JPH10170439A - 排ガス中のpm測定装置 - Google Patents
排ガス中のpm測定装置Info
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- JPH10170439A JPH10170439A JP35215396A JP35215396A JPH10170439A JP H10170439 A JPH10170439 A JP H10170439A JP 35215396 A JP35215396 A JP 35215396A JP 35215396 A JP35215396 A JP 35215396A JP H10170439 A JPH10170439 A JP H10170439A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンプルガスを多数のガス流路に分岐するこ
となく、SOF濃度をのみを連続して得ることができる
排ガス中のPM測定装置を提供すること。 【解決手段】 内燃機関1から排出されるガスGを所定
の高温で断熱容器5内にサンプリングし、前記断熱容器
5に設けた固気二相流中の気相濃度のみを測定するガス
分析計14によって、前記サンプリングされた排ガスの
断熱膨張前後における赤外透過光量をそれぞれ測定し、
その赤外透過光量の変化分に基づいてSOF濃度を得る
ようにした。
となく、SOF濃度をのみを連続して得ることができる
排ガス中のPM測定装置を提供すること。 【解決手段】 内燃機関1から排出されるガスGを所定
の高温で断熱容器5内にサンプリングし、前記断熱容器
5に設けた固気二相流中の気相濃度のみを測定するガス
分析計14によって、前記サンプリングされた排ガスの
断熱膨張前後における赤外透過光量をそれぞれ測定し、
その赤外透過光量の変化分に基づいてSOF濃度を得る
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディーゼ
ルエンジンなど内燃機関から排出されるガス中に含まれ
るPM(Particulate Matter、すす
などの微粒子状物質)を定量分析する排ガス中のPM測
定装置に関する。
ルエンジンなど内燃機関から排出されるガス中に含まれ
るPM(Particulate Matter、すす
などの微粒子状物質)を定量分析する排ガス中のPM測
定装置に関する。
【0002】前記PMは、フィルタ重量法によって、次
のように定義されている。すなわち、エンジン排ガスを
希釈トンネルを用いて空気で52℃以下まで希釈、冷却
し、0.3μmの標準粒子を95%以上捕集できる炭化
フッ素被膜ガラス繊維フィルタやメンブランフィルタな
どによってフィルタ上に捕集された固形または液状の粒
子の総和をPMという。そして、捕集後、気温25℃、
湿度60%の雰囲気中に8時間以上放置した後の重量を
PMの重量という。
のように定義されている。すなわち、エンジン排ガスを
希釈トンネルを用いて空気で52℃以下まで希釈、冷却
し、0.3μmの標準粒子を95%以上捕集できる炭化
フッ素被膜ガラス繊維フィルタやメンブランフィルタな
どによってフィルタ上に捕集された固形または液状の粒
子の総和をPMという。そして、捕集後、気温25℃、
湿度60%の雰囲気中に8時間以上放置した後の重量を
PMの重量という。
【0003】また、前記PMは、有機溶媒に溶解し主と
して炭化水素成分であるSOF(Soluble Or
ganic Fraction)とISF(Insol
uble Fraction)とに大別でき、ISFに
は、主として炭素成分であるdry Soot(以下、
単にSootという)とサルフェートと水分とが含まれ
る。なお、PMの測定と分析については、例えば、日本
機械学会(No.95−29)講習会教材(’95.
6.1〜2、東京、内燃機関の燃焼と排気改善のための
計測技術)「粒子状物質の測定と分析」〔(財)日本自
動車研究所 山崎均〕がある。
して炭化水素成分であるSOF(Soluble Or
ganic Fraction)とISF(Insol
uble Fraction)とに大別でき、ISFに
は、主として炭素成分であるdry Soot(以下、
単にSootという)とサルフェートと水分とが含まれ
る。なお、PMの測定と分析については、例えば、日本
機械学会(No.95−29)講習会教材(’95.
