JPH1016806A - 動力舵取装置 - Google Patents
動力舵取装置Info
- Publication number
- JPH1016806A JPH1016806A JP16783796A JP16783796A JPH1016806A JP H1016806 A JPH1016806 A JP H1016806A JP 16783796 A JP16783796 A JP 16783796A JP 16783796 A JP16783796 A JP 16783796A JP H1016806 A JPH1016806 A JP H1016806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- output shaft
- input shaft
- coil spring
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のプリセット力に設定し易くすること。
【解決手段】 プリセット力付与手段を、入力軸13の
周りにそれと一体回転可能に設けられその両開放端23
1a,231bが互いに平行するC型部材231と、C
型部材の一方の開放端に接触する第1のリテーナ232
と、第1のリテーナと対向して配設されC型部材の他方
の開放端に接触する第2のリテーナ233と、両リテー
ナ間に配設され、第1のリテーナを一方の開放端に圧接
すると共に第2のリテーナを他方の開放端に圧接するコ
イルスプリング234と、出力軸の筒部151に固定さ
れ第1のリテーナのコイルスプリングの付勢方向への動
きを規制する第1のねじ部材235と、出力軸の筒部に
固定され第2のリテーナのコイルスプリングの付勢方向
への動きを規制する第2のねじ部材236とから構成し
た。
周りにそれと一体回転可能に設けられその両開放端23
1a,231bが互いに平行するC型部材231と、C
型部材の一方の開放端に接触する第1のリテーナ232
と、第1のリテーナと対向して配設されC型部材の他方
の開放端に接触する第2のリテーナ233と、両リテー
ナ間に配設され、第1のリテーナを一方の開放端に圧接
すると共に第2のリテーナを他方の開放端に圧接するコ
イルスプリング234と、出力軸の筒部151に固定さ
れ第1のリテーナのコイルスプリングの付勢方向への動
きを規制する第1のねじ部材235と、出力軸の筒部に
固定され第2のリテーナのコイルスプリングの付勢方向
への動きを規制する第2のねじ部材236とから構成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、動力舵取
装置に関し、特に入力軸と出力軸とをトーションバーに
よって相対回転可能に連結した動力舵取装置に関するも
のである。
装置に関し、特に入力軸と出力軸とをトーションバーに
よって相対回転可能に連結した動力舵取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に知られている動力舵取装置は、
操作ハンドルの操作により回転する入力軸と、入力軸と
同一軸線上に配設され車輪(被操舵部材)に連係する出
力軸と、入力軸と出力軸を相対回転可能に連結するトー
ションバーと、出力軸及び車輪間に連結され圧力差によ
りピストンを移動させて操作ハンドルの操作を補助して
車輪を操舵するパワーシリンダと、入力軸と一体回転す
るインナーバルブと出力軸と一体回転するアウターバル
ブとから構成され、入出力軸の相対回転に基づきパワー
シリンダへの圧力流体の給排を制御するロータリーバル
ブとを備えたものである。
操作ハンドルの操作により回転する入力軸と、入力軸と
同一軸線上に配設され車輪(被操舵部材)に連係する出
力軸と、入力軸と出力軸を相対回転可能に連結するトー
ションバーと、出力軸及び車輪間に連結され圧力差によ
りピストンを移動させて操作ハンドルの操作を補助して
車輪を操舵するパワーシリンダと、入力軸と一体回転す
るインナーバルブと出力軸と一体回転するアウターバル
ブとから構成され、入出力軸の相対回転に基づきパワー
シリンダへの圧力流体の給排を制御するロータリーバル
ブとを備えたものである。
【0003】ところが、このものでは、入出力軸をトー
ションバーを介して相対回転可能に連結しているので、
入力トルクが微小の時でもトーションバーがねじれ、結
果、入力トルクの微小時において出力軸への伝達トルク
が確保されない。つまり、このものでは、入出力軸がト
ーションバーのみを介して連結されているため、プリセ
ット力を得ることはできない。
ションバーを介して相対回転可能に連結しているので、
入力トルクが微小の時でもトーションバーがねじれ、結
果、入力トルクの微小時において出力軸への伝達トルク
が確保されない。つまり、このものでは、入出力軸がト
ーションバーのみを介して連結されているため、プリセ
ット力を得ることはできない。
【0004】そこで、このプリセット力を得るために提
案された技術としては、例えば特開昭57−15065
号公報に示されるものが知られている。このものは、入
出力軸をトーションバーを介して連結することに加え、
入出力軸間に所定のプリセット力を付与するために入出
力軸をプリセット力付与手段を介して連結したものであ
る。即ち、出力軸と一体回転する円筒状のアウターバル
ブ内に入力軸が挿入され、プリセット力付与手段が、ア
ウターバルブの内周部に向けて突出するよう入力軸に固
定された負荷ピンと、アウターバルブの負荷ピンに対応
