JPH10173537A - 記録信号発生装置用直流バランス値計算回路 - Google Patents

記録信号発生装置用直流バランス値計算回路

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JPH10173537A
JPH10173537A JP8330012A JP33001296A JPH10173537A JP H10173537 A JPH10173537 A JP H10173537A JP 8330012 A JP8330012 A JP 8330012A JP 33001296 A JP33001296 A JP 33001296A JP H10173537 A JPH10173537 A JP H10173537A
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Yasuo Ido
康雄 井戸
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10—Digital recording or reproducing
    • G11B20/14—Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さくすることができると共に計
算を高速に行うことができるようにした記録信号発生装
置用直流バランス値計算回路を提供する。 【解決手段】 セレクタ11は、8/17変調後の符号
語を、1クロック毎に先頭から順に2ビットずつの単位
データに区切って出力する。論理回路12は、セレクタ
11から出力される単位データと、直前の単位データ終
了時における出力波形がハイレベルかロウレベルかを示
す符号とを用いた論理演算によって、記録信号の直流バ
ランスのずれを表すDSVを2だけ増加させるためのカ
ウントアップ信号Up,DSVを2だけ減少させるため
のカウントダウン信号Downおよび符号を出力する。
11ビットカウンタ14は、論理回路12から出力され
る信号Up,Downに応じたカウント動作を行い、D
SVの値を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原データに対して
ブロック符号化を行って符号語を生成し、この符号語に
基づいて記録信号を発生する記録信号発生装置に用いら
れ、記録信号の直流バランスのずれを表す直流バランス
値を計算する記録信号発生装置用直流バランス値計算回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを光ディスク等の記録
媒体に記録する場合、“1”,“0”をそのままピット
の有無として記録すると、長い時間、“0”の区間すな
わちピットの無い区間が発生する可能性があり、クロッ
クの再生等に不都合であることから、従来より、原デー
タをxビット(xは2以上の整数)毎に区切り、このx
ビットのデータをyビット(y≧x)のデータに変換す
るブロック符号化と呼ばれる変調が行われている。例え
ば、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)では、原
データを8ビット毎に区切り、8ビットのデータを16
ビットのデータに対応させる8/16変調を採用してい
る。なお、ブロック符号化において、変換前のxビット
のデータはデータ・シンボル(Data Symbo
l)と呼ばれ、変換後のyビットのデータは符号語(C
ode Word)と呼ばれる。
【0003】図5は、ブロック符号化を行うシステムの
例として、DVDのマスタディスクを作製するDVDマ
スタディスク作製システムの一例における概略の構成を
示したものである。このマスタディスク作製システム
は、原データを蓄積し再生する蓄積装置101と、この
蓄積装置101より再生されたデータを、マスタディス
クに記録する記録信号に変換する記録信号発生装置とし
てのデータ変換装置102と、このデータ変換装置10
2の出力信号に従ってマスタディスクをカッティングす
るカッティング装置103とを備えている。蓄積装置1
01は、スタジオ等で作られ、原データが記録されたテ
ープ等の蓄積メディアから、原データを再生する装置で
あり、テープストリーマやハードディスクドライブ等が
用いられる。データ変換装置102は、蓄積装置101
より再生されたデータに対してエラー訂正コードの付加
等の処理を行い、更に8/16変調を行って、マスタデ
ィスクに記録する記録信号に変換する。
【0004】図6は、図5におけるデータ変換装置10
2の構成の一例を示すブロック図である。このデータ変
換装置102は、蓄積装置101からのデータをデータ
変換装置102内に取り込む通信インタフェース部11
1と、この通信インタフェース部111によって取り込
まれたデータに対してエラー訂正コードの付加等の処理
を行うデータ処理部112と、このデータ処理部112
の出力データに対して8/16変調を行う8/16変調
