JPH1017340A - 水砕スラグの製造方法及び製造装置 - Google Patents
水砕スラグの製造方法及び製造装置Info
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- JPH1017340A JPH1017340A JP8172541A JP17254196A JPH1017340A JP H1017340 A JPH1017340 A JP H1017340A JP 8172541 A JP8172541 A JP 8172541A JP 17254196 A JP17254196 A JP 17254196A JP H1017340 A JPH1017340 A JP H1017340A
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- ash
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- granulated slag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶かした灰を水中へ滴下させて水砕スラグを
製造するプラントを開発するに際し、灰の溶融時点から
冷却時点までの熱履歴等、水砕スラグの物性に大きく影
響する諸条件を、モデリングによって調べられるように
する。 【解決手段】 ノズル付きルツボ7に灰を入れ、これを
栓装置12で底栓をした状態で、上部ヒータ10により
加熱する。また、ルツホ7のノズル部分を下部ヒータ1
1で低温状態に加熱しておき、栓装置12を開栓させ
る。これにより、ルツボ7内で溶融した灰は、ノズル部
分を通過するときに、ある程度冷やされて粘度が少し低
くなる。従って、溶けた灰は、下部の水槽13へ落下す
る状態が、確実に滴下状態となり、実機に則した水砕ス
ラグが得られることになる。
製造するプラントを開発するに際し、灰の溶融時点から
冷却時点までの熱履歴等、水砕スラグの物性に大きく影
響する諸条件を、モデリングによって調べられるように
する。 【解決手段】 ノズル付きルツボ7に灰を入れ、これを
栓装置12で底栓をした状態で、上部ヒータ10により
加熱する。また、ルツホ7のノズル部分を下部ヒータ1
1で低温状態に加熱しておき、栓装置12を開栓させ
る。これにより、ルツボ7内で溶融した灰は、ノズル部
分を通過するときに、ある程度冷やされて粘度が少し低
くなる。従って、溶けた灰は、下部の水槽13へ落下す
る状態が、確実に滴下状態となり、実機に則した水砕ス
ラグが得られることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水砕スラグを製造
する方法及び装置に関するものである。
する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴミ焼却場や汚泥処理場等において焼却
処理後に残留する灰は、これに含まれる有害重金属を組
織中へ封じ込めるため、更に溶融状態にまで加熱させ、
その後、冷却してスラグとしてから、廃棄する必要があ
る。この場合、冷却方法を空冷(放冷)にすると、結晶
化したスラグが得られ、有害重金属の封じ込めは確実且
つ安定的なものとなるが、この冷却方法は非能率的なこ
とから実際的でない。また、有害重金属の封じ込め状態
(安全性)を確認する試験では、被験材とするスラグを
細かい粒状物(粒径0.5〜5.0mm)にしなければ
ならない事情がある。
処理後に残留する灰は、これに含まれる有害重金属を組
織中へ封じ込めるため、更に溶融状態にまで加熱させ、
その後、冷却してスラグとしてから、廃棄する必要があ
る。この場合、冷却方法を空冷(放冷)にすると、結晶
化したスラグが得られ、有害重金属の封じ込めは確実且
つ安定的なものとなるが、この冷却方法は非能率的なこ
とから実際的でない。また、有害重金属の封じ込め状態
(安全性)を確認する試験では、被験材とするスラグを
細かい粒状物(粒径0.5〜5.0mm)にしなければ
ならない事情がある。
【0003】そこで、灰を溶融後(以下、この状態のも
のを「溶融材料」と言う)に、これを水中へ滴下状に投
入して一気に急冷させることにより、ガラス化(非晶
化)し、且つ粒状化した水砕スラグを得るようにしてい
る。すなわち、このような急冷方法を採ると、処理能率
に優れるだけでなく、凝固過程でスラグが自ずと適度な
粒状物になるという利点がある。また、このガラス化し
た水砕スラグでも、有害重金属を安定して組織中へ封じ
込めることができる。
のを「溶融材料」と言う)に、これを水中へ滴下状に投
入して一気に急冷させることにより、ガラス化(非晶
化)し、且つ粒状化した水砕スラグを得るようにしてい
る。すなわち、このような急冷方法を採ると、処理能率
に優れるだけでなく、凝固過程でスラグが自ずと適度な
粒状物になるという利点がある。また、このガラス化し
た水砕スラグでも、有害重金属を安定して組織中へ封じ
込めることができる。
【0004】図3は、この水砕スラグを製造するための
プラントを概略して示したもので、このプラントは、上
方に設けられた炉体50と、その下方に設けられた水槽
51とを有している。炉体50には、その中心部へ向け
て上方からガスバーナ52が設けられ、このガスバーナ
52まわりへ灰Aが落下供給されるようになっている。
