JPH10168014A - 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤 - Google Patents

高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤

Info

Publication number
JPH10168014A
JPH10168014A JP8327366A JP32736696A JPH10168014A JP H10168014 A JPH10168014 A JP H10168014A JP 8327366 A JP8327366 A JP 8327366A JP 32736696 A JP32736696 A JP 32736696A JP H10168014 A JPH10168014 A JP H10168014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary alcohol
alcohol alkoxylate
higher secondary
adduct
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8327366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3311948B2 (ja
Inventor
Yukio Sumino
幸男 角野
Kunihiko Kimata
邦彦 木股
Kenji Rakutani
健二 楽谷
Yoshiyuki Onda
義幸 恩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP32736696A priority Critical patent/JP3311948B2/ja
Priority to TW086118154A priority patent/TW519535B/zh
Priority to DE69730682T priority patent/DE69730682T2/de
Priority to EP97309783A priority patent/EP0850907B1/en
Priority to US08/985,463 priority patent/US6017875A/en
Priority to KR1019970066477A priority patent/KR100243735B1/ko
Priority to CN97129752A priority patent/CN1091642C/zh
Publication of JPH10168014A publication Critical patent/JPH10168014A/ja
Priority to US09/464,995 priority patent/US6255275B1/en
Priority to CNB01145265XA priority patent/CN1213979C/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3311948B2 publication Critical patent/JP3311948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製法を新しくすることによって、製造方法を
シンプルにし、経済的に有利な高級第2級アルコールア
ルコキシレート付加物の製造方法を提供する。 【解決手段】 長鎖オレフィンの2重結合に、(ポリ)
アルキレングリコールを付加して得られた高級第2級ア
ルコールアルコキシレートに、さらにアルキレンオキサ
イドを付加することを特徴とする高級第2級アルコール
アルコキシレート付加物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高級第2級アルコ
ールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びに
それを含有する洗浄剤および乳化剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】非イ
オン界面活性剤には、アルキルフェノールエトキシレー
ト、高級第1級アルコールエトキシレート、脂肪酸エト
キシレート等がある。
【0003】このうち、アルキルフェノールエトキシレ
ート、特にノニルフェノールエトキシレートは、生分解
性に乏しいことから環境に対して、悪影響を及ぼすの
で、規制される方向にある。
【0004】高級第1級アルコールエトキシレートにつ
いては、流動点が高く、室温で固化するばかりでなく、