回路を含む変調部113と、この変調部113の出力デ
ータに基づいて記録信号を発生し、外部に出力する出力
回路114と、通信インタフェース部111,データ処
理部112および変調部113を制御するCPU(中央
処理装置)115とを備えている。
【0005】このデータ変換装置102では、蓄積装置
101からのデータは、通信インタフェース部111に
よってデータ変換装置102内に取り込まれ、データ処
理部112によってエラー訂正コードの付加等の処理が
行われ、変調部113によって8/16変調が行われ、
変調後のデータに基づいて、出力回路114によって記
録信号が発生されて外部に出力され、図5におけるカッ
ティング装置103に供給される。CPU115は、カ
ッティング装置103においてマスタディスクに記録さ
れる信号が出力回路114より連続して出力されるよう
に、通信インタフェース部111,データ処理部112
および変調部113を制御する。
【0006】図7は、図6における変調部113内の8
/16変調回路の構成を示すブロック図である。実際の
8/16変調回路は複雑であるが、図7では本発明の説
明に影響を与えない範囲で簡略化して示している。この
8/16変調回路は、それぞれ、8ビットのデータ・シ
ンボルを入力し、16ビットの符号語に変換する2つの
8/16変換テーブル121,122と、8/16変換
テーブル121の出力符号語から、ディジタル・サム・
バリュ(Digital Sum Value)または
ディジタル・サム・バリエイション(Digital
Sum Variation)と呼ばれる記録信号の直
流バランスのずれを表す直流バランス値(以下、DSV
と記す。)を計算するDSV計算回路123と、8/1
6変換テーブル122の出力符号語からDSVを計算す
るDSV計算回路124と、8/16変換テーブル12
1の出力符号語と8/16変換テーブル122の出力符
号語の一方を選択して出力するスイッチ125と、各D
SV計算回路123,124の計算結果を比較して、D
SVの絶対値の小さな方の符号語が選択されるようにス
イッチ125を制御する比較回路126と、スイッチ1
25の出力符号語をパラレル−シリアル変換(以下、P
/S変換と記す。)して出力するP/S変換回路126
とを備えている。8/16変換テーブル121,122
は、例えばROM(リード・オンリ・メモリ)によって
実現される。
【0007】図8は、8/16変換テーブル121,1
22の内容の一例を示したものである。8/16変調で
は、反転ビットである“1”と“1”の間に非反転ビッ
トである“0”が2個以上入る、すなわち非反転ビット
“0”が2以上連続するという条件が課せられており、
8/16変換テーブル121,122の内容は、この条
件に従って作成されている。
【0008】ここで、DSVについて説明する。DSV
は、単位時間当たり、記録信号の波形がハイ(Hig
h)レベルであれば+1、ロウ(Low)レベルであれ
ば−1として、これらの数値を加算した値である。従っ
て、DSVは、記録信号の直流バランスのずれを示すも
のであり、ディスクから信号を再生する装置におけるサ
ーボ回路に影響を与えることから、その絶対値はできる
だけ小さい方が望ましい。
【0009】図9は、8/16変調における符号語と、
それに対応する出力回路114の出力波形(記録信号)
と、DSVの値との関係の一例を示したものである。図
9(a)は、1ビットを単位とした単位時間の区切りと
16ビットの符号語の区切りを示したものである。図9
(b)は、符号語の一例を示したものである。図9
(c)は、図9(b)に示した符号語に対応する出力波
形を示したものである。出力波形は、符号語中の“1”
のときに反転する。また、この例では、前の符号語のパ
ターンの最後がロウレベルであると仮定している。図9
(d)は、図9(b)に示した符号語に対応するDSV
の値を示したものである。この例では、前の符号語のパ
ターンの最後でDSVの値が“0”になったと仮定して
いる。
【0010】図7において、2つの8/16変換テーブ
ル121,122が設けられているのは、DSVの絶対
値ができるだけ小さくなるように符号語を選択するため
である。従って、2つの8/16変換テーブル121,
122には、少なくとも一部のデータ・シンボルに対し
て互いに異なる符号語が規定されている。
【0011】図7に示した8/16変調回路では、入力
された8ビットのデータ・シンボルは、8/16変換テ
ーブル121,122によって、それぞれ16ビットの
符号語に変換され、この符号語はスイッチ125に入力
される。また、DSV計算回路123,124によっ
て、8/16変換テーブル121,122の出力符号語
からそれぞれDSVが計算され、比較回路126によっ
て、各DSV計算回路123,124の計算結果が比較
され、DSVの絶対値の小さな方の符号語が選択される
ようにスイッチ125が制御される。なお、比較回路1
26は、各DSV計算回路123,124の計算結果に