炉体50の炉底部は漏斗状となっており、逆円錐状の傾
斜面50aと、その中心部で下方へ延びる滴下管50b
とを有している。傾斜面50aは、灰Aが、そのままの
状態では滑り落ちることのない安息角(θ=約15〜2
0°)に設定されている。
プラントを概略して示したもので、このプラントは、上
方に設けられた炉体50と、その下方に設けられた水槽
51とを有している。炉体50には、その中心部へ向け
て上方からガスバーナ52が設けられ、このガスバーナ
52まわりへ灰Aが落下供給されるようになっている。
炉体50の炉底部は漏斗状となっており、逆円錐状の傾
斜面50aと、その中心部で下方へ延びる滴下管50b
とを有している。傾斜面50aは、灰Aが、そのままの
状態では滑り落ちることのない安息角(θ=約15〜2
0°)に設定されている。
【0005】このような構成であるため、炉底部の傾斜
面50aに堆積した灰Aが、その上層のものから順次、
ガスバーナ52による加熱でドロドロの状態に溶かされ
(即ち、溶融材料とされ)て、滴下管50bを介して水
槽51へ滴下するというものである。ところで、最近で
は、このようにして得られる水砕スラグを、ただ廃棄す
るだけでなく、建築材料や土木材料等として再利用する
ことが考えられている。そのため、水砕スラグの物性を
各種用途に応じたものにする必要がある。水砕スラグの
物性は、溶融材料を冷却する過程での熱履歴や、最終的
に得られる粒度の大小等が、大きなファクターとなって
変化することが判っている。
面50aに堆積した灰Aが、その上層のものから順次、
ガスバーナ52による加熱でドロドロの状態に溶かされ
(即ち、溶融材料とされ)て、滴下管50bを介して水
槽51へ滴下するというものである。ところで、最近で
は、このようにして得られる水砕スラグを、ただ廃棄す
るだけでなく、建築材料や土木材料等として再利用する
ことが考えられている。そのため、水砕スラグの物性を
各種用途に応じたものにする必要がある。水砕スラグの
物性は、溶融材料を冷却する過程での熱履歴や、最終的
に得られる粒度の大小等が、大きなファクターとなって
変化することが判っている。
【0006】このようなことから、所望する物性を具備
した水砕スラグを製造するうえで、最適な熱履歴等を付
与できる新たなプラントの開発が必要であるが、この
種、プラントは極めて大型であるから、その開発段階で
実機と同大の試作機を何台も製作して、いちいちその結
果の良否を考察するといったことはできない。なお、従
来、当初のプラントを開発するにあたっては、灰を何℃
で加熱すると溶融し易いか、とか、水温を何度に設定す
ると粒状化し易いか、とかの基礎データを集めるため
に、次のようなモデリング実験をした経緯がある。すな
わち、この実験は、小型のルツボに灰を入れてこれを実
験用小型電気炉中で加熱し、灰が溶融した後、このルツ
ボをルツボハサミで掴んで小型電気炉から取り出し、水
を貯めたバケツの上で傾けてルツボ内の溶融材料を水中
へ投下するというものであった。
した水砕スラグを製造するうえで、最適な熱履歴等を付
与できる新たなプラントの開発が必要であるが、この
種、プラントは極めて大型であるから、その開発段階で
実機と同大の試作機を何台も製作して、いちいちその結
果の良否を考察するといったことはできない。なお、従
来、当初のプラントを開発するにあたっては、灰を何℃
で加熱すると溶融し易いか、とか、水温を何度に設定す
ると粒状化し易いか、とかの基礎データを集めるため
に、次のようなモデリング実験をした経緯がある。すな
わち、この実験は、小型のルツボに灰を入れてこれを実
験用小型電気炉中で加熱し、灰が溶融した後、このルツ
ボをルツボハサミで掴んで小型電気炉から取り出し、水
を貯めたバケツの上で傾けてルツボ内の溶融材料を水中
へ投下するというものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の実験方法で
は、小型電気炉からルツボを取り出してバケツ内へ溶融
材料を投下するまでに、時間がかかりすぎる。そのた
め、この間に、溶融材料に無視できない温度低下が生じ
るので、温度、特に熱履歴に関しては、正確な基礎デー
タを得にくいということがあった。
は、小型電気炉からルツボを取り出してバケツ内へ溶融
材料を投下するまでに、時間がかかりすぎる。そのた
め、この間に、溶融材料に無視できない温度低下が生じ
るので、温度、特に熱履歴に関しては、正確な基礎デー
タを得にくいということがあった。
【0008】また、ルツボから溶融材料をバケツへ投入
する場合、所定の滴下状態を保持させることが難しく、
例えば、投入量が多すぎて水が一気に昇温又は蒸発して
しまい、冷却速度が不規則になったり、粒度が許容範囲
を越える粗いものになったりしていたので、滴下間隔や
滴粒の大きさ、最終的に得られる粒度等の基礎データ及
び相関関係を採取することも、殆ど不可能であった。
する場合、所定の滴下状態を保持させることが難しく、
例えば、投入量が多すぎて水が一気に昇温又は蒸発して
しまい、冷却速度が不規則になったり、粒度が許容範囲
を越える粗いものになったりしていたので、滴下間隔や
滴粒の大きさ、最終的に得られる粒度等の基礎データ及
び相関関係を採取することも、殆ど不可能であった。
【0009】すなわち、上記従来の実験方法では、新た
なプラントを開発するうえで、水砕スラグの物性に大き
