JPH10170867A - 光サーキュレータの機能を有する光デバイス - Google Patents

光サーキュレータの機能を有する光デバイス

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JPH10170867A
JPH10170867A JP8331883A JP33188396A JPH10170867A JP H10170867 A JPH10170867 A JP H10170867A JP 8331883 A JP8331883 A JP 8331883A JP 33188396 A JP33188396 A JP 33188396A JP H10170867 A JPH10170867 A JP H10170867A
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polarization
optical
optical coupling
port
optical device
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    • G02B6/27Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means
    • G02B6/2746Optical coupling means with polarisation selective and adjusting means comprising non-reciprocal devices, e.g. isolators, FRM, circulators, quasi-isolators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/09Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect
    • G02F1/093Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect used as non-reciprocal devices, e.g. optical isolators, circulators

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は光サーキュレータ(3ポート光サー
キュレータ)の機能を有する光デバイスに関し、順方向
の損失が一律に小さく逆方向の損失が一律に大きい光サ
ーキュレータの提供を主な課題としている。 【解決手段】 ポート1,2,3にそれぞれ光学的に接
続される光結合ユニット30と、入力ビームに対して9
0°の偏波面回転を与える反射ユニット32と、光結合
ユニット30及び反射ユニット32を透過及び反射によ
り光学的に接続するための偏波分離膜38を有する主偏
波ビームスプリッタ40とから構成し、光結合ユニット
30の各々を、副偏波ビームスプリッタ46と偏波変換
ユニット48とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、光サー
キュレータの機能を有する光デバイスに関し、更に詳し
くは、新規な構成を有する3ポート光サーキュレータ及
び該サーキュレータを備えた光アッド/ドロップ回路並
びに新規な構成を有する4ポート光サーキュレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の4ポート光サーキュレータは、例
えば、“A Compact Polarizatio
n−Independent Optical Cir
culator”,THE TRANSACTIONS
OF THE IECE OF JAPAN,VO
L.E64,NO.1,JANUARY 1981,p
p30−31に記載されている。
【0003】図1を参照して、この4ポート光サーキュ
レータの構成及び動作を簡単に説明する。この光サーキ
ュレータは、4つのポート1〜4を有している。ポート
1〜4にそれぞれ対向して、三角柱プリズム6、四角柱
プリズム8、四角柱プリズム12及び三角柱プリズム1
0が設けられている。
【0004】プリズム6,8,10及び12はルチル等
の複屈折性結晶から構成される。プリズム6及び10の
形状は同じであり、プリズム8及び12の形状も同じで
ある。プリズム6及び12は薄い空気の層を介して相互
に固着されており、プリズム8及び10も薄い空気の層
を介して相互に固着されている。
【0005】プリズム6及び12の組とプリズム8及び
10の組との間には、図示しない磁石によって磁界Hを
印加されるYIG等の磁気光学結晶からなるファラデー
回転子14と、1/2波長板16とがこの順に設けられ
ている。
【0006】ファラデー回転子14は、入力ビームに対
して磁界Hに関して時計回りの方向に45°の偏波面回
転を与える。1/2波長板16は入力ビームに対してそ
の伝搬方向に関して反時計回りに45°の偏波面回転を
与える。
【0007】従って、ファラデー回転子14及び1/2
波長板16の組は、図の左から右に向かう方向のビーム
には偏波面を回転を与えずに、図の右から左に向かうビ
ームに90°の偏波面回転を与える。
【0008】本願明細書においては、ポート1からポー
ト2に向かう光路をパス(1,2)、ポート2からポー
ト3に向かう光路をパス(2,3)、ポート3からポー
ト4に向かう光路をパス(3,4)、ポート4からポー
ト1に向かう光路をパス(4,1)と称し、これとは逆
に、ポート2からポート1に向かう光路をパス(2,
1)、ポート3からポート2に向かう光路をパス(3,
2)、ポート4からポート3に向かう光路をパス(4,
3)、ポート1からポート4に向かう光路をパス(1,
4)と称することにする。
【0009】パス(1,2)、パス(2,3)、パス
(3,4)及びパス(4,1)は順方向であり、順方向
の各パスについては、損失が小さく且つ損失が偏波状態
