JPH10172015A - 改札業務の統合管理システム - Google Patents

改札業務の統合管理システム

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JPH10172015A
JPH10172015A JP33411796A JP33411796A JPH10172015A JP H10172015 A JPH10172015 A JP H10172015A JP 33411796 A JP33411796 A JP 33411796A JP 33411796 A JP33411796 A JP 33411796A JP H10172015 A JPH10172015 A JP H10172015A
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ticket
data
gate
collection
card
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康弘 梶原
Masaaki Sawame
正顕 沢目
Masayuki Akao
雅之 赤尾
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Toshiba Engineering Corp
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1Cカード、改札機、改札ゲート及び回収機
の基準データ等を容易に変更でき、かつ集計も簡単に行
える改札業務の統合管理システムを得る。 【解決手段】 発券機15に発券機コントローラ16を
接続し、複数の回収機35に回収機コントローラ36で
回線を結び、かつ複数の改札ゲート24にゲートコント
ローラ25を接続し、これらのコントローラ16、2
5、36がそれぞれ挿入されたメモリカード19、3
3、41のプログラムを該当機に転送する。発券機15
は、投函された複数のリフト券カード17、40を搬送
しながら表面の印字文字を消去して発券機コントローラ
16からの発券情報を書き込むと共に発券状況を転送す
る。改札ゲート24はスキーヤが改札ゲート24に来る
と、この使用者のリフト券カード18の内部データが所
定の条件を満足しているかどうかの判定を行って改札す
る共に、改札状況を転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発券機から発券し
た非接触の記録媒体を用いて改札業務を行う複数場所に
配置された複数の改札機及び回収機を統括的に管理運営
する改札業務の統合管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】冬季の代表的なスポーツであるスキー
は、その滑走時の爽快感等の魅力から、幅広い年代のス
キーヤーに支持されている。しかし、冬季の週末ともな
ると、各地のスキー場にはスキーヤーが大挙して押し寄
せ、しかも、リフトの輸送能力には自ずから限界がある
ため、リフト乗り場は大変な混雑を呈することが多い。
【0003】この混雑を整理してスキーヤーの流れを円
滑にするために、及びスキーヤーのリフトへの不正な搭
乗を防止するために、一般にリフト乗り場には、その改
札ゲート付近に係員を配置している。この係員は、改札
ゲートを通過するスキーヤーを監視し、スキーヤーが円
滑に流れるように気を配りながら、スキーヤーの腕等に
ホルダにより担持されたリフト券を改札する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この改
札業務は、冬季の屋外という悪環境下での業務であり、
しかも単純作業であるため、改札係員にとってきわめて
辛い仕事であった。
【0005】そこで、改札係員を悪環境かつ単純な改札
業務から解放し、しかも改札にかかる人件費を節約でき
る改札管理システムの出現が、スキー場関係者のあいだ
でかねてより切望されていた。
【0006】一方、日頃のストレス解消などを狙って遊
び場であるスキー場にやってきたスキーヤーにとって、
ごく一部のリフト不正乗車を企むスキーヤーのために、
リフト乗り場において係員により監視されながらリフト
券を改札されることは、改札管理上やむを得ないことと
はいえ、ほとんどのスキーヤーが正当なリフト乗車券を
有している実情を鑑みれば、単に煩わしいばかりではな
く、あまり気分の良いものではなかった。
【0007】そこで、本発明者らは、上述の課題を解決
するために、本件出願人が別途提案している、特願平7
−114455号公報に記載の非接触ICカードを用い
たスポーツクラブ等の施設における利用者の居場所を管
理する居場所管理システムに着目し、この居場所管理シ
ステムを、スキー場における改札管理に応用できないか
との発想をなすに至った。
【0008】この居場所管理システムは、利用者の手首
などに非接触ICカードよりなるリストバンドを設け、
このリストバンドとの間で通信可能な自動ID読取装置
を施設内の各所に配設し、この自動ID読取装置に、利
用者毎の現在の居場所及び施設利用状況を集中的に管理
する集中制御装置を通信線を介して接続しておき、リス
トバンドと自動ID読取装置との間で通信を行わせて、
自動ID読取装置を介して利用者毎の現在の居場所及び
施設利用状況等についてのデータを集中制御装置に取込
むようにしている。
【0009】この居場所管理システムによれば、係員
は、利用者毎の現在の居場所及び施設利用状況等を集中
的に管理し、集中制御装置を操作することで利用者毎の
現在の居場所及び施設利用状況等を即座に知ることがで
きるので、例えば利用者に対する呼出がある場合におい
て、利用者にとっては、呼出がある旨を素早く知ること
ができる一方、施設管理者にとっては、この利用者を人
手により探す手間が省けるとともに、呼出がある場合以
外にも、ある期間での利用者毎の施設利用状況等を知る
ことができるので、施設を効率的に管理運営していく上
での利便性が飛躍的に向上する。
【0010】ところが、利用設備は常に正常とは限らな
いし、また使用させたいユーザの条件も相違する。例え
ば割り引き入場者であったりする。
【0011】しかし、ICカードの内部データの変更は
メーカでなければ変更ができないので、当日の使用に間
に合わないという問題点があった。
【0012】もし、このシステムをどのようなユーザに
も直ぐに使用させたいとすれば、このシステムを管理す
る管理会社は、様々な種類のICカードを窓口に非常に
多く保管しなければならないので窓口に広い保管場所を
必要とするという問題点があった。
【0013】また、例え広い保管場所が確保されてユー
ザーの要望に応じたICカードを保管できたとしても、
これらの券種に応じたICカードを探すのは容易ではな
い。
【0014】特に、休日等においては施設利用者が非常
に多くなるので、窓口で係員が直ぐに対応できなければ
窓口も非常に混雑し、ユーザに迷惑をかけることになる
という問題点があった。
【0015】さらに、これらの問題を解決したとして
も、居場所の確認のためには、中央制御装置にも多くの
種類のICカードの呼び出し符号が必要となるので、装
置の解読にも手間取るという問題点がある。
【0016】さらに、業務の終了時においてこのICカ
ードを回収する場合は、様々な種類毎に分けて係員が保
管しなければならないので、係員にとっては非常に時間
がかかるという問題点がある。
【0017】さらに、一旦、設備の利用を許可したユー
ザに対して特定の設備のみの使用を許可した場合等は、
設備の改札ゲートの基準データは様々なユーザのICカ
ードの内部データを登録しなければならないので、容易
に改札業務を開始させることができないという問題点が
あった。
【0018】特に、スキー場では休日となるとリフト券
カードの販売所、改札ゲートは非常に混雑するので、ユ
ーザの要望に応えたリフト券カードを探して販売した場
合には、窓口に大勢のスキーヤが列を成して列ぶことに
なる。また、改札ゲートの運用開始が遅れると改札ゲー
トの前に大勢のスキーヤが列を成して列ぶことになるの
で、スキーヤに非常に迷惑をかけることになる。
【0019】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、設備の状況、使用させたいユーザの状況
が変わっても、直ぐにICカード、発券機、改札ゲー
ト、回収機の基準データ等を容易に変更でき、かつ集計
も簡単に行える改札業務の統合管理システムを得ること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1は、非接触の記
録媒体を使用者に担持させて、複数の遊技場所の複数種
の設備の改札業務を管理する改札業務の統合管理システ
ムにおいて、非接触の記録媒体を複数一度に投函させる
投函口を備え、この投函口からの非接触の記録媒体を一
枚毎に搬送しながら表面の印字文字を消去すると共に、
入力された券種の発券情報を転送された発券業務のプロ
グラムに従って非接触で書き込む一方、この発券状況を
転送する発券機と、遊技場所に複数配置され、使用者が
当ゲートの手前に位置していることを検出して使用者が
担持している非接触の記録媒体の内部データを非接触で
読み、この内部データが所定の改札条件を満足している
かどうかを転送された改札業務のプログラムに基づいて
判定して改札すると共に、このときの改札状況を転送す
る改札ゲートと、遊技場所に複数配置され、非接触の記
録媒体を挿入させる挿入口を備え、この挿入口からの非
接触の記録媒体の内部データが所定の回収条件を満足し
ているかどうかを転送された回収業務のプログラムに基
づいて判定して回収すると共に預かり券を返却する一
方、このときの回収状況を送信する回収機とを備えたこ
