JPH10169221A - 病院等の個室的多床室 - Google Patents

病院等の個室的多床室

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JPH10169221A
JPH10169221A JP8330984A JP33098496A JPH10169221A JP H10169221 A JPH10169221 A JP H10169221A JP 8330984 A JP8330984 A JP 8330984A JP 33098496 A JP33098496 A JP 33098496A JP H10169221 A JPH10169221 A JP H10169221A
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JP
Japan
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bed
room
corridor
beds
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP8330984A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamashita
哲郎 山下
Hirotaka Kawashima
浩孝 川島
Mineo Tanabe
峰雄 田辺
Tomoe Ajiro
友衛 網代
Daisaku Koga
大作 古我
Keiji Suzuki
慶治 鈴木
Naomi Watanabe
直身 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO KK
Original Assignee
KYODO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廊下側ベッド使用者の環境を、窓側ベッド使
用者と同等に引き上げ、各ベッド使用者に個別的な環境
を用意し、健全で効率的なベッド活用を図る。 【解決手段】 病室20の壁面23と壁面26をずら
し、隣接する壁面26間に外部空間であるライトウエル
28を設け、廊下側ベッド21、22の各々に専用の窓
27を設け、採光、通風、眺望を個別に選択可能にし
た。また廊下側ベッドの足元を看護サービスエリア30
にでき、廊下側の重度患者用ベッドを引き出して、頭部
32などベッド四周の作業スペースを確保できる。廊下
側と窓側の2床の配置がずれているので、床頭の位置が
離れ視覚的な遮蔽が可能になりプライバシーを確保でき
る。また出入口35外側に病室付属の便所36と洗面所
37を設け、PS38、前室39により、廊下40に対
して病室20の個別的環境が守られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院等の多床室に係
り、特に、各床それぞれのプライバシーと個別的環境と
を配慮した病院の病室、または老人関連施設(各種老人
ホーム、老人保健施設等を言い、以下、老人施設とい
う。)の居住室等の個室的多床室に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、病院の病棟階は、4床のベッド
(寝床)を備えた4床病室群と、1病床の個室群とから
構成され、例えば、それら各群の接点に、看護婦詰所で
あるナースステーション(NS)あるいはナースコーナ
(NC)が、配置されるようになっている。
【0003】この4床病室に最も多いのは、平行配置型
4床室である。これは、図4に示すように、四方形の病
室の外部開口窓10の側に沿って2床11、12を、廊
下側の壁に沿って2床13、14を、それぞれ両側の壁
15に、ベッドの頭部16を向けて平行に配置してい
る。廊下側の壁の中央部には病室出入口17が設けら
れ、両側のベッドの足元を仕切るカーテン18の間のス
ペースが通路部となっている。なお、平行配置型4床病
室の面積は、例えば図4の例で、1ベッド当り約7m2
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には、以下のような問題点があった。 廊下側ベッドの頭部まわりには窓がないので、図4
の点線19で示すように、視線が遮られ、窓側ベッドに
比較して閉塞感などがあり、環境上の格差がある。 また、廊下側ベッドと窓側ベッドとが並列している
ため、ベッド使用者すなわち患者どうしの間で視線が交
わり、プライバシーの確保が難しい。 窓側のベッドに人気が集中し、逆に、廊下側ベット
は不人気であるため、空きベッドが生じやすく、効率的
なベッド活用が困難である。 廊下側ベッドにも外部光を到達させるため、部屋と
して一定の採光量を必要とし、窓の大きさが過大とな
り、窓側ベッド使用者にとっては、光過剰の環境にな
り、ブラインドやカーテンの開閉等で、患者間のトラブ
ルになる恐れがあった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解消するた
めになされたもので、特に廊下側ベッド使用者の環境
を、窓側ベッド使用者と同等に引き上げ、さらに、各ベ
ッド使用者に個別的な環境を用意して、健全で効率的な
ベッド活用を図ることができる病院等の個室的多床室を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を以下のように
達成する。請求項1記載発明は、病院の病室または老人
施設の居住室等のほぼ四方形の室で、出入口を有する廊
下側の壁と、前記廊下側の壁に対向する窓側開口壁とに
沿って、それぞれ平行に2床づつを配置した多床室にお
いて、前記廊下側の壁に沿って配置したベッドの頭部近