浸透力など、界面活性能も不十分で、さらに洗浄力、乳
化力も十分とはいえない。
【0005】その他の非イオン界面活性剤についても、
例えば、脂肪酸エトキシレートは、加水分解するので、
アルカリ性で使用できないなどの使用の制限があるもの
もある上、性能的にも充分なものはない。
【0006】非イオン界面活性剤である高級第2級アル
コールエトキシレートは、流動点が低く、取り扱いが容
易で、浸透力も良好で、泡切れも良く、洗浄力、乳化力
に優れ、有用である。
【0007】しかしながら、従来の製造方法は、炭素数
8〜20の1種または2種以上の混合物からなる直鎖パ
ラフィンを液相酸化して得られる、ランダム第2級アル
コールにルイス酸触媒を用いて、エチレンオキサイドを
付加して、低EO付加物を得、この反応混合物から未反
応アルコールを回収して、さらに、塩基性触媒を用いて
エチレンオキサイドを付加するものである。
【0008】このように、エトキシレートを製造するの
に1回のエチレンオキサイドの付加のみならず、触媒除
去、蒸留、さらにエチレンオキサイドを付加することが
必要である。
【0009】したがって、この製造方法による限り、そ
のプロセスは非常に複雑であるといえる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、製法を新しくすることによって、製造方法を
シンプルにし、経済的に有利な製造方法を見出し、本発
明を完成するに至った。さらに、本発明者らは、上記製
法により得られる特定の高級第2級アルコールアルコキ
シレートが、低流動点で、取り扱いしやすく、浸透力も
良好で、泡切れもよく、洗浄力、乳化力に優れた、界面
活性剤が得られることを見出し、本発明を完成するにい
たった。
【0011】すなわち、本発明の目的は、(i) 長鎖
オレフィンの2重結合に、(ポリ)アルキレングリコー
ルを付加して得られた高級第2級アルコールアルコキシ
レートに、さらにアルキレンオキサイドを付加すること
を特徴とする高級第2級アルコールアルコキシレート付
加物の製造方法により達成される。
【0012】また、本発明の他の目的は、(ii) 上記
(i)の製造方法により得られてなるものである高級第
2級アルコールアルコキシレート付加物により達成され
る。
【0013】さらに、本発明の他の目的は、(iii) 上
記(ii)の高級第2級アルコールアルコキシレート付加
物を含有することを特徴とする洗浄剤により達成され
る。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、(iv) 上
記(ii)の高級第2級アルコールアルコキシレート付加
物を含有することを特徴とする乳化剤により達成され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る高級第2級アルコー
ルアルコキシレート付加物の製造方法は、第1反応工程
で、長鎖オレフィンの不飽和結合に、(ポリ)アルキレ
ングリコールを付加させる。本明細書では、かかる第1
反応工程で得られる生成物を、高級第2級アルコールア
ルコキシレートと称する。次に、第2反応工程で、先に
得られた高級第2級アルコールアルコキシレートに、さ
らにアルキレンオキサイドを付加させる。これにより所
望の最終生成物を得ることができるものである。本明細
書では、かかる第2反応工程で得られる最終生成物を、
高級第2級アルコールアルコキシレート付加物と称す
る。
【0016】まず、長鎖オレフィンの不飽和結合に、
(ポリ)アルキレングリコールを付加させる第1反応工
程では、例えば、長鎖オレフィンと(ポリ)アルキレン
グリコールとを適当なモル比に調整し、酸触媒存在下で
反応させ、得られた生成物を蒸留、抽出、その他の方法
により分離することにより、高級第2級アルコールアル
コキシレートを得ることができる。
【0017】第1の反応工程に用いられる長鎖オレフィ
ンとしては、エチレン系不飽和結合を有する炭素数8〜
30の炭化水素、好ましくは、エチレン系不飽和結合を
有する炭素数10〜20の非環式直鎖炭化水素が挙げら
れる。具体的には、オクテン、デセン、ドデセン、テト
ラデセン、ヘキサデセン、オクタデセン、エイコセンな
どである。これらは単独で用いてもよく、2種以上の混
合物でもよい。
【0018】また、これらオレフィンは、その不飽和結
合の位置が、α位であるものでも、インナー位であるも
のでも、あるいはα位およびインナー位の両方であるも
のでも、特に制限なく用いることができる。もちろん、
不飽和結合の位置を異にするこれらのオレフィンの2種
以上を併用することもできる。
【0019】第1の反応工程に用いられる(ポリ)アル