とを要旨とする。
【0021】請求項1においては、発券機、回収機、改
札機は転送されたプログラムに従って以下の処理動作を
行う。
【0022】発券機は、投函口に投函された複数の非接
触の記録媒体が一枚毎に搬送されながら表面の印字文字
が消去される。そして、この非接触の記録媒体に、入力
された券種の発券情報が非接触で書き込まれて発券さ
れ、かつこのときの発券状況が転送される。
【0023】次に、発券情報が書き込まれた非接触の記
録媒体を担持した使用者が改札ゲートに来ると、この使
用者の非接触の記録媒体の内部データである発券情報が
非接触で読み込まれ、この内部データが所定の改札条件
を満足しているかどうかが判定されて改札が行われると
共に、このときの改札状況が転送される。
【0024】また、回収機に非接触の記録媒体が挿入さ
れると、この非接触の記録媒体の内部データが所定の回
収条件を満足しているかどうかが判定されて回収が行わ
れて預かり券が返却され、かつこのときの回収状況が転
送される。
【0025】このため、発券機、回収機及び改札ゲート
は転送されたプログラムに従って運用制御するようにさ
れているので、利用する設備状況又は設備の運用に変更
があってもこれらの変更状況に応じた発券業務、改札業
務及び回収業務を直ぐに行わせることが可能となる。
【0026】請求項2は、発券機は、発券機コントロー
ラに接続され、この発券機コントローラは、挿入された
発券用のメモリカードの発券業務のプログラムを発券機
に転送して所望の券種の発券指示を発券機に送信した後
に、発券機からの発券状況を表示又は発券用のメモリカ
ードに登録することを要旨とする。
【0027】請求項2においては、発券機とは別に設け
た発券機コントローラが発券業務用のメモリカードの挿
入に伴って、このメモリカードの発券業務のプログラム
を発券機に転送した後に、所望の券種を発券させる指示
を送信すると共に、発券機からの発券状況を表示又はメ
モリカードに書込する。
【0028】このため、利用する設備状況又は設備の運
用に変更があってもこれらの変更状況及び使用者の要望
に応じた発券情報を書き込んだ非接触の記録媒体を直ぐ
に発券させることが可能となる。
【0029】また、発券機コントローラの表示内容を見
ながら発券ができるので、使用者の要望に応えた券種の
非接触の記録媒体を発券したかをリアルタイムで確認す
ることが可能となる。
【0030】さらに、挿入された発券用のメモリカード
に発券状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、総発券枚数、券種毎の発券枚数等
の発券状況を知ることが可能となる。
【0031】請求項3は、複数の改札ゲートは、改札ゲ
ートコントローラに接続され、この改札ゲートコントロ
ーラは、挿入された改札用のメモリカードの改札業務の
プログラムを複数の改札ゲートに順次転送した後に、改
札ゲートからの改札状況を表示又は改札用のメモリカー
ドに登録することを要旨とする。
【0032】請求項3においては、複数の改札ゲートに
接続された一台の改札ゲートコントローラが挿入された
改札用のメモリカードの改札業務のプログラムを順次転
送する。そして、改札ゲートからの改札状況を表示又は
改札用のメモリカードに登録する。
【0033】このため、利用する設備状況又は設備の運
用に変更があってもこれらの変更状況及び使用者の要望
に応じた条件で直ぐに改札業務を行わせることができ
る。
【0034】また、各改札ゲートの改札状況を表示内容
を見ながら改札できるので、遠隔地点から一人の係員が
スムーズに改札が行われているかをリアルタイムで確認
することが可能である。
【0035】さらに、挿入された改札用のメモリカード
に改札状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、ゲートを通過した総人数、券種毎
の総人数、エラー状況等を知ることが可能である。
【0036】請求項4は、複数の回収機は、回収機コン
トローラに接続され、この回収機コントローラは、挿入
された回収用のメモリカードの回収業務のプログラムを
複数の回収機に順次転送した後に、回収機からの回収状
況を表示又は前記回収用のメモリカードに登録すること
を要旨とする。
【0037】請求項4においては、複数の回収機に接続
された一台の回収機コントローラが挿入された回収用の
メモリカードの回収業務のプログラムを順次転送する。
そして、改札機からの回収状況を表示又は回収用のメモ
リカードに登録する。
【0038】このため、遠隔地点から一人の係員が各回
収機の回収状況(回収枚数、故障、預かり券の残数、券
種毎の回収枚数)をリアルタイムで把握することが可能
となる。
【0039】さらに、挿入された回収用のメモリカード
に回収状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、本遊技場所の設備を実際に利用し
た総員、券種毎の総員等を知ることが可能である。
【0040】請求項5は、改札ゲートは、使用者を検出
すると共に、電波を放射して非接触の記録媒体の内部デ
ータを受信又は書込する非接触の検出装置と、非接触の
検出装置とは分離されて、非接触の検出装置の後方に所
定間隔を有して配置され、改札ゲートコントローラから
転送されたプログラムに従って、非接触の記録媒体の内
部データの基本データ及び使用実績が当該ゲートの通過
条件を満足しているとき、使用者の通過を許可する改札
機とを備えたことを要旨とする。
【0041】請求項5においては、使用者は非接触の検
出装置の位置に来たとき検出され、この非接触の検出装
置から放射されている電波によって担持している非接触
の記録媒体の内部データが読み取られる。そして、この
内部データが後方の改札機により通過許可の判定がなさ
れ、通過許可の場合はゲートを開いて通過させられる。
【0042】このため、非接触の検出装置に位置してい
るとき、使用者は通過の判定結果が分かる。
【0043】請求項6は、改札機は、非接触の記録媒体
の内部データが通過条件を満足していないと判定したと
き、改札ゲートコントローラから通過許可指示が送信さ
れたときは、強制的にゲートを開いて通過を許可するこ
とを要旨とする。
【0044】請求項6においては、記録媒体を持たない
係員又は上記条件を満たさなくとも通過させたい使用者
に対しては、遠隔地点にいる係員の判断で通過を許可さ
せることが可能となる。
【0045】請求項7は、改札機は、非接触の記録媒体
の内部データを最新データに書込み更新するにあたり、
このリフト券のデータが、今回の更新時点より以前に遡
って所定の書込み更新サイクルにおいて書込み更新され
ていないことを条件に、データ書込み更新を行うことを
要旨とする。
【0046】請求項7においては、非接触の記録媒体の
内部データを最新データに書込み更新するにあたり、こ
のデータが、今回の更新時点より以前に遡って所定の書
込み更新サイクルにおいて書込み更新されていないこと
を条件に、データ書込み更新が行われる。
【0047】このため、初心者などが改札ゲートの通過
に手間取って比較的長時間改札ゲート付近に滞っている
間に、複数回にわたり非接触の記録媒体と通信を行い得
たとしても、同一のものに対して、初回の通信時にはデ
ータの更新を行うものの再度のデータ更新は行わない。
【0048】請求項8は、非接触の記録媒体はリフト券
カードであり、このリフト券カードの内部データは、使
用するスキー場のスキー場コード、設備を管理する会社
コード、券種、度数又は時間等の基本データと、残度数
又は残時間、回収済みかどうかを知らせるコード等の使
用実績データとからなっていることを要旨とする。
【0049】請求項8においては、発券機は、投函口に
投函された複数のリフト券カードを一枚毎に搬送しなが
ら表面の印字文字を消去する。そして、このリフト券カ
ードに、スキー場コード、設備を管理する会社コード、
券種、度数又は時間等の基本データとからなる発券情報
が非接触で書き込まれて発券され、かつこのときの発券
状況が発券機コントローラに転送される。
【0050】次に、このようなリフト券カードを担持し
たスキーヤが改札ゲートに来ると、このスキーヤの内部
データである発券情報が非接触で読み込まれ、この内部
データが所定の条件を満足しているかどうかが判定され
て改札が行われると共に、このときの改札状況が改札ゲ
ートコントローラに転送される。
【0051】また、回収機にリフト券カードが挿入され
ると、このリフト券カードの内部データが所定の回収条
件を満足しているかどうかが判定される。回収条件を満
たしているときは、回収済みコードを書き込んで回収が
行われて預かり券が返却され、かつこのときの回収状況
が回収機コントローラに転送される。
【0052】すなわち、発券機、回収機及び改札ゲート
は転送されたプログラムに従って運用制御するようにさ
れているので、ゴンドラ、リフトの設備状況又はゴンド
ラ、リフトの運用に変更があってもこれらの変更状況に
応じた発券業務、改札業務及び回収業務を直ぐに行わせ
ることが可能である。
【0053】
【発明の実施の形態】本実施の形態ではスキー場におけ
る改札業務の統合管理システムとして説明する。
【0054】図1の改札業務の統合管理システムは、発
券機システム10と、改札システム11と、回収機シス
テム12とから構成され、発券機システム10でスキー
ヤの要望に答えた券種のリフト券カードを発券し、改札
システム11でリフト券カードの内部データの判定して
改札させ、かつ回収機システム12で使用済みのリフト
券カードを回収させると共に、これらの発券状況、改札
状況及び回収状況を遠隔地点にある監視小屋、販売所に
設けたコントローラで監視し、必要に応じて各機を制御
するものである。
【0055】また、これらのシステムは、システムを管