傍に、採光および通風可能な外気に面した窓が設けられ
ていることを特徴とするものである。従来の平行配置型
4床室では、特に廊下側ベッドの環境は窓側に比べて低
かったが、本発明の構成によれば、廊下側の各ベッドに
専用の窓によって、採光、通風、眺望等を、それぞれの
ベッドの使用者自らが、コントロールし選択できるの
で、廊下側ベッドの個別的環境を向上できる。また、請
求項2記載発明は、前記廊下側に配置した2床の足元を
互いに離して空間を形成し、前記2床間の空間に面して
前記出入口を設けたので、この足元まわりの空間にワゴ
ン等を持ち込み、4床の様子を観察しながら、各々に看
護サービスを行ったり、また、この空間に廊下側の重度
用ベッドを引き出して、ベッド四周の作業スペースを確
保できる。また、請求項3記載発明は、前記廊下側に配
置したベッドの頭部と、前記窓側開口壁に沿って配置し
たベッドの頭部との間に、互いの視線を遮る遮蔽物を設
けたので、互いに視覚的なプライバシーを確保でき、そ
れぞれの床頭まわりの個別的領域が整備される。また、
請求項4記載発明は、前記出入口の廊下側に、前記室に
専用の便所および洗面所を設けたので、小人数の使用に
より個別的環境が形成され、また、例えば患者に対する
利便性と早期離床に寄与し、各階ごとの共同便所を廃止
することも可能になる。
【0007】また、請求項5記載発明は、請求項1ない
し4のうちいずれかに記載の個室的多床室を配置した病
院、老人関連施設、独身寮、研修用宿泊施設等の建築物
とすることにより、これらの建築物において、各多床室
内の廊下側空間にも、採光、通風、眺望などが個別的に
得られ、また、看護サービス空間や、ベッド間の視覚的
プライバシーを確保できるので、多床室の個別的環境が
向上した建築物にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、以下の説明では、本発明
の最適な適用例として病院の病室について述べるが、老
人施設や独身寮の居住室、研修用宿泊施設の宿泊室など
にも、本発明は適用される。図1は、本発明の一実施形
態を示す平面図である。本実施形態は、図4に示した従
来例に対して、以下の点で相違する。
【0009】(1)廊下側ベッドに専用の窓を設けた。
本実施形態の病室20は、廊下側ベッド21、22の頭
部壁面23が、外壁開口窓45の側の窓側ベッド24、
25の頭部壁面26に対して、ずらして配置され、その
段差部に窓27を設けた点である。この窓27の外部
は、建物の外壁を窪ませた凹部が鉛直方向に形成され、
建物外部の空間として吹き抜けになっている。以下、こ
の凹部空間を、ライトウエル(LW)28もしくは光井
戸と称する。このLW28に面して窓27を設けること
により、窓27を通して外からの採光および通風が可能
になる。このように、廊下側ベッドのそれぞれの頭部近
くに、LW28に面する専用の窓27を設けることによ
り、図中の点線29で示すように、全てのベッドごとに
個別に眺望が得られ、光(採光)と風(通風)と眺望と
を、それぞれのベッド使用者自らがコントロールし、選
択できるという性能が用意される。そのため、各床ごと
の格差が減少し、各床それぞれに個別的環境が整備され
る。
【0010】(2)病室内に看護サービスエリアを設け
た。上述のように、廊下側ベッド21、22を、左右方
向へずらして配置することにより、両側ベッドの足元に
形成される空間を、看護などのために使用する看護サー
ビスエリア30にできる。廊下側2床の足元まわりの空
間に、ワゴン等を持ち込み、図の破線31に示すよう
に、例えば各床の患者の容態を観察しながら、おのおの
に看護サービスを行うことができる。また、廊下側の2
床21、22は、より重度な患者のための病床として位
置づけられているので、容態急変時には、ベッドを看護
サービスエリア30側に十分に引き出せるため、ベッド
四周、特に頭部32のまわりにも作業スペースを確保し
やすい。
【0011】(3)床頭まわりのプライバシーを確保し
た。廊下側と窓側とに並列される2床がずらして配置さ
れるので、床頭の位置が離れ、視覚的な遮蔽が可能にな
り、プライバシーを確保できるベッド配置となる。両者
の間には、図示するように、窓27や壁33が形成さ
れ、さらに、造り付けロッカー34をベッド間の遮蔽物
として配置することにより、視覚的干渉を最小限にで
き、床頭まわりの個別的領域を確立できる。また、造り
付けロッカー34等の収納装備を設けたり、ベッドまわ
りに小机等を配置することは、各ベッドまわりに個別的
領域を形成し、各ベッド使用者の個別的環境を向上させ
ることができる。
【0012】(4)病室付属の便所および洗面所を設け
た。患者の利便性と、早期離床への寄与に配慮し、病室
出入口35の外側に、病室付属の便所36および洗面所
37を設けた。これにより、個別的環境が形成されると
ともに、病棟階ごとの共同便所を縮小もしくは廃止でき
る。また、病室出入口35の外側には、給排水、電気、
電話、空調等の各種配管のためのパイプスペース(P
S)38を設け、出入口35の外部を前室39にするこ
とにより、廊下40に対して病室20の個別的環境が守
られるようになっている。
【0013】(5)外壁開口部の設計自由度が向上す
る。廊下側ベッド21、22のそれぞれに、専用窓27
を設置したことにより、外壁開口窓45の大きさが、部
屋全体の採光に必要な大きさでなく、窓側ベッド使用者
のみに必要な採光量でよいので、外壁開口窓45の大き
さを適正なものにできる。また、それにより、窓側ベッ
ド使用者の個別的環境を増大できる。
【0014】図2は、ベランダ側に図1に示した病室2
0を5室配置した例を示す平面図である。隣接する病室
どうしで1つのLW28を共有でき、効率的なプラン構
成で、病室20内の各床の個別的環境が向上している。
