JPH10170096A - エンジン駆動式ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置 - Google Patents

エンジン駆動式ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置

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JPH10170096A
JPH10170096A JP34665796A JP34665796A JPH10170096A JP H10170096 A JPH10170096 A JP H10170096A JP 34665796 A JP34665796 A JP 34665796A JP 34665796 A JP34665796 A JP 34665796A JP H10170096 A JPH10170096 A JP H10170096A
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JP
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temperature
heat exchanger
degree
engine
superheat
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Application number
JP34665796A
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Arihiro Onomura
有洋 尾野村
Tokio Masuda
時雄 増田
Yuji Kawamura
裕司 河村
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房運転の始動初期における暖房立ち上がり
性の遅さを解消する。 【解決手段】 始動検出手段120によって、エンジン
駆動式ヒートポンプ装置の暖房運転の始動が検出された
場合、初期設定手段130によって通常の制御時よりも
大きな過熱度が設定され、初期制御手段160によって
この加熱度にしたがって冷房サイクルの稼働が制御され
る。この制御中、温度判定手段140によって、室内温
度検出手段100からの室内温度及び温度設定手段11
0による目標室内温度の温度差が所定範囲内にあると判
定され且つ継続時間判定手段150によってこの温度判
定手段140による判定結果が所定時間継続したことが
判定された場合に、通常制御移行手段170によって過
熱度を通常値に戻す制御を行なうことによって、コンプ
レッサから吐出される冷媒の温度を上昇させることがで
き、第1の熱交換器での放熱量を確保することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、コンプレッサを
エンジンで駆動し、冷房時と暖房時で冷房サイクルの冷
媒流の方向を切換えるエンジン駆動式ヒートポンプ装置
の暖房式制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式膨張弁を使用した冷凍サイクルを
有するものとしては、特開平5−223358号公報に
開示される冷凍サイクル制御装置がある。この装置は、
コンプレッサ、コンデンサ、電子式膨張弁、及びエバポ
レータが配管によって順次接続されて構成される冷凍サ
イクルを有し、前記エバポレータの出口付近には、膨張
弁から噴出されるガス冷媒の圧力及び温度を検出して過
熱度を検出する圧力センサ及び温度センサが配され、さ
らに、膨張弁の入口付近には冷房負荷を検出する流量セ
ンサ12が配されるもので、過熱度を維持した状態で、
冷媒負荷が大きいときには、エバポレータ内の冷媒の量
を少なくすると共に、コンデンサ内の冷媒量を多くし
て、過冷却度を大きくとるようにし、また、冷媒負荷が
小さいときには、過冷却度を小さくとるようにするもの
である。つまり、制御手段により、エバポレータ内にお
いて過熱度が維持されながらもその過熱度が調整され
て、冷凍サイクル内を循環する冷媒の流量が調節される
ものである。したがって、冷媒の流量の変化によってコ
ンデンサ内における過冷却度が調節され、冷房負荷が大
きくなるにつれ、過冷却度が大きくなるものである。
【0003】しかしながら、この引例は、冷房運転のみ
を目的としたものであり、検出された冷房負荷に応じた
過熱度及び過冷却度をとるように動作するものである。
具体的には、高負荷時には過熱度を大きくするために膨
張弁開度を小さくして冷媒量を少なくし、低負荷時には
過熱度を小さくするために膨張弁開度を大きくして冷媒
量を多くするものである。この制御は、過熱度を検出
し、この過熱度を維持することを目的としたもので、立
ち上がり時の不具合を解消するために、過熱度を変化さ
せるものではない。
【0004】また、冷凍サイクルを加熱するヒータを有
するものとしては、特開平5−113252号公報に開
示される冷凍サイクル装置がある。この装置は、圧縮
機、凝縮器、温度式膨張弁及び蒸発器を順次接続するも