理する会社の事務所で作成されたメモリカードのプログ
ラムに基づく方式で運用され、必要に応じてこのメモリ
カードに発券状況、改札状況又は回収状況を登録して遠
隔地点にある会社事務所に渡す。
【0056】発券機システム10は、発券機15と発券
機コントローラ16とから構成される。発券機15は、
発券機コントローラ16から転送された発券業務用のプ
ログラムに従って動作し、後述する投函口に投函された
非接触のリフト券カード17の内部データを発券機コン
トローラ16から指示された券種データに更新し、かつ
表面に券種を示す文字を印字したリフト券カード18を
発券する。また、挿入されたメモリカード19に券種に
応じた発券枚数を書き込む。
【0057】発券機コントローラ16は、発券機15と
専用線20で結ばれ、メモリカード21(発券用)に記
憶されている会社事務所のパソコン22で作成された本
日の発券機システム10の運用方式を規定した発券業務
用のプログラムを発券機15に転送した後に、表示して
いる各種ボタンの押下に基づく券種のリフト券カード1
8を発券機15から発券させる。
【0058】改札システム11は複数の改札ゲート24
と、これらの改札ゲート24の改札状況を監視すると共
に、改札業務を指示するゲートコントローラ25とから
構成されている。また、これらの改札ゲート24とゲー
トコントローラ25とはLAN回線で結ばれている。
【0059】改札ゲート24は、非接触でリフト券カー
ド18の内部データを受信又は書き込むための電波を放
射する非接触の検出装置26と、ゲートコントローラ2
5から転送された改札業務用のプログラムに基づいて非
接触の検出装置26からの内部データを判定してフラッ
パ27を開閉する改札業務を行う改札機28とから構成
されている。
【0060】また、ゲートコントローラ25には各改札
機28と所定の形式で通信を行うための通信制御装置3
0が接続されている。このゲートコントローラ25は、
メモリカード33に格納されている会社事務所のパソコ
ン22で作成された本日の改札業務を規定した改札業務
用のプログラムを改札機28に転送した後に、いずれか
の改札機28と通信を行って現在の改札状況(通過人数
を含む)を表示する。また、改札機28から転送された
改札状況をメモリカード33(改札用)に登録する。
【0061】回収機システム12は、複数の回収機35
と、これらの回収機35の回収状況を監視する共に、回
収機35に対して所定の指示を行う回収機コントローラ
36とから構成されている。また、回収機コントローラ
36と回収機35には通信制御装置37、38が接続さ
れている。
【0062】回収機35は、使用済みのリフト券カード
39の挿入に伴って、このリフト券カード39を内部に
搬送して内部データを消去したリフト券カード40を回
収して、預かり金を返却すると共に、回収状況(回収枚
数を含む)を通信制御装置38を介して回収機コントロ
ーラ36に送信する。
【0063】回収機コントローラ36は、メモリカード
41(回収用)に格納されている会社事務所で作成され
た本日の回収業務用のプログラムを各回収機35に転送
し、回収機35からの回収状況をメモリカード41に記
憶する。
【0064】<各機の詳細>リフト券カード17、1
8、39、40は、図2に示すように、形状が正方形の
四角型であり、表面の周囲に沿って所定幅の白線43が
印字され、この白線43の内部には券種、年月日、スキ
ー場名等が印字されている。
【0065】このリフト券カード17、18、39、4
0は図2に示すように、CPU等で構成されている制御
部44と、アンテナ45を駆動する送受信ドライバ46
と、メモリ47とを備えている。
【0066】発券機15から発券されたリフト券カード
18のメモリ47には、後述する基本データ(第1の基
本データ、第2の基本データを含む)及びユーザの使用
実績等(総称して発券情報という)がフォーマットさ
れ、第1の基本データが何らかの理由で異常になってい
るときは、バックアップ用として設けた第2の基本デー
タを送信する。
【0067】リフト券カード18の制御部44は、アン
テナ45が受信した無線信号が入力すると、送受信ドラ
イバ46を制御して受信信号を増幅する。そして、この
受信信号をデコードし、受信データが送信要求を示して
いるときは、メモリ47の第1の基本データを送信す
る。また、再送要求を示しているときは、第2の基本デ
ータを送信する。
【0068】そして、アンテナ45からの受信データが
通過許可を示しているときは、制御部44はメモリ47
の使用実績記憶領域に使用時刻、使用度数等(総称して
使用実績データという)を書き込む。
【0069】また、メモリ47の基本データは、図3に
示すように、第1の基本データであるスキー場のリフト
券情報(スキー場名、年月日、券種、金額等)が記憶さ
れた第1の基本データ記憶領域P1と、この第1の基本
データと同様なデータ(第2の基本データ)が同じフォ
ーマット形式で記憶された第2の基本データ記憶領域P
3とに記憶されている。この基本データの券種は、ナイ
ター券、一日券、時間券、大人用か、子供用等を示すデ
ータ群からなっている。
【0070】また、ユーザの使用実績が記憶される使用
実績記憶領域P2が両方の基本データ領域の間に設けら
れている。
【0071】第1の基本データ記憶領域P1及びバック
アップ用の第3の基本データ領域P3には、スキー場コ
ード(1)と会社コード(2)と券種コード(3)と回
収可(4)と有効開始日(5)と再発行日(6)と空き
領域(7)を介して発行年月日(8)とが記憶されてい
る。また、最終使用時刻(9)と発行機NO(10)と
発行時間(11)とが記憶されている。
【0072】さらに、使用実績記憶領域P2には、シリ
アルNO(12)と使用度数(13)と使用日数(1
4)と使用度数(14)と初回使用年月日(15)と初
回使用年月日(15)と初回使用時刻(16)と初回使
用時刻(16)と最終使用年月日(17)とが記憶され
ている。
【0073】発券機15は図4に示すように、このリフ
トカード発券機15は、投函口であるホッパ50にバラ
バラに投入されたリフト券カード17又は回収済みのリ
フト券カード35を発券機コントローラ16の指示に基
づいた種類のリフト券カード18にして発行させること
によって、作業員の作業時間を大幅に短縮する。
【0074】このため、発券機15は、図4に示すよう
に、投函されたリフト券カードを搬出口51から一枚毎
に落下させるホッパ50と、ホッパ50からのリフト券
カードを第1のカード搬送用ベルト52上に立てながら
搬送し、後述する表整列部に、ピンチローラ53、54
を介して投函するカード垂直搬送系55と、カード垂直
搬送系55に設けられた光センサ56で垂直搬送中のリ
フト券カードの表裏を検出させ、その表裏に応じた回動
で常にストッカー57に表側(文字情報面)を上にした
リフト券カードを投函する反転機58等からなる表整列
部59とを備えている。
【0075】また、ストッカー57内の表側が上(水平
ともいう)にされたリフト券カードを第2のカード搬送
用ベルト60により、一枚毎に取り出して水平搬送させ
て、ヒータ61により、文字を消した後に、ハロゲンロ
ーラ62、63により、再度熱を加えて後述するリード
/ライター搬送系に投函するヒータ搬送系64と、ヒー
タ搬送系64からの文字が消されたリフト券カードを送
りネジ機構部65により受けて、この送りネジ機構部6
5からの一枚毎の文字が消されたリフト券カードを第3
のカード搬送用ベルト66により第1のアンテナ67の
下を通過させながら内部情報を消したリフト券カードを
得た後に、発券情報に基づいた内部情報を書込んで印字
排出機構部68に搬送するリード/ライト搬送系70と
を備えている。
【0076】印字排出機構部68は、第1のアンテナ6
7を介して搬送されたリフト券カードの表面に、発券機
コントローラ16からの発券情報又はキーボード71か
らの発券情報に基づいた印字情報を印字したリフト券カ
ード18を発券する。
【0077】また、印字排出機構部68側には、発券機
コントローラ16との情報を印字排出機構部68に伝え
たり、あるいはメモリカード19に発券情報を書き込む
情報読取り制御部75と、キーボード71と、LCD7
9と、コンピュータ回路部90の指示に基づいて各部に
所定の制御信号を送出するドライバー回路部80と、上
を通過するリフト券カードに回数券情報を書込む第2の
アンテナ83とを備えている。
【0078】コンピュータ回路部90は、各搬送系の一
周期当たりの搬送速度が常に2秒になるように制御す
る。そして、搬送タイミングのずれが発生したときは、
スタッカ57にリフト券カードを蓄積させたり、送りネ
ジ機構部65にリフト券カードを蓄積させる。そして、
これらのリフト券カードを上記の搬送速度で一枚毎に取
り出させている。
【0079】改札システム11の改札ゲート24は、図
5及び図6に示すように、改札ゲート24は、非接触の
検出装置26と改札機28とがケーブルで接続され、メ
カ的にも電気的にも分離されて非接触の検出装置26が
改札機28の手前に、少しずれて配置されている。この
非接触の検出装置26と改札機28との間隔は、スキー
ヤを一人ずつ判定してスムーズに改札するためにスキー
ヤの人体の幅程度にされている。例えば、非接触の検出
装置26の人体検出用センサBとフラッパ27とは25
0mm程度になるようにされている。
【0080】そして、非接触の検出装置26は、主要な
機能を備えた本体部91をFRPカバーで覆い2本の支
柱92a、92bで支え、この支柱92a、92bの底
部を平板93に固着し、支柱92a側にスキーヤが改札
機28にぶつかるのを防止させるための手摺りバー93
が設けられている。
【0081】また、本体部91の内部には、長方形のア
ンテナ94(230mm×580mmで5回巻き)が取
