JPH1016853A - 自動二輪車のエンジン冷却装置 - Google Patents

自動二輪車のエンジン冷却装置

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JPH1016853A
JPH1016853A JP8173916A JP17391696A JPH1016853A JP H1016853 A JPH1016853 A JP H1016853A JP 8173916 A JP8173916 A JP 8173916A JP 17391696 A JP17391696 A JP 17391696A JP H1016853 A JPH1016853 A JP H1016853A
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照雄 木原
Tadashi Kato
加藤  正
Hirotaka Hajiki
浩隆 枦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車用エンジンの、四本以上のシリン
ダを形成する多連シリンダ形成部を冷却水により合理的
に冷却して各部温度の均一制御を可能にする。 【解決手段】 自動二輪車用エンジンEの直立もしくは
前傾するシリンダブロック43に多連シリンダ形成部4
5を囲繞する下部水ジャケット37Bと、多連シリンダ
形成部43の左右方向中央部に向って開口する入口37
iとを形成し、またシリンダヘッド48には、下部水ジ
ャケット37Bに連通する上部水ジャケット37Aと、
入口37iの直上に位置する出口37oとを形成し、水
ポンプ34から吐出される冷却水を入口37iから多連
シリンダ形成部43の中央部に当ててから、下部及び上
部水ジャケット37B,37Aを左右対称的に流して出
口37oに向かわせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体フレームにエ
ンジン及びラジエータを搭載し、このエンジンの直立も
しくは前傾させたシリンダブロックには並列する四本以
上のシリンダを形成する多連シリンダ形成部及びそれを
囲繞する下部水ジャケットを形成し、またシリンダブロ
ックの上面に接合されるシリンダヘッドには下部水ジャ
ケットに連通する上部水ジャケットを形成し、エンジン
に装着される水ポンプの吐出部を入口管を介して下部水
ジャケットの入口に接続し、上部水ジャケットの出口を
出口管を介してラジエータに、また水ポンプの吸入部を
戻り管を介してラジエータにそれぞれ接続した自動二輪
車に関し、特に、その水ジャケット、水ポンプ及びラジ
エータを含むエンジン冷却装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かゝる自動二輪車のエンジン冷却
装置では、エンジンの水ジャケットの入口及び出口は互
いにエンジンの左右方向に大きくオフセットして配置さ
れている(例えば特開昭61−75018号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では、エンジンの水ジャケットにおいて冷却水が左右対
称的に流れず、その上、放熱し難い多連シリンダ形成部
の中央部に作用する水量が充分でないため、各部の温度
を均一に制御することが困難となる場合がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、各部の放熱性を異にする多連シリンダ形成部を合
理的に冷却して、各部温度の均一制御を可能にする自動
二輪車のエンジン冷却装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体フレームにエンジン及びラジエータ
を搭載し、このエンジンの直立もしくは前傾させたシリ
ンダブロックには並列する四本以上のシリンダを形成す
る多連シリンダ形成部及びそれを囲繞する下部水ジャケ
ットを形成し、またシリンダブロックの上面に接合され
るシリンダヘッドには下部水ジャケットに連通する上部
水ジャケットを形成し、エンジンに装着される水ポンプ
の吐出部を入口管を介して下部水ジャケットの入口に接
続し、上部水ジャケットの出口を出口管を介してラジエ
ータに、また水ポンプの吸入部を戻り管を介してラジエ
ータにそれぞれ接続した自動二輪車において、下部水ジ
