JPH10168979A - 着座検知装置と衛生洗浄装置 - Google Patents
着座検知装置と衛生洗浄装置Info
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- JPH10168979A JPH10168979A JP8340617A JP34061796A JPH10168979A JP H10168979 A JPH10168979 A JP H10168979A JP 8340617 A JP8340617 A JP 8340617A JP 34061796 A JP34061796 A JP 34061796A JP H10168979 A JPH10168979 A JP H10168979A
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Landscapes
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- Toilet Supplies (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便座への着座の検知の信頼性を向上させる。
【解決手段】 着座検知装置50は、LED54からの
光を第1の光ビーム51,第2の光ビーム52および第
3の光ビーム53にその光束を分割して照射する。第1
の光ビーム51は、便座に着座した使用者の腰部周辺に
向けられており、この腰部周辺を検知領域とする。第2
の光ビーム52は、胸部周辺に向けられており、胸部周
辺を検知領域とする。第3の光ビーム53は、頭部周辺
に向けられており、頭部周辺を検知領域とする。これら
検知領域で反射した光は、第1の受光素子57,第2の
受光素子58および第3の受光素子59で受光される。
従って、未着座であればこれら受光素子の受光量はゼロ
であり、着座状態であれば、各ビームの光の反射が使用
者で起き、各受光素子からは受光量に応じた電気信号が
出力される。
光を第1の光ビーム51,第2の光ビーム52および第
3の光ビーム53にその光束を分割して照射する。第1
の光ビーム51は、便座に着座した使用者の腰部周辺に
向けられており、この腰部周辺を検知領域とする。第2
の光ビーム52は、胸部周辺に向けられており、胸部周
辺を検知領域とする。第3の光ビーム53は、頭部周辺
に向けられており、頭部周辺を検知領域とする。これら
検知領域で反射した光は、第1の受光素子57,第2の
受光素子58および第3の受光素子59で受光される。
従って、未着座であればこれら受光素子の受光量はゼロ
であり、着座状態であれば、各ビームの光の反射が使用
者で起き、各受光素子からは受光量に応じた電気信号が
出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座へ
の着座を検出する着座検知装置と、人体局部の洗浄又は
乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装置に関す
る。
の着座を検出する着座検知装置と、人体局部の洗浄又は
乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の着座検知装置は、人体局
部を洗浄したり乾燥したりする衛生洗浄装置におけるイ
ンターロックに用いられている。具体的に説明すると、
着座検知装置により着座が検知されていない場合には、
洗浄水吐水スイッチがオンされても洗浄水吐水が実行さ
れないようにして、未着座の状態での吐水によるトイレ
床面への洗浄水の飛散防止が図られている。人体局部の
乾燥についても同様であり、着座が検知されていない場
合には、温風乾燥スイッチがオンされても温風吹き出し
が実行されないようにして、不用意な温風吹出の回避が
図られている。
部を洗浄したり乾燥したりする衛生洗浄装置におけるイ
ンターロックに用いられている。具体的に説明すると、
着座検知装置により着座が検知されていない場合には、
洗浄水吐水スイッチがオンされても洗浄水吐水が実行さ
れないようにして、未着座の状態での吐水によるトイレ
床面への洗浄水の飛散防止が図られている。人体局部の
乾燥についても同様であり、着座が検知されていない場
合には、温風乾燥スイッチがオンされても温風吹き出し
が実行されないようにして、不用意な温風吹出の回避が
図られている。
【0003】ところで、この着座検知装置としては、種
々のものが用いられており、光学的な検知手法を用いる
もの、電気的な検知手法を用いるもの、機械的な検知手
法を用いるものなどがある。光学的な検知手法を用いる
ものには、照射した赤外領域の光の透過或いは反射の状
態が便座に着座した使用者により変化することを利用し
て着座の有無を反射型或いは透過型の光センサを用いて
検知するタイプと、使用者が便座に着座することで便座
に起きる変位をこれら光センサを用いて検知するタイプ
がある。この後者のものは、便座を便器本体から持ち上
げておき着座による便座と便器本体との間の間隔の変化
を光センサで検出し、この光センサにより着座を検知す
る。
々のものが用いられており、光学的な検知手法を用いる
もの、電気的な検知手法を用いるもの、機械的な検知手
法を用いるものなどがある。光学的な検知手法を用いる
ものには、照射した赤外領域の光の透過或いは反射の状
態が便座に着座した使用者により変化することを利用し
て着座の有無を反射型或いは透過型の光センサを用いて
検知するタイプと、使用者が便座に着座することで便座
に起きる変位をこれら光センサを用いて検知するタイプ
がある。この後者のものは、便座を便器本体から持ち上
げておき着座による便座と便器本体との間の間隔の変化
を光センサで検出し、この光センサにより着座を検知す
る。
【0004】また、電気的な検知手法を用いるものは、
使用者が便座に着座することで便座に起きる変位、具体
的には便座における静電容量の変化を検出し、検出した
静電容量変化により着座を検知するよう構成されてい
る。機械的な検知手法を用いるものは、使用者の便座へ
の着座を通して便座が上下動するようにし、便座の上下
動変位をマイクロスイッチや加圧導電ゴム等により直接
検知するよう構成されている。
使用者が便座に着座することで便座に起きる変位、具体
的には便座における静電容量の変化を検出し、検出した
静電容量変化により着座を検知するよう構成されてい
る。機械的な検知手法を用いるものは、使用者の便座へ
の着座を通して便座が上下動するようにし、便座の上下
動変位をマイクロスイッチや加圧導電ゴム等により直接
検知するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の着座検知装置では、その採用した検知手法に特
有の問題点が指摘されている。
た従来の着座検知装置では、その採用した検知手法に特
有の問題点が指摘されている。
【0006】光学的な検知手法を用いるものでは、使用
者の体格や体重といった人体の外見的な特徴によっては
検知感度の低下は起きないものの、光センサの設置位置
並びにその検知向きを調整しないと、便蓋や便座の開閉
の際にこれらが光センサを遮り誤検知する虞がある。ま
た、トイレ清掃の際に便座に手を載せる等の動作を行っ
た際に、手や腕が光センサを遮るようなこともあり、こ
のような場合にも誤検知が起きる。
者の体格や体重といった人体の外見的な特徴によっては
検知感度の低下は起きないものの、光センサの設置位置
並びにその検知向きを調整しないと、便蓋や便座の開閉
の際にこれらが光センサを遮り誤検知する虞がある。ま
た、トイレ清掃の際に便座に手を載せる等の動作を行っ
た際に、手や腕が光センサを遮るようなこともあり、こ
のような場合にも誤検知が起きる。
【0007】静電容量の変化を通して着座を電気的に検
知するものでは、人体の有する静電容量自体に個人差が
あるため、やはり誤検知を起こすことがある。また、マ
イクロスイッチ等により着座を検知するものでは、体重
の軽い使用者が着座しり、着座位置が偏ったいわゆる前
座りがされたたような場合には、未着座であると誤検知
する場合もある。
知するものでは、人体の有する静電容量自体に個人差が
あるため、やはり誤検知を起こすことがある。また、マ
イクロスイッチ等により着座を検知するものでは、体重
の軽い使用者が着座しり、着座位置が偏ったいわゆる前
座りがされたたような場合には、未着座であると誤検知
する場合もある。
【0008】これら着座検知装置をインターロックとし
て用いた衛生洗浄装置では、着座検知装置が電気回路の
接点を開閉するよう当該電気回路に組み込まれていた
り、着座検知装置からの着座信号の入力があればそれ以
降の種々のスイッチ(例えば洗浄水吐水スイッチ)が有
効に機能するよう電子制御装置を用いて構成されてい
る。このため、例えば、トイレ清掃中に便座に手を載せ
たような場合を着座状態であると着座検知装置が誤検知
すると、清掃動作中にスイッチを不注意でオンさせた場
合には、洗浄水吐水や温風吹き出しが行われてしまう。
また、着座検知の信頼性が低ければ、衛生洗浄装置を有
効に使用できないこともある。
て用いた衛生洗浄装置では、着座検知装置が電気回路の
接点を開閉するよう当該電気回路に組み込まれていた
り、着座検知装置からの着座信号の入力があればそれ以
降の種々のスイッチ(例えば洗浄水吐水スイッチ)が有
効に機能するよう電子制御装置を用いて構成されてい
る。このため、例えば、トイレ清掃中に便座に手を載せ
たような場合を着座状態であると着座検知装置が誤検知
すると、清掃動作中にスイッチを不注意でオンさせた場
合には、洗浄水吐水や温風吹き出しが行われてしまう。
また、着座検知の信頼性が低ければ、衛生洗浄装置を有
効に使用できないこともある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、便座への着座の検知の信頼性を向上させることを
第1の目的とする。また、着座動作をインターロックと
して用いる新たな衛生洗浄装置を提供することを第2の
目的とする。
され、便座への着座の検知の信頼性を向上させることを
第1の目的とする。また、着座動作をインターロックと
して用いる新たな衛生洗浄装置を提供することを第2の
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる課題を解決するため、第1の発明の着座検知装置
は、洋式便器の便座への着座を検出する着座検知装置で
あって、前記便座に着座した使用者の前記便座より上方
の第1の人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、
前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
の第2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、
前記第1,第2の着座信号の出力の状態に基づいて、着
座の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とす
る。
かる課題を解決するため、第1の発明の着座検知装置
は、洋式便器の便座への着座を検出する着座検知装置で
あって、前記便座に着座した使用者の前記便座より上方
の第1の人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、
前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
の第2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、
前記第1,第2の着座信号の出力の状態に基づいて、着
座の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】上記構成を有する第1の発明の着座検知装
置では、第1,第2の検出手段により、便座に着座した
使用者の第1の人体部周辺(例えば臀部周辺や腰部周
辺)とその上方の第2の人体部周辺(例えば腹部周辺や
胸部周辺或いは頭部周辺)の第1,第2の検知領域につ
いて着座状態を検知する。このため、実際に便座に使用
者が着座すれば、この第1,第2の検出手段から第1,
第2の着座信号が出力される。つまり、使用者が便座に
着座して始めて第1,第2の着座信号が出力され、その
際には、使用者として想定した人の身体上の特徴(例え
ば、体重の軽重や静電容量の相違)に拘わらず、第1,
第2の着座信号が出力される。
置では、第1,第2の検出手段により、便座に着座した
使用者の第1の人体部周辺(例えば臀部周辺や腰部周
辺)とその上方の第2の人体部周辺(例えば腹部周辺や
胸部周辺或いは頭部周辺)の第1,第2の検知領域につ
いて着座状態を検知する。このため、実際に便座に使用
者が着座すれば、この第1,第2の検出手段から第1,
第2の着座信号が出力される。つまり、使用者が便座に
着座して始めて第1,第2の着座信号が出力され、その
際には、使用者として想定した人の身体上の特徴(例え
ば、体重の軽重や静電容量の相違)に拘わらず、第1,
第2の着座信号が出力される。
【0012】また、第1,第2の検出手段の検知領域
は、便座に着座した使用者の腰部周辺等の第1の人体部
周辺とその上方の胸部周辺等の第2の人体部周辺である
ことから、便蓋や便座がその開閉の際にこの両検出手段
のそれぞれに検知されることはなく、検知されたとして
も一方の検出手段に検知されるに過ぎない。更に、トイ
レ清掃の際に便座に手を載せる等の動作が行われても、
やはり、このトイレ清掃動作に伴って第1,第2の検出
手段が共に腕や手を検知することはなく、検知されたと
しても一方の検出手段に検知されるに過ぎない。このた
め、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作では、第
1,第2の着座信号が共に出力されることはない。そし
て、この着座信号の出力の状態に基づいて着座の有無が
判定されるので、第1,第2の着座信号が共に出力され
ていれば着座ありと判定し、それ以外の場合には着座な
しと判定できる。
は、便座に着座した使用者の腰部周辺等の第1の人体部
周辺とその上方の胸部周辺等の第2の人体部周辺である
ことから、便蓋や便座がその開閉の際にこの両検出手段
のそれぞれに検知されることはなく、検知されたとして
も一方の検出手段に検知されるに過ぎない。更に、トイ
レ清掃の際に便座に手を載せる等の動作が行われても、
やはり、このトイレ清掃動作に伴って第1,第2の検出
手段が共に腕や手を検知することはなく、検知されたと
しても一方の検出手段に検知されるに過ぎない。このた
め、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作では、第
1,第2の着座信号が共に出力されることはない。そし
て、この着座信号の出力の状態に基づいて着座の有無が
判定されるので、第1,第2の着座信号が共に出力され
ていれば着座ありと判定し、それ以外の場合には着座な
しと判定できる。
【0013】よって、この第1の発明の着座検知装置に
よれば、身体上の特徴の影響を受けることがないと共
に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着座あり
と誤検知することがないので、便座への着座を高い信頼
性で検知することができる。
よれば、身体上の特徴の影響を受けることがないと共
に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着座あり
と誤検知することがないので、便座への着座を高い信頼
性で検知することができる。
【0014】上記の構成を有する第1の発明の着座検知
装置において、前記判定手段は、前記第2の着座信号と
前記第1の着座信号とがこの順に出力されたときに着座
ありと判定する手段を有するものとすることができる。
装置において、前記判定手段は、前記第2の着座信号と
前記第1の着座信号とがこの順に出力されたときに着座
ありと判定する手段を有するものとすることができる。
【0015】使用者が便座に着座する際には、便器前方
に立った使用者は便座上方から便座に腰掛ける着座動作
を採るので、使用者の腰部周辺等の第1の人体部周辺の
第1の検知領域と、この第1の人体部より上方の腹部周
辺、胸部周辺、頭部周辺等の第2の人体部周辺である第
2の検知領域とでは、第2の検知領域のほうに早く使用
者の体が入り込む。よって、使用者が便座に腰掛ける着
座動作を採る場合には、第2の検知領域、第1の検知領
域の順に使用者の体が入り込み、第2の検出手段から先
に第2の着座信号が出力され、次いで、第1の検出手段
から第1の着座信号が出力される。このため、この第1
の態様の着座検知装置によれば、このように第2の着座
信号と第1の着座信号とがこの順に出力されたときに着
座ありと判定するので、使用者が上記の着座動作を採っ
た場合のみ着座ありと判定でき、着座検知の信頼性をよ
り高めることができる。
に立った使用者は便座上方から便座に腰掛ける着座動作
を採るので、使用者の腰部周辺等の第1の人体部周辺の
第1の検知領域と、この第1の人体部より上方の腹部周
辺、胸部周辺、頭部周辺等の第2の人体部周辺である第
2の検知領域とでは、第2の検知領域のほうに早く使用
者の体が入り込む。よって、使用者が便座に腰掛ける着
座動作を採る場合には、第2の検知領域、第1の検知領
域の順に使用者の体が入り込み、第2の検出手段から先
に第2の着座信号が出力され、次いで、第1の検出手段
から第1の着座信号が出力される。このため、この第1
の態様の着座検知装置によれば、このように第2の着座
信号と第1の着座信号とがこの順に出力されたときに着
座ありと判定するので、使用者が上記の着座動作を採っ
た場合のみ着座ありと判定でき、着座検知の信頼性をよ
り高めることができる。
【0016】上記の第1の発明の着座検知装置におい
て、単一の光源と、該光源から出射される光束を、前記
第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記第2
の検知領域に向けられた第2の部分光束に分割する光束
分割手段とを有するものとすることができる。
て、単一の光源と、該光源から出射される光束を、前記
第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記第2
の検知領域に向けられた第2の部分光束に分割する光束
分割手段とを有するものとすることができる。
【0017】この第2の態様の着座検知装置によれば、
第1,第2の検出手段がそれぞれの着座信号を出力する
際の第1,第2の検知領域への光の照射を単一の光源と
光束分割手段で行うことができるので、装置の小型化を
図ることができる。この場合、光束分割手段としては、
第1,第2の部分光束に分割する小レンズを有するレン
ズアレイや、表面に凹凸を繰り返して有しこの凹凸にお
ける光の回折現象を利用して光の進行方向を第1,第2
の部分光束の方向に分割するいわゆるグレーティングレ
ンズを挙げることができる。また、ビームスプリッタと
することもできる。なお、グレーティングレンズの場合
には、表面の凹凸の深さやピッチ並びにレンズの屈折率
等を調整することで上記したように光の進行方向を分割
できる。
第1,第2の検出手段がそれぞれの着座信号を出力する
際の第1,第2の検知領域への光の照射を単一の光源と
光束分割手段で行うことができるので、装置の小型化を
図ることができる。この場合、光束分割手段としては、
第1,第2の部分光束に分割する小レンズを有するレン
ズアレイや、表面に凹凸を繰り返して有しこの凹凸にお
ける光の回折現象を利用して光の進行方向を第1,第2
の部分光束の方向に分割するいわゆるグレーティングレ
ンズを挙げることができる。また、ビームスプリッタと
することもできる。なお、グレーティングレンズの場合
には、表面の凹凸の深さやピッチ並びにレンズの屈折率
等を調整することで上記したように光の進行方向を分割
できる。
【0018】上記の第1の発明の着座検知装置におい
て、更に、前記便座に着座した使用者の前記第1の人体
部より上方で前記第2の人体部とは異なる第3の人体部
周辺を第3の検知領域とし、該第3の検知領域に向けて