り付けられ、このアンテナの内側に改札機28とケーブ
ルを介して通信を行いながらアンテナ94をコントロー
ルするアンテナコントローラ95と、人体を検出する人
体検出センサA、Bとが設けられている。このアンテナ
94は、630mm程度の立体的な空間の中で所望の電
界強度を得る。
【0082】また、改札機28は、主要な機能を備えた
本体部96をFRPカバーで覆い、この本体部96をス
タンド97で支持している。
【0083】この本体部96には監視小屋に、スキーヤ
又は係員が異常を音声で通報するためのインターホン9
8と、リフト券カード18の判定結果等を音声でスキー
ヤに通報するためのスピーカ99と、阻止棒であるフラ
ッパ27を収納するフラッパ収納口100と、一回券で
ある磁気カードを挿入させるカード挿入口101等が設
けられている。
【0084】さらに、本体部96の上面には、各表示面
が所定角度にされ、かつ取り付け軸を回転可能にした磁
気反転表示器部103が設けられている。この磁気反転
表示器部103には、赤ランプ灯104と緑ランプ灯1
05とが設けられている。
【0085】また、本体部96の内部には、カード挿入
口101からの磁気カードを読み込むカードリーダ部1
07と、フラッパ27を制御するフラッパ制御部108
と、各部を制御する主制御部109等が設けられてい
る。
【0086】フラッパ制御部108は、フラッパ27を
円柱状のコイルで連結しているため、スキーヤがフラッ
パ27を押したとき、30度程度の範囲で追動し、さら
に押されたときは、抑止する反発力を与えながら不正進
入検出センサが動作するようにしている。
【0087】主制御部109は、通信処理機能を備え、
ゲートコントローラ25からの要求を受信し、この要求
コマンドに応じた応答を転送する。ゲートコントローラ
25からのコマンドが通常の業務開始を示しているとき
は、非接触の検出装置26の人体検出用センサA、Bが
スキーヤを検出すると、非接触の検出装置26のアンテ
ナコントローラ95に対して内部データを読み取りさせ
る信号を送出して内部データを読み、所定の改札条件と
比較して通過可能かどうかを判定する。
【0088】そして、通過可能と判定したときは、アン
テナコントローラ95に所定のデータを書込させる書込
信号を送出した後にフラッパ制御部108に対して通過
許可信号を送出する。このとき主制御部109は、リフ
ト券カード18の内部データの度数を減算し、減算した
度数を磁気反転表示器103に表示させる。
【0089】また、一回券である磁気カード(以下一回
券のリフト券カードという)が挿入口に挿入されると、
磁気記録媒体読み取り部であるカードリーダ部107に
取り込み信号を送出して内部に搬送させ、カードリーダ
部107からの一回券のリフト券カードの内部データを
判定し、通過可能な一回券の場合は使用済みコードを書
込させてカード収納部に投函させると共に、フラッパ制
御部108に通過許可信号を送出する。
【0090】さらに、読み込んだこれらのカードが通過
許可するカードの場合は、その券種に応じた通過人数を
累積する。
【0091】また、主制御部109は、ゲートコントロ
ーラ25から時刻、リフト券カードの基本データ、フラ
ッパ制御のコマンド等を受信し、かつ稼働状況を所定の
形式でゲートコントローラ25に転送する通信機能を備
えている。さらに、主制御部109にはエラーの種類を
表示させるためのLCDと、フラッパ強制解放SW1
と、システムリセットSW2とが取り付けられている。
さらに、退出検出用のセンサCが後部に取り付けられて
いる。
【0092】また、非接触の検出装置26及び改札機2
8は、内部にヒータを備え、電源の投入に伴ってヒータ
を駆動して内部を所定温度に保つ。
【0093】ゲートコントローラ25は、電源の投入に
伴って起動処理を行う。この起動処理はタッチパネル、
LAN等の初期化を行った後に、挿入されたメモリカー
ド33の内部データを読み、この内部データに基づいて
後述する日常業務処理又は改札機28の運用を変更する
ためのメンテナンス処理を行う。
【0094】日常業務処理は、改札ゲート24を通過す
るリフト券カード18及び一回券のリフト券カードの内
部データを判定するための基本のデータ、タッチパネル
のソフトウエアボタンのコマンドを改札ゲート24に転
送し、この改札ゲート24からのデータを所定の形式に
して表示する。
【0095】回収機システム12の回収機35は非接触
のICカードである使用済みのリフト券カード39を内
部に取り込んで内部データを読み込んだ後に、内部デー
タを消去して回収すると共に、券種データ毎の回収枚数
を集計して日銀券(以下紙幣という)を返却する。ま
た、カードの種類毎の集計データと紙幣の返却枚数等を
外部に通報するものである。
【0096】このため、回収機35は、図7に示すよう
に商用電源を所望の電圧に変換して各部に供給すると共
に、バックアップ電源110にこれらの電力を充電する
電源ユニット111と、リフト券カード39をカード挿
入/返却口112より内部に取り込みながらアンテナ1
13により内部データを消去してカード収納袋114に
投函するカード搬送部115と、カード搬送部115の
アンテナ113の放射電波を制御するアンテナコントロ
ール部116とを備えている。
【0097】また、紙幣取出口117から紙幣を一枚毎
に返却する紙幣払い出し部118と、内部を一定の温度
にするヒータ部119と、現在当該装置がどのような状
態かを知らせる案内板群122と、各案内板に対応する
LEDを備えたLED部123と、各部を制御する制御
ユニット124とを備えている。この制御ユニット12
4には通信インタフェース125であるRS232Cが
取り付けられ、遠隔地点の販売所の回収機コントローラ
37と通信ができるようにされている。
【0098】さらに、制御ユニット124にはドアスイ
ッチ125と、鍵スイッチ126とを備えている。
【0099】また、電源ユニット110には、LANP
127とRANPスイッチ128とが接続されている。
【0100】そして、電源ユニット111と、カード搬
送部115と、アンテナ113と、カード収納袋114
と、アンテナコントロール116と、紙幣払い出し部1
18と、ヒータ部119と、制御ユニット124と、ド
アスイッチ125と、鍵スイッチ126と、LANP1
27、LANPスイッチ128とは箱130内に納めれ
ている。また、カード挿入/返却口112と、紙幣返却
口117と、案内板群122とLED部123とは箱1
30に外付けされている。
【0101】カード搬送部115は、カード挿入/返却
口112からのリフト券カード39を制御ユニット12
4からの指示に基づいて内部に取り込んだ後に、取り込
んだリフト券カード39を掃除してカード袋114に投
函する。また、所定条件を満足しない正規のカードでな
いときは、カード挿入/返却口112からリフト券カー
ド39を返却する。
【0102】<動作説明>上記のように構成された改札
業務の統合管理システムについて以下に動作を説明す
る。
【0103】図8は一枚のリフトカードを発券するまで
の発券機15の動作を説明するフローチャートである。
【0104】発券機15の電源を投入すると発券機15
は発券機コントローラ16からのプログラムを読取る。
そして、キーボード71から発券枚数等が設定され、か
つ発券機コントローラ16が操作されて券の種類、スキ
ー場名、金額等からなる発券情報が設定されると、発券
機15がこれらの情報をコンピュータ回路部90に送出
する。
【0105】コンピュータ回路部90は、直ちにドライ
バー回路80を制御して各搬送系を動作状態にする(S
801)。このような状態のときに、回収機35によっ
て回収されたリフト券カード40が発券機15のホッパ
50にバラバラに投入されているとすると、ホッパ50
の搬出口51からリフト券カードが一枚毎に排出されて
渡し板を介してカード垂直搬送系55に落とされる。
【0106】そして、カード垂直搬送系55によってリ
フト券カードが図4に示すように立てられた状態で搬送
され、表裏検出用のセンサ56により、リフト券カード
の表裏の色が検出され、表裏検出信号としてコンピュー
タ回路部90に出力されて、ピンチローラ53、54に
渡される。
【0107】コンピュータ回路部90は、表裏検出用の
センサ56からの表裏検出信号に基づいて、リフト券カ
ードの表裏を判定する(S802)。
【0108】そして、判定結果が表の場合は、反転機5
8を38度回転させる反転機制御信号をドライバー回路
80に送出すると共に、ピンチローラ53、54を回動
させるピンチローラ制御信号をドライバー回路80に送
出して、リフト券カードの表を上にして第1のストッカ
57に水平に投函させる(S803)。
【0109】また、ステップS802でリフト券カード
が裏側であると判定した場合は、反転機58を153度
逆回転させる反転機制御信号をドライバー回路80に送
出すると共に、ピンチローラ53、54を回動させるピ
ンチローラ制御信号をドライバー回路80に送出して、
リフト券カードの表を上にして第1のストッカ57に水
平に投函させて、処理をステップS805に移す(S8
04)。
【0110】次に、第1のストッカ57にリフト券カー
ドが投函されると、リード/ライト搬送系70に設けら
れている送りネジ機構部65の第2のストッカにリフト
券カードが投函されているかどうかを判定する(S80
5)。そして、第2のストッカにリフト券カードが投函
されていると判定したたときは、所定枚数以上かどうか
を判定する(S806)。
【0111】ステップS806で、所定枚数以上と判定
したときは、第1のストッカ57からのリフト券カード
の送出を待機させると共に、リード/ライト搬送系70
の第2のストッカからリフト券カードを一枚取り出させ
