JPH1017162A - 加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ - Google Patents
加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラInfo
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- JPH1017162A JPH1017162A JP17223196A JP17223196A JPH1017162A JP H1017162 A JPH1017162 A JP H1017162A JP 17223196 A JP17223196 A JP 17223196A JP 17223196 A JP17223196 A JP 17223196A JP H1017162 A JPH1017162 A JP H1017162A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐オゾン性に優れ、長期間使用しても耐久性
が高く、成形加工性に優れた加硫ゴムと、この加硫ゴム
からなる給紙・搬送用ゴムローラを提供することであ
る。 【解決手段】 加硫ゴムは、ゴム成分としてエチレン−
プロピレン−ジエンゴムを含み下記(1)〜(3)に示
す特性を有するゴム組成物を加硫してなる。 (1)ムーニー・スコーチ時間が130℃において15
分以上 (2)加硫速度が170℃において9分以下 (3)ムーニー粘度が130℃において30以下
が高く、成形加工性に優れた加硫ゴムと、この加硫ゴム
からなる給紙・搬送用ゴムローラを提供することであ
る。 【解決手段】 加硫ゴムは、ゴム成分としてエチレン−
プロピレン−ジエンゴムを含み下記(1)〜(3)に示
す特性を有するゴム組成物を加硫してなる。 (1)ムーニー・スコーチ時間が130℃において15
分以上 (2)加硫速度が170℃において9分以下 (3)ムーニー粘度が130℃において30以下
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴムおよび給
紙・搬送用ゴムローラに関する。
紙・搬送用ゴムローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、コピー機、ファクシミリ等
の画像形成装置は、種々のローラ等を組み合わせた紙送
り機構を備えている。コピー機等では画像形成機構上、
強い酸化力を有するオゾンが感光ドラム部分で発生す
る。そのために、上記ローラの素材として、一般には、
ポリノルボルネン(ノーソレックス)、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)、ウレタンゴム、シリ
コーンゴム等の耐オゾン性がある原料が用いられた加硫
ゴムが使用される。中でも最近はEPDMが安価である
ためローラの原料としてよく使用される。
の画像形成装置は、種々のローラ等を組み合わせた紙送
り機構を備えている。コピー機等では画像形成機構上、
強い酸化力を有するオゾンが感光ドラム部分で発生す
る。そのために、上記ローラの素材として、一般には、
ポリノルボルネン(ノーソレックス)、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)、ウレタンゴム、シリ
コーンゴム等の耐オゾン性がある原料が用いられた加硫
ゴムが使用される。中でも最近はEPDMが安価である
ためローラの原料としてよく使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のローラの中でも
紙を装置に給紙したり、装置内部での紙の移動に用いら
れる給紙・搬送用ゴムローラは、耐オゾン性の他、長期
間使用しても紙を確実に移送できる高い搬送力と優れた
耐久性とを備えた素材であることが要求されている。E
PDMは、物性を上げるために加硫ゴムに変換して用い
られるが、その主鎖に2重結合がないため、天然ゴム、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム等に用いられるチウラ
ム系や、チアゾール系、スルフェンアミド系等の一般の
加硫促進剤だけでは十分に加硫できず、摩擦係数が十分
に高い加硫ゴムとはならない。そのため、促進効果の強
い加硫促進剤を含む種々の加硫促進剤を組み合わせて十
分に加硫させて、加硫ゴムを製造するのが通常である。
しかしながら、種々の加硫促進剤を組み合わせると、加
硫反応を制御するのは技術的に困難である。すなわち、
ムーニー・スコーチ時間が短くなったり、加硫速度の制
御が難しくなるので、加硫ゴムの成形加工性が低下し、
給紙・搬送用ゴムローラを量産化できない問題や、仮に
量産化できたとてしても加硫速度が極端に速いため、簡
便な方法である射出成形法を利用できなくなり、製造に
あたってコストが高くなるという問題がある。
紙を装置に給紙したり、装置内部での紙の移動に用いら
れる給紙・搬送用ゴムローラは、耐オゾン性の他、長期
間使用しても紙を確実に移送できる高い搬送力と優れた
耐久性とを備えた素材であることが要求されている。E
PDMは、物性を上げるために加硫ゴムに変換して用い
られるが、その主鎖に2重結合がないため、天然ゴム、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム等に用いられるチウラ
ム系や、チアゾール系、スルフェンアミド系等の一般の
加硫促進剤だけでは十分に加硫できず、摩擦係数が十分
に高い加硫ゴムとはならない。そのため、促進効果の強
い加硫促進剤を含む種々の加硫促進剤を組み合わせて十
分に加硫させて、加硫ゴムを製造するのが通常である。
しかしながら、種々の加硫促進剤を組み合わせると、加
硫反応を制御するのは技術的に困難である。すなわち、
ムーニー・スコーチ時間が短くなったり、加硫速度の制
御が難しくなるので、加硫ゴムの成形加工性が低下し、
給紙・搬送用ゴムローラを量産化できない問題や、仮に
量産化できたとてしても加硫速度が極端に速いため、簡
便な方法である射出成形法を利用できなくなり、製造に
