JPH10173184A - 横型導電変調型mosfet - Google Patents
横型導電変調型mosfetInfo
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- JPH10173184A JPH10173184A JP9242729A JP24272997A JPH10173184A JP H10173184 A JPH10173184 A JP H10173184A JP 9242729 A JP9242729 A JP 9242729A JP 24272997 A JP24272997 A JP 24272997A JP H10173184 A JPH10173184 A JP H10173184A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラッチアップを起こりにくくする。
【解決手段】 n- 型高抵抗層32、n型バッファ層3
9、p+ 型ドレイン層40、p型ベース拡散層33、n
+ 型ソース拡散層34、ゲート電極36、ソース電極3
7、ドレイン電極30を有する横型導電変調型MOSF
ETであって、高抵抗層32のウェーハ表面に露出する
部分がベース拡散層33に完全に囲まれた島状をなして
いる。
9、p+ 型ドレイン層40、p型ベース拡散層33、n
+ 型ソース拡散層34、ゲート電極36、ソース電極3
7、ドレイン電極30を有する横型導電変調型MOSF
ETであって、高抵抗層32のウェーハ表面に露出する
部分がベース拡散層33に完全に囲まれた島状をなして
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横型導電変調型M
OSFETに関する。
OSFETに関する。
【0002】
【従来の技術】導電変調型MOSFETは、通常のパワ
ーMOSFETのドレイン領域をソース領域とは逆の導
電型にしたものである。従来の導電変調型MOSFET
の構造を図4に示す。41はp+ 型ドレイン層、42は
n- 型高抵抗層であり、この高抵抗層42の表面にp型
ベース拡散層43が形成され、更にこのp型ベース拡散
層43内にn+ 型ソース拡散層44が形成されている。
そして、ソース拡散層44と表面に露出している高抵抗
層42とに挟まれたp型ベース層43部分をチャネル領
域49として、この上にゲート絶縁膜45を介してゲー
ト電極46を配設し、また、ソース拡散層44とベース
拡散層43との双方にコンタクトするソース電極47を
形成している。ドレイン層48の表面にはドレイン電極
48が形成されている。
ーMOSFETのドレイン領域をソース領域とは逆の導
電型にしたものである。従来の導電変調型MOSFET
の構造を図4に示す。41はp+ 型ドレイン層、42は
n- 型高抵抗層であり、この高抵抗層42の表面にp型
ベース拡散層43が形成され、更にこのp型ベース拡散
層43内にn+ 型ソース拡散層44が形成されている。
そして、ソース拡散層44と表面に露出している高抵抗
層42とに挟まれたp型ベース層43部分をチャネル領
域49として、この上にゲート絶縁膜45を介してゲー
ト電極46を配設し、また、ソース拡散層44とベース
拡散層43との双方にコンタクトするソース電極47を
形成している。ドレイン層48の表面にはドレイン電極
48が形成されている。
【0003】この導電変調型MOSFETでは、ゲート
電極46に、ソース電極47に対して正の電圧を印加す
るとチャネル領域49に反転層が形成され、ソース拡散
層44からの電子がこのチャネル領域49を通ってn-
型高抵抗層42に注入される。注入された電子は高抵抗
層42を拡散してドレイン電極48へ抜けるが、このと
きドレイン層41から正孔の注入を引き起こす。この正
孔の注入により、高抵抗層42にはキャリアの蓄積によ
る導電変調が起こり、この高抵抗層42の抵抗が低下す
る。これにより、通常のパワーMOSFETより低いオ
ン抵抗を持ったMOSFETが得られることになる。
電極46に、ソース電極47に対して正の電圧を印加す
るとチャネル領域49に反転層が形成され、ソース拡散
層44からの電子がこのチャネル領域49を通ってn-
型高抵抗層42に注入される。注入された電子は高抵抗
層42を拡散してドレイン電極48へ抜けるが、このと
きドレイン層41から正孔の注入を引き起こす。この正
孔の注入により、高抵抗層42にはキャリアの蓄積によ
る導電変調が起こり、この高抵抗層42の抵抗が低下す
る。これにより、通常のパワーMOSFETより低いオ
ン抵抗を持ったMOSFETが得られることになる。
【0004】ところで、このような導電変調型MOSF
ETでは、p+ 型ドレイン層41−n- 型高抵抗層42
−p型ベース拡散層43−n+ 型ソース拡散層44の四
