JPH1017246A - エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法 - Google Patents
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法Info
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- JPH1017246A JPH1017246A JP17245596A JP17245596A JPH1017246A JP H1017246 A JPH1017246 A JP H1017246A JP 17245596 A JP17245596 A JP 17245596A JP 17245596 A JP17245596 A JP 17245596A JP H1017246 A JPH1017246 A JP H1017246A
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
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- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多量のおもりを使用する必要がなく、労力と
時間を大幅に削減することができるエレベータ巻上機の
電磁ブレーキの制動力設定方法を得る。 【解決手段】 エレベータ巻上機3の電磁ブレーキ1の
ブレーキドラムに回転力を供給する第1の手順と、上記
回転力を供給する指示値を測定しその指示値が設定範囲
内にあるか否かを判定する第2の手順と、該指示値が設
定範囲内にないときに電磁ブレーキ1のブレーキスプリ
ングの長さを調整する第3の手順とを有し、第1の手順
は、巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順とし、上記第2の手順は、ブレーキ
ドラムが回転を続けているときのトルクレンチの指示値
を読む取る。または、第1の手順は、エレベータ巻上機
の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する手順
とし、第2の手順は、ブレーキドラムが回転を続けてい
るときの電機子電流値を測定する手順である。
時間を大幅に削減することができるエレベータ巻上機の
電磁ブレーキの制動力設定方法を得る。 【解決手段】 エレベータ巻上機3の電磁ブレーキ1の
ブレーキドラムに回転力を供給する第1の手順と、上記
回転力を供給する指示値を測定しその指示値が設定範囲
内にあるか否かを判定する第2の手順と、該指示値が設
定範囲内にないときに電磁ブレーキ1のブレーキスプリ
ングの長さを調整する第3の手順とを有し、第1の手順
は、巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順とし、上記第2の手順は、ブレーキ
ドラムが回転を続けているときのトルクレンチの指示値
を読む取る。または、第1の手順は、エレベータ巻上機
の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する手順
とし、第2の手順は、ブレーキドラムが回転を続けてい
るときの電機子電流値を測定する手順である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ巻上
機の電磁ブレーキの制動力を確認・設定するためのエレ
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法に関する
ものである。
機の電磁ブレーキの制動力を確認・設定するためのエレ
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5はエレベータ巻上機の電磁ブレーキ
(以下「電磁ブレーキ」と略す)の制動力を確認する従
来の方法を表す図である。図5において、1は綱車2の
回転を機械的に停止させる役割をもつ電磁ブレーキ、3
は綱車2に回転力を与える巻上電動機、4は電磁ブレー
キ1ないし巻上電動機3を総称する巻上機である。5は
かご6を移動させる巻上ロープ、7は釣り合いおもり、
8は制御ケーブル、9は制御ケーブルの重量を補正する
釣り合いロープ、10は釣り合いロープ9に張力を与え
る釣り合い車、11は電磁ブレーキ1の制動力確認に必
要なおもりである。
(以下「電磁ブレーキ」と略す)の制動力を確認する従
来の方法を表す図である。図5において、1は綱車2の
回転を機械的に停止させる役割をもつ電磁ブレーキ、3
は綱車2に回転力を与える巻上電動機、4は電磁ブレー
キ1ないし巻上電動機3を総称する巻上機である。5は
かご6を移動させる巻上ロープ、7は釣り合いおもり、
8は制御ケーブル、9は制御ケーブルの重量を補正する
釣り合いロープ、10は釣り合いロープ9に張力を与え
る釣り合い車、11は電磁ブレーキ1の制動力確認に必
要なおもりである。
