JPH10173709A - ネットワークサーバ装置 - Google Patents

ネットワークサーバ装置

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JPH10173709A
JPH10173709A JP33096796A JP33096796A JPH10173709A JP H10173709 A JPH10173709 A JP H10173709A JP 33096796 A JP33096796 A JP 33096796A JP 33096796 A JP33096796 A JP 33096796A JP H10173709 A JPH10173709 A JP H10173709A
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康浩 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステム上のパケット通信にお
いて、受信したパケットに対する返答パケットの作成処
理の負荷を軽減し高速に処理を行なうサーバ装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 パケットヘッダ情報組蓄積部118に蓄
積した情報を、返答パケット高速処理判定部114が参
照して、高速処理の可否を判定し、高速処理可能な場合
は、返答パケット高速処理部117が、パケットヘッダ
情報組蓄積部118に蓄積した情報を用いることにより
高速に返答パケットを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークサー
バ装置に関し、特に、複数のコンピュータがネットワー
クを介して接続し、ヘッダ部とデータ部からなるパケッ
トの交換によってデータ処理を行うデータ処理システム
で、データを一元管理し、他のコンピュータのデータ処
理要求パケットに対して、返答パケットを送信すること
によってデータ処理を行うネットワークサーバ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】サーバコンピュータが、システムの利用
するデータを一元的に管理し、ネットワークを介して接
続する複数のクライアントコンピュータにより、複数の
使用者がそのデータを使用できるネットワークシステム
は、ファイルサーバシステム等の様々な態様として各方
面で用いられている。以下に、従来の技術による、かか
るネットワークシステムにおけるサーバ装置について、
図を用いて説明する。
【0003】図17はかかるネットワークシステムの構
成を示す図である。図において11はサーバコンピュー
タであって、システムの利用するデータを一元的に管理
し、他のコンピュータからの要求によって、該データを
ネットワークを介して配信する。12はクライアントと
してネットワークに接続するコンピュータであって、使
用者は各コンピュータからサーバコンピュータの管理す
るデータを使用することができる。13はネットワーク
であって、サーバコンピュータとクライアントの各コン
ピュータを接続し、命令やデータの授受を可能とする。
【0004】このようなネットワークシステムにおいて
は、命令やデータの授受をパケット交換によって行うこ
とが一般的である。パケットとは、データ全体を一定の
大きさに分割したデータの単位であり、データをパケッ
トとして送受信することによって、データ通信の効率と
精度を上げることが可能となる。それぞれのパケットは
ネットワークを通じて異なったタイミングで各個に転送
先に届き、転送先において元のデータに再構成される。
このため、それぞれのパケットには転送先や発信元、パ
ケットの順番などのデータが付加されている。
【0005】コンピュータ12で、サーバコンピュータ
の管理するデータについてデータ処理したい場合、コン
ピュータ12は、サーバコンピュータ11に対してネッ
トワーク13を通して、データ処理内容が記述されたデ
ータ処理要求パケットを送信する。サーバコンピュータ
11は、データ処理要求パケットを受け取り、上記デー
タ処理要求パケットに記述された内容を基にデータ処理
を行い、上記データ処理要求パケットに対する返答パケ
ットを、コンピュータ12に対して送信する。コンピュ
ータ12はネットワーク13から上記返答パケットを受
け取り、上記返答パケットを確認し、データ処理は終了
する。
【0006】図18は、パケットの構成の一例を示す概
念図である。パケットは授受されるべきデータであるデ
ータ部202と、前述のような各種情報であるヘッダ部
201とから構成される。データ処理要求パケットには
データ処理要求パケットヘッダ部が、返答パケットには
返答パケットヘッダ部が含まれている。図18のよう
に、ヘッダ部201は、そのパケットを送信する相手を
示す送信先アドレス、自分自身のコンピュータのアドレ
スである送信元アドレス、相手先までの経路を制御する
情報である通信経路情報、セキュリティを保つためのパ
スワード情報や暗号化情報であるセキュリティ情報、通
信に伴う誤りが起こったかどうかをチェックするための
情報である通信誤り訂正情報を含んでいる。この他に、
データ処理要求パケットではデータ処理要求内容情報、
返答パケットではデータ処理結果情報も各ヘッダ部は含
んでいる。
【0007】ここでアドレス1はサーバコンピュータ1
1の、アドレス2は要求を出したコンピュータ12のア
ドレスであり、ネットワークに接続するコンピュータを
特定できる識別番号として設定されるものであって、例
えば小規模LAN等に一般的に使用される通信方式であ
るイーサネットでは、このアドレスは「0:0:8e:6:12:1
1」のようになる。
【0008】また、データ処理要求内容情報としては、
「読み出し」「書き込み」などの処理内容、処理を行い
たいファイルについてのファイルID、オフセット、サ
イズ等の情報が含まれ、データ処理結果情報としては、
処理を行ったファイルについてのファイル属性、実際に
読み出し/書き込みされたデータサイズ等に加え、書き
込み要求に対する返答パケットであれば、書き込みが完
了したかどうかを示す書き込み完了フラグが含まれる。
【0009】このように構成されるパケットを用いて、
ネットワークシステムでデータ処理を行う場合、例え
ば、クライアントであるコンピュータ12からサーバコ
ンピュータ11へのデータ処理の要求が、ファイルのデ
ータの読み出しである場合、コンピュータ12からサー
バコンピュータ11へはヘッダ部のみで単一のデータ処
理要求パケットによって、要求が伝達され、サーバコン
ピュータからは、データ部に要求されたファイルのデー
タを含むパケットが返答パケットとして送信される。デ
ータの量によっては、ヘッダ部に順番等の情報を含み、
データ部に分割されたデータを含む、複数の返答パケッ
トが送信される。
【0010】逆に、クライアント12からの要求が書き
込みである場合には、コンピュータ12から、サーバコ
ンピュータ11へデータ部に分割された書き込みたいデ
ータを含む複数のデータ処理要求パケットが送信され、
サーバコンピュータ11からコンピュータ12へは、結
果を伝えるヘッダ部のみの単一の返答パケットが送信さ
れることとなる。
【0011】図19は、サーバコンピュータ11におけ
る返答パケット送信についての機能面からみた構成を示
すブロック図である。図19において、101はパケッ
ト送受信部であり、ネットワークよりデータ処理要求パ
ケットを受信し、また返答パケットをネットワークに送
信する。102はパケット処理部であり、データ処理要
求パケットのヘッダ部を解析して、その有する要求をデ