照射された光の反射状態或いは透過状態に応じて第3の
着座信号を出力する第3の検出手段を備え、前記判定手
段は、前記第1ないし第3の着座信号の出力の状態に基
づいて、着座の有無を判定する手段を有するものとする
ことができる。
て、更に、前記便座に着座した使用者の前記第1の人体
部より上方で前記第2の人体部とは異なる第3の人体部
周辺を第3の検知領域とし、該第3の検知領域に向けて
照射された光の反射状態或いは透過状態に応じて第3の
着座信号を出力する第3の検出手段を備え、前記判定手
段は、前記第1ないし第3の着座信号の出力の状態に基
づいて、着座の有無を判定する手段を有するものとする
ことができる。
【0019】この第3の態様の着座検知装置では、着座
信号を得るための検知領域に使用者の腰部周辺等の第1
の人体部より上方で第2の人体部とは異なる第3の人体
部周辺、例えば腹部周辺や胸部周辺或いは頭部周辺をも
加えて、第1ないし第3の検出手段からの第1ないし第
3の着座信号の出力の状態に基づいて着座有無を判定す
る。このため、第1ないし第3の着座信号が共に出力さ
れていれば着座ありと判定し、それ以外の場合には着座
なしと判定できることになり、着座検知の信頼性をより
高めることができる。
信号を得るための検知領域に使用者の腰部周辺等の第1
の人体部より上方で第2の人体部とは異なる第3の人体
部周辺、例えば腹部周辺や胸部周辺或いは頭部周辺をも
加えて、第1ないし第3の検出手段からの第1ないし第
3の着座信号の出力の状態に基づいて着座有無を判定す
る。このため、第1ないし第3の着座信号が共に出力さ
れていれば着座ありと判定し、それ以外の場合には着座
なしと判定できることになり、着座検知の信頼性をより
高めることができる。
【0020】上記の第3の態様の着座検知装置におい
て、前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,
第3の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと
判定する手段を有するものとすることができる。
て、前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,
第3の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと
判定する手段を有するものとすることができる。
【0021】使用者が既述した着座動作を採る際には、
便座に一番近い検知領域である第1の人体部周辺(例え
ば臀部周辺、腰部周辺)の第1の検知領域に、一番最後
に使用者の体が入り込むので、最後に第1の検出手段か
ら第1の着座信号が出力される。このため、この第4の
態様の着座検知装置によれば、このように第1の着座信
号が第2,第3の着座信号に遅れて最後に出力されたと
きに着座ありと判定するので、使用者が上記の着座動作
を採った場合のみ着座ありと判定でき、着座検知の信頼
性をより一層高めることができる。
便座に一番近い検知領域である第1の人体部周辺(例え
ば臀部周辺、腰部周辺)の第1の検知領域に、一番最後
に使用者の体が入り込むので、最後に第1の検出手段か
ら第1の着座信号が出力される。このため、この第4の
態様の着座検知装置によれば、このように第1の着座信
号が第2,第3の着座信号に遅れて最後に出力されたと
きに着座ありと判定するので、使用者が上記の着座動作
を採った場合のみ着座ありと判定でき、着座検知の信頼
性をより一層高めることができる。
【0022】また、上記の第3の態様の着座検知装置に
おいて、単一の光源と、該光源から出射される光束を、
前記第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記
第2の検知領域に向けられた第2の部分光束と前記第3
の検知領域に向けられた第3の部分光束に分割する光束
分割手段とを有するものとすることができる。
おいて、単一の光源と、該光源から出射される光束を、
前記第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記
第2の検知領域に向けられた第2の部分光束と前記第3
の検知領域に向けられた第3の部分光束に分割する光束
分割手段とを有するものとすることができる。
【0023】この第5の態様の着座検知装置によれば、
第1ないし第3の検出手段についての第1ないし第3の
検知領域への光の照射を単一の光源と光束分割手段で行
うことができるので、装置の小型化を図ることができ
る。
第1ないし第3の検出手段についての第1ないし第3の
検知領域への光の照射を単一の光源と光束分割手段で行
うことができるので、装置の小型化を図ることができ
る。
【0024】また、第2の発明の着座検知装置は、洋式
便器の便座への着座を検出する着座検知装置であって、
前記便座の温度変化を検出する検出手段と、前記便座に
使用者が着座したときに起こる前記便座の温度変化の状
態を記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出した温度
変化の状態と前記記憶手段の記憶した温度変化の状態と
に基づいて、着座の有無を判定する判定手段とを備える
ことを特徴とする。
便器の便座への着座を検出する着座検知装置であって、
前記便座の温度変化を検出する検出手段と、前記便座に
使用者が着座したときに起こる前記便座の温度変化の状
態を記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出した温度
変化の状態と前記記憶手段の記憶した温度変化の状態と
に基づいて、着座の有無を判定する判定手段とを備える
ことを特徴とする。
【0025】この第2の発明の着座検知装置では、便座
に使用者が着座すると、便座に接触した使用者の体温に
より便座の温度は変化する。このように便座の温度が変
化する現象は、使用者の着座のほかに、トイレの環境温
度が変化したり、トイレ清掃動作で手が便座に載せられ
たような場合にも起きる。しかし、使用者の便座への着
座で起きる温度変化は、その温度変化の原因が環境温度
変化やトイレ清掃動作に伴う温度変化の場合と明確に異
なることから、環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う温
度変化と峻別できる。そして、使用者の着座に伴う便座
の温度変化の状態は記憶手段に記憶されており、この記
憶した温度変化の状態と検出手段の検出した温度変化の
状態とに基づいて、判定手段により着座の有無が判定さ
れる。このため、第2の発明の着座検知装置によれば、
トイレの環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座の温
度変化を便座への着座に伴うものであると誤検知をする
ことがなく、着座検知の信頼性をより高めることができ
る。
に使用者が着座すると、便座に接触した使用者の体温に
より便座の温度は変化する。このように便座の温度が変
化する現象は、使用者の着座のほかに、トイレの環境温
度が変化したり、トイレ清掃動作で手が便座に載せられ
たような場合にも起きる。しかし、使用者の便座への着
座で起きる温度変化は、その温度変化の原因が環境温度
変化やトイレ清掃動作に伴う温度変化の場合と明確に異
なることから、環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う温
度変化と峻別できる。そして、使用者の着座に伴う便座
の温度変化の状態は記憶手段に記憶されており、この記
憶した温度変化の状態と検出手段の検出した温度変化の
状態とに基づいて、判定手段により着座の有無が判定さ
れる。このため、第2の発明の着座検知装置によれば、
トイレの環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座の温
度変化を便座への着座に伴うものであると誤検知をする
ことがなく、着座検知の信頼性をより高めることができ
る。
【0026】更に、第3の発明の着座検知装置は、洋式
便器の便座への着座を検出する着座検知装置であって、
前記便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検出す
る検出手段と、前記便座に使用者が着座したときに起こ
る前記複数の検出箇所での荷重変化の状態を記憶する記
憶手段と、前記検出手段の検出した荷重変化の状態と前
記記憶した荷重変化の状態とに基づいて、着座の有無を
判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
便器の便座への着座を検出する着座検知装置であって、
前記便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検出す
る検出手段と、前記便座に使用者が着座したときに起こ
る前記複数の検出箇所での荷重変化の状態を記憶する記
憶手段と、前記検出手段の検出した荷重変化の状態と前
記記憶した荷重変化の状態とに基づいて、着座の有無を
判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
【0027】この第3の発明の着座検知装置では、便座
に使用者が着座すると、便座に使用者の全体重が掛かる
ので、それぞれの検出箇所ではその検出箇所の位置に応
じて荷重が変化する。このように便座の荷重が変化する
現象は、使用者の着座のほかに、トイレ清掃動作で手が
便座に載せられたような場合に起きる。しかし、使用者
の便座への着座で起きる便座の荷重変化は便座に使用者
の全体重がかかることで起き、トイレ清掃動作に伴う便
座の荷重変化は便座の一部分に手が載せられたことで起
きる。つまり、荷重変化の原因は、着座に伴う場合とト
イレ清掃動作に伴う場合とで明確に異なることから、着
座に伴うそれぞれの検出箇所での荷重変化は、トイレ清
掃動作に伴うそれぞれの検出箇所での荷重変化と峻別で
きる。
に使用者が着座すると、便座に使用者の全体重が掛かる
ので、それぞれの検出箇所ではその検出箇所の位置に応
じて荷重が変化する。このように便座の荷重が変化する
現象は、使用者の着座のほかに、トイレ清掃動作で手が
便座に載せられたような場合に起きる。しかし、使用者
の便座への着座で起きる便座の荷重変化は便座に使用者
の全体重がかかることで起き、トイレ清掃動作に伴う便
座の荷重変化は便座の一部分に手が載せられたことで起
きる。つまり、荷重変化の原因は、着座に伴う場合とト
イレ清掃動作に伴う場合とで明確に異なることから、着
座に伴うそれぞれの検出箇所での荷重変化は、トイレ清
掃動作に伴うそれぞれの検出箇所での荷重変化と峻別で
きる。
【0028】そして、使用者の着座に伴う便座の荷重変
化の状態はそれぞれの検出箇所について記憶手段に記憶
されており、この記憶した荷重変化の状態と検出手段の
検出した荷重変化の状態とに基づいて、判定手段により
着座の有無が判定される。このため、第3の発明の着座
検知装置によれば、トイレ清掃動作に伴う便座の荷重変
化を便座への着座に伴うものであると誤検知をすること
がなく、着座検知の信頼性をより高めることができる。
なお、便蓋が便座に重なるように閉じられた場合にもそ
れぞれ検出箇所で荷重変化は起きるが、便蓋の重量と使
用者の体重は大きく異なるので、着座に伴う荷重変化か
便蓋閉鎖に伴う荷重変化かはやはり明らかに峻別され
る。
化の状態はそれぞれの検出箇所について記憶手段に記憶
されており、この記憶した荷重変化の状態と検出手段の
検出した荷重変化の状態とに基づいて、判定手段により
着座の有無が判定される。このため、第3の発明の着座
検知装置によれば、トイレ清掃動作に伴う便座の荷重変
化を便座への着座に伴うものであると誤検知をすること
がなく、着座検知の信頼性をより高めることができる。
なお、便蓋が便座に重なるように閉じられた場合にもそ
れぞれ検出箇所で荷重変化は起きるが、便蓋の重量と使
用者の体重は大きく異なるので、着座に伴う荷重変化か
便蓋閉鎖に伴う荷重変化かはやはり明らかに峻別され
る。
【0029】この場合、便座に掛かる荷重は、便座の適
宜箇所に複数設けた荷重センサ、例えば荷重(圧力)を
電気信号に変換するピエゾ素子等の圧電素子の出力値の
状態から取得することができ、荷重変化は、それぞれの
箇所のセンサの出力値の変化量から取得することができ
る。
宜箇所に複数設けた荷重センサ、例えば荷重(圧力)を
電気信号に変換するピエゾ素子等の圧電素子の出力値の
状態から取得することができ、荷重変化は、それぞれの
箇所のセンサの出力値の変化量から取得することができ
る。
【0030】第4の発明の衛生洗浄装置は、人体局部の
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座の側方に位置するよう設けられた袖部材
と、前記便座に着座した使用者の前記便座より上方の第
1の人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検知領
域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応
じて第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、前記
便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方の第
2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検知領
域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応
じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、前記
便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方で前
記第2の人体部とは異なる第3の人体部周辺を第3の検
知領域とし、該第3の検知領域に向けて照射された光の
反射状態或いは透過状態に応じて第3の着座信号を出力
する第3の検出手段と、前記第1ないし第3の着座信号
の出力の状態に基づいて、着座の有無を判定する判定手
段と、該判定手段が着座ありと判定した場合には、前記
駆動機器の駆動を許可する許可手段とを有し、前記袖部
材に、前記第1ないし第3の検出手段を備えることを特
徴とする。
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座の側方に位置するよう設けられた袖部材
と、前記便座に着座した使用者の前記便座より上方の第
1の人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検知領
域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応
じて第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、前記
便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方の第
2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検知領
域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応
じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、前記
便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方で前
記第2の人体部とは異なる第3の人体部周辺を第3の検
知領域とし、該第3の検知領域に向けて照射された光の
反射状態或いは透過状態に応じて第3の着座信号を出力
する第3の検出手段と、前記第1ないし第3の着座信号
の出力の状態に基づいて、着座の有無を判定する判定手
段と、該判定手段が着座ありと判定した場合には、前記
駆動機器の駆動を許可する許可手段とを有し、前記袖部
材に、前記第1ないし第3の検出手段を備えることを特
徴とする。
【0031】この第4の発明の衛生洗浄装置では、便座
側方の袖部材に備えた第1ないし第3の検出手段によ
り、便座に着座した使用者の第1の人体部周辺(例えば
臀部周辺や腰部周辺)とこれより上方の第2の人体部周
辺(例えば腰部周辺や腹部周辺、胸部周辺)並びにこの
第2の人体部と異なる第3の人体部周辺(例えば胸部周
辺や頭部周辺)の第1ないし第3の検知領域について着
座状態を検知する。このため、実際に便座に使用者が着
座すれば、この第1ないし第3の検出手段から第1ない
し第3の着座信号が出力される。つまり、使用者が便座
に着座して始めて第1ないし第3の着座信号が出力さ
れ、その際には、使用者として想定した人の身体上の特
徴(例えば、体重の軽重や静電容量の相違)に拘わら
ず、この第1ないし第3の着座信号が出力される。
側方の袖部材に備えた第1ないし第3の検出手段によ
り、便座に着座した使用者の第1の人体部周辺(例えば
臀部周辺や腰部周辺)とこれより上方の第2の人体部周
辺(例えば腰部周辺や腹部周辺、胸部周辺)並びにこの
第2の人体部と異なる第3の人体部周辺(例えば胸部周
辺や頭部周辺)の第1ないし第3の検知領域について着
座状態を検知する。このため、実際に便座に使用者が着
座すれば、この第1ないし第3の検出手段から第1ない
し第3の着座信号が出力される。つまり、使用者が便座
に着座して始めて第1ないし第3の着座信号が出力さ
れ、その際には、使用者として想定した人の身体上の特
徴(例えば、体重の軽重や静電容量の相違)に拘わら
ず、この第1ないし第3の着座信号が出力される。
【0032】しかし、第1ないし第3の検出手段の検知
領域は、便座に着座した使用者の腰部周辺等の第1の人
体部周辺と、これより上方の腹部周辺や胸部周辺等の第
2の人体部周辺並びにこの第2の人体部と異なる胸部周
辺や頭部周辺等の第3の人体部周辺であることから、便
蓋や便座がその開閉の際にこれら各検出手段のそれぞれ
に検知されることはなく、検知されたとしても一の検出
手段に検知されるに過ぎない。また、トイレ清掃の際に
便座に手を載せる等の動作が行われても、やはり、この
トイレ清掃動作に伴って第1ないし第3の検出手段が共
に腕や手を検知することはなく、検知されたとしても一
又は二の検出手段に検知されるに過ぎない。このため、
便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作では、第1ない
し第3の着座信号が共に出力されることはない。そし
て、この着座信号の出力の状態に基づいて着座の有無が
判定されるので、第1ないし第3の着座信号が共に出力
されていれば着座ありと判定され、これを受けて、人体
局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動が許可
される。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、未着座の場合には、第1ないし
第3の着座信号が共に出力されていないことから着座な
しと判定されて駆動機器の駆動は許可されず、上記操作
が行われても駆動機器が駆動することはない。
領域は、便座に着座した使用者の腰部周辺等の第1の人
体部周辺と、これより上方の腹部周辺や胸部周辺等の第
2の人体部周辺並びにこの第2の人体部と異なる胸部周
辺や頭部周辺等の第3の人体部周辺であることから、便
蓋や便座がその開閉の際にこれら各検出手段のそれぞれ
に検知されることはなく、検知されたとしても一の検出
手段に検知されるに過ぎない。また、トイレ清掃の際に
便座に手を載せる等の動作が行われても、やはり、この
トイレ清掃動作に伴って第1ないし第3の検出手段が共
に腕や手を検知することはなく、検知されたとしても一
又は二の検出手段に検知されるに過ぎない。このため、
便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作では、第1ない
し第3の着座信号が共に出力されることはない。そし
て、この着座信号の出力の状態に基づいて着座の有無が
判定されるので、第1ないし第3の着座信号が共に出力