あたってコストが高くなるという問題がある。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、耐オゾ
ン性に優れ、長期間使用しても耐久性が高く、成形加工
性に優れた加硫ゴムと、この加硫ゴムからなる給紙・搬
送用ゴムローラを提供することである。
ン性に優れ、長期間使用しても耐久性が高く、成形加工
性に優れた加硫ゴムと、この加硫ゴムからなる給紙・搬
送用ゴムローラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、EPD
Mを含むゴム組成物を加硫させるのに使用する加硫促進
剤の種類について鋭意検討した結果、一般に使用されて
いる加硫を促進させる強さがさほど高くないチウラム
系、チアゾール系、スルフェンアミド系の加硫促進剤
と、これらよりも加硫を促進させる強さがさらに高い加
硫促進剤とを併用することによって、良好な成形加工性
と長期間にわたる耐久性とが得られることを見いだし
た。さらに、成形加工性と耐久性とがゴム組成物の特定
の物性と関連性があるという知見を得て、本願発明に到
達した。
Mを含むゴム組成物を加硫させるのに使用する加硫促進
剤の種類について鋭意検討した結果、一般に使用されて
いる加硫を促進させる強さがさほど高くないチウラム
系、チアゾール系、スルフェンアミド系の加硫促進剤
と、これらよりも加硫を促進させる強さがさらに高い加
硫促進剤とを併用することによって、良好な成形加工性
と長期間にわたる耐久性とが得られることを見いだし
た。さらに、成形加工性と耐久性とがゴム組成物の特定
の物性と関連性があるという知見を得て、本願発明に到
達した。
【0006】本発明の第1の加硫ゴムは、ゴム成分とし
てエチレン−プロピレン−ジエンゴムを含み下記(1)
〜(3)に示す特性を有するゴム組成物(以下、第1の
ゴム組成物ということがある)を加硫してなる加硫ゴム
である。 (1)ムーニー・スコーチ時間が130℃において15
分以上 (2)加硫速度が170℃において9分以下 (3)ムーニー粘度が130℃において30以下 本発明の第2の加硫ゴムは、エチレン−プロピレン−ジ
エンゴムを含有するゴム成分と、チウラム系、チアゾー
ル系およびスルフェンアミド系加硫促進剤から選ばれる
少なくとも1種と、ジチオカルバミン酸亜鉛塩と、前記
亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸金属塩とを含む加硫促
進剤と、スルホンアミド系スコーチ防止剤とを含み、前
記ゴム成分の40重量%以下の充填剤をさらに含むこと
があるゴム組成物(以下、第2のゴム組成物ということ
がある)を加硫してなる加硫ゴムである。
てエチレン−プロピレン−ジエンゴムを含み下記(1)
〜(3)に示す特性を有するゴム組成物(以下、第1の
ゴム組成物ということがある)を加硫してなる加硫ゴム
である。 (1)ムーニー・スコーチ時間が130℃において15
分以上 (2)加硫速度が170℃において9分以下 (3)ムーニー粘度が130℃において30以下 本発明の第2の加硫ゴムは、エチレン−プロピレン−ジ
エンゴムを含有するゴム成分と、チウラム系、チアゾー
ル系およびスルフェンアミド系加硫促進剤から選ばれる
少なくとも1種と、ジチオカルバミン酸亜鉛塩と、前記
亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸金属塩とを含む加硫促
進剤と、スルホンアミド系スコーチ防止剤とを含み、前
記ゴム成分の40重量%以下の充填剤をさらに含むこと
があるゴム組成物(以下、第2のゴム組成物ということ
がある)を加硫してなる加硫ゴムである。
【0007】本発明の給紙・搬送用ゴムローラは、上記
加硫ゴムからなる。
加硫ゴムからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の加硫ゴムは、特定
の物性を有する第1のゴム組成物を加硫してなるもので
ある。また、本発明の第2の加硫ゴムは、特定の組成を
有する第2のゴム組成物を加硫してなるものである。ま
ず、これらゴム組成物を以下に詳しく説明する。第1のゴム用組成物 第1のゴム用組成物は、ゴム成分としてエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)を含む。ゴム成分中の
EPDMの配合割合については特に限定はないが、後述
の配合割合であると、耐オゾン性および耐摩耗性が高く
なるため好ましい。
の物性を有する第1のゴム組成物を加硫してなるもので
ある。また、本発明の第2の加硫ゴムは、特定の組成を
有する第2のゴム組成物を加硫してなるものである。ま
ず、これらゴム組成物を以下に詳しく説明する。第1のゴム用組成物 第1のゴム用組成物は、ゴム成分としてエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)を含む。ゴム成分中の
EPDMの配合割合については特に限定はないが、後述
の配合割合であると、耐オゾン性および耐摩耗性が高く
なるため好ましい。
【0009】第1のゴム組成物は、さらに以下の(1)
〜(3)の各物性を有する。 (1)JIS K−6300に従って測定されるムーニ
ー・スコーチ時間(t 10)は、130℃において15分
以上である。ムーニー・スコーチ時間が20〜30分で
あると、成形加工性が向上するため好ましい。ムーニー
・スコーチ時間が、130℃において15分未満である
と、たとえば、ゴム組成物を射出成形する際に成形途中
でゴムの焼けが発生することがあり、成形加工性が十分
ではない。
〜(3)の各物性を有する。 (1)JIS K−6300に従って測定されるムーニ
ー・スコーチ時間(t 10)は、130℃において15分
以上である。ムーニー・スコーチ時間が20〜30分で
あると、成形加工性が向上するため好ましい。ムーニー
・スコーチ時間が、130℃において15分未満である
と、たとえば、ゴム組成物を射出成形する際に成形途中
でゴムの焼けが発生することがあり、成形加工性が十分
ではない。
【0010】(2)ASTM D−2084に従って測
定される加硫速度(T90)は、170℃において9分