く影響する諸条件に関して、正確な基礎データの収集を
することができないため、プラントの設計・製作が思う
ように進められないという事情があった。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたものであって、所望する物性を
具備した水砕スラグの製造が可能となる水砕スラグの製
造方法及び製造装置を提供することを目的とする。これ
らの製造方法及び製造装置は、各種基礎データを正確に
集めるための実験機として適用可能であるだけでなく、
実際のプラント(実機)としても適用できるものであ
る。
なプラントを開発するうえで、水砕スラグの物性に大き
く影響する諸条件に関して、正確な基礎データの収集を
することができないため、プラントの設計・製作が思う
ように進められないという事情があった。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたものであって、所望する物性を
具備した水砕スラグの製造が可能となる水砕スラグの製
造方法及び製造装置を提供することを目的とする。これ
らの製造方法及び製造装置は、各種基礎データを正確に
集めるための実験機として適用可能であるだけでなく、
実際のプラント(実機)としても適用できるものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、請求
項1記載の本発明(水砕スラグの製造方法)では、灰を
加熱して溶融させた後、この溶融材料の温度より低い所
定温度に加熱保持させた流下口へ溶融材料を導くことで
該溶融材料の流動速度を調整し、流下口の下方に設けた
貯水部に対する溶融材料の滴下を可能にすることを特徴
としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、請求
項1記載の本発明(水砕スラグの製造方法)では、灰を
加熱して溶融させた後、この溶融材料の温度より低い所
定温度に加熱保持させた流下口へ溶融材料を導くことで
該溶融材料の流動速度を調整し、流下口の下方に設けた
貯水部に対する溶融材料の滴下を可能にすることを特徴
としている。
【0011】このようにすれば、一旦、ドロドロの状態
に溶けた灰、即ち、溶融材料は、流下口から落下する時
点で低温化され、ある程度の粘性を帯びるようになる。
従って、溶融材料の流動速度を変化させることができ、
流下口からは、流動的・連続的な流下状態ではなく、所
望する滴下状態で落下させることができるようになる。
そのため、この方法を実験機として適用する場合にも、
確実に、貯水部に対する溶融材料の一定的な滴下投入が
できるものとなる。
に溶けた灰、即ち、溶融材料は、流下口から落下する時
点で低温化され、ある程度の粘性を帯びるようになる。
従って、溶融材料の流動速度を変化させることができ、
流下口からは、流動的・連続的な流下状態ではなく、所
望する滴下状態で落下させることができるようになる。
そのため、この方法を実験機として適用する場合にも、
確実に、貯水部に対する溶融材料の一定的な滴下投入が
できるものとなる。
【0012】なお、溶融材料の温度と、流下口の加熱温
度とを種々に異ならせることにより、これらの間の温度
差や温度勾配等を種々に変化させることができ、これに
起因して物性の異なる各種の水砕スラグを製造すること
ができる。前記流下口の加熱温度は、溶融材料が凝固を
はじめる温度以下(例えば、灰の融点又はそれより低い
温度)に設定しておくのが、溶融材料の流動速度(粘
性)を調整するうえで好適である(請求項2)。
度とを種々に異ならせることにより、これらの間の温度
差や温度勾配等を種々に変化させることができ、これに
起因して物性の異なる各種の水砕スラグを製造すること
ができる。前記流下口の加熱温度は、溶融材料が凝固を
はじめる温度以下(例えば、灰の融点又はそれより低い
温度)に設定しておくのが、溶融材料の流動速度(粘
性)を調整するうえで好適である(請求項2)。
【0013】また、請求項3記載の本発明(水砕スラグ
の製造装置)では、本体部底部に流下口が設けられたル
ツボと、該ルツボの本体部を高温加熱する上部加熱体
と、ルツボの流下口を本体部より低温に加熱する下部加
熱体と、ルツボの流下口を閉状態から開状態に切換可能
な栓装置と、ルツボの下方に設けられる貯水部とを有し
ていることを特徴としている。
の製造装置)では、本体部底部に流下口が設けられたル
ツボと、該ルツボの本体部を高温加熱する上部加熱体
と、ルツボの流下口を本体部より低温に加熱する下部加
熱体と、ルツボの流下口を閉状態から開状態に切換可能
な栓装置と、ルツボの下方に設けられる貯水部とを有し
ていることを特徴としている。
【0014】この構成は、請求項1記載の製造方法の実
施に必要とされる構成である。この構成では、ルツボの
本体部と流下口とを、上下、各別の加熱体によって加熱
しているので、それぞれ正確且つ任意の温度設定が可能
となっている。また、流下口には栓装置が設けられてい
るので、溶融材料を落下させ始めるタイミングや落下量
を所望に調節でき、それだけ多彩な想定実験が可能にな
る。
施に必要とされる構成である。この構成では、ルツボの
本体部と流下口とを、上下、各別の加熱体によって加熱
しているので、それぞれ正確且つ任意の温度設定が可能
となっている。また、流下口には栓装置が設けられてい