ので、前記蒸発器から前記圧縮機への冷媒吸込ラインは
主ラインとバイパスラインに分岐され、該バイパスライ
ンには冷媒過熱用ヒータと温度式膨張弁用感温筒とが配
されるもので、凝縮器負荷が過大となったような場合で
も吐出温度を低下できるようにしたものである。つま
り、凝縮器負荷が過大となる等、凝縮温度が高くなった
条件下で、圧縮機の吐出温度は一定以上に上昇した場合
には、ヒータによってバイパスラインが加熱される。こ
れによってバイパスラインに設けられた温度式膨張弁用
感温筒が、スーパーヒートが大きいと判断するため、前
記温度式膨張弁は、スーパーヒートが小さくなる方向へ
動作し、圧縮機の吐出温度を低下させることができるも
のである。
【0005】しかしながら、この引例のヒータは、冷房
サイクルにおけるコンデンサの放熱量を確保するため
に、冷媒自体を加熱するためのものではなく、温度式膨
張弁用感温筒の検出条件を変化させるために装着された
もので、冷凍サイクルへの影響をなるべく下げるように
バイパス通路上に配されたものと考えられる。
【0006】さらに、特開平7−198220号公報に
開示される空調装置は、冷媒圧縮機、凝縮器、第1の減
圧手段、熱交換器、前記冷媒圧縮機と前記凝縮器の間に
配される第1の制御弁、前記凝縮器及び前記第1の減圧
手段を迂回して前記第1の制御弁の入口側と前記第1の
減圧手段の出口側を結ぶ第1のバイパス流路、この第1
のバイパス流路上に配される第2の減圧手段、前記第1
のバイパス流路を開閉する第2の制御弁、第1の制御弁
の入口側と前記第1の減圧手段の入口側とを結ぶ第2の
バイパス流路、この第2のバイパス流路上に設けられた
冷媒状態検出手段、この冷媒状態検出手段の出口側と前
記熱交換器の出口側を結ぶ第3のバイパス流路、及び第
3のバイパス流路を開閉する第3の制御弁からなるもの
である。
【0007】この構成において、上記装置は、暖房時に
おいて、制御手段が第1の制御弁を閉成すると共に第2
の制御弁を開成して、圧縮機と第2の減圧手段と熱交換
器とからなる暖房サイクルを構成する。この暖房時にお
いて、冷媒が過剰の場合、暖房サイクル内の圧力が所定
圧力よりも高くなると、第2のバイパス流路内に設けら
れた圧力状態検出手段が開成して、暖房サイクル内の冷
媒を第1の制御弁と第1の減圧手段との間の流路内に流
入させ、冷媒量を少なくする。また、冷媒封入量が不足
する場合、第1の制御弁を閉にし、第2の制御弁及び第
3の制御弁を開にし、コンデンサに寝込んでいる冷媒を
ホットガス冷媒回路に補給する。これによって、ホット
ガス冷媒回路中の冷媒量を適正量に保持することができ
る。この時、冷媒量の過不足は、スーパーヒートの大小
によって検知されることが実施例中に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記引例に対して、本
願発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプ装置は、エン
ジンと、該エンジンとクラッチを介して連結されるコン
プレッサと、室内に配される第1の熱交換器と、室外に
配される第2の熱交換器と、前記第1の熱交換器と前記
第2の熱交換器の間に配される膨張弁と、前記第2の熱
交換器と前記コンプレッサとの間に配され、前記エンジ
ンの冷却水と間で熱交換を行なう二重管熱交換器とから
なる冷房サイクルと、該冷房サイクルの冷媒流の方向を
切換える四方弁とからなるもので、該四方弁を切換える
ことによって冷媒流を変化させ、冷房運転時には第1の
熱交換器をエバポレータとし、暖房運転時には第1の熱
交換器をコンデンサとして使用することによって室内を
冷房若しくは暖房するものである。特に、暖房運転の場
合、前記二重管熱交換器においてエンジン冷却水を熱源
として冷媒を加熱し、コンプレッサ吸入側のスーパーヒ
ート(過熱度)を上昇させ、第1の熱交換器による放熱
量を向上させるようにしたものである。
【0009】通常、上記装置は、定常運転時にはコンプ
レッサ吐出側の過熱度が適正となるように膨張弁の開度
を調節するものであるが、始動時においてはエンジン冷
却水温度が低く二重管熱交換器での加熱能力が低いた
め、暖房立ち上がり性が遅く、さらに液バック状態とな
ることから、コンプレッサの耐久性に悪影響を及ぼすと
いった欠点があった。
【0010】このため、この発明は、暖房運転の始動初
期における暖房立ち上がり性の遅さを解消したエンジン
駆動式ヒートポンプ装置の暖房始動制御装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】よって、この発明は、エ
ンジンと連結手段を介して連結されるコンプレッサと、
室内に配される第1の熱交換器と、室外に配される第2
の熱交換器と、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換
器の間に配される膨張弁と、前記第2の熱交換器と前記
コンプレッサとの間に配され、前記エンジンの冷却水と
間で熱交換を行なう第3の熱交換器とからなる冷房サイ
クルと、該冷房サイクルの冷媒流の方向を切換える切換
手段とを具備するエンジン駆動式ヒートポンプ装置にお