する位置に固定されたねじと、負荷ピンに対向するよう
ねじの先端に一体的に設けられねじの中心とは異なる中
心をもつ偏心ピンと、入力軸の周りに巻装され、その両
端に負荷ピン及び偏心ピンを同時に挟み込む開放端部を
もつC型ばねとから構成されている。
案された技術としては、例えば特開昭57−15065
号公報に示されるものが知られている。このものは、入
出力軸をトーションバーを介して連結することに加え、
入出力軸間に所定のプリセット力を付与するために入出
力軸をプリセット力付与手段を介して連結したものであ
る。即ち、出力軸と一体回転する円筒状のアウターバル
ブ内に入力軸が挿入され、プリセット力付与手段が、ア
ウターバルブの内周部に向けて突出するよう入力軸に固
定された負荷ピンと、アウターバルブの負荷ピンに対応
する位置に固定されたねじと、負荷ピンに対向するよう
ねじの先端に一体的に設けられねじの中心とは異なる中
心をもつ偏心ピンと、入力軸の周りに巻装され、その両
端に負荷ピン及び偏心ピンを同時に挟み込む開放端部を
もつC型ばねとから構成されている。
【0005】このものでは、入力トルクが微小の時に
は、入力軸が負荷ピン,C型ばね,偏心ピン及びねじを
介して出力軸に連結されることとなり、結果、C型ばね
の挟み込み力によりプリセット力を得ることができる。
は、入力軸が負荷ピン,C型ばね,偏心ピン及びねじを
介して出力軸に連結されることとなり、結果、C型ばね
の挟み込み力によりプリセット力を得ることができる。
【0006】ところで、入力軸と一体のインナーバルブ
及びアウターバルブ間の回転方向位置を調整してロータ
リーバルブを中立位置に設定した後には、負荷ピン及び
偏心ピンが入出力軸の回転方向にずれてしまい、C型ば
ねの開放端部及び負荷ピン又は偏心ピン間にガタが発生
する恐れがある。ところが、上記したものでは、その場
合に、ねじを回転させることにより偏心ピンの位置を調
整し、結果、入力軸及びアウターバルブ間の相対位置を
変えずに負荷ピン及び偏心ピン間の位置ずれを補正する
ことができる。
及びアウターバルブ間の回転方向位置を調整してロータ
リーバルブを中立位置に設定した後には、負荷ピン及び
偏心ピンが入出力軸の回転方向にずれてしまい、C型ば
ねの開放端部及び負荷ピン又は偏心ピン間にガタが発生
する恐れがある。ところが、上記したものでは、その場
合に、ねじを回転させることにより偏心ピンの位置を調
整し、結果、入力軸及びアウターバルブ間の相対位置を
変えずに負荷ピン及び偏心ピン間の位置ずれを補正する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たものでは、C型ばねを使用しているため、ばね定数の
ばらつきが大きく、所望のプリセット力に設定し難い。
また、量産化した場合に、製品毎にプリセット力がばら
つく恐れがある。
たものでは、C型ばねを使用しているため、ばね定数の
ばらつきが大きく、所望のプリセット力に設定し難い。
また、量産化した場合に、製品毎にプリセット力がばら
つく恐れがある。
【0008】また、負荷ピン及び偏心ピンを対向させ、
両者をC型ばねで挟み込むものであるため、加工誤差の
影響で負荷ピンの径と偏心ピンの径とが異なる場合に
は、C型ばねの開放端部及び負荷ピン又は偏心ピン間に
ガタが発生する恐れがあり、結果、プリセット力を付与
できない恐れがある。このように、部品の寸法誤差(加
工誤差)の影響によりがたが発生する恐れがある。
両者をC型ばねで挟み込むものであるため、加工誤差の
影響で負荷ピンの径と偏心ピンの径とが異なる場合に
は、C型ばねの開放端部及び負荷ピン又は偏心ピン間に
ガタが発生する恐れがあり、結果、プリセット力を付与
できない恐れがある。このように、部品の寸法誤差(加
工誤差)の影響によりがたが発生する恐れがある。
【0009】故に、本発明は、上記した問題点を解決す
ることを、技術的課題とする。
ることを、技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、請求項1の発明に係る動力舵取装置は、前
記出力軸に筒部を設け、前記筒部に前記入力軸の一部を
挿入し、前記プリセット力付与手段を、前記入力軸の一
部の周りにそれと一体回転可能に設けられ、その両開放
端が互いに平行するC型部材と、前記C型部材の一方の
開放端に接触する第1のリテーナと、前記第1のリテー
ナと対向して配設され、前記C型部材の他方の開放端に
接触する第2のリテーナと、前記第1及び第2のリテー
ナ間に配設され、前記第1のリテーナを前記一方の開放
端に圧接すると共に、前記第2のリテーナを前記他方の
開放端に圧接するコイルスプリングと、前記出力軸の筒
部に固定され、前記第1のリテーナの前記コイルスプリ
ングの付勢方向への動きを規制する第1のねじ部材と、
前記出力軸の筒部に固定され、前記第2のリテーナの前
記コイルスプリングの付勢方向への動きを規制する第2
のねじ部材とから構成したものである。
するために、請求項1の発明に係る動力舵取装置は、前
記出力軸に筒部を設け、前記筒部に前記入力軸の一部を
挿入し、前記プリセット力付与手段を、前記入力軸の一
部の周りにそれと一体回転可能に設けられ、その両開放
端が互いに平行するC型部材と、前記C型部材の一方の
開放端に接触する第1のリテーナと、前記第1のリテー
ナと対向して配設され、前記C型部材の他方の開放端に
接触する第2のリテーナと、前記第1及び第2のリテー
ナ間に配設され、前記第1のリテーナを前記一方の開放