ャケットの一側壁に、多連シリンダ形成部の左右方向中
央部に向って開口する前記入口を設け、また上部水ジャ
ケットの一側壁に、該入口の直上位置を占める前記出口
を設けたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、第1の特徴に加えて、前記
入口をシリンダブロックの後壁に設けて、これに連なる
前記入口管をシリンダブロックの背面に配管したことを
第2の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第2の特徴に加えて、前
記出口及び水ポンプの吸入部間を連通させるべくシリン
ダブロックの背面に配管されるバイパス管を備えたこと
を第3の特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。尚、
説明中、前後、左右とは、車両を対象にしていうものと
する。
【0009】図1は自動二輪車の側面図、図2はその平
面図、図3はその正面図、図4はエンジン部の側面図、
図5は気化器部の側面図である。先ず1ないし図3にお
いて、車体フレームFは、ヘッドパイプ1と、このヘッ
ドパイプ1から互いに離隔しながら後方且つ下向きに延
出する左右一対のメインフレーム2と、これらメインフ
レーム2の後端に結合されて下方へ延びる左右一対のセ
ンタフレーム3と、これらセンタフレーム3の上部に結
合されて後方且つやゝ上向きに延びるシートステー4と
から構成され、ヘッドパイプ1に、前輪Wfを支持する
フロントフォーク5が操向可能に軸支され、また左右の
センタフレーム3に、後輪Wrを支持するリヤフォーク
6が上下揺動可能に軸支される。
【0010】直立もしくは前傾のシリンダブロック43
を有するエンジンEは、センタフレーム3の直前で左右
のメインフレーム2間にヘッド部を挿入して配置される
と共に、これらメインフレーム2及びセンタフレーム3
にボルト結合される。このエンジンEの動力は、エンジ
ンEに組込まれた変速機及びチェン伝動装置7を介して
後輪Wrに伝達される。
【0011】左右のメインフレーム2上には、燃料タン
ク8が、またシートステー4上にはタンデムシート9が
それぞれ取付けられる。
【0012】図4及び図5において、エンジンEのヘッ
ド部背面には多連型気化器10が装着され、この気化器
10の吸気道入口を開口させるエアクリーナ11は燃料
タンク8に覆われるように両メインフレーム2間に配置
されると共に、エンジンEのヘッド部に数箇所でラバー
マウントされる。図5に示すように、エアクリーナ11
のクリーナケース12は、ビス26により互いに接合さ
れる上部ケース12a及び下部ケース12bとから構成
され、これら上、下部ケース12a,12b間に大容積
の主クリーナ室27と小容積の補助クリーナ室28とが
画成される。そして主クリーナ室27にはエンジンEの
吸入空気を浄化する公知のエアクリーナエレメント(図
示せず)が収納される。
【0013】補助クリーナ室28には、上、下部ケース
12a,12bの接合面間に挟持されるエアフィルタ2
9が収容され、これにより補助クリーナ室28は上、下
二室28a,28bに区画される。下部ケース12bの
底壁には、下部室28bに連通する大気導入孔30が設
けられると共に、該底壁を貫通する連通管31が一体に
成形されており、この連通管31の上端はエアフィルタ
29を貫通して上部室28aに開口し、その下端には定
真空可変ベンチュリ式に構成された前記多連型気化器1
0の大気室に連なる空気導管22が接続される。而し
て、補助クリーナ室28は主クリーナ室27の圧力変動
に影響されないから、大気導入孔30、エアフィルタ2
9を通して気化器10の大気室に安定した清浄な大気を
導入することができる。
【0014】エンジンEのヘッド部前面に接続される複
数の排気管13は、エンジンEの直下に配管されると共
に左右二組に分けられた後、後輪Wrの左右両外側に配
設された一対の排気マフラ14に接続される。
【0015】図4において、エンジンEのヘッド部前面
に対面してラジエータ15が配置され、その上部はメイ
ンフレーム2に、下部はステー16を介してエンジンE
にそれぞれ支持される。このラジエータ15の後面に
は、電動式のラジエータファン17がファンカバー18
を介してラジエータ15に取付けられる。
【0016】再び図1ないし図3において、フロントフ
