JPH10168239A - 低加硫戻り架橋剤 - Google Patents

低加硫戻り架橋剤

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JPH10168239A
JPH10168239A JP9348724A JP34872497A JPH10168239A JP H10168239 A JPH10168239 A JP H10168239A JP 9348724 A JP9348724 A JP 9348724A JP 34872497 A JP34872497 A JP 34872497A JP H10168239 A JPH10168239 A JP H10168239A
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rubber
reversion
silane
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JP9348724A
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Hermann-Josef Dr Weidenhaupt
ヘルマン−ヨゼフ・バイデンハウプト
Thomas Dr Scholl
トマス・シヨル
Heinrich Dr Koenigshofen
ハインリヒ・ケーニヒスホーフエン
Hartmuth Dr Buding
ハルトムート・ブデイング
Josef Hahn
ヨゼフ・ハーン
Petra Palloch
ペトラ・パロヒ
Ellen Walter
エレン・バルター
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Bayer AG
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00—Use of organic ingredients
    • C08K5/54—Silicon-containing compounds
    • C08K5/548—Silicon-containing compounds containing sulfur

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造及び使用中の加硫ゴムの熱負荷容量を改
良すること及び加硫ゴムの加硫戻りする傾向を減少させ
ること。 【解決手段】 式(I) R1R2R3Si-X1-(-Sx-Y-)m-(-Sx-X2-SiR1R2R3)n (I) の少なくとも1つのシランを、使用したゴムの量を基準
として0.1〜15重量%の量で使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低加硫戻り加硫ゴム
(low−reversion rubbervulc
anizates)を製造するための架橋剤としての式
(I)のシランの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】式(I)型の特定の強化添加剤を含有す
る配合ゴム(rubber mixes)がヨーロッパ
特許出願公開公報第670347号(EP 67034
7 A1)に特許請求されている。該強化添加剤の効果
は改良されたモジュラス、より大きい硬度、改良された
耐摩耗性、及び60℃で測定したより好ましい損失係数
に基づいて示される。強化添加剤を含有する配合ゴム
は、より好ましい転がり抵抗及び良好な湿潤スキッド抵
抗(wet−skid resistance)及び高
い耐摩耗性を有するタイヤの製造に特に好適である。こ
の公開公報には低加硫戻り加硫ゴムの製造のための架橋
剤として該化合物を使用することの可能性は開示も示唆
もされていない。
【0003】ヨーロッパ特許出願公開公報第74883
9号(EP 748839 A1)は、加硫戻り安定性
加硫ゴム(reversion stable vul
canizates)を製造するための特定のシランを
特許請求している。これらの化合物はより低いオリゴメ
リゼーション度を有する。本発明の化合物と比べて、そ
れらは高い原料コスト及びこのシラン含有化合物の大量
の使用により生じるより困難な入手可能性(diffi
cult accessibility)の点で欠点を
有する。
【0004】シリカ活性化剤(カップリング剤、強化添
加剤)として使用することができる或る種のオルガノシ
ランがドイツ特許出願公開公報(DE−A2)第214
1159号、第2141160号及び第2255577
号に記載されている。該オルガノシランが抗加硫戻り剤
として使用することもできることは、Kautschu
k+Gummi,Kunststoffe 34(19
81),pages280−284(S.Wolff)
から公知である。該オルガノシランは相対的に低い硫黄
含有率しか持っていない。しかしながら、このシランを
用いて製造された加硫ゴムの欠点は、典型的に肉厚のゴ
ム物品の製造中に起こる過加硫(overcure)の
場合に、それらは硬度の不利な低下及び動力学的応力の
下で本発明の意義内のシラン(I)よりも大きな温度増
加(実施例8参照)を示すことである。
【0005】更なる強化添加剤(シリカ活性化剤)は、
デグサ社の技術情報誌(Deggussa AG's
Technical Information)No.
