JPH10168488A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH10168488A JPH10168488A JP9010097A JP9010097A JPH10168488A JP H10168488 A JPH10168488 A JP H10168488A JP 9010097 A JP9010097 A JP 9010097A JP 9010097 A JP9010097 A JP 9010097A JP H10168488 A JPH10168488 A JP H10168488A
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Abstract
ス、液晶、ロジン系フラックスの溶解性及び洗浄性に優
れ、複雑化かつ小型化した精密部品、治工具類の油汚れ
やプリント配線基板、セラミック基板、セラミックパッ
ケージ、プラスチックパッケージ等の電子部品のアセン
ブリに使用されるロジン系ハンダフラックスの汚れの除
去、多ピン化や狭小化が進んだICパッケージ等の洗浄
等に好適に使用しうる洗浄剤組成物を提供すること。 【解決手段】一般式(I): 【化1】 (式中、R1 及びR2 は炭素数1〜6のアルキル基又は
炭素数2〜6のアルケニル基、mは2〜4の整数、nは
1〜4の整数、n個のCm H2mOは同一又は異なる)で
表されるポリオキシアルキレンジアルキルエーテルの1
種以上と、アミン系化合物とを含有し、25℃での動粘
度が5mm2 /s以下の洗浄剤組成物。
Description
する。さらに詳しくは、電子部品、精密部品またはその
組立加工工程に使用される治工具類の固体表面に存在す
る油脂、機械油、切削油、グリース、液晶、ロジン系フ
ラックス等の汚れ除去に好適に使用しうる洗浄剤組成物
に関する。
に存在する油脂等の有機物を主体とする汚れの除去に使
用される洗浄剤としては、トリクロロトリフルオロエタ
ン等のフロン系溶剤や、トリクロロエチレン、パークロ
ロエチレン、トリクロロエタン、エチレンクロライド等
の塩素系溶剤が用いられている。
エタンは、大気圏のオゾン層を破壊するおそれがあるこ
とから、1995年末で全廃となり、その他の塩素系溶
剤も毒性、環境汚染等の点から、できるだけその使用を
回避することが好ましい。
溶剤の代替洗浄剤として、例えば、エーテル、エステ
ル、アミン等のアルキレンオキサイド化合物を50重量
%以上含有する洗浄剤組成物(特開平3−62895号
公報)や、エーテル、エステル、アミン等のアルキレン
オキサイド化合物50重量%以上およびアミン系化合物
0.05〜5重量%を含有する洗浄剤組成物(特開平4
−57897号公報)が提案されている。
リ技術の高度化に伴なって、ICパッケージの多ピン化
や、洗浄する部品のピンピッチが0.3mm程度となっ
たりICチップと基板の隙間も50μm以下となるなど
の狭小化が進んでいるが、前記洗浄剤組成物では、その
粘度が高いため、これらの電子部品の汚れを除去するの
に長時間を要したり、狭小部での洗浄性が低下するとい
う欠点がある。
る治工具類の形状が複雑化するとともに小型化し、しか
も一度に大量の部品を洗浄しなければならないような状
況が増大しつつある。このため、例えば、ボルトやナッ
ト等の金属加工品、その他の小型ワーク等の部品同士の
間隙が狭くなったり、部品同士が重なりあうという、洗
浄にとっては極めて悪条件となりつつある。
物理的に向上させるために、洗浄温度を80℃以上の高
温にした場合には、電子部品や洗浄機の部材に悪影響を
与えるおそれがある。
として、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを
有効成分とする洗浄剤(特開平3−152197号公
報)、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとノニオ
ン性界面活性剤の混合物を有効成分とする洗浄剤(特開
平3−227400号公報)、ポリオキシアルキレンジ
アルキルエーテルを有効成分として水のみを配合してな
る洗浄剤(特開平8−27485号公報)等が提案され
ている。
公報に記載の洗浄剤には、有効成分として用いられてい
るポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルが同程度
の分子量を有するジアルキルエーテルと対比して粘度が
高く、狭小部での洗浄に時間がかかったり、洗浄性が低
下するという欠点がある。
載の洗浄剤には、水すすぎ工程でフラックスを可溶化さ
せるために、ノニオン性界面活性剤の含有量を5重量%
以上に調節した場合には、洗浄剤組成物の粘度が上昇
し、狭小部での洗浄性が低したり、洗浄水やすすぎ水が