に依存しないことが要求される。
【0010】パス(2,1)、パス(3,2)、パス
(4,3)及びパス(1,4)は逆方向であり、逆方向
の各パスについては損失が十分に大きいことが要求され
る。図1において、パス(1,2)及びパス(2,3)
を説明する。
【0011】ポート1から供給されたビームは、プリズ
ム6及び12の接合面において、反射成分であるS偏波
ビーム及び透過成分であるP偏波ビームに分離される。
S偏波ビームはプリズム6、ファラデー回転子14及び
1/2波長板16をこの順に通ってプリズム8に供給さ
れる。そのビームの偏波状態は変換されていないので、
そのビームはプリズム8及び10の接合面で反射されて
ポート2に供給される。
【0012】P偏波ビームはプリズム12、ファラデー
回転子14及び1/2波長板16をこの順に通ってプリ
ズム10に供給される。このビームも偏波状態が変換さ
れていないので、プリズム10及び8の接合面を透過し
てポート2から出力される。
【0013】ポート2に入力したビームは、プリズム8
及び10の接合面においてS偏波ビーム及びP偏波ビー
ムに分離される。S偏波ビームはプリズム8,1/2波
長板16及びファラデー回転子14をこの順に通ってプ
リズム6に供給される。そのビームには90°の偏波面
回転が与えられているので、そのビームはプリズム6及
び12の接合面を透過してポート3から出力される。
【0014】P偏波ビームはプリズム10,1/2波長
板16及びファラデー回転子14をこの順に通ってプリ
ズム12に供給される。そのビームにも90°の偏波面
回転が与えられているので、そのビームはプリズム12
及び6の接合面で反射してポート3から出力される。
【0015】他のパスについても同じように動作を理解
することができるので、その説明は省略する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】近年、光サーキュレー
タとファイバグレーティングとを組み合わせてなる光ア
ッド/ドロップ回路が提案されている。ファイバグレー
ティングは、特定の狭い帯域の光を反射させ、その帯域
から外れた波長を有する光を透過させる。後述するよう
に、実用的な光アッド/ドロップ回路は、3ポート光サ
ーキュレータを有しているべきである。
【0017】例えば、図1の4ポート光サーキュレータ
を用いて3ポート光サーキュレータを提供しようとする
と、ポート4について全反射処理すればよい。しかし、
この場合、ポート3からポート1に向かう順方向の光路
がパス(3,4)及びパス(4,1)を含むことにな
り、原理的には順方向の損失が2倍より大きくなる。ま
た、ポート1からポート3に向かう逆方向の光路が全反
射面(ポート4)を含むことにより、ポート3への入力
ビームに基づく反射成分がポート3から出力して特性が
悪くなる。
【0018】3ポート光サーキュレータとして、特開平
4−216522号公報に記載されたものがある。しか
し、この光サーキュレータは、比較的近くに配置される
2つのファラデー回転子の偏波面回転方向を逆にする必
要性から、製造が容易でないという問題を有している。
【0019】よって、本発明の目的は、順方向の損失が
一律に小さく且つ逆方向の損失が一律に大きい光サーキ
ュレータ(特に3ポート光サーキュレータ)の機能を有
する光デバイスを提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、反射成分の少ない光
サーキュレータ(特に3ポート光サーキュレータ)の機
能を有する光デバイスを提供することにある。本発明の
更に他の目的は、製造が容易な光サーキュレータを提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によると、第1乃
至第3のポートを有する光デバイスが供給される。この
光デバイスは、第1乃至第3のポートにそれぞれ光学的
に接続される第1乃至第3の光結合ユニットと、入力ビ
ームに対して90°の偏波面回転を与える反射ユニット
と、上記第1乃至第3の光結合ユニット及び上記反射ユ
ニットを透過及び反射により光学的に接続するための偏
波分離膜を有する主偏波ビームスプリッタとを備えてい
る。上記第1乃至第3の光結合ユニットの各々は、当該
のポートを第1の偏波面を有する第1の偏波ビームと上
記第1の偏波面に対して垂直な第2の偏波面を有する第
2の偏波ビームとに結合するための副偏波ビームスプリ
ッタと、上記第1の光結合ユニットから上記第2の光結
合ユニットに向かう方向及び上記第3の光結合ユニット
から上記反射ユニットに向かう方向では上記第1及び第
2の偏波ビームが上記偏波分離膜を透過し、上記第2の
光結合ユニットから上記第3の光結合ユニットに向かう
方向及び上記反射ユニットから上記第1の光結合ユニッ
トに向かう方向では上記第1及び第2の偏波ビームが上
記偏波分離膜で反射するように、上記第1及び第2の偏
波ビームの一方を偏波変換する手段とを備えている。
【0022】本発明においては、第1ポートから第2ポ
ートに向かう光路と第2ポートから第3ポートに向かう
光路と第3ポートから第1ポートに向かう光路とでは、
第3ポートから第1ポートに向かう光路だけが反射ユニ
ットを含んでいるが、反射ユニットの損失は十分に小さ
くすることができるので、順方向の損失が一律に小さく
且つ入力の偏波状態に依存しない3ポート光サーキュレ
ータの提供が可能になる。反射ユニットは、例えば、1
/4波長板とミラーとにより構成することができる。ま
た、逆方向の各光路の損失は主偏波ビームスプリッタが
各光路に共通であることから一律に大きい。
【0023】本発明の他の側面によると、第1乃至第4
のポートを有する光デバイスであって、上記第1乃至第
4のポートにそれぞれ光学的に接続される第1乃至第4
の光結合ユニットと、上記第1乃至第4の光結合ユニッ
トを透過及び反射により光学的に接続するための偏波分
離膜を有する主偏波ビームスプリッタとを備え、上記第