ータ処理部103に渡す。103はデータ処理部であ
り、データ処理要求パケットの有する要求に基づいて、
データ処理を行い、処理した結果のデータを返答パケッ
ト処理部104に渡す。104は返答パケット処理部で
あり、データ処理部103から渡されたデータと、返答
パケット情報蓄積部に保持された情報とから、返答パケ
ットを作成し、パケット送受信部101に渡す。105
は返答パケット情報蓄積部であり、返答パケットのヘッ
ダ部を作成するための情報が蓄積される。
【0012】図20は、サーバ装置によるデータ処理要
求パケット受信から、返答パケット送信までの動作を示
すフローチャート図であり、図21は返答パケットの作
成を説明するための図である。以下に従来のサーバ装置
の動作を図20に従って、図18〜19、及び図21を
参照して説明する。
【0013】図20のフローのステップ1で、パケット
送受信部101によってネットワークから受信されたデ
ータ処理要求パケットは、パケット処理部102に渡さ
れ、ステップ2では、パケット処理部102がデータ処
理要求パケットのヘッダ部の情報からデータ処理要求の
内容を解析し、得られた要求をデータ処理部103に渡
す。そしてステップ3で、データ処理部103は、上記
データ処理要求に基づいたデータ処理を行う。例えば読
み出し処理であれば、ファイルよりデータを取り出し、
書き込み処理であればファイルにデータを格納する。デ
ータ処理部103は、処理を行った送信すべきデータ
に、データ処理結果情報と、相手先アドレスとを付与し
て返答パケット処理部104に渡す。
【0014】ステップ4で、返答パケット処理部104
は、返答パケット情報蓄積部105に蓄えられた返答パ
ケット情報を参照し、数バイト程度の情報の演算及びコ
ピーを数回行って返答パケットのヘッダ部を作成する。
【0015】例えば、返答パケット情報蓄積部105の
返答パケット情報は、図21に示すように、送信元アド
レス、通信経路情報、及びセキュリティ情報から構成さ
れるとする。また返答パケットのヘッダ部は、同図に示
すように、送信先アドレス、送信元アドレス、通信経路
情報、セキュリティ情報、通信誤り訂正情報、及びデー
タ処理結果情報から構成されるとする。これらはいずれ
も、それぞれが数バイト程度の大きさを有する情報であ
る。
【0016】この場合、返答パケット処理部104は、
送信元アドレス、通信経路情報、及びセキュリティ情報
を、返答パケット情報蓄積部105からヘッダ部にコピ
ーし、また通信誤り訂正情報として予め定められた演算
によって導出した結果をヘッダ部に設定し、またデータ
処理結果情報と、相手先アドレスとはデータ処理部10
3から受け取った値を設定して、返答パケットのヘッダ
部を作成する。そして、送信すべきデータをデータ部と
して、返答パケットを作成する。
【0017】その後、ステップ5で返答パケットは、パ
ケット送受信部101に渡され、ネットワークに送出さ
れる。以上のように、従来の技術によるサーバ装置を備
えたネットワークシステムではクライアントコンピュー
タの要求に応じたデータ処理が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーバ装置で
は、データ処理を行った結果をクライアントのコンピュ
ータに返答パケットとして送信する際の、返答パケット
ヘッダ部の作成にあたって、返答パケット処理部104
では、数バイト程度の情報の演算及びコピーを繰り返し
行うことが必要であった。コンピュータでは、小さなデ
ータの処理であっても、一つの処理として扱われるの
で、比較的大きなデータを一括処理するよりも小さなデ
ータの処理が何度も繰り返されることの方が処理負担と
して重くなることが多い。特にサーバ装置がマルチタス
ク処理を行う場合には、複数回処理による影響は大きく
なる。従って、このような処理が繰り返されることで、
返答パケット処理部104によるプロセッサの処理の負
荷が大きいことが、サーバ装置にとっての負担となり、
このためシステム全体について、データ処理性能が低下
するという問題点が存在した。
【0019】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、返答パケットの作成に際して、そのヘッダ部の
作成にあたり、できるだけ一括処理を行うことにより、
処理の高速化を図り、サーバ装置及びシステムの処理性
能を向上させることの可能な、ネットワークサーバ装置
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1にかかるネットワークサーバ装置
は、複数のコンピュータがネットワークを介して接続
し、ヘッダ部とデータ部からなるパケットの交換によっ
てデータ処理を行うデータ処理システムで、データを一
元管理し、他のコンピュータのデータ処理要求パケット
に対して、返答パケットを送信することによってデータ
処理を行うネットワークサーバ装置において、上記デー
タ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ情
報と、上記返答パケット用のヘッダ部の構造をもつヘッ
ダ情報の組を蓄積するパケットヘッダ情報組蓄積部と、
上記返答パケットのヘッダ部を作成するためのヘッダ情
報が蓄積される返答パケット情報蓄積部と、上記データ
処理要求パケットを受信したとき、上記返答パケットを
作成するにあたって、上記パケットヘッダ情報組蓄積部
を参照することによって、後述する返答パケット高速処
理部、返答パケット部分高速処理部、及び返答パケット
処理部のいずれが返答パケットを作成するかを判定する
返答パケット高速処理判定部と、上記返答パケット高速
処理判定部の判定により、返答パケットを作成すること
とされた場合に、上記パケットヘッダ情報組蓄積部に蓄
積された情報を用いることにより返答パケットを作成す
る返答パケット高速処理部と、上記返答パケット高速処
理判定部の判定により、返答パケットを作成することと
された場合に、上記パケットヘッダ情報組蓄積部、及び
上記返答パケット情報蓄積部に蓄積された情報を用いて
返答パケットを作成する返答パケット部分高速処理部
と、上記返答パケット高速処理判定部の判定により、返
答パケットを作成することとされた場合に、上記返答パ
ケット情報蓄積部に蓄積された情報を用いて、返答パケ
ットを作成する返答パケット処理部とを備えたものであ
る。
【0021】また、請求項2にかかるネットワークサー
バ装置は、請求項1に記載の装置において、上記返答パ
ケット高速処理判定部は、上記パケットへッダ情報組蓄
積部の参照により、上記蓄積されたパケットヘッダ情報
組の中に、上記受信したデータ処理要求パケットのヘッ
ダ部と完全に一致する、データ処理要求パケット用のヘ
ッダ部の構造を持つヘッダ情報を含んだものを取得でき
る場合に、上記返答パケット高速処理部が返答パケット
を作成することと判定し、上記取得できない場合は、上
記返答パケット処理部が返答パケットを作成することと
判定するものである。
【0022】また、請求項3にかかるネットワークサー
バ装置は、請求項1に記載の装置において、上記返答パ
ケット高速処理判定部は、上記パケットヘッダ情報組蓄
積部の参照により、上記蓄積されたパケットヘッダ情報
組の中に、上記受信したデータ処理要求パケットのヘッ
ダ部と少なくとも一部が一致する、データ処理要求パケ
ット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報を含んだもの
を取得できる場合に、上記返答パケット部分高速処理部
が返答パケットを作成することと判定し、上記取得でき