端に圧接すると共に、前記第2のリテーナを前記他方の
開放端に圧接するコイルスプリングと、前記出力軸の筒
部に固定され、前記第1のリテーナの前記コイルスプリ
ングの付勢方向への動きを規制する第1のねじ部材と、
前記出力軸の筒部に固定され、前記第2のリテーナの前
記コイルスプリングの付勢方向への動きを規制する第2
のねじ部材とから構成したものである。
【0011】請求項1の発明の作用を以下に示す。
【0012】操作ハンドルが操作されると、入力軸へ入
力されたトルクは、C型部材,第1のリテーナ,コイル
スプリング,第2のリテーナ及び第2のねじ部材を介し
て出力軸に伝達される。このとき、入力トルクがコイル
スプリングの設定荷重よりも小さい時には、第1及び第
2のリテーナ間の相対位置は変化しないため、入力軸は
出力軸に対し相対回転不能とされる。つまり、入出力軸
は一体回転し、入出力軸間に所定のプリセット力が付与
される。一方、入力トルクがコイルスプリングの設定荷
重よりも大きくなると、第2のねじ部材により第2のリ
テーナのコイルスプリングの付勢方向(第1のリテーナ
から離れる方向)への動きが規制されているため、C型
部材の一方の開放端及び第1のリテーナ間の係合力によ
り、第1のリテーナがコイルスプリングを圧縮しながら
第2のリテーナに接近する。その結果、入力軸がC型部
材と共に第1のリテーナの移動量に相当する分だけ出力
軸に対して相対回転し、ロータリーバルブが作動してパ
ワーシリンダも作動する。
力されたトルクは、C型部材,第1のリテーナ,コイル
スプリング,第2のリテーナ及び第2のねじ部材を介し
て出力軸に伝達される。このとき、入力トルクがコイル
スプリングの設定荷重よりも小さい時には、第1及び第
2のリテーナ間の相対位置は変化しないため、入力軸は
出力軸に対し相対回転不能とされる。つまり、入出力軸
は一体回転し、入出力軸間に所定のプリセット力が付与
される。一方、入力トルクがコイルスプリングの設定荷
重よりも大きくなると、第2のねじ部材により第2のリ
テーナのコイルスプリングの付勢方向(第1のリテーナ
から離れる方向)への動きが規制されているため、C型
部材の一方の開放端及び第1のリテーナ間の係合力によ
り、第1のリテーナがコイルスプリングを圧縮しながら
第2のリテーナに接近する。その結果、入力軸がC型部
材と共に第1のリテーナの移動量に相当する分だけ出力
軸に対して相対回転し、ロータリーバルブが作動してパ
ワーシリンダも作動する。
【0013】ここで、ロータリーバルブを中立位置に設
定することにより入出力軸間の相対位置がずれた場合に
も、第1及び第2ねじ部材の締め付け度合を調節してそ
れらを第1及び第2リテーナに夫々当接させることによ
り、入出力軸間に所定のプリセット力を付与できる。こ
のように、従来技術と同様の効果が得られる。
定することにより入出力軸間の相対位置がずれた場合に
も、第1及び第2ねじ部材の締め付け度合を調節してそ
れらを第1及び第2リテーナに夫々当接させることによ
り、入出力軸間に所定のプリセット力を付与できる。こ
のように、従来技術と同様の効果が得られる。
【0014】更に、請求項1の発明によれば、コイルス
プリングを用いて入出力軸間にプリセット力を付与して
いるため、ばね定数(設定荷重)のばらつきが小さく、
所望のプリセット力に設定し易くなる。また、量産化し
た場合にも、各製品毎のプリセット力のばらつきを小さ
くできる。
プリングを用いて入出力軸間にプリセット力を付与して
いるため、ばね定数(設定荷重)のばらつきが小さく、
所望のプリセット力に設定し易くなる。また、量産化し
た場合にも、各製品毎のプリセット力のばらつきを小さ
くできる。
【0015】また、コイルスプリングにより両リテーナ
をC型部材の開放端に圧接し、両リテーナにねじ部材を
当接させてその位置を規制する構成であるため、各部品
の加工誤差(寸法誤差)の影響によりC型部材の両開放
端及び両リテーナ間並びに両リテーナ及びねじ部材間に
ガタが発生することはない。
をC型部材の開放端に圧接し、両リテーナにねじ部材を
当接させてその位置を規制する構成であるため、各部品
の加工誤差(寸法誤差)の影響によりC型部材の両開放
端及び両リテーナ間並びに両リテーナ及びねじ部材間に
ガタが発生することはない。
【0016】上記請求項1の発明において、請求項2に
示すように、前記C型部材の両開放端間に位置する前記
入力軸の外周面に、前記コイルスプリングの一部をガイ
ドするためのガイド溝を形成し、前記コイルスプリング
及び前記出力軸の筒部内周間に、前記コイルスプリング
の他部をガイドするためのガイド部材を配設すると、好
ましい。この構成によれば、ガイド溝及びガイド部材に
よりコイルスプリングの両リテーナからの脱落が防止さ
れ、結果、両リテーナをC型部材の開放端に確実に圧接
することができる。
示すように、前記C型部材の両開放端間に位置する前記
入力軸の外周面に、前記コイルスプリングの一部をガイ
ドするためのガイド溝を形成し、前記コイルスプリング
及び前記出力軸の筒部内周間に、前記コイルスプリング
の他部をガイドするためのガイド部材を配設すると、好
ましい。この構成によれば、ガイド溝及びガイド部材に
よりコイルスプリングの両リテーナからの脱落が防止さ
れ、結果、両リテーナをC型部材の開放端に確実に圧接
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本実施
形態に係る動力舵取装置を説明する。
形態に係る動力舵取装置を説明する。