以下である。加硫速度が6〜9分であると、短時間で加
硫することができ、生産性に優れるため好ましい。加硫
速度時間が、170℃において9分を超えると、加硫時
間が長いため大量生産をするのには適当ではなく、成形
加工性も十分ではない。
定される加硫速度(T90)は、170℃において9分
以下である。加硫速度が6〜9分であると、短時間で加
硫することができ、生産性に優れるため好ましい。加硫
速度時間が、170℃において9分を超えると、加硫時
間が長いため大量生産をするのには適当ではなく、成形
加工性も十分ではない。
【0011】(3)JIS K−6300に従って測定
されるムーニー粘度(ML1+4 )は、130℃において
30以下である。ムーニー粘度が15〜25であると、
特に射出成形がし易く、成形加工性に優れるため好まし
い。ムーニー粘度が、130℃において30を超える
と、早期加硫が進行するため成形加工性が十分ではな
い。
されるムーニー粘度(ML1+4 )は、130℃において
30以下である。ムーニー粘度が15〜25であると、
特に射出成形がし易く、成形加工性に優れるため好まし
い。ムーニー粘度が、130℃において30を超える
と、早期加硫が進行するため成形加工性が十分ではな
い。
【0012】第1のゴム組成物の製造方法については特
に限定はなく、公知の方法を採用することができる。第
1のゴム組成物の製造方法として、たとえば、後述の第
2のゴム組成物を製造する方法を挙げることができる。
第1のゴム組成物は、ゴム成分としてEPDMを含み、
上記(1)〜(3)の各物性を有するものであれば、E
PDM以外にどのような成分を含むものであってもよ
く、その成分の配合割合についても特に限定はないが、
以下の第2のゴム組成物を好ましいものとして挙げるこ
とができる。第2のゴム用組成物 第2のゴム用組成物は、ゴム成分としてエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)を含む。ゴム成分中の
EPDMの配合割合については特に限定はないが、ゴム
成分全体の30重量%以上であると、耐オゾン性および
耐摩耗性が高くなるため好ましい。
に限定はなく、公知の方法を採用することができる。第
1のゴム組成物の製造方法として、たとえば、後述の第
2のゴム組成物を製造する方法を挙げることができる。
第1のゴム組成物は、ゴム成分としてEPDMを含み、
上記(1)〜(3)の各物性を有するものであれば、E
PDM以外にどのような成分を含むものであってもよ
く、その成分の配合割合についても特に限定はないが、
以下の第2のゴム組成物を好ましいものとして挙げるこ
とができる。第2のゴム用組成物 第2のゴム用組成物は、ゴム成分としてエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)を含む。ゴム成分中の
EPDMの配合割合については特に限定はないが、ゴム
成分全体の30重量%以上であると、耐オゾン性および
耐摩耗性が高くなるため好ましい。
【0013】ゴム成分は、EPDM以外の他のゴム成分
を必要に応じて含むものでもよい。このような他のゴム
成分として、たとえば、天然ゴム、エチレン−プロピレ
ンゴム(EPM)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、ブチルゴム(IIR)、クロロスルホン化ポリエ
チレン、シリコーンゴム、ウレタンゴム、シリコーン−
エチレンプロピレン混合ゴム等を挙げることができる。
中でも、他のゴム成分が、天然ゴムであると、良好な強
度が得られるため好ましい。また、ゴム成分中の他のゴ
ム成分の配合割合は、ゴム成分全体の70重量%以下で
あると、耐オゾン性および耐摩耗性が高いため好まし
い。
を必要に応じて含むものでもよい。このような他のゴム
成分として、たとえば、天然ゴム、エチレン−プロピレ
ンゴム(EPM)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、ブチルゴム(IIR)、クロロスルホン化ポリエ
チレン、シリコーンゴム、ウレタンゴム、シリコーン−
エチレンプロピレン混合ゴム等を挙げることができる。
中でも、他のゴム成分が、天然ゴムであると、良好な強
度が得られるため好ましい。また、ゴム成分中の他のゴ
ム成分の配合割合は、ゴム成分全体の70重量%以下で
あると、耐オゾン性および耐摩耗性が高いため好まし
い。
【0014】第2のゴム用組成物は、チウラム系、チア
ゾール系およびスルフェンアミド系加硫促進剤から選ば
れる少なくとも1種の汎用加硫促進剤と、ジチオカルバ
ミン酸亜鉛塩と、前記亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸
金属塩(以下、亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸金属塩
を「ジチオカルバミン酸その他金属塩」ということがあ
る)とを含む。
ゾール系およびスルフェンアミド系加硫促進剤から選ば
れる少なくとも1種の汎用加硫促進剤と、ジチオカルバ
ミン酸亜鉛塩と、前記亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸
金属塩(以下、亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸金属塩
を「ジチオカルバミン酸その他金属塩」ということがあ
る)とを含む。
【0015】チウラム系加硫促進剤としては、たとえ
ば、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMT
M)、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMT
D)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TET
D)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBT
D)、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド(D