キレングリコールの具体例としては、モノエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、モノプロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、1,3−プロパンジオ
ール、1,2−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、パラキシレングリコール、1,4−シクロヘキサン
メタンジオールなどが挙げられるが、反応性からみて、
好ましくは、モノエチレングリコール、モノプロピレン
グリコールなどモノアルキレングリコールである。これ
らは、単独で用いてもよく2種以上の混合物でもよい。
【0020】ここで、上記長鎖オレフィンに対する上記
(ポリ)アルキレングリコールのモル比は、特に限定さ
れないが、好ましくは0.05〜20、より好ましくは
0.1〜10である。当該モル比が0.05未満の場合
には、高級第2級アルコールアルコキシレートの収率が
低下し、他方、20を越える場合には、反応器の容積が
大きくなり、経済的でないなど好ましくない。また、上
記長鎖オレフィンの不飽和結合に、上記(ポリ)アルキ
レングリコールを付加させる反応条件としては、反応温
度が、通常50〜250℃、好ましくは100〜200
℃であり、反応圧力は、減圧、常圧または加圧のいずれ
でもよいが、常圧〜20kg/cm2 の範囲が望まし
い。上記反応温度が50℃未満の場合には、反応速度が
遅くなりすぎ、他方、250℃を越える場合には、長鎖
オレフィンの重合、(ポリ)アルキレングリコールの分
解、縮重合等が起こり選択率が低下するなど好ましくな
い。
【0021】また、上記酸触媒の具体例としては、強酸
性イオン交換樹脂、結晶性アルミノシリケート、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸などであるが、反応性からみて、
好ましくは、結晶性アルミノシリケートであり、なかで
も特に、BEA型ゼオライトが望ましい。また、該酸触
媒量としては、上記長鎖オレフィンに対し、1〜50重
量%、好ましくは2〜30重量%である。該触媒量が1
重量%未満の場合には、十分な触媒能が得られず付加反
応が促進できず、他方、50重量%を越える場合には、
さらなる添加に見合うだけの効果が得られず不経済とな
るなど好ましくない。
【0022】次に、上記第1の反応工程で得られた高級
第2級アルコールアルコキシレートに、さらにアルキレ
ンオキサイドを付加する第2の反応工程では、例えば、
第1の反応工程で得られた高級第2級アルコールアルコ
キシレートにアルキレンオキサイドを適当なモル比とな
るように添加し、アルカリ触媒存在下で反応させる。上
記アルキレンオキサイドは、1種類のみであってもよ
く、2種類以上であってもよい、その場合には2種類以
上のアルキレンオキサイドがランダムに付加してもよ
く、それぞれがブロックに付加してもよい。
【0023】第2の反応工程で用いられるアルキレンオ
キサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキ
サイドなどが挙げられる。
【0024】ここで、高級第2級アルコールアルコキシ
レートに対するアルキレンオキサイドのモル比は、特に
限定されないが、好ましくは1〜30、より好ましくは
4〜20である。また、上記生成物に、さらにアルキレ
ンオキサイドを付加させる反応条件としては、反応温度
が、通常50〜250℃、好ましくは100〜200℃
であり、反応圧力は、常圧または加圧のいずれでもよい
が、常圧〜20kg/cm2 の範囲が望ましい。上記反
応温度が50℃未満の場合には、反応速度が遅くなり、
他方、250℃を越える場合には、分解および副生成物
の増加が起こるなど好ましくない。
【0025】また、上記アルカリ触媒としては、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属に属する元素の水酸化
物、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、
水酸化バリウムなどが挙げられるが、入手のし易さおよ
び反応性からみて、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどである。これらは、粉末でも、顆粒状で
も、さらには水溶液として添加し、脱水を行ってもよ
い。該アルカリ触媒の使用量としては、原料のアルコキ
シレートに対し、0.01〜2.0重量%、好ましくは
0.02〜0.5重量%がよい。
【0026】上述した製造方法により得られた本発明に
係る高級第2級アルコールアルコキシレート付加物は、
そのまま、非イオン界面活性剤として使用できる。
【0027】次に、本発明の高級第2級アルコールアル
