JPH10173368A - スナップフィット係合構造 - Google Patents
スナップフィット係合構造Info
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- JPH10173368A JPH10173368A JP8353086A JP35308696A JPH10173368A JP H10173368 A JPH10173368 A JP H10173368A JP 8353086 A JP8353086 A JP 8353086A JP 35308696 A JP35308696 A JP 35308696A JP H10173368 A JPH10173368 A JP H10173368A
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Abstract
の部材をリサイクルのために分離・分解する際の作業性
の問題を解消し、短時間で容易に分離・分解できるリサ
イクル対応のスナップフィット係合構造を提供する。 【解決手段】 プラスチック材料から成る爪2を備えた
係合部材1と、該爪と係合可能な穴を有した被係合部材
3とを、該爪と穴とのスナップフィット係合により結合
させるようにしたスナップフィット係合構造において、
爪の近傍の係合部材の一部、或は上記穴の近傍の被係合
部材の一部に、夫々分解工具の先端が入る差込み口5を
設けることにより、係合部材と被係合部材との分離・分
解性を高めた。
Description
を用いたリサイクル対応係合構造に関し、詳細には2つ
の部材を組み付ける手段としてスナップフィットによる
係合機構を用いた場合に従来不便であるとされていたリ
サイクルのための分解作業を効率化するようにしたスナ
ップフィット係合構造に関する。
っている結果として、各種製造業界においても各種の製
品が廃棄される場合に発生するゴミによる環境の悪化を
防止する必要性が認識され、製品を予めリサイクル対応
可能な構成に設計しておくことが急務とされている。リ
サイクルの方法としては、部品、ユニットをそのまま使
用する再使用、元の材料に戻して使用するマテリアルリ
サイクル、或は油脂、ガス等の原料に戻して使用するケ
ミカルリサイクル、そして再生ではないが、燃料として
使用することのできるサーマルリサイクルがある。この
中でも最も環境保護に適しているのは、ゴミの発生量、
加工の手間が共に最も少ない方法である部品・ユニット
の再使用であるが、それらの材料がプラスチック等の樹
脂から成る場合には使用環境・条件等により材料の劣化
・摩耗が既に進行していると、なかなか再使用できない
のが現状である。そこで、少なくともマテリアルリサイ
クル等、他のリサイクル方法のもとに再利用する必要が
生じ、そのための課題を如何に解決するかが、今後のリ
サイクル対応を促進させる上での鍵となってくる。
等をスナップフィット構造(一方に設けた穴等に他方に
設けたフックを係合させる構造)により係合させて組み
付ける方法が多用されているが、スナップフィット構造
を採用した製品をリサイクルする場合にはスナップフィ
ット部を破壊してマテリアルリサイクル等に供するのが
一般である。プラスチック材料から成るユニット、部品
(係合部材)をスナップフィット構造により他の部材
(被係合部材)に結合する場合には、係合部材が金属イ
ンサートを使用しない単一材料で構成されているためリ
サイクルに適してはいるが、被係合部材が必ずしもプラ
スチック材料とは限らない。従って、このような場合に
は、スナップフィット構造を使用した異種材料間の分離
・分解作業を簡単に、しかも短時間でできるようにし、
解体業者の作業時間や負担を軽減させることがリサイク
ルを推進する一つの課題となってくる。
しては、種々の方法が提案されているが、いずれも不具
合を有する。即ち、公知文献であるDesign fo
r Recycling(日本ジーイープラスチックス
株式会社)には、予めデザインの段階で解体時を考慮し
た破断点を設定し、製品使用時に問題とならない程度の
ノッチを入れておくようにした予定破断点の設置方法が
開示されている。しかし、予定破断点を設定する方法の
場合、被係合部材が軽量で大きい負荷がかからない場合
には上記破断点が有効に機能するが、係合部材及び被係
合部材に対して共に大きな負荷がかかる場合にノッチを
入れると使用中の破断の虞れを高めるので、その適用範
囲が使用する部材が軽量・軽負荷である場合に限られる
という制約がある。次に、図6に示したように係合部の
分解箇所を明示し、分解時間を短縮するようにした方法
があるが、この方法にあっては係合部を捜す時間が短縮
されるものの、係合部を分解する手間については改善さ
れていない。図6においてドライバーを矢印方向に回す
ことを指示する図が入っているが、ドライバーを回すこ