【0003】また、図6は上記電磁ブレーキ1の詳細な
構成図である。図6において、12はブレーキドラム、
13はブレーキドラム12に摩擦力で制動を与えるブレ
ーキライニング、14はブレーキライニング13を保持
するブレーキシュー、15はブレーキシュー14を保持
するブレーキアーム、16はブレーキライニング13に
圧力を与えるブレーキスプリングである。17はブレー
キプランジャであり、電磁石18の励磁によって下方に
引かれるとブレーキレバー19と調整ボルト20を介し
てブレーキライニング13がブレーキドラム12から離
れ、ブレーキの制動力をなくしてエレベータを走行可能
とする。
構成図である。図6において、12はブレーキドラム、
13はブレーキドラム12に摩擦力で制動を与えるブレ
ーキライニング、14はブレーキライニング13を保持
するブレーキシュー、15はブレーキシュー14を保持
するブレーキアーム、16はブレーキライニング13に
圧力を与えるブレーキスプリングである。17はブレー
キプランジャであり、電磁石18の励磁によって下方に
引かれるとブレーキレバー19と調整ボルト20を介し
てブレーキライニング13がブレーキドラム12から離
れ、ブレーキの制動力をなくしてエレベータを走行可能
とする。
【0004】次に、上記構成において、電磁ブレーキ1
の制動力の良否判定は図7の通り実施する。まず、ビル
内へおもり11を搬入する(ステップP1)。おもり1
1の量はかご6に乗客が乗り得る最大の量とし(720
kg/かご床面積(m2))、かご6内へおもりを積み
込む(ステップP2)。次に、エレベータを停止距離の
長くなる下降方向へ走行させる(ステップP3)。その
後、エレベータを非常停止させ、電磁ブレーキ1の電磁
石18の励磁を断ち、ブレーキプランジャ17の下方へ
の力を除き(ステップP4)、非常停止開始から完全停
止までの距離即ち停止距離を測定する(ステップP
5)。
の制動力の良否判定は図7の通り実施する。まず、ビル
内へおもり11を搬入する(ステップP1)。おもり1
1の量はかご6に乗客が乗り得る最大の量とし(720
kg/かご床面積(m2))、かご6内へおもりを積み
込む(ステップP2)。次に、エレベータを停止距離の
長くなる下降方向へ走行させる(ステップP3)。その
後、エレベータを非常停止させ、電磁ブレーキ1の電磁
石18の励磁を断ち、ブレーキプランジャ17の下方へ
の力を除き(ステップP4)、非常停止開始から完全停
止までの距離即ち停止距離を測定する(ステップP
5)。
【0005】そして、停止距離が基準値内かどうか判定
し(ステップP6)、停止距離が基準値外であれば、ブ
レーキスプリング16の長さを調整し、再度停止距離を
測定する(ステップP7)。他方、停止距離が基準値内
であれば、かご6内からおもり11を積み出す(ステッ
プP8)。最後におもり11をビル外へ搬出する(ステ
ップP9)。
し(ステップP6)、停止距離が基準値外であれば、ブ
レーキスプリング16の長さを調整し、再度停止距離を
測定する(ステップP7)。他方、停止距離が基準値内
であれば、かご6内からおもり11を積み出す(ステッ
プP8)。最後におもり11をビル外へ搬出する(ステ
ップP9)。
【0006】これはかご6に乗り得る最大限の乗客が乗
った状態でエレベータ走行中に異常を検出したときにか
ご6を安全に停止させることを確認することが目的であ
り、かご6内に積むおもり11は少ないものでも500
kg、多いもので2000kg以上となる。尚、かごの
停止距離は電磁ブレーキ1の制動トルクとかご6の走行
速度及び巻上機4、巻き上げロープ5、かご6、釣り合
いおもり7、制御ケーブル8、釣り合いロープ9、釣り
合い車10、おもり11の慣性質量によって決まる。
った状態でエレベータ走行中に異常を検出したときにか
ご6を安全に停止させることを確認することが目的であ
り、かご6内に積むおもり11は少ないものでも500
kg、多いもので2000kg以上となる。尚、かごの
停止距離は電磁ブレーキ1の制動トルクとかご6の走行
速度及び巻上機4、巻き上げロープ5、かご6、釣り合
いおもり7、制御ケーブル8、釣り合いロープ9、釣り
合い車10、おもり11の慣性質量によって決まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来の方法では、おもり11を大量に使用するた
め、おもり11をかご6の中に積み込む作業量が大き
く、また、おもり11をビルの中に搬入・搬出する作業
量もさることながら、ビルによっては大量のおもり11
をエレベータの乗り場まで移動することが非常に困難な
場合がある。さらに、作業量の多さに伴って制動力良否
の確認をするのに時間がかかることも問題であった。
うに、従来の方法では、おもり11を大量に使用するた
め、おもり11をかご6の中に積み込む作業量が大き
く、また、おもり11をビルの中に搬入・搬出する作業
量もさることながら、ビルによっては大量のおもり11
をエレベータの乗り場まで移動することが非常に困難な
場合がある。さらに、作業量の多さに伴って制動力良否