コキシレート付加物の用途としては、例えば、アニオン
界面活性剤、カチオン界面活性剤の製造原料などとして
使用できるが、低流動点で、取り扱いしやすく、浸透力
も良好で、泡切れもよく、洗浄力、乳化力に優れている
ことから、洗浄剤および乳化剤に使用することが特に効
果的であるといえる。
【0028】すなわち、本発明のもう一つの発明は、上
記高級第2級アルコールアルコキシレート付加物を含有
することを特徴とする洗浄剤として提供されるものであ
る。
【0029】本発明の洗浄剤では、上記高級第2級アル
コールアルコキシレート付加物を単独で用いてもよい
が、従来より公知の洗浄剤用界面活性剤を併用してもよ
い。このような界面活性剤としては、例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、脂肪
族アミドスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、
アルキルエーテル硫酸エステル塩などの陰イオン界面活
性剤、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩などの
陽イオン界面活性剤、アルキルベタインなどの両性イオ
ン界面活性剤などがあげられる。
【0030】従来よりの非イオン界面活性剤、例えば、
高級第1級アルコールエトキシレートなどについても、
本発明の性能を損なわない範囲で併用することが可能で
ある。
【0031】さらに、本発明の洗浄剤には、通常の洗浄
剤に使用されている種々の添加剤を加えることができ
る。このような添加剤としては、例えば、アルカリ剤、
ビルダー、香料、蛍光増白剤、着色剤、起泡剤、泡安定
剤、つや出し剤、殺菌剤、漂白剤、酵素、防腐剤、染
料、溶剤などが挙げられる。
【0032】本発明の洗浄剤は、衣類、繊維製品、食
器、容器、雑貨器具、食品、ビルメインテナンス製品、
住居、家具、自動車、航空機、金属製品などの洗浄剤、
シャンプー、ボディシャンプーなどとして有効に用いる
ことができる。
【0033】また、本発明の他のもう一つの発明は、上
記高級第2級アルコールアルコキシレート付加物を含有
することを特徴とする乳化剤である。本発明の乳化剤で
は、上記高級第2級アルコールアルコキシレート付加物
を単独で用いてもよいが、従来より公知の乳化剤を含有
していてもよい。例えば、乳化剤として一般に使用され
ている陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イ
オン界面活性剤あるいは両性イオン界面活性剤を併用す
ることができる。
【0034】本発明の乳化剤を用いることのできる油性
物質については、特に制限はなく、鉱物油、動植物油、
合成油などに使用することができる。鉱物油の例として
は、例えば、スピンドル油、マシン油、流動パラフィン
油などを挙げることができる。動植物油の例としては、
牛脂、豚脂、魚油、鯨油、ナタネ油、ゴマ油、ヤシ油、
大豆油、パーム油、ツバキ油、ヒマシ油などを挙げるこ
とができる。
【0035】本発明の乳化剤は、農薬、金属加工油、塗
料および乳化重合用乳化剤などに用いることができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例により、本発明を詳しく説明す
るが、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0037】(製造方法) 実施例1 第2級ドデカノールエトキシレート付加物 1−ドデセンをPQ社製BEA型ゼオライト(商品名:
VALFOR CP811 BL−25)5重量%に
て、150℃10時間液相で反応させることにより得ら
れた、ドデセン異性体混合物(1−ドデセン 25mo
l%、インナードデセン 75mol%からなる)81
0g(4.82mol)、モノエチレングリコール 9
00g(14.52mol)、および触媒としてPQ社
製BEA型ゼオライト(商品名:VALFOR CP
811 BL−25)100gを、撹拌翼および還流冷
却器を備えた3000mlのガラス製反応器に仕込み、
気相部を窒素で置換した後、常圧で窒素雰囲気に保持し
た。ついで、回転数を600rpmとして撹拌しなが
ら、150℃まで昇温後、同温度で3時間反応させた
後、反応液を室温まで冷却し、上層のドデセン相を分離
し、蒸留した。未反応のドデセンを留出した後、減圧度
2mmHgで129〜131℃の沸点範囲で第2級ドデ
カノールモノエトキシレート 155gを得た。
【0038】得られた第2級ドデカノールモノエトキシ
レート155g(0.67mol)および触媒として水
酸化ナトリウム0.2gをステンレス製オートクレーブ
に仕込み、窒素置換後、反応器内の圧力を窒素にて1.