6030.1,September 1995に記載さ
れたチオシアナトプロピルトリエトキシシランである。
この化合物の低加硫戻り架橋剤としての推奨に関しては
我々は知らされていない。我々自身の試験(実施例1参
照)に従えば、実際には工業的な目的に十分な低加硫戻
り加硫ゴムをこの化合物によって得ることはできない。
【0006】化合物メルカプトプロピルトリメトキシシ
ランもまた強化添加剤として作用し、そして例えばOS
i InternationalによりSilane
A189として提供される。同様に、この化合物の低加
硫戻り架橋剤としての推奨に関しては我々は知らされて
いない。我々自身の試験(実施例1参照)に従えば、実
際には工業的な目的に十分な低加硫戻り加硫ゴムをこの
化合物によって得ることはできない。故に、本願の実施
例1は、配合ゴム中のケイ素含有強化添加剤の使用は、
一般に工業的に適切な加硫戻り安定性加硫ゴムをもたら
しそうもないことを示す。
【0007】熱安定性加硫ゴムの製造のための式:[促
進剤−S−Sx−R−Sx−S−促進剤]を有するポリス
ルフイド誘導体の一般的な使用は、ドイツ特許第225
6511号及び第2265382号から公知である。特
にタイヤトレッド及びサイドウオールのためのジチオカ
ルバミル基を有する低加硫戻り架橋剤は、ヨーロッパ特
許公告公報第0385072号(EP 0385072
B1)、第0385073号(EP 0385073
B1)、第0432405号(EP0432405B
1)及び第0432417号(EP0432417 B
1)に記載されており、こ種の架橋剤によるジエン加硫
ゴムの製造方法は、ヨーロッパ特許公告公報第0530
590号(EP0530590B1)に開示されてい
る。このような架橋剤に導入された促進剤基は、一般に
硫黄による架橋を促進するのに量の点で十分ではない。
故に、更なる共促進剤(co−accelerator
s)を使用することが必要である。この手段の結果とし
て、配合者は配合ゴムの加工信頼性及び工学的加硫ゴム
特性が最終的に得られる処方の点で望ましくない制限を
受ける。ヒドロキシ及びヒドロキシアリールジチオカル
ボン酸基及びアルキルアリールジチオカルボン酸及びア
リールジチオカルボン酸基を有する同様な架橋剤は、ヨ
ーロッパ特許公告公報第0432406号(EP043
2406B1)、第0432416号(EP04324
16B1)及びヨーロッパ特許出願公開公報第0601
303号(EP−A0601303A1)から公知であ
る。しかしながら不十分な合成収率がこれらの種類の物
質の欠点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
及び使用中の加硫ゴムの熱負荷容量(thermall
oading capacity)を改良すること及び
加硫ゴムの加硫戻りする傾向を減少させ、その際この目
的に必要とされる架橋剤は、架橋剤とともに導入される
促進剤により処方に関して配合者を制限することなく、
自由に利用可能であることである。これは本発明のシラ
ン(I)により達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、シラン
(I)を使用することによって特に低い加硫戻り傾向と
改良された熱負荷容量を有する加硫ゴムを得ることがで
き、それにより品質を失うことなくより高い温度でより
短い期間にゴム物品を製造する可能性又はより長期間に
わたりより高い使用温度でゴム部品を使用する可能性が
与えられることが今回見いだされた。
【0010】故に、本発明は、式(I) R1R2R3Si-X1-(-Sx-Y-)m-(-Sx-X2-SiR1R2R3)n (I) 式(I)において、R1、R2及びR3は同一であるか又
は相異なり、そしてC1−C18−アルキル、C1−C18−
アルコキシ、C6−C14−アリール又はアリールオキ
シ、C7−C18−アルキルアリール又はアルキルアリー
ルオキシを意味し、但し基R1〜R3の少なくとも1つは
アルコキシ、アリールオキシ又はアルキルアリールオキ
シ基であるものとし、X1及びX2は同一であるか又は相
異なり、そして線状、分岐状又は環状の、随時不飽和の