いて、暖房初期時に、前記冷房サイクルの過熱度を通常
制御時よりも所定値高くすることにある(請求項1)。
【0012】したがって、この発明によれば、暖房初期
時に、冷房サイクルの加熱度を通常制御時よりも所定値
高くすることができるので、コンプレッサから吐出され
る冷媒の温度を上昇させることができ、第1の熱交換器
での放熱量を確保することができるため、上記課題を達
成できるものである。
【0013】また、この発明は、図1に示すように、エ
ンジンと連結手段を介して連結されるコンプレッサと、
室内に配される第1の熱交換器と、室外に配される第2
の熱交換器と、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換
器の間に配される膨張弁と、前記第2の熱交換器と前記
コンプレッサとの間に配され、前記エンジンの冷却水と
間で熱交換を行なう第3の熱交換器とからなる冷房サイ
クルと、該冷房サイクルの冷媒流の方向を切換える切換
手段とを具備するエンジン駆動式ヒートポンプ装置にお
いて、室内温度を検出する室内温度検出手段100と、
目標室内温度を設定する温度設定手段110と、暖房運
転の始動を検出する始動検出手段120と、該始動検出
手段120によって暖房運転の始動が検出された場合
に、前記冷房サイクルの過熱度を通常制御時の値よりも
所定値大きくする初期設定手段130と、前記室内温度
と前記目標温度とを比較して判定する温度判定手段14
0と、前記温度判定手段140による判定結果が所定時
間継続したか否かを判定する継続時間判定手段150
と、前記初期設定手段130によって設定された過熱度
に基づいて制御する初期制御手段160と、温度判定手
段140によって前記室内温度と前記目標温度との温度
差が所定範囲内にあると判定され且つ継続時間判定手段
150によってこの判定結果が所定時間経過したと判定
された場合に、前記過熱度を通常制御時の値に戻す通常
制御移行手段170とを具備したことにある(請求項
3)。
【0014】したがって、この発明においては、始動検
出手段120によって、エンジン駆動式ヒートポンプ装
置の暖房運転の始動が検出された場合、初期設定手段1
30によって通常の制御時よりも大きな過熱度が設定さ
れ、初期制御手段160によってこの加熱度にしたがっ
て冷房サイクルの稼働が制御される。この制御中、温度
判定手段140によって、室内温度検出手段100から
の室内温度及び温度設定手段110による目標室内温度
の温度差が所定範囲内にあると判定され且つ継続時間判
定手段150によってこの温度判定手段140による判
定結果が所定時間継続したことが判定された場合に、通
常制御移行手段170によって過熱度を通常値に戻す制
御を行なうことによって、上記課題を達成することがで
きるものである。
【0015】尚、この発明において、前記過熱度は、コ
ンプレッサの吐出側の過熱度であること(請求項3)が
望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0017】図2に示すエンジン駆動式ヒートポンプ装
置1は、ガソリン等を燃料として駆動するエンジン8
と、このエンジン1に電磁クラッチ12を介して接続さ
れるコンプレッサ2と、このコンプレッサ2の吐出側及
び吸入側配管と接続される四方弁7と、該四方弁7の一
方に延出する配管に接続され、室内13に配される第1
の熱交換器3と、室外に配される第2の熱交換器5と、
前記第1の熱交換器3及び第2の熱交換器5を接続する
配管上に配される電子式膨張弁4と、前記第2の熱交換
器5と前記四方弁7との間に配され、前記エンジン8の
冷却水が供給される二重管熱交換器6とによって構成さ
れる。尚、11は室内器用送風機であり、12は室外器
用送風機である。
【0018】また、上記エンジン駆動式ヒートポンプ装
置1を制御するために、下記するセンサが検出手段とし
て配される。前記コンプレッサ2の吐出側配管に配され
る温度検出用センサ20及び高圧圧力センサ19は吐出
される冷媒の温度T1 及び圧力PH を検出し、前記コン
プレッサ2の吸入側配管に設けられた温度検出用センサ
27及び低圧圧力センサ18は吸入される冷媒の温度T
2 及び圧力PL を検出する。また、第1の熱交換器3上
に配された温度センサ21は第1の熱交換器3を通過す
る冷媒の温度T2 を検出し、温度センサ22及び23
は、電子式膨張弁4の前後の冷媒温度T3 ,T4 を検出
する。さらに、温度センサ24は、第2の熱交換器5を
通過する冷媒の温度T5 を検出し、温度センサ25は前
記二重管熱交換器6と第2の熱交換器5の間を流れる冷
媒の温度T6 を検出する。また、室内13に配された温
度センサ28は室内温度TR を検出し、回転数センサ2
9はエンジン回転数Rを検出し、さらに温度センサ26
は、エンジン冷却水温度TWを検出する。
【0019】上記検出手段によって検出された各信号
は、マルチプレクサ(MPX)14及びA/D変換器1
5を介してコントロールユニット17に入力され、さら
にこのコントロールユニット17には操作パネル16に
よって設定された設定温度TS及び他の設定信号が入力