起泡しやすくなるため、洗浄に有効な気中スプレー法を
行なうことが困難となるという欠点がある。
の洗浄剤は、該洗浄剤中に汚れが蓄積してくると水すす
ぎ工程でフラックスが析出し、洗浄性が悪化するという
欠点がある。
術に鑑みてなされたもであり、低粘度を有し、油脂、機
械油、切削油、グリース、液晶、ロジン系フラックスの
溶解性および洗浄性に優れ、例えば、複雑化かつ小型化
した精密部品、治工具類の油汚れやプリント配線基板、
セラミック基板、セラミックパッケージ、プラスチック
パッケージ等の電子部品のアセンブリに使用されるロジ
ン系ハンダフラックスの汚れの除去、多ピン化や狭小化
が進んだICパッケージ等の洗浄等に好適に使用しうる
洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
(1) 一般式(I):
1〜6のアルキル基または炭素数2〜6のアルケニル
基、mは2〜4の整数、nは1〜4の整数を示し、n個
のCm H2mOはそれぞれ同一であってもよく異なってい
てもよい)で表わされるポリオキシアルキレンジアルキ
ルエーテルの少なくとも1種と、アミン系化合物とを含
有し、25℃における動粘度が5mm2 /s以下である
洗浄剤組成物、(2) さらに、一般式(II):
または炭素数2〜8のアルケニル基、pは2〜4の整
数、qは1〜4の整数を示し、q個のCp H2pOはそれ
ぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)で表わさ
れるポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを含有
する前記(1)記載の洗浄剤組成物、(3) ポリオキ
シアルキレンジアルキルエーテルの少なくとも1種が一
般式(III):
1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のアルケニル
基、R4 とR5 との炭素数の合計が5〜8、rは2また
は3、sは1〜4の整数を示し、s個のCr H2rOはそ
れぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)で表わ
されるポリオキシアルキレンジアルキルエーテルである
前記(1)または(2)記載の洗浄剤組成物、(4)
一般式(I)で表わされるポリオキシアルキレンジアル
キルエーテルの含有量が40〜99.9重量%である前
記(1)〜(3)いずれか記載の洗浄剤組成物、(5)
一般式(III) で表わされるポリオキシアルキレンジア
ルキルエーテルの含有量が5〜75重量%である前記
(4)記載の洗浄剤組成物、(6) アミン系化合物が
チッ素原子1〜5個を有し、分子量50〜300を有す
るものである前記(1)〜(5)いずれか記載の洗浄剤
組成物、(7) アミン系化合物の含有量が0.1〜1
0重量%である前記(1)〜(6)いずれか記載の洗浄
剤組成物、ならびに(8) 引火点が70℃以上である
前記(1)〜(7)いずれか記載の洗浄剤組成物に関す
る。
たように、一般式(I):
1〜6のアルキル基または炭素数2〜6のアルケニル
基、mは2〜4の整数、nは1〜4の整数を示し、n個
のCm H2mOはそれぞれ同一であってもよく異なってい
てもよい)で表わされるポリオキシアルキレンジアルキ
ルエーテルの少なくとも1種と、アミン系化合物とを含
有し、25℃における動粘度5cSt(SI単位でmm
2 /s、以下同様)以下を有するものである。
(I)で表わされるポリオキシアルキレンジアルキルエ
−テルが用いられている点に、1つの大きな特徴があ
る。
オキシアルキレンジアルキルエ−テルが用いられている
ことにより、本発明の洗浄剤組成物は、低粘度を有し、
しかも優れた洗浄性を呈する。
キレンジアルキルエ−テルにおいて、R1 およびR
2 は、それぞれ炭素数1〜6のアルキル基または炭素数
2〜6のアルケニル基である。かかるR1 およびR2 の
炭素数は、水に対する溶解性を向上させ、得られる洗浄
剤組成物の粘度が高くなりすぎないようにするために、
6以下、好ましくは4以下とされる。また、mは2〜4
の整数であるが、低粘度で適度な水溶性を有する点か
ら、2または3であることが好ましい。また、nは、1
〜4の整数であるが、得られる洗浄剤組成物の粘度が高
くなりすぎず、適度な水溶性を有するようにするため
に、2または3であることが好ましい。
アルキレンジアルキルエーテルの具体例としては、例え
ば、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールメチルプロピルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、ジエチレングリコールメチルブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールエチルプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールメチルペンチルエーテル、ジ