るので、溶融材料を落下させ始めるタイミングや落下量
を所望に調節でき、それだけ多彩な想定実験が可能にな
る。
【0015】前記ルツボの流下口は、本体部から下方へ
延びる管体によって形成することができる(請求項
4)。このようにすると、流下口に対する下部加熱体の
設置が容易となり、またルツボの本体部との間での温度
勾配を、比較的明確な分布とさせることができるように
なる点で、好都合となる。
延びる管体によって形成することができる(請求項
4)。このようにすると、流下口に対する下部加熱体の
設置が容易となり、またルツボの本体部との間での温度
勾配を、比較的明確な分布とさせることができるように
なる点で、好都合となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る水砕スラグ
製造装置1の一実施形態を示している。図示した製造装
置1は実験機として構成されたもので、内部が上下二室
に区画形成された比較的小型の装置外装体2を有してい
る。この装置外装体2において、下部室3では、装置外
装体2の外部へ続く軌道5が敷設された台車出入りスペ
ースが構成されており、上部室6では、ルツボ7を収納
可能な電気炉8が構成されている。
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る水砕スラグ
製造装置1の一実施形態を示している。図示した製造装
置1は実験機として構成されたもので、内部が上下二室
に区画形成された比較的小型の装置外装体2を有してい
る。この装置外装体2において、下部室3では、装置外
装体2の外部へ続く軌道5が敷設された台車出入りスペ
ースが構成されており、上部室6では、ルツボ7を収納
可能な電気炉8が構成されている。
【0017】この製造装置1は、電気炉8内に必要に応
じて収納されるルツボ7と、電気炉8の炉壁部8a中に
埋設された上部加熱体10と、電気炉8の炉床部8b中
に埋設された下部加熱体11と、電気炉8の炉天井部8
cを縦方向に貫いて設けられた栓装置12と、装置外装
体2の下部室3(台車出入りスペース)に対して必要に
応じて装入される貯水部13とを有している。
じて収納されるルツボ7と、電気炉8の炉壁部8a中に
埋設された上部加熱体10と、電気炉8の炉床部8b中
に埋設された下部加熱体11と、電気炉8の炉天井部8
cを縦方向に貫いて設けられた栓装置12と、装置外装
体2の下部室3(台車出入りスペース)に対して必要に
応じて装入される貯水部13とを有している。
【0018】ルツボ7は、図2に示すように有底円筒状
をした本体部17と、この本体部17の底部から下方へ
延びる管体18によってその内部に形成された流下口1
9とを有している。本体部17は、外殻部20と容器部
21とによって二重構造を有して形成されており、この
うち上記管体18は、内側の容器部21に対して一体形
成されている。外殻部20も容器部21(管体18を含
む)も、アルミナによって形成されている。
をした本体部17と、この本体部17の底部から下方へ
延びる管体18によってその内部に形成された流下口1
9とを有している。本体部17は、外殻部20と容器部
21とによって二重構造を有して形成されており、この
うち上記管体18は、内側の容器部21に対して一体形
成されている。外殻部20も容器部21(管体18を含
む)も、アルミナによって形成されている。
【0019】上記電気炉8(図1参照)において、その
炉壁部8a及び炉天井部8cは、装置外装体2の上部室
6に対して固定状態で設けられている。また、炉床部8
bは、炉壁部8aを支持する外枠部23と、この外枠部
23の中央部でルツボ7の載置部とされる中央台部24
とを有しており、このうち外枠部23だけが上部室6に
対して固定されている。
炉壁部8a及び炉天井部8cは、装置外装体2の上部室
6に対して固定状態で設けられている。また、炉床部8
bは、炉壁部8aを支持する外枠部23と、この外枠部
23の中央部でルツボ7の載置部とされる中央台部24
とを有しており、このうち外枠部23だけが上部室6に
対して固定されている。
【0020】なお、中央台部24には、ルツボ7の管体
18を差し込むための中央孔24aが上下に貫通して形
成されており、この中央孔24aの内周面まわりを囲む
ような配置で、上記した下部加熱体11が設けられてい
る。炉床部8bにおいて、中央台部24は、装置外装体
2に対して適宜の昇降案内機構(図示略)を介して設け
られており、上下方向に移動可能になっている。この上
下動は、手作業によって行うようにしてもよいし、流体
圧シリンダやネジ送り機構等を用いた昇降装置(図示
略)によって行うようにしてもよい。
18を差し込むための中央孔24aが上下に貫通して形
成されており、この中央孔24aの内周面まわりを囲む
ような配置で、上記した下部加熱体11が設けられてい
る。炉床部8bにおいて、中央台部24は、装置外装体
2に対して適宜の昇降案内機構(図示略)を介して設け
られており、上下方向に移動可能になっている。この上
下動は、手作業によって行うようにしてもよいし、流体
圧シリンダやネジ送り機構等を用いた昇降装置(図示
略)によって行うようにしてもよい。
【0021】この中央台部24には車輪25が取り付け
られている。この車輪25は、中央台部24が装置外装
体2の下部室3へ降ろされたとき、この下部室3に敷設