ない場合は、上記返答パケット処理部が返答パケットを
作成することと判定するものである。
【0023】また、請求項4にかかるネットワークサー
バ装置は、請求項1に記載の装置において、上記返答パ
ケット高速処理判定部は、上記パケットヘッダ情報組蓄
積部の参照により、上記パケットへッダ情報組蓄積部の
参照により、上記蓄積されたパケットヘッダ情報組の中
に、上記受信したデータ処理要求パケットのヘッダ部と
完全に一致する、データ処理要求パケット用のヘッダ部
の構造を持つヘッダ情報を含んだものを取得できる場合
に、上記返答パケット高速処理部が返答パケットを作成
することと判定し、上記パケットヘッダ情報組蓄積部の
参照により、上記蓄積されたパケットヘッダ情報組の中
に、上記受信したデータ処理要求パケットのヘッダ部と
少なくとも一部が一致する、データ処理要求パケット用
のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報を含んだものを取得
できる場合に、上記返答パケット部分高速処理部が返答
パケットを作成することと判定し、上記いずれも取得で
きない場合は、上記返答パケット処理部が返答パケット
を作成することと判定するものである。
【0024】また、請求項5にかかるネットワークサー
バ装置は、請求項2に記載の装置において、上記返答パ
ケット処理部は、上記返答パケットを作成した後、上記
受信したデータ処理要求のヘッダ部と、上記作成した返
答パケットのヘッダ部との組を、上記パケットヘッダ情
報組蓄積部に追加するものである。
【0025】また、請求項6にかかるネットワークサー
バ装置は請求項3に記載の装置において、上記返答パケ
ット処理部は、上記返答パケットを作成した後、上記受
信したデータ処理要求のヘッダ部と、上記作成した返答
パケットのヘッダ部との組を、上記パケットヘッダ情報
組蓄積部に追加するものである。
【0026】また、請求項7にかかるネットワークサー
バ装置は、請求項4に記載の装置において、上記返答パ
ケット処理部は、上記返答パケットを作成した後、上記
受信したデータ処理要求のヘッダ部と、上記作成した返
答パケットのヘッダ部の組とを、上記パケットヘッダ情
報組蓄積部に追加するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1によるネットワー
クサーバ装置は、データ処理要求パケットのヘッダ部
と、返答パケットのヘッダ部の情報蓄積により、蓄積し
た情報と全体が一致する返答パケットヘッダ部の作成の
高速化を図れるものである。
【0028】図1は本発明の実施の形態1による、ネッ
トワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図において、111はパケット送受信部で
あり、ネットワークよりデータ処理要求パケットを受信
し、また返答パケットをネットワークに送信する。11
2はパケット処理部であり、データ処理要求パケットの
ヘッダ部を解析して、その有する要求をデータ処理部1
13に渡す。113はデータ処理部であり、データ処理
要求パケットの有する要求に基づいて、データ処理を行
う。114は返答パケット高速処理判定部であり、後述
する返答パケット高速処理部117の使用の可否を判定
する。115は返答パケット処理部であり、後述する返
答パケット高速処理部117の使用が可能でない場合
に、返答パケット情報蓄積部に保持された情報から、返
答パケットを作成し、パケット送受信部111に渡す。
116は返答パケット情報蓄積部であり、返答パケット
のヘッダ部を作成するための情報が蓄積される。117
は返答パケット高速処理部であり、返答パケット高速処
理判定部114の判定により使用可能とされた場合に、
パケットヘッダ情報組蓄積部118の有する情報を用い
ることにより返答パケットを作成する。118は、パケ
ットヘッダ情報組蓄積部であり、データ処理要求パケッ
ト用のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報と、上記返答パ
ケット用のヘッダ部の構造をもつヘッダ情報の組を蓄積
する。
【0030】ここで、パケットヘッダ情報組蓄積部11
8には、予め、パケットヘッダ情報の組が蓄積されてい
るとする。図2はパケットヘッダ情報組蓄積部118に
おける情報の蓄積の状態を説明するための概念図であ
る。301,302,…は、それぞれが、データ処理要
求パケット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報と、上
記返答パケット用のヘッダ部の構造をもつヘッダ情報の
組であり、図のように複数の情報の組が蓄積されてい
る。それぞれのヘッダ部の構成は、従来例と同様であ
り、パケットを送信する相手を示す送信先アドレス、自
分自身のコンピュータのアドレスである送信元アドレ
ス、相手先までの経路を制御する情報である通信経路情
報、セキュリティを保つためのパスワード情報や暗号化
情報であるセキュリティ情報、及び通信誤りが起こった
かをチェックするための情報である通信誤り訂正情報を
含んでおり、この他に、データ処理要求パケットヘッダ
部ではデータ処理要求内容情報を、返答パケットではデ
ータ処理結果情報を含む。
【0031】図3は本実施の形態1によるサーバ装置に
よるデータ処理の動作を示すフローチャート図であり、
図4はパケットのヘッダ部を説明するための図である。
以下に本実施の形態1の装置の動作を、図3に従って、
図1〜2、及び図4を参照して説明する。
【0032】図3のステップ1でパケット送受信部11
1は、データ処理要求パケットをネットワークから受信
し、パケット処理部112に転送する。ここで該パケッ
トのヘッダ部は図4(a) のものであったとする。ステッ
プ2でパケット処理部112は、受信したパケットの要
求内容を解析し、データ処理部113に渡す。ステップ
3でデータ処理部113は要求内容に従って処理を行
う。データ処理部113は、処理したデータをデータ処
理結果情報と、相手先アドレスとを付与して返答パケッ
ト高速処理判定部114に渡す。
【0033】続いてステップ4で返答パケット高速処理
判定部114は、パケットヘッダ情報組蓄積部118を
参照し、データ処理要求パケットのヘッダ部に対応する
返答パケットのヘッダ情報を検索する。すなわち、受信
したパケットのヘッダ部と、蓄積された情報組の、デー
タ処理要求パケットヘッダ部構造の部分とが、完全一致
するものを検索する。この場合、図4(a) のヘッダ部
は、図2に示す、組301のデータ処理要求パケットの
ヘッダ部と一致するため、それと組になっている返答パ
ケットヘッダ部構造のヘッダ情報として、返答パケット
のヘッダ情報が図4(b) に示すように得られる。
【0034】このように、一致する組が存在したので、
ステップ4の判定は、「返答パケット高速処理部117
が使用可能」ということになり、ステップ5が実行され
る。ステップ5において、図4(b) に示すヘッダ情報
は、ステップ3において返答パケット高速処理判定部1
14がデータ処理部113より渡されたデータと共に、
返答パケット高速処理部117に渡される。そして、返
答パケットのヘッダ部にコピーされ、返答パケットは速
やかに完成し、ステップ7においてパケット送受信部1
11に渡され、ネットワークに送出される。以上のよう
に、返答パケット高速処理部117が使用される場合の
データ処理は行われる。
【0035】一方、図3のフローにおいて、ステップ1
でパケット送受信部111は、図4(c) に示すヘッダ部
を有するデータ処理要求パケットをネットワークから受
信したとする。図3のフローのステップ2〜3は上記と