0kg/cm2 Gとし、150℃に昇温後、酸化エチレ
ン217g(4.93mol)を3時間でオートクレー
ブに導入した。導入後、さらに1時間、150℃に保持
した後、室温まで冷却し、内部の圧力をパージした後、
オキシエチレン基が平均8.4molの第2級ドデカノ
ールエトキシレート付加物を得た。
【0039】実施例2 第2級テトラデカノールエト
キシレート付加物 1−テトラデセンをPQ社製BEA型ゼオライト(商品
名:VALFOR CP 811 BL−25)5重量
%にて、150℃13時間液相で反応させることにより
得られた、テトラデセン異性体混合物(1−テトラデセ
ン 20mol%、インナーテトラデセン 80mol
%からなる)810g(4.13mol)、モノエチレ
ングリコール 900g(14.52mol)、および
触媒としてPQ社製BEA型ゼオライト(商品名:VA
LFOR CP 811 BL−25)100gを、撹
拌翼および還流冷却器を備えた3000mlのガラス製
反応器に仕込み、気相部を窒素で置換した後、常圧で窒
素雰囲気に保持した。ついで、回転数を600rpmと
して撹拌しながら、150℃まで昇温後、同温度で3時
間反応させた後、反応液を室温まで冷却し、上層のテト
ラデセン相を分離し、蒸留した。未反応のテトラデセン
を留出した後、減圧度5mmHgで170〜174℃の
沸点範囲で第2級テトラデカノールモノエトキシレート
102gを得た。
【0040】得られた第2級テトラデカノールモノエト
キシレート102g(0.40mol)および触媒とし
て水酸化ナトリウム0.2gをステンレス製オートクレ
ーブに仕込み、窒素置換後、反応器内の圧力を窒素にて
1.0kg/cm2 Gとし、150℃に昇温後、酸化エ
チレン150g(3.42mol)を3時間でオートク
レーブに導入した。導入後、さらに1時間、150℃に
保持した後、室温まで冷却し、内部の圧力をパージした
後、オキシエチレン基が平均9.6molの第2級テト
ラデカノールエトキシレート付加物を得た。
【0041】実施例3、4 実施例1および2で得られた物質(高級第2級アルコー
ルアルコキシレート付加物)について、下記の物性およ
び界面特性の測定を行った。
【0042】これらの測定結果を下記表1に示す。
【0043】測定法 (1)流動点 JIS K−2269(石油製品流動点試験方法)に準
拠して測定した。 (2)浸透力 ウール:JIS K−3362−1955に準拠し、2
5℃で日本毛織20オンスローラークロスウール片 9
0×10mmを用いて測定した。(活性剤濃度:0.1
重量%) 木綿 :キャンパスディスク法により、25℃で帆布6
号を用いて測定した。(活性剤濃度:0.25重量%) (3)泡性状JIS K−3362(ロスマイルス法)
に準拠し、25℃で測定した。(活性剤濃度:0.1重
量%)
【0044】
【表1】
【0045】実施例5および6 実施例1および2で得られた物質(高級第2級アルコー
ルアルコキシレート付加物)について、下記洗浄力の評
価を行った。
【0046】(評価方法)JIS K−3362を参考
にし、かき混ぜ式洗浄力試験器(Terg−O−tom
eter)を用いて、下記の条件でテストした。 〈洗浄条件〉 汚染布 :大きさ 5×5cm 汚染物質 (%) オレイン酸 28.3 トリオレイン 15.6 コレステロールオレート 12.2 流動パラフィン 2.5 スクワレン 2.5 コレステロール 1.6 ゼラチン 7.0 赤黄色土 29.8 カーボンブラック 0.5 使用水 :上水 温度 :25℃ 時間 :洗浄5分間/すすぎ5分間 浴比 :3枚/1pot(1L) 活性剤濃度:0.03% 〈洗浄力の評価方法〉反射率計を用いて、汚染前の原
布、人工汚染布および洗浄後の洗浄布の反射率を各試験
片の布1枚につき3ヶ所測定し、その平均値から下記数
式より洗浄力(%)を算出した。
【0047】
【数1】
【0048】
【表2】
【0049】実施例7、8 実施例1および2で得られた物質(高級第2級アルコー
ルアルコキシレート付加物)について、下記乳化力の評
価を行った。
【0050】結果を下記表3に示す。
【0051】(評価方法)水55ml、油分40mlの
混合液に合成したサンプルを5ml添加し、十分に混合
した後、静置する。5分後に水または油層の分離状態を
観察する。乳化状態の区分により次のように評価した。 ○:乳化状態の良いもの、 △:やや分離が起こるもの、 ×:完全に分離するもの
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】本発明の高級第2級アルコールアルコキ
シレート付加物の製造方法は、極めてシンプルで、実用
性が高く、経済的にも有利であるという効果を奏する。
【0054】また、これによって得られる、本発明の高
級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびこれ
を含有してなる洗浄剤および乳化剤は、特に流動点が低
く、取り扱いが容易で、浸透力が良好で、泡切れもよ
く、洗浄力、乳化力に優れるという特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恩田 義幸 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会社 日本触媒内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長鎖オレフィンの2重結合に、(ポリ)
    アルキレングリコールを付加して得られた高級第2級ア
    ルコールアルコキシレートに、さらにアルキレンオキサ
    イドを付加することを特徴とする高級第2級アルコール
    アルコキシレート付加物の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の製造方法により得られてなる
    ものである高級第2級アルコールアルコキシレート付加
    物。
  3. 【請求項3】 請求項2の高級第2級アルコールアルコ
    キシレート付加物を含有することを特徴とする洗浄剤。
  4. 【請求項4】 請求項2の高級第2級アルコールアルコ
    キシレート付加物を含有することを特徴とする乳化剤。