1乃至第4の光結合ユニットの各々は、当該のポートを
第1の偏波面を有する第1の偏波ビームと上記第1の偏
波面に対して垂直な第2の偏波面を有する第2の偏波ビ
ームとに結合するための副偏波ビームスプリッタと、上
記第1の光結合ユニットから上記第2の光結合ユニット
に向かう方向及び上記第3の光結合ユニットから上記第
4の光結合ユニットに向かう方向では上記第1及び第2
の偏波ビームが上記偏波分離膜を透過し、上記第2の光
結合ユニットから上記第3の光結合ユニットに向かう方
向及び上記第4の光結合ユニットから上記第1の光結合
ユニットに向かう方向では上記第1及び第2の偏波ビー
ムが上記偏波分離膜で反射するように、上記第1及び第
2の偏波ビームの一方を偏波変換する手段とを備えてい
る光デバイスが提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。図2は本発明
による3ポート光サーキュレータの第1実施形態を示す
部分断面図である。この光サーキュレータはポート1,
2及び3を有している。ポート1,2及び3の各々は、
励振端を有する光ファイバ18と、光ファイバ18の励
振端に対向して設けられるレンズ20とを有している。
【0025】光ファイバ18はフェルール22に挿入固
定され、フェルール22及びレンズ20はスリーブ24
に挿入固定されている。スリーブ24はフランジ26を
介してハウジング28に固定されている。
【0026】この実施形態では、ハウジング28は概略
直方体形状をしており、ポート1,2及び3はハウジン
グ28の3つの壁面上の開口部にそれぞれ設定されてい
る。ハウジング28内には、ポート1,2及び3にそれ
ぞれ光学的に接続される光結合ユニット30(#1,#
2及び#3)と、入力ビームに対して90°の偏波面回
転を与える反射ユニット32と、ユニット30(#1,
#2及び#3)及び32を透過及び反射により光学的に
接続するための偏波分離膜38を有する主偏波ビームス
プリッタ40とが設けられている。
【0027】この実施形態では、偏波分離膜38は一対
の三角柱プリズム(直角三角柱プリズム)42及び44
の斜面間に挟まれて保持されている。また、反射ユニッ
ト32は、ミラー34と、ミラー34及びプリズム44
間に設けられる1/4波長板36とからなる。
【0028】光結合ユニット30(#1,#2及び#
3)の各々は、副偏波ビームスプリッタ46と偏波変換
ユニット48とを有している。副偏波ビームスプリッタ
46は、当該のポート1,2又は3を、第1の偏波面を
有する第1の偏波ビーム(P偏波ビーム)と第1の偏波
面に対して垂直な第2の偏波面を有する第2の偏波ビー
ム(S偏波ビーム)とに結合する。そのために、副偏波
ビームスプリッタ46は、偏波分離膜50と、偏波分離
膜を挟んで保持するための三角柱プリズム(直角三角柱
プリズム)52及び平行四辺形柱プリズム54とを有し
ている。
【0029】ここでは、第1及び第2の偏波ビームは各
偏波分離膜50の入射面に対して定義される。具体的に
は、第1の偏波面は紙面に平行であり、第2の偏波面は
紙面に垂直である。また、平行四辺形柱プリズム54が
用いられていることから、第1及び第2の偏波ビームは
互いに平行である。これにより、ユニット同士の光学的
結合が容易である。
【0030】偏波変換ユニット48の各々は、第1及び
第2の偏波ビームに関連して2チャネルの偏波変換機能
を有している。そのために、偏波変換ユニット48の各
々は、2つの磁気光学結晶56と、磁気光学結晶56の
両方に同じ向きに磁界を印加するための永久磁石58
と、磁気光学結晶56に対向してそれぞれ設けられる2
つの1/2波長板60とを有している。
【0031】磁気光学結晶56としてはYIG(イット
リウム・鉄・ガーネット)を用いることができる。1/
2波長板60の光学軸の方向については後述する。偏波
変換ユニット48の各チャネルは、1方向に伝搬するビ
ームに対して90°の偏波面回転を与えるが、他の方向
に伝搬するビームには偏波面回転を与えないか或いは1
80°の偏波面回転を与える。
【0032】図示された例では、各磁気光学結晶56と
主偏波ビームスプリッタ40との間に各1/2波長板6
0が設けられているが、磁気光学結晶56及び1/2波
長板60は主偏波ビームスプリッタ40に対して逆の位
置に配置されていてもよい。
【0033】偏波変換ユニット48の各々は、光結合ユ
ニット30(#1)から光結合ユニット30(#2)に
向かう方向及び光結合ユニット30(#3)から反射ユ
ニット32に向かう方向では第1及び第2の偏波ビーム
が偏波分離膜38を透過し、光結合ユニット30(#
2)から光結合ユニット30(#3)に向かう方向及び
反射ユニット32から光結合ユニット30(#1)に向
かう方向では第1及び第2の偏波ビームが偏波分離膜3
8で反射するように、第1及び第2の偏波ビームの一方
を偏波変換する。
【0034】この実施形態では、ポート1,2及び3の
各々は、光ファイバ18の励振端に対向するレンズ20
を有しているので、コリメートビーム系によりパス
(1,2)、パス(2,3)及びパス(3,1)を提供
することができる。
【0035】図3乃至図5により図2の3ポート光サー
キュレータの動作を説明する。まず、図3によりパス
(1,2)を説明する。ポート1からのビームは、光結
合ユニット30(#1)の偏波分離膜50によりP偏波
ビーム及びS偏波ビームに分離され、P偏波ビーム及び
S偏波ビームは副偏波ビームスプリッタ46から互いに
平行に出力される。
【0036】P偏波ビームは偏波変換ユニット48を図
の右から左に向かって透過するときに偏波面回転を与え
られずにP偏波ビームのまま主偏波ビームスプリッタ4
0に供給され、S偏波ビームは偏波変換ユニット48を
図の右から左に向かって透過するときに90°の偏波面
回転を与えられてP偏波ビームとなって主偏波ビームス
プリッタ40に供給される。
【0037】主偏波ビームスプリッタ40に供給された
2つのP偏波ビームはそれぞれ偏波分離膜38を透過す