よるDSVの絶対値が等しい場合には、例えば、8/1
6変換テーブル121,122のうち、予め決められた
方の出力、あるいは直前に選択されていた方の出力が選
択されるようにスイッチ125を制御する。スイッチ1
25の出力符号語は、P/S変換回路126によってP
/S変換され、シリアルデータとして出力される。この
ようにして、図7に示した8/16変調回路では、DS
Vの絶対値が小さくなるように8/16変調が行われ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】次に、DSVの計算方
法について考える。新しい符号語に対するDSVの計算
には、それまでのDSVの値と、直前の出力波形がハイ
レベルかロウレベルかの情報とが必要となる。直前の出
力波形がハイレベルかロウレベルかの情報は、新しい符
号語の先頭が“0”のときに+1するのか−1するのか
を決定するために必要となる。ここで、n番目の符号語
のみによって決定されるDSVの変化量をΔDSV′
(n)、n−1番目の符号語によって決定され、直前の
出力波形がハイレベルかロウレベルかを表す符号をSi
gn(n−1)とすると、n番目の符号語終了時のDS
Vの値DSV(n)は、次の式(1)のように表され
る。
【0013】 DSV(n)=DSV(n−1) +(Sign(n−1))・(ΔDSV′(n))…(1)
【0014】ここで、DSVの値の最大値を考える。D
SVの値の最大値は、8/16変調のアルゴリズムによ
り、±1024以下になるように制御される。従って、
DSVの計算回路をハードウェアで実現するには、符号
ビットも考えて12ビット必要になる。このようなDS
Vの計算をハードウェアで実現するDSV計算回路の一
例として、図10に示すような構成が考えられる。
【0015】図10に示したDSV計算回路は、入力さ
れたn番目の符号語Code Word(n)とn−1
番目の符号語によって決定される符号Sign(n−
1)とを入力し、n−1番目の符号語によって決定され
る符号Sign(n−1)を考慮して決定されるn番目
の符号語によるDSVの変化量ΔDSV(n)と、n番
目の符号語によって決定される符号Sign(n)とを
出力する参照テーブル131を備えている。なお、ここ
で、ΔDSV(n)は、式(1)における(Sign
(n−1))・(ΔDSV′(n))に相当する値であ
る。図10に示したDSV計算回路は、更に、n−1番
目の符号語終了時のDSVの値DSV(n−1)とΔD
SV(n)とを加算して、n番目の符号語終了時のDS
Vの値DSV(n)を算出する12ビット加算器132
と、この12ビット加算器132の出力値DSV(n)
を保持し、外部に出力すると共に次のDSVの値を算出
する際に12ビット加算器132に与えるラッチ133
と、参照テーブル131から出力される符号Sign
(n)を保持し、次のDSVの値を算出する際に参照テ
ーブル131に与えるラッチ134とを備えている。
【0016】図10に示したDSV計算回路では、入力
されたn番目の符号語Code Word(n)は、ラ
ッチ134から出力される前回の符号Sign(n−
1)と共に参照テーブル131に入力され、この参照テ
ーブル131によって、n番目の符号語によるDSVの
変化量ΔDSV(n)(12ビットの符号付き)と、次
回のための符号Sign(n)とに変換される。ΔDS
V(n)は、12ビット加算器132によって前回まで
のDSVの値DSV(n−1)と加算され、ラッチ13
3によって保持される。このラッチ133の出力が、求
めるDSVの値になる。一方、符号Sign(n)も、
次回のためにラッチ134に保持され、参照テーブル1
31に与えられる。
【0017】図10に示したDSV計算回路では、参照
テーブル131が17ビット入力の13ビット出力と大
きく、また、加算器132も12ビットであるため回路
規模(ゲート数)が大きくなってしまい、DSV計算回
路全体の回路規模が大きくなってしまうという問題点が
ある。
【0018】次に、加算器を使用せずに、符号語の1ビ
ットずつ、カウンタを用いてDSVの値を計算していく
DSV計算回路を考える。このようなDSV計算回路の
例を図11に示す。このDSV計算回路は、入力された
n番目の符号語Code Word(n)を、クロック
clkに従って、1クロック毎に先頭から順に1ビット
ずつコード・ビットcode bit(m)として出力
するセレクタ141を備えている。なお、mは先頭から
の順番を表している。コード・ビットcodebit
(m)は、“1”が出力波形の反転、“0”が非反転を
意味する。図11に示したDSV計算回路は、更に、セ
レクタ141から出力されるコード・ビットcode
bit(m)と、直前のコード・ビットcode bi
t(m−1)における出力波形がハイレベルかロウレベ
ルかを示す符号Sign(n:m−1)とを用いた論理
演算によって、カウントアップ信号Up,カウントダウ
ン信号Downおよびコード・ビットcode bit