されていれば着座ありと判定され、これを受けて、人体
局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動が許可
される。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、未着座の場合には、第1ないし
第3の着座信号が共に出力されていないことから着座な
しと判定されて駆動機器の駆動は許可されず、上記操作
が行われても駆動機器が駆動することはない。
【0033】ところで、この第4の発明の衛生洗浄装置
では、着座の有無を第1ないし第3の検出手段からの第
1ないし第3の着座信号の出力状態に基づいて検知す
る。よって、着座検知に当たって、体重の軽重や静電容
量の相違といった身体上の特徴の影響を受けることがな
いと共に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着
座ありと誤検知することがないので、便座への着座を高
い信頼性で検知することができる。このため、第4の発
明の衛生洗浄装置によれば、着座検知の信頼性の向上を
通して、便座への着座動作をインターロックとして人体
局部の洗浄又は乾燥を行うことができる。
では、着座の有無を第1ないし第3の検出手段からの第
1ないし第3の着座信号の出力状態に基づいて検知す
る。よって、着座検知に当たって、体重の軽重や静電容
量の相違といった身体上の特徴の影響を受けることがな
いと共に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着
座ありと誤検知することがないので、便座への着座を高
い信頼性で検知することができる。このため、第4の発
明の衛生洗浄装置によれば、着座検知の信頼性の向上を
通して、便座への着座動作をインターロックとして人体
局部の洗浄又は乾燥を行うことができる。
【0034】この第4の発明の衛生洗浄装置において、
前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,第3
の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと判定
する手段を有するものとすることができる。
前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,第3
の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと判定
する手段を有するものとすることができる。
【0035】この第1の態様の衛生洗浄装置では、使用
者が既述した着座動作を採る際に一番最後に第1の検出
手段から第1の着座信号が出力されれば、着座ありと判
定して人体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の
駆動を許可する。その一方、着座信号の出力の様子がこ
れ以外であれば着座なしと判定して駆動機器の駆動を許
可しない。よって、使用者が採る着座動作と着座信号の
出力の順との対応をとることで着座検知の信頼性を高
め、便座への着座動作を人体局部の洗浄又は乾燥を行う
際の確実なインターロックとすることができる。
者が既述した着座動作を採る際に一番最後に第1の検出
手段から第1の着座信号が出力されれば、着座ありと判
定して人体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の
駆動を許可する。その一方、着座信号の出力の様子がこ
れ以外であれば着座なしと判定して駆動機器の駆動を許
可しない。よって、使用者が採る着座動作と着座信号の
出力の順との対応をとることで着座検知の信頼性を高
め、便座への着座動作を人体局部の洗浄又は乾燥を行う
際の確実なインターロックとすることができる。
【0036】また、上記の第4の発明の衛生洗浄装置に
おいて、単一の光源と、該光源から出射される光束を、
前記第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記
第2の検知領域に向けられた第2の部分光束と前記第3
の検知領域に向けられた第3の部分光束に分割する光束
分割手段とを有し、前記光源と光束分割手段を前記袖部
材に備えるものとすることができる。
おいて、単一の光源と、該光源から出射される光束を、
前記第1の検知領域に向けられた第1の部分光束と前記
第2の検知領域に向けられた第2の部分光束と前記第3
の検知領域に向けられた第3の部分光束に分割する光束
分割手段とを有し、前記光源と光束分割手段を前記袖部
材に備えるものとすることができる。
【0037】この第2の態様の衛生洗浄装置によれば、
第1ないし第3の検出手段についての第1ないし第3の
検知領域への光の照射を単一の光源と光束分割手段で行
うことができるので、便座側方の袖部材の小型化を図る
ことができる。
第1ないし第3の検出手段についての第1ないし第3の
検知領域への光の照射を単一の光源と光束分割手段で行
うことができるので、便座側方の袖部材の小型化を図る
ことができる。
【0038】第5の発明の衛生洗浄装置は、人体局部の
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座の温度変化を検出する検出手段と、前記便
座に使用者が着座したときに起こる前記便座の温度変化
の状態を記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出した
温度変化の状態と前記記憶手段の記憶した温度変化の状
態とに基づいて、着座の有無を判定する判定手段と、該
判定手段が着座ありと判定した場合には、前記駆動機器
の駆動を許可する許可手段とを備えることを特徴とす
る。
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座の温度変化を検出する検出手段と、前記便
座に使用者が着座したときに起こる前記便座の温度変化
の状態を記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出した
温度変化の状態と前記記憶手段の記憶した温度変化の状
態とに基づいて、着座の有無を判定する判定手段と、該
判定手段が着座ありと判定した場合には、前記駆動機器
の駆動を許可する許可手段とを備えることを特徴とす
る。
【0039】この第5の発明の衛生洗浄装置では、使用
者の便座への着座に伴って起きる便座の温度変化を検出
する。この場合、便座の温度変化は、着座動作以外の原
因、例えばトイレの環境温度の変化やトイレ清掃動作の
際に手が便座に載せられたことに起因しても起きるが、
その温度変化の様子は、着座動作に伴う場合と、環境温
度変化或いはトイレ清掃動作に伴う場合とで明確に異な
る。そして、記憶しておいた使用者の着座に伴う便座の
温度変化の状態と検出した温度変化の状態とに基づいて
着座の有無を判定し、着座ありと判定した場合には、人
体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動を許
可する。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、記憶した便座の温度変化の状態
と検出した温度変化の状態とに基づいて着座ありと判定
しない場合には、駆動機器の駆動は許可されず、上記操
作が行われても駆動機器が駆動することはない。このた
め、第5の発明の衛生洗浄装置によれば、トイレの環境
温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座の温度変化を便座
への着座に伴うものであると誤検知をすることがなく、
着座検知の信頼性をより高めることができ、この信頼性
の向上を通して、便座への着座動作をインターロックと
して人体局部の洗浄又は乾燥を行うことができる。
者の便座への着座に伴って起きる便座の温度変化を検出
する。この場合、便座の温度変化は、着座動作以外の原
因、例えばトイレの環境温度の変化やトイレ清掃動作の
際に手が便座に載せられたことに起因しても起きるが、
その温度変化の様子は、着座動作に伴う場合と、環境温
度変化或いはトイレ清掃動作に伴う場合とで明確に異な
る。そして、記憶しておいた使用者の着座に伴う便座の
温度変化の状態と検出した温度変化の状態とに基づいて
着座の有無を判定し、着座ありと判定した場合には、人
体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動を許
可する。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、記憶した便座の温度変化の状態
と検出した温度変化の状態とに基づいて着座ありと判定
しない場合には、駆動機器の駆動は許可されず、上記操
作が行われても駆動機器が駆動することはない。このた
め、第5の発明の衛生洗浄装置によれば、トイレの環境
温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座の温度変化を便座
への着座に伴うものであると誤検知をすることがなく、
着座検知の信頼性をより高めることができ、この信頼性
の向上を通して、便座への着座動作をインターロックと
して人体局部の洗浄又は乾燥を行うことができる。
【0040】第6の発明の衛生洗浄装置は、人体局部の
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検
出する検出手段と、前記便座に使用者が着座したときに
起こる前記複数の検出箇所での荷重変化の状態を記憶す
る記憶手段と、前記検出手段の検出した荷重変化の状態
と前記記憶した荷重変化の状態とに基づいて、着座の有
無を判定する判定手段と、該判定手段が着座ありと判定
した場合には、前記駆動機器の駆動を許可する許可手段
とを備えることを特徴とする。
洗浄又は乾燥を行うための駆動機器を有する衛生洗浄装
置であって、洋式便器の便器本体の上面に装着される便
座と、該便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検
出する検出手段と、前記便座に使用者が着座したときに
起こる前記複数の検出箇所での荷重変化の状態を記憶す
る記憶手段と、前記検出手段の検出した荷重変化の状態
と前記記憶した荷重変化の状態とに基づいて、着座の有
無を判定する判定手段と、該判定手段が着座ありと判定
した場合には、前記駆動機器の駆動を許可する許可手段
とを備えることを特徴とする。
【0041】この第6の発明の衛生洗浄装置では、使用
者の便座への着座に伴って起きる便座の荷重変化を複数
の検出箇所で検出する。この場合、便座の荷重変化は、
着座動作以外の原因、例えばトイレ清掃動作の際に手が
便座の一部分に載せられたことに起因しても起きるが、
その荷重変化の様子は、着座動作に伴う場合とトイレ清
掃動作に伴う場合とで明確に異なる。そして、それぞれ
の検出箇所について記憶しておいた使用者の着座に伴う
荷重変化の状態と検出した荷重変化の状態とに基づいて
着座の有無を判定し、着座ありと判定した場合には、人
体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動を許
可する。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、記憶した便座の荷重変化の状態
と検出した荷重変化の状態とに基づいて着座ありと判定
しない場合には、駆動機器の駆動は許可されず、上記操
作が行われても駆動機器が駆動することはない。このた
め、第6の発明の衛生洗浄装置によれば、トイレ清掃動
作に伴う便座の荷重変化を便座への着座に伴うものであ
ると誤検知をすることがなく、着座検知の信頼性をより
高めることができ、この信頼性の向上を通して、便座へ
の着座動作をインターロックとして人体局部の洗浄又は
乾燥を行うことができる。
者の便座への着座に伴って起きる便座の荷重変化を複数
の検出箇所で検出する。この場合、便座の荷重変化は、
着座動作以外の原因、例えばトイレ清掃動作の際に手が
便座の一部分に載せられたことに起因しても起きるが、
その荷重変化の様子は、着座動作に伴う場合とトイレ清
掃動作に伴う場合とで明確に異なる。そして、それぞれ
の検出箇所について記憶しておいた使用者の着座に伴う
荷重変化の状態と検出した荷重変化の状態とに基づいて
着座の有無を判定し、着座ありと判定した場合には、人
体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆動機器の駆動を許
可する。このため、駆動機器を駆動するための何らかの
操作がその後に行われると、当該操作に応じて駆動機器
は駆動する。その一方、記憶した便座の荷重変化の状態
と検出した荷重変化の状態とに基づいて着座ありと判定
しない場合には、駆動機器の駆動は許可されず、上記操
作が行われても駆動機器が駆動することはない。このた
め、第6の発明の衛生洗浄装置によれば、トイレ清掃動
作に伴う便座の荷重変化を便座への着座に伴うものであ
ると誤検知をすることがなく、着座検知の信頼性をより
高めることができ、この信頼性の向上を通して、便座へ
の着座動作をインターロックとして人体局部の洗浄又は
乾燥を行うことができる。
【0042】
【発明の他の態様】本発明は、以下のような他の態様を
採ることも可能であり、第1の他の態様としては、上記
した第1ないし第3の発明における着座検知装置又は第
4ないし第6の発明の衛生洗浄装置において、前記判定
手段により着座ありと判定されたときに駆動し、前記便
器のボール内を脱臭する脱臭手段を有するものとするこ
とができる。
採ることも可能であり、第1の他の態様としては、上記
した第1ないし第3の発明における着座検知装置又は第
4ないし第6の発明の衛生洗浄装置において、前記判定
手段により着座ありと判定されたときに駆動し、前記便
器のボール内を脱臭する脱臭手段を有するものとするこ
とができる。
【0043】この第1の他の態様では、便座に使用者が
着座して着座ありと判定されれば脱臭がなされるので、
使用者の便座への着座と同時にボール内の脱臭を開始す
ることができる。
着座して着座ありと判定されれば脱臭がなされるので、
使用者の便座への着座と同時にボール内の脱臭を開始す
ることができる。
【0044】また、第2の他の態様としては、第1の発
明における着座検知装置において、第1,第2の着座信
号の出力の順序を判断し、その判断結果に応じて着座の
有無を判定する手段を有するものとすることができる。
明における着座検知装置において、第1,第2の着座信
号の出力の順序を判断し、その判断結果に応じて着座の
有無を判定する手段を有するものとすることができる。
【0045】この第2の他の態様では、出力の順序に応
じて着座の有無が判定されるので、通常着座行為をする
ときにあり得る順序で出力がなされた場合のみ着座と判
定することも可能であり、誤判定を回避できる。
じて着座の有無が判定されるので、通常着座行為をする
ときにあり得る順序で出力がなされた場合のみ着座と判
定することも可能であり、誤判定を回避できる。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、衛生洗浄装置10を装着
した洋式便器を示す外観図である。
例に基づき説明する。図1は、衛生洗浄装置10を装着
した洋式便器を示す外観図である。
【0047】図示するように、衛生洗浄装置10は、便
器本体11の後部に装着されており、機器収納本体12
を有し、便器本体11の上面に装着される便座13とこ
れを閉じる便蓋14とを、開閉自在に機器収納本体12
に係合保持して備える。また、衛生洗浄装置10は、こ
の機器収納本体12に、便器本体11のボール内に進退
するよう構成され洗浄水を人体局部に噴出するノズル装
置15と、洗浄設定部12Aと脱臭装置16とを有す
る。洗浄設定部12Aは、洗浄水温度や局部乾燥の際の
温風温度等を設定するための種々の設定ボタンを有する
ほか、ノズル装置15の洗浄用ノズルのノズル位置(お
尻洗浄位置,ビデ位置)の設定とその位置での吐水を開
始する吐水ボタン(お尻洗浄ボタン,ビデ洗浄ボタ
ン),温風を吹き出して乾燥を開始する乾燥ボタン,吐
水並びに乾燥を停止する停止ボタン等を有する。脱臭装
置16は、便器本体11のボール内の空気を吸引し、内
蔵する図示しないオゾン発生装置(オゾナイザー)で発
生させたオゾン若しくは臭気の酸化分解用触媒(例え
ば、二酸化チタンのような光触媒)でこの空気中の臭気
を除去して脱臭するよう構成されている。更に、衛生洗
浄装置10は、人体局部に向けて温風を吹きかける乾燥
装置17(図5参照)をも機器収納本体12に内蔵して
備える。乾燥装置17は、ヒータと送風ファンとを有
し、ヒータで温められた温風を送風ファンで人体局部に
向けて吹きかけるよう構成されている。
器本体11の後部に装着されており、機器収納本体12
を有し、便器本体11の上面に装着される便座13とこ
れを閉じる便蓋14とを、開閉自在に機器収納本体12
に係合保持して備える。また、衛生洗浄装置10は、こ
の機器収納本体12に、便器本体11のボール内に進退
するよう構成され洗浄水を人体局部に噴出するノズル装
置15と、洗浄設定部12Aと脱臭装置16とを有す
る。洗浄設定部12Aは、洗浄水温度や局部乾燥の際の
温風温度等を設定するための種々の設定ボタンを有する
ほか、ノズル装置15の洗浄用ノズルのノズル位置(お
尻洗浄位置,ビデ位置)の設定とその位置での吐水を開
始する吐水ボタン(お尻洗浄ボタン,ビデ洗浄ボタ
ン),温風を吹き出して乾燥を開始する乾燥ボタン,吐
水並びに乾燥を停止する停止ボタン等を有する。脱臭装
置16は、便器本体11のボール内の空気を吸引し、内
蔵する図示しないオゾン発生装置(オゾナイザー)で発
生させたオゾン若しくは臭気の酸化分解用触媒(例え
ば、二酸化チタンのような光触媒)でこの空気中の臭気
を除去して脱臭するよう構成されている。更に、衛生洗
浄装置10は、人体局部に向けて温風を吹きかける乾燥
装置17(図5参照)をも機器収納本体12に内蔵して
備える。乾燥装置17は、ヒータと送風ファンとを有
し、ヒータで温められた温風を送風ファンで人体局部に
向けて吹きかけるよう構成されている。
【0048】このほか、衛生洗浄装置10は、洗浄設定
部12Aにおける種々の設定ボタンの操作に基づいて洗
浄水の温度(ヒータ温度)や乾燥装置17におけるヒー
タの温度等を制御する電子制御装置60(図5参照)
と、この電子制御装置からの制御信号に基づき駆動する
温水/ノズル制御装置18とをも、機器収納本体12に
内蔵して備える。また、機器収納本体12から脱臭装置
16にかけての本体斜面には、便座13への着座の有無
を検出するための後述の着座検知装置50を有する。
部12Aにおける種々の設定ボタンの操作に基づいて洗
浄水の温度(ヒータ温度)や乾燥装置17におけるヒー
タの温度等を制御する電子制御装置60(図5参照)
と、この電子制御装置からの制御信号に基づき駆動する
温水/ノズル制御装置18とをも、機器収納本体12に
内蔵して備える。また、機器収納本体12から脱臭装置
16にかけての本体斜面には、便座13への着座の有無
を検出するための後述の着座検知装置50を有する。
【0049】この温水/ノズル制御装置18は、図2に
示すように、分岐金具20を介して外部水源と接続され
ており、この外部水源から連結管21を経て給水を受け
る。なお、外部水源は、便器本体11のボール面に流す
洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)にも分岐配
管されている。
示すように、分岐金具20を介して外部水源と接続され
ており、この外部水源から連結管21を経て給水を受け
る。なお、外部水源は、便器本体11のボール面に流す
洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)にも分岐配
管されている。
【0050】温水/ノズル制御装置18は、上流側か
ら、給水アダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、安全
弁25からなるバルブユニット26と、供給された水を
温水用サーミスタ28aにより温度検出しつつ洗浄用ヒ