同様に行われる。
【0036】次のステップ4において、返答パケット高
速処理判定部114は、図2に示すパケットヘッダ情報
組蓄積部118に蓄積された組301,302…のいず
れにも、図4(c) のヘッダ部と一致するものを見いだせ
なかったとする。この場合、ステップ4における判定
は、「返答パケット高速処理部117が使用不可能」と
いうことになるので、ステップ6が実行され、返答パケ
ット高速処理判定部114は、ステップ3でデータ処理
部より渡された、データ、データ処理結果情報、及び相
手先アドレスを返答パケット処理部115に渡す。
【0037】ステップ6での、返答パケット処理部11
5による返答パケットの作成は、従来の技術によるサー
バ装置の場合と同様に行われ、従来の装置と同様の内容
を蓄積した返答パケット情報蓄積部116の内容に基づ
いて、返答パケットのヘッダ部は作成される。ステップ
6で作成された返答パケットは、ステップ7でネットワ
ークに送信される。
【0038】このように、本発明の実施の形態1による
ネットワークサーバ装置においては、パケットヘッダ情
報組蓄積部118を備えて、データ処理要求パケット用
のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報と、上記返答パケッ
ト用のヘッダ部の構造をもつヘッダ情報の組を蓄積し、
クライアントとしてネットワークに接続するコンピュー
タよりのデータ処理要求パケットを受け取った際に、返
答パケット高速処理判定部114が該データ処理要求パ
ケットのヘッダ部が、パケットヘッダ情報組蓄積部11
8に蓄積された情報の組の、データ処理要求パケット用
構造のヘッダ情報に一致するものがあるかどうかを調
べ、一致する組があった場合、返答パケット高速処理部
117によって、当該情報の組の返答パケット用構造の
ヘッダ情報が一括コピーされて返答パケットのヘッダ部
が作成されることにより、高速に返答パケットを作成す
ることが可能となる。
【0039】すなわち、従来のサーバ装置における処理
では、返答パケットのヘッダ部の作成処理で、数バイト
程度の情報の演算及びコピーを数回行う必要があった。
これに対して、本実施の形態1の装置においては、返答
パケット高速処理部117がヘッダ部を作成するとき、
設定により10バイト程度以上の情報を一括してコピー
することができるようになる。一般に、プロセッサの処
理負荷は10バイト程度以上を一括してコピーする方
が、数回に分けて数バイト程度をコピーするより低いた
め、これによりプロセッサの負荷を下げることができ
る。また、通信誤り訂正情報のような、演算の必要な情
報を含む一括コピーを行うようにすれば、数バイト程度
の情報の演算が不要になることで、プロセッサの負荷を
さらに下げることが可能となる。
【0040】サーバコンピュータの一元管理により、デ
ータを共有するネットワークシステムにおいては、特定
ファイルの読み出しなど、同様の操作が比較的頻繁に行
われる場合が多く、かかる操作に用いられるパケットヘ
ッダを情報組としてあらかじめ用意すれば、システム全
体としての効率化の効果は大きなものとなる。
【0041】なお、ヘッダ部の各情報の構成、及び大き
さについては、方式や設定によって異なり、上記のよう
な一括コピーによる負担軽減の効果の大きさも、方式及
び設定によって異なるものとなる。同時に、本実施の形
態1による装置で、パケットヘッダ情報組蓄積部118
に該当する組がなかった場合は、従来例と同様の処理と
なるので、あらかじめシステムの方式や設定に応じた情
報を蓄積しておくことで、上記のような負担軽減の効果
の向上を図ることができる。
【0042】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
るネットワークサーバ装置は、データ処理要求パケット
のヘッダ部と、返答パケットのヘッダ部の情報蓄積によ
り、蓄積した情報と部分的に一致する返答パケットヘッ
ダ部の作成の部分的な高速化を図るものである。
【0043】図5は本発明の実施の形態2による、ネッ
トワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0044】図において、121〜123、125〜1
26、及び128は、図1における111〜113、1
15〜116、及び118と同じであり、実施の形態1
で説明した通りであるので、説明を省略する。124は
返答パケット高速処理判定部であり、後述する返答パケ
ット部分高速処理部127の使用の可否を判定する。1
27は返答パケット部分高速処理部であり、返答パケッ
ト高速処理判定部124の判定により使用可能とされた
場合に、パケットヘッダ情報組蓄積部128の有する情
報と、返答パケット情報蓄積部126の有する情報とを
用いることにより返答パケットを作成する。
【0045】ここで、パケットヘッダ情報組蓄積部12
8における、情報の組の状態は、実施の形態1の場合と
同様であるとし、図2を用いるものとする。
【0046】図6は本実施の形態2によるサーバ装置に
よるデータ処理の動作を示すフローチャート図であり、
図7はパケットのヘッダ部を説明するための図である。
以下に本実施の形態2の装置の動作を、図6に従って、
図2、5及び7を参照して説明する。
【0047】図6のフローのステップ1において、図7
(a) のヘッダ部を有するデータ処理要求パケットを受け
取ったものとする。ステップ1〜3は、実施の形態1に
おけるステップ1〜3と同様に実行される。
【0048】続いてステップ4で返答パケット高速処理
判定部124は、パケットヘッダ情報組蓄積部128を
参照し、データ処理要求パケットのヘッダ部に対応する
返答パケットのヘッダ情報を検索する。実施の形態1の
装置では、完全一致するものを検索したが、本実施の形
態2の装置では、送信先及び送信元アドレス以外の情報
で、少なくとも一部が一致するものを検索する。この場
合、図7(a) のヘッダ部は、図2に示す、組301のデ
ータ処理要求パケットのヘッダ部と一部一致するため、
それと組になっている返答パケットヘッダ部構造のヘッ
ダ情報として、一致しなかった通信経路情報、セキュリ
ティ情報、及び通信誤り訂正情報以外の返答パケットの
ヘッダ情報が得られる。
【0049】このように、部分的に一致する組が存在し
たので、ステップ4の判定は、「返答パケット部分高速
処理部127が使用可能」ということになり、ステップ
5が実行される。ステップ5において、返答パケット部
分高速処理部127は、パケットヘッダ情報組蓄積部1
28の情報組301から得た、返答パケットのヘッダ情
報、返答パケット情報蓄積部126から得る情報、並び
に、必要であれば、データ処理部123から渡された、
送信先アドレス及びデータ処理結果情報、より、返答パ
ケットのヘッダ部を作成する。通信誤り訂正情報が必要
であれば、演算により求める。
【0050】この場合、返答パケット部分高速処理部1
27は、パケットヘッダ情報組蓄積部128の情報組3
01から得た、返答パケットのヘッダ情報より、送信先
アドレス、送信元アドレス、及びデータ処理結果情報を
一括コピーし、返答パケット情報蓄積部126から得る
通信経路情報、及びセキュリティ情報を加え、演算によ
り求めた通信誤り訂正情報を加えて、図7(b) に示すよ
うな返答パケットのヘッダ部を作成する。
【0051】このヘッダ情報と、ステップ4において返
答パケット高速処理判定部124から渡されたデータと
から、返答パケット部分高速処理部127によって、返
答パケットが作成される。そして、ステップ7において
パケット送受信部121に渡され、ネットワークに送出
