JPH10174441A - 電流形変換装置 - Google Patents
電流形変換装置Info
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- JPH10174441A JPH10174441A JP8335228A JP33522896A JPH10174441A JP H10174441 A JPH10174441 A JP H10174441A JP 8335228 A JP8335228 A JP 8335228A JP 33522896 A JP33522896 A JP 33522896A JP H10174441 A JPH10174441 A JP H10174441A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】主回路電流を遮断することなく、短絡電流のみ
遮断することにより、変換器の短絡電流耐量の低減、変
換器の小型化、経済性の向上を実現する電流形変換装置
を提供すること。 【解決手段】U相のGTO5aが破損したと仮定する
と、短絡電流は、交流S相→GTO5b→ヒューズ9b
→ヒューズ9a→自己消弧形素子5a→交流R相の経路
で流れる(図1内点線)。短絡電流をヒューズ9a、9
bで高速に限流し、変換器を過大な短絡電流より保護す
る。主回路電流は、短絡電流を保護しつつ流す必要があ
る。そこで、ヒューズ9bと並列にダイオード10bを
接続し、ヒューズ9bが溶断しても主回路電流が、ヒュ
ーズ9bの代わりにダイオード10bを経由して流れる
ようにする。
遮断することにより、変換器の短絡電流耐量の低減、変
換器の小型化、経済性の向上を実現する電流形変換装置
を提供すること。 【解決手段】U相のGTO5aが破損したと仮定する
と、短絡電流は、交流S相→GTO5b→ヒューズ9b
→ヒューズ9a→自己消弧形素子5a→交流R相の経路
で流れる(図1内点線)。短絡電流をヒューズ9a、9
bで高速に限流し、変換器を過大な短絡電流より保護す
る。主回路電流は、短絡電流を保護しつつ流す必要があ
る。そこで、ヒューズ9bと並列にダイオード10bを
接続し、ヒューズ9bが溶断しても主回路電流が、ヒュ
ーズ9bの代わりにダイオード10bを経由して流れる
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電力を直流電
力に変換する電流形変換装置に関する。
力に変換する電流形変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超伝導エネルギ貯蔵装置(SME
S)や直流送電の交直変換器として、自己消弧形素子
(例えば、ゲートターンオフサイリスタ、以下GTOと
称す)を用いた電流形変換装置が用いられている。
S)や直流送電の交直変換器として、自己消弧形素子
(例えば、ゲートターンオフサイリスタ、以下GTOと
称す)を用いた電流形変換装置が用いられている。
【0003】従来の変換装置に関して、図7、図8を用
いて説明する。1は交流母線、2は交流遮断器、3は変
圧器、4はコンデンサで、自己消弧形素子が電流遮断す
ると、交流インダクタンスにより発生する過電圧を吸収
する働きをする。5a〜5fは各アームを構成するGT
O、、6は大きなインダクタンスを有する負荷で、例え
ばSMESでは超伝導コイルにおいて数百mH〜数Hの
インダクタンスを有している。7は変換器を制御する制
御装置で、5a〜5fのGTOへのゲートパルス信号の
送出、系統側との電力の授受や故障時の変換器保護な
ど、変換器の制御、保護を行っている。8は保護短絡ス
イッチで、変換器の故障時に投入し、変換器の電流をこ
の短絡スイッチに移し、変換器を故障電流により保護す
る。
いて説明する。1は交流母線、2は交流遮断器、3は変
圧器、4はコンデンサで、自己消弧形素子が電流遮断す
ると、交流インダクタンスにより発生する過電圧を吸収
する働きをする。5a〜5fは各アームを構成するGT
O、、6は大きなインダクタンスを有する負荷で、例え
ばSMESでは超伝導コイルにおいて数百mH〜数Hの
インダクタンスを有している。7は変換器を制御する制
御装置で、5a〜5fのGTOへのゲートパルス信号の
送出、系統側との電力の授受や故障時の変換器保護な
ど、変換器の制御、保護を行っている。8は保護短絡ス
イッチで、変換器の故障時に投入し、変換器の電流をこ
の短絡スイッチに移し、変換器を故障電流により保護す
る。
【0004】図8は、通常運転時の各相のゲートパルス
と交流電流波形の一例である。なお、各ゲートパルス
は、1パルス/周期としているが、多パルス/周期でも
同様である。電流形変換装置のゲートパルスの特徴は、
負荷6より見て必ず一巡の電流経路を形成するように送
出している。即ち、高電圧側のアーム(U、V、W)と