PTT)等を挙げることができる。
ば、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMT
M)、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMT
D)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TET
D)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBT
D)、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド(D
PTT)等を挙げることができる。
【0016】チアゾール系加硫促進剤としては、たとえ
ば、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、ジベ
ンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプ
トベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)、2−メルカ
プトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2
−メルカプトベンゾチアゾールのシクロヘキシルアミン
塩(CMBT)、2−(2’4−デニトロフェニルチ
オ)ベンゾチアゾール(DPBT)等を挙げることがで
きる。
ば、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、ジベ
ンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプ
トベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)、2−メルカ
プトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2
−メルカプトベンゾチアゾールのシクロヘキシルアミン
塩(CMBT)、2−(2’4−デニトロフェニルチ
オ)ベンゾチアゾール(DPBT)等を挙げることがで
きる。
【0017】スルフェンアミド系加硫促進剤としては、
たとえば、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾール
スルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベ
ンゾチアゾールスルフェンアミド(BBS)、N−オキ
シエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
(OBS)、N,N’−ジイソプロピル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミド(DPBS)、N,N’−ジ
シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミ
ド等を挙げることができる。
たとえば、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾール
スルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベ
ンゾチアゾールスルフェンアミド(BBS)、N−オキ
シエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
(OBS)、N,N’−ジイソプロピル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミド(DPBS)、N,N’−ジ
シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミ
ド等を挙げることができる。
【0018】汎用加硫促進剤としては、上記チウラム
系、チアゾール系およびスルフェンアミド系加硫促進剤
から選ばれる少なくとも1種であれば特に限定はない。
加硫促進剤は、上記汎用加硫促進剤以外に、ジチオカル
バミン酸亜鉛塩と、ジチオカルバミン酸その他金属塩と
を含む。ジチオカルバミン酸亜鉛塩としては、たとえ
ば、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnMDC)、
ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnEDC)、ジ−
n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnBDC)、ペ
ンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛(ZnPDC)、
エチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnEPD
C)等を挙げることができる。ジチオカルバミン酸亜鉛
塩は、これらのうちいずれか1種でもよく、また、2種
以上であってもよい。
系、チアゾール系およびスルフェンアミド系加硫促進剤
から選ばれる少なくとも1種であれば特に限定はない。
加硫促進剤は、上記汎用加硫促進剤以外に、ジチオカル
バミン酸亜鉛塩と、ジチオカルバミン酸その他金属塩と
を含む。ジチオカルバミン酸亜鉛塩としては、たとえ
ば、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnMDC)、
ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnEDC)、ジ−
n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnBDC)、ペ
ンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛(ZnPDC)、
エチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛(ZnEPD