C1−C12−アルキレン基を表し、Yは、随時C6−C12
−アリール、C1−C8−アルコキシ又はヒドロキシ基に
より置換されていてもよい線状、分岐状又は環状の随時
不飽和のC1−C18−アルキレン基を表し、該アルキレ
ン基は酸素、硫黄又は窒素原子又は芳香族C6−C12基
により随時中断されていてもよく、及びYはC6−C12
−アリーレン又はヘテロアリーレン基を表し、mは21
〜80、好ましくは25〜40の整数を表し、nは1〜
6、好ましくは1〜3の整数を表し、xは1〜12、好
ましくは1〜6の数を表す、を有する少なくとも1つの
シランを使用されたゴムの量を基準として0.1〜15
重量%、好ましくは0.5〜6重量%の量で使用するこ
とを含む、低加硫戻り加硫ゴムを得るための配合ゴムの
架橋剤としての式(I)の少なくとも1つのシランの使
用に関する。
【0011】低加硫戻り加硫ゴムを得るための本発明の
意義内の好ましい架橋剤は、例えば、X1及びX2がメチ
レン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン又
はヘキシレン基を表し、Yがメチレン、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、シクロヘ
キシレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシ
レン、ドデシレン、オキシジエチレン、メチレン−ビス
(オキシエチレン)、エチレン−ビス(オキシエチレ
ン)、チオジエチレン、N−メチル−N,N−ジエチレ
ン、又は、1,2.3−プロピリデン、N,N,N−ト
リエチレン又は1,3,5−s−トリアジニル基のよう
な基を表し、R1、R2及びR3は、C1−C18−アルキル
基のシリーズにおいてはメチル、エチル・プロピル、ブ
チル、ペンチル、ヘキシルを表し、C1−C18−アルコ
キシ基のシリーズにおいてはメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、ペントキシ及びヘキソキシを表し、
C6−C14−アリール又はアリールオキシ基のシリーズ
においてはフェニル、ナフチル、アントラシル、フェノ
キシ及びナフトキシを表し、C7−C18−アルキルアリ
ール基又はアルキルアリールオキシ基のシリーズにおい
てはトリル及びキシリル、メチルフェノキシ、ジメチル
フェノキシ及びエチルフェノキシを表す式(I)の架橋
剤である。シラン(I)は、規定された分子量を有する
個々の化合物として及び分子量分布を有するオリゴマー
混合物としての両方で存在することができる。プロセス
上の理由で、硫黄鎖長分布を有するオリゴマー又はポリ
マー混合物を製造及び使用することは多くの場合により
簡単である。該化合物は約500〜20,000好まし
くは1000〜15,000の平均分子量及び1〜1
2、好ましくは1〜6の硫黄鎖長を有する。好ましい平
均硫黄鎖長は2〜5である。
【0012】シラン(I)の製造は周知でありそして種
々の手段により行うことができる(ヨーロッパ特許第6
70347号参照)。
【0013】A.メルカプト基含有シラン及びジメルカ
プタン及び/又はポリメルカプタンと二塩化硫黄又は二
塩化二硫黄とのHClの脱離を伴う反応による。反応は
随時アルコール又は芳香族炭化水素のような溶媒中で−
30〜+80℃の温度でそれ自体公知の方法で行うこと
ができる。
【0014】R1R2R3Si-X-SH+HS−Y−SH
+SxCl2 →R1R2R3Si-X-Sx+2(Y−Sx+2)m-
X-SiR1R2R3+HCl 反応を行うためには、例えば、Houben−Wey
l, Methodender organische
n Chemie, volume 9,page 8
8 ff(1955)and volume E 11
(1985),Thieme Verlag,Stut
tgart参照。
【0015】B.ハロゲンアルキルシリルエーテル及び
ポリハロゲン化物を−20〜+120℃の温度でアルコ
ール溶媒の存在下に金属ポリスルフイドと反応させる
と、特に有利な方法で化合物(I)の製造が行われる。
【0016】R1R2R3Si-X-Hal+Hal−Y−