6.1〜2、東京、内燃機関の燃焼と排気改善のための
計測技術)「粒子状物質の測定と分析」〔(財)日本自
動車研究所 山崎均〕がある。
【0004】
【従来の技術およびその問題点】ところで、上述のフィ
ルタ重量法は、PMを付着・捕集したフィルタを精密天
秤を用いて測定するものであり、所謂連続測定を行うこ
とができない。これに対して、排気ガス中のPMを連続
的に測定する方法としては、特公平2−31820号公
報に示すものがある。このPM測定方法は、HC(炭化
水素)に感度がある波長の光とHCに感度がない波長の
光とをサンプルガスに照射して、サンプルガスの吸収を
測定し、そのとき得られるデータを、経験によって得ら
れた数式を用いて、SOFおよびSootの量を算出す
るようにしたものである。
ルタ重量法は、PMを付着・捕集したフィルタを精密天
秤を用いて測定するものであり、所謂連続測定を行うこ
とができない。これに対して、排気ガス中のPMを連続
的に測定する方法としては、特公平2−31820号公
報に示すものがある。このPM測定方法は、HC(炭化
水素)に感度がある波長の光とHCに感度がない波長の
光とをサンプルガスに照射して、サンプルガスの吸収を
測定し、そのとき得られるデータを、経験によって得ら
れた数式を用いて、SOFおよびSootの量を算出す
るようにしたものである。
【0005】しかしながら、上記公報のPM測定方法
は、粒子による光散乱理論や気相HCの吸収による影響
を考慮してなく、また、得られる結果に理論的裏付けが
なく、真にSOFやSootを計測しているとはいえな
いといった問題がある。
は、粒子による光散乱理論や気相HCの吸収による影響
を考慮してなく、また、得られる結果に理論的裏付けが
なく、真にSOFやSootを計測しているとはいえな
いといった問題がある。
【0006】これに対して、本願出願人が平成7年6月
17日付けで特許出願している「排ガス中のPM測定装
置」(特願平7−174226号)がある。このPM測
定装置は、内燃機関から排出されるガスがサンプルガス
として定容量流れるサンプルガス流路を互いに並列的な
3つのガス流路に分岐し、第1分岐ガス流路には第1水
素炎イオン化検出器を設け、第2分岐ガス流路および第
3分岐ガス流路には前記サンプルガス中に含まれるPM
を捕集する特性が互いに異なるフィルタ装置をそれぞれ
設けるとともに、これらのフィルタ装置の下流側にそれ
ぞれ第2水素炎イオン化検出器および第3水素炎イオン
化検出器を設け、第1水素炎イオン化検出器と第2水素
炎イオン化検出器との差、第3水素炎イオン化検出器と
第2水素炎イオン化検出器との差、第1水素炎イオン化
検出器と第3水素炎イオン化検出器との差に基づいてサ
ンプルガス中のPM濃度、SOF濃度、Soot濃度を
それぞれ同時に得られるようにしたものである。
17日付けで特許出願している「排ガス中のPM測定装
置」(特願平7−174226号)がある。このPM測
定装置は、内燃機関から排出されるガスがサンプルガス
として定容量流れるサンプルガス流路を互いに並列的な
3つのガス流路に分岐し、第1分岐ガス流路には第1水
素炎イオン化検出器を設け、第2分岐ガス流路および第
3分岐ガス流路には前記サンプルガス中に含まれるPM
を捕集する特性が互いに異なるフィルタ装置をそれぞれ
設けるとともに、これらのフィルタ装置の下流側にそれ
ぞれ第2水素炎イオン化検出器および第3水素炎イオン
化検出器を設け、第1水素炎イオン化検出器と第2水素
炎イオン化検出器との差、第3水素炎イオン化検出器と
第2水素炎イオン化検出器との差、第1水素炎イオン化
検出器と第3水素炎イオン化検出器との差に基づいてサ
ンプルガス中のPM濃度、SOF濃度、Soot濃度を
それぞれ同時に得られるようにしたものである。
【0007】上記先願に係る発明は、従来からHC成分
の分析に使用されていた水素炎イオン化検出器(Fla
me Ionization Detector、以
下、FIDという)によって、C(炭素)をも検出する
ことができるといった知見に基づいてなされたもので、
その意味では非常に画期的な発明であるが、サンプルガ
スを互いに並列に設けられた3つのガス流路に流す必要
があり、これらのガス流路における同期をとるのが困難
であるといった問題があり、この点改良の余地が残され
ている。
の分析に使用されていた水素炎イオン化検出器(Fla
me Ionization Detector、以
下、FIDという)によって、C(炭素)をも検出する
ことができるといった知見に基づいてなされたもので、
その意味では非常に画期的な発明であるが、サンプルガ