【0018】図1に示すように、この動力舵取装置10
は、第1ハウジング11と、第2ハウジング12とを有
し、両者はボルトにより固定されている。第1ハウジン
グ11内には、車両のハンドル(図示せず)の操作によ
り回転する入力軸13が配設され、この入力軸13はト
ーションバー14を介して入力軸13と同一軸線上に配
設された出力軸15に相対回転可能に連結されている。
即ち、トーションバー14は、入力軸13の軸方向にそ
れを貫通するように延在しており、その一端は入力軸1
3にピン16を介して固定され、その他端は出力軸15
にピン(図示せず)を介して固定されている。出力軸1
5の図示左端には、筒部151が設けられ、その筒部1
51内には入力軸13の図示右端(一部)が挿入されて
いる。
は、第1ハウジング11と、第2ハウジング12とを有
し、両者はボルトにより固定されている。第1ハウジン
グ11内には、車両のハンドル(図示せず)の操作によ
り回転する入力軸13が配設され、この入力軸13はト
ーションバー14を介して入力軸13と同一軸線上に配
設された出力軸15に相対回転可能に連結されている。
即ち、トーションバー14は、入力軸13の軸方向にそ
れを貫通するように延在しており、その一端は入力軸1
3にピン16を介して固定され、その他端は出力軸15
にピン(図示せず)を介して固定されている。出力軸1
5の図示左端には、筒部151が設けられ、その筒部1
51内には入力軸13の図示右端(一部)が挿入されて
いる。
【0019】第2ハウジング12内には、ハンドル操作
力を補助して車両の車輪(被操舵部材)を操舵するため
のパワーシリンダ17が配設されている。パワーシリン
ダ17は、シリンダ171と、シリンダ171に摺動自
在に配設されたピストン172と、ピストン172によ
って形成される2つの圧力室173,174とを有す
る。ピストン172の外周部の一部にはラック172a
が形成され、このラック172aには車輪に連動するギ
ヤ18が噛み合っている。従って、ギヤ18はピストン
172の往復動により回転する。
力を補助して車両の車輪(被操舵部材)を操舵するため
のパワーシリンダ17が配設されている。パワーシリン
ダ17は、シリンダ171と、シリンダ171に摺動自
在に配設されたピストン172と、ピストン172によ
って形成される2つの圧力室173,174とを有す
る。ピストン172の外周部の一部にはラック172a
が形成され、このラック172aには車輪に連動するギ
ヤ18が噛み合っている。従って、ギヤ18はピストン
172の往復動により回転する。
【0020】ピストン172の内部には、出力軸15と
同一軸線上に挿入孔172bが形成され、挿入孔172
bに出力軸15の図示右側に形成されたウォーム15a
が挿入される。挿入孔172bにはボールねじ溝172
cが形成され、ウォーム15aはボールねじ溝172c
内の多数のボール19を介してピストン172の挿入孔
172bに係合している。従って、出力軸15の回転に
よりピストン172が往復動し、結果、ギヤ18が回転
し、車輪を操舵させることができる。尚、ピストン17
2の図示右端は栓20により塞がれている。
同一軸線上に挿入孔172bが形成され、挿入孔172
bに出力軸15の図示右側に形成されたウォーム15a
が挿入される。挿入孔172bにはボールねじ溝172
cが形成され、ウォーム15aはボールねじ溝172c
内の多数のボール19を介してピストン172の挿入孔
172bに係合している。従って、出力軸15の回転に
よりピストン172が往復動し、結果、ギヤ18が回転
し、車輪を操舵させることができる。尚、ピストン17
2の図示右端は栓20により塞がれている。
【0021】第1ハウジング11内には、入出力軸1
3,15の相対回転量に基づきパワーシリンダ17の圧
力室173, 174の圧力流体の給排を制御するロータ
リーバルブ21が配設されている。ロータリーバルブ2
1は、入力軸13の外周部に一体的に設けられたインナ
ーバルブ211と、出力軸15の筒部151にピン22
を介して固定されたアウターバルブ212とを有する。
3,15の相対回転量に基づきパワーシリンダ17の圧
力室173, 174の圧力流体の給排を制御するロータ
リーバルブ21が配設されている。ロータリーバルブ2
1は、入力軸13の外周部に一体的に設けられたインナ
ーバルブ211と、出力軸15の筒部151にピン22
を介して固定されたアウターバルブ212とを有する。
【0022】ロータリーバルブ21は、ハンドル非操作
時には両圧力室173,174をオイルポンプ(図示せ
ず)及びリザーバ(図示せず)に連通させる非作動位置
(初期位置)に存在する。そして、ハンドルが時計方向
に操作された時に(入力軸13が出力軸15に対して時
計方向に相対回転した時に)圧力室173をオイルポン
プのみに連通させ且つ圧力室174をリザーバのみに連
通させる第1作動位置に移動し、逆にハンドルが反時計
方向に操作された時に(入力軸13が出力軸15に対し
て反時計方向に相対回転した時に)圧力室173をリザ
ーバのみに連通させ且つ圧力室174をオイルポンプの
みに連通させる第2作動位置に移動する。
時には両圧力室173,174をオイルポンプ(図示せ
ず)及びリザーバ(図示せず)に連通させる非作動位置
(初期位置)に存在する。そして、ハンドルが時計方向
に操作された時に(入力軸13が出力軸15に対して時
計方向に相対回転した時に)圧力室173をオイルポン
プのみに連通させ且つ圧力室174をリザーバのみに連