層がサイリスタを構成する。この寄生サイリスタが導通
すると、ゲート・ソース間電圧を零にしても素子はオフ
できなくなり、多くの場合素子破壊に繋がる。この寄生
サイリスタがオンになる原因は、p+ 型ドレイン拡散層
41から注入された正孔がソース電極47へ抜ける際に
p型ベース拡散層43を通ることにある。即ち、このよ
うな正孔電流が流れ、ベース拡散層43のソース拡散層
44直下の抵抗による電圧降下がベース・ソース間のビ
ルトイン電圧を超えると、ソース拡散層44からの電子
注入をもたらし、寄生サイリスタがオンしてしまう。
ETでは、p+ 型ドレイン層41−n- 型高抵抗層42
−p型ベース拡散層43−n+ 型ソース拡散層44の四
層がサイリスタを構成する。この寄生サイリスタが導通
すると、ゲート・ソース間電圧を零にしても素子はオフ
できなくなり、多くの場合素子破壊に繋がる。この寄生
サイリスタがオンになる原因は、p+ 型ドレイン拡散層
41から注入された正孔がソース電極47へ抜ける際に
p型ベース拡散層43を通ることにある。即ち、このよ
うな正孔電流が流れ、ベース拡散層43のソース拡散層
44直下の抵抗による電圧降下がベース・ソース間のビ
ルトイン電圧を超えると、ソース拡散層44からの電子
注入をもたらし、寄生サイリスタがオンしてしまう。
【0005】このような寄生サイリスタのラッチング現
象を防止するため、図5に示すようにp型ベース拡散層
43に高濃度のp+ 型ベース拡散層50を形成してp型
ベース拡散層43の抵抗を下げることが行われている。
しかし、このようにしても、従来の導電変調型MOSF
ETでは高々200A/cm2 度の電流しかオフするこ
とができない、という問題があった。その根本的な理由
を追求した結果、従来の導電変調型MOSFETが、通
常のパワーMOSFETと同じソース、ゲートのパター
ンを用いていることにあることが明らかになった。この
点を以下に詳細に説明する。
象を防止するため、図5に示すようにp型ベース拡散層
43に高濃度のp+ 型ベース拡散層50を形成してp型
ベース拡散層43の抵抗を下げることが行われている。
しかし、このようにしても、従来の導電変調型MOSF
ETでは高々200A/cm2 度の電流しかオフするこ
とができない、という問題があった。その根本的な理由
を追求した結果、従来の導電変調型MOSFETが、通
常のパワーMOSFETと同じソース、ゲートのパター
ンを用いていることにあることが明らかになった。この
点を以下に詳細に説明する。
【0006】図6は、図5の導電変調型MOSFETの
拡散層パターンを示している。図のようにp型ベース拡
散層43は六角形状に複数個拡散形成され、それぞれの
周辺部にチャネル領域49が形成されるパターンとなっ
ている。このようなパターンはパワーMOSFETで
は、ゲート面積を大きくしてオン抵抗を小さくする意味
で有効なものであった。しかしながら、寄生サイリスタ
をオンさせてはならない、という要請がある導電変調型
MOSFETでは、このようなパターンでは次のような
不都合があった。
拡散層パターンを示している。図のようにp型ベース拡
散層43は六角形状に複数個拡散形成され、それぞれの
周辺部にチャネル領域49が形成されるパターンとなっ
ている。このようなパターンはパワーMOSFETで
は、ゲート面積を大きくしてオン抵抗を小さくする意味
で有効なものであった。しかしながら、寄生サイリスタ
をオンさせてはならない、という要請がある導電変調型
MOSFETでは、このようなパターンでは次のような
不都合があった。
【0007】第1に、寄生サイリスタ動作を防止する、
即ちラッチアップを防止するためには、チャネル領域4
9からp+ 型ベース拡散層50の開口部までの抵抗がで
きるだけ小さいことが望ましい。ところが図6のパター
ンでは、p+ 型ベース拡散層50のソース電極とのコン
タクトがp型ベース拡散層43の中心部に形成されてい
て、その周囲長はp型ベース拡散層43の周辺にあるチ
ャネル領域49の長さに比べて小さく、その広がり抵抗
のためチャネル領域49とp+ 型ベース拡散層50のソ
ース電極とのコンタクトの間の抵抗を十分小さくするこ
とができない。このため、ラッチアップを効果的に防止
することができなかった。
即ちラッチアップを防止するためには、チャネル領域4
9からp+ 型ベース拡散層50の開口部までの抵抗がで
きるだけ小さいことが望ましい。ところが図6のパター
ンでは、p+ 型ベース拡散層50のソース電極とのコン
タクトがp型ベース拡散層43の中心部に形成されてい
て、その周囲長はp型ベース拡散層43の周辺にあるチ
ャネル領域49の長さに比べて小さく、その広がり抵抗
のためチャネル領域49とp+ 型ベース拡散層50のソ
ース電極とのコンタクトの間の抵抗を十分小さくするこ
とができない。このため、ラッチアップを効果的に防止