ータ29で適温まで加熱する熱交換器30および吐水状
態を検出するフロートスイッチ31とからなる熱交換器
ユニット32と、逆止弁33、流調モータ34により駆
動される流調弁35を備えた流調ユニット36と、第1
開閉弁37aおよび第2開閉弁37bを有する開閉弁ユ
ニット37とを備え、その先端には、ノズル装置15が
接続されている。ノズル装置15は、洗浄用ノズル40
を軸方向に駆動するための駆動装置41等から構成され
ている。
ら、給水アダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、安全
弁25からなるバルブユニット26と、供給された水を
温水用サーミスタ28aにより温度検出しつつ洗浄用ヒ
ータ29で適温まで加熱する熱交換器30および吐水状
態を検出するフロートスイッチ31とからなる熱交換器
ユニット32と、逆止弁33、流調モータ34により駆
動される流調弁35を備えた流調ユニット36と、第1
開閉弁37aおよび第2開閉弁37bを有する開閉弁ユ
ニット37とを備え、その先端には、ノズル装置15が
接続されている。ノズル装置15は、洗浄用ノズル40
を軸方向に駆動するための駆動装置41等から構成され
ている。
【0051】着座検知装置50は、図1に示す第1の光
ビーム51,第2の光ビーム52および第3の光ビーム
53を発するよう次のような構成を有する。まず、これ
ら光ビームの照射方向について説明する。図3の概略正
面および概略平面に示すように、第1の光ビーム51
は、着座検知装置50から便座13の上面とほぼ水平で
便座13前方にθ3の角度で照射され、便座13に着座
した使用者の腰部周辺に向けられている。第2の光ビー
ム52は、第1の光ビーム51の光束からθ1の角度だ
け上向きで便座13前方にθ3の角度で照射され、便座
13に着座した使用者の胸部周辺に向けられている。第
3の光ビーム53は、第1の光ビーム51の光束からθ
2の角度だけ上向きで便座13前方にθ3の角度で照射
され、便座13に着座した使用者の頭部周辺に向けられ
ている。この場合、これら角度θ1,θ2は、座高が3
0〜45cmの範囲にある幼児から成人までの使用者を
想定して定められており、角度θ3は、これら使用者が
便座13に着座する場合の着座位置を想定して定められ
ている。本実施例では、衛生洗浄装置10による局部洗
浄並びに乾燥の使用頻度が高い使用者を座高が約40c
mの成人に想定して、第1の光ビーム51の照射箇所が
この想定使用者の腰骨で、第2の光ビーム52の照射箇
所が想定使用者の胸部中央で、第3の光ビーム53の照
射箇所が想定使用者の口元になるよう、上記の角度θ1
を約45度、θ2を約70度、θ3を約25度とした。
ビーム51,第2の光ビーム52および第3の光ビーム
53を発するよう次のような構成を有する。まず、これ
ら光ビームの照射方向について説明する。図3の概略正
面および概略平面に示すように、第1の光ビーム51
は、着座検知装置50から便座13の上面とほぼ水平で
便座13前方にθ3の角度で照射され、便座13に着座
した使用者の腰部周辺に向けられている。第2の光ビー
ム52は、第1の光ビーム51の光束からθ1の角度だ
け上向きで便座13前方にθ3の角度で照射され、便座
13に着座した使用者の胸部周辺に向けられている。第
3の光ビーム53は、第1の光ビーム51の光束からθ
2の角度だけ上向きで便座13前方にθ3の角度で照射
され、便座13に着座した使用者の頭部周辺に向けられ
ている。この場合、これら角度θ1,θ2は、座高が3
0〜45cmの範囲にある幼児から成人までの使用者を
想定して定められており、角度θ3は、これら使用者が
便座13に着座する場合の着座位置を想定して定められ
ている。本実施例では、衛生洗浄装置10による局部洗
浄並びに乾燥の使用頻度が高い使用者を座高が約40c
mの成人に想定して、第1の光ビーム51の照射箇所が
この想定使用者の腰骨で、第2の光ビーム52の照射箇
所が想定使用者の胸部中央で、第3の光ビーム53の照
射箇所が想定使用者の口元になるよう、上記の角度θ1
を約45度、θ2を約70度、θ3を約25度とした。
【0052】もっとも、この想定した使用者より座高が
低い使用者であっても、第1の光ビーム51はこの使用
者の腰骨上部周辺に照射され、第2の光ビーム52はこ
の使用者の胸部上部周辺に照射され、第3の光ビーム5
3はこの使用者の額周辺に照射される。また、座高の高
い使用者であれば、第1の光ビーム51は腰骨下部周辺
に照射され、第2の光ビーム52は胸部下部周辺に照射
され、第3の光ビーム53は顎周辺に照射される。
低い使用者であっても、第1の光ビーム51はこの使用
者の腰骨上部周辺に照射され、第2の光ビーム52はこ
の使用者の胸部上部周辺に照射され、第3の光ビーム5
3はこの使用者の額周辺に照射される。また、座高の高
い使用者であれば、第1の光ビーム51は腰骨下部周辺
に照射され、第2の光ビーム52は胸部下部周辺に照射
され、第3の光ビーム53は顎周辺に照射される。
【0053】このように第1の光ビーム51ないし第3
の光ビーム53をそれぞれの照射方向に照射するため、
着座検知装置50は、図4に模式的に示すように、光の
照射系として、LED(発行ダイオード)54と、この
LED54から照射された単一波長の光を集光する集光
レンズ55と、集光レンズ55からの光を上記の第1な
いし第3の光ビームに分散して照射するグレーティング
レンズ56とを有する。このグレーティングレンズ56
は、その外表面に所定周期で形成された凹凸を有し、L
ED54の照射する光の波長λに対する凹凸の周期調
整、グレーティングレンズ56の屈折率調整、凹凸部の
高さ調整を経て、光の回折現象の起き方を調整し、LE
D54の光を上記したそれぞれの照射方向の第1の光ビ
ーム51ないし第3の光ビーム53にその光束を分割し
て照射する。
の光ビーム53をそれぞれの照射方向に照射するため、
着座検知装置50は、図4に模式的に示すように、光の
照射系として、LED(発行ダイオード)54と、この
LED54から照射された単一波長の光を集光する集光
レンズ55と、集光レンズ55からの光を上記の第1な
いし第3の光ビームに分散して照射するグレーティング
レンズ56とを有する。このグレーティングレンズ56
は、その外表面に所定周期で形成された凹凸を有し、L
ED54の照射する光の波長λに対する凹凸の周期調
整、グレーティングレンズ56の屈折率調整、凹凸部の
高さ調整を経て、光の回折現象の起き方を調整し、LE
D54の光を上記したそれぞれの照射方向の第1の光ビ
ーム51ないし第3の光ビーム53にその光束を分割し
て照射する。
【0054】また、着座検知装置50は、光の受光系と
して、第1の受光素子57と第2の受光素子58と第3
の受光素子59を有する。これら各受光素子は、その受
光領域に入射する光を集光するレンズを備え、当該レン
ズを透過してきた光の光量を電気信号に変換して出力す
るよう構成されている。そして、第1の受光素子57
は、上記したように照射された第1の光ビーム51の光
が便座13に着座した使用者の腰部周辺から反射した光
を受光するよう、設置されている。第2の受光素子5
8,第3の受光素子59は、第2の光ビーム52,第3
の光ビーム53の光がこの使用者の胸部周辺、頭部周辺
から反射した光をそれぞれ受光するよう、設置されてい
る。この第1の受光素子57ないし第3の受光素子59
は、後述の電子制御装置60に上記電気信号を出力す
る。
して、第1の受光素子57と第2の受光素子58と第3
の受光素子59を有する。これら各受光素子は、その受
光領域に入射する光を集光するレンズを備え、当該レン
ズを透過してきた光の光量を電気信号に変換して出力す
るよう構成されている。そして、第1の受光素子57
は、上記したように照射された第1の光ビーム51の光
が便座13に着座した使用者の腰部周辺から反射した光
を受光するよう、設置されている。第2の受光素子5
8,第3の受光素子59は、第2の光ビーム52,第3
の光ビーム53の光がこの使用者の胸部周辺、頭部周辺
から反射した光をそれぞれ受光するよう、設置されてい
る。この第1の受光素子57ないし第3の受光素子59
は、後述の電子制御装置60に上記電気信号を出力す
る。
【0055】従って、便座13に使用者が着座していな
い状況では、着座検知装置50からは第1の光ビーム5
1ないし第3の光ビーム53が発せられているものの、
使用者でのこれらビームの光の反射は起きない。よっ
て、第1の受光素子57ないし第3の受光素子59での
受光量はゼロであり、この受光量ゼロに応じた電気信号
が電子制御装置60に出力される。しかし、便座13に
使用者が着座すれば、第1の光ビーム51ないし第3の
光ビーム53の使用者での反射が起き、第1の受光素子
57ないし第3の受光素子59からはその際の受光量に
応じた電気信号が出力される。そして、電子制御装置6
0は、これら受光素子からの電気信号の出力の状態に基
づいて、便座13に使用者が着座しているかを後述する
ように判定する。
い状況では、着座検知装置50からは第1の光ビーム5
1ないし第3の光ビーム53が発せられているものの、
使用者でのこれらビームの光の反射は起きない。よっ
て、第1の受光素子57ないし第3の受光素子59での
受光量はゼロであり、この受光量ゼロに応じた電気信号
が電子制御装置60に出力される。しかし、便座13に
使用者が着座すれば、第1の光ビーム51ないし第3の
光ビーム53の使用者での反射が起き、第1の受光素子
57ないし第3の受光素子59からはその際の受光量に
応じた電気信号が出力される。そして、電子制御装置6
0は、これら受光素子からの電気信号の出力の状態に基
づいて、便座13に使用者が着座しているかを後述する
ように判定する。
【0056】次に、各ユニット等の大まかな動作を説明
する。便座13に使用者が着座すると、上記したように
各受光素子からの出力は変化し、電子制御装置60にて
その旨判定される。その後、使用者が洗浄設定部12A
を操作して、例えばお尻洗浄ボタン12aを押すと(図
5参照)、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40を
一体的に洗浄位置まで前進し、バルブユニット26の第
1開閉弁37aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。
する。便座13に使用者が着座すると、上記したように
各受光素子からの出力は変化し、電子制御装置60にて
その旨判定される。その後、使用者が洗浄設定部12A
を操作して、例えばお尻洗浄ボタン12aを押すと(図
5参照)、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40を
一体的に洗浄位置まで前進し、バルブユニット26の第
1開閉弁37aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。
【0057】そして、洗浄終了後、洗浄設定部12Aの
停止ボタン12c(図5参照)を押して洗浄の終了を指
示すると、洗浄用ヒータ29への通電を終了すると共
に、第1開閉弁37aを閉じて洗浄水の噴出を終了す
る。その後、駆動装置41を逆転して洗浄用ノズル40
を収納位置に退避する。なお、ビデ洗浄ボタン12bを
押すと、ビデ洗浄位置まで洗浄用ノズル40が進出して
第2開閉弁37bを開いて洗浄水の噴出を開始し、停止
ボタン12cの押し下げにより洗浄を終了する。
停止ボタン12c(図5参照)を押して洗浄の終了を指
示すると、洗浄用ヒータ29への通電を終了すると共
に、第1開閉弁37aを閉じて洗浄水の噴出を終了す
る。その後、駆動装置41を逆転して洗浄用ノズル40
を収納位置に退避する。なお、ビデ洗浄ボタン12bを
押すと、ビデ洗浄位置まで洗浄用ノズル40が進出して
第2開閉弁37bを開いて洗浄水の噴出を開始し、停止
ボタン12cの押し下げにより洗浄を終了する。
【0058】次に、上記した衛生洗浄装置10の種々の
制御機器(洗浄用ヒータ29,電磁弁24等)を制御す
る電子制御装置60について説明する。電子制御装置6
0は、図5に示すように、予め設定された制御プログラ
ムに従って洗浄水の温度等を制御するための各種演算処
理を実行するCPU62と、CPU62で各種演算処理
を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が
予め格納されたROM64と、同じくCPU62で各種
演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的に読
み書きされるRAM66と、非通電状態でも種々のデー
タを記憶しているバックアップRAM67と、各センサ
からの検出信号やスイッチからの信号を入力してCPU
62の処理可能な信号に変換する入力処理回路68と、
CPU62での演算結果に応じて電磁弁24等に信号を
出力する出力処理回路69等を備えている。
制御機器(洗浄用ヒータ29,電磁弁24等)を制御す
る電子制御装置60について説明する。電子制御装置6
0は、図5に示すように、予め設定された制御プログラ
ムに従って洗浄水の温度等を制御するための各種演算処
理を実行するCPU62と、CPU62で各種演算処理
を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が
予め格納されたROM64と、同じくCPU62で各種
演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的に読
み書きされるRAM66と、非通電状態でも種々のデー
タを記憶しているバックアップRAM67と、各センサ
からの検出信号やスイッチからの信号を入力してCPU
62の処理可能な信号に変換する入力処理回路68と、
CPU62での演算結果に応じて電磁弁24等に信号を
出力する出力処理回路69等を備えている。
【0059】図5に示すように、洗浄設定部12Aの種
々のボタン、即ち、お尻洗浄ボタン12a,ビデ洗浄ボ
タン12b,停止ボタン12c,乾燥ボタン12dや、
温風温度の調節用の温風温度設定ボタン12e,吐水温
度の調節用の吐水温設定ボタン12g,水量調節用の水
量調節ボタン12hは、入力処理回路68に接続されて
いる。そして、これらボタンが操作されると、このボタ
ンに該当する信号(例えば、お尻洗浄ボタン12aであ
れば洗浄オン信号)が電子制御装置60に入力され、電
子制御装置60での制御に用いられる。
々のボタン、即ち、お尻洗浄ボタン12a,ビデ洗浄ボ
タン12b,停止ボタン12c,乾燥ボタン12dや、
温風温度の調節用の温風温度設定ボタン12e,吐水温
度の調節用の吐水温設定ボタン12g,水量調節用の水
量調節ボタン12hは、入力処理回路68に接続されて
いる。そして、これらボタンが操作されると、このボタ
ンに該当する信号(例えば、お尻洗浄ボタン12aであ
れば洗浄オン信号)が電子制御装置60に入力され、電
子制御装置60での制御に用いられる。
【0060】また、着座検知装置50における第1の受
光素子57ないし第3の受光素子59や、温水用サーミ
スタ28a,フロートスイッチ31も入力処理回路68
に接続されており、電子制御装置60は、これらスイッ
チからの信号を常時入力している。そして、この電子制
御装置60は、入力した信号に基づいて、吐水温度を所
定の温度に制御したり、水量維持を図ったりする。
光素子57ないし第3の受光素子59や、温水用サーミ
スタ28a,フロートスイッチ31も入力処理回路68
に接続されており、電子制御装置60は、これらスイッ
チからの信号を常時入力している。そして、この電子制
御装置60は、入力した信号に基づいて、吐水温度を所
定の温度に制御したり、水量維持を図ったりする。
【0061】出力処理回路69には、温水吐水に関する
電磁弁24,流調モータ34等のほか、脱臭装置16と
乾燥装置17が接続されており、電子制御装置60は、
上記入力した信号に基づいてこれらを駆動制御する。ま
た、着座検知装置50におけるLED54も接続されて
おり、電子制御装置60は、このLED54に継続的に
所定の電圧の印加してLED54を点灯し、このLED
54から照射された光をグレーティングレンズ56を介
して第1の光ビーム51ないし第3の光ビーム53にそ
の光束を分割して発する。
電磁弁24,流調モータ34等のほか、脱臭装置16と
乾燥装置17が接続されており、電子制御装置60は、
上記入力した信号に基づいてこれらを駆動制御する。ま
た、着座検知装置50におけるLED54も接続されて
おり、電子制御装置60は、このLED54に継続的に
所定の電圧の印加してLED54を点灯し、このLED
54から照射された光をグレーティングレンズ56を介
して第1の光ビーム51ないし第3の光ビーム53にそ
の光束を分割して発する。
【0062】次に、電子制御装置60により実行される
処理について、図6以降のフローチャートを用いて説明
する。
処理について、図6以降のフローチャートを用いて説明
する。
【0063】図6は、便座13における着座状態を検知
する着座検知ルーチンの処理内容を示すフロートであ
り、この着座検知ルーチンは、所定時間ごとに繰り返し
実行されている。この場合、着座検知ルーチンの割込タ
イミングの優先順位は、後述の吐水・乾燥ルーチンより
高くされている。図示するように、この着座検知ルーチ
ンでは、まず、第1の受光素子57,第2の受光素子5
8,第3の受光素子59の各受光素子の出力(オン/オ
フ)をスキャンし(ステップS100)、各受光素子の
出力状態とスキャン時刻とをRAM66の所定アドレス
に記憶する(ステップS110)。この出力状態とスキ
ャン時刻の記憶領域は、前回の本ルーチン実行時のもの
と今回の本ルーチン実行時のものとが記憶できるよう確
保されており、本ルーチンの実行の都度、上記の出力状
態とスキャン時刻は更新・記憶されるようにされてい
る。
する着座検知ルーチンの処理内容を示すフロートであ
り、この着座検知ルーチンは、所定時間ごとに繰り返し
実行されている。この場合、着座検知ルーチンの割込タ
イミングの優先順位は、後述の吐水・乾燥ルーチンより
高くされている。図示するように、この着座検知ルーチ
ンでは、まず、第1の受光素子57,第2の受光素子5
8,第3の受光素子59の各受光素子の出力(オン/オ
フ)をスキャンし(ステップS100)、各受光素子の
出力状態とスキャン時刻とをRAM66の所定アドレス
に記憶する(ステップS110)。この出力状態とスキ
ャン時刻の記憶領域は、前回の本ルーチン実行時のもの
と今回の本ルーチン実行時のものとが記憶できるよう確
保されており、本ルーチンの実行の都度、上記の出力状
態とスキャン時刻は更新・記憶されるようにされてい
る。
【0064】続いて、スキャンした各受光素子の出力状
態が総てオンか否かを判断し(ステップS120)、否
定判断した場合には、便座13に使用者が着座した旨を
表す着座フラグFsitに値0をセットして初期化する
(ステップS130)。従って、便座13に使用者が着
座していない場合は、総ての受光素子の出力はオフであ
るためステップS120での否定判断を経て着座フラグ
Fsitが値0とされる。また、トイレ清掃の際に便座
13に手が載せられたりしたような場合は、図4に示し
た各受光素子の受光の様子から、総ての受光素子の出力
はオフであるか一の受光素子、その多くの場合は第1の
受光素子57のみがオンで残りの受光素子はオフであ
る。よって、この場合にもステップS120での否定判
断を経て着座フラグFsitが値0とされる。また、ト
イレ清掃の際に便座13に手を載せると共に上半身を前
屈みにして便座13の上方に乗り出したりしたような場
合でも、総ての受光素子の出力がオンとなることはな
く、着座フラグFsitが値0とされる。というのは、
便座13に載せた手により第1の受光素子57がオンし
ても、第2の光ビーム52と第3の光ビーム53の照射
方向の相違並びに光の反射想定箇所の距離の隔たりか
ら、上半身を前屈みにした姿勢では第2の光ビーム52
と第3の光ビーム53の光が共にこのトイレ清掃をする
人で反射することはないといえるからである。
態が総てオンか否かを判断し(ステップS120)、否
定判断した場合には、便座13に使用者が着座した旨を