の確認をするのに時間がかかることも問題であった。
【0008】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、エレベータ巻上機の電
磁ブレーキの制動力を確認・設定するために、多量のお
もりを使用する必要がなく、従って労力と時間を大幅に
削減することができるエレベータ巻上機の電磁ブレーキ
の制動力設定方法を得ることを目的とする。
解消するためになされたもので、エレベータ巻上機の電
磁ブレーキの制動力を確認・設定するために、多量のお
もりを使用する必要がなく、従って労力と時間を大幅に
削減することができるエレベータ巻上機の電磁ブレーキ
の制動力設定方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るエレベータ巻上機の電磁ブレーキの
制動力設定方法は、エレベータ巻上機の電磁ブレーキの
ブレーキドラムに回転力を供給する第1の手順と、上記
回転力を供給する指示値を測定しその指示値が設定範囲
内にあるか否かを判定する第2の手順と、該指示値が設
定範囲内にないときに電磁ブレーキのブレーキスプリン
グの長さを調整する第3の手順とを有するものである。
に、この発明に係るエレベータ巻上機の電磁ブレーキの
制動力設定方法は、エレベータ巻上機の電磁ブレーキの
ブレーキドラムに回転力を供給する第1の手順と、上記
回転力を供給する指示値を測定しその指示値が設定範囲
内にあるか否かを判定する第2の手順と、該指示値が設
定範囲内にないときに電磁ブレーキのブレーキスプリン
グの長さを調整する第3の手順とを有するものである。
【0010】また、上記第1の手順は、エレベータ巻上
機の巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順であり、上記第2の手順は、上記ブ
レーキドラムが回転を続けているときの上記トルクレン
チの指示値を読み取ることを特徴とするものである。
機の巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順であり、上記第2の手順は、上記ブ
レーキドラムが回転を続けているときの上記トルクレン
チの指示値を読み取ることを特徴とするものである。
【0011】さらに、上記第1の手順は、エレベータ巻
上機の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する
手順であり、上記第2の手順は、上記ブレーキドラムが
回転を続けているときの上記電機子電流値を測定する手
順であることを特徴とするものである。
上機の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する
手順であり、上記第2の手順は、上記ブレーキドラムが
回転を続けているときの上記電機子電流値を測定する手
順であることを特徴とするものである。
【0012】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1は実施の形態1に係るエレベータ
巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を説明するため
の全体構成図である。図1において、図5に示す従来例
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、21は巻上電動機3の軸端に取り付け
られていてトルクを測定するトルクレンチであり、この
トルクレンチ21に回転力を与えることにより、電磁ブ
レーキ1のブレーキドラム12に回転力を供給し、ブレ
ーキドラム12が回転を続けているときのトルクレンチ
21の指示値を読み、トルクレンチ21の指示値が基準
値から外れていれば、ブレーキスプリング16の長さを
調整するようになされている。
づいて説明する。図1は実施の形態1に係るエレベータ
巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を説明するため
の全体構成図である。図1において、図5に示す従来例
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、21は巻上電動機3の軸端に取り付け
られていてトルクを測定するトルクレンチであり、この
トルクレンチ21に回転力を与えることにより、電磁ブ
レーキ1のブレーキドラム12に回転力を供給し、ブレ
ーキドラム12が回転を続けているときのトルクレンチ
21の指示値を読み、トルクレンチ21の指示値が基準
値から外れていれば、ブレーキスプリング16の長さを
調整するようになされている。
【0013】すなわち、実施の形態1では、電磁ブレー
キ1の制動力確認方法を、従来のかご停止距離を測定す
る方法から、ブレーキの発生するトルク値を測定する方
法としており、従来技術で述べた制動力の良否はかご6
の停止距離により判定するが、このときの制動トルクは
一定の範囲内であるため、ブレーキドラム12とブレー
キライニング13の間に発生する制動トルクを直接測定