C)等を挙げることができる。ジチオカルバミン酸亜鉛
塩は、これらのうちいずれか1種でもよく、また、2種
以上であってもよい。
【0019】ジチオカルバミン酸その他金属塩として
は、たとえば、テルル、セレン、鉛、カドミウム、銅、
ビスマス、鉄、ニッケル等の金属の、ジメチルジチオカ
ルバミン酸塩、ジエチルジチオカルバミン酸塩、ジ−n
−ブチルジチオカルバミン酸塩、ペンタメチレンジチオ
カルバミン酸塩、エチルフェニルジチオカルバミン酸塩
等を挙げることができる。ジチオカルバミン酸その他金
属塩は、これらのうちいずれか1種でもよく、また、2
種以上であってもよい。
は、たとえば、テルル、セレン、鉛、カドミウム、銅、
ビスマス、鉄、ニッケル等の金属の、ジメチルジチオカ
ルバミン酸塩、ジエチルジチオカルバミン酸塩、ジ−n
−ブチルジチオカルバミン酸塩、ペンタメチレンジチオ
カルバミン酸塩、エチルフェニルジチオカルバミン酸塩
等を挙げることができる。ジチオカルバミン酸その他金
属塩は、これらのうちいずれか1種でもよく、また、2
種以上であってもよい。
【0020】加硫促進剤中の汎用加硫促進剤、ジチオカ
ルバミン酸亜鉛塩およびジチオカルバミン酸その他金属
塩の配合割合については、特に限定はないが、加硫促進
剤全体に対して、汎用加硫促進剤60〜90重量%、ジ
チオカルバミン酸亜鉛塩5〜30重量%、ジチオカルバ
ミン酸その他金属塩5〜30重量%であると、ムーニー
・スコーチ時間および加硫速度が適切となるため好まし
い。
ルバミン酸亜鉛塩およびジチオカルバミン酸その他金属
塩の配合割合については、特に限定はないが、加硫促進
剤全体に対して、汎用加硫促進剤60〜90重量%、ジ
チオカルバミン酸亜鉛塩5〜30重量%、ジチオカルバ
ミン酸その他金属塩5〜30重量%であると、ムーニー
・スコーチ時間および加硫速度が適切となるため好まし
い。
【0021】第2のゴム用組成物中の加硫促進剤の配合
割合については、特に限定はないが、たとえば、ゴム成
分の1.5〜5重量%であると、加硫後に耐久性に優れ
た物性が得られるため好ましい。第2のゴム用組成物
は、スルホンアミド系スコーチ防止剤を含む。スルホン
アミド系スコーチ防止剤は、低温、高温いずれであって
も効果があり、加硫を阻害することなく、基本的には加
硫物性に大きな影響を与えるものではない。スルホンア
ミド系スコーチ防止剤としては特に限定はない。
割合については、特に限定はないが、たとえば、ゴム成
分の1.5〜5重量%であると、加硫後に耐久性に優れ
た物性が得られるため好ましい。第2のゴム用組成物
は、スルホンアミド系スコーチ防止剤を含む。スルホン
アミド系スコーチ防止剤は、低温、高温いずれであって
も効果があり、加硫を阻害することなく、基本的には加
硫物性に大きな影響を与えるものではない。スルホンア
ミド系スコーチ防止剤としては特に限定はない。
【0022】第2のゴム用組成物中のスルホンアミド系
スコーチ防止剤の配合割合については、特に限定はない
が、たとえば、ゴム成分の0.1〜0.5重量%である
と、スコーチ特性が安定し、ブルームすることもないの
で好ましい。第2のゴム用組成物は、補強性を向上させ
るために、配合割合がゴム成分の40重量%以下の充填
剤を含むことがある。充填剤としては、たとえば、シリ
カ、カーボンブラック、クレー、タルク、炭酸カルシウ
ム、二塩基性亜リン酸塩(DLP)、塩基性炭酸マグネ
シウム、アルミナ等の粉体を挙げることができる。ま
た、第2のゴム用組成物中の充填剤の配合割合が、ゴム
成分の5〜15重量%であると、摩擦力が高く、耐久性
にも優れるようになるため好ましい。充填剤の配合割合
が40重量%を超えると、硬度が高くなり過ぎ、摩擦力
が低下する。
スコーチ防止剤の配合割合については、特に限定はない
が、たとえば、ゴム成分の0.1〜0.5重量%である
と、スコーチ特性が安定し、ブルームすることもないの
で好ましい。第2のゴム用組成物は、補強性を向上させ
るために、配合割合がゴム成分の40重量%以下の充填
剤を含むことがある。充填剤としては、たとえば、シリ
カ、カーボンブラック、クレー、タルク、炭酸カルシウ
ム、二塩基性亜リン酸塩(DLP)、塩基性炭酸マグネ
シウム、アルミナ等の粉体を挙げることができる。ま
た、第2のゴム用組成物中の充填剤の配合割合が、ゴム
成分の5〜15重量%であると、摩擦力が高く、耐久性
にも優れるようになるため好ましい。充填剤の配合割合
が40重量%を超えると、硬度が高くなり過ぎ、摩擦力
が低下する。
【0023】ゴム組成物には、必要に応じて、たとえ
ば、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系等の鉱物油系
軟化剤や、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチル
フタレート(DBP)、ジオクチルセパケート(DO
S)、ジオクチルアジペート(DOA)等の可塑剤;酸
化亜鉛、ステアリン酸等の加硫助剤;イオウ;発泡剤;
老化防止剤;ワックス等の添加剤を配合することができ
る。これらの添加剤の配合割合は特に限定はなく、必要
量を適宜使用することができる。
ば、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系等の鉱物油系
軟化剤や、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチル
フタレート(DBP)、ジオクチルセパケート(DO
S)、ジオクチルアジペート(DOA)等の可塑剤;酸
化亜鉛、ステアリン酸等の加硫助剤;イオウ;発泡剤;
老化防止剤;ワックス等の添加剤を配合することができ
る。これらの添加剤の配合割合は特に限定はなく、必要
量を適宜使用することができる。
【0024】第2のゴム組成物の製造方法としては、公
知の方法を採用することができ、たとえば、上記各成分
をオープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装
置を用いて、60〜130℃、10〜60分間混練する