される。以上のように、返答パケット部分高速処理部1
27が使用される場合のデータ処理は行われる。
【0052】図6のフローにおいて、ステップ1で、パ
ケット送受信部121が、図7(c)に示すヘッダ部を有
するデータ処理要求パケットをネットワークから受信し
たときは、実施の形態1と同様、ステップ4で一致する
ものがなく、ステップ6が実行され、従来例と同様の処
理がされることとなる。
【0053】このように、本発明の実施の形態2による
ネットワークサーバ装置においては、パケットヘッダ情
報組蓄積部128を備えて、データ処理要求パケット用
のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報と、上記返答パケッ
ト用のヘッダ部の構造をもつヘッダ情報の組を蓄積し、
クライアントとしてネットワークに接続するコンピュー
タよりデータ処理要求パケットを受け取った際に、返答
パケット高速処理判定部124が該データ処理要求パケ
ットのヘッダ部が、パケットヘッダ情報組蓄積部128
に蓄積された情報の組の、データ処理要求パケット用構
造のヘッダ情報に、部分的に一致するものがあるかどう
かを調べ、部分的に一致する組があった場合、返答パケ
ット部分高速処理部127によって、当該情報の組の返
答パケット用構造のヘッダ情報の一部がコピーされて返
答パケットのヘッダ部が作成されることにより、高速に
返答パケットを作成することが可能となる。
【0054】本実施の形態2による装置では、一部しか
一致しなかった場合の高速化の効果は実施の形態1の装
置より小さくなるが、少なくとも一部が一致するパケッ
トについても、幾分の高速化ができるため、システム全
体としてのパフォーマンス向上を図ることが可能であ
る。
【0055】なお、返答パケット高速処理判定部124
による、部分一致の検索については、最初に部分一致す
るものを見いだした時に、返答パケット部分高速処理部
127が使用可能と判定することも可能であるし、部分
一致するものが複数あれば、その内より一致する部分が
多いものを選択するような設定とすることも可能であっ
て、システムの状況等に応じて設定することができる。
【0056】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
るネットワークサーバ装置は、データ処理要求パケット
のヘッダ部と、返答パケットのヘッダ部の情報蓄積によ
り、蓄積した情報と全体が又は部分的に一致する返答パ
ケットヘッダ部の作成の高速化を図るものである。
【0057】図8は本発明の実施の形態3による、ネッ
トワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0058】図において、131〜133、135〜1
36、及び138は、図1における111〜113、1
15〜116、及び118と同じであり、実施の形態1
で説明した通りであるので、説明を省略する。134は
返答パケット高速処理判定部であり、後述する返答パケ
ット高速処理部137、又は返答パケット部分高速処理
部139の使用の可否を判定する。137は返答パケッ
ト高速処理部であり、図1の117と同じである。13
9は返答パケット部分高速処理部であり、図5の127
と同じである。これらは実施の形態1、及び2で説明し
た通りであるので、説明を省略する。
【0059】ここでも、パケットヘッダ情報組蓄積部1
38における、情報の組の状態は、実施の形態1の場合
と同様であるとし、図2を用いるものとする。
【0060】図9は本実施の形態3によるサーバ装置に
よるデータ処理の動作を示すフローチャート図であり、
図10はパケットのヘッダ部を説明するための図であ
る。以下に本実施の形態3の装置の動作を、図9に従っ
て、図2、8及び10を参照して説明する。
【0061】図9のフローのステップ1において、図1
0(a) のヘッダ部を有するデータ処理要求パケットを受
け取ったものとする。ステップ1〜3は、実施の形態1
におけるステップ1〜3と同様に実行される。
【0062】続いてステップ4で返答パケット高速処理
判定部134は、パケットヘッダ情報組蓄積部138を
参照し、データ処理要求パケットのヘッダ部に対応する
返答パケットのヘッダ情報を検索する。ここでは、返答
パケット高速処理判定部134は、まず、実施の形態1
の装置と同様に完全一致するものを検索し、見いだせな
かった場合、実施の形態2の装置と同様に、送信先及び
送信元アドレス以外の情報で、少なくとも一部が一致す
るものを検索する。
【0063】ここで完全一致するものが見いだされた場
合、ステップ5からステップ8が実施の形態1と同様に
実行され、図10(b) に示すヘッダ部を有する返答パケ
ットが作成され、送信される。
【0064】同様にステップ1において、図10(c) の
ヘッダ部を有するデータ処理要求パケットを受け取った
場合、ステップ4の判定によりステップ6が実施の形態
2と同様に実行され、図10(d) に示すヘッダ部を有す
る返答パケットが作成され、送信される。
【0065】また、図10(e) のヘッダ部を有するデー
タ処理要求パケットを受け取った場合、ステップ4の判
定によりステップ7が従来例と同様に実行される。
【0066】このように、本発明の実施の形態3による
ネットワークサーバ装置においては、パケットヘッダ情
報組蓄積部138を備えて、データ処理要求パケット用
のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報と、上記返答パケッ
ト用のヘッダ部の構造をもつヘッダ情報の組を蓄積し、
クライアントとしてネットワークに接続するコンピュー
タよりデータ処理要求パケットを受け取った際に、返答
パケット高速処理判定部134が該データ処理要求パケ
ットのヘッダ部が、パケットヘッダ情報組蓄積部138
に蓄積された情報の組の、データ処理要求パケット用構
造のヘッダ情報に、完全一致、又は部分的に一致するも
のがあるかどうかを調べ、完全一致する組があった場合
には、返答パケット高速処理部137によって、又、部
分的に一致する組があった場合には、返答パケット部分
高速処理部139によって、当該情報の組の返答パケッ
ト用構造のヘッダ情報の一部以上がコピーされて返答パ
ケットのヘッダ部が作成されることにより、高速に返答
パケットを作成することが可能となる。
【0067】本実施の形態3による装置では、完全一致
が得られた場合には、一括コピーによる効果が大きく、
一部しか一致しなかった場合にも、幾分の高速化により
システム全体としてのパフォーマンス向上を図ることが
可能であり、実施の形態1、及び2の装置よりも、広範
囲の対応が可能である。
【0068】なお、ここでは、返答パケット高速処理判
定部134は、まず、実施の形態1の装置と同様に完全
一致するものを検索し、見いだせなかった場合、実施の
形態2の装置と同様に、送信先及び送信元アドレス以外
の情報で、少なくとも一部が一致するものを検索するも
のとしたが、先に少なくとも一部が一致するものを検索
し、見いだせた場合に、完全一致するかどうかを調べる
ような設定とすることも可能であり、システムの状況等
に応じて設定を行うことができる。
【0069】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
るネットワークサーバ装置は、パケットのヘッダ部の組
の情報蓄積により、蓄積した情報と完全一致する返答パ
ケットヘッダ部の作成の高速化を図るとともに、高速処
理できなかった場合の返答パケットヘッダ部を対応する
データ処理要求パケットヘッダ部と共に蓄積するもので
ある。
