JPH10169748A - 送りねじ軸の研削加工方法および研削加工装置 - Google Patents

送りねじ軸の研削加工方法および研削加工装置

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JPH10169748A
JPH10169748A JP33899396A JP33899396A JPH10169748A JP H10169748 A JPH10169748 A JP H10169748A JP 33899396 A JP33899396 A JP 33899396A JP 33899396 A JP33899396 A JP 33899396A JP H10169748 A JPH10169748 A JP H10169748A
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screw shaft
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々のリード角のねじ溝を容易に加工し得る
送りねじ軸の研削加工方法および研削加工装置を提供す
る。 【解決手段】 素材14の軸方向に対して研削砥石11
の回転軸C11をねじ溝3のリード角分だけ相対的に傾け
て山形突起18の方向をねじ溝3のリード角方向に合わ
せ、ドレッサ17を支持板15と平行に送って研削砥石
11外周をほぼ単葉回転双曲面形状にドレスすると共に
山形突起18の回転軸C4 を通る面での断面形状を研削
すべきねじ溝3の溝直角の断面形状と同一形状となるよ
うにドレスし、山形突起18によって素材外径部をねじ
溝3のリード角方向に研削することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールねじ軸等の
送りねじ軸の研削加工方法および研削加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から円筒状の工作物を研削する技術
として、心なし研削が知られている。心なし研削は、加
工物をセンタやチャックを使用しないで研削砥石と調整
砥石の間にいれて研削を行うものである。すなわち、加
工物は、研削砥石,調整砥石および支持板によって3点
で支持され、調整砥石によって回転と軸方向の送りを与
えられ研削砥石によって研削される。
【0003】加工物としては、単純な円筒状の加工物だ
けでなく、複雑な段付き円筒形状の加工物まで種々の形
状の加工物の研削に用いられており、締め付け用ねじ軸
の加工についても用いることが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
心なし研削を送りねじ軸に適用した例は無かった。
【0005】送りねじ軸の場合には同じ溝幅のねじ溝で
も種々のリード角のねじ溝を加工する必要がある。リー
ド角は調整砥石の傾きにより調整できるが、リード角を
変えるとねじ溝の軸心を通る面で切断した断面形状が変
化するため、その都度研削砥石の断面形状を変える必要
がある。また、断面形状を変えるとしても、リード角が
大きくなると、ねじ溝との干渉の問題が生じる。
【0006】本発明の目的は、種々のリード角のねじ溝
を容易に加工し得るボールねじ軸等の送りねじ軸の研削
加工方法および研削加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成される。
【0008】[請求項1]素材の外径部に接触する調整
砥石と支持部材とによって素材を支持回転させつつ軸方
向に送り、調整砥石と対向する研削砥石外周に設けた山
形突起によって素材の外径部を螺旋状に削ってねじ溝を
成形する送りねじ軸の研削加工方法であって、素材の軸
方向に対して研削砥石の回転軸をねじ溝のリード角分だ
け相対的に傾けて山形突起の方向をねじ溝のリード角方
向に合わせ、山形突起によって素材外径部をねじ溝のリ
ード角方向に研削することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、研削砥石の山形突起の方
向をねじ溝のリード角方向に合わせて研削するので、異
なるリード角のねじ溝を研削する場合でも、容易に研削
することができる。
【0010】また、山形突起についても、リード角に拘
らず研削すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状で
よい。
【0011】[請求項2]ドレッサを素材と平行に送っ
て、研削砥石外周を単葉双曲面形状にドレスすると共
に、山形突起の回転軸を通る面での断面形状を研削すべ
きねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるようにド
レスすることを特徴とする。
【0012】研削砥石の回転軸は素材の軸方向に対して
相対的に傾くが、ドレッサを支持部材と平行に送って研
削砥石外周をほぼ回転双曲面形状にドレスするために、
研削砥石の全幅にわたって素材が均一に接触する。
【0013】[請求項3]ドレッサを研削砥石の回転軸
を平行に送って、研削砥石外周を円筒形状にドレスする
と共に、山形突起の回転軸を通る面での断面形状を研削
すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるよう
にドレスすることを特徴とする。
【0014】研削砥石外周を円筒形状にドレスした場合
には、研削砥石外周が素材に対して点接触することにな
るが、この接触部に山形突起を設ければ山形突起の形状
のねじ溝を研削することが可能である。
【0015】[請求項4]複数の山形突起を有し、研削
砥石の素材出口側の山形突起の切込み量がねじ溝の深さ
正規点となり、入口側に向かって徐々に浅くなるように
して切り込むことを特徴とする。
【0016】研削砥石の最も素材出口側に位置する山形
突起の切込み量をねじ溝の深さ正規点とすることにより
出口側で正規のねじ溝形状が加工される。
【0017】[請求項5]研削砥石外周を円錐台形状に
ドレスすると共に、山形突起の回転軸を通る面での断面
形状を研削すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状
となるようにドレスすることを特徴とする。
【0018】この場合は、上記単葉双曲面と円筒面との
中間で研削砥石と素材が線接触しないまでも、円筒面よ
りも素材との隙間を小さくできる。
【0019】したがって複数の山形突起がある場合には
より多くの山形突起と接触させることができ、より効率
的にねじ溝の研削を行なうことができる。
【0020】[請求項6]研削砥石を固定し、加工すべ
きねじ溝のリード角に合わせて、支持部材および調整砥
石の傾きを調整することを特徴とする。
【0021】[請求項7]支持部材を固定し、加工すべ
きねじ溝のリード角に合わせて、研削砥石および調整砥
石の傾きを調整することを特徴とする。
【0022】[請求項8]調整砥石を固定し、加工すべ
きねじ溝のリード角に合わせて、支持部材および研削砥
石の傾きを調整することを特徴とする。
【0023】[請求項9]素材の外径部に接触する調整
砥石と支持部材とによって素材を支持回転させつつ軸方
向に送り、研削砥石外周に形成した山形突起によって素
材の外径部を螺旋状に削ってねじ溝を成形する送りねじ
軸の研削加工方法であって、前記研削砥石の山形突起の
回転研削運動方向をねじ溝のリ−ド角方向に対して所定
角度だけ傾け、ドレッサによって、前記山形突起の回転
研削運動方向に対して直交する方向の断面形状を、ねじ
溝を素材の軸心を通る面で切断した断面形状に対応する
断面形状から、溝幅方向中央部を残し、溝幅方向中央部
に対して左右両側部の削り出されるべきねじ溝と溝幅方
向に干渉する干渉部を除いた形状となるようにドレス
し、山形突起の溝幅方向中央部によって素材外径部を研
削してねじ溝を形成することを特徴とする。
【0024】このようにすれば、ドレッサによって山形
突起の断面形状を干渉分を見込んだ形状に成形するだけ
で、小リードから大リードまで種々のリード角のねじ溝
を研削することができる。
【0025】[請求項10]研削砥石の回転軸を素材の
軸心と平行に配置して山形突起の回転研削運動方向をね
じ溝のリ−ド角方向に対してリード角分だけ傾け、山形
突起により素材の軸心に対して直交する方向に切り込ん
でねじ溝を研削することを特徴とする。
【0026】このようにすれば、研削砥石の外径部は円
筒面のままでよく、簡単な構造で種々のリード角のねじ
溝に対応することができる。
【0027】[請求項11]研削砥石の回転軸を素材の
軸心に対してリード角より小さい角度分だけ傾けて配置
したことを特徴とする。
【0028】[請求項12]山形突起は複数設けられて
いることを特徴とする。
【0029】複数の山形突起によりねじ溝を荒研削から
仕上げ研削に段階的に一工程で仕上げることができる。
従来の方法では、たとえば荒研削を2回、仕上げ研削を
1回行なうとすれば三工程必要であった。また研削代を
大きくすると発熱の問題がある。発熱を小さくするには
研削代を小さくする必要があり、研削代を小さくすると
工程数がそれだけ多くなり工程時間が非常に長くなって
いた。
【0030】本発明の場合には山形突起の数を増やして
おくだけで研削代を小さくでき、しかも多段階の研削を
一工程で行なうことができ工程時間を飛躍的に短縮でき
る。
【0031】[請求項13]素材外径部は予め円筒面に
加工されており、該円筒面を基準にしてねじ溝のみを部
分的に研削することを特徴とする。
【0032】このようにすれば、素材は調整砥石との接
触摩擦力によって調整砥石の周速とほぼ同一の周速でも
って回転する。調整砥石の中心軸は素材の送り方向前方
側が下を向くように傾けられており、素材は支持板に沿
って調整砥石の周速の軸方向成分に相当する速度で軸方
向に送られ、研削砥石の山形部によって螺旋状に削られ
る。
【0033】したがって、素材は支持板と調整砥石によ
って位置決めされ、山形部の切り込み量が素材外径の円
筒面を基準にして正確に定まるので、ボールねじ溝の有
効径の円筒度は外径円筒面を基準にして正確に製作でき
る。また、ボールねじ溝のリード精度は調整砥石の周速
を制御することによって精密に加工することができる。
【0034】[請求項14]素材外径部のねじ溝とねじ
溝間の領域についてもねじ溝と共に研削することを特徴
とする。
【0035】このようにすれば、素材外径の円筒面の研
削も同時に行うことができる。
【0036】[請求項15]研削砥石の入口側領域にお
いて素材の外径部を円筒面に研削した後、研削砥石の外
周部に設けられる山形突起にてねじ溝を研削することを
特徴とする。
【0037】この場合には、素材外径の円筒面の研削と
ねじ溝研削を一工程で行えるだけでなく、ねじ溝研削を
円筒面を基準にして正確に加工できる。
【0038】[請求項16]ねじ溝はボールが転動する
ボール転動溝であることを特徴とする。
【0039】ボール転動溝の場合には、ボールを正確に
接触させるためにねじ溝の断面形状を正確に成形する必
要があるが、本発明の研削加工方法によれば、ねじ溝を
正確に加工できるので、ボール転動溝に好適である。
【0040】[請求項17]本発明の送りねじ軸の研削
加工装置は、ボール外周にねじ溝を研削するための山形
突起が設けられた研削砥石と、研削砥石と所定の間隔を
隔ててほぼ平行に配置される調整砥石と、前記研削砥石
と調整砥石間の隙間に介装される支持部材と、を備え、
素材の外径円筒面に接触する調整砥石と支持板とによっ
て素材を支持回転させつつ軸方向に送ることにより、研
削砥石の山形突起によって素材の外径部を螺旋状に削っ
てねじ溝を成形する送りねじ軸の研削加工装置であっ
て、支持部材によって案内される素材の中心軸線に対し
て、調整砥石の回転軸を送りねじ軸のリード角分だけ相
対的に傾けると共に、研削砥石の回転軸をねじのリード
角分だけ相対的に反対側に傾けるリード角調整機構と、
山形突起の回転軸を通る平面での断面形状を研削すべき
ねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるようにドレ
スするドレッサと、を備えたことを特徴とする。
【0041】本発明によれば、リード角が異なるねじ溝
を研削する場合には、リード角調整機構によって、素材
の送り軸線に対して、調整砥石の回転軸を送りねじ軸の
リード角分だけ相対的に傾けると共に、研削砥石の回転
軸をねじのリード角分だけ相対的に反対側に傾ける。
【0042】これにより、研削砥石の山形突起の方向を
ねじ溝のリード角方向に合わせで研削することができ