し、その値によって制動力の良否を判定するようにして
いる。
キ1の制動力確認方法を、従来のかご停止距離を測定す
る方法から、ブレーキの発生するトルク値を測定する方
法としており、従来技術で述べた制動力の良否はかご6
の停止距離により判定するが、このときの制動トルクは
一定の範囲内であるため、ブレーキドラム12とブレー
キライニング13の間に発生する制動トルクを直接測定
し、その値によって制動力の良否を判定するようにして
いる。
【0014】次に、実施の形態1に係るエレベータ巻上
機の電磁ブレーキの制動力設定方法は、図3に示すフロ
ーチャートで説明される。 ・トルクレンチ21を巻上電動機3の軸端に取り付ける
(ステップS1)。 ・トルクレンチ21に回転トルクを与える(ステップS
2)。回転の方向は理論的にはどちらでも構わないがか
ご6内に何も積まない状態であるので、回転トルクが少
なくてすむかご6が上昇する方向とする。 ・回転トルクをブレーキドラム12が回転を開始するま
で徐々に上げる(ステップS3)。
機の電磁ブレーキの制動力設定方法は、図3に示すフロ
ーチャートで説明される。 ・トルクレンチ21を巻上電動機3の軸端に取り付ける
(ステップS1)。 ・トルクレンチ21に回転トルクを与える(ステップS
2)。回転の方向は理論的にはどちらでも構わないがか
ご6内に何も積まない状態であるので、回転トルクが少
なくてすむかご6が上昇する方向とする。 ・回転トルクをブレーキドラム12が回転を開始するま
で徐々に上げる(ステップS3)。
【0015】・ブレーキドラムが回転を開始した時のト
ルク値は静摩擦によるものであるため、ブレーキドラム
12が回転を続けているときのトルクレンチ21の指示
値を読む(ステップS4)。 ・トルクレンチ21の指示値が基準値から外れていれ
ば、ブレーキスプリング16の長さを調整する(ステッ
プS5,ステップS6)。 ・トルクレンチ21の指示値が基準内であればトルクレ
ンチ21を取り外す(ステップS7)。
ルク値は静摩擦によるものであるため、ブレーキドラム
12が回転を続けているときのトルクレンチ21の指示
値を読む(ステップS4)。 ・トルクレンチ21の指示値が基準値から外れていれ
ば、ブレーキスプリング16の長さを調整する(ステッ
プS5,ステップS6)。 ・トルクレンチ21の指示値が基準内であればトルクレ
ンチ21を取り外す(ステップS7)。
【0016】必要とする制動トルクは従来技術の項でも
述べたように、エレベータの速度と各部分の慣性質量に
より計算することができるが、実施の形態1よる方法で
は、釣り合いおもり7とかご6の不平衡荷重によって、
巻き上げロープ5、綱車2を通してブレーキドラム12
に回転トルクが生じているので、この回転トルクとトル
クレンチ21の指示値を加えた値が電磁ブレーキの制動
トルクとなる。
述べたように、エレベータの速度と各部分の慣性質量に
より計算することができるが、実施の形態1よる方法で
は、釣り合いおもり7とかご6の不平衡荷重によって、
巻き上げロープ5、綱車2を通してブレーキドラム12
に回転トルクが生じているので、この回転トルクとトル
クレンチ21の指示値を加えた値が電磁ブレーキの制動
トルクとなる。
【0017】従って、上記実施の形態1によれば、エレ
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力の良否判定作業
を、軽量で可搬性の高いトルクレンチで実施できるた
め、次の効果がある。500kg〜2000kg以上の
おもりを使用する必要がなく、おもり積み込みの作業を
省略できる。また、おもりを搬入・搬出することが困難
なビルにおいても、制動力の良否判定が容易にできる。
さらに、おもりの搬入・搬出、かご内への積み込み作業
がないため、作業時間の大幅な低減が図られる。
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力の良否判定作業
を、軽量で可搬性の高いトルクレンチで実施できるた
め、次の効果がある。500kg〜2000kg以上の
おもりを使用する必要がなく、おもり積み込みの作業を
省略できる。また、おもりを搬入・搬出することが困難
なビルにおいても、制動力の良否判定が容易にできる。
さらに、おもりの搬入・搬出、かご内への積み込み作業
がないため、作業時間の大幅な低減が図られる。
【0018】実施の形態2.図3は実施の形態2に係る
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を説
明するための全体構成図である。図3において、図5に
示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省
略する。新たな符号として、22は巻上電動機3の電機
子に流れる電流値を測定する電流計A、23は巻上電動
機3の界磁電流を測定する電流計Bであり、この実施の
形態2では、上述した実施の形態1ではブレーキドラム
12にトルクレンチ21にて回転トルクを与えたのに対