された上記軌道5上に乗せられ、そして軌道5に沿った
移動が可能になっている。電気炉8の上部加熱体10及
び下部加熱体11は、いずれもニケイ化モリブデン製の
発熱体より構成されている。上部加熱体10は、主とし
てルツボ7の本体部17(即ち、その中へ入れられる
灰)を高温で加熱し、下部加熱体11は、主としてルツ
ボ7の管体18、即ち、流下口19内を、上記本体部1
7よりも低い温度で加熱するようになっている。
られている。この車輪25は、中央台部24が装置外装
体2の下部室3へ降ろされたとき、この下部室3に敷設
された上記軌道5上に乗せられ、そして軌道5に沿った
移動が可能になっている。電気炉8の上部加熱体10及
び下部加熱体11は、いずれもニケイ化モリブデン製の
発熱体より構成されている。上部加熱体10は、主とし
てルツボ7の本体部17(即ち、その中へ入れられる
灰)を高温で加熱し、下部加熱体11は、主としてルツ
ボ7の管体18、即ち、流下口19内を、上記本体部1
7よりも低い温度で加熱するようになっている。
【0022】上記栓装置12は、ルツボ7の上方から、
流下口19における本体部17の内側の開口縁部(図2
参照)を閉塞可能とする、下端部が半球状をした棒栓3
0を有している。この棒栓30は、アルミナによって形
成されており、装置外装体2に対して適宜の昇降案内機
構(図示略)を介して設けられ、上下方向に移動可能に
なっている。この棒栓30を昇降させることで、流下口
19を閉状態から開状態に切換可能になっている。
流下口19における本体部17の内側の開口縁部(図2
参照)を閉塞可能とする、下端部が半球状をした棒栓3
0を有している。この棒栓30は、アルミナによって形
成されており、装置外装体2に対して適宜の昇降案内機
構(図示略)を介して設けられ、上下方向に移動可能に
なっている。この棒栓30を昇降させることで、流下口
19を閉状態から開状態に切換可能になっている。
【0023】棒栓30の上下動は、手作業によって行う
ようにしてもよいし、流体圧シリンダやネジ送り機構等
を用いた昇降装置(図示略)によって行うようにしても
よい。上記貯水部13は、車輪31を具備して軌道5上
を走行可能とされた台車部32に対し、その上部に水槽
33が搭載されたものである。必要に応じてルツボ7の
真下位置へ装入セットされるが、水の補給又は交換、水
砕スラグの取り出し、ルツボ7の交換時等には、言うま
でもなく、装置外装体2から取り出す。
ようにしてもよいし、流体圧シリンダやネジ送り機構等
を用いた昇降装置(図示略)によって行うようにしても
よい。上記貯水部13は、車輪31を具備して軌道5上
を走行可能とされた台車部32に対し、その上部に水槽
33が搭載されたものである。必要に応じてルツボ7の
真下位置へ装入セットされるが、水の補給又は交換、水
砕スラグの取り出し、ルツボ7の交換時等には、言うま
でもなく、装置外装体2から取り出す。
【0024】
【実施例】ルツボ7としては、外殻部20が内径D1 =
235mm、高さH1 =250mm、容器部21が内径
D2 =170mm、高さH2 =400mm、流下口19
が内径d=15mm、長さh=120mmのものを製作
した。最初にルツボ7へ供給する灰の組成は、全体の6
0〜70%をSiO2 とCaOとが占め、15〜20%
をAlO3 が占めるものであり、またこれら三成分が全
体の略90%を占めるものとなっていた。これら各成分
は、単独での融点はそれぞれ高いが、灰として混ざり合
った状態での全体的な溶融温度は1350〜1450℃
であった。
235mm、高さH1 =250mm、容器部21が内径
D2 =170mm、高さH2 =400mm、流下口19
が内径d=15mm、長さh=120mmのものを製作
した。最初にルツボ7へ供給する灰の組成は、全体の6
0〜70%をSiO2 とCaOとが占め、15〜20%
をAlO3 が占めるものであり、またこれら三成分が全
体の略90%を占めるものとなっていた。これら各成分
は、単独での融点はそれぞれ高いが、灰として混ざり合
った状態での全体的な溶融温度は1350〜1450℃
であった。
【0025】電気炉8の上部加熱体10は、ルツボ7内
の灰を1400〜1500℃に加熱できるように調節し
た。1500℃よりも高くすると、栓装置12において
棒栓30を引き上げたときに、溶融した灰(即ち、溶融
材料)が流下口19から流動的・連続的に流下する状態
や、塊状となって噴出する状態となるおそれがあるた
め、好ましくないものであった。
の灰を1400〜1500℃に加熱できるように調節し
た。1500℃よりも高くすると、栓装置12において
棒栓30を引き上げたときに、溶融した灰(即ち、溶融
材料)が流下口19から流動的・連続的に流下する状態
や、塊状となって噴出する状態となるおそれがあるた
め、好ましくないものであった。
【0026】また、1400℃より低くすると、流下口
19内で詰まりが生じるおそれがあって、これも好まし
くないものであった。電気炉8の下部加熱体11は、流
下口19の内周面温度が、溶融材料の温度よりも400
〜600℃程度、低くなるように(800〜1100℃
程度となるように)調節した。
19内で詰まりが生じるおそれがあって、これも好まし
くないものであった。電気炉8の下部加熱体11は、流
下口19の内周面温度が、溶融材料の温度よりも400
〜600℃程度、低くなるように(800〜1100℃