JP32736696A 1996-12-06 1996-12-06 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤 Expired - Fee Related JP3311948B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32736696A JP3311948B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤
TW086118154A TW519535B (en) 1996-12-06 1997-12-03 Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
EP97309783A EP0850907B1 (en) 1996-12-06 1997-12-04 Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
DE69730682T DE69730682T2 (de) 1996-12-06 1997-12-04 Zusammensetzungen von höheren Sekundäralkoholalkoxylaten, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Waschmittel und Emulgatoren
US08/985,463 US6017875A (en) 1996-12-06 1997-12-05 Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
KR1019970066477A KR100243735B1 (ko) 1996-12-06 1997-12-06 고급 제2급 알콜 알콕실레이트 화합물 조성물,그 제조방법,이를 이용한 세정제 및 유화제
CN97129752A CN1091642C (zh) 1996-12-06 1997-12-06 高级仲醇烷氧基化物混合物、其制备方法、以及使用该成分的洗涤剂和乳化剂
US09/464,995 US6255275B1 (en) 1996-12-06 1999-12-16 Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
CNB01145265XA CN1213979C (zh) 1996-12-06 2001-12-31 高级仲醇烷氧基化物氧化烯加合物或高级仲醇烷氧基化物的硫酸酯混合物的制备方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32736696A JP3311948B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10168014A true JPH10168014A (ja) 1998-06-23
JP3311948B2 JP3311948B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=18198346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32736696A Expired - Fee Related JP3311948B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3311948B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278007B1 (en) 1998-06-05 2001-08-21 Nippon Shokubai Co., Ltd. (Poly)alkylene glycol higher alkyl ether derivative composition and detergent, lubricant, and dermatologic medicine for external use containing the composition
JP2007186429A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd アルキレンオキサイド付加物の製造方法
JP2011509334A (ja) * 2008-01-11 2011-03-24 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 界面活性剤として有用なアルキレンオキシドでキャップされた第2級アルコールアルコキシレート
WO2021049492A1 (ja) 2019-09-09 2021-03-18 株式会社日本触媒 高級第2級アルコールアルコキシレート前駆体、高級第2級アルコールアルコキシレート付加物および高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩並びにその製造方法
WO2022114218A1 (ja) 2020-11-30 2022-06-02 花王株式会社 化合物、その前駆体化合物、界面活性剤組成物、及び洗浄剤組成物

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278007B1 (en) 1998-06-05 2001-08-21 Nippon Shokubai Co., Ltd. (Poly)alkylene glycol higher alkyl ether derivative composition and detergent, lubricant, and dermatologic medicine for external use containing the composition
JP2007186429A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd アルキレンオキサイド付加物の製造方法
JP2011509334A (ja) * 2008-01-11 2011-03-24 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 界面活性剤として有用なアルキレンオキシドでキャップされた第2級アルコールアルコキシレート