し、この回転トルクを巻上電動機3で与えるようになさ
れ、すなわち、エレベータ巻上機の巻上電動機3に界磁
電流及び電機子電流を供給してブレーキドラム12に回
転トルクを与え、ブレーキドラム12が回転を続けてい
るときの電機子電流値の測定に基づいて電磁ブレーキ1
のブレーキスプリング5の長さを調整するようになされ
ている。
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を説
明するための全体構成図である。図3において、図5に
示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省
略する。新たな符号として、22は巻上電動機3の電機
子に流れる電流値を測定する電流計A、23は巻上電動
機3の界磁電流を測定する電流計Bであり、この実施の
形態2では、上述した実施の形態1ではブレーキドラム
12にトルクレンチ21にて回転トルクを与えたのに対
し、この回転トルクを巻上電動機3で与えるようになさ
れ、すなわち、エレベータ巻上機の巻上電動機3に界磁
電流及び電機子電流を供給してブレーキドラム12に回
転トルクを与え、ブレーキドラム12が回転を続けてい
るときの電機子電流値の測定に基づいて電磁ブレーキ1
のブレーキスプリング5の長さを調整するようになされ
ている。
【0019】次に、実施の形態2に係るエレベータ巻上
機の電磁ブレーキの制動力設定方法は、図4に示すフロ
ーチャートで説明される。 ・電流計Bの指示値を見て巻上電動機3に一定の界磁電
流を流す(ステップT1)。 ・電機子電流を徐々に増やし、巻上電動機3に回転トル
クを発生させる(ステップT2)。回転トルクの方向
は、実施の形態1と同様に、回転トルクが少なくてすむ
かご6が上昇する方向とする。
機の電磁ブレーキの制動力設定方法は、図4に示すフロ
ーチャートで説明される。 ・電流計Bの指示値を見て巻上電動機3に一定の界磁電
流を流す(ステップT1)。 ・電機子電流を徐々に増やし、巻上電動機3に回転トル
クを発生させる(ステップT2)。回転トルクの方向
は、実施の形態1と同様に、回転トルクが少なくてすむ
かご6が上昇する方向とする。
【0020】・ブレーキドラム12が回転を開始するま
で電機子電流を徐々に上げる(ステップT3)。 ・ブレーキドラムが回転を開始したときのトルク値は静
摩擦によるものであるため、ブレーキドラム12が回転
を続けられる最小の電流値を電流計Aにて読む(ステッ
プT4)。 ・電流値が基準値から外れていれば、ブレーキスプリン
グ5の長さを調整する(ステップT5)。 ・電流が基準値内であれば巻上電動機3の駆動を終了す
る(ステップT6)。巻上電動機3が発生する回転トル
クは、巻上電動機毎に電機子電流と回磁電流の値によっ
て決まるため、実施の形態1で説明したトルクレンチ2
1でブレーキドラム12に回転トルクを与える方法の代
わりに、本実施の形態2で説明した巻上電動機3でブレ
ーキドラム12に回転トルクを与える方法が成り立つ。
で電機子電流を徐々に上げる(ステップT3)。 ・ブレーキドラムが回転を開始したときのトルク値は静
摩擦によるものであるため、ブレーキドラム12が回転
を続けられる最小の電流値を電流計Aにて読む(ステッ
プT4)。 ・電流値が基準値から外れていれば、ブレーキスプリン
グ5の長さを調整する(ステップT5)。 ・電流が基準値内であれば巻上電動機3の駆動を終了す
る(ステップT6)。巻上電動機3が発生する回転トル
クは、巻上電動機毎に電機子電流と回磁電流の値によっ
て決まるため、実施の形態1で説明したトルクレンチ2
1でブレーキドラム12に回転トルクを与える方法の代
わりに、本実施の形態2で説明した巻上電動機3でブレ
ーキドラム12に回転トルクを与える方法が成り立つ。
【0021】従って、上記実施の形態2によれば、エレ
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力の良否判定作業
を、軽量で可搬性の高い電流計だけで実施できるため、
実施の形態1と同様に、次の効果がある。500kg〜
2000kg以上のおもりを使用する必要がなく、おも
り積み込みの作業を省略できる。 おもりを搬入・搬出することが困難なビルにおいても、
制動力の良否判定が容易にできる。 おもりの搬入・搬出、かご内への積み込み作業がないた
め、作業時間の大幅な低減が図られる。
ベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力の良否判定作業
を、軽量で可搬性の高い電流計だけで実施できるため、
実施の形態1と同様に、次の効果がある。500kg〜
2000kg以上のおもりを使用する必要がなく、おも
り積み込みの作業を省略できる。 おもりを搬入・搬出することが困難なビルにおいても、
制動力の良否判定が容易にできる。 おもりの搬入・搬出、かご内への積み込み作業がないた
め、作業時間の大幅な低減が図られる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、エレ