Hal+Na2Sx→R1R2R3Si-X-Sx(X-Sx)m-X
-SiR1R2R3+NaHal 優先して使用される金属ポリスルフイドは式Me2Sx、
式中Meはリチウム、ナトリウム又はカリウムを表しそ
してxは2〜6の数を意味する、を有する金属ポリスル
フイドである。
【0017】低加硫戻り加硫ゴムについての架橋剤とし
ての使用に特に好ましい化合物(I)は、式
【0018】
【化1】
【0019】式中、R=CH3、C2H5 x=1〜12、好ましくは1〜6、 m=21〜80、好ましくは25〜40、 Σm+m1=22〜80である、 及び
【0020】
【化2】
【0021】式中、 R=CH3、C2H5 x=1〜12、好ましくは1〜6、 m=21〜80、好ましくは25〜40である、に相当
するものである。
【0022】ゴムへの式(I)のシランの添加及び充填
剤の添加は、100〜200℃、特に100〜160の
かたまり温度(mass temperature)で
行われるが、それは、より低い温度(40〜100℃)
で後に、例えばゴム助剤と一緒に行ってもよい。
【0023】シラン(I)は、純粋な形態で及び不活性
有機又は無機担体に適用した形態で又は有機又は無機担
体の組み合わせとしてゴム配合プロセスに加えることが
できる。好ましい担体は、シリカ、天然又は合成ケイ酸
塩、酸化アルミニウム/水酸化アルミニウム又はカーボ
ンブラックである。更に、シラン(I)は、ポリマー、
例えばエチレン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/プ
ロピレン−(ジエン)コポリマー又はトランス−ポリオ
クテナマー(trans−polyoctename
r)中に予め分散させて配合プロセスに加えることもで
きる。
【0024】本発明に従う配合ゴムのための好適な充填
剤は、活性充填剤及び不活性充填剤の両方、例えば、カ
ーボンブラック。この場合に使用されるべきカーボンブ
ラックはランプブラック(lampblack)、ファ
ーネスブラック又はガスブラックプロセスにより製造さ
れそして20〜200m2/gのBET表面積を有し、
例えば、SAF、ISAF、IISAF、HAF、FE
F又はGPFブラックである。
【0025】例えば、ケイ酸塩の溶液の沈殿により又は
ハロゲン化ケイ素の炎加水分解(flame hydr
olysis)により製造された、5〜1000、好ま
しくは20〜400m2/gの比表面積(BET表面
積)を有しそして100〜400nmの一次粒子サイズ
を有する微細粒子シリカ。このシリカは随時、Al、M
g、Ca、Ba、Zn及びTi酸化物のような他の金属
酸化物との混合酸化物として存在することもできる。
【0026】20〜400m2/gのBET表面積及び
10〜400nmの一次粒子直径を有する、合成ケイ酸
塩、例えばケイ酸アルミニウム、アルカリ土類ケイ酸
塩、例えばケイ酸マグネシウム又はケイ酸カルシウム。
【0027】天然のケイ酸塩、例えばカオリン及び珪灰
石、及び天然に存在するシリカ例えばけいそう土。
【0028】ガラス繊維及びガラス繊維製品(マット、
ロービング)又はミクロガラスビーズ(microgl
ass beads)。
【0029】粉砕炭酸カルシウム(ground ca
lcium carbonate)又は沈降炭酸カルシ
ウム(precipitated calcium c
arbonate)、アルミナ又は石英。
【0030】水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウ
ム。
【0031】上記した充填剤は単独で又は混合して使用
することができる。
【0032】シラン(I)は、天然ゴム及び合成ゴの低
加硫戻り架橋に使用することができる。好ましい合成ゴ
ムは、例えばW.Hofmann,Kautschuk
technologie,Gentner Verla
g, Stuttgart1980に記載されている。
それらは中でも下記のものを包含する。