た後に、第1のストッカ57から一枚のリフト券カード
を取り出させるカード取出信号をドライバー80に送出
する(S807)。
【0112】次に、コンピュータ回路部90はリード/
ライト搬送系70の第1のアンテナ67を駆動して、送
りネジ機構部65から搬送された一枚のリフト券カード
からの内部情報を受信させる(S809)。
【0113】また、ステップS805で送りネジ機構部
65にリフト券カードが無いと判定したとき、又はステ
ップS806で送りネジ機構部65に所定数以上のリフ
ト券カードが無いと判定したときは、第1のストッカ5
7からリフト券カードを一枚取出させるカード取出信号
をドライバー80に送出する(S810)。
【0114】そして、送りネジ機構部65の第2のスト
ッカ(図示せず)にリフト券カードが投函されると、直
ちに送りネジ機構部65からリフト券カードを取出させ
る取出信号をドライバー80に出力して制御をステップ
S809に戻す(S812)。
【0115】次に、コンピュータ回路部90は、図9に
示すように、図8のステップS809でリード/ライト
搬送系70の第1のアンテナ67を駆動したとき、リフ
ト券カードの内部情報が受信されたかどうかを判定する
(S901)。つまり、リフト券カードに内部情報が記
憶されているかどうかを判定する。
【0116】ステップS901で内部情報が無いと判定
したときは、第1のアンテナ67を駆動してリフト券カ
ードに、発券機コントローラ16からの発券情報を書込
んだリフト券カードを作成する(S902)。例えば、
スキー場名と、年月日と、券種(一日券、半日券、回数
券、ナイタ券)と、金額とを書込む。
【0117】次に、印字排出機構部68は、リフト券カ
ードが搬送されて来ると、発券機コントローラ16から
の発券情報を表に印字したリフト券カード18を発券す
る(S903)。例えば、スキー場名と、年月日と、券
種と、金額とを印字する。
【0118】また、ステップS901でリフト券カード
に内部情報が有ると判定したときは、第1のアンテナ6
7を駆動し、その内部情報を消去して処理をステップS
902に戻す(S904)。
【0119】また、発券機コントローラ16は、一日
券、時間券、子供券、大人券等のリフト券カードを発券
させる通常発券機能の他に、数回使用した回数券カード
の回数を変更する買い足し機能と、2枚の回数券カード
の回数を合計した一枚のリフト券カードを発券させる寄
せ集め機能とを備えている。この買い足し機能及び寄せ
集め機能は第2のアンテナ83に回数券のリフト券カー
ドを当て、内部データを読み取らせ、買い足しデータ又
は寄せ集めデータを搬送してきたリフト券カードに書き
込むことによって発券する。
【0120】すなわち、発券機システム10は、発券機
コントローラ16からの指示に基づいて、リフト券カー
ドに券種データ、スキー場コード、残り度数/残り時間
等のデータを書込むとともに、リフト券カードの表面に
券種、発券日、金額等に関する目視データを印刷した上
で発券して、スキーヤより所定の金額を預かる。
【0121】また、券種データは、回数券、一日券、午
前券/午後券/ナイター券等の時間券、シーズン券、子
供券等もある。また、スキー場コードとは、スキー場を
識別するためにスキー場毎に付された固有のコードのこ
とである。
【0122】さらに、残り度数とは、リフトにあと何回
乗車できるかについての度数データのことであり、残り
時間とは、リフトにあと何時間乗車できるかについての
時間データのことである。
【0123】次に改札システム11を説明する。ゲート
コントローラ16はいずれかの改札機28と回線を結
び、この改札機28に改札業務用のプログラムを転送し
た後に、「運用/停止」、「フラッパの強制解放」、
「時計」、「集計」、「設定」、「猶予時間」等のソフ
トウエアボタン(以下単にボタンという)を表示してい
る。
【0124】このような状態においてゲートコントロー
ラ16は図10に説明する動作を行っている。
【0125】ゲートコントローラ16は、表示部の運用
/停止ボタンが押されたかどうかを判断し(S100
1)、運用/停止ボタンが押されたときは、指定の改札
ゲート24に対して運用/停止要求コマンドを送信して
(S1002)、本処理を出る。また、ステップS10
01で運用/停止ボタンではないと判断したときは、フ
ラッパを強制解放させる強制解放ボタンがおされたかど
うかを判断し(S1003)、強制解放ボタンが押され
たときは強制解放の要求コマンドを送信して(S100
4)、本処理を出る。
【0126】また、ステップS1003で強制解放では
ないと判断したときは、時計ボタンがおされたかどうか
を判断し(S1005)、時計ボタンが押されたとき
は、西暦、月、日、時刻を入力させて改札ゲートに転送
して設定させる時計設定処理を行って(S1006)、
本処理を出る。
【0127】ステップS1005で時計ボタンではない
と判断したときは、猶予時間ボタンが押されたかどうか
を判断し(S1007)、猶予ボタンが押されたとき
は、猶予時間を入力させ、確定ボタンが押されたときに
この猶予時刻を改札ゲート15に転送させる猶予時間処
理を行って(S1008)、本処理を出る。
【0128】また、ステップS1007で猶予時間ボタ
ンではないと判断したときは、集計ボタンの選択かどう
かを判断し(S1009)、集計ボタンと判断したとき
は集計処理を実行して(S1010)、本処理を出る。
この集計処理は、集計ボタンが押されたときに起動し、
入力された改札ゲートに対して集計コマンドを送信し、
転送されてきた改札ゲート24の現在までの会社毎の券
種の通過人数をメモリカードに書き込む。また、集計処
理は、ゲートコントローラ16に接続されているいずれ
かの改札ゲート24が運用を停止していることが条件で
ある。
【0129】また、ステップS1009で集計ボタンで
はないと判定したときは、設定ボタンが押されたかどう
かを判定し(S1011)、設定ボタンが押されたとき
はメモリカードのプログラムを改札ゲート24に転送す
るダウンロード処理を行って(S1012)、本処理を
出る。
【0130】次に、設定ボタンではないと判断したとき
は、エラーリセットボタンが押されたかどうかを判断し
(S1013)、エラーリセットボタンが押されたとき
は、入力された改札ゲート24に対してエラーリセット
を転送するエラーリセット処理を行って(S101
4)、本処理を出る。
【0131】さらに、ステップS1013でエラーリセ
ットボタンではないと判断したときは積算ボタンかどう
かを判断し(S1015)、積算ボタンが押されたと判
断したときは、改札ゲート24に対して積算コマンドを
転送する積算処理を行って(S1016)、本処理を出
る。
【0132】一方、改札ゲート24の改札機28の主制
御部109は、電源の投入に伴って、各部をチェックし
てカウンタ等をクリアすると共に、ゲートコントローラ
25からの改札業務用のプログラムを設定する初期設定
を行う。そして、ゲートコントローラ25からのコマン
ド又はシステムリセットスイッチSW、メンテナンスス
イッチの操作があるかどうかを判定し、ゲートコントロ
ーラ25からのコマンドが運用開始を示している場合
は、ゲートコントローラ25から現在時間、及びリフト
券カード18並びに一回券のリフト券カードの基本デー
タを受信して内部のメモリに設定し、以下に説明する通
常処理を行う。また、いずれかのスイッチの操作があっ
たときは、ゲートコントローラ25からのコマンドを受
け付けて停止してスイッチ操作に基づく処理を優先させ
る。
【0133】本例では、ゲートコントローラ25が運用
開始コマンドを送出した後に行う改札機28の通常の運
用処理を図11を用いて説明する。
【0134】主制御部109は、非接触の検出装置26
の人体検出センサA又はBから人体検出信号A又はBの
入力があるかどうかを待つ(S1101)。ステップS
1101で人体検出信号Aの入力があると判定したとき
は、非接触の検出装置26のアンテナコントローラ95
を用いてリフト券カード18の内部データを読み取らせ
て改札機28側に送出させ、内部データが正しく読み込
まれたかどうかを判定する(S1102)。ステップS
1102において、内部データが正しく読み込まれない
と判定したときは、正しく内部データが読み込まれるま
でリトライを繰り返す。このリトライは、最大3秒間で
ある。
【0135】上述のデータ読込み処理を実行したにもか
かわらず、前記所定時間に亘りデータ読込みに失敗する
と、主制御部109は、リフト券カード18のデータ読
取りに何等かの異常があると判断し、読取り異常処理
(サブルーチン1、以下、SUB1という。)を実行後
にS1101の処理に戻る。
【0136】このような処理は、一回券のリフト券カー
ド(磁気カード)がカードリーダ部107に挿入された
場合でも同様である。
【0137】また、ステップS1102におけるデータ
読込み処理において、リフト券カードのデータ読込みに
成功すると、主制御部109は、リフト券カードの内部
データの解読を行う。また、一回券のリフト券カードが
カードリーダ部107に挿入された場合は、カードリー
ダ部107はこのリフト券カードの内部データを主制御
部109に送出する。
【0138】主制御部109は、出力された内部データ
の券種コードが一回券又は通常のリフト券を示している
かどうかを判定する(S1103)。
【0139】ステップS1103において、一回券であ
ると判定したときは、主制御部109は、この1回券デ
ータの内部データとゲートコントローラ25から転送さ
れた一回券の基本データと比較する1回券データ比較処
理(サブルーチンSUB2)を実行する。このとき、主
制御部109は、スピーカ99から「一回券用のカード
リーダに挿入指示のメーセージ」を発生させる。
【0140】次に、この比較結果に基づいてこの1回券