表す着座フラグFsitに値0をセットして初期化する
(ステップS130)。従って、便座13に使用者が着
座していない場合は、総ての受光素子の出力はオフであ
るためステップS120での否定判断を経て着座フラグ
Fsitが値0とされる。また、トイレ清掃の際に便座
13に手が載せられたりしたような場合は、図4に示し
た各受光素子の受光の様子から、総ての受光素子の出力
はオフであるか一の受光素子、その多くの場合は第1の
受光素子57のみがオンで残りの受光素子はオフであ
る。よって、この場合にもステップS120での否定判
断を経て着座フラグFsitが値0とされる。また、ト
イレ清掃の際に便座13に手を載せると共に上半身を前
屈みにして便座13の上方に乗り出したりしたような場
合でも、総ての受光素子の出力がオンとなることはな
く、着座フラグFsitが値0とされる。というのは、
便座13に載せた手により第1の受光素子57がオンし
ても、第2の光ビーム52と第3の光ビーム53の照射
方向の相違並びに光の反射想定箇所の距離の隔たりか
ら、上半身を前屈みにした姿勢では第2の光ビーム52
と第3の光ビーム53の光が共にこのトイレ清掃をする
人で反射することはないといえるからである。
【0065】一方、ステップS120で肯定判断した場
合には、第1ないし第3の受光素子がオンした順序をス
テップS110で記憶済みの前回・今回の出力状態とス
キャン時刻から求め、第1の受光素子57が最後にオン
したか否かを判断する(ステップS140)。そして、
肯定判断した場合には、着座フラグFsitに値1をセ
ットし(ステップS150)、否定判断した場合には、
ステップS130に移行して着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する。このステップS140によ
り、使用者が便座13に着座する際に採る着座動作と各
受光素子のオンの順序とを次のように対応付けて、着座
フラグFsitを値0又は値1にセットすることができ
る。
合には、第1ないし第3の受光素子がオンした順序をス
テップS110で記憶済みの前回・今回の出力状態とス
キャン時刻から求め、第1の受光素子57が最後にオン
したか否かを判断する(ステップS140)。そして、
肯定判断した場合には、着座フラグFsitに値1をセ
ットし(ステップS150)、否定判断した場合には、
ステップS130に移行して着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する。このステップS140によ
り、使用者が便座13に着座する際に採る着座動作と各
受光素子のオンの順序とを次のように対応付けて、着座
フラグFsitを値0又は値1にセットすることができ
る。
【0066】使用者が便座13に着座する際には、便器
前方に立った使用者は便座上方から便座13に腰掛ける
着座動作を採る。この着座動作と図4に示した各光ビー
ムの光の照射の様子並びに各受光素子の受光の様子とを
勘案すると、着座動作の初期の段階で、使用者の頭部や
胸部および腰部は便座上方にあることから、第2の受光
素子58,第3の受光素子59には使用者で反射した反
射光が到達し、この両受光素子はオンする。その後、着
座動作が進むにつれて使用者の腰部は便座13にその上
方から近づくので、やがて第1の受光素子57に反射光
が到達してこの第1の受光素子57がオンする。つま
り、使用者が着座動作を採れば、第1の受光素子57が
一番最後にオンすることになり、この場合には、ステッ
プS140での肯定判断を経て着座フラグFsitが値
1にセットされる。その一方、第1の受光素子57が一
番最後にオンした場合でなければ、着座動作とは異なる
動作で偶然に総ての受光素子がオンしたと考えられる。
よって、このような場合を着座ありとしないように、ス
テップS140での否定判断を経て着座フラグFsit
に値0をセットする。そして、上記のステップS13
0,150を経ると上記したステップS100に移行
し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、この着座検
知ルーチンにより、便座13に使用者が着座しているか
否かが繰り返し監視されることになる。
前方に立った使用者は便座上方から便座13に腰掛ける
着座動作を採る。この着座動作と図4に示した各光ビー
ムの光の照射の様子並びに各受光素子の受光の様子とを
勘案すると、着座動作の初期の段階で、使用者の頭部や
胸部および腰部は便座上方にあることから、第2の受光
素子58,第3の受光素子59には使用者で反射した反
射光が到達し、この両受光素子はオンする。その後、着
座動作が進むにつれて使用者の腰部は便座13にその上
方から近づくので、やがて第1の受光素子57に反射光
が到達してこの第1の受光素子57がオンする。つま
り、使用者が着座動作を採れば、第1の受光素子57が
一番最後にオンすることになり、この場合には、ステッ
プS140での肯定判断を経て着座フラグFsitが値
1にセットされる。その一方、第1の受光素子57が一
番最後にオンした場合でなければ、着座動作とは異なる
動作で偶然に総ての受光素子がオンしたと考えられる。
よって、このような場合を着座ありとしないように、ス
テップS140での否定判断を経て着座フラグFsit
に値0をセットする。そして、上記のステップS13
0,150を経ると上記したステップS100に移行
し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、この着座検
知ルーチンにより、便座13に使用者が着座しているか
否かが繰り返し監視されることになる。
【0067】次に、人体局部の洗浄と乾燥を行う吐水・
乾燥ルーチンについて説明する。図7は、この吐水・乾
燥ルーチンの処理内容を示すフローチャートであり、こ
の吐水・乾燥ルーチンでは、まず、着座フラグFsit
の値が1であるか否かを判断する(ステップS20
0)。便座13に着座されていない未着座状態であれ
ば、着座検知ルーチンのステップS130により着座フ
ラグFsitの値はゼロであるので、このステップS2
00では否定判断されて本ルーチンを終了する。一方、
着座状態であれば、ステップS150により着座フラグ
Fsitの値は1とされているので、ステップS200
では肯定判断される。
乾燥ルーチンについて説明する。図7は、この吐水・乾
燥ルーチンの処理内容を示すフローチャートであり、こ
の吐水・乾燥ルーチンでは、まず、着座フラグFsit
の値が1であるか否かを判断する(ステップS20
0)。便座13に着座されていない未着座状態であれ
ば、着座検知ルーチンのステップS130により着座フ
ラグFsitの値はゼロであるので、このステップS2
00では否定判断されて本ルーチンを終了する。一方、
着座状態であれば、ステップS150により着座フラグ
Fsitの値は1とされているので、ステップS200
では肯定判断される。
【0068】ステップS200での肯定判断に続いて
は、お尻洗浄ボタン12a,ビデ洗浄ボタン12b,乾
燥ボタン12dのいずれかのボタンがオンされているか
否かを判断し(ステップS210)、いずれのボタンも
オンされていなければ、本ルーチンを終了する。一方、
いずれかのボタンがオンされていれば、該当するボタン
に応じて吐水又は乾燥を実行する(ステップS22
0)。例えば、お尻洗浄ボタン12aがオンされていれ
ば洗浄用ノズル40をお尻洗浄位置まで進出させて、第
2開閉弁37bを開き洗浄水を吐水する。また、ビデ洗
浄ボタン12bであれば、洗浄用ノズル40をビデ洗浄
位置まで進出させて洗浄水吐水を行い、乾燥ボタン12
dであれば、乾燥装置17からの温風吹き出しを実行す
る。
は、お尻洗浄ボタン12a,ビデ洗浄ボタン12b,乾
燥ボタン12dのいずれかのボタンがオンされているか
否かを判断し(ステップS210)、いずれのボタンも
オンされていなければ、本ルーチンを終了する。一方、
いずれかのボタンがオンされていれば、該当するボタン
に応じて吐水又は乾燥を実行する(ステップS22
0)。例えば、お尻洗浄ボタン12aがオンされていれ
ば洗浄用ノズル40をお尻洗浄位置まで進出させて、第
2開閉弁37bを開き洗浄水を吐水する。また、ビデ洗
浄ボタン12bであれば、洗浄用ノズル40をビデ洗浄
位置まで進出させて洗浄水吐水を行い、乾燥ボタン12
dであれば、乾燥装置17からの温風吹き出しを実行す
る。
【0069】その後は、停止ボタン12cがオンされて
いるか否かを判断し(ステップS230)、このボタン
がオンされるまでステップS220の処理を継続する。
そして、停止ボタン12cがオンされれば、洗浄水吐水
又は温風吹き出しを停止し(ステップS240)、本ル
ーチンを終了する。
いるか否かを判断し(ステップS230)、このボタン
がオンされるまでステップS220の処理を継続する。
そして、停止ボタン12cがオンされれば、洗浄水吐水
又は温風吹き出しを停止し(ステップS240)、本ル
ーチンを終了する。
【0070】次に、便器本体11のボール内を脱臭する
脱臭ルーチンについて、図8に示すフローチャートに基
づき説明する。この脱臭ルーチンでは、まず、着座フラ
グFsitの値が1であるか否かを判断する(ステップ
S300)。着座フラグFsit=0の未着座状態であ
れば、このステップS300では否定判断されて本ルー
チンを終了する。一方、着座フラグFsit=1の着座
状態であれば、ステップS300では肯定判断され、そ
の後は、脱臭装置16を駆動して脱臭を実行する(ステ
ップS310)。具体的には、脱臭装置16により、便
器本体11のボール内の空気の吸引を行うと共に、オゾ
ナイザーでのオゾン発生を行い、ボール内を脱臭する。
ここで、脱臭を、触媒を通過させることで臭気物質の酸
化分解を行うことで実施してもよい。
脱臭ルーチンについて、図8に示すフローチャートに基
づき説明する。この脱臭ルーチンでは、まず、着座フラ
グFsitの値が1であるか否かを判断する(ステップ
S300)。着座フラグFsit=0の未着座状態であ
れば、このステップS300では否定判断されて本ルー
チンを終了する。一方、着座フラグFsit=1の着座
状態であれば、ステップS300では肯定判断され、そ
の後は、脱臭装置16を駆動して脱臭を実行する(ステ
ップS310)。具体的には、脱臭装置16により、便
器本体11のボール内の空気の吸引を行うと共に、オゾ
ナイザーでのオゾン発生を行い、ボール内を脱臭する。
ここで、脱臭を、触媒を通過させることで臭気物質の酸
化分解を行うことで実施してもよい。
【0071】次いで、便座13から使用者が離れたか否
かを着座フラグFsitの値が0であるか否かを通して
判断し(ステップS320)、ここで肯定判断するまで
上記した脱臭を実行する。一方、便座13から使用者が
離れれば、着座検知ルーチンのステップS130で着座
フラグFsit=0とされるので、ステップS320で
は肯定判断され、その後は、脱臭装置16を停止して脱
臭を止め(ステップS330)、本ルーチンを終了す
る。
かを着座フラグFsitの値が0であるか否かを通して
判断し(ステップS320)、ここで肯定判断するまで
上記した脱臭を実行する。一方、便座13から使用者が
離れれば、着座検知ルーチンのステップS130で着座
フラグFsit=0とされるので、ステップS320で
は肯定判断され、その後は、脱臭装置16を停止して脱
臭を止め(ステップS330)、本ルーチンを終了す
る。
【0072】以上説明したように本実施例の衛生洗浄装
置10の有する着座検知装置50では、第1の受光素子
57,第2の受光素子58および第3の受光素子59
で、便座13に着座した使用者の腰部周辺とその上方の
胸部周辺と更にその上方の頭部周辺をそれぞれの検知領
域として着座状態を検知する。このため、実際に便座1
3に使用者が着座すれば、これらの受光素子が総てオン
し(ステップS120での肯定判断)、しかも、便座1
3に一番近い第1の受光素子57が便座13に腰掛ける
着座動作に対応して最後にオンすることになり(ステッ
プS140での肯定判断)、着座ありと判定される(着
座フラグFsit=1)。この際、使用者の身体上の特
徴(例えば、体重の軽重や静電容量の相違)の影響を受
けることはない。
置10の有する着座検知装置50では、第1の受光素子
57,第2の受光素子58および第3の受光素子59
で、便座13に着座した使用者の腰部周辺とその上方の
胸部周辺と更にその上方の頭部周辺をそれぞれの検知領
域として着座状態を検知する。このため、実際に便座1
3に使用者が着座すれば、これらの受光素子が総てオン
し(ステップS120での肯定判断)、しかも、便座1
3に一番近い第1の受光素子57が便座13に腰掛ける
着座動作に対応して最後にオンすることになり(ステッ
プS140での肯定判断)、着座ありと判定される(着
座フラグFsit=1)。この際、使用者の身体上の特
徴(例えば、体重の軽重や静電容量の相違)の影響を受
けることはない。
【0073】また、第1の受光素子57,第2の受光素
子58および第3の受光素子59による検知領域は、上
記したように使用者の腰部周辺と胸部周辺と頭部周辺で
あることから、便蓋や便座がその開閉の際にこれら各受
光素子でそれぞれ検知されることはなく、検知されたと
しても便座13に一番近い第1の受光素子57に検知さ
れるに過ぎない。更に、トイレ清掃の際に便座に手を載
せたり上半身を便座13の上方にまで前屈みに込ませる
等の動作が行われても、検知領域が上記のように離れて
いることから、やはり、このトイレ清掃動作に伴って総
ての受光素子が腕や手或いは上半身を検知することはな
い。このため、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作
では、第1ないし第3の各受光素子が総てオンとなるこ
とはなく(ステップS120での否定判断)、着座なし
と判定される(着座フラグFsit=0)。
子58および第3の受光素子59による検知領域は、上
記したように使用者の腰部周辺と胸部周辺と頭部周辺で
あることから、便蓋や便座がその開閉の際にこれら各受
光素子でそれぞれ検知されることはなく、検知されたと
しても便座13に一番近い第1の受光素子57に検知さ
れるに過ぎない。更に、トイレ清掃の際に便座に手を載
せたり上半身を便座13の上方にまで前屈みに込ませる
等の動作が行われても、検知領域が上記のように離れて
いることから、やはり、このトイレ清掃動作に伴って総
ての受光素子が腕や手或いは上半身を検知することはな
い。このため、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作
では、第1ないし第3の各受光素子が総てオンとなるこ
とはなく(ステップS120での否定判断)、着座なし
と判定される(着座フラグFsit=0)。
【0074】この結果、本実施例の衛生洗浄装置10の
有する着座検知装置50によれば、体重の軽重や静電容
量の相違等の身体上の特徴の影響を受けることがないと
共に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着座あ
りと誤検知することがないので、便座への着座を高い信
頼性で検知することができる。しかも、着座動作に対応
した順序で第1ないし第3の各受光素子がオンした場合
に限り着座ありと判定するので、着座検知の信頼性をよ
り高めることができる。
有する着座検知装置50によれば、体重の軽重や静電容
量の相違等の身体上の特徴の影響を受けることがないと
共に、便座等の開閉動作或いはトイレ清掃動作を着座あ
りと誤検知することがないので、便座への着座を高い信
頼性で検知することができる。しかも、着座動作に対応
した順序で第1ないし第3の各受光素子がオンした場合
に限り着座ありと判定するので、着座検知の信頼性をよ
り高めることができる。
【0075】また、着座検知装置50では、検知領域を
使用者の腰部周辺、胸部周辺および頭部周辺とするため
に照射方向が異なる第1ないし第3の光ビームを照射す
るに当たり、単一の光源たるLED54とグレーティン
グレンズ56とを用いた。このため、この着座検知装置
50によれば、検知装置自体の小型化を図ることがで
き、検知装置の小型化を通してその設置スペースの省ス
ペース化をもたらす。よって、衛生洗浄装置10にあっ
ても、着座検知装置50の設置スペースが狭くなり、洗
浄装置自体の小型化も図ることができる。
使用者の腰部周辺、胸部周辺および頭部周辺とするため
に照射方向が異なる第1ないし第3の光ビームを照射す
るに当たり、単一の光源たるLED54とグレーティン
グレンズ56とを用いた。このため、この着座検知装置
50によれば、検知装置自体の小型化を図ることがで
き、検知装置の小型化を通してその設置スペースの省ス
ペース化をもたらす。よって、衛生洗浄装置10にあっ
ても、着座検知装置50の設置スペースが狭くなり、洗
浄装置自体の小型化も図ることができる。
【0076】また、衛生洗浄装置10では、第1ないし
第3の受光素子のオンの状態並びにオンとなる順序に基
づき便座13への着座を検知し(ステップS120,1
40,150)、着座検知がなされると人体局部の洗浄
又は乾燥を行うための駆動機器(ノズル装置15,乾燥
装置17等)の駆動を許可する(ステップS200)。
そして、その後に該当するボタン操作があればこれら駆
動機器を駆動する。その一方、未着座の場合には、駆動
機器の駆動は許可されず、上記操作が行われても駆動機
器が駆動することはない。そして、着座検知装置50に
よる上記したような高い信頼性での着座検知を通して、
この衛生洗浄装置10によれば、便座13への着座動作
を確実なインターロックとして洗浄水吐水や温風乾燥を
行うことができる。
第3の受光素子のオンの状態並びにオンとなる順序に基
づき便座13への着座を検知し(ステップS120,1
40,150)、着座検知がなされると人体局部の洗浄
又は乾燥を行うための駆動機器(ノズル装置15,乾燥
装置17等)の駆動を許可する(ステップS200)。
そして、その後に該当するボタン操作があればこれら駆
動機器を駆動する。その一方、未着座の場合には、駆動
機器の駆動は許可されず、上記操作が行われても駆動機
器が駆動することはない。そして、着座検知装置50に
よる上記したような高い信頼性での着座検知を通して、
この衛生洗浄装置10によれば、便座13への着座動作
を確実なインターロックとして洗浄水吐水や温風乾燥を
行うことができる。
【0077】更に、この衛生洗浄装置10では、便座1
3に使用者が着座すると(ステップS300)、着座フ
ラグFsit=1を受けて速やかに脱臭装置16を駆動
して、ボール面内の脱臭を行う。よって、この衛生洗浄
装置10によれば、使用者の便座13への着座と同時に
ボール内の脱臭を開始して、使用者の不快感を解消する
ことができる。
3に使用者が着座すると(ステップS300)、着座フ
ラグFsit=1を受けて速やかに脱臭装置16を駆動
して、ボール面内の脱臭を行う。よって、この衛生洗浄
装置10によれば、使用者の便座13への着座と同時に
ボール内の脱臭を開始して、使用者の不快感を解消する
ことができる。
【0078】ここで、上記の実施例(第1実施例)変形
例について説明する。上記の実施例では、LED54の
光を上記の第1ないし第3の光ビームにその光束を分割
して照射するに当たりグレーティングレンズ56を用い
たが、次のように構成することもできる。即ち、図9に
示すように、三つの小レンズを有するレンズアレイ56
aをグレーティングレンズ56に替えて用い、各小レン
ズによりLED54の光を第1ないし第3の光ビームに
その光束を分割して照射する。この場合には、集光レン
ズ55を省略することができる。また、第1ないし第3
の光ビームごとにLED54を備え付けた変形例とする
こともできる。
例について説明する。上記の実施例では、LED54の
光を上記の第1ないし第3の光ビームにその光束を分割
して照射するに当たりグレーティングレンズ56を用い
たが、次のように構成することもできる。即ち、図9に
示すように、三つの小レンズを有するレンズアレイ56
aをグレーティングレンズ56に替えて用い、各小レン
ズによりLED54の光を第1ないし第3の光ビームに
その光束を分割して照射する。この場合には、集光レン