通させる第1作動位置に移動し、逆にハンドルが反時計
方向に操作された時に(入力軸13が出力軸15に対し
て反時計方向に相対回転した時に)圧力室173をリザ
ーバのみに連通させ且つ圧力室174をオイルポンプの
みに連通させる第2作動位置に移動する。
【0023】入力軸13の図示右端は、プリセット力付
与手段23を介して出力軸15の筒部151に連結され
ている。このプリセット力付与手段23は、入力軸13
への入力トルクが小さい時(入力軸13の入力回転角度
が設定角度よりも小さい時)に、入出力軸13,15間
に所定のプリセット力を与えるものである。
与手段23を介して出力軸15の筒部151に連結され
ている。このプリセット力付与手段23は、入力軸13
への入力トルクが小さい時(入力軸13の入力回転角度
が設定角度よりも小さい時)に、入出力軸13,15間
に所定のプリセット力を与えるものである。
【0024】図2に示すように、プリセット力付与手段
23は、C型部材231と、第1及び第2リテーナ23
2,233と、コイルスプリング234と、第1及び第
2ねじ部材235,236と、ガイド部材237とから
構成されている。
23は、C型部材231と、第1及び第2リテーナ23
2,233と、コイルスプリング234と、第1及び第
2ねじ部材235,236と、ガイド部材237とから
構成されている。
【0025】C型部材231は、入力軸13及び出力軸
15の筒部151間(即ち入力軸13の右端部の周り)
に設けられ、入力軸13にピン238を介して一体回転
可能に連結されている。C型部材231は、一側に向け
て開口する断面C形状を呈しており、その開放端には夫
々平坦部231a,231bが設けられ、それらは平行
に配置されている。
15の筒部151間(即ち入力軸13の右端部の周り)
に設けられ、入力軸13にピン238を介して一体回転
可能に連結されている。C型部材231は、一側に向け
て開口する断面C形状を呈しており、その開放端には夫
々平坦部231a,231bが設けられ、それらは平行
に配置されている。
【0026】C型部材231の一方の平坦部(以下第1
平坦部という)231aは、第1リテーナ232,圧縮
状態のコイルスプリング234及び第2リテーナ233
を介して他方の平坦部(以下第2平坦部という)231
bに連結されている。つまり、コイルスプリング234
により、第1及び第2リテーナ232,233は離間す
る方向(相反する方向)に付勢され、第1リテーナ23
2はC型部材231の第1平坦部231aに圧接される
と共に、第2リテーナ233はC型部材231の第2平
坦部231bに圧接されている。
平坦部という)231aは、第1リテーナ232,圧縮
状態のコイルスプリング234及び第2リテーナ233
を介して他方の平坦部(以下第2平坦部という)231
bに連結されている。つまり、コイルスプリング234
により、第1及び第2リテーナ232,233は離間す
る方向(相反する方向)に付勢され、第1リテーナ23
2はC型部材231の第1平坦部231aに圧接される
と共に、第2リテーナ233はC型部材231の第2平
坦部231bに圧接されている。
【0027】第1リテーナ232は、円盤232aと、
ピン232bとを有する。円盤232aは、コイルスプ
リング234の一端(図示左端)及び第1平坦部231
a間に両者に圧接して介在している。ピン232bは、
円盤232aに直交するようにそれに一体的に形成さ
れ、その左端部は第1ねじ部材235と係合している。
図3に示すように、C型部材231の一方の開口端に
は、ピン232bの径よりも大きい半円状の溝231c
が形成され、ピン232bに沿って配置されている。ま
た、同様に、第2リテーナ233は、円盤233aと、
ピン233bとを有する。円盤233aは、コイルスプ
リング234の他端(図示右端)及び第2平坦部231
b間に両者に圧接して介在し、円盤232aと対向して
いる。ピン233bは、円盤233aに直交するように
それに一体的に形成され、ピン232bと同方向に延在
している。このピン233bの右端部は第2ねじ部材2
36と係合している。尚、C型部材231の他方の開口
端にも、ピン233bの径よりも大きい半円状の溝(図
示せず)が形成され、ピン233bに沿って配置されて
いる。
ピン232bとを有する。円盤232aは、コイルスプ
リング234の一端(図示左端)及び第1平坦部231
a間に両者に圧接して介在している。ピン232bは、
円盤232aに直交するようにそれに一体的に形成さ
れ、その左端部は第1ねじ部材235と係合している。
図3に示すように、C型部材231の一方の開口端に
は、ピン232bの径よりも大きい半円状の溝231c
が形成され、ピン232bに沿って配置されている。ま
た、同様に、第2リテーナ233は、円盤233aと、
ピン233bとを有する。円盤233aは、コイルスプ
リング234の他端(図示右端)及び第2平坦部231
b間に両者に圧接して介在し、円盤232aと対向して
いる。ピン233bは、円盤233aに直交するように
それに一体的に形成され、ピン232bと同方向に延在
している。このピン233bの右端部は第2ねじ部材2
36と係合している。尚、C型部材231の他方の開口
端にも、ピン233bの径よりも大きい半円状の溝(図
示せず)が形成され、ピン233bに沿って配置されて
いる。
【0028】第1ねじ部材235は、出力軸15の筒部
151に設けられ、スクリュー235aと、ロックナッ
ト235bとを有する。スクリュー235aは、筒部1