ベータ巻上機の電磁ブレーキのブレーキドラムに回転力
を供給する第1の手順と、上記回転力を供給する指示値
を測定しその指示値が設定範囲内にあるか否かを判定す
る第2の手順と、該指示値が設定範囲内にないときに電
磁ブレーキのブレーキスプリングの長さを調整する第3
の手順とを有することにより、エレベータ巻上機の電磁
ブレーキの制動力を確認・設定するために、従来例のよ
うな多量のおもりを不要とすることができ、従って、巻
上機電磁ブレーキの制動力確認・設定のための労力と時
間を大幅に削減することができる。
ベータ巻上機の電磁ブレーキのブレーキドラムに回転力
を供給する第1の手順と、上記回転力を供給する指示値
を測定しその指示値が設定範囲内にあるか否かを判定す
る第2の手順と、該指示値が設定範囲内にないときに電
磁ブレーキのブレーキスプリングの長さを調整する第3
の手順とを有することにより、エレベータ巻上機の電磁
ブレーキの制動力を確認・設定するために、従来例のよ
うな多量のおもりを不要とすることができ、従って、巻
上機電磁ブレーキの制動力確認・設定のための労力と時
間を大幅に削減することができる。
【0023】また、上記第1の手順は、エレベータ巻上
機の巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順であり、上記第2の手順は、上記ブ
レーキドラムが回転を続けているときの上記トルクレン
チの指示値を読み取るようにしたので、ブレーキドラム
にトルクレンチにて回転トルクを与えることにより、労
力と時間を大幅に削減してエレベータ巻上機の電磁ブレ
ーキの制動力を確認・設定することができる。
機の巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転
トルクを与える手順であり、上記第2の手順は、上記ブ
レーキドラムが回転を続けているときの上記トルクレン
チの指示値を読み取るようにしたので、ブレーキドラム
にトルクレンチにて回転トルクを与えることにより、労
力と時間を大幅に削減してエレベータ巻上機の電磁ブレ
ーキの制動力を確認・設定することができる。
【0024】さらに、上記第1の手順は、エレベータ巻
上機の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する
手順であり、上記第2の手順は、上記ブレーキドラムが
回転を続けているときの上記電機子電流値を測定するよ
うにしたので、ブレーキドラムに巻上電動機3で回転ト
ルクを与えることにより、労力と時間を大幅に削減して
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力を確認・設定
することができる。
上機の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する
手順であり、上記第2の手順は、上記ブレーキドラムが
回転を続けているときの上記電機子電流値を測定するよ
うにしたので、ブレーキドラムに巻上電動機3で回転ト
ルクを与えることにより、労力と時間を大幅に削減して
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力を確認・設定
することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータ巻
上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を示す全体構成図
である。
上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を示す全体構成図
である。
【図2】 図1のトルクレンチによるブレーキトルク確
認・設定手順を説明したフローチャートである。
認・設定手順を説明したフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るエレベータ巻
上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を示す全体構成図
である。
上機の電磁ブレーキの制動力設定方法を示す全体構成図
である。
【図4】 図3の電流計22、23によるブレーキトル
ク確認・設定手順を説明したフローチャートである。
ク確認・設定手順を説明したフローチャートである。
【図5】 従来のエレベータ巻上機ブレーキの制動力設
定方法の具体例を示す全体構成図である。
定方法の具体例を示す全体構成図である。
【図6】 図5の電磁ブレーキ1の詳細図である。
【図7】 図5のおもり11を用いたブレーキ制動力確
認・設定手順を説明したフローチャートである。
認・設定手順を説明したフローチャートである。
1 電磁ブレーキ、3 巻上電動機、12 ブレーキド
ラム、16 ブレーキスプリング、21 トルクレン
チ、22 電流計A、23 電流計B。
ラム、16 ブレーキスプリング、21 トルクレン
チ、22 電流計A、23 電流計B。
Claims (3)