することができなかった。
【0008】第2に、図6のパターンでは、n- 型高抵
抗層42の基板ウェーハ表面に露出する開口部のおよそ
の幅、即ちゲート電極が配設される部分の幅LG が大き
いことがサイリスタ動作をし易くしていることが本発明
者等の研究により明らかになった。
抗層42の基板ウェーハ表面に露出する開口部のおよそ
の幅、即ちゲート電極が配設される部分の幅LG が大き
いことがサイリスタ動作をし易くしていることが本発明
者等の研究により明らかになった。
【0009】寄生サイリスタのラッチング時のドレイン
電流がLG に逆比例することは次のように示される。ゲ
ート絶縁膜下には略一様に電流が流れ、これがp型ベー
ス層に流れ込むので、チャネル領域49の単位長さの横
幅のゲート絶縁膜下には次の電流IP が流れ込む。
電流がLG に逆比例することは次のように示される。ゲ
ート絶縁膜下には略一様に電流が流れ、これがp型ベー
ス層に流れ込むので、チャネル領域49の単位長さの横
幅のゲート絶縁膜下には次の電流IP が流れ込む。
【0010】 IP =SG ・JP /T …(1) ここでJP 正孔電流密度であり、SG 単位面積当りのn
- 高抵抗層開口部の面積、Tは単位面積当りのp型ベー
ス拡散層の周囲長である。この電流がソース拡散層下の
ベース拡散層に流れ込み、ソース拡散層下の抵抗RB に
よる電圧降下がベース・ソース間のビルトイン電圧Vbi
より高くなると、寄生サイリスタがオンする。これを式
で表わすと、 Vbi=IP ・RB /T =SG ・JP ・RB ・T …(2) となる。但しRB は単位の周囲長当りのp型ベース層の
チャネルからp+ コンタクトまでの抵抗である。これを
JP について解くと、 JP =Vbi・T/(SG ・RB ) …(3) となる。ターンオフ時にはチャネルの反転層は消失し、
殆ど正孔電流になるので、ラッチングする電流密度JL
は、 JL =Vbi・T/(SG ・RB ) …(4) となる。SG /Tは概略LG となり、JL はLG に逆比
例することになる。このことは本発明者等の実験データ
である図8からも明らかである。
- 高抵抗層開口部の面積、Tは単位面積当りのp型ベー
ス拡散層の周囲長である。この電流がソース拡散層下の
ベース拡散層に流れ込み、ソース拡散層下の抵抗RB に
よる電圧降下がベース・ソース間のビルトイン電圧Vbi
より高くなると、寄生サイリスタがオンする。これを式
で表わすと、 Vbi=IP ・RB /T =SG ・JP ・RB ・T …(2) となる。但しRB は単位の周囲長当りのp型ベース層の
チャネルからp+ コンタクトまでの抵抗である。これを
JP について解くと、 JP =Vbi・T/(SG ・RB ) …(3) となる。ターンオフ時にはチャネルの反転層は消失し、
殆ど正孔電流になるので、ラッチングする電流密度JL
は、 JL =Vbi・T/(SG ・RB ) …(4) となる。SG /Tは概略LG となり、JL はLG に逆比
例することになる。このことは本発明者等の実験データ
である図8からも明らかである。
【0011】一方、例えば図7の斜視図に示すように、
ゲート電極46を多結晶シリコン膜461 とAl膜46
2 の積層構造とした場合、AL膜462 の幅を30μm
とすると、多結晶シリコン膜461 の幅は50〜60μ
m必要である。即ち、n- 型高抵抗層42の開口部の幅
をおよそLG として50〜60μm必要になる。この場
合、図8からも分かるようにラッチアップする電流密度
JL が低くなってしまう。これらのことが、従来の導電
変調型MOSFETのラッチアップを効果的に防止する
ことができない理由となっていたのである。
ゲート電極46を多結晶シリコン膜461 とAl膜46
2 の積層構造とした場合、AL膜462 の幅を30μm
とすると、多結晶シリコン膜461 の幅は50〜60μ
m必要である。即ち、n- 型高抵抗層42の開口部の幅
をおよそLG として50〜60μm必要になる。この場
合、図8からも分かるようにラッチアップする電流密度
JL が低くなってしまう。これらのことが、従来の導電
変調型MOSFETのラッチアップを効果的に防止する
ことができない理由となっていたのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の導
電変調型MOSFETはラッチアップを効果的に防止す
ることができないという問題があった。本発明は、上記
事情を考慮してなされたもので、その目的とするところ
は、ラッチアップが起こり難い導電変調型MOSFET
を提供することにある。
電変調型MOSFETはラッチアップを効果的に防止す
ることができないという問題があった。本発明は、上記
事情を考慮してなされたもので、その目的とするところ