エチレングリコールエチルブチルエーテル、ジエチレン
グリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコール
メチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールエチル
ペンチルエーテル、ジエチレングリコールプロピルブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールエチルヘキシルエー
テル、ジエチレングリコールプロピルペンチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジブチルエーテル;それらに
対応するトリエチレングリコールジアルキルエーテル、
ジプロピレングリコールメチルブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールエチルプロピルエーテル、ジプロピレ
ングリコールエチルブチルエーテル、ジプロピレングリ
コールジプロピルエーテル、ジプロピレングリコールプ
ロピルブチルエーテル、ジプロピレングリコールジブチ
ルエーテルなどのジプロピレングリコールジアルキルエ
ーテルなどのジプロピレングリコールジアルキルエーテ
ル;それらに対応するトリプロピレングリコールジアル
キルエーテル等があげられる。これらのポリオキシアル
キレンジアルキルエーテルは、単独でまたは2種類以上
を混合して用いることができる。これらのポリオキシア
ルキレンジアルキルエーテルのなかでは、洗浄性に優
れ、引火性が低いことから、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、ジエ
チレングリコールエチルプロピルエーテル、ジエチレン
グリコールエチルブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジプロピルエーテル、ジエチレングリコールプロピル
ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルプロピル
エーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、
トリエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエ
チレングリコールメチルプロピルエーテル、トリエチレ
ングリコールメチルブチルエーテル、トリエチレングリ
コールジエチルエーテル、トリエチレングリコールエチ
ルプロピルエーテルおよびジプロピレングリコールメチ
ルエチルエーテルが好ましい。
アルキレンジアルキルエーテルのなかでは、リンス性
と、該リンス性とは相反する性質である排水処理性とを
同時に両立させるという観点から、一般式(III) :
1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のアルケニル
基、R4 とR5 との炭素数の合計が5〜8、rは2また
は3、sは1〜4の整数を示し、s個のCr H2rOはそ
れぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)で表わ
されるポリオキシアルキレンジアルキルエーテルを用い
ることが好ましい。
発明の洗浄剤組成物を用いて超音波または浸漬、スプレ
ー法等を用いて60〜70℃程度の温度で洗浄する工
程)の次のプレリンス工程やリンス工程で、洗浄物に付
着した洗浄剤を温水、水等でリンスする(濯ぐ)が、こ
の時に洗浄剤を除去する性質をいう。なお、たとえ洗浄
工程で汚れを除去することができたとしても、プレリン
ス工程やリンス工程で洗浄剤を除去することができなけ
れば、洗浄物に洗浄剤組成物に由来する有機物が残存す
ることになる。
で洗浄物から除去した洗浄剤組成物が曇点以上の温度で
加熱処理された際に、油層(洗浄剤組成物に由来の有機
物)と水層とに分離する性質をいう。この水層を再利用
することにより、リンス廃液の負荷、ひいては排水処理
に要する費用を大幅に低減させることができ、しかも環
境に対しても悪影響を及ぼさないようにすることができ
る。
であるが、そのなかでは、得られる洗浄剤組成物の粘度
が高くなりすぎず、適度な水溶性を有する観点から、2
または3であることがより好ましく、2であることがと
くに好ましい。
キレンジアルキルエーテルの具体例としては、ジエチレ
ングリコールメチルブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールエチルプロピルエーテル、ジエチレングリコールエ
チルブチルエーテル、ジエチレングリコールジプロピル
エーテル、ジエチレングリコールプロピルブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジブチルエーテルなどのジエ
チレングリコールジアルキルエーテル;ジプロピレング
リコールメチルブチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルエチルプロピルエーテル、ジプロピレングリコールエ
チルブチルエーテル、ジプロピレングリコールジプロピ
ルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールジブチルエーテルなど
のジプロピレングリコールジアルキルエーテル等があげ
られる。
アルキレンジアルキルエーテルは、例えば、苛性アルカ
リ等の触媒の存在下で、炭素数1〜6のアルコールに、
加熱しながら炭素数2〜4のアルキレンオキシド(エチ
レンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキ
シド)を液状または気体状で添加し、反応させることに
よって得られたポリオキシアルキレンモノアルキルエー
テルに、さらに炭素数1〜6のハロゲン化アルキルを苛
性アルカリの存在下で反応させることによって得られ
る。アルキレンオキシドの重合は、その2種以上を混合
して反応させるランダム付加重合法やアルキレンオキシ
ドを順次付加させるブロック付加重合法等によって行な
うことができる。
アルキルエーテルは、精製して未反応物や触媒を除去し
たのち、使用に供することができる。
アルキレンジアルキルエーテルの洗浄剤組成物中におけ
る含有量は、該洗浄剤組成物の粘度が高くなりすぎない
ようにし、また洗浄性を向上させるために、40重量%
以上、なかんづく60重量%以上とすることが好まし
く、アミン系化合物等の含有量を考慮して、99.9重
量%以下、なかんづく99.5重量%以下とすることが
好ましく、また水を配合する場合には、95重量%以
下、なかんづく93重量%以下とすることが好ましい。
アルキレンジアルキルの洗浄剤組成物中における含有量
は、排水処理性を高めるために、5重量%以上であるこ
とが好ましく、またリンス性を高めるために75重量%
以下であることが好ましい。したがって、前記一般式
(I)で表わされるポリオキシアルキレンジアルキルエ
ーテルとして、一般式(III) で表わされるポリオキシア
ルキレンジアルキルエーテルを単独で使用する場合に
は、前記一般式(III) で表わされるポリオキシアルキレ
ンジアルキルエーテルの含有量は、40〜75重量%、
なかんづく60〜75重量%であることが好ましい。
レンジアルキルエーテルと、アミン系化合物とが併用さ
れている点にも、1つの大きな特徴がある。
アルキルエーテルと、前記アミン系化合物とが併用され
ていることにより、本発明の洗浄剤組成物は、優れた洗
浄性のみならず、水ですすぐ際に汚れを容易に可溶化さ
せることができる。また、前記アミン系化合物の配合量
がノニオン性界面活性剤と対比して少量であっても、優
れた洗浄効果が呈されるので、えられる洗浄組成物の低
粘度化を図ることができ、従って、気中スプレー法等の
洗浄方法を採用した場合であっても起泡しにくいという
利点がある。
素原子数は、汚れの可溶化力が良好である点から、1〜
5であることが好ましい。また、その分子量は、得られ
る洗浄剤組成物の臭気を低下させるために50以上であ
ることが好ましく、また粘度があまり高くなりすぎない
ようにし、洗浄性を向上させるために300以下である
ことが好ましい。
えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジブ
チルエタノールアミン、アミノエチルエタノールアミ
ン、メチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミ
ン等のアミノアルコール類;3−(2−エチルヘキシル
オキシ)プロピルアミン、3−エトキシプロピルアミ
ン、3−メトキシプロピルアミン等のアルコキシプロピ
ルアミン類;モルホリン、メチルモルホリン、エチルモ
ルホリン、3−アミノプロピルモルホリン等のモルホリ
ン類;ピペラジン、トリエチルジアミン、ペンタメチル
ジエチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミ
ン等があげられる。これらのアミン系化合物は、単独で
または2種以上を混合して用いることができる。また、
本発明においては、前記アミン系化合物として、例えば