程度となるように)調節した。
【0027】このときの低温化が不十分であると、溶融
材料の粘性が高すぎて滴下状態が得られ難くなるし、仮
に滴下状態が得られたとしても、滴下間隔が早く、滴粒
が大きく、また溶融から滴下までの滞留時間(実機の場
合は、2〜3秒あるのが好適とされる)が短すぎる等の
各種不具合が生じ易くなる。そのため、得られる水砕ス
ラグとしての物性に悪影響が出ることになる。また、こ
れとは反対に低温化しすぎると、溶融材料の粘性が低く
なりすぎて、流下口19内での詰まりの原因となる。
材料の粘性が高すぎて滴下状態が得られ難くなるし、仮
に滴下状態が得られたとしても、滴下間隔が早く、滴粒
が大きく、また溶融から滴下までの滞留時間(実機の場
合は、2〜3秒あるのが好適とされる)が短すぎる等の
各種不具合が生じ易くなる。そのため、得られる水砕ス
ラグとしての物性に悪影響が出ることになる。また、こ
れとは反対に低温化しすぎると、溶融材料の粘性が低く
なりすぎて、流下口19内での詰まりの原因となる。
【0028】貯水部13において、水量は20リット
ル、当初の水温は15℃とした(なお、溶融材料の滴下
時は、だいたい50℃に保たれていた)。また、ルツボ
7における流下口19の最下端から水面までの高さを7
00mmとした。栓装置12は、電気炉8の上部加熱体
10及び下部加熱体11を加熱させた後、これら加熱体
10,11の表面温度が所定温度に達した時点で、棒栓
30を一気に2〜3cmの高さまで引き上げた。
ル、当初の水温は15℃とした(なお、溶融材料の滴下
時は、だいたい50℃に保たれていた)。また、ルツボ
7における流下口19の最下端から水面までの高さを7
00mmとした。栓装置12は、電気炉8の上部加熱体
10及び下部加熱体11を加熱させた後、これら加熱体
10,11の表面温度が所定温度に達した時点で、棒栓
30を一気に2〜3cmの高さまで引き上げた。
【0029】これにより、ルツボ7内でドロドロの状態
とされた溶融材料は、棒栓30の引上げ部分を介して流
下口19へ流れ込み、これを流下する間に、流下口19
の内周面に近いものほど、凝固をはじめる温度付近まで
冷やされることになる。そのため、この部分の粘性は、
ある程度、高くなり、流動速度が遅くなる(図2では少
し極端に描いた)。従って、流下口19の下端からは、
溶融材料が略均等間隔、且つ均一滴粒となって滴下する
ものとなり、貯水部13の水槽33内において、所定粒
度(0.5〜5.0mm)の水砕スラグが得られた。
とされた溶融材料は、棒栓30の引上げ部分を介して流
下口19へ流れ込み、これを流下する間に、流下口19
の内周面に近いものほど、凝固をはじめる温度付近まで
冷やされることになる。そのため、この部分の粘性は、
ある程度、高くなり、流動速度が遅くなる(図2では少
し極端に描いた)。従って、流下口19の下端からは、
溶融材料が略均等間隔、且つ均一滴粒となって滴下する
ものとなり、貯水部13の水槽33内において、所定粒
度(0.5〜5.0mm)の水砕スラグが得られた。
【0030】言うまでもなく、この実験では、灰の組成
を各種調製したり、電気炉8の上部加熱体10や下部加
熱体11の各設定温度(温度差や温度勾配)を変更した
り、ルツボ7における流下口19の最下端から貯水部1
3における水面までの高さや水温等を変更したり、栓装
置12において棒栓30の引き上げタイミングや引き上
げ高さを変更したりして、種々条件下での結果を考察す
ることができるものである。
を各種調製したり、電気炉8の上部加熱体10や下部加
熱体11の各設定温度(温度差や温度勾配)を変更した
り、ルツボ7における流下口19の最下端から貯水部1
3における水面までの高さや水温等を変更したり、栓装
置12において棒栓30の引き上げタイミングや引き上
げ高さを変更したりして、種々条件下での結果を考察す
ることができるものである。
【0031】なお、場合によっては、ルツボ7におい
て、特にD2 ,d,h等の寸法を変えたものを各種、使
用するようにしてもよい。このようにして得た実験結果
をもとに、所望する物性を具備した水砕スラグを製造す
るうえで、実機に則した正確な基礎データを採取するこ
とができるようになり、この基礎データに基づいて、新
たなプラント(図3参照)の炉底部傾斜面50aの安息
角θや傾斜面50aの幅b、滴下管50bの長さL、滴
下管50bの下端から水面までの高さT、水温、ガスバ
ーナ52による加熱温度等を決めることができた。
て、特にD2 ,d,h等の寸法を変えたものを各種、使
用するようにしてもよい。このようにして得た実験結果
をもとに、所望する物性を具備した水砕スラグを製造す
るうえで、実機に則した正確な基礎データを採取するこ
とができるようになり、この基礎データに基づいて、新
たなプラント(図3参照)の炉底部傾斜面50aの安息
角θや傾斜面50aの幅b、滴下管50bの長さL、滴
下管50bの下端から水面までの高さT、水温、ガスバ
ーナ52による加熱温度等を決めることができた。
【0032】ところで、本発明は上記した実施形態に限
定されるものではない。例えば、ルツボ7において、本
体部17は、外殻部20と容器部21との二重構造とせ
ず、一重構造にすることも可能である。また、管体18
を設けず、ルツボ底部に形成した孔によって流下口19
を形成させることもできる。ルツボ7は、例えば転炉等