ズ55を省略することができる。また、第1ないし第3
の光ビームごとにLED54を備え付けた変形例とする
こともできる。
【0079】ここで、上記の変形例を含んだ第1実施例
の着座検知装置50と、光センサ(照射素子と受光素
子)を用いた従来の着座検知装置との比較について説明
する。従来の着座検知装置は、第1実施例における第1
の光ビーム51のみを照射し、使用者で反射した光を第
1の受光素子57で受光してその出力の状態から着座検
知を行う。このため、第1実施例の着座検知装置50
は、第1の光ビーム51と第1の受光素子57を用いた
従来の着座検知機構に、第2の光ビーム52と第2の受
光素子58を含んだ着座検知機構と第3の光ビーム53
と第3の受光素子59を含んだ着座検知機構を加えて、
より正確に着座検知を行うことができるといえる。
の着座検知装置50と、光センサ(照射素子と受光素
子)を用いた従来の着座検知装置との比較について説明
する。従来の着座検知装置は、第1実施例における第1
の光ビーム51のみを照射し、使用者で反射した光を第
1の受光素子57で受光してその出力の状態から着座検
知を行う。このため、第1実施例の着座検知装置50
は、第1の光ビーム51と第1の受光素子57を用いた
従来の着座検知機構に、第2の光ビーム52と第2の受
光素子58を含んだ着座検知機構と第3の光ビーム53
と第3の受光素子59を含んだ着座検知機構を加えて、
より正確に着座検知を行うことができるといえる。
【0080】次に、他の実施例(第2,第3実施例)の
衛生洗浄装置について説明する。なお、以下の説明に当
たっては、上記した第1実施例の衛生洗浄装置10と同
一の構成については同一の符号を付してその説明を省略
し、異なる構成について説明することとする。まず、第
2実施例について説明する。この第2実施例では、光の
照射・受光を通した着座検知ではなく、着座に伴う便座
の温度変化を通して着座検知を行う点で相違する。
衛生洗浄装置について説明する。なお、以下の説明に当
たっては、上記した第1実施例の衛生洗浄装置10と同
一の構成については同一の符号を付してその説明を省略
し、異なる構成について説明することとする。まず、第
2実施例について説明する。この第2実施例では、光の
照射・受光を通した着座検知ではなく、着座に伴う便座
の温度変化を通して着座検知を行う点で相違する。
【0081】この第2実施例の衛生洗浄装置10Aは、
図10に示すように、衛生洗浄装置10とその外観にお
いて異なる点はなく、機器収納本体12に便蓋14と共
に装着された便座13や、ノズル装置15,脱臭装置1
6,乾燥装置17,温水/ノズル制御装置18,電子制
御装置60等を有する。そして、この衛生洗浄装置10
Aは、便座13への着座を検知するために、便座13の
表面温度を測定する温度センサ71〜74を有する。
図10に示すように、衛生洗浄装置10とその外観にお
いて異なる点はなく、機器収納本体12に便蓋14と共
に装着された便座13や、ノズル装置15,脱臭装置1
6,乾燥装置17,温水/ノズル制御装置18,電子制
御装置60等を有する。そして、この衛生洗浄装置10
Aは、便座13への着座を検知するために、便座13の
表面温度を測定する温度センサ71〜74を有する。
【0082】便座13は、図11の平面図とその12−
12線拡大断面を示す図12に示すように、使用者の臀
部Bの着座面13aを形成する便座本体13bの下端開
口に、便座底板13cを嵌合・固定して構成されてお
り、便座13の内部は中空とされている。そして、着座
面13aの裏面には、熱電対、白金測温抵抗体、サーミ
スタ等からなる温度センサ71〜74が固定されてい
る。この場合、着座面13aの表面温度を高感度で測定
できるよう、各温度センサは埋設されている。これら温
度センサ71〜74は、便座13の排便孔13dを挟ん
でその左右に装着されており、温度センサ71,72に
あっては、便座13に着座した使用者の臀部Bが接触す
る箇所に装着されている(図12参照)。温度センサ7
3,74は、便座13に着座した使用者の大腿部が接触
する箇所に装着されている。これら温度センサ71〜7
4は、電子制御装置60にそれぞれ接続されて着座検知
装置を構成し、その検出した便座表面温度に対応する電
気信号を電子制御装置60に出力する。
12線拡大断面を示す図12に示すように、使用者の臀
部Bの着座面13aを形成する便座本体13bの下端開
口に、便座底板13cを嵌合・固定して構成されてお
り、便座13の内部は中空とされている。そして、着座
面13aの裏面には、熱電対、白金測温抵抗体、サーミ
スタ等からなる温度センサ71〜74が固定されてい
る。この場合、着座面13aの表面温度を高感度で測定
できるよう、各温度センサは埋設されている。これら温
度センサ71〜74は、便座13の排便孔13dを挟ん
でその左右に装着されており、温度センサ71,72に
あっては、便座13に着座した使用者の臀部Bが接触す
る箇所に装着されている(図12参照)。温度センサ7
3,74は、便座13に着座した使用者の大腿部が接触
する箇所に装着されている。これら温度センサ71〜7
4は、電子制御装置60にそれぞれ接続されて着座検知
装置を構成し、その検出した便座表面温度に対応する電
気信号を電子制御装置60に出力する。
【0083】従って、便座13に使用者が着座していな
い状況では、トイレの環境温度でほぼ定まる便座温度、
或いは便座13が便座ヒータを内蔵する場合にはそのヒ
ータの発熱量とトイレ環境温度で定まる便座温度に応じ
た電気信号が温度センサ71〜74から出力される。こ
の場合には、トイレの環境温度は1〜2時間といった短
時間のうちに大きく変化することがないので、温度セン
サ71〜74からの出力はほぼ一定のまま維持される。
しかし、便座13に使用者が着座すれば、便座13に接
触した臀部Bや大腿部から使用者の体温が便座13に伝
わるため、便座13の表面温度は変化し、その変化に応
じて温度センサ71〜74からの出力も未着座状態から
変化する。そして、電子制御装置60は、これら温度セ
ンサ71〜74からの出力の推移に基づいて、便座13
に使用者が着座しているかを後述するように判定する。
なお、便座13が便座ヒータを内蔵している場合でもそ
の制御温度は低温火傷等の回避の観点から体温より低く
されているので、着座により便座温度は通常上昇する。
い状況では、トイレの環境温度でほぼ定まる便座温度、
或いは便座13が便座ヒータを内蔵する場合にはそのヒ
ータの発熱量とトイレ環境温度で定まる便座温度に応じ
た電気信号が温度センサ71〜74から出力される。こ
の場合には、トイレの環境温度は1〜2時間といった短
時間のうちに大きく変化することがないので、温度セン
サ71〜74からの出力はほぼ一定のまま維持される。
しかし、便座13に使用者が着座すれば、便座13に接
触した臀部Bや大腿部から使用者の体温が便座13に伝
わるため、便座13の表面温度は変化し、その変化に応
じて温度センサ71〜74からの出力も未着座状態から
変化する。そして、電子制御装置60は、これら温度セ
ンサ71〜74からの出力の推移に基づいて、便座13
に使用者が着座しているかを後述するように判定する。
なお、便座13が便座ヒータを内蔵している場合でもそ
の制御温度は低温火傷等の回避の観点から体温より低く
されているので、着座により便座温度は通常上昇する。
【0084】次に、この第2実施例の衛生洗浄装置10
Aにおける電子制御装置60により実行される着座検知
処理について、図13のフローチャートを用いて説明す
る。なお、この図13に示す着座検知ルーチンにあって
も、第1実施例と同様、所定時間ごとに繰り返し実行さ
れ、その割込タイミングの優先順位は、吐水・乾燥ルー
チンより高くされている。図示するように、この着座検
知ルーチンでは、まず、温度センサ71〜74からの出
力をスキャンし(ステップS400)、前回のスキャン
結果と今回のスキャン結果とから本ルーチン実行時にお
ける各温度センサについての出力変化量△T1,△T
2,△T3,△T4を演算する(ステップS410)。
なお、△T1は温度センサ71の出力変化量を、△T2
は温度センサ72、△T3は温度センサ73、△T4は
温度センサ74の出力変化量を示す。
Aにおける電子制御装置60により実行される着座検知
処理について、図13のフローチャートを用いて説明す
る。なお、この図13に示す着座検知ルーチンにあって
も、第1実施例と同様、所定時間ごとに繰り返し実行さ
れ、その割込タイミングの優先順位は、吐水・乾燥ルー
チンより高くされている。図示するように、この着座検
知ルーチンでは、まず、温度センサ71〜74からの出
力をスキャンし(ステップS400)、前回のスキャン
結果と今回のスキャン結果とから本ルーチン実行時にお
ける各温度センサについての出力変化量△T1,△T
2,△T3,△T4を演算する(ステップS410)。
なお、△T1は温度センサ71の出力変化量を、△T2
は温度センサ72、△T3は温度センサ73、△T4は
温度センサ74の出力変化量を示す。
【0085】続いて、この演算した出力変化量△T1〜
△T4を予めROM64に記憶した基準変化量αと比較
し、出力変化量△T1〜△T4が基準変化量α以上であ
るか否かを判断する(ステップS420)。この基準変
化量αは、次のようにして定められている。使用者が便
座13に着座した場合には、既述したように使用者の体
温(通常、約36.5度)が便座13に伝わる。この
際、便座13における臀部と大腿部の接触面積は、体重
の軽重や体格の大小にあまり左右されずほぼ一定であ
る。このため、便座13への臀部、大腿部の接触を通し
て便座13に伝わる熱量はほぼ規定でき、便座13の熱
容量並びに体積も既知であることから、便座13に使用
者が着座したことで起きる便座13の温度変化量は予め
算出される。そして、この算出された温度変化量を温度
センサの出力変化量に換算した値が基準変化量αとされ
る。
△T4を予めROM64に記憶した基準変化量αと比較
し、出力変化量△T1〜△T4が基準変化量α以上であ
るか否かを判断する(ステップS420)。この基準変
化量αは、次のようにして定められている。使用者が便
座13に着座した場合には、既述したように使用者の体
温(通常、約36.5度)が便座13に伝わる。この
際、便座13における臀部と大腿部の接触面積は、体重
の軽重や体格の大小にあまり左右されずほぼ一定であ
る。このため、便座13への臀部、大腿部の接触を通し
て便座13に伝わる熱量はほぼ規定でき、便座13の熱
容量並びに体積も既知であることから、便座13に使用
者が着座したことで起きる便座13の温度変化量は予め
算出される。そして、この算出された温度変化量を温度
センサの出力変化量に換算した値が基準変化量αとされ
る。
【0086】温度センサ71〜74は既述したようにそ
れぞれ臀部或いは大腿部が接触する箇所に装着されてい
ることから、使用者が便座13に着座すれば、温度セン
サ71〜74からの出力変化量△T1〜△T4は総てこ
の基準変化量α以上となる。その一方、便座13に着座
されていない場合は出力変化量△T1〜△T4はゼロで
ある。また、トイレ清掃等のために手を便座13に載せ
ている場合には、その手が温度センサの装着箇所に重ね
て載せられていれば、当該箇所の温度センサの出力変化
量は、手を載せた当初のみは基準変化量α以上となり得
るが、他の箇所への熱の伝わりによりやがてこの基準変
化量αを下回る。しかも、便座13との接触面積は手の
ひら等に限られることから、手が載せられていない箇所
の他の温度センサの周辺にまでの熱の伝わりはあまり起
きず、他の温度センサの出力変化量はゼロに近い値とな
る。つまり、トイレ清掃等のために手を便座13に載せ
ている場合には、便座13に対する接触面積の相違から
温度センサ71〜74の総てのセンサの出力変化量が基
準変化量α以上となることはないといえる。
れぞれ臀部或いは大腿部が接触する箇所に装着されてい
ることから、使用者が便座13に着座すれば、温度セン
サ71〜74からの出力変化量△T1〜△T4は総てこ
の基準変化量α以上となる。その一方、便座13に着座
されていない場合は出力変化量△T1〜△T4はゼロで
ある。また、トイレ清掃等のために手を便座13に載せ
ている場合には、その手が温度センサの装着箇所に重ね
て載せられていれば、当該箇所の温度センサの出力変化
量は、手を載せた当初のみは基準変化量α以上となり得
るが、他の箇所への熱の伝わりによりやがてこの基準変
化量αを下回る。しかも、便座13との接触面積は手の
ひら等に限られることから、手が載せられていない箇所
の他の温度センサの周辺にまでの熱の伝わりはあまり起
きず、他の温度センサの出力変化量はゼロに近い値とな
る。つまり、トイレ清掃等のために手を便座13に載せ
ている場合には、便座13に対する接触面積の相違から
温度センサ71〜74の総てのセンサの出力変化量が基
準変化量α以上となることはないといえる。
【0087】そして、ステップS420で肯定判断した
場合には、便座13に使用者が着座した旨を表す着座フ
ラグFsitに値1をセットし(ステップS430)、
否定判断した場合には、この着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する(ステップS440)。このス
テップS430,440を経ると上記したステップS4
00に移行し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、
この着座検知ルーチンにより、便座13に使用者が着座
しているか否かが繰り返し監視されることになる。
場合には、便座13に使用者が着座した旨を表す着座フ
ラグFsitに値1をセットし(ステップS430)、
否定判断した場合には、この着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する(ステップS440)。このス
テップS430,440を経ると上記したステップS4
00に移行し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、
この着座検知ルーチンにより、便座13に使用者が着座
しているか否かが繰り返し監視されることになる。
【0088】第2実施例の衛生洗浄装置10Aでも、上
記の着座検知に加え、人体局部の洗浄と乾燥を行う図7
の吐水・乾燥ルーチンと、便器本体11のボール内を脱
臭する図8の脱臭ルーチンとを実行する。
記の着座検知に加え、人体局部の洗浄と乾燥を行う図7
の吐水・乾燥ルーチンと、便器本体11のボール内を脱
臭する図8の脱臭ルーチンとを実行する。
【0089】以上説明したように第2実施例の衛生洗浄
装置10Aでは、便座13に使用者が着座すると、便座
13への臀部および大腿部の接触を通して便座13の温
度は変化し、その変化の様子を温度センサ71〜74で
それぞれ検出する(ステップS400)。そして、それ
ぞれの温度センサの出力変化量△T1〜△T4の総てが
基準変化量α以上であれば、便座13には使用者が着座
したとしてその旨の着座信号(着座フラグFsit=
1)を出力する。その一方、便座13が未着座の場合や
トイレ清掃等の際に便座13に手が載せられたような場
合には、それぞれの温度センサの出力変化量△T1〜△
T4の総てが基準変化量α以上となることはなく、未着
座であるとする(着座フラグFsit=0)。従って、
便座13への着座の有無を便座13に起きた温度変化を
通して検知できる。このため、温度センサ71〜74を
含んで構成される第2実施例の着座検知装置によれば、
トイレの環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座13
の温度変化を便座13への着座に伴うものであると誤検
知をすることがないので、便座13への着座を高い信頼
性で検知することができる。
装置10Aでは、便座13に使用者が着座すると、便座
13への臀部および大腿部の接触を通して便座13の温
度は変化し、その変化の様子を温度センサ71〜74で
それぞれ検出する(ステップS400)。そして、それ
ぞれの温度センサの出力変化量△T1〜△T4の総てが
基準変化量α以上であれば、便座13には使用者が着座
したとしてその旨の着座信号(着座フラグFsit=
1)を出力する。その一方、便座13が未着座の場合や
トイレ清掃等の際に便座13に手が載せられたような場
合には、それぞれの温度センサの出力変化量△T1〜△
T4の総てが基準変化量α以上となることはなく、未着
座であるとする(着座フラグFsit=0)。従って、
便座13への着座の有無を便座13に起きた温度変化を
通して検知できる。このため、温度センサ71〜74を
含んで構成される第2実施例の着座検知装置によれば、
トイレの環境温度変化やトイレ清掃動作に伴う便座13
の温度変化を便座13への着座に伴うものであると誤検
知をすることがないので、便座13への着座を高い信頼
性で検知することができる。
【0090】また、この着座検知装置によれば、温度セ
ンサ71〜74を着座面の裏面に埋設してこれらセンサ
を外部に露出させないので、デザイン的な制約も受ける
ことがなく、設計の自由度を向上させることができる。
更には、便座13は便器本体11に対して回動できれば
よく便器本体11の上面で上下動できるよう保持する必
要がないために、ガタを生じることがないと共に、便座
13の保持構造を簡略化することができる。具体的に
は、図12に示すように、便座13は、脚13eにより
便器本体11に載置でき回動可能であればよい。しか
も、着座検知の機能を有しない既存の便座に温度センサ
71〜74を設置等すれば、既存の便座を着座検知機能
付きのもの容易に改造することができる。
ンサ71〜74を着座面の裏面に埋設してこれらセンサ
を外部に露出させないので、デザイン的な制約も受ける
ことがなく、設計の自由度を向上させることができる。
更には、便座13は便器本体11に対して回動できれば
よく便器本体11の上面で上下動できるよう保持する必
要がないために、ガタを生じることがないと共に、便座
13の保持構造を簡略化することができる。具体的に
は、図12に示すように、便座13は、脚13eにより
便器本体11に載置でき回動可能であればよい。しか
も、着座検知の機能を有しない既存の便座に温度センサ
71〜74を設置等すれば、既存の便座を着座検知機能
付きのもの容易に改造することができる。
【0091】また、温度センサ71〜74を便座13の
排便孔13dを挟んでその左右に装着し(図10,図1
1参照)、その装着箇所を、便座13に使用者が着座す
ると、使用者の臀部Bや大腿部が着座面13aに触れて
その使用者の体温が直接伝わる箇所とした。このため、
便座13への着座により起きる便座の温度変化は、使用
者の着座により顕著となり、着座の検知感度をより一層
向上させることができ、これを通して着座検知の信頼性
をより高めることができる。
排便孔13dを挟んでその左右に装着し(図10,図1
1参照)、その装着箇所を、便座13に使用者が着座す
ると、使用者の臀部Bや大腿部が着座面13aに触れて
その使用者の体温が直接伝わる箇所とした。このため、
便座13への着座により起きる便座の温度変化は、使用
者の着座により顕著となり、着座の検知感度をより一層
向上させることができ、これを通して着座検知の信頼性
をより高めることができる。
【0092】また、温度センサ71〜74を着座検知に
用いた第2実施例の衛生洗浄装置10Aでは、温度セン
サ71〜74の出力変化量△T1〜△T4に基づき便座
13への着座を検知し(ステップS420,430)、
着座検知がなされると、第1実施例と同様に、ノズル装
置15,乾燥装置17等の駆動を許可し、その後に該当
するボタン操作があればこれら駆動機器を駆動する。そ
の一方、未着座の場合には、駆動機器の駆動を許可せ
ず、これら駆動機器が駆動しないようにする。そして、
温度センサ71〜74による上記したような高い信頼性
での着座検知を通して、この衛生洗浄装置10Aによっ
ても、便座13への着座動作を確実なインターロックと
して洗浄水吐水や温風乾燥を行うことができる。
用いた第2実施例の衛生洗浄装置10Aでは、温度セン
サ71〜74の出力変化量△T1〜△T4に基づき便座
13への着座を検知し(ステップS420,430)、