る。一方のP偏波ビームは光結合ユニット30(#2)
の偏波変換ユニット48によりS偏波ビームに変換され
てこのS偏波ビームは偏波分離膜50で反射してポート
2に結合する。他方のP偏波ビームは偏波変換ユニット
48を図の右から左に向かって透過するときに偏波面回
転を与えられずにP偏波ビームのまま偏波分離膜50を
透過してポート2から出力される。
【0038】このように、ポート1に供給されたビーム
のパワーは原理的には全てポート2から出力されるの
で、パス(1,2)の損失はポート1に供給されたビー
ムの偏波状態には依存しない。
【0039】次に図4によりパス(2,3)を説明す
る。ポート2からのビームは、光結合ユニット30(#
2)の副偏波ビームスプリッタ46において、偏波分離
膜50を透過するP偏波ビームと偏波分離膜50で反射
するS偏波ビームとに分離され、P偏波ビーム及びS偏
波ビームは互いに平行に副偏波ビームスプリッタ46か
ら出力される。
【0040】P偏波ビームは光結合ユニット(#2)の
偏波変換ユニット48を透過するときに90°の偏波面
回転を与えられてS偏波ビームとなって主偏波ビームス
プリッタ40に供給される。
【0041】副偏波ビームスプリッタ46からのS偏波
ビームは、偏波変換ユニット48を図の左から右に向か
って透過するときに偏波面回転を与えられずにS偏波ビ
ームのまま主偏波ビームスプリッタ40に供給される。
【0042】主偏波ビームスプリッタ40に供給された
2つのS偏波ビームは、偏波分離膜38でそれぞれ反射
して光結合ユニット30(#3)に供給される。主偏波
ビームスプリッタ40からの一方のS偏波ビームは光結
合ユニット30(#3)の偏波変換ユニット48を図の
下から上に向かって透過するときに偏波面回転を与えら
れずにそのままS偏波ビームとして副偏波ビームスプリ
ッタ46に供給され、偏波分離膜50で反射してポート
3から出力される。
【0043】主偏波ビームスプリッタ40からの他方の
S偏波ビームは、光結合ユニット30(#3)の偏波変
換ユニット48を図の下から上に向かって透過するとき
に90°の偏波面回転を与えられP偏波ビームとなって
偏波分離膜50を透過してポート3から出力される。
【0044】このように、ポート2に供給されたビーム
のパワーは原理的には全てポート3から出力されるの
で、パス(2,3)の損失はポート2に供給されたビー
ムの偏波状態には依存しない。
【0045】続いて図5によりパス(3,1)を説明す
る。ポート3からのビームは、光結合ユニット30(#
3)の副偏波ビームスプリッタ46において偏波分離膜
50を透過するP偏波ビームと偏波分離膜50で反射す
るS偏波ビームとに分離される。P偏波ビーム及びS偏
波ビームは互いに平行に副偏波ビームスプリッタ46か
ら出力される。
【0046】S偏波ビームは光結合ユニット30(#
3)の偏波変換ユニット48を図の上から下に向かって
透過するときに90°の偏波面回転を与えられてP偏波
ビームとして主偏波ビームスプリッタ40に供給され
る。
【0047】副偏波ビームスプリッタ46からのP偏波
ビームは偏波変換ユニット48を図の上から下に向かっ
て透過するときに偏波面回転を与えられずにP偏波ビー
ムのまま主偏波ビームスプリッタ40に供給される。
【0048】主偏波ビームスプリッタ40に供給された
2つのP偏波ビームはそれぞれ偏波分離膜38を透過し
て反射ユニット32に供給される。P偏波ビームの各々
が1/4波長板36を図の上から下に向かって通過する
と円偏波となり、その円偏波はミラー34で反射して1
/4波長板36をもう一度図の下から上に向かって透過
することによって直線偏波の出力ビームとなる。反射ユ
ニット32は入力ビームに対して90°の偏波面回転を
与えるので、ここでは、反射ユニット32から主偏波ビ
ームスプリッタ40に供給されるビームの各々はS偏波
ビームとなっている。
【0049】反射ユニット32から主偏波ビームスプリ
ッタ40に供給された2つのS偏波ビームは偏波分離膜
38で反射して光結合ユニット30(#1)に供給され
る。主偏波ビームスプリッタ40から供給された一方の
S偏波ビームは、光結合ユニット30(#1)の偏波変
換ユニット48を図の左から右に向かって透過するとき
に90°の偏波面回転を与えられてP偏波ビームとな
り、このビームは偏波分離膜50を透過してポート1か
ら出力される。
【0050】主偏波ビームスプリッタ40から供給され
た他方のS偏波ビームは、光結合ユニット30(#1)
の偏波変換ユニット48を図の左から右に向かって透過
するときに偏波面回転を与えられずにS偏波ビームのま
ま副偏波ビームスプリッタ46に供給される。そしてこ
の供給されたS偏波ビームは偏波分離膜50で反射して
ポート1から出力される。
【0051】このようにポート3からのビームのパワー
は原理的には全てポート1から出力されるので、パス
(3,1)の損失はポート3に供給されたビームの偏波
状態には依存しない。
【0052】パス(3,1)をパス(1,2)及びパス
(2,3)と比較すると、反射ユニット32を含んでい
る分だけ順方向の損失が増大すると思われがちである
が、反射ユニット32における損失は実用的に十分小さ
くすることができるので、本実施形態によると順方向の
損失が一律に小さい3ポート光サーキュレータの提供が
可能になる。
【0053】また、この光サーキュレータは3つのポー
ト1,2及び3だけしか有していないので、従来のよう
に4ポート光サーキュレータを用いて3ポート光サーキ
ュレータを提供する場合に比較して反射成分を少なくす
ることができる。
【0054】図6を参照すると、本発明に適用可能な偏
波変換ユニットの動作説明図が示されている。1つの偏
波変換ユニット48に用いられる2つの1/2波長板6
0の光学軸は45°の角度をなすように設定されてい
る。具体的には、図示された例では、磁気光学結晶56
の各々に永久磁石58によって印加される磁界の方向が
矢印Hで示されているとしたときに、手前側の1/2波