とにより分解できる樹脂はポリプロピレンやポリアミド
等の柔らかい樹脂に限られており、ポリカーボネートや
ガラス繊維入り等の固い樹脂から成る部材をドライバー
を回転させることにより分解することは困難であり、完
全な解決策には至っていない。また、図7は従来のスナ
ップフィット構造の断面図であり、係合部材1から延び
るフック状の爪2を被係合部材3の穴4内に嵌着するこ
とにより両部材の固定が行われているが、両部材1、3
は密着状態にありドライバー6等の分解工具を差し入れ
るスペースがないため、分解時には図示の各位置から工
具を無理に差し入れて分解を行うしかなく作業性が極め
て悪かった。本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、スナップフィット構造により組み付けた2つの部材
をリサイクルのために分離・分解する際の作業性の問題
を解消し、短時間で容易に分離・分解できるリサイクル
対応のスナップフィット係合構造を提供することを課題
としている。
求項1の発明は、プラスチック材料から成る爪を備えた
係合部材と、該爪と係合可能な穴を有した被係合部材と
を、該爪と穴とのスナップフィット係合により結合させ
るようにしたスナップフィット係合構造において、上記
爪の近傍の係合部材の一部、或は上記穴の近傍の被係合
部材の一部に、夫々分解工具の先端が入る差込み口を設
けることにより、係合部材と被係合部材との分離・分解
性を高めたことを特徴とする。請求項2の発明は、上記
該差込み口の手前側に上記分解工具の先端を差込んだと
きの回転支点となる突起を設けたことを特徴とする。
例により詳細に説明する。図1は本発明のスナップフィ
ットによる係合構造を利用した部材の分解斜視図、図2
は図1の部分拡大断面図であ、スナップフィットを用い
てプラスチック係合部材1と被係合部材3を係合させる
場合を示している。プラスチック係合部材1は、その底
面から複数個の係合用の爪2(2′、2″)を突設させ
た大物構造体であり、該係合用の爪2(2′、2″)
が、金属のプレス部品で造られた被係合部材3の係合穴
4(4′、4″)に挿入されることにより両者が係合さ
れる。尚、係合部材1は少なくともその爪2がプラスチ
ック、その他の樹脂であればよく、また被係合部材3の
構成材料は金属に限らず、プラスチックであっても一向
に構わない。図2において、プラスチック係合部材1の
爪2の手前側には剥離具の先端が入る程度の差込み口
5、5’、5”が設けられている。即ち、底面に爪2を
有した底板10の端縁であって各爪2、2’、2”に対
応する位置には夫々底板の一部を上方に突状に屈曲させ
た屈曲部(突部)11、11’、11”が形成され、各
屈曲部11、11’、11”の下方には差込み口5、
5’、5”が形成されている。この差込み口5、5’、
5”を設けることにより、両部材1、3を組み付けた時
に図3(a) の如く被係合部材3の上面との間に差込み口
5、5’、5”が形成され、この差込み口をドライバー
等の分解工具6を差し入れて分解を行うためのスペース
として利用することが可能となる。
材3が係合されている状態から、分解工具(剥離具)を
用いて分離・分解する状態を断面図を用いて説明する。
図3(a) はプラスチック係合部材1が被係合部材3に係
合されている状態であり、この状態から分離・分解を行
う過程を(b) に示す。分解工具6をプラスチック係合部
材1の差込み口5に差込み、→方向に分解工具6を持ち
上げていくと、爪2の根元部2aにストレスがかかり、
図3(b) のような形で爪2が破損し、プラスチック係合
部材1と被係合部材3とが分離される。図示していない
が、同様の方法で他の係合爪(2′、2″)も分離して
行けば、完全にプラスチック係合部材1と被係合部材3
とを分離・分解することができる。尚、分解工具6とし
ては、通常汎用性のあるマイナスドライバーを使用する
のが一般的である。
を使用した状態の断面図を図7に示すが、従来は分解工
具6を入れる差込み口がないため、プラスチック係合部
材1と被係合部材3との間のわずかな隙間7を分解工具
6で無理にこじ開けて分解したり、又、爪2の傾斜部2
bを分解工具6′で矢印方向に押して穴4から離脱させ
ることにより分解するような方法をとっており、かなり
の時間及び労力を要していた。又、傾斜部2bを押して
爪2を被係合部材3から外した場合でも、複数個の爪が
ついているときに、他の爪を外そうとしたとき被係合部
材3から外れていた爪2が、又、弾性によって再びセッ
トされてしまうことも多々あり煩わしい作業でもあっ
た。これに対して、本発明によれば、従来のように受け
部に予備破断点を設定する必要もなく、又、差込み口5
があることから、スナップフィットを使用した大重量の
大物構造体部品でも簡単に分離・分解することが可能と