が利用可能か否かの判定を行う(S1104)。ステッ
プS1104における判定の結果、1回券が利用不可能
であると判定されると、主制御部109は、この1回券
の異常の理由を表示させる等の異常状態に応じた処理を
行う各種異常処理(サブルーチンSUB3)を実行し、
この実行後にS1101に戻る。この各種異常処理は、
スキー場又は会社コードの不一致、未有効開始日、無効
券使用等の20項目からなっており、いずれかの異常を
検出したとき、ゲートコントローラ25に通知する。
【0141】ステップS1104において利用可能な一
回券と判定したときは、主制御部109は、カードリー
ダ部107に対して一回券を内部に挿入させる指令を送
出して、カード収納部に投函させて回収する(S110
5)。
【0142】また、ステップS1103で通常のリフト
券カード18と判定されたときは、主制御部109は、
前回の処理においてリフト券カード18のデータ書込み
が行われたか否かを判定する(S1106)。ステップ
S1106における書込み判定の結果、前回の一連の処
理においてリフト券カード18の内部データ書込みが行
われていないと判定すると、主制御部109は、前回書
込んだ内部データと今回読込んだ内部デ−タとを比較す
ることにより、リフト券カード18の内部データは更新
済みか否かの判定を行い(S1107)、この判定の結
果、リフト券カード18は前回において内部データを更
新済みであると判定すると、主制御部109は、フラッ
パ27を開放位置に駆動させる処理を行う。
【0143】ステップS1106において書込み判定を
行う趣旨は、一連の処理が正常に行われている場合に
は、前回の処理においてリフト券カード18の内部デー
タ書込みが行われるのが通常であることを前提として、
このステップS1106により、一連の処理が通常状態
にあるか、又は、通常状態にないのかのふるいわけをす
るためである。このステップS1106乃至S1107
における一連の処理により、前回の処理の流れにおいて
リフト券カード18の内部データ書込みが行われていな
いが、リフト券カード18の内部データは更新済みであ
ると判定すると、主制御部109は、再度のデータ更新
は行わずに、フラッパ制御部108に制御信号を送出し
てフラッパ27を開放位置に駆動させてスキーヤを通過
させる。
【0144】従って、初心者のスキーヤなどが改札機2
8の通過に手間取って比較的長時間改札機28付近に滞
っている間に、リフト券カード18が非接触の検出装置
26と複数回にわたり内部データの受信を得たとして
も、主制御部109は、同一のリフト券カードに対し
て、初回の通信時には内部データの更新を行うものの再
度の内部データ更新は行わない。
【0145】この結果、主制御部109は、実際の搭乗
回数に対応した度数分だけリフト券カード1より度数を
差引くことが可能となる。このとき、改札機28は通過
許可を知らせる緑ランプ灯105を点灯させる。また、
改札ゲート24の非接触の検出装置26と改札機28と
はメカ的にも電気的にも分離されて非接触の検出装置2
6が改札機28の手前に、少しずれて配置され、かつ磁
気反転表示器部103が少し角度を有して設けられてい
るので、磁気反転表示器部103に表示された残度数、
残時間をスキーヤが一目で見ることができる。このた
め、後何回又は後何時間の滑降ができるかが分かる。
【0146】また、ステップS1106における書込み
判定の結果、前回の処理においてリフト券カード18の
内部データ書込みが行われていると判定すると、又は、
ステップS1107における判定の結果、リフト券カー
ド18は前回データ更新をしていないと判定すると、主
制御部109は、リフト券カード18より読込んだ基本
データとゲートコントローラ25からの基本データと比
較するデータ比較処理(サブルーチンSUB4)を実行
し、この比較結果に基づいてリフト券カード1が利用可
能か否かの判定を行う(S1108)。
【0147】この判定の結果、リフト券カード1が利用
不可であると判定されると、主制御部109は、このリ
フト券カード18の異常理由を表示させる等の異常状態
に応じた処理を行う各種異常処理(サブルーチンSUB
5)を実行し、この実行後にS1101に戻る。この各
種異常処理は例えば、スキー場又は会社コードの不一
致、未有効開始日、無効券使用等の20項目からなって
おり、いずれかの異常を検出したとき、ゲートコントロ
ーラ25に通知する。
【0148】さらに、ステップS1108における判定
の結果、リフト券カード18が利用可能であると判定さ
れると、主制御部109は、リフト券カード18の内部
データの基本データである券種データ、スキー場コー
ド、会社コード、並びに使用実績データである残り度数
/残り時間等を書込み更新する後述のデータ書込み処理
を実行(サブルーチンSUB6)し、この実行後に、主
制御部109は、サブルーチンSUB6におけるデータ
書込みが成功したか否かの判定を行う(S1109)。
この判定の結果、データ書込みが失敗したと判定される
と、後述するサブルーチンSUB7の書込み異常処理を
実行後にS1101に戻る。なお、サブルーチンSUB
6の内部データ書込み処理は、初回の内部データ書込み
に失敗すると、ステップS1101に戻って初めから処
理を繰り返す。この繰り返しの回数は、この初回のデー
タ書込み処理を含んで、例えば3回を上限に繰返しデー
タ書込み処理が実行されるように設定する。
【0149】ステップS1109で書込が済んだと判定
したときは、主制御部109は、フラッパ制御部107
に制御信号を送出してフラッパ27を開放位置に駆動さ
せる処理を実行する(S1110)。フラッパ27の開
放位置への駆動後、主制御部109は、退出検知センサ
Cよりの退出検知信号Cの入力を待つ(S1111)。
この退出検知信号Cが入力されると、つまり、退出検知
センサCがゲートよりの退場を検出すると、主制御部1
09は、フラッパ27を閉止位置に駆動させる処理を実
行(S1112)後にステップS1101に戻る。次
に、回収システム12を図12のフローチャートを用い
て詳細に説明する。本説明では回収機コントローラ36
から各回収機35に回収業務用のプログラムが転送され
ている。
【0150】回収機コントローラ36は、表示している
データ収集ボタンが選択されると、メモリカード41が
挿着されているかどうかを判断する(S1201)。
【0151】ステップS1201でメモリカード41が
装着されていると判断したときは、ボリュームラベルが
正しいか(回収機用のメモリカードかどうか)どうかを
判断する(S1202)。ステップS1202でボリュ
ームラベルが正しいと判断したときは、回収機コントロ
ーラ36が監視する全ての回収機35は停止中かどうか
を判断する(S1203)。すなわち、本日の営業が終
了した時点で集計をとるようにしている。
【0152】また、全ての回収機が停止しているかの判
断は、回収機コントローラ36がポーリング方式で各回
収機に対して動作状態要求コマンドを送信して判断す
る。
【0153】次に、ステップS1203で全ての回収機
が停止と判断したときは、挿着されたメモリカード41
に各回収機の収集履歴ファイルが作成されているかどう
かを判断する(S1204)。この収集履歴ファイル
は、データを送信するときに付けられる送信番号(以下
データ収集番号という)と収集したデータを記憶するた
めの収集データ領域とからなる。
【0154】次に、ステップS1204で各回収機の収
集履歴ファイルが作成されていると判断したときは、収
集データ要求コマンドを送信し(S1205)、回収機
35からの収集データを受信する(S1206)。
【0155】また、ステップS1204でメモリカード
に、収集履歴ファイルが存在しないときは、その回収機
35の収集履歴ファイルを作成して処理をステップS1
205に戻す(S1207)。
【0156】次に、ステップS1206で収集データを
受信すると、この収集データが正しく受信されたかどう
かを判断する(S1209)。
【0157】ステップS1207で正しく受信されない
と判断したときは処理をステップS1205に戻して再
び収集データ(リトライ最大3回)を受信する。
【0158】また、3回のリトライでも収集データが正
しく受信できないときは、回収機35に対して動作状態
要求コマンドを送信して回収機35がメンテナンス中か
どうかを判断する(S1210)。ステップS1210
でメンテナンス中と判断したときは、データ収集中止処
理を行う(S1211)。さらに、ステップS1210
でメンテナンス中でないと判断したときは通信異常処理
を行う(S1212)。
【0159】また、ステップS1209でデータを正常
に受信したと判断したときは、受信したデータ収集番号
が更新されているかどうかを判断する(S1213)。
このステップS1213の判断は、受信データのデータ
収集番号と回収履歴ファイルのデータ収集番号と比較す
ることによって判断する。
【0160】この比較の理由を説明する。回収機コント
ローラ36はデータ収集の要求コマンドを送信したとき
にメモリカード41から読み込んでデータ収集の要求コ
マンドにデータ収集番号を付加して送信し、回収機35
は収集データを回収機コントローラ36側に送信すると
きは、データ収集が何時のものかを知らせるために受信
した回収機コントローラ36のデータ収集番号を更新し
て送信している。
【0161】また、回収機は通信エラーとなったとき
は、データ収集番号の更新は行わないで、エラー時にお
ける収集データを送信する。
【0162】このため、回収機からのデータを受信した
ときに、データ収集の要求コマンドを送信したときのデ
ータ収集番号と回収機からの受信データのデータ収集番
号とを比較すると、回収機35からの受信データがエラ