ォーク5の上部前面からエンジンE及びラジエータ15
を覆うカウリングCが車体フレームF及びエンジンEに
取付けられる。このカウリングCの前壁には、ヘッドラ
イト20がそのレンズ面を該前壁外面に連続させて取付
けられ、またこのヘッドライト20の直下にエンジンE
の吸気用空気取入孔21が設けられ、さらにラジエータ
15及びエンジンEに向って開口する主冷却風取入孔2
2が設けられる。またカウリングCの左右側壁には、エ
ンジンEのヘッド部に向って開口する第1副冷却風取入
口23と、排気管13に向って開口する第2副冷却風取
入口24が設けられる。カウリングCの後面は開放され
ている。したがって、上記冷却風取入口22,23,2
4からカウリングC内に流入した走行風はラジエータ1
5及び又はエンジンEを冷却した後、カウリングCの後
方へと流出する。
【0017】図6はエンジンEの要部縦断側面図、図7
及び図8は図6の7−7線及び8−8線断面図、図9は
冷却水路図であり、これら図面及び図4を参照しなが
ら、エンジンEの冷却装置について次に説明する。
【0018】先ず図9により冷却水路の構成を説明する
と、エンジンEには、その適当な回転部により駆動され
る水ポンプ34が設けられる。この水ポンプ34の吸入
部は戻り管35を介してラジエータ15の水出口に連通
され、また水ポンプ34の吐出部は入口管36を介して
エンジンEの水ジャケット37の入口37iに連通され
る。同水ジャケット37の出口37oは、一方において
絞り38を設けたバイパス管39を介して水ポンプ34
の吸入部に連通され、他方においてサーモ弁40及び出
口管41を順次介してラジエータ15の水入口に連通さ
れる。上記サーモ弁40は公知の開閉式のもので、エン
ジンEの水ジャケット37の出口37o付近の水温が所
定の高温(例えば71℃以上)に達すると開弁するよう
になっている。
【0019】図4に示すように、前記水ポンプ34はエ
ンジンEの下部左側壁に装着され、前記戻り管35はエ
ンジンEの左側面に配管され、前記入口管36及びバイ
パス管39はエンジンEの背面に配管され、前記出口管
41はエンジンEの右側面に配管される。
【0020】図6ないし図8に示すように、エンジンE
のシリンダブロック43は、左右方向に並ぶ四本のシリ
ンダスリーブ441 〜444 を鋳包む4連シリンダ形成
部45と、この四連シリンダ形成部45の上半部を囲繞
する下部水ジャケット37Bとを備えており、またシリ
ンダブロック43の上面にガスケット47を介して接合
されるシリンダヘッド48は、吸気ポート49及び排気
ポート50を囲繞する上部水ジャケット37Aを備えて
おり、上、下部水ジャケット37A,37B間は、前記
ガスケット47及びシリンダヘッド48底部に形成され
た多数の連通孔51を介して連通され、これらによって
前記水ジャケット37が構成される。
【0021】図7において、下部水ジャケット37Bの
後壁には、四連シリンダ形成部45の左右方向中央部に
向けて開口する前記入口37iが設けられると共に、こ
の入口37iに連通する入口接続ブロック52が固着さ
れ、これに前記入口管36の下流端が接続される。
【0022】また図8において、上部水ジャケット37
Aの後壁には、前記入口37iの直上に位置する前記出
口37oが設けられると共に、この出口37oに連通す
るサーモ弁ケース53が固着される。このサーモ弁ケー
ス53は、出口37oに直接連通するケース本体53a
と、このケース本体53aの外端面に仕切板54を挟ん
で接合されるケースカバー53bとからなっており、そ
の仕切板54に前記サーモ弁40が付設される。ケース
本体53aには、前記絞りを兼ねる第1出口接続管38
が、またケースカバー53bには第2出口接続管55が
それぞれ形成されており、第1出口接続管38に前記バ
イパス管39の上流端が、また第2出口接続管55に前
記出口管41の下流端がそれぞれ接続される。したがっ
て、バイパス管39は、サーモ弁40の開閉の如何に拘
らず上部水ジャケット37Aの出口37oと常時連通し
ているが、出口管41はサーモ弁40の開弁時のみ該出
口37oと連通するようになっている。
【0023】次に、この実施例の作用について説明す
る。サーモ弁40が閉じているエンジンEの低温運転時
には、図9に示すように水ポンプ34→入口管36→水
ジャケット37(下部水ジャケット37B→上部水ジャ