(m)における符号Sign(n:m)を出力する論理
回路142と、クロックclkに従って動作し、論理回
路142から出力される符号Sign(n:m)を保持
し、次のコード・ビットcode bit(m+1)の
入力時に論理回路142に与えるラッチ143と、クロ
ックclkに従ってカウント動作を行い、論理回路14
2から出力されるカウントアップ信号Upが“1”のと
きにはカウントアップし、カウントダウン信号Down
が“1”のときにはカウントダウンして、n番目の符号
語のコード・ビットcode bit(m)におけるD
SVの値DSV(n:m)を出力する12ビットカウン
タ144とを備えている。
【0019】図11に示したDSV計算回路では、入力
されたn番目の符号語Code Word(n)は、セ
レクタ141によって、クロックclkに従って、1ク
ロック毎に先頭から順に1ビットずつコード・ビットc
ode bit(m)として出力され、論理回路142
に入力される。論理回路142は、セレクタ141から
出力されるコード・ビットcode bit(m)と、
符号Sign(n:m−1)とを用いた論理演算によっ
て、カウントアップ信号Up,カウントダウン信号Do
wnおよび符号Sign(n:m)を出力する。論理回
路142から出力される符号Sign(n:m)は、ラ
ッチ143によって保持され、次のコード・ビットco
de bit(m+1)の入力時に論理回路142に与
えられる。論理回路142から出力されるカウントアッ
プ信号Up,カウントダウン信号Downは、12ビッ
トカウンタ144に入力される。12ビットカウンタ1
44は、クロックclkに従ってカウント動作を行い、
論理回路142から出力されるカウントアップ信号Up
が“1”のときにはカウントアップし、カウントダウン
信号Downが“1”のときにはカウントダウンして、
n番目の符号語のコード・ビットcode bit
(m)におけるDSVの値DSV(n:m)を出力す
る。
【0020】図11に示したDSV計算回路では、図1
0に示したDSV計算回路に比べると回路規模は小さい
が、1符号語分のDSVの計算に16クロック分という
長い時間がかかるため、図7に示したような8/16変
調回路では、DSVの計算結果に基づいて行う比較回路
126等の処理時間が少なくなってしまうという問題点
がある。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、原データに対してブロック符号化を
行って符号語を生成し、この符号語に基づいて記録信号
を発生する記録信号発生装置に用いられ、記録信号の直
流バランスのずれを表す直流バランス値を計算する回路
であって、回路規模を小さくすることができると共に計
算を高速に行うことができるようにした記録信号発生装
置用直流バランス値計算回路を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の記録信号発生装
置用直流バランス値計算回路は、原データに対してブロ
ック符号化を行って、非反転ビットが2以上連続する符
号語を生成し、この符号語に基づいて記録信号を発生す
る記録信号発生装置に用いられ、記録信号の直流バラン
スのずれを表す直流バランス値を計算する記録信号発生
装置用直流バランス値計算回路であって、ブロック符号
化後の符号語を複数ビットずつの単位データに区切って
選択的に出力する選択手段と、この選択手段より出力さ
れる単位データに基づいて、単位データ毎に、直流バラ
ンス値の変化量を判定する判定手段と、この判定手段の
判定結果に従って直流バランス値を算出する直流バラン
ス値算出手段とを備えたものである。
【0023】この記録信号発生装置用直流バランス値計
算回路では、選択手段によって、ブロック符号化後の符
号語が複数ビットずつの単位データに区切られて選択的
に出力され、この選択手段より出力される単位データに
基づいて、単位データ毎に、判定手段によって、直流バ
ランス値の変化量が判定され、この判定手段の判定結果
に従って、直流バランス値算出手段によって、直流バラ
ンス値が算出される。本発明の記録信号発生装置用直流
バランス値計算回路が適用される記録信号発生装置は、
原データに対してブロック符号化を行って、非反転ビッ
トが2以上連続する符号語を生成するものであることか
ら、符号語を複数ビットずつに区切った単位データ当た
りの直流バランス値の変化量の種類は、符号語において
非反転ビットが2以上連続するという条件がないと仮定
した場合における単位データ当たりの直流バランス値の
変化量の種類よりも少なくなる。本発明では、この特徴
を利用して、回路規模の縮小化と計算の高速化を図って
いる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る記録信号発生装置用直流バランス
値計算回路としてのDSV計算回路の構成を示すブロッ
ク図である。始めに、本実施の形態に係るDSV計算回