は、ラッチアップが起こり難い導電変調型MOSFET
を提供することにある。
【0013】
(解決手段)上記の目的を達成するために本発明は請求
項1の発明として、第1導電型高抵抗層およびこの表面
に形成された高濃度の第2導電型ドレイン層を有する半
導体基板ウェーハと、前記ドレイン層側表面の前記ウェ
ーハに形成された第2導電型ベース層と、このベース層
内に形成された高濃度の第1導電型ソース層と、このソ
ース層および前記高抵抗層に挟まれたチャネル領域とな
る前記ベース層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲ
ート電極と、前記ソース層および前記ベース層の双方に
コンタクトするソース電極と、前記ドレイン層にコンタ
クトするドレイン電極とを備えた横型導電変調型MOS
FETにおいて、前記高抵抗層の前記ウェーハ表面に露
出した部分が前記ベース層に完全に囲まれた島状をなし
ていることを特徴とする横型導電変調型MOSFETを
提供する。
項1の発明として、第1導電型高抵抗層およびこの表面
に形成された高濃度の第2導電型ドレイン層を有する半
導体基板ウェーハと、前記ドレイン層側表面の前記ウェ
ーハに形成された第2導電型ベース層と、このベース層
内に形成された高濃度の第1導電型ソース層と、このソ
ース層および前記高抵抗層に挟まれたチャネル領域とな
る前記ベース層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲ
ート電極と、前記ソース層および前記ベース層の双方に
コンタクトするソース電極と、前記ドレイン層にコンタ
クトするドレイン電極とを備えた横型導電変調型MOS
FETにおいて、前記高抵抗層の前記ウェーハ表面に露
出した部分が前記ベース層に完全に囲まれた島状をなし
ていることを特徴とする横型導電変調型MOSFETを
提供する。
【0014】また請求項2の発明として、前記ドレイン
層が、前記高抵抗層の表面に形成された前記高抵抗層よ
りも高濃度の第1導電型層内に形成されていることを特
徴とする請求項1記載の横型導電変調型MOSFETを
提供する。
層が、前記高抵抗層の表面に形成された前記高抵抗層よ
りも高濃度の第1導電型層内に形成されていることを特
徴とする請求項1記載の横型導電変調型MOSFETを
提供する。
【0015】(作用)請求項1の発明では、高抵抗層の
ウェーハ表面に露出する部分がベース層を取り囲む従来
のパターンとは逆に、高抵抗層のウェーハ表面に露出す
る部分がベース層に完全に囲まれた島状に配置されるパ
ターンを採用している。このようなパターンを採用する
と、チャネル領域下のベース層抵抗が従来よりも小さく
なるのでラッチアップが起こる電流密度が高くなり、効
果的にラッチアップを防止できる。
ウェーハ表面に露出する部分がベース層を取り囲む従来
のパターンとは逆に、高抵抗層のウェーハ表面に露出す
る部分がベース層に完全に囲まれた島状に配置されるパ
ターンを採用している。このようなパターンを採用する
と、チャネル領域下のベース層抵抗が従来よりも小さく
なるのでラッチアップが起こる電流密度が高くなり、効
果的にラッチアップを防止できる。
【0016】また請求項2の発明では、高抵抗層の表面
に直接ドレイン層を形成するのではなく、高抵抗層の表
面に形成された高抵抗層よりも高濃度の第1導電型層内
に形成しているので、素子が順方向阻止状態のときに発
生する空乏層の伸びを効果的に抑制することができ、耐
圧の向上を図れるようになる。
に直接ドレイン層を形成するのではなく、高抵抗層の表
面に形成された高抵抗層よりも高濃度の第1導電型層内
に形成しているので、素子が順方向阻止状態のときに発
生する空乏層の伸びを効果的に抑制することができ、耐
圧の向上を図れるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る横型導電変調型MOSFETの断面図である。図
中、31はp+ 型層を示しており、このp+ 型層31上
にはn- 高抵抗層32が形成されている。このn- 型高
抵抗層32の表面にはp型ベース拡散層33が選択的に
形成され、このベース拡散層33の表面にはn+ 型ソー
ス拡散層34が選択的に形成されている。
の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る横型導電変調型MOSFETの断面図である。図
中、31はp+ 型層を示しており、このp+ 型層31上
にはn- 高抵抗層32が形成されている。このn- 型高
抵抗層32の表面にはp型ベース拡散層33が選択的に
形成され、このベース拡散層33の表面にはn+ 型ソー
ス拡散層34が選択的に形成されている。
【0018】ここで、p型ベース拡散層33、n- 型高
抵抗層32の拡散パターンは、p型ベース拡散層33が