と同じように、横向きの注ぎ口を具備する構造にすると
共に、ルツボ7自体を傾けることで、この注ぎ口を流下
口19とさせることが可能である。またルツボ7を傾け
るのに代えて、注ぎ口に開閉可能なゲートを設けるよう
な構造にすることもできる。なお、このような構造で
は、言うまでもなく栓装置12は不要となる。
定されるものではない。例えば、ルツボ7において、本
体部17は、外殻部20と容器部21との二重構造とせ
ず、一重構造にすることも可能である。また、管体18
を設けず、ルツボ底部に形成した孔によって流下口19
を形成させることもできる。ルツボ7は、例えば転炉等
と同じように、横向きの注ぎ口を具備する構造にすると
共に、ルツボ7自体を傾けることで、この注ぎ口を流下
口19とさせることが可能である。またルツボ7を傾け
るのに代えて、注ぎ口に開閉可能なゲートを設けるよう
な構造にすることもできる。なお、このような構造で
は、言うまでもなく栓装置12は不要となる。
【0033】電気炉8の炉底部8b(中央台部24)を
昇降させたり、この下降後の中央台部24や貯水部13
を軌道5によって移動させる等の構造を具備する点につ
いても、何ら限定されるものではない。
昇降させたり、この下降後の中央台部24や貯水部13
を軌道5によって移動させる等の構造を具備する点につ
いても、何ら限定されるものではない。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る水砕スラグの製造方法では、灰を加熱して溶融さ
せた後、この溶融材料の温度より低い所定温度に加熱保
持させた流下口へ溶融材料を導くことで該溶融材料の流
動速度を調整し、流下口の下方に設けた貯水部に対する
溶融材料の滴下を可能にしているので、例えば溶融材料
の温度と、流下口の加熱温度とを種々に異ならせること
により、灰が溶融してから冷却するまでの熱履歴等を各
種変更できるものとなる。
に係る水砕スラグの製造方法では、灰を加熱して溶融さ
せた後、この溶融材料の温度より低い所定温度に加熱保
持させた流下口へ溶融材料を導くことで該溶融材料の流
動速度を調整し、流下口の下方に設けた貯水部に対する
溶融材料の滴下を可能にしているので、例えば溶融材料
の温度と、流下口の加熱温度とを種々に異ならせること
により、灰が溶融してから冷却するまでの熱履歴等を各
種変更できるものとなる。
【0035】このことは、プラント(実機)として適用
した場合、1台のプラントで、物性の異なる各種の水砕
スラグを製造することができるという利点を奏すること
になる。また小型の実験機として適用した場合、確実
に、貯水部に対する溶融材料の一定的な滴下投入、即
ち、実機に則したモデリングが可能になるという、利点
を有することになる。そのため、新たなプラントを開発
するに際し、水砕スラグの物性に大きく影響する熱履歴
をはじめ、他の各種、諸条件との相関関係等について、
正確な基礎データを収集することができることになり、
これを基に、プラントの設計・製作ができる。
した場合、1台のプラントで、物性の異なる各種の水砕
スラグを製造することができるという利点を奏すること
になる。また小型の実験機として適用した場合、確実
に、貯水部に対する溶融材料の一定的な滴下投入、即
ち、実機に則したモデリングが可能になるという、利点
を有することになる。そのため、新たなプラントを開発
するに際し、水砕スラグの物性に大きく影響する熱履歴
をはじめ、他の各種、諸条件との相関関係等について、
正確な基礎データを収集することができることになり、
これを基に、プラントの設計・製作ができる。
【0036】一方、本発明に係る水砕スラグの製造装置
では、本体部底部に流下口が設けられたルツボと、該ル
ツボの本体部を高温加熱する上部加熱体と、ルツボの流
下口を本体部より低温に加熱する下部加熱体と、ルツボ
の流下口を閉状態から開状態に切換可能な栓装置と、ル
ツボの下方に設けられる貯水部とを有した構成である。
では、本体部底部に流下口が設けられたルツボと、該ル
ツボの本体部を高温加熱する上部加熱体と、ルツボの流
下口を本体部より低温に加熱する下部加熱体と、ルツボ
の流下口を閉状態から開状態に切換可能な栓装置と、ル
ツボの下方に設けられる貯水部とを有した構成である。
【0037】このように、上下の加熱体を具備している
ので、温度差や温度勾配のつけ易さ、正確さ、及び変更
のし易さ(即ち、熱履歴の簡単変更)等が図れるもので
ある。また、栓装置を具備しているので、溶融材料を滴
下状態とさせることの容易さや確実さ、及び溶融材料の
落下タイミングや落下量等の変更のし易さ等が得られる
ものである。
ので、温度差や温度勾配のつけ易さ、正確さ、及び変更
のし易さ(即ち、熱履歴の簡単変更)等が図れるもので
ある。また、栓装置を具備しているので、溶融材料を滴
下状態とさせることの容易さや確実さ、及び溶融材料の
落下タイミングや落下量等の変更のし易さ等が得られる
ものである。
【0038】従って、本発明方法の実施に際して、プラ
ントの実機としては勿論、多彩な想定実験を必要とする
実験機としても、構造の簡潔化、及び適用容易化が可能
となる利点がある。
ントの実機としては勿論、多彩な想定実験を必要とする
実験機としても、構造の簡潔化、及び適用容易化が可能
となる利点がある。