され、所定のプログラムに従って処理された後、制御信
号C1 〜C6 として各制御機器(エンジン8の回転数制
御装置,四方弁7,室内器用送風機11,電子式膨張弁
4,室外器用送風機10,エンジン冷却水用電磁弁9,
及び電磁クラッチ12等)に出力される。尚、コントロ
ールユニット17は、図示しない中央演算処理装置(C
PU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセス
メモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)、出力回路
等からなるものである。
【0020】以上の構成のエンジン駆動式ヒートポンプ
装置1において、暖房運転が設定された場合、四方弁7
が切り換えられてコンプレッサ2の吐出側が第1の熱交
換器3側へ、またコンプレッサ2の吸入側が第2の熱交
換器5側へ接続される。これによって、冷媒は図中Aの
実線矢印で示す方向に流れることとなる。この暖房サイ
クルにおける冷媒の状態は、例えば図3に示すモリエル
線図で示される。
【0021】先ず、コンプレッサ2によって吸入された
低圧低温(温度T7,圧力PH )の冷媒は圧縮されて高温
高圧(温度t1,圧力PH )になる。この冷媒は、第1の
熱交換器3を通過する時に室内の空気に放熱して室内を
暖房する。この時、冷媒は凝縮してそのエンタルピが下
がり、冷媒の温度はt1 からt3 に下がる。そして、電
子式膨張弁4を通過する時に断熱膨張し、冷媒の圧力は
H からPL に、温度はt3 からt4 まで下がる。第2
の熱交換器5を通過する時に冷媒は通過する空気の熱を
吸収して蒸発し、そのエンタルピが上昇する。冷媒の温
度はこの時t4からt5 まで上昇する。この冷媒は、さ
らに前記二重管熱交換器6においてさらに加熱され、冷
媒の温度はt5 からt6 まで上昇してコンプレッサ2に
回帰する。尚、図3において破線で示されるものは、t
1 〜t6 の等温度線を示し、各温度の関係は、t1 >t
2 >t3 >t6 >t5 >t4 である。
【0022】この暖房サイクルにおいて、コンプレッサ
の吐出側の過熱度(スーパーヒート)SHは、温度セン
サ20の検出値T1 (t1 )及び温度センサ21の検出
値T2 (t2 )によって求めることができる(SH=T
1 −T2 )。また、過冷却度SC(スーパークール)
は、t2 −t3 で示されるものである。
【0023】また、冷房運転が設定された場合、四方弁
7が切り換えられてコンプレッサ2の吐出側が第2の熱
交換器5側へ、またコンプレッサ2の吸入側が第1の熱
交換器3側へ接続される。これによって、冷媒は図中B
の破線矢印で示す方向に流れることとなる。この冷房サ
イクルにおける冷媒の状態は、例えば図4に示すモリエ
ル線図で示される。
【0024】先ず、コンプレッサ2によって吸入された
低圧低温(温度T11,圧力PH )の冷媒は圧縮されて高
温高圧(温度t7,圧力PH )になる。この冷媒は、電磁
弁9が閉鎖された二重管熱交換器6を通過して第2の熱
交換器5に至り、この第2の熱交換器5を通過する時に
放熱して凝縮する。この時、冷媒のエンタルピが下が
り、冷媒の温度はt9 まで下がる。そして、電子式膨張
弁4を通過する時に断熱膨張し、冷媒の圧力はPH から
L に、温度はt9 からt10まで下がる。第1の熱交換
器3を通過する時に冷媒は室内13の空気の熱を吸収し
て蒸発し、そのエンタルピを上昇させる。冷媒の温度は
この時t10からt11まで上昇し、コンプレッサ2に回帰
する。尚、図4において破線で示されるものは、t7
11の等温度線を示し、各温度の関係は、t7 >t8
9 >t11>t10である。
【0025】以上のように、このエンジン駆動式ヒート
ポンプ装置1においては、通常の冷房運転と共に、暖房
時において通常のヒートポンプ方式における暖房時の熱
量の不足をエンジン冷却水で補充することができるた
め、暖房運転も効率良く行なうことができるものであ
る。また、図2に示す上記実施の形態においては、説明
の都合上、一つのコンプレッサ2をエンジン8で駆動す
るように示したが、一つのエンジン8で複数のコンプレ
ッサを駆動することが望ましい。
【0026】以上の構成のエンジン駆動式ヒートポンプ
装置1の制御の一例として、図5〜図7にフローチャー
トを示し、以下のこのフローチャートに従って、前記エ
インジン駆動式ヒートポンプ装置1の制御を説明すると
共に、本願発明に係る暖房始動制御について説明する。
【0027】図5において、エンジン駆動式ヒートポン
プ装置1の制御は、操作パネル16からの空調オンオフ
スイッチの投入によって、ステップ200から開始さ
れ、ステップ210において、前記操作パネル16の設
定スイッチによって前記エンジン駆動式ヒートポンプ装
置1の空調設定が冷房運転であるか否かの判定が行なわ
れる。この判定で、空調設定が冷房運転である場合に
は、ステップ220へ進んで、冷房設定が行なわれる。
具体的には、前記四方弁7を切り換えて、冷媒を図2中
破線B方向へ流すようにするものである。また、前記ス
テップ210の判定において、冷房運転でないと設定さ
れた場合(暖房運転の場合)、ステップ230に進ん