低圧側のアーム(X、Y、Z)はそれぞれいずれかのア
ームにゲートパルスを送出している。例えば、U相とZ
相が点呼している場合は、交流R相→U相アーム(5a
のGTO点弧)→負荷6→Z相アーム(5fのGTO点
弧)→交流T相→交流R相と一巡の電流経路を構成して
いる。
と交流電流波形の一例である。なお、各ゲートパルス
は、1パルス/周期としているが、多パルス/周期でも
同様である。電流形変換装置のゲートパルスの特徴は、
負荷6より見て必ず一巡の電流経路を形成するように送
出している。即ち、高電圧側のアーム(U、V、W)と
低圧側のアーム(X、Y、Z)はそれぞれいずれかのア
ームにゲートパルスを送出している。例えば、U相とZ
相が点呼している場合は、交流R相→U相アーム(5a
のGTO点弧)→負荷6→Z相アーム(5fのGTO点
弧)→交流T相→交流R相と一巡の電流経路を構成して
いる。
【0005】また、交流電流波形(IR 、IS 、IT )
に着目すると、断続波形になっている。GTOがターン
オフして電流を遮断すると、変圧器3のインピーダンス
等の交流回路におけるインダクタンスの電磁エネルギに
より過電圧が生じる。この過電圧を吸収するため、コン
デンサ4が設けられているこのような電流形変換装置に
では、変換器に何らかの故障が発生し、変換器を保護停
止する場合、急激にゲートブロック保護(電流遮断)を
行うと、直流回路の電流も遮断されるので、負荷や直流
回路のインダクタンスによる過電圧も発生し、交流回路
によるインダクタンスによる過電圧と重畳し、変換器を
異常な過電圧で破損することが考えられる。
に着目すると、断続波形になっている。GTOがターン
オフして電流を遮断すると、変圧器3のインピーダンス
等の交流回路におけるインダクタンスの電磁エネルギに
より過電圧が生じる。この過電圧を吸収するため、コン
デンサ4が設けられているこのような電流形変換装置に
では、変換器に何らかの故障が発生し、変換器を保護停
止する場合、急激にゲートブロック保護(電流遮断)を
行うと、直流回路の電流も遮断されるので、負荷や直流
回路のインダクタンスによる過電圧も発生し、交流回路
によるインダクタンスによる過電圧と重畳し、変換器を
異常な過電圧で破損することが考えられる。
【0006】この不具合を是正するために、従来の電流
形変換装置では、保護短絡スイッチ8を投入し、直流電
流の通電経路を確保した上で、GTOにターンオフ信号
を与え、変換器を保護停止している。
形変換装置では、保護短絡スイッチ8を投入し、直流電
流の通電経路を確保した上で、GTOにターンオフ信号
を与え、変換器を保護停止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電流形変換装置においては、自己消弧形素子が故障
すると、アームには短絡電流が流れ、この短絡電流は交
流回路インダクタンスに抑制されるだけであるため、数
十kA〜数百kA以上の大電流となる問題があった。
来の電流形変換装置においては、自己消弧形素子が故障
すると、アームには短絡電流が流れ、この短絡電流は交
流回路インダクタンスに抑制されるだけであるため、数
十kA〜数百kA以上の大電流となる問題があった。
【0008】さらに、この短絡電流に耐え得る装置にす
る必要から、変換器の大型化、装置価格の上昇という問
題があった。そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、主
回路電流を遮断することなく、短絡電流のみ遮断するこ
とにより、変換器の短絡電流耐量の低減、変換器の小型
化、経済性の向上を実現する電流形変換装置を提供する
ことを目的とする。
る必要から、変換器の大型化、装置価格の上昇という問
題があった。そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、主
回路電流を遮断することなく、短絡電流のみ遮断するこ
とにより、変換器の短絡電流耐量の低減、変換器の小型
化、経済性の向上を実現する電流形変換装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、各相のアームをブリッジ構
成した自己消弧形素子と、該自己消弧形素子にオン/オ
フ信号を与える制御装置とを有し、交流電力を直流電力
に変換する電流形変換装置において、該自己消弧形素子
に直列接続された遮断手段と、該遮断手段に並列接続さ
れた整流素子とを具備したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、各相のアームをブリッジ構
成した自己消弧形素子と、該自己消弧形素子にオン/オ
フ信号を与える制御装置とを有し、交流電力を直流電力
に変換する電流形変換装置において、該自己消弧形素子