ー時における収集データかどうかが分かる。
【0163】次に、ステップS1213でデータが更新
されていると判断したときは、前回にこの回収機のデー
タを収集しているかどうかを判断する(S1214)。
【0164】ステップS1214で前回に同じ回収機の
データを受信していると判断したときは、いままでの収
集データの収集枚数と今回受信した収集データの収集枚
数とを加算し(S1215)、カードメモリの収集デー
タの収集枚数をこの加算値に更新する(S1216)。
【0165】そして、回収機35に対して初期化コマン
ドを送信し(S1217)、回収機から初期化コマンド
に対する処理を正常に行ったことを示す正常応答がある
かどうかを判断する(S1218)。ステップS121
8で正常応答がないと判断したときは、処理をステップ
S1217に戻して再び初期化コマンドを送出する。
【0166】また、ステップS1218で正常応答を受
信したときは、履歴ファイルのデータ番号更新処理を行
う(S1219)。そして、全ての回収機の収集データ
を収集したかどうかを判断する(S1220)。全ての
回収機の収集データを収集していない場合は、処理をス
テップS1204に戻し、全ての回収機のデータを収集
した場合は本処理を終了する。
【0167】さらに、ステップS1213でデータ収集
番号が更新されていないと判断したときは、データ内容
更新判定手段がデータ内容が更新されているかどうかを
判断する(S1221)。
【0168】ステップS1221でデータの内容が更新
されているときは、現在まで収集データの収集枚数に今
回の収集データの収集枚数から前回の収集データの収集
枚数を減算したデータを加算する(S1222)。すな
わち、ステップS1222ではエラーが発生して送られ
た前回の収集データの収集枚数を排除している。
【0169】さらに、ステップS1214で前回に収集
データを収集していないと判断したときは、収集データ
をメモリカード41に書き込んで処理をステップS12
16に戻す(S1223)。
【0170】従って、業務を停止した時点で遠隔地点よ
り、全ての自動回収機が回収して収集した収集枚数デー
タを集めて他の記録単体に登録することができると共
に、収集枚数データを収集した時点で次の業務開始に備
えさせることができる。
【0171】一方、回収機は回収機コントローラ36か
らの回収業務用のプログラムを受信した後に運用開始指
令を受信したときは以下に説明する処理を行っている。
【0172】図13は回収機の動作を説明するフローチ
ャートである。初めに回収機はリトライカウンタをクリ
アして(S1301)、アンテナコントローラ部116
に対してリフト券カード39の基本データが書き込まれ
ている1ぺージ領域(P1)を読み込みさせるデータ読
込信号を送出して、この領域のデータをアンテナコント
ローラ部116から読み取り一時記憶する(S130
5)。
【0173】そして、読み取った内部データを解読でき
るかどうか(リードエラー)を判定する(S130
5)。ステップS1305でリードエラーと判定したと
きは、リトライカウンタを更新し(S1307)、この
リトライカウンタが「2」になったかどうかを判定する
(S1309)。ステップS1309でリトライカウン
タが「2」と判定したときは、処理をステップS130
3に戻して再びリフト券カード39の内部データを読み
込ませる。この内部データは、リフト券カード39に書
き込まれている基本データと使用実績データである。
【0174】また、ステップS1309でリトライカウ
ンタが「2」と判定したときは、データ判定NG処理
(S1311)を行って処理を終了する。このデータ判
定NG処理というのは、カード搬送部115のモータを
逆回転させてカード挿入/返却口112からリフト券カ
ード39を返却させ、かつ案内板の「窓口持ち込み」指
示のLEDを点灯させる。
【0175】また、ステップS1305で内部データが
正常にアンテナによって読み込まれたと判定したとき
は、読み込んだ基本データに回収フラグが立てられてい
ないかどうかを判断する(S1313)。この回収フラ
グは「1」が立てられている場合は、既に回収機によっ
て回収済みであることを示している。
【0176】ステップS1313でを回収フラグが立て
られていないと判断したときは、読み込んだ基本データ
のスキー場コードが予め記憶されているスキー場コード
に一致しているかどうかを判断する(S1315)。
【0177】ステップS1315でスキー場コードが一
致していると判断したときは、読み込んだ基本データが
示す発行年月日(時間も含む)が「よい」かどうかを判
断する(S1317)。ステップS1317で発行年月
日が「よい」と判断したときは、会社コードが所定のコ
ードがどうかを判断する(S1319)。
【0178】ステップS1319で会社コードが所定の
コードと判断したときは、アンテナコントローラ部11
6に対して2ページ領域(P2)の内部データを読み取
りさせるコマンドを送出し、アンテナコントローラ部1
16からの内部データを読み取る(S1321)。
【0179】そして、リードエラーかどうかを判定し
(S1323)、リードエラーでないときは、使用度数
が「0」かどうかを判定する(S1325)。ステップ
S1325で使用度数が「0」ではないと判定したと
き、すなわち所定条件を満足したときはそのリフト券カ
ードの券種に対応する回収ファイルの枚数と回収時間と
を更新するデータ判定許可処理を行う(S1327)。
そして、アンテナコントローラ部116に内部データを
消去させるコマンドを送出して、リフト券カード39の
データ領域をクリアにして(S1329)、本処理を終
了する(S1331)。
【0180】また、リトライカウンタが「2」になった
と判定したとき、回収フラグ「1」が立てられていると
判定したとき、又は発行年月日が「よく」ないと判定し
たとき、若しくは会社コードが所定のコードではないと
判定したとき、或いは2ページ領域(P2)の内部デー
タがリードエラーであると判定したとき、使用度数が
「0」と判定したときは、ステップS1311に戻して
データ判定NG処理を行う。
【0181】すなわち、スキー場コード、発行年月日、
回収フラグの状態、使用度数等からなる所定条件が満足
しているときに、データ判定OK処理を行うようにして
いる。
【0182】また、リフト券カードによっては、1ペー
ジ領域(P1)に基本データを記憶すると共に、2ペー
ジ領域以後の他のページ領域に、同じ基本データを記憶
したものもある。このようなリフト券カードを読み込む
ときは、ステップS1309でリトライカウンタが
「2」と判定した後に、ステップS1203に戻して前
述の他のページ領域を読み込みさせる。
【0183】従って、発券機システム10、改札システ
ム11及び回収システム12のそれぞれのメモリカード
を会社事務所のパソコン22で解析すると、スキー場に
おけるリフト券の売上げと、リフト単位の乗車人数、会
社毎の売り上げ等が分かる。
【0184】また、時間帯ごとの売上管理やリフト利用
状況などを把握することができるので、これらの情報に
基づいてスキー場の経営者は、オフィスに居ながらにし
て、係員の採用又はスキー場内各所への配置、ある時間
帯に対するリフトの稼働状況、及びリフトの増設の要否
等のスキー場の経営企画を行うことができる。
【0185】なお、最近では、1つのスキーエリアに対
して複数の経営者がそれぞれ個別のスキー場を開設する
ことがある。この場合、スキーヤの利便性を考慮して、
各スキー場(管理会社が相違する)に共通のリフト券を
発行し、これらスキー場間をスキーヤが自由に行き来で
きるようにすることが多い。この時に問題となるのが、
リフト券の売上げ金額を複数のスキー場間でどのように
分配するかである。このような場合にも、本発明に係る
改札業務の統合管理システムによれば、複数スキー場が
あるなかで、各スキー場での会社単位の券種毎のスキー
ヤのリフト利用状況を把握できるため、前述の問題を容
易に解決することができる。
【0186】例えば、事務所のパソコン22でスキーエ
リア全体での共通のリフト券の総売上げ金額を算出す
る。次に、このスキーエリアでスキーヤが共通リフト券
を使用してリフトを利用した総回数を算出しておき、前
記した各スキー場でのスキーヤが共通リフト券を使用し
てリフトを利用した回数を、前記した総回数でそれぞれ
除算する。
【0187】すると、このスキーエリア全体での各スキ
ー場におけるそれぞれのリフト利用率が求められる。こ
こで、求められた各スキー場のリフト利用率に、このス
キーエリア全体での共通のリフト券の総売上げ金額をそ
れぞれ乗算すれば、共通のリフト券の総売上げ金額に対
する、リフト利用率に応じた各スキー場の取り分を求め
ることができる。
【0188】このようにして求められた各スキー場の取
り分は、リフト利用率に応じた金額であるため、この分
配手法は相応であると言える。このように、上記した1
つのスキーエリアに対して、複数の経営者がそれぞれ個
別のスキー場を開設する際における困難な課題を、リフ
ト券の売上げ集計、及びリフト乗車集計等のデータ集計
を可能にするとともに、これら集計データに適宜情報処
理を施すことにより、容易に解決することができてい
る。
【0189】尚、上記実施の形態ではスキー場に用いる
リフト券カードを例にして説明したが他の遊技場の改札
業務に本システムを適用させてもよい。
【0190】
【発明の効果】請求項1によれば、利用する設備状況又
は設備の運用に変更があってもこれらの変更状況に応じ
た発券業務、改札業務及び回収業務を直ぐに行わせるこ
とができるという効果が得られている。
【0191】請求項2によれば、利用する設備状況又は
設備の運用に変更があってもこれらの変更状況及び使用
者の要望に応じた発券情報を書き込んだ非接触の記録媒