ケット37A)→絞り38→バイパス管39→水ポンプ
34の第1経路L1 を冷却水が循環する。したがって、
エンジンEとラジエータ15間では冷却水の授受が行わ
れず、しかもエンジンEの高温部で加熱された冷却水が
エンジンEの水ジャケット全域を循環することになるか
ら、エンジンE各部が均等に且つ短時間で昇温し、暖機
を効果的に促進することができる。
【0024】水ジャケット37の水温がサーモ弁40の
開弁温度を超えてサーモ弁40が開くと、冷却水は上記
第1経路L1 の他に、水ポンプ34→入口管36→水ジ
ャケット37(下部水ジャケット37B→上部水ジャケ
ット37A)→サーモ弁40→出口管41→ラジエータ
15→水ポンプ34の第2経路L2 を循環する。但し、
第1経路L1 には絞り38が介在しているため、第1経
路L1 の循環水量よりも第2経路L2 の循環水量の方が
多くなる。したがってエンジンE及びラジエータ15間
で多量の冷却水の授受が行われ、冷却水の過度の昇温が
抑えられる。
【0025】またこのようなエンジン冷却装置におい
て、下部水ジャケット37Bの入口37iが四連シリン
ダ形成部45の左右方向中央部に向って開口しているた
め、入口管36から入口37iに流入した冷却水は先ず
特に放熱し難い、四連シリンダ形成部45の中央部に当
ってこれを冷却し、次いで比較的放熱し易い、四連シリ
ンダ形成部45の外側部に向って下部水ジャケット37
B全体に広がり、四連シリンダ形成部45全体を冷却し
ていく。
【0026】下部水ジャケット37Bを一循した冷却水
は多数の連通孔51を通して上部水ジャケット37Aに
移り、シリンダヘッド48の各部を冷却した後、出口3
7oからサーモ弁ケース53を経てバイパス管39及び
出口管41へと流出していく。このとき、出口37oも
入口37iと同様に水ジャケット37の左右方向中央部
に位置を占めているので、下部及び上部水ジャケット3
7B,37Aでの冷却水の流れの状態が略左右対称とな
る。
【0027】このように、下部水ジャケット37Bに流
入した冷却水が先ず4連シリンダ形成部45の中央部を
集中的に冷却し、その後、下部及び上部水ジャケット3
7B,37Aを略左右対称に流れていくことにより、放
熱性が各部で異なる4連シリンダ形成体45を合理的に
冷却し、各部の温度を略均一に制御することができる。
しかも、エンジンE外側面上の比較的大きい突起部とな
るサーモ弁ケース53は、シリンダヘッド48背後のデ
ッドスペースを利用して設置されるので、車体フレーム
Fその他の他部品との干渉を避けることができる。
【0028】またシリンダブロック43の背面に入口接
続ブロック52を取付けて入口管36をシリンダブロッ
ク43の背面に配管したこと、及びシリンダヘッド48
の背面にサーモ弁ケース53を取付けてバイパス管39
をシリンダヘッド48及びシリンダブロック43の背面
に配管したことから、入口管36及びバイパス管39の
配管に、シリンダブロック43及びシリンダヘッド48
の背後のデッドスペースが有効に利用され、他部品との
干渉を避けることができる。即ち、入口管36及びバイ
パス管39をエンジンEの側面に配管することによりカ
ウリングCを左右外側方へ膨出させて、自動二輪車のバ
ンク角を減少させるようなことを回避できる。
【0029】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば絞り38はバイパス管39の下流側に
設けることもでき、またその絞り38に代えてバイパス
管39自体を絞ったものとすることもできる。また本発
明は四気筒以外の多気筒は勿論、単気筒のエンジンにも
適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、車体フレームにエンジン及びラジエータを搭載し、
このエンジンの直立もしくは前傾させたシリンダブロッ
クには並列する四本以上のシリンダを形成する多連シリ
ンダ形成部及びそれを囲繞する下部水ジャケットを形成
し、またシリンダブロックの上面に接合されるシリンダ
ヘッドには下部水ジャケットに連通する上部水ジャケッ
トを形成し、エンジンに装着される水ポンプの吐出部を
入口管を介して下部水ジャケットの入口に接続し、上部
水ジャケットの出口を出口管を介してラジエータに、ま
た水ポンプの吸入部を戻り管を介してラジエータにそれ
ぞれ接続した自動二輪車において、下部水ジャケットの