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド等のアルキレンオキシドを付加させた化合物や、前
記アミン系化合物と炭酸とを反応させた炭酸塩を好適に
使用することができる。これらのアミン系化合物の中で
は、低粘度を有するもの、例えば、ジメチルエタノール
アミン、ジブチルエタノールアミン等は、得られる洗浄
剤組成物の低粘度化を図るうえで好ましい。
ける含有量は、前記一般式(I)で表わされるポリオキ
シアルキレンジアルキルエーテルとの併用による洗浄性
を向上させるために、0.1重量%以上、なかんづく
0.5重量%以上とすることが好ましく、また、過剰に
入れても汚れを可溶化させる効果が変わらず、洗浄剤組
成物の低粘度化を図る点から、10重量%以下、なかん
づく5重量%以下とすることが好ましい。
溶解させ、洗浄性をより一層向上させるために、一般式
(II):
または炭素数2〜8のアルケニル基、pは2〜4の整
数、qは1〜4の整数を示し、q個のCp H2pOはそれ
ぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)で表わさ
れるポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルや、溶
剤を配合してもよい。
アルキレンモノアルキルエーテルの代表例としては、例
えば、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル;
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシ
ルエーテル;それらに対応するプロピレングリコールモ
ノアルキルエーテル等があげられる。これらのポリオキ
シアルキレンモノアルキルエーテルは、単独でまたは2
種以上を混合して用いることができる。
アルキルエーテルのなかでは、洗浄性および水すすぎ性
に優れることから、ジエチレングリコールモノヘキシル
エーテルやジエチレングリコールモノブチルエーテルが
好ましい。
ば、ベンジルアルコール、フェノール、フルフリルアル
コール、テトラヒドロフルフリルアルコール、N−メチ
ル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド等
があげられる。これらの溶剤は、単独でまたは2種以上
を混合して用いることができる。
アルキレンモノアルキルエーテルおよび溶剤の量は、多
すぎる場合には、本発明の洗浄剤組成物の粘度が高くな
りすぎるので、本発明の洗浄剤組成物における含有量が
35重量%以下となるように調整することが好ましい。
また、前記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキ
レンモノアルキルエーテルおよび溶剤を用いる場合に
は、これらの化合物の本発明の洗浄剤組成物における含
有量が10重量%以上、なかんづく20重量%以上とな
るように調整することが好ましい。
洗浄性や水すすぎ性の向上の点から、炭素数10以上の
親油性を有する非イオン性界面活性剤を添加することが
できる。
は、例えば、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシアルキレンアルキル脂肪酸エステル、ポリオ
キシアルキレンアリルフェニルエーテル、ポリオキシア
ルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキ
レンアルキルアミン、ソルビタン脂肪酸エステル等があ
げられる。これらのなかでは、平均HLBが4〜15の
もの、例えば、ポリオキシアルキレンモノアルキルエー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル
等は、特に優れた洗浄性および水すすぎ性を発現するの
で、本発明においては、好適に使用しうるものである。
発明の洗浄剤組成物の25℃における動粘度が5mm2
/sをこえない範囲内であればよく、特に限定がない。
通常、非イオン性界面活性剤の添加量は、本発明の洗浄
剤組成物中に5重量%以下、なかんづく3重量%以下含
有されるように調整されることが好ましい。なお、前記
非イオン性界面活性剤を添加することにより、洗浄性や
水すすぎ性を十分に発現させるためには、前記非イオン
性界面活性剤の添加量は、本発明の洗浄剤組成物中に
0.1重量%以上、なかんづく0.5重量%以上含有さ
れるように調整されることが好ましい。
の目的が阻害されない範囲内で、必要により、その他の
界面活性剤やシリコーン等の消泡剤等を配合してもよ
い。
表わされるポリオキシアルキレンジアルキルエーテルお
よびアミン系化合物、ならびに必要により、一般式(I
