. 【請求項7】 複数のボンベが配置される指定位置と予
    め決められたエリア内の運搬台との間で前記複数のボン
    ベを一括して移送するようにしたボンベの移送装置であ
    って、 前記運搬台の位置を検出するため前記エリア上に設けら
    れた位置検出手段と、前記複数のボンベをその上方から
    一括して着脱可能に把持する把持手段と、該把持手段を
    上,下に昇降させる昇降手段と、前記把持手段を前,
    後、左,右へと水平方向に移動させる水平移動手段と、
    前記把持手段を水平方向に回転させる回転手段と、前記
    位置検出手段からの検出信号に基づいて前記回転手段、
    水平移動手段、昇降手段および把持手段を駆動制御し、
    前記指定位置と運搬台との間で各ボンベを一括して移送
    する移送制御手段とを備え、 前記把持手段は、前記昇降手段により回転手段を介して
    昇降可能でかつ水平方向に回転可能に吊下された懸垂体
    と、上端側が該懸垂体に揺動可能に連結され下端側が前
    記ボンベの外周側に向けて進退する把持部となった複数
    組のクランプアームと、これら各組のクランプアームに
    対応して前記懸垂体にそれぞれ設けられ常時は該各クラ
    ンプアームの把持部を前記各ボンベから離間させ、作動
    時には該各クランプアームの把持部を前記各ボンベの外
    周面に向けて駆動する複数のクランプ駆動機構とから構
    成してなるボンベの移送装置。
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