スを互いに並列に設けられた3つのガス流路に流す必要
があり、これらのガス流路における同期をとるのが困難
であるといった問題があり、この点改良の余地が残され
ている。
【0008】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、サンプルガスを多数のガス流路
に分岐することなく、SOF濃度をのみを連続して得る
ことができる排ガス中のPM測定装置(以下、単にPM
測定装置という)を提供することである。
たもので、その目的は、サンプルガスを多数のガス流路
に分岐することなく、SOF濃度をのみを連続して得る
ことができる排ガス中のPM測定装置(以下、単にPM
測定装置という)を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のPM測定装置は、内燃機関から排出され
るガスを所定の高温で断熱容器内にサンプリングし、前
記断熱容器に設けた固気二相流中の気相濃度のみを測定
するガス分析計によって、前記サンプリングされた排ガ
スの断熱膨張前後における赤外透過光量をそれぞれ測定
し、その赤外透過光量の変化分に基づいてSOF濃度を
得るようにしている。
め、この発明のPM測定装置は、内燃機関から排出され
るガスを所定の高温で断熱容器内にサンプリングし、前
記断熱容器に設けた固気二相流中の気相濃度のみを測定
するガス分析計によって、前記サンプリングされた排ガ
スの断熱膨張前後における赤外透過光量をそれぞれ測定
し、その赤外透過光量の変化分に基づいてSOF濃度を
得るようにしている。
【0010】上記構成よりなるPM測定装置において、
PMを含む排ガスを、191℃に温調された膨張容器内
に導入する。この状態では、PM中のSOF成分は気体
である。そして、このサンプリングした排ガスを断熱膨
張させることにより急速に温度を下げ、52℃にする
と、前記SOF成分がSootに吸着するか、あるいは
ミスト状となる。
PMを含む排ガスを、191℃に温調された膨張容器内
に導入する。この状態では、PM中のSOF成分は気体
である。そして、このサンプリングした排ガスを断熱膨
張させることにより急速に温度を下げ、52℃にする
と、前記SOF成分がSootに吸着するか、あるいは
ミスト状となる。
【0011】上述の変化を、気体HCに感度を有する波
長の赤外光によって連続的にモニターすると、前記断熱
膨張前には、排ガス中に含まれる成分(HCガス成分+
ガス化SOF成分)による吸収(図5において、符号a
で示す)が得られ、断熱膨張後には、HCガス成分のみ
の吸収(図5において、符号bで示す)が得られる。そ
して、断熱膨張前後の吸収量の差をとることにより、S
OF成分に対応した量が得られる。
長の赤外光によって連続的にモニターすると、前記断熱
膨張前には、排ガス中に含まれる成分(HCガス成分+
ガス化SOF成分)による吸収(図5において、符号a
で示す)が得られ、断熱膨張後には、HCガス成分のみ
の吸収(図5において、符号bで示す)が得られる。そ
して、断熱膨張前後の吸収量の差をとることにより、S
OF成分に対応した量が得られる。
【0012】この場合、検出器として多波長検出器を用
い、HCに感度を有しない波長(例えば3.9μm)の
同時に検出できるようにした場合、Soot粒子の散乱
のみによる光減衰を観測することができる。これによ
り、透過光減衰法によるSootの量を決定することが
できる。
い、HCに感度を有しない波長(例えば3.9μm)の
同時に検出できるようにした場合、Soot粒子の散乱
のみによる光減衰を観測することができる。これによ
り、透過光減衰法によるSootの量を決定することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。
を、図を参照しながら説明する。
【0014】図1は、この発明の第1実施例に係るPM
測定装置を概略的に示すもので、この図において、1は
ディーゼルエンジン、2はディーゼルエンジン1に接続
される排気管、3は排気管2を流れる排ガスGの一部を
サンプルガスSとして採取するためのプローブ4を介し
て接続されるサンプルガス流路である。このサンプルガ
ス流路3は、プローブ4を含めて温調可能に構成されて
おり、サンプルガスSとして取り込まれた排ガスGを、
191℃の温度になるようにしてある。
測定装置を概略的に示すもので、この図において、1は
ディーゼルエンジン、2はディーゼルエンジン1に接続
される排気管、3は排気管2を流れる排ガスGの一部を
サンプルガスSとして採取するためのプローブ4を介し
て接続されるサンプルガス流路である。このサンプルガ