WO2021049492A1 (ja) 2019-09-09 2021-03-18 株式会社日本触媒 高級第2級アルコールアルコキシレート前駆体、高級第2級アルコールアルコキシレート付加物および高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩並びにその製造方法
JPWO2021049492A1 (ja) * 2019-09-09 2021-03-18
KR20220031669A (ko) 2019-09-09 2022-03-11 가부시기가이샤 닛뽕쇼꾸바이 고급 제2급 알코올알콕실레이트 전구체, 고급 제2급 알코올알콕실레이트 부가물 및 고급 제2급 알킬에테르 황산 에스테르염 및 그 제조 방법
US12570592B2 (en) 2019-09-09 2026-03-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Higher secondary alcohol alkoxylate precursor, higher secondary alcohol alkoxylate adduct and higher secondary alkyl ether sulfate ester salt, and methods for producing these
WO2022114218A1 (ja) 2020-11-30 2022-06-02 花王株式会社 化合物、その前駆体化合物、界面活性剤組成物、及び洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3311948B2 (ja) 2002-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12570592B2 (en) Higher secondary alcohol alkoxylate precursor, higher secondary alcohol alkoxylate adduct and higher secondary alkyl ether sulfate ester salt, and methods for producing these
EP0850907B1 (en) Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
JP4227408B2 (ja) 分岐第1級アルコール組成物およびその誘導体
US6346509B1 (en) Higher secondary alcohol alkoxylate compound composition, method for production thereof, and detergent and emulsifier using the composition
WO2005085321A1 (en) Composition comprising alcohol alkoxylates and their use
GB1601652A (en) Liquid detergents comprising nonionic surfactants
JP2006104438A (ja) 陰イオン界面活性剤を含む組成物
JP3311948B2 (ja) 高級第2級アルコールアルコキシレート付加物およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤
JP2001526250A (ja) オルトエステルを主成分とする界面活性剤、その調製および使用
JPH11349507A (ja) 高級第2級アルコールアルコキシレートまたはその誘導体の組成物、それらの製造方法、ならびにそれらを用いた洗浄剤および乳化剤
JP3222080B2 (ja) 高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩およびその製造方法並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤
JPH10251215A (ja) 高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩組成物並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤
CA2225339A1 (en) Branched chain compounds and their use
JPH10218820A (ja) 高級第2級アルコールアルコキシレート並びにそれを含有する洗浄剤および乳化剤
JP2017048330A (ja) 衣料用液体洗浄剤
JP2021042148A (ja) 高級第2級アルコールアルコキシレート、高級第2級アルコールアルコキシレート付加物および高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩並びにその用途
JP2021042149A (ja) 高級第2級アルコールトアルコキシレート、高級第2級アルコールアルコキシレート付加物および高級第2級アルキルエーテル硫酸エステル塩並びにその用途
US2904585A (en) Polyglycol esters
JP4131827B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH11350000A (ja) 液体洗浄剤
JPH11349987A (ja) 非イオン界面活性剤および洗浄剤組成物
JPH11349986A (ja) 非イオン界面活性剤および洗浄剤組成物
JPH11349984A (ja) 洗浄剤組成物
JPH11349556A (ja) スルホコハク酸モノ高級第2級アルコールアルコキシレートエステル塩および洗浄剤組成物
WO2005085403A1 (ja) 陰イオン界面活性剤およびそれを含む組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020305

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees