JPH10169841A - 棒状体の保持具 - Google Patents
棒状体の保持具Info
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- JPH10169841A JPH10169841A JP35182696A JP35182696A JPH10169841A JP H10169841 A JPH10169841 A JP H10169841A JP 35182696 A JP35182696 A JP 35182696A JP 35182696 A JP35182696 A JP 35182696A JP H10169841 A JPH10169841 A JP H10169841A
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 径のバラツキを吸収して、棒状体を確実に保
持することのできる保持具の提供。 【解決手段】 両側に立上り壁1aを有する基体1と、
該基体の両立上り壁間に上下動可能に支持されて内部に
棒状体を保持する保持体2とから成り、基体は、両立上
り壁の対向する内面に孔部3を形成し、保持体は、相対
向する拡開可能な一対の自由端部2aを有して、当該各
自由端部の外側に、基体に対する下動位置では上記基体
の孔部内に嵌入して各自由端部の拡開を許容し上動位置
では基体側の対応部位に当接して各自由端部の拡開を阻
止する第1当接部6と、保持体の上動位置を規制する第
2当接部6とを設ける一方、保持体と基体の間に保持体
の下動位置を規制する第3当接部を設けることにより、
一対の自由端部の拡開を得て、棒状体を保持体の内部に
嵌め込むだけで、棒状体はその径に応じで確実に保持さ
れる。
持することのできる保持具の提供。 【解決手段】 両側に立上り壁1aを有する基体1と、
該基体の両立上り壁間に上下動可能に支持されて内部に
棒状体を保持する保持体2とから成り、基体は、両立上
り壁の対向する内面に孔部3を形成し、保持体は、相対
向する拡開可能な一対の自由端部2aを有して、当該各
自由端部の外側に、基体に対する下動位置では上記基体
の孔部内に嵌入して各自由端部の拡開を許容し上動位置
では基体側の対応部位に当接して各自由端部の拡開を阻
止する第1当接部6と、保持体の上動位置を規制する第
2当接部6とを設ける一方、保持体と基体の間に保持体
の下動位置を規制する第3当接部を設けることにより、
一対の自由端部の拡開を得て、棒状体を保持体の内部に
嵌め込むだけで、棒状体はその径に応じで確実に保持さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管に付されるパ
イプやチューブ等の棒状体を保持する保持具の改良に関
するものである。
イプやチューブ等の棒状体を保持する保持具の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種保持具として、例えば、特
開昭61−116190号公報に示すものが存する。該
従来の保持具は、具体的には図示しないが、合成樹脂の
一体成形品で、一端部同士が薄肉ヒンジ片を介して連設
された基体と蓋体とから成り、前者の基体に対しては、
その上面側に横C字状を呈する2個の保持部を間隔をお
いて立設し、後者の蓋体に対しては、その一端部と他端
部側に上記各保持部の側面に形成された段部に係止する
ロック爪部を夫々設けると共に、その中間に2個の保持
部の間隔内に圧入される脚部を一体に付設する構成とな
っている。
開昭61−116190号公報に示すものが存する。該
従来の保持具は、具体的には図示しないが、合成樹脂の
一体成形品で、一端部同士が薄肉ヒンジ片を介して連設
された基体と蓋体とから成り、前者の基体に対しては、
その上面側に横C字状を呈する2個の保持部を間隔をお
いて立設し、後者の蓋体に対しては、その一端部と他端
部側に上記各保持部の側面に形成された段部に係止する
ロック爪部を夫々設けると共に、その中間に2個の保持
部の間隔内に圧入される脚部を一体に付設する構成とな
っている。
【0003】従って、基体の各保持部内にパイプを嵌め
込んで、蓋体を薄肉ヒンジ片を介して基体側に押し付け
ると、当該蓋体の各ロック爪部が対応する保持部側の段
部に係止すると同時に、脚部が2個の保持部の間隔内に
圧入するので、これにより、パイプが保持具に保持され
る。しかも、斯るパイプの保持状態にあっては、各保持
部の開口縁が、蓋体の対応する内壁面と上記脚部により
両側から挾圧されるので、蓋体自体の存在と相俟って、
例え、パイプに不測の引抜力が加わったとしても、抜け
外れることなく、パイプは保持部内に確実に保持される
こととなる。
込んで、蓋体を薄肉ヒンジ片を介して基体側に押し付け
ると、当該蓋体の各ロック爪部が対応する保持部側の段
部に係止すると同時に、脚部が2個の保持部の間隔内に
圧入するので、これにより、パイプが保持具に保持され
る。しかも、斯るパイプの保持状態にあっては、各保持
部の開口縁が、蓋体の対応する内壁面と上記脚部により
両側から挾圧されるので、蓋体自体の存在と相俟って、
例え、パイプに不測の引抜力が加わったとしても、抜け
外れることなく、パイプは保持部内に確実に保持される
こととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の保持具の下で
は、パイプの保持に関して、保持部の開口縁を挾圧する
内壁面や脚部を有する蓋体を積極的に関与させた関係
で、確かに、パイプを確実に保持することは可能となる
が、反面、これに起因して、保持具自体が徒に大型化・
複雑化することは否めないと共に、パイプを保持する際
には、パイプを保持部内に嵌め込む作業と蓋体を基体側
に押し付ける作業とが、個々に独立して要求されるの
で、作業性の見地からしても、決して、好ましいものと
は言えなかった。
は、パイプの保持に関して、保持部の開口縁を挾圧する
内壁面や脚部を有する蓋体を積極的に関与させた関係
で、確かに、パイプを確実に保持することは可能となる
が、反面、これに起因して、保持具自体が徒に大型化・
複雑化することは否めないと共に、パイプを保持する際
には、パイプを保持部内に嵌め込む作業と蓋体を基体側
に押し付ける作業とが、個々に独立して要求されるの
で、作業性の見地からしても、決して、好ましいものと
は言えなかった。
【0005】又、保持されるパイプが設定径であれば、
何ら問題はないが、金属パイプに対する樹脂コーティン
グの有無などで、パイプ径にバラツキが生じているよう
な場合には、当該バラツキを吸収する機能を有していな
いので、従来の保持具の下では、パイプが保持部内で不
用意にガタツク恐れも十分にあった。
何ら問題はないが、金属パイプに対する樹脂コーティン
グの有無などで、パイプ径にバラツキが生じているよう
な場合には、当該バラツキを吸収する機能を有していな
いので、従来の保持具の下では、パイプが保持部内で不
用意にガタツク恐れも十分にあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯る従来の保
持具が抱える課題を有効に解決するために開発されたも
ので、請求項1記載の発明は、両側に立上り壁を有する
基体と、該基体の両立上り壁間に上下動可能に支持され
て内部に棒状体を保持する保持体とから成り、基体は、
両立上り壁の対向する内面に孔部を形成し、保持体は、
相対向する拡開可能な一対の自由端部を有して、当該各
自由端部の外側に、基体に対する下動位置では上記基体
の孔部内に嵌入して各自由端部の拡開を許容し上動位置
では基体側の対応部位に当接して各自由端部の拡開を阻
止する第1当接部と、保持体の上動位置を規制する第2
当接部とを設ける一方、保持体と基体の間に保持体の下
動位置を規制する第3当接部を設ける構成を採用した。
持具が抱える課題を有効に解決するために開発されたも
ので、請求項1記載の発明は、両側に立上り壁を有する
基体と、該基体の両立上り壁間に上下動可能に支持され
て内部に棒状体を保持する保持体とから成り、基体は、
両立上り壁の対向する内面に孔部を形成し、保持体は、
相対向する拡開可能な一対の自由端部を有して、当該各
自由端部の外側に、基体に対する下動位置では上記基体
の孔部内に嵌入して各自由端部の拡開を許容し上動位置
では基体側の対応部位に当接して各自由端部の拡開を阻
止する第1当接部と、保持体の上動位置を規制する第2
当接部とを設ける一方、保持体と基体の間に保持体の下
動位置を規制する第3当接部を設ける構成を採用した。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、第1当接部と第2当接部とが連続したテーパー面
である構成を採用した。
して、第1当接部と第2当接部とが連続したテーパー面
である構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1を前提と
して、基体の底壁と保持体の底壁間に第3当接部を設け
ると共に、基体の両立上り壁と保持体の側壁間に空隙を
画成する構成を採用した。
して、基体の底壁と保持体の底壁間に第3当接部を設け
ると共に、基体の両立上り壁と保持体の側壁間に空隙を
画成する構成を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1を前提と
して、第1当接部と第2当接部とを階段状に隣接して設
ける構成を採用した。
して、第1当接部と第2当接部とを階段状に隣接して設
ける構成を採用した。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1を前提と
して、第1当接部と第2当接部と第3当接部とを夫々離
間して保持体側に設ける構成を採用した。
して、第1当接部と第2当接部と第3当接部とを夫々離
間して保持体側に設ける構成を採用した。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1を前提と
して、第1当接部を基体側の対応部位に当接させる弾性
付勢手段を備える構成を採用した。
して、第1当接部を基体側の対応部位に当接させる弾性
付勢手段を備える構成を採用した。
【0012】依って、請求項1の下では、保持具全体の
シンプル化を図りながら、棒状体の径のバラツキを吸収
して、棒状体を確実に保持することが可能となる。請求
項2の下では、第1当接部と第2当接部の簡素化が可能
となる。請求項3の下では、基体の底壁と保持体の底壁
間に第3当接部を設けた関係で、基体の両立上り壁と保
持体の側壁間に画成される空隙の存在と相俟って、一対
の自由端部の拡開をより一層助長できる。請求項4の下
では、第1当接部と第2当接部とを階段状に隣接させた
関係で、各当接部の剛性の向上が期待できる。請求項5
の下では、第1当接部と第2当接部と第3当接部を離間
した関係、付加荷重を効率よく分散して、各当接部及び
その近傍における耐久性の向上が期待できる。請求項6
の下では、弾性付勢手段の付勢力を保持力に転換して利
用できるので、棒状体に対する保持力の強化が期待でき
る。
シンプル化を図りながら、棒状体の径のバラツキを吸収
して、棒状体を確実に保持することが可能となる。請求
項2の下では、第1当接部と第2当接部の簡素化が可能
となる。請求項3の下では、基体の底壁と保持体の底壁
間に第3当接部を設けた関係で、基体の両立上り壁と保
持体の側壁間に画成される空隙の存在と相俟って、一対
の自由端部の拡開をより一層助長できる。請求項4の下
では、第1当接部と第2当接部とを階段状に隣接させた
関係で、各当接部の剛性の向上が期待できる。請求項5
の下では、第1当接部と第2当接部と第3当接部を離間
した関係、付加荷重を効率よく分散して、各当接部及び
その近傍における耐久性の向上が期待できる。請求項6
の下では、弾性付勢手段の付勢力を保持力に転換して利
用できるので、棒状体に対する保持力の強化が期待でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述する。まず、第一実施の形態
に係る保持具は、図1に示す如く、従来のものとは異な
り、両側に立上り壁1aを有して全体がU字状を呈する
基体1と、該基体1よりも一回り小さなU字状を呈して
基体1の両立上り壁1a間に上下動可能に支持される保
持体2の2部品から成り、これら基体1と保持体2と
は、合成樹脂で別体に成形されている。
実施の形態に基づいて詳述する。まず、第一実施の形態
に係る保持具は、図1に示す如く、従来のものとは異な
り、両側に立上り壁1aを有して全体がU字状を呈する
基体1と、該基体1よりも一回り小さなU字状を呈して
基体1の両立上り壁1a間に上下動可能に支持される保
持体2の2部品から成り、これら基体1と保持体2と
は、合成樹脂で別体に成形されている。
【0014】そして、前者の基体1は、両立上り壁1a
に矩形貫通状の孔部3を形成する一方、底壁下面中央に
パネル側に穿設されている取付孔に係着する錨状の係止
脚4と傘状のフランジ5とを一体に連設する構成となっ
ている。但し、パネル側に対する固定手段に関しては、
取付孔を含め、上記係止脚4とフランジ5に限定される
ものではない。
に矩形貫通状の孔部3を形成する一方、底壁下面中央に
パネル側に穿設されている取付孔に係着する錨状の係止
脚4と傘状のフランジ5とを一体に連設する構成となっ
ている。但し、パネル側に対する固定手段に関しては、
取付孔を含め、上記係止脚4とフランジ5に限定される
ものではない。
【0015】後者の保持体2は、相対向する拡開可能な
一対の自由端部2aの内外側を膨出させて、当該膨出す
る各自由端部2aの外側に、第1・第2当接部を兼用す
る末拡がりのテーパー面6を設けると共に、同内側にパ
イプの外周面を押圧する円弧状の保持面7を設け、且
つ、当該保持面7から続く端縁にカット状のガイド面8
を設ける構成となっている。この為、図示する如く、一
対の自由端部2aのテーパー面6はハの字状態をもって
相対向し、ガイド面8は逆ハの字状態をもって相対向す
ることとなる。
一対の自由端部2aの内外側を膨出させて、当該膨出す
る各自由端部2aの外側に、第1・第2当接部を兼用す
る末拡がりのテーパー面6を設けると共に、同内側にパ
イプの外周面を押圧する円弧状の保持面7を設け、且
つ、当該保持面7から続く端縁にカット状のガイド面8
を設ける構成となっている。この為、図示する如く、一
対の自由端部2aのテーパー面6はハの字状態をもって
相対向し、ガイド面8は逆ハの字状態をもって相対向す
ることとなる。
【0016】従って、保持体2の各自由端部2aを内側
に撓ませながら、保持体2を基体1の両立上り壁1aの
間に差し込むと、当該各自由端部2aの外側に設けられ
たテーパー面6の張出下端部9が対応する孔部3内に自
動的に嵌入すると同時に、保持体2の底壁下面が基体1
の対応する底壁上面に当接するので、これにより、図2
に示す如く、保持体2を抜け外れることなく基体1側に
上下動可能に支持できる。尚、保持体2の底壁が基体1
の底壁に当接することにより、保持体2の下動位置が規
制されることとなるので、第一実施の形態にあっては、
基体1の底壁と保持体2の底壁とが第3当接部となり、
且つ、保持体2の支持状態にあっては、図示する如く、
基体1の両立上り壁1aと保持体2の側壁間に一定の空
隙10aを画成するものとする。
に撓ませながら、保持体2を基体1の両立上り壁1aの
間に差し込むと、当該各自由端部2aの外側に設けられ
たテーパー面6の張出下端部9が対応する孔部3内に自
動的に嵌入すると同時に、保持体2の底壁下面が基体1
の対応する底壁上面に当接するので、これにより、図2
に示す如く、保持体2を抜け外れることなく基体1側に
上下動可能に支持できる。尚、保持体2の底壁が基体1
の底壁に当接することにより、保持体2の下動位置が規
制されることとなるので、第一実施の形態にあっては、
基体1の底壁と保持体2の底壁とが第3当接部となり、
且つ、保持体2の支持状態にあっては、図示する如く、
基体1の両立上り壁1aと保持体2の側壁間に一定の空
隙10aを画成するものとする。
【0017】依って、斯る構成の保持具を用いて、今仮
に、金属パイプ20をパネルP側に位置決めして保持す
る場合には、まず、保持体2を支持した基体1の係止脚
4を、フランジ5と共働して、パネルPに予め穿設され
ている取付孔Hに係着した後、パイプ20をU字状を呈
する保持体2の内部に嵌め込むこととなるが、このパイ
プ20の嵌め込みに際しては、図3に示す如く、パイプ
20がガイド面8に摺接しながら嵌め込まれる過程で、
上記した孔部3と空隙10aの存在により、保持体2の
各自由端部2aがパイプ20の径に応じて拡開するの
で、パイプ20が自由端部2a間をスムーズに通過する
ことが保障できる。
に、金属パイプ20をパネルP側に位置決めして保持す
る場合には、まず、保持体2を支持した基体1の係止脚
4を、フランジ5と共働して、パネルPに予め穿設され
ている取付孔Hに係着した後、パイプ20をU字状を呈
する保持体2の内部に嵌め込むこととなるが、このパイ
プ20の嵌め込みに際しては、図3に示す如く、パイプ
20がガイド面8に摺接しながら嵌め込まれる過程で、
上記した孔部3と空隙10aの存在により、保持体2の
各自由端部2aがパイプ20の径に応じて拡開するの
で、パイプ20が自由端部2a間をスムーズに通過する
ことが保障できる。
【0018】そして、パイプ20が一対の自由端部2a
間を通過すると、各自由端部2aが原形に復帰して、図
4に示す如く、パイプ20は、その径に応じて、各自由
端部2a内側の保持面7と保持体2の底壁上面間で弾持
されることとなるので、これにより、例え、樹脂コーテ
ィングの有無などに起因して、パイプ径にバラツキが生
じていても、上記した弾持構造で、パイプ20を常に確
実に保持できる。
間を通過すると、各自由端部2aが原形に復帰して、図
4に示す如く、パイプ20は、その径に応じて、各自由
端部2a内側の保持面7と保持体2の底壁上面間で弾持
されることとなるので、これにより、例え、樹脂コーテ
ィングの有無などに起因して、パイプ径にバラツキが生
じていても、上記した弾持構造で、パイプ20を常に確
実に保持できる。
【0019】従って、第一実施の形態の下では、保持具
全体のシンプル化が図れる上に、パイプ20を保持体2
の内部に直線的に嵌め込むだけで、即座に、パイプ20
を保持することが可能となるので、従来のものと比較す
ると、作業性の向上が期待できると共に、パイプ径にバ
ラツキが生じていても、当該バラツキを保持体2自体で
吸収できるので、パイプ20が保持体2の内部で不用意
にガタツクことをも併せて防止できる訳である。
全体のシンプル化が図れる上に、パイプ20を保持体2
の内部に直線的に嵌め込むだけで、即座に、パイプ20
を保持することが可能となるので、従来のものと比較す
ると、作業性の向上が期待できると共に、パイプ径にバ
ラツキが生じていても、当該バラツキを保持体2自体で
吸収できるので、パイプ20が保持体2の内部で不用意
にガタツクことをも併せて防止できる訳である。
【0020】又、パイプ20の保持状態の下で、パイプ
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、パイプ20
と一緒に保持体2が上方に移動することとなるが、保持
体2が上動すると、図5に示す如く、外側のテーパー面
6が対応する孔部3の上端縁3aに当接して、その上動
位置を規制すると同時に、一対の自由端部2aの拡開を
阻止して、内側の保持面7でパイプ20を強く押さえ付
けるので、このロック作用により、パイプ20が保持体
2から抜け外れる心配が全くなくなる。
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、パイプ20
と一緒に保持体2が上方に移動することとなるが、保持
体2が上動すると、図5に示す如く、外側のテーパー面
6が対応する孔部3の上端縁3aに当接して、その上動
位置を規制すると同時に、一対の自由端部2aの拡開を
阻止して、内側の保持面7でパイプ20を強く押さえ付
けるので、このロック作用により、パイプ20が保持体
2から抜け外れる心配が全くなくなる。
【0021】即ち、テーパー面6の傾斜角度によって、
上記引抜力Fが水平方向の力に転換されて、クサビ効果
を伴う大きな力を一対の自由端部2a側に加えるので、
パイプ20は内側の保持面7で確実に保持されることと
なる。尚、この場合において、パイプ20の嵌め込み性
を優先するために、保持体2の固有保持力を弱くしたと
しても、引抜力Fを水平方向の力に転換した大きな力で
パイプ20を保持できるので、第一実施の形態の下で
は、パイプ20の保持に支障を来すことなく、パイプ2
0の嵌め込み性の向上も期待できることとなる。
上記引抜力Fが水平方向の力に転換されて、クサビ効果
を伴う大きな力を一対の自由端部2a側に加えるので、
パイプ20は内側の保持面7で確実に保持されることと
なる。尚、この場合において、パイプ20の嵌め込み性
を優先するために、保持体2の固有保持力を弱くしたと
しても、引抜力Fを水平方向の力に転換した大きな力で
パイプ20を保持できるので、第一実施の形態の下で
は、パイプ20の保持に支障を来すことなく、パイプ2
0の嵌め込み性の向上も期待できることとなる。
【0022】しかも、この場合において、保持されてい
るパイプ径にバラツキが生じていても、そのパイプ径に
応じて、テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接し
て、自由端部2aの拡開を阻止すると同時に、上記クサ
ビ効果によって、内側の保持面7でパイプ20を強く押
さえ付けるので、やはり、径のバラツキに起因して、パ
イプ20が保持体2から抜け外れる心配も全くない。
るパイプ径にバラツキが生じていても、そのパイプ径に
応じて、テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接し
て、自由端部2aの拡開を阻止すると同時に、上記クサ
ビ効果によって、内側の保持面7でパイプ20を強く押
さえ付けるので、やはり、径のバラツキに起因して、パ
イプ20が保持体2から抜け外れる心配も全くない。
【0023】次に、第二実施の形態に係る保持具を説明
すると、当該第二実施の形態のものも、基本的には、上
記第一実施の形態をそのまま踏襲するものであるが、異
なるところは、図6・図7に示す如く、保持体1の底壁
下面中央に第3当接部となる突起11を積極的に設ける
一方、基体1の対応する底壁に当該突起11を出没させ
る凹部12を設けると共に、当該凹部12と保持体2の
底壁間に圧縮コイルばね13を介設して、圧縮コイルば
ね13のばね圧で、保持体2を常時その上動位置、即
ち、テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接する位置
まで付勢する構成となしたものである。
すると、当該第二実施の形態のものも、基本的には、上
記第一実施の形態をそのまま踏襲するものであるが、異
なるところは、図6・図7に示す如く、保持体1の底壁
下面中央に第3当接部となる突起11を積極的に設ける
一方、基体1の対応する底壁に当該突起11を出没させ
る凹部12を設けると共に、当該凹部12と保持体2の
底壁間に圧縮コイルばね13を介設して、圧縮コイルば
ね13のばね圧で、保持体2を常時その上動位置、即
ち、テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接する位置
まで付勢する構成となしたものである。
【0024】依って、第二実施の形態の下で、パイプ2
0を保持体2の内部に嵌め込む場合には、図6に示す如
く、圧縮コイルばね13のばね圧に抗して、保持体2が
下方へ移動して、突起11の先端部を凹部12の底面に
当接させるので、斯る状態をもって、保持体2の下動位
置が規制される。従って、後は、パイプ20をそのまま
ガイド面8に沿って嵌め込むと、第一実施の形態と同様
に、保持体2の各自由端部2aがパイプ20の径に応じ
て拡開するので、パイプ20が自由端部2a間をスムー
ズに通過することが保障できる。
0を保持体2の内部に嵌め込む場合には、図6に示す如
く、圧縮コイルばね13のばね圧に抗して、保持体2が
下方へ移動して、突起11の先端部を凹部12の底面に
当接させるので、斯る状態をもって、保持体2の下動位
置が規制される。従って、後は、パイプ20をそのまま
ガイド面8に沿って嵌め込むと、第一実施の形態と同様
に、保持体2の各自由端部2aがパイプ20の径に応じ
て拡開するので、パイプ20が自由端部2a間をスムー
ズに通過することが保障できる。
【0025】尚、保持体2の底壁中央に設けられた突起
11が凹部12の底面に当接することは、基体1の底壁
と保持体2の底壁間に画成される谷空間10bを利用し
て、保持体2の底壁側を効率良く撓ませながら、保持体
2の自由端部2aを含む側壁を全体的に撓ませることが
可能となるので、これにより、一対の自由端部2aの拡
開をより一層助長できると共に、保持体2のパイプ20
の軸線方向への移動や傾きをも併せて防止できるので、
この点からも、パイプ20の嵌め込み作業が良好とな
る。
11が凹部12の底面に当接することは、基体1の底壁
と保持体2の底壁間に画成される谷空間10bを利用し
て、保持体2の底壁側を効率良く撓ませながら、保持体
2の自由端部2aを含む側壁を全体的に撓ませることが
可能となるので、これにより、一対の自由端部2aの拡
開をより一層助長できると共に、保持体2のパイプ20
の軸線方向への移動や傾きをも併せて防止できるので、
この点からも、パイプ20の嵌め込み作業が良好とな
る。
【0026】そして、パイプ20が一対の自由端部2a
間を通過すると、第一実施の形態と同様に、各自由端部
2aが原形に復帰して、保持面7と保持体2の底壁上面
間でパイプ20を弾持することとなるが、第二実施の形
態の下では、これに加えて、今度は、図7に示す如く、
上記圧縮コイルばね13のばね圧で、保持体2がそのテ
ーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接する上動位置ま
で押し上げられるので、これにより、パイプ20のガタ
ツキに加えて、保持体2自体のガタツキをも有効に防止
できることとなる。
間を通過すると、第一実施の形態と同様に、各自由端部
2aが原形に復帰して、保持面7と保持体2の底壁上面
間でパイプ20を弾持することとなるが、第二実施の形
態の下では、これに加えて、今度は、図7に示す如く、
上記圧縮コイルばね13のばね圧で、保持体2がそのテ
ーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接する上動位置ま
で押し上げられるので、これにより、パイプ20のガタ
ツキに加えて、保持体2自体のガタツキをも有効に防止
できることとなる。
【0027】しかも、このパイプ20の保持状態にあっ
ては、第一実施の形態と異なり、初めから、保持体2の
テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接して、既述し
たクサビ効果を伴う大きな力が作用している関係で、不
測の引抜力が加わった場合には、この引抜力に即座に対
応して、一対の自由端部2aの拡開を阻止すると同時
に、保持面7をパイプ20側に強く押し付けるので、常
に、パイプ20の強い保持力を維持できる利点がある。
ては、第一実施の形態と異なり、初めから、保持体2の
テーパー面6が孔部3の上端縁3aに当接して、既述し
たクサビ効果を伴う大きな力が作用している関係で、不
測の引抜力が加わった場合には、この引抜力に即座に対
応して、一対の自由端部2aの拡開を阻止すると同時
に、保持面7をパイプ20側に強く押し付けるので、常
に、パイプ20の強い保持力を維持できる利点がある。
【0028】第三実施の形態に係る保持具は、第二実施
の形態の変形例で、異なるところは、逆に、保持体2の
下動位置を規制する第3当接部たる突起11を基体1の
底壁上面中央に設けて、当該突起11の両側に保持体1
をその上動位置まで押し上げる一対の弾性羽根14を斜
設した点である。
の形態の変形例で、異なるところは、逆に、保持体2の
下動位置を規制する第3当接部たる突起11を基体1の
底壁上面中央に設けて、当該突起11の両側に保持体1
をその上動位置まで押し上げる一対の弾性羽根14を斜
設した点である。
【0029】依って、第三実施の形態の下で、パイプ2
0を保持体2の内部に嵌め込もうとすると、具体的には
図示しないが、保持体1が一対の弾性羽根14のばね圧
に抗して下方の谷空間10b側へ下方へ移動して、保持
体2の底壁が上記突起11の先端部に当接するので、こ
の状態をもって、保持体2の下動位置が規制されると共
に、谷空間10b内での突起11の当接によって、保持
体2の底壁側を撓ませることが可能となるので、やは
り、一対の自由端部2aの拡開が助長される。
0を保持体2の内部に嵌め込もうとすると、具体的には
図示しないが、保持体1が一対の弾性羽根14のばね圧
に抗して下方の谷空間10b側へ下方へ移動して、保持
体2の底壁が上記突起11の先端部に当接するので、こ
の状態をもって、保持体2の下動位置が規制されると共
に、谷空間10b内での突起11の当接によって、保持
体2の底壁側を撓ませることが可能となるので、やは
り、一対の自由端部2aの拡開が助長される。
【0030】そして、パイプ20が一対の自由端部2a
間を通過すると、各自由端部2aが原形に復帰して、各
自由端部2a内側の保持面7と保持体2の底壁上面間で
パイプ20を弾持することとなるが、第三実施の形態の
下でも、これに加えて、上記弾性羽根14のばね圧で、
保持体2がそのテーパー面6が孔部3の上端縁3aに当
接する上動位置まで押し上げられるので、パイプ20の
ガタツキに加えて、保持体2自体のガタツキをも有効に
防止できる。
間を通過すると、各自由端部2aが原形に復帰して、各
自由端部2a内側の保持面7と保持体2の底壁上面間で
パイプ20を弾持することとなるが、第三実施の形態の
下でも、これに加えて、上記弾性羽根14のばね圧で、
保持体2がそのテーパー面6が孔部3の上端縁3aに当
接する上動位置まで押し上げられるので、パイプ20の
ガタツキに加えて、保持体2自体のガタツキをも有効に
防止できる。
【0031】特に、これら第二・第三実施の形態の如
く、パイプ20を保持した保持体2を上動位置までばね
圧で押し上げて、そのテーパー面6を孔部3の上端縁3
aに当接させる構成の下では、保持体2の固有保持力に
加えて、圧縮コイルばね13や弾性羽根14のばね圧を
保持力に転換して利用することができるので、パイプ2
0の保持力を極めて合理的に向上させることが可能とな
ると共に、この転換保持力を考慮して、保持体2の肉厚
を薄肉とすれば、保持体2の内部応力が低くなるので、
保持体2自体の耐久性を向上させることも可能となる。
く、パイプ20を保持した保持体2を上動位置までばね
圧で押し上げて、そのテーパー面6を孔部3の上端縁3
aに当接させる構成の下では、保持体2の固有保持力に
加えて、圧縮コイルばね13や弾性羽根14のばね圧を
保持力に転換して利用することができるので、パイプ2
0の保持力を極めて合理的に向上させることが可能とな
ると共に、この転換保持力を考慮して、保持体2の肉厚
を薄肉とすれば、保持体2の内部応力が低くなるので、
保持体2自体の耐久性を向上させることも可能となる。
【0032】第四実施の形態に係る保持具は、図9に示
す如く、第一実施の形態における第1・第2当接部とな
るテーパー面6に代えて、保持体2の各自由端部2aの
外側に、横方向に階段状をもって一体的に突出する上側
突出肩15と下側突出肩16を隣接して設けたものであ
る。
す如く、第一実施の形態における第1・第2当接部とな
るテーパー面6に代えて、保持体2の各自由端部2aの
外側に、横方向に階段状をもって一体的に突出する上側
突出肩15と下側突出肩16を隣接して設けたものであ
る。
【0033】依って、第四実施の形態にあっても、保持
体2の各自由端部2aを内側に撓ませながら、保持体2
を基体1の両立上り壁1aの間に差し込むと、当該各自
由端部2aの外側に隣接して設けられた上側突出肩15
と下側突出肩16とが対応する孔部3内に嵌入すること
となるが、今度は、各下側突出肩16の下面が孔部3の
下端面に当接して、保持体1の下動位置を規制する。こ
の為、第四実施の形態の下では、第一実施の形態と異な
り、基体1の底壁と保持体2の底壁間に谷空間10bを
画成する状態をもって、保持体2が抜け外れることなく
基体1側に上下動可能に支持されることとなる。
体2の各自由端部2aを内側に撓ませながら、保持体2
を基体1の両立上り壁1aの間に差し込むと、当該各自
由端部2aの外側に隣接して設けられた上側突出肩15
と下側突出肩16とが対応する孔部3内に嵌入すること
となるが、今度は、各下側突出肩16の下面が孔部3の
下端面に当接して、保持体1の下動位置を規制する。こ
の為、第四実施の形態の下では、第一実施の形態と異な
り、基体1の底壁と保持体2の底壁間に谷空間10bを
画成する状態をもって、保持体2が抜け外れることなく
基体1側に上下動可能に支持されることとなる。
【0034】そして、パイプ20をそのままガイド面8
に沿って保持体2の内部に嵌め込むと、孔部3と空隙1
0aの存在により、上下側突出肩15・16を孔部3側
に押しやりながら、保持体2の各自由端部2aがパイプ
20の径に応じて拡開するので、パイプ20が一対の自
由端部2a間をスムーズに通過し、且つ、通過後は、各
自由端部2aが原形に復帰して、パイプ20は、その径
に応じて、各自由端部2aの保持面7と保持体2の底壁
上面間で弾持される。
に沿って保持体2の内部に嵌め込むと、孔部3と空隙1
0aの存在により、上下側突出肩15・16を孔部3側
に押しやりながら、保持体2の各自由端部2aがパイプ
20の径に応じて拡開するので、パイプ20が一対の自
由端部2a間をスムーズに通過し、且つ、通過後は、各
自由端部2aが原形に復帰して、パイプ20は、その径
に応じて、各自由端部2aの保持面7と保持体2の底壁
上面間で弾持される。
【0035】又、パイプ20の保持状態の下で、パイプ
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、第一実施の
形態と同様に、パイプ20と一緒に保持体2が上方に移
動することとなるが、保持体2が上動すると、図示する
如く、各下側突出肩16の上面が対応する孔部3の上端
面に当接して、その上動位置を規制すると同時に、上側
突出肩15が孔部3から抜け出して、対応する立上り壁
1aの内面に当接するので、これにより、一対の自由端
部2aの拡開を確実に阻止して、保持面7をパイプ20
側に強く押し付けることが可能となる。
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、第一実施の
形態と同様に、パイプ20と一緒に保持体2が上方に移
動することとなるが、保持体2が上動すると、図示する
如く、各下側突出肩16の上面が対応する孔部3の上端
面に当接して、その上動位置を規制すると同時に、上側
突出肩15が孔部3から抜け出して、対応する立上り壁
1aの内面に当接するので、これにより、一対の自由端
部2aの拡開を確実に阻止して、保持面7をパイプ20
側に強く押し付けることが可能となる。
【0036】従って、第四実施の形態にあっては、上側
突出肩15が第1当接部となり、下側突出肩16が第2
・第3当接部を兼用することとなる訳であるが、このよ
うに、第1当接部となる上側突出肩15と第2・第3当
接部となる下側突出肩16とを階段状に隣接させた方
が、テーパー面6と比較すると、各当接部の剛性が向上
して、抜け外れ防止力や保持力を大きく設定できる上
に、製品や成形型の寸法管理がし易くなって、製品精度
も確保できる利点がある。又、下側突出肩16を第3当
接部として兼用することは、パイプ20の嵌め込み時
に、保持体2のパイプ20の軸線方向への傾きを防止で
きるので、パイプ20の嵌め込み作業が良好となる。
突出肩15が第1当接部となり、下側突出肩16が第2
・第3当接部を兼用することとなる訳であるが、このよ
うに、第1当接部となる上側突出肩15と第2・第3当
接部となる下側突出肩16とを階段状に隣接させた方
が、テーパー面6と比較すると、各当接部の剛性が向上
して、抜け外れ防止力や保持力を大きく設定できる上
に、製品や成形型の寸法管理がし易くなって、製品精度
も確保できる利点がある。又、下側突出肩16を第3当
接部として兼用することは、パイプ20の嵌め込み時
に、保持体2のパイプ20の軸線方向への傾きを防止で
きるので、パイプ20の嵌め込み作業が良好となる。
【0037】第五実施の形態に係る保持具は、図10に
示す如く、第四実施の形態の変形例で、保持体2の自由
端部2aの外側に、上側突出肩15´と下側突出肩16
´とを離間して設けると共に、保持体1の底壁下面中央
に突起11を設ける一方、基体1の孔部3の上端面にテ
ーパー形状17を積極的に付与する構成となしたもので
ある。尚、当該テーパー形状17に対応して、下側突出
肩16´の先端側を傾斜させるものとする。
示す如く、第四実施の形態の変形例で、保持体2の自由
端部2aの外側に、上側突出肩15´と下側突出肩16
´とを離間して設けると共に、保持体1の底壁下面中央
に突起11を設ける一方、基体1の孔部3の上端面にテ
ーパー形状17を積極的に付与する構成となしたもので
ある。尚、当該テーパー形状17に対応して、下側突出
肩16´の先端側を傾斜させるものとする。
【0038】依って、第五実施の形態にあっても、保持
体2の各自由端部2aを内側に撓ませながら、保持体2
を基体1の両立上り壁1aの間に差し込むと、当該各自
由端部2aの外側に離間して形成された上側突出肩15
´と下側突出肩16´が個々に対応する孔部3内に嵌入
することとなるが、今度は、保持体2の底壁下面に設け
られた突起11が基体1の底壁上面に当接して、保持体
2の下動位置を規制する。この為、第五実施の形態の下
でも、基体1の底壁と保持体2の底壁間に谷空間10b
を画成する状態をもって、保持体2が抜け外れることな
く基体1側に上下動可能に支持される。
体2の各自由端部2aを内側に撓ませながら、保持体2
を基体1の両立上り壁1aの間に差し込むと、当該各自
由端部2aの外側に離間して形成された上側突出肩15
´と下側突出肩16´が個々に対応する孔部3内に嵌入
することとなるが、今度は、保持体2の底壁下面に設け
られた突起11が基体1の底壁上面に当接して、保持体
2の下動位置を規制する。この為、第五実施の形態の下
でも、基体1の底壁と保持体2の底壁間に谷空間10b
を画成する状態をもって、保持体2が抜け外れることな
く基体1側に上下動可能に支持される。
【0039】そして、パイプ20をそのままガイド面8
に沿って保持体2の内部に嵌め込むと、孔部3と空隙1
0aの存在により、上下側突出肩15´・16´を孔部
3側に押しやりながら、保持体2の各自由端部2aがパ
イプ20の径に応じて拡開するので、パイプ20が一対
の自由端部2a間をスムーズに通過し、且つ、通過後
は、各自由端部2aが原形に復帰して、パイプ20は、
その径に応じて、各自由端部2aの保持面7と保持体2
の底壁上面間で弾持される。尚、第五実施の形態にあっ
ても、谷空間10b内での突起11の当接によって、保
持体2の底壁側を撓ませることが可能となるので、やは
り、一対の自由端部2aの拡開が助長される。
に沿って保持体2の内部に嵌め込むと、孔部3と空隙1
0aの存在により、上下側突出肩15´・16´を孔部
3側に押しやりながら、保持体2の各自由端部2aがパ
イプ20の径に応じて拡開するので、パイプ20が一対
の自由端部2a間をスムーズに通過し、且つ、通過後
は、各自由端部2aが原形に復帰して、パイプ20は、
その径に応じて、各自由端部2aの保持面7と保持体2
の底壁上面間で弾持される。尚、第五実施の形態にあっ
ても、谷空間10b内での突起11の当接によって、保
持体2の底壁側を撓ませることが可能となるので、やは
り、一対の自由端部2aの拡開が助長される。
【0040】又、パイプ20の保持状態の下で、パイプ
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、パイプ20
と一緒に保持体2が上方に移動することとなるが、保持
体2が上動すると、図示する如く、下側突出肩16´の
上面が対応する孔部3のテーパー形状17を呈する上端
面に当接して、その上動位置を規制すると同時に、上側
突出肩15´が孔部3から抜け出して、対応する立上り
壁1aの内面に当接するので、これにより、一対の自由
端部2aの拡開を阻止して、内側の保持面7をパイプ2
0側に強く押し付けることが可能となる。
20に不測の引抜力Fが加わった場合には、パイプ20
と一緒に保持体2が上方に移動することとなるが、保持
体2が上動すると、図示する如く、下側突出肩16´の
上面が対応する孔部3のテーパー形状17を呈する上端
面に当接して、その上動位置を規制すると同時に、上側
突出肩15´が孔部3から抜け出して、対応する立上り
壁1aの内面に当接するので、これにより、一対の自由
端部2aの拡開を阻止して、内側の保持面7をパイプ2
0側に強く押し付けることが可能となる。
【0041】従って、第五実施の形態にあっては、第1
当接部となる上側突出肩15´と第2当接部となる下側
突出肩16´と第3当接部となる突起11とが、保持体
2に対して離間された状態に配されることとなるので、
全体として見ると、付加荷重が効率よく分散されて、長
期使用における耐久性が向上する。又、図示する如く、
上側突出肩15´を内側の保持面7の先端側に位置させ
れば、テコの原理を利用して、自由端部2aの拡開を確
実迅速に阻止できるので、小さな保持力でも、大きな引
抜力Fに対抗できることとなる。更に、孔部3aの上端
面にテーパー形状17を付与したことは、抜け外れを確
実に防止できると共に、引抜力Fがなくなった時には、
当該テーパー形状17の案内で、一対の自由端部2aの
原形への復帰を促進できる。この為、特に、第五実施の
形態の下では、各当接部が必要な機能を発揮できるよう
なレイアウトが可能となる。
当接部となる上側突出肩15´と第2当接部となる下側
突出肩16´と第3当接部となる突起11とが、保持体
2に対して離間された状態に配されることとなるので、
全体として見ると、付加荷重が効率よく分散されて、長
期使用における耐久性が向上する。又、図示する如く、
上側突出肩15´を内側の保持面7の先端側に位置させ
れば、テコの原理を利用して、自由端部2aの拡開を確
実迅速に阻止できるので、小さな保持力でも、大きな引
抜力Fに対抗できることとなる。更に、孔部3aの上端
面にテーパー形状17を付与したことは、抜け外れを確
実に防止できると共に、引抜力Fがなくなった時には、
当該テーパー形状17の案内で、一対の自由端部2aの
原形への復帰を促進できる。この為、特に、第五実施の
形態の下では、各当接部が必要な機能を発揮できるよう
なレイアウトが可能となる。
【0042】尚、上記した各実施の形態にあっては、基
体1の立上り壁1aに貫通状の孔部3を形成している
が、本発明は、これに限定されるものではなく、保持体
2の各自由端部2aの拡開と上下動を許容できるもので
あれば、貫通しない単なる窪み状の孔部などであっても
良い。
体1の立上り壁1aに貫通状の孔部3を形成している
が、本発明は、これに限定されるものではなく、保持体
2の各自由端部2aの拡開と上下動を許容できるもので
あれば、貫通しない単なる窪み状の孔部などであっても
良い。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、全体のシンプル化を図りながら、棒状体の径の
バラツキを吸収して、棒状体を常に確実に保持できる保
持具を初めて提供することが可能となった。又、棒状体
を保持する場合でも、単に、一対の自由端部の拡開を得
て、棒状体を保持体の内部に嵌め込むだけで済むので、
従来のものと比較すると、作業性も向上すると共に、保
持力の向上も併せて可能となる。
により、全体のシンプル化を図りながら、棒状体の径の
バラツキを吸収して、棒状体を常に確実に保持できる保
持具を初めて提供することが可能となった。又、棒状体
を保持する場合でも、単に、一対の自由端部の拡開を得
て、棒状体を保持体の内部に嵌め込むだけで済むので、
従来のものと比較すると、作業性も向上すると共に、保
持力の向上も併せて可能となる。
【0044】その上、請求項2の下では、第1当接部と
第2当接部の簡素化が可能となる。請求項3の下では、
基体の底壁と保持体の底壁間に第3当接部を設けた関係
で、基体の両立上り壁と保持体の側壁間に空隙の存在と
相俟って、一対の自由端部の拡開をより一層助長でき
る。請求項4の下では、第1当接部と第2当接部とを階
段状に隣接させた関係で、各当接部の剛性の向上が期待
できる。請求項5の下では、第1当接部と第2当接部と
第3当接部を離間した関係、付加荷重を効率よく分散し
て、各当接部及びその近傍における耐久性の向上が期待
できる。請求項6の下では、弾性付勢手段の付勢力を保
持力に転換して利用できるので、棒状体に対する保持力
の強化が期待できる利点がある。
第2当接部の簡素化が可能となる。請求項3の下では、
基体の底壁と保持体の底壁間に第3当接部を設けた関係
で、基体の両立上り壁と保持体の側壁間に空隙の存在と
相俟って、一対の自由端部の拡開をより一層助長でき
る。請求項4の下では、第1当接部と第2当接部とを階
段状に隣接させた関係で、各当接部の剛性の向上が期待
できる。請求項5の下では、第1当接部と第2当接部と
第3当接部を離間した関係、付加荷重を効率よく分散し
て、各当接部及びその近傍における耐久性の向上が期待
できる。請求項6の下では、弾性付勢手段の付勢力を保
持力に転換して利用できるので、棒状体に対する保持力
の強化が期待できる利点がある。
【図1】本発明の第一実施の形態に係る保持具を分解し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図2】(A)(B)は基体を保持体に支持した状態を示
す正面図と側面図である。
す正面図と側面図である。
【図3】パイプを保持体の内部に嵌め込む過程を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図4】パイプを保持した状態を示す要部断面図であ
る。
る。
【図5】パイプに引抜力が加わった状態を示す要部断面
図である。
図である。
【図6】第二実施の形態に係る保持具において、パイプ
を保持体の内部に嵌め込む過程を示す要部断面図であ
る。
を保持体の内部に嵌め込む過程を示す要部断面図であ
る。
【図7】第二実施の形態に係る保持具において、パイプ
を保持した状態を示す要部断面図である。
を保持した状態を示す要部断面図である。
【図8】第三実施の形態に係る保持具において、パイプ
を保持した状態を示す要部断面図である。
を保持した状態を示す要部断面図である。
【図9】第四実施の形態に係る保持具において、パイプ
を保持体の内部に嵌め込む過程とパイプに引抜力が加わ
った状態を同時に示す要部断面図である。
を保持体の内部に嵌め込む過程とパイプに引抜力が加わ
った状態を同時に示す要部断面図である。
【図10】第五実施の形態に係る保持具において、パイプ
を保持体の内部に嵌め込む過程とパイプに引抜力が加わ
った状態を同時に示す要部断面図である。
を保持体の内部に嵌め込む過程とパイプに引抜力が加わ
った状態を同時に示す要部断面図である。
1 基体 1a 立上り壁 2 保持体 2a 自由端部 3 孔部 3a 上端縁 4 係止脚 5 フランジ 6 テーパー面(第1・第2当接部) 7 保持面 8 ガイド面 9 テーパー面の張出下端部 10a 空隙 10b 谷空間 11 突起(第3当接部) 12 凹部 13 圧縮コイルばね(弾性付勢手段) 14 弾性羽根(弾性付勢手段) 15 上側突出肩(第1当接部) 15´ 上側突出肩(第1当接部) 16 下側突出肩(第2・第3当接部) 16´ 下側突出肩(第2当接部) 17 テーパー形状 20 金属パイプ P パネル H 取付孔 F 引抜力
Claims (6)
- 【請求項1】 両側に立上り壁を有する基体と、該基体
の両立上り壁間に上下動可能に支持されて内部に棒状体
を保持する保持体とから成り、基体は、両立上り壁の対
向する内面に孔部を形成し、保持体は、相対向する拡開
可能な一対の自由端部を有して、当該各自由端部の外側
に、基体に対する下動位置では上記基体の孔部内に嵌入
して各自由端部の拡開を許容し上動位置では基体側の対
応部位に当接して各自由端部の拡開を阻止する第1当接
部と、保持体の上動位置を規制する第2当接部とを設け
る一方、保持体と基体の間に保持体の下動位置を規制す
る第3当接部を設けたことを特徴とする棒状体の保持
具。 - 【請求項2】 第1当接部と第2当接部とが連続したテ
ーパー面であることを特徴とする請求項1記載の棒状体
の保持具。 - 【請求項3】 基体の底壁と保持体の底壁間に第3当接
部を設けると共に、基体の両立上り壁と保持体の側壁間
に空隙を画成したことを特徴とする請求項1記載の棒状
体の保持具。 - 【請求項4】 第1当接部と第2当接部とを階段状に隣
接して設けたことを特徴とする請求項1記載の棒状体の
保持具。 - 【請求項5】 第1当接部と第2当接部と第3当接部と
を夫々離間して保持体側に設けたことを特徴とする請求
項1記載の棒状体の保持具。 - 【請求項6】 第1当接部を基体側の対応部位に当接さ
せる弾性付勢手段を備えることを特徴とする請求項1記
載の棒状体の保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35182696A JPH10169841A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 棒状体の保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35182696A JPH10169841A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 棒状体の保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169841A true JPH10169841A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18419877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35182696A Pending JPH10169841A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 棒状体の保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169841A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052704A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 長尺部材の保持具 |
| WO2017135339A1 (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー | クリップ、クランプ組立体及び取付構造 |
| CN107558687A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-01-09 | 浙江佳中木业有限公司 | 一种带保温功能的冷热双效用地板 |
| JP2021113579A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 円筒部品用クリップ組立体 |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP35182696A patent/JPH10169841A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052704A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 長尺部材の保持具 |
| WO2017135339A1 (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー | クリップ、クランプ組立体及び取付構造 |
| CN107558687A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-01-09 | 浙江佳中木业有限公司 | 一种带保温功能的冷热双效用地板 |
| JP2021113579A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 円筒部品用クリップ組立体 |
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