長板60の光学軸はS偏波ビームの偏波面に対して矢印
H方向に向かって時計回りに22.5°傾斜しており、
向こう側の1/2波長板60の光学軸はS偏波ビームの
偏波面に対して矢印H方向に向かって反時計回り方向に
22.5°傾斜している。
【0055】まず、手前側の1/2波長板60及び対応
する磁気光学結晶56によって与えられる偏波面回転を
考察する。この場合、1/2波長板60及び磁気光学結
晶56をこの順に透過するビームには90°の偏波面回
転が与えられ、磁気光学結晶56及び1/2波長板60
をこの順の透過するビームに対しては偏波面回転は与え
られない。
【0056】次に、向こう側の1/2波長板60及び対
応する磁気光学結晶56によって与えられる偏波面回転
について考察する。この場合、1/2波長板60及び磁
気光学結晶56をこの順に透過するビームには偏波面回
転は与えられずに、磁気光学結晶56及び1/2波長板
60をこの順に透過するビームに対しては90°の偏波
面回転が与えられる。
【0057】本実施形態では、1つの永久磁石58によ
って2つの磁気光学結晶56に同じ向きに磁界を印加す
れば足りるので、偏波変換ユニット48の作製が容易で
ある。また、2つの磁気光学結晶56を互いに近づける
ことができるので、小型化が可能になる。このように、
本実施形態によると、従来の3ポート光サーキュレータ
に比較して製造が容易で且つ小型化に適したものの提供
が可能になる。
【0058】尚、図6において、永久磁石58が磁気光
学結晶56の各々に印加する磁界の方向Hを逆にするこ
とによって、2つのチャネルの入出力関係を逆にするこ
とができる。
【0059】図7を参照すると、本発明による3ポート
光サーキュレータの第2実施形態が示されている。ここ
では図2に示されるフランジ26及びハウジング28の
図示は省略されている。全図を通して実質的に同一の部
分には同一の符号が付されている。
【0060】この第2実施形態は、図2のような偏波分
離膜50を有する各副偏波ビームスプリッタ46に代え
て、複屈折板からなる副偏波ビームスプリッタ62が用
いられている点で特徴づけられる。
【0061】図8の(A)及び(B)により各副偏波ビ
ームスプリッタ62の動作を説明する。副偏波ビームス
プリッタ62の各々は、当該のポート1,2又は3に対
向する端面62Aと主偏波ビームスプリッタ40に対向
する端面62Bとを有している。端面62A及び62B
は互いに平行である。
【0062】副偏波ビームスプリッタ62の光学軸62
Cは端面62A及び62Bに対して45°傾斜し且つ紙
面と平行に設けられている。図8の(A)に示されるよ
うに、端面62Aにビームが供給されると、このビーム
は副偏波ビームスプリッタ62内において常光線成分
(o)及び異常光線成分(e)に分離され、それぞれ端
面62Bの異なる位置から互いに平行に出力される。
【0063】これとは逆に、図8の(B)に示されるよ
うに、常光線成分(o)及び異常光線成分(e)にそれ
ぞれ対応する2つのビームが端面62Bに供給される
と、これらのビームは合成されて端面62Aから1つの
ビームとして出力される。
【0064】常光線成分(o)は紙面に垂直な偏波面を
有しており、異常光線成分(e)は紙面に平行な偏波面
を有しているので、図7の第2実施形態の動作を理解す
る上では、異常光線成分(e)及び常光線成分(o)を
それぞれ第1実施形態における第1の偏波ビーム及び第
2の偏波ビームに対応させるとよい。
【0065】図7の第2実施形態によっても、順方向の
損失が一律に小さく且つ反射成分の少ない3ポート光サ
ーキュレータの提供が可能になる。また、偏波変換ユニ
ット58の各々として図6のような偏波変換ユニットを
採用することによって、小型化に適し且つ製造が容易な
光サーキュレータの提供が可能になる。
【0066】また、副偏波ビームスプリッタ62の各々
においては複屈折板の物性それ自身により偏波分離がな
されるので、誘電体多層膜等からなる偏波分離膜を用い
た場合と比べて極めて良好な消光比(例えば60dB以
上)を得ることができる。
【0067】図9を参照すると、本発明による3ポート
光サーキュレータの第3実施形態が示されている。この
実施形態は、第1実施形態と対比して、主偏波ビームス
プリッタ40と反射ユニット32との間に複屈折平板6
4が設けられている点で特徴付けられる。これにより逆
方向の損失が十分に大きくなり、高い消光比を得ること
ができる。具体的には次の通りである。
【0068】複屈折平板64は、主偏波ビームスプリッ
タ40に対向する端面64Aと1/4波長板36に対向
する端面64Bとを有している。端面64A及び64B
は互いに平行である。
【0069】複屈折平板64の光学軸64Cは、端面6
4A及び64Bに対して45°傾斜し且つ紙面に平行に
設定されている。第3実施形態において複屈折平板64
を用いているのは、主偏波ビームスプリッタ40から反
射ユニット32に向かうビームに対して反射ビーム32
から主偏波ビームスプリッタ40に向かうビームをずら
すためである。
【0070】偏波分離膜38が理想的な特性を有してい
るとすれば、複屈折平板64による効果は少ないが、現
実的には偏波分離膜38はP偏波ビームを僅かに反射さ
せS偏波ビームを僅かに透過させる。従って、複屈折平
板64がない場合には、反射ユニット32から主偏波ビ
ームスプリッタ40に供給されたS偏波ビームが偏波分
離膜38を僅かに透過すると、その透過ビームはポート
3に戻るので消光比が劣化する恐れがある。
【0071】第3実施形態では、主偏波ビームスプリッ
タ40からのP偏波ビームの各々が複屈折平板64に異
常光線成分(e)として入射するようにされている。こ
の異常光線成分(e)は反射ユニット32によって常光
線成分(o)に変換されるので、端面64Aにおける異
常光線成分(e)の入射点と常光線成分(o)の出力点
とは異なる位置になる。
【0072】この常光線成分(o)の各々は偏波分離膜
38で反射され光結合ユニット30(#1)によってポ