- 【請求項1】 エレベータ巻上機の電磁ブレーキのブレ
ーキドラムに回転力を供給する第1の手順と、 上記回転力を供給する指示値を測定しその指示値が設定
範囲内にあるか否かを判定する第2の手順と、 該指示値が設定範囲内にないときに電磁ブレーキのブレ
ーキスプリングの長さを調整する第3の手順とを有する
エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁ブレーキの制動力設
定方法において、上記第1の手順は、エレベータ巻上機
の巻上電動機の軸端に取り付けたトルクレンチに回転ト
ルクを与える手順であり、上記第2の手順は、上記ブレ
ーキドラムが回転を続けているときの上記トルクレンチ
の指示値を読み取ることを特徴とするエレベータ巻上機
の電磁ブレーキの制動力設定方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の電磁ブレーキの制動力設
定方法において、上記第1の手順は、エレベータ巻上機
の巻上電動機に界磁電流及び電機子電流を供給する手順
であり、上記第2の手順は、上記ブレーキドラムが回転
を続けているときの上記電機子電流値を測定する手順で
あることを特徴とするエレベータ巻上機の電磁ブレーキ
の制動力設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17245596A JPH1017246A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17245596A JPH1017246A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017246A true JPH1017246A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15942316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17245596A Pending JPH1017246A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | エレベータ巻上機の電磁ブレーキの制動力設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017246A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040547A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのブレーキ調整方法及びブレーキシステム |
| JP2003535791A (ja) * | 2000-06-22 | 2003-12-02 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | エレベータのための適合可能な制動力を備えたブレーキ拘束装置 |
| JP2008222394A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | エレベーター装置 |
| WO2014008620A1 (en) | 2012-07-09 | 2014-01-16 | Otis Elevator Company | Full load brake torque inspection method |
| CN110733953A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-31 | 缙云旅程机械科技有限公司 | 一种电梯紧急保护装置 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP17245596A patent/JPH1017246A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535791A (ja) * | 2000-06-22 | 2003-12-02 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | エレベータのための適合可能な制動力を備えたブレーキ拘束装置 |
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| EP2870098A4 (en) * | 2012-07-09 | 2016-03-16 | Otis Elevator Co | TORQUE TEST PROCEDURE FOR FULL BRAKING |
| CN110733953A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-01-31 | 缙云旅程机械科技有限公司 | 一种电梯紧急保护装置 |
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