ス流路3は、プローブ4を含めて温調可能に構成されて
おり、サンプルガスSとして取り込まれた排ガスGを、
191℃の温度になるようにしてある。
【0015】5はサンプルガス流路3に介装される断熱
容器で、例えばシリンダのように円筒状容器よりなり、
そのサンプルガス流路3に臨む側には、吸気バルブ6お
よび排気バルブ7を備えている。この断熱容器5は、1
91℃になるように温調されている。8は断熱容器5の
内部を密着しながら、矢印AまたはB方向に直線的に運
動するピストンで、図示してない駆動機構に連結された
原動軸9に固着されて例えば矢印C方向に回転する円盤
10とは連杆11によって接続されている。すなわち、
円盤10の周縁の適宜箇所およびピストン8にそれぞれ
ピン部材12,13が設けられ、これらのピン部材1
2,13間を連杆11によって接続している。
容器で、例えばシリンダのように円筒状容器よりなり、
そのサンプルガス流路3に臨む側には、吸気バルブ6お
よび排気バルブ7を備えている。この断熱容器5は、1
91℃になるように温調されている。8は断熱容器5の
内部を密着しながら、矢印AまたはB方向に直線的に運
動するピストンで、図示してない駆動機構に連結された
原動軸9に固着されて例えば矢印C方向に回転する円盤
10とは連杆11によって接続されている。すなわち、
円盤10の周縁の適宜箇所およびピストン8にそれぞれ
ピン部材12,13が設けられ、これらのピン部材1
2,13間を連杆11によって接続している。
【0016】14は前記断熱容器5とピストン8とによ
って形成される空間15をセルとするガス分析計で、I
RES法の測定原理に基づいて、固気二相である排ガス
Gにおける気相(HC)濃度のみを測定するものであ
る。なお、IRES法の詳細については、”Non−I
ntrusive Measurement of G
aseous Species in Reactin
g and Non−Reacting Spray
s”(Combust.Sci.and Tech.1
991,Vol.75.pp.179−194)に詳し
く紹介されている。
って形成される空間15をセルとするガス分析計で、I
RES法の測定原理に基づいて、固気二相である排ガス
Gにおける気相(HC)濃度のみを測定するものであ
る。なお、IRES法の詳細については、”Non−I
ntrusive Measurement of G
aseous Species in Reactin
g and Non−Reacting Spray
s”(Combust.Sci.and Tech.1
991,Vol.75.pp.179−194)に詳し
く紹介されている。
【0017】前記ガス分析計14は、例えば次のように
構成されている。すなわち、ピストン8の空間15に臨
む側に赤外光源16が設けられている。そして、断熱容
器5のバルブ6,7が設けられた底壁5a(図3および
図4参照)に赤外光透過材よりなる赤外光透過窓17が
形成され、この赤外光透過窓17の外側に多波長検出器
18が設けられている。この多波長検出器18は、例え
ば3つのフィルタを備えており、一つのフィルタは測定
波長の赤外光のみを通過させ、残り二つのフィルタは前
記測定波長を挟んで適宜幅だけ隔たった比較波長の赤外
光のみを通過させるように構成されている。図2は、前
記3つのフィルタにおける透過波長の関係を概略的に示
す図で、この図において、λg は測定波長を、λr1,λ
r2は比較波長をそれぞれ示している。
構成されている。すなわち、ピストン8の空間15に臨
む側に赤外光源16が設けられている。そして、断熱容
器5のバルブ6,7が設けられた底壁5a(図3および
図4参照)に赤外光透過材よりなる赤外光透過窓17が
形成され、この赤外光透過窓17の外側に多波長検出器
18が設けられている。この多波長検出器18は、例え
ば3つのフィルタを備えており、一つのフィルタは測定
波長の赤外光のみを通過させ、残り二つのフィルタは前
記測定波長を挟んで適宜幅だけ隔たった比較波長の赤外
光のみを通過させるように構成されている。図2は、前
記3つのフィルタにおける透過波長の関係を概略的に示
す図で、この図において、λg は測定波長を、λr1,λ
r2は比較波長をそれぞれ示している。
【0018】19は多波長検出器18の出力を適宜増幅
するプリアンプ、20は例えばアナログ系の信号処理装
置である。
するプリアンプ、20は例えばアナログ系の信号処理装
置である。
【0019】上述のように構成されたPM測定装置の動
作について、図3〜図5をも参照しながら説明する。図
1に示すように、排気管2を流れるディーゼルエンジン