路が適用される回路,装置およびシステムについて説明
する。本実施の形態に係るDSV計算回路は、図7に示
した8/16変調回路におけるDSV計算回路123,
124として使用されるものである。図7に示した8/
16変調回路は、図6に示したデータ変換装置102に
おける変調部113に適用されるものである。更に、図
6に示したデータ変換装置102は、図5に示したDV
Dマスタディスク作製システムに適用されるものであ
る。図5ないし図7に示した回路,装置およびシステム
の構成および動作については、既に説明したので、ここ
では省略する。
【0025】本実施の形態に係るDSV計算回路には、
図7における8/16変換テーブル121または8/1
6変換テーブル122から出力される16ビットの符号
語が入力される。本実施の形態に係るDSV計算回路
は、入力されたn番目の符号語Code Word
(n)を、クロックclkに従って、1クロック毎に先
頭から順に、2ビットずつの単位データであるコード・
ビッツcode bits(m)に区切って選択的に出
力する選択手段としてのセレクタ11を備えている。な
お、mは先頭からの順番を表している。コード・ビッツ
code bits(m)中の各ビットは、“1”が出
力波形の反転、“0”が非反転を意味する。
【0026】本実施の形態に係るDSV計算回路は、更
に、セレクタ11から出力されるコード・ビッツcod
e bits(m)と、直前のコード・ビッツcode
bits(m−1)終了時における出力波形がハイレ
ベルかロウレベルかを示す符号Sign(n:m−1)
とを用いた論理演算によって、記録信号の直流バランス
のずれを表す直流バランス値としてのDSVを所定値だ
け増加させるためのカウントアップ信号Up,DSVを
所定値だけ減少させるためのカウントダウン信号Dow
nおよびコード・ビッツcode bits(m)にお
ける符号Sign(n:m)を出力する判定手段として
の論理回路12と、クロックclkに従って動作し、論
理回路12から出力される符号Sign(n:m)を保
持し、次のコード・ビッツcode bits(m+
1)の入力時に論理回路12に与えるラッチ13とを備
えている。
【0027】本実施の形態に係るDSV計算回路は、更
に、クロックclkに従ってカウント動作を行い、論理
回路12から出力されるカウントアップ信号Upが
“1”のときにはカウントアップし、カウントダウン信
号Downが“1”のときにはカウントダウンし、カウ
ントアップ信号Upとカウントダウン信号Downが共
に“0”のときはカウント値を変化させないように動作
して、n番目の符号語のコード・ビッツcode bi
ts(m)終了時におけるDSVの値DSV(n:m)
を出力する直流バランス値算出手段としての11ビット
カウンタ14を備えている。なお、論理回路12は、カ
ウントアップ信号Upとカウントダウン信号Downと
して共に“1”を出力することはないようになってい
る。
【0028】次に、本実施の形態に係るDSV計算回路
の動作について説明する。このDSV計算回路では、ま
ず、入力されたn番目の符号語Code Word
(n)は、セレクタ11によって、クロックclkに従
って、1クロック毎に先頭から順に、2ビットずつの単
位データであるコード・ビッツcode bits
(m)に区切られて選択的に出力され、論理回路12に
入力される。
【0029】ここで、コード・ビッツcode bit
s(m)のパターンと、それに対応するDSVの変化量
について考える。8/16変調では、符号語において、
反転ビットである“1”と“1”の間に非反転ビットで
ある“0”が2個以上入る、すなわち非反転ビット
“0”が2以上連続するという条件が課せられているの
で、コード・ビッツcode bits(m)のパター
ンは、“00”,“01”,“10”の3パターンしか
ない。各パターンに対応する出力波形の変化のパターン
は、“00”のときはハイレベル,ハイレベルまたはロ
ウレベル,ロウレベル、“01”のときはハイレベル,
ロウレベルまたはロウレベル,ハイレベル、“10”の
ときはハイレベル,ハイレベルまたはロウレベル,ロウ
レベルとなる。従って、コード・ビッツcode bi
ts(m)当たりのDSVの変化量の種類は、±2,0
の3種類だけとなる。これは、符号語において非反転ビ
ット“0”が2以上連続するという条件がないと仮定し
た場合における2ビットの単位データ当たりのDSVの
変化量の種類(±2,±1,0の5種類)よりも少な
い。従って、本実施の形態では、2ビットのコード・ビ
ッツcode bits(m)当たりのDSVの変化量
を3種類の情報で表すことができる。本実施の形態で
は、この特徴を利用して、回路規模の縮小化と計算の高
速化を図っている。
【0030】論理回路12は、セレクタ11から出力さ
れるコード・ビッツcode bits(m)と、符号
Sign(n:m−1)とを用いた論理演算によって、
カウントアップ信号Up,カウントダウン信号Down