ことによって得られる。加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ 本発明の第1および第2の加硫ゴム(以下、単に加硫ゴ
ムということがある)は、上記で説明したゴム組成物を
加硫してなるものであり、その用途等によっては加硫す
る前に、必要に応じて所望の形状に成形しておいてもよ
く、加硫しながら所望の形状に成形するものであっても
よい。
知の方法を採用することができ、たとえば、上記各成分
をオープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装
置を用いて、60〜130℃、10〜60分間混練する
ことによって得られる。加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ 本発明の第1および第2の加硫ゴム(以下、単に加硫ゴ
ムということがある)は、上記で説明したゴム組成物を
加硫してなるものであり、その用途等によっては加硫す
る前に、必要に応じて所望の形状に成形しておいてもよ
く、加硫しながら所望の形状に成形するものであっても
よい。
【0025】加硫ゴムの製造方法としては、公知の方法
を採用することができ、たとえば、前記ゴム組成物を、
射出成形機、プレス成形機等の装置を用いて、140〜
180℃、10〜120分間加硫することによって得ら
れる。本発明の給紙・搬送用ゴムローラは加硫ゴムから
なる。給紙・搬送用ゴムローラの製造方法としては、公
知の方法を採用することができ、たとえば、射出成形機
を用いて、加硫しながら給紙・搬送用ゴムローラの形状
に成形して製造する方法や、前記ゴム組成物をトランス
ファー成形、インジェクション成形、加硫缶方式、電気
プレス方式等の方法で、150〜170℃、10〜12
0分間、圧力3〜60kg/cm2 で成形・加硫する方
法がある。
を採用することができ、たとえば、前記ゴム組成物を、
射出成形機、プレス成形機等の装置を用いて、140〜
180℃、10〜120分間加硫することによって得ら
れる。本発明の給紙・搬送用ゴムローラは加硫ゴムから
なる。給紙・搬送用ゴムローラの製造方法としては、公
知の方法を採用することができ、たとえば、射出成形機
を用いて、加硫しながら給紙・搬送用ゴムローラの形状
に成形して製造する方法や、前記ゴム組成物をトランス
ファー成形、インジェクション成形、加硫缶方式、電気
プレス方式等の方法で、150〜170℃、10〜12
0分間、圧力3〜60kg/cm2 で成形・加硫する方
法がある。
【0026】給紙・搬送用ゴムローラの形状について
は、円筒状または円柱状であれば特に限定はない。給紙
・搬送用ゴムローラをコピー機の給紙ローラに用いた一
模式図を図1に示す。給紙ローラ1の中心穴部には軸体
2がはめられ、給紙ローラ1に対設するようにパッド3
が設けられている。軸体2を中心軸廻りに矢印の方向に
回転させると、給紙ローラ1も同中心軸を回転中心とし
て同方向に回転して、給紙ローラ1近傍にある紙4が巻
き込まれ、これが給紙ローラ1とパッド3との隙間を通
過して行くようになり、コピー機の内部に紙4が供給さ
れるようになる。
は、円筒状または円柱状であれば特に限定はない。給紙
・搬送用ゴムローラをコピー機の給紙ローラに用いた一
模式図を図1に示す。給紙ローラ1の中心穴部には軸体
2がはめられ、給紙ローラ1に対設するようにパッド3
が設けられている。軸体2を中心軸廻りに矢印の方向に
回転させると、給紙ローラ1も同中心軸を回転中心とし
て同方向に回転して、給紙ローラ1近傍にある紙4が巻
き込まれ、これが給紙ローラ1とパッド3との隙間を通
過して行くようになり、コピー機の内部に紙4が供給さ
れるようになる。
【0027】次に、給紙・搬送用ゴムローラをコピー機
の搬送ローラに用いた一模式図を図2に示す。上述と同
様にして軸体2がはめられた搬送ローラ5を2つ用意し
て対設し、それぞれの軸体2を反対方向に回転させると
搬送ローラ5近傍にある紙4が巻き込まれ、これが対向
する搬送ローラ5、5の隙間を通過して行くようにな
る。
の搬送ローラに用いた一模式図を図2に示す。上述と同
様にして軸体2がはめられた搬送ローラ5を2つ用意し
て対設し、それぞれの軸体2を反対方向に回転させると
搬送ローラ5近傍にある紙4が巻き込まれ、これが対向
する搬送ローラ5、5の隙間を通過して行くようにな
る。
【0028】給紙・搬送用ゴムローラは、成形加工性に
優れるため容易に大量生産することができ、紙を搬送す
る機構を有する各種装置に用いることができる。たとえ
ば、レーザービームプリンタ、静電式複写機(コピー
機)、普通紙ファクシミリ装置等の画像形成装置の給紙
ローラ、搬送ローラおよび排紙ローラ等に用いると、長
期間使用しても耐久性が高く、耐オゾン性である物性が
十分に発揮される。
優れるため容易に大量生産することができ、紙を搬送す
る機構を有する各種装置に用いることができる。たとえ
ば、レーザービームプリンタ、静電式複写機(コピー
機)、普通紙ファクシミリ装置等の画像形成装置の給紙
ローラ、搬送ローラおよび排紙ローラ等に用いると、長
期間使用しても耐久性が高く、耐オゾン性である物性が
十分に発揮される。
【0029】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例および比較
例を示すが、本発明は、以下の実施例に限定されない。 (実施例1)表1に示した配合で、オープンロールを用
いて、70℃で40分間混練し、湿度55%の雰囲気
下、20日間放置して、ゴム組成物(1)を得た。
例を示すが、本発明は、以下の実施例に限定されない。 (実施例1)表1に示した配合で、オープンロールを用
いて、70℃で40分間混練し、湿度55%の雰囲気
下、20日間放置して、ゴム組成物(1)を得た。
【0030】得られたゴム組成物(1)を、射出成形機
(和光精機(株)製S−78R−750)を用いて、ス
クリュー温度80℃、金型温度170℃、時間15分で
成形し、ゴムローラ(1)を製造した。得られたゴムロ
ーラ(1)の成形加工性、搬送力耐久性および耐オゾン
性を以下の評価方法で評価し、その結果を表2に示し
た。 〔評価方法〕成形加工性 ゴムローラがきれいに成形された場合を○(成形加工性