着座検知がなされると、第1実施例と同様に、ノズル装
置15,乾燥装置17等の駆動を許可し、その後に該当
するボタン操作があればこれら駆動機器を駆動する。そ
の一方、未着座の場合には、駆動機器の駆動を許可せ
ず、これら駆動機器が駆動しないようにする。そして、
温度センサ71〜74による上記したような高い信頼性
での着座検知を通して、この衛生洗浄装置10Aによっ
ても、便座13への着座動作を確実なインターロックと
して洗浄水吐水や温風乾燥を行うことができる。
【0093】更に、この衛生洗浄装置10Aによって
も、使用者の便座13への着座と同時にボール内の脱臭
を開始して、使用者の不快感を解消することができる。
も、使用者の便座13への着座と同時にボール内の脱臭
を開始して、使用者の不快感を解消することができる。
【0094】次に、第3実施例について説明する。この
第3実施例では、着座に伴う便座の荷重変化を通して着
座検知を行う点で相違する。
第3実施例では、着座に伴う便座の荷重変化を通して着
座検知を行う点で相違する。
【0095】この第3実施例の衛生洗浄装置10Bは、
衛生洗浄装置10,10Aと同様に、機器収納本体12
に便蓋14と共に装着された便座13や、ノズル装置1
5等を有する。そして、この衛生洗浄装置10Bは、図
14の平面図とその15−15線拡大断面を示す図15
に示すように、便座13への着座を検知するために、便
座13に掛かる荷重を検出する荷重センサ81〜84
を、便座13の脚13eに有する。
衛生洗浄装置10,10Aと同様に、機器収納本体12
に便蓋14と共に装着された便座13や、ノズル装置1
5等を有する。そして、この衛生洗浄装置10Bは、図
14の平面図とその15−15線拡大断面を示す図15
に示すように、便座13への着座を検知するために、便
座13に掛かる荷重を検出する荷重センサ81〜84
を、便座13の脚13eに有する。
【0096】便座13は、これら図面に示すように、使
用者の臀部Bの着座面13aを形成する便座本体13b
の下端開口に、便座底板13cを嵌合・固定して構成さ
れており、便座13の内部は中空とされている。そし
て、便座底板13cの底面には、便座13を便器本体1
1の上面で支える脚13eが設けられており、それぞれ
の脚13eには、ピエゾ素子等の圧電素子からなる荷重
センサ81〜84が組み込まれている。荷重センサ81
〜84は、その検知面が便器本体11の上面に露出して
対向するよう、脚13e下端のゴム層を貫通して装着さ
れている。このように荷重センサ81〜84が脚13e
に組み込まれていることから、これら荷重センサ81〜
84は、便座13の排便孔13dを挟んでその左右に対
称な位置関係にあり、荷重センサ81,82にあって
は、便座13に着座した使用者の臀部のやや後方に位置
する。荷重センサ83,84は、便座13に着座した使
用者の大腿部のほぼ真下に位置し、これら荷重センサ8
1〜84のほぼ中央位置が便座13に着座した使用者の
体重が掛かる際の重心となる。これら荷重センサ81〜
84は、電子制御装置60にそれぞれ接続されて着座検
知装置を構成し、その検出した便座荷重に対応する電気
信号を電子制御装置60に出力する。
用者の臀部Bの着座面13aを形成する便座本体13b
の下端開口に、便座底板13cを嵌合・固定して構成さ
れており、便座13の内部は中空とされている。そし
て、便座底板13cの底面には、便座13を便器本体1
1の上面で支える脚13eが設けられており、それぞれ
の脚13eには、ピエゾ素子等の圧電素子からなる荷重
センサ81〜84が組み込まれている。荷重センサ81
〜84は、その検知面が便器本体11の上面に露出して
対向するよう、脚13e下端のゴム層を貫通して装着さ
れている。このように荷重センサ81〜84が脚13e
に組み込まれていることから、これら荷重センサ81〜
84は、便座13の排便孔13dを挟んでその左右に対
称な位置関係にあり、荷重センサ81,82にあって
は、便座13に着座した使用者の臀部のやや後方に位置
する。荷重センサ83,84は、便座13に着座した使
用者の大腿部のほぼ真下に位置し、これら荷重センサ8
1〜84のほぼ中央位置が便座13に着座した使用者の
体重が掛かる際の重心となる。これら荷重センサ81〜
84は、電子制御装置60にそれぞれ接続されて着座検
知装置を構成し、その検出した便座荷重に対応する電気
信号を電子制御装置60に出力する。
【0097】従って、便座13に使用者が着座していな
い状況では、便座13自体或いはこれに便蓋14の重量
に基づく荷重が掛かり、この荷重に応じた電気信号が荷
重センサ81〜84からそれぞれ出力される。この場合
には、便座13への新たな荷重が掛からない限り、荷重
センサ81〜84からの出力はそれぞれほぼ一定のまま
維持される。しかし、便座13に使用者が着座すれば、
便座13への臀部Bや大腿部の接触を通して便座13に
は使用者の全体重が掛かかるために、便座13への荷重
は変化し、その変化に応じて荷重センサ81〜84から
の出力も未着座状態から変化する。そして、電子制御装
置60は、これら荷重センサ81〜84からの出力の推
移に基づいて、便座13に使用者が着座しているかを後
述するように判定する。
い状況では、便座13自体或いはこれに便蓋14の重量
に基づく荷重が掛かり、この荷重に応じた電気信号が荷
重センサ81〜84からそれぞれ出力される。この場合
には、便座13への新たな荷重が掛からない限り、荷重
センサ81〜84からの出力はそれぞれほぼ一定のまま
維持される。しかし、便座13に使用者が着座すれば、
便座13への臀部Bや大腿部の接触を通して便座13に
は使用者の全体重が掛かかるために、便座13への荷重
は変化し、その変化に応じて荷重センサ81〜84から
の出力も未着座状態から変化する。そして、電子制御装
置60は、これら荷重センサ81〜84からの出力の推
移に基づいて、便座13に使用者が着座しているかを後
述するように判定する。
【0098】次に、この第3実施例の衛生洗浄装置10
Bにおける電子制御装置60により実行される着座検知
処理について、図16のフローチャートを用いて説明す
る。なお、この図16に示す着座検知ルーチンにあって
も、第1実施例と同様、所定時間ごとに繰り返し実行さ
れ、その割込タイミングの優先順位は、吐水・乾燥ルー
チンより高くされている。図示するように、この着座検
知ルーチンでは、まず、81からの出力をスキャンし
(ステップS500)、前回のスキャン結果と今回のス
キャン結果とから本ルーチン実行時における各荷重セン
サについての出力変化量△W1,△W2,△W3,△W
4を演算する(ステップS510)。なお、△W1は荷
重センサ81の出力変化量を、△W2は荷重センサ8
2、△W3は荷重センサ83、△W4は荷重センサ84
の出力変化量を示す。
Bにおける電子制御装置60により実行される着座検知
処理について、図16のフローチャートを用いて説明す
る。なお、この図16に示す着座検知ルーチンにあって
も、第1実施例と同様、所定時間ごとに繰り返し実行さ
れ、その割込タイミングの優先順位は、吐水・乾燥ルー
チンより高くされている。図示するように、この着座検
知ルーチンでは、まず、81からの出力をスキャンし
(ステップS500)、前回のスキャン結果と今回のス
キャン結果とから本ルーチン実行時における各荷重セン
サについての出力変化量△W1,△W2,△W3,△W
4を演算する(ステップS510)。なお、△W1は荷
重センサ81の出力変化量を、△W2は荷重センサ8
2、△W3は荷重センサ83、△W4は荷重センサ84
の出力変化量を示す。
【0099】続いて、この演算した出力変化量△W1〜
△W4を予めROM64に記憶した各荷重センサの装着
箇所ごとの基準変化量β1〜β4と比較し、出力変化量
△W1がこれに対応する基準変化量β1以上であるか否
か、出力変化量△W2がこれに対応する基準変化量β2
以上であるか否か、出力変化量△W3がこれに対応する
基準変化量β3以上であるか否か、出力変化量△W4が
これに対応する基準変化量β4以上であるか否かをそれ
ぞれ判断する(ステップS520)。この基準変化量β
1〜β4は、次のようにして定められている。
△W4を予めROM64に記憶した各荷重センサの装着
箇所ごとの基準変化量β1〜β4と比較し、出力変化量
△W1がこれに対応する基準変化量β1以上であるか否
か、出力変化量△W2がこれに対応する基準変化量β2
以上であるか否か、出力変化量△W3がこれに対応する
基準変化量β3以上であるか否か、出力変化量△W4が
これに対応する基準変化量β4以上であるか否かをそれ
ぞれ判断する(ステップS520)。この基準変化量β
1〜β4は、次のようにして定められている。
【0100】まず、使用者が便座13に着座した場合の
荷重センサ81〜84のそれぞれの出力変化量△W1〜
△W4を、体重が異なる使用者について調べる。そし
て、衛生洗浄装置10Bの使用者の体重を15kg以上
と想定して、体重15kgの使用者が荷重センサ81〜
84のほぼ中央に自身の重心がくるように便座13に着
座した場合の出力変化量△W1〜△W4を求める。次い
で、この体重15kgの使用者が便座に対して前よりに
着座したり、後ろよりに着座したり、前屈みになって着
座したような様々な着座姿勢を採ったときの出力変化量
△W1〜△W4を同じように求める。そして、求めた出
力変化量のうちそれぞれの荷重センサごとに最低レベル
であった出力変化量を基準変化量β1〜β4とした。
荷重センサ81〜84のそれぞれの出力変化量△W1〜
△W4を、体重が異なる使用者について調べる。そし
て、衛生洗浄装置10Bの使用者の体重を15kg以上
と想定して、体重15kgの使用者が荷重センサ81〜
84のほぼ中央に自身の重心がくるように便座13に着
座した場合の出力変化量△W1〜△W4を求める。次い
で、この体重15kgの使用者が便座に対して前よりに
着座したり、後ろよりに着座したり、前屈みになって着
座したような様々な着座姿勢を採ったときの出力変化量
△W1〜△W4を同じように求める。そして、求めた出
力変化量のうちそれぞれの荷重センサごとに最低レベル
であった出力変化量を基準変化量β1〜β4とした。
【0101】このため、体重が15キロ以上の使用者が
どのような姿勢であっても便座13に着座すれば、荷重
センサ81〜84からの出力変化量△W1〜△W4は対
応する基準変化量β1〜β4以上となる。その一方、便
座13に着座されていない場合は出力変化量△W1〜△
W4はゼロである。また、便座13にトイレ清掃動作の
際に手を便座13載せた場合には、便座13には約3〜
約12kg程度の荷重は掛かるが、この荷重は手が載せ
られた周辺で便座13に掛かり、便座13の他の箇所で
はこの荷重より少ない荷重しか掛からない。換言すれ
ば、排便孔13dがあるために、荷重センサ81〜84
で囲まれた中央領域から手でこれら荷重センサに荷重を
ほぼ同じように掛けることができないからである。
どのような姿勢であっても便座13に着座すれば、荷重
センサ81〜84からの出力変化量△W1〜△W4は対
応する基準変化量β1〜β4以上となる。その一方、便
座13に着座されていない場合は出力変化量△W1〜△
W4はゼロである。また、便座13にトイレ清掃動作の
際に手を便座13載せた場合には、便座13には約3〜
約12kg程度の荷重は掛かるが、この荷重は手が載せ
られた周辺で便座13に掛かり、便座13の他の箇所で
はこの荷重より少ない荷重しか掛からない。換言すれ
ば、排便孔13dがあるために、荷重センサ81〜84
で囲まれた中央領域から手でこれら荷重センサに荷重を
ほぼ同じように掛けることができないからである。
【0102】図14に示すように手が便座13の先端に
載せられた場合を例に採り説明すると、この手の周辺の
荷重センサ83,84には、約10kg以下そのものの
荷重或いはこれに近似した荷重が掛かり、荷重センサ8
1,82にはその2割程度の荷重しか掛からない。ま
た、便座先端に載せた手に体重を掛けて15kg程度の
荷重が掛けられても、荷重センサ81,82にはその3
〜4割の4〜6kg程度の荷重しか掛からない。よっ
て、便座13に手を載せた場合には、荷重センサ81〜
84からの総ての出力変化量△W1〜△W4が対応する
基準変化量β1〜β4以上となることはない。従って、
荷重センサ81〜84から出力変化量△W1〜△W4と
対応する基準変化量β1〜β4との比較を通して、ステ
ップS120により、便座13に着座されているか否か
の判断が下される。
載せられた場合を例に採り説明すると、この手の周辺の
荷重センサ83,84には、約10kg以下そのものの
荷重或いはこれに近似した荷重が掛かり、荷重センサ8
1,82にはその2割程度の荷重しか掛からない。ま
た、便座先端に載せた手に体重を掛けて15kg程度の
荷重が掛けられても、荷重センサ81,82にはその3
〜4割の4〜6kg程度の荷重しか掛からない。よっ
て、便座13に手を載せた場合には、荷重センサ81〜
84からの総ての出力変化量△W1〜△W4が対応する
基準変化量β1〜β4以上となることはない。従って、
荷重センサ81〜84から出力変化量△W1〜△W4と
対応する基準変化量β1〜β4との比較を通して、ステ
ップS120により、便座13に着座されているか否か
の判断が下される。
【0103】そして、ステップS520で肯定判断した
場合には、便座13に使用者が着座した旨を表す着座フ
ラグFsitに値1をセットし(ステップS530)、
否定判断した場合には、この着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する(ステップS540)。このス
テップS530,540を経ると上記したステップS5
00に移行し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、
この着座検知ルーチンにより、便座13に使用者が着座
しているか否かが繰り返し監視されることになる。
場合には、便座13に使用者が着座した旨を表す着座フ
ラグFsitに値1をセットし(ステップS530)、
否定判断した場合には、この着座フラグFsitに値0
をセットして初期化する(ステップS540)。このス
テップS530,540を経ると上記したステップS5
00に移行し、上記の一連の処理を繰り返す。従って、
この着座検知ルーチンにより、便座13に使用者が着座
しているか否かが繰り返し監視されることになる。
【0104】この第3実施例の衛生洗浄装置10Bで
も、上記の着座検知に加え、人体局部の洗浄と乾燥を行
う図7の吐水・乾燥ルーチンと、便器本体11のボール
内を脱臭する図8の脱臭ルーチンとを実行する。
も、上記の着座検知に加え、人体局部の洗浄と乾燥を行
う図7の吐水・乾燥ルーチンと、便器本体11のボール
内を脱臭する図8の脱臭ルーチンとを実行する。
【0105】以上説明したように第3実施例の衛生洗浄
装置10Bでは、便座13に使用者が着座すると、便座
13への臀部および大腿部の接触を通して便座13に掛
かる荷重は変化し、その変化の様子を荷重センサ81〜
84でそれぞれ別の場所で検出する(ステップS50
0)。そして、それぞれの荷重センサ81〜84の出力
変化量△W1〜△W4の総てが対応する基準変化量β1
〜β4以上であれば、便座13には使用者が着座したと
してその旨の着座信号(着座フラグFsit=1)を出
力する。その一方、便座13が未着座の場合やトイレ清
掃等の際に便座13の一部分に手が載せられたような場
合には、それぞれの荷重センサ81〜84の出力変化量
△W1〜△W4の総てが対応する基準変化量β1〜β4
以上となることはなく、未着座であるとする(着座フラ
グFsit=0)。従って、便座13への着座の有無を
便座13に起きた各検出箇所の荷重変化を通して検知で
きる。このため、荷重センサ81〜84を含んで構成さ
れる第3実施例の着座検知装置によれば、トイレ清掃動
作に伴う便座13の荷重変化を便座13への着座に伴う
ものであると誤検知をすることがないので、便座13へ
の着座を高い信頼性で検知することができる。
装置10Bでは、便座13に使用者が着座すると、便座
13への臀部および大腿部の接触を通して便座13に掛
かる荷重は変化し、その変化の様子を荷重センサ81〜
84でそれぞれ別の場所で検出する(ステップS50
0)。そして、それぞれの荷重センサ81〜84の出力
変化量△W1〜△W4の総てが対応する基準変化量β1
〜β4以上であれば、便座13には使用者が着座したと
してその旨の着座信号(着座フラグFsit=1)を出
力する。その一方、便座13が未着座の場合やトイレ清
掃等の際に便座13の一部分に手が載せられたような場
合には、それぞれの荷重センサ81〜84の出力変化量
△W1〜△W4の総てが対応する基準変化量β1〜β4
以上となることはなく、未着座であるとする(着座フラ
グFsit=0)。従って、便座13への着座の有無を
便座13に起きた各検出箇所の荷重変化を通して検知で
きる。このため、荷重センサ81〜84を含んで構成さ
れる第3実施例の着座検知装置によれば、トイレ清掃動
作に伴う便座13の荷重変化を便座13への着座に伴う
ものであると誤検知をすることがないので、便座13へ
の着座を高い信頼性で検知することができる。
【0106】また、この着座検知装置によれば、荷重セ
ンサ81〜84を脚13eに組み込んでこれらセンサを
外部に露出させないので、デザイン的な制約も受けるこ
とがなく、設計の自由度を向上させることができる。更
には、便座13は便器本体11に対して回動できればよ
く便器本体11の上面で上下動できるよう保持する必要
がないために、ガタを生じることがないと共に、便座1
3の保持構造を簡略化することができる。しかも、着座
検知の機能を有しない既存の便座に荷重センサ81〜8
4を設置等すれば、既存の便座を着座検知機能付きのも
の容易に改造することができる。
ンサ81〜84を脚13eに組み込んでこれらセンサを
外部に露出させないので、デザイン的な制約も受けるこ
とがなく、設計の自由度を向上させることができる。更
には、便座13は便器本体11に対して回動できればよ
く便器本体11の上面で上下動できるよう保持する必要
がないために、ガタを生じることがないと共に、便座1
3の保持構造を簡略化することができる。しかも、着座
検知の機能を有しない既存の便座に荷重センサ81〜8
4を設置等すれば、既存の便座を着座検知機能付きのも
の容易に改造することができる。
【0107】また、温度センサ71〜74を便座13の
排便孔13dを挟んでその左右に装着し(図10,図1
1参照)、その装着箇所を、便座13に使用者が着座す
ると、使用者の臀部Bや大腿部が着座面13aに触れて
その使用者の体温が直接伝わる箇所とした。このため、
便座13への着座により起きる便座の温度変化は、使用
者の着座により顕著となり、着座の検知感度をより一層
向上させることができ、これを通して着座検知の信頼性
をより高めることができる。
排便孔13dを挟んでその左右に装着し(図10,図1
1参照)、その装着箇所を、便座13に使用者が着座す
ると、使用者の臀部Bや大腿部が着座面13aに触れて
その使用者の体温が直接伝わる箇所とした。このため、
便座13への着座により起きる便座の温度変化は、使用
者の着座により顕著となり、着座の検知感度をより一層
向上させることができ、これを通して着座検知の信頼性
をより高めることができる。
【0108】また、荷重センサ81〜84を着座検知に
用いた第3実施例の衛生洗浄装置10Bであっても、荷
重センサ81〜84の出力変化量△W1〜△W4に基づ
き便座13への着座を検知し(ステップS520,53
0)、着座検知がなされると、第1,第2実施例と同様
に、ノズル装置15,乾燥装置17等の駆動を許可し、
その後に該当するボタン操作があればこれら駆動機器を
駆動する。その一方、未着座の場合には、駆動機器の駆
動を許可せず、これら駆動機器が駆動しないようにす
る。そして、荷重センサ81〜84による上記したよう
な高い信頼性での着座検知を通して、この衛生洗浄装置
10Bによっても、便座13への着座動作を確実なイン
ターロックとして洗浄水吐水や温風乾燥を行うことがで
きる。
用いた第3実施例の衛生洗浄装置10Bであっても、荷
重センサ81〜84の出力変化量△W1〜△W4に基づ
き便座13への着座を検知し(ステップS520,53