【0070】図11は本発明の実施の形態4による、ネ
ットワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0071】図において、111〜114、及び116
〜118は、図1と同じであり、実施の形態1で説明し
た通りであるので、説明を省略する。115’は返答パ
ケット処理部であり、図1の115と同様に返答パケッ
トを作成するとともに、作成した返答パケットのヘッダ
部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と対に
した組を、パケットヘッダ情報組蓄積部118に蓄積す
る機能を有する。
【0072】図12は本実施の形態4によるサーバ装置
によるデータ処理の動作を示すフローチャート図であ
る。以下に本実施の形態4の装置の動作を、図12に従
って説明する。
【0073】図12のフローのステップ1からステップ
4まで、及びステップ4の判定によって実行されるステ
ップ5、及びステップ6について、実施の形態1による
装置と同様の動作となる。又、ステップ8における返答
パケット送信も実施の形態1のステップ7と同様であ
る。
【0074】本実施の形態4の装置では、ステップ6が
実行された場合に引き続いてステップ7が実行される。
ステップ7で返答パケット処理部115’は、ステップ
6において作成した返答パケットのヘッダ部を、ステッ
プ1で受信した、対応するデータ処理要求パケットのヘ
ッダ部と対にして、パケットヘッダ情報組とし、これを
パケットヘッダ情報組蓄積部118に追加蓄積を行う。
【0075】従って、例えば図4(c) に示すヘッダ部を
有するデータ処理要求パケットを受け取った場合であっ
て、図2の情報組に一致するものを見いだせず、図12
のステップ6が実行され、高速処理できなかった場合に
も、ステップ7で図4(c) のヘッダ部と、これに対応す
る、返答パケットヘッダ部とがパケットヘッダ情報組蓄
積部118に蓄積されることによって、これ以降に図4
(c) のヘッダ部を有するデータ処理要求パケットを受け
取った場合には、ステップ4の判定よりステップ5が実
行されることとなり、返答パケットのヘッダ部の作成を
高速処理することが可能となる。
【0076】このように、本発明の実施の形態4による
ネットワークサーバ装置においては、返答パケット処理
部115’が、返答パケットを作成した際には、そのヘ
ッダ部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と
対にして、パケットヘッダ情報組蓄積部118に追加蓄
積することにより、以降に同じ要求があった場合の返答
パケット作成を高速化することが可能となる。
【0077】実施の形態5.本発明の実施の形態5によ
るネットワークサーバ装置は、パケットのヘッダ部の組
の情報蓄積により、蓄積した情報と部分一致する返答パ
ケットヘッダ部の作成の高速化を図るとともに、高速処
理できなかった場合の返答パケットヘッダ部を対応する
データ処理要求パケットヘッダ部と共に蓄積するもので
ある。
【0078】図13は本発明の実施の形態5による、ネ
ットワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0079】図において、121〜124、及び126
〜128は、図5と同じであり、実施の形態2で説明し
た通りであるので、説明を省略する。125’は返答パ
ケット処理部であり、図5の125と同様に返答パケッ
トを作成するとともに、作成した返答パケットのヘッダ
部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と対に
した組を、パケットヘッダ情報組蓄積部128に蓄積す
る機能を有する。
【0080】図14は本実施の形態5によるサーバ装置
によるデータ処理の動作を示すフローチャート図であ
る。
【0081】本実施の形態5の装置においても、図14
のフローのステップ7における、返答パケット処理部1
25’による、パケットヘッダ情報組の追加蓄積がある
以外は、実施の形態2による装置と同様の動作となる。
又、図14のステップ7における追加蓄積は、実施の形
態4のステップ7と同様に行われる。
【0082】このように、本発明の実施の形態5による
ネットワークサーバ装置においては、返答パケット処理
部125’が、返答パケットを作成した際には、そのヘ
ッダ部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と
対にして、パケットヘッダ情報組蓄積部128に追加蓄
積することにより、以降に同じ要求があった場合の返答
パケット作成を高速化することが可能となる。
【0083】又、実施の形態2と同様、少なくとも一部
が一致するパケットについても、幾分の高速化ができる
ため、システム全体としてのパフォーマンス向上を図る
ことが可能となる。
【0084】実施の形態6.本発明の実施の形態6によ
るネットワークサーバ装置は、パケットのヘッダ部の組
の情報蓄積により、蓄積した情報と完全一致または部分
一致する返答パケットヘッダ部の作成の高速化を図ると
ともに、高速処理できなかった場合の返答パケットヘッ
ダ部を対応するデータ処理要求パケットヘッダ部と共に
蓄積するものである。
【0085】図15は本発明の実施の形態6による、ネ
ットワークサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0086】図において、131〜134、及び136
〜139は、図8と同じであり、実施の形態3で説明し
た通りであるので、説明を省略する。135’は返答パ
ケット処理部であり、図8の135と同様に返答パケッ
トを作成するとともに、作成した返答パケットのヘッダ
部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と対に
した組を、パケットヘッダ情報組蓄積部138に蓄積す
る機能を有する。
【0087】図16は本実施の形態5によるサーバ装置
によるデータ処理の動作を示すフローチャート図であ
る。
【0088】本実施の形態6の装置においても、図16
のフローのステップ8における、返答パケット処理部1
35’による、パケットヘッダ情報組の追加蓄積がある
以外は、実施の形態3による装置と同様の動作となる。
又、図16のステップ8における追加蓄積は、実施の形
態4のステップ7と同様に行われる。
【0089】このように、本発明の実施の形態6による
ネットワークサーバ装置においては、返答パケット処理
部135’が、返答パケットを作成した際には、そのヘ
ッダ部を対応するデータ処理要求パケットのヘッダ部と
対にして、パケットヘッダ情報組蓄積部138に追加蓄
積することにより、以降に同じ要求があった場合の返答
パケット作成を高速化することが可能となる。
【0090】又、実施の形態3と同様、完全一致が得ら
れた場合には、一括コピーによる効果が大きく、一部し
か一致しなかった場合にも、幾分の高速化によりシステ
ム全体としてのパフォーマンス向上を図ることが可能で
あり、実施の形態4、及び5の装置よりも、広範囲の対
応が可能である。
【0091】なお、実施の形態4〜6の装置において
は、最新の要求についての情報を蓄積していくことによ
り、対応の高速化を図れるものであるが、現実には、パ
ケットヘッダ情報組蓄積部は記憶装置を用いるものであ
り、容量制限があるので、最新の要求を蓄積すると共
に、古い情報組、又は使用頻度の低い情報組は蓄積より
削除することによって、蓄積量を容量制限内に納める必
要がある。これは、例えば1組の蓄積があった場合、蓄
積が行われた時間の最も古い1組を削除する、あるいは