る。
【0043】また山形突起についてはリード角に拘らず
研削すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となる
ようにドレスする。
【0044】[請求項18]ドレッサを素材と平行に送
って研削砥石外周を単葉双曲面形状にドレスするドレッ
サ送り機構を備えていることを特徴とする。
【0045】このようにすれば、素材を研削砥石の幅一
杯に接触させることができる。
【0046】[請求項19]ドレッサを研削砥石の回転
軸と平行に送って研削砥石外周を円筒形状にドレスする
ドレッサ送り機構を備えていることを特徴とする。
【0047】このようにすれば、研削砥石は素材に点接
触し、この接触部において山形突起が接触してねじ溝を
切込む。
【0048】[請求項20]ドレッサを研削砥石の回転
軸に対して該回転軸を通る平面内にて所定角度でもって
送って研削砥石外周を円錐台形状にドレスするドレッサ
送り機構を備えていることを特徴とする。
【0049】この場合には、単葉双曲面と円筒面の中間
で、研削砥石と素材が線接触しないまでも、円筒面より
も素材との隙間が小さくなる。
【0050】[請求項21]ドレッサ送り機構は、研削
砥石の傾きに合わせて、ドレッサの姿勢を調整する姿勢
制御機構を備えていることを特徴とする。
【0051】これにより簡単に山形突起を所定形状にド
レスすることができる。
【0052】[請求項22]リード角調整機構は、研削
砥石を固定し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせ
て、支持部材および調整砥石の傾きをそれぞれ調整する
構成となっていることを特徴とする。
【0053】[請求項23]リード角調整機構は、支持
部材を固定し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせ
て、研削砥石および調整砥石の傾きを調整する構成とな
っていることを特徴とする。
【0054】[請求項24]リード角調整機構は、調整
砥石を固定し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせ
て、支持部材および研削砥石の傾きを調整する構成とな
っていることを特徴とする。
【0055】[請求項25]本発明の他の送りねじ軸の
研削加工装置にあっては、外周にねじ溝を研削するため
の山形突起が設けられた研削砥石と、該研削砥石と所定
の間隔を隔ててほぼ平行に配置される調整砥石と、前記
研削砥石と調整砥石間の隙間に介装される支持部材と、
を備え、素材の外径円筒面に接触する調整砥石と支持板
とによって素材を支持回転させつつ軸方向に送ることに
より、研削砥石の山形突起によって素材の外径部を螺旋
状に削ってねじ溝を成形する送りねじ軸の研削加工装置
であって、前記研削砥石の山形突起の回転研削運動方向
をねじ溝のリ−ド角方向に対して所定角度だけ傾けると
共に、前記山形突起の回転研削運動方向に対して直交す
る方向の断面形状を、加工すべきねじ溝を素材の軸心を
通る面で切断した断面形状に対応する断面形状から、溝
幅方向中央部を残し、溝幅方向中央部に対して左右両側
部の削り出されるべきねじ溝と溝幅方向に干渉する干渉
部を除いた形状とするドレッサを設け、山形突起の溝幅
方向中央部によって素材外径部を研削してねじ溝を形成
することを特徴とする。
【0056】このようにすれば、ドレッサによって山形
突起の断面形状を干渉分を見込んだ形状に成形するだけ
で、小リードから大リードまで種々のリード角のねじ溝
を研削することができる。
【0057】[請求項26]研削砥石の回転軸を素材の
軸心と平行に配置して山形突起の研削運動方向をねじ溝
のリ−ド角方向に対してリード角分だけ傾けたことを特
徴とする。
【0058】[請求項27]山形部は複数設けられてい
ることを特徴とする。
【0059】[請求項28]素材外径部は予め円筒面に
加工されており、該円筒面と研削砥石外周との間には隙
間を有し、円筒面を基準にしてねじ溝のみを部分的に研
削することを特徴とする。
【0060】[請求項29]素材外径部のねじ溝とねじ
溝間の領域についても研削砥石によってねじ溝と共に研
削することを特徴とする。
【0061】[請求項30]研削砥石の入口側領域にお
いて素材の外径部を円筒面に研削した後、研削砥石の外
周部に設けられる山形突起においてねじ溝を研削するこ
とを特徴とする。
【0062】[請求項31]ねじ溝はボールが転動する
ボール転動溝であることを特徴とする。
【0063】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0064】図1には本発明の送りねじ軸の研削加工方
法の基本的な実施の形態が示されている。
【0065】この実施の形態では、送りねじ軸はボール
ねじ軸であって、軸体1の外径円筒面2に螺旋状のねじ
溝3が刻設されている。ねじ溝3はボールが転動自在に
接触するもので、断面形状が2つの円弧を組み合わせた
ゴシックア−チ形状や単一の円弧のサ−キュラア−ク形
状等の円弧状に成形されており、ねじ溝3の間には外径
円筒面2が螺旋状に残存している。
【0066】ボールねじの場合には、ボールを正確に接
触させるためにねじ溝の断面形状を正確に成形する必要
がある。
【0067】研削加工装置10は、研削砥石11と、研
削砥石11と対向して並設される調整砥石12、研削砥
石11と調整砥石12間に研削砥石11の回転軸と平行
に配設される素材14を支持する支持部材としての支持
板15と、支持板15の前後に素材14の送り方向に沿
って設けられる案内板16と、研削砥石成形用ドレッサ
17とを備えている。
【0068】そして、素材14の外径部に接触する調整
砥石12と支持板15とによって素材14を支持回転さ
せつつ軸方向に送り、調整砥石12と対向する研削砥石
11外周に設けた山形突起18によって素材14の外径
部を螺旋状に削ってねじ溝2を成形するようになってい
る。
【0069】研削砥石11の回転軸C11、調整砥石12
の回転軸C12および素材14の中心軸C14は互いに平行
の垂直面上に位置し、調整砥石12の回転軸C12は素材
14の中心軸C14を通る水平面に対して素材14の送り
方向出口側Aに向かって前下がりに傾斜している。この
傾斜角度θ2 は研削されるべきリード角αと同一角度と
なるように調整される。この調整砥石12の外周面は素
材14が全幅にわたって均一に接触するように単葉回転
双曲面形状(鼓形)に成形されている。
【0070】この調整砥石12は出口側Aから見て時計
回りに回転し、研削砥石11も時計回りに回転する。こ
の研削砥石11による研削抵抗によって素材14は支持
板15に対して押圧される。素材14が接触する支持板
15の上面は水平面に対して時計回り方向に所定角度傾
斜する傾斜面となっており、研削抵抗による押圧力の反
力が素材14を調整砥石12に押し付ける方向に作用
し、調整砥石12と素材14との接触摩擦力が増大す
る。
【0071】したがって素材14は調整砥石12との接
触摩擦力によって調整砥石12の周速とほぼ同一の周速
でもって支持板15に上をすべりながら反時計回りに回
転する。調整砥石12の回転軸C12は前下がりに傾いて
いるので、素材14は調整砥石12によってリード角に
沿って斜め前方に擦り上げられ、支持板15に沿って所
定のリードでもって回転しつつ軸方向に送られ、研削砥
石11の山形突起18によって螺旋状に削られることに
なる。
【0072】一方、研削砥石11外周に山形突起18が
研削すべきねじ溝3のピッチでもって複数設けられてい
る。各山形突起18の断面形状はねじ溝3の溝直角方向
の断面形状に対応した形状で、研削砥石11の回転軸C
11を中心として研削砥石11の外周面に沿って全周的に
環状に設けられている。
【0073】複数の山形突起18によってねじ溝3を荒
研削から仕上げ研削に段階的に仕上げることができる。
【0074】そして、本発明では、研削砥石11の回転
軸C11を、素材14の中心軸C14を通る水平面に対して
出口側Aに向かって前上がりに所定角度θ1 だけ傾けて
いる。この角度θ1 についても、ねじ溝のリード角αに
合致するように調整されており、山形突起18の方向を
ねじ溝3のリード角α方向に合わせている。
【0075】一方、研削砥石用のドレッサ17は回転ド
レッサで、山形突起18に対応する断面形状の凹溝19
が設けられており、素材14の中心軸C14と平行、すな
わち支持板15と平行に送って、研削砥石C11外周をほ
ぼ回転双曲面形状にドレスすると共に山形突起18の回
転軸C11を通る面での断面形状を研削すべきねじ溝3の
溝直角の断面形状と同一形状となるようにドレスする。
【0076】ドレッサは山形突起18のピッチでもって
軸方向に間欠送りし、研削砥石11の径方向に切り込ん
で山形突起18の形状をドレスする。
【0077】各山形突起18は入口側Bから出口側Aに
向かって徐々に深く切り込んで、ねじ溝3を荒研削から
仕上げ研削を行うように、研削砥石11の入口側Bの径
を若干小さくして緩やかなテーパを付けることが好まし
い。
【0078】本発明によれば、研削加工する前に、支持
板15に対する研削砥石11および調整砥石12の傾斜
角θ1 ,θ2 を、加工すべきねじ溝のリード角αに一致
するように調整する。これにより研削砥石11の山形突
起18の方向がねじ溝3のリード角α方向に向くことに
なる。
【0079】次いで、図3に示すように回転軸C11が素
材14の中心軸C14方向に対して相対的に傾いた研削砥
石11外周面を、ドレッサ17を素材14の中心軸C14
に対して平行に送って、研削砥石11外周をほぼ単葉回
転双曲面形状に、山形突起18をねじ溝3の断面形状に
成形する。このドレッサ17の回転軸C17は素材14の
中心軸C14に対して所定角度θ3 だけ傾斜させている。
このθ3 はリード角αに一致するように調整される。
【0080】この単葉双曲面形状については、ドレッサ
17を研削砥石11の中心点Oを通る平面上を移動させ
た場合には、図3(b)に示すように左右対称的な鼓形
に、研削砥石11の一端面における中心点を通る平面上
を移動させた場合には同図(c),(d)のような半鼓
形状となる。それに限らず鼓形状の一部にて構成するこ
とができる。
【0081】このようにして、研削砥石11の山形突起
18をねじ溝3のリード角α方向に合わせて研削するの
で、ねじ溝3を所定の断面形状に正確に成形することが
できる。
【0082】また、異なるリード角を成形する場合で
も、研削砥石11および調整砥石12の素材14の中心
軸に対する傾斜角θ1 ,θ2 をリード角に合わせ、同じ
ドレッサ17によって研削砥石11をドレスすることに
よって、研削砥石11外周および山形突起18の形状を
所定形状に整えることができる。
【0083】したがって、リード角に拘らず山形突起1
8の形状は研削すべきねじ溝3の溝直角の断面形状と同
一形状でよい。
【0084】上記実施の形態では研削砥石外周を単葉双
曲面形状にドレスする場合について説明したが、図4
(a)〜(f)に示すように、研削砥石11を円筒形状
や円錐台形状にドレスするようにしてもよい。
【0085】図4(a),(b)は研削砥石11を円筒
形状にドレスする場合で、ドレッサ17は研削砥石11
の回転軸C11と平行に送られる。
【0086】この場合には素材14に対して研削砥石1
1が線接触せず、研削砥石11の素材14の出口側端部
において点接触Cp 状態となる。
【0087】図4(c)に示すように、この素材14出
口側端部に位置する山形突起18aの切込み量が、最大
となり、出口側から入口側に向けて次段の山形突起18
b,18c,…の切込み量が段々と浅くなっている。こ
の最大切込み量となる研削砥石11の素材出口側の山形
突起18aの切込み量がねじ溝3の深さ正規点となる。
【0088】図4(d)〜(f)は研削砥石11を円錐
台形状にドレスする場合で、ドレッサ17を研削砥石1
1の回転軸C11に対して、回転軸C11を通る平面内にて
所定角度θ4 でもって送り、研削砥石11外周を円錐台
形状にドレスするようになっている。
【0089】この場合、上記円筒面と単葉双曲面との中
間で、研削砥石11に対して素材14が線接触しないま
でも、円筒面の場合よりも素材11外周との隙間が小さ
い。したがって、最も出口寄りの山形突起18aに隣接
するより多くの山形突起18b,18c,18d,…と
接触させることができる。
【0090】リード角を調整する方法としては、図2に
示すように、3つの方法がある。
【0091】図2(a)は、素材14の中心軸C14を固