および符号Sign(n:m)を出力する。
【0031】図2は、論理回路12における論理演算の
内容を示したものである。前述のように、コード・ビッ
ツcode bits(m)のパターンは“00”,
“01”,“10”の3パターンであり、これと符号S
ign(n:m−1)の“0”,“1”の2パターンと
を組み合わせる6パターンとなるが、コード・ビッツc
ode bits(m)当たりのDSVの変化量は±
2,0の3種類だけである。論理回路12は、DSVの
変化量が+2となる場合にはカウントアップ信号Upを
“1”,カウントダウン信号Downを“0”とし、D
SVの変化量が0となる場合にはカウントアップ信号U
pを“0”,カウントダウン信号Downを“0”と
し、DSVの変化量が−2となる場合にはカウントアッ
プ信号Upを“0”,カウントダウン信号Downを
“1”とする。なお、符号Sign()は、“0”がカ
ウントアップ方向、“1”がカウントダウン方向を示
す。論理回路12は、コード・ビッツcode bit
s(m)終了時に出力波形がハイレべルのときは符号S
ign(n:m)を“0”とし、ロウレべルのときは符
号Sign(n:m)を“1”とする。
【0032】論理回路12から出力される符号Sign
(n:m)は、ラッチ13によって保持され、次のコー
ド・ビッツcode bits(m+1)の入力時に論
理回路12に与えられる。論理回路12から出力される
カウントアップ信号Up,カウントダウン信号Down
は、11ビットカウンタ14に入力される。11ビット
カウンタ14は、クロックclkに従ってカウント動作
を行い、論理回路12から出力されるカウントアップ信
号Upが“1”のときにはカウントアップし、カウント
ダウン信号Downが“1”のときにはカウントダウン
して、n番目の符号語のコード・ビッツcode bi
ts(m)におけるDSVの値DSV(n:m)を出力
する。なお、11ビットカウンタ14における1カウン
トアップはDSVの値の2増加を意味し、1カウントダ
ウンはDSVの値の2減少を意味する。
【0033】このように本実施の形態に係るDSV計算
回路によれば、1クロック当たり2ビット単位でDSV
の計算処理を行うので、1符号語分のDSVの計算を8
クロック分の時間で行うことができ、図11に示したD
SV計算回路に比べて2倍の速さでDSVの計算処理を
行うことができる。
【0034】また、本実施の形態に係るDSV計算回路
によれば、DSVの変化量は±2,0の3種類となり、
奇数がないため、カウンタとしては、図11に示したD
SV計算回路における12ビットカウンタ144に比べ
て1ビット少ない11ビットカウンタ14で済み、図1
1に示したDSV計算回路に比べて回路規模を小さくす
ることができる。
【0035】その結果、本実施の形態に係るDSV計算
回路によれば、記録信号発生装置のコストダウンと、デ
ィスクのカッティングの高速化も可能となる。
【0036】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
DSV計算回路の構成を示すブロック図である。本実施
の形態に係るDSV計算回路は、入力されたn番目の符
号語Code Word(n)を、クロックclkに従
って、1クロック毎に先頭から順に、4ビットずつのコ
ード・ビッツcode bits(m)に区切って選択
的に出力するセレクタ21と、このセレクタ21から出
力されるコード・ビッツcode bits(m)と、
直前のコード・ビッツcode bits(m−1)終
了時における出力波形がハイレベルかロウレベルかを示
す符号Sign(n:m−1)とを用いた論理演算によ
って、2カウントアップ信号2Up,1カウントアップ
信号1Up,2カウントダウン信号2Down,1カウ
ントダウン信号1Downおよび符号Sign(n:
m)を出力する論理回路22と、クロックclkに従っ
て動作し、論理回路22から出力される符号Sign
(n:m)を保持し、次のコード・ビッツcode b
its(m+1)の入力時に論理回路22に与えるラッ
チ23と、クロックclkに従って、論理回路22から
出力される信号2Up,1Up,2Down,1Dow
nに応じたカウント動作を行う11ビットカウンタ24
とを備えている。
【0037】次に、本実施の形態に係るDSV計算回路
の動作について説明する。このDSV計算回路では、ま
ず、入力されたn番目の符号語Code Word
(n)は、セレクタ21によって、クロックclkに従
って、1クロック毎に先頭から順に、4ビットずつのコ
ード・ビッツcode bits(m)に区切られて選
択的に出力され、論理回路22に入力される。
【0038】ここで、コード・ビッツcode bit
s(m)のパターンと、それに対応するDSVの変化量
について考える。前述のように、8/16変調では、符
号語において非反転ビット“0”が2以上連続するとい
う条件が課せられているので、コード・ビッツcode
bits(m)のパターンは、“0000”,“00