さらに、各病室20ごとに、出入口35の外側に、付属
便所36および洗面所37や、PS38を配置すること
により、前室39が形成され、病室20が廊下40から
隔離されるので、静穏な環境の病室となり、個別的多床
室群を形成することができる。
【0015】図3は、本発明の他の実施形態を示す平面
図である。本実施形態が、図1に示した病室と相違する
ところは、以下のとおりである。 (1)廊下側と窓側とに並列されるベッド21、24、
あるいはベッド22、25の、それぞれの頭部の間に、
構造用の柱41を配置した。一般に、構造用の柱は、幅
や側面積が大きいので、必然的に両者の視覚的な遮蔽が
なされることになる。そのため、両者の間に、新たに遮
蔽物を設置しなくても、相互の視覚的なプライバシーを
確保できる。 (2)窓側ベッド24、25の外壁に構造用柱がないの
で、外壁開口窓45や窓側ベッド24、25まわりの設
計自由度が得られる。 (3)病室出入口35の廊下側スペースを、付属便所お
よび洗面所以外に、例えば、器材庫42等の種々の用途
に用いている。 (4)廊下側ベッド専用の窓27の外部には、プランタ
ー43を設け、視覚的に良好な環境を形成している。
【0016】以上、これらの実施形態によれば、多床室
の利点を生かしつつも、従来の平行配置型多床室の不備
を解消し、病室内の各床の格差がなくなり、健全で、プ
ライバシーが確保され、個別的領域の形成された多床室
となり、看護単位規模、看護力水準、面積的レベル等を
勘案したとき、適正数の個室のほかに、上述のように、
患者に優しく、看護に優れた多床室によって、個別的環
境を重視した病棟構成を効率的に実現できる。なお、以
上の説明では、ベッドを用いる病室について説明した
が、畳敷き等の床上に、布団を敷いて寝床にする和室に
も、本発明は適用可能である。
【0017】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、個室で
は得がたい多床室の利点を生かしつつ、室内の各床ごと
に個別的な環境が配慮され、各床間の公平性が得られる
ので、健全で効率的な個室的多床室を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1に示した病室をベランダ側に5室配置した
例を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す平面図である。
【図4】従来の平行配置型多床室を示す平面図である。
【符号の説明】
10 外部開口窓 11、12、13、14 ベッド 15 壁 16 頭部 17 病室出入口 18 カーテン 19 視線 20 病室 21、22 廊下側ベッド 23 頭部壁面 24、25 窓側ベッド 26 頭部壁面 27 窓 28 ライトウエル(LW) 29 眺望 30 看護サービスエリア 31 観察視線 32 頭部 33 壁 34 造り付けロッカー(遮蔽物) 35 病室出入口 36 便所 37 洗面所 38 パイプスペース(PS) 39 前室 40 廊下 41 構造用柱 42 器材庫 43 プランター 45 外壁開口窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 網代 友衛 東京都府中市若松町二丁目29番地の7 (72)発明者 古我 大作 千葉県千葉市稲毛区宮野木町1810番地の92 (72)発明者 鈴木 慶治 東京都渋谷区神宮前3丁目37番3−401号 (72)発明者 渡邊 直身 千葉県船橋市北本町2丁目46番16号 イ ル・パラッツオ塚田B−203号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院の病室または老人関連施設の居住室
    等のほぼ四方形の部屋で、出入口を有する廊下側の壁
    と、前記廊下側の壁に対向する窓側開口壁とに沿って、
    それぞれ平行に2床づつを配置した多床室において、前
    記廊下側の壁に沿って配置したベッドの頭部近傍に、採
    光および通風可能な外気に面した窓が設けられているこ
    とを特徴とする病院等の個室的多床室。
  2. 【請求項2】 前記廊下側に配置した2床の足元の間
    を、互いに離して空間を形成し、前記2床間の空間に面
    して前記出入口を設けた請求項1に記載の個室的多床
    室。
  3. 【請求項3】 前記廊下側に配置したベッドの頭部と、
    前記窓側開口壁に沿って配置したベッドの頭部との間
    に、互いの視線を遮る遮蔽物を設けた請求項1に記載の
    個室的多床室。
  4. 【請求項4】 前記出入口の廊下側に、前記部屋の使用
    者に専用の便所および洗面所を設けた請求項1に記載の
    個室的多床室。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちいずれかに記載
    の個室的多床室を配置した病院、老人関連施設、独身
    寮、または研修用宿泊施設等の建築物。
JP8330984A 1996-12-11 1996-12-11 病院等の個室的多床室 Pending JPH10169221A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240555A (ja) * 2005-05-26 2005-09-08 Itoki Co Ltd 大部屋に形成した個室
KR20200032054A (ko) * 2020-03-06 2020-03-25 (주)삼우종합건축사사무소 병상별 개인영역과 독립 채광창이 제공되는 4인실 병실 구조

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