に直列接続された遮断手段と、該遮断手段に並列接続さ
れた整流素子とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、該制御装置は、該
遮断手段が遮断した場合に、該遮断した遮断手段に対応
する上下対のアームの自己消弧形素子にオン信号を与
え、他の自己消弧形素子にオフ信号を与えることを特徴
とする。
遮断手段が遮断した場合に、該遮断した遮断手段に対応
する上下対のアームの自己消弧形素子にオン信号を与
え、他の自己消弧形素子にオフ信号を与えることを特徴
とする。
【0011】請求項3記載の発明は、該制御装置は、該
遮断手段が遮断した場合に、該遮断した遮断手段の遮断
検出信号と該遮断した遮断手段に直列接続された自己消
弧形素子のオン信号とのAND条件に基づき、該遮断し
た遮断手段に対応する上下対のアームの自己消弧形素子
にオン信号を与え、他の自己消弧形素子にオフ信号を与
えることを特徴とする。
遮断手段が遮断した場合に、該遮断した遮断手段の遮断
検出信号と該遮断した遮断手段に直列接続された自己消
弧形素子のオン信号とのAND条件に基づき、該遮断し
た遮断手段に対応する上下対のアームの自己消弧形素子
にオン信号を与え、他の自己消弧形素子にオフ信号を与
えることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、該直流電力側に保
護短絡スイッチを設けたことを特徴とする。請求項5記
載の発明は、各相のアームをブリッジ構成した第1の自
己消弧形素子と、該自己消弧形素子にオン/オフ信号を
与える制御装置とを有し、交流電力を直流電力に変換す
る電流形変換装置において、該第1の自己消弧形素子に
直列接続された遮断手段と、該遮断手段に並列接続され
た第2の自己消弧形素子とを具備したことを特徴とす
る。
護短絡スイッチを設けたことを特徴とする。請求項5記
載の発明は、各相のアームをブリッジ構成した第1の自
己消弧形素子と、該自己消弧形素子にオン/オフ信号を
与える制御装置とを有し、交流電力を直流電力に変換す
る電流形変換装置において、該第1の自己消弧形素子に
直列接続された遮断手段と、該遮断手段に並列接続され
た第2の自己消弧形素子とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】請求項6記載の発明は、各相のアームをブ
リッジ構成した第1の自己消弧形素子と、該自己消弧形
素子にオン/オフ信号を与える制御装置とを有し、交流
電力を直流電力に変換する電流形変換装置において、該
第1の自己消弧形素子に直列接続された遮断手段と、該
遮断手段に並列接続された第2の自己消弧形素子と整流
素子から成る直列回路とを具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、該遮断手段はヒューズで、該整
流素子はダイオードにより構成されたことを特徴とす
る。
リッジ構成した第1の自己消弧形素子と、該自己消弧形
素子にオン/オフ信号を与える制御装置とを有し、交流
電力を直流電力に変換する電流形変換装置において、該
第1の自己消弧形素子に直列接続された遮断手段と、該
遮断手段に並列接続された第2の自己消弧形素子と整流
素子から成る直列回路とを具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、該遮断手段はヒューズで、該整
流素子はダイオードにより構成されたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図1を用いて説明する。図7における従来例と同じ構
成要素については、同じ符号を付け、説明を省略する。
9a〜9fは半導体素子保護用高速限流ヒューズで、そ
れぞれ自己消弧形素子(例えば、GTO)5a〜5fと
直列に接続されている。10a〜10fはダイオード
で、それぞれヒューズ6a〜6fに並列に接続されてい
る。
て図1を用いて説明する。図7における従来例と同じ構
成要素については、同じ符号を付け、説明を省略する。
9a〜9fは半導体素子保護用高速限流ヒューズで、そ
れぞれ自己消弧形素子(例えば、GTO)5a〜5fと
直列に接続されている。10a〜10fはダイオード
で、それぞれヒューズ6a〜6fに並列に接続されてい
る。
【0015】次に、電流経路を説明する。図8に示すゲ
ートパルスで変換器が運転され、例えばV相とZ相が点
弧しているとするときは、交流S相→GTO5b→ヒュ
ーズ9b→負荷6→GTO5f→ヒューズ9f→交流T
相の経路で、主回路電流が通電している(図1実線)。
ートパルスで変換器が運転され、例えばV相とZ相が点
弧しているとするときは、交流S相→GTO5b→ヒュ
ーズ9b→負荷6→GTO5f→ヒューズ9f→交流T
相の経路で、主回路電流が通電している(図1実線)。