n- 型高抵抗層32のウェーハ表面に露出した部分を完
全に取り囲むようなパターンとなっている。
抵抗層32の拡散パターンは、p型ベース拡散層33が
n- 型高抵抗層32のウェーハ表面に露出した部分を完
全に取り囲むようなパターンとなっている。
【0019】また、n+ 型ソース拡散層34とn- 型高
抵抗層32とに挟まれたチャネル領域38となるp型ベ
ース拡散層33上にはゲート絶縁膜35を介してゲート
電極36が配設され、n+ 型ソース拡散層34とp型ベ
ース拡散層33の双方にコンタクトするソース電極37
も配設されている。
抵抗層32とに挟まれたチャネル領域38となるp型ベ
ース拡散層33上にはゲート絶縁膜35を介してゲート
電極36が配設され、n+ 型ソース拡散層34とp型ベ
ース拡散層33の双方にコンタクトするソース電極37
も配設されている。
【0020】また、高抵抗層32の表面には、これより
高濃度のn型層39が選択的に形成され、このn型層3
9の表面にはp+ 型ドレイン層40が選択的に形成され
ている。このn型層39を設けることによって、素子が
順方向阻止状態のときに発生する空乏層の伸びを抑える
ことができるので耐圧が向上し、また高抵抗層32のウ
ェーハ開口部の幅LDSを小さくすることができる。
高濃度のn型層39が選択的に形成され、このn型層3
9の表面にはp+ 型ドレイン層40が選択的に形成され
ている。このn型層39を設けることによって、素子が
順方向阻止状態のときに発生する空乏層の伸びを抑える
ことができるので耐圧が向上し、また高抵抗層32のウ
ェーハ開口部の幅LDSを小さくすることができる。
【0021】図2に、図1の横型導電変調型MOSFE
Tを上から見た拡散層パターンの一例を示す。図2のA
−A´を切った断面図が図1の断面図である。上述した
ように、p型ベース拡散層33がn- 型高抵抗層32の
ウェーハ開口部を完全に取り囲むようなパターンとなっ
ており、そこに本実施形態の特徴がある。
Tを上から見た拡散層パターンの一例を示す。図2のA
−A´を切った断面図が図1の断面図である。上述した
ように、p型ベース拡散層33がn- 型高抵抗層32の
ウェーハ開口部を完全に取り囲むようなパターンとなっ
ており、そこに本実施形態の特徴がある。
【0022】即ち、本実施形態によれば、(4)式にお
いて、単位面積当りのp型ベース拡散層33の周囲長T
は、n- 型高抵抗層32がp型ベース拡散層33のウェ
ーハ開口部を完全に取り囲む図3のようなパターンより
も大きくなり、一方、SG ・RB の値は従来よりも小さ
くなるので、電流密度JL の値は従来よりも大きくなる
(例えば750A/cm2 以上)。したがって、従来よ
りもラッチアップの起こり難い横型導電変調型MOSF
ETを実現できるようになる。
いて、単位面積当りのp型ベース拡散層33の周囲長T
は、n- 型高抵抗層32がp型ベース拡散層33のウェ
ーハ開口部を完全に取り囲む図3のようなパターンより
も大きくなり、一方、SG ・RB の値は従来よりも小さ
くなるので、電流密度JL の値は従来よりも大きくなる
(例えば750A/cm2 以上)。したがって、従来よ
りもラッチアップの起こり難い横型導電変調型MOSF
ETを実現できるようになる。
【0023】更に本実施形態によれば、ラッチアップが
起こる電流値を高くできるので、この電流値を素子の飽
和電流値よりも高くすることができるようになり、もっ
て実質的にラッチアップが起こらない横型導電変調型M
OSFETを実現できるようになる。
起こる電流値を高くできるので、この電流値を素子の飽
和電流値よりも高くすることができるようになり、もっ
て実質的にラッチアップが起こらない横型導電変調型M
OSFETを実現できるようになる。
【0024】また、本実施形態ではゲート絶縁膜35が
ゲート電極36の下部のp型ベース拡散層33を超えて
開口部のn- 型高抵抗層32にまで形成されている。こ
のため、n- 型高抵抗層32の表面にも反転層が形成さ
れて、その分、電子の注入効率が高くなり、ターンオン
特性が改善される。
ゲート電極36の下部のp型ベース拡散層33を超えて
開口部のn- 型高抵抗層32にまで形成されている。こ
のため、n- 型高抵抗層32の表面にも反転層が形成さ
れて、その分、電子の注入効率が高くなり、ターンオン
特性が改善される。
【0025】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではない。例えば、図1のp+ 型層31をn+ 型
層にすることも可能である。また、p+ 型層31および
これに設けられた電極(図1においてp+ 型層31の下
の斜線で示された部分)は必ずしも必要ではない。
るものではない。例えば、図1のp+ 型層31をn+ 型