で、暖房設定が行なわれる。具体的には、前記四方弁7
を切り換えて、冷媒を図2中実線A方向へ流すようにす
るものである。
【0028】そして、ステップ240に進んで、エンジ
ン8の設定回転数RS として最低回転数Rmin が設定さ
れる。そして、ステップ250に進んでエンジン8が始
動され、ステップ260に判定によって前記回転数検出
センサによって検出された実エンジン回転数Ra と前記
設定回転数RS とが等しくなるまで、ステップ250の
制御が保持されてエンジン回転数Ra の値が上昇し、実
エンジン回転数Ra と前記設定回転数RS とが等しくな
った場合に、ステップ270に進んで、クラッチ12が
オンされ、コンプレッサ2が稼働を開始するものであ
る。尚、この実施の形態において、前記最低回転数R
min は、1100rpmである。
【0029】そして、ステップ280の判定において、
暖房運転が設定されていると判定された場合には、ステ
ップ300に進んで下記する始動制御が実行され、冷房
運転が設定されていると判定された場合には、ステップ
290に進んで、コンプレッサ2の吐出側過熱度SHの
下限値α及び上限値βにそれぞれ初期値α1 ,β1 が設
定され、タイマTd ,Te に初期値0が設定され、ステ
ップ500から下記する通常制御が実行される。尚、こ
の実施の形態において、初期値α1 は20℃であり、初
期値β1 は25℃である。
【0030】ステップ300から開始あれる始動制御
は、暖房運転時の初期時に実行されるものである。この
実施の形態においては、暖房制御投入時には必ず開始さ
れるように設定されているが、エンジン冷却水温度Tw
が所定値以下の場合のみ、この始動制御を開始するよう
にしても良いものである。
【0031】図6に示されるように、前記始動制御は、
先ずステップ310において、過熱度SHの下限値αに
暖房時初期下限値α2 を設定し、過熱度SHの上限値β
に暖房初期上限値β2 を設定、またタイマTa ,Tb
c に初期値0を設定する。尚、この実施の形態におい
て、前記暖房初期下限値α2 は20℃であり、暖房初期
上限値β2 は30℃に設定される。この値は、暖房時の
通常の設定値よりも高くなるように設定されている。こ
の実施の形態において、通常の制御時の値は、暖房初期
下限値α2 は20℃と同様に設定しているが、前記暖房
初期上限値β2は25℃と、暖房初期制御の場合よりも
低く設定される。
【0032】そして、ステップ320において、エンジ
ン8は設定回転数RS と検出された実エンジン回転数R
a との偏差が0となるように回転数制御され、さらに電
子式膨張弁4はコンプレッサ吐出側の過熱度SHがαよ
り大きくβよりも小さい範囲内となるように開度調節さ
れる。具体的には、過熱度SHが前記範囲よりも小さい
場合には、前記電子式膨張弁4を絞って流れる冷媒量を
減少させて過熱度SHを上昇させ、反対に過熱度SHが
前記範囲よりも大きい場合には、前記電子式膨張弁4を
開いて冷媒量を多くし、過熱度SHを下げるものであ
る。
【0033】そして、ステップ330において、前記ス
テップ320の制御によって変化する室温TR と設定温
度TS との間の温度偏差ΔTを演算する。
【0034】
【数1】ΔT=TR −TS
【0035】この温度偏差ΔTはステップ340及び3
50においてその値が所定値以下であるか、所定値以上
であるか、また所定範囲内にあるかが判定される。具体
的には、ステップ340において、温度偏差ΔTが所定
値(+γ1)より大きいか否かの判定を行ない、大きい
と判定された場合にはステップ360以下の温度下降制
御を実行し、小さいと判定された場合にはステップ35
0に進む。このステップ350においては、前記温度偏
差ΔTが所定値(−γ2)より小さいか否かの判定を行
ない、小さい場合にはステップ420以下の温度上昇制
御を実行し、大きい場合(所定の範囲内にある場合)に
は、ステップ460以下の通常制御移行制御に進む。
尚、この実施の形態においては、γ1及びγ2は1℃と
した。
【0036】前記温度下降制御において、先ず、ステッ
プ360において第1のタイマTaがカウントされ、第
2及び第3のタイマTb ,TC はリセットされる。そし
て、ステップ370において第1のタイマTa が所定時
間θ1経過したか否かが判定され、所定時間θ1経過し
た場合ステップ380に進んで、前記設定回転数RS
値を所定値Rr 下げ、同様に前記過熱度下限値α及び過
熱度上限値βも同様に所定値αS ,βS 下げて、空調装
置の暖房能力を下げ、室温TR を下げる方向へ制御する
ものである。また、ステップ370において第1のタイ
マTa が所定時間θ1経過していない場合には、ステッ
プ320に回帰して、現在の制御が継続されるものであ
る。この実施の形態においては、θ1は3分とし、所定
値Rr は200rpm、αS 及びβS は5℃とする。
【0037】そして、ステップ390において、前記設
定回転数RS が最低回転数Rmin 以下であるか否かの判
定を行なう。この判定において前記設定回転数RS が最
低回転数Rmin 以下でないと判定された場合には、ステ