51に回転可能且つ直線移動可能に支持され、その先端
が第1リテーナ232のピン232bの左端に当接して
いる。ロックナット235bは、スクリュー235aを
回転させて第1リテーナ232のピン232bの左端に
当接させ、その状態でスクリュー235aを出力軸15
の筒部151に固定するためのものである。従って、こ
の第1ねじ部材235により、第1リテーナ232のコ
イルスプリング234の付勢方向(図2左方)への動き
が規制される。また、第2ねじ部材236は、出力軸1
5の筒部151に設けられ、スクリュー236aと、ロ
ックナット236bとを有する。スクリュー236a
は、筒部151に回転可能且つ直線移動可能に支持さ
れ、その先端が第2リテーナ233のピン233bの右
端に当接している。ロックナット236bは、スクリュ
ー236aを回転させて第2リテーナ233のピン23
3bの右端に当接させ、その状態でスクリュー236a
を出力軸15の筒部151に固定するためのものであ
る。従って、この第2ねじ部材236により、第2リテ
ーナ233のコイルスプリング234の付勢方向(図2
右方)への動きが規制される。
151に設けられ、スクリュー235aと、ロックナッ
ト235bとを有する。スクリュー235aは、筒部1
51に回転可能且つ直線移動可能に支持され、その先端
が第1リテーナ232のピン232bの左端に当接して
いる。ロックナット235bは、スクリュー235aを
回転させて第1リテーナ232のピン232bの左端に
当接させ、その状態でスクリュー235aを出力軸15
の筒部151に固定するためのものである。従って、こ
の第1ねじ部材235により、第1リテーナ232のコ
イルスプリング234の付勢方向(図2左方)への動き
が規制される。また、第2ねじ部材236は、出力軸1
5の筒部151に設けられ、スクリュー236aと、ロ
ックナット236bとを有する。スクリュー236a
は、筒部151に回転可能且つ直線移動可能に支持さ
れ、その先端が第2リテーナ233のピン233bの右
端に当接している。ロックナット236bは、スクリュ
ー236aを回転させて第2リテーナ233のピン23
3bの右端に当接させ、その状態でスクリュー236a
を出力軸15の筒部151に固定するためのものであ
る。従って、この第2ねじ部材236により、第2リテ
ーナ233のコイルスプリング234の付勢方向(図2
右方)への動きが規制される。
【0029】C型部材231の両平坦部231a,23
1b間に位置する入力軸13の外周面には、断面半円状
(図1参照)のガイド溝131が形成され、コイルスプ
リング234と同方向に延在している。このガイド溝1
31にコイルスプリング234の半分が挿入されてガイ
ドされる。ガイド部材237は、ガイド溝131及び出
力軸15の筒部151間に設けられている。このガイド
部材237には、ガイド溝131と反対方向に開口する
断面半円状(図1参照)のガイド溝237aが形成さ
れ、ガイド溝131と同方向に延在している。このガイ
ド溝237aによりコイルスプリング234の残り半分
がガイドされる。このように、ガイド溝131及び23
7aによりコイルスプリング234がガイドされるた
め、コイルスプリング234の脱落が防止される。上記
の如く構成された動力舵取装置10の作動について説明
する。
1b間に位置する入力軸13の外周面には、断面半円状
(図1参照)のガイド溝131が形成され、コイルスプ
リング234と同方向に延在している。このガイド溝1
31にコイルスプリング234の半分が挿入されてガイ
ドされる。ガイド部材237は、ガイド溝131及び出
力軸15の筒部151間に設けられている。このガイド
部材237には、ガイド溝131と反対方向に開口する
断面半円状(図1参照)のガイド溝237aが形成さ
れ、ガイド溝131と同方向に延在している。このガイ
ド溝237aによりコイルスプリング234の残り半分
がガイドされる。このように、ガイド溝131及び23
7aによりコイルスプリング234がガイドされるた
め、コイルスプリング234の脱落が防止される。上記
の如く構成された動力舵取装置10の作動について説明
する。
【0030】運転者によりハンドルが操作されると、入
力軸13が回転し、トーションバー14が捻じれ、結
果、入力軸13が出力軸15に対して相対回転する。こ
のとき、入力軸13と一体のインナーバルブ211も出
力軸15に固定されたアウターバルブ212に対し相対
回転するので、例えば一方の圧力室173がオイルポン
プのみに連通し、他方の圧力室174がリザーバのみに
連通する。そのため、両圧力室173,174間に差圧
が発生し、ピストン172が圧力室174の容積を減少
させる方向に移動し、結果、ギヤ18が回転してそれに
連結される車輪が操舵される。尚、上記作動中、入力軸
13に伝達された入力トルクは、トーションバー14を
介して出力軸15に伝達される。
力軸13が回転し、トーションバー14が捻じれ、結
果、入力軸13が出力軸15に対して相対回転する。こ
のとき、入力軸13と一体のインナーバルブ211も出
力軸15に固定されたアウターバルブ212に対し相対
回転するので、例えば一方の圧力室173がオイルポン
プのみに連通し、他方の圧力室174がリザーバのみに
連通する。そのため、両圧力室173,174間に差圧
が発生し、ピストン172が圧力室174の容積を減少
させる方向に移動し、結果、ギヤ18が回転してそれに
連結される車輪が操舵される。尚、上記作動中、入力軸