I)で表わされるポリオキシアルキレンモノアルキルエ
ーテル、溶剤、非イオン性界面活性剤等の界面活性剤や
シリコ−ン等の消泡剤を含有したものであり、さらに要
すれば、残部として水が配合される。
常、精製水、純水、市水、イオン交換水等を用いること
ができる。
溶解性を向上させ、洗浄時間の短縮を図り、また優れた
洗浄性を呈するようにするために、25℃において、5
mm2 /s以下、好ましくは3.5mm2 /s以下とな
るように、例えば、ポリオキシアルキレンジアルキルエ
ーテルの量を加減することにより、調整される。
理を施す必要性をなくし、また保管時における火災に対
する安全性を高め、加熱洗浄の際の引火に対する危険性
をなくすことが好ましい。
引火点は、70℃以上、なかんづく100℃以上である
ことが好ましい。
により、引火点が70℃よりも低い場合があるが、その
場合には、通常、本発明の洗浄剤組成物中に水を5〜2
0重量%程度含有させれば、引火点を70℃以上とする
ことができる。また、本発明の洗浄剤組成物の引火点が
100℃をこえるばあいには、例えば、水を5〜20重
量%程度含有させることにより、非危険物化させること
ができる。
部品又はその組立加工工程に使用される治工具類の表面
に存在する油脂、機械油、切削油、グリース、液晶、ロ
ジン系フラックス等の汚れの除去に好適に使用しうるも
のである。
う方法には特に限定がないが、例えば、本発明の洗浄剤
組成物を用いて超音波洗浄または浸漬洗浄を60〜70
℃程度の温度で行ない、最後に溶剤または温水、水等で
リンスする操作を連続的に行なう方法は、効率よく洗浄
を行なうことができるので、本発明において好適に使用
しうる方法である。また、かかる方法の他にも、本発明
においては、振動法、液中スプレー法、気中スプレー法
等の洗浄方法を採用することができる。また、洗浄後に
行なう最初のリンス工程(プレリンス工程)では、洗浄
工程から、被洗浄物に付着して同伴される洗浄剤組成物
を曇点以上に加熱して油水分離して分離した水層を再利
用することが好ましい。
づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例
のみに限定されるものではない。
洗浄剤組成物を調製した。
25℃における動粘度、引火点、フラックスの溶解性、
洗浄性およびリンス性を以下の方法に基づいて調べた。
その結果を表3に示す。
製、毛細管式粘度計)を用い、25℃における動粘度を
測定する。
eaveland Open Cup)法に準じて測定する。なお、表3
中、「>100」とあるのは、引火点を測定しうる前に
水が沸騰して該引火点の測定が不可能であったことを意
味する。
0μmのスペーサーを設け、これにもう1枚の同じ大き
さのガラス板をかぶせ、両ガラス板の間隙が200μm
の狭ピッチのセルを作製する。
金属(株)製、SPT-OZ-63-177F)を充填したのち、23
0℃で5分間焼成し、試験用のセルを作製する。
なる洗浄剤組成物中に60℃、30分間浸漬する。な
お、浸漬に際しては、洗浄剤組成物のみによる洗浄性を
調べるために、洗浄剤組成物には、敢えて攪拌等の外的
応力を加えない。
セルの縁からフラックスが溶解した距離を拡大鏡(10
倍)を用いて測定する。
が50μmとなるように、該基板に設けられたハンダボ
ールを介して30個搭載された10cm角のセラミック
基板の接続部やその周辺に付着したフラックスの洗浄を
気中スプレー洗浄機を用い、以下の洗浄条件に基づいて
行なう。
浄温度:室温) スプレー圧:3kg/cm2 (フルコーンノズル)、基
板とノズルの距離は10cm 洗浄タクト:2分間(1槽あたりの洗浄時間)
の外観を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評
価する。
0μmのスペーサーを設け、これにもう1枚の同じ大き
さのガラス板をかぶせ、両ガラス板の間隙が200μm
の狭ピッチのセルを作製する。
を充填したのち、このセルを得られた洗浄液組成物中に
浸漬し、超音波洗浄機(シャープ(株)製、品番:UT-3
05、条件:35kHz、200W/8.6L)を用いて
40℃で5分間洗浄を行なう。
の汚れ残渣を拡大鏡(10倍)を用いて目視にて観察
し、以下の評価基準に基づいて評価する。
ー圧3kg/cm2 でプリント基板(10cm×20c
m、重量100g)とノズルとの距離が10cmとなる
ようにして該プリント基板に2分間気中スプレー(フル
コーンノズル)にて洗浄を行なう。洗浄後のプリント基
板の重量を測定し、プリント基板の初期重量(100
g)を洗浄後の該プリント基板の重量から差し引いて洗
浄槽からプレリンス槽への洗浄剤組成物の「持込量」を
測定する。
イオン交換水をスプレー圧3kg/cm2 でプリント基
板とノズルとの距離が10cmとなるようにして該プリ