定し、加工すべきねじ溝のリード角αに合わせて、研削
砥石11および調整砥石12の傾きθ1 ,θ2 を調整す
る方法を示している。
【0092】図2(b)は、研削砥石11の回転軸C11
を固定し、加工すべきねじ溝のリード角αに合わせて、
素材14の中心軸C14および調整砥石12の傾きθ1 ,
θ2を調整する方法を示している。
【0093】図2(c)は、調整砥石12の回転軸C11
を固定し、加工すべきねじ溝のリード角αに合わせて、
素材14の中心軸C14および研削砥石11の傾きθ1 ,
θ2を調整する方法を示している。
【0094】この実施の形態では、図5(a)に示すよ
うに、素材外径部14aは予め円筒面に加工されてお
り、この円筒面を基準にしてねじ溝3のみを部分的に研
削するようになっている。
【0095】このようにすれば、素材14は調整砥石1
2との接触摩擦力によって調整砥石12の周速とほぼ同
一の周速でもって回転する。調整砥石12の回転軸C12
は素材14の送り方向出口側が下を向くように傾けられ
ており、素材14は支持板15に沿って回転しつつ調整
砥石12の周速の軸方向成分に相当する速度で軸方向に
送られ、研削砥石11の山形突起18によって螺旋状に
削られる。
【0096】したがって、素材14は支持板15と調整
砥石12によって位置決めされ、山形突起18の切り込
み量が素材14外径の円筒面14aを基準にして正確に
定まるので、ねじ溝3の有効径の円筒度は外径円筒面1
4aを基準にして正確に製作できる。また、ねじ溝3の
リード精度は調整砥石12の周速を制御することによっ
て精密に加工することができる。
【0097】素材外径部の研削は、図5(b)に示すよ
うに、素材外径部14aのねじ溝3とねじ溝3間の領域
についてもねじ溝3と共に研削するようにしてもよい。
【0098】このようにすれば、素材外径の円筒面14
aの研削も同時に行うことができる。
【0099】また、図5(c)に示すように、研削砥石
11の入口側領域11Aにおいて素材の外径部を円筒面
14aに研削した後、この円筒面を基準にして研削砥石
の外周部に設けられる山形突起18にてねじ溝3を研削
するようにしてもよい。
【0100】この場合には、素材外径の円筒面14aの
研削とねじ溝研削を一工程で行えるだけでなく、ねじ溝
3研削を円筒面14aを基準にして正確に加工できる。
【0101】次に、図6には、本発明の研削加工方法を
実現するための、具体的な研削加工装置が示されてい
る。
【0102】すなわち、支持板15によって案内される
素材14の中心軸C14に対する、調整砥石12の回転軸
C12および研削砥石11の回転軸C11をねじ溝3のリー
ド角分だけ相対的に反対側に傾けるリード角調整機構と
して、研削砥石11の回転軸C11を固定し、加工すべき
ねじ溝3のリード角に合わせて、支持板15および調整
砥石12の傾きをそれぞれ調整する構成となっている。
【0103】すなわち、研削砥石11は、その回転軸C
11がベッドに対して所定の角度θ11傾いた状態で支持さ
れている。この傾き角は調整不能である。
【0104】支持板15と調整砥石12は、研削砥石1
1に対して接離する方向にベッド20上に直線移動自在
に設けられたテーブル21上に支持されている。支持板
15はワークレスト22に高さ調節自在に取り付けら
れ、このワークレスト22が円弧状ガイド23を介して
テーブル21に対して旋回可能に取り付けられている。
このワークレスト22の旋回によって、研削砥石11の
回転軸C11に対する支持板15の傾きを調整するように
なっている。
【0105】一方、調整砥石12は旋回ピン24を中心
にして旋回可能に支持されており、研削砥石11の回転
軸C11に対する調整砥石12の傾きを調整するようにな
っている。
【0106】また、研削砥石11をドレスするドレッサ
17の送り方向を調整する送り方向調整機構25が設け
られている。この送り方向調整機構25は、ドレッサ1
7を研削砥石11の回転軸C11と平行に往復移動自在に
支持するドレッサ送りテーブル26と、このドレッサ送
りテーブル26の基台27を旋回ピン28を中心に旋回
可能に支持するコラム29と、コラム29をベッド20
に対して研削砥石11に向かって往復移動可能に支持す
る直線移動機構30と、を備えている。
【0107】この送り方向調整機構25によって、加工
すべきねじ溝3のリード角に応じて、ドレッサ17の送
り方向を支持板15に沿った素材の中心軸方向と平行と
なるように調整するようになっている。すなわち、コラ
ム29に対してドレッサ送りテーブル26を旋回するこ
とによって、研削砥石11の回転軸C11に対するドレッ
サ17の送り方向を調整するようになっている。
【0108】本実施の形態によれば、リード角が異なる
ねじ溝を研削する場合には、上記したリード角調整機構
によって、支持板15(素材の送り軸線)に対して、調
整砥石12の回転軸C11を送りねじ軸のリード角分だけ
相対的に傾けると共に、研削砥石11の回転軸C11をね
じ軸のリード角分だけ相対的に反対側に傾ける。
【0109】これにより、研削砥石11の山形突起18
の方向をねじ溝のリード角方向に合わせて研削すること
ができる。
【0110】図7には、上記構成の研削加工装置を用い
た場合の角度調整例を示している。
【0111】図において、研削砥石11の回転軸の傾き
角θ11、調整砥石12の回転角C12の傾き角θ12、支持
板15の傾き角θ13、ドレッサ17の送り方向の傾き角
θ14(テーブル26の傾き角)、は水平線Hに対する角
度とし、ドレッサ17のドレス方向の傾き角θ15は垂直
線Vに対する角度とする。
【0112】図7(a)〜(c)に示す例は、加工すべ
きねじ溝のリード角α1 が研削砥石11の固定傾き角θ
11と同一の場合である。
【0113】この場合には、支持板15の傾き角θ13は
0度であり、調整砥石12の傾き角θ12は研削砥石11
の傾き角θ11は共にリード角α1 と等しくなるように調
整する。
【0114】一方、ドレッサ17の送り方向の傾き角θ
14は0度であり、ドレッサ17のドレス方向の傾き角θ
15はリード角α1 と等しくなるように調整する。
【0115】図7(d)〜(f)に示す例は、加工すべ
きねじ溝のリード角α2 が研削砥石の傾き角θ11よりも
大きい場合である。