【図1】本発明に係る水砕スラグ製造装置(実験機)を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図2】図1の主要部を拡大して示す図である。
【図3】水砕スラグ製造装置(実機)を示す概略図であ
る。
る。
1 水砕スラグ製造装置(実験機) 7 ルツボ 10 上部加熱体 11 下部加熱体 12 栓装置 13 貯水部 17 本体部 18 管体 19 流下口
Claims (4)
- 【請求項1】 灰を加熱して溶融させた後、この溶融材
料の温度より低い所定温度に加熱保持させた流下口(1
9)へ溶融材料を導くことで該溶融材料の流動速度を調
整し、流下口(19)の下方に設けた貯水部(13)に
対する溶融材料の滴下を可能にすることを特徴とする水
砕スラグの製造方法。 - 【請求項2】 前記流下口(19)の加熱温度は、溶融
材料が凝固をはじめる温度以下に設定してあることを特
徴とする請求項1記載の水砕スラグの製造方法。 - 【請求項3】 本体部底部に流下口(19)が設けられ
たルツボ(7)と、該ルツボ(7)の本体部(17)を
高温加熱する上部加熱体(10)と、ルツボ(7)の流
下口(19)を本体部(17)より低温に加熱する下部
加熱体(11)と、ルツボ(7)の流下口(19)を閉
状態から開状態に切換可能な栓装置(12)と、ルツボ
(7)の下方に設けられる貯水部(13)とを有してい
ることを特徴とする水砕スラグの製造装置。 - 【請求項4】 前記ルツボ(7)の流下口(19)は、
本体部(17)から下方へ延びる管体(18)によって
形成されていることを特徴とする請求項3記載の水砕ス
ラグの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172541A JPH1017340A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 水砕スラグの製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172541A JPH1017340A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 水砕スラグの製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017340A true JPH1017340A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15943808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8172541A Pending JPH1017340A (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 水砕スラグの製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017340A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025172A1 (en) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Hikari Tech Co., Ltd. | Ash melting device |
| JP2012513768A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | サンプリング装置及び微生物を濃縮するための方法 |
| CN107300324A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-27 | 重庆大学 | 高温熔体制粒熔炉 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP8172541A patent/JPH1017340A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025172A1 (en) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Hikari Tech Co., Ltd. | Ash melting device |
| US6571721B1 (en) | 2000-09-19 | 2003-06-03 | Hikari Tech Co., Ltd. | Ash melting apparatus |
| JP2012513768A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | サンプリング装置及び微生物を濃縮するための方法 |
| JP2014204726A (ja) * | 2008-12-31 | 2014-10-30 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | サンプリング装置及び微生物を濃縮するための方法 |
| CN107300324A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-27 | 重庆大学 | 高温熔体制粒熔炉 |
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