01”,“0010”,“0100”,“1000”,
“1001”の6パターンしかない。その結果、各パタ
ーンに対応するDSVの変化量の種類は、±4,±2,
0の5種類だけとなる。これは、符号語において非反転
ビット“0”が2以上連続するという条件がないと仮定
した場合における4ビットの単位データ当たりのDSV
の変化量の種類(±4,±3,±2,±1,0の9種
類)よりも少ない。従って、本実施の形態では、4ビッ
トのコード・ビッツcode bits(m)当たりの
DSVの変化量を5種類の情報で表すことができる。本
実施の形態では、この特徴を利用して、回路規模の縮小
化と計算の高速化を図っている。
【0039】論理回路22は、セレクタ21から出力さ
れるコード・ビッツcode bits(m)と、符号
Sign(n:m−1)とを用いた論理演算によって、
2カウントアップ信号2Up,1カウントアップ信号1
Up,2カウントダウン信号2Down,1カウントダ
ウン信号1Downおよび符号Sign(n:m)を出
力する。
【0040】図4は、論理回路22における論理演算の
内容を示したものである。前述のように、コード・ビッ
ツcode bits(m)のパターンは6パターンで
あり、これと符号Sign(n:m−1)の“0”,
“1”の2パターンとを組み合わせる12パターンとな
るが、コード・ビッツcode bits(m)当たり
のDSVの変化量は±4,±2,0の5種類だけであ
る。論理回路22は、信号2Up,1Up,2Dow
n,1Downに関して、DSVの変化量が+4となる
場合には2カウントアップ信号2Upを“1”,他の信
号を“0”とし、DSVの変化量が+2となる場合には
1カウントアップ信号1Upを“1”,他の信号を
“0”とし、DSVの変化量が−4となる場合には2カ
ウントダウン信号2Downを“1”,他の信号を
“0”とし、DSVの変化量が−2となる場合には1カ
ウントダウン信号1Downを“1”,他の信号を
“0”とし、DSVの変化量が0となる場合には全ての
信号を“0”とする。また、論理回路22は、コード・
ビッツcode bits(m)終了時に出力波形がハ
イレべルのときは符号Sign(n:m)を“0”と
し、ロウレべルのときは符号Sign(n:m)を
“1”とする。
【0041】論理回路22から出力される符号Sign
(n:m)は、ラッチ23によって保持され、次のコー
ド・ビッツcode bits(m+1)の入力時に論
理回路22に与えられる。論理回路22から出力される
信号2Up,1Up,2Down,1Downは、11
ビットカウンタ24に入力される。11ビットカウンタ
24は、クロックclkに従ってカウント動作を行い、
2カウントアップ信号2Upが“1”のときには2カウ
ントアップし、1カウントアップ信号1Upが“1”の
ときには1カウントアップし、2カウントダウン信号2
Downが“1”のときには2カウントダウンし、1カ
ウントダウン信号1Downが“1”のときには1カウ
ントダウンし、これら全ての信号が“0”のときはカウ
ント値を変化させないように動作して、n番目の符号語
のコード・ビッツcode bits(m)におけるD
SVの値DSV(n:m)を出力する。なお、11ビッ
トカウンタ24における2カウントアップはDSVの値
の4増加を意味し、1カウントアップはDSVの値の2
増加を意味し、2カウントダウンはDSVの値の4減少
を意味し、1カウントダウンはDSVの値の2減少を意
味する。
【0042】このように本実施の形態に係るDSV計算
回路によれば、1クロック当たり4ビット単位でDSV
の計算処理を行うので、1符号語分のDSVの計算を4
クロック分の時間で行うことができ、図11に示したD
SV計算回路に比べて4倍の速さでDSVの計算処理を
行うことができる。
【0043】また、本実施の形態に係るDSV計算回路
によれば、DSVの変化量は±4,±2,0の5種類と
なり、奇数がないため、カウンタとしては、図11に示
したDSV計算回路における12ビットカウンタ144
に比べて1ビット少ない11ビットカウンタ24で済
み、図11に示したDSV計算回路に比べて回路規模を
小さくすることができる。本実施の形態に係るDSV計
算回路では、11ビットカウンタ24を、通常のアップ
ダウンカウンタではなく、一度に±2もできるカウンタ
とする必要があるが、それでも加算器に比べると回路規
模は小さく、実用レベルである。なお、符号語を、4ビ
ットよりも多くのビット数の単位データに区切って、よ
り計算処理の高速化を図ることも考えられるが、カウン
タが複雑となり回路規模が大きくなる点に留意する必要
がある。
【0044】本実施の形態におけるその他の構成,動作
および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0045】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れず、例えば、上記各実施の形態では、8/16変調を