ント基板に1分間気中スプレー(フルコーンノズル)に
てプレリンスを行なったのち、さらにもう一度かかる操
作を繰り返してリンスを行なう。
置し、ついで該プリント基板を送風定温乾燥器((株)
東洋製作所製、品番:FC−610)に入れて80℃で
20分間乾燥させた。そののち、乾燥後のプリント基板
の重量を測定し、プリント基板の初期重量(100g)
から乾燥後の該プリント基板の重量を差し引いてリンス
できない洗浄剤組成物の「付着量」を測定する。
0 に基づいてリンス率を求め、以下の評価基準に基づいて
評価を行なう。
満) △:リンス性が不充分(リンス率が50%以上75%未
満) ×:リンス性が悪い(リンス率が50%未満)
とを意味する。 〔ポリオキシアルキレンジアルキルエーテル〕 ジエチレングリコールジメチルエーテル: 25℃における動粘度:1.1mm2 /s、引火点:5
6℃ ジエチレングリコールメチルブチルエーテル: 25℃における動粘度:1.7mm2 /s、引火点:1
02℃ ジエチレングリコールジエチルエーテル: 25℃における動粘度:1.4mm2 /s、引火点:7
5℃ ジエチレングリコールイソプロピルブチルエーテル: 25℃における動粘度:2.4mm2 /s、引火点:1
15℃ トリエチレングリコールジメチルエーテル: 25℃における動粘度:2.0mm2 /s、引火点:1
18℃ トリエチレングリコールメチルイソプロピルエーテル: 25℃における動粘度:2.6mm2 /s、引火点:1
27℃ トリエチレングリコールメチルイソブチルエーテル: 25℃における動粘度:3.0mm2 /s、引火点:1
32℃ ジプロピレングリコールメチルエチルエーテル: 25℃における動粘度:1.6mm2 /s、引火点:7
9℃ ジエチレングリコールエチルブチルエーテル: 25℃における動粘度:2.3mm2 /s、引火点:1
12℃ ジエチレングリコールジブチルエーテル: 25℃における動粘度:2.4mm2 /s、引火点:1
28℃
40℃ ジブチルエタノールアミン: 25℃における動粘度:8mm2 /s、引火点:104
℃ メチルエタノールアミン: 25℃における動粘度:13mm2 /s、引火点:74
℃
10℃ C6 H13(C2 H4 O)5 C3 H7 : 25℃における動粘度:9. 6mm2 /s、引火点:2
30℃ C8 H16(C2 H4 O)2 CH3 : 25℃における動粘度:3. 0mm2 /s、引火点:1
48℃ C4 H9 (C2 H4 O)2 H: 25℃における動粘度:5.2mm2 /s、引火点:1
20℃ C6 H13(C2 H4 O)2 H: 25℃における動粘度:7.1mm2 /s、引火点:1
41℃ ベンジルアルコール: 25℃における動粘度:5.2mm2 /s、引火点:9
4℃ ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル: 25℃における動粘度:120mm2 /s、HLB:1
2 ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル(高級アル
コールの炭素数:12〜14): 25℃における動粘度:40mm2 /s、HLB:1
0.5
で得られた洗浄剤組成物は、いずれも低粘度を有するこ
とから、流動性に優れたものであり、小型化かつ複雑化
した精密部品、治工具類、狭小化した液晶パネル、多ピ
ン化や狭小化が進んだICパッケージ等の洗浄に好適に
使用しうるものであることがわかる。
成物は、いずれもフラックスの溶解性に優れ、しかも洗
浄性にも優れたものであるので、例えば、プリント配線
基板、セラミック基板、セラミックパッケージ、プラス
チックパッケージ等の電子部品のアセンブリに使用され
るロジン系ハンダフラックスの汚れの除去に好適に使用
するものであることがわかる。
成物は、いずれも引火点が70℃以上であるので、火災
等に対する安全性にも優れたものであることがわかる。
組成物は、いずれもリンス性にも優れたものであること
がわかる。
成物を用い、以下に示す方法に従って排水処理性を調べ
た。その結果を表4に示す。
液として、洗浄剤組成物の5%水溶液を調製し、これを
60℃で20分間加温する。加温すると曇点現像によ
り、水層と油層(洗剤)とに分離する。この水層のTO
C値と分離前の水溶液のTOC値とから、式: 〔分離率(%)〕=〔分離前の水溶液のTOC値×分離
前の水溶液の重量−分離後の水層のTOC値×分離後の
水層の重量〕÷〔分離前の水溶液のTOC値×分離前の
水溶液の重量〕×100 に基づいて分離率を求め、以下の評価基準に基づいて評
価を行なう。なお、分離率が大きいほど、排水処理性が
良好である。
「Total Organic Carbon」の略号であり、具体的には、