ート1に結合される。もし、偏波分離膜38を図の下か
ら上に向かう方向で透過するS偏波ビームが生じたとし
ても、これらのビームは光結合ユニット30(#3)に
よってポート3に結合されることはないので、消光比が
良好になる。
【0073】図10は本発明による3ポート光サーキュ
レータの第4実施形態を示す図である。この実施形態で
は、消光比を高めるために、光結合ユニット30(#
2)と主偏波ビームスプリッタ40′との間に複屈折く
さび板66が設けられており、それに伴い反射ユニット
32′が僅かに傾斜させられている。
【0074】また、ポート3′をポート1と同じ側に配
置するために、主偏波ビームスプリッタ40′は、偏波
分離膜38と偏波分離膜38を挟んで保持するための三
角柱プリズム44及び平行四辺形柱プリズム42′とを
有している。これに伴い光結合ユニット30(#3)′
の配置位置が変更されている。
【0075】図示された例では、複屈折くさび板66の
くさび角が定義される平面は紙面と平行であり、この場
合複屈折くさび板66の光学軸は紙面に垂直に設定され
る。図示された例で、複屈折くさび板66の材質がルチ
ルであり、くさび角が4°である場合、ポート3′はポ
ート1及び2に対して約1°傾斜し、反射ユニット3
2′はポート1及び2に対して約0.5°傾斜する。
【0076】図示はしないが、偏波分散を小さくするた
めには、複屈折くさび板66のくさび角が紙面に垂直な
平面上で定義されるように複屈折くさび板66を配置す
るとよい。この場合、ポート3′及び反射ユニット3
2′は紙面に対して僅かに傾斜する。
【0077】図11の(A),(B)及び(C)を参照
して第4実施形態における順方向の各パスを説明する。
図11の(A)はパス(1,2)を説明するための図で
ある。ポート1から主偏波ビームスプリッタ40′に供
給される各ビームはP偏波ビームであるから、このP偏
波ビームは偏波分離膜38を透過して複屈折くさび板6
6で屈折を受けてポート2から出力される。P偏波ビー
ムは複屈折くさび板66の常光線成分(o)に相当する
のでその屈折角は比較的小さい(図では常光線成分
(o)は屈折しないように図示されている)。
【0078】図11の(B)を参照すると、パス(2,
3′)が示されている。ポート2から複屈折くさび板6
6に供給される各ビームはS偏波ビームであるから、こ
のS偏波ビームは複屈折くさび板66における異常光線
成分(e)として比較的大きな屈折を受ける。複屈折く
さび板66から出力されたS偏波ビームは偏波分離膜3
8で反射し更にプリズム42′の全反射面で反射してポ
ート3′から出力される。
【0079】図11の(C)を参照すると、パス
(3′,1)が示されている。ポート3′から主偏波ビ
ームスプリッタ40′に供給される各ビームはP偏波ビ
ームであるから、このP偏波ビームはプリズム42′の
全反射面で反射し、偏波分離膜38を透過して反射ユニ
ット32′に供給される。
【0080】P偏波ビームは反射ユニット32′によっ
てS偏波ビームに変換され、このS偏波ビームは偏波分
離膜38で反射してポート1から出力される。このよう
に順方向の各パスが確保されており、これまでの実施形
態と同じように順方向の損失は一律に小さく且つ入力の
偏波状態に依存しない。
【0081】図12の(A)及び(B)により第4実施
形態による効果を説明する。図12の(A)に示される
ように、ポート3′からのP偏波ビームが偏波分離膜3
8で僅かに反射したとしても、この反射ビームはポート
3′が傾斜していること及び複屈折くさび板66がある
ことによりポート2へは結合しない。
【0082】また、反射ユニット32′からのS偏波ビ
ームが偏波分離膜38を僅かに透過したとしても、この
透過ビームはポート3′及び反射ユニット32′が傾斜
していることからポート3′には戻らない。
【0083】従って、パス(3′,2)の損失を十分大
きくして高い消光比を得ることができる。図12の
(B)に示されるように、ポート1からのビームは原理
的にはP偏波ビームであるが、その中にS偏波ビームが
僅かに混入していると、そのS偏波ビームは偏波分離膜
38を透過する。しかし、その透過ビームは複屈折くさ
び板66において異常光線成分(e)としての屈折を受
けるので、ポート2は結合しない。また、ポート1から
のP偏波ビームが偏波分離膜38で僅かに反射したとし
ても、この反射ビームは反射ユニット32′によってS
偏波ビームに変換され、S偏波ビームは偏波分離膜38
で反射するが、その反射ビームは反射ユニット32′が
傾斜していることからポート1には戻らない。
【0084】このように第4実施形態によると、複屈折
くさび板66を用いているので、消光比を高めることが
できる。また、ポート1及び3′が同じ側に配置されて
いるので、光サーキュレータの実装が容易になる。
【0085】図10に示されるように、複屈折くさび板
66は主偏波ビームスプリッタ40′と光結合ユニット
30(#2)との間に配置されているが、複屈折くさび
板66は主偏波ビームスプリッタ40′と光結合ユニッ
ト30(#1)との間に配置されていてもよい。
【0086】図13の(A)及び(B)を参照すると、
本発明による3ポート光サーキュレータを用いた光アッ
ド/ドロップ回路が示されている。図13の(A)に示
される例では、本発明による3ポート光サーキュレータ
68のポート2にファイバグレーティング70が接続さ
れている。また、図13の(B)に示される例では、本
発明による3ポート光サーキュレータ68のポート1に
ファイバグレーティング70′が接続されている。
【0087】一般に、光照射によって光学媒体(例えば
ガラス)の屈折率が恒久的に変化する場合、その光学媒
質は感光性(photosensitive)であると
いう。この性質を利用して、光ファイバのコアにファイ
バグレーティングを作製することができる。
【0088】このようなファイバグレーティングの特徴
は、グレーティングのピッチとファイバモードの有効屈
折率とによって決定される共振波長近傍の狭い帯域で光