層にすることも可能である。また、p+ 型層31および
これに設けられた電極(図1においてp+ 型層31の下
の斜線で示された部分)は必ずしも必要ではない。
【0026】またp+ 型層31の上記電極はソース電極
として用いても良いし、ドレイン電極として用いても良
いが、ソース電極として用いた場合には、p型ベース拡
散層33から下に向かって伸びる空乏層の他に、p+ 型
層31から上に向かって伸びる空乏層が形成されるの
で、耐圧向上の効果が得られる。
として用いても良いし、ドレイン電極として用いても良
いが、ソース電極として用いた場合には、p型ベース拡
散層33から下に向かって伸びる空乏層の他に、p+ 型
層31から上に向かって伸びる空乏層が形成されるの
で、耐圧向上の効果が得られる。
【0027】また、各拡散層のパターンは内側の拡散層
が外側の拡散層に囲まれていれば良く、ラッチアップが
起こる電流値が素子の飽和電流値よりも高ければ、その
パターン形状は問わない。
が外側の拡散層に囲まれていれば良く、ラッチアップが
起こる電流値が素子の飽和電流値よりも高ければ、その
パターン形状は問わない。
【0028】また図5のp+ 型拡散層50と同様に、ソ
ース電極37の下部に高濃度で深いベース拡散層を形成
しても良い。また、実際の素子構造は、例えば、高抵抗
のp型Si基板を出発基板としてこれにn- 高抵抗層3
2をエピタキシャル成長させたウェーハを用い、これに
不純物拡散、電極形成を順次行なっても良い。n- 型高
抵抗層32を出発基板としても勿論良い。以上、本発明
の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に
限定されるものではない。その要旨を超えない範囲で種
々の変形が可能である。
ース電極37の下部に高濃度で深いベース拡散層を形成
しても良い。また、実際の素子構造は、例えば、高抵抗
のp型Si基板を出発基板としてこれにn- 高抵抗層3
2をエピタキシャル成長させたウェーハを用い、これに
不純物拡散、電極形成を順次行なっても良い。n- 型高
抵抗層32を出発基板としても勿論良い。以上、本発明
の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に
限定されるものではない。その要旨を超えない範囲で種
々の変形が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来よりもラッチアップの起こり難い横型導電変調型MO
SFETを実現できるようになる。
来よりもラッチアップの起こり難い横型導電変調型MO
SFETを実現できるようになる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る横型導電変調型M
OSFETの断面図。
OSFETの断面図。
【図2】 図1の横型導電変調型MOSFETの拡散層
パターンの一例を示す図。
パターンの一例を示す図。
【図3】 従来の横型導電変調型MOSFETの拡散層
パターンを示す図。
パターンを示す図。
【図4】 従来の導電変調型MOSFETの断面図。
【図5】 従来の他の導電変調型MOSFETの断面
図。
図。
【図6】 従来の導電変調型MOSFETの拡散層パタ
ーンを示す図。
ーンを示す図。
【図7】 従来の導電変調型MOSFETの斜視図。
【図8】 ラッチング特性を示す実験データ。
30…ドレイン電極 31…p+ 型層 32…n- 型高抵抗層 33…p型ベース拡散層 34…n+ 型ソース拡散層 35…ゲート絶縁膜 36…ゲート電極 37…ソース電極 38…チャネル領域 39…n型層 40…p+ 型ドレイン層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、高抵抗層32の表面には、これより
高濃度のn型層39が選択的に形成され、このn型層3
9の表面にはp+ 型ドレイン層40が選択的に形成され
ている。p+ 型ドレイン層40にはドレイン電極30が
配設されている。n型層39を設けることによって、素
子が順方向阻止状態のときに発生する空乏層の伸びを抑
えることができるので耐圧が向上し、また高抵抗層32
のウェーハ開口部の幅LDSを小さくすることができるた
めオン電圧とターンオフ特性が改善できる。
高濃度のn型層39が選択的に形成され、このn型層3
9の表面にはp+ 型ドレイン層40が選択的に形成され
ている。p+ 型ドレイン層40にはドレイン電極30が
配設されている。n型層39を設けることによって、素
子が順方向阻止状態のときに発生する空乏層の伸びを抑
えることができるので耐圧が向上し、また高抵抗層32
のウェーハ開口部の幅LDSを小さくすることができるた
めオン電圧とターンオフ特性が改善できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、本実施形態ではゲート絶縁膜35が