体を直ぐに発券させることができるという効果が得られ
ている。
【0192】また、発券機コントローラの表示内容を見
ながら発券ができるので、使用者の要望に答えた券種の
非接触の記録媒体を発券したかをリアルタイムで確認す
ることができるという効果が得られている。
【0193】さらに、挿入された発券用のメモリカード
に発券状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、総発券枚数、券種毎の発券枚数等
の発券状況を知ることができるという効果が得られてい
る。
【0194】請求項3によれば、利用する設備状況又は
設備の運用に変更があってもこれらの変更状況及び使用
者の要望に応じた条件で直ぐに改札業務を行わせること
ができるという効果が得られている。
【0195】また、各改札ゲートの改札状況を表示内容
を見ながら改札できるので、遠隔地点から一人の係員が
スムーズに改札が行われているかをリアルタイムで確認
することができるという効果が得られている。
【0196】さらに、挿入された改札用のメモリカード
に改札状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、ゲートを通過した総人数、券種毎
の総人数、エラー状況等を知ることができるという効果
が得られている。
【0197】請求項4によれば、遠隔地点から一人の係
員が各回収機の回収状況(回収枚数、故障、預かり券の
残数、券種毎の回収枚数)をリアルタイムで把握するこ
とができるという効果が得られている。
【0198】さらに、挿入された回収用のメモリカード
に回収状況を登録するので、メモリカードを事務所のパ
ソコンで解析すると、本遊技場所の設備を実際に利用し
た総員、券種毎の総員等を知ることができるという効果
が得られている。
【0199】請求項5によれば、改札ゲートの非接触の
検出装置に使用者が位置しているとき、改札機における
通過の判定結果が分かる。
【0200】請求項6によれば、記録媒体を持たない係
員又は上記条件を満たさなくとも通過させたい使用者に
対しては、遠隔地点にいる係員の判断で通過を許可させ
ることができるという効果が得られている。
【0201】請求項7によれば、初心者などが改札ゲー
トの通過に手間取って比較的長時間改札ゲート付近に滞
っている間に、複数回にわたり非接触の記録媒体と通信
を行い得たとしても、同一のものに対して、初回の通信
時にはデータの更新を行うものの再度のデータ更新は行
わないという効果が得られている。
【0202】請求項8によれば、発券機、回収機及び改
札ゲートは転送されたスキー場の運用を行うプログラム
に従ってリフト券カードの内部データを読み込んで運用
制御するので、ゴンドラ、リフトの設備状況又はゴンド
ラ、リフトの運用に変更があってもこれらの変更状況に
応じたリフト券の発券業務、リフト券の改札業務及びリ
フト券の回収業務を直ぐに行わせることができるという
効果が得られている。
【0203】また、回収機コントローラ側では、本日の
リフト、ゴンドラの総使用人数が分かると共に、改札機
コントローラ側で現在のリフト、ゴンドラの利用状況を
券種毎に把握できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】改札業務の統合管理システムの概略構成図であ
る。
【図2】リフト券カードの構成図である。
【図3】リフト券カードの内部データの説明図である。
【図4】発券機の概略構成図である。
【図5】改札ゲートの平面図である。
【図6】改札ゲートの正面図である。
【図7】回収機の概略構成図である。
【図8】発券機の概略動作を説明するフローチャートで
ある。
【図9】発券機の概略動作を説明するフローチャートで
ある。
【図10】ゲートコントローラの動作を説明するフロー
チャートである。
【図11】改札機の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図12】回収機コントローラの動作を説明するフロー
チャートである。
【図13】回収機の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 発券機システム 11 改札システム 12 回収機システム 15 発券機 16 発券機コントローラ 22 会社事務所のパソコン 24 改札ゲート 25 ゲートコントローラ 26 非接触の検出装置 27 フラッパ 28 改札機 35 回収機 36 回収機コントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触の記録媒体を使用者に担持させ
    て、複数の遊技場所の複数種の設備の改札業務を管理す
    る改札業務の統合管理システムにおいて、 前記非接触の記録媒体を複数一度に投函させる投函口を
    備え、この投函口からの非接触の記録媒体を一枚毎に搬
    送しながら表面の印字文字を消去すると共に、入力され
    た券種の発券情報を転送された発券業務のプログラムに
    従って非接触で書き込む一方、この発券状況を転送する
    発券機と、 前記遊技場所に複数配置され、前記使用者が当ゲートの
    手前に位置していることを検出して前記使用者が担持し
    ている非接触の記録媒体の内部データを非接触で読み、
    この内部データが所定の改札条件を満足しているかどう
    かを転送された改札業務のプログラムに基づいて判定し
    て改札すると共に、このときの改札状況を転送する改札
    ゲートと、 前記遊技場所に複数配置され、前記非接触の記録媒体を
    挿入させる挿入口を備え、この挿入口からの前記非接触
    の記録媒体の内部データが所定の回収条件を満足してい
    るかどうかを転送された回収業務のプログラムに基づい
    て判定して回収すると共に預かり券を返却する一方、こ
    のときの回収状況を送信する回収機と、を有することを
    特徴とする改札業務の統合管理システム。
  2. 【請求項2】 前記発券機は、発券機コントローラに接
    続され、この発券機コントローラは、 挿入された発券用のメモリカードの発券業務のプログラ
    ムを前記発券機に転送して所望の券種の発券指示を前記
    発券機に送信した後に、前記発券機からの発券状況を表
    示又は前記発券用のメモリカードに登録することを特徴
    とする請求項1記載の改札業務の統合管理システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の改札ゲートは、改札ゲートコ
    ントローラに接続され、この改札ゲートコントローラ
    は、 挿入された改札用のメモリカードの改札業務のプログラ
    ムを前記複数の改札ゲートに順次転送した後に、前記改
    札ゲートからの改札状況を表示又は前記改札用のメモリ
    カードに登録することを特徴とする請求項1乃至2記載
    の改札業務の統合管理システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の回収機は、回収機コントロー
    ラに接続され、この回収機コントローラは、挿入された
    回収用のメモリカードの回収業務のプログラムを前記複
    数の回収機に順次転送した後に、前記回収機からの回収
    状況を表示又は前記回収用のメモリカードに登録するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載の改札業務の統合管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記改札ゲートは、 前記使用者を検出すると共に、電波を放射して前記非接
    触の記録媒体の内部データを受信又は書込する非接触の
    検出装置と、 前記非接触の検出装置とは分離されて、前記非接触の検
    出装置の後方に所定間隔を有して配置され、前記改札ゲ
    ートコントローラから転送されたプログラムに従って、
    前記非接触の記録媒体の内部データの基本データ及び使
    用実績が当該ゲートの通過条件を満足しているとき、前
    記使用者の通過を許可する改札機とからなることを特徴
    とする請求項1乃至4記載の改札業務の統合管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記改札機は、 前記非接触の記録媒体の内部データが前記通過条件を満
    足していないと判定したとき、前記改札ゲートコントロ
    ーラから通過許可指示が送信されたときは、強制的にゲ
    ートを開いて通過を許可することを特徴とする請求項1
    乃至5記載の改札業務の統合管理システム。
  7. 【請求項7】 前記改札機は、 前記非接触の記録媒体の内部データを最新データに書込
    み更新するにあたり、このリフト券のデータが、今回の
    更新時点より以前に遡って所定の書込み更新サイクルに
    おいて書込み更新されていないことを条件に、データ書
    込み更新を行うことを特徴とする請求項1乃至6記載の
    改札業務の統合管理システム。
  8. 【請求項8】 前記非接触の記録媒体はリフト券カード
    であり、このリフト券カードの内部データは、使用する
    スキー場のスキー場コード、前記設備を管理する会社コ
    ード、券種、度数又は時間等の基本データと、残度数又
    は残時間、前記回収機によって回収済みかどうかを知ら
    せるコード等の使用実績データとからなっていることを
    特徴とする請求項1乃至7記載の改札業務の統合管理シ
    ステム。
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