をブラッグ反射させることである。ファイバグレーティ
ングは、例えば、フェイズマスクを使用して適切な波長
のエキシマレーザをファイバに照射することによって作
製される。
【0089】図13の(A)では、波長λ1 及びλ
2 (≠λ1 )の2チャネルの光信号がポート1に供給さ
れている。ファイバグレーティング70の反射波長はλ
1 に設定されている。波長λ1 の光信号はポート2から
出力されファイバグレーティング70で反射されてポー
ト2に戻りポート3から出力される。
【0090】波長λ2 の光信号はポート2から出力され
てファイバグレーティング70を通過する。従って、W
DM(波長分割多重)が適用されている光ファイバ伝送
路の途中にポート1及び2を接続することによって、波
長λ1 の光信号の分岐(ドロッピング)を行なうことが
できる。
【0091】もし光サーキュレータ68が従来の4ポー
ト光サーキュレータを用いたものであるとすると、前述
したように、パス(3,1)の損失が大きくなるので、
OTDR(optical time−domain
reflectometry)を良好に実施することが
できない場合がある。
【0092】OTDRは、光ファイバ伝送路の障害点
(接続不完全な箇所や破断点等)の検出及びその位置を
特定するために、或いは光ファイバ伝送路の損失の測定
を行なうために重要な技術である。
【0093】OTDRは、具体的には、光パルスに対す
る反射光の時間変化からファイバ内の状態を評価するも
のである。図13の(A)の実施形態によると、パス
(3,1)の損失を十分小さくすることができるので、
波長λ1 の光を用いてポート3に接続されている光ファ
イバ伝送路についてOTDRを良好に行なうことができ
る。この場合には、波長λ1 の光がポート1に接続され
ている端局装置等から光サーキュレータ68に供給され
る。この光はポート2から出力されファイバグレーティ
ング70で反射してポート2及び3をこの順に経て光フ
ァイバ伝送路に送出され、障害点等による反射光がポー
ト3及び1をこの順に通って端局等に戻る。
【0094】図13の(B)に示される実施形態では、
波長λ2 の光信号がファイバグレーティング70′を通
過してポート1に供給される。ポート3には波長λ1
光信号が供給されている。
【0095】波長λ1 の光信号はポート1から出力され
ファイバグレーティング70′で反射してポート1に戻
る。従って、波長λ1 の光信号及び波長λ2 の光信号は
共にポート2から出力される。
【0096】従って、光ファイバ伝送路の途中にポート
1及び2を接続することによって、波長λ1 の光信号の
挿入(アッディング)を行なうことができる。この実施
形態においても、パス(3,1)の損失が十分に小さい
ので、波長λ1 の光を用いてポート2に接続される光フ
ァイバ伝送路について良好にOTDRを実施することが
できる。
【0097】図14を参照すると、本発明による4ポー
ト光サーキュレータの実施形態が示されている。この実
施形態は、図2の第1実施形態と対比して、反射ユニッ
ト32が省略され、それに代えてポート4及び光結合ユ
ニット30(#4)が設けられている点で特徴付けられ
る。それに伴ってハウジング28′の形状が変更されて
いる。
【0098】ポート4は他のポート1,2及び3と同様
に構成される。また、光結合ユニット30(#4)は他
の光結合ユニット30(#1,#2及び#3)と同様に
副偏波ビームスプリッタ46及び偏波変換ユニット48
を有している。
【0099】尚、光結合ユニット30(#4)の構成要
素の光結合ユニット30(#3)の構成要素に対する関
係は光結合ユニット30(#2)の構成要素の光結合ユ
ニット30(#1)の構成要素に対する関係と同じであ
る。
【0100】この4ポート光サーキュレータの動作は図
2の3ポート光サーキュレータの動作に準じて容易に理
解することができるのでその説明を省略する。図14の
実施形態においては、偏波変換ユニットとして図6に示
されるようなものを用いることができるので、製造が容
易で小型化が可能である。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
順方向の損失が一律に小さく且つ逆方向の損失が一律に
大きい光サーキュレータ(特に3ポート光サーキュレー
タ)の提供が可能になるという効果が生じる。
【0102】また、本発明によると、製造が容易で且つ
小型化に適した光サーキュレータの提供が可能になると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】4ポート光サーキュレータの従来技術を示す図
である。
【図2】3ポート光サーキュレータの第1実施形態を示
す部分断面図である。
【図3】第1実施形態における動作説明図(その1)で
ある。
【図4】第1実施形態における動作説明図(その2)で
ある。
【図5】第1実施形態における動作説明図(その3)で
ある。
【図6】本発明に適用可能な偏波変換ユニットの動作説
明図である。
【図7】3ポート光サーキュレータの第2実施形態を示
す図である。
【図8】複屈折板による副偏波ビームスプリッタの動作
説明図である。
【図9】本発明による3ポート光サーキュレータの第3
実施形態を示す図である。
【図10】本発明による3ポート光サーキュレータの第
4実施形態を示す図である。
【図11】第4実施形態における動作説明図である。
【図12】第4実施形態における効果の説明図である。
【図13】光アッド/ドロップ回路の実施形態を示す図
である。
【図14】本発明による4ポート光サーキュレータの実
施形態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 ポート 30(#1,#2,#3及び#4) 光結合ユニット 32 反射ユニット 40 主偏波ビームスプリッタ 46 副偏波ビームスプリッタ 48 偏波変換ユニット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1乃至第3のポートを有する光デバイ