良好)とし、成形途中でゴムが焼けて成形できなかった
り、ゴムローラにソリが生じて製品として不十分であっ
た場合を×(成形加工性不良)とした。搬送力耐久性 ゴムローラをレーザービームプリンター(ヒューレット
パッカード製、Laser Jet4 Plus)に組
み込んでA4サイズの紙(富士ゼロックス社製、P−A
4)を7日間(合計2000枚)通紙し、通紙前後の搬
送力を図1に示す方法で測定して下式で搬送力低下率
(%)を測定した。
(和光精機(株)製S−78R−750)を用いて、ス
クリュー温度80℃、金型温度170℃、時間15分で
成形し、ゴムローラ(1)を製造した。得られたゴムロ
ーラ(1)の成形加工性、搬送力耐久性および耐オゾン
性を以下の評価方法で評価し、その結果を表2に示し
た。 〔評価方法〕成形加工性 ゴムローラがきれいに成形された場合を○(成形加工性
良好)とし、成形途中でゴムが焼けて成形できなかった
り、ゴムローラにソリが生じて製品として不十分であっ
た場合を×(成形加工性不良)とした。搬送力耐久性 ゴムローラをレーザービームプリンター(ヒューレット
パッカード製、Laser Jet4 Plus)に組
み込んでA4サイズの紙(富士ゼロックス社製、P−A
4)を7日間(合計2000枚)通紙し、通紙前後の搬
送力を図1に示す方法で測定して下式で搬送力低下率
(%)を測定した。
【0031】搬送力低下率(%)=100(F0 −F
2000)/20F2000 F0 :初期搬送力(g) F2000:通紙後の搬送力(g) 搬送力低下率が1.5%以下の場合を○(搬送力耐久性
良好)とし、搬送力低下率が1.5%を超える場合を×
(搬送力耐久性不良)とした。耐オゾン性 ゴム組成物を成形して10cm×10cmのゴム板を作
製し、これをJISK−6301にあるダンベル1号形
に打ち抜き、オゾン濃度50pphm、40℃に保った
試験機中に10%伸長させた状態で放置して、ゴムの表
面に亀裂が生じるかを調べた。ゴムの表面に亀裂が生じ
なかった場合を○(耐オゾン性良好)とし、ゴムの表面
に亀裂が生じた場合を×(耐オゾン性不良)とした。
2000)/20F2000 F0 :初期搬送力(g) F2000:通紙後の搬送力(g) 搬送力低下率が1.5%以下の場合を○(搬送力耐久性
良好)とし、搬送力低下率が1.5%を超える場合を×
(搬送力耐久性不良)とした。耐オゾン性 ゴム組成物を成形して10cm×10cmのゴム板を作
製し、これをJISK−6301にあるダンベル1号形
に打ち抜き、オゾン濃度50pphm、40℃に保った
試験機中に10%伸長させた状態で放置して、ゴムの表
面に亀裂が生じるかを調べた。ゴムの表面に亀裂が生じ
なかった場合を○(耐オゾン性良好)とし、ゴムの表面
に亀裂が生じた場合を×(耐オゾン性不良)とした。
【0032】また、ゴム組成物(1)について、下記の
条件でムーニー・スコーチ時間(t 10)、加硫速度(T
90)およびムーニー粘度(ML1+4 )を測定してその
結果を表3に示した。ムーニー・スコーチ時間(t10) JIS K−6300に従って130℃で測定した。加硫速度(T90) ASTM D−2084に従って170℃で測定した。ムーニー粘度(ML1+4 ) JIS K−6300に従って130℃で測定した。 (実施例2〜5、比較例1〜7)実施例1と同様にし
て、それぞれ表1および表2に示した配合で、オープン
ロールを用いて、70℃で40分間混練し、湿度55%
の雰囲気下、20日間放置して、ゴム組成物(2)〜
(5)および比較ゴム組成物(1)〜(7)を得た。
条件でムーニー・スコーチ時間(t 10)、加硫速度(T
90)およびムーニー粘度(ML1+4 )を測定してその
結果を表3に示した。ムーニー・スコーチ時間(t10) JIS K−6300に従って130℃で測定した。加硫速度(T90) ASTM D−2084に従って170℃で測定した。ムーニー粘度(ML1+4 ) JIS K−6300に従って130℃で測定した。 (実施例2〜5、比較例1〜7)実施例1と同様にし
て、それぞれ表1および表2に示した配合で、オープン
ロールを用いて、70℃で40分間混練し、湿度55%
の雰囲気下、20日間放置して、ゴム組成物(2)〜
(5)および比較ゴム組成物(1)〜(7)を得た。
【0033】得られたゴム組成物を、実施例1と同様に
成形して、ゴムローラ(2)〜(5)および比較ゴムロ
ーラ(1)〜(7)を製造した。得られたゴムローラに
ついてその成形加工性、搬送力耐久性および耐オゾン性
を以下の評価方法で評価し、その結果を表3および表4
に示した。
成形して、ゴムローラ(2)〜(5)および比較ゴムロ
ーラ(1)〜(7)を製造した。得られたゴムローラに
ついてその成形加工性、搬送力耐久性および耐オゾン性
を以下の評価方法で評価し、その結果を表3および表4
に示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】*1 住友化学工業製 エスプレン60
0F EPDM:伸展油=50:50(重量比)であ
る。 *2 日本合成ゴム製 N232S。 *3 日本シリカ製 ニプシルVN−3。 *4 白石カルシウム製 白艶華CC。
0F EPDM:伸展油=50:50(重量比)であ
る。 *2 日本合成ゴム製 N232S。 *3 日本シリカ製 ニプシルVN−3。 *4 白石カルシウム製 白艶華CC。
【0037】*5 三菱化学製 ダイヤブラックH。 *6 大内新興化学製 ノクセラーTET。 *7 大内新興化学製 ノクセラーDM。 *8 大内新興化学製 ノクセラーBZ。 *9 大内新興化学製 ノクセラーEZ。
【0038】*10 大内新興化学製 ノクセラーP
X。 *11 大内新興化学製 ノクセラーTTTE。 *12 大内新興化学製 ノクセラーTTCU。 *13 バイエル製 Vulkalent E/C。 *14 日本モンサント製 PVI。
X。 *11 大内新興化学製 ノクセラーTTTE。 *12 大内新興化学製 ノクセラーTTCU。 *13 バイエル製 Vulkalent E/C。 *14 日本モンサント製 PVI。