行ってDVD用の記録信号を発生する記録信号発生装置
に適用した例を挙げたが、本発明は、これに限らず、原
データに対してブロック符号化を行って、非反転ビット
が2以上連続する符号語を生成し、この符号語に基づい
て記録信号を発生する記録信号発生装置全般に適用可能
であり、例えば、CD(コンパクト・ディスク)用のE
FM(Eight to FourteenModul
ation)と呼ばれる変調方式を採用する記録信号発
生装置にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録信号発
生装置用直流バランス値計算回路によれば、選択手段に
よって、ブロック符号化後の符号語を複数ビットずつの
単位データに区切って選択的に出力し、この選択手段よ
り出力される単位データに基づいて、判定手段によっ
て、単位データ毎に、直流バランス値の変化量を判定
し、この判定手段の判定結果に従って、直流バランス値
算出手段によって、直流バランス値を算出するようにし
たので、非反転ビットが2以上連続するという符号語の
特徴より、単位データ毎の直流バランス値の変化量の種
類が限定されることから、回路規模を小さくすることが
可能になると共に、複数ビット毎に処理を行うことから
計算を高速に行うことが可能になるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るDSV計算回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の論理回路における論理演算の内容を示
す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るDSV計算回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】図3中の論理回路における論理演算の内容を示
す説明図である。
【図5】DVDのマスタディスクを作製するDVDマス
タディスク作製システムの一例における概略の構成を示
すブロック図である。
【図6】図5におけるデータ変換装置の構成の一例を示
すブロック図である。
【図7】図6における変調部内の8/16変調回路の構
成を示すブロック図である。
【図8】図7における8/16変換テーブルの内容の一
例を示す説明図である。
【図9】8/16変調における符号語と出力波形とDS
Vの値との関係の一例を示す説明図である。
【図10】DSV計算回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図11】DSV計算回路の他の例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11…セレクタ、12…論理回路、13…ラッチ、14
…11ビットカウンタ、121,122…8/16変換
テーブル、123,124…DSV計算回路、125…
スイッチ、126…比較回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原データに対してブロック符号化を行っ
    て、非反転ビットが2以上連続する符号語を生成し、こ
    の符号語に基づいて記録信号を発生する記録信号発生装
    置に用いられ、記録信号の直流バランスのずれを表す直
    流バランス値を計算する記録信号発生装置用直流バラン
    ス値計算回路であって、 ブロック符号化後の符号語を複数ビットずつの単位デー
    タに区切って選択的に出力する選択手段と、 この選択手段より出力される単位データに基づいて、単
    位データ毎に、直流バランス値の変化量を判定する判定
    手段と、 この判定手段の判定結果に従って直流バランス値を算出
    する直流バランス値算出手段とを備えたことを特徴とす
    る記録信号発生装置用直流バランス値計算回路。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記選択手段より出力
    される単位データと直前の単位データ終了時における記
    録信号の状態とに基づく論理演算を行って、直流バラン
    ス値の変化量を示す信号を出力する論理回路を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の記録信号発生装置用直流バ
    ランス値計算回路。
  3. 【請求項3】 前記直流バランス値算出手段は、前記論
    理回路より出力される信号に応じたカウント動作を行う
    カウンタを含むことを特徴とする請求項2記載の記録信
    号発生装置用直流バランス値計算回路。
JP8330012A 1996-12-10 1996-12-10 記録信号発生装置用直流バランス値計算回路 Pending JPH10173537A (ja)

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