水中の有機物に含まれている炭素をいう。
パージガスを通気して無機炭素を除去し、この試料の一
定量を燃焼部に入れ、有機物の燃焼によって生成した二
酸化炭素を非分散形赤外線ガス分析計で測定することに
よって求められる。
満) C:排水処理性がやや不充分(分離率が10%以上29
%未満) D:排水処理性が不充分(分離率が10%未満)
のなかでも、特に実施例13〜17で得られた洗浄剤組
成物は、一般式(III) で表わされるポリオキシアルキレ
ンジアルキルエーテルが5〜75重量%の範囲内で含有
されているので、排水処理性に極めて優れたものである
ことがわかる。
し、流動性に優れたものであるから、小型化かつ複雑化
した精密部品、治工具類の油汚れや狭小化した液晶パネ
ルの液晶汚れ、あるいは多ピン化や狭小化が進んだIC
パッケージ等のロジン系フラックス等の汚れの洗浄に好
適に使用しうるものである。
フラックス、油脂、機械油、切削油、グリース、液晶等
の溶解性に優れ、しかも洗浄性にも優れたものであるの
で、例えば、プリント配線基板、セラミック基板、セラ
ミックパッケージ、プラスチックパッケージ等の電子部
品のアセンブリに使用されるロジン系ハンダフラックス
の汚れ、小型化かつ複雑化した精密部品、治工具類の油
汚れや、狭小化した液晶パネルの液晶汚れを短時間で除
去することができ、また気中でスプレー洗浄法により洗
浄した場合であっても、洗浄液や水すすぎ液が起泡しに
くいので、洗浄を容易に行なうことができるという効果
を奏する。
(III) で表わされるポリオキシアルキレンジアルキルエ
ーテルが5〜75重量%の範囲内で含有されている場合
には、排水処理性がより一層優れるという効果が奏され
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ炭素数1〜6のアル
キル基または炭素数2〜6のアルケニル基、mは2〜4
の整数、nは1〜4の整数を示し、n個のCm H2mOは
それぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)で表
わされるポリオキシアルキレンジアルキルエーテルの少
なくとも1種と、アミン系化合物とを含有し、25℃に
おける動粘度が5mm2 /s以下である洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 さらに、一般式(II): 【化2】 (式中、R3 は炭素数1〜8のアルキル基または炭素数
2〜8のアルケニル基、pは2〜4の整数、qは1〜4
の整数を示し、q個のCp H2pOはそれぞれ同一であっ
てもよく異なっていてもよい)で表わされるポリオキシ
アルキレンモノアルキルエーテルを含有する請求項1記
載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 ポリオキシアルキレンジアルキルエーテ
ルの少なくとも1種が一般式(III): 【化3】 (式中、R4 およびR5 はそれぞれ炭素数1〜4のアル
キル基または炭素数2〜4のアルケニル基、R4 とR5
との炭素数の合計が5〜8、rは2または3、sは1〜
4の整数を示し、s個のCr H2rOはそれぞれ同一であ
ってもよく異なっていてもよい)で表わされるポリオキ
シアルキレンジアルキルエーテルである請求項1または
2記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 一般式(I)で表わされるポリオキシア
ルキレンジアルキルエーテルの含有量が40〜99.9
重量%である請求項1〜3いずれか記載の洗浄剤組成
物。 - 【請求項5】 一般式(III) で表わされるポリオキシア
ルキレンジアルキルエーテルの含有量が5〜75重量%
である請求項4記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項6】 アミン系化合物がチッ素原子1〜5個を
有し、分子量50〜300を有するものである請求項1
〜5いずれか記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項7】 アミン系化合物の含有量が0.1〜10
重量%である請求項1〜6いずれか記載の洗浄剤組成
物。 - 【請求項8】 引火点が70℃以上である請求項1〜7
いずれか記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-03-24 JP JP9010097A patent/JP2949425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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