【0039】*15 白水化学製 亜鉛華1号。 *16 日本油脂製 ステアリン酸。 *17 鶴見化学 粉末イオウ。
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】*a 焼けが発生した。 *b 加硫に時間がかかった。 *c 金型から取り出す時に加硫ゴムが破損し、加硫が
不十分であった。 *d 粘度が高く、注入がうまくいかず、成形困難であ
った。 実施例1〜5では、いずれも成形加工性、搬送力耐久性
および耐オゾン性に優れている。比較例2、3および6
では、必須の加硫促進剤のうちの1つが欠けており、加
硫速度が遅かったり、加硫が不十分となり、加工成形性
が良くない。比較例1および4では、必須のスコーチ防
止剤がないので、ムーニー・スコーチ時間が短く、加工
成形性が良くない。比較例5では、EPDMを含んでい
ないので、耐オゾン性が良くない。比較例7では、充填
剤量が多いため、ムーニー粘度が高く、流動性が低いの
で成形困難である。
不十分であった。 *d 粘度が高く、注入がうまくいかず、成形困難であ
った。 実施例1〜5では、いずれも成形加工性、搬送力耐久性
および耐オゾン性に優れている。比較例2、3および6
では、必須の加硫促進剤のうちの1つが欠けており、加
硫速度が遅かったり、加硫が不十分となり、加工成形性
が良くない。比較例1および4では、必須のスコーチ防
止剤がないので、ムーニー・スコーチ時間が短く、加工
成形性が良くない。比較例5では、EPDMを含んでい
ないので、耐オゾン性が良くない。比較例7では、充填
剤量が多いため、ムーニー粘度が高く、流動性が低いの
で成形困難である。
【0043】
【発明の効果】本発明は、耐オゾン性に優れ、長期間使
用しても耐久性が高く、成形加工性に優れた加硫ゴムを
提供することができる。また、本発明の給紙・搬送用ゴ
ムローラはこの加硫ゴムからなるため、上記物性を有す
るようになる。
用しても耐久性が高く、成形加工性に優れた加硫ゴムを
提供することができる。また、本発明の給紙・搬送用ゴ
ムローラはこの加硫ゴムからなるため、上記物性を有す
るようになる。
【図1】本発明の給紙・搬送用ゴムローラをコピー機の
給紙ローラに用いた一模式図。
給紙ローラに用いた一模式図。
【図2】本発明の給紙・搬送用ゴムローラをコピー機の
搬送ローラに用いた一模式図。
搬送ローラに用いた一模式図。
1 給紙ローラ 2 軸体 3 パッド 4 紙 5 搬送ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】ゴム成分としてエチレン−プロピレン−ジ
エンゴムを含み下記(1)〜(3)に示す特性を有する
ゴム組成物を加硫してなる加硫ゴム。 (1)ムーニー・スコーチ時間が130℃において15
分以上 (2)加硫速度が170℃において9分以下 (3)ムーニー粘度が130℃において30以下 - 【請求項2】エチレン−プロピレン−ジエンゴムを含有
するゴム成分と、 チウラム系、チアゾール系およびスルフェンアミド系加
硫促進剤から選ばれる少なくとも1種と、ジチオカルバ
ミン酸亜鉛塩と、前記亜鉛塩以外のジチオカルバミン酸
金属塩とを含む加硫促進剤と、 スルホンアミド系スコーチ防止剤と、を含み、前記ゴム
成分の40重量%以下の充填剤をさらに含むことがある
ゴム組成物を加硫してなる加硫ゴム。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の加硫ゴムからな
る給紙・搬送用ゴムローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17223196A JPH1017162A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17223196A JPH1017162A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017162A true JPH1017162A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15938042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17223196A Pending JPH1017162A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 加硫ゴムおよび給紙・搬送用ゴムローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017162A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228673A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-11-07 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用導電性ロール |
| JP2016060837A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 東洋ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP17223196A patent/JPH1017162A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228673A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-11-07 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用導電性ロール |
| JP2016060837A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 東洋ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
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