一側壁に、多連シリンダ形成部の左右方向中央部に向っ
て開口する前記入口を設け、また上部水ジャケットの一
側壁に、該入口の直上位置を占める前記出口を設けたの
で、下部水ジャケットにおいて多連シリンダ形成部の中
央部に向けて冷却水を集中的に流し、それから下部及び
上部水ジャケットに冷却水を左右対称的に流すことによ
り、各部の放熱性が異なる多連シリンダ形成部を合理的
に冷却し、各部温度の均一制御を行うことができる。
【0031】また本発明の第2の特徴によれば、前記入
口をシリンダブロックの後壁に設けて、これに連なる前
記入口管をシリンダブロックの背面に配管したので、入
口管の配管にシリンダブロック背後のデッドスペースが
利用できて、入口管と他部品との干渉を容易に回避する
ことができる。
【0032】さらに本発明の第3の特徴によれば、前記
出口及び水ポンプの吸入部間を連通させるべくシリンダ
ブロックの背面に配管されるバイパス管を備えたので、
バイパス管の配管にもシリンダブロックの背後のデッド
スペースが利用できて、バイパス管と他部品との干渉を
容易に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の側面図
【図2】同平面図
【図3】同正面図
【図4】上記自動二輪車のエンジン部の側面図
【図5】上記自動二輪車の気化器部の一部縦断側面図
【図6】上記エンジンの要部縦断側面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】図6の8−8線断面図
【図9】エンジン冷却装置の冷却水路図
【符号の説明】
E エンジン F 車体フレーム 15 ラジエータ 34 水ポンプ 35 戻り管 36 入口管 37 水ジャケット 37i 入口 37o 出口 37A 上部水ジャケット 37B 下部水ジャケット 39 バイパス管 41 出口管 43 シリンダブロック 441 〜444 シリンダとしてのシリンダスリー
ブ 45 多連シリンダ形成部としての四連シリンダ
形成部 48 シリンダヘッド 51 連通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(F)にエンジン(E)及
    びラジエータ(15)を搭載し、このエンジン(E)の
    直立もしくは前傾させたシリンダブロック(43)には
    並列する四本以上のシリンダ(441 〜444 )を形成
    する多連シリンダ形成部(45)及びそれを囲繞する下
    部水ジャケット(37B)を形成し、またシリンダブロ
    ック(43)の上面に接合されるシリンダヘッド(4
    8)には下部水ジャケット(37B)に連通する上部水
    ジャケット(37A)を形成し、エンジン(E)に装着
    される水ポンプ(34)の吐出部を入口管(36)を介
    して下部水ジャケット(37B)の入口(37i)に接
    続し、上部水ジャケット(37A)の出口(37o)を
    出口管(41)を介してラジエータ(15)に、また水
    ポンプ(34)の吸入部を戻り管(35)を介してラジ
    エータ(15)にそれぞれ接続した自動二輪車におい
    て、 下部水ジャケット(37B)の一側壁に、多連シリンダ
    形成部(45)の左右方向中央部に向って開口する前記
    入口(37i)を設け、また上部水ジャケット(37
    A)の一側壁に、該入口(37i)の直上位置を占める
    前記出口(37o)を設けたことを特徴とする、自動二
    輪車のエンジン冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記入口(37i)をシリンダブロック(43)の後壁
    に設けて、これに連なる前記入口管(36)をシリンダ
    ブロック(43)の背面に配管したことを特徴とする、
    自動二輪車のエンジン冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、 前記出口(37o)及び水ポンプ(34)の吸入部間を
    連通させるべくシリンダブロック(43)の背面に配管
    されるバイパス管(39)を備えたことを特徴とする、
    自動二輪車のエンジン冷却装置。
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