【0016】ここで、何らかの原因でU相のGTO5a
が破損したと仮定すると、短絡電流は、交流S相→GT
O5b→ヒューズ9b→ヒューズ9a→自己消弧形素子
5a→交流R相の経路で流れる(図1点線)。短絡電流
をヒューズ9a、9bで高速に限流し、変換器を過大な
短絡電流より保護する。
が破損したと仮定すると、短絡電流は、交流S相→GT
O5b→ヒューズ9b→ヒューズ9a→自己消弧形素子
5a→交流R相の経路で流れる(図1点線)。短絡電流
をヒューズ9a、9bで高速に限流し、変換器を過大な
短絡電流より保護する。
【0017】主回路電流は、短絡電流を保護しつつ、流
す必要がある。そこで、ヒューズ9bと並列にダイオー
ド10bを接続し、ヒューズ9bが溶断しても主回路電
流が、ヒューズ9bの代わりにダイオード10bを経由
して流れるようにする。
す必要がある。そこで、ヒューズ9bと並列にダイオー
ド10bを接続し、ヒューズ9bが溶断しても主回路電
流が、ヒューズ9bの代わりにダイオード10bを経由
して流れるようにする。
【0018】このように、本実施の形態により、GTO
が破損しアーム短絡事故が発生しても、ヒューズにより
短絡電流を高速に限流して、変換器を過大な短絡電流か
ら保護でき、かつヒューズと並列に接続したダイオード
が主回路電流の電流経路を確保するため、主回路電流の
遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因として、
他の健全なアームのGTOを破損することや変換器の破
損が生じなくなる。
が破損しアーム短絡事故が発生しても、ヒューズにより
短絡電流を高速に限流して、変換器を過大な短絡電流か
ら保護でき、かつヒューズと並列に接続したダイオード
が主回路電流の電流経路を確保するため、主回路電流の
遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因として、
他の健全なアームのGTOを破損することや変換器の破
損が生じなくなる。
【0019】本発明の第2の実施の形態について図2を
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態と
同じ構成であり、図2の実線Aが主回路電流の経路であ
る。第1の実施の形態で示すように、ヒューズ9bが溶
断しても主回路電流がヒューズ9bの代わりにダイオー
ド10bを経由して流れるようにした後に、さらに次の
動作を行うものである。
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態と
同じ構成であり、図2の実線Aが主回路電流の経路であ
る。第1の実施の形態で示すように、ヒューズ9bが溶
断しても主回路電流がヒューズ9bの代わりにダイオー
ド10bを経由して流れるようにした後に、さらに次の
動作を行うものである。
【0020】ヒューズ9a、9bの溶断を検出し、健全
な上下対称アームのGTO5c、5fにターンオンゲー
ト信号を与え、GTO5a、5b、5d、5eにターン
オフゲート信号を与える。
な上下対称アームのGTO5c、5fにターンオンゲー
ト信号を与え、GTO5a、5b、5d、5eにターン
オフゲート信号を与える。
【0021】この結果、主回路電流は、GTO5c→ヒ
ューズ9c→負荷6→GTO5f→ヒューズ10fの、
いわゆるWーZ相のバイパスペアー運転となる(図2実
線B)。そのため、ダイオード10bに電流が流れる時
間はわずかとなり、ダイオードの定格を小さくすること
ができる。
ューズ9c→負荷6→GTO5f→ヒューズ10fの、
いわゆるWーZ相のバイパスペアー運転となる(図2実
線B)。そのため、ダイオード10bに電流が流れる時
間はわずかとなり、ダイオードの定格を小さくすること
ができる。
【0022】このように本実施の形態により、主回路電
流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因とし
た変換器の破損が生じなくなり、さらに、ヒューズと並
列に接続するダイオードの定格を選定することができ、
変換器のコンパクト化が図れる。
流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因とし
た変換器の破損が生じなくなり、さらに、ヒューズと並
列に接続するダイオードの定格を選定することができ、
変換器のコンパクト化が図れる。
【0023】本発明の第3の実施の形態について図3を
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態と
同じ構成であり、GTO5aが破損した場合の主回路電
流(図3(a)実線A)は、ヒューズ9bが溶断しても
ヒューズ9bの代わりにダイオード10bを経由して流