【0033】 BR ポリブタジエン、 ABR ブタジエン/アクリル酸−C1-4−アルキルエステルコポリマー 、 IR ポリイソプレン、 SBR 1〜60重量%、好ましくは2〜50重量%のスチレン含有率を 有するスチレン/ブタジエンコポリマー、 IIR イソブチレン/イソプレンコポリマー、 NBR 5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%のアクリロニトリ ル含有率を有するブタジエン/アクリロニトリルコポリマー、 HNBR 部分的に水素化又は完全に水素化されたニトリルゴム、 EPDM エチレン/プロピレン/ジエンコポリマー、及び これらのゴムのブレンド。
【0034】本発明の意義内の配合ゴムは、更にゴム助
剤、例えば、加硫促進剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安
定剤、オゾン亀裂防止剤(antiozonant
s)、加工助剤、可塑剤、粘着付与剤、発泡剤、染料、
顔料、ワックス、増量剤、有機酸、抑制剤(inhib
itors)、金属酸化物及び活性化剤、例えばトリエ
タノールアミン、ポリエチレングリコール、ヘキサント
リオール、を含有することができ、これらはゴム工業で
は知られている。
【0035】ゴム助剤は、中でも用途に適応した慣用の
量で使用される。慣用の量は、例えばゴムを基準として
0.1〜50重量%の量である。
【0036】シラン(I)は単独で架橋剤として作用す
ることができる。しかしながら、更なる架橋剤を加える
ことも推奨することができる。硫黄及び過酸化物を更な
る周知の架橋剤として使用することができる。硫黄は、
ゴムを基準として0〜10重量%、好ましくは0〜7重
量%の量で使用される。過酸化物は、ゴムを基準として
0〜7重量%、好ましくは0〜5重量%の量で使用する
ことができる。
【0037】好適な加硫促進剤の例は、メルカプトベン
ゾチアゾール類、メルカプトベンゾチアゾールスルフェ
ンアミド類、グアニジン類、チウラム類、ジチオカルバ
メート類、チオ尿素類及びチオカーボネート類である。
加硫促進剤は、ゴムを基準として0.1〜10重量%、
好ましくは0.1〜5重量%の量で使用される。
【0038】ゴムと、充填剤、随時ゴム助剤及び本発明
の意義内のシラン(I)の混合は、ロール、インターナ
ルミキサー及びミキサー押出機のような慣用の混合装置
で行なうことができる。
【0039】シラン(I)を含有する配合ゴムの加硫
は、100〜200℃、好ましくは130〜180℃の
温度で随時1〜200バールの圧力下に行うことができ
る。
【0040】シラン(I)を含有する配合ゴムは、成形
物品及び押出物の製造、例えばケーブル外装、ホース、
駆動ベルト、コンベヤーベルト、ローラーコーティン
グ、タイヤ、靴底、シール及び制振装置(dampin
g device)の製造に好適である。
【0041】
【実施例】実施例1 (比較実施例、配合ゴム及び加硫ゴムの製
造) インターナルミキサーで140℃の内部温度(mass
temperature)で5分内に下記の配合物を
製造した。最後に、硫黄、促進剤及びシランA189又
はSi264を50℃でロール上に加えた。
【0042】
【表1】
【0043】次いで配合ゴムの加硫挙動を160℃でD
IN53529に従ってモンサントレオメーター(Mo
nsanto rheometer)MDR 2000
Eで検査した。60分後のトルクを最大値の百分率とし
て表1に示す。故に、高い値は加硫戻り安定性加硫ゴム
(reversion−stable vulcani
zates)に相当し、低い値は加硫戻り安定性がより
少ない加硫ゴムを表す。工業的な目的に十分な低加硫戻
り加硫ゴムは、強化添加剤メルカプトプロピルトリメト
キシシラン(シランA189)及びチオシアナトプロピ
ルトリエトキシシラン(シラン Si264)の使用に
よっては得られないことが明らかである。
【0044】実施例2 (EtO)3Si-CH2CH2CH2-S4-[CH2CH2-O-CH2-O-CH2CH2-S4]32
-CH2CH2CH2-Si(OEt)3 無水Na2S160.9g(2.06モル)を、エタノ
ール220ml及びキシレン900mlの溶媒混合物中
の硫黄198.0g(6.19モル)と共に1時間加熱