ップ320に回帰してステップ380の設定値にしたが
って制御が行なわれ、前記設定回転数RS が最低回転数
min 以下であると判定された場合には、ステップ40
0で設定回転数RS ,過熱度SHの下限値α及びβを最
低設定値Rmin ,αmin 及びβmin に設定してステップ
320に回帰するものである。尚、この実施の形態にお
いて、Rmin は1100rpm、αmin は20℃、β
min は30℃である。
【0038】前記温度上昇制御において、先ず、ステッ
プ410において、第2のタイマTb がカウントされ、
第1及び第3のタイマTa ,TC はリセットされる。そ
して、ステップ420において、第2のタイマTb が所
定時間θ2経過したか否かの判定が行なわれ、所定時間
θ2経過した場合ステップ430に進んで、前記設定回
転数RS の値を所定値Rr 上げ、同様に前記過熱度下限
値α及び過熱度上限値βも同様に所定値αS ,βS 上げ
て、空調装置の暖房能力を上げ、室温TR を上げる方向
へ制御するものである。また、ステップ420において
第2のタイマTb が所定時間θ2経過していない場合に
は、ステップ320に回帰して、現在の制御が継続され
るものである。この実施の形態においては、θ2は3分
とし、所定値Rr は200rpm、αS 及びβS は5℃
とする。
【0039】そして、ステップ440において、前記設
定回転数RS が最大回転数Rmax 以上であるか否かの判
定を行なう。この判定において前記設定回転数RS が最
大回転数Rmax 以上でないと判定された場合には、ステ
ップ320に回帰してステップ430の設定値にしたが
って制御が行なわれ、前記設定回転数RS が最大回転数
max 以上であると判定された場合には、ステップ45
0で設定回転数RS ,過熱度SHの下限値α及びβを最
低設定値Rmax ,αmax 及びβmax に設定してステップ
320に回帰するものである。尚、この実施の形態にお
いて、Rmax は1900rpm、αmin は40℃、β
min は50℃である。
【0040】前記通常制御移行制御において、先ずステ
ップ460において、第3のタイマTc がカウントさ
れ、第1及び第2のタイマTa ,Tb がリセットされ
る。そして、ステップ470において、第3のタイマT
c が所定時間θ3経過したか否かの判定が行なわれ、所
定時間θ3経過した場合ステップ480に進んで、前記
過熱度下限値α及び過熱度上限値βを通常の制御値する
べく、所定値αS0,βSO下げて、ステップ500からの
通常制御に移行するものである。また、ステップ470
において第3のタイマTc が所定時間θ3経過していな
い場合には、ステップ320に回帰して、現在の制御が
継続されるものである。尚、この実施の形態において、
所定値θ3は、6分であり、所定値αs0は0として変化
しないようにし、所定値βS0は5℃とした。これによっ
て、過熱度SHの上限値のみが低くなる、いわゆる通常
の制御の値に過熱度SHを設定して、ステップ500か
ら始まる通常制御に移行するものである。
【0041】これによって、この始動制御においては、
温度偏差ΔTが所定値以下で所定時間経過した場合、設
定回転数RS 及び過熱度SHの値を所定値上げるもの
で、具体的には設定温度TS が室内温度TR よりも1℃
以下である状態が3分間継続した場合には、設定回転数
S を200rpm及び過熱度SHの値を5℃上げるも
のである。また、温度偏差ΔTが所定値以上で所定時間
経過した場合、設定回転数RS 及び過熱度SHの値を所
定値下げるもので、具体的には設定温度TS が室内温度
R よりも1℃以上である状態が3分間継続した場合に
は、設定回転数RS を200rpm及び過熱度SHの値
を5℃下げるものである。
【0042】以上の制御の結果、温度偏差ΔTが所定範
囲内に所定時間止まる安定制御に突入した場合、前記始
動制御を抜けて通常制御に移行するもので、その場合に
は、過熱度SHを通常の値に戻すものである。具体的に
は、前記温度偏差ΔTが−1℃〜+1℃の範囲内に6分
間継続して止まった場合、過熱度SHの上限値を5℃下
げて、通常制御に移行させるものである。
【0043】ステップ500から始まる通常制御は、ス
テップ510において、前記ステップ320と同様に、
設定回転数RS 及び実エンジン回転数Ra が一致するよ
うにエンジン8が制御され、また過熱度SHが所定の範
囲内(α<SH<β)となるように電子式電磁弁4が制
御される。また、前記ステップ330と同様に温度偏差
ΔTが演算される。
【0044】この温度偏差ΔTは、ステップ530にお
いて所定値(+γ3)との大小が判定され、大きい場合
にはステップ550以下の温度下降制御へ移行し、小さ
い場合にはステップ540に進む。このステップ540
では、前記温度偏差ΔTと所定値(−γ4)との大小が
判定され、小さい場合にはステップ600以下の温度上
昇制御へ移行し、大きい場合(前記温度偏差ΔTが所定
範囲内にある場合)には前記ステップ510に回帰する
ようになっている。
【0045】ステップ550から始まる温度下降制御で
は、先ずステップ550において第4のタイマTd がカ