れるようになる。ただし、本実施の形態は、制御装置7
からのゲートパルスの発信条件を、図3(b)のように
し、アームのオンゲート信号と当該アームの高速限流ヒ
ューズの溶断検出信号とのAND条件により、当該アー
ムと上下対をなすアームにオンゲート信号を送出するも
のである。
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態と
同じ構成であり、GTO5aが破損した場合の主回路電
流(図3(a)実線A)は、ヒューズ9bが溶断しても
ヒューズ9bの代わりにダイオード10bを経由して流
れるようになる。ただし、本実施の形態は、制御装置7
からのゲートパルスの発信条件を、図3(b)のように
し、アームのオンゲート信号と当該アームの高速限流ヒ
ューズの溶断検出信号とのAND条件により、当該アー
ムと上下対をなすアームにオンゲート信号を送出するも
のである。
【0024】ヒューズ9a、9bにおける溶断を検出
し、VアームのGTO5bにはオンゲート信号が送出さ
れている。ここで、図3(a)の発信条件のブロック図
に基づき、ヒューズ9bの溶断信号とGTO5bのオン
信号の条件により、YアームのGTO5eにオンゲート
信号が与えられ、YアームのGTO5eが点弧する。さ
らに、GTO5bと5e以外のGTO5a、5c、5
d、5fにはターンオフゲート信号が与えられ、GTO
5a、5c、5d、5fはターンオフする。
し、VアームのGTO5bにはオンゲート信号が送出さ
れている。ここで、図3(a)の発信条件のブロック図
に基づき、ヒューズ9bの溶断信号とGTO5bのオン
信号の条件により、YアームのGTO5eにオンゲート
信号が与えられ、YアームのGTO5eが点弧する。さ
らに、GTO5bと5e以外のGTO5a、5c、5
d、5fにはターンオフゲート信号が与えられ、GTO
5a、5c、5d、5fはターンオフする。
【0025】この結果、主回路電流は、GTO5b→ダ
イオード10b→負荷6→GTO5e→ヒューズ10e
の、いわゆるVーY相のバイパスペアー運転となる(図
2実線B)。
イオード10b→負荷6→GTO5e→ヒューズ10e
の、いわゆるVーY相のバイパスペアー運転となる(図
2実線B)。
【0026】このように本実施の形態によれば、主回路
電流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因と
して、他の健全なアームのGTOを破損することや変換
器の破損が生じなくなり、さらに、ヒューズの溶断を検
出して主回路電流を直ちに上下対アームのバイパスペア
運転に移行させるため、電流形変換装置を安全かつ高速
に運転停止することができる。
電流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因と
して、他の健全なアームのGTOを破損することや変換
器の破損が生じなくなり、さらに、ヒューズの溶断を検
出して主回路電流を直ちに上下対アームのバイパスペア
運転に移行させるため、電流形変換装置を安全かつ高速
に運転停止することができる。
【0027】なお、図3(b)は、U、X相についての
ブロック図であるが、これは同様にV,Y相、W,Z相
にも適用できる。本発明の第4の実施の形態について図
4を用いて説明する。
ブロック図であるが、これは同様にV,Y相、W,Z相
にも適用できる。本発明の第4の実施の形態について図
4を用いて説明する。
【0028】本実施の形態は、第1の実施の形態と同じ
構成であり、GTO5aが破損した場合の主回路電流
(図4実線A)は、ヒューズ9bが溶断してもヒューズ
9bの代わりにダイオード10bを経由して流れるよう
になっている。
構成であり、GTO5aが破損した場合の主回路電流
(図4実線A)は、ヒューズ9bが溶断してもヒューズ
9bの代わりにダイオード10bを経由して流れるよう
になっている。
【0029】本実施の形態は、さらに、ヒューズ9a、
9bにおける溶断を検出し、保護短絡スイッチ8を投入
後、GTO5a〜5fにターンオフゲート信号を送り、
全てのGTOをターンオフさせる。
9bにおける溶断を検出し、保護短絡スイッチ8を投入
後、GTO5a〜5fにターンオフゲート信号を送り、
全てのGTOをターンオフさせる。
【0030】この結果、主回路電流は、変換器をバイパ
スして、保護短絡スイッチ8と負荷6との間で還流する
ことになる(図4実線B)。このように本実施の形態に
よれば、ヒューズの溶断を検出して主回路電流を直ちに
直流回路に設けた保護短絡スイッチに転流させるため、
電流形変換装置を安全かつ高速に運転停止することがで
きる。
スして、保護短絡スイッチ8と負荷6との間で還流する
ことになる(図4実線B)。このように本実施の形態に
よれば、ヒューズの溶断を検出して主回路電流を直ちに