1から排出されるPMを含んだ排ガスGは、その一部が
プローブ4を経てサンプルガス流路3にサンプルガスS
として取り込まれる。そして、断熱容器5は、191℃
になるように温調しておく。
作について、図3〜図5をも参照しながら説明する。図
1に示すように、排気管2を流れるディーゼルエンジン
1から排出されるPMを含んだ排ガスGは、その一部が
プローブ4を経てサンプルガス流路3にサンプルガスS
として取り込まれる。そして、断熱容器5は、191℃
になるように温調しておく。
【0020】図3(A)に示すように、ピストン8の上
死点では断熱容器5内の残留ガス体積を可及的に小さく
なるように、セル15の容積を最小にしておく。
死点では断熱容器5内の残留ガス体積を可及的に小さく
なるように、セル15の容積を最小にしておく。
【0021】そして、図3(B)に示すように、円盤1
0を矢印C方向に回転させることにより、ピストン8を
矢印A方向に移動させて、セル15の容積が大きくな
る。これに伴って、サンプルガス流路3の導入流路3A
にあるサンプルガスSが吸気バルブ6が開かれて、セル
15内に適宜量のサンプルガスSを導入し、大気圧サン
プリングが行われる。
0を矢印C方向に回転させることにより、ピストン8を
矢印A方向に移動させて、セル15の容積が大きくな
る。これに伴って、サンプルガス流路3の導入流路3A
にあるサンプルガスSが吸気バルブ6が開かれて、セル
15内に適宜量のサンプルガスSを導入し、大気圧サン
プリングが行われる。
【0022】図3(A)に示した状態から円盤10が例
えば矢印C方向に回転し、ガスの導入が完了すると、吸
気バルブ6が閉じられる。このとき、セル15内に吸引
されたサンプルガスSは191℃であり、これに含まれ
る粒状物質のSOF成分は気体である。
えば矢印C方向に回転し、ガスの導入が完了すると、吸
気バルブ6が閉じられる。このとき、セル15内に吸引
されたサンプルガスSは191℃であり、これに含まれ
る粒状物質のSOF成分は気体である。
【0023】そして、前記状態で、図3(C)に示すよ
うに、赤外光源16から赤外光IRが多波長検出器18
に向かって照射する。これにより、赤外光IRの透過光
量に応じた信号が多波長検出器18から出力され、この
とき出力される信号aは、膨張前のサンプルガスSに含
まれるHCガス成分とガス化SOF成分による吸収の大
きさを表すものであり、この信号aは、プリアンプ19
を介して信号処理装置20に入力される。
うに、赤外光源16から赤外光IRが多波長検出器18
に向かって照射する。これにより、赤外光IRの透過光
量に応じた信号が多波長検出器18から出力され、この
とき出力される信号aは、膨張前のサンプルガスSに含
まれるHCガス成分とガス化SOF成分による吸収の大
きさを表すものであり、この信号aは、プリアンプ19
を介して信号処理装置20に入力される。
【0024】前記図3(C)に示した状態からさらに円
盤10が矢印C方向に回転すると、ピストン8は、図4
(A)において矢印A方向に移動し、ピストン8が下死
点位置まで移動する。この移動工程において、セル15
内のサンプルガスSが断熱膨張し、その温度が52℃ま
で急速に下がる。この温度状態においては、サンプルガ
スS中に含まれるSOF成分はSootに吸着される
か、あるいはミスト状態となる。
盤10が矢印C方向に回転すると、ピストン8は、図4
(A)において矢印A方向に移動し、ピストン8が下死
点位置まで移動する。この移動工程において、セル15
内のサンプルガスSが断熱膨張し、その温度が52℃ま
で急速に下がる。この温度状態においては、サンプルガ
スS中に含まれるSOF成分はSootに吸着される
か、あるいはミスト状態となる。
【0025】そして、前記状態で、図4(B)に示すよ
うに、赤外光源16から赤外光IRが多波長検出器18
に向かって照射する。これにより、赤外光IRの透過光
量に応じた信号が多波長検出器18から出力され、この
とき出力される信号bは、膨張後(冷却後)のサンプル
ガスSに含まれるHCガス成分による吸収の大きさを表
すものであり、この信号bは、プリアンプ19を介して
信号処理装置20に入力される。
うに、赤外光源16から赤外光IRが多波長検出器18
に向かって照射する。これにより、赤外光IRの透過光
量に応じた信号が多波長検出器18から出力され、この
とき出力される信号bは、膨張後(冷却後)のサンプル
ガスSに含まれるHCガス成分による吸収の大きさを表
すものであり、この信号bは、プリアンプ19を介して
信号処理装置20に入力される。
【0026】図4(B)に示した状態からさらに円盤1