ウントされ、第5のタイマTe がリセットされる。そし
て、ステップ560において、前記第4のタイマTd
所定時間θ4(3分)経過したか否かが判定され、経過
していない場合にはステップ510に回帰して現在の制
御が維持され、また経過した場合にはステップ570に
進む。そして、ステップ570において、設定回転数R
S を所定値Rr(200rpm)下げ、また過熱度SH
の下限値α及び上限値βを所定値αS (5℃),β
S (5℃)下げる。そして、ステップ580に進んで、
演算された設定回転数RS と最低回転数Rmin を比較
し、設定回転数RS が最低回転数Rmin 以下である場合
には、ステップ590に進んで、設定回転数RS 、過熱
度SHの下限値α及び上限値βを最低値〔Rmin (11
00rpm),αmin (20℃),βmin (25℃)〕
に固定し、ステップ510へ回帰する。また設定回転数
S が最低回転数Rmin 以下でない場合には、ステップ
570によって設定された数値を伴ってステップ510
へ回帰するものである。
【0046】これによって、室内温度TR と設定温度T
S の温度偏差ΔTが所定値(+γ3:+1℃)よりも大
きい場合には、設定回転数RS を低くすると共に、過熱
度SHを低くして空調能力を低下させ、室内温度を下げ
るものである。
【0047】ステップ600から始まる温度上昇制御に
おいて、先ずステップ600において第5のタイマTe
がカウントされ、第4のタイマTd がリセットされる。
そして、ステップ610において、前記第5のタイマT
e が所定時間θ5(3分)経過したか否かが判定され、
経過していない場合にはステップ510に回帰して現在
の制御が維持され、また経過した場合にはステップ62
0に進む。そして、ステップ620において、設定回転
数RS を所定値Rr(200rpm)上げ、また過熱度
SHの下限値α及び上限値βを所定値αS (5℃),β
S (5℃)上げる。
【0048】そして、ステップ630において冷房運転
か否かの判定を行ない、冷房運転であると判定された場
合には、ステップ640に進んで、演算された設定回転
数RS と冷房時最大回転数Rmcが比較され、設定回転数
S が冷房最大回転数Rmc以上である場合には、ステッ
プ650に進んで、設定回転数RS 、過熱度SHの下限
値α及び上限値βを冷房時最大値〔Rmc(1700rp
m),αmc(35℃),βmc(40℃)〕に固定し、ス
テップ510へ回帰する。また設定回転数RSが冷房時
最大回転数Rmc以上でない場合には、ステップ620に
よって設定された数値のままステップ510へ回帰する
ものである。
【0049】また、前記ステップ630において暖房運
転であると判定された場合には、ステップ660に進ん
で、演算された設定回転数RS と暖房時最大回転数R
max が比較され、設定回転数RS が暖房時最大回転数R
max 以上である場合には、ステップ670に進んで、設
定回転数RS 、過熱度SHの下限値α及び上限値βを暖
房時最大値〔Rmax (1900rpm),αmax (40
℃),βmax (45℃)〕に固定し、ステップ510へ
回帰する。また設定回転数RS が冷房時最大回転数Rmc
以上でない場合には、ステップ620によって設定され
た数値のままステップ510へ回帰するものである。
【0050】これによって、室内温度TR と設定温度T
S の温度偏差ΔTが所定値(+γ4:−1℃)よりも小
さい場合には、設定回転数RS をワンステップ高くする
と共に、過熱度SHをワンステップ高くして空調能力を
上昇させ、室内温度を上げるものである。
【0051】尚、上記所定値等の数値は、実験により最
適な値を設定したものである。さらに冷房運転時におい
て、コンプレッサの吐出温度が70℃を越えた時点で、
SH制御からコンプレッサの吐出温度制御へ移行するよ
うにしてもよいものであるが、特に本発明においては冷
房制御のあり方については限定されるものではない。ま
た、この実施の形態においては、通常制御時の過熱度の
範囲についても、暖房運転時と冷房運転時ではその範囲
を異なるように設定しても良く、また始動制御時の過熱
度の範囲と、通常運転の過熱度の範囲を重複しない範囲
に設定しても良いものである。具体的には、この実施の
形態においては、始動制御時における最低設定回転数の
対応する過熱度の範囲は20℃〜30℃、通常制御時の
場合は20℃〜25℃としたが、始動制御時においては
25℃〜30℃、通常制御時は20℃から25℃として
も良いものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、室内温度と設定温度との間の温度偏差によって、エ
ンジンの設定回転数と、コンプレッサの吐出側の過熱度
SHを共に変化させるようにしたことによってエンジン
駆動式ヒートポンプ装置の空調能力を向上させることが
でき、室内温度を設定温度へ迅速に到達させることでき
るものである。さらに、暖房初期時において、エンジン
冷却水温度が十分に上昇していない場合、二重管熱交換
器における冷媒の過熱を十分に行なうことができないた
め、冷房サイクルの過熱度を上昇させることによって室