13に伝達された入力トルクは、トーションバー14を
介して出力軸15に伝達される。
【0031】ハンドルの操作力が微小のとき(即ち入力
トルクがコイルスプリング234の設定荷重よりも小さ
い時)には、コイルスプリング234により両リテーナ
232,233を介してC型部材231が図2の状態に
付勢されて保持される。つまり、入力軸13は出力軸1
5の筒部151に対し相対回転不能とされ(即ち入出力
軸13,15が一体回転し)、入出力軸13,15間に
所定のプリセット力が付与される。一方、ハンドル操作
力が大きくなると(即ち入力トルクがコイルスプリング
234の設定荷重よりも大きくなると)、第2ねじ部材
236により第2リテーナ233の図2右方(第1リテ
ーナ232から離れる方向)への動きが規制されている
ため、C型部材231の第1平坦部231a及び第1リ
テーナ232の円盤232a間の係合力により、第1リ
テーナ232がコイルスプリング234を圧縮しながら
第2リテーナ233に接近する。その結果、入力軸13
がC型部材231と共に第1リテーナ232の移動量に
相当する分だけ出力軸15に対して相対回転し、前述の
ように、ロータリーバルブ21が作動してパワーシリン
ダ17が作動する。
トルクがコイルスプリング234の設定荷重よりも小さ
い時)には、コイルスプリング234により両リテーナ
232,233を介してC型部材231が図2の状態に
付勢されて保持される。つまり、入力軸13は出力軸1
5の筒部151に対し相対回転不能とされ(即ち入出力
軸13,15が一体回転し)、入出力軸13,15間に
所定のプリセット力が付与される。一方、ハンドル操作
力が大きくなると(即ち入力トルクがコイルスプリング
234の設定荷重よりも大きくなると)、第2ねじ部材
236により第2リテーナ233の図2右方(第1リテ
ーナ232から離れる方向)への動きが規制されている
ため、C型部材231の第1平坦部231a及び第1リ
テーナ232の円盤232a間の係合力により、第1リ
テーナ232がコイルスプリング234を圧縮しながら
第2リテーナ233に接近する。その結果、入力軸13
がC型部材231と共に第1リテーナ232の移動量に
相当する分だけ出力軸15に対して相対回転し、前述の
ように、ロータリーバルブ21が作動してパワーシリン
ダ17が作動する。
【0032】ここで、入力軸13,トーションバー1
4,出力軸15,ロータリーバルブ21及びプリセット
力付与手段23の組付方法を簡単に説明する。
4,出力軸15,ロータリーバルブ21及びプリセット
力付与手段23の組付方法を簡単に説明する。
【0033】まず、出力軸15にトーションバー14の
一端を固定する。一方、入力軸13の周りにピン238
を介してC型部材231を組み付ける。次いで、このC
型部材231の両平坦部231a,231b間に、コイ
ルスプリング234を圧縮した状態で間に挟んだ両リテ
ーナ232,233を挿入し、リテーナ232,233
を平坦部231a,231bに夫々圧接する。次いで、
コイルスプリング234にガイド部材237を被せる。
一端を固定する。一方、入力軸13の周りにピン238
を介してC型部材231を組み付ける。次いで、このC
型部材231の両平坦部231a,231b間に、コイ
ルスプリング234を圧縮した状態で間に挟んだ両リテ
ーナ232,233を挿入し、リテーナ232,233
を平坦部231a,231bに夫々圧接する。次いで、
コイルスプリング234にガイド部材237を被せる。
【0034】次に、上記の工程で得られた入力軸アッセ
ンブリを出力軸15の筒部151に挿入し、ロータリー
バルブ21のアウターバルブ212を出力軸15の筒部
151にピン22を介して一体回転可能に組付ける。次
いで、入力軸13を微小に回転させて、ロータリーバル
ブ21を中立位置に設定し、その状態で入力軸13にト
ーションバー14の他端を固定する。このとき、入出力
軸13,15間の相対位置がずれるが、第1及び第2ね
じ部材235,236の締め付け度合を調節してそれら
を第1及び第2リテーナ232,233に夫々当接した
後、第1及び第2ねじ部材235,236を出力軸15
に固定する。つまり、この場合でも入出力軸13,15
間に所定のプリセット力を付与できる。
ンブリを出力軸15の筒部151に挿入し、ロータリー
バルブ21のアウターバルブ212を出力軸15の筒部
151にピン22を介して一体回転可能に組付ける。次
いで、入力軸13を微小に回転させて、ロータリーバル
ブ21を中立位置に設定し、その状態で入力軸13にト
ーションバー14の他端を固定する。このとき、入出力
軸13,15間の相対位置がずれるが、第1及び第2ね
じ部材235,236の締め付け度合を調節してそれら
を第1及び第2リテーナ232,233に夫々当接した
後、第1及び第2ねじ部材235,236を出力軸15
に固定する。つまり、この場合でも入出力軸13,15
間に所定のプリセット力を付与できる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コイルスプリ
ングを用いて入出力軸間にプリセット力を付与している
ため、ばね定数(設定荷重)のばらつきが小さく、所望
のプリセット力に設定し易くなる。また、量産化した場
合にも、各製品毎のプリセット力のばらつきを小さくで
きる。
ングを用いて入出力軸間にプリセット力を付与している
ため、ばね定数(設定荷重)のばらつきが小さく、所望
のプリセット力に設定し易くなる。また、量産化した場