0を矢印C方向に回転させることにより、ピストン8は
図4(C)において矢印Bで示す方向に移動して、セル
15は再び最小の容積となるとともに、排気バルブ7が
開いて、サンプルガスSが排気流路3B方向に出てい
く。
0を矢印C方向に回転させることにより、ピストン8は
図4(C)において矢印Bで示す方向に移動して、セル
15は再び最小の容積となるとともに、排気バルブ7が
開いて、サンプルガスSが排気流路3B方向に出てい
く。
【0027】信号処理装置20においては、ブーゲ・ベ
ールの法則に基づいて前記信号bを信号aで割算し、そ
の対数を取ることにより、つまり、log(b/a)を
求めることにより、SOFのみによる吸光度を得ること
ができる。なお、ピストン8を用いた断熱容器5におい
ては、サンプルガスSの膨張前後においてガス濃度の差
が生じるが、光路長がこれをキャンセルするように変化
するので、HCガス成分による吸収量は変化しないと考
えられる。
ールの法則に基づいて前記信号bを信号aで割算し、そ
の対数を取ることにより、つまり、log(b/a)を
求めることにより、SOFのみによる吸光度を得ること
ができる。なお、ピストン8を用いた断熱容器5におい
ては、サンプルガスSの膨張前後においてガス濃度の差
が生じるが、光路長がこれをキャンセルするように変化
するので、HCガス成分による吸収量は変化しないと考
えられる。
【0028】図5は、ピストン8の位置と多波長検出器
18から出力される信号の大きさを概略的に示す図で、
この図中、符号aは、断熱膨張前にサンプルガスS中に
含まれる成分(HCガス成分+ガス化SOF成分)によ
る吸収後の透過光量を示し、符号bは、断熱膨張後にサ
ンプルガスS中に含まれるHCガス成分のみによる吸収
後の透過光量を指名している。
18から出力される信号の大きさを概略的に示す図で、
この図中、符号aは、断熱膨張前にサンプルガスS中に
含まれる成分(HCガス成分+ガス化SOF成分)によ
る吸収後の透過光量を示し、符号bは、断熱膨張後にサ
ンプルガスS中に含まれるHCガス成分のみによる吸収
後の透過光量を指名している。
【0029】そして、前記図5において、符号cで示す
ものがSOFの量に対応している。また、符号dで示す
ものは、粒子の散乱を示し、これはSootの大きさに
対応している。したがって、HCに感度を有しない波長
(例えば3.9μm)の同時に検出できるようにした場
合、Soot粒子の散乱のみによる光減衰を観測するこ
とができる。これにより、透過光減衰法によるSoot
の量を決定することができる。
ものがSOFの量に対応している。また、符号dで示す
ものは、粒子の散乱を示し、これはSootの大きさに
対応している。したがって、HCに感度を有しない波長
(例えば3.9μm)の同時に検出できるようにした場
合、Soot粒子の散乱のみによる光減衰を観測するこ
とができる。これにより、透過光減衰法によるSoot
の量を決定することができる。
【0030】上述したサンプルガスSの吸入、膨張、排
気の工程を高速に繰り返すことにより、サンプルガス
S、すなわち、排ガスG中のSOFの測定を連続的に行
うことができる。
気の工程を高速に繰り返すことにより、サンプルガス
S、すなわち、排ガスG中のSOFの測定を連続的に行
うことができる。
【0031】図6は、この発明の第2実施例に係るPM
測定装置を概略的に示すもので、この実施例において
は、赤外光源16と多波長検出器18とを、セル15の
側壁5b,5cの外側に、赤外光透過窓17a,17b
を介して設けている。このように構成した場合、第1実
施例とは異なり、膨張時と圧縮時と光路長が一定である
ため、サンプルガスSの膨張前後においてガス濃度の差
が生じる。そこで、セル15の体積の変化に応じて、吸
光度の補正を行う必要がある。すなわち、圧縮時のセル
15の体積をV0 、吸光度をA0 とし、膨張時のセル1
5の体積をV1 、吸光度をA1 とするとき、吸光度はガ
ス濃度に比例することから、 A1 =(V0 /V1 )A0 なる関係を用いて、吸光度の補正を行うのである。
測定装置を概略的に示すもので、この実施例において
は、赤外光源16と多波長検出器18とを、セル15の
側壁5b,5cの外側に、赤外光透過窓17a,17b
を介して設けている。このように構成した場合、第1実
施例とは異なり、膨張時と圧縮時と光路長が一定である
ため、サンプルガスSの膨張前後においてガス濃度の差
が生じる。そこで、セル15の体積の変化に応じて、吸
光度の補正を行う必要がある。すなわち、圧縮時のセル
15の体積をV0 、吸光度をA0 とし、膨張時のセル1