なる。
は、プラスチック係合部材1の表面12に差込み口形成
用の屈曲部11を設けられない場合の例であり、この場
合には被係合部材3側の、爪2に対応する位置に段差1
3を形成することにより差込み口5′を設けるのが好ま
しい。更に、図5に示した他の形態例のように差込み口
5の手前側の被係合部材3の上面に、分解工具6を差込
んだときの回転支点となる突起14を設けることによ
り、分解工具6を上方向ばかりでなく、下方向にも力を
かけることが可能となり、よりプラスチック係合部材1
と被係合部材3との分離・分解のし易さが広がる。
少なくともプラスチックから成る爪を備えた係合部材
と、被係合部材とを、該爪を被係合部材側の穴に嵌着さ
せることにより組み付けるスナップフィット構造に於
て、該爪に対応する係合部材の位置にリサイクル対応用
の差込み口を形成したので、両部材が組み付けられた状
態に於て、汎用性のある分解工具を用いて、容易にプラ
スチック係合部材と被係合部材とを分離・分解すること
ができる。又、予備破断点(ノッチ)を設けていないこ
とから、大物構造体部品のスナップフィット係合にも使
用可能となり、広範囲の分野において利用することがで
きる。また、請求項2の発明によれば、上記差込み口の
手前側に分解工具を差込んだときの回転支点となる突起
を設けてあることから、一方向(上方向)のみへの動作
による分解作業ではなく、二方向(上下方向)どちらへ
の動作によっても解体することが可能となり、更に分離
・分解のし易さが広がる。
用した部材の分解斜視図。
ィット構造を採用した部材を分解する手順を示す図。
図。
図。
図。
係合部材、4、4′、4″ 係合穴、5、5’、5”
差込み口、6 分解工具、10 底板、11、11’、
11” 屈曲部(突部)、12 表面、13 段差。
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチック材料から成る爪を備えた係
合部材と、該爪と係合可能な穴を有した被係合部材と
を、該爪と穴とのスナップフィット係合により結合させ
るようにしたスナップフィット係合構造において、 上記爪の近傍の係合部材の一部、或は上記穴の近傍の被
係合部材の一部に、夫々分解工具の先端を挿入し得る形
状の差込み口を設けることにより、係合部材と被係合部
材との分離・分解性を高めたことを特徴としたスナップ
フィット係合構造。 - 【請求項2】 上記該差込み口の手前側に上記分解工具
の先端を差込んだときの回転支点となる突起を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のスナップフィット係合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35308696A JP3789182B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スナップフィット係合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35308696A JP3789182B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スナップフィット係合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10173368A true JPH10173368A (ja) | 1998-06-26 |
| JP3789182B2 JP3789182B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=18428472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35308696A Expired - Fee Related JP3789182B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | スナップフィット係合構造 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3789182B2 (ja) |
Cited By (4)
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-
1996
- 1996-12-13 JP JP35308696A patent/JP3789182B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3789182B2 (ja) | 2006-06-21 |
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