0)、着座検知がなされると、第1,第2実施例と同様
に、ノズル装置15,乾燥装置17等の駆動を許可し、
その後に該当するボタン操作があればこれら駆動機器を
駆動する。その一方、未着座の場合には、駆動機器の駆
動を許可せず、これら駆動機器が駆動しないようにす
る。そして、荷重センサ81〜84による上記したよう
な高い信頼性での着座検知を通して、この衛生洗浄装置
10Bによっても、便座13への着座動作を確実なイン
ターロックとして洗浄水吐水や温風乾燥を行うことがで
きる。
【0109】更に、この衛生洗浄装置10Bによって
も、使用者の便座13への着座と同時にボール内の脱臭
を開始して、使用者の不快感を解消することができる。
も、使用者の便座13への着座と同時にボール内の脱臭
を開始して、使用者の不快感を解消することができる。
【0110】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0111】例えば、第1実施例の衛生洗浄装置10で
は、第1の光ビーム51〜第3の光ビーム53で使用者
の腰部周辺、胸部周辺並びに頭部周辺を照射し、使用者
で反射した光を第1の受光素子57〜第3の受光素子5
9で受光し、その受光状態に応じて着座の有無を判別す
るよう構成したが、第1の光ビーム51と第2の光ビー
ム52或いは第1の光ビーム51と第3の光ビーム53
の二つの光ビームを用いるよう構成することもできる。
は、第1の光ビーム51〜第3の光ビーム53で使用者
の腰部周辺、胸部周辺並びに頭部周辺を照射し、使用者
で反射した光を第1の受光素子57〜第3の受光素子5
9で受光し、その受光状態に応じて着座の有無を判別す
るよう構成したが、第1の光ビーム51と第2の光ビー
ム52或いは第1の光ビーム51と第3の光ビーム53
の二つの光ビームを用いるよう構成することもできる。
【0112】また、第2実施例の衛生洗浄装置10Aで
は、温度センサ71〜74の三つの温度センサを用い、
それぞれの出力変化量が共に基準変化量以上となったと
きに着座ありと判定するよう構成したが、一つ又は二つ
の温度センサを用いた構成を採ることもできる。一つの
温度センサを用いた場合には、その温度センサに重なる
ように手が載せられると、既述したようにその温度セン
サの出力変化量が基準変化量以上となる。しかし、この
ように基準変化量以上となるのは手を載せた当初のみで
あり、その後は他の箇所への熱の伝わりにより基準変化
量を下回る。よって、一つの温度センサを用いる場合に
は、出力変化が現れてから所定時間経過後の出力変化量
と基準変化量とを比較するように構成すれば、一つの温
度センサであっても着座検知の信頼性を向上させること
ができる。なお、この所定時間は、通常排便に要する時
間より短くてもよい。
は、温度センサ71〜74の三つの温度センサを用い、
それぞれの出力変化量が共に基準変化量以上となったと
きに着座ありと判定するよう構成したが、一つ又は二つ
の温度センサを用いた構成を採ることもできる。一つの
温度センサを用いた場合には、その温度センサに重なる
ように手が載せられると、既述したようにその温度セン
サの出力変化量が基準変化量以上となる。しかし、この
ように基準変化量以上となるのは手を載せた当初のみで
あり、その後は他の箇所への熱の伝わりにより基準変化
量を下回る。よって、一つの温度センサを用いる場合に
は、出力変化が現れてから所定時間経過後の出力変化量
と基準変化量とを比較するように構成すれば、一つの温
度センサであっても着座検知の信頼性を向上させること
ができる。なお、この所定時間は、通常排便に要する時
間より短くてもよい。
【0113】また、第3実施例の衛生洗浄装置10Bで
は、荷重センサ81〜84のそれぞれの出力変化量△W
1〜△W4を基準変化量β1〜β4と個別に比較した
が、次のように構成することもできる。便座13に使用
者が着座した場合には、どのような着座姿勢を採っても
その際の荷重の中心は荷重センサ81〜84で囲まれた
領域にあるので、荷重センサ81〜84での荷重変化量
は大きく変わることはなく、所定範囲内に含まれる。よ
って、ある一の荷重センサ、例えば荷重センサ81で得
られた出力変化量△W1で荷重センサの出力変化量△W
1〜△W4を除算し、その除算値△W1/△W1,△W
2/△W1,△W3/△W1,△W4/△W1を荷重セ
ンサ81〜84の出力変化量とする。そして、これら除
算値が所定範囲内にあれば着座ありと判定する。その一
方、トイレ清掃動作に伴い手が便座13の一部分に載せ
られて荷重が変化したような場合には、これら除算値の
うち、手が載せられた箇所から離れた荷重センサの除算
値は、手が載せられた箇所周辺の荷重センサの除算値と
大きく異なる。よって、各荷重センサからの除算値が所
定範囲内を逸脱するので、この場合は着座なしと判定で
きる。つまり、ある荷重センサの出力変化量で基準化し
て便座13の荷重分布を求め、この荷重分布の偏りの様
子で着座検知を行うよう構成することができ、このよう
に構成しても高い信頼性で着座の有無を検知することが
できる。また、便座や便蓋の検知領域を通過する部材を
光吸収性のよい部材で構成するか、光吸収性の良い部材
を塗布、貼着することにより、発光・受光素子が便座や
便蓋を検知しないように構成してもよい。
は、荷重センサ81〜84のそれぞれの出力変化量△W
1〜△W4を基準変化量β1〜β4と個別に比較した
が、次のように構成することもできる。便座13に使用
者が着座した場合には、どのような着座姿勢を採っても
その際の荷重の中心は荷重センサ81〜84で囲まれた
領域にあるので、荷重センサ81〜84での荷重変化量
は大きく変わることはなく、所定範囲内に含まれる。よ
って、ある一の荷重センサ、例えば荷重センサ81で得
られた出力変化量△W1で荷重センサの出力変化量△W
1〜△W4を除算し、その除算値△W1/△W1,△W
2/△W1,△W3/△W1,△W4/△W1を荷重セ
ンサ81〜84の出力変化量とする。そして、これら除
算値が所定範囲内にあれば着座ありと判定する。その一
方、トイレ清掃動作に伴い手が便座13の一部分に載せ
られて荷重が変化したような場合には、これら除算値の
うち、手が載せられた箇所から離れた荷重センサの除算
値は、手が載せられた箇所周辺の荷重センサの除算値と
大きく異なる。よって、各荷重センサからの除算値が所
定範囲内を逸脱するので、この場合は着座なしと判定で
きる。つまり、ある荷重センサの出力変化量で基準化し
て便座13の荷重分布を求め、この荷重分布の偏りの様
子で着座検知を行うよう構成することができ、このよう
に構成しても高い信頼性で着座の有無を検知することが
できる。また、便座や便蓋の検知領域を通過する部材を
光吸収性のよい部材で構成するか、光吸収性の良い部材
を塗布、貼着することにより、発光・受光素子が便座や
便蓋を検知しないように構成してもよい。
【図1】第1実施例の衛生洗浄装置10を装着した洋式
便器を示す外観図。
便器を示す外観図。
【図2】この衛生洗浄装置10における温水/ノズル制
御装置18の構成を示すブロック図。
御装置18の構成を示すブロック図。
【図3】この衛生洗浄装置10が有する着座検知装置5
0における第1の光ビーム51〜第3の光ビーム53で
の光の照射の様子を説明するための説明図。
0における第1の光ビーム51〜第3の光ビーム53で
の光の照射の様子を説明するための説明図。
【図4】着座検知装置50による光の分光の様子並びに
着座検知の様子を説明するための説明図。
着座検知の様子を説明するための説明図。
【図5】衛生洗浄装置10における電子制御装置60を
中心とした制御系のブロック図。
中心とした制御系のブロック図。
【図6】便座13への着座検知を行う着座検知ルーチン
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図7】人体局部の洗浄と乾燥を行う吐水・乾燥ルーチ
ンを示すフローチャート。
ンを示すフローチャート。
【図8】便器本体11のボール内を脱臭する脱臭ルーチ
ンを示すフローチャート。
ンを示すフローチャート。
【図9】第1実施例の着座検知装置50の変形例を説明
するための説明図。
するための説明図。
【図10】第2実施例の衛生洗浄装置10Aを装着した
洋式便器を示す外観図。
洋式便器を示す外観図。
【図11】第2実施例における便座13の概略平面図。
【図12】図11の12−12線拡大概略断面図。
【図13】第2実施例の衛生洗浄装置10Aで行われる
着座検知ルーチンを示すフローチャート。
着座検知ルーチンを示すフローチャート。
【図14】第3実施例における便座13の概略平面図。
【図15】図14の15−15線拡大概略断面図。
【図16】第3実施例の衛生洗浄装置10Bで行われる
着座検知ルーチンを示すフローチャート。
着座検知ルーチンを示すフローチャート。
10,10A…衛生洗浄装置 11…便器本体 12…機器収納本体 12A…洗浄設定部 12a…尻洗浄ボタン 12b…ビデ洗浄ボタン 12c…停止ボタン 12d…乾燥ボタン 12e…温風温度設定ボタン 12g…吐水温設定ボタン 12h…水量調節ボタン 13…便座 13a…着座面 13c…便座底板 13d…排便孔 13e…脚 14…便蓋 15…ノズル装置 16…脱臭装置 17…乾燥装置 18…温水/ノズル制御装置 24…電磁弁 26…バルブユニット 29…洗浄用ヒータ 30…熱交換器 32…熱交換器ユニット 37…開閉弁ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 40…洗浄用ノズル 41…駆動装置 50…着座検知装置 51…第1の光ビーム 52…第2の光ビーム 53…第3の光ビーム 54…LED 56…グレーティングレンズ 56a…レンズアレイ 57…第1の受光素子 58…第2の受光素子 59…第3の受光素子 60…電子制御装置 71〜74…温度センサ 81〜84…荷重センサ Fsit…着座フラグ
Claims (13)
- 【請求項1】 洋式便器の便座への着座を検出する着座
検知装置であって、 前記便座に着座した使用者の前記便座より上方の第1の
人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検知領域に
向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応じて
第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、 前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
の第2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、 前記第1,第2の着座信号の出力の状態に基づいて、着
座の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とす
る着座検知装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の着座検知装置であって、 前記判定手段は、前記第2の着座信号と前記第1の着座
信号とがこの順に出力されたときに着座ありと判定する
手段を有する、着座検知装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の着座検知装置であって、 単一の光源と、 該光源から出射される光束を、前記第1の検知領域に向
けられた第1の部分光束と前記第2の検知領域に向けら
れた第2の部分光束に分割する光束分割手段とを有す
る、着座検知装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の着座検知装置であって、
更に、 前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
で前記第2の人体部とは異なる第3の人体部周辺を第3
の検知領域とし、該第3の検知領域に向けて照射された
光の反射状態或いは透過状態に応じて第3の着座信号を
出力する第3の検出手段を備え、 前記判定手段は、前記第1ないし第3の着座信号の出力
の状態に基づいて、着座の有無を判定する手段を有す
る、着座検知装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の着座検知装置であって、 前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,第3
の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと判定
する手段を有する、着座検知装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の着座検知装置であって、 単一の光源と、 該光源から出射される光束を、前記第1の検知領域に向
けられた第1の部分光束と前記第2の検知領域に向けら
れた第2の部分光束と前記第3の検知領域に向けられた
第3の部分光束に分割する光束分割手段とを有する、着
座検知装置。 - 【請求項7】 洋式便器の便座への着座を検出する着座
検知装置であって、 前記便座の温度変化を検出する検出手段と、 前記便座に使用者が着座したときに起こる前記便座の温
度変化の状態を記憶する記憶手段と、 前記検出手段の検出した温度変化の状態と前記記憶手段
の記憶した温度変化の状態とに基づいて、着座の有無を
判定する判定手段とを備えることを特徴とする着座検知
装置。 - 【請求項8】 洋式便器の便座への着座を検出する着座
検知装置であって、 前記便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検出す
る検出手段と、 前記便座に使用者が着座したときに起こる前記複数の検
出箇所での荷重変化の状態を記憶する記憶手段と、 前記検出手段の検出した荷重変化の状態と前記記憶した
荷重変化の状態とに基づいて、着座の有無を判定する判
定手段とを備えることを特徴とする着座検知装置。 - 【請求項9】 人体局部の洗浄又は乾燥を行うための駆
動機器を有する衛生洗浄装置であって、 洋式便器の便器本体の上面に装着される便座と、 該便座の側方に位置するよう設けられた袖部材と、 前記便座に着座した使用者の前記便座より上方の第1の
人体部周辺を第1の検知領域とし、該第1の検知領域に
向けて照射された光の反射状態或いは透過状態に応じて
第1の着座信号を出力する第1の検出手段と、 前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
の第2の人体部周辺を第2の検知領域とし、該第2の検
知領域に向けて照射された光の反射状態或いは透過状態
に応じて第1の着座信号を出力する第2の検出手段と、 前記便座に着座した使用者の前記第1の人体部より上方
で前記第2の人体部とは異なる第3の人体部周辺を第3
の検知領域とし、該第3の検知領域に向けて照射された
光の反射状態或いは透過状態に応じて第3の着座信号を
出力する第3の検出手段と、 前記第1ないし第3の着座信号の出力の状態に基づい
て、着座の有無を判定する判定手段と、 該判定手段が着座ありと判定した場合には、前記駆動機
器の駆動を許可する許可手段とを有し、 前記袖部材に、前記第1ないし第3の検出手段を備える
ことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の衛生洗浄装置であっ
て、 前記判定手段は、前記第1の着座信号が前記第2,第3
の着座信号の出力後に出力されたときに着座ありと判定
する手段を有する、衛生洗浄装置。 - 【請求項11】 請求項9記載の衛生洗浄装置であっ
て、 単一の光源と、 該光源から出射される光束を、前記第1の検知領域に向
けられた第1の部分光束と前記第2の検知領域に向けら
れた第2の部分光束と前記第3の検知領域に向けられた
第3の部分光束に分割する光束分割手段とを有し、 前記光源と光束分割手段を前記袖部材に備える、衛生洗
浄装置。 - 【請求項12】 人体局部の洗浄又は乾燥を行うための
駆動機器を有する衛生洗浄装置であって、 洋式便器の便器本体の上面に装着される便座と、 該便座の温度変化を検出する検出手段と、 前記便座に使用者が着座したときに起こる前記便座の温
度変化の状態を記憶する記憶手段と、 前記検出手段の検出した温度変化の状態と前記記憶手段
の記憶した温度変化の状態とに基づいて、着座の有無を
判定する判定手段と、 該判定手段が着座ありと判定した場合には、前記駆動機
器の駆動を許可する許可手段とを備えることを特徴とす
る衛生洗浄装置。 - 【請求項13】 人体局部の洗浄又は乾燥を行うための
駆動機器を有する衛生洗浄装置であって、 洋式便器の便器本体の上面に装着される便座と、 該便座に掛かる荷重の変化を複数の検出箇所で検出する
検出手段と、 前記便座に使用者が着座したときに起こる前記複数の検
出箇所での荷重変化の状態を記憶する記憶手段と、 前記検出手段の検出した荷重変化の状態と前記記憶した
荷重変化の状態とに基づいて、着座の有無を判定する判
定手段と、 該判定手段が着座ありと判定した場合には、前記駆動機
器の駆動を許可する許可手段とを備えることを特徴とす
る衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340617A JPH10168979A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 着座検知装置と衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340617A JPH10168979A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 着座検知装置と衛生洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10168979A true JPH10168979A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18338695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340617A Pending JPH10168979A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 着座検知装置と衛生洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10168979A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008285145A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-27 | Panasonic Corp | 暖房装置付き座席 |
| WO2023032460A1 (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8340617A patent/JPH10168979A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008285145A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-27 | Panasonic Corp | 暖房装置付き座席 |
| WO2023032460A1 (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
| JP2023034133A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
| US12435501B2 (en) | 2021-08-30 | 2025-10-07 | Paramount Bed Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer-readable medium |
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