直流回路に設けた保護短絡スイッチに転流させるため、
電流形変換装置を安全かつ高速に運転停止することがで
きる。
【0031】本発明の第5の実施の形態について図5を
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に
おけるヒューズ9a〜9fに並列接続されているダイオ
ード10a〜10fを、自己消弧形素子(例えばGT
O)11a〜11fとしたものである。GTO5aが破
損した場合の主回路電流(図5実線)は、ヒューズ9b
が溶断してもヒューズ9bの代わりにGTO11bを経
由して流れるようになっている。さらに、GTO5a〜
5fとGTO11a〜11fにそれぞれ、同じゲートパ
ルスを与えることも可能である。
用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に
おけるヒューズ9a〜9fに並列接続されているダイオ
ード10a〜10fを、自己消弧形素子(例えばGT
O)11a〜11fとしたものである。GTO5aが破
損した場合の主回路電流(図5実線)は、ヒューズ9b
が溶断してもヒューズ9bの代わりにGTO11bを経
由して流れるようになっている。さらに、GTO5a〜
5fとGTO11a〜11fにそれぞれ、同じゲートパ
ルスを与えることも可能である。
【0032】このように、本実施の形態により、主回路
電流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因と
して、他の健全なアームのGTOを破損することや変換
器の破損が生じなくなり、さらに、各アームにおいてG
TO5a〜5fが破損しても、そのまま運転を継続する
ことができる。
電流の遮断に伴う過電圧の発生がなく、過電圧を原因と
して、他の健全なアームのGTOを破損することや変換
器の破損が生じなくなり、さらに、各アームにおいてG
TO5a〜5fが破損しても、そのまま運転を継続する
ことができる。
【0033】本発明の第6の実施の形態について図6を
用いて説明する。本実施の形態は、第5の実施の形態に
おいて、ヒューズ9a〜9fに、ダイオード10a〜1
0fと自己消弧形素子(例えばGTO)11a〜11f
から成る直列回路を並列に接続したものである。第5の
実施の形態同様、GTO5a〜5fと、GTO11a〜
11fには、同じゲートパルスを与えるものとする。
用いて説明する。本実施の形態は、第5の実施の形態に
おいて、ヒューズ9a〜9fに、ダイオード10a〜1
0fと自己消弧形素子(例えばGTO)11a〜11f
から成る直列回路を並列に接続したものである。第5の
実施の形態同様、GTO5a〜5fと、GTO11a〜
11fには、同じゲートパルスを与えるものとする。
【0034】この結果、本実施の形態により、GTO5
a〜5fが破損し、アーム短絡事故が生じても、ヒュー
ズ9a〜9fにより変換器を過大な短絡電流から保護で
き、かつGTO11a〜11fが主回路電流の電流経路
となるので、主回路電流の遮断に伴う過電圧の発生がな
く、過電圧による変換器の破損を防ぐことができ、運第
5の実施の形態以上に、運転継続性の信頼度が向上す
る。
a〜5fが破損し、アーム短絡事故が生じても、ヒュー
ズ9a〜9fにより変換器を過大な短絡電流から保護で
き、かつGTO11a〜11fが主回路電流の電流経路
となるので、主回路電流の遮断に伴う過電圧の発生がな
く、過電圧による変換器の破損を防ぐことができ、運第
5の実施の形態以上に、運転継続性の信頼度が向上す
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明により、主回路電
流を遮断することなく、短絡電流のみ遮断することによ
り、変換器の短絡電流耐量の低減、変換器の小型化、経
済性の向上を実現する電流形変換装置を提供することが
できる。
流を遮断することなく、短絡電流のみ遮断することによ
り、変換器の短絡電流耐量の低減、変換器の小型化、経
済性の向上を実現する電流形変換装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る電流形変換装
置の概念図。
置の概念図。
【図7】従来の電流形変換装置の構成図。
【図8】電流形変換装置のゲートパルス及び交流電流波
形を示す波形図。
形を示す波形図。
1 交流母線 2 交流遮断器 3 変圧器 4 コンデンサ 5、11 GTO 6 負荷 7 制御装置 8 保護短絡スイッチ 9 ヒューズ 10 ダイオード
Claims (7)
- 【請求項1】各相のアームをブリッジ構成した自己消弧
形素子と、 前記自己消弧形素子にオン/オフ信号を与える制御装置
とを有し、交流電力を直流電力に変換する電流形変換装
置において、 前記自己消弧形素子に直列接続された遮断手段と、前記