ゲート電極36の下部のp型ベース拡散層33を超えて
開口部のn- 型高抵抗層32にまで形成されている。こ
のため、n- 型高抵抗層32の表面に電子の蓄積層が形
成されて、その分、電子の注入効率が高くなり、ターン
オン特性が改善される。
ゲート電極36の下部のp型ベース拡散層33を超えて
開口部のn- 型高抵抗層32にまで形成されている。こ
のため、n- 型高抵抗層32の表面に電子の蓄積層が形
成されて、その分、電子の注入効率が高くなり、ターン
オン特性が改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 弘通 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 第1導電型高抵抗層およびこの表面に形
成された高濃度の第2導電型ドレイン層を有する半導体
基板ウェーハと、前記ドレイン層側表面の前記ウェーハ
に形成された第2導電型ベース層と、このベース層内に
形成された高濃度の第1導電型ソース層と、このソース
層および前記高抵抗層に挟まれたチャネル領域となる前
記ベース層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート
電極と、前記ソース層および前記ベース層の双方にコン
タクトするソース電極と、前記ドレイン層にコンタクト
するドレイン電極とを備えた横型導電変調型MOSFE
Tにおいて、 前記高抵抗層の前記ウェーハ表面に露出した部分が前記
ベース層に完全に囲まれた島状をなしていることを特徴
とする横型導電変調型MOSFET。 - 【請求項2】 前記ドレイン層が、前記高抵抗層の表面
に形成された前記高抵抗層よりも高濃度の第1導電型層
内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の横
型導電変調型MOSFET。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242729A JPH10173184A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 横型導電変調型mosfet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242729A JPH10173184A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 横型導電変調型mosfet |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6108640A Division JPH0789588B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 横型導電変調型mosfet |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10173184A true JPH10173184A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=17093387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9242729A Pending JPH10173184A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 横型導電変調型mosfet |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10173184A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100660917B1 (ko) * | 1999-02-03 | 2006-12-26 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 수평형 전력소자 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9242729A patent/JPH10173184A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100660917B1 (ko) * | 1999-02-03 | 2006-12-26 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 수평형 전력소자 |
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