還流した。次いでビス−(2−クロロエチル)−ホルマ
ール346.0g(2モル)30分以内に還流下に加
え、次いで3−クロロプロピルトリエトキシシラン3
0.1g(0.125モル)を更なる30分以内に加え
た。更に6.5時間撹拌した後、混合物を一夜冷却し、
ろ過しそして溶液を真空下に蒸発により濃縮した。褐黄
色油490g(収率 理論の約99%)を得た。
【0045】 元素分析 C H S 計算値 27.0 4.6 53.5 % 実測値 27.4 4.8 52.0 %実施例3 (EtO)3Si-CH2CH2CH2-S4-[CH2CH2-CH2CH2-CH2CH2-S4]32-
CH2CH2CH2-Si(OEt)3 方法は実施例2の場合と同じであった。エタノール17
2ml及びキシレン772ml中の無水硫化ナトリウム
160.7g(2.06モル)を硫黄198g(6.1
9モル)、1,6−ジクロロヘキサン310.2g
(2.0モル)及び3−クロロプロピルトリエトキシシ
ラン30.1g(0.125モル)と反応させた。褐色
油451g(収率 理論の約99%)を得た。
【0046】 元素分析 C H S 計算値 34.4 5.8 57.7 % 実測値 34.7 6.2 57.6 %実施例4 (EtO)3Si-CH2CH2CH2-S4-[CH2CH2-CH2CH2-CH2CH2-S4]25-
CH2CH2CH2-Si(OEt)3 方法は実施例2の場合と同じであった。エタノール21
7ml及びキシレン1098ml中の無水硫化ナトリウ
ム202.8g(2.6モル)を硫黄249.6g
(7.8モル)、1,6−ジクロロヘキサン395.6
g(2.5モル)及び3−クロロプロピルトリエトキシ
シラン49.3g(0.2モル)と反応させた。褐色油
590g(収率 理論の約100%)を得た。
【0047】 元素分析 C H S 計算値 34.5 5.9 57.0 % 実測値 34.7 6.3 55.5 %実施例5 (EtO)3Si-CH2CH2CH2-S4-[CH2CH2-CH2CH2-CH2CH2-S4]40-
CH2CH2CH2-Si(OEt)3 方法は実施例2の場合と同じであった。エタノール21
7ml及びキシレン1098ml中の無水硫化ナトリウ
ム159.9g(2.05モル)を硫黄196.8g
(6.15モル)、1,6−ジクロロヘキサン316.
5g(2.0モル)及び3−クロロプロピルトリエトキ
シシラン24.7g(0.10モル)と反応させた。褐
色油438g(収率 理論の約97%)を得た。
【0048】 元素分析 C H S 計算値 34.3 5.8 58.2 % 実測値 34.4 6.3 56.3 %実施例6 (配合ゴム及び加硫ゴムの製造) インターナルミキサーで140℃のかたまり温度で5分
内に下記の配合物を製造した。最後に、硫黄、促進剤、
ビス(トリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフイ
ド及び実施例2及び3の生成物を50℃でロール上に加
えた。
【0049】
【表2】
【0050】次いで配合ゴムの加硫挙動を160℃でD
IN 53529に従ってモンサントレオメーター M
DR 2000Eで検査した。60分後のトルクを最大
値の百分率として表2に示す。故に、高い値は加硫戻り
安定性加硫ゴムに相当し、低い値は加硫戻り安定性がよ
り少ない加硫ゴムを表す。本発明の意義内の化合物の使
用により、熱負荷容量に関して明らかな利点が達成され
うることは明らかである。
【0051】実施例7 (配合ゴム及び加硫ゴムの製
造) 方法は実施例6の場合と同じであった。
【0052】
【表3】
【0053】次いで配合ゴムの加硫挙動を160℃でD
IN 53529に従ってモンサントレオメーター M
DR 2000Eで検査した。60分後のトルクを最大
値の百分率として表3に示す。故に、高い値は加硫戻り
安定性加硫ゴムに相当し、低い値は加硫戻り安定性がよ
り少ない加硫ゴムを表す。本発明の意義内の化合物の使
用により、熱負荷容量に関して明らかな利点が達成され
うることは明らかである。