【0116】この場合には、支持板15の傾き角θ13を
(α2 −θ11)とし、調整砥石12の傾き角θ12を(θ
11+2θ13)=(2α2 −θ11)に設定する。
【0117】一方、ドレッサ17の送り方向の傾き角θ
14はθ13と同一とする(α2 −θ11)。そして、ドレッ
サ17のドレス方向の傾き角θ15の大きさはθ11と等し
い。
【0118】また、加工すべきねじ溝のリード角が研削
砥石の傾き角θ11より小さい場合についても、支持板1
5と調整砥石12の角度を調整することによって、素材
14の中心軸線に対して、調整砥石12の回転軸C11と
研削砥石11の回転軸C11間の角度をリード角分だけ相
対的に傾くように調整することができる。
【0119】図8及び図9には、本発明の他の実施の形
態が示されている。
【0120】この実施の形態は、素材14の外径部に接
触する調整砥石12と支持板15とによって素材を支持
回転させつつ軸方向に送り、研削砥石11外周に形成し
た山形突起38によって素材14の外径部を螺旋状に削
ってねじ溝3を成形する送りねじ軸の研削加工方法であ
る。
【0121】この実施の形態では、研削砥石11の回転
軸C11を素材14の中心軸C14と平行に配置して、山形
突起38による研削運動方向を素材の軸心に対して直交
する方向に切り込んでねじ溝3を研削するものである。
したがって、上記実施の形態と異なり、研削砥石11の
山形突起38の研削運動方向をねじ溝3のリ−ド角方向
に対して所定角度だけ傾いた状態となっている。
【0122】そして、図9(c)に示すように、ドレッ
サによって、前記山形突起38の研削運動方向に対して
直交する方向の断面形状を、ねじ溝3を素材の軸心を通
る面で切断した断面形状に対応する断面形状から、溝幅
方向中央部を残し、溝幅方向中央部に対して左右両側部
の削り出されるべきねじ溝3と溝幅方向に干渉する干渉
部3A,3Aを除いた形状となるようにドレスするよう
になっている。
【0123】この山形突起38の溝幅方向中央部によっ
て、図9(a),(c)に示すように、素材外径部を研
削してねじ溝3を形成する。
【0124】このようにすれば、ドレッサによって山形
突起の断面形状を干渉分を見込んだ形状に成形するだけ
で、小リードから大リードまで種々のリード角のねじ溝
を研削することができる。
【0125】リード角が小さい内は干渉分は小さくが、
大きくなると干渉部が増大する傾向となる。
【0126】尚、上記実施の形態を組合わせて、図1の
素材14に対する研削砥石11の回転軸C11の傾斜角度
θ1 をリード角αよりも小さく設定し(θ1 <α)、山
形突起の形状を図8,9に示すような、干渉部を除いて
溝幅方向中央部のみとした形状とすることもできる。
【0127】また、上記各実施の形態では、1条ねじを
例にとって説明したが、2条ねじ等のねじ溝を複数条有
する送りねじ軸についても、1条ねじの場合と全く同様
に適用できることはもちろんである。すなわち、多条ね
じでも、各条列のねじ溝のリ−ド角は同一なので本発明
の研削加工方法および加工装置によって同時に研削する
ことができる。
【0128】たとえば、2条ねじの場合には研削砥石の
山形突起をねじ溝のリ−ドの2分の1のピッチでもって
形成し、3条ねじの場合には山形突起をねじ溝のリ−ド
の3分の1のピッチでもって形成するというように、山
形突起を条数分の1のピッチで形成しておけばよい。こ
のようにすれば、各条列のねじ溝は、2条ねじであれば
1つおき、3条ねじであれば2つおきに研削砥石の山形
突起に合致して研削されることになる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素材の軸方向に対して研削砥石の回転軸をねじ溝のリー
ド角分だけ相対的に傾けて山形突起の方向をねじ溝のリ
ード角方向に合わせ、ドレッサを支持板と平行に送って
研削砥石外周をほぼ回転双曲面形状にドレスすると共に
山形突起の回転軸を通る面での断面形状を研削すべきね
じ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるようにドレス
し、山形突起によって素材外径部をねじ溝のリード角方
向に研削するようにしたので、異なるリード角のねじ溝
を研削する場合でも容易に研削することができる。
【0130】また、山形突起についても、リード角に拘
らず研削すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状で
よい。
【0131】また、山形突起の回転研削運動方向に対し
て直交する方向の断面形状を、ねじ溝を素材の軸心を通
る面で切断した断面形状に対応する断面形状から、溝幅
方向中央部を残し、溝幅方向中央部に対して左右両側部
の削り出されるべきねじ溝と溝幅方向に干渉する干渉部
を除いた形状とするドレッサを設け、山形突起の溝幅方
向中央部によって素材外径部を研削してねじ溝を形成す
るようにすれば、ドレッサによって山形突起の断面形状
を干渉分を見込んだ形状に成形するだけで、小リードか
ら大リードまで種々のリード角のねじ溝を研削すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の送りねじ軸の加工方法が適用さ
れる装置構成を概念的に示すもので、同図(a)は側面
図、同図(b)は正面図、同図(c)は平面図である。
【図2】図2(a)〜(c)は、素材,研削砥石および
調整砥石間の調整方法の各種態様を示す説明図である。
【図3】図3は研削砥石のドレス工程の説明図である。
【図4】図4は研削砥石の外周形状の他の形態を概念的
に示す図である。
【図5】図5(a)〜(c)は研削砥石と素材の接触状
態の各種態様を示す説明図である。
【図6】図6は本発明が適用される研削加工装置のより
具体的な構成例を示すもので、同図(a)は正面図、同
図(b)は右側面から見た研削砥石とドレッサの関係を
示す図、同図(c)は左側面から調整砥石を省略して見
た支持板の調整機構を示す図である。
【図7】図7(a)〜(f)は図5の研削加工装置のリ
ード角調整の説明図である。
【図8】図8は本発明の他の実施の形態に係る送りねじ
軸の研削加工方法が適用される装置構成を概念的に示す
図である。
【図9】図9は図8の山形突起の切り込み状態を説明す
るもので、同図(a)は研削状態の山形突起を素材の外