遮断手段に並列接続された整流素子とを具備したことを
特徴とする電流形変換装置。 - 【請求項2】前記制御装置は、前記遮断手段が遮断した
場合に、前記遮断した遮断手段に対応する上下対のアー
ムの自己消弧形素子にオン信号を与え、他の自己消弧形
素子にオフ信号を与えることを特徴とする請求項1記載
の電流形変換装置。 - 【請求項3】前記制御装置は、前記遮断手段が遮断した
場合に、前記遮断した遮断手段の遮断検出信号と前記遮
断した遮断手段に直列接続された自己消弧形素子のオン
信号とのAND条件に基づき、前記遮断した遮断手段に
対応する上下対のアームの自己消弧形素子にオン信号を
与え、他の自己消弧形素子にオフ信号を与えることを特
徴とする請求項1記載の電流形変換装置。 - 【請求項4】請求項1記載の電流形変換装置において、 前記直流電力側に保護短絡スイッチを設けたことを特徴
とする電流形変換装置。 - 【請求項5】各相のアームをブリッジ構成した第1の自
己消弧形素子と、 前記自己消弧形素子にオン/オフ信号を与える制御装置
とを有し、交流電力を直流電力に変換する電流形変換装
置において、 前記第1の自己消弧形素子に直列接続された遮断手段
と、前記遮断手段に並列接続された第2の自己消弧形素
子とを具備したことを特徴とする電流形変換装置。 - 【請求項6】各相のアームをブリッジ構成した第1の自
己消弧形素子と、 前記自己消弧形素子にオン/オフ信号を与える制御装置
とを有し、交流電力を直流電力に変換する電流形変換装
置において、 前記第1の自己消弧形素子に直列接続された遮断手段
と、前記遮断手段に並列接続された第2の自己消弧形素
子と整流素子から成る直列回路とを具備したことを特徴
とする電流形変換装置。 - 【請求項7】前記遮断手段はヒューズで、前記整流素子
はダイオードにより構成されたことを特徴とする請求項
1乃至請求項6記載の電流形変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8335228A JPH10174441A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 電流形変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8335228A JPH10174441A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 電流形変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174441A true JPH10174441A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18286185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8335228A Pending JPH10174441A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 電流形変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10174441A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104600693A (zh) * | 2015-01-07 | 2015-05-06 | 中国科学院电工研究所 | 用于直流电网的储能—断路器 |
| CN105743370A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-07-06 | 中国科学院电工研究所 | 一种超导储能变流器及其调制方式 |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP8335228A patent/JPH10174441A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104600693A (zh) * | 2015-01-07 | 2015-05-06 | 中国科学院电工研究所 | 用于直流电网的储能—断路器 |
| CN105743370A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-07-06 | 中国科学院电工研究所 | 一种超导储能变流器及其调制方式 |
| CN105743370B (zh) * | 2016-03-29 | 2019-05-03 | 中国科学院电工研究所 | 一种超导储能变流器及其调制方式 |
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