合にも、各製品毎のプリセット力のばらつきを小さくで
きる。
【0036】また、コイルスプリングにより両リテーナ
をC型部材の平坦部に圧接し、両リテーナにねじ部材を
当接させてその位置を規制するため、各部品の加工誤差
(寸法誤差)の影響によりC型部材の両平坦部及び両リ
テーナ間並びに両リテーナ及びねじ部材間にガタが発生
することはない。
をC型部材の平坦部に圧接し、両リテーナにねじ部材を
当接させてその位置を規制するため、各部品の加工誤差
(寸法誤差)の影響によりC型部材の両平坦部及び両リ
テーナ間並びに両リテーナ及びねじ部材間にガタが発生
することはない。
【0037】請求項2の発明によれば、ガイド溝及びガ
イド部材によりコイルスプリングの両リテーナからの脱
落が防止され、結果、両リテーナをC型部材の平坦部に
確実に圧接することができる。
イド部材によりコイルスプリングの両リテーナからの脱
落が防止され、結果、両リテーナをC型部材の平坦部に
確実に圧接することができる。
【図1】本発明の本実施形態に係る動力舵取装置の断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】第1リテーナ及びC型部材を図2左側から見た
図である。
図である。
10 動力舵取装置 13 入力軸 131 ガイド溝 14 トーションバー 15 出力軸 151 筒部 17 パワーシリンダ 21 ロータリーバルブ 23 プリセット力付与手段 231 C型部材 231a 第1平坦部(一方の開放端) 232a 第2平坦部(他方の開放端) 232 第1のリテーナ 233 第2のリテーナ 234 コイルスプリング 235 第1のねじ部材 236 第2のねじ部材
Claims (2)
- 【請求項1】 操作ハンドルの操作により回転する入力
軸と、被操舵部材に連結され前記入力軸と同一軸線上に
配設された出力軸と、前記入出力軸を相対回転可能に連
結するトーションバーと、前記出力軸及び前記被操舵部
材間に連結され、圧力差によりピストンを移動させて前
記操作ハンドルの操作を補助して車輪を操舵するパワー
シリンダと、前記入力軸と一体回転するインナーバルブ
及び前記出力軸と一体回転するアウターバルブを有し、
前記入力軸の前記出力軸に対する相対回転に基づき前記
パワーシリンダへの圧力流体の給排を制御するロータリ
ーバルブと、前記入出力軸間に所定のプリセット力を付
与するプリセット力付与手段とを備えた動力舵取装置に
おいて、 前記出力軸は筒部をもち、前記筒部に前記入力軸の一部
が挿入され、 前記プリセット力付与手段は、前記入力軸の一部の周り
にそれと一体回転可能に設けられ、その両開放端が互い
に平行するC型部材と、 前記C型部材の一方の開放端に接触する第1のリテーナ
と、 前記第1のリテーナと対向して配設され、前記C型部材
の他方の開放端に接触する第2のリテーナと、 前記第1及び第2のリテーナ間に配設され、前記第1の
リテーナを前記一方の開放端に圧接すると共に、前記第
2のリテーナを前記他方の開放端に圧接するコイルスプ
リングと、 前記出力軸の筒部に固定され、前記第1のリテーナの前
記コイルスプリングの付勢方向への動きを規制する第1
のねじ部材と、 前記出力軸の筒部に固定され、前記第2のリテーナの前
記コイルスプリングの付勢方向への動きを規制する第2
のねじ部材とを有する動力舵取装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記C型部材の両開放端間に位置する前記入力軸の外周
面には、前記コイルスプリングの一部をガイドするため
のガイド溝が形成され、 前記コイルスプリング及び前記出力軸の筒部内周間に
は、前記コイルスプリングの他部をガイドするためのガ
イド部材が配設されている動力舵取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16783796A JPH1016806A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 動力舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16783796A JPH1016806A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 動力舵取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016806A true JPH1016806A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15857007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16783796A Pending JPH1016806A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 動力舵取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016806A (ja) |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16783796A patent/JPH1016806A/ja active Pending
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