径円筒面の延長面で切断した概念図、同図(b)は同図
(a)のa位置からe位置にて切断した断面形状を山形
突起の中心線に沿って揃えて記載した説明図、同図
(c)は干渉を見込んだ山形突起の概念断面図である。
【符号の説明】
1 軸体 2 外径円筒面 3 ねじ溝 11 研削砥石 12 調整砥石 14 素材 14a 外径円筒面 15 支持板 18 山形突起

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材の外径部に接触する調整砥石と支持
    部材とによって素材を支持回転させつつ軸方向に送り、
    調整砥石と対向する研削砥石外周に設けた山形突起によ
    って素材の外径部を螺旋状に削ってねじ溝を成形する送
    りねじ軸の研削加工方法であって、 素材の軸方向に対して研削砥石の回転軸をねじ溝のリー
    ド角分だけ相対的に傾けて山形突起の方向をねじ溝のリ
    ード角方向に合わせ、 山形突起によって素材外径部をねじ溝のリード角方向に
    研削することを特徴とする送りねじ軸の研削加工方法。
  2. 【請求項2】 ドレッサを素材と平行に送って、研削砥
    石外周を単葉双曲面形状にドレスすると共に、山形突起
    の回転軸を通る面での断面形状を研削すべきねじ溝の溝
    直角の断面形状と同一形状となるようにドレスすること
    を特徴とする請求項1に記載の送りねじ軸の研削加工方
    法。
  3. 【請求項3】 ドレッサを研削砥石の回転軸を平行に送
    って、研削砥石外周を円筒形状にドレスすると共に、山
    形突起の回転軸を通る面での断面形状を研削すべきねじ
    溝の溝直角の断面形状と同一形状となるようにドレスす
    ることを特徴とする請求項1に記載の送りねじ軸の研削
    加工方法。
  4. 【請求項4】 複数の山形突起を有し、研削砥石の素材
    出口側の山形突起の切込み量がねじ溝の深さ正規点とな
    り、入口側に向かって徐々に浅くなるようにして切り込
    むことを特徴とする請求項3に記載の送りねじ軸の研削
    加工方法。
  5. 【請求項5】 研削砥石外周を円錐台形状にドレスする
    と共に、山形突起の回転軸を通る面での断面形状を研削
    すべきねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるよう
    にドレスすることを特徴とする請求項1に記載の送りね
    じ軸の研削加工方法。
  6. 【請求項6】 研削砥石を固定し、加工すべきねじ溝の
    リード角に合わせて、支持部材および調整砥石の傾きを
    調整することを特徴とする請求項1,2,3,4または
    5に記載の送りねじ軸の研削加工方法。
  7. 【請求項7】 支持部材を固定し、加工すべきねじ溝の
    リード角に合わせて、研削砥石および調整砥石の傾きを
    調整することを特徴とする請求項1,2,3,4または
    5に記載の送りねじ軸の研削加工方法。
  8. 【請求項8】 調整砥石を固定し、加工すべきねじ溝の
    リード角に合わせて、支持部材および研削砥石の傾きを
    調整することを特徴とする請求項1,2,3,4または
    5に記載の送りねじ軸の研削加工方法。
  9. 【請求項9】 素材の外径部に接触する調整砥石と支持
    部材とによって素材を支持回転させつつ軸方向に送り、
    研削砥石外周に形成した山形突起によって素材の外径部
    を螺旋状に削ってねじ溝を成形する送りねじ軸の研削加
    工方法であって、 前記研削砥石の山形突起の回転研削運動方向をねじ溝の
    リ−ド角方向に対して所定角度だけ傾け、 前記山形突起の回転研削運動方向に対して直交する方向
    の断面形状を、ねじ溝を素材の軸心を通る面で切断した
    断面形状に対応する断面形状から、溝幅方向中央部を残
    し、溝幅方向中央部に対して左右両側部の削り出される
    べきねじ溝と溝幅方向に干渉する干渉部を除いた形状と
    し、 山形突起の溝幅方向中央部によって素材外径部を研削し
    てねじ溝を形成することを特徴とする送りねじ軸の研削
    加工方法。
  10. 【請求項10】 研削砥石の回転軸を素材の軸心と平行
    に配置して山形突起の研削運動方向をねじ溝のリ−ド角
    方向に対してリード角分だけ傾け、山形突起により素材
    の軸心に対して直交する方向に切り込んでねじ溝を研削
    することを特徴とする請求項9に記載の送りねじ軸の研
    削加工方法。
  11. 【請求項11】 研削砥石の回転軸を素材の軸心に対し
    てリード角より小さい角度分だけ傾けて配置したことを
    特徴とする請求項9に記載の送りねじ軸の研削加工方
    法。
  12. 【請求項12】 山形突起は複数設けられている請求項
    1乃至11のいずれか一の請求項に記載の送りねじ軸の
    研削加工方法。
  13. 【請求項13】 素材外径部は予め円筒面に加工されて
    おり、該円筒面を基準にしてねじ溝のみを部分的に研削
    する請求項1乃至12のいずれか一の請求項に記載の送
    りねじ軸の研削加工方法。
  14. 【請求項14】 素材外径部のねじ溝とねじ溝間の領域
    についてもねじ溝と共に研削する請求項1乃至12のい
    ずれか一の請求項に記載の送りねじ軸の研削加工方法。
  15. 【請求項15】 研削砥石の入口側領域において素材の
    外径部を円筒面に研削した後、研削砥石の外周部に設け
    られる山形突起にてねじ溝を研削することを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれか一の請求項に記載の送りね
    じ軸の研削加工方法。
  16. 【請求項16】 ねじ溝はボールが転動するボール転動
    溝である請求項1乃至15のいずれか一の請求項に記載
    の送りねじ軸の研削加工方法。
  17. 【請求項17】 外周にねじ溝を研削するための山形突
    起が設けられた研削砥石と、 該研削砥石と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置される