内用熱交換器の放熱量を確保できるため、暖房の立ち上
がり時の空調能力を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るエンジン駆動式ヒートポ
ンプ装置の暖房始動制御装置の構成を示した機能ブロッ
ク図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るエンジン駆
動式ヒートポンプ装置の構成を示した説明図である。
【図3】図3は、暖房運転時のモリエル線図を示したも
のである。
【図4】図4は、冷房運転時のモリエル線図を示したも
のである。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に示す空調制御の
フローチャート図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に示す始動制御の
フローチャート図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に示す通常制御の
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 エンジン駆動式ヒートポンプ装置 2 コンプレッサ 3 第1の熱交換器 4 電子式膨張弁 5 第2の熱交換器 6 二重管熱交換器 7 四方弁 8 エンジン 12 電磁クラッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと連結手段を介して連結される
    コンプレッサと、室内に配される第1の熱交換器と、室
    外に配される第2の熱交換器と、前記第1の熱交換器と
    前記第2の熱交換器の間に配される膨張弁と、前記第2
    の熱交換器と前記コンプレッサとの間に配され、前記エ
    ンジンの冷却水と間で熱交換を行なう第3の熱交換器と
    からなる冷房サイクルと、該冷房サイクルの冷媒流の方
    向を切換える切換手段とを具備するエンジン駆動式ヒー
    トポンプ装置において、 暖房初期時に、前記冷房サイクルの過熱度を通常制御時
    よりも所定値高くすることを特徴とするエンジン駆動式
    ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンと連結手段を介して連結される
    コンプレッサと、室内に配される第1の熱交換器と、室
    外に配される第2の熱交換器と、前記第1の熱交換器と
    前記第2の熱交換器の間に配される膨張弁と、前記第2
    の熱交換器と前記コンプレッサとの間に配され、前記エ
    ンジンの冷却水と間で熱交換を行なう第3の熱交換器と
    からなる冷房サイクルと、該冷房サイクルの冷媒流の方
    向を切換える切換手段とを具備するエンジン駆動式ヒー
    トポンプ装置において、 室内温度を検出する室内温度検出手段と、 目標室内温度を設定する温度設定手段と、 暖房運転の始動を検出する始動検出手段と、 該始動検出手段によって暖房運転の始動が検出された場
    合に、前記冷房サイクルの過熱度を通常制御時の値より
    も所定値大きくする初期設定手段と、 前記室内温度と前記目標温度とを比較して判定する温度
    判定手段と、 前記温度判定手段による判定結果が所定時間継続したか
    否かを判定する継続時間判定手段と、 前記初期設定手段によって設定された過熱度に基づいて
    制御する初期制御手段と、 温度判定手段によって前記室内温度と前記目標温度との
    温度差が所定範囲内にあると判定され且つ継続時間判定
    手段によってこの判定結果が所定時間経過したと判定さ
    れた場合に、前記過熱度を通常制御時の値に戻す通常制
    御移行手段とを具備したことを特徴とするエンジン駆動
    式ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記過熱度は、コンプレッサの吐出側の
    過熱度であることを特徴とする請求項1又は2記載のエ
    ンジン駆動式ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置。
JP34665796A 1996-12-10 1996-12-10 エンジン駆動式ヒートポンプ装置の暖房初動制御装置 Pending JPH10170096A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002790A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機
JP2014172478A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Denso Corp 冷凍サイクル装置
CN120830964A (zh) * 2025-06-24 2025-10-24 沃逸新能源科技(江苏)有限公司 一种基于ioe的热泵机组ai节能群控模块及方法

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