【0054】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0055】1.式(I) R1R2R3Si-X1-(-Sx-Y-)m-(-Sx-X2-SiR1R2R3)n (I) 式(I)において、R1、R2及びR3は同一であるか又
は相異なり、そしてC1−C18−アルキル、C1−C18−
アルコキシ、C6−C12−フェニル又はフェノキシ、C7
−C18−アルキルアリール又はアルキルアリールオキシ
を意味し、但し基R1〜R3の少なくとも1つはアルコキ
シ、フェノキシ又はアルキルアリールオキシ基であるも
のとし、X1及びX2は同一であるか又は相異なり、そし
て線状、分岐状又は環状の、随時不飽和のC1−C12−
アルキレン基を表し、Yは、随時C6−C12−アリー
ル、C1−C8−アルコキシ又はヒドロキシ基により置換
されていてもよい線状、分岐状又は環状の随時不飽和の
C1−C18−アルキレン基を表し、該アルキレン基は酸
素、硫黄又は窒素原子又は芳香族C6−C12基により随
時中断されていてもよく、及びYはC6−C12−アリー
レン又はC6−C12−ヘテロアリーレン基を表し、mは
21〜80の整数を表し、nは1〜6の整数を表し、x
は1〜12の数を表す、の少なくとも1つのシランを、
使用されたゴムの量を基準として0.1〜15重量%の
量で使用することを含む、低加硫戻り加硫ゴムを得るた
めの配合ゴムの架橋剤としての式(I)の少なくとも1
つのシランの使用。
【0056】2.式(I)において、mが25〜40の
整数を表し、nが1〜3の整数を表し、そしてxが1〜
6の整数を表すことを特徴とする上記1に従うシラン
(I)の使用。
【0057】3.加硫ゴムの製造のための上記1〜3に
従うシラン(I)の使用。
【0058】4.タイヤの製造のための上記1〜3に従
うシラン(I)の使用。
フロントページの続き (72)発明者 トマス・シヨル ドイツ51469ベルギツシユグラートバツ ハ・アルテビツペルフユルターシユトラー セ24アー (72)発明者 ハインリヒ・ケーニヒスホーフエン ドイツ51465ベルギツシユグラートバツ ハ・アムミユーレンベルク26 (72)発明者 ハルトムート・ブデイング ドイツ52445テイツツ・レンスシユトラー セ23 (72)発明者 ヨゼフ・ハーン ドイツ50825ケルン・テイーレンシユトラ ーセ31 (72)発明者 ペトラ・パロヒ ドイツ51105ケルン・エツサーシユトラー セ38 (72)発明者 エレン・バルター ドイツ50733ケルン・キユンシユトラーセ 15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) R1R2R3Si-X1-(-Sx-Y-)m-(-Sx-X2-SiR1R2R3)n (I) 式(I)において、 R1、R2及びR3は同一であるか又は相異なり、そして
    C1−C18−アルキル、C1−C18−アルコキシ、C6−
    C12−フェニル又はフェノキシ、C7−C18−アルキル
    アリール又はアルキルアリールオキシを意味し、但し基
    R1〜R3の少なくとも1つはアルコキシ、フェノキシ又
    はアルキルアリールオキシ基であるものとし、 X1及びX2は同一であるか又は相異なり、そして線状、
    分岐状又は環状の、随時不飽和のC1−C12−アルキレ
    ン基を表し、 Yは、随時C6−C12−アリール、C1−C8−アルコキ
    シ又はヒドロキシ基により置換されていてもよい線状、
    分岐状又は環状の随時不飽和のC1−C18−アルキレン
    基を表し、該アルキレン基は酸素、硫黄又は窒素原子又
    は芳香族C6−C12基により随時中断されていてもよ
    く、及びYはC6−C12−アリーレン又はヘテロアリー
    レン基を表し、 mは21〜80の整数を表し、 nは1〜6の整数を表し、 xは1〜12の数を表す、の少なくとも1つのシラン
    を、使用されたゴムの量を基準として0.1〜15重量
    %の量で使用することを含む、低加硫戻り加硫ゴムを得
    るための配合ゴムの架橋剤としての式(I)の少なくと
    も1つのシランの使用。
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