    調整砥石と、 前記研削砥石と調整砥石間の隙間に介装される支持部材
    と、を備え、 素材の外径円筒面に接触する調整砥石と支持板とによっ
    て素材を支持回転させつつ軸方向に送ることにより、研
    削砥石の山形突起によって素材の外径部を螺旋状に削っ
    てねじ溝を成形する送りねじ軸の研削加工装置であっ
    て、 支持部材によって案内される素材の中心軸線に対して、
    調整砥石の回転軸を送りねじ軸のリード角分だけ相対的
    に傾けると共に、研削砥石の回転軸をねじのリード角分
    だけ相対的に反対側に傾けるリード角調整機構と、 山形突起の回転軸を通る平面での断面形状を研削すべき
    ねじ溝の溝直角の断面形状と同一形状となるようにドレ
    スするドレッサと、を備えたことを特徴とする送りねじ
    軸の研削加工装置。
  18. 【請求項18】 ドレッサを素材と平行に送って研削砥
    石外周を単葉双曲面形状にドレスするドレッサ送り機構
    を備えている請求項17に記載の送りねじ軸の研削加工
    装置。
  19. 【請求項19】 ドレッサを研削砥石の回転軸と平行に
    送って研削砥石外周を円筒形状にドレスするドレッサ送
    り機構を備えている請求項17に記載の送りねじ軸の研
    削加工装置。
  20. 【請求項20】 ドレッサを研削砥石の回転軸に対して
    該回転軸を通る平面内にて所定角度でもって送って研削
    砥石外周を円錐台形状にドレスするドレッサ送り機構を
    備えている請求項17に記載の送りねじ軸の研削加工装
    置。
  21. 【請求項21】 ドレッサ送り機構は、研削砥石の傾き
    に合わせて、ドレッサの姿勢を調整する姿勢制御機構を
    備えていることを特徴とする請求項17,18,19ま
    たは20に記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  22. 【請求項22】 リード角調整機構は、研削砥石を固定
    し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせて、支持部材
    および調整砥石の傾きをそれぞれ調整する構成となって
    いることを特徴とする請求項17,18,19,20ま
    たは21に記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  23. 【請求項23】 リード角調整機構は、支持板を固定
    し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせて、研削砥石
    および調整砥石の傾きを調整する構成となっていること
    を特徴とする請求項17,18,19,20または21
    に記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  24. 【請求項24】 リード角調整機構は、調整砥石を固定
    し、加工すべきねじ溝のリード角に合わせて、支持部材
    および研削砥石の傾きを調整する構成となっていること
    を特徴とする請求項17,18,19,20または21
    に記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  25. 【請求項25】 外周にねじ溝を研削するための山形突
    起が設けられた研削砥石と、 該研削砥石と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置される
    調整砥石と、 前記研削砥石と調整砥石間に隙間に介装される支持部材
    と、を備え、 素材の外径円筒面に接触する調整砥石と支持板とによっ
    て素材を支持回転させつつ軸方向に送ることにより、研
    削砥石の山形突起によって素材の外径部を螺旋状に削っ
    てねじ溝を成形する送りねじ軸の研削加工装置であっ
    て、 前記研削砥石の山形突起の研削運動方向をねじ溝のリ−
    ド角方向に対して所定角度だけ傾けると共に、 前記山形突起の回転研削運動方向に対して直交する方向
    の断面形状を、加工すべきねじ溝を素材の軸心を通る面
    で切断した断面形状に対応する断面形状から、溝幅方向
    中央部を残し、溝幅方向中央部に対して左右両側部の削
    り出されるべきねじ溝と溝幅方向に干渉する干渉部を除
    いた形状とするドレッサを設け、 前記山形突起の溝幅方向中央部によって素材外径部を研
    削してねじ溝を形成することを特徴とする送りねじ軸の
    研削加工装置。
  26. 【請求項26】 研削砥石の回転軸を素材の軸心と平行
    に配置して山形突起の研削運動方向をねじ溝のリ−ド角
    方向に対してリード角分だけ傾けたことを特徴とする請
    求項25に記載の送りねじ軸の研削加工装置。
  27. 【請求項27】 山形部は複数設けられている請求項1
    7乃至26のいずれか一の請求項に記載の送りねじ軸の
    研削加工装置。
  28. 【請求項28】 素材外径部は予め円筒面に加工されて
    おり、該円筒面と研削砥石外周との間には隙間を有し、
    円筒面を基準にしてねじ溝のみを部分的に研削する請求
    項17乃至26のいずれか一の請求項に記載の送りねじ
    軸の研削加工装置。
  29. 【請求項29】 素材外径部のねじ溝とねじ溝間の領域
    についても研削砥石によってねじ溝と共に研削する請求
    項17乃至26のいずれか一の請求項に記載の送りねじ
    軸の研削加工装置。
  30. 【請求項30】 研削砥石の入口側領域において素材の
    外径部を円筒面に研削した後、研削砥石の外周部に設け
    られる山形突起においてねじ溝を研削することを特徴と
    する請求項17乃至26のいずれか一の請求項に記載の
    送りねじ軸の研削加工装置。
  31. 【請求項31】 ねじ溝はボールが転動するボール転動
    溝である請求項17乃至26のいずれか一の請求項に記
    載の送りねじ軸の研削加工装置。
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