5の体積をV1 、吸光度をA1 とするとき、吸光度はガ
ス濃度に比例することから、 A1 =(V0 /V1 )A0 なる関係を用いて、吸光度の補正を行うのである。
【0032】この第2実施例の場合の動作および効果
も、前記第1実施例のそれと同じであるので、その詳細
な説明は省略する。
も、前記第1実施例のそれと同じであるので、その詳細
な説明は省略する。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下のような効果を奏する。
れ、以下のような効果を奏する。
【0034】この発明によれば、サンプルガスを多数の
ガス流路に分岐することなく、SOF濃度をのみを連続
して得ることができ、多流路を用いた分析のように同期
をとる必要がなく、きわめて簡単な構成で排気ガスに含
まれるSOF濃度を精度よくしかも連続的に測定するこ
とができる。
ガス流路に分岐することなく、SOF濃度をのみを連続
して得ることができ、多流路を用いた分析のように同期
をとる必要がなく、きわめて簡単な構成で排気ガスに含
まれるSOF濃度を精度よくしかも連続的に測定するこ
とができる。
【図1】第1実施例に係るPM測定装置を概略的に示す
図である。
図である。
【図2】前記PM測定装置において用いる多波長検出器
の3つのフィルタにおける透過波長の関係を概略的に示
す図である。
の3つのフィルタにおける透過波長の関係を概略的に示
す図である。
【図3】前記PM測定装置の動作説明図である。
【図4】前記PM測定装置の動作説明図である。
【図5】前記PM測定装置によって得られる信号の一例
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図6】第2実施例に係るPM測定装置を概略的に示す
図である。
図である。
1…内燃機関、5…断熱容器、14…ガス分析計、G…
排ガス。
排ガス。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関から排出されるガスを所定の高
温で断熱容器内にサンプリングし、前記断熱容器に設け
た固気二相流中の気相濃度のみを測定するガス分析計に
よって、前記サンプリングされた排ガスの断熱膨張前後
における赤外透過光量をそれぞれ測定し、その赤外透過
光量の変化分に基づいてSOF濃度を得るようにしたこ
とを特徴とする排ガス中のPM測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35215396A JPH10170439A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 排ガス中のpm測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35215396A JPH10170439A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 排ガス中のpm測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170439A true JPH10170439A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18422147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35215396A Pending JPH10170439A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 排ガス中のpm測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2567441A (en) * | 2017-10-11 | 2019-04-17 | Nyquist Solutions Ltd | Exhaust gas analyser |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP35215396A patent/JPH10170439A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2567441A (en) * | 2017-10-11 | 2019-04-17 | Nyquist Solutions Ltd | Exhaust gas analyser |
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