    スであって、 上記第1乃至第3のポートにそれぞれ光学的に接続され
    る第1乃至第3の光結合ユニットと、 入力ビームに対して90°の偏波面回転を与える反射ユ
    ニットと、 上記第1乃至第3の光結合ユニット及び上記反射ユニッ
    トを透過及び反射により光学的に接続するための偏波分
    離膜を有する主偏波ビームスプリッタとを備え、 上記第1乃至第3の光結合ユニットの各々は、 当該のポートを第1の偏波面を有する第1の偏波ビーム
    と上記第1の偏波面に対して垂直な第2の偏波面を有す
    る第2の偏波ビームとに結合するための副偏波ビームス
    プリッタと、 上記第1の光結合ユニットから上記第2の光結合ユニッ
    トに向かう方向及び上記第3の光結合ユニットから上記
    反射ユニットに向かう方向では上記第1及び第2の偏波
    ビームが上記偏波分離膜を透過し、上記第2の光結合ユ
    ニットから上記第3の光結合ユニットに向かう方向及び
    上記反射ユニットから上記第1の光結合ユニットに向か
    う方向では上記第1及び第2の偏波ビームが上記偏波分
    離膜で反射するように、上記第1及び第2の偏波ビーム
    の一方を偏波変換する手段とを備えている光デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記第1乃至第3のポートの各々は、励振端を有する光
    ファイバと、該励振端に対向して設けられるレンズとを
    備えている光デバイス。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記副偏波ビームスプリッタの各々は、偏波分離膜と、
    該偏波分離膜を挟んで保持するための三角柱プリズム及
    び平行四辺形柱プリズムとを備えている光デバイス。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記副偏波ビームスプリッタは複屈折板からなる光デバ
    イス。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記偏波変換する手段は、それぞれ45°のファラデー
    回転角を有する一対の磁気光学結晶と、該磁気光学結晶
    のそれぞれに対向して設けられる一対の1/2波長板と
    を備え、 該一対の1/2波長板は互いに45°の角度をなす光学
    軸を有している光デバイス。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記第1及び第2の偏波ビームは互いに平行である光デ
    バイス。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記主偏波ビームスプリッタは、上記偏波分離膜を挟ん
    で保持するための一対の三角柱プリズムを更に有してい
    る光デバイス。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記主偏波ビームスプリッタは、上記偏波分離膜を挟ん
    で保持するための三角柱プリズム及び平行四辺形柱プリ
    ズムを更に有しており、それにより上記第1及び第3の
    ポートが同じ側に配置される光デバイス。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記主偏波ビームスプリッタと上記反射ユニットとの間
    に設けられる複屈折平板を更に備えた光デバイス。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の光デバイスであっ
    て、 上記第1及び第2の光結合ユニットのいずれか一方と上
    記主偏波ビームスプリッタとの間に設けられる複屈折く
    さび板を更に備えた光デバイス。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の光デバイスであっ
    て、 上記反射ユニットは、ミラーと、該ミラー及び上記主偏
    波ビームスプリッタの間に設けられる1/4波長板とを
    備えている光デバイス。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の光デバイスであっ
    て、 上記第1乃至第3のポートの少なくともいずれか1つに
    光学的に接続されるファイバグレーティングを更に備え
    ている光デバイス。
  13. 【請求項13】 第1乃至第4のポートを有する光デバ
    イスであって、 上記第1乃至第4のポートにそれぞれ光学的に接続され
    る第1乃至第4の光結合ユニットと、 上記第1乃至第4の光結合ユニットを透過及び反射によ
    り光学的に接続するための偏波分離膜を有する主偏波ビ
    ームスプリッタとを備え、 上記第1乃至第4の光結合ユニットの各々は、 当該のポートを第1の偏波面を有する第1の偏波ビーム
    と上記第1の偏波面に対して垂直な第2の偏波面を有す
    る第2の偏波ビームとに結合するための副偏波ビームス
    プリッタと、 上記第1の光結合ユニットから上記第2の光結合ユニッ
    トに向かう方向及び上記第3の光結合ユニットから上記
    第4の光結合ユニットに向かう方向では上記第1及び第
    2の偏波ビームが上記偏波分離膜を透過し、上記第2の
    光結合ユニットから上記第3の光結合ユニットに向かう
    方向及び上記第4の光結合ユニットから上記第1の光結
    合ユニットに向かう方向では上記第1及び第2の偏波ビ
    ームが上記偏波分離膜で反射するように、上記第1及び
    第2の偏波ビームの一方を偏波変換する手段とを備えて
    いる光デバイス。
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