一定時間ごとに一定量の古いものを削除するなどとする
ことができ、又設定によっては、パケットヘッダ情報組
の使用頻度を記録してその記録に基づいて削除を行う、
あるいは優先度順に並べ替えを行い、最近に蓄積された
ものや最近に用いられたものは優先度を上げて、優先度
の低いものから一定数あるいは一定時間による削除を行
うなどの設定をすることが可能である。
【0092】
【発明の効果】請求項1のネットワークサーバ装置によ
れば、パケットヘッダ情報組蓄積部を備えて、データ処
理要求パケット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ情報
と、上記返答パケット用のヘッダ部の構造をもつヘッダ
情報の組を蓄積し、クライアントとしてネットワークに
接続するコンピュータよりのデータ処理要求パケットを
受け取った際に、返答パケット高速処理判定部が該デー
タ処理要求パケットのヘッダ部が、パケットヘッダ情報
組蓄積部に蓄積された情報の組の、データ処理要求パケ
ット用構造のヘッダ情報に完全一致、又は一部一致する
ものがあるかどうかを調べ、一致する組があった場合、
返答パケット高速処理部、又は返答パケット部分高速処
理部によって、当該情報の組の返答パケット用構造のヘ
ッダ情報が一部分以上一括コピーされて返答パケットの
ヘッダ部が作成されることにより、高速に返答パケット
を作成することで、装置負担を軽減し、システムのパフ
ォーマンスを向上することが可能となる。
【0093】請求項2のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項1のサーバ装置において、上記受信したデー
タ処理要求パケットのヘッダ部が、上記蓄積したパケッ
ト情報組のデータ処理要求パケットヘッダ部の構造を有
する部分と、完全一致するものがあった場合に、返答パ
ケット高速処理部の一括処理によって、返答パケットを
作成することにより、あらかじめ蓄積されたものと一致
する要求に対して、効率よく対応することにより、上記
の効果が得られる。
【0094】請求項3のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項1のサーバ装置において、上記受信したデー
タ処理要求パケットのヘッダ部が、上記蓄積したパケッ
ト情報組のデータ処理要求パケットヘッダ部の構造を有
する部分と、少なくとも一部分一致するものがあった場
合に、返答パケット高速処理部の一部以上の一括処理に
よって、返答パケットを作成することにより、あらかじ
め蓄積されたものと一部分以上一致する要求に対して、
広範囲に効率よく対応することにより、全体的な高速化
を図って上記の効果が得られる。
【0095】請求項4のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項1のサーバ装置において、上記受信したデー
タ処理要求パケットのヘッダ部が、上記蓄積したパケッ
ト情報組のデータ処理要求パケットヘッダ部の構造を有
する部分と、全体が、又は少なくとも一部分が一致する
ものがあった場合に、返答パケット高速処理部の全体、
又は一部の一括処理によって、返答パケットを作成する
ことにより、あらかじめ蓄積されたものと全体、又は一
部分が一致する要求に対して、広範囲に効率よく対応す
ることにより、上記の効果が得られる。
【0096】請求項5のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項2のサーバ装置において、あらかじめ蓄積し
た情報の組と一致するものがなかった場合に、従来の装
置と同様に作成したヘッダ部について、追加蓄積を行う
ことにより、以降の同様の要求に対して、高速に対応で
きるように図り、全体的なシステムのパフォーマンス向
上が可能となる。
【0097】請求項6のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項3のサーバ装置において、あらかじめ蓄積し
た情報の組と一致するものがなかった場合に、従来の装
置と同様に作成したヘッダ部について、追加蓄積を行う
ことにより、以降の同様の要求に対して、広範囲に高速
に対応できるように図り、全体的なシステムのパフォー
マンス向上が可能となる。
【0098】請求項7のネットワークサーバ装置によれ
ば、請求項4のサーバ装置において、あらかじめ蓄積し
た情報の組と一致するものがなかった場合に、従来の装
置と同様に作成したヘッダ部について、追加蓄積を行う
ことにより、以降の同様の要求に対して、広範囲に効率
的に高速に対応できるように図り、全体的なシステムの
パフォーマンス向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるネットワークサー
バ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態のネットワークサーバ装置で蓄積
されるパケットヘッダ情報組の蓄積の状態を示す図であ
る。
【図3】同実施の形態のネットワークサーバ装置による
データ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図4】同実施の形態のネットワークで用いられるパケ
ットのヘッダ部の構成を示す概念図である。
【図5】本発明の実施の形態2によるネットワークサー
バ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】同実施の形態のネットワークサーバ装置による
データ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図7】同実施の形態のネットワークで用いられるパケ
ットのヘッダ部の構成を示す概念図である。
【図8】本発明の実施の形態3によるネットワークサー
バ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】同実施の形態のネットワークサーバ装置による
データ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図10】同実施の形態のネットワークで用いられるパ
ケットのヘッダ部の構成を示す概念図である。
【図11】本発明の実施の形態4によるネットワークサ
ーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図12】同実施の形態のネットワークサーバ装置によ
るデータ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図13】本発明の実施の形態5によるネットワークサ
ーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図14】同実施の形態のネットワークサーバ装置によ
るデータ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図15】本発明の実施の形態6によるネットワークサ
ーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図16】同実施の形態のネットワークサーバ装置によ
るデータ処理の動作を示すフローチャート図である。
【図17】ネットワークによるデータ処理システムを示
す図である。
【図18】ネットワークシステムで用いられるパケット
の構成の一例を示す概念図である。
【図19】従来の技術によるネットワークサーバ装置の
構成を示すブロック図である。
【図20】同ネットワークサーバ装置によるデータ処理
の動作を示すフローチャート図である。
【図21】同ネットワークサーバ装置による返答パケッ
トの作成を説明するための図である。
【符号の説明】
101,111,121,131 パケット送受信
部 102,112,122,132 パケット処理部 103,113,123,133 データ処理部 104,115,125,135 返答パケット処
理部 115’,125’,135’ 返答パケット処
理部 105,116,126,136 返答パケット情
報蓄積部 114,124,134 返答パケット高
速処理判定部 117,137 返答パケット高
速処理部 127,139 返答パケット部
分高速処理部 118,128,138 パケットヘッダ
情報組蓄積部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータがネットワークを介
    して接続し、ヘッダ部とデータ部からなるパケットの交
    換によってデータ処理を行うデータ処理システムで、デ
    ータを一元管理し、他のコンピュータのデータ処理要求
    パケットに対して、返答パケットを送信することによっ
    てデータ処理を行うネットワークサーバ装置において、 上記データ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を持つ
    ヘッダ情報と、上記返答パケット用のヘッダ部の構造を
    もつヘッダ情報の組を蓄積するパケットヘッダ情報組蓄
    積部と、 上記返答パケットのヘッダ部を作成するためのヘッダ情
    報が蓄積される返答パケット情報蓄積部と、 上記データ処理要求パケットを受信したとき、上記返答
    パケットを作成するにあたって、上記パケットヘッダ情
    報組蓄積部を参照することによって、後述する返答パケ
    ット高速処理部、返答パケット部分高速処理部、及び返
    答パケット処理部のいずれが返答パケットを作成するか
    を判定する返答パケット高速処理判定部と、 上記返答パケット高速処理判定部の判定により、返答パ
    ケットを作成することとされた場合に、上記パケットヘ
    ッダ情報組蓄積部に蓄積された情報を用いることにより
    返答パケットを作成する返答パケット高速処理部と、 上記返答パケット高速処理判定部の判定により、返答パ
    ケットを作成することとされた場合に、上記パケットヘ
    ッダ情報組蓄積部、及び上記返答パケット情報蓄積部に
    蓄積された情報を用いて返答パケットを作成する返答パ
    ケット部分高速処理部と、 上記返答パケット高速処理判定部の判定により、返答パ
    ケットを作成することとされた場合に、上記返答パケッ
    ト情報蓄積部に蓄積された情報を用いて、返答パケット
    を作成する返答パケット処理部とを備えることを特徴と
    するネットワークサーバ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット高速処理判定部は、 上記パケットへッダ情報組蓄積部の参照により、上記蓄
    積されたパケットヘッダ情報組の中に、上記受信したデ
    ータ処理要求パケットのヘッダ部と完全に一致する、デ
    ータ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ
    情報を含んだものを取得できる場合に、上記返答パケッ
    ト高速処理部が返答パケットを作成することと判定し、 上記取得できない場合は、上記返答パケット処理部が返
    答パケットを作成することと判定するものであることを
    特徴とするネットワークサーバ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット高速処理判定部は、 上記パケットヘッダ情報組蓄積部の参照により、上記蓄
    積されたパケットヘッダ情報組の中に、上記受信したデ
    ータ処理要求パケットのヘッダ部と少なくとも一部が一
    致する、データ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を
    持つヘッダ情報を含んだものを取得できる場合に、上記
    返答パケット部分高速処理部が返答パケットを作成する
    ことと判定し、 上記取得できない場合は、上記返答パケット処理部が返
    答パケットを作成することと判定するものであることを
    特徴とするネットワークサーバ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット高速処理判定部は、 上記パケットへッダ情報組蓄積部の参照により、上記蓄
    積されたパケットヘッダ情報組の中に、上記受信したデ
    ータ処理要求パケットのヘッダ部と完全に一致する、デ
    ータ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を持つヘッダ
    情報を含んだものを取得できる場合に、上記返答パケッ
    ト高速処理部が返答パケットを作成することと判定し、 上記パケットヘッダ情報組蓄積部の参照により、上記蓄
    積されたパケットヘッダ情報組の中に、上記受信したデ
    ータ処理要求パケットのヘッダ部と少なくとも一部が一
    致する、データ処理要求パケット用のヘッダ部の構造を
    持つヘッダ情報を含んだものを取得できる場合に、上記
    返答パケット部分高速処理部が返答パケットを作成する
    ことと判定し、 上記いずれも取得できない場合は、上記返答パケット処
    理部が返答パケットを作成することと判定するものであ
    ることを特徴とするネットワークサーバ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット処理部は、 上記返答パケットを作成した後、上記受信したデータ処
    理要求のヘッダ部と、上記作成した返答パケットのヘッ
    ダ部との組を、上記パケットヘッダ情報組蓄積部に追加
    するものであることを特徴とするネットワークサーバ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット処理部は、 上記返答パケットを作成した後、上記受信したデータ処
    理要求のヘッダ部と、上記作成した返答パケットのヘッ
    ダ部との組を、上記パケットヘッダ情報組蓄積部に追加
    するものであることを特徴とするネットワークサーバ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のネットワークサーバ装
    置において、 上記返答パケット処理部は、 上記返答パケットを作成した後、上記受信したデータ処
    理要求のヘッダ部と、上記作成した返答パケットのヘッ
    ダ部との組を、上記パケットヘッダ情報組蓄積部に追加
    するものであることを特徴とするネットワークサーバ装
    置。
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JP2013062667A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2016163087A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日本電気株式会社 通信装置、末端装置、中央サーバ装置、情報処理システム、電文処理方法及び電文生成方法

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